JPH0767848A - 生体磁気計測装置および生体磁気計測方法 - Google Patents
生体磁気計測装置および生体磁気計測方法Info
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- JPH0767848A JPH0767848A JP5217803A JP21780393A JPH0767848A JP H0767848 A JPH0767848 A JP H0767848A JP 5217803 A JP5217803 A JP 5217803A JP 21780393 A JP21780393 A JP 21780393A JP H0767848 A JPH0767848 A JP H0767848A
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- magnetic field
- living body
- pickup coil
- weak magnetic
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、神経信号に起因する生体微弱磁場
を超電導量子干渉素子磁束計を用いて検出する際に、計
測の妨げとなる刺激電流が発生させる磁場の影響を低減
させる装置と、刺激電流の磁場に影響されずに生体微弱
磁場を正確に計測できる方法の提供を目的とする。 【構成】 本発明は、生体に電気刺激を与える電気刺激
装置2と、前記電気刺激によって生体に生じる神経信号
伝達に伴う微弱磁場を検出する超電導量子干渉素子磁束
計8とを具備する生体磁気計測装置において、前記超電
導量子干渉素子磁束計8が前記微弱磁場を検出するピッ
クアップコイル10を備え、前記微弱磁場の磁束線が前
記ピックアップコイル10のコイル面を垂直に貫くよう
にピックアップコイル10を配置してなるものである。
を超電導量子干渉素子磁束計を用いて検出する際に、計
測の妨げとなる刺激電流が発生させる磁場の影響を低減
させる装置と、刺激電流の磁場に影響されずに生体微弱
磁場を正確に計測できる方法の提供を目的とする。 【構成】 本発明は、生体に電気刺激を与える電気刺激
装置2と、前記電気刺激によって生体に生じる神経信号
伝達に伴う微弱磁場を検出する超電導量子干渉素子磁束
計8とを具備する生体磁気計測装置において、前記超電
導量子干渉素子磁束計8が前記微弱磁場を検出するピッ
クアップコイル10を備え、前記微弱磁場の磁束線が前
記ピックアップコイル10のコイル面を垂直に貫くよう
にピックアップコイル10を配置してなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体微弱磁場の測定技術
に関し、特に、生体の神経伝達系に関する基礎研究用な
どとして好適な装置と方法に関する。
に関し、特に、生体の神経伝達系に関する基礎研究用な
どとして好適な装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体の神経網の切断箇所の断定な
どといった神経伝達系の基礎研究用技術として、パーマ
ロイなどの通常の磁性体を用いて地磁気あるいは電気機
器から発生されるノイズ磁場を1/1000程度に低減
できる磁気シールドルームを構成し、この磁気シールド
ルームの内部において生体の神経信号伝達に伴う発生磁
場を超電導量子干渉素子(SQUID)磁束計を用いて
検出することがなされている。ところで、生体に神経信
号を発生させるためには、生体のしかるべき箇所(例え
ば動物であれば、手足の指先等の神経網の末端部分に)
故意的に電気的信号を加える必要がある。そこで、前記
磁気シールドルームの外部に電気的な刺激発生装置を設
け、この電気刺激装置から配線を磁気シールドルーム内
に引き込み、磁気シールドルーム内の生体の必要部分に
配線し、この配線を介して生体に刺激電流を通電するよ
うにしている。そして、この通電により発生した神経信
号(生体微弱磁場)が神経伝達網を通って脳に到達する
まで間の適切な部分、例えば、神経網が比較的生体の表
面に近い部分を通っている関節の裏側部分などにおいて
SQUID磁束計を用いて前記の生体微弱磁場を検出す
るようにしている。
どといった神経伝達系の基礎研究用技術として、パーマ
ロイなどの通常の磁性体を用いて地磁気あるいは電気機
器から発生されるノイズ磁場を1/1000程度に低減
できる磁気シールドルームを構成し、この磁気シールド
ルームの内部において生体の神経信号伝達に伴う発生磁
場を超電導量子干渉素子(SQUID)磁束計を用いて
検出することがなされている。ところで、生体に神経信
号を発生させるためには、生体のしかるべき箇所(例え
ば動物であれば、手足の指先等の神経網の末端部分に)
故意的に電気的信号を加える必要がある。そこで、前記
磁気シールドルームの外部に電気的な刺激発生装置を設
け、この電気刺激装置から配線を磁気シールドルーム内
に引き込み、磁気シールドルーム内の生体の必要部分に
配線し、この配線を介して生体に刺激電流を通電するよ
うにしている。そして、この通電により発生した神経信
号(生体微弱磁場)が神経伝達網を通って脳に到達する
まで間の適切な部分、例えば、神経網が比較的生体の表
面に近い部分を通っている関節の裏側部分などにおいて
SQUID磁束計を用いて前記の生体微弱磁場を検出す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の技術にあっては、SQUID磁束計が検出する神経
信号の生体微弱磁場が極めて小さいために、生体刺激用
の刺激電流が発生させる磁場が前記生体微弱磁場に影響
を及ぼす結果、検出するべき生体微弱磁場を正確に識別
できなくなることが頻繁に起こっている。即ち、生体刺
激用の刺激電流が発生させる磁場が、大きな磁気ノイズ
としてSQUID磁束計に検出されてしまうので、神経
信号の発生させる生体微弱磁場がかき乱されてしまう問
題がある。
来の技術にあっては、SQUID磁束計が検出する神経
信号の生体微弱磁場が極めて小さいために、生体刺激用
の刺激電流が発生させる磁場が前記生体微弱磁場に影響
を及ぼす結果、検出するべき生体微弱磁場を正確に識別
できなくなることが頻繁に起こっている。即ち、生体刺
激用の刺激電流が発生させる磁場が、大きな磁気ノイズ
としてSQUID磁束計に検出されてしまうので、神経
信号の発生させる生体微弱磁場がかき乱されてしまう問
題がある。
【0004】また、この種の生体微弱磁場計測用のSQ
UID磁束計の一構成例として、図15に示すように筒
状の計測部aを備えたSQUID磁束計Aが知られてい
る。このSQUID磁束計Aの計測部aの内部には、ピ
ックアップコイルcが設けられ、例えば生体の腕Uなど
において発生する生体微弱磁場の磁束線Bを計測できる
ようになっている。このピックアップコイルcは、ジョ
セフソン素子などの超電導素子を含む超電導リングから
なるもので、生体微弱磁場などの外部磁場の影響により
超電導リングの超電導特性に与えられる影響(例えば超
電導リング部の端子電圧変化等)を測定することで磁場
測定を行なうものである。
UID磁束計の一構成例として、図15に示すように筒
状の計測部aを備えたSQUID磁束計Aが知られてい
る。このSQUID磁束計Aの計測部aの内部には、ピ
ックアップコイルcが設けられ、例えば生体の腕Uなど
において発生する生体微弱磁場の磁束線Bを計測できる
ようになっている。このピックアップコイルcは、ジョ
セフソン素子などの超電導素子を含む超電導リングから
なるもので、生体微弱磁場などの外部磁場の影響により
超電導リングの超電導特性に与えられる影響(例えば超
電導リング部の端子電圧変化等)を測定することで磁場
測定を行なうものである。
【0005】ところが、生体の腕Uで発生する生体微弱
磁場を従来のSQUID磁束計Aのピックアップコイル
cで計測すると、図15と図16に示すようにピックア
ップコイルcのコイル面に平行に磁束線Bが貫通するの
で、ピックアップコイルcのコイル面を貫く磁束線の数
が極端に少なくなり、結果的に検出信号としてのSQU
ID磁束計の出力電圧を大きくできない欠点があった。
磁場を従来のSQUID磁束計Aのピックアップコイル
cで計測すると、図15と図16に示すようにピックア
ップコイルcのコイル面に平行に磁束線Bが貫通するの
で、ピックアップコイルcのコイル面を貫く磁束線の数
が極端に少なくなり、結果的に検出信号としてのSQU
ID磁束計の出力電圧を大きくできない欠点があった。
【0006】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、磁気シールドルームなどの内部における生体磁気計
測において、極めて小さな神経信号に起因する生体微弱
磁場を超電導量子干渉素子磁束計を用いて検出する際
に、大きな検出信号を得ることができるとともに、計測
の妨げとなる刺激電流が発生させる磁場の影響を低減さ
せて測定できる装置の提供と、刺激電流に影響されずに
生体微弱磁場を正確に計測できる生体磁気計測方法を提
供することを目的とする。
で、磁気シールドルームなどの内部における生体磁気計
測において、極めて小さな神経信号に起因する生体微弱
磁場を超電導量子干渉素子磁束計を用いて検出する際
に、大きな検出信号を得ることができるとともに、計測
の妨げとなる刺激電流が発生させる磁場の影響を低減さ
せて測定できる装置の提供と、刺激電流に影響されずに
生体微弱磁場を正確に計測できる生体磁気計測方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記課題を解決するために、生体に電気刺激を与える電気
刺激装置と、前記電気刺激によって生体に生じる神経信
号伝達に伴う微弱磁場を検出する超電導量子干渉素子磁
束計とを具備する生体磁気計測装置において、前記超電
導量子干渉素子磁束計が前記微弱磁場を検出するピック
アップコイルを備え、前記微弱磁場の磁束線が前記ピッ
クアップコイルのコイル面を垂直に貫くようにピックア
ップコイルを配置してなるものである。
記課題を解決するために、生体に電気刺激を与える電気
刺激装置と、前記電気刺激によって生体に生じる神経信
号伝達に伴う微弱磁場を検出する超電導量子干渉素子磁
束計とを具備する生体磁気計測装置において、前記超電
導量子干渉素子磁束計が前記微弱磁場を検出するピック
アップコイルを備え、前記微弱磁場の磁束線が前記ピッ
クアップコイルのコイル面を垂直に貫くようにピックア
ップコイルを配置してなるものである。
【0008】請求項2記載の発明は前記課題を解決する
ために、生体を収容可能な磁気シールドルームと、この
磁気シールドルームの外部に設けられてパルス状の電気
刺激波を発生させる電気刺激装置と、この電気刺激装置
に接続されるとともに前記磁気シールドルームの内部に
引き込まれた配線と、この配線の一部に取り付けられて
磁気シールドルーム内に収容される生体の一部表面に装
着される表面電極と、前記表面電極が装着された生体の
一部と前記表面電極と前記配線の一部を覆う磁気シール
ドカバーと、この磁気シールドカバーで覆われた生体の
一部分から離れた部分の生体の微弱磁場を測定する超電
導量子干渉素子磁束計とを具備してなり、前記超電導量
子干渉素子磁束計が前記微弱磁場を検出するピックアッ
プコイルを備え、前記微弱磁場の磁束線が前記ピックア
ップコイルのコイル面を垂直に貫くようにピックアップ
コイルを配置してなるものである。
ために、生体を収容可能な磁気シールドルームと、この
磁気シールドルームの外部に設けられてパルス状の電気
刺激波を発生させる電気刺激装置と、この電気刺激装置
に接続されるとともに前記磁気シールドルームの内部に
引き込まれた配線と、この配線の一部に取り付けられて
磁気シールドルーム内に収容される生体の一部表面に装
着される表面電極と、前記表面電極が装着された生体の
一部と前記表面電極と前記配線の一部を覆う磁気シール
ドカバーと、この磁気シールドカバーで覆われた生体の
一部分から離れた部分の生体の微弱磁場を測定する超電
導量子干渉素子磁束計とを具備してなり、前記超電導量
子干渉素子磁束計が前記微弱磁場を検出するピックアッ
プコイルを備え、前記微弱磁場の磁束線が前記ピックア
ップコイルのコイル面を垂直に貫くようにピックアップ
コイルを配置してなるものである。
【0009】請求項3記載の発明は前記課題を解決する
ために、請求項1または2記載の磁気シールドカバーを
強磁性体と酸化物超電導体の少なくとも一方からなるも
のとしたものである。
ために、請求項1または2記載の磁気シールドカバーを
強磁性体と酸化物超電導体の少なくとも一方からなるも
のとしたものである。
【0010】請求項4記載の発明は前記課題を解決する
ために、生体の一部にパルス状の電気刺激を与え、この
電気刺激部分から発生された神経信号に起因する生体微
弱磁場を超電導量子干渉素子磁束計で測定する生体磁気
計測方法において、前記電気刺激部分を磁気シールドカ
バーで覆ってから電気刺激を与え、電気刺激に起因して
発生するパルス磁場を超電導量子干渉素子磁束計に対し
遮蔽した状態とするとともに、生体微弱磁場の磁束線が
超電導量子干渉素子磁束計のピックアップコイルのコイ
ル面を垂直に貫くようにピックアップコイルを配置して
生体微弱磁場を測定するものである。
ために、生体の一部にパルス状の電気刺激を与え、この
電気刺激部分から発生された神経信号に起因する生体微
弱磁場を超電導量子干渉素子磁束計で測定する生体磁気
計測方法において、前記電気刺激部分を磁気シールドカ
バーで覆ってから電気刺激を与え、電気刺激に起因して
発生するパルス磁場を超電導量子干渉素子磁束計に対し
遮蔽した状態とするとともに、生体微弱磁場の磁束線が
超電導量子干渉素子磁束計のピックアップコイルのコイ
ル面を垂直に貫くようにピックアップコイルを配置して
生体微弱磁場を測定するものである。
【0011】
【作用】電気刺激により生体に神経信号伝達が起こり、
これにより発生する微弱磁場の磁束線に対してピックア
ップコイルのコイル面を垂直に配置するならば、コイル
面に対して磁束線が平行に貫く場合よりもピックアップ
コイルを貫通する磁束線の数が増加し、SQUID磁束
計の検出信号としての出力が向上する。
これにより発生する微弱磁場の磁束線に対してピックア
ップコイルのコイル面を垂直に配置するならば、コイル
面に対して磁束線が平行に貫く場合よりもピックアップ
コイルを貫通する磁束線の数が増加し、SQUID磁束
計の検出信号としての出力が向上する。
【0012】また、電気刺激を与える生体の一部分と配
線と表面電極を磁気シールドカバーで覆ってから電気刺
激を与えることができるので、パルス状の電気刺激によ
り発生するパルス的磁場を磁束計から遮断することがで
き、これによりパルス的磁場に影響されない状態で生体
微弱磁場を計測する。そして、パルス的磁場に影響され
ない状態で測定し、前記の如くピックアップコイルのコ
イル面を磁束線が垂直に貫通するように配置するなら
ば、検出信号も大きくできるので測定精度が一層向上す
る。また、磁気シールドカバーを強磁性体あるいは酸化
物超電導体の少なくとも一方から構成することで、磁気
シールドカバーで十分な磁気シールド効果を得る。さら
に、磁気シールドカバーは、強磁性体と酸化物超電導体
の一方から構成しても良く、両者の組み合わせでもよ
い。
線と表面電極を磁気シールドカバーで覆ってから電気刺
激を与えることができるので、パルス状の電気刺激によ
り発生するパルス的磁場を磁束計から遮断することがで
き、これによりパルス的磁場に影響されない状態で生体
微弱磁場を計測する。そして、パルス的磁場に影響され
ない状態で測定し、前記の如くピックアップコイルのコ
イル面を磁束線が垂直に貫通するように配置するなら
ば、検出信号も大きくできるので測定精度が一層向上す
る。また、磁気シールドカバーを強磁性体あるいは酸化
物超電導体の少なくとも一方から構成することで、磁気
シールドカバーで十分な磁気シールド効果を得る。さら
に、磁気シールドカバーは、強磁性体と酸化物超電導体
の一方から構成しても良く、両者の組み合わせでもよ
い。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る生体磁気計測装置の一
実施例を示すもので、図中符号1はパーマロイなどの磁
性体からなる板材を積層して作製された磁気シールドル
ームを示し、符号2は磁気シールドルーム1の外部に設
けられた電気刺激装置2を示している。前記磁気シール
ドルーム1の側部には、排気孔1aが形成され、電気刺
激装置2の出力部に接続された配線3が前記排気孔1a
を介して磁気シールドルーム1の内部に引き込まれてい
る。前記磁気シールドルーム1は、例えば、内部の有効
空間寸法が4.0m×3.0m×2.5m程度に作製され
たものであり、図面では省略されているが、生体を搬送
入するための出入口が側部に設けられている。また、前
記した電気刺激装置2は、電気刺激のためのパルス状の
電流を流すことができるものであって、例えば、2.0
〜2.5mA程度の電流を0.2〜0.3msの間隔でパ
ルス状に発生できるもので、具体的には、日本光電工業
(株)製のSEMー4201などを用いることができ
る。
て説明する。図1は本発明に係る生体磁気計測装置の一
実施例を示すもので、図中符号1はパーマロイなどの磁
性体からなる板材を積層して作製された磁気シールドル
ームを示し、符号2は磁気シールドルーム1の外部に設
けられた電気刺激装置2を示している。前記磁気シール
ドルーム1の側部には、排気孔1aが形成され、電気刺
激装置2の出力部に接続された配線3が前記排気孔1a
を介して磁気シールドルーム1の内部に引き込まれてい
る。前記磁気シールドルーム1は、例えば、内部の有効
空間寸法が4.0m×3.0m×2.5m程度に作製され
たものであり、図面では省略されているが、生体を搬送
入するための出入口が側部に設けられている。また、前
記した電気刺激装置2は、電気刺激のためのパルス状の
電流を流すことができるものであって、例えば、2.0
〜2.5mA程度の電流を0.2〜0.3msの間隔でパ
ルス状に発生できるもので、具体的には、日本光電工業
(株)製のSEMー4201などを用いることができ
る。
【0014】一方、前記磁気シールドルーム1の内部に
導入された配線3の先端部には、生体表面に装着するた
めの表面電極5、5が接続されている。これらの表面電
極5は、例えば人体の神経網の研究や計測を行なう場合
は、図2に示すように人体の指先9に装着される。具体
的には、日本光電工業(株)のNMー312Sなどを用
いることができる。
導入された配線3の先端部には、生体表面に装着するた
めの表面電極5、5が接続されている。これらの表面電
極5は、例えば人体の神経網の研究や計測を行なう場合
は、図2に示すように人体の指先9に装着される。具体
的には、日本光電工業(株)のNMー312Sなどを用
いることができる。
【0015】また、前記表面電極5、5が装着された生
体の一部を覆うように筒状の磁気シールドカバー6が設
けられている。この磁気シールドカバー6は、パーマロ
イなどの強磁性材料から構成された円筒状のもので、人
体の指先9に表面電極5、5を取り付けた場合は指先9
を覆うことができる程度の大きさに形成されている。な
お、表面電極5の装着場所を指先9などよりも大きな部
分とする場合は、磁気シールドカバー6を図に示すもの
よりも大きく形成することは勿論である。この磁気シー
ルドカバー6は、強磁性体から構成された筒部6aとこ
の筒部6aの一側開口部に形成された内向きのフランジ
部6bとからなり、このフランジ部6bの内側の透孔部
分が生体の指9を挿通できる程度の大きさに形成されて
いる。そして、この磁気シールドカバー6はアース線7
により接地されている。
体の一部を覆うように筒状の磁気シールドカバー6が設
けられている。この磁気シールドカバー6は、パーマロ
イなどの強磁性材料から構成された円筒状のもので、人
体の指先9に表面電極5、5を取り付けた場合は指先9
を覆うことができる程度の大きさに形成されている。な
お、表面電極5の装着場所を指先9などよりも大きな部
分とする場合は、磁気シールドカバー6を図に示すもの
よりも大きく形成することは勿論である。この磁気シー
ルドカバー6は、強磁性体から構成された筒部6aとこ
の筒部6aの一側開口部に形成された内向きのフランジ
部6bとからなり、このフランジ部6bの内側の透孔部
分が生体の指9を挿通できる程度の大きさに形成されて
いる。そして、この磁気シールドカバー6はアース線7
により接地されている。
【0016】更に、磁気シールドルーム1の内部には、
上下左右に移動自在に図3あるいは図4に示すような超
電導量子干渉素子(SQUID)磁束計8が設けられ、
このSQUID磁束計8の先端の筒状の計測部8aを生
体の任意の部分に向けることができるようになってい
る。このSQUID磁束計8は、市販されている通常の
構成のものを使用することが可能であり、筒状の計測部
8aの内部に磁束検出用のピックアップコイルを有し、
このピックアップコイルを通過する磁束を検出するもの
である。前記SQUID磁束計8には種々の形式のもの
があるが、この例では超電導リングの中にジョセフソン
素子を組み込んで構成されたピックアップコイル10を
備え、このピックアップコイル10を貫く磁界を測定す
る形式のものである。なお、この例のピックアップコイ
ル10は一般の装置とは異なる構成であり、筒状の計測
部8aを鉛直に配置した場合に、ピックアップコイル1
0が鉛直面になるように配置されている。なお、参考の
ために、生体の指に実際に装着する際の磁気シールドカ
バー6の各部の大きさを図5に示した。
上下左右に移動自在に図3あるいは図4に示すような超
電導量子干渉素子(SQUID)磁束計8が設けられ、
このSQUID磁束計8の先端の筒状の計測部8aを生
体の任意の部分に向けることができるようになってい
る。このSQUID磁束計8は、市販されている通常の
構成のものを使用することが可能であり、筒状の計測部
8aの内部に磁束検出用のピックアップコイルを有し、
このピックアップコイルを通過する磁束を検出するもの
である。前記SQUID磁束計8には種々の形式のもの
があるが、この例では超電導リングの中にジョセフソン
素子を組み込んで構成されたピックアップコイル10を
備え、このピックアップコイル10を貫く磁界を測定す
る形式のものである。なお、この例のピックアップコイ
ル10は一般の装置とは異なる構成であり、筒状の計測
部8aを鉛直に配置した場合に、ピックアップコイル1
0が鉛直面になるように配置されている。なお、参考の
ために、生体の指に実際に装着する際の磁気シールドカ
バー6の各部の大きさを図5に示した。
【0017】次に前記の装置を用いて生体の微弱磁場を
測定する場合について説明する。生体の微弱磁場を測定
するには、磁気シールドルーム1の内部に生体を収容す
るとともに、この生体の一部、例えば、人体などの動物
の指先9に図2に示すように表面電極5、5を装着し、
この指先9を磁気シールドカバー6で覆い隠す。この際
に、磁気シールドカバー6のフランジ部6bを指の根元
側になるようにして磁気シールドカバー6を指先9に挿
入し、磁気シールドカバー6でもって表面電極5、5と
配線3の先端部を覆い隠す。
測定する場合について説明する。生体の微弱磁場を測定
するには、磁気シールドルーム1の内部に生体を収容す
るとともに、この生体の一部、例えば、人体などの動物
の指先9に図2に示すように表面電極5、5を装着し、
この指先9を磁気シールドカバー6で覆い隠す。この際
に、磁気シールドカバー6のフランジ部6bを指の根元
側になるようにして磁気シールドカバー6を指先9に挿
入し、磁気シールドカバー6でもって表面電極5、5と
配線3の先端部を覆い隠す。
【0018】次いで図4に示すように指先9から離れた
部分、例えば、肘の関節の内側部分に向けてSQUID
磁束計8の計測部8aを鉛直に立てながら当接する。次
に、電気刺激装置2を作動させて生体の指先9に電気パ
ルス刺激を与え、この刺激によって生じた神経信号が神
経伝達網を通って発生させる磁界をSQUID磁束計8
のピックアップコイル10により検出する。この電気刺
激を与える場合に、表面電極5、5がパルス状の磁界を
発生させるが、このパルス状の磁界は磁気シールドカバ
ー6が遮蔽するので、SQUID磁束計8の計測結果に
悪影響を及ぼすことはない。また、磁気シールドカバー
6のフランジ部6bが磁気シールドカバー6のSQUI
D磁束計8側の開口部を狭めているので、この開口部か
らSQUID磁束計8側に漏洩する磁界を効率良く遮蔽
することができる。
部分、例えば、肘の関節の内側部分に向けてSQUID
磁束計8の計測部8aを鉛直に立てながら当接する。次
に、電気刺激装置2を作動させて生体の指先9に電気パ
ルス刺激を与え、この刺激によって生じた神経信号が神
経伝達網を通って発生させる磁界をSQUID磁束計8
のピックアップコイル10により検出する。この電気刺
激を与える場合に、表面電極5、5がパルス状の磁界を
発生させるが、このパルス状の磁界は磁気シールドカバ
ー6が遮蔽するので、SQUID磁束計8の計測結果に
悪影響を及ぼすことはない。また、磁気シールドカバー
6のフランジ部6bが磁気シールドカバー6のSQUI
D磁束計8側の開口部を狭めているので、この開口部か
らSQUID磁束計8側に漏洩する磁界を効率良く遮蔽
することができる。
【0019】以上のことから、神経信号が発生させる微
弱磁場をノイズの無い状態でSQUID磁束計8で正確
にとらえて計測することができる。また、前記の場合の
ように生体の腕から発生される生体微弱磁場の磁束線B
は図3に示すように腕を中心とする同心円状に向くの
で、SQUID磁束計8のピックアップコイル10を貫
通する磁束線Bはコイル面に対して垂直に向くことにな
り、ピックアップコイル10を貫通する磁束線数が増加
し、その分検出信号電圧を高くすることができ、生体微
弱磁場の検出が容易になる。従って以上の計測方法によ
れば、ノイズの無い状態で神経伝達信号の微弱磁場を正
確に捕らえることができるので、生体の神経伝達網や神
経信号の分析や解析に大いに役立てることができる。勿
論、本発明装置によれば、神経伝達網の切断箇所を検査
することにも応用することができる。
弱磁場をノイズの無い状態でSQUID磁束計8で正確
にとらえて計測することができる。また、前記の場合の
ように生体の腕から発生される生体微弱磁場の磁束線B
は図3に示すように腕を中心とする同心円状に向くの
で、SQUID磁束計8のピックアップコイル10を貫
通する磁束線Bはコイル面に対して垂直に向くことにな
り、ピックアップコイル10を貫通する磁束線数が増加
し、その分検出信号電圧を高くすることができ、生体微
弱磁場の検出が容易になる。従って以上の計測方法によ
れば、ノイズの無い状態で神経伝達信号の微弱磁場を正
確に捕らえることができるので、生体の神経伝達網や神
経信号の分析や解析に大いに役立てることができる。勿
論、本発明装置によれば、神経伝達網の切断箇所を検査
することにも応用することができる。
【0020】なお、前記の説明においては、磁気シール
ドカバー6を強磁性体から筒状に形成した例について説
明したが、磁気シールドカバー6の形状は、表面電極
5、5を装着した生体の一部分を覆い隠すことができる
ものであれば任意の形状で良いので、筒状の他にも種々
の形状を採用することができるのは勿論である。なおま
た、磁気シールドカバー6を構成する材料は、強磁性体
に限らず、酸化物超電導体であっても良く、両者の組み
合わせで構成してもよい。よって、強磁性体からなる筒
体と酸化物超電導体からなる筒体を2重構造にするなど
の適宜の形状を採用することができる。
ドカバー6を強磁性体から筒状に形成した例について説
明したが、磁気シールドカバー6の形状は、表面電極
5、5を装着した生体の一部分を覆い隠すことができる
ものであれば任意の形状で良いので、筒状の他にも種々
の形状を採用することができるのは勿論である。なおま
た、磁気シールドカバー6を構成する材料は、強磁性体
に限らず、酸化物超電導体であっても良く、両者の組み
合わせで構成してもよい。よって、強磁性体からなる筒
体と酸化物超電導体からなる筒体を2重構造にするなど
の適宜の形状を採用することができる。
【0021】図7は、磁気シールドカバーを酸化物超電
導体から構成した例について示すもので、この例の磁気
シールドカバー11は、周壁が二重構造にされた筒状の
容器本体(クライオスタット)12の内部に酸化物超電
導体からなる筒状のシールドカバー本体13が収納さ
れ、容器本体12の内部に液体窒素などの冷媒が充填さ
れて構成されている。前記シールドカバー本体13は筒
部13aとその一端部に形成された内向きのフランジ部
13bとから構成されている。前記のシールドカバー本
体13を構成する酸化物超電導体は、Y1Ba2Cu3O
7-xなる組成、(BiPb)2Sr2Ca2Cu3Oxなる組
成、Tl2Ba2Ca2Cu3Oxなる組成などに代表され
る臨界温度の高いもので、液体窒素で冷却することで超
電導状態になるものである。この酸化物超電導体は超電
導状態になることでマイスナー効果を発揮して磁束の侵
入を阻止する効果を奏するので、シールドカバー本体1
3を磁気シールド材として使用することができる。
導体から構成した例について示すもので、この例の磁気
シールドカバー11は、周壁が二重構造にされた筒状の
容器本体(クライオスタット)12の内部に酸化物超電
導体からなる筒状のシールドカバー本体13が収納さ
れ、容器本体12の内部に液体窒素などの冷媒が充填さ
れて構成されている。前記シールドカバー本体13は筒
部13aとその一端部に形成された内向きのフランジ部
13bとから構成されている。前記のシールドカバー本
体13を構成する酸化物超電導体は、Y1Ba2Cu3O
7-xなる組成、(BiPb)2Sr2Ca2Cu3Oxなる組
成、Tl2Ba2Ca2Cu3Oxなる組成などに代表され
る臨界温度の高いもので、液体窒素で冷却することで超
電導状態になるものである。この酸化物超電導体は超電
導状態になることでマイスナー効果を発揮して磁束の侵
入を阻止する効果を奏するので、シールドカバー本体1
3を磁気シールド材として使用することができる。
【0022】前記構造の磁気シールドカバー11によれ
ば、先の実施例で説明した磁気シールドカバー6と同様
に使用することで、生体微弱磁場の計測用の磁気シール
ドに好適に使用でき、前記の実施例と同等の効果を得る
ことができる。
ば、先の実施例で説明した磁気シールドカバー6と同様
に使用することで、生体微弱磁場の計測用の磁気シール
ドに好適に使用でき、前記の実施例と同等の効果を得る
ことができる。
【0023】図8は、磁気シールドカバーを酸化物超電
導体と強磁性体とから構成した例について示すもので、
この例の磁気シールドカバー15は、周壁が二重構造に
された筒状の容器本体16の内部に酸化物超電導体から
なる筒状のシールドカバー本体17と、強磁性体からな
るシールドカバー副体18が2重になるように収納さ
れ、容器本体16の内部に液体窒素などの冷媒が充填さ
れて構成されている。前記シールドカバー本体17は筒
部17aとその一端部に形成された内向きのフランジ部
17bとから構成されている。前記シールドカバー本体
17とシールドカバー副体18からなる磁気シールドカ
バー15にあっても先の実施例と同様に生体微弱磁場の
計測用の磁気シールドに好適に使用でき、前記の実施例
と同等の効果を得ることができる。なお、この例の磁気
シールドカバー15にあっては、液体窒素などの冷媒で
冷却する関係から、装着するべき生体に冷気による害を
与えないように断熱材などを適宜配する必要があるが、
図面ではこれらの断熱部分の構造は省略した。
導体と強磁性体とから構成した例について示すもので、
この例の磁気シールドカバー15は、周壁が二重構造に
された筒状の容器本体16の内部に酸化物超電導体から
なる筒状のシールドカバー本体17と、強磁性体からな
るシールドカバー副体18が2重になるように収納さ
れ、容器本体16の内部に液体窒素などの冷媒が充填さ
れて構成されている。前記シールドカバー本体17は筒
部17aとその一端部に形成された内向きのフランジ部
17bとから構成されている。前記シールドカバー本体
17とシールドカバー副体18からなる磁気シールドカ
バー15にあっても先の実施例と同様に生体微弱磁場の
計測用の磁気シールドに好適に使用でき、前記の実施例
と同等の効果を得ることができる。なお、この例の磁気
シールドカバー15にあっては、液体窒素などの冷媒で
冷却する関係から、装着するべき生体に冷気による害を
与えないように断熱材などを適宜配する必要があるが、
図面ではこれらの断熱部分の構造は省略した。
【0024】図9は、本発明に係るSQUID磁束計の
第2の例を示すもので、この例のSQUID磁束計20
は、角筒状の計測部21の内部に、コイル面を鉛直に向
けたピックアップコイル22を3基整列状態に設けた例
であり、この例のピックアップコイル22…によって図
9に示すように生体微弱磁場の計測を行なうことができ
る。この例のSQUID磁束計20においては3基のピ
ックアップコイル22を設けているので、3ヶ所で同時
に生体微弱磁場を検出することができ、広範囲にわたる
生体微弱磁場の計測ができる。
第2の例を示すもので、この例のSQUID磁束計20
は、角筒状の計測部21の内部に、コイル面を鉛直に向
けたピックアップコイル22を3基整列状態に設けた例
であり、この例のピックアップコイル22…によって図
9に示すように生体微弱磁場の計測を行なうことができ
る。この例のSQUID磁束計20においては3基のピ
ックアップコイル22を設けているので、3ヶ所で同時
に生体微弱磁場を検出することができ、広範囲にわたる
生体微弱磁場の計測ができる。
【0025】図10は、本発明に係るSQUID磁束計
の第3の例を示すもので、この例のSQUID磁束計3
0においては、計測部31が柱状に形成され、その先端
部に生体の腕の大部分を挿入できる程度の大きさの凹溝
31aが形成され、この凹溝31aの両側部側に3基ず
つのピックアップコイル33が設けられ、凹溝31aの
上方側に3基のピックアップコイル34が設けられ、合
計9基のピックアップコイルが設けられている。前記ピ
ックアップコイル33…はそれらの各コイル面を水平に
向けて配置され、前記ピックアップコイル34…はそれ
らの各コイル面を鉛直に向けて配置されている。
の第3の例を示すもので、この例のSQUID磁束計3
0においては、計測部31が柱状に形成され、その先端
部に生体の腕の大部分を挿入できる程度の大きさの凹溝
31aが形成され、この凹溝31aの両側部側に3基ず
つのピックアップコイル33が設けられ、凹溝31aの
上方側に3基のピックアップコイル34が設けられ、合
計9基のピックアップコイルが設けられている。前記ピ
ックアップコイル33…はそれらの各コイル面を水平に
向けて配置され、前記ピックアップコイル34…はそれ
らの各コイル面を鉛直に向けて配置されている。
【0026】前記構造のSQUID磁束計30を使用す
るには、図10に示すように凹溝31aで生体の腕を囲
むように計測部31を配置して前述の場合と同様に生体
微弱磁場の計測用に使用する。ここで、生体微弱磁場に
よる磁束線Bは図10に示すように生体の腕を囲むよう
に生成するので、各ピックアップコイル33…、34…
は、いずれも磁束線Bの向きに垂直に配向し、いずれの
ピックアップコイル33…、34…においても高い出力
を得ることができ、かつ、正確に生体微弱磁場の検出が
できる。
るには、図10に示すように凹溝31aで生体の腕を囲
むように計測部31を配置して前述の場合と同様に生体
微弱磁場の計測用に使用する。ここで、生体微弱磁場に
よる磁束線Bは図10に示すように生体の腕を囲むよう
に生成するので、各ピックアップコイル33…、34…
は、いずれも磁束線Bの向きに垂直に配向し、いずれの
ピックアップコイル33…、34…においても高い出力
を得ることができ、かつ、正確に生体微弱磁場の検出が
できる。
【0027】「試験例1」パーマロイ板を積層して内部
の有効空間寸法を4.0m×3.0m×2.5mに形成し
た磁気シールドルームを用い、定電流パルスを発生でき
る電気刺激装置として日本光電工業(株)製のSEMー
4201を用いた。この電気刺激装置に接続した配線の
先端に、表面電極として日本光電工業(株)のNMー3
12Sを接続し、これを磁気シールドルーム内に収容し
た生体の指先に装着し、配線先端部と表面電極と指先を
図5に示す寸法のパーマロイからなる磁気シールドカバ
ーで覆い、磁気シールドカバーをアース線で接地し、次
いでこの指先に2.0〜2.5mAの電流を0.2〜0.3
msの間隔で流す定電流パルスを与えた。
の有効空間寸法を4.0m×3.0m×2.5mに形成し
た磁気シールドルームを用い、定電流パルスを発生でき
る電気刺激装置として日本光電工業(株)製のSEMー
4201を用いた。この電気刺激装置に接続した配線の
先端に、表面電極として日本光電工業(株)のNMー3
12Sを接続し、これを磁気シールドルーム内に収容し
た生体の指先に装着し、配線先端部と表面電極と指先を
図5に示す寸法のパーマロイからなる磁気シールドカバ
ーで覆い、磁気シールドカバーをアース線で接地し、次
いでこの指先に2.0〜2.5mAの電流を0.2〜0.3
msの間隔で流す定電流パルスを与えた。
【0028】また、SQUID磁束計の検出部をこの生
体の肘の内側に装着し、神経伝達網から発生された生体
微弱磁場を計測した。この肘の部分は、神経網が生体の
表面に近い部分を通り、その信号が識別しやすいものと
して、右腕関節部分を選択した。また、SQUID磁束
計のピックアップコイルは図3に示すようにほぼ水平に
向けた生体の腕に対して鉛直に向けた。なおまた、比較
のために、磁気シールドカバーを指先に装着しないで表
面電極と配線をむき出しのままの状態とし、更にSQU
ID磁束計のピックアップコイルをほぼ水平に向けた状
態で前記と同等の試験を行なった。以上の結果を図11
と図12に示す。
体の肘の内側に装着し、神経伝達網から発生された生体
微弱磁場を計測した。この肘の部分は、神経網が生体の
表面に近い部分を通り、その信号が識別しやすいものと
して、右腕関節部分を選択した。また、SQUID磁束
計のピックアップコイルは図3に示すようにほぼ水平に
向けた生体の腕に対して鉛直に向けた。なおまた、比較
のために、磁気シールドカバーを指先に装着しないで表
面電極と配線をむき出しのままの状態とし、更にSQU
ID磁束計のピックアップコイルをほぼ水平に向けた状
態で前記と同等の試験を行なった。以上の結果を図11
と図12に示す。
【0029】図11は磁気シールドカバーを装着しない
でピックアップコイルを水平に向けて測定した結果を示
し、図12は磁気シールドカバーを装着してピックアッ
プコイルを垂直に向けて測定した結果を示す。磁気シー
ルドカバーを装着しないで生体微弱磁場を測定すると、
図11に示すようにSQUID磁束計が約5000fT
のパルス磁場を検出してしまい、パルス磁場の後に検出
するはずの生体微弱磁場自体にも影響を及ぼして生体微
弱磁場の波形が大きく歪んでいる。これに対し、磁気シ
ールドカバーを装着して測定した場合は、SQUID磁
束計が計測したパルス磁場を約100fT以下にするこ
とができ、パルス磁場の影響を1/50以下に低減する
ことができた。これにより、生体微弱磁場のみを克明な
波形として計測できた。従って、神経伝達信号に起因す
る生体微弱磁場の検出を行なう場合に、パルス磁場の影
響を受けにくくなり、検出精度を向上させることができ
た。
でピックアップコイルを水平に向けて測定した結果を示
し、図12は磁気シールドカバーを装着してピックアッ
プコイルを垂直に向けて測定した結果を示す。磁気シー
ルドカバーを装着しないで生体微弱磁場を測定すると、
図11に示すようにSQUID磁束計が約5000fT
のパルス磁場を検出してしまい、パルス磁場の後に検出
するはずの生体微弱磁場自体にも影響を及ぼして生体微
弱磁場の波形が大きく歪んでいる。これに対し、磁気シ
ールドカバーを装着して測定した場合は、SQUID磁
束計が計測したパルス磁場を約100fT以下にするこ
とができ、パルス磁場の影響を1/50以下に低減する
ことができた。これにより、生体微弱磁場のみを克明な
波形として計測できた。従って、神経伝達信号に起因す
る生体微弱磁場の検出を行なう場合に、パルス磁場の影
響を受けにくくなり、検出精度を向上させることができ
た。
【0030】「試験例2」次に(BiPb)2Sr2Ca
2Cu3OXなる組成の酸化物超電導体からなるシールド
カバー本体を図7に示す容器本体(クライオスタット)
に収納してその内部に液体窒素(77K)を満たしてな
る磁気シールドカバーを用い、この磁気シールドカバー
を用いて試験例1と同等の試験を行なった。その結果を
図13に示す。図13に示す結果から明かなように、S
QUID磁束計が検出したパルス磁場の大きさは約10
0fT以下になり、試験例1と同様にパルス磁場の影響
を1/50以下に低減することができた。
2Cu3OXなる組成の酸化物超電導体からなるシールド
カバー本体を図7に示す容器本体(クライオスタット)
に収納してその内部に液体窒素(77K)を満たしてな
る磁気シールドカバーを用い、この磁気シールドカバー
を用いて試験例1と同等の試験を行なった。その結果を
図13に示す。図13に示す結果から明かなように、S
QUID磁束計が検出したパルス磁場の大きさは約10
0fT以下になり、試験例1と同様にパルス磁場の影響
を1/50以下に低減することができた。
【0031】「試験例3」次に前記酸化物超電導体から
なるシールドカバー本体とパーマロイからなるシールド
カバー副体を図8に示す容器本体(クライオスタット)
に収納してその内部に液体窒素(77K)を満たしてな
る磁気シールドカバーを用い、この磁気シールドカバー
を用いて試験例1と同等の試験を行なった。その結果を
図14に示す。図14に示す結果から明かなように、S
QUID磁束計が検出したパルス磁場の大きさは約10
0fT以下になり、試験例1と同様にパルス磁場の影響
を1/50以下に低減することができた。
なるシールドカバー本体とパーマロイからなるシールド
カバー副体を図8に示す容器本体(クライオスタット)
に収納してその内部に液体窒素(77K)を満たしてな
る磁気シールドカバーを用い、この磁気シールドカバー
を用いて試験例1と同等の試験を行なった。その結果を
図14に示す。図14に示す結果から明かなように、S
QUID磁束計が検出したパルス磁場の大きさは約10
0fT以下になり、試験例1と同様にパルス磁場の影響
を1/50以下に低減することができた。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の装置によれ
ば、電気刺激により生体に神経信号伝達が起こり、これ
により発生する微弱磁場の磁束線に対してSQUID磁
束計のピックアップコイルのコイル面を垂直に配置する
ならば、コイル面に対して磁束線が平行に貫く場合より
もピックアップコイルを貫通する磁束線の数が増加し、
SQUID磁束計の検出信号としての出力が向上する。
よって、生体微弱磁場の検出が容易にできるようにな
る。
ば、電気刺激により生体に神経信号伝達が起こり、これ
により発生する微弱磁場の磁束線に対してSQUID磁
束計のピックアップコイルのコイル面を垂直に配置する
ならば、コイル面に対して磁束線が平行に貫く場合より
もピックアップコイルを貫通する磁束線の数が増加し、
SQUID磁束計の検出信号としての出力が向上する。
よって、生体微弱磁場の検出が容易にできるようにな
る。
【0033】また、本発明の装置は、電気刺激を与える
生体の一部分と配線の一部分と表面電極を磁気シールド
カバーで覆ってから生体に電気刺激を与えて磁束計で生
体微弱磁場を計測できるので、パルス状の電気刺激によ
り発生するパルス的磁場を超電導量子干渉素子磁束計か
ら遮断することができ、これによりパルス的磁場に影響
されない状態で生体微弱磁場を計測することができる。
よって、生体微弱磁場の計測精度を大幅に向上させるこ
とができ、磁気ノイズ成分を有していない生体微弱磁場
本来の波形を計測することができる。
生体の一部分と配線の一部分と表面電極を磁気シールド
カバーで覆ってから生体に電気刺激を与えて磁束計で生
体微弱磁場を計測できるので、パルス状の電気刺激によ
り発生するパルス的磁場を超電導量子干渉素子磁束計か
ら遮断することができ、これによりパルス的磁場に影響
されない状態で生体微弱磁場を計測することができる。
よって、生体微弱磁場の計測精度を大幅に向上させるこ
とができ、磁気ノイズ成分を有していない生体微弱磁場
本来の波形を計測することができる。
【0034】また、磁気シールドカバーを強磁性体ある
いは酸化物超電導体の少なくとも一方から構成すること
で磁気シールドカバーで満足な磁気シールド効果を得る
ことができる。そして、前記の強磁性体で構成した磁気
シールドカバーは、取り扱いが容易であり、生体の微弱
磁場計測部分に容易に装着することができる。なおま
た、磁気シールドカバーは、強磁性体と酸化物超電導体
の少なくとも一方から構成しても良く、両者の組み合わ
せでもよい。よって、強磁性体からなる筒体と酸化物超
電導体からなる筒体を2重構造にするなどの適宜の形状
を採用することができる。
いは酸化物超電導体の少なくとも一方から構成すること
で磁気シールドカバーで満足な磁気シールド効果を得る
ことができる。そして、前記の強磁性体で構成した磁気
シールドカバーは、取り扱いが容易であり、生体の微弱
磁場計測部分に容易に装着することができる。なおま
た、磁気シールドカバーは、強磁性体と酸化物超電導体
の少なくとも一方から構成しても良く、両者の組み合わ
せでもよい。よって、強磁性体からなる筒体と酸化物超
電導体からなる筒体を2重構造にするなどの適宜の形状
を採用することができる。
【図1】図1は磁気シールドルームの概略構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図2は生体の一部に表面電極と磁気シールドカ
バーを装着した状態を示す斜視図である。
バーを装着した状態を示す斜視図である。
【図3】図3はSQUID磁束計のピックアップコイル
と生体の配置関係を示す斜視図である。
と生体の配置関係を示す斜視図である。
【図4】図4はSQUID磁束計の配置状態を示す斜視
図である。
図である。
【図5】図5は磁気シールドカバーの一例の構造と各部
寸法を示す断面図である。
寸法を示す断面図である。
【図6】図6は生体の一部に表面電極を装着した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図7は磁気シールドカバーの第2の例を示す断
面図である。
面図である。
【図8】図8は磁気シールドカバーの第3の例を示す断
面図である。
面図である。
【図9】図9はSQUID磁束計の第2の例を示す斜視
図である。
図である。
【図10】図10はSQUID磁束計の第3の例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図11】図11は磁気シールドカバーの未装着状態に
おける磁界の計測結果を示すグラフである。
おける磁界の計測結果を示すグラフである。
【図12】図12は磁気シールドカバーの第1の例を装
着した場合の計測結果を示すグラフである。
着した場合の計測結果を示すグラフである。
【図13】図13は磁気シールドカバーの第2の例を装
着した場合の計測結果を示すグラフである。
着した場合の計測結果を示すグラフである。
【図14】図14は磁気シールドカバーの第3の例を装
着した場合の計測結果を示すグラフである。
着した場合の計測結果を示すグラフである。
【図15】図15は従来のSQUID磁束計の構造と生
体に対する配置状態を示す斜視図である。
体に対する配置状態を示す斜視図である。
【図16】図16は図15に示すSQUID磁束計のピ
ックアップコイルと生体微弱磁場の磁束線の関係を示す
図である。
ックアップコイルと生体微弱磁場の磁束線の関係を示す
図である。
1 磁気シールドルーム、 2 電気刺激発生装置、 3 配線、 5 表面電極、 6、11、15 磁気シールドカバー、 7 アース線、 8 SQUID磁束計、 10 ピックアップコイル、 12 容器本体、 13、17 シールドカバー本体、 18 シールドカバー副体、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 正大 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内 (72)発明者 吉澤 秀二 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 生体に電気刺激を与える電気刺激装置
と、前記電気刺激によって生体に生じる神経信号伝達に
伴う微弱磁場を検出する超電導量子干渉素子磁束計とを
具備する生体磁気計測装置において、前記超電導量子干
渉素子磁束計が前記微弱磁場を検出するピックアップコ
イルを備え、前記微弱磁場の磁束線が前記ピックアップ
コイルのコイル面を垂直に貫くようにピックアップコイ
ルを配置してなることを特徴とする生体磁気計測装置。 - 【請求項2】 生体を収容可能な磁気シールドルーム
と、この磁気シールドルームの外部に設けられてパルス
状の電気刺激波を発生させる電気刺激装置と、この電気
刺激装置に接続されるとともに前記磁気シールドルーム
の内部に引き込まれた配線と、この配線の一部に取り付
けられて磁気シールドルーム内に収容される生体の一部
表面に装着される表面電極と、前記表面電極が装着され
た生体の一部と前記表面電極と前記配線の一部を覆う磁
気シールドカバーと、この磁気シールドカバーで覆われ
た生体の一部分から離れた部分の生体の微弱磁場を測定
する超電導量子干渉素子磁束計とを具備してなり、前記
超電導量子干渉素子磁束計が前記微弱磁場を検出するピ
ックアップコイルを備え、前記微弱磁場の磁束線が前記
ピックアップコイルのコイル面を垂直に貫くようにピッ
クアップコイルを配置してなることを特徴とする生体磁
気計測装置。 - 【請求項3】 前記磁気シールドカバーが、強磁性体と
酸化物超電導体の少なくとも一方からなることを特徴と
する請求項1または2記載の生体磁気計測装置。 - 【請求項4】 生体の一部にパルス状の電気刺激を与
え、この電気刺激に応じて発生された神経信号に起因す
る生体微弱磁場を超電導量子干渉素子磁束計で測定する
生体磁気計測方法において、前記電気刺激部分を磁気シ
ールドカバーで覆ってから電気刺激を与え、電気刺激に
起因して発生するパルス磁場を超電導量子干渉素子磁束
計に対し遮蔽した状態とするとともに、生体微弱磁場の
磁束線が超電導量子干渉素子磁束計のピックアップコイ
ルのコイル面を垂直に貫くようにピックアップコイルを
配置して生体微弱磁場を測定することを特徴とする生体
磁気計測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5217803A JPH0767848A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 生体磁気計測装置および生体磁気計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5217803A JPH0767848A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 生体磁気計測装置および生体磁気計測方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767848A true JPH0767848A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16709985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5217803A Pending JPH0767848A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 生体磁気計測装置および生体磁気計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767848A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6110316A (en) * | 1996-12-27 | 2000-08-29 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Method and apparatus for curved-surface transfer |
| CN102288928A (zh) * | 2011-08-03 | 2011-12-21 | 深圳市特深电气有限公司 | 用于核磁共振成像系统的射频线圈装置 |
| JP2020069350A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 株式会社リコー | 生体磁場検出装置 |
| JP2020092981A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社リコー | 磁場シールドボックス、生体磁場計測装置 |
| CN114931381A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-23 | 广州杜工智能健康科技发展有限公司 | 一种人体体表微弱磁信号用高稳定性处理系统 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5217803A patent/JPH0767848A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6110316A (en) * | 1996-12-27 | 2000-08-29 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Method and apparatus for curved-surface transfer |
| CN102288928A (zh) * | 2011-08-03 | 2011-12-21 | 深圳市特深电气有限公司 | 用于核磁共振成像系统的射频线圈装置 |
| JP2020069350A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 株式会社リコー | 生体磁場検出装置 |
| JP2020092981A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社リコー | 磁場シールドボックス、生体磁場計測装置 |
| CN114931381A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-23 | 广州杜工智能健康科技发展有限公司 | 一种人体体表微弱磁信号用高稳定性处理系统 |
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