JPH0767859A - 採血装置とその製造方法 - Google Patents

採血装置とその製造方法

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JPH0767859A
JPH0767859A JP6140751A JP14075194A JPH0767859A JP H0767859 A JPH0767859 A JP H0767859A JP 6140751 A JP6140751 A JP 6140751A JP 14075194 A JP14075194 A JP 14075194A JP H0767859 A JPH0767859 A JP H0767859A
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bush
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button
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Richard Herbst
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃の突き刺さる深さを調節。さらに刃の部分
の汚れを防止。 【構成】 この採血装置は、ランセット部(11)とブ
ッシュ部(12)を持つ。ランセット部(11)は、一
方の末端にボタン部(30)を、もう一方の末端にラン
セット(23)を装備し、ランセットの刃の部分は外へ
突き出ている。ブッシュ部(12)は、ランセット部
(11)を軸方向に誘導し、収納できるように作られて
おり、その末端にはリング・フランジ(45)が装備さ
れている。リング・フランジは、装置の第一使用位置で
は、ボタン部から第一距離の位置におかれ、刃の部分
(24)は、ブッシュ部(12)の中に収められてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランセット部とブッシ
ュ部を持つ採血装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前述したような種類の装置と製造方法
は、DE−PS31 11 737によって知られてい
る。
【0003】周知の採血装置では、ブッシュ部は、貫通
する穴を持っており、この穴の中を、ストッパーが軸方
向に延びている。それに対して、ランセット部は、円周
部にパッキングを装備している。第一使用位置では、ラ
ンセット部はストッパーと接触している。この時、ブッ
シュ部の穴の中に装備された軸方向のストッパーと、ラ
ンセット部のパッキングとの間には、メカニックな抵抗
力が働いている。ランセット部とブッシュ部を相互に押
し、その押す力が抵抗力より上回ると、ランセット部に
加えられていた圧力がなくなり、最初にブッシュ部の中
に隠されていた刃の部分が、ブッシュ部のもう一方の末
端から外へ飛び出す。採血装置を、例えば、患者の指先
に装着する場合、刃の部分は指先に入り込み、患者の血
液が外部へ流れ出す。そして、血液は、検査室での引き
続く調査などのために、採取されるのである。
【0004】周知の装置は、合成材料射出成形機で、一
個の部品として射出成形される。ここでは、ランセット
部は、ブッシュ部のリング・フランジに、射出成形され
る。すなわち、刃の部分が、ブッシュ部のリング・フラ
ンジの中に直接延びている状態で、つまり、刃の周りを
リング・フランジの合成材料が囲むように、刃の周りが
射出成形される。この場合、採血装置使用前の刃の部分
を、無菌状態に保つことが可能である。なぜなら、刃の
部分は、完全に、合成材料で包まれるからである。
【0005】採血を行う場合は、まず最初に、指で、ラ
ンセット部をブッシュ部から引き離し、刃の部分を、リ
ング・フランジから外へ引っ張り出さなければならな
い。この時、ランセット部の円柱部が、前述のリング・
パッキングがストッパーの位置にくるまで、ブッシュ部
の穴の中に挿入されている様に、ランセット部とブッシ
ュ部は、組み合わされていなければならない。
【0006】記述のような種類の採血装置は、患者、つ
まり、医学の門外漢が、自分自身で採血を行う場合に、
しばしば使用されている。例えば、一定期間ごとに、自
宅で、自分自身で、血液コントロールを行わなければな
らない、糖尿病患者などによってである。このような人
々には、採血操作を必要とされる正確さと注意深さをも
って行う事を、必ずしも常には期待できない。
【0007】周知の装置には、いくつかの短所がある。
【0008】周知の装置の短所の一つは、ストッパーが
軸方向に作用する円周型パッキングの形をしているた
め、ブッシュ部を貫通する穴の直径が、ストッパーの向
こう側(ストッパーを越えた位置)では、大きくなって
いること、少なくともリング・パッキングの直径を持っ
ていなければならない点である。そのため、ブッシュ部
へのランセット部の正確な挿入が、どの様な場合にも、
保証されるとは限らないからである。
【0009】周知の装置の持つその他の短所は、刃の突
き刺さる深さが、常に一定であるように設計されている
点である。採血場所の皮膚の厚さは、患者によって様々
に異なる可能性がある。従って、刃の突き刺さる深さが
固定されていると、かなり薄い皮膚を持つ患者には、大
きすぎる損傷を与えてしまい、かなり厚い皮膚を持つ患
者にとっては、突き刺さる深さが不十分である可能性が
ある。
【0010】さらに、周知の装置の短所は、取扱に指先
の器用さが必要とされる点である。しかも、装置の準備
のために、つまり、ランセット部をブッシュ部から切り
離し、両方の部品を一緒に組み合わせる時に、既に、指
先の器用さが必要とされるのである。その際、不注意か
ら、ランセット部を落としてしまったり、そのために、
刃の部を汚したりする可能性がある。また、二つの部品
を組み合わせる際に、刃の部分で、患者が怪我をしたり
する可能性も見逃せない。また、この場合、二つの部品
を組み合わせる際に、刃の部分が患者の目に触れるの
で、患者が、心理的に好ましくない影響を受ける可能性
がある。これも短所である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明は、
最初に述べたような種類の採血装置を、前述したような
短所を持たないように再形成するという課題に基づくも
のである。特に、この装置は、両方の部品を正確に取り
扱えば、突き刺さる深さを調整することができる、つま
り、突き刺さる深さを選択することが可能でなければな
らず、しかも、装置の取り扱いに複雑な操作が必要とさ
れないような構造を持たなければならない。さらに、刃
の部分が汚れたり、患者が心理的な悪影響を受けること
のないようにしなければならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、ラン
セット部(11、81)とブッシュ部(12、82)を
持つ採血装置であって、メカニックな力を加えることに
より外すことのできるストッパーが、予定破壊箇所とし
て形成されていることを特徴し、ランセット部(11、
81)は、一方の末端にボタン部(30、70、83)
を、もう一方の末端にランセット(23)の刃(24)
を装備しており、その刃は、末端から付き出し、ブッシ
ュ部(12、82)は、ランセット部(11、81)を
収納できるように、また、軸方向に誘導できるように形
成され、ブッシュ部の末端にはフランジが装備され、装
置の第一使用位置では、フランジは、ストッパーによっ
て、ボタン部(30、70、83)から第一距離の位置
に置かれ、このストッパーは、メカニックな力を加える
ことにより、外すことができ、この位置では、刃の部分
(24)はブッシュ部(12、82)の中に収納され、
そこで、ストッパーを外すと、ボタン部(30、70、
83)とフランジ(45、86)は、相互に素早く第二
使用位置に移動し、相互の間隔は、第一距離より少ない
第二距離となり、このため、刃の部分(24)は、ブッ
シュ部(12、82)の一方の末端から外へ突き出し、
ここでの特徴は、メカニックな力を加えることにより外
すことのできるストッパーが、予定破壊箇所として形成
されていることを特徴とする採血装置を要旨とする。
【0013】また、本願の第2発明は、ランセット部
(11)とブッシュ部(12)は、合成材料射出方法で
製造され、ランセット部(11)は、一方の末端にボタ
ン部(30)を装備し、もう一方の末端は、ランセット
(23)の刃の部分(24)を装備、その刃の部分は末
端から外へ突きだし、さらに、ブッシュ部(12)は、
ランセット部(11)を軸方向に誘導するように、ま
た、それを収納するように成形され、さらに、ランセッ
ト部(12)には、保護用エレメントが取り付けられ、
この保護用エレメントは、ランセットの刃の部分(2
4)を包み込んでおり、指で取り外すことができ、最後
に、ランセット部(12)は、円柱部(20)で仕上げ
られており、その中にランセット(23)の軸部分(2
2)が埋め込まれており、以下によって、特徴付けられ
ている方法:すなわち、保護用エレメントが、第二円柱
部(25)として仕上げられており、この第二円柱部
は、基本的に、第一円柱部(20)と一直線上にあり、
そして、保護用エレメントを装備するランセット部(1
1)とブッシュ部(12)は、同時に、しかし、それぞ
れ別々に、共同の射出形成工具で製造され、そして、こ
の工具から取り出される時、ブッシュ部(12)の中
に、第二円柱部(25)を装備するランセット部(1
2)が収納される形で、組み合わされ、第二円柱部(2
5)は、ブッシュ部のもう一方の末端から外へ突き出し
ており、そこで、指でつかむことができることを特徴と
する採血装置の製造方法、特に、請求項1−17の一つ
あるいは複数の請求項に基づく採血装置の製造方法を要
旨とする。
【0014】
【実施例】本発明は、ランセット部とブッシュ部を持つ
採血装置に関する。ランセット部は、一方の末端にボタ
ン型の頭部(以下、ボタン部と称す)を、もう一方の末
端にランセットの刃を装備している。ブッシュ部は、ラ
ンセット部を軸方向へ誘導し、それを収納するように形
成されており、ブッシュ部の末端にはフランジが装備さ
れている。第一使用位置では、フランジは、ストッパー
によって、ボタン部から一定距離すなわち第一距離の位
置におかれ、刃の部分はブッシュ部の中に収められてい
る。ストッパーは、メカニックな力を加えることにより
外すことができる。ストッパーに力を加えて外すと、ボ
タン部とフランジは、互いに素早く第二使用位置に移動
し、相互間の距離はより小さくなる。この距離を、以
下、第二距離と称す。この時、刃の部分は、ブッシュ部
のもう一方の端から外へ突き出る。
【0015】この発明は、また、採血装置の製造方法、
特に、前述した種類の採血装置の製造方法に関する。こ
こでは、ランセット部とブッシュ部は、合成材料の射出
成形方法で製造される。その際、ランセット部は、一方
の末端にボタン部を、もう一方の末端にランセットの刃
の部分を装備している。ランセットの刃は、末端部から
外へ突き出している。さらに、ブッシュ部は、ランセッ
ト部を軸方向に誘導し、これを収納するように形成され
ている。また、ランセット部には、保護用エレメントが
射出成形されている。保護用エレメントは刃の部分を包
み込んでおり、指の力で、刃の部分から取り去ることが
できる。最終的に、ランセットの軸の周りに射出成形さ
れた第一円柱部を持つランセット部が仕上げられる。
【0016】前述の課題は、最初に述べた種類の採血装
置で、メカニックな力を与えることにより外すことがで
きるストッパーを、予定破壊箇所として形成することに
よって、解決される。
【0017】さらに、前述の課題は、発明に基づき、第
一使用位置における第一距離をその都度設定するため
に、少なくとも、二つの距離ホルダーを装備させること
により、解決される。このホルダーによって、第二使用
位置が事前に選択できる。この時、少なくとも二つの距
離ホルダーによって、第二使用位置において、異なる第
二距離が設定される。
【0018】さらに、前述の課題は、発明に基づき、次
のように、解決することができる。すなわち、保護用エ
レメントを装備するランセット部を、ブッシュ部の中に
収納させ、保護用エレメントは、ブッシュ部のもう一方
の末端から突き出させ、そこで、指でつかむことが可能
であるようにすることである。
【0019】最終的に、前述の課題は、最初に述べた方
法に基づき、発明に従って、以下のように、解決され
る。すなわち、保護用エレメントを、基本的に、第一円
柱部と一直線上に並ぶ第二円柱部として形成する。そし
て、ブッシュ部と保護用エレメントを装備するランセッ
ト部を、同時に、しかし相互に離して、共通の射出成形
工具の中で製造する。そして、工具から取り出す際に、
第二円柱部を装備したランセット部が、ブッシュ部の中
に収納され、第二円柱部がブッシュ部の一方の末端から
外へ突き出し、そこで指でつかめるように、組み合わせ
る。
【0020】この発明の基礎となる課題は、このような
方法で、完全に解決される。
【0021】メカニックな力を加えることにより外すこ
とができるストッパーを、予定破壊箇所として形成する
方法は、ランセット部をブッシュ部の中へ誘導する機能
と、メカニックな力を加えることにより外すことができ
るストッパーの機能を、分離することができるという長
所を持つ。この方法では、ブッシュ部の中へのランセッ
ト部の正確な誘導が損なわれることはない。従って、−
個々場合の必要事項に基づき−ストッパーを外すために
必要とされるメカニックな力を、ランセット部を誘導す
るブッシュ部の特性を損なうことなしに、非常に大きく
設定することも可能である。
【0022】距離ホルダーによって、第二使用位置で
は、二つの異なる第二距離が設定されるが、少なくとも
二つの距離ホルダーの装備が計画されているこの方法
は、以下の長所を持つ。つまり、患者の皮膚の厚さに従
って、刃の部分が突き刺さる深さを、簡単な方法で、様
々に設定できる点である。保護用エレメントを、採血前
には、基本的に、ブッシュ部によって周りを囲まれてい
る部分として形成する方法は、一つには、次のような長
所を持つ。すなわち、採血が実行される前には、刃の部
分が、患者の目に全く触れない点である。また、もう一
つの長所は、刃の部分が、装置の使用中、採血に至るま
での間ずっと、ブッシュ部の中に保護され続けるので、
汚れたりする可能性のない点である。特に、両方の部品
を互いに離したり、両方の部品を相互に差し込んだりす
る必要がない。なぜなら、ランセット部とブッシュ部
は、あらかじめ、その使用位置に組み合わされており、
装置を取り扱う準備をするためには、単に、保護用エレ
メントをブッシュ部から引き出せばいいだけだからであ
る。
【0023】最後に、上記の方法は、次のような長所を
持つ。すなわち、装置全体が、作業行程中に、既に完全
に組み合わされた状態で、射出形成機械の中で製造され
る点である。この場合、装置使用に必要とされる操作
は、最小限に制限される。発明された装置では、予定破
壊箇所が、突き破ることのできる底面として、部品の一
つに装備されており、別の部品には、突き破られる底面
に噛み合わされる突起部が装備されている。
【0024】この形状の長所は、突き破ることのできる
底面部の大きさによって、ストッパーを外す力を、広範
囲に、調整できる点である。予定破壊箇所の構造、形成
のバリエーションでは、予定破壊箇所は、切り取り可能
なブリッジ、あるいは、切り取り可能な鈎状突起部とな
っている。従って、当然、その他の、折り取る事の可能
な、あるいは、切り取ることが可能な、あるいは、引き
剥すことが可能なエレメントを、予定破壊箇所とするこ
とができるのである。
【0025】この発明品の形状のその他の利点は、少な
くとも二つの距離ホルダーにより、第一使用位置におい
て、異なる第一距離を設定できることである。この方法
の長所は、第一使用位置と第二使用位置との間の行程を
調整でき、そのために、刃がブッシュ部から飛び出すい
きおいを調整できる点である。従って、患者の皮膚が柔
らかい場合、硬い場合などに従って、様々に調整するこ
とが可能である。
【0026】この発明品の形状のその他の利点は、距離
ホルダーを突起部として形成してあることである。
【0027】この方法の長所は、構造がきわめて単純
で、装置の部品を射出成形機で簡単に製造できる点であ
る。
【0028】この場合の利点は、さらに、突起部が、第
一使用位置から第二使用位置に移動する際に、穴の中を
動く時にある。ここでは、突起部の少なくとも一つは、
厚くなった部分を持っており、その直径は穴の直径より
大きくなっている。
【0029】この方法の長所は、突起部が前述した穴の
中を滑るので、これが、付加的に、ランセット部をブッ
シュ部へ誘導する役割を果たす点である。さらに、異な
る第二距離を設定するためには、突起部の厚くなってい
る部分の軸方向の長さを変えればよいので、ストッパー
の形状は非常に単純である。このような採血装置で、こ
のような方法で、複数の突起部を装備すれば、刃の突き
刺さる深さを、二通り、三通り、あるいは、もっと多
く、設定することが可能である。
【0030】この型の例では、ボタン部に突起部が装備
されており、リング・フランジには、突起部のための穴
が空いている。
【0031】この方法の持つ長所は、ランセット部をブ
ッシュ部に対して回転させることによって、簡単に、突
起部の位置の調整、すなわち、穴に突起部を合わせるこ
とが可能である点である。回転方向に適切なストッパー
を装備したり、弾力のある固定具を設けることによっ
て、調整位置をメカニックに固定することができる。ま
た、適切な表示によっても指示することができる。
【0032】この型の例では、さらに、突起部が異なる
長さを持っている場合、利点がある。この方法の持つ長
所は、構造的に非常に簡単な方法で、既に述べたよう
に、第一距離が様々に設定できる点である。
【0033】これに関しては、突起部の一つが、部品の
一つに取り付けられており、第一使用位置において、突
き破ることのできる底面部として形成される予定破壊箇
所で、もう一つの部品に接する場合に利点がある。
【0034】この方法は、距離ホルダーとしての突起部
の長所を、突き破ることの可能な底面部と組み合わせた
方法である。突き破ることの可能な底面部は、この場
合、リングフランジの穴の底となっている。発明品のそ
の他の型の例では、ランセット部は、周知の型と同様、
第一円柱部を持っている。第一円柱部の中には、ランセ
ットの軸が収められており、保護用エレメントは、第二
円柱部として形成されている。第二円柱部と第一円柱部
は、基本的には、一直線上に並んでいる。
【0035】この方法の長所は、ランセット部全体、す
なわち、保護用エレメントも含めたランセット部を、ブ
ッシュ部の中に滑り込ませられる点である。その結果、
刃の部分は常に保護され、保護用エレメントも、簡単な
方法で、ランセット部から取り外すことができる。時間
の経過にともない、使用前に、筒の内部に汚れがたまっ
たとしても、部品が互いに一直線上に並べられており、
保護用エレメントは使用直前に乗り除かれるため、針の
汚染は確実に避けることができる。
【0036】さらに、円柱部分の少なくとも一つが尖端
部を持っており、尖端部が、もう一方の尖端部とつなが
るように形成されている場合、特に有利である。この方
法の持つ長所は、二つの円柱部の間のブリッジを、思う
ままに小さくすることができる事である。従って、一方
では、刃の部分が無菌の状態で包み込まれ、他方では、
保護用エレメントを、わずかの力で、刃片から取り外す
ことができる。
【0037】これら全ての型の例は、ランセットを除く
全てのエレメントが、合成材料で製造される場合、特
に、好都合である。さらに、全ての型の例では、ブッシ
ュ部とランセット部が、締め付けはめ合わせ方で製造さ
れる場合、あるいは、鈎状の爪が取り付けられている場
合が、有利である。
【0038】この方法の長所は、両方の部品が差し込ま
れた状態で、紛失しないように相互に組み合わされてい
る点である。
【0039】その他の長所は、記述の中に、および、添
付の図によって、示されている。前述の特徴、および、
以下に述べる特徴は、その都度提示された組合せだけで
なく、前述の発明の枠を離れることなく、その他の組合
せでも、あるいは、単独でも利用可能な特徴である。
【0040】図示例 発明の形態は図で示されており、その詳細な説明は次の
とおりである。
【0041】図1乃至4および10には、患者が、自分
自身で使用するために用いることのできるような、採血
装置が描かれている。採血装置10では、患者の体の適
切な部分から、特に、指先から、数滴の血液の採血で十
分である場合に、血液サンプルが採血される。
【0042】採血装置10は、ランセット部11とブッ
シュ部12を持つ。
【0043】ランセット部11は、第一円柱部20を持
ち、図1aでは、下の方向に円錐形の先端21が延びて
いる。第一円柱部20は、ランセット23の軸部22を
包み込んでおり、その刃の部分24は、第一円柱部20
から外へ軸方向に突き出している。ランセット部11の
第二円柱部25は、刃の部分24を包み込んでいる。第
二円柱部25は、図1では、上の方向へ円錐形の先端2
6が延びている。
【0044】ランセット部11が、一体型として、合成
材料で射出成形される場合、先端部21と26の間のつ
なぎ目には、ランセット23の刃の部分24を包む非常
に薄い材料のブリッジだけが残る。
【0045】図4aで示されているように、ランセット
23の無菌密封を確実にするために、この場所に、円柱
形のブリッジ27(図中に波線で表示、縮尺は正確でな
い)を形成することも可能である。ランセット部11
を、ブッシュ部12に差し込んだ後に、紛失しないよう
にするために、第二円柱部25の先端部とは反対側の端
に、弾力性のある鈎爪28(図5参照)を取り付けるこ
とも可能である。図1aの第一円柱部20の上端には、
ボタン部30が形成されている。ボタン部30は円柱形
をしているが、基本的に、円柱部20、25より、軸方
向の長さは短く、直径は大きくなっている。
【0046】ボタン部30の裏面31には、提示された
型の例では、第一突起部32と、これに対し円周上18
0゜の位置に、第二突起部33が、同一円周上に取り付
けられている。必要に応じて、このような種類の突起部
を、三個、四個、あるいは、複数個取り付けることも可
能である。
【0047】第一突起部32は軸方向に均一の太さであ
るが、第二突起部33は二つの軸部分から成り立ってい
る。すなわち、軸の下部34は細く、上部35は太い。
両方の突起部32、33の、ボタンに取り付けられてい
ない方の末端は、先端36、37となっている。この例
では、先端部は小さな円錐台形をしている。
【0048】図1aからは、さらに、突起部32、33
の場所に該当するボタン部表面に、マーク38を付ける
ことが可能であることも解る。このマークに関しては、
以下に説明する。
【0049】ブッシュ部12は、中が空洞になっている
円筒部40を持つ。円筒部40の中は、穴41が貫通し
ている。穴41の内径は、円柱部分20、25の外径と
同じであるが、特に、穴41の内径が、ほんのわずかだ
け小さく測定されるようする。これは、ランセット部1
1の円柱部分20、25とブッシュ部12を貫通する穴
41の間の、締め付けはめ合わせを行うためである。但
し、これは、上述したような鈎爪28を装備しない場合
である。
【0050】内部が空洞になっている円筒部40は、さ
らに、図2では、上端にリング・フランジ45を装備し
ている。リング・フランジの軸方向の長さは、基本的に
は、円筒部40より短いが、そのかわり、直径は大きく
なっている。リング・フランジ45の外径は、例えば、
ボタン部30の外径とほぼ同じにすることができる。リ
ング・フランジ45には、円周上の位置に、底のある穴
46と、ここから円周方向180゜の位置に、凹型に欠
落している箇所47が設けられている。欠落箇所47
は、第二突起部33の軸の太い部分35より大きくなっ
ている。図3aからはっきり見て取れるように、穴46
の底面48は、薄い面でできている。底面48の厚さ4
9は、以下でより詳しく述べるが、底面を突き破るのに
どの位の大きさの力を希望するか、あるいは、リング・
フランジ45が造られている材料の硬さなどによって、
決定される。
【0051】50はリング・フランジ45の表面、51
は裏面である。
【0052】既に述べたように、ランセット部11とブ
ッシュ部12は、ランセット23を除いて、基本的に、
完全に合成材料で造られる。加えて、ランセット部11
とブッシュ部12は、合成材料射出成形機で製造され
る。さらに、射出成形工具が使用され、ランセット部1
1とブッシュ部12は、一つの射出成形行程で、同時に
製造される。ランセット部11が製造される場合は、同
時に、ランセット23の周りに射出成形される。これ
は、特に、図4aで、はっきり見て取れる。
【0053】部品11、12の仕上げ、すなわち、部品
11、12を射出形成工具から取り出す場合、部品1
1、12は、適切な処理装置(図では示されていない)
を使って、同時に取り出され、同一作業行程で、相互に
差し込まれる。この時、円柱部20と25を持つランセ
ット部11は、ブッシュ部12を貫通する穴41の中に
差し込まれる。
【0054】射出形成工具から取り出し、処理し、はめ
合わせた結果は、図5で示されている。
【0055】部品11と部品12は、突起部32と33
が、リング・フランジ45の表面50の方向を向くよう
に、相互に差し込まれる。第二円柱部25は、円筒部4
0の反対側の端から、外へ突き出している。
【0056】この位置で、採血装置10の使用者は、一
方の手でリングフランジ45を、もう一方の手で、第二
円柱部25の突き出した末端部をつかむことができる。
この両方の部分を、図5の矢印55で示されるように、
反対方向に回転させると、第二円柱部25は、第一円柱
部20から、矢印56の方向に切り離される。尖端部2
1と26の間のブリッジは非常に小さいので、これは、
簡単に行うことができる。これによって、この時までは
第二円柱部25に包まれ、無菌状態に保たれていた刃の
部分25が、むき出しにされる。
【0057】採血装置10の使用者は、突起部の一つ、
この例では突起部32が、図5の同軸52で示されてい
るように、底面を持つ穴46の一直線上に来るまで、ブ
ッシュ部12に対して、ランセット部11を回転させる
ことができる。二つの突起部32と33のどちらを、穴
46の一直線上に来るようにするかの選択は、ボタン部
30の表面に既に述べたようなマーク38が表示されて
いるので、使用者が簡単に行うことができる。マーク3
8の形式、形状、色などは任意である。このマークは、
リング・フランジ45の穴46の位置から軸方向の延長
した場所に付けられている。
【0058】使用者は、部品11と12を、軸方向に一
緒に滑らせて、図6で示されている第一突起部32の先
端を、底面を持つ穴46の中に沈め、そして、その先端
36が、底面48に達するようにする。
【0059】図6ではっきりと見て取れるように、この
時、刃の部分24はむき出しになっており、中が空洞の
円筒部40の中に収められている。そして、リング・フ
ランジ45とは反対側の、円柱部40の下の縁58から
は、一定距離の離れた位置におかれている。この形で、
装置10は、患者の皮膚表面、例えば、指先などにのせ
て使われる。図6の59は、皮膚の表面を表す。
【0060】この装置の使用者は、例えば人差指と中指
をリングフランジ45の裏面51にあて円筒部40を握
り、図6の矢印60で示されるように、親指でボタン部
30の表面を押す。裏面51の形を適切なものにするこ
とによって、使用者の指が底面48の下にこないように
することが可能である。
【0061】指の力(矢印60)を強くすると、最終的
には、第一突起部32が、穴46の底面48を突き破
り、ランセット部11は、図6では左の方向へ、素早く
動く。それによって、刃の部分が、下の縁58から外へ
突き出す。
【0062】最終的な刃の位置は、図7で示されてい
る。第一突起部32が、底面48を突き破って、ボタン
部の裏面31が、リング・フランジ45の表面50の上
に接触したことは、認識可能である。
【0063】この時、図7の最終位置において、刃の部
分24が、円柱部40の下の縁58から外へ付き出る量
d1 は軸の長さによって異なり、それは事前に設定する
ことができる。この値d1 が、皮膚に突き刺さる深さに
相当する。
【0064】それに対して、図6の様な位置で、第一突
起部32の代わりに、第二突起部33を、底面を持つ穴
46と噛み合わせると、底面48が突き破られた後の最
終位置は図8のようになる。
【0065】図8では、ボタン部30とリング・フラン
ジ45の間には、まだ軸方向の距離がある。この距離
は、第二突起部33の厚くなった部分35に該当する。
この場合は、刃の突き刺さる深さは少なくなり、d2 と
なる。
【0066】ランセット部11を、ブッシュ部12に対
して回転させ、穴46に噛み合わせる突起部を、第一突
起部32あるいは第二突起部33とするかによって、突
き刺さる深さd1 、d2 を選択することができる。これ
は、マーク38の矢印の長さを変えることにより、表示
可能である。
【0067】二つの突起部32と33の代わりに、三
個、あるいは、複数の突起部を装備させ、突き刺さる深
さを何段階にも増やすことも可能である。
【0068】前述の型の第一バリエーションとして、図
4aの36’で示されているように、突起部の軸の長さ
を様々に設定することも可能である。図7、あるいは、
図8の突き刺さる量d1 、d2 は、突起部32あるいは
33の軸の長さとは無関係である。突起部32、33を
長くすると、しかしながら、図6の第一使用位置から、
図7あるいは図8の第二使用位置までの間の行程が長く
なる。従って、両方の部品11、12の衝突する力は、
突起部の長さに応じて大きくなる。従って、皮膚の硬
さ、柔らかさに応じて、衝突する力を調整することが可
能となる。
【0069】さらに、図8では、もう一つ別のバリエー
ションが提示されている。ここでは、中が空洞になって
いる円柱部40に、リング・フランジ45から離れた場
所に、補助フランジ45’が取り付けられている。補助
フランジを取り付ければ、使用者の指が、飛び出してく
る突起部33に触れることなしに、より良く装置を取り
扱うことができる。
【0070】図9は、図3bと同種の図であるが、ここ
には、予定破壊箇所の構造の別のバリエーションが示さ
れている。
【0071】ここでは、ボタン部に、前述した型の例で
は底面48を持つ穴46があった場所に、第一欠落部が
形成されている。この欠落部のちょうど反対側には、第
二欠落部72が設けられている。第二欠落部72は、前
述の型の例の欠落部47のように形成することが可能で
ある。
【0072】第一欠落部71の中には、例えば、図9の
読者から見て下になるほうの面に、あるいは、第一欠落
部71の中間の高さの位置に、細いブリッジ73が装備
されている。
【0073】ブリッジ73は、前述の型の例の穴46の
底面48と同様、予定破壊箇所として機能するように、
幅、取り付ける深さなどを決定する。ブリッジ73を切
断、あるいは、突き破るために、ランセット部(図では
示されていない)には、目的に応じて第一欠落部に差し
込まれるような、適切な突起部が設けられなければなら
ない。
【0074】図10は、図6と同種の図で、発明品の型
のその他の例が示されている。この例では、採血装置8
0は、再び、ランセット部81とブッシュ部82を持っ
ている。そして、ランセット部81には、図10では右
端に、ボタン部83が形成されている。しかし、この場
合、ボタン部はキャップの様な形をしている。
【0075】ボタン部83の表面84には、図10では
円周上部に、穴85が空いている。
【0076】ボタン部83は、ブッシュ部82のリング
・フランジ86を、キャップのように包み込んでいる。
図10では、リング・フランジ86は、円周の上の位置
だけに、突出部87を装備しており、この上に、ボタン
部83が、軸方向に重なる。
【0077】この場合、突出部87が、予定破壊箇所の
役割を果たしている。なぜなら、ランセット部81を、
ブッシュ部82に向けて軸方向に押した場合、この突出
部は、キャップ状のボタン部83によって、つまり、そ
の壁面90によって、切り取られるからである。
【0078】また、この場合、刃の突き刺さる深さを変
化させるために、リング・フランジ86の表面に、突起
部88を設けることが可能である。突起部88の直径
は、穴87の直径より小さくなっている。
【0079】図10で示されている位置では、ランセッ
ト部81とブッシュ部82は、刃の突き刺さる深さが最
大になるような位置関係にある。なぜなら、押し込んだ
状態では、突起部88は、穴85に入り込むからであ
る。
【0080】これに対して、刃の突き刺さる深さをより
小さく設定するためには、ブッシュ部82を、図10で
示された位置から、円周方向に180゜回転させる。そ
こで、突起部88をボタン部83の内面89に合わせ
る。これによって、刃の突き刺さる深さは、突起部88
の軸の長さ分だけ小さくなる。
【0081】図9と10の型の例は、従って、前述の発
明の枠を越えることなしに、予定破壊箇所が、前述の発
明に基づき、様々な方法で構造的に形成されることを、
具体的に説明するものである。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、刃の突き刺さる深さを
調節できる。さらに刃の汚れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠近法による外観で、発明に基づく採血装置の
型の一例を示し、図1aはランセット部を斜め上から見
た図と、図1bは斜め下から見た図(一部のみ)。
【図2】図1aと同種の図であり、付属するブッシュ部
の遠近法による外観。
【図3】図2に基づくブッシュ部の部分側面図と前面
図。
【図4】図3a、3bと同種の図であり、図1a、1b
に基づくランセット部の図。
【図5】ランセット部とブッシュ部が差し込まれた状態
の採血装置の使用準備完了の前の状態をしめす部分側面
図。
【図6】装置は第一使用位置にある図5と同様の図。
【図7】装置は第二使用位置にある図6と同様の図。
【図8】刃の突き刺さる深さが小さくなるように、装置
が調整されている状態を示す図7と同様の図。
【図9】発明品の別の形態に基づく図3bと同様のボタ
ン部を上から見た図。
【図10】発明品の別の実施例を示す図6と同様の図。
【符号の説明】
10 採血装置 11 ランセット部 12 ブッシュ部 20 第一円柱部 21 円錐形の先端 22 軸部 23 ランセット 24 刃の部分 25 第二円柱部 26 円錐形の先端 27 ブリッジ 28 鈎爪 30 ボタン部 31 裏面 32 第一突起部 33 第二突起部 34 軸の下部 35 上部 36,37 先端 38 マ−ク 40 円筒部 41 穴 45 リング・フランジ 46 穴 47 欠落箇所 48 底面 49 厚さ 50 表面 51 裏面 52 同軸 55,56 矢印 58 下の縁 59 皮膚の表面 60 矢印 71 第一欠落部 72 第二欠落部 73 ブリッジ 80 採血装置 81 ランセット部 82 ブッシュ部 83 ボタン部 84 表面 85 穴 86 リング・フランジ 87 突出部 88 突起部 89 内面

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランセット部(11、81)とブッシュ
    部(12、82)を持つ採血装置であって、メカニック
    な力を加えることにより外すことのできるストッパー
    が、予定破壊箇所として形成されていることを特徴し、
    ランセット部(11、81)は、一方の末端にボタン部
    (30、70、83)を、もう一方の末端にランセット
    (23)の刃(24)を装備しており、その刃は、末端
    から付き出し、ブッシュ部(12、82)は、ランセッ
    ト部(11、81)を収納できるように、また、軸方向
    に誘導できるように形成され、ブッシュ部の末端にはフ
    ランジが装備され、装置の第一使用位置では、フランジ
    は、ストッパーによって、ボタン部(30、70、8
    3)から第一距離の位置に置かれ、このストッパーは、
    メカニックな力を加えることにより、外すことができ、
    この位置では、刃の部分(24)はブッシュ部(12、
    82)の中に収納され、そこで、ストッパーを外すと、
    ボタン部(30、70、83)とフランジ(45、8
    6)は、相互に素早く第二使用位置に移動し、相互の間
    隔は、第一距離より少ない第二距離となり、このため、
    刃の部分(24)は、ブッシュ部(12、82)の一方
    の末端から外へ突き出し、ここでの特徴は、メカニック
    な力を加えることにより外すことのできるストッパー
    が、予定破壊箇所として形成されていることを特徴とす
    る採血装置。
  2. 【請求項2】 予定破壊箇所が、突き破ることの可能な
    底面部として、部品の一つ(12、82)に装備されて
    おり、もう一つの部品(11、81)には、底面部(4
    8)に噛み合わせることのできる突起部(32、34)
    が、少なくとも一つ装備されていることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 予定破壊箇所が、切り取り可能なブリッ
    ジ(73)として、部品の一つに装備されており、もう
    一つの部品には、ブリッジ(73)を突き破る突出部
    が、少なくとも一つ装備されていることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 予定破壊箇所が、切り取り可能な突出部
    (87)として、部品の一つに装備されており、もう一
    方の部品には、突出部(87)に突き当てられる突起部
    が、少なくとも一つ装備されていることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 ランセット部(11、81)およびブッ
    シュ部(12、82)が、一体型のものとして、合成材
    料で製造されることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項あるいは複数項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ランセット部(11、81)とブッシュ
    部(12、82)を装備しており、ランセット部(1
    1、81)の一方の末端にはボタン部(30、83)
    を、もう一方の末端にはランセット(23)の刃の部分
    (24)を装備しおり、この刃の部分は末端部から突き
    出し、さらに、ブッシュ部(12、82)は、ランセッ
    ト部(11、81)を軸方向に誘導し、収納するように
    形成されており、一方の末端にはフランジ(45、8
    6)を装備し、フランジは、装置の第一使用位置では、
    メカニックな力を加えることにより外すことが可能なス
    トッパーによって、ボタン部(30、83)から第一距
    離の位置におかれ、この時、刃の部分(24)は、ブッ
    シュ部(12、82)の中に収められ、ストッパーを外
    すと、ボタン部(30、83)とフランジ(45、8
    6)は、相互に素早く、第二使用位置に移動し、相互の
    間隔は、より小さい第二距離となり、この時、刃の部分
    (24)は、ブッシュ部のもう一方の末端から外へ突き
    出し、これによって、特徴付けられるのは、第一使用位
    置における第一距離を設定するために、少なくとも二つ
    の距離ホルダーが装備されており、この距離ホルダー
    は、第二使用位置に到達するために、事前に選択可能で
    あることを特徴とし、さらに少なくとも二つの距離ホル
    ダーによって、第二使用位置における第二距離を変える
    ことができることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項あるいは複数項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも二つの距離ホルダーによっ
    て、第一使用位置における第一距離の異なる設定ができ
    ることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 距離ホルダーが突起部(32、33、8
    8)として作られていることを特徴とする請求項6又は
    7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 第一使用位置から第二使用位置に移動す
    る際、突起部(32、33)が穴(46)の中を動き、
    突起部の少なくとも一つ(33)が、厚みのある部分
    (35)を持っており、その直径が穴(46)の直径よ
    り大きくなっていることを特徴とする請求項8に記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 ボタン部(30)に突起部(32、3
    3)が装備されており、フランジ(45)には、突起部
    (32、33)のための通路(46、47)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項8又は9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 突起部(32、33)が異なる長さ
    (36’)を持つことを特徴とする請求項8乃至10の
    いずれか1項あるいは複数項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 部品の一つ(12)に、突起部(3
    2、33)の一つが設けられており、第一使用位置にお
    いて、突き破ることの可能な底面部(48)として形成
    される予定破壊箇所で、もう一つの部品(11)と接触
    する点を特徴とする請求項8乃至11いずれか1項ある
    いは複数項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 ランセット部(11)とブッシュ部
    (12)を持つ採血装置であって、保護用エレメントを
    装備するランセット部(11)がブッシュ部(12)の
    中に収められており、保護用エレメントは、ブッシュ部
    (12)の他の末端から突き出しており、そこで、指で
    つかむことができるという点を特徴とし、ランセット部
    (11)はその一方の末端にボタン部(30)を装備、
    もう一方の末端にランセット(23)の刃の部分(2
    4)を装備し、刃の部分は末端部から外へ突きだし、そ
    して、ランセット部(11)には、保護用エレメントが
    装備され、保護用エレメントは、刃の部分(24)を包
    み込んでおり、指で、取り去ることが可能であり、さら
    に、ブッシュ部(12)は、ランセット部(11)を軸
    方向に誘導するように、また、これを収納するように形
    成されており、一方の末端にはフランジ(45)を装備
    し、フランジは、装置の第一使用位置では、メカニック
    な力を加えることにより外すことが可能なストッパーに
    よって、ボタン部(39)から第一距離の位置におかれ
    ており、この時、刃の部分(24)は、ブッシュ部(1
    2)の中に収められ、ここで、ストッパーを外すと、ボ
    タン部(30)とフランジ(45)は、相互に、第二使
    用位置に移動し、相互の間の距離はより小さい第二距離
    となり、そこで、刃の部分(24)は、ブッシュ部(1
    2)のもう一方の末端から外へ付き出ることを特徴とす
    る請求項1乃至12のいずれか1項あるいは複数項に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 ランセット部(12)が、ランセット
    (23)の刃の部分(22)を内蔵する第一円柱部を持
    ち、保護用エレメントが、第二円柱部として形成されて
    いる点を特徴とし、第二円柱部は、基本的に、第一円柱
    部(20)と一直線上に並べられており、それによっ
    て、円筒の内部が密閉されていることを特徴とする請求
    項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 第一円柱部と第二円柱部(20、2
    5)が一体型となっており、合成材料で製造されている
    点を特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 円柱部(20、25)の少なくとも一
    つが、尖端部(21、26)を備えており、尖端部(2
    1、26)は、もう一方の円柱部(20、25)の方向
    に、先細りに形成されている点を特徴とする請求項13
    乃至15のいずれか1項あるいは複数項に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ブッシュ部(12)の中に差し込まれ
    たランセット部(11)が紛失することのないように、
    保護用エレメントに鈎型の爪(28)が取り付けられて
    いる点を特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 ランセット部(11)とブッシュ部
    (12)は、合成材料射出方法で製造され、ランセット
    部(11)は、一方の末端にボタン部(30)を装備
    し、もう一方の末端は、ランセット(23)の刃の部分
    (24)を装備、その刃の部分は末端から外へ突きだ
    し、さらに、ブッシュ部(12)は、ランセット部(1
    1)を軸方向に誘導するように、また、それを収納する
    ように成形され、さらに、ランセット部(12)には、
    保護用エレメントが取り付けられ、この保護用エレメン
    トは、ランセットの刃の部分(24)を包み込んでお
    り、指で取り外すことができ、最後に、ランセット部
    (12)は、円柱部(20)で仕上げられており、その
    中にランセット(23)の軸部分(22)が埋め込まれ
    ており、以下によって、特徴付けられている方法:すな
    わち、保護用エレメントが、第二円柱部(25)として
    仕上げられており、この第二円柱部は、基本的に、第一
    円柱部(20)と一直線上にあり、そして、保護用エレ
    メントを装備するランセット部(11)とブッシュ部
    (12)は、同時に、しかし、それぞれ別々に、共同の
    射出形成工具で製造され、そして、この工具から取り出
    される時、ブッシュ部(12)の中に、第二円柱部(2
    5)を装備するランセット部(12)が収納される形
    で、組み合わされ、第二円柱部(25)は、ブッシュ部
    のもう一方の末端から外へ突き出しており、そこで、指
    でつかむことができることを特徴とする採血装置の製造
    方法、特に、請求項1−17の一つあるいは複数の請求
    項に基づく採血装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 ランセット部(11)とブッシュ部
    (12)が、締め付けはめ合わせ方で、製造されること
    を特徴とする請求項18に記載の方法。
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