JPH0767861A - 使い捨て型血液レーザ照射装置 - Google Patents
使い捨て型血液レーザ照射装置Info
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- JPH0767861A JPH0767861A JP2418322A JP41832290A JPH0767861A JP H0767861 A JPH0767861 A JP H0767861A JP 2418322 A JP2418322 A JP 2418322A JP 41832290 A JP41832290 A JP 41832290A JP H0767861 A JPH0767861 A JP H0767861A
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- JP
- Japan
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- housing
- hollow piston
- light guide
- piston
- needle
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】中空ピストンと中実ピストンとからなるハウジ
ングを有する使い捨て型血液レーザ照射装置であって、
静脈穿刺を行ない、採血し、患者の静脈の中へ必要な長
さまで無菌光ガイドを更に移動させることができる使い
捨て型血液レーザ照射装置を提供することを目的とす
る。 【構成】装置内部のその幾何学的軸線に沿って光ガイド
を配置し、その一端をハウジングの中に取付けた針の中
に移動自在に取付け、他端を中実ピストンの中に固定
し、コネクターによってレーザに接続された使い捨て型
血液レーザ照射装置を構成する。
ングを有する使い捨て型血液レーザ照射装置であって、
静脈穿刺を行ない、採血し、患者の静脈の中へ必要な長
さまで無菌光ガイドを更に移動させることができる使い
捨て型血液レーザ照射装置を提供することを目的とす
る。 【構成】装置内部のその幾何学的軸線に沿って光ガイド
を配置し、その一端をハウジングの中に取付けた針の中
に移動自在に取付け、他端を中実ピストンの中に固定
し、コネクターによってレーザに接続された使い捨て型
血液レーザ照射装置を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医学分野、特に医用機器
に関し、更に詳細には血液を光でもって照射する装置に
関する。本発明は静脈血液を光でもって照射する方法を
採用するいかなる医学分野にも利用できる。
に関し、更に詳細には血液を光でもって照射する装置に
関する。本発明は静脈血液を光でもって照射する方法を
採用するいかなる医学分野にも利用できる。
【0002】
【従来の技術】近年、臨床面において光線療法が活発に
導入されている。これに用いられているのは低電力のレ
ーザ装置である。実際に広く用いられている方法として
は、オプチカル・ファイバー(繊維状光ガイド)を用い
て静脈血液にレーザを照射する方法が挙げられる。オプ
チカル・ファイバーは、静脈に導入する前に消毒液にい
れて徹底的に消毒される。この作業はオプチカル・ファ
イバーの反復使用の場合には不可欠である。これまで
は、オプチカル・ファイバーはコネクターと併用するの
が普通であった。しかし、このような装置はかなりコス
トがかかり、こうした状況はオプチカル・ファイバーの
広い臨床使用を制約してきた。更には、AIDS(後天
性免疫不全症候群)、つまり、エイズ、撲滅が叫ばれて
いる今日、静脈血液にレーザ・ビームを照射する装置は
使い捨て型のものでなければならない。
導入されている。これに用いられているのは低電力のレ
ーザ装置である。実際に広く用いられている方法として
は、オプチカル・ファイバー(繊維状光ガイド)を用い
て静脈血液にレーザを照射する方法が挙げられる。オプ
チカル・ファイバーは、静脈に導入する前に消毒液にい
れて徹底的に消毒される。この作業はオプチカル・ファ
イバーの反復使用の場合には不可欠である。これまで
は、オプチカル・ファイバーはコネクターと併用するの
が普通であった。しかし、このような装置はかなりコス
トがかかり、こうした状況はオプチカル・ファイバーの
広い臨床使用を制約してきた。更には、AIDS(後天
性免疫不全症候群)、つまり、エイズ、撲滅が叫ばれて
いる今日、静脈血液にレーザ・ビームを照射する装置は
使い捨て型のものでなければならない。
【0003】溶解した状態では不安定な医薬製剤を導入
する公知の装置としては、ハウジングの内部に連続配置
された2本のシリンダーからなるものがある(例えば、
フランス国特許出願第260 4346号)。これらの
2本のシリンダーのうち片方、すなわち、遠端部のシリ
ンダーには、溶解し易く、噴霧によって金属球に付着さ
せた医薬製剤が容れられる。なお、本明細書において
「遠端部」という術語は、使用できる位置に置かれた装
置において、患者に近く、医師からは遠い部分を言う。
また他方のシリンダーには溶剤が容れられる。これらの
2本のシリンダーの、互いに向きあっている基部はゴム
製で、各々のシリンダーに対するピストンとして作用す
る。これら2つのピストンの間には、それらの2本のシ
リンダーの空洞部を連通するための、両端を尖らせた中
空針が置かれている。上記の2つのピストンは、電気駆
動部に接続された第3のピストンの反動で移動させられ
る。ハウジングの遠端部には、ゴム製遠端ピストンに片
方の端を剛着された、両端が尖っている上記の針を通す
穴が設けられている。
する公知の装置としては、ハウジングの内部に連続配置
された2本のシリンダーからなるものがある(例えば、
フランス国特許出願第260 4346号)。これらの
2本のシリンダーのうち片方、すなわち、遠端部のシリ
ンダーには、溶解し易く、噴霧によって金属球に付着さ
せた医薬製剤が容れられる。なお、本明細書において
「遠端部」という術語は、使用できる位置に置かれた装
置において、患者に近く、医師からは遠い部分を言う。
また他方のシリンダーには溶剤が容れられる。これらの
2本のシリンダーの、互いに向きあっている基部はゴム
製で、各々のシリンダーに対するピストンとして作用す
る。これら2つのピストンの間には、それらの2本のシ
リンダーの空洞部を連通するための、両端を尖らせた中
空針が置かれている。上記の2つのピストンは、電気駆
動部に接続された第3のピストンの反動で移動させられ
る。ハウジングの遠端部には、ゴム製遠端ピストンに片
方の端を剛着された、両端が尖っている上記の針を通す
穴が設けられている。
【0004】患者の体内に医薬製剤を導入する場合、先
ず第3ピストンを第2ピストンに作用させる。するとそ
の第2ピストンが上記の溶剤を圧迫して第1ピストンの
空洞部の中へ入り込ませる。この結果、その医薬製剤が
溶解する。第3ピストンを更に移動させると、針は前進
して医薬製剤を注入する。この引用した装置の構造で
は、静脈穿刺による採血には使用できない。また、静脈
血液にレーザ光線を照射するのに使用することもできな
い。
ず第3ピストンを第2ピストンに作用させる。するとそ
の第2ピストンが上記の溶剤を圧迫して第1ピストンの
空洞部の中へ入り込ませる。この結果、その医薬製剤が
溶解する。第3ピストンを更に移動させると、針は前進
して医薬製剤を注入する。この引用した装置の構造で
は、静脈穿刺による採血には使用できない。また、静脈
血液にレーザ光線を照射するのに使用することもできな
い。
【0005】上記のとは別の公知の装置としては、静脈
血液に光を照射する装置がある(例えば、USSR発明
者証明第1398879号)。この装置は光源と、ミラ
ー・チャンネル(鏡溝)付きの注射針とを備えており、
またそのミラー・チャンネルは注射針の側面でその針の
不作用端に近くに、注射針の内部チャンネル(内溝)と
連通する枝管が固定されている。この枝管はホースによ
って、注入剤を充填した空洞に接続されている。また注
射針の不作用端には、密封された水晶プリズムが固定さ
れており、このプリズムの前面は注射針の長手方向軸線
と平行にかつ光源に対しては直角に配置されている。水
晶プリズムの後部鏡面には光線を反射する材料がコーテ
ィングされている。この鏡面は注射針の長手方向軸線お
よび光源に対して45度の角度で配置されている。
血液に光を照射する装置がある(例えば、USSR発明
者証明第1398879号)。この装置は光源と、ミラ
ー・チャンネル(鏡溝)付きの注射針とを備えており、
またそのミラー・チャンネルは注射針の側面でその針の
不作用端に近くに、注射針の内部チャンネル(内溝)と
連通する枝管が固定されている。この枝管はホースによ
って、注入剤を充填した空洞に接続されている。また注
射針の不作用端には、密封された水晶プリズムが固定さ
れており、このプリズムの前面は注射針の長手方向軸線
と平行にかつ光源に対しては直角に配置されている。水
晶プリズムの後部鏡面には光線を反射する材料がコーテ
ィングされている。この鏡面は注射針の長手方向軸線お
よび光源に対して45度の角度で配置されている。
【0006】上記装置における空洞への照射光線の導入
は、注射針の内部において連続的に得られ光ガイド要素
として作用する注入剤を通して行われる。上記装置は、
その製造技術がかなりコスト高であるので使い捨て用で
はない。こうした状況では、エイズ感染の転移の危険が
ある。更には、この装置は特定の液体の同時輸注に使用
することができず、このため、その実際の使用領域が極
めて大きく制限されている。どの溶液であってもその光
学的特性を決定するのは明らかにその化学組成と流速で
ある。上記の装置では、血液照射に必要な照射パワーを
正確に用量決定することができない。
は、注射針の内部において連続的に得られ光ガイド要素
として作用する注入剤を通して行われる。上記装置は、
その製造技術がかなりコスト高であるので使い捨て用で
はない。こうした状況では、エイズ感染の転移の危険が
ある。更には、この装置は特定の液体の同時輸注に使用
することができず、このため、その実際の使用領域が極
めて大きく制限されている。どの溶液であってもその光
学的特性を決定するのは明らかにその化学組成と流速で
ある。上記の装置では、血液照射に必要な照射パワーを
正確に用量決定することができない。
【0007】しかしながら、公知技術においては、光線
照射によって溶液の特性および自然水の特性でも急速変
化させ得ることが知られている。従って、それら溶液や
水の生理学的作用がそれぞれ変化する。そうした溶液を
注射すると予測し得ない結果が得られる。実際に、新し
い溶液を使用する毎に、生理学的効果の観点から従来の
ものとは定性的に異なった新しい医療方法がもたらされ
る。
照射によって溶液の特性および自然水の特性でも急速変
化させ得ることが知られている。従って、それら溶液や
水の生理学的作用がそれぞれ変化する。そうした溶液を
注射すると予測し得ない結果が得られる。実際に、新し
い溶液を使用する毎に、生理学的効果の観点から従来の
ものとは定性的に異なった新しい医療方法がもたらされ
る。
【0008】公知技術において知られているものとし
て、筋肉注射用の注射針に遠端部を接続したハウジング
を有する注射器がある(例えば、日本国の実用新案出願
公開第64−3674)。この注射針は光ガイドを包囲
し、ハウジングの内部にはレンズが設けられている。ハ
ウジングの近端(すなわち、医師に近い方の端部)には
別の光ガイドが固定され、これが光源に接続している。
て、筋肉注射用の注射針に遠端部を接続したハウジング
を有する注射器がある(例えば、日本国の実用新案出願
公開第64−3674)。この注射針は光ガイドを包囲
し、ハウジングの内部にはレンズが設けられている。ハ
ウジングの近端(すなわち、医師に近い方の端部)には
別の光ガイドが固定され、これが光源に接続している。
【0009】上記注射器の構造によれば、光ガイドを針
の内側に位置させて針を一回きりの筋肉注射に使用(す
なわち、針の使い捨て)できるが、採血装置を備えない
ので静脈に光ガイドを導入することができない。その導
入をあえて行うと、血管が著しく損傷され、血管内での
光ガイドの位置決めが不正確になるおそれがある。
の内側に位置させて針を一回きりの筋肉注射に使用(す
なわち、針の使い捨て)できるが、採血装置を備えない
ので静脈に光ガイドを導入することができない。その導
入をあえて行うと、血管が著しく損傷され、血管内での
光ガイドの位置決めが不正確になるおそれがある。
【0010】また従来技術として知られるものとして
は、更に、保護キャップを備えた針を取付ける孔を一端
に有し、かつ中空ピストンを受ける孔を他端に有するハ
ウジングを持つ注射器がある(例えば、フランス国特許
出願第2528706号)。ハウジングの内部に位置す
る上記中空ピストンの一端には、ハウジングの空洞部を
中空ピストンの空洞部に連通させる中央開口が設けら
れ、中空ピストンの他端には、その中に中実ピストンを
容れる開口が設けられている。
は、更に、保護キャップを備えた針を取付ける孔を一端
に有し、かつ中空ピストンを受ける孔を他端に有するハ
ウジングを持つ注射器がある(例えば、フランス国特許
出願第2528706号)。ハウジングの内部に位置す
る上記中空ピストンの一端には、ハウジングの空洞部を
中空ピストンの空洞部に連通させる中央開口が設けら
れ、中空ピストンの他端には、その中に中実ピストンを
容れる開口が設けられている。
【0011】ピストンの遠端部には、ピストンがハウジ
ングから完全に離脱するのを防止する部材が設けられて
いる。また中空ピストンの遠端には膜で閉じられた中央
開口が設けられている。中実ピストンの遠端には、上記
の膜を破裂させて、ハウジングの空洞を中空ピストンの
空洞に連通させ、ハウジングと中空ピストンの隣接した
2つの空洞に主として封入されている2種類の液体を互
いに溶け込ませるためのパンチを備えている。ハウジン
グの遠端には新しい混合液を撹拌するための混合ブレー
ドが取付けられている。
ングから完全に離脱するのを防止する部材が設けられて
いる。また中空ピストンの遠端には膜で閉じられた中央
開口が設けられている。中実ピストンの遠端には、上記
の膜を破裂させて、ハウジングの空洞を中空ピストンの
空洞に連通させ、ハウジングと中空ピストンの隣接した
2つの空洞に主として封入されている2種類の液体を互
いに溶け込ませるためのパンチを備えている。ハウジン
グの遠端には新しい混合液を撹拌するための混合ブレー
ドが取付けられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】引用例の注射器の構造
では、光ガイドを静脈に導入するのに使用できない。こ
れは、その中に光ガイドがなく、中空ピストンの中に排
気チャンネル(溝)が設けられていないためである。つ
まり、ピストンの運動中、空気はどうしても静脈内に侵
入して、静脈内に空気塞栓症を生起させる。また、ハウ
ジングおよび中空ピストンの中央開口の大きさのため
に、気密性が得られない。ハウジング、針、ピストンの
寸法の決め方が任意であるために、光ガイドが設けられ
しかも気密位置に固定されていても、採血を行うことは
できないし、また光ガイドを静脈に必要な長さまで導入
することもできない。
では、光ガイドを静脈に導入するのに使用できない。こ
れは、その中に光ガイドがなく、中空ピストンの中に排
気チャンネル(溝)が設けられていないためである。つ
まり、ピストンの運動中、空気はどうしても静脈内に侵
入して、静脈内に空気塞栓症を生起させる。また、ハウ
ジングおよび中空ピストンの中央開口の大きさのため
に、気密性が得られない。ハウジング、針、ピストンの
寸法の決め方が任意であるために、光ガイドが設けられ
しかも気密位置に固定されていても、採血を行うことは
できないし、また光ガイドを静脈に必要な長さまで導入
することもできない。
【0013】したがって、本発明の目的は、無菌光ガイ
ドを静脈の中へ必要な長さまで更に移動させて採血する
静脈穿刺を行う、使い捨て型血液レーザ照射装置を提供
することにある。
ドを静脈の中へ必要な長さまで更に移動させて採血する
静脈穿刺を行う、使い捨て型血液レーザ照射装置を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】本発明の使い捨て型血液
レーザ照射装置は、保護キャップを備えた針を取付ける
開口を一端に有し、かつ中空ピストンを受容する開口を
他端に有するハウジングを具備し、このハウジングの内
側に置かれた中空ピストンの一端にはハウジングの空洞
を中空ピストンの空洞と連通させる中央孔が設けられ、
また中空ピストンの他端には中実ピストンを受容する孔
が設けられる。本発明による使い捨て型レーザ照射装置
においては、更に、ハウジングと中空ピストンの中に移
動自在となった光ガイドが設けられ、光ガイドの一端は
その直径の1.5倍の内径を有する針の中に配置され、
中実ピストンには光ガイドの直径に等しい直径の中央孔
と、中空ピストンの空洞を大気に連通させる長手方向の
ポートとが設けられ、このポートの軸線は中央孔の軸線
と平行になっており、光ガイドの他端は中実ピストンの
中央孔の中に固定され、光ガイドの長さと、針の長さ
と、ハウジングの長さと、中空ピストンの長さとの相関
関係が2.5:1:1:1であり、中空ピストンの中央
孔にシールが設けられる。また、本発明によれば、ハウ
ジングと中空ピストンが透明な材料で作られ、そのハウ
ジングの外面と中空ピストンの外面には、ハウジングの
長さの0,1/4,1/2および3/4の値に対応する
指示マークが施され、またハウジングの遠端に「0」マ
ークが施され、こうして、初期位置にある場合に、中空
ピストンの端面がハウジング上の「0」マークに合致
し、また固体ピストンの端面が中区ピストン上の「3/
4」マークに合致するようになっている。
レーザ照射装置は、保護キャップを備えた針を取付ける
開口を一端に有し、かつ中空ピストンを受容する開口を
他端に有するハウジングを具備し、このハウジングの内
側に置かれた中空ピストンの一端にはハウジングの空洞
を中空ピストンの空洞と連通させる中央孔が設けられ、
また中空ピストンの他端には中実ピストンを受容する孔
が設けられる。本発明による使い捨て型レーザ照射装置
においては、更に、ハウジングと中空ピストンの中に移
動自在となった光ガイドが設けられ、光ガイドの一端は
その直径の1.5倍の内径を有する針の中に配置され、
中実ピストンには光ガイドの直径に等しい直径の中央孔
と、中空ピストンの空洞を大気に連通させる長手方向の
ポートとが設けられ、このポートの軸線は中央孔の軸線
と平行になっており、光ガイドの他端は中実ピストンの
中央孔の中に固定され、光ガイドの長さと、針の長さ
と、ハウジングの長さと、中空ピストンの長さとの相関
関係が2.5:1:1:1であり、中空ピストンの中央
孔にシールが設けられる。また、本発明によれば、ハウ
ジングと中空ピストンが透明な材料で作られ、そのハウ
ジングの外面と中空ピストンの外面には、ハウジングの
長さの0,1/4,1/2および3/4の値に対応する
指示マークが施され、またハウジングの遠端に「0」マ
ークが施され、こうして、初期位置にある場合に、中空
ピストンの端面がハウジング上の「0」マークに合致
し、また固体ピストンの端面が中区ピストン上の「3/
4」マークに合致するようになっている。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明を更に詳細に
説明する。図1に示すように、本発明の使い捨て型血液
レーザ照射装置1は、針5を取付けるための開口4を一
端3に有するハウジング2からなる。この針には保護キ
ャップ6が設けられている。ハウジング2の他端には中
空ピストン8を受容する開口7が設けられている。ハウ
ジング2の空洞の中に置かれた中空ピストン8の一端に
は中央孔9が設けられ、この孔がハウジング2の空洞を
中空ピストン8の空洞に連通するものである。中空ピス
トン8の他端には中実ピストン11を取付ける開口10
が設けられている。この中実ピストン11は中央孔12
と、中空ピストン8の空洞を大気に連通させる長手方向
ポート13とを有しており、中空ピストン8の軸線は中
央孔12の軸線と平行になっている。
説明する。図1に示すように、本発明の使い捨て型血液
レーザ照射装置1は、針5を取付けるための開口4を一
端3に有するハウジング2からなる。この針には保護キ
ャップ6が設けられている。ハウジング2の他端には中
空ピストン8を受容する開口7が設けられている。ハウ
ジング2の空洞の中に置かれた中空ピストン8の一端に
は中央孔9が設けられ、この孔がハウジング2の空洞を
中空ピストン8の空洞に連通するものである。中空ピス
トン8の他端には中実ピストン11を取付ける開口10
が設けられている。この中実ピストン11は中央孔12
と、中空ピストン8の空洞を大気に連通させる長手方向
ポート13とを有しており、中空ピストン8の軸線は中
央孔12の軸線と平行になっている。
【0015】本発明の装置は更に、ハウジングの幾何学
的軸線上に置かれたオプチカル・ファイバー(繊維状光
ガイド)14も含んでいる。この光ガイド14の一端は
針5の内部に置かれており、この針5の内径は光ガイド
14の直径の1.5倍に等しくなっている。この光ガイ
ド14の他端は中実ピストン11の中央孔12の中に固
定されており、その中央孔から若干突出している。光ガ
イドの長さ(L)と、針の長さ(l)と、ハウジングの
長さ(l)と、中空ピストンの長さ(l)との相関関係
は、初期位置においてかつ採血の間針から光ガイドが突
出しないように2.5:1:1:1でなければならな
い。
的軸線上に置かれたオプチカル・ファイバー(繊維状光
ガイド)14も含んでいる。この光ガイド14の一端は
針5の内部に置かれており、この針5の内径は光ガイド
14の直径の1.5倍に等しくなっている。この光ガイ
ド14の他端は中実ピストン11の中央孔12の中に固
定されており、その中央孔から若干突出している。光ガ
イドの長さ(L)と、針の長さ(l)と、ハウジングの
長さ(l)と、中空ピストンの長さ(l)との相関関係
は、初期位置においてかつ採血の間針から光ガイドが突
出しないように2.5:1:1:1でなければならな
い。
【0016】中空ピストン8の中央孔の中には、ハウジ
ング2のチャンバーの気密性を維持するのに不可欠なシ
ール15が取付けられている。ハウジング2と中空ピス
トン8は透明材料で作られている。ハウジング2の外面
および中空ピストン8の外面には、ハウジングの長さの
0,1/4,1/2,3/4に相当するマークが施され
ており、またハウジングの遠端には「0(ゼロ)」マー
クが施されている。初期位置においては、中空ピストン
8の端面はハウジング2の「0」マークに合致させら
れ、中実ピストン11の端面が中空ピストンの「3/
4」マークに合致させられる。
ング2のチャンバーの気密性を維持するのに不可欠なシ
ール15が取付けられている。ハウジング2と中空ピス
トン8は透明材料で作られている。ハウジング2の外面
および中空ピストン8の外面には、ハウジングの長さの
0,1/4,1/2,3/4に相当するマークが施され
ており、またハウジングの遠端には「0(ゼロ)」マー
クが施されている。初期位置においては、中空ピストン
8の端面はハウジング2の「0」マークに合致させら
れ、中実ピストン11の端面が中空ピストンの「3/
4」マークに合致させられる。
【0017】静脈から採血する位置(図2)では、中空
ピストン8の端面はハウジング2の「1/4」マークと
合致し、また中実ピストン11の端面が同じ位置に留ま
る、すなわち中空ピストン8の「3/4」マークに合致
する。光ガイド14を静脈に導入した位置(図3)で
は、中空ピストン8の端面が同じ位置に留まる、すなわ
ちハウジング2の「1/4」マークに合致するが、固体
ピストン11の端面は中空ピストン8の「0」マークに
合致する。使用位置では、この使い捨て型血液レーザ照
射装置はオプチカル・コネクター16によってレーザ1
7に接続される(図4)。
ピストン8の端面はハウジング2の「1/4」マークと
合致し、また中実ピストン11の端面が同じ位置に留ま
る、すなわち中空ピストン8の「3/4」マークに合致
する。光ガイド14を静脈に導入した位置(図3)で
は、中空ピストン8の端面が同じ位置に留まる、すなわ
ちハウジング2の「1/4」マークに合致するが、固体
ピストン11の端面は中空ピストン8の「0」マークに
合致する。使用位置では、この使い捨て型血液レーザ照
射装置はオプチカル・コネクター16によってレーザ1
7に接続される(図4)。
【0018】本発明の使い捨て型血液レーザ照射装置
(図1)の動作は以下に説明する通りである。すなわ
ち、初期位置においては、中空ピストン8の端面はハウ
ジング2の端面に接触し、つまり、ハウジング2の
「0」マークと合致し、一方では、中実ピストン11
は、その端面がハウジング2の「3/4」マークと合致
するように中空ピストン8から引き出されている。初期
位置においては、光ガイド14は針5の内部に位置して
この針の長さの3/4まで延びている。
(図1)の動作は以下に説明する通りである。すなわ
ち、初期位置においては、中空ピストン8の端面はハウ
ジング2の端面に接触し、つまり、ハウジング2の
「0」マークと合致し、一方では、中実ピストン11
は、その端面がハウジング2の「3/4」マークと合致
するように中空ピストン8から引き出されている。初期
位置においては、光ガイド14は針5の内部に位置して
この針の長さの3/4まで延びている。
【0019】静脈穿刺を行う場合、光ガイド14は、レ
ーザ17と接続されたオプチカル・コネクター16に接
続される。保護キャップ6を針5から取り外し、患者の
肩に圧力カフ(pressure cuff)を置いて
静脈穿刺を行う。針5が患者の皮膚下に導入されている
間に、針開口でレーザ・グロー(laser glo
w)を決める。針の先端が静脈の壁に接触すると直ちに
レーザ・グローは消失するが、針の先端が血管に入るや
否やレーザ・グローは再び発生する。この時、ハウジン
グ2の「1/4」まであるいは最大で「1/2」マーク
までの中空ピストン8の移動で採血を行う。これによっ
て光ガイド14は針5の中に入り、その針の長さの半分
を占める。
ーザ17と接続されたオプチカル・コネクター16に接
続される。保護キャップ6を針5から取り外し、患者の
肩に圧力カフ(pressure cuff)を置いて
静脈穿刺を行う。針5が患者の皮膚下に導入されている
間に、針開口でレーザ・グロー(laser glo
w)を決める。針の先端が静脈の壁に接触すると直ちに
レーザ・グローは消失するが、針の先端が血管に入るや
否やレーザ・グローは再び発生する。この時、ハウジン
グ2の「1/4」まであるいは最大で「1/2」マーク
までの中空ピストン8の移動で採血を行う。これによっ
て光ガイド14は針5の中に入り、その針の長さの半分
を占める。
【0020】採血が済んだら、圧力カフを患者の肩から
取り外し、次の段階に入る。すなわち、光ガイド14を
静脈の中へ移動させる。このために、中空ピストン8は
その位置に留まり、すなわち、「1/4」マークと合致
し、中実ピストン11が中空ピストン8の端面まで最長
距離だけ、すなわち、「0」マークまで移動する。な
お、光ガイド14が針から出て少なくとも静脈内へ入っ
た位置においては、その光ガイドの端面は針の端面とは
合致しない。針の先端が静脈の壁に突き当る状況も極め
てあり得るが、これを目視観察することはできない。こ
のような場合に光ガイドが前進中に静脈壁に突き当るこ
ともあり得るが、この接触はピストン運動に対する機械
的抵抗で示される。この場合は、医師は血管開口の針の
位置を変えて障害物を除去しなければならない。
取り外し、次の段階に入る。すなわち、光ガイド14を
静脈の中へ移動させる。このために、中空ピストン8は
その位置に留まり、すなわち、「1/4」マークと合致
し、中実ピストン11が中空ピストン8の端面まで最長
距離だけ、すなわち、「0」マークまで移動する。な
お、光ガイド14が針から出て少なくとも静脈内へ入っ
た位置においては、その光ガイドの端面は針の端面とは
合致しない。針の先端が静脈の壁に突き当る状況も極め
てあり得るが、これを目視観察することはできない。こ
のような場合に光ガイドが前進中に静脈壁に突き当るこ
ともあり得るが、この接触はピストン運動に対する機械
的抵抗で示される。この場合は、医師は血管開口の針の
位置を変えて障害物を除去しなければならない。
【0021】中実ピストン11を中空ピストン8の端面
まで移動させるには、中空ピストン8の中の空気を中実
ピストン11の長手方向ポート13を通じて大気中へ押
し出すことである。空気が静脈に侵入すると患者の致死
結果を招くことがある。ハウジング2の空洞の内部に血
液が入るので、シール15が破壊されても静脈への血液
侵入が防がれる。しかし気密性が乱されると、空気がハ
ウジング2の空洞に侵入し、その瞬間において、圧力下
での血液の運動が観察され(すなわち、空気圧)、この
場合、直ちに治療を停止しなければならない。照射時間
や照射治療回数は病気の性格、病気の亢進度、および患
者の個性によって決まる。通常は、一回の治療に要する
時間は30〜45分である。照射治療が完了すると、光
ガイド14をオプチカル・コネクター15から外して捨
てる。
まで移動させるには、中空ピストン8の中の空気を中実
ピストン11の長手方向ポート13を通じて大気中へ押
し出すことである。空気が静脈に侵入すると患者の致死
結果を招くことがある。ハウジング2の空洞の内部に血
液が入るので、シール15が破壊されても静脈への血液
侵入が防がれる。しかし気密性が乱されると、空気がハ
ウジング2の空洞に侵入し、その瞬間において、圧力下
での血液の運動が観察され(すなわち、空気圧)、この
場合、直ちに治療を停止しなければならない。照射時間
や照射治療回数は病気の性格、病気の亢進度、および患
者の個性によって決まる。通常は、一回の治療に要する
時間は30〜45分である。照射治療が完了すると、光
ガイド14をオプチカル・コネクター15から外して捨
てる。
【0022】例1 患者N、女性、42才、収容時病歴:心臓虚血、機能等
級IVの狭心症。 この患者の心臓虚血は医師の記録によれば5年来のもの
である。しかし、今回の治療以前には、心筋梗塞、不整
脈、循環不全等は病歴になかった。この患者を治療に受
け入れた時、彼女の病訴はひどい心臓虚血発作であっ
た。この心臓虚血発作は50m歩いてもあるいは安静時
にすら起こった。安静時に起きた心臓虚血の回数は24
時間で5回にも達したことがあった。 基本的治療:sustak‐forte、1日6錠、c
orrinfar、1日8錠、アスピリン、0.125
g、obzidan、1日4回、1回に半錠。 これと同時に患者には1日400錠のニトログリセリン
を投与した。心臓虚血発作にとったECG(心電図)の
所見では、V2−V4の誘導にSTセグメント低下があ
った。毎日の心電図観察では、心室期外収縮は0〜1
度、すなわち、1時間に36回の期外収縮が見られた。
心筋虚血の偶発回数は18、そのうち2回にはSTセグ
メントの増大が伴っており、また残る16回にはSTセ
グメント低下が伴った。6回は無痛であった。虚血の起
きた全時間は108分であった。酵素、LDT5(乳酸
脱水素酵素)、MBPFK(ホスホロキナーゼのMB分
画)、ACT(ascarate amina tra
nsferase)、およびヘモグロビンの検査結果で
は、正常値からの病理的偏差は見られなかった。こうし
た特殊な患者に対する従来の多元治療には効果がないこ
とに鑑み、ヘリウム−ネオン・レーザ療法による複合治
療を開始した。6日間かけて、ビタミンE(「E」はU
SSRのビタミン等級に準拠)のバックグラウンドに対
し、1日600mgを投与し、本発明の使い捨て型血液
レーザ照射装置を用いて静脈レーザ治療を実施した。1
回の照射治療には45分かけ、光ガイドの端部での出力
を1mWとした。1回の照射治療が終わる毎に装置を捨
てた。使用レーザ装置はヘリウム−ネオン・レーザ装置
であり、そのスポット出力は0.5mW/cm2であ
る。Zakharyin‐Heddの3つの領域に1分
ずつ照射を行った。すなわち、第1領域は胸骨の中央
部、第2領域は前部腋窩線に沿った第5肋間領域、第3
領域は左肩甲骨の隅部であった。上記治療の結果、患者
の状態は非常に良方に向かった。安静時では狭心症は全
く起きなくなり、肉体的な負荷に対する患者の耐力も機
能等級I−IIまで向上した。ニトログリセリンの投与
も1日5錠にまで下げた。毎日のECG観察(24時間
体制)でも、心室期外収縮は1時間5回と減った。虚血
の偶発回数も8回記録されただけで、そのうち3回は無
痛であった。STセグメント増大はなかった。従って、
上記の例から解るように、本発明の血液レーザ照射装置
を、安定狭心症に悩む患者の治療に使用することができ
る。
級IVの狭心症。 この患者の心臓虚血は医師の記録によれば5年来のもの
である。しかし、今回の治療以前には、心筋梗塞、不整
脈、循環不全等は病歴になかった。この患者を治療に受
け入れた時、彼女の病訴はひどい心臓虚血発作であっ
た。この心臓虚血発作は50m歩いてもあるいは安静時
にすら起こった。安静時に起きた心臓虚血の回数は24
時間で5回にも達したことがあった。 基本的治療:sustak‐forte、1日6錠、c
orrinfar、1日8錠、アスピリン、0.125
g、obzidan、1日4回、1回に半錠。 これと同時に患者には1日400錠のニトログリセリン
を投与した。心臓虚血発作にとったECG(心電図)の
所見では、V2−V4の誘導にSTセグメント低下があ
った。毎日の心電図観察では、心室期外収縮は0〜1
度、すなわち、1時間に36回の期外収縮が見られた。
心筋虚血の偶発回数は18、そのうち2回にはSTセグ
メントの増大が伴っており、また残る16回にはSTセ
グメント低下が伴った。6回は無痛であった。虚血の起
きた全時間は108分であった。酵素、LDT5(乳酸
脱水素酵素)、MBPFK(ホスホロキナーゼのMB分
画)、ACT(ascarate amina tra
nsferase)、およびヘモグロビンの検査結果で
は、正常値からの病理的偏差は見られなかった。こうし
た特殊な患者に対する従来の多元治療には効果がないこ
とに鑑み、ヘリウム−ネオン・レーザ療法による複合治
療を開始した。6日間かけて、ビタミンE(「E」はU
SSRのビタミン等級に準拠)のバックグラウンドに対
し、1日600mgを投与し、本発明の使い捨て型血液
レーザ照射装置を用いて静脈レーザ治療を実施した。1
回の照射治療には45分かけ、光ガイドの端部での出力
を1mWとした。1回の照射治療が終わる毎に装置を捨
てた。使用レーザ装置はヘリウム−ネオン・レーザ装置
であり、そのスポット出力は0.5mW/cm2であ
る。Zakharyin‐Heddの3つの領域に1分
ずつ照射を行った。すなわち、第1領域は胸骨の中央
部、第2領域は前部腋窩線に沿った第5肋間領域、第3
領域は左肩甲骨の隅部であった。上記治療の結果、患者
の状態は非常に良方に向かった。安静時では狭心症は全
く起きなくなり、肉体的な負荷に対する患者の耐力も機
能等級I−IIまで向上した。ニトログリセリンの投与
も1日5錠にまで下げた。毎日のECG観察(24時間
体制)でも、心室期外収縮は1時間5回と減った。虚血
の偶発回数も8回記録されただけで、そのうち3回は無
痛であった。STセグメント増大はなかった。従って、
上記の例から解るように、本発明の血液レーザ照射装置
を、安定狭心症に悩む患者の治療に使用することができ
る。
【0023】例2 患者S、男性、56才、収容時病歴:心臓虚血、不安定
狭心症。 治療のためにこの患者を受け入れる1週間の間に、患者
は安静時(夜間)に狭心症の発作に見舞われ、多い時は
毎日24時間で4回もの発作があった。その狭心症の重
度は機能等級II〜IIIであった。24時間体制で行
ったECGを毎日観察した所見では、夜間の狭心症発作
時ではSTセグメントが3〜4mm増大しており、狭心
症が1回起きると2〜7分も続いた。従って、この特殊
な患者の虚血亢進がいかに不安定であるかは、これに血
管痙攣の伴う狭心症またはプリンスメタル狭心症が加わ
っていることからも説明がつこう。1週間にわたり、持
続性硝酸、カルシウム遮断薬、アスピリンを用いてこの
患者の治療を行ったが、この治療コースでは臨床効果は
全く得られなかった。このため、1日おきに静脈ヘリウ
ム−ネオン・レーザ治療を実施し、1日の治療において
8回の照射を行った。照射時間は、600mg/日の量
denoビタミンEのバックグラウンドに対して30分
とした。このレーザ照射治療は本発明の装置を使用して
実施した。6回目の照射が終わった段階での患者の状態
は完全に安定した。夜間の狭心症の発作の再発は全くな
かった。この例から解るように安定しない狭心症の患者
にも本発明の装置を用いて効果がある。
狭心症。 治療のためにこの患者を受け入れる1週間の間に、患者
は安静時(夜間)に狭心症の発作に見舞われ、多い時は
毎日24時間で4回もの発作があった。その狭心症の重
度は機能等級II〜IIIであった。24時間体制で行
ったECGを毎日観察した所見では、夜間の狭心症発作
時ではSTセグメントが3〜4mm増大しており、狭心
症が1回起きると2〜7分も続いた。従って、この特殊
な患者の虚血亢進がいかに不安定であるかは、これに血
管痙攣の伴う狭心症またはプリンスメタル狭心症が加わ
っていることからも説明がつこう。1週間にわたり、持
続性硝酸、カルシウム遮断薬、アスピリンを用いてこの
患者の治療を行ったが、この治療コースでは臨床効果は
全く得られなかった。このため、1日おきに静脈ヘリウ
ム−ネオン・レーザ治療を実施し、1日の治療において
8回の照射を行った。照射時間は、600mg/日の量
denoビタミンEのバックグラウンドに対して30分
とした。このレーザ照射治療は本発明の装置を使用して
実施した。6回目の照射が終わった段階での患者の状態
は完全に安定した。夜間の狭心症の発作の再発は全くな
かった。この例から解るように安定しない狭心症の患者
にも本発明の装置を用いて効果がある。
【0024】例3 患者K、男性、53才、収容時病歴:経壁前総心筋梗塞
(蘇生病棟収容)。 アンギナル症候群をカップオフしたところ、電気除細動
によって停止される、心室細動の痙攣の連続的繰り返し
が観察された。大スペクトラムの不整脈防止調剤を使用
したが確実な効果はなかった。次に、ヘリウム−ネオン
・レーザ装置を使用して静脈レーザ照射を行った。その
装置の出力は1mW、照射時間は30分とした。使用し
たのは本発明の装置である。この治療の終了した段階
で、心室細動の痙攣の再発は見られず、また心室期外収
縮の回数も著しく少なくなっていた。この例からも解る
ように、本発明の装置は、急性の複合症の心筋梗塞に悩
む患者にも極めて有効し使用できる。
(蘇生病棟収容)。 アンギナル症候群をカップオフしたところ、電気除細動
によって停止される、心室細動の痙攣の連続的繰り返し
が観察された。大スペクトラムの不整脈防止調剤を使用
したが確実な効果はなかった。次に、ヘリウム−ネオン
・レーザ装置を使用して静脈レーザ照射を行った。その
装置の出力は1mW、照射時間は30分とした。使用し
たのは本発明の装置である。この治療の終了した段階
で、心室細動の痙攣の再発は見られず、また心室期外収
縮の回数も著しく少なくなっていた。この例からも解る
ように、本発明の装置は、急性の複合症の心筋梗塞に悩
む患者にも極めて有効し使用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明の使い捨て型血液レーザ照射装置
を使用すれば、光ガイドの消毒が不要になる。この消毒
作業は、従来の消毒方法では約60分もかかったもので
ある。つまり、本発明の装置を導入すればより多くの患
者を照射治療することができる訳である。更に、エイズ
感染の転移の可能性がなくなり、またその他の院内感染
も減少する。
を使用すれば、光ガイドの消毒が不要になる。この消毒
作業は、従来の消毒方法では約60分もかかったもので
ある。つまり、本発明の装置を導入すればより多くの患
者を照射治療することができる訳である。更に、エイズ
感染の転移の可能性がなくなり、またその他の院内感染
も減少する。
【図1】本発明の使い捨て型血液レーザ照射装置を使用
準備完了状態で示す全体図(長手方向立面図)である。
準備完了状態で示す全体図(長手方向立面図)である。
【図2】図1の装置を静脈から採血した後の状態で示す
図1と同様な全体図である。
図1と同様な全体図である。
【図3】図1の装置を、静脈から採血した後に静脈に光
ガイドを導入した状態で示す図1と同様な全体図であ
る。
ガイドを導入した状態で示す図1と同様な全体図であ
る。
【図4】本発明の装置を光ガイドによってレーザに接続
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
1…使い捨て型血液レーザ照射装置 2…ハウジング 3…ハウジングの端面 4…開口 5…針 6…保護キャップ 7…開口 8…中空ピストン 9…中央孔 10…開口 11…中実ピストン 12…中央孔 13…長手方向ポート 14…光ガイド 15…シール 16…コネクター 17…レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガリナ ミハイロフナ カプスティナ ソビエト連邦,モスコー,ウリツァ 26 バキンスキフ コミスサロフ,3,コルプ ス 1,クバルチーラ 48 (72)発明者 エフゲニ フラディミロビチ バベンコ ソビエト連邦,モスコフスカヤ オブラス ト,ソルネチノゴルスク,ミクロライオン レキンツォ,17,クバルチーラ 59
Claims (2)
- 【請求項1】 保護キャップを備えた針を取付ける開口
を一端に有し、かつ中空ピストンを受容する開口を他端
に有するハウジングを具備し、このハウジングの内側に
置かれた前記中空ピストンの一端には該ハウジングの空
洞を該中空ピストンの空洞と連通させる中央孔が設けら
れ、前記中空ピストンの他端には中実ピストンを受容す
る孔が設けられている使い捨て型血液レーザ照射装置に
おいて、前記ハウジングと前記中空ピストンとの中に移
動自在となった光ガイドが設けられ、この光ガイドの一
端が、その直径の1.5倍の内径を有する針の中に配置
され、前記中実ピストンには前記光ガイドの直径に等し
い直径の中央孔と、前記中空ピストンの空洞を大気に連
通させる長手方向のポートとが設けられ、このポートの
軸線は前記中央孔の軸線と平行になっており、前記光ガ
イドの他端が前記中実ピストンの中央孔の中に固定され
ており、前記光ガイドの長さと、前記針の長さと、前記
ハウジングの長さと、前記中空ピストンの長さとの相関
関係が2.5:1:1:1であり、前記中空ピストンの
中央孔にシールが設けられていることを特徴とする使い
捨て型血液レーザ照射装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の使い捨て型血液レーザ
照射装置において、前記ハウジングと前記中空ピストン
が透明な材料で作られ、そのハウジングの外面と中空ピ
ストンの外面には、該ハウジングの長さの0,1/4,
1/2および3/4の値に対応する指示マークが施さ
れ、また該ハウジングの遠端に「0」マークが施され、
こうして、初期位置にある場合に、前記中空ピストンの
端面が前記ハウジング上の「0」マークに合致し、また
前記中実固体ピストンの端面が前記中空ピストン上の
「3/4」マークに合致するようになっていることを特
徴とする使い捨て型血液レーザ照射装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SU4773452 | 1989-12-27 | ||
| SU4773452 | 1989-12-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767861A true JPH0767861A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=21486862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2418322A Pending JPH0767861A (ja) | 1989-12-27 | 1990-12-27 | 使い捨て型血液レーザ照射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767861A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009509646A (ja) * | 2005-09-30 | 2009-03-12 | インテュイティ メディカル インコーポレイテッド | 流体サンプル搬送装置および方法 |
| US8919605B2 (en) | 2009-11-30 | 2014-12-30 | Intuity Medical, Inc. | Calibration material delivery devices and methods |
| US8969097B2 (en) | 2005-06-13 | 2015-03-03 | Intuity Medical, Inc. | Analyte detection devices and methods with hematocrit-volume correction and feedback control |
| US9060723B2 (en) | 2005-09-30 | 2015-06-23 | Intuity Medical, Inc. | Body fluid sampling arrangements |
| US9095292B2 (en) | 2003-03-24 | 2015-08-04 | Intuity Medical, Inc. | Analyte concentration detection devices and methods |
| US9636051B2 (en) | 2008-06-06 | 2017-05-02 | Intuity Medical, Inc. | Detection meter and mode of operation |
| US9782114B2 (en) | 2011-08-03 | 2017-10-10 | Intuity Medical, Inc. | Devices and methods for body fluid sampling and analysis |
| US9833183B2 (en) | 2008-05-30 | 2017-12-05 | Intuity Medical, Inc. | Body fluid sampling device—sampling site interface |
| US10330667B2 (en) | 2010-06-25 | 2019-06-25 | Intuity Medical, Inc. | Analyte monitoring methods and systems |
| US10383556B2 (en) | 2008-06-06 | 2019-08-20 | Intuity Medical, Inc. | Medical diagnostic devices and methods |
| US10433780B2 (en) | 2005-09-30 | 2019-10-08 | Intuity Medical, Inc. | Devices and methods for facilitating fluid transport |
| US10729386B2 (en) | 2013-06-21 | 2020-08-04 | Intuity Medical, Inc. | Analyte monitoring system with audible feedback |
| US10772550B2 (en) | 2002-02-08 | 2020-09-15 | Intuity Medical, Inc. | Autonomous, ambulatory analyte monitor or drug delivery device |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2418322A patent/JPH0767861A/ja active Pending
Cited By (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10226208B2 (en) | 2005-06-13 | 2019-03-12 | Intuity Medical, Inc. | Analyte detection devices and methods with hematocrit/volume correction and feedback control |
| US8969097B2 (en) | 2005-06-13 | 2015-03-03 | Intuity Medical, Inc. | Analyte detection devices and methods with hematocrit-volume correction and feedback control |
| US9366636B2 (en) | 2005-06-13 | 2016-06-14 | Intuity Medical, Inc. | Analyte detection devices and methods with hematocrit/volume correction and feedback control |
| US9380974B2 (en) | 2005-09-30 | 2016-07-05 | Intuity Medical, Inc. | Multi-site body fluid sampling and analysis cartridge |
| JP2009509646A (ja) * | 2005-09-30 | 2009-03-12 | インテュイティ メディカル インコーポレイテッド | 流体サンプル搬送装置および方法 |
| US10441205B2 (en) | 2005-09-30 | 2019-10-15 | Intuity Medical, Inc. | Multi-site body fluid sampling and analysis cartridge |
| US9839384B2 (en) | 2005-09-30 | 2017-12-12 | Intuity Medical, Inc. | Body fluid sampling arrangements |
| US9060723B2 (en) | 2005-09-30 | 2015-06-23 | Intuity Medical, Inc. | Body fluid sampling arrangements |
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| US11986298B2 (en) | 2005-09-30 | 2024-05-21 | Intuity Medical, Inc. | Devices and methods for facilitating fluid transport |
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