JPH0767909A - 光凝固装置 - Google Patents
光凝固装置Info
- Publication number
- JPH0767909A JPH0767909A JP5156552A JP15655293A JPH0767909A JP H0767909 A JPH0767909 A JP H0767909A JP 5156552 A JP5156552 A JP 5156552A JP 15655293 A JP15655293 A JP 15655293A JP H0767909 A JPH0767909 A JP H0767909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser light
- fundus
- aiming
- image
- therapeutic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 眼底像を広い視野でモニターに鮮明に拡大表
示できるとともに、光凝固治療する部位のエイミングを
容易に行なえ、能率よく治療を行なえる光凝固装置を提
供する。 【構成】 観察用レーザー光源1のレーザー光を被検眼
10の眼底10aに照射し、これを二次元的に偏向走査
し、眼底からの反射光を受光し、光電変換して眼底像を
得る走査式レーザー検眼鏡の構成に、エイミング用レー
ザー光源21と治療用レーザー光源31、32のレーザ
ー光を同一の光路で導き、そのスポット像を眼底に結像
する構成が組み合わされる。治療用レーザー光と一致す
るエイミング用レーザー光の眼底のスポット像の位置が
眼底像と重ね合わせてモニター19に表示される。そし
て、スキャンミラー24の操作により眼底でのエイミン
グ用レーザー光のスポットの位置を任意に移動できる。
示できるとともに、光凝固治療する部位のエイミングを
容易に行なえ、能率よく治療を行なえる光凝固装置を提
供する。 【構成】 観察用レーザー光源1のレーザー光を被検眼
10の眼底10aに照射し、これを二次元的に偏向走査
し、眼底からの反射光を受光し、光電変換して眼底像を
得る走査式レーザー検眼鏡の構成に、エイミング用レー
ザー光源21と治療用レーザー光源31、32のレーザ
ー光を同一の光路で導き、そのスポット像を眼底に結像
する構成が組み合わされる。治療用レーザー光と一致す
るエイミング用レーザー光の眼底のスポット像の位置が
眼底像と重ね合わせてモニター19に表示される。そし
て、スキャンミラー24の操作により眼底でのエイミン
グ用レーザー光のスポットの位置を任意に移動できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観察用レーザー光を用
いて眼底を観察するとともに、治療用レーザー光を用い
て眼底の所望部位の光凝固を行なう光凝固装置に関する
ものである。
いて眼底を観察するとともに、治療用レーザー光を用い
て眼底の所望部位の光凝固を行なう光凝固装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、細隙灯顕微鏡と組合せた構成
のレーザー光凝固装置により、被検眼の眼底を観察する
とともに、治療用レーザー光で眼底の所望部位の光凝固
を行なう技術が知られている。
のレーザー光凝固装置により、被検眼の眼底を観察する
とともに、治療用レーザー光で眼底の所望部位の光凝固
を行なう技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、従来の
光凝固装置では、照明光による角膜反射などのために、
観察できる眼底の視野は、ほぼスリット状でかなり狭
い。
光凝固装置では、照明光による角膜反射などのために、
観察できる眼底の視野は、ほぼスリット状でかなり狭
い。
【0004】このため、カラー眼底写真や、蛍光血管造
影による広い範囲の写真から得られた疾患部位を迅速に
特定することが困難で、しかも患部の広がりに合わせて
視野を次々に移動する必要があり、操作にかなりの熟練
と技術が要求された。
影による広い範囲の写真から得られた疾患部位を迅速に
特定することが困難で、しかも患部の広がりに合わせて
視野を次々に移動する必要があり、操作にかなりの熟練
と技術が要求された。
【0005】従って本発明の課題は、上記問題を解決
し、眼底像を広い視野で、視野を頻繁に移動することな
くモニターに拡大して鮮明に表示でき、眼底の疾患部位
を容易に特定できるとともに、光凝固治療する部位のエ
イミングを容易に行なうことができて、能率よく治療を
行なうことができる光凝固装置を提供することにある。
し、眼底像を広い視野で、視野を頻繁に移動することな
くモニターに拡大して鮮明に表示でき、眼底の疾患部位
を容易に特定できるとともに、光凝固治療する部位のエ
イミングを容易に行なうことができて、能率よく治療を
行なうことができる光凝固装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の光凝固装置によれば、レーザー光を用いて
被検眼の眼底の観察と光凝固治療を行なう光凝固装置で
あって、観察用レーザー光を被検眼の眼底に照射して偏
向走査手段により二次元的に偏向走査し、眼底からの反
射光を前記偏向走査手段とピンホールとを介して受光し
光電変換することにより眼底像を得る走査式レーザー検
眼鏡を有し、また、前記観察用レーザー光とは波長の異
なるエイミング用レーザー光を発振するエイミング用レ
ーザー光源と、前記エイミング用レーザー光と波長の異
なる治療用レーザー光を発振する治療用レーザー光源と
を有する。
め、本発明の光凝固装置によれば、レーザー光を用いて
被検眼の眼底の観察と光凝固治療を行なう光凝固装置で
あって、観察用レーザー光を被検眼の眼底に照射して偏
向走査手段により二次元的に偏向走査し、眼底からの反
射光を前記偏向走査手段とピンホールとを介して受光し
光電変換することにより眼底像を得る走査式レーザー検
眼鏡を有し、また、前記観察用レーザー光とは波長の異
なるエイミング用レーザー光を発振するエイミング用レ
ーザー光源と、前記エイミング用レーザー光と波長の異
なる治療用レーザー光を発振する治療用レーザー光源と
を有する。
【0007】さらに、前記エイミング用レーザー光及び
治療用レーザー光をオプチカルファイバーに通して同一
の光路で導き、前記ファイバーの射出端における前記両
レーザー光のスポットを被検眼の眼底に結像するレンズ
系を有し、該レンズ系には、被検眼の瞳孔に対してほぼ
共役の位置に配置され、眼底に結像されたエイミング用
レーザー光及び治療用レーザー光のスポット像を任意の
位置に移動させるためのスキャンミラーが設けられる。
治療用レーザー光をオプチカルファイバーに通して同一
の光路で導き、前記ファイバーの射出端における前記両
レーザー光のスポットを被検眼の眼底に結像するレンズ
系を有し、該レンズ系には、被検眼の瞳孔に対してほぼ
共役の位置に配置され、眼底に結像されたエイミング用
レーザー光及び治療用レーザー光のスポット像を任意の
位置に移動させるためのスキャンミラーが設けられる。
【0008】そして、前記エイミング用レーザー光の眼
底からの反射光を前記観察用レーザー光の反射光と共通
の光路で前記ピンホールに導いて受光素子により検知
し、該受光素子からの信号を信号処理装置に入力し、該
信号による前記エイミング用レーザー光のスポット像の
位置を前記眼底像と重ね合わせるように合成してモニタ
ーに表示する。
底からの反射光を前記観察用レーザー光の反射光と共通
の光路で前記ピンホールに導いて受光素子により検知
し、該受光素子からの信号を信号処理装置に入力し、該
信号による前記エイミング用レーザー光のスポット像の
位置を前記眼底像と重ね合わせるように合成してモニタ
ーに表示する。
【0009】
【作用】このような構成によれば、走査式レーザー検眼
鏡により、眼底像を広い視野で、視野を頻繁に移動させ
ることなく、モニターに拡大して鮮明に表示できる。そ
して、治療用レーザー光と完全に一致するエイミング用
レーザー光の眼底のスポット像の位置が眼底像と重ね合
わせてモニターに表示され、そのスポット像の位置をス
キャンミラーにより任意に移動させてエイミングを容易
に行なうことができ、治療用レーザー光による光凝固治
療を能率良く行なうことができる。
鏡により、眼底像を広い視野で、視野を頻繁に移動させ
ることなく、モニターに拡大して鮮明に表示できる。そ
して、治療用レーザー光と完全に一致するエイミング用
レーザー光の眼底のスポット像の位置が眼底像と重ね合
わせてモニターに表示され、そのスポット像の位置をス
キャンミラーにより任意に移動させてエイミングを容易
に行なうことができ、治療用レーザー光による光凝固治
療を能率良く行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。実施例では、観察用レーザー光を被検眼の眼底に照
射し、これを二次元的に偏向走査し、眼底からの反射光
を受光して光電変換し眼底像を得る走査式レーザー検眼
鏡に、観察用レーザー光とは波長の異るエイミング用レ
ーザー光を用いるレーザー光凝固装置を組み合せた構成
を用いている。
る。実施例では、観察用レーザー光を被検眼の眼底に照
射し、これを二次元的に偏向走査し、眼底からの反射光
を受光して光電変換し眼底像を得る走査式レーザー検眼
鏡に、観察用レーザー光とは波長の異るエイミング用レ
ーザー光を用いるレーザー光凝固装置を組み合せた構成
を用いている。
【0011】<第1実施例>図1は本発明の第1の実施
例による光凝固装置の構成を示している。図1におい
て、観察用レーザー光源(たとえばアルゴンレーザー)
1から発せられたレーザービーム2は穴あきミラー11
の穴11aを通り、レンズ3で集光される(穴あきミラ
ー11はハーフミラーに置換えてもよい)。
例による光凝固装置の構成を示している。図1におい
て、観察用レーザー光源(たとえばアルゴンレーザー)
1から発せられたレーザービーム2は穴あきミラー11
の穴11aを通り、レンズ3で集光される(穴あきミラ
ー11はハーフミラーに置換えてもよい)。
【0012】さらにレーザー光は水平走査用ポリゴンミ
ラー4で反射される。このポリゴンミラー4はモーター
5と直結しており、ポリゴンミラー4の高速回転により
レーザー光を水平方向(紙面と垂直の方向)に走査す
る。
ラー4で反射される。このポリゴンミラー4はモーター
5と直結しており、ポリゴンミラー4の高速回転により
レーザー光を水平方向(紙面と垂直の方向)に走査す
る。
【0013】さらに、レーザー光はレンズ6を通り、ガ
ルバノメーター8で駆動される垂直走査ミラー7で反射
され、ハーフミラー26を透過する。このとき水平走査
用ポリゴンミラー4と垂直走査ミラー7とはレンズ6に
関して光学的にほぼ共役関係に配置されている。
ルバノメーター8で駆動される垂直走査ミラー7で反射
され、ハーフミラー26を透過する。このとき水平走査
用ポリゴンミラー4と垂直走査ミラー7とはレンズ6に
関して光学的にほぼ共役関係に配置されている。
【0014】また、モーター5の高速回転と、ガルバノ
メーター8の振動は、いずれも信号処理装置18によっ
て駆動制御される。
メーター8の振動は、いずれも信号処理装置18によっ
て駆動制御される。
【0015】ハーフミラー26を透過したレーザー光は
対物レンズ9を通り、被検眼10の虹彩(瞳孔)10b
を通り眼底10aに集光する。
対物レンズ9を通り、被検眼10の虹彩(瞳孔)10b
を通り眼底10aに集光する。
【0016】このとき垂直走査ミラー7と虹彩(瞳孔)
10bとは、対物レンズ9に関して光学的にほぼ共役関
係に配置されている。したがって、レーザー光は常に瞳
孔10bの中心部を通って入射し、眼底10aを走査す
るように構成されている。
10bとは、対物レンズ9に関して光学的にほぼ共役関
係に配置されている。したがって、レーザー光は常に瞳
孔10bの中心部を通って入射し、眼底10aを走査す
るように構成されている。
【0017】眼底10aで反射されたレーザー光は、瞳
孔10bに一杯に広がって通過し、対物レンズ9、ハー
フミラー26を透過し、垂直走査ミラー7、レンズ6、
水平走査用ポリゴンミラー4、およびレンズ3へと、入
射光と同じ光路を逆に進み、穴あきミラー11の穴11
aの外側で反射され、レンズ12でピンホール13に集
光する。
孔10bに一杯に広がって通過し、対物レンズ9、ハー
フミラー26を透過し、垂直走査ミラー7、レンズ6、
水平走査用ポリゴンミラー4、およびレンズ3へと、入
射光と同じ光路を逆に進み、穴あきミラー11の穴11
aの外側で反射され、レンズ12でピンホール13に集
光する。
【0018】以上のようにレンズ系が配置されているの
で、観察用レーザー光源1のレーザービーム2は二次元
偏向走査装置を通って、眼底10aに集光し、二次元的
に走査し、その反射光が眼底からの情報を保持しながら
入射光と同じ光路を、入射光より外側に広がった状態で
逆に進み、穴あきミラー11で方向を変え、常にピンホ
ール13に集光する。
で、観察用レーザー光源1のレーザービーム2は二次元
偏向走査装置を通って、眼底10aに集光し、二次元的
に走査し、その反射光が眼底からの情報を保持しながら
入射光と同じ光路を、入射光より外側に広がった状態で
逆に進み、穴あきミラー11で方向を変え、常にピンホ
ール13に集光する。
【0019】眼底10aの集光点以外から発生する散乱
光などの有害光はこのピンホール13を通過できないの
で、このようなレンズ系によれば、良好な眼底像を得る
ことができる。
光などの有害光はこのピンホール13を通過できないの
で、このようなレンズ系によれば、良好な眼底像を得る
ことができる。
【0020】なお、このとき被検眼10も上記レンズ系
の一部を構成するわけで、被検眼に対する視度補正、間
隔、光軸合せの調節は当然必要である。
の一部を構成するわけで、被検眼に対する視度補正、間
隔、光軸合せの調節は当然必要である。
【0021】そして、ピンホール13を通過した眼底か
らの反射光は、ダイクロイックミラー14によって分離
される。このミラー14は後述のエイミング用レーザー
光を透過し、観察用レーザー光(及び後述の治療用レー
ザー光)を反射するように構成され、このミラー14を
介して、エイミング用レーザー光を受光素子15で、観
察用レーザー光を受光素子17で受光し、検知する。
らの反射光は、ダイクロイックミラー14によって分離
される。このミラー14は後述のエイミング用レーザー
光を透過し、観察用レーザー光(及び後述の治療用レー
ザー光)を反射するように構成され、このミラー14を
介して、エイミング用レーザー光を受光素子15で、観
察用レーザー光を受光素子17で受光し、検知する。
【0022】受光素子17の受光量は電気信号に変換さ
れ、コンピュータシステムなどを用いて構成した信号処
理装置18に入力され、観察用レーザー光の走査に用い
られるモーター5及びガルバノメーター8の駆動制御信
号に基づいて画像信号に処理され、モニターに出力され
る。これにより鮮明な眼底像がモニター19に拡大表示
される。
れ、コンピュータシステムなどを用いて構成した信号処
理装置18に入力され、観察用レーザー光の走査に用い
られるモーター5及びガルバノメーター8の駆動制御信
号に基づいて画像信号に処理され、モニターに出力され
る。これにより鮮明な眼底像がモニター19に拡大表示
される。
【0023】なお、ピンホール13の前部にはシャッタ
16が配置され、通常は開かれているが、治療用レーザ
ー光の発振時には閉じられて強力な治療用レーザー光か
ら受光素子17を保護する。従ってこの間は、眼底像は
モニター19から消失する。
16が配置され、通常は開かれているが、治療用レーザ
ー光の発振時には閉じられて強力な治療用レーザー光か
ら受光素子17を保護する。従ってこの間は、眼底像は
モニター19から消失する。
【0024】一方、光凝固位置の照準用として使用する
エイミング用レーザー光を発振するエイミング用レーザ
ー光源21は、観察用レーザー光とは波長の異なるレー
ザー光を発振するものとする。エイミング用レーザー光
源21は常時発振しており、そのエイミング用のレーザ
ービーム22はダイクロイックミラー36を透過し、集
光レンズ37で集光されて、オプチカルファイバー38
に入射する。
エイミング用レーザー光を発振するエイミング用レーザ
ー光源21は、観察用レーザー光とは波長の異なるレー
ザー光を発振するものとする。エイミング用レーザー光
源21は常時発振しており、そのエイミング用のレーザ
ービーム22はダイクロイックミラー36を透過し、集
光レンズ37で集光されて、オプチカルファイバー38
に入射する。
【0025】また、治療用レーザー光源として、例えば
観察用レーザー光と波長が同じのアルゴンレーザーのみ
か、又はこのアルゴンレーザー及びこれと波長の異なる
DYEレーザー等からなる複数の治療用レーザー光源が
設けられる。ここでは2つの治療用レーザー光源31、
32が配置されている。操作者がエイミング後に不図示
のファイヤーボタンをオンすることにより治療用レーザ
ー光源31または32がレーザー光を発振する。
観察用レーザー光と波長が同じのアルゴンレーザーのみ
か、又はこのアルゴンレーザー及びこれと波長の異なる
DYEレーザー等からなる複数の治療用レーザー光源が
設けられる。ここでは2つの治療用レーザー光源31、
32が配置されている。操作者がエイミング後に不図示
のファイヤーボタンをオンすることにより治療用レーザ
ー光源31または32がレーザー光を発振する。
【0026】レーザー光源31または32からの治療用
のレーザービーム35は、ダイクロイックミラー34を
透過して、又はミラー33とダイクロイックミラー34
とで反射されて、エイミング用レーザー光源21の光路
に配置されたダイクロイックミラー36で反射され、集
光レンズ37によりオプチカルファイバー38の入射端
に集光される。
のレーザービーム35は、ダイクロイックミラー34を
透過して、又はミラー33とダイクロイックミラー34
とで反射されて、エイミング用レーザー光源21の光路
に配置されたダイクロイックミラー36で反射され、集
光レンズ37によりオプチカルファイバー38の入射端
に集光される。
【0027】すなわち、治療用レーザー光はエイミング
用レーザー光と同一の光路に導入され、特にオプチカル
ファイバー38に入射した以後は完全に同一の光路を進
むことになる。
用レーザー光と同一の光路に導入され、特にオプチカル
ファイバー38に入射した以後は完全に同一の光路を進
むことになる。
【0028】オプチカルファイバー38を通過したエイ
ミング用レーザー光及び治療用レーザー光は、テレスコ
ープ23を通過し、スキャンミラー24とハーフミラー
26とで反射され、対物レンズ9によって被検眼10の
眼底10aに集光され、両レーザー光のオプチカルファ
イバー38の射出端におけるスポットが結像される。な
お、エイミング用レーザー光と治療用レーザー光は全く
同一の光路を進むので、両レーザー光のスポットの眼底
10aでの結像位置(集光位置)がズレなく完全に一致
するのは勿論である。
ミング用レーザー光及び治療用レーザー光は、テレスコ
ープ23を通過し、スキャンミラー24とハーフミラー
26とで反射され、対物レンズ9によって被検眼10の
眼底10aに集光され、両レーザー光のオプチカルファ
イバー38の射出端におけるスポットが結像される。な
お、エイミング用レーザー光と治療用レーザー光は全く
同一の光路を進むので、両レーザー光のスポットの眼底
10aでの結像位置(集光位置)がズレなく完全に一致
するのは勿論である。
【0029】上記集光レンズ系において、テレスコープ
23は、オプチカルファイバー38の射出端のレーザー
光(エイミング用および治療用)のスポットを対物レン
ズ9を介して眼底10aに結像させる機能とともに、テ
レスコープ23を構成するレンズ群の一部を不図示のカ
ムなどによって光軸方向に移動させることにより、眼底
10aに結像するスポット像のサイズを変更し、調節す
る機能を有する。
23は、オプチカルファイバー38の射出端のレーザー
光(エイミング用および治療用)のスポットを対物レン
ズ9を介して眼底10aに結像させる機能とともに、テ
レスコープ23を構成するレンズ群の一部を不図示のカ
ムなどによって光軸方向に移動させることにより、眼底
10aに結像するスポット像のサイズを変更し、調節す
る機能を有する。
【0030】スポットサイズの変更は、例えば糖尿病性
網膜症(増殖型)の光凝固治療に於いては、黄斑および
その周囲を除く後極部ではスポットサイズを200μm
とし、更にその周辺中間部では500μm、最周辺部は
500〜1000μmに変更して、能率良く治療を行な
うのに役立つ。
網膜症(増殖型)の光凝固治療に於いては、黄斑および
その周囲を除く後極部ではスポットサイズを200μm
とし、更にその周辺中間部では500μm、最周辺部は
500〜1000μmに変更して、能率良く治療を行な
うのに役立つ。
【0031】スキャンミラー24はマイクロマニピュレ
ーター25に接続されており、マニピュレーター25の
操作レバー25aを操作することにより、スキャンミラ
ー24を二次元方向に揺動させて前記スポット像を眼底
10a上の任意の位置に移動させることができる。
ーター25に接続されており、マニピュレーター25の
操作レバー25aを操作することにより、スキャンミラ
ー24を二次元方向に揺動させて前記スポット像を眼底
10a上の任意の位置に移動させることができる。
【0032】また、スキャンミラー24と虹彩(瞳孔)
10bは対物レンズ9に関して光学的にほぼ共役の位置
に配置されている。そのため、エイミング用レーザー光
及び治療用レーザー光も常に瞳孔10bの中心部を通
り、眼底を照射する。
10bは対物レンズ9に関して光学的にほぼ共役の位置
に配置されている。そのため、エイミング用レーザー光
及び治療用レーザー光も常に瞳孔10bの中心部を通
り、眼底を照射する。
【0033】眼底10aで反射されたエイミング用レー
ザー光は、図1中太い破線のように瞳孔いっぱいに広が
って通過し、対物レンズ9を通りハーフミラー26を透
過して、観察用レーザー光の反射光と同じ光路を進み、
ピンホール13に達する。
ザー光は、図1中太い破線のように瞳孔いっぱいに広が
って通過し、対物レンズ9を通りハーフミラー26を透
過して、観察用レーザー光の反射光と同じ光路を進み、
ピンホール13に達する。
【0034】しかし、観察用レーザー光の集光位置とエ
イミング用レーザー光のスポット像の位置が異る場合は
エイミング用レーザー光は図示のようにピンホール13
の孔を通過せず、観察用レーザー光の集光位置とスポッ
ト像の位置とが一致したときのみピンホール13の孔を
通過する。
イミング用レーザー光のスポット像の位置が異る場合は
エイミング用レーザー光は図示のようにピンホール13
の孔を通過せず、観察用レーザー光の集光位置とスポッ
ト像の位置とが一致したときのみピンホール13の孔を
通過する。
【0035】すなわち、スキャンミラー24の揺動によ
って任意の位置に移動されているエイミング用レーザー
光のスポット像と、走査されている観察用レーザー光の
集光位置が一致することにより、スポット像の位置が検
知されることになる。同時にこの一致している時間経過
を検知することにより、スポット像の大きさも知ること
ができる。
って任意の位置に移動されているエイミング用レーザー
光のスポット像と、走査されている観察用レーザー光の
集光位置が一致することにより、スポット像の位置が検
知されることになる。同時にこの一致している時間経過
を検知することにより、スポット像の大きさも知ること
ができる。
【0036】以上のような構成で、観察用レーザー光に
よる反射光を受光素子17で検知するとともに、ピンホ
ール13を通過するエイミング用レーザー光のスポット
像の反射光を受光素子15で検知し、信号処理装置18
に入力する。そして、その入力信号を、観察用レーザー
光の走査に用いられるモーター5およびガルバノメータ
8の駆動制御信号に基づいて画像信号に処理してモニタ
ー19に出力することにより、眼底像に重ね合わせるよ
うにエイミング用レーザー光のスポット像の位置および
大きさをモニター19に表示することができる。
よる反射光を受光素子17で検知するとともに、ピンホ
ール13を通過するエイミング用レーザー光のスポット
像の反射光を受光素子15で検知し、信号処理装置18
に入力する。そして、その入力信号を、観察用レーザー
光の走査に用いられるモーター5およびガルバノメータ
8の駆動制御信号に基づいて画像信号に処理してモニタ
ー19に出力することにより、眼底像に重ね合わせるよ
うにエイミング用レーザー光のスポット像の位置および
大きさをモニター19に表示することができる。
【0037】一方、エイミング後に発振される治療用レ
ーザー光は、エイミング用レーザー光と同一の光路を進
み、両レーザー光の眼底10aでの集光位置は完全に一
致するので、治療用レーザー光はエイミングされた眼底
の部位に集光され、光凝固が行なわれる。
ーザー光は、エイミング用レーザー光と同一の光路を進
み、両レーザー光の眼底10aでの集光位置は完全に一
致するので、治療用レーザー光はエイミングされた眼底
の部位に集光され、光凝固が行なわれる。
【0038】以上の構成により、眼底の観察およびエイ
ミング時には、観察用レーザー光とエイミング用レーザ
ー光が発振され、眼底像を走査式レーザー検眼鏡により
広い視野で、視野を頻繁に移動させることなく、モニタ
ーに拡大表示することができ、鮮明な眼底像で疾患部位
を容易に特定できる。また、これと同時に、エイミング
用レーザー光のスポット像の位置を上記眼底像と重ねて
カラー表示でき、検者はそれを見ながらマニピュレータ
ー25のレバー25aの操作により眼底10a上のエイ
ミング用レーザー光のスポット像の位置を任意に移動さ
せて容易にエイミングを行なえる。
ミング時には、観察用レーザー光とエイミング用レーザ
ー光が発振され、眼底像を走査式レーザー検眼鏡により
広い視野で、視野を頻繁に移動させることなく、モニタ
ーに拡大表示することができ、鮮明な眼底像で疾患部位
を容易に特定できる。また、これと同時に、エイミング
用レーザー光のスポット像の位置を上記眼底像と重ねて
カラー表示でき、検者はそれを見ながらマニピュレータ
ー25のレバー25aの操作により眼底10a上のエイ
ミング用レーザー光のスポット像の位置を任意に移動さ
せて容易にエイミングを行なえる。
【0039】そして前記スポット像の位置を光凝固治療
したい眼底の部位に合わせて、不図示のファイヤーボタ
ンをオンすることにより、シャッター16が閉じた後、
治療用レーザー光源31または32が発振し、眼底のエ
イミングされた部位に治療用レーザー光のスポットが集
光されて光凝固治療が行われる。そして所定時間後、治
療用レーザー光源31または32の発振が停止されると
ともにシヤッター16が開かれる。
したい眼底の部位に合わせて、不図示のファイヤーボタ
ンをオンすることにより、シャッター16が閉じた後、
治療用レーザー光源31または32が発振し、眼底のエ
イミングされた部位に治療用レーザー光のスポットが集
光されて光凝固治療が行われる。そして所定時間後、治
療用レーザー光源31または32の発振が停止されると
ともにシヤッター16が開かれる。
【0040】なお、前述のように、シャッター16が閉
じている間は眼底像はモニター19から消失するが、シ
ャッター16の閉じる直前の像を一時記憶させて静止像
として表示し、シャッター16の開放と同時に観察用レ
ーザー光とエイミング用レーザー光による現在の画像に
復帰させることは可能である。
じている間は眼底像はモニター19から消失するが、シ
ャッター16の閉じる直前の像を一時記憶させて静止像
として表示し、シャッター16の開放と同時に観察用レ
ーザー光とエイミング用レーザー光による現在の画像に
復帰させることは可能である。
【0041】以上のようにして光凝固治療を能率良く行
なうことができる。
なうことができる。
【0042】ところで、上記の構成においてモニター1
9にカラーモニターを使用し、モニター19上で眼底像
に重ね合わせるようにして表示されるエイミング用レー
ザー光のスポット像の色に治療用レーザー光と同系統の
色を使用してカラー表示すればより便利である。
9にカラーモニターを使用し、モニター19上で眼底像
に重ね合わせるようにして表示されるエイミング用レー
ザー光のスポット像の色に治療用レーザー光と同系統の
色を使用してカラー表示すればより便利である。
【0043】その理由として、眼底(網膜)は詳細に
は、断面が、網膜表層、網膜神経繊維層、網膜色素上皮
層、脈絡膜などのいくつかの層で構成されており、照射
するレーザー光の波長により到達する層が異なる。この
ため、治療する症状に合わせてレーザー光が選択されて
いる。本実施例の場合、エイミング用レーザー光源に例
えばHe−Neレーザー(波長633nm)を使用する
として、治療用レーザー光にHe−Neレーザーとは波
長の充分異なった、アルゴン・ブルー(488nm)、
アルゴン・グリーン(514nm)、DYE・イエロー
(577nm)、DYE・オレンジ(590nm)など
を複数種類設け(図1では符号31、32の2種類)、
選択して使用する。なお観察用レーザー光源は前記の複
数種類の内の1種類を使用する。治療用レーザー光源の
一方のレーザー光の波長を観察用レーザー光と同波長に
することが、眼底で両レーザー光の到達する層(或は反
射面)が一致する点で望ましい。
は、断面が、網膜表層、網膜神経繊維層、網膜色素上皮
層、脈絡膜などのいくつかの層で構成されており、照射
するレーザー光の波長により到達する層が異なる。この
ため、治療する症状に合わせてレーザー光が選択されて
いる。本実施例の場合、エイミング用レーザー光源に例
えばHe−Neレーザー(波長633nm)を使用する
として、治療用レーザー光にHe−Neレーザーとは波
長の充分異なった、アルゴン・ブルー(488nm)、
アルゴン・グリーン(514nm)、DYE・イエロー
(577nm)、DYE・オレンジ(590nm)など
を複数種類設け(図1では符号31、32の2種類)、
選択して使用する。なお観察用レーザー光源は前記の複
数種類の内の1種類を使用する。治療用レーザー光源の
一方のレーザー光の波長を観察用レーザー光と同波長に
することが、眼底で両レーザー光の到達する層(或は反
射面)が一致する点で望ましい。
【0044】そして、モニター19上で、エイミング用
レーザー光のスポット像の位置、大きさと同時に、その
色がその時に選択されている治療用レーザー光と同系統
の色で表示されることにより、選択されている治療用レ
ーザー光の種類がモニター19上で判り、操作上便利で
ある。
レーザー光のスポット像の位置、大きさと同時に、その
色がその時に選択されている治療用レーザー光と同系統
の色で表示されることにより、選択されている治療用レ
ーザー光の種類がモニター19上で判り、操作上便利で
ある。
【0045】次に、図2は上述した実施例の変形例を示
しており、エイミング用レーザー光及び治療用レーザー
光を反射するハーフミラー27を対物レンズ9の前方
(被検眼10側)に配置した場合を示している。
しており、エイミング用レーザー光及び治療用レーザー
光を反射するハーフミラー27を対物レンズ9の前方
(被検眼10側)に配置した場合を示している。
【0046】この場合には、図示のように、エイミング
用レーザー光及び治療用レーザー光の光路には対物レン
ズ9の代わりにレンズ40が設けられている。すなわ
ち、テレスコープ23とレンズ40とで治療用レーザー
光源の射出端のスポットを眼底に結像させ、また、スポ
ット像の大きさを変える機能を有する。
用レーザー光及び治療用レーザー光の光路には対物レン
ズ9の代わりにレンズ40が設けられている。すなわ
ち、テレスコープ23とレンズ40とで治療用レーザー
光源の射出端のスポットを眼底に結像させ、また、スポ
ット像の大きさを変える機能を有する。
【0047】さらに、スキャンミラー24と虹彩(瞳
孔)10bはレンズ40に関して光学的にほぼ共役の位
置に配置されている。したがって、図2の構成では、ス
キャンミラー24が揺動してもレーザー光は常に瞳孔の
中心部を通り、眼底に結像する。
孔)10bはレンズ40に関して光学的にほぼ共役の位
置に配置されている。したがって、図2の構成では、ス
キャンミラー24が揺動してもレーザー光は常に瞳孔の
中心部を通り、眼底に結像する。
【0048】上記の構成によれば、対物レンズ9の後方
にある、走査式レーザー検眼鏡の機能を損なうことな
く、レーザー光凝固装置を着脱することができるように
なる。したがって、既存の走査式レーザー検眼鏡をベー
スに、簡単安価にレーザー光凝固装置を構成することが
でき、オプションなどとして供給するレーザー光凝固装
置部分の着脱、交換もきわめて容易に行なえるようにな
る。
にある、走査式レーザー検眼鏡の機能を損なうことな
く、レーザー光凝固装置を着脱することができるように
なる。したがって、既存の走査式レーザー検眼鏡をベー
スに、簡単安価にレーザー光凝固装置を構成することが
でき、オプションなどとして供給するレーザー光凝固装
置部分の着脱、交換もきわめて容易に行なえるようにな
る。
【0049】しかも、図2の構成においても、前記のよ
うに鮮明な眼底像で疾患部位を容易に特定できると同時
に、治療用レーザー光のスポット像の位置を眼底像と重
ねてカラー表示でき、能率よく治療を行なうことができ
る。
うに鮮明な眼底像で疾患部位を容易に特定できると同時
に、治療用レーザー光のスポット像の位置を眼底像と重
ねてカラー表示でき、能率よく治療を行なうことができ
る。
【0050】<第2実施例>次に、図3以降に本発明の
第2の実施例を示す。なお、以下では、第1実施例と同
様の部分については説明を省略するものとする。
第2の実施例を示す。なお、以下では、第1実施例と同
様の部分については説明を省略するものとする。
【0051】本実施例では、後述のようにエイミング用
レーザー光の焦点面と眼底の結像面との合致状態を検知
し、焦点合わせの調節を行なうために、エイミング用レ
ーザー及び治療用レーザーの光学系が図3に示すように
第1の実施例と異なっている。
レーザー光の焦点面と眼底の結像面との合致状態を検知
し、焦点合わせの調節を行なうために、エイミング用レ
ーザー及び治療用レーザーの光学系が図3に示すように
第1の実施例と異なっている。
【0052】すなわち、本実施例では、符号28で示す
円板がテレスコープ23とスキャンミラー24の間の光
路に挿入、退避可能に設けられている。円板28には図
4に示したように2つの小穴28a、28bが形成され
ている。また、円板28はモーター41の駆動により回
転される。また、検者がエイミング用レーザー光の焦点
面の位置(治療用レーザー光の焦点面の位置)を調節す
るために、スキャンミラー24とハーフミラー27の間
の光路にフォーカスレンズ42が配置され、光路に沿っ
て微動できるようになっている。
円板がテレスコープ23とスキャンミラー24の間の光
路に挿入、退避可能に設けられている。円板28には図
4に示したように2つの小穴28a、28bが形成され
ている。また、円板28はモーター41の駆動により回
転される。また、検者がエイミング用レーザー光の焦点
面の位置(治療用レーザー光の焦点面の位置)を調節す
るために、スキャンミラー24とハーフミラー27の間
の光路にフォーカスレンズ42が配置され、光路に沿っ
て微動できるようになっている。
【0053】図3の構成において、エイミング用レーザ
ー光源(たとえばHe−Neレーザー)21から出たレ
ーザービーム22は、テレスコープ23を通過した所
で、円板28の小穴28a、28bによって2本の細い
ビームとなり、スキャンミラー24で反射され、フォー
カスレンズ42を通り、さらにハーフミラー27で反射
され、対物レンズ9および被検眼の瞳孔10bの中心部
を通り、眼底10aに結像する。
ー光源(たとえばHe−Neレーザー)21から出たレ
ーザービーム22は、テレスコープ23を通過した所
で、円板28の小穴28a、28bによって2本の細い
ビームとなり、スキャンミラー24で反射され、フォー
カスレンズ42を通り、さらにハーフミラー27で反射
され、対物レンズ9および被検眼の瞳孔10bの中心部
を通り、眼底10aに結像する。
【0054】円板28は、エイミング用レーザー光によ
る照準時には光路に挿入されており、治療用レーザー光
源の発振の直前に退避する。すなわち、不図示のファイ
ヤーボタンのオンにより、先述のシャッター16が閉じ
た後、円板28が光路から退避し、治療用レーザー光源
が発振し、治療用レーザー光が全面的に通過して治療が
行われる。所定の時間の後、治療用レーザー光源の発振
が停止し、円板28が光路に復帰する。続いてシャッタ
16が開いて、眼底像がモニター19に写し出されると
ともに、エイミング用レーザー光の検知が再開される。
る照準時には光路に挿入されており、治療用レーザー光
源の発振の直前に退避する。すなわち、不図示のファイ
ヤーボタンのオンにより、先述のシャッター16が閉じ
た後、円板28が光路から退避し、治療用レーザー光源
が発振し、治療用レーザー光が全面的に通過して治療が
行われる。所定の時間の後、治療用レーザー光源の発振
が停止し、円板28が光路に復帰する。続いてシャッタ
16が開いて、眼底像がモニター19に写し出されると
ともに、エイミング用レーザー光の検知が再開される。
【0055】その他の機能、たとえば、眼底像と重ね合
わせるようにスポット像の位置および大きさをモニター
19に表示し、照準、表示の性能を向上できることは第
1実施例と同じである。
わせるようにスポット像の位置および大きさをモニター
19に表示し、照準、表示の性能を向上できることは第
1実施例と同じである。
【0056】次に治療用レーザー光の焦点の合致状態
(エイミング用レーザー光の焦点の合致状態)の検知に
ついて述べる。
(エイミング用レーザー光の焦点の合致状態)の検知に
ついて述べる。
【0057】本実施例(あるいは第1実施例)において
走査式レーザー検眼鏡の焦点面と、エイミング及び治療
用レーザー光の焦点面とは一致させるように調整されて
いるが、走査式レーザー検眼鏡は観察用レーザー光のビ
ームが細く絞られて照射されるために、焦点深度が深
く、大まかな焦点合せでもシャープな眼底像が得られ
る。
走査式レーザー検眼鏡の焦点面と、エイミング及び治療
用レーザー光の焦点面とは一致させるように調整されて
いるが、走査式レーザー検眼鏡は観察用レーザー光のビ
ームが細く絞られて照射されるために、焦点深度が深
く、大まかな焦点合せでもシャープな眼底像が得られ
る。
【0058】しかし、治療用レーザー光の焦点合わせは
必要である。その理由として、治療用レーザー光は光凝
固を行なう焦点面にエネルギーを集中し、その焦点面の
前後ではエネルギーを分散させて、治療部位の外には光
凝固が及ばないようにするために、通常、図5に示すよ
うに10度前後のコーンアングルが設けられている。こ
のため、治療用レーザー光が焦点面より手前側で結像し
た場合、スポットサイズは当然大きくなって、レーザー
ビームのエネルギーがその面積比にしたがって分散し、
所期のエネルギー密度は得られず、光凝固は不十分とな
ってしまう。このように、治療用レーザー光の焦点がず
れていればエネルギーが分散して所期の光凝固は行われ
ない。
必要である。その理由として、治療用レーザー光は光凝
固を行なう焦点面にエネルギーを集中し、その焦点面の
前後ではエネルギーを分散させて、治療部位の外には光
凝固が及ばないようにするために、通常、図5に示すよ
うに10度前後のコーンアングルが設けられている。こ
のため、治療用レーザー光が焦点面より手前側で結像し
た場合、スポットサイズは当然大きくなって、レーザー
ビームのエネルギーがその面積比にしたがって分散し、
所期のエネルギー密度は得られず、光凝固は不十分とな
ってしまう。このように、治療用レーザー光の焦点がず
れていればエネルギーが分散して所期の光凝固は行われ
ない。
【0059】したがって、観察用レーザー光による大ま
かに焦点調節された眼底像に対し、治療用レーザー光は
より精密に焦点調節を行なうために、治療用レーザー光
の焦点面が眼底の結像面と一致しているか或いはずれて
いるかの合致状態を検知する手段が必要となる。
かに焦点調節された眼底像に対し、治療用レーザー光は
より精密に焦点調節を行なうために、治療用レーザー光
の焦点面が眼底の結像面と一致しているか或いはずれて
いるかの合致状態を検知する手段が必要となる。
【0060】このため、本実施例では、治療用レーザー
光の焦点面の合致状態を検知する代わりに、治療用レー
ザー光と光路が完全に一致し、焦点が完全に一致するエ
イミング用レーザー光の焦点面の合致状態を検知する。
それは、以下のように行なわれる。
光の焦点面の合致状態を検知する代わりに、治療用レー
ザー光と光路が完全に一致し、焦点が完全に一致するエ
イミング用レーザー光の焦点面の合致状態を検知する。
それは、以下のように行なわれる。
【0061】すなわち、図3において、円板28の小穴
28a、28bを通過した複数のエイミング用レーザー
光21a、21bは、フォーカスレンズ42、対物レン
ズ9および被検眼10自身の集光機能によって眼底10
aに結像する。このとき、結像面(たとえば網膜表層)
と焦点面とが一致していれば、図3のようにスポット像
は複数のビームが完全に重なってモニター上で一つのス
ポット像として表示される。
28a、28bを通過した複数のエイミング用レーザー
光21a、21bは、フォーカスレンズ42、対物レン
ズ9および被検眼10自身の集光機能によって眼底10
aに結像する。このとき、結像面(たとえば網膜表層)
と焦点面とが一致していれば、図3のようにスポット像
は複数のビームが完全に重なってモニター上で一つのス
ポット像として表示される。
【0062】これに対し、図6に示すように、複数のエ
イミング用レーザー光21a、21bの焦点21’の手
前に結像面がある場合、スポット像は21a’、21
b’のように分離し、モニター上に2つのスポット像と
して表示される。
イミング用レーザー光21a、21bの焦点21’の手
前に結像面がある場合、スポット像は21a’、21
b’のように分離し、モニター上に2つのスポット像と
して表示される。
【0063】このとき、図3のモーター41により円板
28を1回転/2秒程度の速さで回転させることによ
り、焦点面と結像面が前後にずれているときは2つのス
ポット像がモニター上で回転し、焦点面と結像面が一致
したときスポット像が1つになって検者には回転が停止
したように見える。
28を1回転/2秒程度の速さで回転させることによ
り、焦点面と結像面が前後にずれているときは2つのス
ポット像がモニター上で回転し、焦点面と結像面が一致
したときスポット像が1つになって検者には回転が停止
したように見える。
【0064】この焦点の合致状態をモニター19で見な
がら検者がフォーカスレンズ42または対物レンズ9を
調節して焦点面の位置を移動させて結像面に一致させ
る。なお、図6において観察用レーザー光のレーザービ
ーム2は眼底10aに符号2’で示すように集光する。
がら検者がフォーカスレンズ42または対物レンズ9を
調節して焦点面の位置を移動させて結像面に一致させ
る。なお、図6において観察用レーザー光のレーザービ
ーム2は眼底10aに符号2’で示すように集光する。
【0065】以上のような構成により、エイミング用レ
ーザー光によって治療用レーザー光のスポット像の焦点
面からのズレを検知することができ、エネルギーの分散
による凝固不良を回避でき、確実に治療を行なうことが
できる。
ーザー光によって治療用レーザー光のスポット像の焦点
面からのズレを検知することができ、エネルギーの分散
による凝固不良を回避でき、確実に治療を行なうことが
できる。
【0066】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の光凝
固装置によれば、眼底像を走査式レーザー検眼鏡により
広い視野で、視野を頻繁に移動させることなく、モニタ
ーに拡大表示することができ、鮮明な眼底像で疾患部位
を容易に特定できる。また、これと同時に、治療用レー
ザー光と完全に一致するエイミング用レーザー光の眼底
上のスポット像の位置をモニター上で眼底像と重ねて表
示でき、スキャンミラーを介して前記スポット像の位置
を任意に移動させて容易にエイミングを行なえ、光凝固
治療を能率良く行なうことができるという優れた効果が
得られる。
固装置によれば、眼底像を走査式レーザー検眼鏡により
広い視野で、視野を頻繁に移動させることなく、モニタ
ーに拡大表示することができ、鮮明な眼底像で疾患部位
を容易に特定できる。また、これと同時に、治療用レー
ザー光と完全に一致するエイミング用レーザー光の眼底
上のスポット像の位置をモニター上で眼底像と重ねて表
示でき、スキャンミラーを介して前記スポット像の位置
を任意に移動させて容易にエイミングを行なえ、光凝固
治療を能率良く行なうことができるという優れた効果が
得られる。
【図1】本発明を採用した光凝固装置の第1の実施例の
構成を示した構成図である。
構成を示した構成図である。
【図2】図1の装置の変形例を示した構成図である。
【図3】本発明を採用した光凝固装置の第2の実施例を
示した構成図である。
示した構成図である。
【図4】図3の装置に用いられる円板の平面図である。
【図5】図3の装置の治療用レーザー光のコーンアング
ル、及び焦点面と結像面のずれを示した説明図である。
ル、及び焦点面と結像面のずれを示した説明図である。
【図6】図3の装置における治療用レーザー光の焦点合
わせ機能を示した説明図である。
わせ機能を示した説明図である。
1 観察用レーザー光源 4 水平走査用ポリゴンミラー 5、41 モーター 7 垂直走査ミラー 8 ガルバノメーター 9 対物レンズ 10 被検眼 11 穴あきミラー 13 ピンホール 14、34、36 ダイクロイックミラー 15、17 受光素子 16 シャッター 18 信号処理装置 19 モニター 21 エイミング用レーザー光源 23 テレスコープ 24 スキャンミラー 25 マイクロマニピュレーター 26、27 ハーフミラー 28 円板 31、32 治療用レーザー光源 37 集光レンズ 38 オプチカルファイバー 42 フォーカスレンズ
Claims (5)
- 【請求項1】 レーザー光を用いて被検眼の眼底の観察
と光凝固治療を行なう光凝固装置において、 観察用レーザー光を被検眼の眼底に照射して偏向走査手
段により二次元的に偏向走査し、眼底からの反射光を前
記偏向走査手段とピンホールとを介して受光し光電変換
することにより眼底像を得る走査式レーザー検眼鏡と、 前記観察用レーザー光とは波長の異なるエイミング用レ
ーザー光を発振するエイミング用レーザー光源と、 前記エイミング用レーザー光と波長の異なる治療用レー
ザー光を発振する治療用レーザー光源と、 前記エイミング用レーザー光及び治療用レーザー光をオ
プチカルファイバーに通して同一の光路で導き、前記フ
ァイバーの射出端における前記両レーザー光のスポット
を被検眼の眼底に結像するレンズ系と、 該レンズ系において、被検眼の瞳孔に対してほぼ共役の
位置に配置され、眼底に結像されたエイミング用レーザ
ー光及び治療用レーザー光のスポット像を任意の位置に
移動させるためのスキャンミラーとを有し、 前記エイミング用レーザー光の眼底からの反射光を前記
観察用レーザー光の反射光と共通の光路で前記ピンホー
ルに導いて受光素子により検知し、該受光素子からの信
号を信号処理装置に入力し、該信号による前記エイミン
グ用レーザー光のスポット像の位置を前記眼底像と重ね
合わせるように合成してモニターに表示することを特徴
とする光凝固装置。 - 【請求項2】 前記治療用レーザー光源は、前記観察用
レーザー光と同波長の治療用レーザー光を発振すること
を特徴とする請求項1に記載の光凝固装置。 - 【請求項3】 前記エイミング用レーザー光の眼底の結
像面と焦点面の位置の合致状態を検知する検知手段と、 前記エイミング用レーザー光の焦点面の位置を調節する
調節手段とを設けたことを特徴とする請求項1または2
に記載の光凝固装置。 - 【請求項4】 前記エイミング用レーザー光及び治療用
レーザー光のスポットを被検眼の眼底に結像するレンズ
系に、前記スポットのサイズを変更する手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の
光凝固装置。 - 【請求項5】 前記眼底に結像されるエイミング用レー
ザー光のスポットの位置を前記モニターで治療用レーザ
ー光と同系統の色でカラー表示することを特徴とする請
求項1から4のいずれか1項に記載の光凝固装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5156552A JPH0767909A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 光凝固装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5156552A JPH0767909A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 光凝固装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0767909A true JPH0767909A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=15630297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5156552A Pending JPH0767909A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 光凝固装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767909A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6932807B1 (en) | 1999-09-01 | 2005-08-23 | Nidek Co., Ltd. | Laser treatment apparatus |
| JP2020081792A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社ニデック | 眼科用レーザ治療装置 |
| JP2021511121A (ja) * | 2018-01-25 | 2021-05-06 | ケラノヴァKeranova | 光カプラを備える、ヒトまたは動物の組織を切断する装置 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5156552A patent/JPH0767909A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6932807B1 (en) | 1999-09-01 | 2005-08-23 | Nidek Co., Ltd. | Laser treatment apparatus |
| JP2021511121A (ja) * | 2018-01-25 | 2021-05-06 | ケラノヴァKeranova | 光カプラを備える、ヒトまたは動物の組織を切断する装置 |
| JP2020081792A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 株式会社ニデック | 眼科用レーザ治療装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6932807B1 (en) | Laser treatment apparatus | |
| JP5563488B2 (ja) | 眼の観察、検査、診断および/または治療のための眼科機器および方法 | |
| JP5956884B2 (ja) | レーザ治療装置 | |
| US5997141A (en) | System for treating the fundus of an eye | |
| US6789900B2 (en) | Scanning laser ophthalmoscope optimized for selective retinal microphotocoagulation | |
| JP4231146B2 (ja) | 眼底カメラ | |
| JP6498692B2 (ja) | 共焦点レーザ眼球手術システム | |
| JP2010148635A (ja) | レーザ治療用眼科装置 | |
| JP2004255177A (ja) | 眼科外科手術用顕微鏡システムおよび照射方法 | |
| JP2015195876A (ja) | 眼底撮影装置 | |
| JP5209552B2 (ja) | 眼科撮影装置 | |
| JPH07163613A (ja) | 光凝固装置 | |
| JPH06205741A (ja) | 眼科装置 | |
| JPH0767909A (ja) | 光凝固装置 | |
| US11000413B2 (en) | Ophthalmic laser surgical system and method implementing simultaneous laser treatment and OCT measurement | |
| JP3512823B2 (ja) | 眼科医療機器 | |
| JP3512822B2 (ja) | 光凝固装置 | |
| JP6292331B2 (ja) | 眼底撮影装置 | |
| JP5065786B2 (ja) | 眼底撮影装置 | |
| JP2016055123A (ja) | 眼科撮影装置、眼科撮影システム、および眼科撮影プログラム | |
| JP2022117831A (ja) | 眼底撮影装置 | |
| JP4615891B2 (ja) | 眼底カメラ | |
| JP2005013474A (ja) | 眼底測定装置及び眼底血流計 | |
| JP2017143919A (ja) | 眼科装置 | |
| JP2023015417A (ja) | 走査型眼底撮影装置 |