JPH0768608A - 局部加圧式射出成形機の制御装置 - Google Patents

局部加圧式射出成形機の制御装置

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JPH0768608A
JPH0768608A JP21746293A JP21746293A JPH0768608A JP H0768608 A JPH0768608 A JP H0768608A JP 21746293 A JP21746293 A JP 21746293A JP 21746293 A JP21746293 A JP 21746293A JP H0768608 A JPH0768608 A JP H0768608A
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JP
Japan
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pressure
pin
overload
molding machine
injection molding
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JP21746293A
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Inventor
Motofumi Suzuki
基文 鈴木
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加圧ピンの耐久性を向上させて寿命を長くし、
破損するのを防止する。 【構成】先端をキャビティに臨ませて配設された加圧ピ
ンを有し、該加圧ピンを有効ストロークだけ前進させて
成形品に対して加工を施す。そして、加圧ピンと対向さ
せて配設され、加圧ピンの過負荷状態を検出して過負荷
信号を発生させる過負荷検出装置71と、局部加圧式射
出成形機を駆動する駆動装置84と、前記過負荷検出装
置71から過負荷信号が送られたときに、駆動装置84
に対して停止指令を出力する監視装置82とを有する。
この場合、樹脂が硬化した後に加圧ピンを前進させた場
合や、連続的に長時間局部加圧式射出成形機を運転した
場合、前記過負荷検出装置71が過負荷信号を発生さ
せ、該過負荷信号を監視装置82に対して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局部加圧式射出成形機
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、局部加圧式射出成形機において
は、エジェクタピンの先端をキャビティに臨ませ、加圧
ピンの先端を成形品の加工部に臨ませ、エジェクタピン
を前進させることによって成形品を突き落とし、加圧ピ
ンを前進させることによって成形品に対して加工を施す
ことができるようになっている。
【0003】図2は従来の局部加圧式射出成形機の断面
図である。図において、11は固定側取付板であり、該
固定側取付板11を介して固定金型12が図示しない固
定プラテンに取り付けられる。そして、図示しない射出
装置の射出ノズルは射出工程において前進し、射出ノズ
ルの先端が固定金型12のスプルーブッシュ13に接触
させられる。
【0004】一方、図示しない可動プラテンは、図示し
ない型締装置によって進退(図の左右方向に移動)させ
られ、可動金型14を固定金型12に接離させるように
なっている。そのため、前記可動金型14は可動側取付
板15及び図示しないスペーサブロックを介して可動プ
ラテンに取り付けられる。そして、射出ノズルから射出
された樹脂は、スプルー18からランナ19を通り、ゲ
ート20を介して固定金型12と可動金型14の間に形
成されたキャビティ21に充填(じゅうてん)される。
【0005】前記射出工程が完了すると、続いて保圧工
程に入りキャビティ21内の樹脂圧が保持されるととも
に樹脂の冷却が開始され、一定時間後に可動金型14側
に図示しない成形品を残した状態で両金型12,14が
開かれ、エジェクタ装置によって成形品が突き落とされ
る。そのため、スプルーロックピン25及びエジェクタ
ピン26が配設される。前記スプルーロックピン25は
前記スプルー18と対向して配設され、型開き時に成形
品を保持して可動金型14側に残す。また、前記エジェ
クタピン26は、キャビティ21やランナ19などに先
端を臨ませて配設され、型開き後に成形品を可動金型1
4から分離させて突き落とす。
【0006】前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26は、可動金型14を貫通して後方(図におけ
る左方)に延び、後端に形成されたヘッド部はエジェク
タプレート51,52によって狭持され固定される。そ
して、該エジェクタプレート51にロッド23が当接す
ることができるようになっており、該ロッド23が前進
するのに伴い前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26が前進させられる。
【0007】ところで、前記保圧工程中において成形品
に対して加工を施すために、加圧ピン35が配設され
る。該加圧ピン35は、キャビティ21、ゲート20等
の所定箇所に先端を臨ませて必要な数だけ配設され、前
記可動金型14及びエジェクタプレート51,52を貫
通して後方に延び、後端に形成されたヘッド部は加圧プ
レート36,37によって挟持され固定される。
【0008】該加圧プレート36,37は、前記可動側
取付板15に対して接離自在に配設され、2個の加圧シ
リンダ41によって進退させられる。すなわち、該加圧
シリンダ41のピストンロッド42がクロスヘッド53
に固定され、該クロスヘッド53に加圧ロッド54が固
定されるとともに、可動側取付板15を貫通して前記加
圧プレート36に当接することができるようになってお
り、前記加圧シリンダ41を作動させることによって加
圧ピン35を進退させることができる。
【0009】前記加圧シリンダ41に供給される油圧
は、図示しない比例減圧弁又はサーボ弁によって制御さ
れる。該比例減圧弁又はサーボ弁を電気的に制御するこ
とによって、前記加圧ピン35を振動させながら徐々に
前進させて成形品の加工部の樹脂にパルス状の加圧力を
加えて励振(変位)させ、成形品に対して所定の加工を
施すことができる。
【0010】ところで、前記比例減圧弁又はサーボ弁を
使用して加圧ピン35を前進させても、樹脂を励振させ
ることができない。また、加圧力によって樹脂を励振さ
せるためには反力が必要であり、前記加圧ピン35を加
工部から強制的に後退させなければならない。そのた
め、加圧プレート37と可動金型14の間に4本のリタ
ーンピン38を包囲する応答性の高いリターンスプリン
グ40が配設される。そして、前記加圧ピン35及びリ
ターンピン38は共に後端にヘッド部を形成しており、
該ヘッド部が加圧プレート36,37によって挟持され
固定される。この場合、4個のリターンスプリング40
を均等に配列することによって、加圧プレート36,3
7を傾けずに平行に前進させることができ、スムーズな
動作を得ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の局部加圧式射出成形機においては、加圧ピン35を
振動させながら徐々に前進させる際に、樹脂が硬化した
後に加圧ピン35を前進させた場合や、連続的に長時間
局部加圧式射出成形機を運転した場合などにおいては、
加圧ピン35が過負荷状態になり、耐久性が低下して寿
命が短くなるだけでなく、破損してしまうことがある。
【0012】また、保圧工程における樹脂の硬化の程度
によって、加圧ピン35による打抜きなどの加工が良好
に行われないことがあるが、加工が良好に行われたか否
かを判断することができないので、良品中に不良品が混
在してしまう。本発明は、前記従来の局部加圧式射出成
形機の問題点を解決して、加圧ピンの耐久性を向上させ
て寿命を長くするとともに、破損するのを防止すること
ができ、加工が良好に行われたか否かを判断することが
できる局部加圧式射出成形機の制御装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の局
部加圧式射出成形機の制御装置において、局部加圧式射
出成形機は先端をキャビティに臨ませて配設された加圧
ピンを有し、該加圧ピンを有効ストロークだけ前進させ
て成形品に対して加工を施すようにしている。そして、
加圧ピンと対向させて配設され、加圧ピンの過負荷状態
を検出して過負荷信号を発生させる過負荷検出装置と、
局部加圧式射出成形機を駆動する駆動装置と、前記過負
荷検出装置から過負荷信号が送られたときに、駆動装置
に対して停止指令を出力する監視装置とを有する。
【0014】また、本発明の他の局部加圧式射出成形機
の制御装置において、局部加圧式射出成形機は先端をキ
ャビティに臨ませて配設された加圧ピンを有し、該加圧
ピンを有効ストロークだけ前進させて成形品に対して加
工を施すようにしている。そして、加圧ピンを前進させ
るための加圧シリンダと、該加圧シリンダに供給される
油の圧力を検出する過負荷圧力検出装置と、局部加圧式
射出成形機を駆動する駆動装置と、前記過負荷圧力検出
装置による圧力検出値及び過負荷圧力設定装置による圧
力設定値によって加圧ピンが過負荷状態にあることを判
断し、駆動装置に対して停止指令を出力する監視装置と
を有する。
【0015】また、本発明の更に他の局部加圧式射出成
形機の制御装置において、局部加圧式射出成形機は先端
をキャビティに臨ませて配設された加圧ピンを有し、該
加圧ピンを有効ストロークだけ前進させて成形品に対し
て加工を施すようにしている。そして、加圧ピンが有効
ストロークだけ前進したことを検出して加工終了信号を
発生させる加工確認計測装置と、該加工確認計測装置か
らの加工終了信号に基づいて、加工の終了を確認するこ
とができたか否かを判断し、良否判断信号を発生させる
加工確認良否判断装置とを有する。
【0016】
【作用】本発明によれば、前記のように局部加圧式射出
成形機の制御装置において、局部加圧式射出成形機は先
端をキャビティに臨ませて配設された加圧ピンを有し、
該加圧ピンを有効ストロークだけ前進させて成形品に対
して加工を施すようにしている。
【0017】そして、加圧ピンと対向させて配設され、
加圧ピンの過負荷状態を検出して過負荷信号を発生させ
る過負荷検出装置と、局部加圧式射出成形機を駆動する
駆動装置と、前記過負荷検出装置から過負荷信号が送ら
れたときに、駆動装置に対して停止指令を出力する監視
装置とを有する。この場合、樹脂が硬化した後に加圧ピ
ンを前進させた場合や、連続的に長時間局部加圧式射出
成形機を運転した場合、前記過負荷検出装置が過負荷信
号を発生させ、該過負荷信号を監視装置に対して出力す
る。該監視装置は、過負荷信号が送られると、駆動装置
に対して停止指令を出力する。
【0018】また、本発明の他の局部加圧式射出成形機
の制御装置において、局部加圧式射出成形機は先端をキ
ャビティに臨ませて配設された加圧ピンを有し、該加圧
ピンを有効ストロークだけ前進させて成形品に対して加
工を施すようにしている。そして、加圧ピンを前進させ
るための加圧シリンダと、該加圧シリンダに供給される
油の圧力を検出する過負荷圧力検出装置と、局部加圧式
射出成形機を駆動する駆動装置と、前記過負荷圧力検出
装置による圧力検出値及び過負荷圧力設定装置による圧
力設定値によって加圧ピンが過負荷状態にあることを判
断し、駆動装置に対して停止指令を出力する監視装置と
を有する。
【0019】この場合、加圧シリンダに供給される油の
圧力は過負荷圧力検出装置によって常時検出され、監視
装置は圧力検出値及び圧力設定値によって加圧ピンが過
負荷状態にあるか否かを判断する。そして、樹脂が硬化
した後に加圧ピンを前進させた場合や、連続的に長時間
局部加圧式射出成形機を運転した場合、前記監視装置は
加圧ピンが過負荷状態にあることを判断し、駆動装置に
対して停止指令を出力する。
【0020】また、本発明の更に他の局部加圧式射出成
形機の制御装置において、局部加圧式射出成形機は先端
をキャビティに臨ませて配設された加圧ピンを有し、該
加圧ピンを有効ストロークだけ前進させて成形品に対し
て加工を施すようにしている。そして、加圧ピンが有効
ストロークだけ前進したことを検出して加工終了信号を
発生させる加工確認計測装置と、該加工確認計測装置か
らの加工終了信号に基づいて、加工の終了を確認するこ
とができたか否かを判断し、良否判断信号を発生させる
加工確認良否判断装置とを有する。
【0021】この場合、保圧工程における樹脂の硬化の
程度によって加圧ピンが有効ストロークだけ前進しない
と、加工確認計測装置は加工終了信号を発生させない。
したがって、加工確認良否判断装置は加工の終了を確認
することができないと判断し、成形品が不良品であるこ
とを示す良否判断信号を発生させる。また、加圧ピンが
有効ストロークだけ前進すると、加工確認計測装置は加
工終了信号を発生させる。したがって、加工確認良否判
断装置は加工の終了を確認することができたと判断し、
成形品が良品であることを示す良否判断信号を発生させ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図3は本発明の実施例における
局部加圧式射出成形機の概略図である。図において、1
1は固定側取付板であり、該固定側取付板11を介して
固定金型12が図示しない固定プラテンに取り付けられ
る。そして、図示しない射出装置の射出ノズルは射出工
程において前進し、射出ノズルの先端が固定金型12の
スプルーブッシュ13に接触させられる。
【0023】一方、図示しない可動プラテンは、図示し
ない型締装置によって進退(図の左右方向に移動)させ
られ、可動金型14を固定金型12に接離させるように
なっている。そのため、前記可動金型14は可動側取付
板15及び図示しないスペーサブロックを介して可動プ
ラテンに取り付けられる。そして、射出ノズルから射出
された樹脂は、スプルー18からランナ19を通り、ゲ
ート20を介して固定金型12と可動金型14の間に形
成されたキャビティ21に充填される。
【0024】前記射出工程が完了すると、続いて保圧工
程に入りキャビティ21内の樹脂圧が保持されるととも
に樹脂の冷却が開始され、一定時間後に可動金型14側
に図示しない成形品を残した状態で両金型12,14が
開かれ、エジェクタ装置によって成形品が突き落とされ
る。そのため、スプルーロックピン25及びエジェクタ
ピン26が配設される。前記スプルーロックピン25は
前記スプルー18と対向して配設され、型開き時に成形
品を保持して可動金型14側に残す。また、前記エジェ
クタピン26は、キャビティ21やランナ19などに先
端を臨ませて配設され、型開き後に成形品を可動金型1
4から分離させて突き落とす。
【0025】前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26は、可動金型14を貫通して後方(図におけ
る左方)に延び、後端に形成されたヘッド部はエジェク
タプレート51,52によって狭持され固定される。そ
して、該エジェクタプレート51にロッド23が当接す
ることができるようになっており、該ロッド23が前進
するのに伴い前記スプルーロックピン25及びエジェク
タピン26が前進させられる。
【0026】ところで、前記保圧工程中において成形品
に対して加工を施すために、加圧ピン35が配設され
る。該加圧ピン35は、キャビティ21、ゲート20等
の所定箇所に先端を臨ませて必要な数だけ配設され、前
記可動金型14及びエジェクタプレート51,52を貫
通して後方に延び、後端に形成されたヘッド部は加圧プ
レート36,37によって挟持され固定される。
【0027】該加圧プレート36,37は、前記可動側
取付板15に対して接離自在に配設され、2個の加圧シ
リンダ41によって進退させられる。すなわち、該加圧
シリンダ41のピストンロッド42がクロスヘッド53
に固定され、該クロスヘッド53に加圧スリーブ61が
固定されるとともに、可動側取付板15を貫通して前記
加圧プレート36に当接することができるようになって
おり、前記加圧シリンダ41を作動させることによって
加圧ピン35を進退させることができる。
【0028】前記加圧シリンダ41は摺動(しゅうど
う)自在に配設されたピストン41aを有し、該ピスト
ン41aによって第1油室41b及び第2油室41cが
形成される。そして、前記第1油室41bに油を供給
し、第2油室41cの油をドレーンすることによって前
記加圧ピン35を前進させ、前記第1油室41bの油を
ドレーンし、第2油室41cに油を供給することによっ
て前記加圧ピン35を後退させることができる。
【0029】前記第1、第2油室41b,41cに供給
される油の圧力は、圧力比例弁65及び方向切換弁66
によって制御される。また、67は油ポンプ、68はド
レーンタンク、69は圧力計である。前記圧力比例弁6
5を電気的に制御することによって、前記第1、第2油
室41b,41cに供給される油の圧力が設定される。
また、前記方向切換弁66を電気的に制御することによ
って、前記第1、第2油室41b,41cへの油の供給
を切り換えることができる。
【0030】すなわち、前記方向切換弁66は、A位
置、B位置及びN位置を採る。この場合、A位置におい
て圧力比例弁65によって設定された圧力の油を前記第
1油室41bに供給し、第2油室41cの油をドレーン
してピストンロッド42を前進させ、B位置において圧
力比例弁65によって設定された圧力の油を前記第2油
室41cに供給し、第1油室41bの油をドレーンして
ピストンロッド42を後退させる。なお、N位置は方向
切換弁66の中立状態を形成する。
【0031】このようにして、前記加圧ピン35を振動
させながら徐々に前進させて成形品の加工部の樹脂にパ
ルス状の加圧力を加えて励振(変位)させ、成形品に対
して打抜きなどの所定の加工を施すことができる。とこ
ろで、前記圧力比例弁65及び方向切換弁66を使用し
て加圧ピン35を前進させても、樹脂を励振させること
ができない。また、加圧力によって樹脂を励振させるた
めには反力が必要であり、前記加圧ピン35を加工部か
ら強制的に後退させなければならない。
【0032】そのため、加圧プレート37と可動金型1
4の間に4本のリターンピン38を包囲する応答性の高
いリターンスプリング40が配設される。そして、前記
加圧ピン35及びリターンピン38は共に後端にヘッド
部を形成しており、該ヘッド部が加圧プレート36,3
7によって挟持され固定される。この場合、4個のリタ
ーンスプリング40を均等に配列することによって、加
圧プレート36,37を傾けずに平行に前進させること
ができ、スムーズな動作を得ることができる。
【0033】ところで、前記加圧ピン35を振動させな
がら徐々に前進させる際に、樹脂が硬化した後に加圧ピ
ン35を前進させた場合や、連続的に長時間局部加圧式
射出成形機を運転した場合などにおいては、加圧ピン3
5は過負荷状態になり、耐久性が低下して寿命が短くな
るだけでなく、破損してしまうことがある。また、保圧
工程における樹脂の硬化の程度によって、加圧ピン35
による打抜きなどの加工が良好に行われないことがある
が、加工が良好に行われたか否かを判断することができ
ないので、良品中に不良品が混在してしまう。
【0034】そこで、過負荷状態になったことを検出す
るために、加圧プレート37内に各加圧ピン35と対向
させて過負荷検出装置71が配設され、加圧ピン35に
異常な荷重が加わった時に過負荷信号を発生させる。ま
た、前記方向切換弁66と第1油室41bを連結する油
供給側ラインに圧力検出装置72が配設され、前記油供
給側ライン内の油の圧力を検出し、圧力検出信号を発生
させる。
【0035】そして、加工が良好に行われたか否かを判
断するために、局部加圧式射出成形機のフレームにおけ
る所定の位置に前記加圧プレート37と対向させて加工
確認計測装置73が配設され、加圧プレート36,37
の前進限、すなわち加圧ピン35が有効ストロークだけ
前進したことを検出し、加工終了信号を発生させる。な
お、前記加圧プレート36,37の傾きを検出するため
に、前記加工確認計測装置73を複数個配設することも
できる。また、前記加工確認計測装置73を、前記クロ
スヘッド53と対向させて配設することもでき、固定金
型12内の前記リターンピン38の先端と対向する位置
に配設することもできる。
【0036】図4は本発明の実施例における過負荷検出
装置の拡大図、図5は本発明の実施例における過負荷検
出装置の過負荷状態図である。図において、35は加圧
ピン、35aは該加圧ピン35の根元部分に形成された
湾曲部、37は加圧プレート、71は過負荷検出装置で
あり近接スイッチで構成される。
【0037】該過負荷検出装置71は図4に示すように
加圧ピン35が正常な時には作動せず、加圧ピン35に
異常な荷重が加わった時に、すなわち図5に示すように
前記湾曲部35aが過負荷検出装置71に接近すると、
過負荷検出装置71が作動して過負荷信号を発生させ
る。次に、本発明の局部加圧式射出成形機の制御装置に
ついて説明する。
【0038】図1は本発明の第1の実施例を示す局部加
圧式射出成形機の制御装置のブロック図、図6は本発明
の第1の実施例を示す局部加圧式射出成形機の制御装置
のフローチャートである。図において、71は過負荷検
出装置、72は過負荷圧力検出装置、81は圧力設定値
を設定するための過負荷圧力設定装置、82は監視装
置、83は局部加圧式射出成形機の全体を制御するとと
もに工程管理を行うコントローラ、84は局部加圧式射
出成形機を駆動する駆動装置である。
【0039】前記監視装置82は前記過負荷検出装置7
1から過負荷信号が送られると、駆動装置84に対して
停止指令を出力し、前記圧力比例弁65(図3)の指令
値を0〔%〕とし、方向切換弁66をN位置に置く。そ
して、局部加圧式射出成形機を停止させるとともに、コ
ントローラ83に対して異常指令を出力してアラームを
出す。
【0040】また、前記監視装置82は前記過負荷圧力
検出装置72から送られた圧力検出値を常時読み取り、
前記過負荷圧力設定装置81から送られた圧力設定値と
比較し、前記圧力検出値が圧力設定値を超えた時に過負
荷状態であると判断して、駆動装置84に対して停止指
令を出力し局部加圧式射出成形機を停止させるととも
に、コントローラ83に対して異常指令を出力してアラ
ームを出す。 ステップS1 圧力設定値をaとする。 ステップS2 圧力検出値をbとする。 ステップS3 圧力検出値bが圧力設定値a以上である
か否かを判断する。圧力検出値bが圧力設定値a以上で
ある場合はステップS4に進み、圧力検出値bが圧力設
定値aより小さい場合はステップS1に戻る。 ステップS4 加圧プレート37が前進限位置にあるか
否かを判断する。前進限位置にある場合はステップS1
に戻り、前進限位置にない場合はステップS6に進む。 ステップS5 過負荷信号が発生したか否かを判断す
る。発生した場合はステップS6に進み、発生していな
い場合はステップS1に戻る。 ステップS6 圧力比例弁65の指令値を0〔%〕と
し、方向切換弁66をN位置に置く。 ステップS7 局部加圧式射出成形機を停止させるとと
もに、コントローラ83に対して異常指令を出力してア
ラームを出す。
【0041】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図7は本発明の第2の実施例を示す局部加圧式射
出成形機の制御装置のブロック図、図8は本発明の第2
の実施例における局部加圧式射出成形機の要部概念図で
ある。図7において、73は加工確認計測装置であり、
例えば、打抜きが終了したことを確認するための加工終
了信号を発生させる。また、82は監視装置、85は加
工確認良否判断装置である。該加工確認良否判断装置8
5は前記加工確認計測装置73からの加工終了信号に基
づいて、加工の終了を確認することができたか否かを判
断し、前記監視装置82に対して良否判断信号を出力す
る。
【0042】図8において、35は加圧ピン、41は加
圧シリンダ、53はクロスヘッド、73は加工確認計測
装置である。また、86は前記可動プラテン15(図
3)とクロスヘッド53の間に配設され、可動プラテン
15に固定されたストッパである。この場合、該ストッ
パ86の所定箇所に、前記クロスヘッド53と対向させ
て複数の加工確認計測装置73が配設される。
【0043】そして、加圧ピン35による加工が終了し
てクロスヘッド53が可動プラテン15に当接すると、
前記加工確認計測装置73は加工終了信号を発生させ
る。次に、局部加圧式射出成形機によって打抜きを行う
場合の局部加圧式射出成形機の制御装置の動作について
説明する。図9は打抜きが正常に行われたときの状態
図、図10は打抜きが正常に行われなかったときの状態
図、図11は打抜きが正常に行われなかったときの他の
状態図、図12は本発明の第2の実施例を示す局部加圧
射出成形機の制御装置のフローチャートである。
【0044】図において、35は加圧ピン、53はクロ
スヘッド、73は加工確認計測装置、86はストッパ、
89は成形品である。打抜きが正常に行われると、図9
に示すように加圧ピン35は成形品89を貫通し、成形
品89は良品となる。この場合、加工確認計測装置73
はクロスヘッド53の上方及び下方に2個配設される
が、いずれの加工確認計測装置73もクロスヘッド53
を検出して加工終了信号を発生させ(オン)、加工確認
良否判断装置85(図7)に対して出力する。該加工確
認良否判断装置85は加工終了信号に基づいて加工の終
了を確認することができたと判断し、前記監視装置82
に対して成形品89が良品であることを示す良否判断信
号を出力する。
【0045】一方、打抜きが正常に行われないと、図1
0に示すように加圧ピン35は成形品89内で停止し、
成形品89は不良品となる。この場合、いずれの加工確
認計測装置73もクロスヘッド53を検出せず加工終了
信号を発生させない(オフ)。したがって、加工確認良
否判断装置85は加工の終了を確認することができない
と判断し、前記監視装置82に対して成形品89が不良
品であることを示す良否判断信号を出力する。
【0046】また、図11の場合、一方の加圧ピン35
が成形品89内で停止し、成形品89は不良品となる。
この場合、上方の加工確認計測装置73はクロスヘッド
53を検出せず加工終了信号を発生させず(オフ)、下
方の加工確認計測装置73はクロスヘッド53を検出し
て加工終了信号を発生させる(オン)。したがって、加
工確認良否判断装置85は加工の終了を確認することが
できないと判断し、前記監視装置82に対して成形品8
9が不良品であることを示す良否判断信号を出力する。 ステップS11 加工が開始されたか否かを判断する。
開始された場合はステップS2に進み、開始されていな
い場合は処理を終了する。 ステップS12 加工が終了する。 ステップS13 いずれの加工確認計測装置73も加工
終了信号を発生させているか否かを判断する。発生させ
ている場合は成形品89が良品であることを示す良否判
断信号を出力し、発生させていない場合はステップS1
4に進む。 ステップS14 成形品89が不良品であることを示す
良否判断信号を出力する。
【0047】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば局部加圧式射出成形機の制御装置において、局部加
圧式射出成形機は先端をキャビティに臨ませて配設され
た加圧ピンを有し、該加圧ピンを有効ストロークだけ前
進させて成形品に対して加工を施すようにしている。
【0049】そして、加圧ピンと対向させて配設され、
加圧ピンの過負荷状態を検出して過負荷信号を発生させ
る過負荷検出装置と、局部加圧式射出成形機を駆動する
駆動装置と、前記過負荷検出装置から過負荷信号が送ら
れたときに、駆動装置に対して停止指令を出力する監視
装置とを有する。この場合、樹脂が硬化した後に加圧ピ
ンを前進させた場合や、連続的に長時間局部加圧式射出
成形機を運転した場合、前記過負荷検出装置が過負荷信
号を発生させ、該過負荷信号を監視装置に対して出力す
る。該監視装置は、過負荷信号が送られると、駆動装置
に対して停止指令を出力する。したがって、加圧ピンの
耐久性を向上させることができ、寿命を長くすることが
でき、また、加圧ピンが破損するのを防止することがで
きる。
【0050】また、本発明の他の局部加圧式射出成形機
の制御装置において、局部加圧式射出成形機は先端をキ
ャビティに臨ませて配設された加圧ピンを有し、該加圧
ピンを有効ストロークだけ前進させて成形品に対して加
工を施すようにしている。そして、加圧ピンを前進させ
るための加圧シリンダと、該加圧シリンダに供給される
油の圧力を検出する過負荷圧力検出装置と、局部加圧式
射出成形機を駆動する駆動装置と、前記過負荷圧力検出
装置による圧力検出値及び過負荷圧力設定装置による圧
力設定値によって加圧ピンが過負荷状態にあることを判
断し、駆動装置に対して停止指令を出力する監視装置と
を有する。
【0051】この場合、加圧シリンダに供給される油の
圧力は過負荷圧力検出装置によって常時検出され、監視
装置は圧力検出値及び圧力設定値によって加圧ピンが過
負荷状態にあるか否かを判断する。そして、樹脂が硬化
した後に加圧ピンを前進させた場合や、連続的に長時間
局部加圧式射出成形機を運転した場合、前記監視装置は
加圧ピンが過負荷状態にあることを判断し、駆動装置に
対して停止指令を出力する。したがって、加圧ピンの耐
久性を向上させることができ、寿命を長くすることがで
き、また、加圧ピンが破損するのを防止することができ
る。
【0052】また、本発明の更に他の局部加圧式射出成
形機の制御装置において、局部加圧式射出成形機は先端
をキャビティに臨ませて配設された加圧ピンを有し、該
加圧ピンを有効ストロークだけ前進させて成形品に対し
て加工を施すようにしている。そして、加圧ピンが有効
ストロークだけ前進したことを検出して加工終了信号を
発生させる加工確認計測装置と、該加工確認計測装置か
らの加工終了信号に基づいて、加工の終了を確認するこ
とができたか否かを判断し、良否判断信号を発生させる
加工確認良否判断装置とを有する。
【0053】この場合、保圧工程における樹脂の硬化の
程度によって加圧ピンが有効ストロークだけ前進しない
と、加工確認計測装置は加工終了信号を発生させない。
したがって、加工確認良否判断装置は加工の終了を確認
することができないと判断し、成形品が不良品であるこ
とを示す良否判断信号を発生させる。また、加圧ピンが
有効ストロークだけ前進すると、加工確認計測装置は加
工終了信号を発生させる。したがって、加工確認良否判
断装置は加工の終了を確認することができたと判断し、
成形品が良品であることを示す良否判断信号を発生させ
る。その結果、良品中に不良品が混在するのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す局部加圧式射出成
形機の制御装置のブロック図である。
【図2】従来の局部加圧式射出成形機の断面図である。
【図3】本発明の実施例における局部加圧式射出成形機
の概略図である。
【図4】本発明の実施例における過負荷検出装置の拡大
図である。
【図5】本発明の実施例における過負荷検出装置の過負
荷状態図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す局部加圧式射出成
形機の制御装置のフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例を示す局部加圧式射出成
形機の制御装置のブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例における局部加圧式射出
成形機の要部概念図である。
【図9】打抜きが正常に行われたときの状態図である。
【図10】打抜きが正常に行われなかったときの状態図
である。
【図11】打抜きが正常に行われなかったときの他の状
態図である。
【図12】本発明の第2の実施例を示す局部加圧式射出
成形機の制御装置のフローチャートである。
【符号の説明】
21 キャビティ 35 加圧ピン 41 加圧シリンダ 71 過負荷検出装置 72 過負荷圧力検出装置 73 加工確認検束装置 81 過負荷圧力設定装置 82 監視装置 84 駆動装置 85 加工確認良否判断装置 89 成形品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端をキャビティに臨ませて配設された
    加圧ピンを有し、該加圧ピンを有効ストロークだけ前進
    させて成形品に対して加工を施す局部加圧式射出成形機
    の制御装置において、(a)加圧ピンと対向させて配設
    され、加圧ピンの過負荷状態を検出して過負荷信号を発
    生させる過負荷検出装置と、(b)局部加圧式射出成形
    機を駆動する駆動装置と、(c)前記過負荷検出装置か
    ら過負荷信号が送られたときに、駆動装置に対して停止
    指令を出力する監視装置とを有することを特徴とする局
    部加圧式射出成形機の制御装置。
  2. 【請求項2】 先端をキャビティに臨ませて配設された
    加圧ピンを有し、該加圧ピンを有効ストロークだけ前進
    させて成形品に対して加工を施す局部加圧式射出成形機
    の制御装置において、(a)加圧ピンを前進させるため
    の加圧シリンダと、(b)該加圧シリンダに供給される
    油の圧力を検出する過負荷圧力検出装置と、(c)局部
    加圧式射出成形機を駆動する駆動装置と、(d)前記過
    負荷圧力検出装置による圧力検出値及び過負荷圧力設定
    装置による圧力設定値によって加圧ピンが過負荷状態に
    あることを判断し、駆動装置に対して停止指令を出力す
    る監視装置とを有することを特徴とする局部加圧式射出
    成形機の制御装置。
  3. 【請求項3】 先端をキャビティに臨ませて配設された
    加圧ピンを有し、該加圧ピンを有効ストロークだけ前進
    させて成形品に対して加工を施す局部加圧式射出成形機
    の制御装置において、(a)加圧ピンが有効ストローク
    だけ前進したことを検出して加工終了信号を発生させる
    加工確認計測装置と、(b)該加工確認計測装置からの
    加工終了信号に基づいて、加工の終了を確認することが
    できたか否かを判断し、良否判断信号を発生させる加工
    確認良否判断装置とを有することを特徴とする局部加圧
    式射出成形機の制御装置。
JP21746293A 1993-09-01 1993-09-01 局部加圧式射出成形機の制御装置 Withdrawn JPH0768608A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021020224A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 芝浦機械株式会社 局部加圧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021020224A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 芝浦機械株式会社 局部加圧装置

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