JPH0768713A - 積層耐水シートおよびその製造法 - Google Patents

積層耐水シートおよびその製造法

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JPH0768713A
JPH0768713A JP5221198A JP22119893A JPH0768713A JP H0768713 A JPH0768713 A JP H0768713A JP 5221198 A JP5221198 A JP 5221198A JP 22119893 A JP22119893 A JP 22119893A JP H0768713 A JPH0768713 A JP H0768713A
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resin
sheet
laminated
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waterproof sheet
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JP5221198A
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Yoshikuni Soma
義邦 相馬
Takeshi Harada
武 原田
Koji Kawaguchi
皓二 川口
Yuji Kohama
裕二 小濱
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐水性、筆記性、印刷適性、低帯電性、耐候
性、引裂強度、寸法安定性、接着性及び不透明性に優れ
た積層耐水シート及びその製造方法を提供する。 【構成】 シート状支持体と、その表面に積層された少
なくとも1層の熱可塑性合成樹脂層とからなり、その最
外層の合成樹脂層が石油樹脂、エチレン・α−オレフィ
ン共重合樹脂、α−オレフィン同士の共重合樹脂、高圧
法低密度ポリエチレン系樹脂及びポリスチレン系樹脂の
群から選ばれた少なくとも1種の樹脂および非帯電性ア
イオノマー樹脂を含んで成るとともに、少なくとも1層
の合成樹脂層が無機充填剤を含んで成る積層耐水シー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐水性、筆記性、印刷適
性、低帯電性、耐候性、引裂強度、寸法安定性、接着性
および不透明性などに優れた積層耐水シート及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙シートを基材層とし、その表面に二酸
化チタン、酸化亜鉛または硫化亜鉛のような無機顔料を
含有するポリエチレンをコーティングしてなる2層構造
又は両層の中間に無機顔料を含まないポリエチレン層を
介在させてなる3層構造の印画紙用支持体は公知である
(特公昭49−30446号公報参照)。
【0003】これらの積層紙においては、無機顔料の配
合によって樹脂層が不透明化され、その実用性が充分に
付与されているが、更に高度の要求に対しては、両層の
中間に無機顔料を含まない樹脂層を介在させた3層以上
の構造とすることが好ましい。
【0004】前記した3層積層紙は無機顔料を含有させ
ることによって樹脂層を不透明化させると共に、無機顔
料の配合によって生ずる紙基材層表面と樹脂層との間の
接着力低下を防ぐために顔料を含まない樹脂層を介在さ
せている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の積層体は、表面層が電気絶縁性の樹脂から構成されて
いるために、(1)かかる積層体を多数枚用いて連続的
に自動印刷または静電自動複写を行うと、積層体間の静
電気による相互吸引力によって2枚以上の積層体が重な
ったまま給送されて紙詰まり等のトラブルの原因になっ
たり、(2)印刷インキの乾燥が遅かったりするという
問題があった。
【0006】帯電性については樹脂層中に帯電防止剤を
含有させることにより改良されるが、これも積層体の保
管環境や印刷環境によるばらつきがあり十分ではない。
また印刷インキの乾燥については、乾燥性のよいインキ
を用いる手段があるが、これも未だ十分実用的に満足し
得るものとはいえない状況にあった。
【0007】従って、本発明の目的は、従来の積層耐水
シートに比較しても印刷インキの乾燥性が良く、かつ低
帯電性で、印刷適性に優れた積層耐水シートおよびその
製造法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、シート
状支持体と、その表面に積層された少なくとも1層の熱
可塑性合成樹脂層とからなり、その最外層の合成樹脂層
が石油樹脂、エチレン・α−オレフィン共重合樹脂、α
−オレフィン同士の共重合樹脂、高圧法低密度ポリエチ
レン系樹脂及びポリスチレン系樹脂の群から選ばれた少
なくとも1種の樹脂および非帯電性アイオノマー樹脂を
含んで成るとともに、少なくとも1層の合成樹脂層が無
機充填剤を含むことを特徴とする積層耐水シートが提供
される。
【0009】本発明に従えば、また無機充填剤が酸化チ
タンであることを特徴とする請求項1または2に記載の
積層耐水シートが提供される。
【0010】本発明に従えば、最外層の熱可塑性合成樹
脂層に、前記した特定の樹脂群の中から選ばれた少なく
とも1種の樹脂および/または非帯電性アイオノマー樹
脂を配合することにより、印刷インキの乾燥性を向上さ
せるとともに、低帯電性とすることができる。
【0011】以下本発明に関わる樹脂層を構成する各成
分について具体的に説明する。熱可塑性樹脂 本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、各種熱可塑性樹
脂を用いることができるが、ポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂およびポリエステル系樹脂を用いるの
が好ましい。
【0012】ポリエチレン系樹脂としては、メルトフロ
ーレート〔MFR(190℃)〕が3〜20g/10mi
n 、溶融張力(メルトテンション、190℃、押出し装
置オリフィスのL/D=3.8、押出し速度15mm/mi
n 、引き取り速度15m/min )が0.3〜11gのも
のが好ましい。
【0013】ポリプロピレン系樹脂(以下、PPとい
う)としては、メルトフローレート〔MFR(230
℃)〕が15〜50g/10min 、溶融張力(230
℃、押出し装置オリフィスのL/D=3.8、押出し速
度15mm/min 、引き取り速度15m/min )が0.3
〜3.3gであるものが好ましく、かかる条件を満たせ
ばホモタイプ、ブロック共重合体タイプ及びランダム共
重合タイプPPのいずれも好適に使用することができ
る。
【0014】ポリエステル系樹脂としては、エチレンテ
レフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステル
で、これを構成する繰り返し単位の80モル%以上がエ
チレンテレフタレートからなるものが好ましく、出発原
料としては、テレフタル酸またはそのアルキルエステル
誘導体およびエチレングリコールのほかに共重合成分と
してイソフタル酸、p−(β−オキシエトキシ)安息香
酸、ナフタレン2,6−ジカルボン酸、ジフェノキシエ
タン4,4′−ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸またはこれらのア
ルキルエステル誘導体などのジカルボン酸成分、プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、1,6−ヘキシレングリコール、シクロ
ヘキサンジメタノール、ビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコールなどのグリコール成分を含有しても良い。こ
れらの熱可塑性ポリエステルは極限粘度0.6〜1.4
dl/gのものが使用されるが、極限粘度0.7〜0.
9dl/gのものが好ましく、特にコポリエステルが好
ましい。
【0015】非帯電性アイオノマー樹脂 本発明に使用される非帯電性アイオノマー樹脂は、エチ
レン・不飽和カルボン酸共重合体がアルカリ金属イオン
で完全もしくは部分的に中和された構造を有するもので
あり、場合によっては、アクリル酸メチルなどの不飽和
カルボン酸エステルや酢酸ビニルなどが共重合されたも
のであってもよい。アイオノマー樹脂中のアルカリ金属
イオン含量が0.8ミリモル/g−共重合体以上である
と非帯電性が発現し、好ましくは1.0〜2.0ミリモ
ル/g−共重合体である。なお、非帯電性アイオノマー
樹脂中のアルカリ金属イオンとしてはカリウムイオンが
全量もしくは大部分を占めているのが望ましく、不飽和
カルボン酸成分としては、例えばアクリル酸、メタクリ
ル酸、マレイン酸、無水マレイン酸などをあげることが
できるが、とくにアクリル酸またはメタクリル酸が好ま
しい。エチレン・不飽和カルボン酸共重合体の共重合比
は、エチレンが好ましくは70〜92重量%、更に好ま
しくは80〜90重量%であり、不飽和カルボン酸が好
ましくは8〜25重量%、更に好ましくは10〜20重
量%であり、その他モノマー(例えばアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸n−ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸イ
ソブチル)が好ましくは0〜20重量%、更に好ましく
は0〜10重量%である。非帯電アイオノマー樹脂に
は、必要に応じ酸化防止剤、滑剤、ポリオキシアルキレ
ンポリオール、その他の添加剤を適宜配合することがで
きる。なお、非帯電性アイオノマー樹脂は、全樹脂分の
5〜50重量部含有されるのが好ましく、10〜30重
量部含有されるのが更に好ましい。
【0016】特定の樹脂群 本発明に使用される特定の樹脂としては、脂肪族系石油
樹脂、芳香族系石油樹脂、水素化系石油樹脂、テルペン
系石油樹脂、水素化テルペン系石油樹脂、共重合系石油
樹脂等の石油樹脂、エチレン・α−オレフィン共重合樹
脂、プロピレン・α−オレフィン共重合樹脂を始めとす
るα−オレフィン同士の共重合樹脂、高圧法低密度ポリ
エチレン、エチレン・カルボン酸ビニルエステル共重合
樹脂、エチレン・α、β−不飽和カルボン酸エステル共
重合樹脂、通常のアイオノマー樹脂を始めとする高圧法
低密度ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂など、
結晶性が低いことで知られている樹脂が好ましい。
【0017】これらの樹脂の中では、軟化点90℃以
上、ガードナー色相(溶融法)10以下かつ比重0.9
7〜1.00の脂肪族系石油樹脂、軟化点100℃以
上、ガードナー色相(溶融法)14以下かつ比重1.0
5〜1.08の芳香族系石油樹脂、軟化点90℃以上か
つ比重0.99−1.01の水素化系石油樹脂、軟化点
90℃以上、ガードナー色相5以下かつ酸価2以下のテ
ルペン系石油樹脂、軟化点90℃以上かつ酸価1以下の
水素化テルペン系石油樹脂が好ましい。これらの樹脂
は、全樹脂分の3〜30重量部含有されるのが好まし
く、5〜15重量部含有されるのが更に好ましい。
【0018】無機充填剤 本発明において使用される無機充填剤としては、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、タルク、カオリン、硫酸バリウ
ム、ケイ酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、
酸化マグネシウム、酸化ケイ素、ケイソウ土、磁性酸化
鉄およびこれらの混合物などが挙げられる。これらの無
機充填剤の中では炭酸カルシウム、酸化チタンおよび両
者の混合物が好ましい。
【0019】使用される無機充填剤の平均粒径は、特に
限定はないが樹脂層への分散性並びに無機充填剤が樹脂
層に付与する筆記性および印刷適性の見地から、0.0
1〜10μmが好ましく、0.1〜5μmが更に好まし
い。
【0020】さらに、本発明において使用する無機充填
剤の属性としては比表面積および吸油量が挙げられる。
例えば、酸化チタンにおいては、好ましくはルチル型で
あって比表面積1〜50m2 /g、吸油量10〜50ml
/100g、炭酸カルシウムにおいては、平均粒径0.
5〜10μm、比表面積0.5〜70m2 /g、更に好
ましくは1〜30m2 /g(BET法)、吸油量5〜1
00ml/100g、更に好ましくは10〜70ml/10
0gで、重質であることが特に好ましい。無機充填剤の
配合量には特に限定はないが、合成樹脂100重量部当
り、5〜90重量部、好ましくは5〜40重量部、更に
好ましくは10〜35重量部である。
【0021】なお、本発明の合成樹脂層には、必要に応
じ、カーボンブラック、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、尿素樹脂等の有機充填剤を小量混合しても良く、さ
らに、無機充填剤の分散性を向上させる補助手段として
脂肪酸塩、粘着付与剤、親水化ポリオレフィンワックス
等を適宜加えたり、或いはこれらで無機充填剤の表面処
理を行うこともできる。
【0022】本発明においては、無機充填剤が樹脂層中
に5重量部以上という高配合でありながらも厚さ20μ
m以下という薄膜に成形するためには、該無機充填剤の
水分率を500ppm 以下に調整することが好ましい。
【0023】シート状支持体 本発明において使用するシート状支持体としては、薄
物、厚物の各種の紙や合成樹脂フィルム、金属箔等を使
用することができ、これらはシート状でありさえすれば
その厚みを問わない。これらの支持体が紙であれば、積
層すべき合成樹脂層との接着性を高めるために押出し塗
工前に、その表面にフレーム(火炎)処理、コロナ放電
処理及び余熱処理が施されることが望ましい。この他
に、樹脂層の支持体と接すべき面にオゾン処理等の処理
を施すことも、両層間に接着性を付与する上で有効であ
る。
【0024】積層シートの製造法 本発明の積層シートは、例えばシート状支持体の少なく
とも1面に、常法によって、無機充填剤を含有させた溶
融状態の熱可塑性合成樹脂と、無機充填剤を含有させな
い溶融状態の熱可塑性合成樹脂とを、Tダイ製膜機から
フィルム状に押出し成形しながら積層接着することによ
り好適に製造することができる。押出成型は使用する合
成樹脂の種類などに従って常法に従って行なうことがで
きる。
【0025】好ましくは、本発明の積層シートは無機充
填剤を含む溶融状態の熱可塑性合成樹脂と、無機充填剤
を含まない溶融状態の熱可塑性合成樹脂とを、Tダイか
ら2層のフィルム状に押出してシート状支持体の表面に
積層接着することにより製造することができる。
【0026】本発明に係る積層耐水シートにおける各樹
脂層の厚さは最外層が2〜20μmであるのが好まし
く、3〜10μmが更に好ましい。またシート状支持体
に接する層は3〜25μmであるのが好ましく、5〜2
0μmが更に好ましい。なお、最外層の層厚は、シート
状支持体に接する層に対し厚くしても、逆に薄くしても
差し支えない。例えば最外層3μmとし、シート状支持
体に接する層を17μmとすることもできる。
【0027】本発明に係る積層耐水シートにおいて、最
外層とシート状支持体に接する樹脂層とは同種の材料、
例えば低密度ポリエチレン系樹脂同士、高密度ポリエチ
レン系樹脂同士、ポリプロピレン系樹脂同士、およびポ
リブテン系樹脂同士等の組み合わせ系であることが好ま
しい。これら樹脂が2種又はそれ以上の樹脂の組成物か
らなる場合にも、各層の構成樹脂の内訳および両者の配
合比率が両層間で同一であるものが好ましい。
【0028】本発明に係る積層耐水シートにおいては、
更に、シート状支持体との接着性を高めるために、押出
しコーティング前のシート状支持体の表面にフレーム
(火炎)処理、コロナ放電処理、および予熱処理を施し
たり、または積層されるべき樹脂層のシート状支持体と
接すべき面にオゾン処理等の処理を施したりするのが望
ましい。その結果、低温接着性が良好になり、樹脂から
の目ヤニ発生頻度が減少し、そして樹脂の劣化や引き裂
き強度低下を防止することができる。
【0029】本発明に係る積層耐水シートにおいて、シ
ート状支持体に合成樹脂層を積層することによって得ら
れる耐水紙の表面の粗さは、無機充填剤の含量、平均粒
径、最外層の膜厚を適当に選定することによって変える
ことができるが、中でもラミネーターのクーリングロー
ルパターンを変えて製品の表面を「マット調」に仕上げ
ることによって、鉛筆筆記性を上げることができる。こ
こで「マット調」とは60°入射角におけるグロスが3
0%以下であることを云う。さらに必要に応じ、帯電防
止剤、インキ接着改良剤、紫外線吸収剤等を少なくとも
合成樹脂層の一つの層中に配合してもよく、また最外層
表面に塗布してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、最外層の熱可塑性合成
樹脂に、特定の樹脂群の中から選ばれた少なくとも1種
の樹脂および/または非帯電性アイオノマー樹脂を配合
することにより、帯電性のレベルを下げるとともに、最
外層の印刷インキの溶剤の吸収性を速めることにより、
インキの乾燥性を向上させ、かつ、インキの着肉性や筆
記性を付与することができる。
【0031】なお、本発明の積層耐水シートの特に好ま
しい態様では、最外層に非帯電性アイオノマー樹脂10
〜30重量%及び石油樹脂5〜20重量%が含まれ、さ
らにその石油樹脂が脂肪族系石油樹脂であることが好ま
しい。このような構成の場合、最外層の表面抵抗値は1
9 〜1014Ω、かつ印刷インキの乾燥性も良好とな
り、筆記性、耐水性ともに極めて良好である。
【0032】
【実施例】以下に本発明の実施例および比較例を説明す
るが、本発明をこれら実施例に限定するものでないこと
は言うまでもない。なお、実施例および比較例で用いた
組成物成分の物性、性状は次の通りである。
【0033】ポリプロピレン(PP):MFR24g/
10min 、密度0.91g/cm3 、メルトテンション
0.6g、 低密度ポリエチレン(LDPE):MFR11g/10
min 、密度0.916g/cm3 、メルトテンション1.
3g、 ポリエステル樹脂(PET):極限粘度0.84dl/
gの熱可塑性コポリエステル、 非帯電性アイオノマー: MFR1.0g/10min 、密
度0.97g/cm3 (K+ 1.2ミリモル/g−共重合
体) 脂肪族石油樹脂:環球法軟化点110℃、比重0.97 エチレン・αオレフィンコポリマー:MFR3.6g/
10min 、密度0.88g/cm3 、JIS−A表面硬度
83 水素化系石油樹脂:環球法軟化点110℃、比重0.9
7 酸化チタン(TiO2 ):平均粒径0. 2μm 炭酸カルシウム(CaCO3 ):平均粒径2μm 帯電防止剤:非イオン系帯電防止剤(脂肪酸多価アルコ
ールエステル化合物)
【0034】また、実施例および比較例で得られた積層
耐水シートの物性は下記の測定法によって、押出し加工
性は積層シート製造時の溶融膜の状態や押出し性を観察
することによって評価した。
【0035】印刷テスト ローランド・オフセット平版印刷機(202B)を使用
した。印刷用紙の寸法は636mm×470mm(菊半裁
判)であり、給紙速度は10000枚/Hで、インキ濃
度一定の同条件下で印刷した。印刷室の雰囲気は20℃
×50%RHであった。なお、インキは東洋インキ製造
(株)製のマークV−NEWを使用した。
【0036】a)厚さ:JIS P−8118の方法に
より測定した。 b)表面固有抵抗:川口電気(株)製Model P−60
1、VE−30を使用し、20℃、50%RHの雰囲気
中で7日目に測定した。 c)帯電圧:川口電気(株)製 静電複写紙試験 SP
−428を使用し、コロナ放電により10秒間帯電さ
せ、その時の帯電圧の測定を行った。 d)半減期:川口電気(株)製 静電複写紙試験 SP
−428を使用し、コロナ放電により10秒間帯電さ
せ、その時の帯電圧の減衰により半減期の測定を行っ
た。 e)インキの乾燥性:印刷終了して1時間後に、印刷面
を指で軽く触れた。この時、指に付着したインキの程度
を5点法で表してインキの乾燥性の尺度とした(インキ
が指に全く付着しない場合を5点、インキが明らかに付
着した場合を1点とする)。 f)裏移り開始枚数:24時間後に2000枚重なった
印刷物の上から数えて、インキの裏移りが始まっている
ところを観察して裏移り開始枚数とした。
【0037】押出し加工性 押出し加工性は積層シート製造時の溶融膜の状態や押出
し性を観察し、5点法で表した(特に問題がない場合を
5点、溶融膜の状態または押出し性が悪く積層シートの
製造が困難である場合を1点とする)。
【0038】実施例1〜22 坪量48g/m2 、幅500mmの上質紙をシート状支持
体として、この両面に表−1に示す最外層樹脂組成物と
下層樹脂組成物とを共押出しTダイより295℃の温度
で押出して、溶融膜の支持体と接触させる面にオゾン含
有空気を吹き付けながら積層して、積層シートを得た。
得られた結果も表−1に示す。この時のオゾン処理条件
は、溶融膜の積層速度100m/min 、エアギャップ1
30mm、オゾン濃度40g/m3 、オゾン流量2m3
Hであった。
【0039】比較例1〜5 坪量48g/m2 、幅500mmの上質紙をシート状支持
体として、この両面に表−2に示す最外層樹脂組成物と
下層樹脂組成物とを共押出しTダイより295℃の温度
で押出して、溶融膜の支持体と接触させる面にオゾン含
有空気を吹き付けながら積層して積層シートを得た。得
られた結果も表−2に示す。
【0040】実施例23 坪量48g/m2 、幅500mmの上質紙をシート状支持
体として、この片面に実施例一と同様に積層して積層シ
ートを得た。組成及び物性等は表−1に示す。
【0041】実施例24 厚さ60μm、幅500mmのOPP(二軸延伸ポリプロ
ピレン)フィルムをシート状支持体として、実施例7と
同様にして積層シートを得た。組成及び物性等は表−1
に示す。
【0042】実施例25 厚さ60μm、幅500mmのPET(二軸延伸ポリエス
テル)シートをシート状支持体として、実施例7と同様
にして積層シートを得た。組成及び物性等は表−1に示
す。
【0043】実施例26 厚さ60μm、幅500mmのONY(二軸延伸ナイロ
ン)シートをシート状支持体として、実施例7と同様に
して積層シートを得た。組成及び物性等は表−1に示
す。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
【表5】
【0049】
【表6】
【0050】
【表7】
【0051】
【表8】
【0052】
【表9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/28 101 8413−4F 27/30 B 8115−4F 27/32 103 8115−4F (72)発明者 川口 皓二 東京都新宿区上落合一丁目30番6号 日本 製紙株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 小濱 裕二 東京都新宿区上落合一丁目30番6号 日本 製紙株式会社商品開発研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状支持体と、その表面に積層され
    た少なくとも1層の熱可塑性合成樹脂層とからなり、そ
    の最外層の合成樹脂層が石油樹脂、エチレン・α−オレ
    フィン共重合樹脂、α−オレフィン同士の共重合樹脂、
    高圧法低密度ポリエチレン系樹脂及びポリスチレン系樹
    脂の群から選ばれた少なくとも1種の樹脂および非帯電
    性アイオノマー樹脂を含んで成るとともに、少なくとも
    1層の合成樹脂層が無機充填剤を含むことを特徴とする
    積層耐水シート。
  2. 【請求項2】 シート状支持体が紙または合成樹脂フィ
    ルムからなる請求項1に記載の積層耐水シート。
  3. 【請求項3】 無機充填剤が酸化チタンであることを特
    徴とする請求項1または2に記載の積層耐水シート。
  4. 【請求項4】 無機充填剤並びに石油樹脂、エチレン・
    α−オレフィン共重合樹脂、α−オレフィン同士の共重
    合樹脂、高圧法低密度ポリエチレン系樹脂及びポリスチ
    レン系樹脂の群から選ばれた1種の樹脂および非帯電性
    アイオノマー樹脂を含む溶融状態の熱可塑性合成樹脂
    と、無機充填剤を含まない溶融状態の熱可塑性合成樹脂
    とを、前者の樹脂を接着剤として、Tダイから2層のフ
    ィルム状に押出してシート状支持体の表面に積層接着す
    ることを特徴とする積層耐水シートの製造方法。
JP5221198A 1993-09-06 1993-09-06 積層耐水シートおよびその製造法 Pending JPH0768713A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343973A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd アイオノマー組成物及びその利用
JP2006240186A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録材料用支持体及びその製造方法、並びに画像記録材料
JP2011144494A (ja) * 2011-04-11 2011-07-28 Dainippon Printing Co Ltd 壁装用化粧シート

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