JPH076872A - 誘電加熱装置の被加熱物収納構造 - Google Patents
誘電加熱装置の被加熱物収納構造Info
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- JPH076872A JPH076872A JP5145206A JP14520693A JPH076872A JP H076872 A JPH076872 A JP H076872A JP 5145206 A JP5145206 A JP 5145206A JP 14520693 A JP14520693 A JP 14520693A JP H076872 A JPH076872 A JP H076872A
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Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の被加熱物の過加熱および加熱不足を生
じることなしに希望する加熱状態に昇温する。 【構成】 マイクロ波発生源9,10から発生されるマ
イクロ波によって、加熱室4内に収納される複数の被加
熱物7,8を内部発熱させて加熱する誘電加熱装置1の
被加熱物収納構造において、前記複数の被加熱物7,8
は、発熱量が大とされるべき被加熱物7a,8aを電界
強度が大となる側に配置し、かつ発熱量が小とされるべ
き被加熱物7b,8bを電界強度が小となる側に配置す
る。
じることなしに希望する加熱状態に昇温する。 【構成】 マイクロ波発生源9,10から発生されるマ
イクロ波によって、加熱室4内に収納される複数の被加
熱物7,8を内部発熱させて加熱する誘電加熱装置1の
被加熱物収納構造において、前記複数の被加熱物7,8
は、発熱量が大とされるべき被加熱物7a,8aを電界
強度が大となる側に配置し、かつ発熱量が小とされるべ
き被加熱物7b,8bを電界強度が小となる側に配置す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製の医療機器
などの誘電材料から成る被加熱物を、誘電加熱して、滅
菌処理するためなどに好適に実施することができる誘電
加熱装置の被加熱物収納構造に関する。
などの誘電材料から成る被加熱物を、誘電加熱して、滅
菌処理するためなどに好適に実施することができる誘電
加熱装置の被加熱物収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、典型的な先行技術の被加熱物
の収納構造を示す平面図である。被加熱物であるたとえ
ば透析用のいわゆる使い捨てフィルタ本体81や点滴用
のチューブ82は、使用後に加熱して滅菌してから廃棄
する必要があるため、従来では、このような医療機器8
1,82を容器83内に不揃いな状態で収容して、この
容器83を誘電加熱装置の加熱室内でマイクロ波によっ
て誘電加熱し、これによって内部発熱させて高温で熱処
理するように構成されている。
の収納構造を示す平面図である。被加熱物であるたとえ
ば透析用のいわゆる使い捨てフィルタ本体81や点滴用
のチューブ82は、使用後に加熱して滅菌してから廃棄
する必要があるため、従来では、このような医療機器8
1,82を容器83内に不揃いな状態で収容して、この
容器83を誘電加熱装置の加熱室内でマイクロ波によっ
て誘電加熱し、これによって内部発熱させて高温で熱処
理するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、容器83内で外部側に配置されるフィルタ本体81
およびチューブ82のうち軟質のポリ塩化ビニルなどの
誘電体損失角の大きい材料から成るチューブ82は、加
熱室内で高い電界強度の電磁波にさらされるため、むや
みに昇温されてしまい、熱によって変形を生じたり、塩
素ガスなどのような有毒ガスを発生してしまう場合があ
る。また、容器83内において内側のフィルタケーシン
グ81およびチューブ82は、外側のフィルタケーシン
グ81およびチューブ82によって電磁波が遮断されて
しまい、内側の被加熱物81,82、特に誘電体損失角
の大きいフィルタ本体81内の水を迅速に昇温させて滅
菌および乾燥することができないという問題を有する。
は、容器83内で外部側に配置されるフィルタ本体81
およびチューブ82のうち軟質のポリ塩化ビニルなどの
誘電体損失角の大きい材料から成るチューブ82は、加
熱室内で高い電界強度の電磁波にさらされるため、むや
みに昇温されてしまい、熱によって変形を生じたり、塩
素ガスなどのような有毒ガスを発生してしまう場合があ
る。また、容器83内において内側のフィルタケーシン
グ81およびチューブ82は、外側のフィルタケーシン
グ81およびチューブ82によって電磁波が遮断されて
しまい、内側の被加熱物81,82、特に誘電体損失角
の大きいフィルタ本体81内の水を迅速に昇温させて滅
菌および乾燥することができないという問題を有する。
【0004】したがって本発明の目的は、誘電体損失角
の異なる複数の被加熱物を同一の加熱室内に収納して、
発熱量が大とされるべき被加熱物を効率よく加熱しかつ
発熱量が小とされるべき被加熱物の加熱を抑制すること
ができる誘電加熱装置の被加熱物収納構造を提供するこ
とである。
の異なる複数の被加熱物を同一の加熱室内に収納して、
発熱量が大とされるべき被加熱物を効率よく加熱しかつ
発熱量が小とされるべき被加熱物の加熱を抑制すること
ができる誘電加熱装置の被加熱物収納構造を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロ波発
生源から発生されるマイクロ波によって、加熱室内に収
納される複数の被加熱物を内部発熱させて加熱する誘電
加熱装置の被加熱物収納構造において、前記複数の被加
熱物は、発熱量が大とされるべき被加熱物を電界強度が
大となる側に配置し、かつ発熱量が小とされるべき被加
熱物を電界強度が小となる側に配置することを特徴とす
る誘電加熱装置の被加熱物収納構造である。
生源から発生されるマイクロ波によって、加熱室内に収
納される複数の被加熱物を内部発熱させて加熱する誘電
加熱装置の被加熱物収納構造において、前記複数の被加
熱物は、発熱量が大とされるべき被加熱物を電界強度が
大となる側に配置し、かつ発熱量が小とされるべき被加
熱物を電界強度が小となる側に配置することを特徴とす
る誘電加熱装置の被加熱物収納構造である。
【0006】
【作用】本発明に従えば、複数の被加熱物のうち発熱量
が大とされるべき被加熱物は電界強度が大となるたとえ
ば外側に配置され、発熱量が小とされるべき被加熱物が
電界強度が小となるたとえば内側に配置される。このよ
うに配置された被加熱物は、加熱室内に収納された状態
で、マイクロ波によって誘電加熱される。このとき、前
記外側に配置される発熱量が大とされるべき被加熱物は
高い電界強度の電磁波によって内部発熱して昇温し、付
着した水などを蒸発させるとともに滅菌することができ
る。また内側に配置される発熱量が小とされるべき被加
熱物は、前記外側の被加熱物によって電磁波が遮蔽され
てむやみに高温とならず、熱変形や有毒ガスを生じるこ
となしに良好に加熱されて水分を蒸発させるとともに滅
菌することができる。
が大とされるべき被加熱物は電界強度が大となるたとえ
ば外側に配置され、発熱量が小とされるべき被加熱物が
電界強度が小となるたとえば内側に配置される。このよ
うに配置された被加熱物は、加熱室内に収納された状態
で、マイクロ波によって誘電加熱される。このとき、前
記外側に配置される発熱量が大とされるべき被加熱物は
高い電界強度の電磁波によって内部発熱して昇温し、付
着した水などを蒸発させるとともに滅菌することができ
る。また内側に配置される発熱量が小とされるべき被加
熱物は、前記外側の被加熱物によって電磁波が遮蔽され
てむやみに高温とならず、熱変形や有毒ガスを生じるこ
となしに良好に加熱されて水分を蒸発させるとともに滅
菌することができる。
【0007】このようにして加熱室内へ収納される被加
熱物の配置を変えるだけで、複数の被加熱物を同一の加
熱室内に収納して同時に異なる加熱条件で加熱すること
ができ、被加熱物の種類に応じて発熱量を異ならせ、希
望する加熱状態とすることができる。
熱物の配置を変えるだけで、複数の被加熱物を同一の加
熱室内に収納して同時に異なる加熱条件で加熱すること
ができ、被加熱物の種類に応じて発熱量を異ならせ、希
望する加熱状態とすることができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の被加熱物の収納
構造が実施されるマイクロ波および熱風で医療廃棄物を
処理する装置1を示す系統図である。誘電加熱装置1の
加熱炉3には加熱室4が設けられ、この加熱室4内には
2つの容器5,6が挿脱自在に収納され、各容器5,6
内には複数の被加熱物7,8がそれぞれ収容される。各
被加熱物7,8は、たとえば透析用フィルタなどの医療
機器であって、大略的に直円柱状のポリスチレン製もし
くはポリカーボネート製などのフィルタケーシング7
a,8aと、各フィルタケーシング7a,8aに接続し
て用いられる可撓性を有するポリ塩化ビニル製のチュー
ブ7b,8bとを有する。
構造が実施されるマイクロ波および熱風で医療廃棄物を
処理する装置1を示す系統図である。誘電加熱装置1の
加熱炉3には加熱室4が設けられ、この加熱室4内には
2つの容器5,6が挿脱自在に収納され、各容器5,6
内には複数の被加熱物7,8がそれぞれ収容される。各
被加熱物7,8は、たとえば透析用フィルタなどの医療
機器であって、大略的に直円柱状のポリスチレン製もし
くはポリカーボネート製などのフィルタケーシング7
a,8aと、各フィルタケーシング7a,8aに接続し
て用いられる可撓性を有するポリ塩化ビニル製のチュー
ブ7b,8bとを有する。
【0009】このような被加熱物7,8を加熱室4内に
収納するにあたっては、熱による変形などを防止するた
めに、フィルタケーシング7a,8aを電界強度が大と
なるマイクロ波発生源9,10に近い側に配置し、各チ
ューブ7b,8bは電界強度が小となるマイクロ波発生
源9,10から遠ざかる側、すなわち加熱室4内で相互
に隣接して内側となるように配置されている。
収納するにあたっては、熱による変形などを防止するた
めに、フィルタケーシング7a,8aを電界強度が大と
なるマイクロ波発生源9,10に近い側に配置し、各チ
ューブ7b,8bは電界強度が小となるマイクロ波発生
源9,10から遠ざかる側、すなわち加熱室4内で相互
に隣接して内側となるように配置されている。
【0010】このようなマイクロ波発生源9,10から
発生されるマイクロ波によって各被加熱物7,8は誘電
加熱されるとともに、加熱手段11からのたとえば18
0℃程度の高温度の気体によって加熱され、被加熱物
7,8の加熱滅菌処理が行われる。
発生されるマイクロ波によって各被加熱物7,8は誘電
加熱されるとともに、加熱手段11からのたとえば18
0℃程度の高温度の気体によって加熱され、被加熱物
7,8の加熱滅菌処理が行われる。
【0011】図2は、図1に示される誘電加熱装置1の
全体を示す斜視図である。前記誘電加熱装置1の加熱炉
3には、ヒンジ14によって開閉可能に扉13が設けら
れ、この扉13を開いて容器5,6を出入れすることが
できる。
全体を示す斜視図である。前記誘電加熱装置1の加熱炉
3には、ヒンジ14によって開閉可能に扉13が設けら
れ、この扉13を開いて容器5,6を出入れすることが
できる。
【0012】再び図1を参照して、加熱炉3の流入孔1
6,17には、導気管21,23が設けられる。また加
熱炉3には、マイクロ波発生源9,10からのマイクロ
波による誘電加熱時にモータ73,74によって回転駆
動される撹拌翼70,71が設けられ、各容器5,6内
の被加熱物7,8に均一にマイクロ波を供給することが
できる。前記床18の排出孔19,20には、パンチン
グメタルなどの多孔板が設けられる。
6,17には、導気管21,23が設けられる。また加
熱炉3には、マイクロ波発生源9,10からのマイクロ
波による誘電加熱時にモータ73,74によって回転駆
動される撹拌翼70,71が設けられ、各容器5,6内
の被加熱物7,8に均一にマイクロ波を供給することが
できる。前記床18の排出孔19,20には、パンチン
グメタルなどの多孔板が設けられる。
【0013】被加熱物7,8が収納される容器5,6
は、たとえば段ボール紙などから成る仕切り板44によ
って図3に示されるように、前記フィルタケーシング7
aとチューブ7bとが仕切られて収容されている。な
お、図3では、一方の容器5およびそれに収容される被
加熱物7だけを示しているけれども、もう一方の容器6
に関してもまた同様に、被加熱物8が袋43内に仕切り
板44によって仕切られた状態で収容されている。
は、たとえば段ボール紙などから成る仕切り板44によ
って図3に示されるように、前記フィルタケーシング7
aとチューブ7bとが仕切られて収容されている。な
お、図3では、一方の容器5およびそれに収容される被
加熱物7だけを示しているけれども、もう一方の容器6
に関してもまた同様に、被加熱物8が袋43内に仕切り
板44によって仕切られた状態で収容されている。
【0014】以上のような構成を有する誘電加熱装置1
において、加熱されるべき被加熱物7,8は、前述した
図3に示される状態、すなわち熱によって容易に変形
し、有毒ガスなどを発生するチューブ7b,8bを相互
に近接して配置し、水を含むフィルタケーシング7a,
8aを電界強度が大となる側、すなわちマイクロ波発生
源9,10にそれぞれ向けて配置され、これによって各
チューブ7b,8bがむやみに高温となって熱変形して
しまうことを防止することができる。すなわち、各チュ
ーブ7b,8bは、外方に配置されるフィルタケーシン
グ7a,8aによってマイクロ波が減衰されるので、電
界強度が小となる領域に配置されることになり、強度の
高いマイクロ波による誘電加熱が抑制される。
において、加熱されるべき被加熱物7,8は、前述した
図3に示される状態、すなわち熱によって容易に変形
し、有毒ガスなどを発生するチューブ7b,8bを相互
に近接して配置し、水を含むフィルタケーシング7a,
8aを電界強度が大となる側、すなわちマイクロ波発生
源9,10にそれぞれ向けて配置され、これによって各
チューブ7b,8bがむやみに高温となって熱変形して
しまうことを防止することができる。すなわち、各チュ
ーブ7b,8bは、外方に配置されるフィルタケーシン
グ7a,8aによってマイクロ波が減衰されるので、電
界強度が小となる領域に配置されることになり、強度の
高いマイクロ波による誘電加熱が抑制される。
【0015】一般に、本実施例の被加熱物7,8などの
ような誘電体に電磁波が照射されると、そのエネルギー
が誘電体の内部で熱に変わるという誘電加熱の原理を利
用して、被加熱物7,8自体を内部発熱させて加熱乾燥
および滅菌することができる。マイクロ波の周波数は、
たとえば2450MHzが多く用いられ、その他915
MHzあるいは3〜50MHzの高周波が用いられる場
合がある。各被加熱物7,8の発熱量Q〔W/cm3〕
は、次式によって表される。すなわち、
ような誘電体に電磁波が照射されると、そのエネルギー
が誘電体の内部で熱に変わるという誘電加熱の原理を利
用して、被加熱物7,8自体を内部発熱させて加熱乾燥
および滅菌することができる。マイクロ波の周波数は、
たとえば2450MHzが多く用いられ、その他915
MHzあるいは3〜50MHzの高周波が用いられる場
合がある。各被加熱物7,8の発熱量Q〔W/cm3〕
は、次式によって表される。すなわち、
【0016】
【数1】
【0017】ここに、νは周波数〔Hz〕であり、E
は、電界の強さ〔V・m-1〕であり、εrは材料の比誘
電率であり、tanδは材料の誘電体損失角であり、ε
r・tanδは物質に固有の損失係数である。
は、電界の強さ〔V・m-1〕であり、εrは材料の比誘
電率であり、tanδは材料の誘電体損失角であり、ε
r・tanδは物質に固有の損失係数である。
【0018】図4は各種物質の比誘電率εr、誘電体損
失角tanδおよび浸透深さを示す。このような図から
も明らかなように、物質固有の損失係数εr・tanδ
が大となるほど吸収電力が大となり、加熱されやすい。
このような各種物質に応じて前述したように容器5,6
内で発熱量を大としたいものを電界強度の大きいマイク
ロ波発生源9,10側に配置し、あまり発熱させたくな
いものを各マイクロ波発生源9,10から遠ざかる側に
配置して、希望する加熱状態とすることができる。
失角tanδおよび浸透深さを示す。このような図から
も明らかなように、物質固有の損失係数εr・tanδ
が大となるほど吸収電力が大となり、加熱されやすい。
このような各種物質に応じて前述したように容器5,6
内で発熱量を大としたいものを電界強度の大きいマイク
ロ波発生源9,10側に配置し、あまり発熱させたくな
いものを各マイクロ波発生源9,10から遠ざかる側に
配置して、希望する加熱状態とすることができる。
【0019】また本発明の他の実施例として、図5に示
されるように、加熱室4内にたとえば一方の容器5だけ
を収納して加熱滅菌処理を行う場合には、図6に示され
るように、容器5の中央にチューブ7bを配置し、その
周囲にフィルタケーシング7aを配置するようにすれば
よい。これによってもまた、チューブ7bがむやみに高
温とならず、変形および有毒ガスの発生を防止すること
ができる。
されるように、加熱室4内にたとえば一方の容器5だけ
を収納して加熱滅菌処理を行う場合には、図6に示され
るように、容器5の中央にチューブ7bを配置し、その
周囲にフィルタケーシング7aを配置するようにすれば
よい。これによってもまた、チューブ7bがむやみに高
温とならず、変形および有毒ガスの発生を防止すること
ができる。
【0020】上述の実施例では、被加熱物として透析用
のフィルタについて説明したが、被加熱物はこれに限る
ものではなく、その他の誘電体、たとえば他の医療用廃
棄物や産業廃棄物やプラスチック製の機械部品などであ
ってもよく、何ら制限されるものではない。
のフィルタについて説明したが、被加熱物はこれに限る
ものではなく、その他の誘電体、たとえば他の医療用廃
棄物や産業廃棄物やプラスチック製の機械部品などであ
ってもよく、何ら制限されるものではない。
【0021】また本発明の他の実施例として、電界強度
の分布を被加熱物の収納状態に応じて調整するために、
マイクロ波を反射する反射板や、部分的に遮蔽する遮蔽
板を加熱室4内に設けるようにしてもよい。
の分布を被加熱物の収納状態に応じて調整するために、
マイクロ波を反射する反射板や、部分的に遮蔽する遮蔽
板を加熱室4内に設けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、誘電加熱
装置において、たとえば水などを含む発熱量が大とされ
る被加熱物を電界強度が大となる側に向け、発熱量が小
とされるべき被加熱物を電界強度が小となる側に配置さ
れるので、被加熱物がむやみに高温度に昇温されたり、
不所望に低い温度にしか加熱されないという不具合をな
くすことができ、したがって加熱装置の構成を変更する
ことなしに複数の被加熱物を同一の加熱室内で同時に希
望する加熱状態とすることが可能となる。
装置において、たとえば水などを含む発熱量が大とされ
る被加熱物を電界強度が大となる側に向け、発熱量が小
とされるべき被加熱物を電界強度が小となる側に配置さ
れるので、被加熱物がむやみに高温度に昇温されたり、
不所望に低い温度にしか加熱されないという不具合をな
くすことができ、したがって加熱装置の構成を変更する
ことなしに複数の被加熱物を同一の加熱室内で同時に希
望する加熱状態とすることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例の被加熱物の収納構造が実施
される誘電加熱装置1の系統図である。
される誘電加熱装置1の系統図である。
【図2】誘電加熱装置1を示す斜視図である。
【図3】被加熱物7の収納状態を示す容器5の平面図で
ある。
ある。
【図4】各種物質の比誘電率εr、誘電体損失角tan
δおよび浸透深さを示す図である。
δおよび浸透深さを示す図である。
【図5】本発明の他の実施例の被加熱物の収納状態を示
す容器5の平面図である。
す容器5の平面図である。
【図6】従来の被加熱物の収納状態を示す平面図であ
る。
る。
1 誘電加熱装置 3 加熱炉 4 加熱室 5,6 容器 7,8 被加熱物 9,10 マイクロ波発生源 11 加熱手段 13 扉 43 袋 44 仕切り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小寺 勝己 兵庫県神戸市西区高塚台3丁目2番地16 川重防災工業株式会社神戸本社・本社工場 内
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロ波発生源から発生されるマイク
ロ波によって、加熱室内に収納される複数の被加熱物を
内部発熱させて加熱する誘電加熱装置の被加熱物収納構
造において、 前記複数の被加熱物は、発熱量が大とされるべき被加熱
物を電界強度が大となる側に配置し、かつ発熱量が小と
されるべき被加熱物を電界強度が小となる側に配置する
ことを特徴とする誘電加熱装置の被加熱物収納構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5145206A JPH076872A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 誘電加熱装置の被加熱物収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5145206A JPH076872A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 誘電加熱装置の被加熱物収納構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076872A true JPH076872A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15379856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5145206A Pending JPH076872A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 誘電加熱装置の被加熱物収納構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076872A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005326050A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Guranzetto Kk | 誘電加熱を利用した乾燥対象物の乾燥方法および乾燥装置 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP5145206A patent/JPH076872A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005326050A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Guranzetto Kk | 誘電加熱を利用した乾燥対象物の乾燥方法および乾燥装置 |
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