JPH0768918A - 非整数平均小滴、媒体依存性インク付着を用いたカラーインクジェットプリンタ用インク付着方法 - Google Patents

非整数平均小滴、媒体依存性インク付着を用いたカラーインクジェットプリンタ用インク付着方法

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JPH0768918A
JPH0768918A JP6093602A JP9360294A JPH0768918A JP H0768918 A JPH0768918 A JP H0768918A JP 6093602 A JP6093602 A JP 6093602A JP 9360294 A JP9360294 A JP 9360294A JP H0768918 A JPH0768918 A JP H0768918A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも1つの印刷媒体について特別な処
理を受ける少なくとも1つの原色又は等和色が設定され
る。この処理は、(1)特定の等和色のバイナリ印刷に
ついてピクセル毎に2滴を越える原色インクを用いるこ
と、(2)レンディション後にスーパーピクセルを使用
して原色又は等和色をバイナリ印刷するが他の色相は印
刷しないこと、(3)ピクセル毎に実効上非整数で1を
越えるインク小滴を付着させることの何れか、或いは
(4)これらの組み合わせによって行われる。例えば赤
は光沢媒体上へと、2×2のクラスタに構成されたスー
パーピクセルを用いて、向かい合った一組の角の各々の
セル(12,13)に黄とマゼンタを1滴ずつ、他方の組の
角の各々のセル(11,14)に黄1滴とマゼンタ2滴を付
着させることにより好適に印刷できる。 【効果】 印刷及び乾燥時間と、ブロッキング、にじ
み、色移り及びインク用量との間における優れたバラン
スが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願に対応する米国特許出願は、1992年
8月5日に出願されたWilliam J. Allenの米国特許出願
第07/926,264号の一部継続出願である。この米国特許
出願第07/926,264号の内容は、ここでの参照によって
全面的に本明細書中に取り入れるものとする。
【0002】関連する同時係属中の米国特許出願であっ
てやはり本出願人に譲渡されており、またここで参照す
ることにより内容を全面的に本明細書中に取り入れるも
のとしては、1992年5月4日に出願された米国特許出願
第07/878,579号及び07/878,931号がある。密接に関連
する文献は別の米国特許出願であって、1993年4月30日
に米国特許商標庁に出願されたLance Clevelandの"Maxi
mum-Diagonal Print Mask and Multipass Printing Mod
es, for High Quality and High Throughput with Liqu
id-Base Inks"と題する米国特許出願第08/056,633号が
ある。この出願の内容も、ここで参照することによって
全面的に本明細書中に取り入れるものとする。
【0003】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、ピクセルアレイ
でもって付着される個々のインクから構成することによ
りカラーイメージを印刷することに関する。より詳しく
は、色相又は彩度応答、或いはその両者が普通紙とは異
なる印刷媒体上に、インクジェットの作用によってこう
したイメージを生成することに関するものである。本発
明の幾つかの側面は、特にバイナリ印刷動作に関するも
のであり、さらに詳しくは3バイナリビットのカラー再
生に関連したものである。
【0004】
【従来の技術】原色及び等和色による印刷 この周知の技術においては、カラー印刷はプログラムさ
れたデジタルマイクロプロセッサによって制御される。
各装置においては、1つ以上のプロセッサが、3つのい
わゆる「原色」、即ち最も一般にはシアン、マゼンタ及
び黄のインクが充填されたペンを作動させる。
【0005】これら3つの色の何れかを印刷すること
は、単に所望の色のインクを付着させることによって行
われる。いわゆる「等和色」、即ち普通は緑、青及び赤
の場合は、原色を組み合わせることによって印刷がなさ
れる。
【0006】より詳しく言うと、等和色のうち何れか1
つ(例えば緑)を印刷することは、2つの原色(同じ例
の場合、伝統的には等量のシアン及び黄)を重ね刷りす
ることによって行われる。等和色は、スペクトル吸収の
減法混色プロセスによって生成される。
【0007】一般には、さらにもう1つのペンに黒イン
クが充填されて、黒及びグレーの効果が得られる。印刷
プロセスのこの側面は、本発明に関して直接の関心事で
はなく、従って本明細書の残りの部分では殆ど言及しな
い。
【0008】バイナリ動作及びシステム中のビット数 「バイナリ」という用語によって、ここでは、何かの固
定単位量を有するか有しないかの何れかであるという周
知の概念を参照するものとする。本明細書においては、
これは各ピクセル位置において、本質的に一定の量の特
定の原色又は等和色を印刷するか、又は印刷しないこと
の何れかを意味する。
【0009】この概念は、「ゴー/ノーゴー」という用
語で要約される場合もある。換言すれば、システムは、
特定の原色又は等和色に関連して、その特定色の指定さ
れた一定量の「印刷を進める」と言い表すことも可能
な、動作の「ゴー」モードに入るか、或いはその色を全
く印刷しない「ノーゴー」モードに入る。
【0010】全てのピクセルアレイ印刷システムがこの
ように動作するわけではない。逆に、システムの中には
多重レベルのアプローチを使用するものもあり、その場
合には多様な量の1以上の色のインクを各ピクセルに付
着させることができる。
【0011】こうした他のシステムの要点は、多重レベ
ルの彩度スケールを確立することにある。即ち各色につ
いて別々に、単色であるという観点から見ると、各ピク
セル毎に各色について実施可能な、多重レベルのグレー
スケールを設定することにある。マルチレベルシステム
は、ペンを制御するマイクロプロセッサにおけるマルチ
レベルデータ処理によって実施しなければならない。
【0012】通常のプログラムされたデジタルマイクロ
プロセッサの場合、こうした多重レベルデータは、必然
的に多ビット形式で表現される。もちろん、インク量を
表すために用いられる各ビットはバイナリ(ゴー又はノ
ーゴー)のままであるが、全体的な量それ自体はこの場
合、真に定量化が可能である。即ちスケール上の階調
(グラデーション)で表すことができる。
【0013】マルチレベルシステムの場合、必要とされ
る多ビット情報処理及び多インク滴の物理的制御は、両
方とも非常に厳しい要求である。さらにまた、これらの
措置は各チャネル毎に必要になる。換言すれば、少なく
ともシステムによって用いられる各原色毎に、また動作
原理によっては各等和色毎にも必要になる。
【0014】例えば、5ビットレベルを用いて3つの異
なるチャネル(原色インク)のそれぞれにおいて25=3
2の彩度階調を識別するシステムは、全体として見ると
少なくとも7ビットのシステムである。5つの「レベ
ル」ビットでどのインクを制御すべきかを識別するに
は、少なくとも2ビットを使用しなければならない。
【0015】動作の簡略化のためには、これに代えて、
3ビットを利用して識別を行うのが好ましい。これによ
ってシステムは、3つ(又は4つ)のインクではなく、
6つの原色及び等和色(と黒及び白)で機能することが
可能になる。従って最適な5ビットレベル(32階調)の
システムは、全体として見ると8ビットのシステムであ
り得る。
【0016】こうしたシステムは、少なくとも原理的に
は、特にイメージの特徴が極めて精密な場合に、色相及
び彩度の忠実度を高めることができる。しかしながら、
かかるシステムは、より長い作動時間か、又は多数のビ
ットを並列処理可能なマイクロプロセッサ及びシステム
バスアーキテクチャ、或いはその両方を必要とする。
【0017】もちろん、こうしたシステムは入手可能で
あり、新しいものはこの目的に添うように難なく設計さ
れている。またそれらは今日では、以前よりも低コスト
になっている。しかしながら、それらは依然として高価
である。
【0018】こうしたデータ処理の措置でさえも、問題
の終着点ではないが、それは、こうしたシステムを確実
に実現するためには、インク付着の精密な物理的制御が
必要になるからである。こうした物理的措置は、変動す
る環境条件の下では特に、依然として極めて厄介な、或
いは扱いにくいものである。
【0019】従って、こうした性能を得るには代償を支
払わねばならない。この代償は通常、印刷速度、乾燥時
間、装置の複雑性及びコスト、エンドユーザに対する価
格、印刷結果の均質性の欠如等で支払われることにな
る。
【0020】32の増分階調、即ちピクセル毎に32までの
インク小滴を用いる既知のシステムの1つは、ヘルツ技
術として知られている。このシステムにおいては、圧電
結晶によってインク小滴が振動され、その一方でシステ
ムはインク小滴を電気的に帯電し、又は帯電させない。
【0021】帯電を行うと、インク小滴は、振動によっ
て付与されるモーメンタムによってバイブレータから逃
れることができる。従ってこの特定のシステムは、マル
チレベル、マルチビットシステムであることに加えて、
サーマルインクジェット技術では動作しない。さらに、
インク小滴は原色又は等和色ではなく、複合色を表すた
めに利用される。
【0022】本発明は、こうした色忠実度の高い性能を
非常に良く近似する改良に取り組むものであるが、しか
し遥かに単純で、機能的に効率がよく、従って経済的な
装置を指向している。従って本発明は、高品質で安価な
カラー再生の実現を従来妨げてきた問題を解決すること
を目的としている。
【0023】多数のインク「ドット」又は小滴、特に異
なる密度の小滴を、所定の「画素」内に付着させること
を扱うという点において、本発明と皮相的な関連を有す
るように見える別の技術は、Sakuradaの米国特許第4,67
2,432号である。各インク小滴は、最大密度か、或いは
その1/4である。
【0024】Sakuradaの米国特許の場合にはまた、各
「画素」はピクセルではなく、3×3のピクセルマトリ
ックスである。そして多数のドットは、決して重ね刷り
されることはなく、各「画素」の隣接ピクセルでもって
隣接して印刷されるだけである。これはSakuradaの米国
特許では、特にトーンレベル31, 34及び35に関してパタ
ーンを利用できないということによって示されている。
このシステムにおいて重ね刷りが可能であったならば、
これらのレベルについてパターンを利用できたはずであ
る。
【0025】従ってSakuradaのシステムでは、9ピクセ
ル(3×3)の各マトリックスに付着される全インク量
は常に、最大密度の1インク小滴中におけるインク量の
多くとも9倍に等しく、通常はこれよりかなり少ない。
従って平均すると、インク付着量は、最大密度の単一ド
ットの分数、f1ということになる。
【0026】Sakuradaのシステムでは、各カラー単位毎
に33の異なるトーンレベルが得られ、従ってこれは明ら
かにマルチレベルシステムである。しかしながら、各マ
トリックス内に複合色を生成する目的で、3×3の各マ
トリックス内でインクを混合することも許容されてお
り、従って同時に、これは多色相システムでもある。こ
うしたシステムは、後述するいわゆる「レンディショ
ン」プロセスの1つの形式であるか、或いはこれに取っ
て代わるものである。
【0027】Loweらの米国特許第5,012,257号には、
「スーパーピクセル」と呼ばれる2×2のグループが用
いられて、単位として要求することが可能なある種の色
の組み合わせ、即ち複合色を予め設定する、用紙に対し
てインクジェット印刷を行うシステムが記述されてい
る。Sakuradaのシステムとは異なり、Loweの場合は、全
てが同じ密度及びサイズのインク小滴を利用する。この
事実と、またLoweのピクセルグルーピングの各々が、Sa
kuradaのシステムのピクセルの4/9にしかならないと
いう事実とによって、Loweのシステムでは全インク付着
密度のレベルは何分の1にも低くなるが、しかしこれは
依然として多重レベルのシステムである。
【0028】Loweのシステムの場合には、2×2の各ス
ーパーピクセル毎に印刷されるのは、多くても2ピクセ
ルである。即ち、少なくとも2つはブランク、すなわち
白(白い紙の場合)になる。またLoweのシステムは、ピ
クセル毎に2滴だけ、或いは2×2のスーパーピクセル
毎に3滴の液滴を用いる。従ってLoweのシステムの場
合、ピクセル毎のインク小滴数は平均で常に1未満であ
り、実際には多くても3/4である。
【0029】従って、Sakurada及びLoweの発明によって
得られるのは、要求に応じた色相を特徴とするシステム
である。こうしたシステムは例えば、所定のピクセルに
おいて所望とされる色相を導き出し、次いで、3×3又
は2×2のピクセルのグルーピングの多重色相選択によ
って得られる、利用し得る最も近い色相を選択するもの
である。
【0030】従って色相選択はピクセルグループ毎に、
換言すれば、各ピクセルについて個々にではなく、ピク
セルグループ全体を色の基本単位として行われる。Saku
radaの発明に関して前述したように、これはレンディシ
ョンに取って代わるもの、或いはレンディションの1つ
の形態である。
【0031】類似性はより皮相的ではあるが、興味ある
さらに別の技術が、Koumuraの米国特許第4,528,576号に
開示されている。この明細書には、外観上スタックされ
た、又は重ね刷りしたような3つの色を示すダイアグラ
ムが含まれている。しかしながら注意深く読んでみる
と、このダイアグラムは、任意の2色からなる色が、も
しそれらが塗布される場合に、塗布され層化される順序
を図で表しただけのものでしかないということが分か
る。Koumuraが、3つの色全てが単一のピクセル上に実
際に塗布される場合があることを伝えようとする意図を
有していたとは考えられない。
【0032】インクに対する原色と等和色のマッピング 本明細書は、(1)原色又は等和色の選択と(2)物理
的な印刷プロセスとの間に位置する動作ステージに焦点
を合わせたものである。換言すれば本発明は、特定の位
置において特定の原色又は等和色を得るために、どのイ
ンクを噴射すべきか(或いは換言すれば、どのペンを噴
射すべきか)、そのインクをどれだけ噴射すべきか、そ
してそれをどこに噴射すべきかを決定するステージを取
り扱うものである。
【0033】もっと簡潔に言えば、本発明では、小スケ
ール(単一ピクセル又はそれに近い)ベースでもって、
原色インク対して原色又は等和色のマッピングを行う。
【0034】本発明の幾つかの側面と従来技術との間に
おける相違の認識を助けるために、本題を少し外れて、
レンディションとして知られる機能について記述するこ
とにする。
【0035】直接表現対レンディション 本明細書で検討しているタイプのプリンタの場合、マイ
クロプロセッサプログラムによって、イメージの各部分
毎に所望の色効果を生成するのに必要なインクの塗布が
実施される。特定のピクセルに特定の原色又は等和色を
印刷するという決定は、次の2つの方法の内1つによっ
て行われる。即ち、(a)幾つかの場合には、決定はそ
のピクセル位置において所望とされるイメージの所望
の、又はいわゆる「入力」色から直接に導かれる。換言
すれば、ユーザがその位置に、原色又は等和色を直接要
求する場合がある。また、(b)幾つかの場合には、特
定の原色又は等和色の選択は、各ピクセル位置における
複合色の、成分としての原色及び等和色部分への込み入
った分解を行った結果である。次いで実際に、領域的に
分散させることにより、「レンディション」と呼ばれる
漸進的割り当て手順でもって、また場合によっては「エ
ラー拡散」と呼ばれる伝播プロセスを用いて、こうした
部分表現を実現させる。
【0036】第2のタイプの意思決定は、例えば、黄色
がかった薄緑のような既知の混合色、或いは走査された
写真の表現にマッチするのに必要な未定義の色を生成す
るために用いられる。印刷のためのこうした原色又は等
和色の選択を導く、レンディション及びエラー拡散に対
する各種のアプローチの詳細、並びに物理的な印刷プロ
セスそれ自体については、冒頭で識別され、参照によっ
て本明細書に取り込まれている関連の米国特許文献に見
受けられる。
【0037】「レンディション」という用語は現在で
は、カラー産業において、ピクセルアレイの比較的広い
領域(本発明で対象となる小スケールマッピングとは対
照的に)に対して半ば統合された方法で動作し、所望の
イメージ又は「入力」イメージの生成ために各々のピク
セル位置においてどの原色又は等和色を用いるかを確立
する機能を果たす、マイクロプロセッサ制御によるプロ
セスを意味するものとして用いられている。このレンデ
ィションプロセスは実際上、所望のイメージ全体に対し
て実行され、その表現又はその等価物を全ピクセルアレ
イとして生成する変換を表している。
【0038】最も典型的には、入力イメージの所望の色
相が、比較的微妙な淡彩である場合には、プログラムさ
れたマイクロプロセッサによって実際に実行されるレン
ディションプロセスは、特に手の込んだものになる可能
性がある。こうした色相は、原色及び等和色からほんの
僅かしか違いがない。即ち原色と等和色の中間ではな
く、また実際に原色又は等和色に等しいわけでもな
い)。
【0039】こうした場合にレンディションプログラム
は引き続き、こうした微妙な効果を生成する少数成分の
色合いを表すのに必要な、利用可能な原色及び等和色
を、ちょうど適正な量でもって噴射するようにする。そ
してこうした少数成分の注入を適度にうまく分散された
一貫した仕方で行い、かくして斑状の、或いは不規則な
カラーアーチファクトが知覚されることのないように努
める。
【0040】これを実現するために、種々のアルゴリズ
ムが利用されている。こうしたプロトコルの1つのグル
ープは、ピクセルアレイに一種の連続的希釈現象を生成
させる。連続して希釈されるのは、色それ自体である。
【0041】これらのプロセスにおいて、プログラム
は、所定のピクセルの各々における所望の色に対する、
単一の原色又は等和色による最良の近似を見つけ出し、
次いでそこにどんなエラーが生じるかを判定する。次
に、後続の(通常は近接した)ピクセルにおいて、この
プログラムはそのエラーを補償し、その一方で同時に、
それらの(後続)ピクセルで所望とされる色を表現しよ
うと試みる。これらのアルゴリズムが、適切な用語であ
る「エラー拡散」によって知られているのは、この連続
的色希釈特性に相応してのことである。
【0042】従来技術の場合、こうした大スケールのマ
ルチピクセルによるカラー表現の統合が用いられるの
は、複合色を表現する場合か、或いは入力イメージ中の
任意に選択された色と、たとえそれらが動作時に原色又
は等和色であると判明するとしても、自動的に整合させ
る場合、及び表現プロセスの進行途中で既に累積されて
いるエラーの処理を行う場合に限られる。
【0043】この大スケールのマルチピクセルによるレ
ンディションプロセスに対する代替案は、色相を計算時
間に関して効率良く得るために、Sakurada又はLoweによ
って利用されているような、より小スケールの複数又は
多数のピクセルアレイであるが、しかし恐らくは複合色
の場合にはレンディションプロセスほど正確にはいかな
い。
【0044】Loweのスーパーピクセルは、シアン、マゼ
ンタ及び黄といった原色である色相、及び青、緑及び赤
といった個別の等和色である他の色相の選択を可能にす
るが、これら6つの色相はこのシステムで可能な全部で
12の色相の半分でしかなく、またこれに加えて、3つの
倍強度形態による原色も提供される。従ってLoweのシス
テムは、要するに、予め設定された個々の原色及び等和
色だけをバイナリ表現するためのレンディション後プロ
セスではない。
【0045】媒体効果 サーマルインクジェットペンによるカラー印刷の場合、
3原色のインクの各々についてのインク小滴の容積及び
着色剤の濃度は、通常、最も一般的に用いられる印刷媒
体、即ち紙の上において正確なスポットサイズ及び色の
彩度が得られるように設計されている。しかしながら、
透明フィルム又は光沢媒体といった他の媒体上に印刷を
行うためにこれらと同じペンが用いられる場合は、スポ
ットサイズ及び色の彩度は最適ではないかもしれない。
【0046】例えば、PaintJetという商品名でヒューレ
ットパッカード社から市販されているプリンタは、紙の
上に対する印刷に用いられる場合には、原色(シアン、
マゼンタ及び黄)のピクセル毎に1つのインク小滴を噴
射し、等和色(緑、青及び赤)のピクセル毎に2つのイ
ンク小滴を噴射する。換言すれば、等和色の量の原色の
量に対する比はほぼ2:1になる。ここで「ほぼ」とい
うのは、異なるペンからのインク小滴は、明らかに、必
ずしも容積が同じであるとは限らず、また実際問題とし
てその必要もないためである。何れにせよ、同じことを
一般性を抑えて表現すると、等和色のインク小滴数の原
色のインク小滴数に対する比は2:1になる。
【0047】こうした処理によって、紙上において、良
好な色相及び彩度、並びに明暗のスケールについて満足
できる外観が得られる。しかしながら、透明フィルムつ
いて用いられる場合には、この同じ処理によって、彩度
が不十分に見える、つまりより一般的な表現では「色が
さめた」ように見える原色が生成される。
【0048】透明フィルム上に印刷されるカラーの色の
彩度を向上させるために、PaintJetのシステムは、特殊
な透明媒体印刷モードで動作する。これは、原色及び等
和色の両者について、ピクセル毎に2つのインク小滴を
塗布するものである。換言すれば、この場合の比は2:
2である。こうした戦略を十分に実現するための関連し
た教示は、Palmer及びMorrisに対する米国特許第4,943,
813号において議論されている。
【0049】この特許の教示は、透明フィルムにインク
ジェット印刷を行うための最新の方法を表したものであ
る。この教示はまた、順次のパスの間に時間遅延を生じ
させることで滴下を減少させ、インク付着の均等性を改
善することによって、多ドットの重ね刷り、及び密に隣
接した印刷に関する問題を解決する。
【0050】透明フィルムに関して、全ての原色及び等
和色についてピクセル毎に2滴ずつ、即ち2:2の比で
付着させることは、紙に用いられる場合には最適な2:
1の比よりもはるかに優れている。それにもかかわら
ず、改善の余地は残されている。注目されるのは、この
ようにして透明フィルム上に印刷を行った場合には、殆
どの観察者にとって、赤と緑が両方とも彩度不十分に見
えるということである。
【0051】このことは、最新のプリンタ製品に関して
特に重要である。なぜなら、他の周知の考慮事項の中で
も、どちらかと言えば赤は最も重要な単一の商用カラー
であり、また同時に、普通の観察者が特に批判的な観察
眼を有しうる色だからである。
【0052】もう1つのより深刻な問題は、他の光沢媒
体に対するカラー印刷において生じる。即ち、普及して
いる印刷媒体の中には、幾分かは透明印刷素材に類似し
ている光沢コーティングと、また不透明な裏面層をも有
するものがある。
【0053】こうした印刷媒体は商業的に重要である
が、それは最終製品に対してそれが与えることのでき
る、付加的な視覚上の洒落た感じ又は派手さのためであ
る。製品例としては、商用広告、ポスター、及びコーム
バウンドブック用カバーがある。この場合、2:2の比
は緑と青については満足のゆくものであることが分かっ
たが、赤については彩度がかなり不十分に見える。
【0054】
【発明が解決しようとする課題】以上から明らかなよう
に、本発明の課題は、従来技術では得られなかった、こ
うした分野で用いられている技術の有用な改善を、その
重要な側面において具現化することにある。
【0055】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、こうし
た改善が導入される。本出願に対応する米国特許出願の
親出願である米国特許出願第07/926,264号の発明は、
ソースイメージデータの線形低減又はスケーリングを通
じて、各ピクセルについて、従ってページ全体について
イメージデータで指定された全インク量を制限すること
を可能とする、レンディション前システムである。
【0056】この線形低減又はスケーリングは、プリセ
ットされた(省略時の)、又はユーザがセットする最大
値に対するものである。好ましくはこのスケーリング
は、同様にプリセットされた、又はユーザがセットする
しきい値に関するものでもある。即ち、しきい値と最大
値の間で各入力値に線形スケーリングを施すことによっ
て、液体インクの付き過ぎが防止される。
【0057】しかしながら、この親出願のシステムは非
整数のインク密度値を必要とし、これは環境によっては
1を越える場合もある。これはこの点について、特に本
明細書の主題と関係がある。
【0058】本発明はレンディション後システムであ
り、3つの主たる様相又は側面を備えている。間もなく
明らかにされるように、本発明のこれら3つの主たる様
相を別個に用いて、それぞれの利点を得ることも可能で
あるが、しかしながら、それらは協調的に一緒に用いる
のに適したものであり、それらの有益な相互作用によっ
て印刷結果の最適化が図られる。
【0059】これらのうち第1の側面又は様相の好まし
い実施例において、本発明は、ピクセルアレイでもって
付着される個々のインク小滴から成るバイナリ構成によ
って有彩色イメージを印刷する方法である。この方法に
は、ピクセル毎に2滴を越える所定の固定数のインク小
滴でバイナリ印刷される、少なくとも1つの所定の原色
又は等和色を設定するステップが含まれる。
【0060】この場合にも「バイナリ」という用語は、
本明細書の冒頭で述べた「ゴー/ノーゴー」の概念を参
照している。しかしてこのステップは、特定の印刷媒体
を利用する場合に、特定の色が実質的に常に(a)2滴
を越え(b)同じ数のインク小滴を用いて印刷されるこ
とを設定する。
【0061】この方法にはまた、所与の印刷媒体上に印
刷すべき所与の所望イメージに関する情報を受信するス
テップも含まれる。さらにこの方法には、所与の印刷媒
体上の所与の所望イメージ内における特定の各ピクセル
毎に、特定の所望の原色又は等和色を決定するステップ
も含まれる。
【0062】本発明のこの第1の様相又は側面の好まし
い実施例において、この方法にはまた、その特定のピク
セル又は密接に関連する1つ以上のピクセルに対して、
ピクセル毎に2滴を越える、前記所定の固定数のインク
小滴を付着させるステップも含まれる。(「関連する」
ピクセルが何を意味するかについては、本発明の第2の
主たる側面に関して後述する。)このステップは、特定
の所望の原色又は等和色が、ピクセル毎に2インク滴を
越える数のインク小滴で印刷されるように設定されたも
のである場合に限って実施される。
【0063】以上のことは、最も広範な、又は最も一般
的な表現でもって、本発明の第1の側面を記述し、或い
は定義するものである。しかしながら、こうした一般的
な又は広範な形態においても、今や明らかなように、本
発明のこの様相によって、先に概要を示した従来技術の
問題が解決されることになる。
【0064】即ち、イメージのある部分にこれまでより
も多くの着色剤を付着させることによって、スポットサ
イズと彩度が増大される。このことは次いで、利用可能
な色域を拡大して、複合色中におけるより正確な色相表
現を可能にするという追加的な利点を有するものであ
る。
【0065】ピクセルにインク小滴を付着させて表現す
ることによるカラー印刷の分野の当業者であれば、極め
て自然且つ迅速に、透明印刷媒体について既知の2滴処
理のある種の拡張として、所定の色についての3滴処理
に転ずることになるものと思われる。実際には幾つかの
理由から、本発明者らの努力自体が示すように、現実は
この逆である。
【0066】本発明者らが最初に、1ピクセルに2滴を
越えるインクを利用しようと思いついた時点で、本発明
者らはすぐに、前述のPalmer及びMorrisに対する米国特
許第4,943,813号において詳述されているインク量の問
題に関心を抱いた。この特許に記載されているパス間遅
延によって、比較的過度のインク付着の悪影響が緩和さ
れることが重要であるが、2滴のインクから3滴のイン
クへの「自然な」移行ステップは、付着インク量が50%
増大することを示している。
【0067】しかして、2滴を越えるインクを用いるこ
とを本発明者らに思いとどまらせた第1の考慮事項は、
この非常に多量の追加的なインク容量を満足に乾燥させ
るのに十分な遅延を付加することが、許容できないほど
長い累積的なパス間遅延を必要とすることである。言い
換えれば、全体としての印刷時間が長くなり過ぎること
である。
【0068】本発明者らが見い出したところによれば、
第2の、そして主たる要因は、許容可能なパス間遅延設
定内の範囲内において、色相互間の過度のにじみ、過度
の裏移り(積み重ねた場合に隣接の印刷媒体に色が転写
される)、また最終製品にとって一般には過度の乾燥時
間、或いはこれらの全ての問題の組み合わせが生ずるこ
とである。特に煩わしい困難性に遭遇するのは、隣接す
る印刷媒体を互いに粘着させるほどの量のインクが未乾
燥のままという、「ブロッキング」と呼ばれることのあ
る現象に関してである。
【0069】初期においては本発明者らを、ピクセル毎
に2滴を越えるインクを付着させる試みから転じさせる
ことになった第3の問題点は、付着されるインク量が、
必ずしも消費されるインク量に等しいとは限らないこと
であった。その結果、インクカートリッジのインクはよ
り頻繁になくなり、カートリッジを頻繁に交換しなけれ
ばならないが、これはそれ自体がユーザに迷惑を及ぼす
原因である。さらに、プリンタの運転コスト全体が、設
置されるインクカートリッジ数と、単位動作時間当たり
に空になるインクカートリッジ数につれて増加する。
【0070】こうした理由から、本発明者らは追加的な
インク小滴量に頼ることに余り気が進まず、その代わり
に、インクの染料装填量を増すという、他の考えられる
戦略の開発に関心を移した。多大の努力を成果なしに払
った後にこれらの代替案も放棄したが、これは普通紙及
び透明印刷媒体その他の光沢印刷媒体に利用可能なイン
ク組成を見つけ出すことが困難であったためである。
【0071】その時点に至って、さらに第4の考慮事項
が明らかになり、ピクセル毎に2滴を越えるようにイン
ク小滴数を増すことを本発明者らに思いとどませること
になった。光沢印刷媒体上にピクセル毎に3滴のインク
を用いて赤を印刷しようとする本発明者らの初期の試み
によって得られたものは、許容不可能な色相であったか
らである。
【0072】2滴の黄と1滴のマゼンタによって、極め
て薄いオレンジがかった赤が生じた。一方、2滴のマゼ
ンタと1滴の黄によって、幾分暗い赤が生じたが、これ
は単に「マゼンタが勝ちすぎる」ということもできる。
【0073】しかしながらそれを転機に、嬉しくも意外
なことに、本発明者らは、こうした問題を克服すると共
に、パス間遅延、乾燥時間、ブロッキング及びにじみを
完全に満足させながら色相/色域の問題に対する優れた
解決策をもたらす、2滴を越えるインクの付着方法を思
いついた。この技術には、今記述しているこの第1の側
面の好ましい実施モードでもある、本発明の他の2つの
様相又は側面も含まれている。
【0074】即ち本発明者らが考えるところによれば、
数を増したインク小滴の付着を従来技術のように色全部
について、或いは等和色の場合でも全部について行うの
ではなしに、特定の媒体上で許容可能な色相又は彩度、
或いはその両者を得るための処理を必要とする、特定の
指定された等和色だけについて行うのが非常に好ましい
ものである。この好ましい実施例だけでも、付着される
インクの総量についての、またそれによる上述の過剰イ
ンク付着の問題の全てに対しての、重要で極めて有意義
な適切化が示される。
【0075】従って例えば、本発明のこの第1の側面の
1つの好ましい実施例では、3滴のインクを付着させて
透明印刷素材上に赤が生成される。これらは好ましく
は、1滴の黄インクと、2滴のマゼンタインクである。
これらは前述のように、他の光沢印刷媒体上では許容で
きない色相を示すが、透明フィルム上では極めて満足の
ゆくものであることが判明した。
【0076】これと同じ量のインクを透明印刷媒体上に
おける他の等和色に用いることは好ましくない。詳しく
述べると、本発明者らは、ピクセル毎に整数のインク小
滴数ずつではなしに、分数的な増分だけによってインク
量を増大していく手段を導入したものである。このこと
はさらに、所望の色相をほぼ正確に表すために分数を選
択することが可能であることから、例えば緑については
「青みの強すぎる緑」と「黄色の勝ちすぎる緑」の間で
相違を分割することによって、色相の正確さの問題を軽
減する。
【0077】例えば透明印刷媒体の場合、事実上、1.5
滴のシアンと1滴の黄から成る2.5滴のインクによって
緑の印刷を行うことができ、またそれが好ましい。同様
に透明印刷媒体の場合、1.5滴のシアンと1滴のマゼン
タのインクによって青を印刷でき、またそれが好ましい
ものである。
【0078】他の光沢印刷媒体の場合には、2.5滴のイ
ンク、即ち1.5滴のマゼンタと1滴の黄によって赤を有
効に印刷することが望ましく、またそれが可能である。
この場合に緑と青は、それぞれ1滴の黄又はマゼンタに
1滴のシアンを加えたものを利用する、より一般的なや
り方で印刷することが望ましい。
【0079】本発明のこの方法の第1の側面は、3ビッ
トバイナリカラー再生システムに用いるのが好ましい。
より詳しくは、3つの独立した有彩色インクのそれぞれ
について、バイナリ構成が用いられることになる。前述
のように、マルチビット、マルチレベルのインク付着シ
ステムの一部として、これまで多液滴の原色インクが用
いられているが、これまでにバイナリシステムや3ビッ
トシステムに用いられたことはなかった。
【0080】これに関して好ましいことは、前述した決
定ステップが、前記特定のピクセルにおける所与の所望
イメージに関する有彩色情報を3ビットカラーシステム
に分解することと、他の近接したピクセルからの影響を
組み入れることと、前記特定のピクセルにおける印刷に
備えて正確にある単一の原色又は等和色を選択すること
を含むことである。従って、塗布ステップでは、その特
定のピクセルにおいて何らかの他の原色又は等和色を印
刷することができないようにするのが好ましい。
【0081】幾つかの側面又は様相のうち第2の側面又
は様相の好ましい実施例においても、本発明はやはり、
ピクセルアレイでもって付着される個々のインク小滴か
ら構成することにより、有彩色のイメージを異なる印刷
媒体に印刷する方法である。この方法は特に、同じ色の
インクが同じ量だけ塗布される場合でも、インクの付着
に応じてそれぞれに異なる有彩色の外観を生じる特性を
備えた、異なる印刷媒体に対する印刷に用いられる。
【0082】本発明のこの第2の様相の方法には、少な
くとも1つの印刷媒体に関して「スーパーピクセル」処
理と呼ぶレンディション後の処理を受ける、少なくとも
1つの所定の原色又は等和色を設定するが、他の色相は
設定しないステップが含まれる。「スーパーピクセル」
という用語の意味は、Loweの米国特許における用法と似
ているが、後で詳述することにする。
【0083】Sakuradaの米国特許及びLoweの米国特許に
関連して、上述のステップは、それがレンディションの
1形態やレンディションの代替案ではなく、レンディシ
ョン後処理の準備に関連しているという点で、またこの
ステップが原色及び等和色だけに関連しているという点
で異なるものである。従ってこのステップは、スーパー
ピクセル処理を利用して、例えば茶のような複合色の如
き何らかの他の色相を直接に生成することには関連して
おらず、また要求に応じて色相を生成するタイプのシス
テムの一部ではない。
【0084】この方法にはまた、所与の印刷媒体に印刷
すべき所与の所望イメージに関する情報を受信するステ
ップと、レンディションプロセスを通じて、所与の印刷
媒体上における所与の所望イメージにおける特定の各ピ
クセル毎に、特定の所望の原色又は等和色を決定するス
テップも含まれている。
【0085】かかる特定の所望の原色又は等和色が、所
与の印刷媒体についてレンディション後のスーパーピク
セル処理を受けるように設定されたものであれば、この
方法にはさらに、前記特定のピクセルに関連した複数の
ピクセルから構成されるスーパーピクセルを定義するサ
ブステップと、所与の印刷媒体上においてこのスーパー
ピクセルの各ピクセル毎に、所与の印刷媒体に関連して
所望とされる原色又は等和色について予め決められた、
それぞれの数のインク小滴を付着させるサブステップも
含まれる。この最後の「付着」サブステップは、レンデ
ィション後に最も普通に実施されるプロセスの一部であ
り、個々のピクセルにおける実際のバイナリインク塗布
である。
【0086】以上は、最も広範な、或いは最も一般的な
表現による、本発明の第2の様相の記述又は定義であ
る。しかしながら、本発明の第1の側面の場合と同様
に、こうした一般的な、或いは広範な形においてさえ、
本発明のこの様相が、これまで従来技術による経済的な
プリンタの性能を制限してきた障害を取り除く上で重要
な進歩をなすことを看取することができる。
【0087】詳しくは、レンディション後のスーパーピ
クセル処理によって、印刷される等和色の色相と彩度の
両方において、従って複合有彩色の再生のために利用可
能な色域において精度を大幅に向上させる道が開かれ
る。これは、インク付着に対する印刷媒体の多様な反応
に適応するために、従来技術によるレンディション後の
バイナリ処理に対してより多くの自由度を導入すること
によって行われる。
【0088】種々の印刷媒体上でのカラー表現は、単一
の等和色の場合であっても、基本的には多次元の問題で
ある。従来技術では、パラメータセットを厳しく制限し
て、換言すれば自由度の数を過度に制限して、この問題
を解決しようとした。同じことについてさらに別の言い
方をすると、恐らくはより門外漢に近い言葉で表せば、
従来技術の場合は、レンディション後処理において原色
及び等和色の色相及び彩度の改善又は調整に関して得ら
れる融通性が殆どなかった。
【0089】もはや、以前の制約によって課せられた制
限に苦労する必要はない。本発明のこの第2の様相又は
態様によれば、各等和色を表現するために用いられる原
色の相対比率に対するより精密な調整に耐えるための、
付加的な自由度がもたらされる。
【0090】所望ならば、原理的には、この付加的な自
由度(又は「融通性」)を別のやり方で発展させること
が可能である。例えば、審美上又は経済上の目的に合わ
せて所定の等和色(又は原色)を改善するために、付加
的な原色又は原色の組み合わせを、それぞれがそれ自体
で適切に規定された比率でもって、全体としてのインク
使用戦略に導入することが可能である。
【0091】有彩色のイメージを印刷するための、個々
の原色又は等和色のレンディション後のバイナリ表現に
は、これまで複数の又は多数のピクセルアレイが用いら
れたことはなかった。本明細書の先行部分で述べたよう
に、従来技術において大スケールマルチピクセル統合に
よる有彩色表現が用いられるのは、複合色を印刷する場
合と、こうした印刷プロセスの進行過程で既に累積され
ているエラーの処理を行う場合に限られる。また従来技
術では、小スケールの複数又は多数のピクセル統合によ
る有彩色表現は、マルチレベルシステム及び/又は要求
に応じて色相を生成するシステムに用いられている。
【0092】従って本発明のこの様相は、従来技術に対
して極めて大きな進歩をもたらすものであるが、それに
もかかわらず、本発明の利点を最大限に享受するために
は、これをその利点を強化する他の幾つかの特徴又は特
性と連係させて実施することが望ましい。
【0093】例えばこの方法が、用いられる各媒体毎
に、特定の所望の原色又は等和色が、レンディション後
のスーパーピクセル処理を受けるように設定されたもの
か否かを判定するステップをさらに含むことが望まし
い。
【0094】またスーパーピクセルが、特定のピクセ
ル、即ち目標ピクセルと、少なくとも1つの他の近接ピ
クセルとから構成されることが望ましい。さらに、スー
パーピクセルが前記特定のピクセルと、少なくとも1つ
の他の隣接ピクセルとから構成されることが望ましい。
【0095】より詳しくは、スーパーピクセルは、特定
の目標ピクセルと他の3つの隣接ピクセルとから構成さ
れるのが好ましい。例えば線形アレイ、6つのピクセル
による2×3の矩形アレイ、或いは5つのピクセルのグ
ルーピング等の、多くの種類のピクセルアレイを利用す
ることが可能である。しかしながら、本目的にとって
は、2×2のピクセルクラスタを利用するのが満足であ
ることが分かっている。
【0096】さらにこの場合は、クラスタの向かい合っ
た角のピクセルに付着されるインク小滴の数が、向かい
合った両角対について同じであり、各スーパーピクセル
の4つのピクセル全てにインクが付着されることが好ま
しい。さらにより詳しくは、特定の所望の原色又は等和
色が等和色であり、また、クラスタの2つの向かい合っ
た角のそれぞれに、第1の原色インク小滴1つと第2の
原色インク小滴1つが付着し、クラスタの他の2つの向
かい合った角のそれぞれに、第1の原色インク小滴1つ
と前記第2の原色インク小滴が2つ付着することが望ま
しい。
【0097】(「第1の」及び「第2の」原色という語
法は、原色インクの一方又は他方が最初か又は2番目に
付着されることを示唆することを意図しない。逆に原理
上は、これら2つのインクは任意の順序で印刷媒体に付
着させることができる。この明細書、特に特許請求の範
囲において見受けられる「第1の原色」及び「第2の原
色」という用語は、そのように解釈されることを意図し
たものである。しかしながら当業者には周知のように、
色相、従って所望のインク構成要素とその相対比率は順
序によって変わる。そのため正確な色相を得るには、通
常、順序に一貫性を持たせること、或いは順序に応じて
比率を変えることが重要になる。)この構成によって、
単位と考えられるスーパーピクセルについて、塗布され
る第2の原色の平均量は1.5滴になる。塗布される全色
の平均量は2.5滴になる。
【0098】超高速の6パス印刷が可能な、スループッ
トの極めて高い装置である、ヒューレットパッカード社
の新しいプリンタ製品による環境下において、本発明を
実施することが望ましい。これに関しては、第1の原色
として黄色が用いられる。
【0099】しかして、所与の印刷媒体が光沢媒体であ
る場合、スーパーピクセル処理を受ける色は赤であり、
第2の原色はマゼンタである。しかしながら所与の印刷
媒体が透明フィルムの場合は、2つの色がスーパーピク
セル処理を受けることが望ましい。即ち緑と青であり、
緑の場合には第2の原色はシアンであり、青の場合には
第1の原色がマゼンタ、第2の原色がシアンとなる。
【0100】本発明をインク小滴だけに基づいて、或い
は幾何学的に単純な、又は対称なパターンや、それらか
ら得られる1/2といったごく基本的な分数に基づいて
表現し、或いは実際に適用することは必要でない。特許
請求の範囲内には、他のさまざまな実施態様が含まれ
る。
【0101】かくして本発明は、スーパーピクセルの少
なくとも1つのピクセルの各々が所定量の第1の原色の
インクと少なくとも同量の第2の原色のインクを受け取
る構成や、クラスタの少なくとも1つの他のピクセルの
各々が、ほぼ同じ量の第1の原色のインクと、これと同
じ量の少なくともほぼ2倍の前記第2の原色を受け取る
構成といった、任意の構成を包含するものであること
も、同様に十分に認められる。
【0102】こうした構成では、多種多様な分数値を得
ることができる。コスト効率を目的とする場合は、従来
技術による1ピクセル/1滴のシステムからの、視覚的
に意義のある変化をもたらすような形で分数値を生じさ
せることが望ましい。
【0103】従って、単位と考えられるスーパーピクセ
ルに関して、付着される第2の原色の平均量は、第1の
原色の所定のインク量の少なくともほぼ1.2倍であるの
が望ましい。これに対応して、単一の等和色を表現する
ために塗布される全色の平均量は、同じ所定インク量の
少なくともほぼ2.2倍であるのが望ましい。
【0104】しかしながら本発明は、こうした値の生成
に限定されるものではない。例えば、特殊な目的の場合
には、適切な分数(1未満の値)、或いは整数の0.1以
内の分数値をも同様に生じさせることができる。
【0105】また最良の経済性及び性能を得るには、本
発明のこの第2の様相又は側面が、少なくとも1つの印
刷媒体についてはスーパーピクセル処理を受けない、少
なくとも1つの所定の原色又は等和色を設定するステッ
プをさらに含むことが望ましい。これと同じ状況におい
て、特定の所望の原色又は等和色が、前記所与の印刷媒
体についてスーパーピクセル処理を受けないように設定
されたものである場合、この方法にはさらに、所与の印
刷媒体上の所与のイメージ中でその特定のピクセルに対
して個々に、所与の印刷媒体に関連して所望の原色又は
等和色について予め決められた数のインク小滴を付着さ
せるステップが含まれることが望ましい。
【0106】この望ましいとされる点は、重要である。
前述のように、全ての色についてピクセル毎に2滴を越
える増分されたインク付着を用いると、パス間時間、完
成品の乾燥時間、さらには好ましくないにじみ及びブロ
ッキングという重大な危険性が不必要に追加されること
になりがちである。
【0107】第3の側面又は様相の好ましい実施例にお
いては、本発明は、ピクセルアレイをなすように付着さ
れる個々のインク小滴から構成することによって、カラ
ーイメージを印刷する方法である。この方法には、事実
上、1よりも大きい非整数のインク小滴でもって印刷さ
れる、少なくとも1つの所定の原色又は等和色を設定す
るステップが含まれる。
【0108】この方法にはまた、所与の印刷媒体上に印
刷すべき所与の所望イメージに関する情報を受信するス
テップと、この所与の所望イメージにおいて特定の各ピ
クセル毎に、特定の所望の原色又は等和色を決定するス
テップが含まれる。この特定の所望の原色又は等和色
が、事実上、1を越える非整数のインク小滴で印刷され
るように設定されたものであれば、この方法は、その特
定のピクセルに対して、所望の原色又は等和色について
予め決められた、1を越える非整数のインク小滴を有効
に塗布する付加的なステップに進む。
【0109】この上記の説明は、本発明の第3の側面又
は様相の広範な、或いは最も一般的な記述又は定義を表
している。この広範で一般的な形においてさえも、従来
技術に関する前述の問題を解決するのに大いに役立つこ
とは明らかである。
【0110】例えば、本発明のスーパーピクセルの側面
に関して既述の各種利点に加えて、非整数のインク小滴
を用いることには、特定の原色の量として次に大きい整
数値を用いる場合と比べて、インク量を大幅に節約でき
るという明白な利点がある。また例えばペンの寿命も大
幅に延ばすことができるが、赤について印刷するのは3.
0滴ではなく2.5滴である。
【0111】しかしながらこの場合にも、本発明のこの
第3の様相の利点を最大に享受するためには、明らかに
望ましい幾つかの実施形態がある。特に塗布ステップ
が、特定のピクセル、即ち上述したスーパーピクセルに
関連した複数のピクセル中の各ピクセルに対して、それ
ぞれ整数のインク小滴を塗布するステップから成ること
が望ましい。それぞれの整数は好ましくは、各ピクセル
毎に少なくとも1であり、また複数のピクセルのうちの
少なくとも1つのピクセルについては少なくとも2であ
る。その結果、これら複数のピクセル全体にわたって
の、ピクセル毎の平均インク小滴数は1を越え、非整数
になる。
【0112】これら複数のピクセルにはさらに、特定の
ピクセルに近接した、より好ましくは隣接した、少なく
とも1つのピクセルが含まれていることが望ましい。ま
たスーパーピクセルが、「特定の」ピクセルと、他の3
つの隣接ピクセルとから構成されることが望ましい。そ
して前述したように、2×2のクラスタを利用し、この
クラスタの向かい合った角にあるピクセルに付着される
インク小滴数が同じであることが望ましい。本発明の第
2の様相に関して好ましいとして示した比率は、この第
3の様相に関しても、相応じて望ましい。
【0113】添付の図面を参照して以下の詳細な説明を
検討することによって、本発明の以上の動作原理及び利
点の全てについて、より理解を深めることができる。
【0114】
【実施例】図1は、本発明の主たる3つの側面又は様相
の全てを組み込んだ、特に望ましい実施例を示す。ここ
ではスーパーピクセルを利用することによって、非整数
で且つ2を越える、ピクセル毎のインク小滴数が得られ
る。
【0115】図1に特定的に示すようにして用いられる
この構造は、光沢媒体上に赤を印刷するのに特に有効で
ある。スーパーピクセルの各セル又はピクセル位置11か
ら14内に示した各文字「Y」及び「M」は、それぞれ黄
又はマゼンタ単一のインク小滴を表している。
【0116】しかしてこのスーパーピクセルの向かい合
った角のピクセル11と14、及びピクセル12と13は、同じ
ようにインク付けされる。より詳しくは、向かい合った
角の1対のピクセル12, 13は、ピクセル毎に黄とマゼン
タのインクを1滴ずつ受け取り、一方向かい合った他の
角の1対のピクセル11, 14は、ピクセル毎に黄のインク
を1滴と、マゼンタのインクを2滴受け取る。
【0117】従って、スーパーピクセルに全体としてイ
ンクを付着させることを考慮すると、第1の原色(黄)
についてのピクセル毎の平均インク小滴数は1であり、
第2の原色(マゼンタ)についてのそれは1つ半(1.
5)になる。従って色を考慮しなければ、平均インク小
滴数は2つ半(2.5)になる。
【0118】相対量で表し、また全てのインク小滴がほ
ぼ同じサイズであるとすると、第2の原色の平均量は第
1の原色の1.5倍である。換言すれば、このシステムで
用いられる原色の量比は1.5:1である。
【0119】さて図1に示すスーパーピクセルを利用し
て、フィールド、即ちイメージ中においてその部分を赤
に見えるようにすることが望まれる拡大領域部分を充填
する場合は、この基本的なスーパーピクセル構造がチェ
ッカーボード式に、直交する両方向において繰り返され
る。図2にはその結果が示されている。
【0120】ある色を単一の孤立したピクセルだけにし
か印刷しないというのは比較的稀であるから、これはあ
る意味では最も一般的な事例である。こうした孤立した
ピクセルの場合には、また同様にフィールドのエッジに
沿った場合にも、用いられる原色の精密な比率はそれほ
ど重要ではない。なぜなら孤立したピクセル、或いはこ
うしたエッジ自体が対峙する視角は、本質的に極めて小
さく、従って目立たないからである。
【0121】かくしてこうした全ての状況について、図
2におけるような繰り返しパターンの場合にはそのパタ
ーンを幾何学的にいかに切り取るかを設定し、そしてま
た要求されているのが実際には孤立したピクセルである
場合には個々のピクセルにどのようなインク比率を用い
るかを設定するための、何らかの任意の規則を単に提供
することが好ましい。両方の場合に適用可能なこうした
規則の1つは、このようなフィールドの角における最初
の先導ピクセル11を(及び孤立ピクセルも)「YM」と
し、またフィールドの全エッジに沿った最後のピクセル
又は後続ピクセルを、たまたまその位置にくる何れかの
パターン(「YM」又は「YMM」)とすることであ
る。
【0122】本発明者らはこの特定の規則を好むもので
はないが、それは、少なくとも異常な条件の下では、あ
る種のパターン内においてマゼンタの望ましくない濃度
過剰又は濃度不足につながる可能性があるためである。
こうした効果は、入力イメージにおける小さな特徴の周
期性が、たまたまスーパーピクセル内の周期性と密接に
関連した場合に、干渉効果として生じる可能性がある。
【0123】スーパーピクセル印刷規則の全く異なる候
補は、2滴のセルと3滴のセルの行を交互に印刷するこ
とである。本発明者らはこの種の具体例を実験したみた
が、満足のゆく結果は得られなかった。それによって生
じるのは、顕著な層状、或いは横筋を示す効果であり、
観察者の大部分にとって全く不自然で不快なものであっ
た。
【0124】本発明者らが好ましいとする技術は、上述
のチェッカーボード状のスーパーピクセルパターンを用
い、また仮想的な意味において、そのパターンを全イメ
ージ領域、即ち全ピクセルアレイにわたって設定するこ
とである。これは例えば、全奇数行にある全奇数ピクセ
ルと全偶数行にある全偶数ピクセルを「YM」とし、残
りの全ピクセルを「YMM」とするように指定するだけ
で、簡単に実施できる。
【0125】そしてレンディションステージにおいて、
光沢印刷媒体(透明フィルム以外の)上の特定のピクセ
ルに赤が要求される毎に、システムは単に、その特定の
ピクセルに何を印刷すべきかのテンプレート、即ち仕様
として、この基本パターン、即ち仮想パターンを用い
る。このことは、孤立した単一ピクセルの場合であって
も所望のインク付着について明確な決定を行うことを可
能とし、またカラーのモアレパターンその他の干渉によ
って生じる影響の可能性を最小限に抑えることができ
る。
【0126】この場合にも、チェッカーボード自体は常
に、データに対してではなく、イメージ又はページの全
体に対して固定されている。この実施形態は完全ではな
く、チェッカーボード効果それ自体が見える場合もある
が、これは試した中では、他のどの代替案よりもはるか
に優れている。
【0127】カラー産業で一般的な用語によれば、本シ
ステムの場合には、光沢モードと透明モードは両方と
も、6パスでパス当たり1/3の密度による印刷モード
を利用し、第3のパスの後に100%の密度を完成し、第
6のパスの後には200%の密度を完成する。この印刷モ
ードは96ノズルのペンを利用し、パス毎に16ノズル分の
送りを行う。
【0128】マイクロプロセッサ内部の働きに関して言
えば、非整数インク小滴のスーパーピクセル内におけ
る、本発明の2滴の原色ピクセルは、まずスーパーピク
セルの全ピクセルに3滴の原色を割り当て、次いで特定
の3滴原色ピクセルから1ビットをはぎ取ることによっ
て得られる。本システムでは常に、第3のパスの後にこ
うしたデータはぎ取りを実施して、単一ピクセル内のイ
ンクを3滴未満にする。従って、このシステムは常に、
用いられることになる各原色の少なくとも1滴に対して
適用される。
【0129】図3a及び図3bには、透明フィルム上に
おける緑と青のそれぞれの印刷の最適化に関して、同じ
原理をいかにして利用できるかが示されている。前述の
ように、向かい合った角対11と14、及び12と13には同じ
処理が施されるが、この場合に緑について(図3a)
は、第2の原色はマゼンタではなくシアン(「C」)で
ある。
【0130】向かい合った角についての好ましい処理
は、青の場合にも同様であるが、この場合は第1の原色
がマゼンタで、第2の原色がシアンになる(図3b)。
フィールドを充填するために、図2の構成の場合と同様
に、これら両方のスーパーピクセルの使用(図3a及び
図3b)が繰り返される。
【0131】表1には、可能性のある8つのピクセルカ
ラーの全てについて、望ましいインク小滴の組み合わせ
が示されている。4ピクセルからなるグリッドは単に、
交互はぎ取りのチェッカーボードが使用される場合にこ
れを例示するために示されているだけである。
【0132】
【表1】
【0133】向かい合った角の用法を等しく用いること
は、本システムの要件ではない。実際、インクおける染
料の装填量を異ならせる場合には、各スーパーピクセル
毎に3つの「YCC」ピクセルとただ1つの「YC」ピ
クセルとを設けて、シアン対黄の比が平均1.5:1では
なく1.75:1になるようにするのが非常に合理的な場合
がある。当業者には明らかなように、インク組成が変化
しないように保たれる場合には、全く異なる色相関係が
生成される。
【0134】代替案として、3つの「YC」ピクセルに
ついて1つの「YCC」ピクセルを利用して、1:1と
1.5:1のそれぞれの比率によって得られる色相の間に
ある、オレンジ度が中間の赤に対応する1.25:1の比率
を得ることが可能である。さらに他の選択肢には、3つ
の「YC」ピクセルと1つの「Y」ピクセルを用いるこ
とがあり、この場合にシアン対黄の比率は4:3又は1.
33:1になり、彩度はより低い。異なる染料装填量に関
しては、例えば3つの「YC」ピクセルと1つの「C」
ピクセルを用いてシアン対黄の比を3:4又は0.75:1
として上述のものとは全く異なる色調を得ることによっ
て、システムは適切な分数値を同様にして十分にサポー
トすることができる。
【0135】図4に示すように、スーパーピクセルは、
疑似1次元構造、又は何れにせよ線形な構造をなすよう
に形成できる。この場合には1.33:1というマゼンタ対
黄の比が3セルのスーパーピクセルにおいて生成され
る。即ち1つのセルが「YCC」として用いられ、他の
2つのセルには「YC」が充填されて、その結果4単位
のシアン対3単位の黄、即ち4:3=1.33:1というこ
とになる。これら2つの用量の相対的な数を逆にすると
(2つのセルに「YCC」のインクを付着させ、1つの
セルに「YC」のインクを付着させると)、5:3又は
1.67:1の比率が得られる。
【0136】図5には、各種媒体に関連した種々の染料
装填環境に用いることが可能な、1.17:1、1.83:1等
といった原色間比率(それぞれのインク小滴総数の平均
は、2.17、2.83等になる)を得るために利用可能な、6
セルのスーパーピクセルが示されている。
【0137】図6には明確化のために、透明媒体上にお
ける赤について好ましい、本発明のインク付着が示され
ている。「YMM」で表した1滴の黄と2滴のマゼンタ
によって、上述した従来のプリンタで用いられる「Y
M」の付着によって得られるものよりも改善された、赤
の色相が生ずる。
【0138】図7には、本発明による色とインクとのマ
ッピングシステムが、カラープリンタの動作のより大規
模なスキームに対してどのように適合するかが示されて
いる。図示のように、イメージ源31(ビデオモニタ32の
存在によって示唆されるように、色合わせ機能を含むこ
とができる)が、オプションの色補償ステージ33に供給
を行っている。
【0139】このステージからの信号は次に、レンディ
ションモジュール34に入る。最後にこのレンディション
ステージは、本発明の原色/等和色の色とインクのマッ
ピングシステム35を駆動し、これによってペン36が噴射
され、インクが用紙37に付着される。ペン36は、2つの
双頭矢印38によって示されているように、用紙37に対し
て2つの直交方向に機械的に駆動される(その一方は、
好ましいならば用紙37の移動によって実行できる)。
【0140】前述の関連特許文献の幾つかに記載されて
いるように、色補償及びレンディションは統合するのが
有益であるが、しかし必要という訳ではない。こうした
統合システムは、任意選択により、本発明の原色/等和
色の色とインクのマッピングシステムを考慮にいれるこ
とができ、またこれを組み込むことも可能である。
【0141】図8には、本発明の自動化実施例におい
て、プログラムされたマイクロプロセッサが実行する意
思決定プロセスが示されている。このアルゴリズムにお
いて特に中心となる機能は、前掲の表に示したセルイン
ク付着の実現のために行われる上述のデータはぎ取りで
ある。
【0142】これまでの記述を指針とすれば、このチャ
ートはファームウェアプログラミングのプログラミング
分野の当業者には自明のものである。これはまた、ピク
セルアレイカラープリンタの動作に関するこうしたプロ
グラミングの当業者には特に自明なものである。
【0143】場合によってはカラー印刷「モード」と呼
ばれることもある、特定のインク付着比率の選択におい
ては、数種の利用可能なデータが考慮される。これらの
データには、各試行毎の完全なカラースペース情報、色
がどう見えるかに関する主観的意見、及び望ましくない
縞状化及び低い光学濃度を強調することになる低温での
印刷などが含まれる。
【0144】本発明者らは、ユーザプロットと診断プロ
ットの両方を用いた。定量結果が示唆するように、良好
な彩度で適切に表現するのが最も困難な色は赤であっ
た。(カラー産業の従業員の中には、「完全なデプリー
ションが最も困難な色」という言い方でこれを表現する
者もある。)実際本発明者らは、ピクセル毎に3滴で
も、透明媒体上に十分な彩度の赤を得ることはできなか
った。この観点から、インクを追加して付着させること
もできるが、3滴を用いることが、コスト効率との最適
なトレードオフであると考えられる。
【0145】広範囲にわたるテストの結果、これらの印
刷モードによって、(1)印刷及び乾燥時間と(2)ブ
ロッキング、にじみ、色移り及びインク用量との間にお
いて、優れた妥協が得られることが見い出された。他の
好ましい効果には、インクを使い切るまでに、各ペンか
らのインク使用量が良好となることが挙げられる。
【0146】もちろん、以上の開示は単なる例示を意図
としたものでしかなく、特許請求の範囲に基づいて決定
されるべき本発明の範囲を制限するものではないことが
理解されねばならない。
【0147】以下においては本発明の種々の構成要件の
組み合わせからなる実施態様を例示的に示す。 1.ピクセルアレイをなすように付着される個々のイン
ク小滴から成るバイナリ構成によって有彩色のイメージ
を印刷する方法であって、ピクセル毎に2滴を越える所
定の固定されたインク小滴数でバイナリ印刷される、少
なくとも1つの所定の原色又は等和色を設定するステッ
プと、所与の印刷媒体上に印刷すべき所与の所望イメー
ジに関する情報を受信するステップと、所与の印刷媒体
上における所与の所望イメージ中において、特定の各ピ
クセル毎に特定の所望の原色又は等和色を決定するステ
ップと、及びその特定の所望の原色又は等和色が、ピク
セル毎に2滴のインクで印刷するように設定されたもの
である場合に、その特定のピクセル又は密接に関連する
1つ以上のピクセルに対して、ピクセル毎に2滴を越え
る前記所定の固定された数のインク小滴を付着させるス
テップとからなる方法。
【0148】2.3つの独立した有彩色インクのそれぞ
れについて前記バイナリ構成を用いた3ビットバイナリ
カラー再生システムに用いられ、前記決定ステップが、
前記特定のピクセルにおける所与の所望イメージに関す
る有彩色情報を前記3ビットカラーシステムに分解し、
他の近接したピクセルからの影響を取り入れ、前記特定
のピクセルにおける印刷に備えて正確にある単一の原色
又は等和色を選択することからなり、前記付着ステップ
が、その特定のピクセルにおいて他の如何なる原色又は
等和色の印刷をも排除する、上記1の方法。
【0149】3.前記所定の固定されたインク小滴数が
3であり、前記付着ステップが、その特定のピクセルに
3つのインク小滴を付着させることからなる、上記2の
方法。
【0150】4.前記設定ステップにおいて、赤が2滴
を越えるインクで印刷するように設定され、前記付着ス
テップが、1滴の黄インクと2滴のマゼンタインクで赤
を印刷することからなる、上記3の方法。
【0151】5.前記所定の固定されたインク小滴数が
非整数であり、前記付着ステップが、その特定のピクセ
ルに関連したピクセルクラスタ全体にわたって、平均で
非整数のインク小滴を付着させることからなり、前記非
整数が2よりも大きい、上記2の方法。
【0152】6.ピクセルアレイをなすように付着され
る個々のインク小滴から成る構成によって異なる印刷媒
体上に有彩色のイメージを印刷する方法であって、前記
異なる印刷媒体が、同じ色のインクが同じ量だけ付着さ
れた場合であってもインクの付着に応じてそれぞれ異な
る色の外観を呈する特性を有するものにおいて、少なく
とも1つの印刷媒体について、レンディション後のスー
パーピクセル処理を受ける少なくとも1つの所定の原色
又は等和色を設定するが、他の色相は設定しないステッ
プと、所与の印刷媒体上に印刷すべき所与の所望イメー
ジに関する情報を受信するステップと、レンディション
プロセスを通じて、所与の印刷媒体上にある所与の所望
イメージ中における特定の各ピクセル毎に、特定の所望
の原色又は等和色を決定するが、他の色相は設定しない
ステップと、及び特定の所望の原色又は等和色が、その
所与の印刷媒体についてレンディション後のスーパーピ
クセル処理を受けるように設定されたものである場合
に、前記特定のピクセルに関連した複数のピクセルから
構成されるスーパーピクセルを定義するステップと、所
与の印刷媒体上にある前記スーパーピクセルの各ピクセ
ル毎に、前記所与の印刷媒体と関連させて前記所望の原
色又は等和色について予め決定された数のインク小滴を
それぞれ付着させるステップとからなる方法。
【0153】7.用いられる各印刷媒体毎に、特定の所
望の原色又は等和色がスーパーピクセル処理を受けるも
のであるか否かを判定するステップをさらに含む、上記
6の方法。
【0154】8.スーパーピクセルが、前記特定のピク
セルと、及び少なくとも1つの他の近接ピクセルとから
なる、上記6の方法。
【0155】9.スーパーピクセルが、前記特定のピク
セルと、及び他の3つの隣接ピクセルとからなる、上記
6の方法。
【0156】10.スーパーピクセルが、2×2のピクセ
ルクラスタである、上記9の方法。
【0157】11.クラスタの向かい合った角のピクセル
に付着されるインク小滴の数が、向かい合った両角対と
も同じであり、及び各クラスタ毎に、4つのピクセル全
てにインクが付着される、上記10の方法。
【0158】12.特定の所望の原色又は等和色が等和色
であり、クラスタの2つの向かい合った角のそれぞれ
に、第1の原色インク小滴1つと第2の原色インク小滴
1つが付着し、クラスタの他の2つの向かい合った角の
それぞれに、第1の原色インク小滴1つと前記第2の原
色インク小滴が2つ付着し、これによって、単位と考え
られるスーパーピクセルに関して、付着される前記第2
の原色の平均量が1.5滴となり、付着される全カラーの
平均量が2.5滴となる、上記11の方法。
【0159】13.所与の印刷媒体が非透明光沢媒体であ
る場合に前記第1の原色が黄であり、スーパーピクセル
処理を受ける前記少なくとも1つの色が赤であって前記
第2の原色がマゼンタであること、及び所与の印刷媒体
が透明フィルムである場合にスーパーピクセル処理を受
ける前記少なくとも1つの色が緑又は青であり、緑の場
合には前記第1の原色が黄で前記第2の原色がシアンで
あり、青の場合には前記第1の原色がマゼンタで前記第
2の原色がシアンである、上記12の方法。
【0160】14.スーパーピクセルの少なくとも1つの
ピクセルの各々が、所定量の第1の原色のインクと、少
なくとも同じ量の第2の原色のインクを受け取り、クラ
スタの少なくとも1つの他のピクセルの各々が、ほぼ同
じ量の第1の原色のインクと、これと同じ量の少なくと
もほぼ2倍の前記第2の原色のインクを受け取り、単位
と考えられるスーパーピクセルに関して、付着される前
記第2の原色の平均量がインクの前記所定量の少なくと
もほぼ1.2倍になり、付着される全カラーの平均量がイ
ンクの前記所定量の少なくともほぼ2.2倍になる、上記
6の方法。
【0161】15.さらに、少なくとも1つの印刷媒体に
ついて、スーパーピクセル処理を受けない、少なくとも
1つの所定の原色又は等和色を設定するステップと、及
び特定の所望の原色又は等和色が、前記所与の印刷媒体
についてスーパーピクセル処理を受けないように設定さ
れたものである場合に、所与の印刷媒体上の所与のイメ
ージ内におけるその特定のピクセルに対して個々に、所
与の印刷媒体に関連して前記所望の原色又は等和色につ
いて予め決定された数のインク小滴を付着させるステッ
プを含む、上記6の方法。
【0162】16.ピクセルアレイをなすように付着され
る個々のインク小滴から成る構成によって有彩色のイメ
ージを印刷する方法であって、事実上非整数のインク小
滴で印刷される少なくとも1つの所定の原色又は等和色
を設定し、前記非整数が1を越えるステップと、所与の
印刷媒体上に印刷すべき所与の所望イメージに関する情
報を受信するステップと、所与の所望イメージ内におけ
る各特定のピクセル毎に、特定の所望の原色又は等和色
を決定するステップと、及びその特定の所望の原色又は
等和色が、事実上非整数で1を越える数のインク小滴で
印刷されるように設定されたものである場合に、その特
定のピクセルに対して、所望の原色又は等和色について
予め決められた実効上非整数で1を越えるインク小滴を
付着させるステップとからなる方法。
【0163】17.付着ステップが、特定のピクセルに関
連した複数のピクセルにおける各ピクセルに対して、そ
れぞれ整数のインク小滴を付着させるステップからな
り、前記それぞれの整数が各ピクセル毎に少なくとも1
であり、複数の内の少なくとも1つのピクセルについて
少なくとも2であり、かくして複数のピクセル全体にわ
たって、平均インク小滴数が1を越え且つ非整数にな
る、上記16の方法。
【0164】18.複数のピクセルが、特定のピクセルに
近接した少なくとも1つのピクセルをさらに含む、上記
17の方法。
【0165】19.複数のピクセルが、特定のピクセルに
隣接した少なくとも1つのピクセルをさらに含む、上記
17の方法。
【0166】20.複数のピクセルが、前記特定のピクセ
ルと、他の3つの隣接ピクセルからなる、上記17の方
法。
【0167】21.複数のピクセルが、2×2のピクセル
クラスタである、上記17の方法。
【0168】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、印刷及び乾
燥時間と、ブロッキング、にじみ、色移りなどの不具合
を最小限にすることとの間での優れた妥協、即ち高スル
ープットと高品質の優れたバランスをとることができ
る。また平均して分数的にインクを塗布することによ
り、付着インクに対する応答の異なる印刷媒体毎に、優
れた彩度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光沢媒体に赤を印刷するために用いられる、望
ましい2×2のスーパーピクセル構造を示すピクセルア
レイ図である。
【図2】より大きなピクセルマトリックスの一部とし
て、図1のスーパーピクセル構造及びその用法を示すピ
クセルアレイ図である。
【図3】(a)及び(b)はそれぞれ、図1に類似のピ
クセルアレイ図であって、同じ構造を、但しそれぞれ透
明媒体上に青と緑を印刷するものとして示す図である。
【図4】代替的な線形スーパーピクセル構造を示す、別
のピクセルアレイ図である。
【図5】もう1つの代替的スーパーピクセル構造を示
す、さらに別のピクセルアレイ図である。
【図6】透明媒体上に赤を印刷するために用いられる単
一ピクセルを表した図である。
【図7】本発明の方法が機能する印刷装置の一部を示す
ブロック図である。
【図8】印刷システムにおける本発明の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
31 イメージ源 32 ビデオモニタ 33 色補償ステージ 34 レンディションモジュール 35 マッピングシステム 36 ペン 37 用紙
フロントページの続き (72)発明者 ケシャヴァ・エイ・プラサド アメリカ合衆国カリフォルニア州92069サ ン・マーコス,アヴェニダ・アラナ・1877 (72)発明者 コーリナ・エイ・イー・ホール アメリカ合衆国カリフォルニア州92026エ スコンディードウ,ヒドゥン・クリーク・ レイン・3085 (72)発明者 マーク・ステーヴン・ヒックマン アメリカ合衆国ワシントン州98684ヴァン クーヴァー,ノースイースト・セヴンス・ サークル・14010 (72)発明者 ランス・クリーヴランド アメリカ合衆国カリフォルニア州92128サ ン・ディエゴ,ヴィア・コーシニ・14049 (72)発明者 ウイリアム・ジェイ・アレン アメリカ合衆国オレゴン州97221ポートラ ンド,サウスウエスト・イリノイズ・スト リート・4518

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピクセルアレイをなすように付着される
    個々のインク小滴から成るバイナリ構成によって有彩色
    のイメージを印刷する方法であって、 ピクセル毎に2滴を越える所定の固定されたインク小滴
    数でバイナリ印刷される、少なくとも1つの所定の原色
    又は等和色を設定するステップと、 所与の印刷媒体上に印刷すべき所与の所望イメージに関
    する情報を受信するステップと、 所与の印刷媒体上における所与の所望イメージ中におい
    て、特定の各ピクセル毎に特定の所望の原色又は等和色
    を決定するステップと、及びその特定の所望の原色又は
    等和色が、ピクセル毎に2滴のインクで印刷するように
    設定されたものである場合に、その特定のピクセル又は
    密接に関連する1つ以上のピクセルに対して、ピクセル
    毎に2滴を越える前記所定の固定された数のインク小滴
    を付着させるステップとからなる方法。
JP09360294A 1993-04-30 1994-05-02 非整数平均小滴、媒体依存性インク付着を用いたカラーインクジェットプリンタ用インク付着方法 Expired - Fee Related JP3459116B2 (ja)

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