JPH0769015B2 - スクロ−ル型コンプレツサ−用シ−ル部材料 - Google Patents
スクロ−ル型コンプレツサ−用シ−ル部材料Info
- Publication number
- JPH0769015B2 JPH0769015B2 JP30506486A JP30506486A JPH0769015B2 JP H0769015 B2 JPH0769015 B2 JP H0769015B2 JP 30506486 A JP30506486 A JP 30506486A JP 30506486 A JP30506486 A JP 30506486A JP H0769015 B2 JPH0769015 B2 JP H0769015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- seal part
- scroll type
- type compressor
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスクロール型コンプレツサー用のシール部材
料に関するものである。
料に関するものである。
スクロール型コンプレツサーは、基板の片面にうず巻壁
を形成した一対のスクロール部材を設け、各スクロール
部材のうず巻壁相互を偏心状態にかみ合わせ、相対的な
公転用運動を行なわせることによつて、うず巻壁間の密
閉空間を中心方向に移動させながら流体を圧縮し、これ
を中心部から吐出するようにしたものであり、たとえば
特開昭50−32512号公報、同55−81296号公報等によつて
既によく知られているものである。
を形成した一対のスクロール部材を設け、各スクロール
部材のうず巻壁相互を偏心状態にかみ合わせ、相対的な
公転用運動を行なわせることによつて、うず巻壁間の密
閉空間を中心方向に移動させながら流体を圧縮し、これ
を中心部から吐出するようにしたものであり、たとえば
特開昭50−32512号公報、同55−81296号公報等によつて
既によく知られているものである。
第1図および第2図は従来公知のスクロール部材1を示
すものであり、そのうず巻壁2の先端部には溝3が形成
され、その溝3にシール部材料4が装着されている。ま
た第3図は上記スクロール部材1を可動側とし、固定ス
クロール部材1′と偏心させてかみ合わせた状態を示し
ており、両方のうず巻壁2の各シール部材料4を相互に
他のスクロール部材料1,1′のうず巻溝の底に摺接さ
せ、相互にシールを図るようになつている。
すものであり、そのうず巻壁2の先端部には溝3が形成
され、その溝3にシール部材料4が装着されている。ま
た第3図は上記スクロール部材1を可動側とし、固定ス
クロール部材1′と偏心させてかみ合わせた状態を示し
ており、両方のうず巻壁2の各シール部材料4を相互に
他のスクロール部材料1,1′のうず巻溝の底に摺接さ
せ、相互にシールを図るようになつている。
上記のようなスクロール型コンプレツサーにおいては、
最近その軽量化を図るためにスクロール部材1をアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金のような軽金属類で制作
するようになり、また常時摺接するシール部材料4には
四フツ化エチレン樹脂(PTFEと略称する)が用いられる
ようになつて来た。このPTFEは耐熱性、耐薬品性、難燃
性その他自己潤滑性、非粘着性、低摩擦係数などきわめ
て優れた性能を有する樹脂であるから、軸受等の摺動部
材料、管、バルブその他の成形品等各方面に広く利用さ
れている。しかし、このような樹脂も耐摩耗性、耐クリ
ープ性は必ずしも満足できるものではなく、これら性質
を改善するためにPTFEに充填剤を添加したとしても相手
材である金属面に傷をつけたり、長時間摺動したときに
耐摩耗性が次第に低下していく危険がある。そこでこの
ような欠点を解決するために、この発明者らは特願昭60
−254481号において新たなシール用材料、すなわちPTFE
に有機充填剤(たとえばポリフエニレンサルフアイド、
ポリイミド、芳香族系ポリエステル、芳香族系ポリアミ
ド、ポリアミド、ポリエーテルケトン等)および射出成
形可能なフツ素樹脂粉末を添加混合した組成物を開示し
たが、このようなシール部材料は耐クリープ性の改善が
認められても、高荷重下における使用に際してはかなり
の寸法変化が起こり、また冷媒中で使用されるときは膨
潤による寸法変化も起こる恐れがあり、コンプレツサー
の運転効率の低下を招くことになる。さらに主成分がPT
FEである組成物は射出成形が不可能であつて、生産性が
悪く、当然のことながら製品コストも高くなつて好まし
くない。
最近その軽量化を図るためにスクロール部材1をアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金のような軽金属類で制作
するようになり、また常時摺接するシール部材料4には
四フツ化エチレン樹脂(PTFEと略称する)が用いられる
ようになつて来た。このPTFEは耐熱性、耐薬品性、難燃
性その他自己潤滑性、非粘着性、低摩擦係数などきわめ
て優れた性能を有する樹脂であるから、軸受等の摺動部
材料、管、バルブその他の成形品等各方面に広く利用さ
れている。しかし、このような樹脂も耐摩耗性、耐クリ
ープ性は必ずしも満足できるものではなく、これら性質
を改善するためにPTFEに充填剤を添加したとしても相手
材である金属面に傷をつけたり、長時間摺動したときに
耐摩耗性が次第に低下していく危険がある。そこでこの
ような欠点を解決するために、この発明者らは特願昭60
−254481号において新たなシール用材料、すなわちPTFE
に有機充填剤(たとえばポリフエニレンサルフアイド、
ポリイミド、芳香族系ポリエステル、芳香族系ポリアミ
ド、ポリアミド、ポリエーテルケトン等)および射出成
形可能なフツ素樹脂粉末を添加混合した組成物を開示し
たが、このようなシール部材料は耐クリープ性の改善が
認められても、高荷重下における使用に際してはかなり
の寸法変化が起こり、また冷媒中で使用されるときは膨
潤による寸法変化も起こる恐れがあり、コンプレツサー
の運転効率の低下を招くことになる。さらに主成分がPT
FEである組成物は射出成形が不可能であつて、生産性が
悪く、当然のことながら製品コストも高くなつて好まし
くない。
このように、従来の技術においては、耐熱性、耐薬品
性、難燃性、潤滑性、耐摩耗性、寸法安定性、耐クリー
プ性などにすぐれ、しかも射出成形が可能であるといつ
た素材からなるシール部材料は得られなかつたという問
題点があつた。
性、難燃性、潤滑性、耐摩耗性、寸法安定性、耐クリー
プ性などにすぐれ、しかも射出成形が可能であるといつ
た素材からなるシール部材料は得られなかつたという問
題点があつた。
上記の問題点を解決するために、この発明は芳香族ポリ
エーテルケトン樹脂にフルオロカーボン重合体、炭素繊
維および金属粉末を添加してスクロール型コンプレツサ
ー用シール部材料とする手段を採用したものである。以
下その詳細を述べる。
エーテルケトン樹脂にフルオロカーボン重合体、炭素繊
維および金属粉末を添加してスクロール型コンプレツサ
ー用シール部材料とする手段を採用したものである。以
下その詳細を述べる。
まず、この発明に使用される芳香族ポリエーテルケトン
は反復単位 を単独で、または他の反復単位と一緒に含み、かつ固有
粘度が0.7〜2.6、好ましくは0.8〜1.8のものである。こ
こで他の反復単位としては、 など25重量%未満含み得るが、25重量%以上含有した重
合体では、ポリエーテルケトン本来の特性が失われるの
で好ましくない。また、固有粘度は溶液100cm3当り重合
体0.1gを含む密度1.84g/cm3の濃硫酸中の重合体溶液に
ついて測定した固有粘度であつて、測定には溶媒流出時
間が約2分の粘度計を使用した。この固有粘度は重合体
の分子量と一義的に対応する値であつて、固有粘度が0.
7よりも低いポリエーテルケトンは耐熱性が低く成形品
が得られても非常に脆く、逆に2.6を越えるものは溶融
粘度が高過ぎて加工性が悪く一般には使用できない。
は反復単位 を単独で、または他の反復単位と一緒に含み、かつ固有
粘度が0.7〜2.6、好ましくは0.8〜1.8のものである。こ
こで他の反復単位としては、 など25重量%未満含み得るが、25重量%以上含有した重
合体では、ポリエーテルケトン本来の特性が失われるの
で好ましくない。また、固有粘度は溶液100cm3当り重合
体0.1gを含む密度1.84g/cm3の濃硫酸中の重合体溶液に
ついて測定した固有粘度であつて、測定には溶媒流出時
間が約2分の粘度計を使用した。この固有粘度は重合体
の分子量と一義的に対応する値であつて、固有粘度が0.
7よりも低いポリエーテルケトンは耐熱性が低く成形品
が得られても非常に脆く、逆に2.6を越えるものは溶融
粘度が高過ぎて加工性が悪く一般には使用できない。
つぎに、この発明におけるフルオロカーボン重合体は、
ポリテトラフルオロエチレン、ポリテトラフルオロエチ
レン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリトリク
ロロフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン・パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体などを含む
が、特に前記のPTFEが好ましい。また、PTFEでも平均粒
径20μm未満の滑剤級の粉末が好ましく、市販されてい
るものの例としては、英国アイ・シー・アイ社のフルオ
ン(商標)L169、同L170、同L171、ダイキン工業社のル
ブロン(商標)L−2、同L−5、LD−1、米国デユポ
ン社のテフロン(商標)TLP−10、同TLP−10F−1など
を挙げることができる。
ポリテトラフルオロエチレン、ポリテトラフルオロエチ
レン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリトリク
ロロフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン・パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体などを含む
が、特に前記のPTFEが好ましい。また、PTFEでも平均粒
径20μm未満の滑剤級の粉末が好ましく、市販されてい
るものの例としては、英国アイ・シー・アイ社のフルオ
ン(商標)L169、同L170、同L171、ダイキン工業社のル
ブロン(商標)L−2、同L−5、LD−1、米国デユポ
ン社のテフロン(商標)TLP−10、同TLP−10F−1など
を挙げることができる。
さらにこの発明で使用し得る炭素繊維は、アクリロニト
リル系、ピツチ系、セルロース系等のいずれのものでも
よく、繊維長が0.1〜10mmのものが好ましいので、通常
樹脂充填剤として使用される6mm程度の長さのチヨツプ
ドフアイバー、ロービング等を用いることができる。こ
の炭素繊維は表面をたとえばエポキシ樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂等の
処理剤で処理したものを用いることが好ましいが、これ
らに限定されるものではない。このような炭素繊維とし
てはハーキユレス社製マグナマイトAS、マグナマイトHM
S、東レ社製トレカT300A、東邦レーヨン社製ベスフアイ
トHTA、ベスフアイト1000、呉羽化学工業社製クレカ
M、クレカCなどを挙げることができる。
リル系、ピツチ系、セルロース系等のいずれのものでも
よく、繊維長が0.1〜10mmのものが好ましいので、通常
樹脂充填剤として使用される6mm程度の長さのチヨツプ
ドフアイバー、ロービング等を用いることができる。こ
の炭素繊維は表面をたとえばエポキシ樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂等の
処理剤で処理したものを用いることが好ましいが、これ
らに限定されるものではない。このような炭素繊維とし
てはハーキユレス社製マグナマイトAS、マグナマイトHM
S、東レ社製トレカT300A、東邦レーヨン社製ベスフアイ
トHTA、ベスフアイト1000、呉羽化学工業社製クレカ
M、クレカCなどを挙げることができる。
また、この発明で使用される金属粉は熱伝導率が0.6〜1
2.0kcal/(m・h・℃)のもので、銅合金が望ましい
が、これに限るものではない。このような金属粉の例と
しては福田金属箔工業社製の青銅粉Bro−At−350、日本
アトマイズ加工社製の青銅粉S91−120等がある。
2.0kcal/(m・h・℃)のもので、銅合金が望ましい
が、これに限るものではない。このような金属粉の例と
しては福田金属箔工業社製の青銅粉Bro−At−350、日本
アトマイズ加工社製の青銅粉S91−120等がある。
以上の芳香族ポリエーテルケトン、フルオロカーボン重
合体、炭素繊維および金属粉を配合するにあたつては、
芳香族ポリエーテルケトン20〜80重量%、フルオロカー
ボン重合体5〜25重量%、炭素繊維5〜15重量%、金属
粉10〜40重量%とすることが望ましい。なぜならば、フ
ルオロカーボン重合体、炭素繊維および金属粉の合計量
が樹脂組成物の80重量%を越え、芳香族ポリエーテルケ
トンの量が20重量%未満の少量のときは、樹脂組成物の
流動性が失われ、たとえ射出成形によつて成形品が得ら
れてもその機械的強度は非常に低く脆いものとなり、炭
素繊維は5重量%未満の少量では機械的強度が不充分で
ある反面、逆に15重量%を越える多量では軟質の相手材
を損耗して良好なシール特性が得られず、金属粉におい
ては熱伝導率が0.6kcal/(m・h・℃)よりも小さい値
であるときおよび配合量が10重量%未満の少量のときは
組成物自体の熱伝導性向上が望めず摺動面における放熱
効果が得られないため限界PV値の向上は期待できず、逆
に40重量%を越える多量では摩擦係数が大きく、またフ
ルオロカーボン重合体が5重量%未満の少量では潤滑性
が不充分であり、逆に25重量%を越える多量では分散
性、相容性が低下して均質な組成物が得難いなど多くの
問題が生じるからである。
合体、炭素繊維および金属粉を配合するにあたつては、
芳香族ポリエーテルケトン20〜80重量%、フルオロカー
ボン重合体5〜25重量%、炭素繊維5〜15重量%、金属
粉10〜40重量%とすることが望ましい。なぜならば、フ
ルオロカーボン重合体、炭素繊維および金属粉の合計量
が樹脂組成物の80重量%を越え、芳香族ポリエーテルケ
トンの量が20重量%未満の少量のときは、樹脂組成物の
流動性が失われ、たとえ射出成形によつて成形品が得ら
れてもその機械的強度は非常に低く脆いものとなり、炭
素繊維は5重量%未満の少量では機械的強度が不充分で
ある反面、逆に15重量%を越える多量では軟質の相手材
を損耗して良好なシール特性が得られず、金属粉におい
ては熱伝導率が0.6kcal/(m・h・℃)よりも小さい値
であるときおよび配合量が10重量%未満の少量のときは
組成物自体の熱伝導性向上が望めず摺動面における放熱
効果が得られないため限界PV値の向上は期待できず、逆
に40重量%を越える多量では摩擦係数が大きく、またフ
ルオロカーボン重合体が5重量%未満の少量では潤滑性
が不充分であり、逆に25重量%を越える多量では分散
性、相容性が低下して均質な組成物が得難いなど多くの
問題が生じるからである。
これら諸原材料の配合、加熱、溶融、混合などの諸操作
は熱ローラ、バンバリーミキサ、ブラベンダ、押出機な
どを利用し、通常340〜400℃、好ましくは350〜380℃で
均質な混合物が得られるまで継続して実施すればよい
が、諸原材料を乳鉢、ヘンシエルミキサー、ボールミ
ル、リボンブレンダーなどで予め混合した後に溶融混合
機、射出成形機、押出成形機等を用い300〜400℃、好ま
しくは320〜380℃の温度のもとにペレツト状、線状、棒
状、板状、シート状、その他任意の形状を適宜成形すれ
ばよい。
は熱ローラ、バンバリーミキサ、ブラベンダ、押出機な
どを利用し、通常340〜400℃、好ましくは350〜380℃で
均質な混合物が得られるまで継続して実施すればよい
が、諸原材料を乳鉢、ヘンシエルミキサー、ボールミ
ル、リボンブレンダーなどで予め混合した後に溶融混合
機、射出成形機、押出成形機等を用い300〜400℃、好ま
しくは320〜380℃の温度のもとにペレツト状、線状、棒
状、板状、シート状、その他任意の形状を適宜成形すれ
ばよい。
実施例および比較例に使用した原材料を一括して示すと
つぎのとおりである。すなわち 芳香族ポリエーテルケトン樹脂(英国アイ・シー・ア
イ社製:Udel−PEEK150P)〔PEEKと略称する〕、 フルオロカーボン重合体(ダイキン工業社製:ルブロ
ンL−5)〔PTFE〕、 炭素繊維(呉羽化学社製:クレハM207S)、 青銅粉末(福田金属箔粉社製:AT−350メツシユ) である。
つぎのとおりである。すなわち 芳香族ポリエーテルケトン樹脂(英国アイ・シー・ア
イ社製:Udel−PEEK150P)〔PEEKと略称する〕、 フルオロカーボン重合体(ダイキン工業社製:ルブロ
ンL−5)〔PTFE〕、 炭素繊維(呉羽化学社製:クレハM207S)、 青銅粉末(福田金属箔粉社製:AT−350メツシユ) である。
実施例1〜5: 上記の諸原材料〜を第1表に示す割合で配合し、ヘ
ンシエルミキサーで充分混合した後、二軸溶融押出機
(池貝鉄工社製:PCM−30型)に供給し、温度365℃、ス
クリユー回転数150rpm、径2mm孔7個のストランドダイ
から押出してペレツト状に造粒した。このペレツトをバ
レル温度310〜370℃、金属温度200℃、射出圧力1500kg/
cm2の射出成形機にかけて所定の試験片を作製し、得ら
れた試験片の曲げ強度kg/cm2はASTM−D790に、またアイ
ゾツト衝撃強度kg・cm/cmはASTM−D256に基づき、また
摩擦係数は鈴木・松原式摩擦摩耗試験機を用い内径17m
m、外径21mm、長さ10mmの摩耗リング試片の圧力10kg/cm
2、速度毎分10mの条件下における値を、さらに限界PV値
kg/cm2・ m/分は前記鈴木・松原式摩擦摩耗試験機および同寸法の
摩耗リング試片を用い速度Vを毎分308mに一定とし、ス
ニソ4GSオイル中において圧力PをPVが5000、6000、700
0……kg/cm2・m/分と5分間に1000ずつ増加するように
上昇させながら、試片が溶融を伴つた異常摩耗を起こし
始めるか、または摩耗係数が急激に不安定となるときの
PV値を、そして実機耐熱性は第1図に示すシール部材料
4を成形し、回転数毎分5500回転、雰囲気フレオンガス
5容量%+オイル95容量%、温度300℃以上、運転時間1
0時間の条件下の試験中にシール部材料4が溶融を伴つ
た異常摩耗を起こすか摩擦係数が急激に不安定になつた
時間をもつてそれぞれ評価した。また、射出成形性は東
洋精機製ラボプラストミルを用い、スクリユー回転数毎
分50回転、シリンダー温度380℃としたときのトルク値
m・kgが300〜350のとき◎印、350〜400のとき○印、40
0〜450のとき△印、450を越えるとき×印として四段階
に評価した。得られた各測定値を第2表にまとめた。
ンシエルミキサーで充分混合した後、二軸溶融押出機
(池貝鉄工社製:PCM−30型)に供給し、温度365℃、ス
クリユー回転数150rpm、径2mm孔7個のストランドダイ
から押出してペレツト状に造粒した。このペレツトをバ
レル温度310〜370℃、金属温度200℃、射出圧力1500kg/
cm2の射出成形機にかけて所定の試験片を作製し、得ら
れた試験片の曲げ強度kg/cm2はASTM−D790に、またアイ
ゾツト衝撃強度kg・cm/cmはASTM−D256に基づき、また
摩擦係数は鈴木・松原式摩擦摩耗試験機を用い内径17m
m、外径21mm、長さ10mmの摩耗リング試片の圧力10kg/cm
2、速度毎分10mの条件下における値を、さらに限界PV値
kg/cm2・ m/分は前記鈴木・松原式摩擦摩耗試験機および同寸法の
摩耗リング試片を用い速度Vを毎分308mに一定とし、ス
ニソ4GSオイル中において圧力PをPVが5000、6000、700
0……kg/cm2・m/分と5分間に1000ずつ増加するように
上昇させながら、試片が溶融を伴つた異常摩耗を起こし
始めるか、または摩耗係数が急激に不安定となるときの
PV値を、そして実機耐熱性は第1図に示すシール部材料
4を成形し、回転数毎分5500回転、雰囲気フレオンガス
5容量%+オイル95容量%、温度300℃以上、運転時間1
0時間の条件下の試験中にシール部材料4が溶融を伴つ
た異常摩耗を起こすか摩擦係数が急激に不安定になつた
時間をもつてそれぞれ評価した。また、射出成形性は東
洋精機製ラボプラストミルを用い、スクリユー回転数毎
分50回転、シリンダー温度380℃としたときのトルク値
m・kgが300〜350のとき◎印、350〜400のとき○印、40
0〜450のとき△印、450を越えるとき×印として四段階
に評価した。得られた各測定値を第2表にまとめた。
比較例1〜5 前記諸原材料〜を第3表に示す割合で配合した以外
は実施例1〜5と全く同様の操作を行な つて試験片を作製しその曲げ強度、アイゾツト衝撃強
度、摩擦係数、限界PV値、実機耐久性、射出成形性を測
定した。得られた結果は第4表にまとめた。
は実施例1〜5と全く同様の操作を行な つて試験片を作製しその曲げ強度、アイゾツト衝撃強
度、摩擦係数、限界PV値、実機耐久性、射出成形性を測
定した。得られた結果は第4表にまとめた。
ここで、実施例1〜5と比較例1〜5とを比べると、実
施例1〜5の配合比についてはすべて望ましいと思われ
る範囲内にあるため機械的特性、潤滑特性、限界PV値、
実機耐久試験、射出成形性のすべての面において優れて
いる。しかし比較例1〜5については、芳香族ポリエー
テルケトン、フルオロカーボン重合体、炭素繊維、金属
粉の配合比が一つでも望ましい範囲からはずれることに
よつて実施例で述べた諸特性をすべて満足することは不
可能である。たとえば、比較例1において青銅粉が40重
量%を越える多量の時は、摩擦係数が高く、機械的強度
が低く、射出成形性も非常に悪い。比較例2、4、5の
場合はいずれも限界PV値が低く、実機耐久性の面でかな
り劣る。比較例3は、摩擦係数が高く、限界PV値および
実機耐久性の面でも劣つている。
施例1〜5の配合比についてはすべて望ましいと思われ
る範囲内にあるため機械的特性、潤滑特性、限界PV値、
実機耐久試験、射出成形性のすべての面において優れて
いる。しかし比較例1〜5については、芳香族ポリエー
テルケトン、フルオロカーボン重合体、炭素繊維、金属
粉の配合比が一つでも望ましい範囲からはずれることに
よつて実施例で述べた諸特性をすべて満足することは不
可能である。たとえば、比較例1において青銅粉が40重
量%を越える多量の時は、摩擦係数が高く、機械的強度
が低く、射出成形性も非常に悪い。比較例2、4、5の
場合はいずれも限界PV値が低く、実機耐久性の面でかな
り劣る。比較例3は、摩擦係数が高く、限界PV値および
実機耐久性の面でも劣つている。
以上のことから明らかなように、この発明のシール部材
料は高速、高荷重下における摺動特性は限界PV値を著し
く改善するものであり、また射出成形が可能であるから
圧縮成形よりも量産化は遥かに容易であつて、成形品の
価格低減に大いに貢献することになる。したがつて、こ
の発明の意義はきわめて大きいということができる。
料は高速、高荷重下における摺動特性は限界PV値を著し
く改善するものであり、また射出成形が可能であるから
圧縮成形よりも量産化は遥かに容易であつて、成形品の
価格低減に大いに貢献することになる。したがつて、こ
の発明の意義はきわめて大きいということができる。
第1図はスクロール部材の斜視図、第2図は第1図の要
部断面図、第3図はスクロール部材をかみ合わせたコン
プレツサーの内部構造を例示する断面図である。 1,1′…スクロール部材、2…うず巻壁、3…溝、4…
シール部材料
部断面図、第3図はスクロール部材をかみ合わせたコン
プレツサーの内部構造を例示する断面図である。 1,1′…スクロール部材、2…うず巻壁、3…溝、4…
シール部材料
Claims (1)
- 【請求項1】芳香族ポリエーテルケトン樹脂20〜80重量
%にフルオロカーボン重合体5〜25重量%、炭素繊維5
〜15重量%および金属粉末10〜40重量%を添加したこと
を特徴とするスクロール型コンプレツサー用シール部材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30506486A JPH0769015B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | スクロ−ル型コンプレツサ−用シ−ル部材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30506486A JPH0769015B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | スクロ−ル型コンプレツサ−用シ−ル部材料 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63158362A JPS63158362A (ja) | 1988-07-01 |
| JPH0769015B2 true JPH0769015B2 (ja) | 1995-07-26 |
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ID=17940682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30506486A Expired - Fee Related JPH0769015B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | スクロ−ル型コンプレツサ−用シ−ル部材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH0769015B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1986
- 1986-12-18 JP JP30506486A patent/JPH0769015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8262377B2 (en) * | 2007-04-04 | 2012-09-11 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Injection molded scroll form |
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