JPH0769132A - 車両用音声報知装置 - Google Patents
車両用音声報知装置Info
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Abstract
境音の全部または一部を車内に取り入れ、聴覚によって
ドライバーの注意を喚起させて、衝突事故を的確に防止
する音声報知装置を提供する。 【構成】 車両の停止を検知する検知装置と、車両周囲
の環境音を収集する集音装置と、該集音装置で収集され
た環境音を車両停止時に出力する出力装置とを備える。
車両用音声報知装置は、集音された環境音から人声や車
両騒音を弁別して歩行者等や他車両の存在又は接近を認
識する音声認識装置を更に備え、出力装置は該音声認識
装置の認識結果に応じた信号を出力する。また、車外の
人体から放出される赤外線エネルギー量を検出する赤外
線検出装置と、人体の存在又は接近を検知する人体検知
手段を更に付加することができる。
Description
両の存在ないし接近を音声情報として伝達報知して交差
点等での衝突や接触事故を未然に防止する、車両用音声
報知装置に係るものである。
のみに合成音声で運転者に警告する車両用衝突防止装置
は、特開昭56−128242号公報等に既に開示され
ている。しかし、切迫した危険状態の場合だけでなく、
情報が不足勝ちである交差点に進入する場合にも、周辺
情報が運転者に常時提供される必要がある。
差点を通過したり右左折するとき、交差点に進入して来
る他の車両に気づかずに衝突したり、接触しそうになる
ことは、日常的に多発している。自動車事故のうち、出
合い頭の衝突は、ブレーキ性能の向上やコーナーミラー
等の道路環境の整備努力にも拘らず、減少の傾向にはな
い。
のが良いが、最近の車両は室内が密閉化され、遮音性が
一段と向上しているため、他車両の存在や接近を直接の
音声情報として聴覚で確認することは益々困難な状況に
なっている。冷暖房中や雨天時等に窓を閉め切っていた
り、カーステレオやラジオ等を聞いていたり、騒音の多
い市街地を走行している時等には、この傾向はさらに助
長される。
運転者が車内から周囲状況を確認する手段としては、運
転者自身の視覚に頼らざるを得ないことになる。しかし
ながら、目視確認の方法では、死角部分が不可避的に生
じるので、出会い頭の衝突や接触事故の危険性は依然と
して解消されていない。交差点以外の道路の任意の箇所
においても、運転者は安全確保のために車両停止や発進
時あるいはドアの開閉時には、歩行者や他車両の存在や
接近を予め把握して置きたい。
的は、車両停止時に車両の周囲情報を車内に取り入れ、
歩行者や他車両の存在を聴覚で認識させることによって
ドライバーの注意を積極的に喚起させ、衝突や接触事故
を的確に防止する、車両用音声報知装置を提供すること
である。
符号を用いて説明すると、本発明の車両用音声報知装置
は、車両1の停止を検知する検知装置9と、車両1の周
囲の環境音を収集する集音装置3と、該集音装置3で収
集された環境音を車両停止時に出力する出力装置6とを
備える。
停止を検知する検知装置9と、車両1の周囲の環境音を
収集する集音装置3と、該集音装置3が集音した環境音
から歩行者等の人声や他車両の車両騒音を弁別して歩行
者等や他車両の存在または接近を認識する音声認識装置
10と、該音声認識装置10の認識結果に応じた出力信
号を車両停止時に出力する出力装置6とを備える。
知装置は車外の人体16が放出する赤外線エネルギー量
を検出する赤外線検出装置4を備え、該赤外線検出装置
4により人体16の存在または接近を検知する人体検知
手段15を備える。
図1に示したように交差点に接近して来た車両1は、交
差点に進入する前に運転者の判断によって停止する。こ
の車両停止は検知装置9によって検出される。車両停止
の検知信号を受けて集音装置3と出力装置6をオンす
る。歩行者16や自転車搭乗者の人声と、他車両2(大
小の四輪自動車や二輪車等)の車両騒音(主としてエン
ジン音や排気音)及びその他の街頭騒音を含めた車両1
の周囲の環境音は、集音装置3によって収集され、電気
信号として変換して検出される。
送られ、環境音の全部がそのまま若しくは拡声して運転
者に伝達される。この環境音に含まれる人声や車両騒音
によって歩行者16や他車両2の存在または接近を認識
した運転者は、危険回避のために必要な運転操作(作為
または不作為)を自らの判断で選択し、衝突や接触事故
を未然に防止する。
装置では、集音装置3によって収集された周囲の環境音
から、歩行者等の人声と他車両の車両騒音が弁別抽出さ
れる。音声認識装置10の出力信号はブザー等の警告音
声、定型化された案内音声や指示音声として編集された
後、あるいは人声または車両騒音そのままの形で出力装
置6より運転者に報知される。この音声情報によって歩
行者等や他車両2の存在または接近を認識した運転者
は、危険回避のために必要な運転操作(作為または不作
為)を選択し、事故を未然に防止する。
置を搭載した車両1それ自体の車両騒音も集音装置3に
よって拾い上げられるが、自車両の騒音は周波数や音圧
等が当初から判明しているので、適当なフィルターで予
め除去されたり、信号処理の段階で他の環境音から弁別
処理等される。
は、歩行者や自転車搭乗者といった人体を認識できる率
はかなり低下する。これは、歩行者等が発生する音声自
体の音量がそれ以外の環境音に比べて微小であるために
S/N比が小さくなり過ぎること、発する音の要素が多
岐に渡ること、および偶発的な要素が多過ぎることによ
る。
音声報知装置では、赤外線検出装置4の電気信号を人体
検知手段15で信号処理し、人体16の存在や接近を検
出して、音声または音に変換する。この音声または音が
出力装置6より運転者に報知されるので、運転者は歩行
者等の存在や接近も認識できる。
車両と歩行者等が存在している一般市街地では赤外線検
出装置4と音声認識装置10が併用され、音声認識装置
10では拾い切れない歩行者等が検知される。他方、歩
行者等が本来的にいない高速道路や有料道路では、もっ
ぱら音声認識装置10が使用される。
を有するマイクロフォンが集音装置3として使用され、
集音装置3は車両1の少なくとも前方左右に設置され
る。ナビゲーション装置13の一要素を構成する車速度
センサー17は、車両停止を検知する検知装置9として
も兼用される。図2において、検知装置9から車両停止
の検知信号を受けたシステムコントローラ8は、集音装
置3の入力アンプ5と出力装置6の出力アンプ7をオン
させる。
検知信号を受けたシステムコントローラ12は、集音装
置3の入力アンプ5と、音声認識装置10と、出力装置
6の出力アンプ7、出力装置6の前段にある音声情報変
換装置11をオンさせる。
13からの現在地情報と地図情報から運転者は自分の車
両1が交差点に接近していることを知る。そして、車両
1が交差点の手前で停止したとき、もしくは停止する手
前で、ナビゲーション装置13の車速度センサー17か
ら車両停止の検知信号を受けたシステムコントローラ1
4は、集音装置3の入力アンプ5と音声認識装置10及
び出力装置6の出力アンプ7と音声情報変換装置11を
オンさせる。音声認識装置10の記憶部には予め自動車
や二輪車のエンジン音や排気音等といった車両騒音と人
声を表している認識用の波形データ(辞書データ)が登
録してある。
境音の電気信号は、図6と図7に示したように音声認識
装置10の弁別部で前記登録データと対比され、人声と
車両騒音だけが抽出される。この抽出された車両騒音に
ついて音圧レベルから車両の距離計算がシミュレーショ
ンのもとに行われ、また、一定の時間差をおいてサンプ
リングされた車両騒音の音圧レベルと比較することによ
って、歩行者等や他車両2が接近して来るのか遠ざかっ
て行くのかが判定される。歩行者16や他車両2が接近
して来る場合には、システムコントローラ14は音声情
報変換装置11で得られた所定の音声情報を、スピーカ
ーで構成される出力装置6によって運転者に報知し、運
転者の注意を喚起したり、具体的な運転指示を与える。
を示すものであり、このシステムは以下に説明する前処
理部と音響分析部と認識処理部とで構成されている。 前処理部: 認識に先立つ準備のための処理を行う。音
声区間はこのシステムの場合、検知対象となる交差点手
前から通過するまでの間に当たる。プリエンファシスと
は音声の強調(例えばゲインコントロール)処理のこと
であり、周囲の環境音が小さい(静かな)場合、集音装
置の入力感度を上げるといったことを行う。雑音除去と
は、対象としている音声の周波数帯域(自動車と二輪車
および人の声)以外を信号処理(フィルタ)でカットす
るものである。また、この前処理部では音圧レベルのサ
ンプリングも行う。 音響分析部:入力音声の音響的な特性の変化の様子を特
徴パラメタとして抽出する。例えば一般的な方法として
は、帯域フィルタ群を用いたスペクトル分析である。こ
のシステムの場合は音圧の特徴をも抽出する。 認識処理部:あらかじめ記憶しておいた標準パターンと
音響分析の結果得られたパターンとの類似度を調べて判
定を行う。このシステムの場合、通常の音声認識のよう
に音声区間が一定することはないが、一方のパターンの
時間軸を一定の割合で伸縮させてから順に対応づけを行
っていけば、類似パターンを見極めることができる。ま
た、サンプリングによって時間ごとに音圧差を検出す
る。
5のシステム構成の一例を示すものであり、このシステ
ムは光学系と信号系とで構成されている。この赤外線検
出装置4は遠赤外線センサーであり、絶対温度で零度
(−273.15℃)以上の物体が放出しているエネル
ギーを無接触で探知するものである。ちなみに、人体が
放射する遠赤外線エネルギーは6〜15μm帯にあり、
9〜10μmにピークを持つ。このシステムの動作原理
は次の通りである。
光し、検知素子に入光させる。人体が検知エリアに入っ
てくると、検知素子に入る遠赤外線エネルギー量は、人
体が放射する量と道路が放射する量の差だけ変動する。
この変動を電気信号に変換した後増幅して信号処理を行
い、人体を検出する。即ち、検知エリア内で遠赤外線エ
ネルギー量が特定のパターンで変動したかどうかを解析
して、人体認識するものである。温度の絶対値を検出す
るのではなく、数秒間の変動のみを検知するため、道路
上のゆるやかな温度変化には反応しにくく、誤認識を起
こしにくい。
行者や自転車搭乗者といった人体認識だけでなく、車両
騒音が極めて低音であるため音声認識では検知困難な車
両に対しても適用することができる。
3と組み合わせた車両用音声報知装置は、ナビゲーショ
ン装置13からの現在地情報と地図情報及び速度情報に
基づいて動作を開始・終了するものであり、ナビゲーシ
ョン装置13で経路探索中、右左折する交差点もしくは
危険と思われる交差点等に接近した際、周辺情報を音声
情報として伝達させて積極的に運転者の注意を促すもの
であり、これによってナビゲーションシステムの有用性
を増大させる。
置では、検知装置9で検知された車両1の停止時に、車
両1の周囲の環境音を集音装置3によって収集し、集音
装置3の検出信号を出力装置6によって運転者に報知す
るので、視覚情報が不足する交差点等においても、運転
者は車内に取り込まれた環境音の中から人声や車両騒音
を認識し、危険回避のために必要な判断と操作を的確に
行うことによって、衝突や接触事故を未然に防止するこ
とができる。
声報知装置では、集音装置3が集音した環境音から歩行
者等の人声や他車両の車両騒音を弁別して歩行者等や他
車両の存在又は接近を認識し、該音声認識装置10の認
識結果に応じた出力信号を車両停止時に出力装置6より
出力するので、運転者は安全確保に必要な運転操作をよ
り迅速かつ確実に行うことができ、事故の防止効果が一
段と向上する。
検出する赤外線検出装置4を付加した車両用音声報知装
置によれば、音声認識装置10では検知困難な歩行者等
の存在や接近も的確に検知できるので、運転者に安全運
転の確保に必要な周辺情報を漏れなく伝達することがで
き、事故防止上の効果は更に高くなる。
限り動作するものであり、それ以外のときには車外の環
境音は車内に報知されないため、車内は所要の静穏状態
に保持される。
の平面図である。
概要図である。
成概要図である。
す構成概要図である。
ントローラの動作フロー図である。
置の動作フロー図である。
認識装置のシステム構成の一例を示す。
線検出装置のシステム構成の一例を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の停止を検知する検知装置と、車両
周囲の環境音を収集する集音装置と、該集音装置で収集
された環境音を車両停止時に出力する出力装置とを備え
た車両用音声報知装置。 - 【請求項2】 車両の停止を検知する検知装置と、車両
周囲の環境音を収集する集音装置と、該集音装置が集音
した環境音から歩行者等の人声や他車両の車両騒音を弁
別して歩行者等や他車両の存在又は接近を認識する音声
認識装置と、該音声認識装置の認識結果に応じた出力信
号を車両停止時に出力する出力装置とを備えた車両用音
声放置装置。 - 【請求項3】 車外の人体から放出される赤外線エネル
ギー量を検出する赤外線検出装置を備え、該赤外線検出
装置により人体の存在又は接近を検知する人体検知手段
を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両用音声報
知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23911893A JP3550620B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 車両用音声報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23911893A JP3550620B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 車両用音声報知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0769132A true JPH0769132A (ja) | 1995-03-14 |
| JP3550620B2 JP3550620B2 (ja) | 2004-08-04 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP (1) | JP3550620B2 (ja) |
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1993
- 1993-08-31 JP JP23911893A patent/JP3550620B2/ja not_active Expired - Fee Related
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