JPH076917Y2 - ゴルフクラブのアイアンヘッド - Google Patents
ゴルフクラブのアイアンヘッドInfo
- Publication number
- JPH076917Y2 JPH076917Y2 JP1986158781U JP15878186U JPH076917Y2 JP H076917 Y2 JPH076917 Y2 JP H076917Y2 JP 1986158781 U JP1986158781 U JP 1986158781U JP 15878186 U JP15878186 U JP 15878186U JP H076917 Y2 JPH076917 Y2 JP H076917Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating layer
- iron head
- head
- plating
- chrome plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Golf Clubs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はゴルフクラブのアイアンヘッドに関する。
(従来の技術) ゴルフクラブのアイアンヘッドの表面はメッキ仕上げが
なされているのが一般的である。このメッキ仕上げ法と
して従来採用されてきたのは、ヘッドの素材に直接ク
ロムメッキを施す直クロム法、銅メッキの上にニッケ
ルメッキを施し、さらにその上からクロムメッキを施す
方法、ニッケルメッキ上にさらにニッケルメッキを施
しその上にクロムメッキを施す方法、ニッケルメッキ
上にクロムメッキを施す方法等である。この場合、素地
表面を予め鏡面仕上げしてメッキを行なう方法と、素地
表面に傷を入れるサテン仕上げを施してからメッキを
し、このメッキ上から再度サテン仕上げを行なう方法が
ある。また、ヘッド表面を無光沢にする方法としては、
ヘッドを硫化カリウム等に浸漬して表面を酸化し、バレ
ル研磨等によって仕上げる方法がある。
なされているのが一般的である。このメッキ仕上げ法と
して従来採用されてきたのは、ヘッドの素材に直接ク
ロムメッキを施す直クロム法、銅メッキの上にニッケ
ルメッキを施し、さらにその上からクロムメッキを施す
方法、ニッケルメッキ上にさらにニッケルメッキを施
しその上にクロムメッキを施す方法、ニッケルメッキ
上にクロムメッキを施す方法等である。この場合、素地
表面を予め鏡面仕上げしてメッキを行なう方法と、素地
表面に傷を入れるサテン仕上げを施してからメッキを
し、このメッキ上から再度サテン仕上げを行なう方法が
ある。また、ヘッド表面を無光沢にする方法としては、
ヘッドを硫化カリウム等に浸漬して表面を酸化し、バレ
ル研磨等によって仕上げる方法がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のアイアンヘッドは、表面に光沢があって光を
反射しやすいので、競技中に太陽光線を反射して眩しい
ことがあったり、芝生がヘッドに写ってアドレスに支障
をきたすことがあるという問題点があった。一般に知ら
れているとおり、ゴルフ競技は心理的な影響を受けやす
いので、競技中にこのようなことが起こると違和感を覚
えミスショットを生ずる原因となる。特にパッティング
では、ボールの転がり方向が0.5度ずれるとカップに入
らないケースが多いが、このパッティングに際してヘッ
ドが太陽光線を反射したり、芝生がヘッドに写っている
とフェースの向きを転がそうとする方向に正確に合わせ
ることがきわめて困難となる。
反射しやすいので、競技中に太陽光線を反射して眩しい
ことがあったり、芝生がヘッドに写ってアドレスに支障
をきたすことがあるという問題点があった。一般に知ら
れているとおり、ゴルフ競技は心理的な影響を受けやす
いので、競技中にこのようなことが起こると違和感を覚
えミスショットを生ずる原因となる。特にパッティング
では、ボールの転がり方向が0.5度ずれるとカップに入
らないケースが多いが、このパッティングに際してヘッ
ドが太陽光線を反射したり、芝生がヘッドに写っている
とフェースの向きを転がそうとする方向に正確に合わせ
ることがきわめて困難となる。
一方、上記従来の方法でクラブヘッド表面を酸化させて
無光沢としても、得られた酸化表面層が傷や摩耗に対し
て非常に弱いので、使用しているうちに光沢がでてくる
という問題点があり、しかもこのようにして得られるヘ
ッドは品質的にも好ましいものではなかった。
無光沢としても、得られた酸化表面層が傷や摩耗に対し
て非常に弱いので、使用しているうちに光沢がでてくる
という問題点があり、しかもこのようにして得られるヘ
ッドは品質的にも好ましいものではなかった。
さらに、メッキされたヘッドにサテン仕上げを行ない、
鏡面状の外観を若干艶消しにすることが行なわれている
が、このものは全体的に銀白色であり、光線の反射が強
かった。
鏡面状の外観を若干艶消しにすることが行なわれている
が、このものは全体的に銀白色であり、光線の反射が強
かった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案は次のような構成を
採用した。
採用した。
すなわち、本考案にかかれるアイアンヘッドは、アイア
ンヘッドの素地表面上に、又は該素地表面上に下地とな
るメッキ層を形成したその上に、黒色クロムメッキ層を
形成し、該黒色クロムメッキ層の上にバレル研磨もしく
はサテン仕上げを施したことを特徴としている。
ンヘッドの素地表面上に、又は該素地表面上に下地とな
るメッキ層を形成したその上に、黒色クロムメッキ層を
形成し、該黒色クロムメッキ層の上にバレル研磨もしく
はサテン仕上げを施したことを特徴としている。
(作用) 無光沢の黒ずんだ表面が得られるため、光が反射した
り、芝生が写ったりすることがない。
り、芝生が写ったりすることがない。
(実施例) 以下、図面にあらわされた実施例について説明する。
このアイアンヘッド1は、例えば軟鋼、ステンレス鋼等
の金属素地2の表面に3層のメッキ層、すなわちニッケ
ルメッキ層3、クロムメッキ層4および黒色クロムメッ
キ層5が順に形成されており、その上からバレル研磨処
理が施されている。素地に直接黒色クロムメッキを施し
てもよいが好ましくは下地となるメッキ層を施した方が
よい。
の金属素地2の表面に3層のメッキ層、すなわちニッケ
ルメッキ層3、クロムメッキ層4および黒色クロムメッ
キ層5が順に形成されており、その上からバレル研磨処
理が施されている。素地に直接黒色クロムメッキを施し
てもよいが好ましくは下地となるメッキ層を施した方が
よい。
素地表面に形成するニッケルメッキ層3は錆止めと後続
のクロムメッキを厚くつけるためのものである。また、
クロムメッキ層4は硬度が高いため耐摩耗性を向上させ
る働きをなす。さらに、黒色クロムメッキ層5は、表面
を黒色化して無光沢化をはかるためのものである。本考
案ではこれらメッキ層の上からサテン仕上げ、バレン研
磨等の研磨処理を施すが、その目的は黒色の表面をなら
して適度な光沢の度合いを得ることにある。このように
黒色クロムメッキ層の上から研磨仕上げを行なうことに
より、若干黒色がかった無光沢の表面が得られるのであ
る。
のクロムメッキを厚くつけるためのものである。また、
クロムメッキ層4は硬度が高いため耐摩耗性を向上させ
る働きをなす。さらに、黒色クロムメッキ層5は、表面
を黒色化して無光沢化をはかるためのものである。本考
案ではこれらメッキ層の上からサテン仕上げ、バレン研
磨等の研磨処理を施すが、その目的は黒色の表面をなら
して適度な光沢の度合いを得ることにある。このように
黒色クロムメッキ層の上から研磨仕上げを行なうことに
より、若干黒色がかった無光沢の表面が得られるのであ
る。
黒色クロムメッキのヘッドもしくは他の方法によって着
色されるヘッドを無光沢にすることは可能であるが、こ
の場合はヘッド全体が同一色となってヘッドの輪郭が不
明確となり、かえって方向が合わせにくくなる。本考案
では黒色クロムメッキ層の上からバレル研磨等の研磨処
理を施すので、理想的な外観が得られるのである。
色されるヘッドを無光沢にすることは可能であるが、こ
の場合はヘッド全体が同一色となってヘッドの輪郭が不
明確となり、かえって方向が合わせにくくなる。本考案
では黒色クロムメッキ層の上からバレル研磨等の研磨処
理を施すので、理想的な外観が得られるのである。
上記ニッケルメッキ層の厚みは2〜10μm、クロムメッ
キ層の厚みは5〜15μm、黒色クロムメッキ層の厚みは
2〜5μmとするのが経済上および強度上の観点から好
ましい。また、サテン仕上げ、バレン研磨等の研磨条件
は、最も好ましい表面状態が得られるようなものとすれ
ばよい。
キ層の厚みは5〜15μm、黒色クロムメッキ層の厚みは
2〜5μmとするのが経済上および強度上の観点から好
ましい。また、サテン仕上げ、バレン研磨等の研磨条件
は、最も好ましい表面状態が得られるようなものとすれ
ばよい。
<実施例1> 軟鋼を素材とするアイアンヘッドおよびバターヘッドに
次の順序で表面仕上げを行なった。
次の順序で表面仕上げを行なった。
ニッケルメッキークロムメッキー黒色クロムメッキーバ
レル研磨仕上げ 得られた各メッキ層の厚みは、ニッケルメッキ層が4.0
〜5.0μm、クロムメッキ層が7.0〜8.0μm、黒色クロ
ムメッキ層が2.0〜3.0μmであった。
レル研磨仕上げ 得られた各メッキ層の厚みは、ニッケルメッキ層が4.0
〜5.0μm、クロムメッキ層が7.0〜8.0μm、黒色クロ
ムメッキ層が2.0〜3.0μmであった。
なお、黒色クロムメッキとクロムメッキの条件および性
質を例示すれば第1表の通りである。
質を例示すれば第1表の通りである。
以上の処理により黒味をおびた無光沢の輪郭のはっきり
したアイアンヘッドが得られた。このものは耐摩耗性に
富み、太陽光線等を反射せず、しかも芝生その他のもの
が写らないすぐれたものであった。
したアイアンヘッドが得られた。このものは耐摩耗性に
富み、太陽光線等を反射せず、しかも芝生その他のもの
が写らないすぐれたものであった。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案にかかるアイア
ンヘッドは、太陽光等が反射しないので眩しくなく、し
かも芝生等が写らないのでアドレスし易いものとなると
ともに、摩耗や打ち傷に強いものとなり、品質が大巾に
向上した。
ンヘッドは、太陽光等が反射しないので眩しくなく、し
かも芝生等が写らないのでアドレスし易いものとなると
ともに、摩耗や打ち傷に強いものとなり、品質が大巾に
向上した。
第1図はアイアンヘッドの外観図、第2図はその表面構
造をあらわす模式図である。図はいずれも1実施例をあ
らわす。 1…アイアンヘッド、2…金属素地 3…ニッケルメッキ層、4…クロムメッキ層 5…黒色クロムメッキ層
造をあらわす模式図である。図はいずれも1実施例をあ
らわす。 1…アイアンヘッド、2…金属素地 3…ニッケルメッキ層、4…クロムメッキ層 5…黒色クロムメッキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−173570(JP,A) 特開 昭60−83678(JP,A) 特開 昭60−2267(JP,A) 実開 昭54−138773(JP,U) 「新版表面処理ハンドブック」、田島栄 編、昭44.8.30、産業図書(株)、P. 196
Claims (1)
- 【請求項1】アイアンヘッドの素地表面上に、又は該素
地表面上に下地となるメッキ層を形成したその上に、黒
色クロムメッキ層を形成し、該黒色クロムメッキ層の上
にバレル研磨もしくはサテン仕上げを施したことを特徴
とするゴルフクラブのアイアンヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986158781U JPH076917Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | ゴルフクラブのアイアンヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986158781U JPH076917Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | ゴルフクラブのアイアンヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6365469U JPS6365469U (ja) | 1988-04-30 |
| JPH076917Y2 true JPH076917Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31082590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986158781U Expired - Lifetime JPH076917Y2 (ja) | 1986-10-15 | 1986-10-15 | ゴルフクラブのアイアンヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076917Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3352001B2 (ja) * | 1997-09-24 | 2002-12-03 | 住友ゴム工業株式会社 | アイアンクラブセット |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54138773U (ja) * | 1978-03-18 | 1979-09-26 | ||
| JPS58173570A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-12 | 株式会社北陸セラミツク | ゴルフクラブヘツド |
| JPS6083678A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-11 | 美津濃株式会社 | ゴルフクラブのアイアンヘツド及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-10-15 JP JP1986158781U patent/JPH076917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 「新版表面処理ハンドブック」、田島栄編、昭44.8.30、産業図書(株)、P.196 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6365469U (ja) | 1988-04-30 |
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