JPH076923A - 油入電気機器 - Google Patents
油入電気機器Info
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- JPH076923A JPH076923A JP14323693A JP14323693A JPH076923A JP H076923 A JPH076923 A JP H076923A JP 14323693 A JP14323693 A JP 14323693A JP 14323693 A JP14323693 A JP 14323693A JP H076923 A JPH076923 A JP H076923A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】温度変化に伴う絶縁油の体積変化を補償するた
めにタンク内に収容する伸縮容器としてゴム製の容器を
用いて、しかも絶縁油の体積変化を適確に監視し得るよ
うにする。 【構成】変圧器本体2を収納したタンク1内の上部に油
量調整用容器10を配置する。油量調整用容器10とし
ては、ゴム製の袋体11に補強枠12A〜12Cと底板
13とを取り付けて提灯と同様の構造にしたものを用
い、絶縁油の体積変化に伴って油量調整用容器10を実
質的に上下方向にのみ伸縮させるようにする。油量調整
用容器10の底面部の上下動を検出することにより絶縁
油の体積変化を監視する油量監視装置22を設ける。
めにタンク内に収容する伸縮容器としてゴム製の容器を
用いて、しかも絶縁油の体積変化を適確に監視し得るよ
うにする。 【構成】変圧器本体2を収納したタンク1内の上部に油
量調整用容器10を配置する。油量調整用容器10とし
ては、ゴム製の袋体11に補強枠12A〜12Cと底板
13とを取り付けて提灯と同様の構造にしたものを用
い、絶縁油の体積変化に伴って油量調整用容器10を実
質的に上下方向にのみ伸縮させるようにする。油量調整
用容器10の底面部の上下動を検出することにより絶縁
油の体積変化を監視する油量監視装置22を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無圧密封方式の油入電
気機器に関するものである。
気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁油の劣化を防止するために無圧密封
方式を採用した油入電気機器、例えば油入変圧器におい
ては、油膨脹室(コンサベータ)を設けて温度変化に伴
う絶縁油の体積変化を吸収するようにしている。
方式を採用した油入電気機器、例えば油入変圧器におい
ては、油膨脹室(コンサベータ)を設けて温度変化に伴
う絶縁油の体積変化を吸収するようにしている。
【0003】一般に使用されている油入変圧器では、コ
ンサベータを変圧器のタンクとは別体に形成して、タン
クのカバーの上や、ラジエータの上等に設置している
が、タンクのカバー上やラジエータ上にコンサベータを
設置した場合には、変圧器全体の高さが高くなり、好ま
しくなかった。そこで最近では、絶縁油の体積の変化に
伴って膨脹・収縮して絶縁油の体積変化を吸収する油量
調節手段を変圧器本体を収納したタンクの内部に配置す
ることにより、変圧器の高さを低くすることが検討され
ている。油量調節手段をタンク内に配置する場合には、
機器の絶縁に悪影響を及ぼさないようにするために、該
油量調整手段として絶縁物により構成されたものを用い
る必要がある。油量調整手段として金属ベローズ等を用
いた場合には、電気機器本体と油量調整手段との間に絶
縁距離を確保するためにタンクの高さを高くする必要が
あるため、油量調整手段をタンク内に収容したことの実
を挙げることができない。
ンサベータを変圧器のタンクとは別体に形成して、タン
クのカバーの上や、ラジエータの上等に設置している
が、タンクのカバー上やラジエータ上にコンサベータを
設置した場合には、変圧器全体の高さが高くなり、好ま
しくなかった。そこで最近では、絶縁油の体積の変化に
伴って膨脹・収縮して絶縁油の体積変化を吸収する油量
調節手段を変圧器本体を収納したタンクの内部に配置す
ることにより、変圧器の高さを低くすることが検討され
ている。油量調節手段をタンク内に配置する場合には、
機器の絶縁に悪影響を及ぼさないようにするために、該
油量調整手段として絶縁物により構成されたものを用い
る必要がある。油量調整手段として金属ベローズ等を用
いた場合には、電気機器本体と油量調整手段との間に絶
縁距離を確保するためにタンクの高さを高くする必要が
あるため、油量調整手段をタンク内に収容したことの実
を挙げることができない。
【0004】タンクの内部に油量調節手段を配置するよ
うにした油入電気機器としては、例えば特公昭52−3
7569号に示されているように、螺旋状に巻回したゴ
ム管をタンク上部の絶縁油中に配置して該ゴム管の一端
を閉じ、他端を大気中に開放した構造の変圧器が知られ
ている。この変圧器では、絶縁油の体積の変化に伴って
ゴム管が膨脹収縮して絶縁油の体積変化を補償する。
うにした油入電気機器としては、例えば特公昭52−3
7569号に示されているように、螺旋状に巻回したゴ
ム管をタンク上部の絶縁油中に配置して該ゴム管の一端
を閉じ、他端を大気中に開放した構造の変圧器が知られ
ている。この変圧器では、絶縁油の体積の変化に伴って
ゴム管が膨脹収縮して絶縁油の体積変化を補償する。
【0005】また実公昭50−29687号に見られる
ように、タンク内上部の絶縁油中にゴム袋を配置して、
該ゴム袋の膨脹収縮により絶縁油の体積変化を補償する
ようにした変圧器も知られている。
ように、タンク内上部の絶縁油中にゴム袋を配置して、
該ゴム袋の膨脹収縮により絶縁油の体積変化を補償する
ようにした変圧器も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】無圧密封方式の油入電
気機器では、電気機器の温度が絶縁油の体積に反映され
るため、電気機器の管理を適確に行うためには、絶縁油
の体積変化を監視し得るようにしておく必要がある。そ
のため、タンクのカバーの上にコンサベータを取付けた
従来の油入電気機器では、例えば、コンサベータ内に配
置されたダイアフラムの変位を監視することにより絶縁
油の体積変化を監視するようにしている。タンクのカバ
ー上に配置されたコンサベータ内のダイアフラムに加わ
る圧力は、絶縁油の膨脹収縮に伴って下方から加えられ
る油圧だけであるため、該ダイアフラムの上面のレベル
変化はタンク内の絶縁油の体積の変化に比例している。
従ってコンサベータ内のダイアフラムの上面のレベルを
監視することにより油量を適確に監視することができ
る。
気機器では、電気機器の温度が絶縁油の体積に反映され
るため、電気機器の管理を適確に行うためには、絶縁油
の体積変化を監視し得るようにしておく必要がある。そ
のため、タンクのカバーの上にコンサベータを取付けた
従来の油入電気機器では、例えば、コンサベータ内に配
置されたダイアフラムの変位を監視することにより絶縁
油の体積変化を監視するようにしている。タンクのカバ
ー上に配置されたコンサベータ内のダイアフラムに加わ
る圧力は、絶縁油の膨脹収縮に伴って下方から加えられ
る油圧だけであるため、該ダイアフラムの上面のレベル
変化はタンク内の絶縁油の体積の変化に比例している。
従ってコンサベータ内のダイアフラムの上面のレベルを
監視することにより油量を適確に監視することができ
る。
【0007】ところが、タンク内の油中に螺旋状に巻回
されたゴム管やゴム袋を配置した場合には、該ゴム管や
ゴム袋が油圧(絶縁油の静圧)によって不規則に変形
し、油量を監視するためにゴム管またはゴム袋のいずれ
の箇所の変形を監視すればよいのか分からなくなるた
め、油量の監視を適確に行うことができないという問題
があった。
されたゴム管やゴム袋を配置した場合には、該ゴム管や
ゴム袋が油圧(絶縁油の静圧)によって不規則に変形
し、油量を監視するためにゴム管またはゴム袋のいずれ
の箇所の変形を監視すればよいのか分からなくなるた
め、油量の監視を適確に行うことができないという問題
があった。
【0008】本発明の目的は、タンク内にゴム製の袋体
からなる油量調整用容器を収容して、電気機器全体の高
さを高くすることなく絶縁油の体積の変化を補償し得る
ようにするとともに、絶縁油の体積変化の監視を適確に
行うことができるようにした油入電気機器を提供するこ
とにある。
からなる油量調整用容器を収容して、電気機器全体の高
さを高くすることなく絶縁油の体積の変化を補償し得る
ようにするとともに、絶縁油の体積変化の監視を適確に
行うことができるようにした油入電気機器を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気機器本体
を収納したタンク内の上部の油中に伸縮可能な油量調整
用容器を配置して、該油量調整用容器内を呼吸器を通し
て大気に連通させた構造を有する油入電気機器に係わる
ものである。
を収納したタンク内の上部の油中に伸縮可能な油量調整
用容器を配置して、該油量調整用容器内を呼吸器を通し
て大気に連通させた構造を有する油入電気機器に係わる
ものである。
【0010】本発明においては、上記油量調整用容器
が、上面部と胴部と底面部とを有するゴム製の袋体と、
該袋体を周囲から取り囲む形状に形成されて上下方向に
間隔を開けた状態で袋体に固定された複数の補強枠とを
備えた提灯構造の容器からなり、該油量調整用容器の底
面部の上下動を検出してタンク内の絶縁油の体積の変化
を検出する油量監視装置が設けられている。
が、上面部と胴部と底面部とを有するゴム製の袋体と、
該袋体を周囲から取り囲む形状に形成されて上下方向に
間隔を開けた状態で袋体に固定された複数の補強枠とを
備えた提灯構造の容器からなり、該油量調整用容器の底
面部の上下動を検出してタンク内の絶縁油の体積の変化
を検出する油量監視装置が設けられている。
【0011】
【作用】上記のように、ゴム製の袋体に補強枠を取り付
けて提灯構造とした油量調整用容器をタンク内の上部の
油中に配置すると、該油量調整用容器は、温度変化によ
る絶縁油の体積変化に伴って、不規則な変形をすること
なく、実質的に上下方向にのみに伸縮するため、その底
面部の変位量は絶縁油の体積の変化にほぼ比例すること
になる。そのため、油量調整用容器の底面部の上下動を
検出することにより、絶縁油の体積の変化を適確に監視
することができる。
けて提灯構造とした油量調整用容器をタンク内の上部の
油中に配置すると、該油量調整用容器は、温度変化によ
る絶縁油の体積変化に伴って、不規則な変形をすること
なく、実質的に上下方向にのみに伸縮するため、その底
面部の変位量は絶縁油の体積の変化にほぼ比例すること
になる。そのため、油量調整用容器の底面部の上下動を
検出することにより、絶縁油の体積の変化を適確に監視
することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明を油入変圧器に適用した実施例
を示したもので、同図において1はタンク、2はタンク
1内に収納された変圧器本体である。変圧器本体2は、
鉄心201と、鉄心201の左右の脚部201a,20
1bに巻装された巻線202,203とを備えた公知の
もので、タンク1の底部1aに適宜の手段により位置決
め固定されている。タンク1はその上端の開口部がカバ
ー1Aにより閉じられて密封され、カバー1Aには、入
出力端子を構成する所定個数のブッシング3が取り付け
られている。各ブッシング3には、変圧器本体の巻線か
ら導出された口出線4が接続されている。変圧器タンク
1内には絶縁油5が充填されている。本発明において
は、タンク1内の上部の油中に油量調整用容器10が収
納される。油量調整用容器10は、ゴム製の袋体を補強
枠により補強して提灯構造としたもので、その具体的構
成例を図2ないし図8に示した。
を示したもので、同図において1はタンク、2はタンク
1内に収納された変圧器本体である。変圧器本体2は、
鉄心201と、鉄心201の左右の脚部201a,20
1bに巻装された巻線202,203とを備えた公知の
もので、タンク1の底部1aに適宜の手段により位置決
め固定されている。タンク1はその上端の開口部がカバ
ー1Aにより閉じられて密封され、カバー1Aには、入
出力端子を構成する所定個数のブッシング3が取り付け
られている。各ブッシング3には、変圧器本体の巻線か
ら導出された口出線4が接続されている。変圧器タンク
1内には絶縁油5が充填されている。本発明において
は、タンク1内の上部の油中に油量調整用容器10が収
納される。油量調整用容器10は、ゴム製の袋体を補強
枠により補強して提灯構造としたもので、その具体的構
成例を図2ないし図8に示した。
【0013】本実施例で用いる油量調整用容器10は、
上面部11aと胴部11bと底面部11cとを有するゴ
ム製の袋体11と、袋体11を周囲から取り囲む形状に
形成されて上下方向に間隔をあけた状態で袋体11に外
側から固定された複数の補強枠12A,12B,12C
と、袋体の底面部に沿わせた状態で取り付けられた底板
13とからなっている。
上面部11aと胴部11bと底面部11cとを有するゴ
ム製の袋体11と、袋体11を周囲から取り囲む形状に
形成されて上下方向に間隔をあけた状態で袋体11に外
側から固定された複数の補強枠12A,12B,12C
と、袋体の底面部に沿わせた状態で取り付けられた底板
13とからなっている。
【0014】図示の袋体11はNBR(ニトリル−ブタ
ジエンゴム)により全体がほぼ直方体状を呈するように
形成されていて、その上面部11aの中央には、環状に
形成された金属製の呼吸器接続用フランジ14が接着に
より取り付けられている。図5に示したように、最上部
の補強枠12Aは、袋体11の上面部11aを周囲から
取り囲むように袋体の横断面の輪郭形状と同様の形状
(矩形状)に形成された枠骨部12aと、該枠骨部12
aの互いに平行な2辺(長辺)12a1,12a2間をフラ
ンジ14の両側で連結するように設けられた補強桟12
b,12bとからなり、枠骨部12aと補強桟12b,
12bとは溶接等により接続されて一体化されている。
この補強枠12Aは、その枠骨部12aを袋体11の上
面部11aの周辺部に添わせた状態で配置され、枠骨部
12a及び補強桟12bにそれぞれ添わせて配置されて
袋体11にゴム糊により接着された帯状の枠押えゴム1
5によって袋体11に固定されている。補強枠12Aの
取り付け構造を断面して示すと図7に示した通りであ
る。ここで枠押えゴム15はその全体を袋体11に接着
してもよく、幅方向の両端部のみを局部的に接着するよ
うにしてもよい。
ジエンゴム)により全体がほぼ直方体状を呈するように
形成されていて、その上面部11aの中央には、環状に
形成された金属製の呼吸器接続用フランジ14が接着に
より取り付けられている。図5に示したように、最上部
の補強枠12Aは、袋体11の上面部11aを周囲から
取り囲むように袋体の横断面の輪郭形状と同様の形状
(矩形状)に形成された枠骨部12aと、該枠骨部12
aの互いに平行な2辺(長辺)12a1,12a2間をフラ
ンジ14の両側で連結するように設けられた補強桟12
b,12bとからなり、枠骨部12aと補強桟12b,
12bとは溶接等により接続されて一体化されている。
この補強枠12Aは、その枠骨部12aを袋体11の上
面部11aの周辺部に添わせた状態で配置され、枠骨部
12a及び補強桟12bにそれぞれ添わせて配置されて
袋体11にゴム糊により接着された帯状の枠押えゴム1
5によって袋体11に固定されている。補強枠12Aの
取り付け構造を断面して示すと図7に示した通りであ
る。ここで枠押えゴム15はその全体を袋体11に接着
してもよく、幅方向の両端部のみを局部的に接着するよ
うにしてもよい。
【0015】補強枠12B及び12Cは補強枠12Aか
ら補強桟12b,12bを取り去ったもので、袋体11
の胴部11bを上下方向に三等分する位置にそれぞれ配
置されて補強枠12Aと同様に、袋体に接着された枠押
えゴム15により袋体11に固定されている。
ら補強桟12b,12bを取り去ったもので、袋体11
の胴部11bを上下方向に三等分する位置にそれぞれ配
置されて補強枠12Aと同様に、袋体に接着された枠押
えゴム15により袋体11に固定されている。
【0016】補強枠12A〜12Cはピアノ線等の金属
材料により形成するか、または、十分な強度を有する合
成樹脂材料により形成する。
材料により形成するか、または、十分な強度を有する合
成樹脂材料により形成する。
【0017】底板13はプレスボード等の油圧によって
は実質的に変形しない材料からなる板で、図5に示した
ように、補強枠12A〜12Cと同様に矩形状の輪郭形
状を有するように形成されている。この底板13は、図
6に示したように、袋体11の底面部11cに添わせた
状態で配置され、底板13の外面を覆うように配置され
たゴム膜16の周辺部が袋体11に接着されている。底
板13はゴム膜16と袋体11の底面部11cとの間に
包み込まれた状態で袋体11の底部に固定されている。
は実質的に変形しない材料からなる板で、図5に示した
ように、補強枠12A〜12Cと同様に矩形状の輪郭形
状を有するように形成されている。この底板13は、図
6に示したように、袋体11の底面部11cに添わせた
状態で配置され、底板13の外面を覆うように配置され
たゴム膜16の周辺部が袋体11に接着されている。底
板13はゴム膜16と袋体11の底面部11cとの間に
包み込まれた状態で袋体11の底部に固定されている。
【0018】上記の油量調整用容器においては、袋体1
1の上面部の中央に取り付けられたフランジ14の中心
を通る油量調整用容器10の中心軸線O−Oを鉛直方向
に向けてフランジ14を変圧器タンク1のカバー1Aに
固定した状態で、補強枠12A〜12C及び底板13が
それぞれ水平面(中心軸線O−Oと直交する面)上に位
置するように、補強枠12A〜12C及び底板13の位
置関係が設定されている。
1の上面部の中央に取り付けられたフランジ14の中心
を通る油量調整用容器10の中心軸線O−Oを鉛直方向
に向けてフランジ14を変圧器タンク1のカバー1Aに
固定した状態で、補強枠12A〜12C及び底板13が
それぞれ水平面(中心軸線O−Oと直交する面)上に位
置するように、補強枠12A〜12C及び底板13の位
置関係が設定されている。
【0019】上記のように構成された油量調整用容器1
0は提灯と同様の構造を有していて、その上面部及び胴
部の変形が制限されているため、周囲から絶縁油の圧力
を受けたときに不規則な変形をすることなく、実質的に
上下方向にのみ伸縮が可能となる。
0は提灯と同様の構造を有していて、その上面部及び胴
部の変形が制限されているため、周囲から絶縁油の圧力
を受けたときに不規則な変形をすることなく、実質的に
上下方向にのみ伸縮が可能となる。
【0020】上記油量調整用容器10の取り付け構造は
例えば図8に示した通りで、この例では、呼吸器接続用
フランジ14が、変圧器タンクのカバー1Aに溶接によ
り取り付けられた環状のフランジ17にパッキン18を
介して当接され、フランジ17を貫通してフランジ14
に設けられたネジ孔にねじ込まれたボルト19により、
フランジ14と17とが結合されている。
例えば図8に示した通りで、この例では、呼吸器接続用
フランジ14が、変圧器タンクのカバー1Aに溶接によ
り取り付けられた環状のフランジ17にパッキン18を
介して当接され、フランジ17を貫通してフランジ14
に設けられたネジ孔にねじ込まれたボルト19により、
フランジ14と17とが結合されている。
【0021】フランジ17の上端には、呼吸器接続管2
0の一端が溶接等により接続されている。呼吸器接続管
20は逆L字形に形成されて、その他端が下方に指向さ
れ、該接続管20の他端に呼吸器(ブリーザ)21が接
続されている。呼吸器21は、油量調整用容器10内と
大気との間の空気の流通を図るためのもので、この呼吸
器としては、例えば接続管20に接続されたケース内に
シリカゲルや活性アルミナ等の吸湿剤を充填して、該吸
湿剤を通して接続管20内と大気との連通を図るように
した周知のものを用いることができる。
0の一端が溶接等により接続されている。呼吸器接続管
20は逆L字形に形成されて、その他端が下方に指向さ
れ、該接続管20の他端に呼吸器(ブリーザ)21が接
続されている。呼吸器21は、油量調整用容器10内と
大気との間の空気の流通を図るためのもので、この呼吸
器としては、例えば接続管20に接続されたケース内に
シリカゲルや活性アルミナ等の吸湿剤を充填して、該吸
湿剤を通して接続管20内と大気との連通を図るように
した周知のものを用いることができる。
【0022】上記のようにゴム製の袋体に補強枠を取り
付けて提灯構造とした油量調整用容器10を電気機器本
体を収納したタンク内の上部の油中に配置すると、油量
調整用容器10は、絶縁油の体積変化に伴って実質的に
上下方向にのみ伸縮するため、該油量調整用容器10の
底面部の変位量(上下動)は絶縁油の体積変化に比例し
ている。従ってこの油量調整用容器10の底面部の上下
動を検出することにより絶縁油の体積変化を監視するこ
とができる。
付けて提灯構造とした油量調整用容器10を電気機器本
体を収納したタンク内の上部の油中に配置すると、油量
調整用容器10は、絶縁油の体積変化に伴って実質的に
上下方向にのみ伸縮するため、該油量調整用容器10の
底面部の変位量(上下動)は絶縁油の体積変化に比例し
ている。従ってこの油量調整用容器10の底面部の上下
動を検出することにより絶縁油の体積変化を監視するこ
とができる。
【0023】油量調整用容器10の底面部の上下動を検
出するため、本実施例では、変圧器タンク1の側面に油
量監視装置22が液密保持構造で取り付けられている。
この油量監視装置22は、タンク1の側面に固定された
該監視装置22のケース22a内に一端が回動自在に支
持されたレバー23と、該レバーの他端に取り付けられ
たフロート24と、レバー23の回動量を指針の変位量
または電気信号に変換する手段とにより構成され、フロ
ート24は油量調整用容器10の底部の下面に当接され
ている。フロート24は、絶縁油の体積変化に伴う油量
調整用容器10の底面部の上下動に追従して上下し、油
量調整用容器10の底面部の変位量に相当する量だけレ
バー23を回動させる。
出するため、本実施例では、変圧器タンク1の側面に油
量監視装置22が液密保持構造で取り付けられている。
この油量監視装置22は、タンク1の側面に固定された
該監視装置22のケース22a内に一端が回動自在に支
持されたレバー23と、該レバーの他端に取り付けられ
たフロート24と、レバー23の回動量を指針の変位量
または電気信号に変換する手段とにより構成され、フロ
ート24は油量調整用容器10の底部の下面に当接され
ている。フロート24は、絶縁油の体積変化に伴う油量
調整用容器10の底面部の上下動に追従して上下し、油
量調整用容器10の底面部の変位量に相当する量だけレ
バー23を回動させる。
【0024】油量監視装置22は、レバー23の回動量
から油量調整用容器10の底面部の上下動(変位量及び
変位の方向)を検出することにより変圧器タンク1内の
絶縁油の体積変化を検出するもので、その検出結果は指
針による表示または電気信号として外部に取り出され
る。レバー23の回動量を指針の変位量に変換する手段
またはレバー23の回動量を電気信号に変換する手段と
しては、液面のレベルを監視するために用いられている
同種の構造の公知の監視装置に採用されているものを用
いることができる。
から油量調整用容器10の底面部の上下動(変位量及び
変位の方向)を検出することにより変圧器タンク1内の
絶縁油の体積変化を検出するもので、その検出結果は指
針による表示または電気信号として外部に取り出され
る。レバー23の回動量を指針の変位量に変換する手段
またはレバー23の回動量を電気信号に変換する手段と
しては、液面のレベルを監視するために用いられている
同種の構造の公知の監視装置に採用されているものを用
いることができる。
【0025】上記の実施例では、変圧器を例にとった
が、リアクトル等の他の油入電気機器にも同様に本発明
を適用することができる。
が、リアクトル等の他の油入電気機器にも同様に本発明
を適用することができる。
【0026】上記の実施例では、油量調整用容器10
を、その全体がほぼ直方体状を呈するように構成した
が、他の形状、例えば全体がほぼ円筒状を呈するように
構成された油量調整用容器を用いることもできる。
を、その全体がほぼ直方体状を呈するように構成した
が、他の形状、例えば全体がほぼ円筒状を呈するように
構成された油量調整用容器を用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ゴム製
の袋体に補強枠を取り付けて提灯構造とした容器を油量
調整用容器として用いることにより、温度変化による絶
縁油の体積変化に伴って、油量調整用容器を実質的に上
下方向にのみに伸縮させるようにしたので、ゴム製の油
量調整用容器を用いるにも拘らず、その底面部の上下動
を検出することにより、絶縁油の体積の変化を適確に検
出することができる。従って、電気機器の絶縁に悪影響
を及ぼすことなく、油量調整用容器をタンク内に収納し
て電気機器の高さを低くすることができる上に、絶縁油
の体積変化の監視をも適確に行うことができる利点があ
る。
の袋体に補強枠を取り付けて提灯構造とした容器を油量
調整用容器として用いることにより、温度変化による絶
縁油の体積変化に伴って、油量調整用容器を実質的に上
下方向にのみに伸縮させるようにしたので、ゴム製の油
量調整用容器を用いるにも拘らず、その底面部の上下動
を検出することにより、絶縁油の体積の変化を適確に検
出することができる。従って、電気機器の絶縁に悪影響
を及ぼすことなく、油量調整用容器をタンク内に収納し
て電気機器の高さを低くすることができる上に、絶縁油
の体積変化の監視をも適確に行うことができる利点があ
る。
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例で用いる油量調整用容器の斜視
図である。
図である。
【図3】同油量調整用容器の正面図である。
【図4】同油量調整用容器の上面図である。
【図5】同油量調整用容器に用いる補強枠及び底板を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】同油量調整用容器の底板の取付構造を示した断
面図である。
面図である。
【図7】同油量調整用容器の補強枠の取付構造を示した
断面図である。
断面図である。
【図8】油量調整用容器とタンクとの結合構造を示した
断面図である。
断面図である。
1 タンク 2 変圧器本体 5 絶縁油 10 油量調整用容器 11 ゴム製の袋体 12A〜12C 補強枠 13 底板 21 呼吸器
Claims (1)
- 【請求項1】 電気機器本体を収納したタンク内の上部
の油中に伸縮可能な油量調整用容器を配置し、該油量調
整用容器内を呼吸器を通して大気に連通させてなる油入
電気機器において、 前記油量調整用容器は、上面部と胴部と底面部とを有す
るゴム製の袋体と、該袋体を周囲から取り囲む形状に形
成されて上下方向に間隔をあけた状態で前記袋体に固定
された複数の補強枠とを備えた提灯構造の容器からな
り、 前記油量調整用容器の底面部の上下動を検出して前記タ
ンク内の絶縁油の体積の変化を検出する油量監視装置が
設けられていることを特徴とする油入電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14323693A JPH076923A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 油入電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14323693A JPH076923A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 油入電気機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH076923A true JPH076923A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15334070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14323693A Pending JPH076923A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 油入電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076923A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100716895B1 (ko) * | 2006-02-09 | 2007-05-10 | (주)이엠씨코리아 | 주상변압기 보호용 자동압력조절장치 |
| JP2008093129A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Nipro Corp | 収尿器 |
| CN115240956A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-10-25 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种变压器内置减压装置、监测方法、存储介质及设备 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP14323693A patent/JPH076923A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100716895B1 (ko) * | 2006-02-09 | 2007-05-10 | (주)이엠씨코리아 | 주상변압기 보호용 자동압력조절장치 |
| JP2008093129A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Nipro Corp | 収尿器 |
| CN115240956A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-10-25 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种变压器内置减压装置、监测方法、存储介质及设备 |
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