JPH076959Y2 - 通電加熱具 - Google Patents
通電加熱具Info
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- JPH076959Y2 JPH076959Y2 JP9167690U JP9167690U JPH076959Y2 JP H076959 Y2 JPH076959 Y2 JP H076959Y2 JP 9167690 U JP9167690 U JP 9167690U JP 9167690 U JP9167690 U JP 9167690U JP H076959 Y2 JPH076959 Y2 JP H076959Y2
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- temperature
- heating element
- heat
- electric heating
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は通電加熱具に関する。更に詳細には、熱変色層
が表面に形成されている玩具、絵本、教習材等の、前記
熱変色層に接触させることにより接触部位を加熱変色さ
せる通電加熱具に関する。
が表面に形成されている玩具、絵本、教習材等の、前記
熱変色層に接触させることにより接触部位を加熱変色さ
せる通電加熱具に関する。
従来の技術 従来より、動物玩具等の表面に形成した色変わり素材に
接触させ、該接触部位の色を変化させる通電加熱具は、
実開昭62−139573号公報、特開昭62−201178号公報に開
示されている。
接触させ、該接触部位の色を変化させる通電加熱具は、
実開昭62−139573号公報、特開昭62−201178号公報に開
示されている。
前記における玩具は、タングステン、ニッケル、チタン
等の金属系抵抗発熱体を用い、発熱部をセラミックス等
の絶縁材料により被覆した構造を特徴としている。
等の金属系抵抗発熱体を用い、発熱部をセラミックス等
の絶縁材料により被覆した構造を特徴としている。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の通電加熱具にあっては、発熱体自体が玩具適
性温度範囲において有効に機能する自己温度制御機能が
なく、そのままでは過熱による危険性があり、温度制御
スイッチ等が要求される上、漏電による危険性回避のた
めのセラミックス等による発熱部の被覆加工等の絶縁処
理が必要であった。
性温度範囲において有効に機能する自己温度制御機能が
なく、そのままでは過熱による危険性があり、温度制御
スイッチ等が要求される上、漏電による危険性回避のた
めのセラミックス等による発熱部の被覆加工等の絶縁処
理が必要であった。
本考案加熱具は、前記従来の過熱或いは通電による危険
性を解消し、低電圧の印加により発熱体を所期の発熱温
度に速やかに昇温させ、しかも外気温の変化による発熱
温度の変動が少ない加熱具を構成し、対象物の熱変色層
に筆記又はスタンプして、熱変色層を変色させ、所望の
筆跡又は印像を視覚させる、軽便且つ安全性に富む通電
加熱具を提供しようとするものである。
性を解消し、低電圧の印加により発熱体を所期の発熱温
度に速やかに昇温させ、しかも外気温の変化による発熱
温度の変動が少ない加熱具を構成し、対象物の熱変色層
に筆記又はスタンプして、熱変色層を変色させ、所望の
筆跡又は印像を視覚させる、軽便且つ安全性に富む通電
加熱具を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案を図面について説明する。
本考案通電加熱具1は、熱変色層8が少なくとも一部の
表面に設けられている玩具、絵本、教習材等の、前記熱
変色層8に接触させることにより接触部分を加熱変色さ
せる通電加熱具において、本体2に収容の通電発熱体3
を発熱させ、該発熱体3に接触配置の伝熱部材4を加熱
して機能させる構造であって、前記通電発熱体3が
(イ)25℃〜70℃の温度範囲において、電気抵抗の温度
係数が正の値を示す抵抗発熱体であり、(ロ)25℃にお
ける体積抵抗率(ρ25)が9.8×10-3Ω.cm〜2.97×105
Ω.cm、(ハ)25℃と70℃における体積抵抗率の比率
(ρ70/ρ25)が、次式5≦(ρ70/ρ25)≦400範囲
内にある、の各要件を満たし、0.8V〜40Vの電圧印加に
より発熱し、発熱飽和温度が25℃〜70℃の温度範囲内の
任意の温度に自己温度制御されるサーミスタにより構成
されていることを特徴とする。
表面に設けられている玩具、絵本、教習材等の、前記熱
変色層8に接触させることにより接触部分を加熱変色さ
せる通電加熱具において、本体2に収容の通電発熱体3
を発熱させ、該発熱体3に接触配置の伝熱部材4を加熱
して機能させる構造であって、前記通電発熱体3が
(イ)25℃〜70℃の温度範囲において、電気抵抗の温度
係数が正の値を示す抵抗発熱体であり、(ロ)25℃にお
ける体積抵抗率(ρ25)が9.8×10-3Ω.cm〜2.97×105
Ω.cm、(ハ)25℃と70℃における体積抵抗率の比率
(ρ70/ρ25)が、次式5≦(ρ70/ρ25)≦400範囲
内にある、の各要件を満たし、0.8V〜40Vの電圧印加に
より発熱し、発熱飽和温度が25℃〜70℃の温度範囲内の
任意の温度に自己温度制御されるサーミスタにより構成
されていることを特徴とする。
前記において、通電発熱体3は概ね0.05cm2〜30cm2(片
面の面積)、且つ厚みが0.05cm〜1.0cmの大きさのもの
が玩具用発熱要素として実用性を有し、前記範囲内の適
宜の大きさ発熱体3を組合せて適用できる。
面の面積)、且つ厚みが0.05cm〜1.0cmの大きさのもの
が玩具用発熱要素として実用性を有し、前記範囲内の適
宜の大きさ発熱体3を組合せて適用できる。
前記より小面積の系では変色効果が少なく玩具要素とし
て不適であり、一方、大面積且つ大容積の系では低電圧
の印加による短時間での発熱性、発熱効率、均熱性等の
面で好ましくない。
て不適であり、一方、大面積且つ大容積の系では低電圧
の印加による短時間での発熱性、発熱効率、均熱性等の
面で好ましくない。
発熱体3はBaTiO3系焼結体〔稀土類元素をドープして半
導体化し、更に必要応じ、Sr等の元素で置換したもの、
Si単結晶系、有機プラスチック系(低融点の結晶性プラ
スチック中にグラファイト等の導電性微粉末がブレンド
されたもの)等を挙げることができ、低温度域(25〜70
℃)での発熱飽和温度の調整、昇温特性等の面より前記
BaTiO3系焼結体が好適である。
導体化し、更に必要応じ、Sr等の元素で置換したもの、
Si単結晶系、有機プラスチック系(低融点の結晶性プラ
スチック中にグラファイト等の導電性微粉末がブレンド
されたもの)等を挙げることができ、低温度域(25〜70
℃)での発熱飽和温度の調整、昇温特性等の面より前記
BaTiO3系焼結体が好適である。
発熱体3は、ディスク状、帯状、ハニカム状、その他、
目的に応じた適宜の形状が採用される。
目的に応じた適宜の形状が採用される。
次に本考案に適用される通電発熱体3の特性を第4図〜
第7図に示すグラフについて説明する。
第7図に示すグラフについて説明する。
通電発熱体3は、少なくとも25℃〜70℃の範囲内におい
て、電気抵抗の温度係数が正の値を示し、且つ温度上昇
にともなう抵抗値の増加が急勾配であることが必須要件
(第4図)であり、抵抗値の増加が前記温度範囲内で急
激であることにより、発熱量は急激に減少し、前記温度
範囲内において自己温度制御を可能とする。
て、電気抵抗の温度係数が正の値を示し、且つ温度上昇
にともなう抵抗値の増加が急勾配であることが必須要件
(第4図)であり、抵抗値の増加が前記温度範囲内で急
激であることにより、発熱量は急激に減少し、前記温度
範囲内において自己温度制御を可能とする。
更に発熱体3は、25℃における体積抵抗率(ρ25)が9.
8×10-3Ω.cm〜2.97×105Ω.cm、更に詳細には各温度に
おける体積抵抗率(ρ)が第5図に示す許容範囲内(上
限値と下限値を示す線の範囲内)にあり、25℃と70℃に
おける体積抵抗率の比率(ρ70/ρ25)が、次式5≦
(ρ70/ρ25)≦400の範囲内にあることを要件とす
る。
8×10-3Ω.cm〜2.97×105Ω.cm、更に詳細には各温度に
おける体積抵抗率(ρ)が第5図に示す許容範囲内(上
限値と下限値を示す線の範囲内)にあり、25℃と70℃に
おける体積抵抗率の比率(ρ70/ρ25)が、次式5≦
(ρ70/ρ25)≦400の範囲内にあることを要件とす
る。
前記要件を満たすことにより、玩具要素として要求され
る低温度域(70℃、好ましくは50℃以下)での発熱性と
自己温度制御性を満たす発熱体3を供給できる。発熱体
2が各温度における限界値外の系、例えば、上限値の線
を越える体積抵抗率の系では、電圧を高くしなければ、
所期の温度域に短時間で昇温させ難いし、下限値の線よ
り低い体積抵抗率の系では、電圧を極めて小さくして大
電波を流さなければ、所期の発熱温度が得られず、玩具
要素としての実用性を有さない。
る低温度域(70℃、好ましくは50℃以下)での発熱性と
自己温度制御性を満たす発熱体3を供給できる。発熱体
2が各温度における限界値外の系、例えば、上限値の線
を越える体積抵抗率の系では、電圧を高くしなければ、
所期の温度域に短時間で昇温させ難いし、下限値の線よ
り低い体積抵抗率の系では、電圧を極めて小さくして大
電波を流さなければ、所期の発熱温度が得られず、玩具
要素としての実用性を有さない。
第6図は室温変化による発熱体の安定温度の関係を示す
グラフであり、被加熱体が発熱体の発生する単位時間当
たりの発熱量と、放熱量(単位時間当たり)が一致する
温度で安定し、本考案に適用の発熱体3が金属系発熱体
の系に較べて、雰囲気温度による影響が少なく、安定し
た熱特性を示す。第7図は通電発熱時間と発熱体の発熱
温度との関係を示すグラフである。尚、前記実験データ
は、BaTiO3系焼結体〔15.0mmφ×厚さ1mm、2.5Ω(25
℃)を発熱体3とし、チタン線による配線(0.1mmポリ
エステルフイルム上に形成)の系を金属系発熱体として
対比試験したものであり、それぞれ30mm角×厚さ0.3mm
の真鍮板に固着し、約1Vの電圧を印加して得られた。
グラフであり、被加熱体が発熱体の発生する単位時間当
たりの発熱量と、放熱量(単位時間当たり)が一致する
温度で安定し、本考案に適用の発熱体3が金属系発熱体
の系に較べて、雰囲気温度による影響が少なく、安定し
た熱特性を示す。第7図は通電発熱時間と発熱体の発熱
温度との関係を示すグラフである。尚、前記実験データ
は、BaTiO3系焼結体〔15.0mmφ×厚さ1mm、2.5Ω(25
℃)を発熱体3とし、チタン線による配線(0.1mmポリ
エステルフイルム上に形成)の系を金属系発熱体として
対比試験したものであり、それぞれ30mm角×厚さ0.3mm
の真鍮板に固着し、約1Vの電圧を印加して得られた。
前記通電発熱体3には、電極7を設けることが通電組み
付け加工の面で効果的であり、具体的には、前記通電発
熱体3自体の対向面にアルミ溶射ニッケル、スズ等によ
るメッキを施して形成、或いは通電発熱体3に接触配置
の伝熱部材4に設けることができる。
付け加工の面で効果的であり、具体的には、前記通電発
熱体3自体の対向面にアルミ溶射ニッケル、スズ等によ
るメッキを施して形成、或いは通電発熱体3に接触配置
の伝熱部材4に設けることができる。
伝熱部材4は、金属材料に限らず、肉薄状の熱伝導性ゴ
ム、プラスチック、セラミックス等であってもよい。
ム、プラスチック、セラミックス等であってもよい。
電極7は、通電発熱体3の対向面に設けた構成、一方の
電極7を通電発熱体3の背面に、他方の対極を伝熱部材
4(導電性の部材)の前面に設けることができる。
電極7を通電発熱体3の背面に、他方の対極を伝熱部材
4(導電性の部材)の前面に設けることができる。
前記電極7にはリード線6等の導電部材を介して電源10
と通電可能にセットされる。電源10は、各種の電池や商
用電源が所定電圧(0.8〜40V)に調整されて適用され
る。
と通電可能にセットされる。電源10は、各種の電池や商
用電源が所定電圧(0.8〜40V)に調整されて適用され
る。
電源10、例えば、電池等にあっては本体内に着脱自在に
収納して通電加熱具となすことができるが、系外の電源
より通電可能に構成することができる。
収納して通電加熱具となすことができるが、系外の電源
より通電可能に構成することができる。
尚、本体2先端部の適宜の個所には、発熱温度に相応し
て変色する可逆性熱変色表示を設け、使用上の便宜を図
ることができる。
て変色する可逆性熱変色表示を設け、使用上の便宜を図
ることができる。
本考案の通電加熱具1が適用される対象は、熱変色層が
少なくとも一部の表面に設けられている玩具、絵本、教
習材、占い、ゲーム要素等をもつ対象物が有効である。
少なくとも一部の表面に設けられている玩具、絵本、教
習材、占い、ゲーム要素等をもつ対象物が有効である。
前記における熱変色層8は、従来より公知の熱変色材、
例えば、液晶や、電子供与性呈色性有機化合物、前記化
合物の顕色剤及び前記両者の呈色反応を生起させる媒体
となる化合物の3成分を含む熱変色性材料又は前記成分
の樹脂固溶体の微粒子の形態の可逆熱変色性を示す熱変
色性材料(例えば、、特公昭51−35414号公報、特公昭5
1−44706号公報、特公昭52−7764号公報、特公平1−29
398号公報、特開昭60−264285号公報等に開示の熱変色
性材料)により彩色された、20〜65℃(好ましくは、30
〜50℃)に変色点をもつ系が適用性を有する。
例えば、液晶や、電子供与性呈色性有機化合物、前記化
合物の顕色剤及び前記両者の呈色反応を生起させる媒体
となる化合物の3成分を含む熱変色性材料又は前記成分
の樹脂固溶体の微粒子の形態の可逆熱変色性を示す熱変
色性材料(例えば、、特公昭51−35414号公報、特公昭5
1−44706号公報、特公昭52−7764号公報、特公平1−29
398号公報、特開昭60−264285号公報等に開示の熱変色
性材料)により彩色された、20〜65℃(好ましくは、30
〜50℃)に変色点をもつ系が適用性を有する。
前記の熱変色性材料のうち、特開昭60−264285号公報に
よる色素は、第14図のグラフに示す如く、ヒステリシス
特性、即ち、温度変化による着色濃度をプロットした曲
線の形状が温度を変色温度域より低温側へ変化させる場
合とで異なり、両曲線を合体するとループ状となる特性
を有し、t2以上の加熱温度で変色し、一旦変色した前記
様相は熱の適用をなくしても、常温域で記憶保持される
色彩記憶性を有するものであり、本考案の通電加熱具1
は、この種の色素を含む色材により構成された熱変色層
8をもつ対象物と組み合せ、さらには冷熱ペンとセット
にして適用すれば有効性を高めることができる。即ち、
前記熱変色させた様相をt1以下の温度に冷却することに
より変色前の様相に互変させる、対ペンとして機能させ
ることができる。
よる色素は、第14図のグラフに示す如く、ヒステリシス
特性、即ち、温度変化による着色濃度をプロットした曲
線の形状が温度を変色温度域より低温側へ変化させる場
合とで異なり、両曲線を合体するとループ状となる特性
を有し、t2以上の加熱温度で変色し、一旦変色した前記
様相は熱の適用をなくしても、常温域で記憶保持される
色彩記憶性を有するものであり、本考案の通電加熱具1
は、この種の色素を含む色材により構成された熱変色層
8をもつ対象物と組み合せ、さらには冷熱ペンとセット
にして適用すれば有効性を高めることができる。即ち、
前記熱変色させた様相をt1以下の温度に冷却することに
より変色前の様相に互変させる、対ペンとして機能させ
ることができる。
作用 電圧印加により、通電発熱体3を発熱させ、前記発熱体
3に接触配置の伝熱部材4を昇温させ、前記伝熱部材4
或いは該部材の被覆部材5を加熱昇温させる。
3に接触配置の伝熱部材4を昇温させ、前記伝熱部材4
或いは該部材の被覆部材5を加熱昇温させる。
電圧印加により、通電発熱体3は自己発熱して昇温し、
それにつれて抵抗値が急激に増加し、温度上昇率は低く
なり、発熱量と放熱量が一致する温度で安定して自己温
度制御される(第6図参照)。
それにつれて抵抗値が急激に増加し、温度上昇率は低く
なり、発熱量と放熱量が一致する温度で安定して自己温
度制御される(第6図参照)。
通電後の経過時間と発熱温度の関係をみると、金属発熱
体の系が温度による抵抗変化率が極めて小さいことに依
存して温度上昇による単位時間当たりの発熱量が略一定
となり、温度がゆっくりと上昇するのに対し、本考案の
通電発熱体3は、通電直後は大きな電流が流れ、温度上
昇率が大きく速やかに所定温度に昇温する。
体の系が温度による抵抗変化率が極めて小さいことに依
存して温度上昇による単位時間当たりの発熱量が略一定
となり、温度がゆっくりと上昇するのに対し、本考案の
通電発熱体3は、通電直後は大きな電流が流れ、温度上
昇率が大きく速やかに所定温度に昇温する。
室温の変化に対し、通電発熱体3は雰囲気温度が20℃の
とき約33℃で安定し、雰囲気温度が28℃のとき約38℃で
安定しており、その差約5℃であるのに、金属発熱体の
系では温度による単位時間当たりの発熱量の変化が小さ
いことに依存して、雰囲気温度が20℃のときの安定温度
は約32℃、雰囲気温度が28℃のとき安定温度39℃、その
差7℃の実験データが示すように、本考案通電発熱体3
は、金属発熱体の系に較べて雰囲気温度による温度変化
が小さい挙動を示す。
とき約33℃で安定し、雰囲気温度が28℃のとき約38℃で
安定しており、その差約5℃であるのに、金属発熱体の
系では温度による単位時間当たりの発熱量の変化が小さ
いことに依存して、雰囲気温度が20℃のときの安定温度
は約32℃、雰囲気温度が28℃のとき安定温度39℃、その
差7℃の実験データが示すように、本考案通電発熱体3
は、金属発熱体の系に較べて雰囲気温度による温度変化
が小さい挙動を示す。
通電発熱体3は、(イ)、(ロ)、(ハ)の各要件を満
たすことにより、低電圧(0.8〜40V)の印加により、前
記した挙動を示し、低温度域(70℃以下)において自己
温度制御機能を果たし、所期の熱特性を発現させる。
たすことにより、低電圧(0.8〜40V)の印加により、前
記した挙動を示し、低温度域(70℃以下)において自己
温度制御機能を果たし、所期の熱特性を発現させる。
必要に応じて設けられる被覆部材5は、接触面へのタッ
チをスムーズにして所望の筆跡を好適に与えるのに機能
させることができる。さらには、適宜の弾性を付与し
て、鮮鋭な印象を与えるのに寄与する。
チをスムーズにして所望の筆跡を好適に与えるのに機能
させることができる。さらには、適宜の弾性を付与し
て、鮮鋭な印象を与えるのに寄与する。
本考案通電加熱具1は、熱変色層8が20〜60℃に変色点
をもつ対象物に対して、変色可能な温度に設定されてお
り、常温で呈する様相と異なる様相に加熱変色させる。
をもつ対象物に対して、変色可能な温度に設定されてお
り、常温で呈する様相と異なる様相に加熱変色させる。
実施例1 プラスチック製軸胴からなる本体2の前端開口部に、平
面部の軸心より突出させたペン先部をもつ伝熱部材4と
前記平面部の背面に導電性接着剤により接合させた発熱
体3〔BaTiO3系焼結体(15mmφ×厚み1mmであり、両面
には導電メッキ層が形成されている、抵抗値2Ω(25
℃)の発熱飽和温度45℃に設定された抵抗発熱体〕を一
体化させた発熱要素を配置し、1.5Vの乾電池2個を直列
配列して、伝熱部材4の平面部前面に設けた電極7と導
電部材を介して通電可能にセットして通電加熱具1を構
成した(第8図)。尚、電源スイッチ部は適宜位置に配
設される(図示せず)。
面部の軸心より突出させたペン先部をもつ伝熱部材4と
前記平面部の背面に導電性接着剤により接合させた発熱
体3〔BaTiO3系焼結体(15mmφ×厚み1mmであり、両面
には導電メッキ層が形成されている、抵抗値2Ω(25
℃)の発熱飽和温度45℃に設定された抵抗発熱体〕を一
体化させた発熱要素を配置し、1.5Vの乾電池2個を直列
配列して、伝熱部材4の平面部前面に設けた電極7と導
電部材を介して通電可能にセットして通電加熱具1を構
成した(第8図)。尚、電源スイッチ部は適宜位置に配
設される(図示せず)。
前記加熱具1は、通電後、25℃の室温下では30秒後にお
いて、ペン先部の温度が約45℃に昇温していた。
いて、ペン先部の温度が約45℃に昇温していた。
実施例2 プラスチック製外殻からなる本体2の内部底面に伝熱部
材4〔アルミニウム板(60mm×30mm×厚さ1mm)〕と前
記背面に導電性接着剤により適宜間隔をおいて直列的に
3個の同形同大の発熱体3〔各個はBaTiO3系焼結体(15
mmφ×厚み1mmであり、両面に導電メッキ層が形成され
ている、抵抗値2.5Ω(25℃)の発熱飽和温度45℃に設
定された抵抗発熱体からなる〕を接合すると共に前記各
個の発熱体3の背面の電極7と、伝熱部材4の表面の電
極7がリード線6により並列配線された発熱要素(第3
図参照)を配置し、3Vの電圧印加により通電発熱可能に
セットし、アイロン型通電加熱具1を構成した(第1
0)。
材4〔アルミニウム板(60mm×30mm×厚さ1mm)〕と前
記背面に導電性接着剤により適宜間隔をおいて直列的に
3個の同形同大の発熱体3〔各個はBaTiO3系焼結体(15
mmφ×厚み1mmであり、両面に導電メッキ層が形成され
ている、抵抗値2.5Ω(25℃)の発熱飽和温度45℃に設
定された抵抗発熱体からなる〕を接合すると共に前記各
個の発熱体3の背面の電極7と、伝熱部材4の表面の電
極7がリード線6により並列配線された発熱要素(第3
図参照)を配置し、3Vの電圧印加により通電発熱可能に
セットし、アイロン型通電加熱具1を構成した(第1
0)。
尚、前記伝熱部材4の底面(表面に露出する個所)に
は、弗素系或いはシリコン系樹脂による表面コーティン
グを施して使用時の滑性を付与することができる。又、
発熱温度を確認するための可逆熱変色性表示を適宜、設
けることもできる。
は、弗素系或いはシリコン系樹脂による表面コーティン
グを施して使用時の滑性を付与することができる。又、
発熱温度を確認するための可逆熱変色性表示を適宜、設
けることもできる。
適用例1 可逆熱変色層8により回答要素を隠蔽した構成の幼児用
絵本〔黄色の非変色性インキにより、バナナの絵柄及び
文字(非変色層9)が印刷形成され、前記非変色層9を
覆い、40℃に変色点をもち、40℃未満で緑色を呈し40℃
以上で消色する可逆熱変色層が重ね刷りされている〕
に、前記実施例1の昇温状態の加熱具1を適用して、熱
変色層8面上を筆記したところ、該層8は消色して非変
色層9が顕出し、回答を判別させた(第12図、第13図参
照)。常温では前記非変色層9は、隠蔽状態に復した。
絵本〔黄色の非変色性インキにより、バナナの絵柄及び
文字(非変色層9)が印刷形成され、前記非変色層9を
覆い、40℃に変色点をもち、40℃未満で緑色を呈し40℃
以上で消色する可逆熱変色層が重ね刷りされている〕
に、前記実施例1の昇温状態の加熱具1を適用して、熱
変色層8面上を筆記したところ、該層8は消色して非変
色層9が顕出し、回答を判別させた(第12図、第13図参
照)。常温では前記非変色層9は、隠蔽状態に復した。
適用例2 色彩記憶性感温色素を含む色材により彩色された熱変色
層8をもつ人形用衣服〔淡青色無地の布地に黄色、淡緑
色により花柄模様(非変色層9)が形成されており、前
記非変色層9を含む全面が赤色無色(t1:15℃、t2:32
℃)に変化する熱変色層8で覆われていて、常温域で赤
色の衣服が視覚されるよう保持されている〕に、前記ア
イロン型加熱具1(昇温状態)を適用して、アイロン掛
けを行ったところ、接触個所は直ちに消色し、全面のア
イロン掛けにより淡青色の地に花柄模様を顕出させると
共に前記様相を常温域で記憶保持させて視覚させた(第
10図、第11図参照)。
層8をもつ人形用衣服〔淡青色無地の布地に黄色、淡緑
色により花柄模様(非変色層9)が形成されており、前
記非変色層9を含む全面が赤色無色(t1:15℃、t2:32
℃)に変化する熱変色層8で覆われていて、常温域で赤
色の衣服が視覚されるよう保持されている〕に、前記ア
イロン型加熱具1(昇温状態)を適用して、アイロン掛
けを行ったところ、接触個所は直ちに消色し、全面のア
イロン掛けにより淡青色の地に花柄模様を顕出させると
共に前記様相を常温域で記憶保持させて視覚させた(第
10図、第11図参照)。
考案の効果 本考案の通電加熱具は低電圧の印加により通電発熱層を
速やかに発熱させ所定温度に昇温させて、熱変色層を変
色させることができ、しかも前記発熱温度が所望の低温
域の発熱飽和温度に自己温度制御されるので過熱による
危険性がない。
速やかに発熱させ所定温度に昇温させて、熱変色層を変
色させることができ、しかも前記発熱温度が所望の低温
域の発熱飽和温度に自己温度制御されるので過熱による
危険性がない。
更に、低電圧の印加による通電発熱系のため、漏電によ
る危険もなく、前記危険防止のためのヒーター部の被覆
加工を要さないことは勿論、幼児等に対しても安心して
使用させることができる。
る危険もなく、前記危険防止のためのヒーター部の被覆
加工を要さないことは勿論、幼児等に対しても安心して
使用させることができる。
又、電源として市販の各種電池が適用でき、乾電池等を
着脱自在に装着させた軽便かつ携帯性の通電加熱具を提
供できる。
着脱自在に装着させた軽便かつ携帯性の通電加熱具を提
供できる。
更に、本考案加熱具の先端部(対象面への接触面)は、
適宜の形状、大きさは勿論、文字、図柄等の印像を設け
た構成も有効であり、熱変色層を多様に変化させること
ができ、実用性を満足させる。又、冷熱具(氷片や冷水
を内蔵させた構成の接触面を冷やすよう構成されてい
る)と組合わせたセット商品とすれば、熱変色層の変色
効果を効果的に発現させることができ、共に安全性を満
足させることと相まって多様に応用展開できる。
適宜の形状、大きさは勿論、文字、図柄等の印像を設け
た構成も有効であり、熱変色層を多様に変化させること
ができ、実用性を満足させる。又、冷熱具(氷片や冷水
を内蔵させた構成の接触面を冷やすよう構成されてい
る)と組合わせたセット商品とすれば、熱変色層の変色
効果を効果的に発現させることができ、共に安全性を満
足させることと相まって多様に応用展開できる。
第1図〜第3図は、本考案通電加熱具の実施態様を例示
する縦断面図、第4図〜第7図は、本考案通電加熱具に
適用される通電発熱体の特性を示す各グラフであり、第
4図は温度と抵抗の特性、第5図は各温度における体積
抵抗率の許容範囲、第6図は室温変化による発熱体の安
定温度の関係、第7図は通電時間と発熱体の発熱温度の
関係をそれぞれ示す。 第8図は本考案通電加熱具の一実施例の縦断面図、第9
図は他の実施例の先端部の要部斜視図、第10図は本考案
通電発熱具を用いて、熱変色層が設けられた人形用衣服
を変色させる状態の説明図、第11図は前記人形衣服を変
色させて他の様相を顕出させる状態図、第12図は熱変色
層で非変色像を隠蔽した絵本、第13図は前記絵本の隠蔽
個所を変色させて非変色像を顕出させる状態図、第14図
は色彩記憶性感温色素の熱変色特性を示すグラフであ
る。 1…通電加熱具 2…本体 3…発熱体 4…伝熱部材 5…被覆部材 6…リード線 7…電極 8…熱変色層 9…非変色像 10…電池
する縦断面図、第4図〜第7図は、本考案通電加熱具に
適用される通電発熱体の特性を示す各グラフであり、第
4図は温度と抵抗の特性、第5図は各温度における体積
抵抗率の許容範囲、第6図は室温変化による発熱体の安
定温度の関係、第7図は通電時間と発熱体の発熱温度の
関係をそれぞれ示す。 第8図は本考案通電加熱具の一実施例の縦断面図、第9
図は他の実施例の先端部の要部斜視図、第10図は本考案
通電発熱具を用いて、熱変色層が設けられた人形用衣服
を変色させる状態の説明図、第11図は前記人形衣服を変
色させて他の様相を顕出させる状態図、第12図は熱変色
層で非変色像を隠蔽した絵本、第13図は前記絵本の隠蔽
個所を変色させて非変色像を顕出させる状態図、第14図
は色彩記憶性感温色素の熱変色特性を示すグラフであ
る。 1…通電加熱具 2…本体 3…発熱体 4…伝熱部材 5…被覆部材 6…リード線 7…電極 8…熱変色層 9…非変色像 10…電池
Claims (2)
- 【請求項1】熱変色層が少なくとも一部の表面に設けら
れている玩具、絵本、教習材等の、前記熱変色層に接触
させることにより接触部分を加熱変色させる通電加熱具
において、本体に収容の通電発熱体を発熱させ、該発熱
体に接触配置の伝熱部材を加熱して機能させる構造であ
って、前記通電発熱体が(イ)25℃〜70℃の温度範囲に
おいて、電気抵抗の温度係数が正の値を示す抵抗発熱体
であり、(ロ)25℃における体積抵抗率(ρ25)が9.8
×10-3Ω.cm〜2.97×105Ω.cm、(ハ)25℃と70℃にお
ける体積抵抗率の比率(ρ70/ρ25)が、次式5≦(ρ
70/ρ25)≦400の範囲内にあること、の各要件を満た
し、0.8V〜40Vの電圧印加により発熱し、発熱飽和温度
が25℃〜70℃の温度範囲内の任意の温度に自己温度制御
されるサーミスタにより構成されてなる通電加熱具。 - 【請求項2】伝熱部材が金属部材であり、前記部材の表
面が、熱伝導性シリコンゴム又はプラスチック薄膜で覆
われてなる請求項1記載の通電加熱具。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9167690U JPH076959Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 通電加熱具 |
| US07/750,245 US5376772A (en) | 1990-08-31 | 1991-08-27 | Electrothermal instrument with heat generating element of sintered BaTiO3 in contact with heat transmitting member |
| CA002050233A CA2050233C (en) | 1990-08-31 | 1991-08-29 | Electrothermal color-varying instrument |
| DE69111717T DE69111717T2 (de) | 1990-08-31 | 1991-08-30 | Elektothermisches Instrument zur Farbveränderung. |
| EP91307947A EP0473447B1 (en) | 1990-08-31 | 1991-08-30 | Electrothermal color-varying instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9167690U JPH076959Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 通電加熱具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0450100U JPH0450100U (ja) | 1992-04-27 |
| JPH076959Y2 true JPH076959Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31827525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9167690U Expired - Lifetime JPH076959Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 通電加熱具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076959Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046257A1 (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-02 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 熱変色性インクの変色装置 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP9167690U patent/JPH076959Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046257A1 (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-02 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 熱変色性インクの変色装置 |
| CN105579244A (zh) * | 2013-09-26 | 2016-05-11 | 泰科电子日本合同会社 | 热变色墨的变色装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0450100U (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |