JPH0769855A - 化粧品 - Google Patents

化粧品

Info

Publication number
JPH0769855A
JPH0769855A JP21288193A JP21288193A JPH0769855A JP H0769855 A JPH0769855 A JP H0769855A JP 21288193 A JP21288193 A JP 21288193A JP 21288193 A JP21288193 A JP 21288193A JP H0769855 A JPH0769855 A JP H0769855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
polyester resin
polyester
parts
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21288193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yoneda
茂 米田
Yasunari Hotsuta
泰業 堀田
Satoshi Maeda
郷司 前田
Yozo Yamada
陽三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP21288193A priority Critical patent/JPH0769855A/ja
Publication of JPH0769855A publication Critical patent/JPH0769855A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用感、使用性、安全性、機能性に優れ、か
つ、紫外線遮蔽効果に優れる化粧品の提供。 【構成】 イオン性基含有単量体および芳香族の多環式
縮合環炭化水素を骨格とする単量体、たとえば、9,1
0−アントラセンジプロピオン酸を必須成分とするポリ
エステル樹脂の水系微分散体を配合して化粧品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用感、使用性、安全
性、機能性に優れ、かつ、紫外線遮蔽効果に優れる化粧
品に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧品に要求される機能に紫外線からの
皮膚の保護がある。従来より化粧品類に紫外線吸収効果
を付与するために無機系粉末が主として使用されてき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】無機系粉末はタルク、
マイカ、二酸化チタン、酸化鉄、等の微粒子であり、化
粧品類に用いられる粉末の大部分を占めるものである。
これら無機系粒子はその形状が、粒状、針状、板状、不
定形等であり、使用感、特に肌上での伸び、感触等に不
満が持たれている。また、一般に無機形粉末は比重が高
く、液状の化粧品においては長時間の放置により沈降す
る傾向がある。また固形、粉末状の化粧品の場合におい
ても他成分との配合時に支障をきたす場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる状況
に鑑み、使用感、使用性、安全性、機能性に優れ、か
つ、紫外線遮蔽効果に優れる化粧品を実現するべく鋭意
研究を重ねた結果、次なる発明に到達した。すなわち本
発明は、20〜2000eq. /ton の範囲にてイオン性
基を含有し、かつ、芳香族の多環式縮合環炭化水素を骨
格とする単量体を必須成分とするポリエステル樹脂を主
成分とする平均粒子径1.0μm以下の微粒子分散体を
配合してなる化粧品である。
【0005】本発明の化粧品に配合される粒子はポリエ
ステル樹脂を主成分とする。ポリエステル樹脂は全樹脂
成分の50wt%以上の使用が好ましく、80wt%以上が
さらに好ましく、さらに90wt%以上、またさらに95
wt%以上、なおさらに98wt%以上含有されることが好
ましい。本発明におけるポリエステル樹脂とは主として
多価カルボン酸類と多価アルコ−ル類からなる。ポリエ
ステル樹脂に用いられる多価カルボン酸類としては、例
えば、 ・テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、1,
5−ナフタルレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、アントラセンジプロピオン酸、アントラセ
ンジカルボン酸、ジフェン酸、スルホテレフタル酸、5
−スルホイソフタル酸、4−スルホフタル酸、4−スル
ホナフタレン−2,7ジカルボン酸、5〔4−スルホフ
ェノキシ〕イソフタル酸、スルホテレフタル酸、および
またはそれらの金属塩、アンモニウム塩などの芳香族ジ
カルボン酸、 ・p−オキシ安息香酸、p−(ヒドロキシエトキシ)安
息香酸などの芳香族オキシカルボン酸、 ・コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
ドデカンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、 ・フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、シ
トラコン酸、等の脂肪族不飽和多価カルボン酸、 ・フェニレンジアクリル酸等の芳香族不飽和多価カルボ
ン酸 ・ヘキサヒドロフタル酸、テトラヒドロフタル酸、等の
脂環族ジカルボン酸、 ・トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等の
三価以上の多価カルボン酸 等を例示できる。
【0006】本発明においては、多価カルボン酸類に一
部、モノカルボン酸類を併用しても良い。モノカルボン
酸類としては芳香族モノカルボン酸類が好ましい。芳香
族モノカルボン酸としては例えば、安息香酸、クロロ安
息香酸、ブロモ安息香酸、パラヒドロキシ安息香酸、ナ
フタレンカルボン酸、アントラセンカルボン酸、4−メ
チル安息香酸、3メチル安息香酸、サリチル酸、チオサ
リチル酸、フェニル酢酸、およびこれらの低級アルキル
エステル、スルホ安息香酸モノアンモニウム塩、スルホ
安息香酸モノナトリウム塩、シクロヘキシルアミノカル
ボニル安息香酸、n-ドデシルアミノカルボニル安息香
酸、タ−シャルブチル安 息香酸、タ−シャルブチルナ
フタレンカルボン酸等を用いることができ、また特にタ
−シャルブチル安息香酸を使用することがより好まし
い。該芳香族モノカルボン酸の使用量は酸成分に対して
2〜25mol%、さらに5〜20mol%、またさらに8〜1
6mol%の使用がより好ましい。
【0007】本発明ではかかる多価カルボン酸成分の5
mol%以上の不飽和脂肪族多価カルボン酸を用いることが
できる。本発明における不飽和多価カルボン酸としては
フマル酸、マレイン酸の使用が好ましくさらにフマル酸
の使用が好ましい。不飽和多価カルボン酸の使用は酸成
分に対し5mol%以上が好ましく、20〜50mol%がより
好ましく、30〜50mol%がさらに好ましい。ポリエス
テル樹脂に用いられる多価アルコ−ル類としては脂肪族
多価アルコ−ル類、脂環族多価アルコ−ル類、芳香族多
価アルコ−ル類等を例示できる。 ・脂肪族多価アルコ−ル類としては、エチレングリコ−
ル、プロピレングリコ−ル、1,3−プロパンジオ−
ル、2,3−ブタンジオ−ル、1,4−ブタンジオ−
ル、1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ
−ル、ネオペンチルグリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、ジプロピレングリコ−ル、2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオ−ル、ポリエチレングリコ−
ル、ポリプロピレングリコ−ル、ポリテトラメチレング
リコ−ル等の脂肪族ジオ−ル類、トリメチロ−ルエタ
ン、トリメチロ−ルプロパン、グリセリン、ペンタエル
スリト−ル等のトリオ−ルおよびテトラオ−ル類等を例
示できる。
【0008】・脂環族多価アルコ−ル類としては1,4
−シクロヘキサンジオ−ル、1,4−シクロヘキサンジ
メタノ−ル、スピログリコ−ル、水素化ビスフェノ−ル
A、水素化ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加
物およびプロピレンオキサイド付加物、トリシクロデカ
ンジオ−ル、トリシクロデカンジメタノ−ル等を例示で
きる。 ・芳香族多価アルコ−ル類としてはパラキシレングリコ
−ル、メタキシレングリコ−ル、オルトキシレングリコ
−ル、1,4−フェニレングリコ−ル、1,4−フェニ
レングリコ−ルのエチレンオキサイド付加物、ビスフェ
ノ−ルA、ビスフェノ−ルAのエチレンオ キサイド付
加物およびプロピレンオキサイド付加物等を例示でき
る。 ・さらにポリエステルポリオ−ルとして、ε−カプロラ
クトン等のラクトン類を開環重合して得られる、ラクト
ン系ポリエステルポリオ−ル類等を例示することができ
る。 ・またカルボン酸類と同様、脂肪族アルコ−ル、芳香族
アルコ−ル、脂環族アルコ−ル等のモノアルコ−ルを用
いることができる。
【0009】本発明のポリエステル樹脂の必須要件は芳
香族の多環式縮合環炭化水素を骨格とする単量体を必須
成分とすることである。芳香族の多環式縮合環炭化水素
としては、インデン、ナフタレン、フルオレン、フェナ
ントレン、アントラセン、ピレン、クリセン、ナフタセ
ン、ベンゾフェナントロン、ジベンゾフェナントレン、
2H−インデン、3H−フルオレン、1,4−ジヒドロ
ナフタレン、等を例示でき、本発明ではこれらの骨格か
ら誘導されるモノカルボン酸、ジカルボン酸、トリカル
ボン酸、テトラカルボン酸、およびまたはそれ以上の多
価カルボン酸、モノアルコ−ル、グリコ−ル、トリオ−
ル、テトラオ−ル、およびまたはそれ以上の多価アルコ
−ル等を使用することができる。またかかる多環式縮合
環炭化水素カルボン酸、アルコ−ル以外に、ポリエステ
ル重合に支障ない範囲にて他の置換基を有してもよい。
本発明において用いられる芳香族の多環式縮合環炭化水
素を骨格とする単量体としてはナフタレン、アントラセ
ンを骨格とするものが好ましく、さらに好ましい具体的
な化合物としては2,6−ナフタレンジカルボン酸、
1,5−ナフタレンジカルボン酸、ナフタレンメタノ−
ル、ナフタレンジメタノ−ル、アントラセンジカルボン
酸、アントラセンジプロピオン酸、アントラセンカルボ
ン酸、アントラセンメタノ−ル、アントラセンジメタノ
−ル等を例示することができる。かかる芳香族の多環式
縮合環炭化水素を骨格とする単量体の添加量は、ポリエ
ステルを構成するカルボン酸類、またはアルコ−ル類の
いずれか一方の成分に対して1mol%以上、好ましくは2
mol%以上、さらに好ましくは5mol%以上、またさらに好
ましくは10mol%以上なおさらには20mol%以上、なお
またさらには30mol%以上、よりさらには50mol%以上
の使用が好ましい。またナフタレン骨格の単量体につい
ては10mol%を越える範囲での添加が好ましい。添加量が
この範囲に満たないと十分な紫外線吸収効果を得ること
ができない場合がある。
【0010】本発明ではこれらの他、単環式炭化水素、
複素単環式化合物、およびまたは、縮合複素環式化合物
を骨格とする単量体を用いることができる。単量体の骨
格となりうる単環式炭化水素としてはシクロヘキセン、
シクロヘキサジエン、シクロペンテン、シクロペンタジ
エン、シクロペンチリデン、等を例示できる。単量体の
骨格となりうる複素単環式化合物としてはフラン、チオ
フェン、ピロ−ル、2H−ピロ−ル、2−ピロリン、ピ
ロリジン、オキサゾ−ル、イソオキサゾ−ル、チアゾ−
ル、イソチアゾ−ル、イミダゾ−ル、2H−イミダゾ−
ル、2−イミダゾリン、イミダゾリジン、ピラゾ−ル、
3−ピラゾリン、ピラゾリジン、1H−1,2,3−ト
リアゾ−ル、2H−1,2,3−トリアゾ−ル、2H−
1,2,4−トリアゾ−ル、フラザン、1H−テトラゾ
−ル、2H−ピラン、4H−ピラン、4H−チイン、ピ
リジン、ピペリジン、4H−1,4−オキサジン、モル
ホリン、4H−1,4−チアジン、ピリダジン、ピリミ
ジン、ピラジン、ピペラジン、1,3,5−トリアジ
ン、等を例示できる。
【0011】単量体の骨格となりうる縮合複素環式化合
物としては、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベンゾ
チオフェン、インド−ル3H−インド−ル、インドリ
ン、イソインド−ル、ベンゾオキサゾ−ル、ベンゾチア
ゾ−ル、1H−インダゾ−ル、ベンゾイミダゾ−ル、2
H−クロメン、4H−クロメンクマロン、イソクマロ
ン、キノリン、イソキノリン、シンノリン、フタラジ
ン、キナゾリン、キノキサリン、ジベンゾフラン、カル
バゾ−ル、キサンテン、アクリジン、フェナントリジ
ン、1,10−フェナントロリン、フェナジン、フェノ
キサジン、チアントレン、インドリジン、4H−キノリ
ジン、キヌクリジン、1,8−ナフチリジン、プリン、
プテリジン、等を例示できる。
【0012】本発明におけるポリエステル樹脂のガラス
転移点は40℃以上が好ましく、45℃以上、好ましく
は50℃以上、さらに好ましくは60℃以上、またさら
に好ましくは70℃以上である。ガラス転移点がこれよ
り低い場合には、取扱い中あるいは保存中にブロッキン
グする傾向がみられ、得られる粉体をハンドリングする
ことが困難となる場合がある。本発明のポリエステル樹
脂の数平均分子量は1000〜20000の範囲が好ま
しい。また、2000以上5000以下の範囲が好まし
く、3000以上4000以下の範囲がさらに好まし
い。
【0013】本発明においてはイオン性基を20〜20
00eq./tonの範囲でポリエステル樹脂に含有す
ることが必須である。イオン性基としては、スルホン酸
基、カルボキシル基、硫酸基、リン酸基、ホスホン酸
基、ホスフィン酸基もしくはそれらのアンモニウム塩、
金属塩等のアニオン性基、または第1級ないし第3級ア
ミン基等のカチオン性基であり、好ましくは、スルホン
酸アルカリ金属塩の基、カルボン酸アンモニウム塩基を
用いることができる。これらイオン性基はポリエステル
に共重合された形態、あるいは高分子末端に導入された
形態にて含有されることが好ましい。ポリエステルに共
重合可能なスルホン酸金属塩基含有多価カルボン酸とし
ては、スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル酸、
4−スルホフタル酸、4−スルホナフタレン−2,7ジ
カルボン酸、5〔4−スルホフェノキシ〕イソフタル
酸、およびまたはそれらの塩を例示することができる。
またスルホ安息香酸の金属塩を併用することによって高
分子末端にスルホン酸金属塩基を導入することができ
る。塩としてはアンモニウム系イオン、Li、Na、
K、Mg、Ca、Cu、Fe等の塩があげられ、特に好
ましいものはK塩またはNa塩である。カルボキシル基
はポリエステルの重合末期にトリメリット酸等の多価カ
ルボン酸を系内に導入することにより高分子末端に付加
することができる。さらにこれをアンモニア、水酸化ナ
トリウム等にて中和することによりカルボン酸塩の基に
交換することができる。これらイオン性基の含有量は、
該ポリエステル樹脂に対し、20〜2000eq. /ton
の範囲が必須であり、好ましくは20〜500eq. /to
n 、さらに好ましくは50〜200eq. /ton である。
【0014】本発明における微粒子分散体の平均粒子径
は1.0μm以下であることが必須であり、好ましくは
0.5μm以下、さらに好ましくは0.2μm以下、ま
たさらに好ましくは0.1μm以下である。微粒子分散
体の粒子系がこの範囲を越える場合には分散安定性が悪
化する場合がある。
【0015】かかるポリエステル樹脂に微粒子分散体は
以下に述べる方法にて得ることができる。すなわち、イ
オン性基を含有した場合、本発明におけるポリエステル
樹脂は水分散性を発現する。水分散性とは一般にエマル
ジョンあるいはコロイダルディスパ−ジョンと称される
状態を意味するものである。イオン性基は水系媒体中に
おいて解離し、ポリエステル樹脂と水との界面に電気二
重層を形成する。ポリエステル樹脂が微細なミクロ粒子
として水系内に存在する場合には電気二重層の働きによ
りミクロ粒子間には静電的な反発力が生じ、ミクロ粒子
が水系内にて安定的に分散する。
【0016】イオン性基含有ポリエステル樹脂の水分散
体は、イオン性基含有ポリエステル樹脂と水溶性有機化
合物とをあらかじめ混合後に水を加える方法、イオン性
基含有ポリエステル樹脂と水溶性有機化合物と水とを一
括して混合加熱する方法等により得ることができる。ま
たその際に界面活性剤等を併用することもできる。水溶
性有機化合物としてはエタノ−ル、イソプロパノ−ル、
ブタノ−ル、エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−
ル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等を用いることができる。水溶性有
機化合物はイオン性基含有ポリエステル樹脂を水分散化
した後に共沸等により除去することができるものが好ま
しい。
【0017】本発明のポリエステル樹脂は染料にて着色
された場合においても耐光堅牢度が良好である。染料と
しては分散染料、油溶性染料、建浴染料、ヴァット染
料、スレン染料、塩基性等を用いることができる。本発
明における化粧品には必須成分であるポリエステル粒子
の他に製品種、目的等により通常化粧品成分として用い
られる白色、体質、着色顔料、パ−ル剤、天然鉱物、有
機粉末、油剤、金属石鹸、界面活性剤、保湿剤、防腐
剤、香料、その他添加剤を配合しても差し支えない。本
発明の化粧品は粉末状、プレス状、液状、スティック
状、また乳化状、油性状、クリ−ム状等のいかなる製品
形態、形状を採ってもよい。より具体的には本発明では
その特徴であるポリエステル粒子を、クレンジングクリ
−ム、拭き取り化粧水、洗顔料、化粧水、乳液、白粉、
ファンデ−ション、頬紅、アイシャドウ、口紅、アイラ
イナ−、マスカラ、アイブロウ、眉墨、パック、マッサ
−ジクリ−ム、下地クリ−ム、ロ−ション等に配合する
ことにより優れた効果を得ることができる。
【0018】本発明の化粧品に配合されるポリエステル
微粒子分散体は無機粒子に比較し比重が低いために良好
なる分散安定性を示し、長期保存においても沈降が生じ
ない。また縮合系ポリマ−であるが上に未反応モノマ−
の残存が無く、臭気、安全性の面において優れている。
また親水性成分の共重合によりその親水/疎水度を自由
に制御可能であり目的に応じた特性を得ることができ
る。また本発明におけるポリエステル樹脂は芳香族の多
環式縮合環炭化水素を骨格とする単量体を必須成分とす
るが、そのため特に紫外線の遮蔽効果が優れている。以
上の作用により、本発明の化粧品は従来の無機粒子を主
に用いた化粧品に対し、使用性、使用感等の点で公知の
ポリマ−粒子を用いた化粧品の特徴をすべて継承し、さ
らに加えて紫外線遮蔽効果、臭気、安全性、製品設計の
自由度等の点でより優れた効果を示すものである。
【0019】以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらになんら限定される物で
はない。
【実施例】
[ポリエステル樹脂の重合]温度計、撹拌機を備えたオ
−トクレ−ブ中に、 1,5ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステル 171 重量部 イソフタル酸ジメチルエステル 49 重量部 5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル 3 重量部 エチレングリコ−ル 68 重量部、 ネオペンチルグリコ−ル 114 重量部、および テトラブトキシチタネ−ト 0.1 重量部 を仕込み150〜220℃で180分間加熱してエステ
ル交換反応を行った。次いで反応系の温度を180℃に
下げ、 無水マレイン酸 8 重量部 タ−シャルブチルカテコ−ル 0.1 重量部 を加え、200℃にて60分間反応を続け、その後、反
応系の温度を220〜240℃に昇温した後、系の圧力
を徐々に減じて30分後に10mmHgとし、60分間
反応を続けた。その後オ−トクレ−ブ中を窒素ガスで置
換し、大気圧とした。温度を200℃に保ち無水トリメ
リット酸を8重量部を加え、60分間反応を行い、表
1.に示す共重合ポリエステル樹脂(A1)を得た。得
られた共重合ポリエステル樹脂(A1)の組成、ガラス
転移温度、酸価、分子量、スルホン酸ナトリウム基当量
を表1.に示す。ポリエステルの組成はNMR分析、ガ
ラス転移温度はDSC、酸価は滴定、分子量はGPC、
スルホン酸ナトリウム基当量はSの定量により求めた。
以下、原料を変えて同様に重合を行い、表1.に示すポ
リエステル樹脂(A2)〜(A6)を得た。
【0020】
【表1】 なお、表1.中 AMC は 9−アントラセンカルボン酸 ADC は 9,10−アントラセンジプロピオン酸 NDC は 1,5−ナフタレンジカルボン酸 TPA は テレフタル酸 IPA は イソフタル酸 SIP は 5−ナトリウムスルホイソフタル酸 TMA は トリメリット酸 AM は 9−アントラセンメタノ−ル EG は エチレングリコール NPG は ネオペンチルグリコ−ル BPP は ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付
加物( 平均分子量350) Tg は ガラス転移温度 を示す。
【0021】[ポリエステル水微分散体の作製]ポリエ
ステル樹脂(A1)200部に、ブタノ−ル100部を
加え90℃で溶解した後、80℃まで冷却した。さらに
ポリエステル樹脂の酸価に等量となるように1Nのアン
モニア水溶液を加え、80℃を保持し30分間撹拌した
後80℃の水500部を添加しポリエステルの水系分散
体を得た。さらに得られた水分散体1000部を蒸留用
フラスコに入れ、留分温度100℃に達するまで蒸留し
た後冷却し、最終的に脱溶剤された固形分濃度30%の
ポリエステルの微粒子水分散体(B1)を得た。同様に
ポリエステル樹脂(A6)から微粒子水分散体(B6)
を得た。ポリエステル樹脂(A2)200重量部、メチ
ルエチルケトン100重量部、テトラヒドロフラン50
重量部、エタノ−ル20重量部を80℃にて溶解した後
80℃の水500部を添加し、粒子径約0.1μmの共
重合ポリエステル樹脂の水系ミクロ分散体を得た。さら
に得られた水系ミクロ分散体を蒸留用フラスコに入れ、
留分温度が100℃に達するまで蒸留し、冷却後に水を
加え固形分濃度を30%のポリエステル微粒子水分散体
(B1)を得た。、以下同様にポリエステル樹脂(A
3)〜(A5)を用いてポリエステル微粒子水分散体
(B3)〜(B5)を得た。
【0022】[紫外線遮蔽効果の評価]得られたポリエ
ステル樹脂微粒子水分散体70重量部、グリセリン30
重量部を混合し乳液化した、ついで得られた乳液をアプ
リケ−タにて塗膜厚20μm程度に石英板上に塗布し紫
外線遮蔽効果測定用試料とした。上記資料につき日立ス
ペクトロフォトメ−タU−3210型を用いて紫外線遮
蔽率を求めた。測定波長はA領域として320 〜400 n
m、B領域として290 〜320 nmとし、各領域の平均値
を求めた。結果を表2.に示す。なお微粒子分散体んP
平均粒子径はレ−ザ−散乱法により求めた。
【表2】
【0023】
【比較例】スチレン、およびPMMAの乳化重合により
得られるポリマ−の微粒子水分散体を用い、実施例同様
に紫外線遮蔽効果を測定した。結果を表3.に示す。
【0024】
【表3】 (固形粉末状ファンデ−ション)ブレンダ−に ポリエステル微粒子分散体 40重量部、 タルク 30重量部、 酸化チタン 2重量部、 着色顔料 6重量部、 マイカ 20重量部、 を仕込均一混合し、 ワセリン 2重量部、 スクワラン 8重量部、 流動パラフィン 2重量部、 を加熱溶融混合物を加えさらに混合した。次いで得られ
た混合物をプレス成形し固形粉末状ファンデ−ションを
得た。以下同様に微粒子分散体を変えてファンデ−ショ
ンを試作した。得られたファンデ−ションはいずれのポ
リエステル粒子、あるいは架橋ポリエステル粒子、ナイ
ロン粒子を用いた場合でもマットへの取れが良く、塗布
時の伸びが良好で密着感があり均一で自然な化粧膜を形
成し、紫外線遮蔽効果に優れていた。
【0025】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明のポリエ
ステル微粒子分散体を配合した化粧品は使用性、使用感
に優れ、さらに高い紫外線遮蔽効果を有するものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 陽三 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20〜2000eq. /ton の範囲にてイ
    オン性基を含有し、かつ、芳香族の多環式縮合環炭化水
    素を骨格とする単量体を必須成分とするポリエステル樹
    脂を主成分とする平均粒子径1.0μm以下の微粒子分
    散体を配合してなる化粧品。
JP21288193A 1993-08-27 1993-08-27 化粧品 Pending JPH0769855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21288193A JPH0769855A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 化粧品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21288193A JPH0769855A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 化粧品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0769855A true JPH0769855A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16629810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21288193A Pending JPH0769855A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 化粧品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769855A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2919149C2 (ja)
EP0555325B1 (en) Fluidized bed process for treating pigments
KR101689620B1 (ko) 다공질 수지 입자, 그 제조 방법, 분산액 및 그 용도
JP2012504570A (ja) ランダムターポリマーを含む着色化粧品
JPWO2016039357A1 (ja) 高復元性樹脂粒子及びその用途
JPH05310530A (ja) 化粧品
US5386003A (en) Oil absorbing polymers
CN104758196B (zh) 一种基于水性聚氨酯分散体的水性指甲油
JPWO2017038138A1 (ja) 複合粒子及びその製造方法、並びにその用途
US6355392B1 (en) Method of producing toner by way of dispersion polymerization for use in developing latent electrostatic images
KR102022254B1 (ko) 폴리에스테르계 수지 입자, 그 제조 방법 및 그 용도
JPWO2019167749A1 (ja) 顔料含有脂肪族ポリエステル微粒子、その製造方法および化粧品
JP2006131547A (ja) 金属酸化物微粒子分散体および化粧料
JPH0769855A (ja) 化粧品
JP6294204B2 (ja) 複合粒子、複合粒子の製造方法、及び、その用途
JPH0776511A (ja) 化粧品
JP3498411B2 (ja) ポリエステル樹脂水分散体の製造方法
JPH0769856A (ja) 化粧品
JP2024063760A (ja) ポリエステル樹脂水性分散体、および水性インキ組成物
JP3180823B2 (ja) 水系分散体およびその製造方法
JP3613870B2 (ja) ポリエステル系水分散体およびその製造方法
JP3114814B2 (ja) 樹脂粒子
JP2001200195A (ja) フォトクロミック性を有する酸化チタンの油性分散体及び親油性酸化チタン粉体とその製造方法、並びにこれらより得られる皮膜形成性もしくは皮膜組成物、及びこれらを含有する組成物
Lim et al. Polymeric dispersant incorporated with fatty acid as TiO2 anchoring group for surface coating applications
JP2010202707A (ja) 樹脂粒子