JPH0769858B2 - 仮想計算機の性能測定方式 - Google Patents

仮想計算機の性能測定方式

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JPH0769858B2
JPH0769858B2 JP62138436A JP13843687A JPH0769858B2 JP H0769858 B2 JPH0769858 B2 JP H0769858B2 JP 62138436 A JP62138436 A JP 62138436A JP 13843687 A JP13843687 A JP 13843687A JP H0769858 B2 JPH0769858 B2 JP H0769858B2
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岳夫 浅川
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Description

【発明の詳細な説明】 [概 要] 電子計算機の性能あるいは、該電子計算機上で走行する
ソフトウェアの性能などを測定する手段として、従来か
らソフトウェアモニタやハードウェアモニタがあり、こ
れらの内ハードウェアモニタは被測定システムへの負荷
や影響を与えることなしに各種の測定が可能なものであ
って、例えば、命令の実行回数や主記憶装置アクセス時
のアドレス分布なども容易に測定することができる。し
かし、仮想計算機の場合には、複数の異なる計算機が同
一の実計算機を使用するので各仮想計算機ごとの性能を
分離して測定することが困難である。従って、従来、こ
のような目的のためには制御プログラム(ホストプログ
ラムあるいはOS)が介在してカウンターに係る制御を行
なうなどの方法を採っていたので、実際の動作状態と等
価な精度の高い計測を行なうことができないという問題
点があった。
本発明はこのような従来の問題点を解決するため、予め
測定したい仮想計算機のIDあるいはアドレスをレジスタ
に保持しておいて、これと実計算機のIDあるいはアドレ
スが一致したときのみカウンターを動作させることによ
り指定した仮想計算機について精度の高い計測を行なう
ことの可能な測定方式について開示している。
[産業上の利用分野] 本発明は電子計算機の性能を測定するための構成とその
制御に関するものであって、特に仮想計算機方式を採る
系の、個々の仮想計算機の性能を高い精度で計測するこ
とが可能な測定方式に係る。
[従来の技術] 電子計算機システムの動作状況を定量的に把握するため
のモニタリング手法として、従来からソフトウェアモニ
タやハードウェアモニタが用いられている。これらのう
ち、前者のソフトウェアモニタはOSの一部としての測定
用プログラムによって各種のデータを収集するものであ
り、測定の融通性に富み、また、プログラムに関連した
情報を得ることができる利点を有するものであるが、測
定のためのプログラムが介在するので、測定結果にその
影響が表れたり、ハードウェアの細部の動作を把握する
には不向きな面があった。
一方、後者の、ハードウェアモニタは、プローブなどに
よって、回路から電気的信号を直接取り出して、カウン
ターにより発生した信号の数をカウントする等により、
計算機の動作状態を計測するもので、通常、ソフトウェ
アの介入を必要としないからハードウェアの動作を純粋
に計測することができる。
しかし、近年、コンピュータシステムの複雑化、大形化
に伴ってシステムの性能について、より精度の高い測定
が要求される現状にあり、高速な超大形機種では、従来
から存在するソフトウェアモニタやハードウェアモニタ
の方式では、スピードの点で採取できるデータの種類や
精度に限度があり、これらの要求を満たすことが困難で
あった。
そのため、コンピュータによってはCPU内にCPUやチャネ
ルの状態をモニタリングする専用のパフォーマンスアナ
ライザを装備したものが出現している。
このようなパフォーマンスアナライザでは任意のタイミ
ングでの測定の起動/停止が可能であり、また、従来の
独立形のハードウェアモニタでは困難であったソフトウ
ェアの動きを含めた事象についても測定が可能になって
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 上述したように、パフォーマンスアナライザは超大形で
処理速度の速い電子計算機の性能測定を高い精度で行な
うことができる有用なものであるが、これを仮想計算機
システムにおいて用いる場合には以下に述べるような不
都合を生ずる。
すなわち、仮想計算機は、異なる仮想計算機に処理のた
め必要な都度、実計算機を割り当てるものであるから、
仮想計算機ごとの性能を測定する場合はディスパッチさ
れる仮想計算機が変わるたびに、オペレーティングシス
テム(OS)あるいはオペレータの操作によってパフォー
マンスアナライザのカウンターの内容の読み出しや初期
化、あるいは起動などを行なわなければならず、そのた
め、高い精度で効率良く各仮想計算機の性能を測定する
ことが困難であるという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑み一つの実計算機
上で複数の仮想計算機を走行せしめるような構成を採る
システムにおいて、予めそれぞれの仮想計算機上で測定
する項目を指定することを可能とし、効率良く各仮想計
算機ごとの性能測定ができる性能測定方式を提供するこ
とを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に記
載した手段により達成される。
すなわち、本発明は、複数の異なる仮想計算機が同一の
実計算機を使用して同時に動作することができる仮想計
算機システムにおいて、実計算機の内部で発生する事象
あるいは状態の変化に起因して発生する電気的信号を計
数する複数のカウンターと、性能測定の客体となる一つ
又は複数の仮想計算機を特定する手段と、特定した一の
仮想計算機における測定項目として一種類又は複数種類
の事象あるいは状態の変化を指定する手段と、特定した
一の仮想計算機に対して、指定した一種類又は複数種類
の事象あるいは状態の変化を測定するための一つ又は複
数のカウンターを割り当てる手段と、特定した仮想計算
機を示す情報を保持するレジスタと、この仮想計算機を
示す情報を保持するレジスタの内容と、ディスパッチさ
れた仮想計算機のIDあるいはアドレスを表わす電気的信
号との比較結果に基づいて、性能を測定するように特定
された仮想計算機がディスパッチされたときには、その
仮想計算機に割り当てられた一つ又は複数のカウンター
を動作状態にする信号を出力すると共に、性能を測定す
るように特定されなかった仮想計算機がディスパッチさ
れたときには、カウンターを動作状態にする信号を出力
しない手段とを設ける仮想計算機の性能測定方式であ
る。
[作 用] 通常、従来のパフォーマンスアナライザにおいては、同
時にかつ独立的に、測定すべき事象を計数するカウンタ
ーを複数設けているが、本発明は各々のカウンターと、
カウントを行うべき仮想計算機を特定するID、アドレス
を指定する手段を新たに設け、上記手段中の指定された
仮想計算機ID、アドレスおよびPAカウンター・ナンバー
を保持するレジスタと、現在ディスパッチされている仮
想計算機ID、アドレスが上記レジスタ内のID、アドレス
と一致したときのみ、指定されたカウンターにカウント
・イネーブル信号を送る制御回路とをハードウェアによ
って構成することにより効率の良い仮想計算機システム
上の性能測定機能を実現している。
本発明によればあらかじめ各仮想計算機ごとにカウント
を行うカウンター・ナンバーを指定することができ、測
定開始後、どのように仮想計算機がディスパッチされよ
うとも自動的に、各仮想計算機ごとの性能測定データが
収集できる。
各カウンターに、測定すべき事象の発生の都度カウント
(計数)を行うべき対象となる仮想計算機を特定(アサ
イン)する手段は、そのための制御命令を設け、これを
プログラムが実行することにより行なうか、あるいはパ
ネル上の操作により必要情報をレジスタに保持せしめる
構成を採ることによっても良い。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例のブロック図であって、OSの
命令によって、仮想計算機とカウンターを指定して、必
要なデータを得る構成の場合について示している。
同図において、1は指令語レジスタ、2は指令コード
部、3はID指定ビット、4はアドレス指定ビット、5は
仮想計算機のID部、6は仮想計算機のアドレス部、7は
カウンター・ナンバー部、8、9はデコーダ、10は仮想
計算機のIDおよびアドレスを保持するレジスタ、11はア
ンド回路、12は比較器を表している。
指令語レジスタ1の内容の内、指令コード部2には測定
の開始、停止、測定事象の指定などを示す指令コードが
保持される。
また、ID指定ビットあるいはアドレス指定ビットはそれ
が“1"であるとき仮想計算機ID部5で指定されたIDまた
は仮想計算機アドレス部6で指定されたアドレスを持つ
仮想計算機のときのみ、カウントすることを表すもので
ある。
カウンター・ナンバー部7には動作させるカウンターの
ナンバーを保持する。
レジスタ10には指令語レジスタ1の仮想計算機ID部5お
よび仮想計算機アドレス部6の内容が保持される。該レ
ジスタ10は、各カウンターに対応して設けられるもので
あって、この図ではカウンターが0〜3の4個存在し、
レジスタ10がそれらのカウンターにそれぞれ対応してい
る場合を示している。
レジスタ10には、仮想計算機のIDおよびアドレス値が保
持されるが、このとき、指令コード部2の情報をデコー
ドした信号とカウンター・ナンバー部7の情報をデコー
ドした信号とからクロックイネーブル信号を生成して、
これを用いて指定する仮想計算機のIDおよびアドレス
を、当該カウンターに対応するレジスタに保持する。
比較器12には、現在実計算機で走行中の仮想計算機のID
やアドレスが入力され、これとレジスタ10の内容とを比
較してそれらが一致したとき該比較器には該当するカウ
ンターに対してカウントイネーブル信号を送出する。
第2図は、上記実施例における動作の例を示すタイムチ
ャートであって、測定の開始に当たり、仮想計算機ID、
アドレス指定命令によりカウンター0にID=0の仮想計
算機を、カウンター1にID=1の仮想計算機を、カウン
ター2にID=2の仮想計算機を割り当てる場合を示して
おり、各仮想計算機は13で示すようにディスパッチされ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、OSやオペレータ
の操作に依存することなく、仮想計算機個々の性能測定
に係る計測データを自動的にカウントし、収集すること
が可能である利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は実施
例の動作の例を示すタイムチャートである。 1……指令語レジスタ、2……指令コード部、3……ID
指定ビット、4……アドレス指定ビット、5……ID部、
6……アドレス部、7……カウンター・ナンバー部、
8、9……デコーダ、10……レジスタ、11……アンド回
路、12……比較器、13……仮想計算機のディスパッチの
状態

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なる仮想計算機が同一の実計算機
    を使用して同時に動作することができる仮想計算機シス
    テムにおいて、 実計算機の内部で発生する事象あるいは状態の変化に起
    因して発生する電気的信号を計数する複数のカウンター
    と、 性能測定の客体となる一つ又は複数の仮想計算機を特定
    する手段と、 特定した一の仮想計算機における測定項目として一種類
    又は複数種類の事象あるいは状態の変化を指定する手段
    と、 特定した一の仮想計算機に対して、指定した一種類又は
    複数種類の事象あるいは状態の変化を測定するための一
    つ又は複数のカウンターを割り当てる手段と、 特定した仮想計算機を示す情報を保持するレジスタと、 この仮想計算機を示す情報を保持するレジスタの内容
    と、ディスパッチされた仮想計算機のIDあるいはアドレ
    スを表わす電気的信号との比較結果に基づいて、性能を
    測定するように特定された仮想計算機がディスパッチさ
    れたときには、その仮想計算機に割り当てられた一つ又
    は複数のカウンターを動作状態にする信号を出力すると
    共に、性能を測定するように特定されなかった仮想計算
    機がディスパッチされたときには、カウンターを動作状
    態にする信号を出力しない手段とを設けることを特徴と
    する仮想計算機の性能測定方式。
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