JPH0769871A - 外用テープ剤用基剤及びその基剤を用いた外用テープ剤 - Google Patents

外用テープ剤用基剤及びその基剤を用いた外用テープ剤

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JPH0769871A
JPH0769871A JP24213593A JP24213593A JPH0769871A JP H0769871 A JPH0769871 A JP H0769871A JP 24213593 A JP24213593 A JP 24213593A JP 24213593 A JP24213593 A JP 24213593A JP H0769871 A JPH0769871 A JP H0769871A
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良之 平山
Nako Kishimoto
奈子 岸本
Masaharu Asai
正治 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸収促進剤であるアルコール類等の配合を可
能とし、効果、使用感の点で優れたテープ剤を提供する
こと。 【構成】 メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重
合体と、エステル類、ケトン類、カルボン酸類、アルコ
ール類、アミド類等の可塑化作用を有する液状化合物か
らなる群から、少なくとも1種を配合した組成物を基本
とし、これに薬物を配合しテープ剤とする。必要ならば
吸収促進剤、架橋剤、H調整剤を加えても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外用テープ剤、更に詳
しくは薬剤の経皮吸収型製剤の基剤を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】薬剤をテープ剤として経皮吸収させて投
与する方法は、経口投与や注射による投与と比べて副作
用が少なく持続性が高いなど、多くの利点を有すること
はよく知られている。しかし、大部分の薬物は皮膚透過
が困難な場合が多く、吸収促進剤の配合により経皮吸収
性を向上させることが必要となってくる。これまでの外
用貼付剤用基剤に於ても、目的に応じた吸収促進剤の配
合は求められていたが、アルコール類を配合できる製剤
は水を含有するパップ剤に限定され、臨床上、別の製剤
形態の要望があったとしても、提供できる剤形は限定せ
ざるを得ない状況にあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来のテープ剤
は油溶性基剤であるが為に、吸収促進剤であるアルコー
ル類等の配合が難しく、たとえ配合しても相溶性が悪
く、基剤から滲み出してしまうため、本来の機能を発揮
し得ないばかりでなく、使用感の点でも決して良好なも
のとは云えず製品開発の障害となっていた。更に、パツ
プ剤においても、充分量のアルコール類のような経皮吸
収促進剤を数十%配合する事は非常に困難な状況であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ため鋭意研究を進め、メチルビニルエーテル・無水マレ
イン酸共重合体と、可塑化作用を有する液状化合物とを
組み合わせることにより、従来基剤中に目的とする濃度
となるまで配合し難かった吸収促進剤を、或いは溶媒を
配合することが可能であることを見い出し本発明を完成
した。
【0005】即ち、メチルビニルエーテル・無水マレイ
ン酸共重合体(以下PVM/MAと記す)に対して、可
塑化作用及び/若しくは吸収促進作用を有する液状化合
物としては、アルコール類、エーテル類、エステル類、
カルボン酸類、ケトン類、炭化水素類、アミド類等が挙
げられ、基剤の粘着性の調整及び/若しくは薬物の経皮
吸収促進を目的として配合される。
【0006】アルコール類としては、低級アルコール類
ではメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ルが、高級アルコールではベンジルアルコール、オレイ
ルアルコールが、多価アルコールではプロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。
【0007】エーテル類としては、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール、及びそのアルキルエーテルが挙げられる。
【0008】炭化水素類としては、スクワラン、流動パ
ラフィン等が挙げられる。
【0009】エステル類としては、ミリスチン酸イソプ
ロピル、セバシン酸ジエチル、ヒマシ油等の有機酸エス
テル等が例示できる。
【0010】これら化合物の配合割合は、該化合物の種
類、極性及び分子量、並びに薬物の種類、極性、分子量
によって異なるが、PVM/MA10重量部に対して
0.1〜90重量部、好ましくは1〜30重量部であ
る。
【0011】0.1重量部を下まわると粘着力を柔軟に
する効果が少なく、90重量部を上まわると、得られる
基剤の凝集力が不足する。
【0012】テープ剤に配合可能な薬物は、特に限定さ
れず、例えばインドメタシン、フルルピブロフェン、ジ
クロフェナクナトリウム、塩酸モルヒネ、塩酸ブプレノ
ルフィン、塩酸プトルファノール、臭化水素酸エプタゾ
シン等の解熱消炎鎮痛剤、フマル酸ケトチフェン、トラ
ニラスト、クロモグリク酸ナトリウム等の抗アレルギー
薬、フルフェナジン、フルニトラゼパム、クロルプロマ
ジン等の精神安定剤、クロニジン、ピンドロール、プロ
プラノロール等の抗高血圧剤、ペニシリン、エリスロマ
イシン、クロラムフェニコール等の抗生物質、プロゲス
テロン、エストラジオール等のホルモン剤、塩酸エペリ
ゾン、メタンスルフォン酸プリジノール、アフロクアロ
ン、塩酸チサニジン等の骨格筋弛緩剤等が挙げられ、こ
れらの薬物は必要に応じて配合することができる。
【0013】テープ剤に配合可能な吸収促進剤は、特に
限定されず、例えばオレイン酸、リノール酸、オレイル
アルコール、ベンジルアルコール、ミリスチン酸イソプ
ロピル、クロタミトン、ラウリルアルコール、カプリン
酸モノグリセリド、オレイン酸デシル、セバシン酸ジエ
チル、スクワラン等が挙げられ、これらの吸収促進剤は
必要に応じて配合することができる。
【0014】
【作用】本発明により、従来外用テープ剤基剤には配合
の難しかったアルコール類等の吸収促進剤につき、その
配合自由度を増し、薬効の確保、向上等の製剤設計の可
能性を著しく高めた。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について説明する。処方内容
はこれらの実施例に限定するものではない。
【0016】実施例1 PVM/MA10部及びメタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コールを58部及び1−メントール並びにフルルビプロ
フェン各1部を溶解混合した液をB液とする。A及びB
液を4:1の割合に混合し、これをポリエチレンテレフ
タレートフィルム(以下PETフィルム)に塗工後、乾
燥しておよそ15μm厚のテープ剤を得る。
【0017】実施例2 PVM/MA10部及びエタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤としてリン酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングコ
ールを58部、オレイン酸5部及びジクロフェナクナト
リウム各1部を溶解混合した液をB液とする。A及びB
液を4:1の割合に混合し、これをPETフィルムに塗
工後、乾燥してテープ剤を得る。
【0018】実施例3 PVM/MA10部及びプロパノール90部を混合分散
し、加熱溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コール46部、リノール酸5部、ジクロフェナックナト
リウム3部を混合した液をB液とする。A液及びB液を
5.9:1の割合に混合し、均一に溶解した後、これを
PETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μmのテ
ープ剤を得る。
【0019】実施例4 PVM/MA10部及びブタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別に1,3−ブチレ
ングリコールを30部、及びリドカイン20部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を5:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
【0020】実施例5 PVM/MA10部及びテトラヒドロフラン90部を混
合分散し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数
時間室温放置し溶解した液をA液とする。別に可塑化作
用を目的としてポリエチレングリコール400を30
部、経皮吸収促進作用を目的としてオレイルアルコール
5部を配合し、この基剤に塩酸エペリゾン1部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を7:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
【0021】比較例 1 スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体17部、
6系粘着付与樹脂58部、流動パラフィン22部、ミ
リスチン酸イソプロピル1部、1−メントール並びにフ
ルルビプロフェン各1部をトルエン100部に混合溶解
し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して100μ
m厚のテープ剤を得る。
【0022】比較例 2 アクリル系粘着剤を40%含有した酢酸エチル20部
に、1−メントール並びにフルルピプロフェン各1部を
混合溶解し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して
100μm厚のテープを得る。
【0023】比較例 3 スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体17部、
5系粘着付与樹脂55部、流動パラフィン15部、ポ
リブテン5部、リノール酸5部、ジクロフェナックナト
リウム3部をトルエン100部に混合溶解し、これをP
ETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μm厚のテ
ープ剤を得る。
【0024】実施例1と比較例1及び2について、5週
齢のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比
較した結果を図1に示した。実施例1は、比較例1に対
して塗工厚及び薬物含有量が6分の1以下であるにも拘
らず、同等以上の皮膚透過性を示した。又、実施例1は
比較例に比して、明かな皮膚透過性を示した。
【0025】実施例3と比較例3について、5週齢のヘ
アレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較し
た結果を図2に示した。実施例3は従来のテープ剤処方
の比較例3に比して、明かな皮膚透過性の亢進を示し
た。
【0026】
【発明の効果】本発明の外用テープ剤用基剤は、従来の
外用テープ剤用基剤には配合しにくかった液状化合物
を、可塑剤として/若しくは吸収促進材として配合する
ことが可能となり、さらにその添加量は幅広く設定する
ことが可能となった。この場合必要があれば吸収促進剤
を配合し、さらに経皮吸収性を高めることも可能であ
る。従って、薬効の持続性、皮膚透過性、皮膚刺激性等
を制御した良好なテープ剤の製造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1と、比較例1及び2について、5週齢
のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比較
した結果を示す図である。(フルルピプロフェンの累積
透過量の比較)
【図2】実施例3と比較例3について、5週齢のヘアレ
スラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較した結
果を示す図である。〔ジクロフェナックナトリウムの累
積透過量の比較(吸収促進剤の添加効果)〕
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 外用テープ剤用基剤及びその基剤を用
いた外用テープ剤
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外用テープ剤、更に詳
しくは薬剤の経皮吸収型製剤の基剤を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】薬剤をテープ剤として経皮吸収させて投
与する方法は、経口投与や注射による投与と比べて副作
用が少なく持続性が高いなど、多くの利点を有すること
はよく知られている。しかし、大部分の薬物は皮膚透過
が困難な場合が多く、吸収促進剤の配合により経皮吸収
性を向上させることが必要となってくる。これまでの外
用貼付剤用基剤に於ても、目的に応じた吸収促進剤の配
合は求められていたが、アルコール類を配合できる製剤
は水を含有するパップ剤に限定され、臨床上、別の製剤
形態の要望があったとしても、提供できる剤形は限定せ
ざるを得ない状況にあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来のテープ剤
は油溶性基剤であるが為に、吸収促進剤であるアルコー
ル類等の配合が難しく、たとえ配合しても相溶性が悪
く、基剤から滲み出してしまうため、本来の機能を発揮
し得ないばかりでなく、使用感の点でも決して良好なも
のとは云えず製品開発の障害となっていた。更に、パツ
プ剤においても、充分量のアルコール類のような経皮吸
収促進剤を数十%配合する事は非常に困難な状況であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ため鋭意研究を進め、メチルビニルエーテル・無水マレ
イン酸共重合体と、可塑化作用を有する液状化合物とを
組み合わせることにより、従来基剤中に目的とする濃度
となるまで配合し難かった吸収促進剤を、或いは溶媒を
配合することが可能であることを見い出し本発明を完成
した。
【0005】即ち、メチルビニルエーテル・無水マレイ
ン酸共重合体(以下PVM/MAと記す)に対して、可
塑化作用及び/若しくは吸収促進作用を有する液状化合
物としては、アルコール類、エーテル類、エステル類、
カルボン酸類、ケトン類、炭化水素類、アミド類等が挙
げられ、基剤の粘着性の調整及び/若しくは薬物の経皮
吸収促進を目的として配合される。
【0006】アルコール類としては、低級アルコール類
ではメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ルが、高級アルコールではベンジルアルコール、オレイ
ルアルコールが、多価アルコールではプロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。
【0007】エーテル類としては、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール、及びそのアルキルエーテルが挙げられる。
【0008】炭化水素類としては、スクワラン、流動パ
ラフィン等が挙げられる。
【0009】エステル類としては、ミリスチン酸イソプ
ロピル、セバシン酸ジエチル、ヒマシ油等の有機酸エス
テル等が例示できる。
【0010】これら化合物の配合割合は、該化合物の種
類、極性及び分子量、並びに薬物の種類、極性、分子量
によって異なるが、PVM/MA10重量部に対して
0.1〜90重量部、好ましくは1〜30重量部であ
る。
【0011】0.1重量部を下まわると粘着力を柔軟に
する効果が少なく、90重量部を上まわると、得られる
基剤の凝集力が不足する。
【0012】テープ剤に配合可能な薬物は、特に限定さ
れず、例えばインドメタシン、フルルビプロフェン、ジ
クロフェナクナトリウム、塩酸モルヒネ、塩酸ブプレノ
ルフィン、酒石酸ブトルファノール、臭化水素酸エプタ
ゾシン等の解熱消炎鎮痛剤、フマル酸ケトチフェン、ト
ラニラスト、クロモグリク酸ナトリウム等の抗アレルギ
ー薬、フルフェナジン、フルニトラゼパム、クロルプロ
マジン等の精神安定剤、クロニジン、ピンドロール、プ
ロプラノロール等の抗高血圧剤、ペニシリン、エリスロ
マイシン、クロラムフェニコール等の抗生物質、プロゲ
ステロン、エストラジオール等のホルモン剤、塩酸エペ
リゾン、メシル酸プリジノール、アフロクアロン、塩酸
ニジン等の骨格筋弛緩剤等が挙げられ、これらの薬
物は必要に応じて配合することができる。
【0013】テープ剤に配合可能な吸収促進剤は、特に
限定されず、例えばオレイン酸、リノール酸、オレイル
アルコール、ベンジルアルコール、ミリスチン酸イソプ
ロピル、クロタミトン、ラウリルアルコール、カプリン
酸モノグリセリド、オレイン酸デシル、セバシン酸ジエ
チル、スクワラン等が挙げられ、これらの吸収促進剤は
必要に応じて配合することができる。
【0014】
【作用】本発明により、従来外用テープ剤基剤には配合
の難しかったアルコール類等の吸収促進剤につき、その
配合自由度を増し、薬効の確保、向上等の製剤設計の可
能性を著しく高めた。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について説明する。処方内容
はこれらの実施例に限定するものではない。
【0016】実施例1 PVM/MA10部及びメタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コールを58部及び1−メントール並びにフルルビプロ
フェン各1部を溶解混合した液をB液とする。A及びB
液を4:1の割合に混合し、これをポリエチレンテレフ
タレートフィルム(以下PETフィルム)に塗工後、乾
燥しておよそ15μm厚のテープ剤を得る。
【0017】実施例2 PVM/MA10部及びエタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤としてリン酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
ールを58部、オレイン酸5部及びジクロフェナクナ
トリウム各1部を溶解混合した液をB液とする。A及び
B液を4:1の割合に混合し、これをPETフィルムに
塗工後、乾燥してテープ剤を得る。
【0018】実施例3 PVM/MA10部及びプロパノール90部を混合分散
し、加熱溶解した液をA液とする。別にプロピレングリ
コール46部、リノール酸5部、ジクロフェナクナトリ
ウム3部を混合した液をB液とする。A液及びB液を
5.9:1の割合に混合し、均一に溶解した後、これを
PETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μmのテ
ープ剤を得る。
【0019】実施例4 PVM/MA10部及びブタノール90部を混合分散
し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数時間室
温放置し溶解した液をA液とする。別に1,3−ブチレ
ングリコールを30部、及びリドカイン20部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を5:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
【0020】実施例5 PVM/MA10部及びテトラヒドロフラン90部を混
合分散し、溶解補助剤として濃塩酸数滴を加えた後、数
時間室温放置し溶解した液をA液とする。別に可塑化作
用を目的としてポリエチレングリコール400を30
部、経皮吸収促進作用を目的としてオレイルアルコール
5部を配合し、この基剤に塩酸エペリゾン1部を溶解混
合した液をB液とする。A及びB液を7:1の割合に混
合し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥しておよそ
15μm厚のテープ剤を得る。
【0021】比較例 1 スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体17部、
6系粘着付与樹脂58部、流動パラフィン22部、ミ
リスチン酸イソプロピル1部、−メントール並びにフ
ルルビプロフェン各1部をトルエン100部に混合溶解
し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して100μ
m厚のテープ剤を得る。
【0022】比較例 2 アクリル系粘着剤を40%含有した酢酸エチル20部
に、−メントール並びにフルルプロフェン各1部を
混合溶解し、これをPETフィルムに塗工後、乾燥して
100μm厚のテープを得る。
【0023】比較例 3 スチレンイソプレンスチレンブロック共重合体17部、
5系粘着付与樹脂55部、流動パラフィン15部、ポ
リブテン5部、リノール酸5部、ジクロフェナクナトリ
ウム3部をトルエン100部に混合溶解し、これをPE
Tフィルムに塗工後、乾燥しておよそ15μm厚のテー
プ剤を得る。
【0024】実施例1と比較例1及び2について、5週
齢のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比
較した結果を図1に示した。実施例1は、比較例1に対
して塗工厚及び薬物含有量が6分の1以下であるにも拘
らず、同等以上の皮膚透過性を示した。又、実施例1は
比較例に比して、明かな皮膚透過性を示した。
【0025】実施例と比較例3について、5週齢のヘ
アレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較し
た結果を図2に示した。実施例は従来のテープ剤処方
の比較例3に比して、明かな皮膚透過性の亢進を示し
た。
【0026】
【発明の効果】本発明の外用テープ剤用基剤は、従来の
外用テープ剤用基剤には配合しにくかった液状化合物
を、可塑剤として/若しくは吸収促進として配合する
ことが可能となり、さらにその添加量は幅広く設定する
ことが可能となった。この場合必要があれば吸収促進剤
を配合し、さらに経皮吸収性を高めることも可能であ
る。従って、薬効の持続性、皮膚透過性、皮膚刺激性等
を制御した良好なテープ剤の製造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1と、比較例1及び2について、5週齢
のヘアレスラット摘出皮膚による透過性試験を行い比較
した結果を示す図である。フルルプロフェン(F
P)の累積透過量の比較
【図2】実施例と比較例3について、5週齢のヘアレ
スラット摘出皮膚による透過性試験を行い、比較した結
果を示す図である。〔ジクロフェナクナトリウム(D
F)の累積透過量の比較(吸収促進剤の添加効果)〕

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メチルビニルエーテル・無水マレイン酸
    共重合体(固有粘度0.1 から4.5 )と、可塑化作用及び
    /若しくは吸収促進作用を有する液状化合物とからなる
    ことを特徴とする外用テープ剤用基剤。
  2. 【請求項2】 液状化合物がエステル類、エーテル類、
    ケトン類、炭化水素類、カルボン酸類、アルコール類、
    アミド類からなる群から選ばれた、少なくとも1種類か
    らなる請求項1の外用テープ剤用基剤。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載の外用テープ剤用基剤
    に薬剤を含有せしめてなる外用テープ剤。
  4. 【請求項4】 請求項第1項記載の外用テープ剤用基剤
    に薬剤及び架橋剤を含有せしめてなる外用テープ剤。
  5. 【請求項5】 請求項第1項記載の外用テープ剤用基剤
    に薬剤及び吸収促進剤を含有せしめてなる外用テープ
    剤。
  6. 【請求項6】 請求項第1項記載の外用テープ剤用基剤
    に薬剤及びPH調整剤を含有せしめてなる外用テープ
    剤。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の外用テープ剤用基剤に、
    薬剤、架橋剤、吸収促進剤、PH調整剤を任意組み合わ
    せ含有せしめてなる外用テープ剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001523273A (ja) * 1998-02-09 2001-11-20 マクロケム・コーポレーシヨン 抗真菌性爪ラッカーおよびそれの使用方法
EP1591505A1 (en) * 2004-04-27 2005-11-02 Nitto Denko Corporation Medical non-crosslinked pressure-sensitive adhesive composition, medical adhesive sheet employing the same and, process for producing medical non-crosslinked pressure-sensitive adhesive composition

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