JPH0770908A - ロールハイトコントロールジガー - Google Patents
ロールハイトコントロールジガーInfo
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- JPH0770908A JPH0770908A JP21316393A JP21316393A JPH0770908A JP H0770908 A JPH0770908 A JP H0770908A JP 21316393 A JP21316393 A JP 21316393A JP 21316393 A JP21316393 A JP 21316393A JP H0770908 A JPH0770908 A JP H0770908A
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジガーの染色斑を少なくする。
【構成】 染色槽上の布巻ロールを上下させて、布巻ロ
ールと染液との距離を一定に保つ。 【効果】 染色槽から撥ね上がる染液の内、布帛に付着
する量が安定した。
ールと染液との距離を一定に保つ。 【効果】 染色槽から撥ね上がる染液の内、布帛に付着
する量が安定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジガータイプで染斑の
少ない染色機に関するものである。
少ない染色機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多種ある染色機の中でも、染色槽上方で
2本の布巻ロール間で布帛を往復的に巻き返しながら、
布帛を染色槽内で拡布、染浴浸潤して染色を行うジガー
は、小型ながら染色能力が高く、人気が高い。しかし、
このジガーによる染色は、染斑がやや多く、具体的に
は、布帛の長さ方向及び幅方向に濃淡の差が生じる、と
いう欠点があった。
2本の布巻ロール間で布帛を往復的に巻き返しながら、
布帛を染色槽内で拡布、染浴浸潤して染色を行うジガー
は、小型ながら染色能力が高く、人気が高い。しかし、
このジガーによる染色は、染斑がやや多く、具体的に
は、布帛の長さ方向及び幅方向に濃淡の差が生じる、と
いう欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
ては、染斑少なく染色できるジガーを提供することを課
題とする。
ては、染斑少なく染色できるジガーを提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】経験的に知られていると
ころによれば、布帛の長さ方向に生じる濃淡の差は、布
帛の長さ方向の端部に行くほど薄く、中央付近で濃いと
いう形で生じる。この濃淡差が生じる理由は、巻き返し
の進行によって巻き付け側布巻ロールの巻径が変化し
て、染浴液面からロールまでの距離が変化するのに対
し、巻き返し途中では、巻き返しの布帛の両脇で染液が
撥ね上げられ、これが染浴と布巻ロール間を走行する布
帛に浸潤するためではないかと考えた。
ころによれば、布帛の長さ方向に生じる濃淡の差は、布
帛の長さ方向の端部に行くほど薄く、中央付近で濃いと
いう形で生じる。この濃淡差が生じる理由は、巻き返し
の進行によって巻き付け側布巻ロールの巻径が変化し
て、染浴液面からロールまでの距離が変化するのに対
し、巻き返し途中では、巻き返しの布帛の両脇で染液が
撥ね上げられ、これが染浴と布巻ロール間を走行する布
帛に浸潤するためではないかと考えた。
【0005】そこで、本発明においては、ジガー型の染
色機の染浴液面とロールとの距離を一定に保つという手
段、より具体的には、布巻ロールに昇降機構を配備さ
せ、当該昇降機構が、制御器のコントロール下で巻き返
し作業中に各布巻ロールを昇降させて、巻き付け側布巻
ロールの布端と染浴液面との距離を所定の範囲内に収ま
るようにするという手段を採用することによって、上記
課題を解決することとした。
色機の染浴液面とロールとの距離を一定に保つという手
段、より具体的には、布巻ロールに昇降機構を配備さ
せ、当該昇降機構が、制御器のコントロール下で巻き返
し作業中に各布巻ロールを昇降させて、巻き付け側布巻
ロールの布端と染浴液面との距離を所定の範囲内に収ま
るようにするという手段を採用することによって、上記
課題を解決することとした。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0007】染色槽1の内部に、布帛誘導機構2を配置
する。染色槽1は、排出口などを備えた上広がりの横長
容器であり、その横長方向の幅は、布帛を拡布状態で収
めるに足る幅である。また、布帛誘導機構2は、ローラ
ー21とローラー22・22とから構成され、布帛の拡布機能
を持つ。この布帛誘導機構2のローラー22・22は、流体
圧シリンダ24により揺動可能なシーソー体23の揺動端に
配置され、布帛の巻き返される方向に合せて移動する
(図1、3参照)。
する。染色槽1は、排出口などを備えた上広がりの横長
容器であり、その横長方向の幅は、布帛を拡布状態で収
めるに足る幅である。また、布帛誘導機構2は、ローラ
ー21とローラー22・22とから構成され、布帛の拡布機能
を持つ。この布帛誘導機構2のローラー22・22は、流体
圧シリンダ24により揺動可能なシーソー体23の揺動端に
配置され、布帛の巻き返される方向に合せて移動する
(図1、3参照)。
【0008】染色槽1の横長方向の両脇上方に、布巻ロ
ール回転機構が配置される。この布巻ロール回転機構
は、布巻ロールと芯となるべき金属製ドラム31・31と、
当該ドラム31・31両端に突設される軸材32・32・…、更
にドラム31・31と軸材32・32・…を回転させるためのメ
カニズムから構成される。そして、一方のドラム31に布
帛を巻き付けると、これが1本めの布巻ロールとなり、
この布巻ロールの布端を他のドラム31へ接着して布帛を
巻き返すと、これが2本めの布巻ロールとなる(図1、
2参照)。なお、ドラムを回転させるためのメカニズム
については、後述する。
ール回転機構が配置される。この布巻ロール回転機構
は、布巻ロールと芯となるべき金属製ドラム31・31と、
当該ドラム31・31両端に突設される軸材32・32・…、更
にドラム31・31と軸材32・32・…を回転させるためのメ
カニズムから構成される。そして、一方のドラム31に布
帛を巻き付けると、これが1本めの布巻ロールとなり、
この布巻ロールの布端を他のドラム31へ接着して布帛を
巻き返すと、これが2本めの布巻ロールとなる(図1、
2参照)。なお、ドラムを回転させるためのメカニズム
については、後述する。
【0009】また、染色槽1の横長方向の両脇上方に
は、布巻ロールを昇降させるための昇降機構も配置され
る。本実施例においては、この昇降機構は、直接には、
布巻ロール回転機構の前記軸材32・32・…を昇降させ
る。そして、軸材32・32・…が昇降すれば、布巻ロール
も同時に昇降する。なお、具体的には、この昇降機構
は、軸材32・32・…を軸受する軸受41・41・…と、当該
軸受を上下方向にスライド自在に支持する立柱42・42・
…と、軸受41・41・…に噛合してこれを上下させるボー
ルネジ43・43・…と、ボールネジ43・43・…を回転させ
るサーボモータ44・44・…とから構成される。この昇降
機構は、2本並んだ布巻ロールの両端に各1つずつ、総
計4個装置される(図4参照)。なお、1本の布巻ロー
ルの両端の高さが食い違うと都合が悪いため、対向する
位置の昇降機構が同期して動くように、サーボモータが
制御されなければならない。
は、布巻ロールを昇降させるための昇降機構も配置され
る。本実施例においては、この昇降機構は、直接には、
布巻ロール回転機構の前記軸材32・32・…を昇降させ
る。そして、軸材32・32・…が昇降すれば、布巻ロール
も同時に昇降する。なお、具体的には、この昇降機構
は、軸材32・32・…を軸受する軸受41・41・…と、当該
軸受を上下方向にスライド自在に支持する立柱42・42・
…と、軸受41・41・…に噛合してこれを上下させるボー
ルネジ43・43・…と、ボールネジ43・43・…を回転させ
るサーボモータ44・44・…とから構成される。この昇降
機構は、2本並んだ布巻ロールの両端に各1つずつ、総
計4個装置される(図4参照)。なお、1本の布巻ロー
ルの両端の高さが食い違うと都合が悪いため、対向する
位置の昇降機構が同期して動くように、サーボモータが
制御されなければならない。
【0010】さて、布巻ロール回転機構における、ドラ
ム31・31を回転させるためのメカニズムについて説明す
る。ドラム31・31から突設される軸材32・32・…は上記
のように昇降機構に軸受けされるが、この内の2本の軸
材32・32は、その先端が昇降機構の軸受41・41・…を貫
いて、芯違い継手33・33に連結される。芯違い継手33・
33の他端は、それぞれブレーキ34・34、ディファレンシ
ャルギア35・35を介して同一のモータ36に接続される。
したがって、このモータ36を回転させれば、ドラム31・
31が回転する。しかし、この2本のドラム31・31が常に
同一速度で回転すると、ドラムに布帛が巻き付けられた
状態で、両者の巻径が食い違ったときに都合が悪い。そ
こで、巻径の大きい方のドラムに繋がるブレーキ34を作
動させて、速度を調節する(図4参照)。なお、この芯
違い継手は、商品名シュミットカップリングという、3
枚のディスクを順次2本のリンクで接続したもので、両
端のディスクの位置が所定距離内で変化しても回転伝達
が可能、つまり、継手すべき回転軸の位置が所定距離内
で変化しても回転伝達が可能である。
ム31・31を回転させるためのメカニズムについて説明す
る。ドラム31・31から突設される軸材32・32・…は上記
のように昇降機構に軸受けされるが、この内の2本の軸
材32・32は、その先端が昇降機構の軸受41・41・…を貫
いて、芯違い継手33・33に連結される。芯違い継手33・
33の他端は、それぞれブレーキ34・34、ディファレンシ
ャルギア35・35を介して同一のモータ36に接続される。
したがって、このモータ36を回転させれば、ドラム31・
31が回転する。しかし、この2本のドラム31・31が常に
同一速度で回転すると、ドラムに布帛が巻き付けられた
状態で、両者の巻径が食い違ったときに都合が悪い。そ
こで、巻径の大きい方のドラムに繋がるブレーキ34を作
動させて、速度を調節する(図4参照)。なお、この芯
違い継手は、商品名シュミットカップリングという、3
枚のディスクを順次2本のリンクで接続したもので、両
端のディスクの位置が所定距離内で変化しても回転伝達
が可能、つまり、継手すべき回転軸の位置が所定距離内
で変化しても回転伝達が可能である。
【0011】上述の流体圧シリンダ24、ブレーキ34・3
4、モータ36、及びサーボモータ44・44・…の各動作
は、制御器5によってコントロールされる。詳しく説明
すると、染色槽に所定の染浴を満たした状態で、2本の
ドラム34・34のどちらか一方に処理すべき布帛を巻き付
け、この巻き付けに要したドラムの回転数を測定する。
次いで、染色槽内の布帛誘導機構に布帛を仕掛けなが
ら、布帛の端部を他のドラムに接着して、巻き返しを実
行する。このとき、布帛を巻き付ける方のドラム側に近
いシーソー体端部がドラム付近まで上がるように、流体
圧シリンダ24の作動で補助しながら、布帛誘導機構のシ
ーソー体23を傾ける。更に、先に測定した総ドラム回転
数から巻き返しの回転数をカウントダウンし、回転数が
0になったら、モータ36を一旦止めて布帛の巻き返しを
中止する。この後、巻き返しの方向を逆向きにして、反
転の巻き返しを行う。このときにも、流体圧シリンダ24
を作動させて補助しながら、布帛を巻き付ける方のドラ
ム側に近いシーソー体端部をドラム付近まで上げる。こ
れを繰り返して、布帛に浸染を行う(図5参照)。
4、モータ36、及びサーボモータ44・44・…の各動作
は、制御器5によってコントロールされる。詳しく説明
すると、染色槽に所定の染浴を満たした状態で、2本の
ドラム34・34のどちらか一方に処理すべき布帛を巻き付
け、この巻き付けに要したドラムの回転数を測定する。
次いで、染色槽内の布帛誘導機構に布帛を仕掛けなが
ら、布帛の端部を他のドラムに接着して、巻き返しを実
行する。このとき、布帛を巻き付ける方のドラム側に近
いシーソー体端部がドラム付近まで上がるように、流体
圧シリンダ24の作動で補助しながら、布帛誘導機構のシ
ーソー体23を傾ける。更に、先に測定した総ドラム回転
数から巻き返しの回転数をカウントダウンし、回転数が
0になったら、モータ36を一旦止めて布帛の巻き返しを
中止する。この後、巻き返しの方向を逆向きにして、反
転の巻き返しを行う。このときにも、流体圧シリンダ24
を作動させて補助しながら、布帛を巻き付ける方のドラ
ム側に近いシーソー体端部をドラム付近まで上げる。こ
れを繰り返して、布帛に浸染を行う(図5参照)。
【0012】そして、この浸染の時間帯に、2本のドラ
ムを昇降させて布巻ロールの高さを調節し、染斑を少な
くする。この布巻ロールの昇降は、巻き返し初めの段階
で、巻き付ける方の布巻ロールの中心の位置を低くして
おき、巻き返しが進むにしたがって、この巻き付け側の
布巻ロールの中心の位置を高くしていく。この中心の位
置は、布巻ロールの下端が染浴液面からすれすれの高さ
にような位置に調節される。即ち、全布帛の巻き付け時
間と全巻時の布巻ロールの巻径から、巻き返し開始後一
定時間経過時の布巻ロールの巻径を制御器5で推定し、
この推定に合せて布巻ロール中心の位置を調節して、布
巻ロール下端の位置を染浴液面すれすれに保つのであ
る。もちろん、この布巻ロール中心の位置調節は、制御
器5のコントロール下にあるサーボモータ44・44・…の
作動によって達成される。また、この巻き付け側の布巻
ロールの高さと並行して、巻き出し側の布巻ロールの高
さも調節される。この巻き出し側の布巻ロールの高さの
調節も、布巻ロール下端の位置を染浴液面すれすれに保
つように行われる。ただし、布巻ロールの中心の位置
は、巻き返し初めで高く、巻き返し終わりで低い。この
布巻ロール高さ調節は、巻き返しの正転反転両方に対し
行う。なお、布巻ロールの巻径と巻き返しの経過時間と
は、正比例の関係にはないので、これを考慮に入れた巻
径推定を行う必要がある(図5参照)。
ムを昇降させて布巻ロールの高さを調節し、染斑を少な
くする。この布巻ロールの昇降は、巻き返し初めの段階
で、巻き付ける方の布巻ロールの中心の位置を低くして
おき、巻き返しが進むにしたがって、この巻き付け側の
布巻ロールの中心の位置を高くしていく。この中心の位
置は、布巻ロールの下端が染浴液面からすれすれの高さ
にような位置に調節される。即ち、全布帛の巻き付け時
間と全巻時の布巻ロールの巻径から、巻き返し開始後一
定時間経過時の布巻ロールの巻径を制御器5で推定し、
この推定に合せて布巻ロール中心の位置を調節して、布
巻ロール下端の位置を染浴液面すれすれに保つのであ
る。もちろん、この布巻ロール中心の位置調節は、制御
器5のコントロール下にあるサーボモータ44・44・…の
作動によって達成される。また、この巻き付け側の布巻
ロールの高さと並行して、巻き出し側の布巻ロールの高
さも調節される。この巻き出し側の布巻ロールの高さの
調節も、布巻ロール下端の位置を染浴液面すれすれに保
つように行われる。ただし、布巻ロールの中心の位置
は、巻き返し初めで高く、巻き返し終わりで低い。この
布巻ロール高さ調節は、巻き返しの正転反転両方に対し
行う。なお、布巻ロールの巻径と巻き返しの経過時間と
は、正比例の関係にはないので、これを考慮に入れた巻
径推定を行う必要がある(図5参照)。
【0013】以上の実施例について更に説明すれば、染
色槽、布巻ロールのドラムなどは、扉付きの密閉容器6
に収められる。この密閉容器6は、ある程度の内圧に耐
え、染色槽に収めた染浴の温度を100℃以上にできる。
また、染色槽1には、染浴供給源に繋がる補助タンク11
が配管されていて、浸染中にも浸染開始時と同じ染浴の
供給を受ける。この他、モータ36やサーボモータ44・44
・…への電力供給は、制御器5に付随した電気回路から
行えば良い。また、一番最初のドラムに布帛を巻き付け
る際の、巻き付けに要したドラムの回転数は、制御器5
に備えつけたカウンターで測定する。更に、巻き付け時
間と布巻ロールの巻径などは、簡略化のため、人間が算
定するようにしている。巻き付け時間は、ドラムの総回
転数から割り出せば良いし、布巻ロールの巻径測定は、
例えば、人が目視しながら、全巻の布巻ロール下端の高
さを染浴液面ぎりぎりの高さまで下げるというような方
法で良い。このような操作を人手で行うため、制御器5
の主要部は、モータ36やディファレンシャル35・35の上
方へ、使いやすい高さにして設置する。
色槽、布巻ロールのドラムなどは、扉付きの密閉容器6
に収められる。この密閉容器6は、ある程度の内圧に耐
え、染色槽に収めた染浴の温度を100℃以上にできる。
また、染色槽1には、染浴供給源に繋がる補助タンク11
が配管されていて、浸染中にも浸染開始時と同じ染浴の
供給を受ける。この他、モータ36やサーボモータ44・44
・…への電力供給は、制御器5に付随した電気回路から
行えば良い。また、一番最初のドラムに布帛を巻き付け
る際の、巻き付けに要したドラムの回転数は、制御器5
に備えつけたカウンターで測定する。更に、巻き付け時
間と布巻ロールの巻径などは、簡略化のため、人間が算
定するようにしている。巻き付け時間は、ドラムの総回
転数から割り出せば良いし、布巻ロールの巻径測定は、
例えば、人が目視しながら、全巻の布巻ロール下端の高
さを染浴液面ぎりぎりの高さまで下げるというような方
法で良い。このような操作を人手で行うため、制御器5
の主要部は、モータ36やディファレンシャル35・35の上
方へ、使いやすい高さにして設置する。
【0014】なお、以上の実施例では、布巻ロールの下
端の高さを、2本とも染浴ぎりぎりに保ったが、少なく
とも巻き付け側の布巻ロールの高さを一定に保っておけ
ば、本発明の意図する効果は発揮される。また、染色槽
に溜める染浴の量をある量まで減らすと、巻き返しの反
転時にシーソー体を揺動させる必要がなくなる(図7参
照)。
端の高さを、2本とも染浴ぎりぎりに保ったが、少なく
とも巻き付け側の布巻ロールの高さを一定に保っておけ
ば、本発明の意図する効果は発揮される。また、染色槽
に溜める染浴の量をある量まで減らすと、巻き返しの反
転時にシーソー体を揺動させる必要がなくなる(図7参
照)。
【0015】また、上記の実施例では、2本のドラムの
駆動をディファレンシャルを介して1つのモータで行っ
たが、各ドラムに対し1つずつのモータを配置するよう
にしても良い。更に、上記の実施例では、巻き付け時間
と巻径とに基づいて布巻ロールの昇降制御を行ったが、
光電受光装置などにより、布巻ロールの巻径をリアルタ
イムで監視しながら、布巻ロールの昇降を制御するよう
にしても良い。
駆動をディファレンシャルを介して1つのモータで行っ
たが、各ドラムに対し1つずつのモータを配置するよう
にしても良い。更に、上記の実施例では、巻き付け時間
と巻径とに基づいて布巻ロールの昇降制御を行ったが、
光電受光装置などにより、布巻ロールの巻径をリアルタ
イムで監視しながら、布巻ロールの昇降を制御するよう
にしても良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明のジガーによれ
ば、巻き付け側の布巻ロールの高さが染浴の液面から一
定に保たれ、つまり、染浴から布巻ロールまでの距離が
ほぼ一定で、この結果、染浴から出た後の布帛から失わ
れる染液の量が一定となって、染斑が少なくなる。した
がって、本発明は、染色業界などに極めて有用である。
ば、巻き付け側の布巻ロールの高さが染浴の液面から一
定に保たれ、つまり、染浴から布巻ロールまでの距離が
ほぼ一定で、この結果、染浴から出た後の布帛から失わ
れる染液の量が一定となって、染斑が少なくなる。した
がって、本発明は、染色業界などに極めて有用である。
【図1】実施例の部分断面側面図である。
【図2】実施例の水平方向断面図である。
【図3】実施例の垂直方向断面図である。
【図4】実施例における昇降機構などを説明するため
の、部分拡大図である。
の、部分拡大図である。
【図5】実施例の動作を簡略的に示す説明図である。
【図6】実施例のブロック線図である。
【図7】染浴の量を減らしたときの動作を簡略的に示す
説明図である。 1 染色槽 2 布帛誘導機構
説明図である。 1 染色槽 2 布帛誘導機構
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】多種ある染色機の中でも、染色槽上方で
2本の布巻ロール間で布帛を往復的に巻き返しながら、
布帛を染色槽内で拡布、染浴浸潤して染色を行うジガー
は、小型ながら染色能力が高く、人気が高い。しかし、
このジガーによる染色は、染斑(いわゆる中希・エンデ
ィングといわれているもの)の出る傾向があり、具体的
には、布帛の長さ方向及び幅方向に濃淡の差が生じやす
い、という欠点があった。
2本の布巻ロール間で布帛を往復的に巻き返しながら、
布帛を染色槽内で拡布、染浴浸潤して染色を行うジガー
は、小型ながら染色能力が高く、人気が高い。しかし、
このジガーによる染色は、染斑(いわゆる中希・エンデ
ィングといわれているもの)の出る傾向があり、具体的
には、布帛の長さ方向及び幅方向に濃淡の差が生じやす
い、という欠点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】経験的に知られていると
ころによれば、布帛の長さ方向に生じる濃淡の差は、布
帛の長さ方向の端部に行くほど濃く、中央付近で薄いと
いう形で生じる。(この現象をエンディングという。)
また、幅方向に生じる濃淡の差は、布帛の幅方向の端部
に行くほど濃く、中央付近で希薄になるという形で生じ
る(この現象を中希という。)この濃淡差が生じる理由
は、巻き返しの進行によって巻き付け側布巻ロールの巻
径が変化して、染浴液面からロールまでの距離が変化す
るのに対し、巻き返し途中では、巻き返しの布帛の両脇
で染液が撥ね上げられ、これが染浴と布巻ロール間を走
行する布帛に浸潤するためではないかと考えた。
ころによれば、布帛の長さ方向に生じる濃淡の差は、布
帛の長さ方向の端部に行くほど濃く、中央付近で薄いと
いう形で生じる。(この現象をエンディングという。)
また、幅方向に生じる濃淡の差は、布帛の幅方向の端部
に行くほど濃く、中央付近で希薄になるという形で生じ
る(この現象を中希という。)この濃淡差が生じる理由
は、巻き返しの進行によって巻き付け側布巻ロールの巻
径が変化して、染浴液面からロールまでの距離が変化す
るのに対し、巻き返し途中では、巻き返しの布帛の両脇
で染液が撥ね上げられ、これが染浴と布巻ロール間を走
行する布帛に浸潤するためではないかと考えた。
Claims (1)
- 【請求項1】 布帛誘導機構を備えた染色槽と、1対の
布巻ロールを染色槽上方へ保持し正逆回転させる布巻ロ
ール回転機構と、1対の布巻ロールそれぞれに対し独立
して動作する昇降機構と、制御器とを備え、各布巻ロー
ル回転機構は、布帛誘導機構の誘導により染色槽中の染
浴に布帛を浸潤した状態で布帛を巻き返し、布巻ロール
の昇降機構は、当該巻き返し作業中に各布巻ロールを昇
降させ、制御器は、少なくとも巻き返し中の巻き付け側
布巻ロールの布端と染浴液面との距離が所定の範囲内に
収まるように、昇降機構の動作を制御することを特徴と
するロールハイトコントロールジガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21316393A JPH07107218B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ロールハイトコントロールジガー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21316393A JPH07107218B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ロールハイトコントロールジガー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0770908A true JPH0770908A (ja) | 1995-03-14 |
| JPH07107218B2 JPH07107218B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=16634611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21316393A Expired - Fee Related JPH07107218B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ロールハイトコントロールジガー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107218B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030088074A (ko) * | 2002-05-11 | 2003-11-17 | 이재영 | 다기능을 가지는 염색장치 |
| KR100621172B1 (ko) * | 2005-06-16 | 2006-09-08 | 이두현 | 상부식 무장력 지거 염색기 |
| KR100786813B1 (ko) * | 2007-03-05 | 2007-12-18 | 이남순 | 고속 지거 염색기 |
| KR20210147148A (ko) * | 2020-05-27 | 2021-12-07 | 한국전자통신연구원 | 섬유 염색 장치 및 이를 이용한 섬유 염색 방법 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP21316393A patent/JPH07107218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030088074A (ko) * | 2002-05-11 | 2003-11-17 | 이재영 | 다기능을 가지는 염색장치 |
| KR100621172B1 (ko) * | 2005-06-16 | 2006-09-08 | 이두현 | 상부식 무장력 지거 염색기 |
| KR100786813B1 (ko) * | 2007-03-05 | 2007-12-18 | 이남순 | 고속 지거 염색기 |
| KR20210147148A (ko) * | 2020-05-27 | 2021-12-07 | 한국전자통신연구원 | 섬유 염색 장치 및 이를 이용한 섬유 염색 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07107218B2 (ja) | 1995-11-15 |
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