JPH0771009B2 - ディジタルフィルタ回路および帯域分割伝送方式 - Google Patents

ディジタルフィルタ回路および帯域分割伝送方式

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JPH0771009B2
JPH0771009B2 JP3075698A JP7569891A JPH0771009B2 JP H0771009 B2 JPH0771009 B2 JP H0771009B2 JP 3075698 A JP3075698 A JP 3075698A JP 7569891 A JP7569891 A JP 7569891A JP H0771009 B2 JPH0771009 B2 JP H0771009B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声伝送あるいは画像
伝送などに利用されるディジタルフィルタ回路およびそ
のディジタルフィルタ回路を用いた帯域分割伝送システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号あるいは音声信号の高能
率符号化方法として、入力信号を複数のディジタルフィ
ルタによって周波数成分ごとに分離、サブサンプリング
した後に符号化、伝送を行う帯域分割符号化が注目され
ている。
【0003】この帯域分割符号化を用いた音声伝送シス
テムの例を図1に示す。この図1の構成では、送信側で
はローパス特性のディジタルフィルタ(h1(n))
2、ハイパス特性のディジタルフィルタ(h2 (n))
3によって入力信号x(n)を帯域分割し、各帯域信号
をサブサンプリング回路10、11によって入力に対するナ
イキスト速度の半分でサブサンプリングし、その出力を
図示しない符号化回路によって量子化、符号化して受信
側に送信する。受信側では、まず図示されない復号化回
路によって伝送情報を復号し、補間回路16、17で0値補
間を行い、それぞれの出力をローパス特性のディジタル
フィルタ(g1 (n))6、およびハイパス特性のディ
ジタルフィルタ(g2 (n))7を通過させた後、加算
回路30で合成して復号信号x(n)(なお、図面では復
号信号xはその記号の上に復号信号である旨の記号を付
すが明細書では省略する。)の再構成を行う。
【0004】この音声信号の帯域分割符号化方式は、音
声のエネルギが集中している帯域により多くの量子化ビ
ット数を割り当てることによって総合的な音声品質の向
上を図ることができる利点があり、また量子化雑音が他
の帯域に影響を与えないようにできる利点がある。
【0005】また、画像信号に対してこの帯域分割符号
化方式を適用した場合には、上記の音声の場合の利点に
加えて、ブロックひずみの問題が解消されるという利点
が得られる。
【0006】なお、この帯域分割符号化方式は、図1に
示すような2バンド分割として用いられるだけでなく、
図2に示すように、多段接続することにより、任意のバ
ンド分割として利用されることもある。特に画像信号の
ような画素間の相関の高い信号源に対しては、低周波情
報のみが多段接続によって繰り返しバンド分割されるこ
とが多い。
【0007】一般的には、理想的な周波数特性を定数フ
ィルタを有限のタップ数で実現することは不可能であ
り、復号信号には折り返しひずみ、振幅ひずみ、位相ひ
ずみの3種類のひずみが発生するが、フィルタ間にz領
域において、
【数2】 の関係が成立するならば、復号信号x(n)を原信号x
(n)に完全に一致させることが可能となる。
【0008】このため、この(1)式を元にして、復号
信号の完全再構成が可能なフィルタの検討が行われてい
る。
【0009】完全再構成フィルタの構成例としては、ま
ずクロチエール(Crochiere)によって提案されているQ
MF(Quadrature Mirror Filter 以下QMFとい
う。)が挙げられる。
【0010】文献 クロチエール,「サブバンドコーデ
ィング」,ベル・システムズ・テクニカル・ジャーナル
第60号(1981年9月),第1633〜1653頁(R.E.Crochier
e,"Subband Coding," BSTJ,60,pp.1633-1653 (Sep.198
1) )
【0011】この方法では、フィルタ{h1 (n)}を
係数対称の直線位相FIRフィルタとし、さらにその他
のフィルタ{h2 (n),g1 (n),g2 (n)}を
それぞれ h2 (n)=(−1)n 1 (n) g1 (n)=2・h1 (n) g2 (n)=−2・(−1)n 1 (n) …(2) で定義することによって、復元信号における折り返しひ
ずみと位相ひずみの完全な除去を実現している。ただ
し、振幅ひずみの除去はフィルタのタップ数が2と無限
大の場合に限られており、それ以下の環境下では近似に
頼らざるを得ない。このため画像に適用するためには16
ブロック以上のタップ数が必要とならざるを得ず、その
実現が困難であった。
【0012】またスミス(Smith)らは、CQF(Conjug
ate Quadrature Filter 以下CQFという。)と呼ばれ
るフィルタ構成を提案している。
【0013】文献 スミス,バーンウェル,「イグザク
ト・リコンストラクション・テクニックス・フォー・ツ
リーストラクチャード・サブバンド・コーダーズ」,IE
EEトランザクションズ・オブ・アコースチック・スピー
チ・アンド・シグナル・プロセシング第ASSP-34 巻第3
号(1986年6月),第434 〜441 頁(M.Smith and T.P.
Barnwell III, "Exact ReconstructionTechniques for
Tree-StructuredSubband Corders",IEEE Trans.on ASSP
P pp.434-441 (June.1986) )
【0014】この方法では、スペクトル分解と呼ばれる
手法を用いて、上記QMFの欠点であった振幅ひずみの
問題を解決し、完全再構成を実現している。ただし、フ
ィルタ特性が線形でないところに、画像への適用の問題
点が残る。
【0015】一方、ルゴール(Le Gall)らは、画像への
適用を考えた場合に、QMFのような長タップ、あるい
はCQFのような非直線位相のフィルタは望ましくない
という観点から、SSKF(Symmetric Short Kernel F
ilter )と呼ばれるフィルタ構成を提案している。
【0016】文献 ルゴール,タバタバイ,「サブバン
ド・コーディング・オブ・ディジタル・イメージズ・ユ
ージング・シンメトリック・ショート・カーネル・フィ
ルターズ・アンド・アリスメトティック・コーディング
・テクニークス」,IEEE アイキャスブ88 (1988年6
月),第761 ないし764 頁(D.L.Gall and A.Tabataba
i,"Subband Cording of Digital Images Using Symmetr
ic Short Kernel Filtersand Arithmetic Cording Tech
niques,"Proc. of IEEE ICASSP'88,pp.761-764(June.19
88))
【0017】この方式では、フィルタ間の制約をQMF
よりも緩和し、 G1 (z)=H2 (−z) G2 (z)=H1 (−z) …(3) から、 F(z)−F(−z)=2・z-k …(4) を満たすzの多項式F(z)をH1 (z)とH2 (−
z)に因数分解する問題とし、完全再構成フィルタを実
現している。このときF(z)は、その奇数次の項の係
数が0でない項がただ1つしかない多項式となるが、ル
ゴールらは、偶数次の項の係数に対してその唯一の非0
の奇数次の項を中心とした係数対称条件を課し、その制
約条件の基に因数分解を実行することによって、具体解
を求めている。
【0018】ここで、上記3つのフィルタ構成のデータ
圧縮特性の比較とし、2バンドに帯域分割を行った後、
あるいは多段接続によって複数バンドに帯域分割を行っ
た後に量子化、符号化した場合の特性比較を行うと、帯
域分割数が少ない限りにおいては、SSKFが最良の特
性を有する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】帯域分割符号化におい
てQMFを用いる場合には、上述のように、十分な振幅
ひずみの除去を実現するためには、そのフィルタの長さ
(タップ数で規定される。)が問題となる。また、CQ
Fを用いる場合には、完全再構成は実現されるもののフ
ィルタ特性が非直線位相であり、低解像度の画像から段
階的に表示を行う階層的符号化のようなアプリケーショ
ンに対しては、位相ひずみの発生の問題が残る。さら
に、これらの方式のデータ圧縮特性は、帯域分割数が少
ない限りにおいては、SSKFより劣る。
【0020】ところが、SSKFを用いる場合には、フ
ィルタ長の長さの問題および位相ひずみの問題が解決さ
れているが、具体例として提案されている構成は4種類
に限られており、その構成は一般化されていない。すな
わち、完全再構成を実現するフィルタの数は無数あり、
これらの中でデータ圧縮の観点からは最良の構成のもの
は提案されておらず、データ圧縮効率を高くした完全再
構成フィルタの構成は見出されていない。
【0021】本発明はこのように無限にある完全再構成
フィルタの中で、フィルタ長を制約条件とした環境化
で、データ圧縮効率が高いディジタルフィルタ回路を提
供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる通過帯
域を持ち入力ディジタル信号をそれぞれの帯域で通過さ
せる複数の第一のディジタルフィルタ(h1(n)〜h
M (n))と、この第一のディジタルフィルタの出力を
それぞれサブサンプリングする複数のサブサンプリング
回路と、サブサンプリングされた信号をそれぞれ0値補
間する複数の補間回路と、この0値補間された信号を入
力とし、上記第一のディジタルフィルタに対応した通過
帯域をもつ複数の第二のディジタルフィルタ(g
1 (n)〜gM (n))と、この第二のディジタルフィ
ルタの出力の和をとる加算回路とを備えたディジタルフ
ィルタ回路において、フィルタ長をパラメータとし次の
符号化利得GSBC
【数1】 ただし、Kは帯域分割されるバンド数、Ak はフィルタ
係数hk(n)と入力信号の相関係数とから決定される
定数、Bk はフィルタ係数gk (n)と量子化誤差の相
関係数とから決定される定数、αk はk番目のバンドの
サブサンプリングレートから定まる定数を最大にするよ
うに上記第一および第二のディジタルフィルタのフィル
タ係数を定めることを特徴とする。
【0023】さらに本発明の帯域分割伝送方式は、異な
る通過帯域を持ち入力ディジタル信号をそれぞれの帯域
で通過させる複数の第一のディジタルフィルタ(h
1 (n)〜hM (n))と、この第一のディジタルフィ
ルタの出力をそれぞれサブサンプリングする複数のサブ
サンプリング回路と、このサブサンプリングされた信号
をそれぞれのサブバンド伝送路に送信する送信手段と、
このサブバンド伝送路で受信された信号を復号する受信
手段と、復号された信号をそれぞれ0値補間する複数の
補間回路と、この0値補間された信号を入力とし、上記
第一のディジタルフィルタに対応した通過帯域をもつ複
数の第二のディジタルフィルタ(g1 (n)〜g
M (n))と、この第二のディジタルフィルタの出力の
和をとる加算回路とを備えた帯域分割伝送方式におい
て、フィルタ長をパラメータとし次の符号化利得GSBC
【数1】 ただし、Kは帯域分割されるバンド数、Ak はフィルタ
係数hk(n)と入力信号の相関係数とから決定される
定数、Bk はフィルタ係数gk (n)と量子化誤差の相
関係数とから決定される定数、αk はk番目のバンドの
サブサンプリングレートから定まる定数最大にするよう
に上記第一および第二のディジタルフィルタのフィルタ
係数を定めることを特徴とする。
【0024】
【作用】本発明は、従来フィルタ特性を重視して設計さ
れてきた帯域分割符号化のためのフィルタ係数の決定に
際して、データ圧縮特性としての観点から、評価関数で
ある符号化利得GSBC を最大にするように決定するもの
である。
【0025】図1に示すような一次元2バンド直線位相
の帯域分割システム(k=1の場合)を例に説明する。 α1 =α2 =0.5 および g1 (n)=(−1)n 2 (n) g2 (n)=−(−1)n 1 (n) である。
【0026】そして、フィルタh1 (n)の長さが1、
{h1 (n)}={a}、フィルタh2 (n)の長さが
3、{h2(n)}={−q,1,−q}の場合、完全
再構成条件は a=1 によって与えられる。ρを入力信号の相関係数とする
と、A1 、A2 、B1 、B2 はそれぞれ A1 =1 A2 =(1+2q2 )−4q・ρ+2q2 ・ρ2 1 =1/2+q2 2 =1/2 によって与えられる。
【0027】次に、フィルタh1 (n)の長さが5、
{h1 (n)}={c,b,a,b,c}、フィルタh
2 (n)の長さが3、{h2 (n)}={−q,1,−
q}の場合、完全再構成条件は a+2・q・b=1 q・b+1=0 によって与えられ、A1 、A2 、B1 、B2 はそれぞれ A1 =(a2 +2b2 +2c2 )+4(ab+bc)ρ +2(b2 +2ac)ρ2 +4bc・ρ3 +2c2 ・ρ4 2 =(1+2q2 )−4q・ρ+2q2 ・ρ2 1 =1/2+q2 2 =(1/2)a2 +b2 +c2 によって与えられる。
【0028】このような条件の基に、評価関数である符
号化利得GSBC を最大にするようなフィルタ係数を決定
すれば、フィルタ長をパラメータとして、データ圧縮と
して最適な帯域分割符号化のフィルタ係数を決定でき
る。
【0029】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0030】この実施例のディジタルフィルタ回路は、
図1に示す回路において、ディジタルフィルタ(h
1 (n))、(h2 (n))、(g1 (n))、(g2
(n))において、その評価関数としてのGSBC
【数1】 を最大とするように決定されていることが特徴である。
ただし、Kは帯域分割されるバンド数、Ak はフィルタ
係数hk (n)と入力信号の相関係数から決定される定
数、Bk はフィルタ係数gk (n)と量子化誤差の相関
係数とから決定される定数、αk はk番目のバンドのサ
ブサンプリングレートから定まる定数である。
【0031】このディジタルフィルタ回路を用いた帯域
分割画像伝送システムの例を図4に示す。この実施例
は、画像情報を2つの帯域に分割して伝送する例を示し
ている。
【0032】入力ディジタル信号x(n)は、本発明に
ディジタルフィルタ2、3によって二つの帯域に分割さ
れる。この二つのディジタルフィルタ2、3を通過した
信号はそれぞれサブサンプリング回路10、11によってナ
イキスト周波数の1/2でサブサンプリングされ、符号
化回路21、22によって符号化される。この帯域分割され
符号化された2バンドの信号はマルチプレクサ24にて多
重化され、多重伝送路25によって受信側に時分割多重伝
送される。
【0033】受信側ではデマルチプレクサ26によって多
重分離され、2つの帯域信号が取り出される。両信号は
復号化回路27、28によって復号化された後、さらに補間
回路16、17によってナイキスト周波数により0値補間が
行われる。補間回路16、17で0値補間された信号は、そ
れぞれ本発明の受信側のディジタルフィルタ6、7に入
力される。このディジタルフィルタ6、7を通過した信
号は加算回路30によって合成され、ディジタル信号x
(n)の復元が行われる。
【0034】ここで、この帯域分割画像伝送システムに
おいて、本実施例の特徴とする点は、ディジタルフィル
タ2、3、6、7のフィルタ係数が
【数1】 を最大とするように決定されているところにある。ただ
し、Kは帯域分割されるバンド数、Ak はフィルタ係数
k (n)と入力信号の相関係数とから決定される定
数、Bk はフィルタ係数gk (n)と量子化誤差の相関
係数とから決定される定数、αk はk番目のバンドのサ
ブサンプリングレートから定まる定数である。
【0035】次にディジタルフィルタ2、3、6〜7の
フィルタ係数を決定するアルゴリズムを実際に適用した
例を説明する。
【0036】図5は、qをパラメータとしたときの、送
信側のローパスフィルタであるディジタルフィルタ(h
1 (n))6のタップ数が5、ハイパスフィルタである
ディジタルフィルタ(h2 (n))のタップ数が3の場
合の利得評価、すなわち、利得評価式(2)式を最大に
するように決定されている。また比較例としてタップ数
が5×3のSSKFの場合も示している。この図5に示
すように、パラメータを最適にすることによりほぼSS
KFと同等またはそれ以上の符号化利得を得ることがで
きる。
【0037】また図6は、ハイパスフィルタのタップ数
を3に固定し、ローパスフィルタのタップ数が1、5、
9の場合の理論的最適値をプロットしたものであり、図
5と同様にSSKFの場合も示されている。この場合も
図5と同様にSSKFと同等またはそれ以上の符号化利
得を得ることがでることが示されている。
【0038】一方、ローパスフィルタのタップ数が5、
ハイパスフィルタのタップ数が3の場合の、上述のアル
ゴリズムから求められるフィルタ係数を用いた場合のモ
ノクローム画像GIRLを帯域分割符号化した場合のシ
ミュレーション結果とSSKFを用いたシミュレーショ
ン結果とを比較する。
【0039】まず、多段接続を行わない場合、すなわち
二次元であるため4バンドの場合、本発明方式において
は、画素当たり4.503 ビットで50dBの高能率符号化が実
現できた。これに対してSSKFでは、50dBの符号化に
は画素当たり4.507 ビットを要した。
【0040】さらに、多段接続を行った場合では、低周
波成分のみの再分割に基づく3階層の場合(二次元であ
るから10バンドの場合)、本発明方式においては、画素
当たり3.515 ビットで50dBの高能率化を実現できた。こ
れに対してSSKFでは、50dBの符号化には画素当たり
3.517 ビットを要した。
【0041】このように、本発明方式により、従来方式
により良好な特性を得ることができ、符号化利得の高い
ディジタルフィルタ回路を得ることができる。また、本
発明に基づいて、フィルタのサイズに応じて最適なフィ
ルタ係数を決定することが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
帯域分割符号化伝送方式に比べてデータ圧縮能率が高い
良好な特性を有するディジタルフィルタ回路を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2バンド帯域分割伝送システムの構成を示す
図。
【図2】 多段接続に基づく複数バンド帯域分割伝送シ
ステムの構成を示す図。
【図3】 並列複数バンド帯域分割伝送システムの構成
を示す図。
【図4】 本発明実施例の2バンド帯域画像伝送システ
ムの構成を示す図。
【図5】 送信側ローパスフィルタのサイズが5、ハイ
パスフィルタのサイズが3で、かつ直線位相を満足する
場合の完全再構成フィルタの符号化利得を示す図。
【図6】 送信側のハイパスフィルタのサイズが3に固
定され、ローパスフィルタのサイズが1、5、および9
で、かつ直線位相を満足する場合の完全再構成フィルタ
の符号化利得の最適値を示す図。
【符号の説明】
2、3、4、6、7、8 ディジタルフィルタ 10、11、12 サブサンプリング回路 16、17、18 補間回路 21、22 符号化回路 24 マルチプレクサ 25 多重伝送路 26 デマルチプレクサ 27、28 復号化回路 30 加算回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−42938(JP,A) 特開 昭63−201700(JP,A) 特開 平2−98232(JP,A) 特公 平2−29239(JP,B2) 特公 平6−36157(JP,B2) “Performance Evalu ation of Subband Co ding and Optimizati on of Its Filter Co efficient”,SPIE Vo l.1605,PP.95−106 Nov.1991

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる通過帯域を持ち入力ディジタル信
    号をそれぞれの帯域で通過させる複数の第一のディジタ
    ルフィルタ(h1 (n)〜hM (n))と、この第一の
    ディジタルフィルタの出力をそれぞれサブサンプリング
    する複数のサブサンプリング回路と、サブサンプリング
    された信号をそれぞれ0値補間する複数の補間回路と、
    この0値補間された信号を入力とし、上記第一のディジ
    タルフィルタに対応した通過帯域をもつ複数の第二のデ
    ィジタルフィルタ(g1 (n)〜gM (n))と、この
    第二のディジタルフィルタの出力の和をとる加算回路と
    を備えたディジタルフィルタ回路において、フィルタ長
    をパラメータとし次の符号化利得GSBC を 【数1】 ただし、Kは帯域分割されるバンド数、Ak はフィルタ
    係数hk(n)と入力信号の相関係数とから決定される
    定数、Bk はフィルタ係数gk (n)と量子化誤差の相
    関係数とから決定される定数、αk はk番目のバンドの
    サブサンプリングレートから定まる定数とするを最大に
    するように上記第一および第二のディジタルフィルタの
    フィルタ係数を定めることを特徴とするディジタルフィ
    ルタ回路。
  2. 【請求項2】 異なる通過帯域を持ち入力ディジタル信
    号をそれぞれの帯域で通過させる複数の第一のディジタ
    ルフィルタ(h1 (n)〜hM (n))と、この第一の
    ディジタルフィルタの出力をそれぞれサブサンプリング
    する複数のサブサンプリング回路と、このサブサンプリ
    ングされた信号をそれぞれのサブバンド伝送路に送信す
    る送信手段と、このサブバンド伝送路で受信された信号
    を復号する受信手段と、復号された信号をそれぞれ0値
    補間する複数の補間回路と、この0値補間された信号を
    入力とし、上記第一のディジタルフィルタに対応した通
    過帯域をもつ複数の第二のディジタルフィルタ(g
    1(n)〜gM (n))と、この第二のディジタルフィ
    ルタの出力の和をとる加算回路とを備えた帯域分割伝送
    方式において、フィルタ長をパラメータとし次の符号化
    利得GSBC を 【数1】 ただし、Kは帯域分割されるバンド数、Ak はフィルタ
    係数hk(n)と入力信号の相関係数とから決定される
    定数、Bk はフィルタ係数gk (n)と量子化誤差の相
    関係数とから決定される定数、αk はk番目のバンドの
    サブサンプリングレートから定まる定数とする最大にす
    るように上記第一および第二のディジタルフィルタのフ
    ィルタ係数を定めることを特徴とする帯域分割伝送方
    式。
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