JPH0771035A - 地中坑の掘削方法およびそれに用いる掘削機 - Google Patents

地中坑の掘削方法およびそれに用いる掘削機

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JPH0771035A
JPH0771035A JP21893293A JP21893293A JPH0771035A JP H0771035 A JPH0771035 A JP H0771035A JP 21893293 A JP21893293 A JP 21893293A JP 21893293 A JP21893293 A JP 21893293A JP H0771035 A JPH0771035 A JP H0771035A
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excavator
underground pit
underground
excavating
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JP21893293A
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English (en)
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Chuichi Katsuyoshi
忠市 勝吉
Motoo Moriya
元雄 守屋
Tsutomu Terajima
力 寺嶋
Masakatsu Ogawa
正勝 小川
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Tone KK
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Tone KK
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Publication date
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大寸幅の地中坑と小寸幅の地中坑との、幅寸
法の差が大きい場合であっても小寸幅の地中坑を掘削す
ることができ、しかもこれを精度よく掘削することがで
きる地中坑の掘削方法およびそれに用いる掘削機を提供
することを目的としている。 【構成】 大型の掘削機(図示なし)で地盤に一定深さ
の大寸幅の地中坑A1を掘削した後、掘削機10を大寸
幅の地中坑A1内に挿入してフレーム体11を固定し、
しかる後に掘削機本体12をフレーム体11に対して下
方に向けて掘進し、小寸幅の地中坑A2を掘削する構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、変断面を有す
る地中連続壁や杭を構築する際に用いて好適な地中坑の
掘削方法およびそれに用いる掘削機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、建築土木工事において
は、地盤を掘削する際に、周囲の地盤の崩壊を防ぐため
の山留めの一手段として、あるいは、地中建築構造物の
地下外壁として地盤中に地中連続壁を構築することがあ
る。
【0003】この種の地中連続壁は、地盤に所定間隔で
一定幅の溝を掘削し、これら溝内に壁面の崩壊を防止す
るためのベントナイト溶液を攪拌混合し、次いで、その
溝内に予めかご状に組まれた鉄筋を落とし込み、その
後、トレミー管からコンクリートを噴出することによっ
て、溝内のベントナイト溶液をコンクリートに置換しな
がらコンクリート打設を行い、ほぼ一定の厚さを有する
コンクリート片を構築する。次いで、所定間隔をおいて
構築されたコンクリート片間を掘削して溝を形成し、こ
れら溝に上記方法と同様に、コンクリートを打設し、こ
のコンクリートと先行して施工されたコンクリート片と
が一体となった一定の厚さを有する地中連続壁を構築す
る。
【0004】上記地中連続壁の施工における地盤の掘削
には、図5に示すような掘削機1が使用されていた。図
5に示すように、前記掘削機1は、掘削機本体2と、該
掘削機本体2下端の掘削方向先端に設けられ水平軸周り
に回転して地盤を掘削するカッタ装置3と、前記掘削機
本体2の外周に掘削機本体2の掘削方向に間隔をおいて
設けられ当該掘削機本体2を坑壁面内において掘削方向
に案内する下部ガイド機構4および上部ガイド機構5と
を具備し、前記下部ガイド機構4および上部ガイド機構
5は、それぞれ前記壁面に対向させるガイド板6、7
と、これらガイド板6、7を前記掘削機本体2に前記各
壁面に対して伸縮自在に支持する油圧制御によるリンク
機構を有する伸縮部材8、9とから構成されている。
【0005】上記構成の掘削機1により、地盤の大深度
掘削を行う際には、まず、該掘削機1を地中に配置する
ために、構築する連続壁の厚さに略等しい幅を有し、か
つ当該掘削機の略全長の深さを有する口切り坑を掘削
し、鋼製の枠状体、矢板等の補強材で口切り坑を補強
(土留め)する。次に、前記掘削機1をクローラークレ
ーン等の重機(図示せず)を使用してワイヤーで吊下
し、該ワイヤーを巻き下げて前記補強材で補強された口
切り坑内に掘削機1を降ろす。そして、掘削機本体2に
設けた下部ガイド機構4および上部ガイド機構5のそれ
ぞれの伸縮部材8、9を伸長させてガイド板6、7を口
切り坑の補強材の壁面に押圧し、掘削機本体2を姿勢固
定する。この状態で、前記カッタ装置3を駆動させて地
盤を掘削するとともに、掘削機1の深度に応じてワイヤ
ーを繰り出し、当該掘削機1の自重に伴う重力を掘削方
向への推進力として掘削することにより所定の深度の掘
削坑を構築するようになっている。
【0006】ところで、近年、地中建築構造物の大規模
化とともに、地中連続壁に要求される深度やその厚さも
大きくなっており、これに伴って、地中連続壁を構築す
る際に必要なコンクリートの量、あるいはコンクリート
により置換され排出されるベントナイト溶液も多大な量
となり、施工コストが増大するといった問題が生じてい
る。
【0007】そこで、かかる問題を解決するために、地
中連続壁の構築において、構築する地中連続壁の上部を
仮設山留め壁(または本設の基礎と併用した連続壁)と
し、下部を止水を目的とした止水壁とし、上部壁を厚
く、下部壁を薄く形成した変断面地中連続壁を施工する
ことにより施工コストの削減を図る方法が検討されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の掘削機をこの変断面地中連続壁の施工に
そのまま適用した場合には、以下のような問題が存在す
る。すなわち、前記変断面地中連続壁を形成するために
は、上部が大寸幅で、下部が小寸幅の地中坑を掘削する
必要がある。このような地中坑を掘削するには、まず大
寸幅の地中坑を一定深さまで掘削した後に、該大寸幅の
地中坑に連続して下方に小寸幅の地中坑を掘削しなけれ
ばならない。前記掘削機で小寸幅の地中坑を掘削するに
際しては、前記下部ガイド機構が該小寸幅の地中坑の口
切部に達した場合に、下部ガイド機構自身および既に掘
削し終えた小径の地中坑の口切部を損傷しないようにガ
イド板を収縮させる必要がある。ところが、かかる場合
に下部ガイド機構を伸縮させてしまうと、掘削機本体の
支持は上部ガイド機構のみで行うこととなり、この上部
ガイド機構のみではカッタ装置の掘削精度を保つことが
できず、小寸幅の地中坑の精度を確保できなくなるばか
りか、そのまま掘進したならば、既に掘削した大寸幅の
地中坑の壁面および小寸幅の地中坑の口切り段部がこの
上部ガイド機構によって損傷を受けるおそれがあり、何
らかの解決手段が望まれていた。
【0009】しかも、上記の理由から、大寸幅の地中坑
と小寸幅の地中坑との、幅寸法の差が大きい場合には小
寸幅の地中坑を掘削するのがさらに困難となり、大寸幅
の地中坑に対して幅寸法の差が大きな小寸幅の地中坑を
掘削する手段がないのが実情であった。
【0010】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、大寸幅の地中坑と小寸幅の地中坑との、幅寸法の
差が大きい場合であっても小寸幅の地中坑を掘削するこ
とができ、しかもこれを精度よく掘削することができる
地中坑の掘削方法およびそれに用いる掘削機を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
地盤に、上部が大寸幅で下部が小寸幅の地中坑を掘削す
る方法であって、まず、第一の掘削手段で、地盤に一定
深さの前記大寸幅の地中坑を掘削した後、第二の掘削手
段を上下方向に進退可能に支持したフレーム体を、前記
大寸幅の地中坑内に挿入してこれを地中坑内に固定し、
しかる後に前記第二の掘削手段を前記フレーム体に対し
て下方に掘進させて、前記大寸幅の地中坑の下方に前記
小寸幅の地中坑を掘削することを特徴としている。
【0012】請求項2に係る発明は、地盤に掘削された
大寸幅の地中坑に連続して、下方にさらに小寸幅の地中
坑を掘削する掘削機であって、該掘削機は、地盤を掘削
するカッタ装置を備えて、掘削すべき小寸幅の地中坑と
略同幅の掘削機本体と、該掘削機本体をその軸線方向に
進退自在に支持するフレーム体とからなり、該フレーム
体には、該フレーム体自身を前記大寸幅の地中坑内に固
定しかつ前記掘削機本体の進退方向を調整可能なガイド
機構が備えられていることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、第一の掘削手段で、
地盤に一定深さの前記大寸幅の地中坑を掘削した後、第
二の掘削手段を上下方向に進退可能に支持したフレーム
体を前記大寸幅の地中坑内に挿入してこれを該地中坑内
に固定し、しかる後に前記第二の掘削手段を前記フレー
ム体に対して下方に掘進させて、前記大寸幅の地中坑の
下方に前記小寸幅の地中坑を掘削して形成する。このと
き、フレーム体を大寸幅の地中坑内に固定しておいて、
このフレーム体をガイドとして第二の掘削手段を掘進さ
せるので、第二の掘削手段を精度良く掘進させることが
できる。
【0014】請求項2記載の発明では、掘削機は、地盤
を掘削するカッタ装置を備えて、掘削すべき小寸幅の地
中坑と略同幅の掘削機本体と、該掘削機本体をその軸線
方向に進退自在に支持するフレーム体とからなり、該フ
レーム体には、該フレーム体自身を前記大寸幅の地中坑
内に固定し、かつ前記掘削機本体の進退方向を調整可能
なガイド機構を備える構成とした。これにより、フレー
ム体を、掘削した大寸幅の地中坑内に降ろして、ガイド
機構でそれ自身を固定するとともに掘削機本体の進退方
向を調整することができ、また固定したフレーム体に対
して、掘削機本体を下方に向けて掘進させることによ
り、大寸幅の地中坑の下方に小寸幅の地中坑を掘削する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図4に示す一実施
例を参照して説明する。ここでは、例えば、変断面連続
壁を形成するための地中坑を掘削する場合の実施例を用
いて説明する。図1ないし図3は、本発明に係る地中坑
の掘削方法に用いる掘削機を示すものである。図1に示
すように、掘削機10は、鋼材が直方体状に組まれたフ
レーム体11と、このフレーム体11内に収納可能で、
かつその軸線方向に進退自在に支持された掘削機本体
(第二の掘削手段)12とから構成されている。この図
1において、掘削機本体12は、フレーム体11内に収
納された状態となっている。
【0016】図2は、フレーム体11を示すものであっ
て、図2(a)はフレーム体11の側面図、図2(b)
はフレーム体11の正面図である。この図2に示すよう
に、フレーム体11は、図中上下方向に軸線を有すると
ともに、前記したように、鋼材13が直方体状に組まれ
た構成とされている。フレーム体11の軸線上には、一
定長さのガイドレール14が設けられ、またフレーム体
11の前後面11a,11aおよび左右側面11b,1
1bの各面の四隅には、アジャスタブルガイド(ガイド
機構)15がそれぞれ備えられている。さらにこのフレ
ーム体11には、各アジャスタブルガイド15を制御す
る制御装置(図示なし)が備えられて、フレーム体11
の姿勢を調整するようになっている。各アジャスタブル
ガイド15は、ガイド板15aと、このガイド板15a
を前記各面に直交する方向に移動させる油圧シリンダ・
リンク機構からなる伸縮部材15bとから構成されてい
る。このアジャスタブルガイド15は、伸縮部材15b
の油圧シリンダを伸長させることにより、リンク機構を
介してガイド板15aがフレーム体11の各側面から離
間する方向に移動するようになっている。そして、フレ
ーム体11の前後面11a,11aに備えられたアジャ
スタブルガイド15,15,…を伸長状態としたとき
に、このフレーム体11を挿入すべき大寸幅の地中坑の
幅寸法よりも大となるようになっている。
【0017】図3は、掘削機本体12を示すものであっ
て、図3(a)は掘削機本体12の側面図、図3(b)
は掘削機本体12の正面図である。この図3に示すよう
に、掘削機本体12の図中上下方向に延びる中心軸線上
には、掘削すべき小寸幅の地中坑の深さ以上の長さを有
するレール16が設けられ、掘削機本体12下端の掘削
方向先端には、カッタ装置17が設けられている。ま
た、この掘削機本体12の前後面12a,12aの両側
部および左右側面12b,12bには、上部アジャスタ
ブルガイド18,中間固定ガイド19,下部アジャスタ
ブルガイド20がそれぞれ設けられている。さらに、こ
の掘削機本体12の上部には、これを上方から吊下する
ための吊下機構21が設けられている。
【0018】前記レール16は、前記フレーム体11
(図2参照)のガイドレール14に摺動自在に支持され
るようになっている。カッタ装置17は、掘削すべき小
寸幅の地中坑と同幅で、図示しない駆動源で回転駆動さ
れるドラムカッタ17aおよびリングカッタ17bから
構成されている。そして、これらドラムカッタ17aお
よびリングカッタ17bを水平軸回りに回転させること
により、これらの外周面に多数形成されたビット17c
で地盤を掘削するようになっている。上部アジャスタブ
ルガイド18,下部アジャスタブルガイド20は、前記
アジャスタブルガイド15(図2参照)と同様の構成と
されており、その説明は省略する。中間固定ガイド19
は、上下方向に延在するガイド板19aが掘削機本体に
固定された構成とされている。吊下機構21は、上方
の、例えばクレーンに吊下されたワイヤ22が捲回され
たプーリ23と、このプーリ23を回転駆動させる駆動
モータ(図示なし)と、この駆動モータ(図示なし)を
制御する制御装置(図示なし)とから構成されている。
このような吊下機構21は、クレーン等から吊下した状
態で、駆動モータ(図示なし)によりプーリ23を駆動
させることによりワイヤ22を巻き上げ・巻き下げし
て、掘削機本体12を上下方向に進退させるようになっ
ている。
【0019】このような掘削機本体12は、全体とし
て、掘削すべき小寸幅の地中坑の幅寸法以下の厚さを有
する構成とされている。そして、以上の構成により、掘
削機本体12は、前記フレーム体11のガイドレール1
4に摺動自在に支持されたレール16を備えているの
で、フレーム体11に対してその軸線方向に進退自在
で、しかもフレーム体11内に収納可能な構造とされて
いる。
【0020】次に、上記の構成からなる掘削機10を用
いて地中坑Aを掘削する方法について、図1ないし図4
を参照して説明する。まず、図1に示したように、例え
ば図示しない大型の掘削機(第一の掘削手段)を用い
て、地盤に大寸幅の地中坑A1を所定深さまで掘削す
る。そして、掘削機10を、図示しないクレーン等で吊
下して、掘削された大寸幅の地中坑A1内に降ろす。こ
のとき掘削機本体12は、フレーム体11内に収納した
状態としておく。
【0021】次いで、図1(a)に示したように、フレ
ーム体11の前後面11a,11aに備えられた各アジ
ャスタブルガイド15の伸縮部材15b(図2参照)を
伸長させて、各ガイド板15aを大寸幅の地中坑A1の
対向する壁面に押圧させ、フレーム体11を大寸幅の地
中坑A1内に固定する。このとき、フレーム体11の制
御装置(図示なし)により各アジャスタブルガイド15
を制御して、フレーム体11の軸線が掘削すべき小寸幅
の地中坑の軸線(鉛直方向)と一致するようにフレーム
体11の姿勢を位置決めする。
【0022】そして、掘削機本体12を、吊下機構21
のプーリ23を駆動してワイヤ22を巻き下げることに
より、下降させるとともに、カッタ装置17を駆動させ
て地盤を掘削し、大寸幅の地中坑A1の底面を口切りす
る。このとき、掘削機本体12のレール16が、大寸幅
の地中坑A1内に固定されたフレーム体11のガイドレ
ール14(図2参照)にガイドされるので、掘削機本体
12を所定の掘削方向に沿って精度良く掘進させること
ができる。なお、掘削機本体12の掘削方向(下方)へ
の推進力は、当該掘削機本体12の自重に伴う重力によ
り得られる。図4に示すように、このようにして大寸幅
の地中坑A1の底面を口切りした後には、吊下機構21
のプーリ23の駆動によりワイヤ22を巻き下げて、掘
削機本体12をさらに下降させて地盤を掘進し、大寸幅
の地中坑A1の下方に小寸幅の地中坑A2を掘削してい
く。このときにおいても、掘削機本体12は、フレーム
体11のガイドレール14(図2参照)にガイドされて
いるので、所定の掘進方向に沿って精度良く掘進するこ
とができる。
【0023】そして、このように掘削した小寸幅の地中
坑A2が所定の深度に達した時点で、上記掘進作業を停
止し、吊下機構21のプーリ23の駆動によりワイヤ2
2を巻き上げて掘削機本体12を上昇させ、フレーム体
11内に収納する。その後、フレーム体11の各アジャ
スタブルガイド15を収縮させてから、掘削機10を形
成すべき変断面連続壁の連続方向に移動させ、同様にし
て小寸幅の地中坑A2を掘削する。そして、所定長の小
寸幅の地中坑A2の掘削が完了したら、掘削機10をク
レーン(図示なし)等で上方に吊り上げて大寸幅の地中
坑A1から出すことにより、上部が大寸幅の地中坑A1
で、下部が小寸幅の地中坑A2である変断面連続壁Aの
掘削が完了する。この後には、このようにして掘削した
変断面連続壁A内に、従来例に示したのと同様にして、
コンクリートを打設することにより、施工すべき変断面
連続壁の施工が完了する。
【0024】上述した地中坑Aの掘削方法では、例えば
大型の掘削機(図示なし)で地盤に一定深さの大寸幅の
地中坑A1を掘削した後、掘削機10を大寸幅の地中坑
A1内に挿入してフレーム体11を固定し、しかる後に
掘削機本体12をフレーム体11に対して下方に向けて
掘進し、小寸幅の地中坑A2を掘削するようにしたの
で、大寸幅の地中坑A1の下方に小寸幅の地中坑A2を
形成することができる。このとき、フレーム体11を大
寸幅の地中坑A1に固定しておいて、これをガイドとし
て掘削機本体12を掘進させるので、この掘削機本体1
2を精度良く掘進させることができる。したがって、大
寸幅の地中坑A1と、小寸幅の地中坑A2の幅寸法の差
が大きい場合(例えば大寸幅の地中坑A1の幅が2〜3
m、小寸幅の地中坑A2の幅が0.4〜1m)であって
も、上記のようにして施工することにより、小寸幅の地
中坑A2を精度良く掘削して形成することができる。こ
れにより、大寸幅の地中坑A1と、小寸幅の地中坑A2
の幅寸法の差が大きな、従来にない変断面連続壁を施工
することが構築することが可能になり、施工コストの削
減を図ることが可能となる。しかも、大寸幅の地中坑A
1内に掘削機10のフレーム体11を固定するときに、
アジャスタブルガイド15によってその姿勢を調整して
位置決めするようにされているので、掘削機本体12の
進退方向を微調整することができ、この点からも小寸幅
の地中坑A2を精度良く形成することができる。また、
掘削機本体12のレール16がフレーム体11のガイド
レール14で進退自在に支持するようにされているの
で、掘削機本体12がフレーム体11に対して進退自在
となり、しかもその小寸幅の地中坑A2が深い場合であ
っても、その進行方向精度を高精度とすることができ、
この結果掘削機本体12で掘削する小寸幅の地中坑A2
の掘削精度を高精度とすることができる。
【0025】なお、上記実施例では、変断面連続壁を形
成するための地中坑Aを掘削する例を用いたが、変断面
を有する杭の構築にも適用できることは言うまでもな
い。また、上記実施例において、掘削機10で鉛直方向
に地中坑Aを掘削する例を用いたが、掘削する地中坑の
方向については限定するものではなく、斜めに掘削する
場合においても、本発明にかかる地中坑の掘削方法およ
びそれに用いる掘削機を適用することにより、上記と同
様の効果を得ることができる。さらには、上記実施例に
おいて、掘削機本体12は、その自重により掘削方向に
推進する構成としたが、掘削機本体12の推進力とし
て、例えば、レール16にラックギアを形成し、フレー
ム体11にこのラックギアとかみ合うピニオンギアを備
えるとともにこれを駆動させるモータを備える構成とす
る等、駆動機構を備える構成としてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る地
中坑の掘削方法によれば、第一の掘削手段で、地盤に一
定深さの前記大寸幅の地中坑を掘削した後、第二の掘削
手段を上下方向に進退可能に支持したフレーム体を前記
大寸幅の地中坑内に挿入してこれを該地中坑内に固定
し、しかる後に前記第二の掘削手段を前記フレーム体に
対して下方に向けて掘進させ、前記大寸幅の地中坑の下
方に小寸幅の地中坑を掘削して形成することができる。
しかも、このとき、フレーム体を大寸幅の地中坑内に固
定しておいて、このフレーム体をガイドとして第二の掘
削手段を掘進させるので、第二の掘削手段を精度良く掘
進させることができる。したがって、大寸幅の地中坑
と、小寸幅の地中坑の幅寸法の差が大きい場合であって
も、上記のようにして施工することにより、小寸幅の地
中坑を精度良く掘削して形成することができる。これに
より、大寸幅の地中坑と、小寸幅の地中坑の幅寸法の差
が大きな、従来にない変断面連続壁を施工することが構
築することが可能になり、施工コストの削減を図ること
が可能となる。
【0027】請求項2に係る掘削機によれば、掘削機
は、掘削すべき小寸幅の地中坑と略同幅で、地盤を掘削
するカッタ装置を備えた掘削機本体と、該掘削機本体を
その軸線方向に進退自在に支持するフレーム体とからな
り、該フレーム体には、該フレーム体自身を前記大寸幅
の地中坑内に固定し、かつ前記掘削機本体の進退方向を
調整可能なガイド機構を備える構成とした。これによ
り、フレーム体を、掘削した大寸幅の地中坑内に降ろし
て、ガイド機構でそれ自身を固定するとともに掘削機本
体の進退方向を調整することができ、しかも、第二の掘
削手段をフレーム体でその軸線方向に進退自在に支持す
るようにしたので、請求項1にかかる地中坑の掘削方法
を実現し得、かつ大寸幅の地中坑の下方に小寸幅の地中
坑を精度良く掘削することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地中坑の掘削方法およびそれに用
いる掘削機を適用した一施工例を示す側面図および正面
図である。
【図2】前記掘削機のフレーム体を示す側面図および正
面図である。
【図3】同掘削機の第二の掘削手段を示す側面図および
正面図である。
【図4】前記地中坑の掘削方法およびそれに用いる掘削
機を適用して大寸幅の地中坑の下方に小寸幅の地中坑を
形成した状態を示す側面図および正面図である。
【図5】従来の掘削機を示す正面図である。
【符号の説明】
11 フレーム体 12 掘削機本体(第二掘削手段) 15 アジャスタブルガイド(ガイド機構) 17 カッタ装置 A1 大寸幅の地中坑 A2 小寸幅の地中坑
フロントページの続き (72)発明者 寺嶋 力 東京都目黒区下目黒5丁目11番34号 (72)発明者 小川 正勝 千葉県船橋市飯山満町1−703

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤に、上部が大寸幅で下部が小寸幅の
    地中坑を掘削する方法であって、まず、第一の掘削手段
    で、地盤に一定深さの前記大寸幅の地中坑を掘削した
    後、第二の掘削手段を上下方向に進退可能に支持したフ
    レーム体を、前記大寸幅の地中坑内に挿入してこれを地
    中坑内に固定し、しかる後に前記第二の掘削手段を前記
    フレーム体に対して下方に掘進させて、前記大寸幅の地
    中坑の下方に前記小寸幅の地中坑を掘削することを特徴
    とする地中坑の掘削方法。
  2. 【請求項2】 地盤に掘削された大寸幅の地中坑に連続
    して、下方にさらに小寸幅の地中坑を掘削する掘削機で
    あって、該掘削機は、地盤を掘削するカッタ装置を備え
    て、掘削すべき小寸幅の地中坑と略同幅の掘削機本体
    と、該掘削機本体をその軸線方向に進退自在に支持する
    フレーム体とからなり、該フレーム体には、該フレーム
    体自身を前記大寸幅の地中坑内に固定し、かつ前記掘削
    機本体の進退方向を調整可能なガイド機構が備えられて
    いることを特徴とする掘削機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100763350B1 (ko) * 2004-08-12 2007-10-05 바우어 머쉬넨 게엠베하 토양 작업 방법 및 그 기구
CN110485495A (zh) * 2019-09-04 2019-11-22 北京三一智造科技有限公司 一种抓斗纠偏装置及成槽机

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