JPH0771275B2 - 電子会議システム - Google Patents

電子会議システム

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JPH0771275B2
JPH0771275B2 JP29763785A JP29763785A JPH0771275B2 JP H0771275 B2 JPH0771275 B2 JP H0771275B2 JP 29763785 A JP29763785 A JP 29763785A JP 29763785 A JP29763785 A JP 29763785A JP H0771275 B2 JPH0771275 B2 JP H0771275B2
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福重 尾川
重信 南
憲昌 工藤
升一 中村
弘和 坂野
政芳 藍原
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、遠隔地点間で会議を行なう電子会議システム
に係り、特に発言中の出席者を動画で表示する電子会議
システムに関する。
[発明の技術的背景] この種の電子会議システムは、回線を介して接続される
複数の会議ユニットシステムより構成され、この会議ユ
ニットシステムとしては、たとえば第35図に示すような
ものが開発されている。同図に示されるようにこの会議
ユニットシステムは、マイク1、スピーカ2、会議場を
撮像するテレビカメラ3、原稿を写すテレビカメラ4、
テレビモニタ5、ファクシミリ装置6、プリンタとして
のハードコピー装置12、前記マイク1、スピーカ2の音
声信号を符号化・復号化する音声ユニット7、画像信号
の符号化・復号化を行なう画像ユニット8、画像ユニッ
トを制御する制御ユニット9、制御ユニット9の指示を
入力する操作ユニット10、音声信号及び画像信号の送信
及び受信を行なう伝送ユニット11より構成される。
このテレビカメラ3より得られるこの会議場の映像信号
も、伝送ユニット11により回線を介して他の会議ユニッ
トシステムに連続的に送信され、逆に他の会議ユニット
システムより送信された映像信号は伝送ユニット11にて
受信されテレビモニタ5に再生される。よって、他の会
議ユニットシステムの会議場の映像がテレビモニタ5上
に表示される。
[背景技術は問題点] しかしながら、このような電子会議システムにおいて
は、会議場を撮像しているので、発言者が明確に把握で
きないという問題があった。そこで、発言者のみを拡大
撮像すべくズーム操作することが考えられるが、その場
合にはこのズーム操作が面倒なものとなると共に特別な
オペレータが必要となるという不都合が生じた。これら
の不都合を解消すべくテレビカメラ3を発言者の数だけ
用意し、オペレータが発言中の発言者に対するテレビカ
メラ3を動作させて、それをテレビモニタ5により映し
出すことが考えられている。しかし、この場合において
も発言者が変わる毎にオペレータがテレビカメラ3を切
り換える等の操作が必要であり、会議進行の機能サービ
スが低下する等諸々の問題を生じる。
[発明の目的] 本発明の目的は前記問題点を解決すべく、自動的に発言
者を識別し、発言者とそれ以外の出席者とを区別して表
示できる電子会議システムを提供することにある。
[発明の概要] 前記目的を達成する為に本発明は、複数の各会議出席者
の動画を撮像する複数の撮像手段及び可聴音を入力する
複数の可聴音入力手段を有し、各手段からの動画データ
及び可聴音データの伝送を行う会議ユニットシステムを
回線を介して複数個接続した電子会議システムにおい
て、前記複数の会議出席者の中から発言者を判定する識
別手段と、この識別手段にて判定された発言者を示す識
別情報を生成し、この識別情報を回線を介して送信する
送信手段と、前記回線より前記識別情報を受信する受信
手段と、一画面を複数領域に分割し、前記受信手段によ
り受信した識別情報に対応する発言者の動画データに基
づき発言者を前記分割した画面の所定の領域に動画によ
り表示すると共に、発言者以外の他の会議出席者の動画
データに基づき当該他の会議出席者を前記分割した画面
の他の領域に静止画により表示する表示手段とを前記会
議ユニットシステムに設けたものである。
また、第2の発明は、複数の各会議出席者の動画を撮像
する複数の撮像手段及び可聴音を入力する複数の可聴音
入力手段を有し、各手段からの動画データ及び可聴音デ
ータの伝送を行う会議ユニットシステムを回線を介して
複数個接続した電子会議システムにおいて、前記複数の
会議出席者の中から発言者を判定する識別手段と、この
識別手段にて判定された発言者を示す識別情報を生成
し、この識別情報を回線を介して送信する送信手段と、
前記回線より前記識別情報を受信する受信手段と、一画
面を複数領域に分割し、前記受信手段により受信した識
別情報に対応する発言者の動画データに基づき発言者を
前記分割した画面の所定の領域に動画により表示すると
共に、発言者以外の他の会議出席者の動画データ及び前
記識別情報の入力が断たれた際の最終の動画データに基
づき当該他の会議出席者を前記分割した画面の他の領域
に静止画により表示する表示手段とを、前記会議ユニッ
トシステムに設けたものである。
[発明の実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の電子会議システムの一実施例に係る会
議ユニットシステムを示すブロック構成図である。
制御装置900には描画系、静止画系、動画系、音声系の
入力装置が接続され、磁気記憶系、記録出力系、音声系
の出力装置が接続されている。これらの入力装置からの
信号、出力装置への信号は幾つかの制御情報信号により
選択、多重化等の処置を施され、また伝送される。
入力装置としては、手書き文字や図形を入力するための
複数の描画入力装置100、会議前あるいは、会議中に書
類原稿を入力するための静止画入力装置200、会議出席
者や会議場の背景の画像を入力するための動画入力装置
300、および音声を入力する音声入力装置400が接続され
ている。
また出力装置は、自端末や伝送されて来る描画系、静止
画系の入力情報を表示する複数の平面表示装置150およ
び図形表示装置(1)160、図形表示装置(1)160に表
示された情報に基づく記録出力(コピー)を行なうハー
ドコピー装置260、自端末や伝送されて来る動画系の入
力情報を表示する図形表示装置(2)350、伝送されて
来る音声系入力情報を出力する音声出力装置450が接続
されている。
また蓄積装置600により、これらの入出力情報の記録読
出が行なわれる。そして伝送装置700により遠隔地の他
の2以上の会議ユニットシステムと接続されている。
以上の入出力情報は操作入力装置850、会議出席者の離
着席を検出する状態検出装置800、会話者の音声から発
言者を判定する話者識別装置510などの装置からの信号
により情報の伝送が制御されている。
以下各装置ごとにさらに詳細な説明を行なう。
描画入出力装置100 第2図は、描画入力装置100のブロック構成図である。
この描画入力装置100は、手書き図形の座標位置情報を
検出するもので、図示された筆記入力面に圧力が加えら
れると、その圧力が加えられた点の座標データを出力す
る圧力検出方式の描画入力部101と、この描画入口部101
に接続されたアナログ座標データをサンプリングするサ
ンプリング部103、および筆記入力を検出するペンタッ
チ検出部104と、サンプリング部103に接続された入力処
理部105と、描画データを符号化する符号化部106と、こ
の符号化された描画データをフレーム化する識別子付加
部109とから構成されている。
なお入力ペン102は、上記描画入力部101の筆記入力面に
載面された紙に図形等を描画することにより、筆記入力
面に圧力を加えるためのものである。
次にこの描画入出力装置100の動作を説明する。
まず描画入力部101の筆記入力面に圧力が加えられると
(ペンタッチがあると)描画入力部101から出力される
信号から、筆記入力(ペンタッチ)がなされたことを検
出する。ペンタッチを検出すると、ペンタッチ検出部10
4は、サンプリング部103、および入力処理部105へ動作
開始を指示する制御信号を出力し、サンプリング部10
3、および入力処理部105を動作可能な状態とする。
このサンプリング部103は描画入力部101から出力される
アナログの座標データを所定の周期でサンプリングし、
ディジタル化して入力処理部105へ出力する。
この入力処理部105は、サンプリング部103から出力され
た座標データを受けて、この座標データが座標値として
適切なデータであるか否か等をチェックし、また、座標
データが突然に離散した値になったときに、前の座標デ
ータに基づき、その座標データを補正する補間処理等を
行なう。また、後述する入力分析部108から部分消去の
旨を示す命令による制御信号を与えられたときに、サン
プリング部103から出力される閉曲線の座標データに基
づいて、この閉局線で囲まれた後述するフレームメモリ
部152内の領域の座標データを全て論理「0」(「0」
は表示されると地色となるデータを示す)に書き換える
ための元となる描画データを作成し、これを出力する。
次に符号化部106は、入力処理部105から出力された描画
データを符号化して、識別子付加部109に出力する。
さらに識別子付加部109は描画データであることを示す
フレーム識別子(FID)を描画データに付加し、制御装
置900に出力する。
なお符号107はスイッチ入力部を示し、オペレータは、
このスイッチ入力部107によってカーソル表示、部分消
去、全面消去等の命令を入力できる。
またスイッチ入力部107と接続された入力分析部108は、
スイッチ入力部107から出力されるデータを分析して、
いずれの命令を示すデータであるかを分析し、分析結果
に基づいて、対応する制御信号を入力処理部105、符号
化部106へ出力する。
平面表示装置150 第3図は平面表示装置150のブロック構成図である。
この平面表示装置150は描画データまたは静止画データ
を表示するもので、LCD(Liquid Crystal Display)等
から成る平面表示部151と、画像データが記憶されるフ
レームメモリ部152と、描画または静止画の再生を行な
う描画再生処理部153、および静止画再生処理部154と、
画像情報により描画データまたは静止画データを復号す
る描画復号化部155、および静止画復号化部156と、制御
情報の識別を行なう識別子検出部157とから構成され
る。
以下、この平面表示装置150の動作を説明する。
まず制御装置900から、識別子検出部157に制御情報と画
像情報が送られる。
この制御情報は、フレーム識別子(FID)、装置アドレ
ス(SAD)、ページ制御(PAGE)等より成り、画像情報
には、描画データと静止画データとの2種類がある。描
画データには、たとえばカーソル移動などに対するコマ
ンドが座標位置情報の中に組みこまれている。また静止
画データは、ランレングスをたとえばモディファイドリ
ード(MR)符号に用いる方式で圧縮されたデータであ
る。
次に識別子検出部157において、制御情報のうちフレー
ム識別子(FID)により、描画データかもしくは静止画
データかの判断がなされ、描画データは描画復号化部15
5へ送られ、静止画データは静止画復号化部156へ送られ
る。
描画復号化部155で復号化された描画データは描画処理
部153に送出され、図形表示に必要な座標データの補間
処理が行なわれ、フレームメモリ部152に送出される。
静止画復号化部156で復号化された静止画データは静止
画再生処理部154に送出され、図形表示に必要な線密度
変換、拡大、縮少等の画像処理が行なわれ、フレームメ
モリ部152に送出される。
フレームメモリ部152には、描画再生処理部153または静
止画処理部154から出力された画像データが書き込まれ
る。フレームメモリ部152に格納された画像データは、
所定のサイクルで平面表示部151へ読み出され表示され
る。
図形表示装置(1)160 図形表示装置(1)160の構成を第4図に示す。
この図形表示装置(1)160は制御情報を識別する識別
子検出部161と、画像情報より描画データもしくは静止
画データを復号化する描画復号化部162a、および静止画
復号化部162bと、復号化された画像データに画像処理を
施す描画再生処理部163a、および静止画再生処理部163b
と、画像データが格納されるフレームメモリ部164と、
この画像データが表示される図形表示部(1)165と、
フレームメモリ部164の画像データを読み出し画像処理
を施す静止画送出処理部166と、この送出静止画データ
を符号化する静止画符号化部167と、符号化した静止画
データをフレーム化する識別子付加部168とから構成さ
れる。
以下、この図形表示装置(1)160の動作を説明する。
まず制御装置900から識別子検出部161に制御情報および
画像情報が送られる。
この制御情報は、フレーム識別子(FID)、装置アドレ
ス(SAD)、ページ制御(PAGE)等よりなり、画像情報
には描画データと静止画データの2種類がある。
次に識別子検出部161においては、制御情報のうちのフ
レーム識別子(FID)により描画データか静止画データ
かの判断がなされ、さらにページ制御(PAGE)の内容に
より、後述する静止画データの送出要求か否かが判断さ
れる。
さらにフレーム識別子(FID)により描画データと判断
された画像情報は、描画復号化部162aへ送られ、静止画
データと判断された画像情報は静止画復号化部162bへ送
られる。
この描画復号化部162aで復号化された描画データは描画
再生処理部163aに送出され、図形表示に必要な補間処理
が行なわれ、フレームメモリ部164に送出される。
一方、静止画復号化部162bで復号化された静止画データ
は静止画再生処理部163bに送出され、図形表示に必要な
線密度変換、拡大、縮少等の画処理が行なわれ、フレー
ムメモリ部164に送出される。
このようにフレームメモリ部164には、描画再生処理部1
63aまたは静止画再生処理部163bから出力された画像デ
ータが書込まれる。フレームメモリ部164に格納された
画像データは、図形表示部(1)165に所定のサイクル
で読み出され、図形表示部(1)165に表示される。
またページ制御(PAGE)により静止画データの送出要求
が指定されている場合は、フレームメモリ部164から格
納された画像データが読み出され、静止画送出処理部16
6で線密度変換、拡大、縮少等の画変換が行なわれ、静
止画符号化部167に送出される。
静止画符号化部167で符号化された静止画データは、識
別子付加部168においてフレーム識別子(FID)が付加さ
れ、制御装置900に送出される。
静止画入力装置200 静止画入力装置200は電子会議システムにおいて会議資
料等を前記図形表示装置(1)160に表示したり、相手
端末へ送出したりするため、会議資料等を光学的に読取
る入力装置である。
静止画入力装置200の構成を第5図に示す。
この静止画入力装置200は、原稿を光学的に読み取る読
取部201と、読み取られた静止画データを一時格納する
バッファ部202と、この静止画データを符号化する符号
化部203と、フレーム識別子(FID)を付加する識別子付
加部204とから構成され、制御装置900に接続されてい
る。
以下、静止画入力装置200の動作を説明する。
まず原稿の読取部201は図示しない操作入力手段により
読取動作、静止画サイズ、線密度等が指示され、原稿を
読取り、バッファ部202に読取データを転送する。
次にバッファ部202は読取部201からの静止画データの転
送速度と符号化部203のデータ入力速度の違いを吸収す
るためと、読取部201からのデータの一部のみを拡大し
たり、大きな文字の場合に線密度を粗くしたりして情報
量を減らしたりする画像変換を行なう。
そして符号化部203は、読取データの符号化を行ない、
符号化データを識別子付加部204に送出する。この符号
化データは16K bpsの速度で転送される。
ここでA4判の原稿を8ドット/mm×7.7ライン/mmの線密
度で読取ると約480Kバイトのデータ量となり、転送時間
は約240秒となるが、ファクシミリ等で使用されている
デモィファィドハフマン(MH)方式またはモディファィ
ドリード(MR)方式等の冗長度抑圧符号を用いるとデー
タ量は約30Kバイトとなり、転送時間は約15秒に圧縮さ
れる。
最後に識別子付加部204は、静止画データであることを
示すフレーム識別子(FID)を静止画データに付加し、
制御装置900に送出する。
ハードコピー装置260 ハードコピー装置260は前記図形表紙装置(1)160に表
示されている画面上の情報に基づく記録出力を得る装置
であり、記録方式はファクシミリ等で使用されている感
熱ヘッドと感熱記録紙を用いた感熱記録方式を採用して
いる。
ハードコピー装置260の構成を第6図に示す。
このハードコピー装置260は、制御情報を識別する識別
子検出部261と、静止画データを復号化する復号化部262
と、この静止画データを一時格納するバッファ部263
と、感熱ヘッドにより感熱記録紙に記録する記録部264
とから構成され、制御装置900に接続されている。
以下、このハードコピー装置の動作を説明する。
まず制御装置900から識別子検出部261に制御情報、およ
び画像情報が送られる。
制御情報はフレーム識別子(FID)、装置アドレス(SA
D)、ページ制御(PAGE)等よりなり、画像情報は静止
画データの1種類のみである。
次に識別子検出部261は制御情報のうちフレーム識別子
(FID)により静止画データであることを検出すると、
静止画データを復号化部262に送出する。
さらに復号化部262は静止画データを復号化し、復号化
データをバッファ部263へ転送する。
このバッファ部263は復号化部262からの復号化データの
転送速度と記録部264への記録データの速度の違いを吸
収し、線密度変換、拡大、縮小等の画像処理を行ない、
記録部264に送出する。
最後に記録部264はバッファ部263からの記録データによ
り、感熱ヘッドおよび駆動モータ等を動作させ、感熱記
録紙に記録データに基づく情報を記録する。
動画入力装置300 第7図は動画入力装置300のブロック構成図である。
この動画入力装置300は複数のテレビカメラにより発言
者を映し、この中の所定のテレビカメラを選択して映さ
れた画像情報を制御装置900に送るものである。
この動画入力装置300は複数の動画入力部310a、310b、3
10c、310dと、制御装置900からの送話者切替信号(PI
D)により、これら複数の動画入力部から一つの動画入
力部を選択する動画セレクタ部320と、この選択された
動画入力信号(PIN)を圧縮符号化する動画符号化部330
と、この符号化された動画データ(PSD)にフレーム識
別子(FID)と送話者切替信号(PID)を付加する識別子
付加部340から構成される。
以下、この動画入力装置300の動作を説明する。
会議出席者や会議場の背景等の動画像は複数の動画入力
部310a、310b、310c、310dにより電気信号に変換され、
動画セレクタ部320に送出される。
回線の伝送容量を64kbpsとし、この回線には音声等のデ
ータも送出せねばならないことを考えると、同時に複数
の動画入力は不可能である。そこで動画セレクタ部320
は、制御装置900の送話者切替信号(PID)により発信者
を写すように該当する動画入力部を1つ選択し、この動
画入力信号(PIN)を動画符号化部330に送出する。
なお、送話者切替信号(PID)により、会議途中の退席
者の動画入力部を切放すこともできる。
動画符号化部330は動画入力信号(PIN)をフレーム駒落
し方式による標本化処理、フレーム問符号化方式による
予測符号化処理、コサイン変換符号化方式による直交換
符号化処理などにより32kbpsに圧縮符号化し、動画デー
タ(PSD)として識別子付加部340に送出する。
識別子付加部340は、動画データであることを示すフレ
ーム識別子(FID)と、複数の動画入力部の中からどの
動画入力部を選択したかを示す送話者切替信号(PID)
とを動画データ(PSD)に付加し、送信データ(DXD)と
して制御装置900に送出する。
次に動画符号化部330について説明を行なう。
動画符号化部330 動画符号化部330の構成を第8図に示す。
この動画符号化部330は入力処理ユニット331と、送信メ
モリユニット332と、コサイン変換ユニット333と、符号
化ユニット334とよりなる。
以下、この動画符号化部330の動作説明する。
まず動画セレクタ部320で選択された動画入力信号(PI
N)は入力処理ユニット331に送出され、動画入力信号か
らカラーバーストと同期信号が除去された後、8ビット
でA/D変換が行なわれる。さらに図示しないディジタル
フィルタにより各フレームの画素数は256×256から128
×128へ、フレーム周波数も30フレーム/秒から10フレ
ーム/秒に減少される。
次に入力処理された各フレームのデータは、送信メモリ
ユニット332に送出され、図示しない現用フレームメモ
リに入れられる。一つ前の書き換え済フレームのデータ
は、図示しない参照フレームメモリに入れられており、
8×8画素のブロック単位で現フレームと参照フレーム
が比較され、書き換えるべきブロックが決められる。あ
るブロックが大きく変化していると参照メモリが書き直
されると共に、そのブロック情報がコサイン変換ユニッ
ト333に入力される。あまり変化のないブロックは何も
処理されず書き直しもされない。
さらにコサイン変換ユニット333は、2次元コサイン変
換により画素間の相関性を取り除き、得られた変換係数
を符号化ユニット334に送出する。
この変換係数はゼロをとる係数が多いため、ビット0の
長い列を送る代わりにランレングス符号化で圧縮する。
次に符号化ユニット334は、変換係数に対し画像の局部
エネルギーの予測に従ってハフマン符号化表中の実際の
符号を選択する。また、ブロックに関する情報も符号化
する。
この符号化データは図示しない送信バッファに入り、こ
こから所定の伝送速度で識別子付加部340に動画データ
(PSD)として送出される。
図形表示装置(2)350 第9図は図形表示装置(2)350のブロック構成図であ
る。
この図形表示装置(2)350は自端末や伝送されてくる
動画系の入力情報を表示するもので、制御装置900から
出力された受信データ(RXD)から装置アドレス(SA
D)、フレーム識別子(FID)および送話者切替信号(PI
D)を検出するための識別子検出部360と、動画データ
(PRD)の復号化を行なう動画復号部370a、370bと、復
号化された動画信号(POUT)を一時記憶合成するための
フレームメモリ部380と、複数の動画および静止状態の
動画を複数分割表示制御する表示制御部385と、動画を
表示する図形表示部390から構成される。
以下、この図形表示装置(2)350の動作を説明する。
制御装置900から送出された受信データ(RXD)は制御情
報と画像情報から構成され、制御情報にはフレーム識別
子(FID)、装置アドレス(SAD)、送話者切替信号(PI
D)等があり、画像情報は動画データのみである。
まず識別子検出部360は、このフレーム識別子(FID)よ
り動画データであることを検出し、つぎに装置アドレス
(SAD)を検出し、自端末が相手端末かを判定する。さ
らに送話者切替信号(PID)よりどの動画入力部からの
動画データであるかを判定する。
次に識別子検出部360でフレーム識別子(FID)、装置ア
ドレス(SAD)および送話者切替信号(PID)を除去され
た動画データ(PRD)とは動画復号化部370aまたは370b
に送出され、32kbpsに圧縮符号化された動画データの復
号化が行なわれる。
この動画復号化部370aと370bは装置アドレス(SAD)に
対応して、自端末と相手端末、または相手端末と相手端
末が同時に入力しても遅延なく正しく復号化を行なうた
め、同一構成のものを2系統備えている。
この復号化された動画信号(POUT)は、フレームメモリ
部380の所定領域に一時記憶され、表示画面が合成され
る。
また、フレームメモリ部380は、所定領域に対する復号
化された動画信号(POUT)の入力がなくなると、その後
該当領域に新たな動画信号の入力があるまで最終に得ら
れた動画信号の記憶を維持する。よって、発言者以外は
静止画表示なる。
なお識別子検出部360で検出された装置アドレス(SAD)
および送話者切替信号(PID)は表示制御部385に送出さ
れ、フレームメモリ部380に対して同一画面上に自端末
と2つの相手端末のいずれか2端末の動画および静止状
態の動画を複数分割表示するための表示制御が行なわれ
る。
そしてフレームメモリ部380から所定のサイクルで動画
信号が読出され、図形表示部390に表示される。
次に動画復号化部370a(370b)について説明を行なう。
動画復号化部370a(370b) 動画復号化部370aの構成を第10図に示す。
この動画復号化部370aは、動画データをブロック単位に
復号化する復号化ユニット371と、この復号化された変
換係数を逆コサイン変換する逆コサイン変換ユニット37
2と、現フレームメモリと参照フレームメモリを有する
受信メモリユニット373と、この現フレームメモリと参
照フレームメモリから動画フレームを出力する出力処理
ユニット374とから構成される。
以下、この動画復号化部370aの動作を説明する。
まず識別子検出部360から出力された動画データ(PRD)
は復号化ユニット371の図示しない受信バッファに入れ
られる。つぎにブロック情報が復号化され、さらにハフ
マン符号化表と同じ表を利用して変換係数を得るため復
号化のステップサイズが決定されると共に、書き換える
べきブロックの位置が決定される。
次に逆コサイン変換ユニット372は、復号化ユニット371
で再生された変換係数に2次元逆コサイン変換を施し、
ブロック単位のデータを出力する。
そして受信メモリユニット373は書き換えるべきブロッ
クの位置情報をもとに、8×8画素のブロック単位で図
示しない現フレームメモリの中の該当する領域を書き直
す。
また、図示しない参照フレームメモリには一つ前の書き
換え済のフレームのデータを入れておく。これは次にく
るフレームとの比較を行なうために使用する。
さらに出力処理ユニット374は受信メモリユニット373の
現フレームメモリと参照フレームメモリを用いて、フレ
ーム周波数を10フレーム/秒から30フレーム/秒に戻し
たり、再生したフレームの中の画素レベルが時間的に滑
らかに変化するように計算によってフレームの内挿を行
なう。
最後に出力処理ユニット374で処理された動画信号(POU
T)はフレームメモリ部380に送出される。
音声入力装置400 音声入力装置400は会議出席者の音声を電気信号に変換
して電子会議システム内に取り入れるもので、第11図は
そのブロック構成図である。
同図に示されるようにこの音声入力装置400は、出席者
全員の音声を集音可能なように配置された4本のマイク
ロホン402−1〜402−4、および会議出席者とは異なる
方向に指向性を向けて配置されたマイクロホン402−5
と、マイクロホン402−1〜402−5の出力信号を増幅す
るマイクアンプ(MAMP)403と、室雑音を除去する室雑
音除去部(NCAN)404と、残響を除去する残響除去部(E
CAN)405、話中でない話者のマイクから雑音を除去する
可変利得部(AGC)406と、各マイクロホンの出力信号を
合成するミキサ部(VMIX)407と、音声の圧縮・符号化
を行なう音声符号化部(VCOD)408とから構成される。
この4本のマイクロホン402−1〜402−4は出席者全員
の音声を集音可能な様に適切に指向性を考慮して配置さ
れ、会議出席者の発する音声を拾う。またマイクロホン
402−5は背景ノイズ信号を拾う。
マイクアンプ(MAMP)403は各マイクロホンの出力信号
を適切なレベルに増幅する。
室雑音除去部(NCAN)404 室雑音除去部404は、会議室に常に存在する背景ノイズ
を除去する回路で、会議出席者とは異なる方向に指向性
を向けたマイクロホン402−5より拾われた背景ノイズ
信号を参照信号として、ノイズキャンセラによりマイク
音声VA−1〜VA−4から背景ノイズを除去した信号VB−
1〜VB−5を生成するものである。
第12図はこの室雑音除去部404の回路図である。
同図に示されるようにこの室雑音除去部404はアダプテ
ィブフィルタ(NC1〜NC4)404−1a〜404−1dと、減算器
404〜2a〜404−2dと、学習禁止制御回路409とから構成
される。
このアダプティブフィルタ404−1a〜404−1dはマイクロ
ホン402−5の出力信号VA−5を参照信号として擬似ノ
イズYN1〜YN4を発生させる。減算器404−2a〜404−2dは
マイクアンプ403で増幅されたマイクロホン402−1〜40
2−4の出力信号VA−1〜VA−4から前記擬似ノイズYN1
〜YN4をさしひいて、ノイズを除去した残差信号VB−1
〜VB−4を出力する。
さらにアダプティブフィルタ404−1a〜404−1dの学習
は、たとえば良く知られた学習同定法等により、参照信
号と残差信号の相関が無くなる様に逐次行なう。ただ
し、この学習中に送話音声やスピーカ出力があると学習
が乱れるため、同図破線内の学習禁止制御回路409によ
りこれを防いでいる。
この学習禁止制御回路409は、マイクロホン402−1〜40
2−4の増幅後の出力信号VA−1〜VA−4のレベルを検
出するレベル検出回路(NLV1〜NLV5)409−1a〜409−1d
と、左右のスピーカの出力信号SR、SLのレベルを検出す
るレベル検出回路(NLVR、NLVL)409−2、409−3と、
レベル検出回路409−1a〜409−1dの中の最大値を検出す
る最大値検出回路(MAX1)409−4と、レベル検出回路4
09−2、409−3の和信号を生成する加算器409−5と、
最大値検出回路409−4の出力信号と加算器409−5の出
力信号のうち大きい方を出力する最大値検出回路(MAX
2)409−6と、レベル検出回路409−7の出力信号と最
大値検出回路409−6の出力信号を比較し、レベル検出
回路409−7の出力信号の方が最大値検出回路409−6の
出力信号よりも大きいときに“1"となる制御信号NADPを
出力する比較器403−8とから構成されている。
この学習禁止制御回路409においては、最大値検出回路4
09−4によりマイクロホン402−1〜402−4の増幅後の
出力信号のうち最大のものが選択され、最大値検出回路
409−6によって、前記最大値検出回路409−4の出力信
号と左右のスピーカの出力信号SR、SLの和信号との間で
大きい方の信号が選択される。
こうして比較器409−8は、レベル検出回路409−7から
出力される参照信号VA−5のレベルが、送話音声VA−1
〜VA−4の最大レベルと左右スピーカ出力信号SR、SLの
和のレベルのいずれよりも大きい時のみ“1"となる制御
信号NADPをアダプティブフィルタ404−1a〜404−1dに出
力し、アダプティブフィルタ404−1a〜404−1dは、この
制御信号NADP“1"のときのみ学習を行なう。
残響除去部(ECAN)405 残響除去部405は、スピーカから出た音声が会議室内の
壁や窓で反射して発生するエコーにより、ハウリングが
発生したり、残響感によって通話品質の劣化が起こるの
を防ぐ機能を有しており、左右のスピーカ信号SR、SLを
入力して、2チャンネルエコー・キャンセラにより、残
響のない信号VC−1〜VC−4生成するものである。
第13図はこの残響除去部の回路図である。
同図に示されるようにこの残響除去部405はエコーキャ
ンセラ405−1a〜405−1dと、減算器405−2a〜405−2d
と、ダブルトーク検出器410とから構成される。
このエコーキャンセラ405−1a〜405−1dは左右のスピー
カの出力信号SR、SLから擬似残響信号Ye1〜Ye4を生成す
る。
第14図はこのエコーキャンセラ(たとえば405−1a)の
構成を示す回路図であり、同図に示されるようにこのエ
コーキャンセラ405−1aは2つのアダプティブフィルタ
(AF1、AF2)405−3、405−4と加算器405−5とから
なり、アダプティブフィルタ405−3には右スピーカ信
号SRが入力され、アダプティブフィルタ405−4には左
スピーカ信号SLが入力され、この2つのアダプティブフ
ィルタ405−3、405−4の出力信号が加算器405−5に
より加算されて擬似残響Ye1が生成される。
第13図において、減算器405−2a〜405−2dは室雑音除去
部404から出力される信号VB−1〜VB−4から前記擬似
残響信号Ye1〜Ye4を差し引いて、残響の除去された残差
信号VC−1〜VC−4を生成する。
またアダプティブフィルタ405−3、405−4の学習は、
たとえば良く知られた学習同定法により、参照信号SR、
SLと、残差信号VC−1〜VC−4の相関をなくす様に逐次
学習を行なう事により実現されている。
さらにダブルトーク検出器410は、スピーカ出力と送話
音声の両方が存在するダブルトーク時に学習を行なうと
学習が乱れるため、ダブルトーク状態を検出して、学習
を禁止するものである。
このダブルトーク検出器410は、室雑音除去部404の出力
信号VB−1〜VB−4のレベルを検出するレベル検出器
(EVL1〜EVL4)410−1a〜410−1dと、左右のスピーカ信
号SL、SRのレベルを検出するレベル検出器(EVLL、EVL
R)410−2、410−3と、レベル検出器410−1a〜410−1
dの出力信号のうち最大のものを除去して出力する最大
値検出回路(MAX)410−4と、加算器410−5と、比較
器410−6とから構成される。
このダブルルート検出器410においては、まず最大値検
出回路410−4によってレベル検出器410−1a〜410−1d
の出力信号のうち最大のものが選択され、加算器410−
5により左右のスピーカ信号SL、SRの出力レベルの和が
とられ、最大値検出回路410−4の出力信号と加算器410
−5の出力信号のレベルが比較器410−6により比較さ
れる。
この比較器410−6は加算器410−5の出力信号が最大値
検出回路410−4の出力信号よりも小さいときに“1"と
なる信号EADYを生成し、この信号EADYをエコーキャンセ
ラ405−1a〜405−1d内のアダプティブフィルタ405−
3、405−4、…に入力する。
そしてアダプティブフィルタ405−3、405−4、…は信
号EADYが“1"のとき、すなわちスピーカの出力レベルが
各マイクの送出音声の最大レベルより小さいときには学
習が禁止される。
可変利得部(AGC)406及びミキサ部(VMIX)407 可変利得部(AGC)406は後述する話者識別装置510より
与えられる話者識別コードTIDにより、4つの入力信号V
C−1〜VC−4のうち現在話している話者に指向性の向
いたマイクからの信号を選択的に増幅し、不必要なマイ
クからの雑音を除去するものであり、ミキサ部(VMIX)
407は可変利得部406の出力信号を加算するものである。
第15図は可変利得部406及びミキサ部407の回路図であ
り、可変利得部406は可変利得アンプ406−1〜406−4
及び制御ユニット406−5からなり、ミキサ部407は加算
器407−1からなる。
制御ユニット406−5は話者識別装置510より与えられる
送話者識別信号TIDが入力されると、現在発言中の話者
に対応した可変利得アンプ(たとえば406−1)以外の
可変利得アンプの利得を下げる。
ミキサ部407の加算器407−1は可変利得アンプ406−1
〜406−4の出力信号を加算する。
音声符号化部(VCOD)408 音声符号化部(VCOD)408は、ミキサ部407の出力信号V
に対して制御装置900より送られる符号化復号化アルゴ
リズムの選択信号VRULにより伝送速度に応じて圧縮、符
号化を行ない、さらに識別子を付加して制御装置900に
出力するものである。
第16図はこの音声符号化部408の回路図である。
同図に示されるようにこの音声符号化部408は、圧縮ア
ルゴリズムプログラムが記憶された圧縮アルゴリズム記
憶部408−1と、圧縮アルゴリズムを選択する選択スイ
ッチ408−2と、音声データを選択された圧縮アルゴリ
ズムにより圧縮、符号化する符号化部408−3と、制御
情報を付加する識別子付加部408−4により構成され
る。
この圧縮アルゴリズム記憶部408−1には、64KADPCM符
号化プログラム408−1a、32KADPCM符号化プログラム408
−1b、16KAPCAB符号化プログラム408−1c、および8KAPC
AB符号化プログラム408−1dが記憶されている。
まず選択スイッチ408−2は、制御装置900から送られる
選択信号VRULに応じて前記圧縮アルゴリズム記憶部408
−1内の1つの符号化プログラムを選択する。
次に符号化部408−3は、前記選択スイッチ408−2によ
って選択された符号化プログラムにより、ミキサ部407
の出力信号Vに対して符号化を行なう。
そして識別子付加部408−4は、符号化された信号に送
話者識別子(TID)と装置アドレス(SAD)を付加し、伝
送信号VTXとして制御装置900に出力する。
音声出力装置450 音声出力装置450は電気信号をスピーカによって音声信
号に変換して出力するもので、第17図に示すように制御
情報を識別する識別子検出部451と、音声データを復号
化する音声復号化部(VDEC)452と、遅延によりステレ
オ音声を出力するステレオ音声生成部(STGEN)453と、
右側音声を増幅、放音する右アンプ(RAMP)454、およ
び右スピーカ455と、左側音声を増幅、放音する左アン
プ(LAMP)456、および左スピーカ457とからなる。
この識別子検出部451は、フレーム識別子FIDから音声フ
レームを識別し、装置アドレスSADから相手端末を識別
する。
第18図は音声復号化部(VDEC)452の構成を示すもの
で、同図に示されるようにこの音声復号化部452は、復
号化プログラムが記憶された圧縮アルゴリズム記憶部45
8と、復号化プログラムを選択する選択スイッチ459と、
フレームを分解するフレーム分解部460と、選択された
アルゴリズムで音声データを符号化する復号化部461
と、端末に対応した復号化データが格納されたRAMI46
2、およびRAMII463と、スイッチ464からなる。
この圧縮アルゴリズム記憶部458には、64KADPCM復号化
プログラム458−1、32KADPCM復号化プログラム458−
2、16KAPCAB復号化プログラム458−3、8KAPCAB復号化
プログラム458−4が記憶されている。
また選択スイッチ459は、制御装置900より送られてくる
選択信号VRULに応じて、前記圧縮アルゴリズム記憶部45
8内の1つの復号化プログラムを選択する。
RAMI462およびRAMII463には、相手端末に応じた復号化
に用いられるデータが記憶されている。
まずフレーム分解部460は、フレームを分解して相手端
末識別データCRを抽出し、これをスイッチ464に出力す
る。
次にスイッチ464は相手端末識別データCRによりRAMI462
およびRAMII463のうちのいずれかを選択し、復号化に用
いるデータを復号化部461に出力する。
さらに復号化部461は選択スイッチ459を介して選択され
た圧縮アルゴリズム(即ち復号化プログラム)により復
号化を行ない音声データVRXを生成し、ステレオ音声生
成部453へ出力する。
さてステレオ音声生成部(STGEN)453は、音声信号VRX
よりステレオ音声信号SR、SLを生成するものであり、第
19図にその構成を示す。同図に示されるように、このス
テレオ音声生成部453は遅延用のシフトレジスタ470〜47
5、および遅延量を選択するスイッチ476、477からな
る。
この遅延用シフトレジスタ470〜475は音声信号VRXを遅
延する。またスイッチ476、477は遅延量の異なる音声信
号を制御装置900より送られてくる話者識別信号TIDに応
じて選択し、左右の音声信号を出力する。
そしてステレオ音声生成部453によって生成された左右
の音声信号SL、SRは、第17図に示すように左アンプ(LA
MP)456および右アンプ(RAMP)454を介してスピーカ45
7、455に入力され、音声信号が再生される。
話者識別装置510 第20図は話者識別装置510のブロック構成図である。
この話者識別装置510は、複数の人間がいる場合にその
中の誰かが発言したとき符号相関を用いてその発言者を
識別する装置であり、マイク512、514と、アンプ516、5
18と、符号検出器520、522と、64タップのシフトレジス
タ524、32タップのシフトレジスタ526、相関検出器とし
ての64個の排他的論理和回路528、64個のアップダウン
カウンタ530−1〜530−64、コーダ532、オア回路534お
よびラッチ536とからなる。
第21図は、5人の人間がいる場合のこの話者識別装置51
0の設置例を示すもので、同図に示されるようにマイク5
12、514が装置の左右に設置されている。
このマイク512、514は話者の発した音声を電気信号に変
換し、アンプ516、518は変換された第1チャンネルの音
声信号および第2チャンネルの音声信号をそれぞれ適切
なレベルまで増幅する。
次に符号検出器520、522はそれぞれアンプ516、518から
出力される信号が(+)ならば“1"とし、(−)ならば
“0"の符号を、SIGNR(k)、SIGNL(k)として出力す
る。
ただしこの実施例の場合には、音声信号は帯域の約2倍
の周波数、たとえば0〜3.4kHz帯域では、8kHzでサンプ
ルされたkサンプル時の信号であらわされている。
次に64タップのシフトレジスタ524は第2チャネルの符
号を8kHzごとにシフトする。また32タップのシフトレジ
スタ526は第1チャンネルの符号をシフトし、32サンプ
ル分遅延させる。
そして排他的論理和回路528は第(1)式に示すよう
に、シフトレジスタ524のi段目の出力SIGNR(k−i+
1)と、サンプルシフトレジスタ526の出力であるSIGNL
(k−32)との間で符号相関をとる。
Zi=SIGNR(k−i+1)+SIGNL(k−32)……(1) アップダウンカウンタ530−1〜530−64は、この相関出
力ZiをZi=1の時はカウントアップし、Zi=0の時はカ
ウントダウンする事により平均化し、このカウンターが
オーバーフローすることにより、最も相関の高いタップ
位置が検出される。
すなわちコーダ532はアップダウンカウンタ530−1〜53
0−64のオーバーフローの位置をみつけ、その位置情報
を6ビットにコード化し、その上位3ビットをラッチ53
6に出力する。
またオア回路534はオーバーフローがあったとき各アッ
プダウンカウンタ530−1〜530−64をクリアすると共
に、ラッチ536に信号を送る。
ラッチ536はこの信号受信時に前記3ビットの情報をと
らえ、これを話者識別信号TIDとして制御装置900に送
る。
第22図(A)、(B)、(C)、(D)、(E)は第21
図に示した各話者A、B、C、D、Eが発言をした場合
のインパルス応答を示すもので、各人の発言によって左
右各チャンネルへの音声到達時間が異なるので、左右各
チャンネルの入力信号の相関を取ることにより話者識別
を行なうことができる。
すなわち左右のマイクは、第21図に示す様に設置され、
各チャンネル間の伝達特性よりインパルス応答を求める
と、第22図に示す様に、左右各チャンネルへの音声到達
時間差が送話者の位置により異なる。
第21図の場合、遅延は±4msec以内なので、相関検出器
は、音声の帯域を3.4kHzとし、1サンプルは125μsecと
すれば、前後32サンプルの計64サンプル処理できれば良
い。
したがって第20図の相関検出器は64サンプル長でよい。
蓄積装置600 この電子会議システムにおいては、会議資料等を蓄積す
るために蓄積装置600を備えている。蓄積装置600として
は、記録、消去可能、持ち運びの便利さを考え、フロッ
ピーディスク装置等を採用している。
蓄積装置600の構成を第23図に示す。この蓄積装置600は
書き込み、読み出しの制御をする制御部611と、フレー
ムの制御情報を識別する識別子検出部612と、書き込み
用のバッファ部613と、蓄積部614と、読み出し用のバッ
ファ部615と、フレームの制御情報をチェックする識別
子付加部616より構成されている。
以下、この蓄積装置600の動作を説明する。
まず制御装置900から識別子検出部612に制御情報および
画像情報が送出される。この制御情報にはフレーム識別
子(FID)、装置アドレス(SAD)、ページ制御(PAGE)
があり、画像情報は静止画データの一種類のみである。
次に識別子検出部612は、制御情報のうちフレーム識別
子(FID)により静止画データであることを確認した
後、ページ制御(PAGE)の内容により静止画データの書
き込み指示か、読出し指示かを検出し、さらにその画面
番号を検出し、制御部611にその指示内容を送出する。
そして制御部611は識別子検出部612の指示内容により各
部を制御し、静止画データの書込み、読出しを制御す
る。
静止画データの書込みの場合は、識別子検出部612から
ページ制御(PAGE)等の制御情報をつけたまま、静止画
データをバッファ部613に送出する。このバッファ部613
は静止画データの転送速度と蓄積部614の書込み速度の
違いを吸収しながら、蓄積部614に対する静止画データ
の送出、書込みを行なう。
静止画データの読出しの場合は、ページ制御(PAGE)に
より指定された画面番号の静止画データを蓄積部614か
ら読出し、バッファ部615に送出する。
このバッファ部615は蓄積部614の読出し速度と静止画デ
ータの転送速度の違いを吸収しながら蓄積部614が静止
画データを読出し、さらにバッファ部615から識別子付
加部616に送出する。
識別子付加部616は蓄積部514から読出した制御情報と静
止画データに対し、指定された画面番号かどうかをチェ
ックし、さらにフレーム識別子(FID)等の制御情報が
正しく付加されているか確認した後、制御装置900に送
出する。
蓄積装置600の使用法としては会議に先立って、会議資
料を相手端末に送り、双方が同じ資料を蓄積しておき自
端末または相手端末の指示により資料を取り出せるよう
にしたり、会議中に加筆修正した結果をさらに蓄積して
議事録として残すことも可能である。
伝送制御装置700 電子会議システムにおける各装置で発生したフレーム情
報は、この伝送制御装置700で第24図に示す様にパケッ
ト化され、他の会議ユニットシステムに伝送される。ま
た、他の会議ユニットシステムより伝送されたフレーム
は、この伝送制御装置700により受信され、システム内
の各装置に分配される。
この実施例の電子会議システムは、2B+D(B;64kbps、
D;16kbps)なるベーシック・アクセスによりISDN網に接
続される。すなわちこの伝送制御装置700は、CCITTで標
準化作業が進んでいる4線式宅内バス・インターフェー
スを有しており、情報コンセントにより宅内バスにアク
セスできるようになっている。
第25図はこの伝送制御装置700のブロック構成図であ
る。
この伝送制御装置700は、ISDN網とのインターフェイス
である回線終端装置(NT1)701と、宅内バスとのインタ
ーフェイスである物理レイヤインタフェイス(INF)70
2、パケット生成、分解を行なうパケット生成分解回路
(PAD)703、704と、ハンドセットが接続される電話用
インタフェイス(TEL)705、呼接続等の制御を行なうシ
グナリング制御部(SIG)706と、入出力用のバッファ
(BUF)707〜710と、ハンドセット711と、システムバス
に接続されるインタフェイス(IF)712と、モードを切
り換えるスイッチ713と、バッファのオーバーフローを
検知するオア回路714と、キーボード715とから構成され
ている。また符号716はISDN網符号717、718は4線宅内
バスのT線およびR線を表わす。
T線717および718で構成される4線宅内バスは、回線終
端装置(NT1)701を介して、ISDN網に接続されている。
また物理レイヤインターフェース(INF)702は、R線71
8の受信信号よりクロック抽出、フレーム同期確立を
し、B1、B2、Dチャンネルのデータを受信する。また同
時に、B1、B2、Dの各チャンネルへの送信データが入力
され、T線717に送出される。
さらにスイッチ713は、後述する会議支援部991よりの制
御信号MODEにより、通常の電話モードと、テレコンファ
レンスモードに切り替えられ、電話モードの時は、B1、
B2チャンネルは電話用インターフェース705を介して、
ハンドセット711に接続される。この電話機はB1、B2の
2回線を有しており、#A、#Bの2つの電話番号が割
り与えられる。
そしてシグナリング制御部(SIG)706は、キーボード
(KEY)715より通常の電話の呼設定、解除等の情報を受
け、この情報はDチャンネルを介してISDN網716に送ら
れ、B1、B2各チャンネルの回線接続が行なわれる。
一方スイッチ713がテレコンファレンスモードの時は、B
1、B2の各チャンネルのデータがパケット生成分解回路
(PAD)703、704に送られ、ヘッダ、誤り検出コードが
除去された後、バッファ(BUF)707〜710、インターフ
ェース(IF)712を介して、会議ユニットシステム内部
バスに送信される。
バッファ707、708は、会議ユニットシステム内の出力装
置がビジーの場合にはバッファ出力が禁止される。さら
にこれらバッファがフルになった場合には、制御信号C
1、C3により、パケット生成分解回路(PAD)703、704に
知らされ、パケット生成分解回路(PAD)703、704は、
受信不可を示す管理パケットを生成し、他の端末に送出
し、バッファフルを伝える。
一方、相手端末より受信不可のパケットが送られてきた
場合には、パケット分解生成回路(PAD)703、704は、
バッファ709、710の出力を禁止する。このバッファがフ
ルになった時は、オア回路714を介して制御信号TBUSYが
後述する会議支援部991に知らされ、会議支援部991は、
この情報をもとに、電子会議システム内の入力装置に対
して、入力禁止を指示する。
次にこの電子会議システムの呼設定の様子を第26図およ
び第27図を参照して説明する。
第26図において、破線は通常のPCM電話の回線であり、
実線はテレコンファレンスモードで行なわれるB1、B2チ
ャンネルを介したパケット通信の回線である。初期段階
では、第26図(a)に示すように電子会議システムA、
BがそれぞれB1チャンネルを使った通常の電話で呼設定
がなされる。そして、新たな参加システムCは、第26図
(b)、(c)に示す様に、同じく通常の電話(B2チャ
ンネル)でA、Bシステムと呼設定を行ない、その後全
システムは、テレコンファレンスモードに切り替わる事
(第26図(d)に示す)により、パケットデータによる
テレコンファレンスが開始される。この切り替えは、端
末間で、パケット通信開始を示す監視フレームをやりと
りする事により行なわれる。また、テレコンファレンス
モードの終了も、パケット通信終了を示す監視フレーム
のやりとりで行なわれる。
他の呼設定の手順を第27図に示す。この場合、同図
(a)、(b)に示す様に、システムA、B間で、B1チ
ャンネルを使ったテレコンファレンスが始まっていると
する。この時、新たな参加システムCは、A、BのB2チ
ャンネルの電話機へ通常の電話をかけ、回線が設定され
た後、3者のテレコンファレンスが可能となる。
以上により、この電子会議システムは、網側に特にマル
チポイント制御部を用意しなくとも、簡単に3者テレコ
ンファレンスが実施できる。
状態検出装置800 状態検出装置800は会議出席者の有無を検出するもので
第28図にその構成を示す。
この状態検出装置800はn個の座席802−1〜802−nに
対応したn個の検出部804−1〜804−nと、検出部804
−1〜804〜nの出力をコード化して制御信号SDETとし
て後述する制御装置900内の会議支援部991に送るコーダ
806とからなる。
この検出部804−iは超音波を発生する発振器(OSC)80
8と、人や壁で反射された前記超音波を検出する検出器
(DET)810と、測定回路812とからなる。
第29図は検出部804−iの詳細な回路図であり、測定回
路812は第30図に示すパルスを発生するパルス発生回路
(PG)814と、検出器810の信号を反転するインバータ81
6と、パルス発生回路814の出力とインバータ816の出力
との論理和をとるアンド回路818と、アンド回路818の出
力が“1"のときの時間を測定するタイマ(TIMER)820
と、タイマ820の出力信号Cをあらかじめ設定した値T
と比較し、C<Tのときにはその出力信号STiを“1"と
し、着席していることを示す比較器(COMP)822とから
なる。
次にこの状態検出装置800の動作について説明する。
まずパレス発生回路814から第30図(a)に示すような
パレスが発生されると、発振器808は前記パルスが“1"
のときだけ発振し、第30図(b)に示すような超音波を
発生させる。
この超音波は座席に人がすわっているときには人に反射
され、座席に人がすわっていないときには壁によって反
射され、第30図(c)に示すように遅延時間τだけ遅れ
て検出器810に到着する。
検出器810はこの超音波を検出しているときは、その出
力信号が“1"となる(第30図(d)。これがインバータ
816で反転され、又パルス発生回路814の出力信号とイン
バータの出力信号との論理和がアンドゲート818によっ
てとられるので、アンドゲート818の出力は第30図
(e)に示すようなものとなる。
すなわちアンドゲート818の出力信号は遅延時間τの間
だけ“1"となる信号となる。そしてこの遅延時間τは座
席に人が着席しているときは小さく、人がいないときは
大きくなる。
そこでタイマ820はアンドケート818の出力信号が“1"と
なっている時間を測定し、信号Cとして比較器822に入
力する。
比較器822では信号Cと設定値Tとを比較する。この設
定値Tは人が着席している場合には信号Cの方がTより
小さく、人が着席していない場合には信号Cの方がTよ
り大きくなるよう予め決定されているので、C<Tのと
きには比較器822の出力信号STiは“1"となり、C>Tの
ときには比較器の出力信号STiは“0"となり、この出力
信号STiにより人が着席しているか否かがわかる。
第28図においてコーダ806は、各検出部804−1〜804−
nから送られる出力信号STi(i=1〜n)をコード化
して会議支援部991に送る。
操作入力装置850 第31図は操作入力装置850のブロック構成図である。
この操作入力装置850は、各操作指示が入力される操作
入力部851と、その操作指示の解析が行なわれる入力分
析部852と、この装置と制御装置900とを接続する入出力
インタフェイス部853と、表示内容のチェックを行なう
表示分析部854と、表示部855とから構成されている。
以下、この操作入力が装置850の動作を説明する。
操作入力部851からの各種操作スイッチ入力を入力分析
部852にて分析し、ここでコード信号に組立て、入出力
インターフェース部853を介して制御装置900へ操作信号
(OPSG)として送る。
制御装置900からは、この操作入力に対する応答信号
や、またこの会議システムの動作状態を示す信号を伝送
インターフェース部853へ送って来る。次に表示分析部8
54にてコード化されている信号が分析され、表示部855
へ送られ表示される。
第32図は操作入力装置850の操作入力部851と表示部855
の外観の例を示したものである。
操作入力部851の「POW」は装置電源スイッチ、「会議」
は装置の動作モードである電話モードと遠隔会議モード
を切替るスイッチ、「記録」は図形表示装置(1)160
の表示内容を蓄積装置600を記録を指示するスイッチ、
「読出」は蓄積装置600から図形表示装置(1)160へ再
生表示を指示するスイッチ、「コピー」は図形表示装置
(1)160の表示内容をハードコピー装置260へコピー出
力を指示するスイッチ、「A」〜「D」は装置アドレス
(SAD)設定および「読出」のときどの端末から入力さ
れたデータかを指示するスイッチ、「1」〜「0」の10
個の数字キーは「読出」のときのページ数指示スイッチ
である。上記各操作入力に対する応答を示す表示は第32
図の例ではスイッチに表示LEDが組込まれている照光ス
イッチが考えられる。
表示部855はLEDからなり、各入力装置からの入力データ
状態を示す送話者切替信号(PID)、送話切替信号(TI
D)や、回線の接続状態をモニタする。
制御装置900 第33図は制御装置900の構成を示すブロック構成図であ
る。
各入力装置からのデータや各出力装置へのデータは内部
のデータバス901を介して伝達される。
すなわち描画入力装置100a、b…からの描画データは多
重化部911により多重化されて入力インターフェース部9
12、データバッファ913を介してデータバス901に送られ
る。ここで、a、b…とアルファベットを付記したもの
は同一機能の装置が複数台接続されていることを示すも
のである(以下同様)。
静止画入力装置200からの静止画データは入力インター
フェース部922、データバッファ923を介してデータバス
901に送られる。
動画入力装置300からの動画データは入力インターフェ
ース部932、データバッファ933を介してデータバス901
に送られる。
音声入力装置400からの音声データは入力インターフェ
ース部942、データバッファ943を介してデータバス901
に送られる。
これら入力データにはどの入力装置からのデータフレー
ムであるかを示すフレーム識別子(FID)が付加されて
いる。
データ出力の方は、まず描画データがデータバス901か
ら出力インターフェース部916を介して平面表示装置150
a、b…へ送られる。
同様にして静止画、描画データがデータバス901から出
力インターフェース部926を介してハードコピー装置260
へ送られ、また出力インターフェース部917を介して図
形表示装置(1)160へ送られ、動画データが出力イン
ターフェース部936を介して図形表示装置(2)350へ送
られ、音声データが出力インターフェース部946を介し
て音声出力装置450へ送られる。
さらに図形表示装置(1)160からは入出力インターフ
ェース部917を介してデータバス901へ静止画、描画デー
タを送ることもできる。
また蓄積装置600からの蓄積データはファイルインター
フェース961を介してデータバス901に送られ、逆に蓄積
するときはデータバス901からファイルインターフェー
ス961を介して蓄積装置600へ送られる。
これらのデータの伝送先の切換えやデータの選択、多重
化はフレームコントローラ990にて行なわれる。
このフレームコントローラ990に集められたデータ群を
回線に送出する場合は、伝送インターフェース972を介
して伝送装置700に送られる。回線から伝送装置700を介
して送られて来たデータ群は伝送インターフェース972
を介してフレームコントローラ990に送られる。
ここでデータバッファ913、923、933、943は、データの
伝送先の切換えやデータの選択によりデータバスへの伝
送が一時的に中断されたときや、多重化により伝送路容
量を過渡的にオーバーしてるときなどにデータを蓄える
ためのものである。
そしてフレームコントローラ990を制御しているのは会
議支援部991である。会議支援部991は話者識別装置51
0、状態検出装置800、操作入力装置850などからの信号
によりフレームコントローラ990に対してデータの選択
や送り先などの指示を行なう。
この制御装置900に入力されるデータ量は以下の通りで
ある。
まず描画入力装置100a、b…からの描画データは300bps
程度の低速のため、これらは同時に複数台入力してもデ
ータ速度は数kbps程度である。従って描画データは同時
に入力でき、多重化部911にて多重化されて取り込まれ
る。
また静止画入力装置200からの静止画データ16kbps程度
である。動画入力装置300からの動画データは32kbps程
度であり、回線の伝送容量を64kbps程度とすると、回線
に送出するには音声等他データの伝送を考えると同時に
複数台入力することは不可能であり、会議支援部991か
らの送話者切替信号(PID)によりどれか1つの選択さ
れる。
さらに音声入力装置400からの音声データはμ−LAWPC
M、ADPCM、APCABなどの方法により64kbps〜8kbpsと必要
に応じて切替て使用される。切替は会議支援部991より
音声符号化ルール信号(VRUL)として音声入力装置400
に指示される。この信号は他のデータ量の具合により会
議支援部991が出力する。
また、a、b…とアルファベットを付記した入出力装置
は会議出席者の手元にそれぞれ設置されている。
以上のデータ量において会議支援部991により会議を進
行させて行く。
以下、制御装置900の動作を説明する。
まず発言者が誰であるかを示す話者識別信号(ID)が話
者識別装置510より入力される。この信号を元に会議支
援部991は音声入力装置400に対して発言者の音声を選ぶ
ように送話切替信号(TID)を出力する。同様に動画入
力装置300に対して発言者を写すように送話者切替信号
(PID)を出力する。
これらの入力装置からの音声データ、動画データはフレ
ームコントローラ990にて多重化され、伝送インターフ
ェース972を介して伝送装置700へ送られる。動画データ
には発言者を示す送話者切替信号(PID)がデータフレ
ームに付加されており、音声データには音声符号化ルー
ル信号(VRUL)や話者識別信号(TID)がデータフレー
ムに付加されている。
これとともに動画データは出力インターフェース部936
を介して図形表示装置(2)350に送られ表示される。
この動画データはフレーム相関などの方法により圧縮さ
れたデータである。発言者は図形表示装置(2)350に
自分が表示されたことで選択されていることが判断でき
る。
また会議のための書類原稿は静止画入力装置200から入
力される。ここで読み取られた静止画データはフレーム
相関などの方法により圧縮されたデータである。静止画
データは会議前にファイルインターフェース961を介し
て蓄積装置600に蓄積されたり、会議中に蓄積装置600に
蓄積しながら回線を通して相手端末へ送られたりする。
蓄積するときにはページ制御信号(PAGE)を付加してお
く。
また会議中には蓄積装置600よりファイルインターフェ
ース961を介して蓄積データを読み出して、出力インタ
ーフェース部916、入出力インターフェース部917を介し
てそれぞれ平面表示装置150a、b…や図形表示装置
(1)160に表示を行なう。
これらの指示は操作入力装置850から行なわれ、操作信
号(OPSG)として入力される。
会議支援部991はこの信号によりフレームコントローラ9
90にデータの送り先の指示やページ制御信号(PAGE)の
付加の指示を行なう。
また伝送インターフェース972を介して相手端末に対し
て蓄積されているデータの表示を指示するときは、ペー
ジ制御信号(PAGE)にて行なう。蓄積するときには図形
表示装置(1)160や描画入力装置150a、b…に書類原
稿の内容が表示され、操作者は確認しながら作業が行な
える。
表示されている図形や文字等の情報に加筆修正を行なう
場合は、描画入力装置100a、b…から行なう。今描画入
力装置100aから行なうとき、操作者は自分のところの平
面表示装置150aの表示を頼りに入力位置をきめる。
この描画データは多重化部911、入力インターフェース
部912、データバッファ913を介してデータバス901に送
られる。フレームコントローラ990では、この描画デー
タを出力インターフエース部916を介して表面表示装置1
50a、b…へ送り、入出力インターフェース部917を介し
て図形表示装置(1)160へ送る。同時に伝送インター
フェース972を介して伝送装置700へ送る。
なお描画データは情報量が少なく低速で十分送れるの
で、描画入力装置100a、b…には複数の操作者が同時に
入力できる。
図形表示装置(1)160に表示されている情報をハード
コピー装置260に出力したり、蓄積装置600に蓄積すると
きは入出力インターフェース部917からデータバス901を
介して出力インターフェース部926やファイルインター
フェース961に表示データを送ることで行なわれる。
会議出席者数や会議途中の退席者などの信号を示す状態
検出信号(SDET)は状態検出装置800から会議支援部991
に入力される。会議支援部991ではこの信号を元に各入
力装置のデータ入力の選択をフレームコントローラ990
に指示したり、また図形表示装置(2)350の表示から
退席者の表示の消去を動画入力装置300に指示したりす
る。
以上は各入力装置からデータを入力した場合の動作を説
明したものである。相手端末(複数もありうる)からデ
ータが送られて来た場合の動作は以下の通りである。
伝送装置700からのデータ群は伝送インターフェース972
を介してフレームコントローラ990に送られる。ここで
各データに応じて配分される。音声データは出力インタ
ーフェース部946を介して音声出力装置450へ送られ、描
画データ、静止画データはともに出力インターフェース
部916を介して平面表示装置150a、b…と入出力インタ
ーフェース部917を介して図形表示装置(1)160へ送ら
れる。動画データは出力インターフーェース部936を介
して図形表示装置(2)350へ送られる。また蓄積指示
の場合、静止画データはファイルインターフェース961
を介して蓄積装置600へ送られる。
さらに回線から伝送装置700を介して送られて来るのは
上記データ群とともに、これらの制御に関する情報があ
る。制御情報は各データフレームの先頭に付けられてお
り、フレーム識別子(FID)、装置アドレス(SAD)、ペ
ージ制御信号(PAGE)、送話者切替信号(PID)、音声
符号化ルール信号(VRUL)、送話切替信号(TID)など
である。
伝送制御のため、伝送インターフェース972を介して会
議支援部991と伝送装置700間で以下の信号をやり取りす
る。
まず電話モードから遠隔会議モードへ切替るためのモー
ド信号(MODE)は、会議支援部991から伝送装置700へ渡
される。さらに伝送装置700内のバッファが満杯になっ
たときは会議支援部991に対して送信データ転送禁止信
号(TBUSY)を出力する。
また伝送するデータフレームに付加する装置アドレス
(SAD)は会議支援部991の指示によりフレームコントロ
ーラ990にて付けられる。
データバッファ913、923、933、943が働くのは以下の場
合などである。
描画入力は会議出席者がそれぞれ手元に描画入力装置10
0a、b…を持っており、同時に複数入力の可能性があ
る。これらの順序付けのとき、データバッファ913に描
画が蓄えられる。特に表示内容に修正を加える際に部分
的に消去する場合、他の入力を一旦抑えておく必要があ
り、このときデータバッファ913に蓄えられる。
また静止画入力は図形表示装置(1)160に表示されな
がら蓄積装置600に蓄積されたりする。たとえば会議中
に図形表示装置(1)160の表示をコピーしておき、続
いて新たな原稿を表示する場合など両操作を一度に行な
ったときにコピー優先で行なうために静止画データは一
旦データバッファ723に蓄えられることになる。
一方誰かが発言すると、その人の音声データと動画デー
タを相手端末に送ることなる。このとき動画データは32
kbps程度、ADPCMによる音声データは32kbps程度となり
回線容量いっぱいになる。ところがこれが静止画入力中
の発言とすると静止画データにより回線容量をオーバー
してしまう。そこで音声符号化ルール信号(VRUL)によ
り音声データの低速化を計る必要が出てくる。この低速
への切替までの過渡期にデータバッファ943に音声デー
タが蓄えられる。
さらに遠隔会議においては少なくとも2人が会話を行な
っている可能性がある。このとき図形表示装置(2)35
0には自端末の発言者と相手端末の発言者の両方の動画
データが送られて表示されることになる。そのため両方
のデータは時分割で送られることになり、自端末動画デ
ータはデータバッファ933に蓄積されることになる。
なお伝送装置700から送信データ転送禁止信号(TBUSY)
が出力されているときは、データバッファ913,923,933,
943はそれぞれ対応する入力装置から入力があるとデー
タを蓄積していく。
第34図は制御装置900に入出力されるデータのフレーム
構成について示したものである。データフレームには静
止画フレーム(1)992、静止画フレーム(2)993、描
画フレーム994、動画フレーム995、音声フレーム996の
5種類がある。各データフレームは先頭に制御情報、続
いてデータという構成になっている。
制御情報の先頭はフレーム識別子(FID)であり、各入
力装置にて付加されて制御装置900に入力されて来る。
続く装置アドレス(SAD)は各入力装置では付加され
ず、この部分は空(NULL)として送られて来て、伝送す
るときにフレームコントローラ990により付加される。
3番目以降の制御情報は入力情報や制御装置900内で必
要に応じて付加される。
以下各データフレームの構成をデータの流れとともに説
明する。
静止画フレーム(1)992は静止画入力装置200からフレ
ームコントローラ990を経て、図形表紙装置(1)160と
平面表示装置150a、b…と蓄積装置600へ送られる。こ
のときフレームコントローラ990にてページ制御信号(P
AGE)が付加される。ページ制御信号(PAGE)は蓄積装
置600に静止画データが書類原稿1ページ分蓄積される
たびにページ数がインクリメントされる。同時に伝送装
置700にて相手端末に送られる。相手端末では、送られ
てきた静止画フレーム(1)992は図形表示装置(1)1
60と平面表示装置150a、b…と蓄積装置600へ送られ
る。
蓄積してある静止画データを読み出して表示するとき
は、フレームコントローラ990より静止画フレーム
(2)993を蓄積装置600へ送りデータの読出を指示す
る。これにより蓄積装置600から該当する静止画フレー
ム(1)992が読出されて、フレームコントローラ990を
経て図形表示装置(1)160と平面表示装置150a、b…
へ送られる。このとき装置アドレス(SAD)とページ制
御信号(PAGE)によりどの端末から入力された、どのペ
ージの静止画データかを指示する。相手端末にも同じ表
示をするために静止画フレーム(2)993は伝送装置700
を介して送られる。
また図形表示装置(1)160の表示内容を蓄積するとき
は静止画フレーム(2)993を図形表示装置(1)160へ
送り、データの転送を指示する。これにより図形表示装
置(1)160の表示内容は静止画フレーム(1)992とし
てフレームコントローラ990に送られ、ここで装置アド
レス(SAD)、ページ制御信号(PAGE)を付加され、蓄
積装置600に送られる。相手端末でも同様に蓄積するた
めに静止画フレーム(2)993が伝送装置700を介して伝
送される。
図形表示装置(1)160の表示内容をハードコピー装置2
60へ出力するときは、静止画フレーム(2)993にてデ
ータの転送を指示する。これにより表示内容は静止画フ
レーム(1)992としてフレームコントローラ990に送ら
れ、ここからハードコピー装置260へと転送される。
以上の場合ページ制御信号(PAGE)には静止画フレーム
(1)992の蓄積装置600への書き込み、読み出し、図形
表示装置(1)160からの読み出し、ページ数指示の4
つの情報が含まれている。
描画フレーム994は描画入力装置100a、b…からフレー
ムコントローラ990を経て図形表示装置(1)160と平面
表示装置150a、b…へ送られる。同時に伝送装置700に
て相手端末に送られる。相手端末では送られて来た描画
フレーム994は図形表示装置(1)160と平面表示装置15
0a、b…へ送られる。描画フレーム994のデータ部分に
は座標とともに描画の処理内容を示すコマンドとして描
画再生、カーソル、部分消去、全面消去が含まれてお
り、このコマンドに従って表示再生が行なわれることに
なる。
動画フレーム995は動画入力装置300からフレームコント
ローラ990を経て図形表示装置(2)350へ送られ、同時
に伝送装置700を介して相手端末へ送られる。動画フレ
ーム995には発言者を示す送話者切替信号(PID)が制御
情報として付加されており、この信号と装置アドレス
(SAD)とから表示内容の変更個所が指示される。相手
端末でも同様に図形表示装置(2)350に動画フレーム9
95が送られる。
音声フレーム996は音声入力装置400からフレームコント
ローラ990、伝送装置700を経て相手端末に送られる。相
手端末では、送られて来た音声フレーム996を音声出力
装置450へ送る。音声フレーム996には発言者が誰である
かを示す話者識別信号(TID)と、この音声フレームの
データがどの音声符号化方式で符号化されているかを示
す音声符号化ルール信号(VRUL)が付加されている。相
手端末の音声出力装置450ではこれらの制御情報により
音声再生時のステレオ音源の位置感のコントロールや再
生時の復号化方式の選択を行なう。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明では、会議場内に出席
している複数の会議出席者の中の一発言者を複数領域に
分割された一画面上の一領域に動画表示するようにした
ので、自動的に発言者とそれ以外の出席者とを区別して
表示でき、またオペレータも不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子会議システムのブロック構成図、第2図は
描画入力装置のブロック構成図、第3図は平面表示装置
のブロック構成図、第4図は図形表示装置(1)のブロ
ック構成図、第5図は静止画入力装置のブロック構成
図、第6図はハードコピー装置のブロック構成図、第7
図は動画入力装置のブロック構成図、第8図は動画符号
化部のブロック構成図、第9図は図形表示装置(2)の
ブロック構成図、第10図は動画復号化部のブロック構成
図、第11図は音声入力装置のブロック構成図、第12図は
室雑音除去部のブロック構成図、第13図は残響除去部の
ブロック構成図、第14図はエコーキャンセラのブロック
構成図、第15図は可変利得部およびミキサ部の回路構成
図、第16図は音声符号化部のブロック構成図、第17図は
音声出力装置のブロック構成図、第18図は音声復号化部
のブロック構成図、第19図はステレオ音声生成部のブロ
ック構成図、第20図は話者識別装置のブロック構成図、
第21図は話者識別装置の設置例を示す図、第22図はイン
パルス応答図、第23図は蓄積装置のブロック構成図、第
24図は伝送パケットの構成図、第25図は伝送識別制御装
置のブロック構成図、第26図および第27図は呼設定の様
子を示す説明図、第28図は状態検出装置のブロック構成
図、第29図は検出部のブロック構成図、第30図は状態検
出装置の各部の信号の波形図、第31図は操作入力装置の
ブロック構成図、第32図は操作入力装置の外観を示す
図、第33図は制御装置のブロック構成図、第34図はデー
タのフレームフォーマット図、第35図は従来の電子会議
システムのブロック構成図である。 100……描画入力装置 150……平面表示装置 160……図形表示装置(1) 200……静止画入力装置 260……ハードコピー装置 300……動画入力装置 350……図形表示装置(2) 400……音声入力装置 450……音声出力装置 510……話者識別装置 600……蓄積装置 700……伝送装置 800……状態検出装置 850……操作入力装置 900……制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 升一 東京都日野市旭が丘3丁目1番1号 株式 会社東芝日野工場内 (72)発明者 坂野 弘和 東京都日野市旭が丘3丁目1番1号 株式 会社東芝日野工場内 (72)発明者 藍原 政芳 東京都日野市旭が丘3丁目1番1号 株式 会社東芝日野工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の各会議出席者の動画を撮像する複数
    の撮像手段及び可聴音を入力する複数の可聴音入力手段
    を有し、各手段からの動画データ及び可聴音データの伝
    送を行う会議ユニットシステムを回線を介して複数個接
    続した電子会議システムにおいて、 前記複数の会議出席者の中から発言者を判定する識別手
    段と、 この識別手段にて判定された発言者を示す識別情報を生
    成し、この識別情報を回線を介して送信する送信手段
    と、 前記回線より前記識別情報を受信する受信手段と、 一画面を複数領域に分割し、前記受信手段により受信し
    た識別情報に対応する発言者の動画データに基づき発言
    者を前記分割した画面の所定の領域に動画により表示す
    ると共に、発言者以外の他の会議出席者の動画データに
    基づき当該他の会議出席者を前記分割した画面の他の領
    域に静止画により表示する表示手段とを、前記会議ユニ
    ットシステムに設けたことを特徴とする電子会議システ
    ム。
  2. 【請求項2】表示手段に入力される動画データ及び識別
    情報は、他の会議ユニットシステムより回線を介して得
    られることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電
    子会議システム。
  3. 【請求項3】複数の各会議出席者の動画を撮像する複数
    の撮像手段及び可聴音を入力する複数の可聴音入力手段
    を有し、各手段からの動画データ及び可聴音データの伝
    送を行う会議ユニットシステムを回線を介して複数個接
    続した電子会議システムにおいて、 前記複数の会議出席者の中から発言者を判定する識別手
    段と、 この識別手段にて判定された発言者を示す識別情報を生
    成し、この識別情報を回線を介して送信する送信手段
    と、 前記回線より前記識別情報を受信する受信手段と、 一画面を複数領域に分割し、前記受信手段により受信し
    た識別情報に対応する発言者の動画データに基づき発言
    者を前記分割した画面の所定の領域に動画により表示す
    ると共に、発言者以外の他の会議出席者の動画データ及
    び前記識別情報の入力が断たれた際の最終の動画データ
    に基づき当該他の会議出席者を前記分割した画面の他の
    領域に静止画により表示する表示手段とを、前記会議ユ
    ニットシステムに設けたことを特徴とする電子会議シス
    テム。
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