JPH0771537A - ロープ保持具 - Google Patents
ロープ保持具Info
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- JPH0771537A JPH0771537A JP22178093A JP22178093A JPH0771537A JP H0771537 A JPH0771537 A JP H0771537A JP 22178093 A JP22178093 A JP 22178093A JP 22178093 A JP22178093 A JP 22178093A JP H0771537 A JPH0771537 A JP H0771537A
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- rope
- wedge
- groove
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- spiral groove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ロープの架設時間を短縮する。
【構成】コ字状に形成された保持枠2の内側の片側にス
トライドメタル4を設ける。保持枠2の開口側には側板
5,13を固定する。保持枠2の内側の他側には、楔6を
挿入し、この楔6のストライドメタル4との対向面には
V溝11を形成する。
トライドメタル4を設ける。保持枠2の開口側には側板
5,13を固定する。保持枠2の内側の他側には、楔6を
挿入し、この楔6のストライドメタル4との対向面には
V溝11を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの昇降路に
懸架されたロープの交換時などに使われるロープ保持具
に関する。
懸架されたロープの交換時などに使われるロープ保持具
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のエレベータの昇降路に懸
架されたかごを昇降するロープの架設方式を示す図で、
2:1ローピングでシングルラップ式の場合を示す。図
5において、昇降路29の上端に設けられた機構室30の左
側には、ソケッティング31Aが立設され、このソケッテ
ィング31Aには、昇降路29に懸架されたロープ15の左側
上端が繋止されている。
架されたかごを昇降するロープの架設方式を示す図で、
2:1ローピングでシングルラップ式の場合を示す。図
5において、昇降路29の上端に設けられた機構室30の左
側には、ソケッティング31Aが立設され、このソケッテ
ィング31Aには、昇降路29に懸架されたロープ15の左側
上端が繋止されている。
【0003】昇降路29の下端のピット29aには、カウン
タウエイト34が設けられ、ソケッティング31Aから垂下
したロープの下端は、カウンタウエイト34の上端に設け
られたカウンタシーブ24に巻装されている。このロープ
15の右側は、機械室30に設けられたソラセシーブ22とメ
インシーブ21を経て、昇降路29の右側を垂下し、かご28
の上方に設けられたカーシーブ23に巻装された後、機械
室30の右端に立設されたソケッティング31Bに繋止され
ている。
タウエイト34が設けられ、ソケッティング31Aから垂下
したロープの下端は、カウンタウエイト34の上端に設け
られたカウンタシーブ24に巻装されている。このロープ
15の右側は、機械室30に設けられたソラセシーブ22とメ
インシーブ21を経て、昇降路29の右側を垂下し、かご28
の上方に設けられたカーシーブ23に巻装された後、機械
室30の右端に立設されたソケッティング31Bに繋止され
ている。
【0004】このように懸架されたロープ15は、機械室
30に設けられたメインシーブ21の回転に伴って駆動さ
れ、このロープ15の駆動によってかご28は昇降路29を昇
降する。メンシーブ21は、機械室30に設置された図示し
ない巻上機で駆動される。
30に設けられたメインシーブ21の回転に伴って駆動さ
れ、このロープ15の駆動によってかご28は昇降路29を昇
降する。メンシーブ21は、機械室30に設置された図示し
ない巻上機で駆動される。
【0005】なお、このロープ15は、長期間使用されて
外径が減少し、取換基準で規定された状態になると、か
ご28を利用する乗客の安全上新しいロープに取り換えら
れる。この取り換え作業では、まず、かご28を昇降路29
の上部まで上昇させた後、機械室30の機械台に吊持し、
昇降路29の下部のピット29aに下降したカウンタウエイ
ト34を図示しない下部梁で支持し、ロープ15を緩めて取
り外す。
外径が減少し、取換基準で規定された状態になると、か
ご28を利用する乗客の安全上新しいロープに取り換えら
れる。この取り換え作業では、まず、かご28を昇降路29
の上部まで上昇させた後、機械室30の機械台に吊持し、
昇降路29の下部のピット29aに下降したカウンタウエイ
ト34を図示しない下部梁で支持し、ロープ15を緩めて取
り外す。
【0006】新しいロープの架設は、最下階の乗場床に
ワイヤドラム27を設置し、カウンタシーブ24の約1m下
方の位置に作業床を設けた後、ワイヤドラム27から引き
出した図5の破線で示すロープ15をソラセシーブ22,メ
インシーブ21,カーシーブ23及びソケッティング31Bの
順に架設し、ロープ15の他側をカウンタシーブ24からソ
ケッティング31Aに繋止する。
ワイヤドラム27を設置し、カウンタシーブ24の約1m下
方の位置に作業床を設けた後、ワイヤドラム27から引き
出した図5の破線で示すロープ15をソラセシーブ22,メ
インシーブ21,カーシーブ23及びソケッティング31Bの
順に架設し、ロープ15の他側をカウンタシーブ24からソ
ケッティング31Aに繋止する。
【0007】次に、この架設したロープ15のたわみをと
るために、機械室30の下方に図6に示すように設けられ
たカウンタレール19のロープ固定金具18に仮止め具33を
千鳥状に設けてロープ15を固定する。この状態で、ロー
プ仮止め具33の上方に突き出たロープ15を図5で示すよ
うにロープ保持具32で把持し、このロープ保持具32をチ
ェーンブロック等で機械台に吊り上げている。なお、符
号20は、ブラケットを示す。
るために、機械室30の下方に図6に示すように設けられ
たカウンタレール19のロープ固定金具18に仮止め具33を
千鳥状に設けてロープ15を固定する。この状態で、ロー
プ仮止め具33の上方に突き出たロープ15を図5で示すよ
うにロープ保持具32で把持し、このロープ保持具32をチ
ェーンブロック等で機械台に吊り上げている。なお、符
号20は、ブラケットを示す。
【0008】このロープ保持具32には、従来から種々の
ものが採用されている。そのなかには、例えば、特開平
3-229042号公報で示された握索用グリッパーもある。
ものが採用されている。そのなかには、例えば、特開平
3-229042号公報で示された握索用グリッパーもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この握索用
グリッパーにおいては、図6で示した6本のロープ15を
それぞれ吊り上げるたびに、留金具に形成された小径の
穴にロックピンを挿脱しなければならない、しかも、こ
の作業は、ロープ保持具がこの機械ベースの下方に位置
しているので作業性が悪い。そのため、もし、ロックピ
ンの挿入時にこのロックピンを落すと、昇降路のピット
まで下りなければならない。一方、ロープの架設作業
は、エレベータが設置されるビルの他の工事のために限
られた期間内に行わなければならない。
グリッパーにおいては、図6で示した6本のロープ15を
それぞれ吊り上げるたびに、留金具に形成された小径の
穴にロックピンを挿脱しなければならない、しかも、こ
の作業は、ロープ保持具がこの機械ベースの下方に位置
しているので作業性が悪い。そのため、もし、ロックピ
ンの挿入時にこのロックピンを落すと、昇降路のピット
まで下りなければならない。一方、ロープの架設作業
は、エレベータが設置されるビルの他の工事のために限
られた期間内に行わなければならない。
【0010】そこで、本発明の目的は、ロープの架設を
容易に行うことのできるロープ保持具を得ることであ
る。
容易に行うことのできるロープ保持具を得ることであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内部が台形状に形成された保持枠と、この保持枠の
内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟
質金属材と、保持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝
との対向部にV溝が形成された楔でなるロープ保持具で
ある。
は、内部が台形状に形成された保持枠と、この保持枠の
内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟
質金属材と、保持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝
との対向部にV溝が形成された楔でなるロープ保持具で
ある。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、内部が台
形状に形成され側面に開口部が形成された保持枠と、こ
の保持枠の内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形
成された軟質金属材と、保持枠の内部の他側に遊嵌され
螺旋状の溝との対向部にV溝が形成された楔でなるロー
プ保持具である。
形状に形成され側面に開口部が形成された保持枠と、こ
の保持枠の内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形
成された軟質金属材と、保持枠の内部の他側に遊嵌され
螺旋状の溝との対向部にV溝が形成された楔でなるロー
プ保持具である。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、内部が台
形状に形成されたコ字状の保持枠と、この保持枠の開口
側に添設された一対の側板と、保持枠の内部の片側に遊
嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟質金属材と、保
持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝との対向部にV
溝が形成された楔でなるロープ保持具である。
形状に形成されたコ字状の保持枠と、この保持枠の開口
側に添設された一対の側板と、保持枠の内部の片側に遊
嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟質金属材と、保
持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝との対向部にV
溝が形成された楔でなるロープ保持具である。
【0014】さらに、請求項4に記載の発明は、片面に
螺旋状の溝が半円状に形成された軟質金属材と、螺旋状
の溝に対向してV溝が形成された押え板でなるロープ保
持具である。
螺旋状の溝が半円状に形成された軟質金属材と、螺旋状
の溝に対向してV溝が形成された押え板でなるロープ保
持具である。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明においては、螺旋状の溝
とV溝との間に挿入されたロープは、楔の先端部に印加
される引張力によって楔のV溝で螺旋状の溝に押圧され
る。
とV溝との間に挿入されたロープは、楔の先端部に印加
される引張力によって楔のV溝で螺旋状の溝に押圧され
る。
【0016】また、請求項2及び請求項3に記載の発明
においては、開口部から螺旋状の溝とV溝との間に挿入
されたロープは、楔の先端部に印加される引張力によっ
て楔のV溝で螺旋状の溝に押圧される。
においては、開口部から螺旋状の溝とV溝との間に挿入
されたロープは、楔の先端部に印加される引張力によっ
て楔のV溝で螺旋状の溝に押圧される。
【0017】さらに、請求項4に記載の発明において
は、螺旋状の溝とV溝との間に挿入されたロープは、押
え板のV溝によって螺旋状の溝に押圧される。
は、螺旋状の溝とV溝との間に挿入されたロープは、押
え板のV溝によって螺旋状の溝に押圧される。
【0018】
【実施例】以下、本発明のロープ保持具の一実施例を図
面を参照して説明する。図1は、請求項1,2及び請求
項3に記載の発明のロープ保持具を示す斜視図、図2は
図1の部分斜視図、図3(a)は図1の部分斜視図であ
る。
面を参照して説明する。図1は、請求項1,2及び請求
項3に記載の発明のロープ保持具を示す斜視図、図2は
図1の部分斜視図、図3(a)は図1の部分斜視図であ
る。
【0019】図1及び図2と図3(a)において、アル
ミニウム合金鋳物で図2に示すように略台形状に形成さ
れた保持枠2の内部には、右側が開口した開口部2fが
形成されている。開口部2fの左側には、平面図におい
て略L形で右側面図では略台形の案内部2gが形成さ
れ、この案内部2gの内側には段付部2iが形成され、
開口部2fの後部には、取付部2hが形成されている。
ミニウム合金鋳物で図2に示すように略台形状に形成さ
れた保持枠2の内部には、右側が開口した開口部2fが
形成されている。開口部2fの左側には、平面図におい
て略L形で右側面図では略台形の案内部2gが形成さ
れ、この案内部2gの内側には段付部2iが形成され、
開口部2fの後部には、取付部2hが形成されている。
【0020】このうち、案内部2gの右端面には、取付
めねじ穴2dが上下に合計3箇所形成され、案内部2g
の左側中央部には、めねじ穴2eが貫設されている。一
方、取付部2hには、上面に取付めねじ穴2aが3箇
所、めねじ穴2bが2箇所設けられ、右端面には、取付
めねじ穴2cが3箇所設けられ、下面にも取付めねじ穴
2aが3箇所、取付めねじ穴2bが2箇所形成されてい
る。
めねじ穴2dが上下に合計3箇所形成され、案内部2g
の左側中央部には、めねじ穴2eが貫設されている。一
方、取付部2hには、上面に取付めねじ穴2aが3箇
所、めねじ穴2bが2箇所設けられ、右端面には、取付
めねじ穴2cが3箇所設けられ、下面にも取付めねじ穴
2aが3箇所、取付めねじ穴2bが2箇所形成されてい
る。
【0021】保持部2の取付部2hの上部には、平面図
では略凹字状でアルミニウム合金板で製作された押え板
3がこの押え板3に設けられた取付穴3aに挿入された
ボルトで固定されている。同じく、取付部2hの下部に
は、押え板3がボルト12で取り付けられている。取付部
2hの右側面には、同じくアルミニウム合金材で製作さ
れた側板5が、この側板5の右側面後部に形成された取
付穴5aに先端が挿入され図2で示した保持部2の取付
部2hに設けられためねじ穴2cに螺合されたボルトで
固定されている。
では略凹字状でアルミニウム合金板で製作された押え板
3がこの押え板3に設けられた取付穴3aに挿入された
ボルトで固定されている。同じく、取付部2hの下部に
は、押え板3がボルト12で取り付けられている。取付部
2hの右側面には、同じくアルミニウム合金材で製作さ
れた側板5が、この側板5の右側面後部に形成された取
付穴5aに先端が挿入され図2で示した保持部2の取付
部2hに設けられためねじ穴2cに螺合されたボルトで
固定されている。
【0022】上下に押え板3が取り付けられ右端面に側
板5が取り付けられた取付部2hの内面には、図3で示
す亜鉛材で製作されたストライド溝付メタル4がこのス
トライドメタル4の片面に形成された螺旋溝4aを内側
にして遊嵌され、取付部2hの上下面に形成されためね
じ穴2cに螺合された図示しないねじ付ピンで位置決め
されている。なお、ストライド溝付メタル4の螺旋溝4
aは、ロープの直径12mm,14mm及び16mmの三種のロープ
毎に曲率が異っており、上下方向も、ロープの1ピッチ
以上の長さとなっている。
板5が取り付けられた取付部2hの内面には、図3で示
す亜鉛材で製作されたストライド溝付メタル4がこのス
トライドメタル4の片面に形成された螺旋溝4aを内側
にして遊嵌され、取付部2hの上下面に形成されためね
じ穴2cに螺合された図示しないねじ付ピンで位置決め
されている。なお、ストライド溝付メタル4の螺旋溝4
aは、ロープの直径12mm,14mm及び16mmの三種のロープ
毎に曲率が異っており、上下方向も、ロープの1ピッチ
以上の長さとなっている。
【0023】保持部2の案内部2gの右側面には、図1
においてアルミニウム合金材で台形状に製作された側板
13が、この側板13の前面側に形成された取付穴13aに挿
入され先端が案内部2gの右側面に形成されためねじ穴
2dに螺合された図示しないボルトで固定されている。
側板13の中央部には、めねじ穴2eと対向する位置に貫
通穴が形成されている。
においてアルミニウム合金材で台形状に製作された側板
13が、この側板13の前面側に形成された取付穴13aに挿
入され先端が案内部2gの右側面に形成されためねじ穴
2dに螺合された図示しないボルトで固定されている。
側板13の中央部には、めねじ穴2eと対向する位置に貫
通穴が形成されている。
【0024】保持部2と側板13で囲まれた内部には、右
側面から見て上下が長い直角三角形の楔6が下から挿入
されている。この楔6の左部には、溝6aが直角三角形
の斜面と平行に貫設され、この溝6aの中間部には、側
板13の中央部に形成された貫通穴に右側から挿入され先
端が案内部2gの左側面中央部に形成されためねじ穴2
eに螺合したボルト6dが遊嵌している。楔6の上端に
は、略凸字状のフック部6bが形成され、このフック部
6bの中央部には、左右に貫通したフック穴6cが形成
されている。楔6の後面には、図1の部分横断面を示す
図(b)に示すように、鈍角のV溝11が形成されてい
る。
側面から見て上下が長い直角三角形の楔6が下から挿入
されている。この楔6の左部には、溝6aが直角三角形
の斜面と平行に貫設され、この溝6aの中間部には、側
板13の中央部に形成された貫通穴に右側から挿入され先
端が案内部2gの左側面中央部に形成されためねじ穴2
eに螺合したボルト6dが遊嵌している。楔6の上端に
は、略凸字状のフック部6bが形成され、このフック部
6bの中央部には、左右に貫通したフック穴6cが形成
されている。楔6の後面には、図1の部分横断面を示す
図(b)に示すように、鈍角のV溝11が形成されてい
る。
【0025】このように構成された保持具1で図5で示
すようにロープ15を保持するときには、図1で示した楔
6を下方にずらした状態で図1においてロープ15の左側
から右方向に移動させて、ロープ15が楔6のV溝11とス
トライド溝付メタル4の中央部となる位置とした後、機
械台から吊したフックを楔6の上端のフック穴6cに挿
入して引き上げることで、楔6とストランド溝付メタル
4でロープ15を挟持する。
すようにロープ15を保持するときには、図1で示した楔
6を下方にずらした状態で図1においてロープ15の左側
から右方向に移動させて、ロープ15が楔6のV溝11とス
トライド溝付メタル4の中央部となる位置とした後、機
械台から吊したフックを楔6の上端のフック穴6cに挿
入して引き上げることで、楔6とストランド溝付メタル
4でロープ15を挟持する。
【0026】このように構成されたロープ保持具1にお
いては、ロープ15の緩みを調整して、隣接したロープ15
を保持するために外すときには、上方から楔6のフック
部6bを木ハンマなどで叩くことにより、楔6を下方に
ずらして、図1において左側に移動し、ロープ15を側板
3と側板5の間から抜く。
いては、ロープ15の緩みを調整して、隣接したロープ15
を保持するために外すときには、上方から楔6のフック
部6bを木ハンマなどで叩くことにより、楔6を下方に
ずらして、図1において左側に移動し、ロープ15を側板
3と側板5の間から抜く。
【0027】したがって、ロープ15から着脱するために
ボルトやピンなどを必要としないので、ロープ15への着
脱時は工具が不要で、ボルトやピンなどのピットへの落
下のおそれを解消することができる。
ボルトやピンなどを必要としないので、ロープ15への着
脱時は工具が不要で、ボルトやピンなどのピットへの落
下のおそれを解消することができる。
【0028】また、ストランド溝付メタル4の外形は、
ロープ15の直径に関係なく同一とし、螺旋溝4aだけ異
るので、ストランド溝付メタル4を入れ換えるだけで、
ロープ15の直径が異るエレベータの設置作業にも使用す
ることができる。さらに、保持部2や側板5,13及び楔
6はアルミ合金材で製作され軽量であるので、全体の重
量を減らすことができる。
ロープ15の直径に関係なく同一とし、螺旋溝4aだけ異
るので、ストランド溝付メタル4を入れ換えるだけで、
ロープ15の直径が異るエレベータの設置作業にも使用す
ることができる。さらに、保持部2や側板5,13及び楔
6はアルミ合金材で製作され軽量であるので、全体の重
量を減らすことができる。
【0029】なお、上記実施例においては、楔6とスト
ランド溝付メタル4を遊嵌する枠を保持枠2、押え板
3、側板5,13のボルト締めで構成した例で説明した
が、これらを溶接構造で構成してもよく、また、アルミ
ニウム合金鋳物による一体品で構成してもよい。
ランド溝付メタル4を遊嵌する枠を保持枠2、押え板
3、側板5,13のボルト締めで構成した例で説明した
が、これらを溶接構造で構成してもよく、また、アルミ
ニウム合金鋳物による一体品で構成してもよい。
【0030】また、保持枠2は、右側面から見て、片側
が直角の台形としたが、左右とも斜面が形成された台形
の角筒としてもよく、円筒としてもよい。円筒の場合に
は、楔6とストランド溝付メタル4を平面図において半
円形としてもよい。
が直角の台形としたが、左右とも斜面が形成された台形
の角筒としてもよく、円筒としてもよい。円筒の場合に
は、楔6とストランド溝付メタル4を平面図において半
円形としてもよい。
【0031】次に、図4は、仮止め具7を示す斜視図で
ある。図4において、図3(a)で示したストランド溝
付メタル4の上下には、図1と同様に押え板3がボルト
12で固定され、ストランド溝付メタル4の左右には、角
柱状の側板5Aが固定されている。
ある。図4において、図3(a)で示したストランド溝
付メタル4の上下には、図1と同様に押え板3がボルト
12で固定され、ストランド溝付メタル4の左右には、角
柱状の側板5Aが固定されている。
【0032】左右の側板5Aとストランド溝付メタル4
の前面には、押え板17が設けられ、この押え板17は、こ
の押え板17の前面に形成された一対の溝16から挿入され
たボルト10によって側板5Aに固定されている。押え板
17の背面には、中央部に縦にV溝11が形成され、溝16の
中央部には、この仮止め具7を図6に示すロープ固定金
具18に固定するボルト8が挿入され、このボルト8は、
左右の側板5Aの左右の中央部に形成された貫通穴に遊
嵌し、側板5Aの後方に突き出ている。なお、左右の溝
16の幅は、ボルト8,10の頭部の幅よりも僅かに広くな
っている。
の前面には、押え板17が設けられ、この押え板17は、こ
の押え板17の前面に形成された一対の溝16から挿入され
たボルト10によって側板5Aに固定されている。押え板
17の背面には、中央部に縦にV溝11が形成され、溝16の
中央部には、この仮止め具7を図6に示すロープ固定金
具18に固定するボルト8が挿入され、このボルト8は、
左右の側板5Aの左右の中央部に形成された貫通穴に遊
嵌し、側板5Aの後方に突き出ている。なお、左右の溝
16の幅は、ボルト8,10の頭部の幅よりも僅かに広くな
っている。
【0033】このように構成された仮止め具7において
も、ボルト8,10の締付けによって、ロープ15をV溝11
と螺旋溝4aで挟持することによって、亜鉛材のストラ
イド溝付メタル4とアルミニウム合金材の押え板17によ
って挟持することができるので、ロープ15の素線を傷つ
けることなく仮止めすることができる。
も、ボルト8,10の締付けによって、ロープ15をV溝11
と螺旋溝4aで挟持することによって、亜鉛材のストラ
イド溝付メタル4とアルミニウム合金材の押え板17によ
って挟持することができるので、ロープ15の素線を傷つ
けることなく仮止めすることができる。
【0034】なお、上記実施例においては、ロープは、
2:1ローピングでシングルラップ式のときで説明した
が、ローピングの形式の如何にかかわらず適用すること
ができる。また、昇降路に懸架されるエレベータのかご
を吊すロープのときで説明したが、吊り下げられる機器
の如何にかかわらず適用することができる。さらに、吊
り下げられる機器のロープを保持するときで説明した
が、負荷の方向は、重力の方向と無関係に適用すること
もできる。
2:1ローピングでシングルラップ式のときで説明した
が、ローピングの形式の如何にかかわらず適用すること
ができる。また、昇降路に懸架されるエレベータのかご
を吊すロープのときで説明したが、吊り下げられる機器
の如何にかかわらず適用することができる。さらに、吊
り下げられる機器のロープを保持するときで説明した
が、負荷の方向は、重力の方向と無関係に適用すること
もできる。
【0035】
【発明の効果】以上、請求項1に記載の発明によれば、
内部が台形状に形成された保持枠と、この保持枠の内部
の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟質金
属材と、保持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝との
対向部にV溝が形成された楔でロープ保持具を構成し、
螺旋状の溝とV溝との間に挿入したロープを楔の先端部
に印加される引張力によって螺旋状の溝に押圧したの
で、ロープの架設を容易に行うことのできるロープ保持
具を得ることができる。
内部が台形状に形成された保持枠と、この保持枠の内部
の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟質金
属材と、保持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝との
対向部にV溝が形成された楔でロープ保持具を構成し、
螺旋状の溝とV溝との間に挿入したロープを楔の先端部
に印加される引張力によって螺旋状の溝に押圧したの
で、ロープの架設を容易に行うことのできるロープ保持
具を得ることができる。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、内
部が台形状に形成され側面に開口部が形成された保持枠
と、この保持枠の内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の
溝が形成された軟質金属材と、保持枠の内部の他側に遊
嵌され螺旋状の溝との対向部にV溝が形成された楔でロ
ープ保持具を構成し、開口部から螺旋状の溝とV溝との
間に挿入したロープを楔の先端部に印加される引張力に
よって螺旋状の溝に押圧したので、ロープの架設を容易
に行うことのできるロープ保持具を得ることができる。
部が台形状に形成され側面に開口部が形成された保持枠
と、この保持枠の内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の
溝が形成された軟質金属材と、保持枠の内部の他側に遊
嵌され螺旋状の溝との対向部にV溝が形成された楔でロ
ープ保持具を構成し、開口部から螺旋状の溝とV溝との
間に挿入したロープを楔の先端部に印加される引張力に
よって螺旋状の溝に押圧したので、ロープの架設を容易
に行うことのできるロープ保持具を得ることができる。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、内
部が台形状に形成されたコ字状の保持枠と、この保持枠
の開口側に添設された一対の側板と、保持枠の内部の片
側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟質金属材
と、保持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝との対向
部にV溝が形成された楔でロープ保持具を構成し、開口
部から螺旋状の溝とV溝との間に挿入したロープを楔の
先端部に印加される引張力によって螺旋状の溝に押圧し
たので、ロープの架設を容易に行うことのできるロープ
保持具を得ることができる。
部が台形状に形成されたコ字状の保持枠と、この保持枠
の開口側に添設された一対の側板と、保持枠の内部の片
側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形成された軟質金属材
と、保持枠の内部の他側に遊嵌され螺旋状の溝との対向
部にV溝が形成された楔でロープ保持具を構成し、開口
部から螺旋状の溝とV溝との間に挿入したロープを楔の
先端部に印加される引張力によって螺旋状の溝に押圧し
たので、ロープの架設を容易に行うことのできるロープ
保持具を得ることができる。
【0038】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
片面に螺旋状の溝が半円状に形成された軟質金属材と、
螺旋状の溝に対向してV溝が形成された押え板でロープ
保持具を構成し、螺旋状の溝とV溝の間に挿入されたロ
ープをV溝が形成された押え板のV溝によって押圧した
ので、ロープの架設を容易に行うことのできるロープ保
持具を得ることができる。
片面に螺旋状の溝が半円状に形成された軟質金属材と、
螺旋状の溝に対向してV溝が形成された押え板でロープ
保持具を構成し、螺旋状の溝とV溝の間に挿入されたロ
ープをV溝が形成された押え板のV溝によって押圧した
ので、ロープの架設を容易に行うことのできるロープ保
持具を得ることができる。
【図1】請求項1,2及び請求項3に記載の発明のロー
プ保持具の一実施例を示す斜視図。
プ保持具の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の要部を示す斜視図。
【図3】(a)は、図1の図2と異る要部を示す斜視
図。(b)は、図1の部分横断面図。
図。(b)は、図1の部分横断面図。
【図4】請求項4に記載の発明のロープ保持具の一実施
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図5】従来のロープ保持具が取り付けられたエレベー
タ昇降路を示す縦断面図。
タ昇降路を示す縦断面図。
【図6】従来のロープ保持具が取り付けられたエレベー
タ昇降路のカウンタレールの一部を示す斜視図。
タ昇降路のカウンタレールの一部を示す斜視図。
2…保持枠、3…押え板、4…ストライドメタル、4a
…螺旋溝、5,13…側板、6…楔、7…仮止め具、11…
V溝、15…ロープ。
…螺旋溝、5,13…側板、6…楔、7…仮止め具、11…
V溝、15…ロープ。
Claims (4)
- 【請求項1】 内部が台形状に形成された保持枠と、こ
の保持枠の内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が形
成された軟質金属材と、前記保持枠の内部の他側に遊嵌
され前記螺旋状の溝との対向部にV溝が形成された楔で
なるロープ保持具。 - 【請求項2】 内部が台形状に形成され側面に開口部が
形成された保持枠と、この保持枠の内部の片側に遊嵌さ
れ内面に螺旋状の溝が形成された軟質金属材と、前記保
持枠の内部の他側に遊嵌され前記螺旋状の溝との対向部
にV溝が形成された楔でなるロープ保持具。 - 【請求項3】 内部が台形状に形成されたコ字状の保持
枠と、この保持枠の開口側に添設された一対の側板と、
前記保持枠の内部の片側に遊嵌され内面に螺旋状の溝が
形成された軟質金属材と、前記保持枠の内部の他側に遊
嵌され前記螺旋状の溝との対向部にV溝が形成された楔
でなるロープ保持具。 - 【請求項4】 片面に螺旋状の溝が半円状に形成された
軟質金属材と、前記螺旋状の溝に対向してV溝が形成さ
れた押え板でなるロープ保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22178093A JPH0771537A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | ロープ保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22178093A JPH0771537A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | ロープ保持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0771537A true JPH0771537A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16772092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22178093A Pending JPH0771537A (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | ロープ保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771537A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6256841B1 (en) | 1998-12-31 | 2001-07-10 | Otis Elevator Company | Wedge clamp type termination for elevator tension member |
| CN105883533A (zh) * | 2014-05-10 | 2016-08-24 | 郭俊和 | 楼房垂吊式电梯井楔张式无回弹缓冲器 |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP22178093A patent/JPH0771537A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6256841B1 (en) | 1998-12-31 | 2001-07-10 | Otis Elevator Company | Wedge clamp type termination for elevator tension member |
| US6357085B2 (en) | 1998-12-31 | 2002-03-19 | Otis Elevator Company | Wedge clamp type termination for elevator tension member |
| USRE47035E1 (en) | 1998-12-31 | 2018-09-11 | Otis Elevator Company | Wedge clamp type termination for elevator tension member |
| CN105883533A (zh) * | 2014-05-10 | 2016-08-24 | 郭俊和 | 楼房垂吊式电梯井楔张式无回弹缓冲器 |
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