JPH0771617A - 分割形メカニカル端面シール - Google Patents

分割形メカニカル端面シール

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JPH0771617A
JPH0771617A JP6728094A JP6728094A JPH0771617A JP H0771617 A JPH0771617 A JP H0771617A JP 6728094 A JP6728094 A JP 6728094A JP 6728094 A JP6728094 A JP 6728094A JP H0771617 A JPH0771617 A JP H0771617A
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JP
Japan
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ring
shaft
split
adapter
housing
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Pending
Application number
JP6728094A
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English (en)
Inventor
Jon J Radosav
ジェイ.ラドサブ ジョン
David M Dudek
エム.ダデック デビッド
Orest T Browar
ティー.ブラウアー オレスト
Angelo G Ralle
ジー.ラーレ アンジェロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
John Crane Inc
Original Assignee
John Crane Inc
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Publication date
Application filed by John Crane Inc filed Critical John Crane Inc
Publication of JPH0771617A publication Critical patent/JPH0771617A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
    • F16J15/3464Mounting of the seal
    • F16J15/3488Split-rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/54Other sealings for rotating shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/56Other sealings for reciprocating rods

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 軸やハウジングを分解せずに取付・交換でき
る完全分割形メカニカル端面シールを提供する。 【構成】 本発明のシールには、軸16に対して主リン
グ104を密封するとともに軸方向と周方向と半径方向
とに主リングを堅固に位置付ける密封部材112が含ま
れ、さらに、ハウジングに対して相リング80を密封す
るとともに軸方向に相リングを非堅固に位置付けながら
同時に相リングに軸方向の偏向力を付与して前記2つの
リングを相互接触状態にする密封部材が含まれる。ハウ
ジングに対する軸の大幅な移動が予測される用途では、
相リング部と軸に関連ある回動部材との間にスラスト軸
受けまたは接続部が設けられる。別の方法として、軸受
け部を設けて主リング部の軸方向位置を維持させ、大幅
な軸移動にかかわりなしに、主リングおよび相リングの
両方を互いに略同じ相対位置に保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、1990年5月25日出願の
特許出願第07/529,208号、現米国特許第5,
114,163号の継続出願として1991年12月1
0日に出願された同時継続出願第07/805,470
号の一部継続出願である。
【0002】本出願の親特許である関連特許の米国特許
第5,114,163号には、図13において、ポンプ
やタービン等の運転装置の軸が、通常予測されるよりも
大きな軸方向移動を受けやすい用途を対象とした実施例
が示されている。この実施例の設計では、回動自在に固
定された分割形ホルダを軸の軸方向移動に伴って移動さ
せるスラスト軸受が用いられている。米国特許第5,1
14,163号の明細書の図13の実施例に関連ある部
分とその他の関連部分とがここに参照により適宜取り入
れられている。
【0003】
【従来の技術】親特許である米国特許第5,114,1
63号に示されている図13の実施例は一般に約1/2
〜1インチ程度の小幅な軸方向移動には対処可能であ
る。しかしこれよりも大きな軸方向移動の場合には、分
割形ホルダ部材がハウジングに妨げられるために移動が
阻止され、そのごく限られた軸方向の自由度を超える
と、分割形ホルダ部材とハウジングとの間に配されたO
リングによる密封状態が壊れてしまう。あるいは分割形
ホルダの半径方向に延在する肩部とハウジングの半径方
向に延在する壁面とが当接してしまう。
【0004】
【発明が解決すべき課題】したがって、分割形シール部
材の密封性を低下させずに、最大6インチのはるかに大
幅な軸方向移動に対処可能な分割形メカニカル端面シー
ルが必要とされている。
【0005】
【課題を解決するための手段】よってここに、ハウジン
グと該ハウジングに対して回動するようになっている軸
との間に気密な密封状態をもたらす分割形メカニカル端
面シールにおいて、各々が略放射状の向かい合った密封
面を形成する複数個の弓形弧状部分からなる隣接した剛
性かつ環状の主リングおよび相リングと、各リングの弧
状部分を互いに固着的に接合保持して、前記リングによ
って形成される向かい合った各密封面を全周にわたって
非連続的部分ない円滑面にする手段とからなり、該接合
保持手段が、各リングの密封面が互いに反対側に向かい
合って位置するように、各々自身に関連あるリングを前
記軸および他方のリングと略同軸に配置支持する前記主
リング用および相リング用の分割形弾性手段と、各々が
それぞれの分割形弾性手段と関連のリングとを実質的に
同心状態に周方向に接続する分割形ホルダ手段とをさら
に含み、前記主リング用分割形弾性手段が前記主リング
を軸方向および半径方向の移動に対して固定的に支持
し、前記相リング用の分割形弾性手段が前記相リングを
非固定的に支持するとともに前記相リングを主リングに
対して軸方向に偏向させ、各分割形ホルダ手段が、互い
に離脱可能に取り付けられるとともに取り付けられた時
にそれぞれの分割形弾性手段の少なくとも一部分を関連
の弧状部分に対してある程度密封的に加圧係合させる一
対の半円形ホルダ部材からなり、主リング用ホルダ手段
と相リング用ホルダ手段との相対的回動にかかわりな
く、かつハウジングに対する軸の大幅な一時的軸方向移
動にかかわりなく、軸回動時に主リング用分割形ホルダ
手段に対する相リング用分割形ホルダ手段の位置を実質
的に同じ相対軸方向位置に維持する分割形相対位置決め
手段をさらに含んでなる分割形メカニカル端面シールを
開示する。
【0006】
【実施例】パッキン箱における従来のパッキンの一例
が、図1に示されており、そして図1はポンプ10を示
し、このポンプ10は、ハウジング12と、駆動軸16
によって駆動される羽根車14と、流体入力室18と、
流体出力室20とを有する。通常では流体は、羽根車1
4によって室18、20を介して矢印の方向に汲み上げ
られる。
【0007】パッキン22は、外部への汲み上げられた
流体の駆動軸16に沿う漏れを防ぐことを意図されてい
る。パッキン22は、パッキン・フォロワ26によって
駆動軸16とシール接触するように、パッキン箱ハウジ
ング24内に詰められた従来のジャム(jam)であ
る。パッキン22に対してパッキン・フォロワ26によ
って加えられる圧力は、それらのうちの二つが示されて
いるパッキン押さえナット28を締めたり、緩めたりす
ることによって、増加したり、減少したりされる。
【0008】図2は、通常は高度な平坦さで重なりあっ
ているシール面34をもったシール・リング32を有す
る回転メカニカル・シール30で、パッキン22を置き
換える従来技術の方法を図示している。米国特許番号第
3,961,799号に開示されているような分割シー
ルを有していないアッセンブリのために、取り付けは、
モータ(図示せず)のような軸16に駆動力を提供する
手段の取り外しが先行され、そしてそれから、フォロワ
26が取り外されて、パッキン22が引き出される。パ
ッキン・フォロワ26とパッキン22を取り除いたのち
に、回転メカニカル・シール30が取り付けられる。
【0009】噛み合いリング38とOリング40とを有
する特別なパッキン押さえ板36が、パッキン押さえナ
ット28によってパッキン箱ハウジング24に締め付け
られている。パッキン押さえ板36は、各々の大きさの
パッキン箱に適合するように製造されなければならな
い。駆動軸16の各々の大きさは、種々のシールされて
軸を通された装置のためのパッキン箱用の三つの大きさ
を通常は有しているので、このことは、特別なパッキン
押さえ板は、各大きさのパッキン箱ハウジングのために
製造されなければならないことを意味する。
【0010】図3は、米国特許番号第4、576、38
4号に図示されるとともに開示されているように、パッ
キン箱内のパッキンを置き換えるためのシールたる、分
割シール構造の断面図を図示する。特別なパッキン押さ
え板アッセンブリは、ソケット頭部押さえネジ38によ
って、第二のパッキン押さえ板半分部分に取り付けられ
る第一のパッキン押さえ板半分部分36Aを有する。パ
ッキン押さえ板アッセンブリは、パッキン押さえナット
28によってパッキン箱ハウジングに連結されている。
分割されたエラストマー製の端面ガスケット41が、パ
ッキン押さえ板アッセンブリをパッキン箱ハウジングに
シールしている。パッキン押さえ板アッセンブリは、回
転分割シール・リング・アッセンブリ42と固定分割シ
ール・リング・アッセンブリ44を収容している。
【0011】回転分割シール・リング・アッセンブリ4
2は、例えばソケット頭部押さえネジ48のような取り
付け手段で、一方の半分部分46が示されている二つの
半分されたホルダーによって、軸16の周りの適正な位
置に保持されている。締め付け押さえネジは48は、O
リング50上でホルダー46を締め付けていて、かくし
て軸16にホルダー46をシールする。また分割された
回転リング52は、分割されたエラストマー製の覆い5
4によってホルダー46にシールされている。
【0012】固定分割シール・リング56は、Oリング
58によってパッキン押さえ板アッセンブリ36Aにシ
ールされている。それらのうちの一つのスプリング60
が示されている、パッキン押さえ板アッセンブリ36A
内の適正な内径部内に配置された複数のスプリングは、
固定リング56に対して軸方向偏倚を提供し、それぞれ
のリング52、56のシール面52S、56Sをともに
もたらす。米国特許番号第4,576,384号に開示
されたようなシールは、取り付けのために過度の量の努
力と専門的技術を必要とする。シールの取り付けは、少
なくとも四つの位置に分割されたエラストマー製の素子
(40、50、54、58)の継ぎ目の流体シールを必
要とする。
【0013】さらに、全ての分離したエラストマー製の
素子は、各々が分割されている少なくとも四つの他の堅
固な素子と同時に取り付けられる。取り付け処理の間に
適正に保持されなければならない素子の数と、その一方
で分割された部分をともに同時にネジ止めすることは負
担になる。分割された素子を、それらの分割された対応
する部分に関してしか、あるいはそれぞれのアッセンブ
リ42、44の他の素子に関して誤って連結したり、あ
るいは不整列となる場合が一般におこる。
【0014】図4は、本発明による分割シールの断面図
である。パッキン箱ハウジング24と軸16は、図1乃
至図3の従来技術の装置に示されたそれらのように、相
対的に位置している。図5は、二つの分割半分部分60
A、60Bを有するパッキン押さえ板アッセンブリ60
を、立側面図で図示している。パッキン押さえ板アッセ
ンブリ60を形成する分割半分部分60A、60Bは、
互いに同一であるとともに、図5に示されるように垂直
面にそって分割されている。一方の分割半分部分60A
は、二つの分割半分部分が互いに接合されて、パッキン
押さえ板アッセンブリ60を形成するときに、他方の分
割半分部分60Bに関して180゜回転される。
【0015】さて図4、図5を参照すると、パッキン押
さえ板アッセンブリ60は、ソケット頭部ネジ61のよ
うな取り付け手段を含み、それは、それぞれ補い合う半
分のパッキン押さえ板内のネジ穴62内にネジ止めされ
て、完全に軸を取り囲むパッキン押さえ板アッセンブリ
60を形成する。
【0016】従来技術におけるように、パッキン押さえ
板アッセンブリは、ボルト63によって直接にハウジン
グ24に取り付けられていて、図4にその一つが示され
ていて、パッキン押さえ板アッセンブリ60内の穴64
を通して挿入されている。ボルト63がハウジング24
内のネジ穴66内にネジ止めされるとき、ボルト頭部は
穴64の肩部に隣接する。パッキン箱ハウジング24上
にパッキン押さえ板60を取り付けるための正確な技術
は、本発明の重要な部分ではなく、従来技術において示
されるような技術のような他の方法を、利用することが
できる。ある大きさのパッキン押さえ板アッセンブリ6
0が、主要なパッキン箱ハウジングに適合するように製
造することができ、唯一の要件は、パッキン箱ハウジン
グ24上の清潔な側面68である。図5において示され
るネジ切りされた内径部172は、パッキン押さえ板ア
ッセンブリ60の円周の周りに均等に配置されていて、
図10に関して以下に検討されるように、シールの取付
において使用されるであろう。
【0017】さて図4、図6を参照すると、パッキン押
さえ板アッセンブリ60は、リップ72と係合する凹所
をなした内径部70を含み、リップ72自身は、分割さ
れたエラストマー製のシール素子74の外径部に一体的
に取り付けられている。シール74は、一つの機能がシ
ール素子を一緒に圧縮することであるので、択一的に圧
縮リング74として参照される。リップ72の軸方向寸
法Aは、凹所70の幅よりちょうど若干大きいものであ
るべきであり、しかしリップ72は、パッキン押さえ板
アッセンブリ60の内径部内に容易に適合すべきであ
る。組み立てられたときに、パッキン押さえ板アッセン
ブリ60は、パッキン箱ハウジング24の側面68に対
してリップ72を押し込むであろう。かくして清潔な側
面68は、パッキン押さえ板アッセンブリ60とパッキ
ン箱ハウジング24との間に、閉塞し、緊密に適合し、
かつ良いシールを保証するであろう。
【0018】シール素子あるいは圧縮リング74は、リ
ップ72からシール74の反対側端部にある重要な管状
延長部78を偏倚する中央部76を含む。管状延長部7
8は、この実施例においては噛み合いリング・アッセン
ブリであり、図4において符号80によって全体的に指
示された固定分割シール・リングと係合する。シール素
子74は、完全に組み立てられたときに、それが普通の
圧力下において、シールの一方の側から他方の側への流
体漏れに対してシールする方法で構成されている。シー
ル特性は、以下に検討されるであろう。図4の図は圧力
を加えられた位置のシール素子74を示すがその反対
に、図6は圧力を加えられていない位置のシール素子7
4の断面図を示す。
【0019】リング・アッセンブリ80の構成部分の構
造とともに、エラストマー製の素子74の中央部76の
弾力性は、パッキン箱ハウジング24から離れて相互に
連結されたリング・アッセンブリ80を押す、軸方向偏
倚力を創り出す。さらに、軸方向に与えられる力の量
は、リング・アッセンブリ80の軸方向位置に依存する
ので、この偏倚力は調節可能である。例えば、もしシー
ル素子74が、パッキン箱ハウジング24に向かってリ
ング・アッセンブリ80をシフトすることによって、よ
り大きな度合いで圧縮されるならば、より大きな軸方向
偏倚力が提供されるであろう。
【0020】固定主リング・アッセンブリ80は、構成
部分82A、82Bを含む分割ホルダー82と、シール
面84Sを有する分割噛み合いシール・リング84とを
有する。ホルダー82は、二つの半分部分82A、82
Bを有し、それらの各々は、さらに以下に図9に関して
説明されるように、ボルト162を挿入するための貫通
孔86を含む。二つのボルトの各々は、ホルダー82の
相補的な半分部分上の対応するネジ切りされた穴と係合
するであろうし、そしてボルトの締め付けは、固定噛み
合いシール・リング84を保持するとともに位置決めす
るための一個の環状アッセンブリを形成するであろう。
環状フランジ83は、ホルダー82の円周外部縁から延
長する。
【0021】ホルダー82は、金属のような硬い材質よ
りなり、その内径部分88で、管状延長部78の外側表
面への支持を提供する。内径部分88は、一方の端部を
フランジ部材90によって、他方の端部を第二フランジ
部材92によって定められている。フランジ部材90
は、管状延長部78内の対応する溝部94内に適合す
る。
【0022】さらに内径部分88は、管状延長部78の
圧縮から生じる、いかなる余分なエラストマー材料を集
めることのできる凹所96を含む。同様に、管状延長部
78は、内径部分88の総軸方向幅、即ちフランジ部材
92まで延長せず、そしてかくして、ホルダー82が一
緒にネジ止めされるときに、管状延長部78からの余分
な圧縮されたエラストマー材料が延長することができる
容積を提供する。
【0023】管状延長部78の内側表面は、噛み合いシ
ール・リング84と係合する。シール・リング84は、
一緒に接合されるとともに、管状延長部78によって外
周を取り囲まれる一対の分割された半分部分を有する。
管状延長部78のフランジ部98は、シール・リング8
4に対して軸方向支持を提供するとともに、パッキン箱
ハウジング24から離れてリング84を偏倚する。延長
部78の内側表面上の接合隣接部100は、シール・リ
ング84の周部の相反する浅い溝止め102内にすべり
ばめしている。
【0024】シール部材74は、シール・リング84に
軸方向、径方向および円周方向の支持を提供するととも
に、またリング84とホルダー82との間の通路をシー
ルする。またシール部材74は、表面68に対してリッ
プ72を圧縮することによって、パッキン押さえ板アッ
センブリ60に対してハウジング24をシールする。ま
たシール部材74は、リング・アッセンブリ80に軸方
向偏倚力を提供する。
【0025】シール部材74の寸法は、軸16の直径
と、主リング84とパッキン押さえ板アッセンブリ60
のような、シール部材74が係合する残りの素子に依存
する。管状延長部78の軸方向幅AE、接合隣接部10
0の高さHA、幅WAのようなある寸法は、異なった大き
さのシールのために標準化された寸法のリング溝とホル
ダーに適合する標準値にセットすることができる。また
移行部76の高さHTは、高さHTが、シール・リップ7
2が主要な大きさのパッキン箱ハウジング24のための
表面68と係合することができるのに十分な大きさであ
る限りは、標準的な高さにセットされてよい。
【0026】再び図4を参照すると、全体的に符号10
4で指示されるこの実施例における回転分割シール・リ
ング・アッセンブリは、主リング・アッセンブリであ
る。それは、噛み合いリング84の面84Sと直接に対
向する関係にあるシール面106Sを有する分割主シー
ル・リング106を含む。表面108は、概ねシール面
106Sに平行な面で、リング106の反対側で径方向
に延長する。シール・リング106の分割された半分部
分は、接合されたときに止め部110もった環状部材を
構成し、リング84上の止め部102と同様に止め部1
10は、それとともにリング106の軸方向及び径方向
位置決めを容易にする隣接接合部を収容する。
【0027】またリング・アッセンブリ104は、主シ
ール・リング106の周りに適合するとともに、それへ
の支持を提供する管状延長部114を有する回転エラス
トマー製シール素子112を有する。管状延長部114
の内側表面上に配置された隣接接合部116は、リング
106の外径側表面の止め部110と相反するととも
に、その中にすべりばめする形状を有している。シール
素子104の移行部118は、径方向延長表面108に
軸方向支持を提供する。管状延長部114と移行部11
8のエラストマー特性は、リング106を効果的にシー
ルして、リング106とシール素子112との間を流体
が通過するのを防ぐことである。
【0028】さらにシール素子112は、素子112と
軸16との間の流体の通過を効果的にシールする内側表
面122を有する軸シール部120を有している。軸シ
ール部120の端部にあるフランジ・リップ124は、
回転ホルダー126と共働して、ホルダー126に対し
て軸シール部120をシールする。ホルダー126の内
側表面の溝止め部128内へのリップ124の挿入と軸
シール部の圧縮は、良いシール能力を提供する。
【0029】ホルダー126とシール素子112との間
により効果的なシールを創り出すとともに、リング10
6を堅固に支持するために、ホルダー126の内側表面
は、概ねシール素子112の外側表面の外形に沿ってい
る。またホルダー126は、素子112が組立位置にお
いて圧縮されたときに、素子112からの余分なエラス
トマー材料を収容するために、フランジ132と管状延
長部114との間に浅い溝130と空間を設けている。
シール素子112は、回転リング・アッセンブリ104
の全ての素子のように、分割されている。シール・リン
グ106とシール素子112の軸方向及び径方向寸法は
また、標準値に適合していてよく、そこでシール素子
は、異なった大きさの軸とともに使用できるかもしれな
い。
【0030】回転ホルダー126は、二つの半分部分に
分割されて、それらのうちの一方の半分が、図4に示さ
れている。各半分部分は、(破線で示される)フランジ
隣接接合部136とともに貫通孔134を有している。
ボルト(図示せず)が孔134を介して通され、その頭
部は、フランジ隣接接合部136と係合する。ホルダー
を一体化するために、ボルトは、ホルダー126の相補
的な半分部分内のネジ切りされた内径(図示せず)にネ
ジ止めされる。ボルトがホルダー126の相補的な半分
部分内にネジ止めされるとき、組み立てられた一体化さ
れたホルダーは、シール素子112上にシール圧力を与
える。
【0031】第二の貫通孔138が、軸16についてホ
ルダー126を完全に固定するために設けられてもよ
い。ホルダー126は、軸16と直接に接触する内側直
径表面を有する、一対のフランジ形状の環状支持部14
0を有する。支持部140は、軸16に沿った軸方向
で、予め定められた固定位置にホルダー126を維持す
るベースである。孔134、138を通って適合するボ
ルト(図示せず)を締め付けることは、支持表面141
及び素子112の表面122と軸16との摩擦係合とな
る、確実な駆動能力を与える。確実な駆動能力は、軸1
6に関して、回転噛み合い分割シール・リング・アッセ
ンブリ104の軸方向及び円周方向の並進運動を避け
る。ホルダー82のようにホルダー126はまた、取り
付けるために互いに関して180゜で同一となる二つの
半分部分を配置し、多くは図5に示されたパッキン押さ
え板アッセンブリ60のようである。
【0032】また予め定められたリング・アッセンブリ
104の軸方向位置は、本発明の他の極めて重要な面を
示している。軸16に沿って予め定められた位置までリ
ング・アッセンブリ104を摺動することができること
は、分割シール装置の組立者に、シール素子74がシー
ル面106Sに対してシール面84Sを偏倚するさいに
提供する軸方向弾撥力量に、圧縮応力を与えさせる。素
子74によって与えられる弾撥力量は、固定噛み合いリ
ング・アッセンブリ80の軸方向位置に依存し、そして
固定噛み合いリング・アッセンブリ80は、順に回転主
リング・アッセンブリ104の軸方向位置に依存する。
操作者は、回転リング・アッセンブリ104を軸16に
沿って予め定められた位置まで摺動することができ、素
子74から望まれる軸方向弾撥力を正確に提供する。こ
の発明の圧縮応力を与えることができるということは、
装置の効果的なシールのための重要な特性である。
【0033】任意のエラストマー製カバー・ガード14
2が、固定ホルダー82のフランジ83を越えて配置さ
れている。ガード142の内側表面の止め部は、フラン
ジにすべりばめしている。ガードは、破損による破片か
らシール及びシール面84S、106Sを保護する。軸
16とシール・リング106が高速で回転するときに、
ガードはまた、シール面から勢いよく飛び出るいかなる
シールされた流体も逸らせる。
【0034】シールの組み立ては、簡単かつ効率的に達
成される。例示したように、メカニカル・シールによっ
てパッキンを置き換えるには、最初にパッキンがパッキ
ン箱ハウジング24から取り外される。図4、図6の断
面図で示したように、予め定められた寸法を有するエラ
ストマー製のシール素子74が、パッキン押さえ板凹所
70内に周部から圧入するようにして設けられる。シー
ル素子74とシール・リング84の製造は、シール内に
それらを組み付けることに先行される。
【0035】シール素子74は、望ましい寸法を有する
完全なシール素子リングを形成し、それからナイフでリ
ングを切り離すことによって製造されてよい。リングを
切断したり分割したりすることは、軸16の周りでシー
ル素子74を分割することを許容する。シール素子74
を切断するための好ましい技術は、直線径方向切断であ
る。あるいはまた、切断は垂直に対してある角度でなさ
れてもよく、かくしてアッセンブリ中に切断端部を一緒
に適合する際にいくらかの遊びを許容する。また角度を
付けられた切断は、二つの切断端部がアッセンブリ中に
ともに圧縮されたときに、よりよいシール特性を提供す
る。以下に検討されるように、シール素子74のシール
特性は、発明の構成によってさらに高められ、そしてそ
れは、シール素子74の中央部76内に固有に存在する
たが(フープ:hoop)応力に依存し、流体が並みの
圧力下においてさえ、流体のためにシール能力を与え
る。
【0036】代わりの技術は、図4、図5において示さ
れる断面を有する、押し出し成形されたエラストマー材
料の長くかつ、巻かれた線輪を有することである。線輪
の凹所70の周りで適合するであろう必要とされる予め
定められた長さが、好ましくはある角度で切断される。
異なった長さが、ポンプあるいはタービンで使用される
異なった大きさの軸に適合するために、切断されること
ができる。一例としてシール素子112を使用すると、
切断は特別な切断ジグによってなされることができ、そ
こで図7に示されるように、線輪の長さの二つの互いに
噛み合う円形端部150、152が、ともに接合され
て、効果的な連続した環状シール素子を形成する。ある
いはまた、ありみぞ形状(図示せず)が切断されてよ
く、そして接合されて、シール素子74を形成する。
【0037】パッキン押さえ板アッセンブリ60の二つ
の半分部分60A、60Bは、それから一緒にされて、
シール素子74のリップ72がパッキン押さえ板アッセ
ンブリ60内径部分内の凹所70内に確実に位置するよ
うにする。パッキン押さえ板アッセンブリ60は、ボル
トによって一緒にネジ止めされて、そしてそれから、リ
ップ72が凹所70の全周部の周りの表面68と同じ高
さになることを確実にするように注意して、パッキン箱
ハウジング24に対してもたらされる。好ましくは、ダ
ウ・コーニング社(Dow−Corning Cor
p.)によって製造されたアールティーヴイ・シーラン
ト(RTV SEALANT)のような密閉剤の薄膜
が、シール能力を増すように、圧縮リング74のリップ
72が接触するであろうパッキン箱ハウジング24の表
面68上に被覆されている。それからパッキン押さえ板
アッセンブリ60は、ネジ切りされた内径66内にボル
ト63をネジ止めすることによって、パッキン箱ハウジ
ング24に取り付けられる。この段階において、ボルト
63は、内径66内で完全に締め付けられるべきではな
い。それから固定主リング80の二つの半分部分が、一
度に一つづつ、管状延長部78の内径部内にそれらを位
置させることによって組み立てられ、面取りされた外側
縁部を有するシール面84Sが確実に外側に面するよう
にする。シール・リング84の他の半分部分は、シール
・リング84の分割部が、圧縮リング74の分割部に関
して確実に90゜になるように注意して、管状延長部内
に配置されるべきである。90゜の角度の分割部を配置
することは、より良いシール能力を提供する。
【0038】固定主リング84の二つの半分部分は、そ
れらが製造される技術のゆえに、接合端部で完全に整合
する。シール・リング106の製造は同一であり、そし
てここに例示の方法で説明されるであろう。
【0039】図8は、径方向延長表面108の正面から
見たリング106を図示している。リングは最初に、一
体的に形成されたセラミックあるいはカーボン製のシー
ル・リング106として製造される。それからシール・
リング106は、分割することを意図していないシール
・リングでなされるように、滑らかに、視覚的に平坦に
ラップ仕上げされる。それから二つの直径方向に対向す
るノッチ154が、表面108内に、そして表面108
の縁部の周りに、そしてリングの内径部内へ研削され
る。ノッチは、十分な深さに研削されるべきであり、リ
ングに若干の弱さ引き起こすが、リングがそのシール特
性を維持できないほど深くはない。最適には、ノッチ1
54の深さは、リング106の厚さの約10%であるべ
きか、面106Sと面108との間の距離の約10%で
あるべきである。
【0040】それから刃をもった工具(図示せず)が、
ノッチ内に配置され、そして圧力が、リング上のノッチ
154の位置から約90゜の点か、あるいはリング上の
符号156で指示された領域のあたりで、リング108
の面106S上に注意深く加えられる。リング106に
対して背面側108上に圧力を注意深くではあるがしっ
かりと加えることは、工具の刃にノッチ154における
応力を創り出させる。点156における圧力は、リング
がノッチで二つの部材にぽきっと折れるまで増加され
る。二つの部材の接合部はぎざぎざであろうが、しかし
その技術は、明らかにリング表面106Sを渡って連続
する接続点で、一緒に良く適合する完全な二つの整合面
を形成する。またリング端部間のぎざぎざの表面の特徴
は、平坦な端部接合点より、より良いシール能力を提供
する。
【0041】再び図4に関するシールの組み立てに戻る
と、上記技術を使用して製造されたリング84は、一緒
に連結され、そして管状延長部78内に適合する。隣接
接合部100は、リング84の浅い溝102内に適合す
る。分割されたリングのぎざぎざな表面を確実にかみあ
わせるために、注意が払われねばならない。シールでき
る滑らかな平坦な表面84Sは、連結されたリング84
によって提供される。
【0042】またクランプ・リング82として言及され
ている固定ホルダー82の半分部分がそれから、外部か
らともにもたらされ、そして管状延長部78の周りに圧
入される。好ましくは、固定ホルダー82の二つの半分
部分の内径部は、シリコーン・グリースで少しばかり潤
滑されているが、しかしながらそれは直接に分割部を取
り囲む領域のみである。
【0043】図9は、ホルダーの半分部分82A内の貫
通孔86に適合し、相補的なホルダーの半分部分82B
内のネジ切りされた内径160内にネジ込まれるボルト
158によって、二つの半分部分82A、82Bを一緒
にボルト止めする方法を図示している。ボルト158の
ソケット頭部162は、ホルダーの半分部分82Aの端
部の周部から切り出された凹所166の表面164に対
して隣接する。ボルト158をネジ切りされた内径16
0内にねじ込むことは、凹所166内に頭部162をも
たらし、比較的に一様な円周の輪郭を得させる。ホルダ
ー82は、わずか数回ネジを締めることによって、緩く
一緒にネジ止めされる。ホルダー82の分割部は、シー
ル・リング84の分割部と円周方向でほぼ整列されるべ
きである。ボルト158は、ホルダー84の側面図にお
いては見えない。
【0044】ホルダーの半分部分82A、82Bの直径
方向に対向する端部は、凹所166がホルダーの半分部
分82Bから切り出されるとともに、ネジ切りされた内
径160がホルダーの半分部分84A内にあることを除
いて、図5に関して上記で説明したパッキン押さえ板半
分部分60A、60Bと同様に、それと同一な方法で連
結される。本発明によるシールの組み立ては、現在知ら
れている分割シールの組み立てより、より簡単かつ、組
み立て工程中に適正位置に保持される部材がより少なく
て進められる。
【0045】図4を再び参照すると、軸16と円周部の
周りの固定シール・リング84の内径部との間の間隙
は、軸16とリング84との間の同心円の関係を確保す
るために注意深く検査されなければならない。軸の心合
わせはまた、接合部に段部があるかどうかを見るため
に、視認と分割部に沿って指の爪を移動することとの両
者により検査される。半分部分の注意深い心合わせは、
平坦なシール面84Sを提供するために必要であるかも
しれない。それからホルダーの半分部分は、シール・リ
ング84の径方向、軸方向及び円周方向の整列をしばし
ば検査しながら、ホルダーの半分部分の端部が完全に接
触するまで、ボルト158をネジ込むことによって締め
付けられる。それからパッキン押さえ板アッセンブリ6
0は、ハウジング24の内径66内でボルト63を完全
にネジ込むことによって締め付けられる。ボルト158
を締め付けることは、図10に図示されるように、圧縮
ギア167を使用して圧縮応力を与える準備をしている
完全な噛み合いリング・アッセンブリ80を形成する。
【0046】図10は、シール素子74の望ましい軸方
向弾撥力をセットするための、予め定められた寸法を有
する圧縮ギア167が詳細に示されている。圧縮ギア1
67は、中空の内径部168をもった中空の円筒状管部
と、ギア167の一方の端部から延長する環状フランジ
169とを有する。中空の内径部は、ボルト170がそ
れを通って容易に通過するのを許容するために、十分に
大きい直径を有している。ボルト170はネジ切りされ
ていて、内径部64から間隔を開けられている、パッキ
ン押さえ板アッセンブリ60のネジ切りされた内径部1
72(図5)内にネジ込まれる。ナット174を締め付
けることは、ハウジング24へ向かってホルダー82を
並進させ、そしてシール素子74の移行部76に必然的
に応力を加え、それが圧縮されるようになることを引き
起こす。
【0047】複数の圧縮ギア167が、パッキン押さえ
板60の円周の周りに配置されている。好ましくは、互
いに90゜の間隔を開けられた四つの圧縮ギアが、ホル
ダー82の円周の周りの圧縮リング/シール素子74の
圧縮さえ許容する。また「作動高さ」として言及され
た、ハウジング24に関してホルダー82の軸方向位置
を注意深く監視することは、適正な取り付けを確実にす
るために必要であるかもしれない。
【0048】さらにナット174を均等に締め付けるこ
とは、圧縮ギア167を並進させ、圧縮ギア167のフ
ランジ169は、ホルダー82の外径部上のフランジ8
3と係合するとともに、望ましい軸方向位置あるいは
「作動高さ」まで並進する。直径約6インチの軸の大き
さのためには、約2.6インチの作動高さが適正であ
り、適正な作動高さを提供するために、十分な長さの中
空内径部168を有してナット174が設けられること
が分かった。それから約150−300ポンドの負荷の
圧力が、圧縮リング/シール素子74上に与えられ、6
インチの直径の軸のためには、約250ポンドの負荷が
選択される。
【0049】再び図4を参照すると、組み立ての次の段
階は、軸16の周りに回転噛み合いリング・アッセンブ
リ104を挿入することである。回転主リング106
は、図8に関して上記で説明した技術によって、最初に
分割されている。大きな直径の軸の取り付けのために、
回転リング106の二つの半分部分は、それらの端部で
接合されて、軸16の周りで一緒にテープでくくられ
て、組み立てを容易にする。それからシール素子112
は、リング106の周りに包まれて、回転ホルダー12
6の二つの半分部分が、軸とシール素子112の周りに
もたらされる。好ましくは、シール素子112は、垂直
に対してある角度で切断されていて、そこで組み立てら
れたホルダー126の圧力は、切断されたシール部材1
12のくさび部を圧縮して、より良いシールを提供す
る。あるいはまた、図7に示されたように、互いに噛み
合う端部を有する円形あるいはありみぞ形状の端部が切
断されて、良いシール特性を有する環状シールを提供す
る。
【0050】ボルト(図示せず)は貫通孔134、13
8に適合して、回転ホルダー126の相補的な半分部分
の対応するネジ切りされた穴(図示せず)内に緩くネジ
込まれる。図9を参照すると、固定ホルダーの組み立て
が、分割シール素子の組み立てに関して案内を提供する
ことが示されている。ボルトは、主リング・アッセンブ
リ104が無理なく軸16に沿って軸方向に摺動するこ
とを許容するために、十分緩くネジ込まれるべきであ
る。この段階及び全部のシールの組み立てを通して、シ
ール面106Sが、軸16の軸線に対して垂直であるこ
とを確実にすることは、重要である。
【0051】それから回転主リング・アッセンブリ10
4は、シール面84Sとシール面106Sがちょうどか
ろうじて接触するまで、固定噛み合いリング・アッセン
ブリ80へ向かってもたらされる。噛み合いリング・ア
ッセンブリ80は、図10に関して上記で説明したよう
に、圧縮リング167によって圧縮応力を与えられた位
置に保持される。
【0052】それからホルダー126の二つの半分部分
を連結するボルトが、完全に締め付けられる。穴138
内に適合するボルトの締め付けは、ホルダー126のベ
ースの環状フランジ140上に締め付け力を提供する。
軸シール部120と軸16との間と、フランジ140と
軸16との間の摩擦力は、軸線方向及び円周方向におい
て、軸16に関してアッセンブリ104の位置を固定す
る。穴134内のボルトの締め付けは、リング84の内
径部からポンプによって創出された流体圧力をとる。
【0053】シール素子112の内側表面の構造、特
に、分割シール・リング106と環状延長部114の内
側表面と移行部118の整合した輪郭の構造は、シール
・リング106を把持して、それを軸線方向、径方向及
び円周方向で固定的に支持する。かくして軸16に関し
てのいかなる方向におけるシール・リング106の移動
も、ポンプの作動中において厳しく禁じられる。またシ
ール素子74は、径方向及び円周方向におけるシール・
リング84の移動を禁止するが、軸線方向においては禁
止しない。シール素子74は、シールのシール・リング
の軸線方向の移動のためのみ、即ち、ハウジング24に
関して噛み合いリング・アッセンブリ80の移動のため
の運動量を提供する。
【0054】穴134、138内のボルトの締め付けに
引き続いて、ボルト170と一緒の圧縮ギア167は、
取り外されて、そしてシール素子74の弾撥力は、シー
ル・リング106に向かってシール・リング84を自由
に偏倚するであろう。偏倚力は既に、圧縮ギア167に
作用するボルト170のトルクによって圧縮応力を与え
られていて、かくして、特定の装置のための最終使用者
によって要求されるシール能力を創り出すために必要と
される正確な量の力が、提供される。
【0055】シール素子74に関する本発明の重要な特
徴が、上記記載から明らかになるであろう。シール素子
74は、その完全な断面の次元に沿って分割されてい
て、そこでそれは、軸の周りから取り付けられる。リッ
プ72と管状延長部78との両者は、シールされている
素子によって圧縮される。その圧縮が、かなりの高圧ま
で良いシールを創り出す。しかしながら、中央部76
は、いかなる堅固な材料の素子によっても支持されてお
らず、シール素子74の一方の側の圧力下の流体は、シ
ール素子の分割部を通って漏れやすい。この発明の重要
な特徴は、シール素子74がさらされる並みの流体圧力
に反作用するために、中央部76内に十分なたが応力を
提供するシール素子74とホルダー82の設計である。
たが応力は、リップ72と延長部78との間に引っ張り
を提供する。ホルダー82のフランジ部90は、中央部
76へ内側の径方向応力を提供し、それは二つの分割端
部の接合部を締め付けて、並みの圧力下において、シー
ル素子74を通る流体の漏れをシールする。
【0056】シールの組み立ての最後の段階は、フラン
ジ83上へのガード142の取り付けである。またガー
ド142は、分割されたエラストマー製の素子よりな
り、一緒にもたらされるとともに、留め金で留められた
り、接着剤で留めたり、あるいは他の適当な手段によっ
て連結される二つの端部を有している。ガードは、取り
巻く環境からのシール面の保護を提供するとともに、ま
た回転面106Sから飛ばされる流体のためのシールド
として作用する。
【0057】各分離された部材のための材料の組成は、
最終使用者によって望まれる適正なシール能力を達成す
るために、あつらえて作ることができる。パッキン押さ
え板アッセンブリ60と各ホルダー82、126は、金
属のような堅固な材料、好ましくはステンレス・スチー
ルのような腐食性でない材料よりなる。ボルト、ナット
及びその他の連結具は、また好ましくはステンレス・ス
チールである。
【0058】典型的には、シール・リング84、106
は、カーボン、セラミック、シリコーン・カーバイドあ
るいはタングステン・カーバイドのような適正な材料か
ら製造される。各リング84、106のために、リング
材料の組み合わせもまた可能である。例えば、二つのシ
リコーン・カーバイド製のリングが使用されてよく、ま
た一つのリングはカーボンから製造されてよく、そして
他のものはセラミックから製造されてよい。その技術に
おいて知られているように、他の材料が上記で述べたも
のに代用されてよい。
【0059】シール素子74、112は、弾力性があ
り、いくらか柔軟なエラストマー材料からなる。ジョン
・クレイン・インコーポレーテッド(John Cra
neInc.)によって販売された、商標「CRANE
LAST」を有するエチレン−プロピレン(EPDM)
合成物は、良く作用することが発見された。スリーエム
・コーポレーション(3M Corporation)
から購入できる「Buna−N」あるいは「AFLA
S」のような他のエラストマー合成物もまた、シール素
子材料として過去に良く作用し、他の材料が当業者に知
られている。エラストマー素子において使用される材料
は、装置が汲み上げることを意図している流体に向く観
点で選択され、そこで有害な化学的あるいは物理的反応
は、エラストマー材料と流体との間では生じないであろ
う。
【0060】操作中における本発明の他の重要な点は、
各リングのシール素子の曲げ能力である。通常では軸1
6は、それが回転するとき、その軸方向のいくらかの遊
びについて敏感であり、そしてそれはまた、装置のふれ
状態を経験するかもしれない。分割シール素子74の形
状は、それがこれらの状態のために自動的に補償するこ
とを許容する。
【0061】パッキン箱ハウジング24に関しての軸線
の一時的な、あるいは永久的な心ずれは、噛み合いリン
グ・シール素子74の弾撥力によって補償される。さら
になお、シール素子74の形状は、それが、径方向及び
円周方向において、固定噛み合い分割シール・リング8
4への支持を与えることを許容する。さらにシール素子
の弾撥力は、あるパラメーターの範囲内で、その全円周
の周りで軸線方向にリング84への偏倚を提供する。図
11及び図12はそれぞれ、パッキン箱ハウジング24
に関して、心合わせされた位置と心ずれした位置にある
軸16を図示する。
【0062】図11に示されるように心合わせされた状
態においては、シール・リング・アッセンブリ80、1
04の周りで全てが、本質的に円形で対称である。特
に、噛み合いリング84は、リング・アッセンブリの全
円周の周りで、パッキン箱ハウジング24に関して、同
一の間隔及び角度位置を有している。
【0063】図12は、ハウジング24に関して心ずれ
した軸16を、誇張した形状で示す。心ずれは、そのよ
うに位置されるので、心ずれの最も大きな角度は、断面
がとられた平面において示される。シール素子74のひ
ずみは、本発明の効果的な作用をより良く示すために誇
張されている。
【0064】図12に概略的に示されたように、固定噛
み合いリング84は、図11に示される位置から、角度
をもって転置されていて、シール面84Sとシール面1
06Sとの間の平行な関係を維持する。リング84上の
シール74からの軸線方向弾撥力は、軸16の回転中の
いかなる場合にも、シール面84Sとシール面106S
の絶対的な固定シール状態を維持する。軸16の全回転
を通じて、シール素子74は、シール素子74の円周の
周りで全て同じ角度で圧縮されているので、シールは固
定である。経過状態の場合と同じでなく、シール素子7
4は、軸16の回転のいかなる部分中においてもひずま
ない。シール素子74の形状及び位置は、図12に示さ
れる位置とほぼ同じ位置に留まる。経過状態は、シール
素子74が平均してではなく、一時的に圧縮したり伸張
したりすることを引き起こしてよく、シール素子74の
ひずみは、ほとんど発生しない。かくしてシールの作動
は、軸の回転のための連続的なたわみによって引き起こ
される、シール素子74の悪化からの早期の機能停止を
避けるであろう。
【0065】さらに図12は、軸16の軸線に関して、
垂直に整列されたリング106シール面106Sの重要
性を図示する。軸16が回転するとき、垂直に整列され
たシール面106は、すりこぎ運動(precess)
したり振動したりしない面で、回転するであろう。他方
では、垂直関係から逸脱することは、シール面106S
に軸線方向振動を引き起こすであろう。振動は、1分毎
に300回転を越えることができる軸の回転速度に依存
する周波数である。シール素子74によって提供される
軸線方向弾撥力の応答時間は、いくらかのすりこぎ運動
あるいは振動を補償することができ、しかしながら高周
波数においては、振動は、効果的なシールのために望ま
れるより、より大きなシール面84Sとシール面106
Sとの間の間隙を、保持しようとするであろう。連続し
て延長した軸の回転及び非垂直的に整列したシール面
は、シール素子74の弾力性の老化と摩損を導くであろ
う。それゆえに、シール面106Sと軸16の軸線との
間の関係を、できるだけ垂直に近く与えることが重要で
ある。
【0066】図12に図示されているように、シール素
子74を形成するエラストマー材料の弾力性は、アッセ
ンブリ80の周囲の異なった場所で、軸線方向スプリン
グ力の量が変化することを提供する。しかしながら、ホ
ルダー82(図12においては明確化のために図示せ
ず)の重量によって与えられる慣性運動量は、リング8
4上の比較的に均一な軸線方向偏倚力を維持し、回転リ
ング106のシール面106Sと実質的に同じ平面内
に、シール面84Sを保持する。
【0067】この発明は、パッキン内径部(スタフィン
グ・ボア:stuffing bore)を有する典型
的なポンプの改造に関して説明したけれども、他の適用
が、当業者にとっては容易に思い浮かぶものである。分
割シール構造の可転性は、それ自身に多くの変わった適
用を与える。その用途は、メカニカル端面シールが取り
付けられる装置を分解する必要なしで、取り付けられる
に違いない場所ではどこでも適正なものである。適正な
変形をともなう他の用途は、ハウジングや軸アタッチメ
ントの取り外しが、困難あるいは不可能であるばかり
か、軸端部への接近が困難である、すきまなく取り付け
られた場所に意図される。
【0068】本発明の分割シールの利点は、当業者にと
って明らかであり、素早く、容易にかつ効果的に取り付
けたり、パッキンや欠陥のあるシールを置き換えたりす
る能力を含む。本発明のシールは、パッキンによってこ
れまで許容されたより、より大きな圧力に使用すること
が可能である。また本発明のシールは、シール素子74
によって提供される弾撥力のような、調節可能なパラメ
ータを提供する。
【0069】特定のポンプあるいはタービンのためのシ
ールの必要性は、シールされる流体の変化のために変わ
ってよい。本発明によって製造された分割シールの連続
使用は、シール素子74の老化を引き起こし、その弾撥
力の減少を引き起こすかもしれない。この可能性を調節
するために、望ましい圧力が得られるまで、回転リング
・アッセンブリ104を、パッキン箱ハウジング24に
関して軸線方向にシフトすることができる。この手続き
は、ポンプ使用者に、弾力性及び柔軟性についてより長
い有効寿命を与える。回転主リング・アッセンブリを、
シフトすることによって悪化したシール素子74の摩損
をもはや補償することができないときに、分割シールの
構成部分の全ては、簡単に取り外されて、新しい部材に
よって交換される。
【0070】本発明によるシールは、極めて短い軸方向
長さであるので、すきまのない場所に取り付けることが
できる。90%を超過するシール材料の重量の減少はま
た、他の改造されたシールを越える発明力のあるシール
によって提供される。
【0071】本発明の他の変形が可能であり、最終使用
者の要求から明らかになるであろう。例えば、あるポン
プあるいはタービンは、使用中において通常の軸線方向
シフトより大きくなりやすい軸を有する。シフトは、図
4及び図6のシール素子74の弾力性によって補償でき
る予め定められた量を越えるかもしれない。
【0072】図13に示されるように、スラスト・ベア
リング176が、軸16の周りに溶接されたり、締め付
けられてよい。パッキン押さえ板アッセンブリのかわり
に、アダプタ・リング178が軸16の周りに配置さ
れ、そして環状溝180が、スラスト・ベアリングのた
めの緩く取り付けられるカラーを提供する。適合された
パッキン押さえ板182は、アダプタ・リング178に
適当に取り付けられ、アダプタ・リング178に対して
リップ72を圧搾可能に保持する。シール・リング・ア
ッセンブリ80、104の残りの素子は、上記したもの
と同一である。
【0073】スラスト・ベアリング176は、軸に関し
てアダプタ・リング178の適正な軸方向位置を保持す
るように作動する。軸16とスラスト・ベアリング17
6の回転は、カラーを形成するアダプタ・リング178
の環状溝180とスラスト・ベアリング176との間に
は、若干の摩擦接触のみしかないので、アダプタ・リン
グ178に影響しない。軸16とスラスト・ベアリング
176が軸線方向に並進されるとき、スラスト・ベアリ
ングの径方向表面の一方あるいは他方はまた、軸が移動
する方向に、カラー及びアダプタ・リングを並進する。
またアダプタ・リング178の移動は、固定噛み合いリ
ング・アッセンブリ80を必然的に並進するであろう。
勿論、軸16に固定的に取り付けられている回転リング
・アッセンブリ104は、軸の軸線方向移動によって並
進されるであろう。
【0074】またアダプタ・リング178は、分割され
た素子であり、二つの半分部分を一緒に接合するため
に、ボルト孔183、184を通してボルトが挿入され
る必要がある。構造及び手順は、孔86、134及び1
38において使用されるボルトと類似である。アダプタ
・リング178の管状延長部186は、パッキン箱ハウ
ジング24内に摺動可能に適合している。ハウジング2
4とアダプタ・リング178は、延長部178の端部の
管状溝90内にOリング188を封入し、このOリング
188は、ハウジングとアダプタとの間の流体通路にお
けるシールを創り出す。
【0075】発明の分割シールの他の実施例が、特別の
用途あるいは特定の工業や適用の必要性のために設計さ
れてよい。図14は、図4に示された分割シールの変形
を示し、そこにおいては、同様な要素は、最初の注解を
有する同一の符号によって示されている。
【0076】図14の実施例は、大きな軸径を有する適
用のために、特に設計されている。7インチから約30
インチの間の直径の軸で取り付けられるシールのため
に、特に良く作動することがわかった。
【0077】図14に示された実施例は、いくつかの点
で図4のそれと異なっている。特に、図14の実施例
は、シール素子112’の軸シール部分の内側表面12
2’を置くスリーブ200を導入している。回転ホルダ
ー126’は、スリーブ200を収容する段部202を
有する。ホルダー126’の環状支持部140’は、内
側表面141’で軸16に直接的に接触している。
【0078】他の特有な差異は、図14と図4の二つの
実施例の詳しい比較から明らかになる。シール素子7
4’のフランジ部分98’は、断面でより長くなり、そ
して軸16’と固定リング84’との間に大きな距離を
許容するため、中心線に沿って見られるときに、より広
い直径である。固定ホルダー82’のフランジ部分9
0’は、図14の断面図において、対応してより長くな
っている。フランジ部分90’は、リング84’に対し
てシール素子フランジ部分98’を偏倚することによっ
て、リング84’へのより緊密の適合及びより大きな支
持を提供する。より長いフランジ部材90’、98’の
配設は、中央部分76’及び中央部分76’とフランジ
部分98’との間の中間部との両方に、増加したたが応
力を提供する。
【0079】同様に、移行部118’は、断面において
対応して長くなり、回転ホルダー126’のより広い軸
線方向直径によってもまた整合されており、それは、回
転リング106’への支持を提供する。
【0080】リング80’、106’の各々の内径部の
へこんだ溝204に注意することもまた、重要である。
溝204は、リング84’、106’が、リングの外径
部に近接する表面206でのみ互いに接触することを引
き起こす。
【0081】図14の実施例に示された他の差異は、パ
ッキン押さえ板60’のより広い軸方向の直径であり、
それは、パッキン押さえ板60’の内径部の環状フラン
ジ延長部208を含む。さらに、パッキン押さえ板6
0’のへこんだ内径部70’は、より深いものであり、
シール・リップ72’の大部分を取り囲む。突出するフ
ランジ延長部208は、へこんだ内径部70’から内側
に延長し、そしてしっかりとリップ72’と係合して、
ハウジング壁部の横方向表面68に対してシールを創り
出す。この配設は、シールされる装置によって発生され
るより高い圧力に、よく耐えるように設計されている。
大抵の他の点については、図14に示されたシールは、
図4に示された実施例と同一である。
【0082】図14の実施例の設計は、バランスがとれ
ていて、シールがより大径の軸に使用されることを許容
する。さらにシールは、幾分か高い圧力に耐えることが
できる。バランスのとれた設計は、リング84’、10
6’の接触面206及びシールの圧力側部上に加えられ
るほぼ等しい圧力から生じる。圧力側部は、軸スリーブ
200及びパッキン箱ハウジング24’に隣接し、そし
てシールは、大気から圧力側部を分離する。リング8
4’の反対側からの圧力は、反対の方向に加えられて、
固定リング・アッセンブリ上の総流体圧力を打ち消すの
に役立つ。シール素子74’の偏倚力のみが、固定リン
グ84’上に作用する力を提供する。
【0083】図15には、図13の実施例の説明および
図解と共通の構成部材が数多く含まれており、同じ構成
部材は同じ参照番号で示されている。似ているが同一で
はない構成部材については、3桁目の数字を異ならせた
類似の参照番号で示してある。たとえば図15の実施例
において、密封部材すなわち圧力リング74は、本質的
に圧力リング74(図4、図6)と同じである。これに
対して、類似のグランドプレート282(図15)はグ
ランドプレート(図13)と同一ではないため、参照番
号の3桁目の数字を異ならせてある。
【0084】図15の実施例の分割形シール部材、特に
主リング部104および相リング部80の構成部材は、
図4、図6、図8および図9の対応する構成部材と本質
的に同じである。図15において、軸16に対するリン
グ部80、104の取り付け方法は、図4および13の
実施例のリング部80、104の対応する取り付け構造
および手順と本質的に同じである。リング部80、10
4および圧力リング74の構造と取り付け手順とに関す
る詳細については、米国特許第5,114,163号の
当該部分を参照されたい。
【0085】分割形グランドプレート282もグランド
プレート82と同一とすることができるが、前記図で
は、外径を小さくして、グランドプレート282に隣接
する小径の構成部材を収納させている。これ以外の点に
おいては、アダプタリング178に対するグランドプレ
ート182の取り付け方法(図13)と同様に、グラン
ドプレート282は複数本のねじ(図示せず)によりア
ダプタリング278に取り付けられ、グランドプレート
282の内径縁部が圧力リング74の上に十分に重複し
た状態となっており、密封縁部72がアダプタリング2
78に対して加圧的に保持され、これによってシールの
一体性が維持されている。
【0086】図15の実施例が図13の実施例と大きく
異なっている点は、スラスト軸受けが設けられていない
ところである。したがって、以下に説明するように、本
発明によると、軸とアダプタ278とを一定の相対的な
位置に維持する機構により、アダプタリング278は軸
16に対して軸方向に移動することはできなくなってい
る。軸16の回動時には、アダプタリング278が前記
軸とともにハウジング24に対して軸方向に移動するの
である。
【0087】対応する孔部内に螺入締結されるねじ(図
示せず)により一体的な単一の環状アダプタリングとな
るアダプタリング182の取り付け方法にしたがって、
アダプタリング278はボルト283、284により相
互接合された一対の半円分割形部材からなる。アダプタ
リング278の内径壁面に沿って、ブシュ277を取り
囲む環状溝280が設けられている。組立後にアダプタ
リング278が軸16と接触しないように、アダプタリ
ング278の内径寸法は軸16の直径よりも大としてい
る。アダプタリング278の外径は円滑であり、軸方向
の中心線が軸16の中心線と一致する円筒状を呈してい
る。外径の円筒面に設けられた環状溝290にはOリン
グ288が収納されており、後述のように、溝190と
Oリング188(図13)とがもたらす機能と同様に、
アダプタリング278と内径面との間に密封状態がもた
らされている。アダプタリング278の外径を円筒状と
することにより、孔部の内径軸方向面内において前記ア
ダプタリングが本質的に妨げられずに軸方向に移動可能
となる。
【0088】軸方向に延在する複数個、好ましくは4個
のねじ穴285が、アダプタリング278の周縁部のま
わりに等間隔に設けられる。ねじ穴285は、ねじ穴2
85内に他の構成部材を螺入させうる十分な空隙となる
ように、密封リング部80、104の半径方向外方に設
けられる。グランドプレート282にも、後述するよう
に、ねじ穴285と対応するとともに前記構成部材をね
じ穴285内に取り付けるための空隙となる切欠部また
は孔部287が設けられる。
【0089】環状溝280は実質的にブシュ277を取
り巻いている。ブシュ277は溝280により軸16の
まわりに押圧される。溝280の半径方向に延在する側
壁とブシュ277の半径方向に延在する側壁とに設けら
れた対応する孔部内に、ピン281等の1本以上のピン
を挿入して、軸の回動時にアダプタリング278に対し
てブシュ277を固定状態に維持させる。軸は、環状溝
280の壁面とピン281とによって正位置に保たれた
ブシュ277の内径内で回動する。ブシュ277は、軸
16の外径面に対する摺動性が得られる剛性かつ可撓性
の材料からなるもととすることができる。デュポン社
(duPont)のテフロン(TEFLON)をブシュの材料とする
と、必要な特性が適切に得られることがわかった。
【0090】ブシュ277の機能は、環状溝内における
密封ではなく、ハウジング24内のプロセス流体に含ま
れうる汚染物質やその他の異物に対する部分遮蔽体とな
ることである。したがって通常の状態ではシールリング
部80、106の構成部材を損傷させうる汚染物質はブ
シュ277に妨げられて、密封リングに隣接した空間に
侵入できなくなるはずである。
【0091】図13の実施例では、アダプタリング17
8はハウジング24、すなわちパッキン箱の壁面上に直
接密封されており、図15の実施例の場合もハウジング
24に直接密封されてもかまわない。しかし好ましく
は、もうひとつの剛性の半円分割部材の取り付け方法と
同様に、別個の2つの半円分割形リングをボルト(図示
せず)により相互接合したものでもよい第2の環状固定
アダプタ210を配設することとする。相互接合状態に
おいて、アダプタ210は、ハウジング24のパッキン
箱壁面の内径と一致する外径の円形管状細長部212を
有している。環状溝214が、アダプタ210とハウジ
ング24の壁面との間を密封するOリング216の収納
部となる。
【0092】アダプタ210の半径方向に延在する環状
フランジ220は、ハウジング24の半径方向に延在す
る壁面と平行に位置するとともにこれに当接する半径方
向に延在する壁面を有している。前記フランジは、ボル
ト263等の複数個のねじ付きボルトが挿入されうる複
数個、好ましくは4個の貫通穴222を有している。ボ
ルト263は、図4の実施例とよく似た態様でハウジン
グ24の壁面に設けられたねじ付き孔部内に螺入せられ
る。
【0093】ねじ付きボルト263によりアダプタ21
0はハウジングに対して正位置に保持され、固定アダプ
タ210の内径が、軸16とアダプタ210との間にで
きる環状空間内においてアダプタリング278を軸方向
に移動させる円滑な円筒面となる。同時に、エラストマ
ーで製作されたOリング290にも清潔かつ円滑な密封
面が設けられる。パッキン材料の保持器として何年も使
用されるうちにパッキン箱の内径壁面は腐食されてしま
い、必ずしもこのような清潔かつ円滑な表面になってい
るとは限らないからである。前記のように、剛性かつ可
撓性のブシュ277の場合には、軸16の面に沿って軸
方向に摺動させながら、同時に前記面に対して密封を行
なわせることができる。
【0094】図13の実施例では、軸に対して所望の軸
方向位置に相リング部80を維持するための機構として
スラストリング(176)が用いられているのに対し
て、本発明の意図するところにより、一組の軸受け24
2を収納した軸受けハウジング240にアダプタリング
278を接続することにより、相対的な軸方向位置を維
持させる独自の機構が設けられる。
【0095】これも分割形であることが好ましい軸受け
ハウジング用アダプタ244は、孔部246等の複数の
孔部に複数本のねじ付きボルト248を貫通させること
により、軸受けハウジング240に直接取り付けられ
る。各ねじ付きボルト248は軸受けハウジング240
の対応するねじ穴250に螺入せられる。これによって
軸受けハウジング用アダプタ244は軸受けハウジング
240と軸16とに対して軸方向に回動自在に固定され
る。
【0096】軸受けハウジング用アダプタ244は、こ
れもまた複数個の孔部254を含んだ半径方向に延在す
るフランジ252からなる。孔部254の数および配置
については、アダプタリング278に設けられるねじ穴
285と同数とし、これと対応する配置とする。組立状
態において対応するねじ穴285と孔部254とが同じ
中心線を有するように、孔部254は、軸の中心線に対
してねじ穴285と略同じ径方向距離に配置されて、同
様に軸方向に延在する。
【0097】対応する各一対のねじ穴285と孔部25
4との間の隙間には、ねじ付き棒256が配置される。
棒256の一方の端部において、前記棒のねじはねじ穴
285のねじに対応しており、各棒256はねじ穴28
5に螺入される。他方の端部において、棒256は孔部
254に挿入可能な小径の細長部258からなってい
る。細長部258の端部もねじ切りされており、各棒2
60は孔部254に挿入された後に、対応するねじを有
するねじ付きナット260によって軸受けハウジング用
アダプタ244の半径方向のフランジ252に取り付け
られる。ナット260を締め付けることにより、アダプ
タリング278は軸受けハウジング240に効果的に堅
固な状態に取り付けられる。したがって、たとえアダプ
タリング278および相リング部80が軸受けハウジン
グ240および軸16とともに回動しなくても、前記構
成部材は棒256によって一緒に軸方向に移動せられる
のである。
【0098】主リング部104は軸16に取り付けられ
るため、必然的に前記軸とともに回動し、かつ前記軸と
ともに軸方向に移動する。したがって、リング部104
の軸方向の動きと、軸に接続されたリング部80の軸方
向の動きとが一致し、両者間の相対的な間隔が維持され
て、シール面が圧力リング74によって相互接触状態に
保たれ、前記軸のはるかに大幅な軸方向移動が起こって
も密封機能が得られるようになる。Oリング290と第
2の固定アダプタ212の内径壁面とが接触状態に維持
されている限り、この密封機能が維持される。
【0099】図15の実施例では、シール部80および
104を軸16とともに軸方向に移動させることによ
り、両シール部をひとつに保っているが、図16および
図17に示す別の2つの実施例では、前記両シール部を
固定状態に維持しながら、両シール部によって取り巻か
れた環状空間内において軸16を妨げなしに軸方向に移
動させる逆の原理を用いている。図16および図17の
実施例の説明においても、図4の構成部材と本質的に同
一の構成部材は、同じ参照番号で示される一方、類似ま
たは同様の構成部材については、3桁目の数字を異なら
せた参照番号で示すこととする。
【0100】図16に、図4の実施例と同じ相リング8
0と圧力リング74とを有する実施例が示されている。
シール面の形状については、親特許の図14の実施例を
参照されたい。一般に304に示す主リング部にも、図
14の実施例と類似の主リング306が用いられてい
る。その他の点では異なっており、こうした異なった構
成部材については、参照番号の3桁目に3を付して示す
こととする。
【0101】圧力リング74は、グランドプレート28
2(図15)と全く同じグランドプレート382により
加圧保持されるとともに、グランドプレート382の周
縁部まわりに等間隔に配された複数のねじ361(図示
せず)によって保持される類似の配置の縁部72を有し
ている。
【0102】縁部72は、アダプタ378の半径方向に
延在するフランジ320に設けられた孔部322を貫通
してハウジング24のねじ穴66に螺入されるねじ付き
ボルト363により、ハウジング24に直接取り付けら
れた固定アダプタ378に当接保持される。2分割形の
アダプタ378の両半円形部分は、アダプタ278と同
様に、ボルト383によって相互接合される。
【0103】半径方向に延在するフランジ320は、ハ
ウジング24の半径方向に延在する壁面と当接する半径
方向に延在する壁面371からなる。図に示すように、
アダプタ378の本体もまた、ハウジング24のパッキ
ン箱の軸方向に延在する内径壁面に準じた軸方向に延在
する円筒面からなる。もう一方の剛性な分割形構成部材
と同様にアダプタ378の両半円形部分を一纏に保持す
るボルト383の取り付け手段として、適切なねじ穴を
設ける。フランジ370の半径方向に延在する壁面37
1に設けられた環状溝388がOリング390を取り巻
くとともに、アダプタ378とハウジング24との間に
おいてシールを押圧する。
【0104】前記のように、アダプタ378はさらに、
グランドプレート382を保持し、したがって圧力リン
グ74の縁部72をアダプタ378に当接保持するボル
ト361を受け入れるための穴385を含んでいる。
【0105】アダプタ378は、内径壁面に沿って、ピ
ン381により回動および軸方向移動不能に保持された
剛性かつ弾性のブシュ377を受け入れる環状溝380
を有している。ブシュ277(図15)の場合のよう
に、ブシュ377により、プロセス流体中の大型の汚染
物質を隣接する密封リング部材間の隙間に侵入させない
ようにする濾過機能がもたらされる。
【0106】アダプタ378のフランジ320と各ボル
ト363のソケット頭との間に、任意の間隔保持部材3
30とフランジ付き環状保持部材362とが配設され
る。間隔保持部材330と保持部材362の一方のフラ
ンジ部分364とに設けられた対応する孔部にボルト3
63が挿入される。
【0107】もう一方のフランジ部分366にも、ボル
ト340を貫通させる孔部368が設けられる。ボルト
340の一方の端部は軸受け部342に取り付けられ
る。ボルト340の他方の端部はねじ切りされており、
このねじ付きボルト340にナット344が締結され
て、ボルト340と軸受け部342とがフランジ部分3
66上の正位置に保持される。ボルト340を挿入する
前に、フランジ部分366のまわりに任意ではねよけ3
46を配してもよい。はねよけ346は、保持部材のフ
ランジ部分366の孔部338に対応する複数の孔部を
有しており、両方の孔部338および368にボルト3
40を貫通させるようになっている。ボルト340に螺
着せられる第2のナット350により、密封リング部8
0、304と軸受け部342との上にはねよけ346が
締結保持される。はねよけ346により、汚染物質やそ
の他の望ましくない異物がハウジング外部からシール部
分に侵入する可能性をなくすことができる。
【0108】軸受け部342は、ホルダ326の半径方
向に延在する2つの環状壁面354間に配設される。壁
面354間に配された軸受け部342は、以下に説明す
るように、軸16の回動と軸方向移動とが同時に起こっ
ている時にホルダ326の軸方向移動を阻止する機能を
有している。
【0109】分割形シールの他のすべての剛性な構成部
材と同じくホルダ326は、米国特許第5,114,1
63号に記載のように、反対側の分割形部材に設けられ
た対応するねじ穴に螺着せられるねじ付きボルト355
によって相互接合される2つの半円分割形部材からな
る。
【0110】また、ホルダ部材326は、シール組立後
にホルダ326(図16)と軸16とが接触しないとい
う点で、ホルダ126(図4、図13および図14)と
異なっている。したがって、フランジ付き支持部140
(図4)を形成する基礎部は全く必要なくなっている。
同様に密封部材112(図4)の軸密封部分(120)
も不要となるため、対応するホルダの基礎部341およ
び密封部材312は切り詰められるとともに軸16の半
径方向外方に配されており、これによって主密封リング
部304と軸16との間に、主リング部304に対して
軸16が自由に軸方向移動できる環状空間が生じてい
る。
【0111】しかし主密封リング部304は、軸の回動
中は軸16とともに回動する。基礎部341の半径方向
外方に、ホルダ326に設けられた階段状凹部370が
配されて、軸16と凹部370との間に環状空間が形成
されている。以下に説明するように、前記凹部には、軸
の取り外しが容易になる第2の階段状凹部372が含ま
れている。
【0112】第1の階段状凹部370によって形成され
た環状空間内に、駆動スリーブ390が配設される。駆
動スリーブ390は、軸16の直径と略同じ直径の内径
面を有している。前記内径面には、駆動スリーブ390
と軸16との間を密封するOリング392が内設された
環状溝391が設けられている。外径面は階段状凹部3
70の内径面と略同じ直径となっており、駆動スリーブ
390の外径面と階段状凹部370との間を密封するO
リング394が内設された第2の環状溝393を有して
いる。
【0113】駆動スリーブ390には、止めねじ396
を螺入させるいくつかのねじ付き溝395が等間隔で半
径方向に延在している。止めねじ396は、軸16の面
に当接するとともに、軸16に対して駆動スリーブ39
0を堅固に保持する。言うまでもなく、他の剛性の分割
形構成部材と同様に、前記駆動スリーブはねじ付きボル
ト(図示せず)によって相互接合される2つの半円形部
分からなる。
【0114】軸16が回動している時の密封動作におい
て、駆動スリーブ390は前記軸とともに回動する。O
リング394とホルダ326の階段状凹部370の段付
き内径面との間に生じる摩擦力により、ホルダ326は
軸および駆動スリーブとともに回動する。
【0115】より確実に連動させるために、Oリング3
94の摩擦保持と合わせて確実伝動機構を用いることが
好ましい。確実伝動機構は、ねじその他の適切な手段に
より駆動スリーブ390の肩部に取り付けられた駆動ピ
ン399等の1本以上のピンからなる。駆動ピン399
はホルダ326に向かって半径方向外方に延在するとと
もに、第2の階段状凹部372の内径に刻まれた軸方向
に延在する長尺の溝穴397と係合する。溝穴397の
幅は、駆動ピン399が軸方向に移動可能な寸法になっ
ているが、ピン399に何らかの回動が生じると、ピン
399が溝穴397の壁面と係合して、ホルダ326を
軸16とともに回動させる。これによって、ホルダ32
6を駆動スリーブ390および軸16とともに回動させ
ることができ、他方、ホルダ326に対する駆動スリー
ブ390と軸16との相対的な軸方向移動が容易にな
る。軸受け部342により、ホルダ326は軸16とと
もに回動可能となるが、ハウジング24や固定状態のそ
の他のシール部材に対するホルダの相対的な軸方向移動
は阻止される。
【0116】第1の階段状凹部370の軸方向の長さ
は、好ましくは、軸の回動時および運転装置の動作時に
生じると予測される軸16の軸方向の最大移動距離に見
合った長さとする。第2の階段状凹部372は、インペ
ラ等の装置部材の修理やメンテナンスの際に前記軸を迅
速かつ容易に軸方向に移動させる手段となる。このよう
な場合には、まず最初に、軸受け(図示せず)等の装置
と前記軸との接続を解除し、次に図16に示すように前
記軸を軸方向に右側に滑らせる。Oリング394が階段
状凹部372に達すると、Oリング394と階段状凹部
370との間の摩擦力によって前記軸の軸方向移動が妨
げられることがなくなるため、駆動スリーブ390と軸
16とをより自由に移動させることができる。前記のよ
うに、ブシュ377は、可撓性であることとブシュ37
7の構成材料とのために摩擦力が低く、軸16はブシュ
377に対して容易に摺動可能となっている。
【0117】装置部材の修理が終わると、軸16を再び
滑らせて正位置につける。凹部を有するホルダ326の
2つの階段部370、372間に切頭形の円錐台状接続
部371を設けることにより、Oリング394が環状溝
393内の正位置に押し込められ、この作業が容易にな
る。
【0118】次に図17に、本発明の別の特別な実施例
を示す。この実施例では、図16の実施例にさまざまな
改良を加えるとともに別な特徴を持たせてあるが、一般
的な構造および外観とにおいて、この実施例には本質的
に図16の実施例の構成部材と特徴とが全て含まれてい
る。図16と異なる特徴については以下に説明すること
とするが、図16にも図17にも示されている図16の
特徴については簡単に触れるだけにとどめる。構成部材
が異なる場合は適宜「400」番台の参照符号を付して
あり、そうでない場合は、類似のすべての構成部材に
「300」番台の参照番号を付して、図16の構成部材
と同じであることを示してある。
【0119】ハウジング形部材424は、前記のような
ハウジングのパッキン箱に挿入可能な円錐台状の構造と
する。この実施例の説明では、ハウジング形部材424
を以下ハウジングと呼ぶ。
【0120】図17の実施例にも軸受け部342が用い
られているが、この実施例の場合には、軸受け部はボル
ト340とナット344とによりフランジ付き保持部材
464に取り付けられている。フランジ付き部材464
は、ボルト463によってハウジング部材464に接続
された半径方向外方に延在する環状フランジ462を有
している。ボルト463はハウジング部材424のねじ
穴466に螺入せられる。
【0121】フランジ付き保持部材464にはさらに、
グランドプレート482に当接した半径方向内方に延在
する第2のフランジ465が含まれている。フランジ4
62上のボルト463の締付けにより、フランジ部材4
65もグランドプレート482上に保持される。
【0122】ボルト460は、フランジ465に設けら
れた孔部とグランドプレート482に設けられた第2の
孔部とを貫通して延在するとともに、アダプタ430の
ねじ穴485に螺入せられる。グランドプレート482
に軸方向に延在する環状フランジ483を設けて、圧力
リング74の縁部72に対する特別または調節可能な接
続部としてもよい。図16の実施例の場合のように、シ
ール部80の分割形密封部材は図4の構造と同じであ
り、ここではこれ以上の説明は行なわない。
【0123】この場合も、アダプタ部材は環状溝414
内にあるOリング416によりハウジング部材に対して
密封されている。ブシュ477は環状溝480内に配設
されるとともに、ピン481によりアダプタ430に接
続されている。
【0124】ホルダ部材426は実質的に、ボルト(図
示せず)で相互接合された保持部材428と軸受けハウ
ジング429との別個の2つの構成部材からなり、両者
間の接合部はOリング431によって密封されている。
保持部材428と軸受けハウジング429とが合わさっ
て、ホルダ326(図16)と同じ効果を持つ構造が形
成されている。軸受けハウジング部材429は半径方向
に延在するフランジ壁545を含んでおり、このフラン
ジ壁と保持部材428の一方の側壁とが合わさって、軸
受け342に対するハウジングを形成している。
【0125】この実施例では保持部材428も異なって
おり、保持部材428と軸受けハウジング429との複
合体を軸16とともに回動させるものの、軸方向移動に
おいては前記軸から独立させる別な確実伝動機構となっ
ていることがわかる。駆動スリーブ490は大体におい
て駆動スリーブ390(図16)と類似であり、半径方
向に延在するねじ穴495内に螺着せられて駆動スリー
ブ490を軸16に取り付けるソケット頭の止めねじ4
96を有している。しかしながら駆動スリーブ490に
はまた、少なくともひとつの長尺の溝穴437を有した
軸方向に延在する長尺の細長スリーブ部435が含まれ
ており、少なくともひとつの確実伝動手段をなす基礎部
440の少なくとも一方の対応する細長部分すなわちリ
ブ部443が、前記溝穴に摺動自在に挿入されている。
駆動スリーブの細長部435に設けられた別個の各溝穴
437に対して1本の細長リブ部443を設けることが
できる。基礎部の細長部分すなわちリブ部443は細長
スリーブ部435の全長にわたって軸方向に摺動可能と
なっており、それと同時に前記細長スリーブ部435と
保持部材428とに対する確実伝動部となっている。
【0126】本発明のシール構成部材のこれ以外の構成
については、当業者には、本明細書を完全に理解するこ
とにより明らかになろう。たとえばこれ以外の確実伝動
機構も考えられ、あるいは主密封リング部404から前
記軸を軸方向に独立させるための異なった設計も可能で
ある。一度ここに説明した発明の概念を理解すれば、当
業者にはその他の実施例および改変例が容易に明らかに
なろう。したがって前記実施例は単なる例として説明さ
れたものにすぎず、添付の特許請求の範囲がこれに制限
されるわけではない。
【0127】
【発明の効果】軸やハウジングを分解せずに取付・交換
できる完全分割形メカニカル端面シールを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パッキンでシールされた従来のポンプの概略
部分断面を示す。
【図2】 パッキンが取り外されたパッキン箱ハウジン
グで使用するための、従来のメカニカル端面シール構造
の断面を示す。
【図3】 パッキンが取り外されたパッキン箱ハウジン
グで使用するための、既知の分割シール構造を示す。
【図4】 パッキンが取り外されたパッキン箱ハウジン
グで使用するための、本発明による分割シールの断面を
示す。
【図5】 本発明において利用される分割パッキン押さ
え板の立側面を示す。
【図6】 本発明において利用される噛み合いシール素
子の詳細な断面を示す。
【図7】 図4の環状シール素子の二つの端部の間の継
ぎ目を詳細に示す。
【図8】 本発明で使用するために分割するようにされ
ている環状シール・リング背面を示す。
【図9】 本発明で使用するためのホルダーの二つの半
分部分の継ぎ目を破断して詳細に示す。
【図10】 本発明で使用するための圧縮ギアの詳細な
断面を示す。
【図11】 軸とパッキン箱ハウジングとの間での心ず
れの期間の間における、本発明の補償特性を概略的に示
す。
【図12】 軸とパッキン箱ハウジングとの間での心ず
れの期間の間における、本発明の補償特性を概略的に示
す。
【図13】 スラスト軸受を利用する本発明の他の実施
例を示す。
【図14】 分割シールにおいてバランスしたシール配
置を有する、本発明の他の実施例を示す。
【図15】 本発明にしたがった実施例を示す図であ
る。
【図16】 本発明にしたがった別の実施例を示す図で
ある。
【図17】 本発明にしたがったまた別の実施例を示す
図である。
【符号の説明】
10 ポンプ 12 ハウジング 14 羽根車 16 軸 18 流体入力室 20 流体出力室 22 パッキン 24 ハウジング 26 パッキン・ファロア 28 ナット 60 パッキン板押さえ板アッセンブリ 60A 分割半分部分 60B 分割半分部分 61 ソケット頭部ネジ 62 ネジ穴 63 ボルト 64 穴 66 ねじ穴 68 側面 70 内径部 72 密封縁部 74 圧力リング 76 中央部 78 管状延長部 80 相リング部 82 グランドプレート 82A 構成部分 82B 構成部分 83 環状フランジ 84 シール・リング 86 貫通孔 88 内径部分 90 フランジ部 92 第二フランジ部材 94 溝 96 凹所 100 接合隣接部 102 止め部 104 主リング部 106 リング部 108 径方向延長表面 110 止め部 112 密封部材 114 管状延長部 116 隣接接合部 118 移行部 120 軸密封部分 122 内側表面 124 リップ 126 ホルダー 128 溝止め部 130 浅い溝 132 フランジ 134 管通孔 136 フランジ隣接接合部 138 孔 140 管状支持部 141 支持表面 142 ガード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オレスト ティー.ブラウアー アメリカ合衆国、イリノイ州 60641、シ カゴ、ウェスト オークデイル アベニュ ー 4944 (72)発明者 アンジェロ ジー.ラーレ アメリカ合衆国、イリノイ州 60067、パ ラテイン ノース ディア ラン ドライ ブ 658

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと該ハウジングに対して回動
    するようにしてある軸との間において気密な密封状態を
    もたらす分割形メカニカル端面シールにおいて:複数個
    の弓形弧状部分によって形成された隣接する剛性かつ環
    状の主リングおよび相リングであって、各々が略半径方
    向の向かい合った密封面を形成する主リングおよび相リ
    ングと;前記各リングの前記弧状部分を互いに固着的に
    接合保持し、これによって前記リングにより形成される
    対向する前記各密封面をその全周にわたって非連続部分
    のない円滑面にする手段であって:各々が自身に関連あ
    るリングを前記軸と他方のリングとに対して略同軸に配
    置支持して、前記各リングの密封面が他方の前記リング
    の密封面の反対側に向かい合って位置するようにする前
    記主リング用分割形弾性手段および前記相リング用分割
    形弾性手段であって、該主リング用分割形弾性手段が前
    記主リングを軸方向および半径方向の移動に対して固定
    的に支持し、該相リング用分割形弾性リングが前記相リ
    ングを非固定的に支持するとともに前記相リングを前記
    主リングに対して軸方向に偏向させる前記主リング用弾
    性手段および前記相リング用弾性手段と;各々が前記そ
    れぞれの分割形弾性手段と自身に関連あるリングとを実
    質的に同心状態に周方向に接続するとともに、互いに離
    脱可能に取り付けられ、かつ取り付けられた時に前記そ
    れぞれの分割形弾性手段の少なくとも一部分を自身に関
    連ある弧状部分に対してある程度密封的に加圧係合させ
    る一対の半円形ホルダ部材からなる前記相リング用分割
    形ホルダ手段および前記主リング用分割形ホルダ手段と
    をさらに含む接合保持手段と;前記主リング用ホルダ手
    段と前記相リング用ホルダ手段との相対的な回動および
    前記ハウジングに対する前記軸の大幅な一時的軸方向移
    動にかかわりなしに、軸回動時に前記主リング用分割形
    ホルダ手段に対する前記相リング用分割形ホルダ手段の
    位置を実質的に同じ相対的な軸方向位置に維持する分割
    形相対位置決め手段とからなることを特徴とする分割形
    メカニカル端面シール。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングに対する密封状態を維持
    しながら前記ハウジングに対して軸方向に移動可能なア
    ダプタをさらに含み、前記分割形相対位置決め手段が該
    アダプタに含まれることを特徴とする請求項1に記載の
    分割形メカニカル端面シール。
  3. 【請求項3】 前記アダプタがさらに環状キー溝を含
    み、前記分割形相対位置決め手段がさらに、前記軸のま
    わりに周方向に配置されるとともに前記軸に取り付けら
    れるスラスト軸受けを含み、前記環状キー溝が前記スラ
    スト軸受けのまわりに密着的に係合しながら両者間の相
    対的な回動を可能にする形状および寸法とされ、前記ス
    ラスト軸受けが、前記軸と前記スラスト軸受けとが軸方
    向に移動した時にこれに対応して前記アダプタを軸方向
    に移動させることを特徴とする請求項2に記載の分割形
    メカニカル端面シール。
  4. 【請求項4】 いずれも前記軸に取り付けられる軸受け
    部と該軸受け部を収納する軸受けハウジングとをさらに
    含み、前記軸受けハウジングは前記軸とともに軸方向に
    移動するものの、前記軸とともに回動することはなく、
    前記アダプタ部材がさらに前記軸受けハウジングに対す
    る接続部となり、これによって前記アダプタが前記軸受
    けハウジングに取り付けられ、前記アダプタが前記軸と
    ともに軸方向に移動可能となるが、前記軸とともに回動
    することはない状態となることを特徴とする請求項2に
    記載の分割形メカニカル端面シール。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングに取り付けられるアダプ
    タ部材と、前記軸に対して密封的に接続されるとともに
    前記主リング用ホルダ手段に対して軸方向に移動可能な
    駆動部材とをさらに含み、前記主リング用分割形ホルダ
    手段が半径方向に延在する2つの側壁によって形成され
    る環状溝をさらに含み、前記環状溝が前記ハウジングに
    接続された軸受け部を受け入れる形状および寸法とさ
    れ、前記軸受け部が前記主リング用ホルダ手段を、前記
    ハウジングに対して同じ軸方向位置に維持しながら前記
    分割形ホルダ手段を前記軸に対して回動させ、前記駆動
    部材が、前記軸の回動時に前記主リング用ホルダ手段に
    対しても同時に密封されるとともに、前記主リング用分
    割形ホルダ手段を前記軸とともに回動的に駆動する軸方
    向に摺動自在な手段をさらに含むことを特徴とする請求
    項1に記載の分割形メカニカル端面シール。
  6. 【請求項6】 前記駆動部材の軸方向に摺動可能な手段
    が前記分割形ホルダ手段上において長手方向に延在する
    少なくともひとつの溝穴からなり、前記駆動部材がさら
    に、前記各溝穴内に係合する形状および寸法とされた対
    応するピンを有しており、前記駆動部材を軸方向に自由
    に移動させながら同時に前記ピンにより前記主リング用
    分割形ホルダ手段を回動的に駆動することを特徴とする
    請求項4に記載のメカニカル端面シール。
  7. 【請求項7】 前記アダプタがさらに可撓性ブシュを受
    け入れる周方向の環状溝を含み、前記ブシュが前記軸を
    取り巻くようにして前記アダプタに取り付けられるとと
    もに、前記軸を前記ブシュに対して、両者間の相対的な
    非摩擦係合によって、回動および軸方向移動させる材料
    からなることを特徴とする請求項6に記載のメカニカル
    端面シール。
  8. 【請求項8】 前記駆動部材がさらに、長手方向に延在
    する少なくともひとつの溝穴が設けられた長手方向に延
    在する環状細長部を含み、前記軸方向に摺動可能な手段
    が、前記主リング用分割形ホルダ手段の半径方向内方部
    分から延在する対応するリブ部を含み、前記ひとつのリ
    ブ部が、前記各溝穴内に係合する形状および寸法とされ
    て、前記駆動部材を前記主密封リング用ホルダに対して
    軸方向に自由移動させながら同時に前記溝穴により前記
    リブ部を、よって前記主リング用分割形ホルダを前記軸
    とともに回動的に駆動することを特徴とする請求項4に
    記載のメカニカル端面シール。
  9. 【請求項9】 前記アダプタがさらに可撓性ブシュを受
    け入れる周方向の環状溝を含み、前記ブシュが、前記軸
    を取り巻くようにして前記アダプタに取付けられるとと
    もに、前記軸を前記ブシュに対して、両者間の相対的な
    非摩擦係合によって、回動および軸方向移動させる材料
    からなることを特徴とする請求項8に記載のメカニカル
    端面シール。
  10. 【請求項10】 前記分割形ホルダ手段が、接合状態の
    弧状部分で構成された別個の2つの環状リングをボルト
    止めしてなり、前記各環状リングが半径方向に延在する
    壁面をなして、前記軸受けを受け入れる溝を形成してい
    ることを特徴とする請求項9に記載のメカニカル端面シ
    ール。
  11. 【請求項11】 ハウジングと該ハウジングに対して回
    動するようにしてある軸との間に気密な密封状態をもた
    らす分割形メカニカル端面シールにおいて:複数個の弓
    形弧状部分によって形成された隣接する剛性かつ環状の
    主リングおよび相リングであって、各々が略半径方向の
    向かい合った密封面を形成する主リングおよび相リング
    と;前記各リングの前記弧状部分を互いに固着的に接合
    保持し、これによって前記リングにより形成される対向
    する前記各密封面をその全周にわたって非連続部分のな
    い円滑面にする手段であって:各々が自身に関連あるリ
    ングを前記軸と他方のリングとに対して略同軸に配置支
    持して、前記各リングの密封面が他方の前記リングの密
    封面の反対側に向かい合って位置するようにする前記主
    リング用分割形弾性手段および前記相リング用分割形弾
    性手段であって、該主リング用分割形弾性手段が前記主
    リングを軸方向および半径方向の移動に対して固定的に
    支持し、該相リング用分割形弾性リングが前記相リング
    を非固定的に支持するとともに前記相リングを前記主リ
    ングに対して軸方向に偏向させる前記主リング用弾性手
    段および前記相リング用弾性手段と;各々が前記それぞ
    れの分割形弾性手段と自身に関連あるリングとを実質的
    に同心状態に周方向に接続するとともに、互いに離脱可
    能に取り付けられ、かつ取り付けられた時に前記それぞ
    れの分割形弾性手段の少なくとも一部分を自身に関連あ
    る弧状部分に対してある程度密封的に加圧係合させる一
    対の半円形ホルダ部材からなる前記相リング用分割形ホ
    ルダ手段および前記主リング用分割形ホルダ手段とをさ
    らに含む接合保持手段と;前記主リングと前記主リング
    の位置決めを行なう前記分割弾性手段と前記主リング用
    分割形ホルダ手段とによって形成される主リング部と、
    前記相リングと前記相リングの位置決めを行なう前記相
    リング用分割形弾性手段と前記相リング用分割形ホルダ
    手段とによって形成される相リング部と;前記ハウジン
    グに対する前記軸の大幅な軸方向移動にかかわりなし
    に、軸回動時に前記主リング部に対する前記相リング部
    の位置を実質的に同じ相対的な軸方向位置に維持する分
    割形相対位置決め手段とからなることを特徴とする分割
    形メカニカル端面シール。
  12. 【請求項12】 前記ハウジングに対する密封状態を維
    持しながら前記ハウジングに対して軸方向に移動可能な
    アダプタをさらに含み、前記分割形相対位置決め手段が
    該アダプタに含まれることを特徴とする請求項11に記
    載の分割形メカニカル端面シール。
  13. 【請求項13】 前記アダプタがさらに環状キー溝を含
    み、前記分割形相対位置決め手段がさらに、前記軸のま
    わりに周方向に配置されるとともに前記軸に取り付けら
    れるスラスト軸受けを含み、前記環状キー溝が前記スラ
    スト軸受けのまわりに密着的に係合しながら両者間の相
    対的な回動を可能にする形状および寸法とされ、前記ス
    ラスト軸受けが、前記軸と前記スラスト軸受けとが軸方
    向に移動した時にこれに対応して前記アダプタを軸方向
    に移動させることを特徴とする請求項12に記載の分割
    形メカニカル端面シール。
  14. 【請求項14】 いずれも前記軸に取り付けられる軸受
    け部と該軸受け部を収納する軸受けハウジングとをさら
    に含み、前記軸受けハウジングは前記軸とともに軸方向
    に移動するものの、前記軸とともに回動することはな
    く、前記アダプタ部材がさらに前記軸受けハウジングに
    対する接続部となり、これによって前記アダプタが前記
    軸受けハウジングに取り付けられ、前記アダプタが前記
    軸とともに軸方向に移動可能となるが、前記軸とともに
    回動することはない状態となることを特徴とする請求項
    12に記載の分割形メカニカル端面シール。
  15. 【請求項15】 前記ハウジングに取り付けられるアダ
    プタ部材と、前記軸に対して密封的に接続されるととも
    に前記主リング用ホルダ手段に対して軸方向に移動可能
    な駆動部材とをさらに含み、前記主リング用分割形ホル
    ダ手段が半径方向に延在する2つの側壁によって形成さ
    れる環状溝をさらに含み、前記環状溝が前記ハウジング
    に接続された軸受け部を受け入れる形状および寸法とさ
    れ、前記軸受け部が前記主リング用ホルダ手段を、前記
    ハウジングに対して同じ軸方向位置に維持しながら前記
    分割形ホルダ手段を前記軸に対して回動させ、前記駆動
    部材が、前記軸の回動時に前記主リング用ホルダ手段に
    対しても同時に密封されるとともに、前記主リング用分
    割形ホルダ手段を前記軸とともに回動的に駆動する軸方
    向に摺動自在な手段をさらに含むことを特徴とする請求
    項11に記載の分割形メカニカル端面シール。
  16. 【請求項16】 前記駆動部材の軸方向に摺動可能な手
    段が前記分割形ホルダ手段上において長手方向に延在す
    る少なくともひとつの溝穴からなり、前記駆動部材がさ
    らに、前記各溝穴内に係合する形状および寸法とされた
    対応するピンを有しており、前記駆動部材を軸方向に自
    由に移動させながら同時に前記ピンにより前記主リング
    用分割形ホルダ手段を回動的に駆動することを特徴とす
    る請求項14に記載のメカニカル端面シール。
  17. 【請求項17】 前記アダプタがさらに可撓性ブシュを
    受け入れる周方向の環状溝を含み、前記ブシュが前記軸
    を取り巻くようにして前記アダプタに取り付けられると
    ともに、前記軸を前記ブシュに対して、両者間の相対的
    な非摩擦係合によって、回動および軸方向移動させる材
    料からなることを特徴とする請求項16に記載のメカニ
    カル端面シール。
  18. 【請求項18】 前記駆動部材がさらに、長手方向に延
    在する少なくともひとつの溝穴が設けられた長手方向に
    延在する環状細長部を含み、前記軸方向に摺動可能な手
    段が、前記主リング用分割形ホルダ手段の半径方向内方
    部分から延在する対応するリブ部を含み、前記ひとつの
    リブ部が、前記各溝穴内に係合する形状および寸法とさ
    れて、前記駆動部材を前記主密封リング用ホルダに対し
    て軸方向に自由移動させながら同時に前記溝穴により前
    記リブ部を、よって前記主リング用分割形ホルダを前記
    軸とともに回動的に駆動することを特徴とする請求項1
    4に記載のメカニカル端面シール。
  19. 【請求項19】 前記アダプタがさらに可撓性ブシュを
    受け入れる周方向の環状溝を含み、前記ブシュが、前記
    軸を取り巻くようにして前記アダプタに取付けられると
    ともに、前記軸を前記ブシュに対して、両者間の相対的
    な非摩擦係合によって、回動および軸方向移動させる材
    料からなることを特徴とする請求項18に記載のメカニ
    カル端面シール。
  20. 【請求項20】 前記分割形ホルダ手段が、接合状態の
    弧状部分で構成された別個の2つの環状リングをボルト
    止めしてなり、前記各環状リングが半径方向に延在する
    壁面をなして、前記軸受けを受け入れる溝を形成してい
    ることを特徴とする請求項19に記載のメカニカル端面
    シール。
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