JPH0771664A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0771664A
JPH0771664A JP5215478A JP21547893A JPH0771664A JP H0771664 A JPH0771664 A JP H0771664A JP 5215478 A JP5215478 A JP 5215478A JP 21547893 A JP21547893 A JP 21547893A JP H0771664 A JPH0771664 A JP H0771664A
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JP
Japan
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memory alloy
shape memory
pipe
shape
joint
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Application number
JP5215478A
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English (en)
Inventor
Nobuo Tada
伸雄 多田
Hideyasu Furukawa
秀康 古川
Minoru Otaka
稔 大高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Nuclear Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0771664A publication Critical patent/JPH0771664A/ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】管と、管を連結する形状記憶合金からなる継手
において、形状記憶合金に脱落防止機構を備えることに
より、形状記憶合金が脱落し、外部環境に悪影響を及ぼ
すことを防止する。 【構成】本継手は、形状記憶合金部材3のみからなり、
形状記憶合金部材3は、円筒部3bとリング上の突起3
aとが一体化されて構成されている。逆変態温度以上に
加熱後、突起3aは接続される管1及び管2の間隙に位
置する。 【効果】使用環境によって、万一管継手の形状記憶合金
部材の締結力が喪失した場合においても管継手の部材が
滑落することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は形状記憶合金を利用した
管継手に関し、特に形状記憶性能を劣化させる環境下に
ある管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より形状記憶合金を用いた管継手が
知られている。
【0003】これらの管継手は、形状記憶合金よりなる
継手部材をマルテンサイト変態温度以下まで冷却して、
接続されるべき管の直径よりやや大きめにして拡管して
所定位置に配置後、逆変態温度以上に加熱して継手部材
を収縮させて接続するものである。
【0004】これらの継手の中には、特公昭61−6487号
公報に示されているように、耐食性等の観点から、形状
記憶合金部材と接続される管との間にライナー材を用い
たものや、さらには接続管との接触部に突起のものを設
けて、収縮後に接続管に食い込ませて把持能力を高める
等の工夫がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、これら従来
の管継手においては、以下に示すような不都合がある。
すなわち、管継手は、その使用される箇所によっては、
高中性子照射を浴びたり、程度の大きい熱サイクルにさ
らされたりする可能性がある。
【0006】形状記憶特性を有する合金は、一般的にこ
れらの厳しい環境におかれた場合、その形状記憶特性が
失われあるいは大幅に劣化するいわゆる記憶ぼけといっ
た現象が知られている。
【0007】従来の管継手においては、この現象につい
て考慮がほとんどされておらず、もし使用中にこの現象
が生じた場合には、継手性能が失われ、最悪の場合には
形状記憶合金部材が滑落し事故につながる可能性があっ
た。
【0008】あるいは、特公平2−203094 号公報に示さ
れているように、継手に接続管よりも硬度の高い突起を
設けて管を塑性変形せしめている例も見受けられるが、
これらの例では突起の製造に手間がかかり継手が高価な
ものになってしまったり、また、接続管の強度が大きく
塑性変形しにくいものにあってはその効果は期待できな
い。
【0009】本発明の目的は、かかる事故を未然に防止
でき、なおかつ安価である継手部材の滑落防止機構を備
えた継手を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、加
熱による形状回復ひずみを利用して管の接続を行う管継
手であって、形状記憶合金部材の加工が比較的容易であ
り、かつ形状記憶合金部材の締結力によらない機構によ
ってその滑落防止をはかったものである。
【0011】
【作用】形状記憶合金製管継手は、形状回復効果によっ
て締結力を生ずるものである。その締結力は、使用環境
によっては失われる可能性があるがその形状は締結時の
まま保たれる。
【0012】したがって、締結後の管継手部材の形状な
らびに管の形状が機械的に互いに嵌合するものになって
いれば、万一管継手の形状記憶合金部材の締結力が喪失
した場合においても管継手の部材が滑落することがなく
なる。
【0013】
【実施例】図1に第一の実施例を示す。
【0014】本継手は、形状記憶合金部材3のみからな
り、形状記憶合金部材3は、円筒部3bとリング上の突
起3aとが一体化されて構成されている。
【0015】形状記憶合金部材3の円筒部内径は接続さ
れる管1および管2の外径よりもやや小さめに加工した
後、マルテンサイト変態温度以下まで冷却して管1およ
び管2の外径よりもやや大きめに拡管せしめ、管1およ
び管2の管端に配置しその後直ちに逆変態温度以上に加
熱して収縮させる。
【0016】突起3aは締結時以降、何らかの要因で継
手の形状記憶特性が失われた後にも管1および管2の間
に位置していることから、形状記憶合金部材3は滑落す
ることがない。
【0017】突起3aの高さは、管1および管2の用途
や、配置状況によって選ばれる。内部を流体が通る場合
には突起3aの高さを接合される管1および管2の肉厚
と等しくしておけば、内部の流体の流れを阻害したり乱
したりすることがない。
【0018】また、内部を通過する物体のガイドチュー
ブである場合には、肉厚以下の高さが選定される。さら
に管1,管2が軸方向に自由に移動できないような設置
状況である場合には、マルテンサイト変態温度以下で拡
管する際に、突起3aの内径が管1および管2の外径よ
りもやや大きめになるように突起3aの高さを選定して
おく必要がある。
【0019】なお、本例では突起3aをリング状とした
が、単数の突起あるいは不連続な複数の突起でも同様な
性能を有することは明らかである。
【0020】図2に第二の実施例を示す。
【0021】管4ならびに管5は各々管端が加工され、
細経部4aならびに細経部5aを有している。
【0022】円筒上の形状記憶合金部材6は、内径が接
続される管4の細経部4aおよび管5の細経部5aの外
径のいずれか小なるものよりもやや小さめに加工した
後、マルテンサイト変態温度以下まで冷却して管4の細
経部4aおよび管5の細経部5aの外径のいずれか大な
るものよりもやや大きめに拡管せしめ、管4および管5
の管端に配置しその後直ちに逆変態温度以上に加熱して
収縮させる。
【0023】収縮後の形状記憶合金部材6の内径は締結
時以降、何らかの要因で継手の形状記憶特性が失われた
後にも管4及び管5の外径よりも小であることから、形
状記憶合金部材6は滑落することがない。
【0024】本実施例によれば、形状記憶合金部材6の
形状を単純なものとできる。
【0025】図3に第三の実施例を示す。
【0026】本継手は、3つの形状記憶合金部材7,
8,9ならびに形状記憶合金部材7,8,9と接続され
る管1あるいは管2との間に位置するスリーブ部材10
から構成されている。
【0027】スリーブ部材10の内側にはリング上の突
起10aが設けられている。また、スリーブ部材10の
下部外側の形状記憶合金部材9に対応する位置には溝1
0bが掘られている。
【0028】形状記憶合金部材7は、逆変態温度以上に
加熱されて収縮し管1の上部とスリーブ部材10の上部
とを締結する。
【0029】形状記憶合金部材8は、突起10aに対応
した場所に位置し、収縮して突起10aを内側へ押し込
む。
【0030】形状記憶合金部材9は、逆変態温度以上に
加熱されて収縮し下部の管2とスリーブ部材10の下部
とを締結すると同時に形状記憶合金部材9の内面に設け
られたリング上の突起9aがスリーブ部材10の下部外
側の溝10bに嵌合する。
【0031】突起10aは締結時以降、何らかの要因で
継手の形状記憶特性が失われた後にも管1および管2の
間に位置していることから、スリーブ部材10は滑落す
ることがない。
【0032】また、突起9aも締結時以降、何らかの要
因で継手の形状記憶特性が失われた後にも溝10bに嵌
合していることから、形状記憶合金部材9は滑落するこ
とがない。
【0033】更に、形状記憶合金部材9より上部に位置
する形状記憶合金部材7ならびに形状記憶合金部材8も
形状記憶合金部材9がストッパーとなり滑落することが
ない。
【0034】突起10aの高さは、管1および管2の用
途や、配置状況によって選ばれるのは第一の実施例と同
様である。
【0035】また、スリーブ部材10の肉厚や材料,突
起10aの高さ,形状記憶合金部材7および形状記憶合
金部材9の配置によっては形状記憶合金部材8を省略す
ることも可能である。
【0036】本例によれば、形状記憶合金部材が管の内
部の物体に触れることがないので管の内部を腐食性の物
質が通過する場合でもスリーブ部材10の材質を適当に
選ぶことによって形状記憶合金部材の腐食を防止するこ
とができる。
【0037】なお、本例では突起9aならびに突起10
aをリング状としたが、単数の突起あるいは不連続な複
数の突起でも同様な性能を有することは明らかである。
【0038】また、本例では下部に位置する形状記憶合
金部材9のみにスリーブ部材10との嵌合機能を持たせ
たが、形状記憶合金部材7ならびに形状記憶合金部材8
にも同様な機構を設けることもできる。
【0039】図4に第四の実施例を示す。
【0040】本継手は、3つの形状記憶合金部材11,
12,13ならびに形状記憶合金部材11,12,13
と接続される管1あるいは管2との間に位置するスリー
ブ部材14から構成されている。
【0041】スリーブ部材14の内側にはリング上の突
起14aが設けられている。
【0042】また、スリーブ部材14の下端部外側には
突起14bが設けられている。形状記憶合金部材11、
ならびに形状記憶合金部材13は、逆変態温度以上に加
熱されて収縮し管1とスリーブ部材14の上部と下部と
を各々を締結する。
【0043】形状記憶合金部材12は、突起14aに対
応した場所に位置し、収縮して突起14aを内側へ押し
込む。
【0044】突起14aは締結時以降、何らかの要因で
継手の形状記憶特性が失われた後にも管1および管2の
間に位置していることから、スリーブ部材14は滑落す
ることがない。
【0045】また、突起14bは締結時以降、何らかの
要因で継手の形状記憶特性が失われた後にも形状記憶合
金部材11,12,13のストッパーとなり滑落するこ
とがない。
【0046】突起14aの高さは、管1および管2の用
途や、配置状況によって選ばれるのは第一の実施例と同
様である。
【0047】また、スリーブ部材14の肉厚や材料,突
起14aの高さ,形状記憶合金部材11および形状記憶
合金部材13の配置によっては形状記憶合金部材12を
省略することも可能である。
【0048】本例によれば、形状記憶合金部材が管の内
部の物体に触れることがないので管の内部を腐食性の物
質が通過する場合でもスリーブ部材14の材質を適当に
選ぶことによって形状記憶合金部材の腐食を防止するこ
とができる。
【0049】なお、本例では突起13aをリング状とし
たが、単数の突起あるいは不連続な複数の突起でも同様
な性能を有することは明らかである。
【0050】また、本例によれば、形状記憶合金部材1
1,12,13を単純な円筒形とできるので製造が容易
となる。
【0051】図5に第五の実施例を示す。
【0052】本継手は、3つの形状記憶合金部材15,
16,17ならびに形状記憶合金部材15,16,17
と接続される管1あるいは管2との間に位置するスリー
ブ部材18から構成されている。
【0053】スリーブ部材18は上部から下部に向かう
に従って、細径部18a,中径部18b,太径部18c
とステップ状の外形を有し、下端部外側には突起18b
が設けられている。
【0054】また、スリーブ部材18の内側にはリング
上の突起18eが設けられている。形状記憶合金部材1
5,16,17は、各々スリーブ部材18の細径部18
a,中径部18b,太径部18cに対応しており、形状
記憶合金部材15,16,17の収縮前の内径は各々中
径部18b,太径部18c,突起18eの外径より小さ
なものとなっている。
【0055】形状記憶合金部材16は、突起18dに対
応した場所に位置し、収縮して突起18dを内側へ押し
込む。
【0056】突起18dは締結時以降、何らかの要因で
継手の形状記憶特性が失われた後にも管1および管2の
間に位置していることから、スリーブ部材18は滑落す
ることがない。
【0057】また、スリーブ部材18の外径はステップ
状になっているので、締結時以降、何らかの要因で継手
の形状記憶特性が失われた後にも形状記憶合金部材1
5,16,17のストッパーとなり、形状記憶合金部材
15,16,17は滑落することがない。
【0058】突起18dの高さは、管1および管2の用
途や、配置状況によって選ばれるのは第一の実施例と同
様である。
【0059】また、スリーブ部材18の肉厚や材料,突
起18dの高さ,形状記憶合金部材15および形状記憶
合金部材17の配置によっては形状記憶合金部材16を
省略することも可能である。
【0060】本例によれば、形状記憶合金部材が管の内
部の物体に触れることがないので管の内部を腐食性の物
質が通過する場合でもスリーブ部材18の材質を適当に
選ぶことによって形状記憶合金部材の腐食を防止するこ
とができる。
【0061】また、本例では突起18dをリング状とし
たが、単数の突起あるいは不連続な複数の突起でも同様
な性能を有することは明らかである。
【0062】さらに、本例によれば、形状記憶合金部材
11,12,13を単純な円筒形とできるので製造が容
易となる他、収縮施工前の形状記憶合金部材の位置決め
を容易にすることができる利点がある。
【0063】図6に第六の実施例を示す。
【0064】本継手は、円筒形の形状記憶合金部材19
ならびに形状記憶合金部材19と接続される管1あるい
は管2との間に位置するスリーブ部材20から構成され
ている。
【0065】形状記憶合金部材19には、複数の穴19
aが設けられている。スリーブ部材20は形状記憶合金
部材19の逆変態温度以上では塑性変形しやすい材質で
できており、施工前は円筒形をしている。
【0066】形状記憶合金部材19が逆変態温度以上に
加熱され収縮する際、スリーブ部材20も同程度の温度
になり軟化して塑性変形を起こし管1と管2の間隙およ
び形状記憶合金部材19の穴19aに滲出し、施工後に
は内面に張出した突起20aならびに外面に張出した突
起20bが形成される。
【0067】突起20aは締結時以降、何らかの要因で
継手の形状記憶特性が失われた後にも管1および管2の
間に位置していることから、スリーブ部材20は滑落す
ることがない。
【0068】また、突起20bも締結時以降、何らかの
要因で継手の形状記憶特性が失われた後にも形状記憶合
金部材19の穴19aと嵌合を続けることから、形状記
憶合金部材19は滑落することがない。
【0069】本例によれば、形状記憶合金部材が管の内
部の物体に触れることがないので管の内部を腐食性の物
質が通過する場合でもスリーブ部材20の材質を適当に
選ぶことによって形状記憶合金部材の腐食を防止するこ
とができる。
【0070】また、本例ではスリーブ部材20が充填剤
の役割を果たすので、継手の密封性能が向上する利点が
ある。
【0071】なお、本例では穴19aを複数としたが、
単数でも同様な性能を有するのは明らかである。ただ
し、穴19aは複数とし何らかの対称性を持たせておく
のが、スリーブ部材20の変形上好ましい。
【0072】図7に第七の実施例を示す。
【0073】本継手は、円筒形の形状記憶合金部材21
ならびに形状記憶合金部材21と接続される管1あるい
は管2との間に位置するスリーブ部材22から構成され
ている。
【0074】スリーブ部材22は形状記憶合金部材21
の逆変態温度以上では塑性変形しやすい材質でできてお
り、施工前は円筒形をしている。
【0075】また、スリーブ部材22の長さは形状記憶
合金部材21の長さよりも長くなっており、施工時には
形状記憶合金部材21の上下端から両側にスリーブ部材
22が張り出すように配置される。
【0076】形状記憶合金部材21が逆変態温度以上に
加熱され収縮する際、スリーブ部材22も同程度の温度
になり軟化して塑性変形を起こし管1と管2の間隙に滲
出し、施工後には内面に張出した突起22cが形成され
る。
【0077】また同様に形状記憶合金部材21の上下に
突起22aならびに突起22bが形成される。
【0078】突起22cは締結時以降、何らかの要因で
継手の形状記憶特性が失われた後にも管1および管2の
間に位置していることから、スリーブ部材22は滑落す
ることがない。
【0079】また、突起22aならびに突起22bによ
って形状記憶合金部材21も滑落することがない。
【0080】本例によれば、形状記憶合金部材が管の内
部の物体に触れることがないので管の内部を腐食性の物
質が通過する場合でもスリーブ部材20の材質を適当に
選ぶことによって形状記憶合金部材の腐食を防止するこ
とができる。
【0081】また、本例ではスリーブ部材20が充填剤
の役割を果たすので、継手の密封性能が向上する利点が
ある。さらに、形状記憶合金部材の形状を単純なものに
することができる。
【0082】図8及び図9に第八の実施例を示す。
【0083】本継手は、円筒形の形状記憶合金部材23
ならびに管1および管2との間に位置し、外周に突起2
4aを有するリング24から構成されている。形状記憶
合金部材23はリング24の突起24aに相当する位置
に嵌合用の穴23aを有しており、逆変態温度以上に加
熱され収縮する際、突起24aと嵌合する。
【0084】突起23aは締結時以降、何らかの要因で
継手の形状記憶特性が失われた後にも突起24aと嵌合
していることから、形状記憶合金部材23は滑落するこ
とがない。
【0085】また、形状記憶合金部材23が滑落しない
のでリング24も滑落することがない。
【0086】図10及び図11に第八の実施例の変形例
を示す。
【0087】本継手は、円筒形の形状記憶合金部材25
ならびに管1および管2との間に位置し、外周に突起2
6aを有するリング26から構成されている。
【0088】形状記憶合金部材25はリング26の突起
26aに相当する位置に嵌合用の非貫通穴25aを有し
ており、逆変態温度以上に加熱され収縮する際、突起2
6aと嵌合する。
【0089】突起25aは締結時以降、何らかの要因で
継手の形状記憶特性が失われた後にも突起26aと嵌合
していることから、形状記憶合金部材25は滑落するこ
とがない。
【0090】また、形状記憶合金部材25が滑落しない
のでリング26も滑落することがない。
【0091】本例によれば、継手の密封性が要求される
箇所にも適用が可能である。
【0092】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば管
継手として構成される形状記憶合金及びスリーブ等の脱
落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図5】本発明の第5の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図6】本発明の第6の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図7】本発明の第7の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図8】本発明の第8の実施例による継手の縦断面図で
ある。
【図9】本発明の第8の実施例による継手の横断面図で
ある。
【図10】本発明の第8の実施例の変形例による継手の
縦断面図である。
【図11】本発明の第8の実施例の変形例による継手の
横断面図である。
【符号の説明】 1,2,4,5…管、3,6,7,8,9,11,1
2,13,15,16,17,19,21,23,25
…形状記憶合金部材、3a,9a,10a,14a,14
b,18d,20a,20b,22a,22b,22
c,24a,26a…滑落防止用の突起、3b…円筒
部、4a,5a,18a…細径部、10,14,18,
20,22…スリーブ部材、18b…中径部、18c…
太径部、23a,25a…嵌合用穴、24,26…リン
グ。
フロントページの続き (72)発明者 古川 秀康 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 大高 稔 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 日立ニ ュークリアエンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱による形状回復ひずみを利用して管の
    締結を行う形状記憶合金性の管継手であって、加熱によ
    る形状回復後に締結されるべき管と滑落防止の嵌合機構
    が生じることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】形状記憶合金性の形状回復部材と、上記形
    状回復部材と締結されるべき管との間に位置するスリー
    ブ部材とからなる管継手であって、加熱による形状回復
    後に締結されるべき管とスリーブ部材との間に滑落防止
    の嵌合機構が生じ、かつスリーブ部材と形状回復部材と
    の間に滑落防止の嵌合機構が生じることを特徴とする管
    継手。
  3. 【請求項3】形状記憶合金性の形状回復部材と、締結さ
    れるべき2本の管の間に位置する嵌合用部材とからなる
    管継手であって、加熱による形状回復後に嵌合用部材と
    形状回復部材との間に滑落防止の嵌合機構が生じること
    を特徴とする管継手。
  4. 【請求項4】形状記憶合金性の形状回復部材と、締結さ
    れるべき2本の管の間に位置する嵌合用部材と、上記形
    状回復部材と締結されるべき管との間に位置するスリー
    ブ部材とからなる管継手であって、加熱による形状回復
    後に嵌合用部材とスリーブ部材との間に滑落防止の嵌合
    機構が生じ、かつスリーブ部材と形状回復部材との間に
    滑落防止の嵌合機構が生じることを特徴とする管継手。
  5. 【請求項5】形状記憶合金性の形状回復部材と、上記形
    状回復部材と締結されるべき管との間に位置する塑性変
    形部材とからなる管継手であって、加熱による形状回復
    にともない塑性変形部材が変形し、形状回復部材滑落防
    止の嵌合機構が生じることを特徴とする管継手。
  6. 【請求項6】形状記憶合金性の形状回復部材と、上記形
    状回復部材と締結されるべき管との間に位置するスリー
    ブ部材ならびに塑性変形部材とからなる管継手であっ
    て、加熱による形状回復にともない塑性変形部材が変形
    し、形状回復部材あるいはスリーブ部材あるいはその双
    方の滑落防止嵌合機構が生じることを特徴とする管継
    手。
JP5215478A 1993-08-31 1993-08-31 管継手 Pending JPH0771664A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032468A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Hitachi Ltd 中性子計測管の接続方法及び中性子計測管
JP2013002490A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toshiba Corp 再処理用配管継手およびこの再処理用配管継手を使用した再処理施設環境下における配管補修方法、再処理用機器
JP2013056578A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置およびその製造方法
CN113716389A (zh) * 2021-09-08 2021-11-30 东莞市正润电业科技有限公司 一种退扭铜箔丝同步缠绕设备及其使用方法

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