JPH0771803A - 空気調和装置の状態監視装置 - Google Patents

空気調和装置の状態監視装置

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JPH0771803A
JPH0771803A JP5217808A JP21780893A JPH0771803A JP H0771803 A JPH0771803 A JP H0771803A JP 5217808 A JP5217808 A JP 5217808A JP 21780893 A JP21780893 A JP 21780893A JP H0771803 A JPH0771803 A JP H0771803A
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伸廣 楠本
Yukio Shigenaga
幸雄 重永
Kazuto Fujita
一登 藤田
Masazumi Tada
雅純 多田
Takashi Kurokawa
隆史 黒川
Shoji Nakagami
昭次 仲上
Masashi Iwai
雅志 岩井
Masahiro Tanaka
雅宏 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空調機の各種異常を前以て検出して報知するこ
とにより、異常対応の強化を図ると共に、機器類の長寿
命化及び消費電力の低減等を図る。 【構成】複数の空調機(1,1, … )の運転データを受信す
る複数のローカルコントローラ(6,6, … )から各空調機
(1,1, … )の運転データを受信するホストコントローラ
(7) が設けられている。上記各空調機(1) における複数
の運転状態値を検出する複数の状態検出手段(Th4,P1,1
3, … )が設けられている。更に、上記状態検出手段(Th
4,P1,13, … )の各検出運転状態値に基づいた異常の兆
候を判別して予備信号を出力する複数の状態判別手段(6
3,71, … )が設けられている。加えて、上記各予備信号
に基づいて空調機(1) の異常を予知して異常予知信号を
出力する異常予知手段(73)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の状態監
視装置に関し、特に、異常予知機能に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置の状態監視装置
には、特開平2−195164号公報及び特開平2−1
95165号公報に開示されているように、圧縮機と凝
縮器と膨脹弁と蒸発器とを有する空気調和装置におい
て、蒸発器における冷媒の過熱度が所定温度以下で、且
つ圧縮機の吐出ガス温度と凝縮器の冷媒温度との差温が
所定温度以下であると、液バックの警報信号を出力する
一方、凝縮器の冷媒温度と外気温度との差温が所定温度
以上で、且つ凝縮器における冷媒の過冷却度が所定温度
以上であると、冷媒過充填の警報信号を出力し、異常を
報知するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
の状態監視装置においては、異常な運転状態になると、
単にその異常を検出して報知するようにしているのみで
あるので、警報信号が出力されると、早急に異常措置を
施す必要があった。しかしながら、これでは、異常が発
生するまで警報信号が出力されないので、迅速な対応を
行うことができないという問題があった。つまり、前以
て異常を検出しようとするものではないので、異常運転
を行われない限り、何らの措置も成されないという問題
があった。また、異常が発生するまで、最適運転が保持
されないことになり、圧縮機などの機器類の負担が大き
くなり、該機器類の寿命を縮める結果となり、且つ消費
電力の増大等を招くという問題があった。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、空調機の各種異常を前以て検出して報知することに
より、異常措置の強化を図ると共に、機器類の長寿命化
及び消費電力の低減等を図ることを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、空調機の運転状態に基づ
く予備信号によって異常を予知するようにしたものであ
る。具体的に、図1に示すように、請求項1に係る発明
が講じた手段は、先ず、圧縮機(21)と熱源側熱交換器(2
4)と膨脹機構(25, 32)と利用側熱交換器(31)とを有する
空調機(1) と、該空調機(1) における複数の運転状態値
を検出して各運転状態値の状態信号を出力する複数の状
態検出手段(Th4,P1,13, … )とが設けられている。更
に、該状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受け
て各運転状態値が該各運転状態値に対応して予め設定さ
れた監視値になると各運転状態値に基づいた異常の兆候
を判別して予備信号を出力する複数の状態判別手段(63,
71, … )が設けられている。加えて、該各状態判別手段
(63,71, … )が予備信号を出力すると、該予備信号に基
づいて空調機(1) の異常を予知して異常予知信号を出力
する異常予知手段(73)が設けられた構成としている。
【0006】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、先ず、圧縮機(21)と熱源側熱交換器(24)と膨脹機構
(25, 32)と利用側熱交換器(31)とを有する複数の空調機
(1,1,… )と、該各空調機(1,1, … )における運転デー
タを受信するコントローラ(7)と、上記各空調機(1) に
おける複数の運転状態値を検出して各運転状態値の状態
信号を運転データとしてコントローラ(7) に出力する複
数の状態検出手段(Th4,P1,13, … )とが設けられてい
る。更に、上記コントローラ(7) には、上記状態検出手
段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて各運転状態値が
該各運転状態値に対応して予め設定された監視値になる
と各運転状態値に基づいた異常の兆候を判別して予備信
号を出力する複数の状態判別手段(63,71, … )が設けら
れている。加えて、上記コントローラ(7) には、上記各
状態判別手段(63,71, … )が予備信号を出力すると、該
予備信号に基づいて空調機(1) の異常を予知して異常予
知信号を出力する異常予知手段(73)が設けられた構成と
している。また、請求項3に係る発明が講じた手段は、
先ず、圧縮機(21)と熱源側熱交換器(24)と膨脹機構(25,
32)と利用側熱交換器(31)とを有する複数の空調機(1,
1,… )と、該各空調機(1,1, … )における運転データを
受信する複数のローカルコントローラ(6,6, … )とが設
けられている。そして、該複数のローカルコントローラ
(6,6, … )から上記各空調機(1,1, … )の運転データを
受信するホストコントローラ(7) と、上記各空調機(1)
における複数の運転状態値を検出して各運転状態値の状
態信号を運転データとしてローカルコントローラ(6) に
出力する複数の状態検出手段(Th4,P1,13, … )とが設け
られている。更に、上記ローカルコントローラ(6,6, …
)及びホストコントローラ(7) には、上記状態検出手段
(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて各運転状態値が該
各運転状態値に対応して予め設定された監視値になると
各運転状態値に基づいた異常の兆候を判別して予備信号
を出力する複数の状態判別手段(63,71, … )が設けられ
ている。加えて、上記ホストコントローラ(7) には、上
記各状態判別手段(63,71, … )が予備信号を出力する
と、該予備信号に基づいて空調機(1) の異常を予知して
異常予知信号を出力する異常予知手段(73)が設けられた
構成としている。
【0007】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、上記請求項3記載の発明において、ローカルコント
ローラ(6) が、空調機(1) における特定の運転状態値で
あって所定時間内における運転状態値の代表値をストア
する代表ファイル(6a)と、空調機(1) における特定の運
転状態値であって所定時間内における運転状態値の最大
最小値をストアする最大最小ファイル(6b)と、空調機
(1) における特定の運転状態値であって所定時間内にお
ける空調制御の運転時間の積算値をストアする積算ファ
イル(6c)と、空調機(1) における特定の運転状態値であ
って所定時間内における空調制御の回数値をストアする
回数ファイル(6d)と備えると共に、上記空調機(1,1, …
)からのリアルタイムで受信する運転データから各ファ
イル(6a 〜 6d)のコードに対応した運転状態値の運転デ
ータを各ファイルに書込むデータ処理手段(65)と、上記
各ファイル(6a 〜 6d)にストアされた運転データを予め
設定された時間毎にホストコントローラ(7) に送信する
定時送信手段(66)とを備えた構成としている。また、請
求項5に係る発明が講じた手段は、上記請求項4記載の
発明における各ファイル(6a 〜 6d)に加え、状態判別手
段(63)の予備信号に対応した異常予知データをストアす
る異常予知ファイル(6e)を備えた構成としている。
【0008】また、請求項6に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1〜5の何れか1記載の発明において、
複数の状態判別手段(63,71, … )が、状態検出手段(Th
4,P1,13, … )の状態信号を受けて瞬時の運転状態値が
監視値になると予備信号を出力するリアル判別手段(63)
と、状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて
所定時間内における運転状態の傾向を示す運転状態値が
監視値になると予備信号を出力するトレンド判別手段(7
1)とより構成されたものである。また、請求項7に係る
発明が講じた手段は、上記請求項6記載の発明における
リアル判別手段(63)とトレンド判別手段(71)とに加え、
状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて所定
時間内における空調制御の運転状態値が監視値になると
予備信号を出力する制御判別手段(72)を設けた構成とし
ている。また、請求項8に係る発明が講じた手段は、上
記請求項1〜7の何れか1記載の発明において、異常予
知手段(73)が、全状態判別手段(63,71, … )の予備信号
を受けると異常予知信号を出力する論理積機能を備え、
また、請求項9に係る発明が講じた手段が、異常予知手
段(73)は、各状態判別手段(63,71, … )の何れかの予備
信号を受けると異常予知信号を出力する論理和機能を備
え、また、請求項10に係る発明が講じた手段は、各状態
判別手段(63,71, … )が、第1監視値と該第1監視値よ
り監視条件が厳しい値の第2監視値とを有し、運転状態
値が第1監視値になると第1予備信号を、運転状態値が
第2監視値になると第2予備信号を出力するように構成
される一方、異常予知手段(73)が、全状態判別手段(63,
71,… )の第1予備信号を受けると異常予知信号を出力
する論理積機能と、各状態判別手段(63,71, … )の何れ
かの第2予備信号を受けると異常予知信号を出力する論
理和機能とを備えた構成としている。
【0009】また、請求項11に係る発明が講じた手段
は、上記請求項3〜5の何れか1記載の発明において、
ローカルコントローラ(6,6, … )の状態判別手段(63)は
リアル判別手段(63)で構成され、また、請求項12に係る
発明が講じた手段は、上記請求項3〜5の何れか1記載
の発明において、空調機(1,1, … )とローカルコントロ
ーラ(6,6, … )とは専用回線(52)で、ローカルコントロ
ーラ(6,6, … )とホストコントローラ(7) とは電話回線
(53)で接続された構成としている。
【0010】また、請求項13に係る発明が講じた手段
は、上記請求項6又は7記載の発明において、トレンド
判別手段(71)が、空調機(1) における特定の運転状態値
であって所定時間内における運転状態値の代表値が監視
値になると予備信号を出力するように構成され、また、
請求項14に係る発明が講じた手段は、トレンド判別手段
(71)が、空調機(1) における特定の運転状態値であって
所定時間内における運転状態の最大最小値が監視値にな
ると予備信号を出力するように構成され、また、請求項
15に係る発明が講じた手段は、トレンド判別手段(71)
が、空調機(1) における特定の運転状態値であって所定
時間内における運転状態値の代表値が監視値になると予
備信号を出力すると共に、空調機(1) における特定の運
転状態値であって所定時間内における運転状態値の最大
最小値が監視値になると予備信号を出力するように構成
されたものである。また、請求項16に係る発明が講じた
手段は、上記請求項1〜10の何れか1記載の発明におい
て、異常予知手段(73)が、各状態判別手段(63,71, … )
の予備信号に基づき冷媒不足を予知してガス欠予知信号
を出力し、また、請求項17に係る発明が講じた手段は、
異常予知手段(73)が、各状態判別手段(63,71, … )の予
備信号に基づき利用側熱交換器(31)の汚れ又は利用側熱
交換器(31)におけるフィルタ汚れを予知して汚れ予知信
号を出力する構成としている。
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
空調機(1) が冷房運転等の空調運転を行っており、この
空調機(1) における複数の運転状態値を複数の運転検出
手段が検出し、例えば、低圧圧力や外気温度などを検出
して状態信号を出力する。具体的に、請求項2に係る発
明では1つのコントローラ(7) に出力し、また、請求項
3に係る発明では、ローカルコントローラ(6,6, … )に
出力し、請求項12に係る発明では、専用回線(52)を介し
てローカルコントローラ(6,6, … )に送信されことにな
る。この状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を状
態判別手段(63,71, … )が受けて運転状態値と監視値と
を比較し、該運転状態値が監視値になると異常の兆候を
判別して予備信号を出力する。そして、この予備信号を
異常予知手段(73)が受けて異常を予知し、異常予知信号
を出力する。例えば、請求項2に係る発明ではコントロ
ーラ(7) に設けられた異常予知手段(73)が、請求項3に
係る発明ではホストコントローラ(7) に設けられた異常
予知手段(73)が異常予知信号を出力し、請求項12に係る
発明では、予備信号を電話回線(53)を介してホストコン
トローラ(7) が受けて異常予知手段(73)が異常予知信号
を出力することになる。
【0012】また、請求項4に係る発明では、ローカル
コントローラ(6,6, … )において、各空調機(1) の運転
データからデータ処理手段(65)が運転状態値の代表値を
代表ファイル(6a)に、最大最小値を最大最小ファイル(6
b)に、空調制御の運転時間の積算値を積算ファイル(6c)
に、空調制御の回数値を回数ファイル(6d)にそれぞれス
トアし、また、請求項5に係る発明では、請求項4の発
明における各ファイル(6a 〜 6d)に加え、状態判別手段
(63,71, … )の予備信号に基づいて異常予知データを異
常予知ファイル(6e)にストアする。そして、各ファイル
(6a 〜 6e)にストアされた各データは定時送信手段(66)
によって所定時間毎に、例えば、1日毎にホストコント
ローラ(7) に送信される。また、請求項6に係る発明で
は、瞬時の運転状態値が監視値になるとリアル判別手段
(63)が予備信号を出力すると共に、運転状態の傾向を示
す運転状態値が監視値になるとトレンド判別手段(71)が
予備信号を出力し、また、請求項7に係る発明では、リ
アル判別手段(63)及びトレンド判別手段(71)に加え、空
調制御の運転状態値が監視値になると制御判別手段(72)
が予備信号を出力し、また、請求項11に係る発明では、
リアル判別手段(63)はローカルコントローラ(6,6, … )
からホストコントローラ(7) に予備信号を出力すること
になる。また、請求項8に係る発明では、異常予知手段
(73)は、全状態判別手段(63,71, … )の予備信号、例え
ば、リアル判別手段(63)、トレンド判別手段(71)及び制
御判別手段(72)の全予備信号を受けると異常予知信号を
出力し、また、請求項9に係る発明では、異常判別手段
は、各状態判別手段(63,71, … )の何れかの予備信号を
受けると異常予知信号を出力し、また、請求項10に係る
発明では、各状態判別手段(63,71, … )は、第1監視値
と該第1監視値より監視条件が厳しい値の第2監視値と
を有し、運転状態値が第1監視値になると第1予備信号
を、運転状態値が第2監視値になると第2予備信号を出
力し、異常予知手段(73)は、全状態判別手段(63,71, …
)の第1予備信号を受けると異常予知信号を出力すると
共に、各状態判別手段(63,71, … )の何れかの第2予備
信号を受けると異常予知信号を出力することになる。
【0013】また、請求項13に係る発明では、トレンド
判別手段(71)は、空調機(1) における特定の運転状態値
であって所定時間内における運転状態値の代表値が監視
値になると予備信号を出力し、また、請求項14に係る発
明では、トレンド判別手段(71)は、空調機(1) における
特定の運転状態値であって所定時間内における運転状態
の最大最小値が監視値になると予備信号を出力し、ま
た、請求項15に係る発明では、トレンド判別手段(71)
は、空調機(1) における特定の運転状態値であって所定
時間内における運転状態値の代表値が監視値になると予
備信号を出力すると共に、空調機(1) における特定の運
転状態値であって所定時間内における運転状態値の最大
最小値が監視値になると予備信号を出力することにな
る。また、請求項16に係る発明では、異常予知手段(73)
は、各状態判別手段(63,71, … )の予備信号に基づき冷
媒不足を予知してガス欠予知信号を出力し、また、請求
項17に係る発明では、異常予知手段(73)は、各状態判別
手段(63,71, … )の予備信号に基づき利用側熱交換器(3
1)の汚れ又は利用側熱交換器(31)におけるフィルタ汚れ
を予知して汚れ予知信号を出力し、冷媒不足の予知やフ
ィルタ汚れの予知を行うことになる。
【0014】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
空調機(1) の運転状態値から異常の兆候を判別し、異常
予知を行うようにしたゝめに、異常が発生するまでに異
常の発生要因を除去することができるので、極めて迅速
に措置を行うことができ、保守サービスの強化を図るこ
とができる。更に、異常を予知して最適運転状態を確保
することができるので、圧縮機(21)などの機器類の負担
を軽減することができると共に、該機器類の長寿命化を
図ることができ、無駄な電力消費を防止することができ
る。また、請求項2に係る発明によれば、複数台の空調
機(1,1, … )の運転データが1つのコントローラ(7) に
送信されるので、複数台の空調機(1,1, … )を一括して
監視することができる。また、請求項3に係る発明によ
れば、複数台の空調機(1,1, … )からの運転データをロ
ーカルコントローラ(6,6, … )を介してホストコントロ
ーラ(7) に送信するようにしたゝめに、該ローカルコン
トローラ(6,6, … )において簡易な異常予知等を行うこ
とができるので、ホストコントローラ(7) における処理
負担を軽減することができると共に、ホストコントロー
ラ(7) において多数の空調機(1,1, … )を一括して監視
することができ、専門のサービスマンによる迅速な対応
を可能とすることができる。また、請求項4に係る発明
によれば、ローカルコントローラ(6,6, … )におて運転
状態値の代表値等を代表ファイル(6a)等にストアして所
定時間毎にホストコントローラ(7) に送信するようにし
たゝめに、各空調機(1,1, … )からの運転データを圧縮
することができるので、ローカルコントローラ(6,6, …
)からホストコントローラ(7) への送信を容易に行うこ
とができる。また、請求項5に係る発明によれば、異常
予知データをストアする異常予知ファイル(6e)を設けた
ゝめに、ホストコントローラ(7) において予知する異常
予知の種類を少なくすることができるので、ホストコン
トローラ(7) の異常予知処理を軽減することができる。
【0015】また、請求項6に係る発明によれば、瞬時
の運転状態を判別するリアル判別手段(63)と運転状態の
傾向とを判別するトレンド判別手段(71)とを設けたゝめ
に、一過性の状態変動を判別することができると同時
に、徐々に悪化する異常に対しても迅速に対応すること
ができる。また、請求項7に係る発明によれば、リアル
判別手段(63)及びトレンド判別手段(71)に加えて空調制
御を判別する制御判別手段(72)を設けたゝめに、高圧保
護制御等から異常の兆候を判別することができ、予知精
度の向上を図ることができる。また、請求項8に係る発
明によれば、全状態判別手段(63,71, … )の予備信号に
基づいて異常予知信号を出力するようにしたゝめに、高
精度な異常予知を行うことができるので、保守サービス
等の信頼性を向上させることができる。また、請求項9
に係る発明によれば、全状態判別手段(63,71, … )の何
れかの予備信号に基づいて異常予知信号を出力するよう
にしたゝめに、迅速な異常予知を行うことができること
から、保守サービス等の信頼性を向上させることができ
る。また、請求項10に係る発明によれば、全状態判別手
段(63,71, … )の予備信号に基づいて異常予知信号を出
力すると共に、全状態判別手段(63,71, … )の何れかの
予備信号に基づいて異常予知信号を出力するようにした
ゝめに高精度な異常予知を行うことができると同時に、
迅速な異常予知を行うことができるので、保守サービス
の信頼性を向上させることができる。特に、2種類の監
視値に基づいて2種類の予備信号を出力するので、緊急
性を要する予知についても迅速な対応を行うことができ
る。
【0016】また、請求項11に係る発明によれば、リア
ル判別手段(63)をローカルコントローラ(6,6, … )に設
けるようにしたゝめに、該リアル判別手段(63)の予備信
号を即時にホストコントローラ(7) に送信することがで
きると共に、異常予知データを異常予知ファイル(6e)に
ストアすることができ、異常予知の迅速性を向上させる
ことができる。また、請求項12に係る発明によれば、ロ
ーカルコントローラ(6,6, … )とホストコントローラ
(7) とを電話回線(53)で通信するようにしたゝめに、簡
易にデータを送信することができる一方、請求項4及び
5の発明の如くデータを圧縮することにより、通信の容
易性を図ることができる。また、請求項13に係る発明に
よれば、トレンド判別手段(71)は運転状態値の代表値を
利用するようにしたゝめに、安定時の運転状態から異常
の兆候を判別することになり、精度のよい異常予知判別
を行うことができる。また、請求項14に係る発明によれ
ば、トレンド判別手段(71)は運転状態値の最大最小値を
利用するようにしたゝめに、異常の兆候を容易に判別す
ることができるので、確実な異常予知判別を行うことが
できる。また、請求項15に係る発明によれば、トレンド
判別手段(71)は運転状態値の代表値と最大最小値とを利
用するようにしたゝめに、安定時の運転状態から異常の
兆候を判別すると同時に、異常の兆候を容易に判別する
ことができるので、確実に且つ精度のよい異常予知判別
を行うことができる。また、請求項16に係る発明によれ
ば、異常予知手段(73)は冷媒不足を予知するようにした
ゝめに、冷媒不足による低効率な運転を防止することが
できるので、快適な空調状態を確実に保持することがで
きる。また、請求項17に係る発明によれば、異常予知手
段(73)はフィルタ汚れ等を予知するようにしたゝめに、
フィルタの目詰り等による低効率な運転を防止すること
ができるので、快適な空調状態を確実に保持することが
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明に係る空調機(1) の冷媒配
管系統を示し、該空調機(1) は、1台の室外ユニット
(2) に複数台の室内ユニット(3,3, … )が接続されたマ
ルチ型に構成されている。該室外ユニット(2) は、出力
周波数を30〜116Hzの範囲で4〜10Hz毎に可変に
切換えられるインバータ(2a)により運転容量が調整され
る圧縮機(21)と、該圧縮機(21)から吐出されるガス冷媒
中の油を分離する油分離器(22)と、冷房運転時には図中
実線の如く切換わり暖房運転時には図中破線の如く切換
わる四路切換弁(23)と、冷房運転時に凝縮器となり、暖
房運転時に蒸発器となる熱源側熱交換器である室外熱交
換器(24)及び該室外熱交換器(24)に付設された室外ファ
ン(2F)と、暖房運転時に冷媒の絞り作用を行う膨脹機構
である室外電動膨張弁(25)と、液化した冷媒を貯蔵する
レシーバ(26)と、アキュムレータ(27)とが主要機器とし
て内蔵されていて、上記圧縮機(21)及び室外熱交換器(2
4)等の各機器はそれぞれ冷媒配管(4) で冷媒の流通可能
に接続されている。また、上記各室内ユニット(3) は、
同一構成であって、冷房運転時には蒸発器となり、暖房
運転時には凝縮器となる利用側熱交換器である室内熱交
換器(31)及び該室内熱交換器(31)に付設された室内ファ
ン(3F)を備え、該室内熱交換器(31)に接続された冷媒配
管(4) の液管側には、暖房運転時に冷媒流量を調節し、
冷房運転時に冷媒の絞り作用を行う膨脹機構である室内
電動膨張弁(32)が設けられている。そして、上記室外ユ
ニット(2) 及び室内ユニット(3) は、冷媒配管(4) であ
る連絡配管(41)によって接続され、上記圧縮機(21)、室
外熱交換器(24)及び室内熱交換器(31)等の各機器はそれ
ぞれ冷媒配管(4) によって閉回路に接続されて、室外空
気との熱交換により得た熱を室内空気に放出するように
した主冷媒回路(11)が構成されている。
【0018】また、(42)は、上記室外熱交換器(24)をバ
イパスする暖房過負荷制御用バイパス路であって、該バ
イパス路(42)には、室外熱交換器(24)と共通の空気通路
に設置された補助熱交換器(4a)と、キャピラリチューブ
(4b)と、冷媒の高圧時に開作動する補助開閉弁(4c)とが
順次直列に且つ室外熱交換器(24)に対して並列に接続さ
れている。そして、上記暖房過負荷制御用バイパス路(4
2)は、冷房運転時には常時、暖房運転時には高圧の過上
昇時に、それぞれ上記補助開閉弁(4c)がオンして開状態
になり、吐出ガスの一部を主冷媒回路(11)から暖房過負
荷制御用バイパス路(42)にバイパスし、吐出ガスの一部
を補助熱交換器(4a)で凝縮させるようにしている。(43)
は、冷暖房運転時に圧縮機(21)の吸入側に液冷媒を注入
し吸入ガスの過熱度を調節するためのリキッドインジェ
クションバイパス路であって、圧縮機(21)の吐出管温度
の過上昇時に開かれるインジェクション弁(4d)と、キャ
ピラリチューブ(4e)とが介設されている。(44)は、キャ
ピラリチューブ(4f)を介して上記油分離器(22)から圧縮
機(21)に潤滑油を戻すための油戻し管である。(45)は、
圧縮機(21)の吐出側冷媒配管(4) と吸入側冷媒配管(4)
とを接続する均圧ホットガスバイパス路であって、サー
モオフ状態等による圧縮機(21)の停止時及び再起動前に
一定時間だけ開作動する均圧弁(4g)及びキャピラリチュ
ーブ(4h)が介設されている。(46)は、上記レシーバ(26)
と均圧ホットガスバイパス路(45)との間に接続された均
圧路であって、一端はレシーバ(26)の上端面に、他端が
上記均圧ホットガスバイパス路(45)の均圧弁(4g)の上流
側に接続されている。この均圧路(46)は、レシーバ(26)
から均圧ホットガスバイパス路(45)へ向う冷媒流通のみ
を許容する逆止弁(4i)が介設され、均圧弁(4g)が開放さ
れた状態で、レシーバ(26)内の上層部のガス冷媒が均圧
ホットガスバイパス路(45)、つまり、液冷媒が導入され
ることなしに圧縮機(21)の吸入側に導入可能にしてい
る。また、(2b)は、圧縮機(21)の吸入側の吸入冷媒と冷
媒配管(4) の液管中の液冷媒との熱交換により吸入冷媒
を冷却させて、連絡配管(41)における冷媒の過熱度の上
昇を補償するための吸入管熱交換器である。
【0019】また、上記空調機(1) には、多くのセンサ
類が配置されていて、 (Th1)は、室内の吸込空気温度で
ある室内温度T1を検出する室温センサ、 (Th2)及び(Th
3) は、それぞれ室内熱交換器(31)の液側及びガス側冷
媒配管(4) における液管温度T2及びガス管温度T3を検出
する室内液温センサ及び室内ガス温センサ、 (Th4)は、
圧縮機(21)の吐出管温度T4を検出する吐出管センサ、
(Th5)は、室外熱交換器(24)の液冷媒温度T5からデフロ
スト等を検出する室外液温センサ、 (Th6)は、上記吸入
管熱交換器(2b)の下流側の吸入冷媒配管(4) に配置され
て圧縮機(21)の吸入管温度T6を検出する吸入管センサ、
(Th7)は、室外熱交換器(24)の空気吸込口に配置されて
室外の吸込空気温度である外気温度T7を検出する外気温
センサ、(P1)は、圧縮機(21)の吐出側に配設されて主冷
媒回路(11)の高圧圧力HPを検出する高圧センサ、(P2)
は、圧縮機(21)の吸入側に配設されて主冷媒回路(11)の
低圧圧力LPを検出する低圧センサ、 (HPS)は、圧縮機(2
1)の吐出側に配設された圧縮機(21)の保護用高圧圧力開
閉器である。そして、上記各電動膨張弁(25, 32)及びセ
ンサ(Th1〜Th7,P1,P2)等は、制御ユニット(12)に信号線
で接続され、該制御ユニット(12)は、各センサ(Th1〜Th
7,P1,P2)等の検出信号を受けて各電動膨張弁(25, 32)等
の開閉制御や圧縮機(21)の容量制御を行うようになって
いる。
【0020】また、上記制御ユニット(12)には、空調制
御の1つとして各種の保護制御を行う保護制御手段(13)
が設けられており、該保護制御手段(13)は、吐出管セン
サ(Th4) が検出する吐出管温度T4が 110℃以上になると
圧縮機(21)の運転周波数を低下させる吐出管垂下制御
と、高圧センサ(P1)が検出する高圧圧力HPが22kg/cm2
以上になると圧縮機(21)の運転周波数を低下させる高圧
垂下制御と、低圧センサ(P2)が検出する低圧圧力LPが
2.5kg/cm2 以下になると圧縮機(21)の運転周波数を低
下させる低圧垂下制御と、吐出管センサ(Th4) が検出す
る吐出管温度T4が 130℃以上になると圧縮機(21)の運転
を強制停止させる吐出管保護制御と、高圧センサ(P1)が
検出する高圧圧力HPが25kg/cm2 以上になると圧縮機(2
1)の運転を強制停止させる高圧保護制御と、低圧センサ
(P2)が検出する低圧圧力LPが 0.5kg/cm2 以下になると
圧縮機(21)の運転を強制停止させる低圧保護制御等を行
うように構成されている。この各空調機(1) における保
護制御手段(13)及び各種センサ(Th1〜Th7,P1,P2)は、空
調機(1) における複数の運転状態値を検出して各運転状
態値の状態信号を出力する状態検出手段を構成してい
る。
【0021】そして、上記空調機(1) の冷房運転時に
は、四路切換弁(23)が図中実線側に切換わり、補助熱交
換器(4a)の補助開閉弁(4c)が常に開いて、圧縮機(21)で
圧縮された冷媒が、室外熱交換器(24)及び補助熱交換器
(4a)で凝縮され、連絡配管(41)を経て室内ユニット(3)
に送られる。そして、この室内ユニット(3) では、液冷
媒が、室内電動膨張弁(32)で減圧され、室内熱交換器(3
1)で蒸発した後、連絡配管(41)を経て室外ユニット(2)
にガス状態で戻り、圧縮機(21)に吸入されるように循環
する。つまり、液冷媒が室内熱交換器(31)において室内
空気との間で熱交換を行って蒸発することにより室内空
気を冷却することになる。また、暖房運転時には、四路
切換弁(23)が図中破線側に切換わり、冷媒の流れは上記
冷房運転時と逆となって、圧縮機(21)で圧縮された冷媒
が、室内熱交換器(31)で凝縮され、液状態で室外ユニッ
ト(2) に流れ、室外電動膨張弁(25)により減圧され、室
外熱交換器(24)で蒸発した後、圧縮機(21)に戻るように
循環する。つまり、ガス冷媒が室内熱交換器(31)におい
て室内空気との間で熱交換を行って凝縮することにより
室内空気を加熱することになる。
【0022】図3は、本発明の特徴とする空調機(1,1,
… )の監視システム(5) を示しており、複数台の空調機
(1,1, … )を集中監視するのもので、空調機(1,1, … )
の制御ユニット(12)にインターフェイス(51)が接続さ
れ、該インターフェイス(51)が専用回線(52)を介してロ
ーカルコントローラ(6,6, … )に接続されると共に、該
ローカルコントローラ(6,6, … )が電話回線(53)を介し
てホストコントローラ(7) に接続されている。上記ロー
カルコントローラ(6,6, … )には、最大31台のインター
フェイス(51,51, … )が接続されるように構成され、つ
まり、例えば、1つのビルに上述した空調機(1) が複数
台設置される場合があるので、最大31台の空調機(1,1,
… )が1つのローカルコントローラ(6) で監視するよう
になっており、この1つのローカルコントローラ(6) が
監視する複数台の空調機(1,1, … )が1つの保守契約先
に該当することになる。また、上記ホストコントローラ
(7) には、例えば、1万台以上のローカルコントローラ
(6,6, … )が接続されて該ホストコントローラ(7) が全
空調機(1,1, …)を集中監視するように構成されてい
る。
【0023】つまり、上記ローカルコントローラ(6)
は、パソコン(54)が接続されると共に、図4に示すよう
に、各空調機(1,1, … )よりインターフェイス(51)及び
専用回線(52)を介して各空調機(1,1, … )の運転データ
であるリアルタイムデータを1分毎に受信しており、具
体的に、例えば、室外ユニット(2) から各種センサ(Th1
〜Th7,P1,P2)等が検出する外気温度T7、吐出管温度T4、
吸入管温度T6、高圧圧力HP及び低圧圧力LPの検知信号
を、運転モードとして冷・暖・送風運転、室外機運転、
油戻し運転及びデフロスト運転の運転信号を、垂下制御
として保護制御手段(13)の高圧垂下制御、低圧垂下制御
及び吐出管垂下制御の垂下信号を、保護制御として保護
制御手段(13)の高圧保護制御及び低圧保護制御の保護信
号を受信すると共に、室内ユニット(3) から運転信号、
サーモオン信号、液管温度T2の検知信号及びガス管温度
T3の検知信号を受信する他、サンプリング時間のサンプ
リング信号を受信するように構成されている。また、上
記ローカルコントローラ(6) には、リアルタイムデータ
から異常発生を検出して異常信号を出力する異常発生検
出手段(61)と、該異常発生検出手段(61)の異常信号を受
けると即時に異常信号をホストコントローラ(7) に送信
する異常送信手段(62)とが設けられると共に、リアル判
別手段(63)と警報送信手段(64)とデータ処理手段(65)と
定時送信手段(66)とが設けられている。該リアル判別手
段(63)は、状態判別手段の1つであって、冷媒不足に関
する予備信号と、室内熱交換器(31)及びフィルタの汚れ
に関する予備信号を出力するように構成されており、更
に、第1監視値と、該第1監視値より監視条件が厳しい
値の第2監視値とを有し、上記各種センサ(Th1〜Th7,P
1,P2)等の状態信号を受けて瞬時の運転状態値が第1監
視値になると第1予備信号L11,L21を、運転状態値が
第2監視値になると第2予備信号L12,L22を出力する
ように構成されている。そして、上記リアル判別手段(6
3)の予備信号は、警報送信手段(64)よりホストコントロ
ーラ(7) に送信される一方、データ処理手段(65)に入力
されている。
【0024】上記データ処理手段(65)は、空調機(1,1,
… )からのリアルタイムで受信する運転データであるリ
アルタイムデータ及びリアル判別手段(63)の第1及び第
2予備信号から代表ファイル(6a)と最大最小ファイル(6
b)と積算ファイル(6c)と回数ファイル(6d)と異常予知フ
ァイル(6e)のコードに対応した運転状態値の運転データ
及び異常予知データを各ファイルに書込むように構成さ
れている。つまり、上記リアルタイムデータをそのまゝ
ホストコントローラ(7) に送信するようにすると、情報
量が大きくなり過ぎると共に、電話回線(53)を利用して
いることから、情報を圧縮してホストコントローラ(7)
に送信するようにしている。そして、上記代表ファイル
(6a)は、各空調機(1) における特定の運転状態値であっ
て1日における運転状態値の代表値をストアするように
構成されており、具体的に、例えば、少なくとも低圧圧
力LPの代表値と、高圧圧力HPの代表値と、吐出管温度T4
の代表値とのデータ項目を備えている。そして、上記代
表値の選択条件は、室内ユニット(3) がサーモオンし
且つ圧縮機(21)が周波数固定モードでない状態、最も
多くの室内ユニット(3) が運転している状態、各種の
垂下制御を行っていない状態、圧縮機(21)が5分以上
運転している状態、暖房運転時に油戻し運転及びデフ
ロスト運転の終了から5分以上経過している状態、外
気温度T7が冷房運転時に最大時又は暖房運転時の最小時
の状態で、データ処理手段(65)は各条件を充足している
際における低圧圧力LP等を代表値としてストアするよう
に構成されている。尚、上記各代表値の測定タイミング
は、ローカルコントローラ(6,6, … )が監視する各空調
機(1,1, … )における最後の圧縮機(21)の運転開始から
実行する。
【0025】上記最大最小ファイル(6b)は、空調機(1)
における特定の運転状態値であって1日における運転状
態値の最大最小値をストアするするように構成されてお
り、具体的に、例えば、少なくとも吐出管温度T4の最大
値と、高圧圧力HPの最大値と、低圧圧力LPの最小値との
データ項目を備えている。尚、上記各代表値の測定タイ
ミングは、ローカルコントローラ(6,6, … )が監視する
各空調機(1,1, … )における最後の圧縮機(21)の運転開
始から実行する。また、上記吐出管温度T4以外は、圧縮
機(21)が運転開始してから10分を経過してからの値をス
トアし、10分以内にサーモオフした場合には、最も運転
時間の長い時の値をストアする。
【0026】上記積算ファイル(6c)は、空調機(1) にお
ける特定の運転状態値であって1日における空調制御の
運転時間の積算値をストアするするように構成されてお
り、具体的に、例えば、少なくとも圧縮機(21)の運転時
間と、高圧垂下制御の運転時間と、低圧垂下制御の運転
時間と、吐出管垂下制御の運転時間とのデータ項目を備
えている。上記回数ファイル(6d)は、空調機(1) におけ
る特定の運転状態値であって1日における空調制御の回
数値をストアするするように構成されており、具体的
に、例えば、少なくとも高圧保護制御の運転回数と、低
圧保護制御の運転回数と、吐出管保護制御の運転回数
と、デフロスト運転の運転回数とのデータ項目を備えて
いる。上記異常予知ファイル(6e)は、リアル判別手段(6
3)の第1予備信号L11,L21及び第2予備信号L12,L
22に対応した異常予知データをストアするするように構
成されており、具体的に、例えば、少なくともガス欠に
関する第1予備信号L11及び第2予備信号L12に基づく
異常予知データと、汚れに関する第1予備信号L21及び
第2予備信号L22に基づく異常予知データとの各データ
項目を備えている。そして、上記定時送信手段(66)は、
各ファイルにストアされた運転データ及び異常予知デー
タを予め設定された時間毎に、例えば、1日毎にホスト
コントローラ(7) に送信するように構成されている。
【0027】一方、上記ホストコントローラ(7) には、
状態検出手段の状態信号を受けて各運転状態値が該各運
転状態値に対応して予め設定された監視値になると各運
転状態値に基づいた異常の兆候を判別して予備信号を出
力する状態判別手段であるトレンド判別手段(71)及び制
御判別手段(72)とが設けられると共に、上記予備信号に
基づいて空調機(1) の異常を予知して異常予知信号を出
力する異常予知手段(73)が設けられている。上記トレン
ド判別手段(71)は、第1監視値と、該第1監視値より監
視条件が厳しい値の第2監視値とを有し、上記各種セン
サ(Th1〜Th7,P1,P2)等の状態信号に基づく各ファイル(6
a,6b,6d)の運転データから所定時間内における運転状態
の傾向を示す運転状態値が第1監視値になると第1予備
信号T11,T21を、運転状態値が第2監視値になると第
2予備信号T12,T22を出力するように構成されてい
る。つまり、上記トレンド判別手段(71)は、冷媒不足に
関し、上記代表ファイル(6a)にストアされた代表値か
ら、 低圧圧力LPの1日の代表値が 0.8kg/cm2 未満の状態
で2/α日連続し、且つ 吐出管温度T4の1日の代表値が 120℃以上の状態で2
/α日連続した場合、又は、最大最小ファイル(6b)にス
トアされた最大最小値から、 低圧圧力LPの1日の最小値が 0.3kg/cm2 未満の状態
で2/α日連続し、且つ 吐出管温度T4の1日の最大値が 132℃以上の状態で2
/α日連続した場合、 上記第1予備信号T11又は第2予備信号T12を出力し、
重み変数α=1で上記条件を充足する監視値になると冷
媒不足の第1予備信号T11を、重み変数α=0.5で上記
条件を充足する監視値になると冷媒不足の第2予備信号
T12を出力することになる。具体的に、上記トレンド判
別手段(71)においては、低圧圧力LPの1日の代表値が
0.8kg/cm2 未満の状態で2日連続し、且つ吐出管温
度T4の1日の代表値が 120℃以上の状態で2日連続した
場合に第1予備信号T11を出力し、また、低圧圧力LP
の1日の最小値が 0.3kg/cm2 未満の状態で2日連続
し、且つ吐出管温度T4の1日の最大値が 132℃以上の
状態で2日連続した場合に第1予備信号T11を出力する
一方、低圧圧力LPの1日の代表値が 0.8kg/cm2 未満
の状態で4日連続し、且つ吐出管温度T4の1日の代表
値が 120℃以上の状態で4日連続した場合に上記第1予
備信号T11よりやゝ緊急性を要する第2予備信号T12を
出力し、また、低圧圧力LPの1日の最小値が 0.3kg/
cm2 未満の状態で4日連続し、且つ吐出管温度T4の1
日の最大値が 132℃以上の状態で4日連続した場合に上
記第1予備信号T11よりやゝ緊急性を要する第2予備信
号T12を出力することになる。また、上記トレンド判別
手段(71)は、室内熱交換器(31)等の汚れに関し、上記代
表ファイル(6a)にストアされた代表値、最大最小ファイ
ル(6b)にストアされた最大最小値及び回数ファイル(6d)
の回数値から、冷房運転時において、 低圧圧力LPの1日の代表値が 2.5kg/cm2 以下の状態
で2/α日連続し、且つ 吐出管保護制御が2/α日の間に発生した場合である
か、或いは、 低圧圧力LPの1日の最小値が 2.0kg/cm2 以下の状態
で2/α日連続し、且つ 吐出管保護制御が2/α日の間に発生した場合、又
は、暖房運転時において、 高圧圧力HPの1日の代表値が24kg/cm2 以上の状態で
2/α日連続するか、或いは、 高圧圧力HPの1日の最大値が26kg/cm2 以上の状態で
2/α日連続した場合、 上記第1予備信号T21又は第2予備信号T22を出力し、
且つ重み変数α=1で上記条件を充足する監視値になる
と汚れの第1予備信号T21を、重み変数α=0.5で上記
条件を充足する監視値になると汚れの第2予備信号T22
を出力することになる。具体的に、上記トレンド判別手
段(71)は、冷房運転時において、低圧圧力LPの1日の
代表値が 2.5kg/cm2 以下の状態で2日連続し、且つ
吐出管保護制御が2日の間に少なくとも1度は発生した
場合か、或いは、低圧圧力LPの1日の最小値が 2.0kg
/cm2 以下の状態で2日連続し、且つ吐出管保護制御
が2日の間に少なくとも1度は発生した場合に第1予備
信号T21を出力し、また、暖房運転時において、高圧
圧力HPの1日の代表値が24kg/cm2 以上の状態で2日連
続するか、或いは、高圧圧力HPの1日の最大値が26kg
/cm2 以上の状態で2日連続した場合に第1予備信号T
21を出力する。一方、上記トレンド判別手段(71)は、冷
房運転時において、低圧圧力LPの1日の代表値が 2.5
kg/cm2 以下の状態で4日連続し、且つ吐出管保護制
御が4日の間に少なくとも1度は発生した場合か、或い
は、低圧圧力LPの1日の最小値が 2.0kg/cm2 以下の
状態で4日連続し、且つ吐出管保護制御が4日の間に
少なくとも1度は発生した場合に上記第1予備信号T21
よりやゝ緊急性を要する第2予備信号T22を出力し、ま
た、暖房運転時において、高圧圧力HPの1日の代表値
が24kg/cm2 以上の状態で4日連続するか、或いは、
高圧圧力HPの1日の最大値が26kg/cm2 以上の状態で4
日連続した場合に上記第1予備信号T21よりやゝ緊急性
を要する第2予備信号T22を出力することになる。
【0028】上記制御判別手段(72)は、第1監視値と該
第1監視値より監視条件が厳しい値の第2監視値とを有
し、各種センサ(Th1〜Th7,P1,P2)等の状態信号に基づく
各ファイル(6c, 6d)の運転データから所定時間内におけ
る空調制御の運転状態値が第1監視値になると第1予備
信号S11,S21を、運転状態値が第2監視値になると第
2予備信号S12,S22を出力するように構成されてい
る。つまり、上記制御判別手段(72)は、冷媒不足に関
し、上記積算ファイル(6c)にストアされた積算値から、 1日の吐出管垂下制御の運転時間が40/α%以上で、
且つ 1日の低圧垂下制御の運転時間が40/α%以上で場
合、又は、回数ファイル(6d)にストアされた回数値 1日の吐出管保護制御の発生回数が1/α回以上で、
且つ 1日の低圧保護制御の発生回数が1/α回以上である
場合、 上記第1予備信号S11又は第2予備信号S12を出力し、
且つ重み変数α=1で上記条件を充足する監視値になる
と第1予備信号S11を、重み変数α=0.5 で上記条件を
充足する監視値になると第2予備信号S12を出力するこ
とになる。具体的に、上記制御判別手段(72)において
は、1日の吐出管垂下制御の運転時間が40%以上で、
且つ1日の低圧垂下制御の運転時間が40%以上で場合
に第1予備信号S11を出力し、また、1日の吐出管保
護制御の発生回数が1回以上で、且つ1日の低圧保護
制御の発生回数が1回以上である場合に第1予備信号S
11を出力する一方、1日の吐出管垂下制御の運転時間
が80%以上で、且つ1日の低圧垂下制御の運転時間が
80%以上で場合に上記第1予備信号S11よりやゝ緊急性
を要する第2予備信号S12を出力し、また、1日の吐
出管保護制御の発生回数が2回以上で、且つ1日の低
圧保護制御の発生回数が2回以上である場合に上記第1
予備信号S11よりやゝ緊急性を要する第2予備信号S12
を出力することになる。また、上記制御判別手段(72)
は、室内熱交換器(31)等の汚れに関し、上記積算ファイ
ル(6c)にストアされた積算値及び回数ファイル(6d)にス
トアされた回数値から、冷房運転時において、 1日の低圧垂下制御の運転時間が40/α%以上で、且
つ 1日の吐出管保護制御の発生回数が1回以上である
か、或いは、 1日の低圧保護制御の発生回数が1/α回以上で、且
つ 1日の吐出管保護制御の発生回数が1回以上である場
合、また、暖房運転時において、 1日の低圧垂下制御の運転時間が40/α%以上で、且
つ 1日の高圧保護制御の発生回数が1/α回以上である
場合、 上記第1予備信号S21又は第2予備信号S22を出力し、
且つ重み変数α=1で上記条件を充足する監視値になる
と第1予備信号S21を、重み変数α=0.5 で上記条件を
充足する監視値になると第2予備信号S22を出力するこ
とになる。具体的に、上記制御判別手段(72)は、冷房運
転時において、1日の低圧垂下制御の運転時間が40%
以上で、且つ1日の吐出管保護制御の発生回数が1回
以上である場合か、或いは、1日の低圧保護制御の発
生回数が1回以上で、且つ1日の吐出管保護制御の発
生回数が1回以上である場合に第1予備信号S21を出力
し、また、暖房運転時において、1日の低圧垂下制御
の運転時間が40%以上で、且つ1日の高圧保護制御の
発生回数が1回以上である場合場合に第1予備信号S21
を出力する。一方、上記制御判別手段(72)は、冷房運転
時において、1日の低圧垂下制御の運転時間が80%以
上で、且つ1日の吐出管保護制御の発生回数が1回以
上である場合か、或いは、1日の低圧保護制御の発生
回数が2回以上で、且つ1日の吐出管保護制御の発生
回数が1回以上である場合に上記第1予備信号S21より
やゝ緊急性を要する第2予備信号S22を出力し、また、
暖房運転時において、1日の低圧垂下制御の運転時間
が80%以上で、且つ1日の高圧保護制御の発生回数が
2回以上である場合場合に上記第1予備信号S21よりや
ゝ緊急性を要する第2予備信号S22を出力することにな
る。
【0029】一方、上記異常予知手段(73)は、図5及び
図6に示すように、リアル判別手段(63)とトレンド判別
手段(71)と制御判別手段(72)との各第1予備信号L11,
T11,S11、L21,T21,S21を受けると異常予知信号
を出力する論理積機能のアンド回路(7a)と、各リアル判
別手段(63)とトレンド判別手段(71)と制御判別手段(72)
との何れかの第2予備信号L12,T12,S12、L22,T
22,S22を受けると異常予知信号を出力する論理和機能
の第1オア回路(7b)とを備え、上記アンド回路(7a)又は
第1オア回路(7b)が出力するとガス欠予知信号又は汚れ
予知信号を出力する第2オア回路(7c)を備えている。そ
して、上記ホストコントローラ(7) には、上記異常予知
手段(73)が出力するガス欠予知信号等に基づいて異常予
知を表示するディスプレー等の表示手段(74)が設けられ
ている。
【0030】次に、上記各空調機(1,1, … )の監視シス
テム(5) の監視動作について説明する。先ず、各空調機
(1,1, … )は、制御ユニット(12)によって空調動作が制
御されており、図4に示すように、この各制御ユニット
(12)から状態検出手段である各種センサ(Th1〜Th7)及び
保護制御手段(13)の運転状態値を含む運転データである
リアルタイムデータが1分毎にインターフェイス(51)及
び専用回線(52)を介して各ローカルコントローラ(6,6,
… )に送信されている。そして、上記各ローカルコント
ローラ(6,6, … )は、リアルタイムデータを処理し、伝
送異常等の異常が発生していると、異常発生検出手段(6
1)が異常を検出して異常信号を出力し、異常送信手段(6
2)がホストコントローラ(7) に異常信号を即時に送信
し、ホストコントローラ(7) の表示手段(74)に異常発生
が表示される。
【0031】また、上記各ローカルコントローラ(6,6,
… )においては、リアル判別手段(63)が、リアルタイム
データから冷媒不足の兆候及び室内熱交換器(31)及びフ
ィルタの汚れの兆候を判別している。そこで、上記リア
ル判別手段(63)の判別動作について図7及び図8の制御
フローに基づいて説明する。先ず、図7は、冷媒不足の
兆候を判別する制御フローであって、判別ルーチンがス
タートすると、ステップST1において、油戻し運転及び
デフロスト運転等の圧縮機(21)の周波数固定モードを除
く運転状態における各種センサ(Th2〜Th4,Th6,Th7,P1,P
2)の検出値の平均値を算出する。例えば、平均の高圧圧
力HPを算出する。続いて、ステップST2に移り、冷房運
転モードか否かを判定し、冷房運転モードであると、ス
テップST3に移り、低圧圧力LPが所定値以下か否かを判
定する。つまり、定数Aに重み変数αを掛けた監視値よ
り低圧圧力LPが低下したか否かを判定し、監視値より大
きい場合は上記ステップST1に戻る一方、監視値より低
下するとステップST4に移ることになる。このステップ
ST4において、吸入管温度T6が所定値以上か否かを判定
する。つまり、 130から定数Bに重み変数αを掛けた値
を減算した監視値より吸入管温度T6が上昇したか否かを
判定し、監視値より小さい場合は上記ステップST1に戻
る一方、監視値より上昇するとステップST5に移ること
になる。このステップST5において、吐出管温度T4が所
定値以上か否かを判定する。つまり、定数Cに重み変数
αを掛けた監視値より吐出管温度T4が上昇したか否かを
判定し、監視値より大きい場合は上記ステップST1に戻
る一方、監視値より低下するとステップST6に移ること
になる。このステップST6において、高圧圧力HPが所定
値以下か否かを判定する。つまり、定数Dに重み変数α
を掛けた値を10に加算した監視値より高圧圧力HPが低下
したか否かを判定し、監視値より大きい場合は上記ステ
ップST1に戻る一方、監視値より低下するとステップST
7に移ることになる。そして、上記ステップST7におい
て、重み変数α=1である場合には冷媒不足に関する第
1予備信号L11をセットし、また、重み変数α=0.5 で
ある場合には上記第1予備信号L11よりやゝ緊急性を要
する冷媒不足に関する第2予備信号L12をセットするこ
とになる。尚、上記予備信号L11,L12は、冷媒不足の
他、冷媒詰りの可能性もあり得る。
【0032】また、冷房運転モードでない場合には、ス
テップST8又はステップST11に移り、このステップST8
においては、室内熱交換器(31)における冷媒の過熱度SH
が所定値以上か否かを判定する。つまり、20から定数E
に重み変数αを掛けた値を減算した監視値より過熱度SH
が上昇したか否かを判定し、監視値より小さい場合は上
記ステップST1に戻る一方、監視値より上昇するとステ
ップST9に移ることになる。このステップST9におい
て、室内電動膨張弁(32)が全開か否かを判定し、全開で
ない場合には上記ステップST1に戻る一方、全開である
場合にはステップST10に移ることになる。このステップ
ST10において、吐出管温度T4が所定値以上か否かを判定
する。つまり、上記ステップST5と同様に定数Cに重み
変数αを掛けた監視値より吐出管温度T4が上昇したか否
かを判定し、監視値より大きい場合は上記ステップST1
に戻る一方、監視値より低下すると上記ステップST7に
移ることになる。そして、上記ステップST7において、
上述したように、重み変数α=1である場合には第1予
備信号L11を、また、重み変数α=0.5 である場合には
第2予備信号L12をセットすることになる。
【0033】また、冷房運転モードでないステップST11
においては、外気温度T7が所定値以上か否かを判定す
る。つまり、定数Fに重み変数αを掛けた監視値より外
気温度T7が上昇したか否かを判定し、監視値より小さい
場合は上記ステップST1に戻る一方、監視値より上昇す
るとステップST12に移ることになる。このステップST12
において、デフロスト運転が1時間に所定値以上か否か
を判定する。つまり、定数Gを重み変数αで割った監視
値(G/α)よりデフロスト回数が多いか否かを判定
し、監視値より少ない場合は上記ステップST1に戻る一
方、監視値より多い場合には上記ステップST7に移るこ
とになる。そして、上記ステップST7において、上述し
たように、重み変数α=1である場合には第1予備信号
L11を、また、重み変数α=0.5 である場合には第2予
備信号L12をセットすることになる。
【0034】先ず、図8は、室内熱交換器(31)等の汚れ
の兆候を判別する制御フローであって、判別ルーチンが
スタートすると、ステップST21において、油戻し運転及
びデフロスト運転等の圧縮機(21)の周波数固定モードを
除く運転状態における各種センサ(Th2, Th3)の検出値の
平均値を算出する。例えば、平均の室内液管温度T2を算
出する。続いて、ステップST21に移り、冷房運転モード
か否かを判定し、冷房運転モードであると、ステップST
23に移り、室内熱交換器(31)における冷媒の過熱度SHが
所定値以下か否かを判定する。つまり、定数Hに重み変
数αを掛けた監視値より過熱度SHが低下したか否かを判
定し、監視値より大きい場合は上記ステップST21に戻る
一方、監視値より低下するとステップST24に移ることに
なる。そして、上記ステップST24において、重み変数α
=1である場合には汚れに関する第1予備信号L21をセ
ットし、また、重み変数α=0.5 である場合には上記第
1予備信号L21よりやゝ緊急性を要する汚れに関する第
2予備信号L22をセットすることになる。尚、上記予備
信号L21,L22は、フィルタの汚れの他、室内ファン(3
F)の作動不良もあり得る。
【0035】また、冷房運転モードでない場合には、ス
テップST25に移り、このステップST25においては、デフ
ロスト運転及び油戻し運転であるか否かを判定し、デフ
ロスト運転等である場合には上記ステップST21に戻る一
方、上記デフロスト運転等である場合には、ステップST
26に移り、室内熱交換器(31)における冷媒の過冷却度SC
が所定値以下か否かを判定する。つまり、10から定数I
に重み変数αを掛けた値を加算した監視値より過冷却度
SCが低下したか否かを判定し、監視値より大きい場合は
上記ステップST21に戻る一方、監視値より低下すると上
記ステップST24に移ることになる。そして、上記ステッ
プST24において、上述したように、重み変数α=1であ
る場合には第1予備信号L21を、また、重み変数α=0.
5 である場合には第2予備信号L22をセットすることに
なる。
【0036】また、上記リアル判別手段(63)の各予備信
号L11,L21,…は、警報送信手段(64)によって即時に
ホストコントローラ(7) に送信さると同時に、データ処
理手段(65)によって異常予知ファイル(6e)に異常予知デ
ータとしてストアされることになる。一方、上記ローカ
ルコントローラ(6,6, … )においては、各空調機(1,1,
… )より運転データであるリアルタイムデータが1分毎
に送信されているので、データ処理手段(65)がリアルタ
イムデータを処理し、各ファイル(6a 〜 6d)に運転デー
タを書込むことになる。つまり、例えば、代表ファイル
(6a)には、1日における低圧圧力LPの代表値と、高圧圧
力HPの代表値と、吐出管温度T4の代表値とが書込まれ、
最大最小ファイル(6b)には、1日における吐出管温度T4
の最大値と、高圧圧力HPの最大値と、低圧圧力LPの最小
値とが書込まれ、積算ファイル(6c)には、1日における
圧縮機(21)の運転時間と、高圧垂下制御の運転時間と、
低圧垂下制御の運転時間と、吐出管垂下制御の運転時間
とが書込まれ、回数ファイル(6d)には、1日における高
圧保護制御の運転回数と、低圧保護制御の運転回数と、
吐出管保護制御の運転回数と、デフロスト運転の運転回
数とが書込まれる。
【0037】そして、この各ファイル(6a 〜 6e)にスト
アされた運転データ及び異常予知データは、定時送信手
段(66)によって1日に一回電話回線(53)を介してホスト
コントローラ(7) に送信される。
【0038】上記ホストコントローラ(7) においては、
ローカルコントローラ(6,6, … )から送信される運転デ
ータに基づいてトレンド判別手段(71)及び制御判別手段
(72)が冷媒不足及び汚れに関する異常の兆候を判別する
ことになる。具体的に、上記トレンド判別手段(71)にお
いては、冷媒不足に関し、低圧圧力LPの1日の代表値
が 0.8kg/cm2 未満の状態で2日連続し、且つ吐出管
温度T4の1日の代表値が 120℃以上の状態で2日連続し
た場合に第1予備信号T11を出力する。また、トレンド
判別手段(71)は、冷媒不足に関し、低圧圧力LPの1日
の最小値が 0.3kg/cm2 未満の状態で2日連続し、且つ
吐出管温度T4の1日の最大値が 132℃以上の状態で2
日連続した場合に第1予備信号T11を出力する。また、
トレンド判別手段(71)は、冷媒不足に関し、低圧圧力
LPの1日の代表値が 0.8kg/cm2 未満の状態で4日連続
し、且つ吐出管温度T4の1日の代表値が 120℃以上の
状態で4日連続した場合に上記第1予備信号T11よりや
ゝ緊急性を要する第2予備信号T12を出力する。また、
トレンド判別手段(71)は、冷媒不足に関し、低圧圧力
LPの1日の最小値が 0.3kg/cm2 未満の状態で4日連続
し、且つ吐出管温度T4の1日の最大値が 132℃以上の
状態で4日連続した場合に上記第1予備信号T11よりや
ゝ緊急性を要する第2予備信号T12を出力する。
【0039】また、トレンド判別手段(71)は、室内熱交
換器(31)等の汚れに関し、冷房運転時において、低圧
圧力LPの1日の代表値が 2.5kg/cm2 以下の状態で2日
連続し、且つ吐出管保護制御が2日の間に少なくとも
1度は発生した場合か、或いは、低圧圧力LPの1日の
最小値が 2.0kg/cm2 以下の状態で2日連続し、且つ
吐出管保護制御が2日の間に少なくとも1度は発生した
場合に第1予備信号T21を出力する。また、トレンド判
別手段(71)は、室内熱交換器(31)等の汚れに関し、暖房
運転時において、高圧圧力HPの1日の代表値が24kg/
cm2 以上の状態で2日連続するか、或いは、高圧圧力
HPの1日の最大値が26kg/cm2 以上の状態で2日連続し
た場合に第1予備信号T21を出力する。また、トレンド
判別手段(71)は、室内熱交換器(31)等の汚れに関し、冷
房運転時において、低圧圧力LPの1日の代表値が 2.5
kg/cm2 以下の状態で4日連続し、且つ吐出管保護制
御が4日の間に少なくとも1度は発生した場合か、或い
は、低圧圧力LPの1日の最小値が 2.0kg/cm2 以下の
状態で4日連続し、且つ吐出管保護制御が4日の間に
少なくとも1度は発生した場合に上記第1予備信号T21
よりやゝ緊急性を要する第2予備信号T22を出力する。
また、トレンド判別手段(71)は、室内熱交換器(31)等の
汚れに関し、暖房運転時において、高圧圧力HPの1日
の代表値が24kg/cm2 以上の状態で4日連続するか、或
いは、高圧圧力HPの1日の最大値が26kg/cm2 以上の
状態で4日連続した場合に上記第1予備信号T21よりや
ゝ緊急性を要する第2予備信号T22を出力する。
【0040】一方、上記制御判別手段(72)は、冷媒不足
に関し、1日の吐出管垂下制御の運転時間が40%以上
で、且つ1日の低圧垂下制御の運転時間が40%以上で
場合に第1予備信号S11を出力する。また、制御判別手
段(72)は、冷媒不足に関し、1日の吐出管保護制御の
発生回数が1回以上で、且つ1日の低圧保護制御の発
生回数が1回以上である場合に第1予備信号S11を出力
する。また、制御判別手段(72)は、冷媒不足に関し、
1日の吐出管垂下制御の運転時間が80%以上で、且つ
1日の低圧垂下制御の運転時間が80%以上で場合に上記
第1予備信号S11よりやゝ緊急性を要する第2予備信号
S12を出力する。また、制御判別手段(72)は、冷媒不足
に関し、1日の吐出管保護制御の発生回数が2回以上
で、且つ1日の低圧保護制御の発生回数が2回以上で
ある場合に上記第1予備信号S11よりやゝ緊急性を要す
る第2予備信号S12を出力することになる。
【0041】また、制御判別手段(72)は、室内熱交換器
(31)等の汚れに関し、冷房運転時において、1日の低
圧垂下制御の運転時間が40%以上で、且つ1日の吐出
管保護制御の発生回数が1回以上である場合か、或い
は、1日の低圧保護制御の発生回数が1回以上で、且
つ1日の吐出管保護制御の発生回数が1回以上である
場合に第1予備信号S21を出力する。また、制御判別手
段(72)は、室内熱交換器(31)等の汚れに関し、暖房運転
時において、1日の低圧垂下制御の運転時間が40%以
上で、且つ1日の高圧保護制御の発生回数が1回以上
である場合場合に第1予備信号S21を出力する。また、
制御判別手段(72)は、室内熱交換器(31)等の汚れに関
し、冷房運転時において、1日の低圧垂下制御の運転
時間が80%以上で、且つ1日の吐出管保護制御の発生
回数が1回以上である場合か、或いは、1日の低圧保
護制御の発生回数が2回以上で、且つ1日の吐出管保
護制御の発生回数が1回以上である場合に上記第1予備
信号S21よりやゝ緊急性を要する第2予備信号S22を出
力する。また、制御判別手段(72)は、室内熱交換器(31)
等の汚れに関し、暖房運転時において、1日の低圧垂
下制御の運転時間が80%以上で、且つ1日の高圧保護
制御の発生回数が2回以上である場合場合に上記第1予
備信号S21よりやゝ緊急性を要する第2予備信号S22を
出力する。
【0042】そして、異常予知手段(73)は、リアル判別
手段(63)とトレンド判別手段(71)と制御判別手段(72)と
の各第1予備信号L11,T11,S11、L21,T21,S21
をアンド回路(7a)が受けると異常予知信号を出力する一
方、各リアル判別手段(63)とトレンド判別手段(71)と制
御判別手段(72)との何れかの第2予備信号L12,T12,
S12、L22,T22,S22を第1オア回路(7b)が受けると
異常予知信号を出力し、上記アンド回路(7a)又は第1オ
ア回路(7b)が出力すると、第2オア回路(7c)がガス欠予
知信号又は汚れ予知信号を出力することになる。尚、冷
媒不足の他、冷媒詰りである場合もあり、また、フィル
タの汚れや室内熱交換器(31)の汚れの他、室内ファン(3
F)の作動不良の場合もあり得る。この異常予知手段(73)
が出力するガス欠予知信号等に基づいて表示手段(74)に
異常予知が表示され、この異常予知表示に基づいてサー
ビスマンが異常の兆候がある空調機(1) に対して保守点
検等を行うことになる。
【0043】従って、本実施例によれば、空調機(1) の
運転状態値から異常の兆候を判別し、異常予知を行うよ
うにしたゝめに、異常が発生するまでに異常の発生要因
を除去することができるので、極めて迅速に措置を行う
ことができ、保守サービスの強化を図ることができる。
更に、異常を予知して最適運転状態を確保することがで
きるので、圧縮機(21)などの機器類の負担を軽減するこ
とができると共に、該機器類の長寿命化を図ることがで
き、無駄な電力消費を防止することができる。また、複
数台の空調機(1,1, … )の運転データをローカルコント
ローラ(6,6,… )を介してホストコントローラ(7) に送
信するようにしたゝめに、該ローカルコントローラ(6,
6, … )において簡易な異常予知等を行うことができる
ので、ホストコントローラ(7) における処理負担を軽減
することができると共に、ホストコントローラ(7) にお
いて多数の空調機(1,1, … )を一括して監視することが
でき、専門のサービスマンによる迅速な対応を可能とす
ることができる。また、上記ローカルコントローラ(6,
6, … )におて運転状態値の代表値等を代表ファイル(6
a)等にストアして所定時間毎にホストコントローラ(7)
に送信するようにしたゝめに、各空調機(1,1, … )から
の運転データを圧縮することができるので、ローカルコ
ントローラ(6,6, … )からホストコントローラ(7) への
送信を容易に行うことができる。その上、異常予知デー
タをストアする異常予知ファイル(6e)を設けたゝめに、
ホストコントローラ(7) において予知する異常予知の種
類を少なくすることができるので、ホストコントローラ
(7) の異常予知処理を軽減することができる。
【0044】また、状態判別手段として、瞬時の運転状
態を判別するリアル判別手段(63)と運転状態の傾向とを
判別するトレンド判別手段(71)とを設けたゝめに、一過
性の状態変動を変別することができると同時に、徐々に
悪化する異常に対しても迅速に対応することができる。
更に、空調制御を判別する制御判別手段(72)を設けたゝ
めに、高圧保護制御等から異常の兆候を判別することが
でき、予知精度の向上を図ることができる。また、上記
異常予知手段(73)は、リアル判別手段(63)、トレンド判
別手段(71)及び制御判別手段(72)の全予備信号L11,T
11,…に基づいて異常予知信号を出力すると共に、何れ
かの予備信号L12,T12,…に基づいて異常予知信号を
出力するようにしたゝめに高精度な異常予知を行うこと
ができると同時に、迅速な異常予知を行うことができる
ので、保守サービスの信頼性を向上させることができ
る。特に、2種類の監視値に基づいて2種類の予備信号
L11,T11,L12,T12,…を出力するので、緊急性を
要する予知についても迅速な対応を行うことができる。
【0045】また、上記リアル判別手段(63)をローカル
コントローラ(6,6, … )に設けるようにしたゝめに、該
リアル判別手段(63)の予備信号を即時にホストコントロ
ーラ(7) に送信することができると共に、異常予知デー
タを異常予知ファイル(6e)にストアすることができ、異
常予知の迅速性を向上させることができる。また、上記
ローカルコントローラ(6,6, … )とホストコントローラ
(7) とを電話回線(53)で通信するようにしたゝめに、簡
易にデータを送信することができる一方、上述したよう
にデータを圧縮することにより、通信の容易性を図るこ
とができる。また、上記トレンド判別手段(71)は、運転
状態値の代表値と最大最小値とを利用するようにしたゝ
めに、安定時の運転状態から異常の兆候を判別すると同
時に、異常の兆候を容易に判別することができるので、
確実に且つ精度のよい異常予知判別を行うことができ
る。また、上記異常予知手段(73)は、冷媒不足を予知す
るようにしたゝめに、冷媒不足による低効率な運転を防
止することができる一方、フィルタ汚れ等を予知するよ
うにしたゝめに、フィルタの目詰り等による低効率な運
転を防止することができるので、快適な空調状態を確実
に保持することができる。
【0046】尚、本実施例においては、マルチ型の空調
機(1) について説明したが、本発明の空調機は、1台の
室外ユニット(2) に1台の室内ユニット(3) が接続され
たペア型であってもよい。また、本実施例は、ローカル
コントローラ(6,6, … )を設けるようにしたが、ホスト
コントローラ(7) に該当する1台のコントローラ(7) を
設け、該コントローラ(7) で運転データを収集して全空
調機(1,1, … )を一括監視するようにしてもよい。ま
た、本実施例においては、ローカルコントローラ(6,6,
… )は、異常予知ファイル(6e)を設けるようにしたが、
該異常予知ファイル(6e)を設けることなくリアル判別手
段(63)の予備信号L11〜L22を警報送信手段(64)のみで
ホストコントローラ(7) に送信するようにしてもよく、
また逆に、上記警報送信手段(64)を設けることなく異常
予知ファイル(6e)で異常予知データを送信するようにし
てもよい。また、本実施例においては、リアル判別手段
(63)とトレンド判別手段(71)と制御判別手段(72)とを設
けたが、制御判別手段(72)は必ずしも設けなくともよ
い。つまり、吐出管垂下制御等を有しない空調機の異常
予知をも行う場合があり得るからである。また、本実施
例においては、異常予知手段(73)はアンド回路(7a)と第
1オア回路(7b)とを備えるようにしたが、アンド回路(7
a)のみ、又は第1オア回路(7b)のみであってもよい。ま
た、本実施例においては、トレンド判別手段(71)は運転
状態値の代表値と最大最小値とを利用するようにした
が、運転状態の代表値のみ、又は最大最小値のみであっ
てもよい。また、本実施例においては、異常予知手段(7
3)は、冷媒不足やフィルタ汚れ等を予知するようにした
が、圧縮機(21)の作動不良や室外電動膨張弁(25)等の各
種弁の作動不良を予知するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空調機の冷媒系統図である。
【図3】空調機の監視システム図である。
【図4】ローカルコントローラの制御ブロック図であ
る。
【図5】異常予知手段のブロック図である。
【図6】入出力信号が異なる異常予知手段のブロック図
である。
【図7】リアル判別手段の制御フロー図である。
【図8】リアル判別手段の他の制御フロー図である。
【符号の説明】
1 空調機 5 監視システム 52 専用回線 53 電話回線 6 ローカルコントローラ 63 リアル判別手段 65 データ処理手段 66 定時送信手段 6a 代表ファイル 6b 最大最小ファイル 6c 積算ファイル 6d 回数ファイル 6e 異常予知ファイル 7 ホストコントローラ 71 トレンド判別手段 72 制御判別手段 73 異常予知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 一登 大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田セ ンタービル ダイキン工業株式会社内 (72)発明者 多田 雅純 大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田セ ンタービル ダイキン工業株式会社内 (72)発明者 黒川 隆史 大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田セ ンタービル ダイキン工業株式会社内 (72)発明者 仲上 昭次 大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田セ ンタービル ダイキン工業株式会社内 (72)発明者 岩井 雅志 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 田中 雅宏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(21)と熱源側熱交換器(24)と膨脹
    機構(25, 32)と利用側熱交換器(31)とを有する空調機
    (1) と、 該空調機(1) における複数の運転状態値を検出して各運
    転状態値の状態信号を出力する複数の状態検出手段(Th
    4,P1,13, … )と、 該状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて各
    運転状態値が該各運転状態値に対応して予め設定された
    監視値になると各運転状態値に基づいた異常の兆候を判
    別して予備信号を出力する複数の状態判別手段(63,71,
    … )と、 該各状態判別手段(63,71, … )が予備信号を出力する
    と、該予備信号に基づいて空調機(1) の異常を予知して
    異常予知信号を出力する異常予知手段(73)とを備えてい
    ることを特徴とする空気調和装置の状態監視装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機(21)と熱源側熱交換器(24)と膨脹
    機構(25, 32)と利用側熱交換器(31)とを有する複数の空
    調機(1,1, … )と、 該各空調機(1,1, … )における運転データを受信するコ
    ントローラ(7) と、 上記各空調機(1) における複数の運転状態値を検出して
    各運転状態値の状態信号を運転データとしてコントロー
    ラ(7) に出力する複数の状態検出手段(Th4,P1,13, … )
    と、 上記コントローラ(7) に設けられ、上記状態検出手段(T
    h4,P1,13, … )の状態信号を受けて各運転状態値が該各
    運転状態値に対応して予め設定された監視値になると各
    運転状態値に基づいた異常の兆候を判別して予備信号を
    出力する複数の状態判別手段(63,71, … )と、 上記コントローラ(7) に設けられ、上記各状態判別手段
    (63,71, … )が予備信号を出力すると、該予備信号に基
    づいて空調機(1) の異常を予知して異常予知信号を出力
    する異常予知手段(73)とを備えていることを特徴とする
    空気調和装置の状態監視装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機(21)と熱源側熱交換器(24)と膨脹
    機構(25, 32)と利用側熱交換器(31)とを有する複数の空
    調機(1,1, … )と、 該各空調機(1,1, … )における運転データを受信する複
    数のローカルコントローラ(6,6, … )と、 該複数のローカルコントローラ(6,6, … )から上記各空
    調機(1,1, … )の運転データを受信するホストコントロ
    ーラ(7) と、 上記各空調機(1) における複数の運転状態値を検出して
    各運転状態値の状態信号を運転データとしてローカルコ
    ントローラ(6) に出力する複数の状態検出手段(Th4,P1,
    13, … )と、 上記ローカルコントローラ(6,6, … )及びホストコント
    ローラ(7) に設けられ、上記状態検出手段(Th4,P1,13,
    … )の状態信号を受けて各運転状態値が該各運転状態値
    に対応して予め設定された監視値になると各運転状態値
    に基づいた異常の兆候を判別して予備信号を出力する複
    数の状態判別手段(63,71, … )と、 上記ホストコントローラ(7) に設けられ、上記各状態判
    別手段(63,71, … )が予備信号を出力すると、該予備信
    号に基づいて空調機(1) の異常を予知して異常予知信号
    を出力する異常予知手段(73)とを備えていることを特徴
    とする空気調和装置の状態監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空気調和装置の状態監視
    装置において、 ローカルコントローラ(6) は、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における運転状態値の代表値をストアする代表ファイ
    ル(6a)と、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における運転状態値の最大最小値をストアする最大最
    小ファイル(6b)と、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における空調制御の運転時間の積算値をストアする積
    算ファイル(6c)と、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における空調制御の回数値をストアする回数ファイル
    (6d)と備えると共に、 空調機(1,1, … )からのリアルタイムで受信する運転デ
    ータから各ファイル(6a 〜 6d)のコードに対応した運転
    状態値の運転データを各ファイルに書込むデータ処理手
    段(65)と、 上記各ファイル(6a 〜 6d)にストアされた運転データを
    予め設定された時間毎にホストコントローラ(7) に送信
    する定時送信手段(66)とを備えていることを特徴とする
    空気調和装置の状態監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の空気調和装置の状態監視
    装置において、 ローカルコントローラ(6) は、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における運転状態値の代表値をストアする代表ファイ
    ル(6a)と、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における運転状態値の最大最小値をストアする最大最
    小ファイル(6b)と、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における空調制御の運転時間の積算値をストアする積
    算ファイル(6c)と、 空調機(1) における特定の運転状態値であって所定時間
    内における空調制御の回数値をストアする回数ファイル
    (6d)と、 上記状態判別手段(63)の予備信号に対応した異常予知デ
    ータをストアする異常予知ファイル(6e)とを備えると共
    に、 上記空調機(1,1, … )からのリアルタイムで受信する運
    転データ及び状態判別手段(63,71, … )の予備信号から
    各ファイル(6a 〜 6e)のコードに対応した運転状態値の
    運転データ及び異常予知データを各ファイルに書込むデ
    ータ処理手段(65)と、 上記各ファイル(6a 〜 6e)にストアされた運転データ及
    び異常予知データを予め設定された時間毎にホストコン
    トローラ(7) に送信する定時送信手段(66)とを備えてい
    ることを特徴とする空気調和装置の状態監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1記載の空気調和
    装置の状態監視装置において、 複数の状態判別手段(63,71, … )は、 状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて瞬時
    の運転状態値が監視値になると予備信号を出力するリア
    ル判別手段(63)と、 状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて所定
    時間内における運転状態の傾向を示す運転状態値が監視
    値になると予備信号を出力するトレンド判別手段(71)と
    より構成されていることを特徴とする空気調和装置の状
    態監視装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れか1記載の空気調和
    装置の状態監視装置において、 複数の状態判別手段(63,71, … )は、 状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて瞬時
    の運転状態値が監視値になると予備信号を出力するリア
    ル判別手段(63)と、 状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて所定
    時間内における運転状態の傾向を示す運転状態値が監視
    値になると予備信号を出力するトレンド判別手段(71)
    と、 状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて所定
    時間内における空調制御の運転状態値が監視値になると
    予備信号を出力する制御判別手段(72)とより構成されて
    いることを特徴とする空気調和装置の状態監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れか1記載の空気調和
    装置の状態監視装置において、 異常予知手段(73)は、全状態判別手段(63,71, … )の予
    備信号を受けると異常予知信号を出力する論理積機能を
    備えていることを特徴とする空気調和装置の状態監視装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7の何れか1記載の空気調和
    装置の状態監視装置において、 異常予知手段(73)は、各状態判別手段(63,71, … )の何
    れかの予備信号を受けると異常予知信号を出力する論理
    和機能を備えていることを特徴とする空気調和装置の状
    態監視装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7の何れか1記載の空気調
    和装置の状態監視装置において、 各状態判別手段(63,71, … )は、第1監視値と、該第1
    監視値より監視条件が厳しい値の第2監視値とを有し、
    運転状態値が第1監視値になると第1予備信号を、運転
    状態値が第2監視値になると第2予備信号を出力するよ
    うに構成される一方、 異常予知手段(73)は、全状態判別手段(63,71, … )の第
    1予備信号を受けると異常予知信号を出力する論理積機
    能と、各状態判別手段(63,71, … )の何れかの第2予備
    信号を受けると異常予知信号を出力する論理和機能とを
    備えていることを特徴とする空気調和装置の状態監視装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項3〜5の何れか1記載の空気調
    和装置の状態監視装置において、 ローカルコントローラ(6,6, … )の状態判別手段(63)
    は、状態検出手段(Th4,P1,13, … )の状態信号を受けて
    瞬時の運転状態値が監視値になると予備信号を出力する
    リアル判別手段(63)で構成されていることを特徴とする
    空気調和装置の状態監視装置。
  12. 【請求項12】 請求項3〜5の何れか1記載の空気調
    和装置の状態監視装置において、 空調機(1,1, … )と
    ローカルコントローラ(6,6, … )とは専用回線(52)で接
    続される一方、 ローカルコントローラ(6,6, … )とホストコントローラ
    (7) とは電話回線(53)で接続されていることを特徴とす
    る空気調和装置の状態監視装置。
  13. 【請求項13】 請求項6又は7記載の空気調和装置の
    状態監視装置において、 トレンド判別手段(71)は、空調機(1) における特定の運
    転状態値であって所定時間内における運転状態値の代表
    値が監視値になると予備信号を出力するように構成され
    ていることを特徴とする空気調和装置の状態監視装置。
  14. 【請求項14】 請求項6又は7記載の空気調和装置の
    状態監視装置において、 トレンド判別手段(71)は、空調機(1) における特定の運
    転状態値であって所定時間内における運転状態の最大最
    小値が監視値になると予備信号を出力するように構成さ
    れていることを特徴とする空気調和装置の状態監視装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項6又は7記載の空気調和装置の
    状態監視装置において、 トレンド判別手段(71)は、空調機(1) における特定の運
    転状態値であって所定時間内における運転状態値の代表
    値が監視値になると予備信号を出力すると共に、空調機
    (1) における特定の運転状態値であって所定時間内にお
    ける運転状態値の最大最小値が監視値になると予備信号
    を出力するように構成されていることを特徴とする空気
    調和装置の状態監視装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜10の何れか1記載の空気調
    和装置の状態監視装置において、 異常予知手段(73)は、各状態判別手段(63,71, … )の予
    備信号に基づき冷媒不足を予知してガス欠予知信号を出
    力することを特徴とする空気調和装置の態監視装置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜10の何れか1記載の空気調
    和装置の状態監視装置において、 異常予知手段(73)は、各状態判別手段(63,71, … )の予
    備信号に基づき利用側熱交換器(31)の汚れ又は利用側熱
    交換器(31)におけるフィルタ汚れを予知して汚れ予知信
    号を出力することを特徴とする空気調和装置の状態監視
    装置。
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