JPH0771847B2 - 水中ライニングシ−ト - Google Patents
水中ライニングシ−トInfo
- Publication number
- JPH0771847B2 JPH0771847B2 JP27313086A JP27313086A JPH0771847B2 JP H0771847 B2 JPH0771847 B2 JP H0771847B2 JP 27313086 A JP27313086 A JP 27313086A JP 27313086 A JP27313086 A JP 27313086A JP H0771847 B2 JPH0771847 B2 JP H0771847B2
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- JP
- Japan
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- meth
- acrylate
- lining
- sheet
- curable resin
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- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紫外線硬化型の水中ラインニングシートに関す
る。
る。
〔従来の技術〕 例えば海洋構築物の金属腐食防止法として樹脂ライニン
グ方法が有効であり、特に水中に没する部分の樹脂ライ
ニング法としては水中に没する前に樹脂ライニングを施
すことが行なわれている。
グ方法が有効であり、特に水中に没する部分の樹脂ライ
ニング法としては水中に没する前に樹脂ライニングを施
すことが行なわれている。
しかしながら、このように水中に没する前に樹脂ライニ
ングを施すのでは、例えば水中で溶接組み立てを行なつ
て構築物を構築するときに樹脂ライニング層や塗装が溶
接熱によつて破壊することがある。
ングを施すのでは、例えば水中で溶接組み立てを行なつ
て構築物を構築するときに樹脂ライニング層や塗装が溶
接熱によつて破壊することがある。
また、樹脂ライニング層や塗装は樹脂の経時的劣化や外
的な力が加わつた場合に接着力不足による樹脂層の剥離
等を生じるために、水中で樹脂層の欠陥部を補修しなけ
ればならなくなり、手間がかかると共に、ライニング層
の補修作業に費用を要し不経済である。
的な力が加わつた場合に接着力不足による樹脂層の剥離
等を生じるために、水中で樹脂層の欠陥部を補修しなけ
ればならなくなり、手間がかかると共に、ライニング層
の補修作業に費用を要し不経済である。
更に、このような樹脂の欠陥を水中で補修するために、
二液性のエポキシ樹脂、例えば主材としてのビスフエノ
ールA型エポキシ樹脂と硬化剤としての変性ポリアミド
アミンとのパテ状混練物を水中で補修部分にコーテイン
グするようにしているが、パテ状混練物と被ライニング
面との間の水の追い出しが難しいため、あるいは硬化物
の物理的強度が小さいために、信頼性に乏しく、しかも
パテ状混練物を塗布するために硬化時間も遅く、非常に
作業能率が悪い。
二液性のエポキシ樹脂、例えば主材としてのビスフエノ
ールA型エポキシ樹脂と硬化剤としての変性ポリアミド
アミンとのパテ状混練物を水中で補修部分にコーテイン
グするようにしているが、パテ状混練物と被ライニング
面との間の水の追い出しが難しいため、あるいは硬化物
の物理的強度が小さいために、信頼性に乏しく、しかも
パテ状混練物を塗布するために硬化時間も遅く、非常に
作業能率が悪い。
そこで、空気中において鋼管等の表面を保護する際に用
いられている表面保護工法を水中でのライニングにおい
て用いることが考えられる。
いられている表面保護工法を水中でのライニングにおい
て用いることが考えられる。
この表面保護工法としては、特開昭59−178216号公報に
記載されているように、活性なOH基或いはCOOH基を有す
る紫外線硬化性樹脂を含浸したガラスクロスプリプレグ
テープで部材の表面を被覆し、このプリプレグテープの
外表面を紫外線を透過するプラスチックフィルムで被覆
して、紫外線を照射することによりプリプレグテープを
硬化させることが知られている。
記載されているように、活性なOH基或いはCOOH基を有す
る紫外線硬化性樹脂を含浸したガラスクロスプリプレグ
テープで部材の表面を被覆し、このプリプレグテープの
外表面を紫外線を透過するプラスチックフィルムで被覆
して、紫外線を照射することによりプリプレグテープを
硬化させることが知られている。
ところが、上述した表面保護工法は空気中でのライニン
グを目的としているため、そこで用いられている活性な
OH基或いはCOOH基を有する紫外線硬化性樹脂には水中で
の硬化性が十分でなく、特に水中で濡れた鋼管等の表面
に対する接着力が十分ではないものが含まれる。
グを目的としているため、そこで用いられている活性な
OH基或いはCOOH基を有する紫外線硬化性樹脂には水中で
の硬化性が十分でなく、特に水中で濡れた鋼管等の表面
に対する接着力が十分ではないものが含まれる。
上記の問題点を解決するため本発明は、紫外線硬化性樹
脂層上にプラスチツクフイルムを設け、紫外線硬化性樹
脂層を構成する紫外線硬化性樹脂は、次の(A)乃至
(E)から選択されるいずれかあるいは2種以上組合わ
せたものと、光重合開始剤とを含有させて水中ライニン
グシートを構成した。
脂層上にプラスチツクフイルムを設け、紫外線硬化性樹
脂層を構成する紫外線硬化性樹脂は、次の(A)乃至
(E)から選択されるいずれかあるいは2種以上組合わ
せたものと、光重合開始剤とを含有させて水中ライニン
グシートを構成した。
(A)構造式 で表わされる反応性化合物 (B)構造式 で表わされる反応性化合物 (C)構造式 で表わされる反応性化合物 (D)構造式 で表わされる反応性化合物 (E)構造式 で表わされる反応性化合物(ただし、上式中、n、m、
Lは、1以上の整数を表わす。) 〔作用〕 上記の(A)乃至(E)から選択されるいずれかあるい
は2種以上組合わせたものと、光重合開始剤とを含有さ
せて構成した紫外線硬化性樹脂は、水中硬化性に優れ、
特に濡れている鉄等の金属面に対し優れた接着力を有す
るために、金属の被ライニング面と基材シートとの間へ
の水の侵入を防止することができ、更に紫外線硬化性樹
脂を含浸する基材シートとプラスチツクフイルムとの間
においても優れた接着力を発揮することができる。
Lは、1以上の整数を表わす。) 〔作用〕 上記の(A)乃至(E)から選択されるいずれかあるい
は2種以上組合わせたものと、光重合開始剤とを含有さ
せて構成した紫外線硬化性樹脂は、水中硬化性に優れ、
特に濡れている鉄等の金属面に対し優れた接着力を有す
るために、金属の被ライニング面と基材シートとの間へ
の水の侵入を防止することができ、更に紫外線硬化性樹
脂を含浸する基材シートとプラスチツクフイルムとの間
においても優れた接着力を発揮することができる。
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明を実施したライニングシート
の一例を示す断面図及び斜視図である。
の一例を示す断面図及び斜視図である。
ライニングシート1は紫外線硬化性樹脂層としての基材
シート2上にプラスチツクフイルム3を積層したもので
ある。
シート2上にプラスチツクフイルム3を積層したもので
ある。
基材シート2は基材に紫外線硬化性樹脂を含浸したもの
である。この基材シート2に用いる基材は紫外線硬化性
樹脂を含浸することができ、この樹脂を水中で硬化する
までの間内部に保持することができる材料によつて形成
している。
である。この基材シート2に用いる基材は紫外線硬化性
樹脂を含浸することができ、この樹脂を水中で硬化する
までの間内部に保持することができる材料によつて形成
している。
特に基材シート2に用いる基材としては発泡ウレタンに
より形成した例えばスポンジなどの多孔質材料等であっ
て、被ライニング面に追従し得る弾力性を有する材料が
望ましい。このような弾力性を有する基材に非水溶性の
紫外線硬化性樹脂を含浸することにより、硬化前の紫外
線硬化性樹脂を使用に供するまで内部に十分に保持し、
しかも被ライニング面の凹凸の吸収が可能であり、強化
繊維よりも内部に含浸した紫外線硬化性樹脂が被着面に
直接接触する量が多いために被着面に対する接着力が強
くなる。またこの弾力性を有する基材として発泡ウレタ
ン樹脂により形成したクツシヨン材を用いることによ
り、基材シート2(クツシヨン層)が被ライニング面の
凹凸に追従して凹凸を吸収するために、被ライニング面
と基材シート2との間の水を完全に追出して被ライニン
グ面と基材シートとの間の隙間を無くすることができる
ので、凹凸のある被ライニング面にも確実且つ容易にラ
イニングを施すことが可能である。
より形成した例えばスポンジなどの多孔質材料等であっ
て、被ライニング面に追従し得る弾力性を有する材料が
望ましい。このような弾力性を有する基材に非水溶性の
紫外線硬化性樹脂を含浸することにより、硬化前の紫外
線硬化性樹脂を使用に供するまで内部に十分に保持し、
しかも被ライニング面の凹凸の吸収が可能であり、強化
繊維よりも内部に含浸した紫外線硬化性樹脂が被着面に
直接接触する量が多いために被着面に対する接着力が強
くなる。またこの弾力性を有する基材として発泡ウレタ
ン樹脂により形成したクツシヨン材を用いることによ
り、基材シート2(クツシヨン層)が被ライニング面の
凹凸に追従して凹凸を吸収するために、被ライニング面
と基材シート2との間の水を完全に追出して被ライニン
グ面と基材シートとの間の隙間を無くすることができる
ので、凹凸のある被ライニング面にも確実且つ容易にラ
イニングを施すことが可能である。
更に、上記クツシヨン材がスポンジ等の多孔質材料で形
成されている場合には、紫外線透過率が高いために、紫
外線硬化性樹脂を十分に硬化させる結果、被ライニング
面にライニングシート1を強固に接着することができ
る。
成されている場合には、紫外線透過率が高いために、紫
外線硬化性樹脂を十分に硬化させる結果、被ライニング
面にライニングシート1を強固に接着することができ
る。
更にまた、この基材シート2は任意な厚みにすることが
でき、一度で厚膜ライニングが可能であり、この場合必
要に応じて重ねて使用することができる。またこの基材
シート2の厚みを調整することによつてライニング層を
厚みを調整可能である。なお、基材シート2が厚くなる
と紫外線透過量が減少し、硬化時間が長くなつて作業性
が低下する一方、薄くなると被ライニング面の凹凸に対
する追従性が減少するので、基材シート2の厚みは0.05
mm〜5mmの範囲内にするのが好ましい。基材シート2の
基材の材料としては発泡ウレタンによつて形成されたス
ポンジ等の他、有機または無機強化繊維が用いられ、有
機繊維としてはポリエステル、ビニロン、ポリプロピレ
ン等の合成繊維や、綿や絹等の天然繊維、これ等の織布
または不織布、更には紙やパルプ等の木材繊維が使用可
能である。また無機繊維としては、カーボン繊維や金属
繊維等を使用することができる。これ等の強化繊維はそ
れ自体紫外線を透過するものであることが望ましいが、
紫外線を透過しないものであつても、例えばメツシユ状
等隙間が空いて紫外線を通過するものでもよい。
でき、一度で厚膜ライニングが可能であり、この場合必
要に応じて重ねて使用することができる。またこの基材
シート2の厚みを調整することによつてライニング層を
厚みを調整可能である。なお、基材シート2が厚くなる
と紫外線透過量が減少し、硬化時間が長くなつて作業性
が低下する一方、薄くなると被ライニング面の凹凸に対
する追従性が減少するので、基材シート2の厚みは0.05
mm〜5mmの範囲内にするのが好ましい。基材シート2の
基材の材料としては発泡ウレタンによつて形成されたス
ポンジ等の他、有機または無機強化繊維が用いられ、有
機繊維としてはポリエステル、ビニロン、ポリプロピレ
ン等の合成繊維や、綿や絹等の天然繊維、これ等の織布
または不織布、更には紙やパルプ等の木材繊維が使用可
能である。また無機繊維としては、カーボン繊維や金属
繊維等を使用することができる。これ等の強化繊維はそ
れ自体紫外線を透過するものであることが望ましいが、
紫外線を透過しないものであつても、例えばメツシユ状
等隙間が空いて紫外線を通過するものでもよい。
次に、基材シート2に含浸する紫外線硬化性樹脂は水溶
性を有し、200〜400ナノメータの波長を有する紫外線で
硬化し、更に水中で被ライニング面に接着可能なもので
ある。この紫外線硬化性樹脂は、前記(A)乃至(E)
の構造式で表わされる反応性化合物から選択されるいず
れか(単独)あるいは2種以上の組合わせからなる樹脂
(以下これを便宜上「樹脂U」で表わす)、反応性オリ
ゴマー樹脂、反応性稀釈剤、光重合開始剤、その他の添
加剤などで構成される。
性を有し、200〜400ナノメータの波長を有する紫外線で
硬化し、更に水中で被ライニング面に接着可能なもので
ある。この紫外線硬化性樹脂は、前記(A)乃至(E)
の構造式で表わされる反応性化合物から選択されるいず
れか(単独)あるいは2種以上の組合わせからなる樹脂
(以下これを便宜上「樹脂U」で表わす)、反応性オリ
ゴマー樹脂、反応性稀釈剤、光重合開始剤、その他の添
加剤などで構成される。
なお、紫外線硬化性樹脂全体に対する樹脂Uの割合は10
%以上必要であり、10%以下の場合は水中で被ライニン
グ面に対する接着力が小さく実用に適しない。
%以上必要であり、10%以下の場合は水中で被ライニン
グ面に対する接着力が小さく実用に適しない。
また、オリゴマー樹脂として、ウレタン(メタ)アクリ
レート、2ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ブトキ
シエチル(メタ)アクリレート、エチルジエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、2エチルヘキシル(メ
タ)アクリレアート、シクロヘキスル(メタ)アクリレ
ート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2ヒド
ロ3フェニルオキシプロピル(メタ)アクリレート、ジ
シクロペンタジエン(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6ヘキサン
ジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリ(メタァ)アクリロ
キシエチルフォスフェート等がある。
レート、2ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ブトキ
シエチル(メタ)アクリレート、エチルジエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、2エチルヘキシル(メ
タ)アクリレアート、シクロヘキスル(メタ)アクリレ
ート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2ヒド
ロ3フェニルオキシプロピル(メタ)アクリレート、ジ
シクロペンタジエン(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6ヘキサン
ジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリ(メタァ)アクリロ
キシエチルフォスフェート等がある。
更に、光重合開始剤としては、2,2ジメトキシ2フェニ
ルアセトフェノン、2,2ジエトキシアセトフェノン、1
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾイル
アルキルエーテル、ベンゾフェノン、メチルベンゾイル
フォーマート等がある。
ルアセトフェノン、2,2ジエトキシアセトフェノン、1
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾイル
アルキルエーテル、ベンゾフェノン、メチルベンゾイル
フォーマート等がある。
更にその他の添加剤としては、粘着付与剤、充填剤、重
合禁止剤、着色剤等がある。
合禁止剤、着色剤等がある。
また、ここでは紫外線硬化性樹脂層を基材に紫外線硬化
性樹脂を含浸させてなる基材シート2で構成した例につ
いて述べているが、例えば紫外線硬化性樹脂をゲル状化
し、あるいは充填剤を加える等により高粘度化して紫外
線硬化性樹脂が一定の形態を維持できるようにしたもの
を用いることもでき、この場合にはスポンジ等の基材に
含浸させなくとも紫外線硬化性樹脂自体で紫外線硬化性
樹脂層を形成できる。
性樹脂を含浸させてなる基材シート2で構成した例につ
いて述べているが、例えば紫外線硬化性樹脂をゲル状化
し、あるいは充填剤を加える等により高粘度化して紫外
線硬化性樹脂が一定の形態を維持できるようにしたもの
を用いることもでき、この場合にはスポンジ等の基材に
含浸させなくとも紫外線硬化性樹脂自体で紫外線硬化性
樹脂層を形成できる。
上記の如き紫外線硬化性樹脂は、水中硬化性に優れ、特
に濡れている鉄等の金属面に対し優れた接着力を有する
ために、金属の被ライニング面と基材シートとの間への
水の侵入を防止する。更に、この紫外線硬化性樹脂は、
基材シートとプラスチツクフイルムとの間においても優
れた接着力を発揮する。
に濡れている鉄等の金属面に対し優れた接着力を有する
ために、金属の被ライニング面と基材シートとの間への
水の侵入を防止する。更に、この紫外線硬化性樹脂は、
基材シートとプラスチツクフイルムとの間においても優
れた接着力を発揮する。
次に、プラスチツクフイルム3は防水層4とこの防水層
4の両面に形成した防止層4を紫外線硬化性樹脂として
の基材シート2に接着する接着層5及びこのライニング
シート1を他のライニングシート1に接着する接着層6
とを備えている。ただし、プラスチツクフイルム3は防
水層4とこの防水層4を基材シート2に接着する接着層
5とを備えたものを用いることもできるし、これに加え
て防水層4と接着層5との間あるいは防水層4と接着層
6との間に他の何等かの層を介在させたものを用いるこ
ともできる。要はプラスチツクフイルムは防水層とこの
防水層を直接的にあるいは間接的に紫外線硬化性樹脂層
に接着する接着層とを有していればよい。
4の両面に形成した防止層4を紫外線硬化性樹脂として
の基材シート2に接着する接着層5及びこのライニング
シート1を他のライニングシート1に接着する接着層6
とを備えている。ただし、プラスチツクフイルム3は防
水層4とこの防水層4を基材シート2に接着する接着層
5とを備えたものを用いることもできるし、これに加え
て防水層4と接着層5との間あるいは防水層4と接着層
6との間に他の何等かの層を介在させたものを用いるこ
ともできる。要はプラスチツクフイルムは防水層とこの
防水層を直接的にあるいは間接的に紫外線硬化性樹脂層
に接着する接着層とを有していればよい。
防水層4は紫外線を透過可能であつて、伸び率5%以上
の透湿性の少ないフイルムが好ましく、例えば材質はポ
リエチレン、ポリプロピレン、テフロン、ポリ塩化ビニ
リデン等により形成する。
の透湿性の少ないフイルムが好ましく、例えば材質はポ
リエチレン、ポリプロピレン、テフロン、ポリ塩化ビニ
リデン等により形成する。
また、接着層5,6は紫外線を透過する材料により形成し
たものであつて、好ましくは伸び率5%以上のプラスチ
ツクであり、例えば、防水層4の両面にコーテイング、
またはフイルムの状態でラミネート接着する。この接着
層5,6を形成する材質として例えばナイロン、エチレン
酢酸ビニル樹脂、アイオノマー樹脂等の一種又は二種以
上を組合わせたものを用いる。かように防水層4を形成
することによつて耐水性の良いライニング層を形成する
ことができる。さらに紫外線硬化性樹脂を含浸した基材
シート2と防水層4との間に接着層5を介在させること
により、紫外線硬化性樹脂に対する粘着性が悪いポリエ
チレンシートにより防水層4を構成した場合にも防水層
4と基材シート2とを確実にかつ気密に接着することが
できる。また接着層6は第4図に示すようにこのライニ
ングシート1を連結して用いる場合に、他方のライニン
グシート1のプラスチツクフイルム3の表面に確実かつ
気密に接着し、ライニングシート1間の連結を確実に
し、この連結部分への水の侵入を防止する。
たものであつて、好ましくは伸び率5%以上のプラスチ
ツクであり、例えば、防水層4の両面にコーテイング、
またはフイルムの状態でラミネート接着する。この接着
層5,6を形成する材質として例えばナイロン、エチレン
酢酸ビニル樹脂、アイオノマー樹脂等の一種又は二種以
上を組合わせたものを用いる。かように防水層4を形成
することによつて耐水性の良いライニング層を形成する
ことができる。さらに紫外線硬化性樹脂を含浸した基材
シート2と防水層4との間に接着層5を介在させること
により、紫外線硬化性樹脂に対する粘着性が悪いポリエ
チレンシートにより防水層4を構成した場合にも防水層
4と基材シート2とを確実にかつ気密に接着することが
できる。また接着層6は第4図に示すようにこのライニ
ングシート1を連結して用いる場合に、他方のライニン
グシート1のプラスチツクフイルム3の表面に確実かつ
気密に接着し、ライニングシート1間の連結を確実に
し、この連結部分への水の侵入を防止する。
このプラスチツクフイルム3は全体としての伸び率が5
%以上であることが好ましく、5%以下であると被ライ
ニング面に凹凸がある場合、又は被ライニング面が曲面
をなす場合には、紫外線硬化性樹脂が硬化する時に被ラ
イニング面と基材シート2(クツシヨン層)との間及び
基材シート2とプラスチツクフイルム3との間に空間を
生じ易い。プラスチツクフイルム3の伸び率は20〜100
%の範囲にあることが特に好ましい。
%以上であることが好ましく、5%以下であると被ライ
ニング面に凹凸がある場合、又は被ライニング面が曲面
をなす場合には、紫外線硬化性樹脂が硬化する時に被ラ
イニング面と基材シート2(クツシヨン層)との間及び
基材シート2とプラスチツクフイルム3との間に空間を
生じ易い。プラスチツクフイルム3の伸び率は20〜100
%の範囲にあることが特に好ましい。
また、プラスチツクフイルム3は全体としての紫外線透
過率が200〜400ナノメータの波長を有する紫外線ができ
る限り100%に近く大きいことが望ましいが、1%以上
なら使用可能であり、好ましくは5%以上がよい。
過率が200〜400ナノメータの波長を有する紫外線ができ
る限り100%に近く大きいことが望ましいが、1%以上
なら使用可能であり、好ましくは5%以上がよい。
さらに、プラスチツクフイルム3として紫外線硬化性樹
脂に対し実用に耐える程度の十分な接着力を有し、非水
溶性であり透湿性が小さく、伸び性を有し、更に一定以
上の紫外線透過性を有するもであれば好ましく、例えば
エチレン酢酸ビニルフイルム、アイオマーフイルム等を
も用いることができる。
脂に対し実用に耐える程度の十分な接着力を有し、非水
溶性であり透湿性が小さく、伸び性を有し、更に一定以
上の紫外線透過性を有するもであれば好ましく、例えば
エチレン酢酸ビニルフイルム、アイオマーフイルム等を
も用いることができる。
プラスチツクフイルム3の厚みは特に限定されないが、
厚くなると紫外線透過量が減少し、被ライニング面に対
する追従性が減少し、作業性が悪くなる。逆に薄すぎる
と作業時に裂けたり物理的強度が強く好ましくない場合
がある。
厚くなると紫外線透過量が減少し、被ライニング面に対
する追従性が減少し、作業性が悪くなる。逆に薄すぎる
と作業時に裂けたり物理的強度が強く好ましくない場合
がある。
また、上記以外のプラスチツクフイルムとしては、上記
防水層の単独フイルムに基材シートに含浸する紫外線硬
化性樹脂を塗布したものも用いることができる。このよ
うにポリエチレン等から形成される防水層に紫外線硬化
性樹脂を塗布することにより、基材シートに含浸した紫
外線硬化性樹脂に紫外線を照射して樹脂を硬化すると同
時に防止層を基材シート面に接着硬化することができ
る。さらに、この場合防水層上面に上記の接着層を積層
し、縁部を重ね合わせてライニングシート間を結合する
こともできる。
防水層の単独フイルムに基材シートに含浸する紫外線硬
化性樹脂を塗布したものも用いることができる。このよ
うにポリエチレン等から形成される防水層に紫外線硬化
性樹脂を塗布することにより、基材シートに含浸した紫
外線硬化性樹脂に紫外線を照射して樹脂を硬化すると同
時に防止層を基材シート面に接着硬化することができ
る。さらに、この場合防水層上面に上記の接着層を積層
し、縁部を重ね合わせてライニングシート間を結合する
こともできる。
上記のライニングシート1を形成するには、例えば、任
意の形状のプラスチツクフイルム3上に基材シート2の
基材を載置し、この基材に紫外線硬化性樹脂を流し込ん
で含浸させる。この場合、プラスチツクフイルム3とし
て基材シート2の縁部端面またはさらに基材シート2の
周辺の被ライニング面を覆い得るような形状のものを用
いることもできる。
意の形状のプラスチツクフイルム3上に基材シート2の
基材を載置し、この基材に紫外線硬化性樹脂を流し込ん
で含浸させる。この場合、プラスチツクフイルム3とし
て基材シート2の縁部端面またはさらに基材シート2の
周辺の被ライニング面を覆い得るような形状のものを用
いることもできる。
また、その他、ライニングシート1の形成方法として
は、特に限定されないが、例えば第7図に示すように、
ロール状に巻回したプラスチツクフイルム3をローラ11
を介してローラ12,12間に送り込む。一方、ロール状に
巻回した基材シート2を引出してローラ13を介して紫外
線硬化性樹脂14を充填した樹脂槽15内に送り込んで基材
シート2に紫外線硬化性樹脂を含浸した後、基材シート
2をローラ16,16によつて樹脂槽15から引上げてローラ1
2,12間に送り込む。更にロール状に巻回した剥離紙17を
ローラ18によつてローラ12,12間に送り込む。そしてこ
れ等のローラ12,12間でプラスチツクフイルム3と紫外
線硬化性樹脂を含浸した基材シート2及び剥離紙17をラ
ミネート接着して、ライニングシート1を形成する。
は、特に限定されないが、例えば第7図に示すように、
ロール状に巻回したプラスチツクフイルム3をローラ11
を介してローラ12,12間に送り込む。一方、ロール状に
巻回した基材シート2を引出してローラ13を介して紫外
線硬化性樹脂14を充填した樹脂槽15内に送り込んで基材
シート2に紫外線硬化性樹脂を含浸した後、基材シート
2をローラ16,16によつて樹脂槽15から引上げてローラ1
2,12間に送り込む。更にロール状に巻回した剥離紙17を
ローラ18によつてローラ12,12間に送り込む。そしてこ
れ等のローラ12,12間でプラスチツクフイルム3と紫外
線硬化性樹脂を含浸した基材シート2及び剥離紙17をラ
ミネート接着して、ライニングシート1を形成する。
また上記構成からなるライニングトシート1を保存する
場合には基材シート2に例えば上述したようにして離剥
紙を張合わせておけばよく、このようにすればライニン
グシート1を紫外線の当らない場合にて長期に保存する
ことができ、ライニングシートの量産が可能になる。こ
の場合にはライニングシート1を水中に入れる前に離剥
紙を剥がし、あるいは水中に入れた後離剥紙を剥がしな
がらライニングシートを被ライニング面に押圧し、その
際被ライニング面状の水分及び気泡を追出しながら接着
する。
場合には基材シート2に例えば上述したようにして離剥
紙を張合わせておけばよく、このようにすればライニン
グシート1を紫外線の当らない場合にて長期に保存する
ことができ、ライニングシートの量産が可能になる。こ
の場合にはライニングシート1を水中に入れる前に離剥
紙を剥がし、あるいは水中に入れた後離剥紙を剥がしな
がらライニングシートを被ライニング面に押圧し、その
際被ライニング面状の水分及び気泡を追出しながら接着
する。
上記の構成からなるライニングシート1によつて水中で
ライニングを施す場合には、例えば第1図に示すような
ライニングシート1を被ライニング面の大きさに応じた
大きさないしはそれ以上の大きさに切断する。そして、
第3図に示すようにプラスチツクフイルム3の表面を上
にして基材シート2の面を水中構築物7等の被ライニン
グ面8に当接させて、プラスチツクフイルム3上から押
圧することによつて被ライニング面(被着面)8と基材
シート2との間の水を追出しながら基材シート2を被ラ
イニング面8に貼付ける。その後、保水性のある紫外線
照射装置を用いて紫外線を一定時間照射し、ライニング
シート1の紫外線硬化性樹脂を硬化させてライニグ層を
形成する。
ライニングを施す場合には、例えば第1図に示すような
ライニングシート1を被ライニング面の大きさに応じた
大きさないしはそれ以上の大きさに切断する。そして、
第3図に示すようにプラスチツクフイルム3の表面を上
にして基材シート2の面を水中構築物7等の被ライニン
グ面8に当接させて、プラスチツクフイルム3上から押
圧することによつて被ライニング面(被着面)8と基材
シート2との間の水を追出しながら基材シート2を被ラ
イニング面8に貼付ける。その後、保水性のある紫外線
照射装置を用いて紫外線を一定時間照射し、ライニング
シート1の紫外線硬化性樹脂を硬化させてライニグ層を
形成する。
なお、被ライニング面8が大きくて1つのライニングシ
ート1によつてすべてをライニングできないような場合
には、例えば第4図に示すようにライニングシート1を
順次接続して連結すればよい。
ート1によつてすべてをライニングできないような場合
には、例えば第4図に示すようにライニングシート1を
順次接続して連結すればよい。
また、プラスチツクフイルム3を基材シート2よりも幅
広に形成したライニングシートを用いるときには、上述
のようにしてライニングシートを被ラインニグ面8に貼
付けた後、第5図に示すようにプラスチツクフイルム3
によつて基材シート2の端面を覆い、あるいは第6図に
示すようなプラスチツクフイルム3によつて基材シート
2の端面を覆い更にプラスチツクフイルム3を被ライニ
ング面8に接着するようにすればよい。
広に形成したライニングシートを用いるときには、上述
のようにしてライニングシートを被ラインニグ面8に貼
付けた後、第5図に示すようにプラスチツクフイルム3
によつて基材シート2の端面を覆い、あるいは第6図に
示すようなプラスチツクフイルム3によつて基材シート
2の端面を覆い更にプラスチツクフイルム3を被ライニ
ング面8に接着するようにすればよい。
さらに、ここではライニングシート1を水外で構成した
後水中に入れてライニングを施す例について述べている
が、基材シート2とプラスチツクフイルム3とを分離し
て形成して置き、使用するときに基材シート2をまず水
中の被ライニング面8に接着した後、基材シート2にプ
ラスチツクフイルム3を接着してライニングシート1を
形成してもよい。
後水中に入れてライニングを施す例について述べている
が、基材シート2とプラスチツクフイルム3とを分離し
て形成して置き、使用するときに基材シート2をまず水
中の被ライニング面8に接着した後、基材シート2にプ
ラスチツクフイルム3を接着してライニングシート1を
形成してもよい。
次に、本発明の具体的な実施例について説明する。
実施例1〜3 (ライニングシートの形成) プラスチックフィルムの一面に基材シートを重ねて貼り
あわせ、この基材シートに上方から紫外線硬化樹脂を流
入して十分に含浸させた。この場合、プラスツチクフイ
ルム、基材シート、紫外線硬化性樹脂としては各々下記
のものを用いた。
あわせ、この基材シートに上方から紫外線硬化樹脂を流
入して十分に含浸させた。この場合、プラスツチクフイ
ルム、基材シート、紫外線硬化性樹脂としては各々下記
のものを用いた。
プラスチツクフイルム層 防水層としての厚さ25ミクロンのポリエチレンフイルム
を用い、この防水層の両面に接着層としての厚さ10ミク
ロンのナイロンフイルムを各々ラミネート接着したプラ
スチツクフイルム 基材シート(クツシヨン層) 厚さ2mmの発泡ウレタン(商品名:エバーライトスコツ
トHR−50、(株)ブリジスト製)。
を用い、この防水層の両面に接着層としての厚さ10ミク
ロンのナイロンフイルムを各々ラミネート接着したプラ
スチツクフイルム 基材シート(クツシヨン層) 厚さ2mmの発泡ウレタン(商品名:エバーライトスコツ
トHR−50、(株)ブリジスト製)。
なお、実施例3は基材シートを用いないで紫外線硬化性
樹脂のみで紫外線硬化性樹脂層を形成した。
樹脂のみで紫外線硬化性樹脂層を形成した。
紫外線硬化性樹脂 第1表に示す組成及び配合割合から成る紫外線硬化樹脂
を調製した。
を調製した。
(組成及び配合割合) なお、この第1表中に示す実施例1〜3で使用した樹脂
Uとしての樹脂U−1、U−2は下記のとおりである。
Uとしての樹脂U−1、U−2は下記のとおりである。
(ライトエステルH−168,共栄社油脂工業株式会社製
品) 尚、式中n,m,Lは、1以上の整数を表す。(ポリブタジ
エン MCA−1000−80,日本石油化学工業(株)製品) また、この第1表中に示す実施例1〜3で使用したオリ
ゴマー樹脂(反応稀釈剤及び重合開始剤を含む)として
のオリゴマー樹脂O−1、O−2は下記のとおりであ
る。
品) 尚、式中n,m,Lは、1以上の整数を表す。(ポリブタジ
エン MCA−1000−80,日本石油化学工業(株)製品) また、この第1表中に示す実施例1〜3で使用したオリ
ゴマー樹脂(反応稀釈剤及び重合開始剤を含む)として
のオリゴマー樹脂O−1、O−2は下記のとおりであ
る。
(オリゴマー樹脂O−1) 先ず、反応容器にビスフェノールポリプロピレンオキサ
イド(アデカポリエーテルBPX55、旭電化製)1モル、7
85gとトリレンジイソシアネート1.2モル、209g、ジブチ
ルチンラウレート0.1g、フェノキシエチルアクリレート
1400g、ハイドロキノン1gを撹拌しながら仕込む。次に
上記の反応容器中を窒素ガスで置換した後、80℃まで加
温し2時間反応させる。
イド(アデカポリエーテルBPX55、旭電化製)1モル、7
85gとトリレンジイソシアネート1.2モル、209g、ジブチ
ルチンラウレート0.1g、フェノキシエチルアクリレート
1400g、ハイドロキノン1gを撹拌しながら仕込む。次に
上記の反応容器中を窒素ガスで置換した後、80℃まで加
温し2時間反応させる。
次いで、2ヒドロキシエチルアクリレート(反応稀釈
剤)0.4モル、46.4gを加え、更に80℃で2時間反応させ
た。そして、赤外線吸収スペクトルでイソシアネート基
がなく反応が終了したことを確認後、2,2ジエトキシア
セトフェノン(光重合開始剤)50g、微粉末シリカ350g
を加え、均一になるまで2時間撹拌してペースト状の粘
稠なオリゴマー樹脂を得た。
剤)0.4モル、46.4gを加え、更に80℃で2時間反応させ
た。そして、赤外線吸収スペクトルでイソシアネート基
がなく反応が終了したことを確認後、2,2ジエトキシア
セトフェノン(光重合開始剤)50g、微粉末シリカ350g
を加え、均一になるまで2時間撹拌してペースト状の粘
稠なオリゴマー樹脂を得た。
(オリゴマー樹脂O−2) 微粉末シリカ350gに代えて微粉末シリカ1000g加えるこ
と以外は実施例1と同様にしてオリゴマー樹脂を得た。
と以外は実施例1と同様にしてオリゴマー樹脂を得た。
次に、鉄を材料とする水中構築物のライニング箇所をサ
ンドブラストして鉄生地を露出した後、第3図に示すよ
うな実施例1〜3のライニングシートを用い、各々の基
材シート面をライニング箇所に当接すると共にプラスチ
ックフィルムの表面を手で押圧し鉄生地表面部と基材シ
ートとの間に介在する水及び気泡を追い出しながら貼付
した。その後、保水性のある紫外線照射装置で紫外線を
実施例1〜3の各ライニングシートに30秒間照射して樹
脂ライニング層を形成した。
ンドブラストして鉄生地を露出した後、第3図に示すよ
うな実施例1〜3のライニングシートを用い、各々の基
材シート面をライニング箇所に当接すると共にプラスチ
ックフィルムの表面を手で押圧し鉄生地表面部と基材シ
ートとの間に介在する水及び気泡を追い出しながら貼付
した。その後、保水性のある紫外線照射装置で紫外線を
実施例1〜3の各ライニングシートに30秒間照射して樹
脂ライニング層を形成した。
(比較例) 下記の構成から成るライニングシートを上記実施例と同
様にして形成した。
様にして形成した。
比較例1 プラスチツクフイルム:実施例1と同じ 基材シート:実施例1と同じ 含浸樹脂:実施例1で用いたオリゴマー樹脂O−1のも
の(樹脂Uを含有しないもの)を用いた。
の(樹脂Uを含有しないもの)を用いた。
比較例2 プラスチックフィルム:厚さ40ミクロンの単独ナイロン
フイルム 基材シート:厚さ1mmのガラス繊維、 含浸樹脂:実施例1と同じ 比較例3 プラスチックフィルム:厚さ35ミクロンの単独ポリエチ
レンテレフタレートフイルム 基材シート:厚さ1mmのポリエステル繊維 含浸樹脂:実施例2と同じ 比較例4 パテ状樹脂を被ライニング面に塗布した。パテ状樹脂と
しては(株)スリーボンド製(商品名:BANDO 20C)の二
液性水中硬化型エポキシ樹脂(主剤:ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、硬化剤:変性ポリアミドアミンのパテ
状混練物)を用いた。
フイルム 基材シート:厚さ1mmのガラス繊維、 含浸樹脂:実施例1と同じ 比較例3 プラスチックフィルム:厚さ35ミクロンの単独ポリエチ
レンテレフタレートフイルム 基材シート:厚さ1mmのポリエステル繊維 含浸樹脂:実施例2と同じ 比較例4 パテ状樹脂を被ライニング面に塗布した。パテ状樹脂と
しては(株)スリーボンド製(商品名:BANDO 20C)の二
液性水中硬化型エポキシ樹脂(主剤:ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、硬化剤:変性ポリアミドアミンのパテ
状混練物)を用いた。
(比較試験) 実施例1〜3及び比較例1〜4で得られたライニングシ
ートを各々下記の試験に供した。ただし、比較例4につ
いては試験4のみ実施した。
ートを各々下記の試験に供した。ただし、比較例4につ
いては試験4のみ実施した。
試験1 濡れた鉄表面に対する180゜剥離接着強度試験をJIS K68
54に準じて行なった。
54に準じて行なった。
試験2 プラスチツクフイルムと基材シートの剥離接着強度試験
をJIS K6854に準じて行なった。
をJIS K6854に準じて行なった。
試験3 被ライニング面の凹凸の追従性の有無についての確認試
験を行なった。
験を行なった。
試験4 塩水噴霧試験をJIS Z2371に準じて行なった(試験時間:
1000時間,被ライニング材:凹凸ある鉄)。
1000時間,被ライニング材:凹凸ある鉄)。
上記の試験1〜3の結果を第2表に示す。
また、試験4についての試験結果は次のとおりである。
実施例1〜3:腐食なし 比較例1:第2表に示した試験1の結果から分るように使
用した紫外線硬化性樹脂の濡れた鉄表面に対する密着性
が小さいため剥離接着強度が小さく、ライニングシート
が被ライニング面から剥離し、腐食が発生した。
用した紫外線硬化性樹脂の濡れた鉄表面に対する密着性
が小さいため剥離接着強度が小さく、ライニングシート
が被ライニング面から剥離し、腐食が発生した。
比較例2:プラスチツクフイルムの防水層が耐湿性の悪い
ナイロンにより構成されているので防水性が悪く、更に
基材シートを構成するガラス繊維が凹凸面に追従しない
と共に(第2表の試験3の結果を参照)、ガラス繊維の
被ライニング面に接する面積が大きいために、紫外線硬
化性樹脂が直接被ライニング面に接する面積が全体的に
少ない。そのためライニングシートが被ライニング面か
ら剥離し、腐食が発生した。
ナイロンにより構成されているので防水性が悪く、更に
基材シートを構成するガラス繊維が凹凸面に追従しない
と共に(第2表の試験3の結果を参照)、ガラス繊維の
被ライニング面に接する面積が大きいために、紫外線硬
化性樹脂が直接被ライニング面に接する面積が全体的に
少ない。そのためライニングシートが被ライニング面か
ら剥離し、腐食が発生した。
比較例3:プラスチツクフイルムの防水層が固いPETによ
り構成されているので、凹凸面に対する追従性が極めて
悪く(第2表の試験3の結果を参照)、ライニングシー
トが被ライニング面から剥離し腐食が発生した。
り構成されているので、凹凸面に対する追従性が極めて
悪く(第2表の試験3の結果を参照)、ライニングシー
トが被ライニング面から剥離し腐食が発生した。
比較例4:腐食、樹脂にヒビ割れ、脱落箇所有を確認し
た。また、作業行程中に水が侵入し、さらに被着面に付
着している水及び気泡を追い出すことが難しく、腐食が
進んだ。
た。また、作業行程中に水が侵入し、さらに被着面に付
着している水及び気泡を追い出すことが難しく、腐食が
進んだ。
(作業性評価) 実施例1〜3:非常によい 比較例1:非常によい 比較例2:基材のガラス繊維が被ライニング面の凹凸を吸
収しないためやや悪い。
収しないためやや悪い。
比較例3:プラスチツクフイルム(PET)が伸びずシワ発
生、被ライニング面に追従しないために作業性が悪い。
生、被ライニング面に追従しないために作業性が悪い。
比較例4:パテ状樹脂を塗布するため水中に樹脂が飛散し
たり、作業者の衣服等にも付着し、更に塗布作業及び樹
脂の硬化にも長時間を要し作業性が著しく悪い。
たり、作業者の衣服等にも付着し、更に塗布作業及び樹
脂の硬化にも長時間を要し作業性が著しく悪い。
上記の試験結果から、上記実施例のライニングシートの
紫外線硬化性樹脂層を構成する紫外線硬化性樹脂は、優
れた水中硬化性を有し、濡れた金属表面に対しても高い
剥離接着強度を有し、更に、防水層を構成するプラスチ
ックフィルムに対しても高い剥離接着強度を示し、強い
接着力を有することを確認した。また、特に発泡ウレタ
ンに上記実施例の紫外線硬化性樹脂を含ませて形成した
紫外線硬化性樹脂層に上に、防水層をポリエチレンで形
成したプラスチックシートを接着層を介して設けたライ
ニングシートは、防水性及び凹凸面に対する追従性に優
れ、確実に被ライニング面に接着固定し、優れた防食性
を有することを確認した。
紫外線硬化性樹脂層を構成する紫外線硬化性樹脂は、優
れた水中硬化性を有し、濡れた金属表面に対しても高い
剥離接着強度を有し、更に、防水層を構成するプラスチ
ックフィルムに対しても高い剥離接着強度を示し、強い
接着力を有することを確認した。また、特に発泡ウレタ
ンに上記実施例の紫外線硬化性樹脂を含ませて形成した
紫外線硬化性樹脂層に上に、防水層をポリエチレンで形
成したプラスチックシートを接着層を介して設けたライ
ニングシートは、防水性及び凹凸面に対する追従性に優
れ、確実に被ライニング面に接着固定し、優れた防食性
を有することを確認した。
以上説明したように、本発明によれば、紫外線硬化性樹
脂層上にプラスチツクフイルムを設けたので、予め形成
したライニングシートを水中で被着物に重ね、このライ
ニングシートの表面に紫外線を照射することによつて基
材シートが硬化して被着面に接着固定されるので、熟練
を要することなく容易且つ高能率で水中構築物等の表面
にライニングを施すことができる。また、基材シートの
表面をプラスチツクフイルムにて保護しているので、水
中におけるライニングシート自体の信頼性及び耐久性が
向上する。
脂層上にプラスチツクフイルムを設けたので、予め形成
したライニングシートを水中で被着物に重ね、このライ
ニングシートの表面に紫外線を照射することによつて基
材シートが硬化して被着面に接着固定されるので、熟練
を要することなく容易且つ高能率で水中構築物等の表面
にライニングを施すことができる。また、基材シートの
表面をプラスチツクフイルムにて保護しているので、水
中におけるライニングシート自体の信頼性及び耐久性が
向上する。
また、紫外線硬化性樹脂として、前記(A)乃至(E)
の構造式で表わされる反応性化合物から選択されるいず
れかあるいは2種以上組合わせたものをベース樹脂とし
て構成することによつて、優れた水中硬化性を有し、特
に被ライニング面(被着面)である鉄等の金属の濡面に
対する接着力を高め、被ライニング面と基材シートとの
間への水の侵入を防止し優れた防食性を有する。さら
に、上記紫外線硬化性樹脂はプラスチツクフイルムに対
する接着力も大きいため、基材シートとプラスチツクフ
イルムとの間の接着力も高め、一層ライニングシートの
耐久性及び被着面に対する防食性を向上させる。
の構造式で表わされる反応性化合物から選択されるいず
れかあるいは2種以上組合わせたものをベース樹脂とし
て構成することによつて、優れた水中硬化性を有し、特
に被ライニング面(被着面)である鉄等の金属の濡面に
対する接着力を高め、被ライニング面と基材シートとの
間への水の侵入を防止し優れた防食性を有する。さら
に、上記紫外線硬化性樹脂はプラスチツクフイルムに対
する接着力も大きいため、基材シートとプラスチツクフ
イルムとの間の接着力も高め、一層ライニングシートの
耐久性及び被着面に対する防食性を向上させる。
第1図及び第2図は本発明を実施した水中ライニングシ
ートの一例を示す断面図及び斜視図、第3図及び第4図
は同水中ライニングシートの使用例の説明に供する説明
図、第5図及び第6図は本発明を実施した水中ライニン
グシートの他の異なる例に説明に供する断面図、第7図
はライニングシートの形成方法の説明に供する説明図で
ある。 1……ライニングシート 2……基材シート、3……プラスチツクフイルム 4……防水層、5,6……接着層 8……被ライニング面
ートの一例を示す断面図及び斜視図、第3図及び第4図
は同水中ライニングシートの使用例の説明に供する説明
図、第5図及び第6図は本発明を実施した水中ライニン
グシートの他の異なる例に説明に供する断面図、第7図
はライニングシートの形成方法の説明に供する説明図で
ある。 1……ライニングシート 2……基材シート、3……プラスチツクフイルム 4……防水層、5,6……接着層 8……被ライニング面
Claims (4)
- 【請求項1】紫外線硬化性樹脂層上にプラスチツクフイ
ルムを設けた水中ライニングシートであつて、前記紫外
線硬化性樹脂層を構成する紫外線硬化性樹脂は、次の
(A)乃至(E)から選択されるいずれかあるいは2種
以上組合わせたものと、光重合開始剤とを含有すること
を特徴とする水中ライニングシード。 (A)構造式 で表わされる反応性化合物 (B)構造式 で表わされる反応性化合物 (C)構造式 で表わされる反応性化合物 (D)構造式 で表わされる反応性化合物 (E)構造式 で表わされる反応性化合物(ただし、上式中、n、m、
Lは、1以上の整数を表わす。) - 【請求項2】反応性化合物に反応性オリゴマー樹脂を添
加した特許請求の範囲第1項記載の水中ライニングシー
ト。 - 【請求項3】反応性オリゴマー樹脂は、ウレタン(メ
タ)アクリレート、2ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレー
ト、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エチルジエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、2エチルヘキ
シル(メタ)アクリレアート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2ヒドロ3フェニルオキシプロピル(メタ)アクリ
レート、ジシクロペンタジエン(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、
(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリ(メ
タ)アクリロキシエチルフォスフェートのいずれかから
選択した特許請求の範囲第2項記載の水中ライニングシ
ート。 - 【請求項4】紫外線硬化性樹脂を被ライニング面に追従
可能な多孔質材料に含ませて紫外線硬化性樹脂層を形成
した特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載
の水中ライニングシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27313086A JPH0771847B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 水中ライニングシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27313086A JPH0771847B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 水中ライニングシ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63126744A JPS63126744A (ja) | 1988-05-30 |
| JPH0771847B2 true JPH0771847B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17523543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27313086A Expired - Lifetime JPH0771847B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 水中ライニングシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771847B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009031776A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-02-12 | Hitachi Chem Co Ltd | 画像表示装置及びその製造方法 |
| KR102356377B1 (ko) * | 2021-02-10 | 2022-02-08 | 주식회사 힘센기술 | 지중 관로 전체 보수보강용 수중 접착형 라이너와 하이브리드 경화 방법을 이용한 비굴착 전체 보수 보강 공법 |
| KR102474869B1 (ko) * | 2021-02-10 | 2022-12-06 | 주식회사 힘센기술 | 지중 관로 부분 보수보강용 수중 접착형 라이너와 하이브리드 경화 방법을 이용한 비굴착 부분 보수 보강 공법 |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP27313086A patent/JPH0771847B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63126744A (ja) | 1988-05-30 |
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