JPH077214Y2 - 車載用ディスプレイカバー - Google Patents

車載用ディスプレイカバー

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JPH077214Y2
JPH077214Y2 JP1989038222U JP3822289U JPH077214Y2 JP H077214 Y2 JPH077214 Y2 JP H077214Y2 JP 1989038222 U JP1989038222 U JP 1989038222U JP 3822289 U JP3822289 U JP 3822289U JP H077214 Y2 JPH077214 Y2 JP H077214Y2
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JP
Japan
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sheet
display
transparent
vehicle
cover
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JP1989038222U
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JPH02128632U (ja
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敏彦 江川
智 小田嶋
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車載用ディスプレイカバー、特には車室内に設
置されるカソードレイ・チューブ(CRT),リキッド・
クリスタル・ディスプレイ(LCD),プラズマ・ディス
プレイ(PDP),エレクトロ・クロミック・ディスプレ
イ(ECD),螢光表示管(VFD),ライトエミッティング
・ダイオード・ディスプレイ(LED),アナログ方式に
よるディスプレイ装置などの車載用ディスプレイカバー
に関するものである。
(従来の技術) 車輛前面のインストルメントパネルには、スピードメー
ター、フューエルゲージなどの各種の表示、配置がされ
ている。近年これらの表示,配置を簡略化するためにTV
セットなどの車載用ディスプレイ装置が組込まれている
ものもある。これらディスプレイ装置とは別の情報、例
えば道路状況情報などのナビゲーシヨンシステムも必要
に応じ表示すべくインストルメントパネル内またはこれ
の近傍にCRTディスプレイ装置を設置することがある。
これらのディスプレイ装置の画面前面にはフロントガラ
スの窓映り防止のために光をコントロールする平板状の
防眩シートを組み込んだディスプレイカバーが設置され
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この従来の車載用ディスプレイカバーは第3
図,第4図に示したように、防眩シート11とガラスまた
はアクリル樹脂からなる平板12とを接着剤層16,16を介
して接着し、これを枠13と取付け治具14を用いて車載用
ディスプレイ装置15に防眩シート部分を密着載置して取
付けたものであるために部品が多くて価格が高く、しか
も取付けが難しく、走行中にカタカタと異音を発しやす
いという不利があり、これはまた防眩シート部分と表示
部分とが密着しているとはいえ単に載置されているだけ
なので、震動により部品間の隙間からゴミが入り込んで
ディスプレイ装置の画面上に帯積するために画面が暗く
なり、極端な場合には見えなくなってしまうという欠点
があり、密着して取付けてあるために液晶格子や走査綿
と防眩シートの遮蔽部とが干渉してモアレ稿を発生させ
るという欠点がある。また、最近は視認方向による視認
差をなるべく小さくするために球面状画面が採用される
傾向があるために、ゴミの問題とモアレ稿の問題はより
一層著しいものになっている。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような不利,欠点を解決した車載用ディス
プレイカバーに関するものであり、これは防眩シートと
係合部を有する透明なカバー部材とを一体成形してなる
ことを特徴とするものである。
すなわち、本考案者らは車載用デイスプレイ装置に容易
に取りつけることのできる簡易な車載用ディスプレイカ
バーについて種々検討した結果、公知の防眩シートと,
ボス,凸部または凹部などの係合部を有するカバーを透
明な合成樹脂材などで形成して得た透明なカバー部材と
を一体成形したものとし、このボス,凸部,または凹部
などの係合部をディスプレイ装置に設けた係止部に嵌合
してこの車載用ディスプレイカバーをディスプレイ装置
に取りつけるようにすれば、容易に、しかも安価に目的
を達し得ることを見出して本考案を完成させた。
以下にこれをさらに詳述する。
(作用) 本考案の車載用デイスプレイカバーは防眩シートとボ
ス,凸部または凹部などの係合部を有する透明なカバー
部材とを形成一体化したものであるが、ここに使用され
る防眩シートは第1図に示したように例えば透明なシ
リコーンゴム層2と赤,橙,黄,緑,青,紺,紫,黒,
茶などに着色されたシリコーンゴム層3とがその接合面
が平行となるように、交互にかつ多重に積層一体化され
たものが例示されるが、これはシリコーンゴムを主材と
するものであることから200℃までの高温でも熱変形を
したり、分解ガスを発生しないというすぐれた物性を示
すし、このものは透明層と着色層とが交互に積層されて
いるので、これをCRT,LEDなどの表示体,LCDやメーター
類,パネルボードのディスプレイ装置などのようなデイ
スプレイ装置の前面に設置したときにはデイスプレイ装
置からの光線が、このシート面で遮光されるので防眩効
果が与えられる。この防眩シートの形状,大きさは任意
とされるが通常は防眩の対象となるデイスプレイ装置と
同じ形状,大きさとすればよく、この厚さは可視角の範
囲および透光性ならびに取扱いの便宜上から0.15〜2.5m
mの範囲のものとすればよい。また、このシートを構成
する前記した透明ゴム層2の幅W1と着色ゴム層3の幅W2
はこのシートの透明性および平行光線透過率がこのW1
W2の比率で定まるものであるし、この可視角の範囲が透
明ゴム層2の屈折率n、シートの厚さtおよび透明ゴム
層の幅W1によって定められるので、このW1は50μ〜0.3m
mの範囲、好ましくは75μ〜0.2mmの範囲とし、W2は10μ
〜50μが人間の目視に苦にならぬものであるが、好まし
くは15μ〜30μの範囲とすればよく、これによれば透明
性が最大85%程度で可視角が30〜50°の範囲にあるもの
が得られる。また、このものは積層ブロック体から角度
をもってスライスすることによってシート内に角度をも
った着色層を形成させることもできるのでシート面に対
して非対象の可視角度をもつ防眩シートを得ることがで
き、これは高所ディスプレイ装置を見上げる場合などに
特に有効で太陽光の入射をより大きく遮り、内部表示を
鮮明なものとすることができ、この角度は任意に設定し
てもよいが、実用上から3〜10°の角度範囲とすること
が好ましい。
上記のように構成した防眩シートはその少なくとも片面
に透明なシリコーンゴム、プラスチック、プラスチック
フィルム、ガラスなどの透明部材4を積層一体化した補
強済防眩シートとしてもよい。この防眩シートに積層一
体化されるシリコーンゴム層は表面を平滑としたもので
もわずかな凹凸を設けて表面での光の散乱を少なくなる
ようにしたものでもよいが、これによれば凹凸によって
表面での光の反射が防がれてノングレア効果が付加され
る。透明層2,着色層3,透明部材4をすべてゴムとしたも
のは柔軟可撓性,折り曲げ性に富むという効果がある。
またこのプラスチックシートとしては少なくとも120℃
以上の耐熱性のあるものとすることが好ましいのでポリ
エステル、ポリサルホン、ポリカーボネートなどのフィ
ルムとすることがよく、これによれば引張り強さ、引裂
き強度などの物理的強度のすぐれた補強済防眩シートと
することができるほか、さらには一体化するフィルムに
印刷して表示体を兼ねそなえたものとしたり、耐熱性防
火剤処理されたフィルムとすることもでき、これらを一
体化したリジットな複合体とすれば打抜き加工などの2
次加工性も向上される。なお、この防眩シートに積層一
体化されるプラスチックシート,ガラス板はつやのある
ものから無反射のいずれでもよく、これによれば表面が
傷つきにくいものになるし、耐熱性もすぐれたものにな
る。この他に防眩シートとしてはセルロースアセテート
ブチレートを用いて線状ルーバーを設けたもの、あるい
は光硬化性樹脂を利用し、この透明フィルムに点、線、
格子状のレリーフを設けたものであってもよいが、好ま
しくは耐熱性のよいシリコーンゴムで作られたものとす
ることがよい。
また、この防眩シートまたは補強済防眩シートと一体形
成化される透明なカバー部材は光透過性,好ましくは透
明性のよい樹脂またはゴムで一体に作られたものである
ことが必要とされるので、これは透明性がよく、したが
って光透過性のよい樹脂、例えばポリメチルメタクリレ
ート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリサルホン樹脂、ABS
樹脂などから成形されたものとすればよく、これはまた
エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム,シリコーンゴ
ム,アクリルゴム,NBRなどの合成ゴムから作られもので
あってもよい。
しかし、これは車載用であるということからポリカーボ
ネート樹脂,ポリメチルメタクリレート樹脂,ポリアリ
レート,ポリサルホン,シリコーンゴムなどのように耐
熱性と透明性を兼ね備えた樹脂またはゴムで作られたも
のとすることがよい。これらの樹脂またはゴムは染顔料
や着色剤または表面が無反射処理された充填剤を含有さ
せたものであってもよい。
本考案の車載用ディスプレイカバーは上記した防眩シー
トに、上記した透明な樹脂またはゴムからなり、かつ車
載用ディスプレイ装置と係止するためのボス,凸部また
は凹部などの係合部を有するカバー部材とを一体成形す
ることによって作られる。
この車載用ディスプレイカバーは第2図(a)に示され
ているようにこの防眩シートを、上記した透明な樹脂
から成形した係合部としてのボス5を有するキヤップ状
のカバー部材6の内側に貼着した車載用ディスプレイカ
バー7とすればよいが、このものは第2図(b),
(c)に示したようにこの係合部としてのボス5の代り
にカバー部材6の内壁に爪8を設けたものであってもよ
く、このカバー部材6の上面にくもり度が0〜15となる
ようにブラストをかけ,あるいはブラストされた金型を
転写してその表面に梨地模様9を設けたものとしてもよ
い。
本考案の車載用ディスプレイカバー7のディスプレイ画
面対応部は第2図(a)に示すようにディスプレイ画面
の曲面形状に相似、好ましくは同一曲面形状とし、ディ
スプレイ画面より防眩シート部分が2〜3mm程度離れた
ものとすればモアレ稿が発生することがなく、また、デ
ィスプレイ装置の係止部10またはディスプレイ装置と本
考案のカバー7との当接部にクッション材11を介在させ
ることにより走行中あるいはアイドリングのカタカタ音
の発生を防止することができる。さらにはこのクッショ
ン材11を気密性リング状部材とすればゴミ等の異物がデ
ィスプレイ画面とカバー7の間に入り込むことがないの
で長期間使用しても画面が見えずらくなるということが
ない。このクッション材としては耐熱性のあるブチルゴ
ム,シリコーンゴムからなるスポンジ、チューブ,中実
リング等目的に応じて適宜選択使用されるが、これはま
た第2図(d),(e)に示すようなパッキング取り付
け溝の形状に合致したシリコーンゴム層12と、この取り
付け溝から延出するシリコーンゴムスポンジ層13との連
接一体化構造体からなるものとすれば、取り付け溝から
のくり返し着脱をパッキングがちぎれることなく容易に
行なえ、かつスポンジ層を有しているのでシール性にも
すぐれているという効果が期待される。
(実施例) つぎに本考案の実施例をあげる。
参考例1 透明シリコーンゴムコンパウンド:KE164 U[信越化学工
業(株)製商品名]から厚さ240μの透明なシリコーン
ゴムシートを作ると共に、シリコーンゴムコンパウン
ド:KE981 U[信越化学工業(株)製商品名]100部にカ
ーボンブラック5部を添加し均一に混練りした黒層ゴム
から厚さ40μの黒色シリコーンゴムシートを作り、これ
らを交互に積層して厚さ350mmのブロック体を作ってか
ら180℃、100kg/cm3Gの条件下で熱圧して硬化させたの
ち、これをシートの積層方向と垂直な面でスライスして
透明なシリコーンゴム層と黒色シリコーンゴム層が互に
平行に交互に積層された厚さ0.4mmのシートを作った。
このシートは常用200℃の耐熱性を有する柔軟な弾性エ
ラストマーからなるもので、これは遮光率が40/240+40
×100=14.30%、可視光線透過率が65%、可視角θ=11
0°の耐熱防眩シートであった。
参考例2 参考例1で得られた防眩シートの両面に厚さ100μの透
明なシリコーンゴムフィルムを積層一体化したところ、
このものは表面が平滑で表面拡散乱が減少したものとな
り、光線透過率も72%となって下部表示物がはっきりと
判読されるものとなった。
実施例 参考例2で得たものを112×85mmのサイズにカットし、
これを金型内に設置し、ここに透明なポリメチルメタク
リレート樹脂を注入して第2図(b)に示したように内
側に爪のついた車載ディスプレイカバー部材を作った。
このものはその内側に爪があるので、これを車載用ディ
スプレイの係止部としての凹部に嵌合着脱させたとこ
ろ、容易にこのディスプレイ装置に着脱することができ
た。
(考案の効果) 本考案の車載用ディスプレイカバーは防眩シートと係合
部を有する透明なカバー部材を一体成形したものである
ので、これは部品点数が少ないことから安価であるし、
車載用ディスプレイ装置への取付けも、ボス,凸部,凹
部などの係止部を単に車載用ディスプレイに設けられた
係合部に嵌合するだけでよいので着脱が簡単であるし、
この形状も任意とされるのでデザインの自由度も大きい
という有利性をもつものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の車載用ディスプレイカバーを構成する
防眩シートの一実施態様を示す縦断面図,第2図(a)
は本考案の車載用ディスプレイカバーの一実施態様を示
す断面図,第2図(b)は別の一実施態様の縦断面図,
第2図(c)は第2図(b)に示す車載用ディスプレイ
カバーの平面図,第2図(d),(e)は本考案に用い
られるパッキング材の断面図,第3図,第4図は従来公
知の車載用ディスプレイカバーの縦断面図を示したもの
である。 ,11……防眩シート、2……透明部分、3……着色部
分、4……透明フィルム、5……係合部、6……カバー
の部材、7……車載用ディスプレイカバー、8……爪、
9……梨地模様、10……係止部、11……パッキング材、
13……枠、14……取付け治具、15……車載用ディスプレ
イ装置、16……接着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】防眩シートと係合部を有する透明なカバー
    部材とを一体成形してなることを特徴とする車載用デイ
    スプレイカバー。
JP1989038222U 1989-03-31 1989-03-31 車載用ディスプレイカバー Expired - Lifetime JPH077214Y2 (ja)

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JP1989038222U JPH077214Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 車載用ディスプレイカバー

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JP1989038222U JPH077214Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 車載用ディスプレイカバー

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Publication Number Publication Date
JPH02128632U JPH02128632U (ja) 1990-10-23
JPH077214Y2 true JPH077214Y2 (ja) 1995-02-22

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ID=31546034

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JP3786063B2 (ja) * 2002-08-02 2006-06-14 ソニー株式会社 平面型画像表示装置
JP2011242730A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Wise Micro Technology Corp カラー表示装置
TWI782990B (zh) * 2017-06-05 2022-11-11 日商信越聚合物股份有限公司 視角控制體及其製造方法,以及視角控制圖像顯示體

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