JPH0772309A - 樹脂接合型光学素子、およびその製造方法 - Google Patents
樹脂接合型光学素子、およびその製造方法Info
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- JPH0772309A JPH0772309A JP5240740A JP24074093A JPH0772309A JP H0772309 A JPH0772309 A JP H0772309A JP 5240740 A JP5240740 A JP 5240740A JP 24074093 A JP24074093 A JP 24074093A JP H0772309 A JPH0772309 A JP H0772309A
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- G02B3/00—Simple or compound lenses
- G02B3/02—Simple or compound lenses with non-spherical faces
- G02B3/04—Simple or compound lenses with non-spherical faces with continuous faces that are rotationally symmetrical but deviate from a true sphere, e.g. so called "aspheric" lenses
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Abstract
有する樹脂接合型レンズにおいて、遮光膜を有し、上記
樹脂層の最外周端面は、上記遮光膜により覆われている
ことを特徴とする樹脂接合型レンズ。基材レンズの少な
くとも一方の面に樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、
レンズの外周部のアラズリ部および樹脂層の外周部分に
遮光塗料を塗布して遮光膜を形成させる遮光膜形成工程
と、少なくとも樹脂層の表面に、反射防止膜形成する反
射防止膜形成工程とを、上記の順番で有する樹脂接合型
レンズの製造方法。 【効果】 生産性を低下させることなく、樹脂部の最外
周端面部分の反射(外観不良)を防止する事が出来る。
Description
子およびその製造方法に係り、特に、非球面を有する樹
脂成形層と、球面または粗い非球面を有するガラスレン
ズまたはプラスチックレンズとを有する樹脂接合型非球
面レンズ、およびその製造方法に関する。
成を図3および図4に示す。なお、図3は、ガラス基材
1(またはプラスチック基材)が球面を有する場合の構
成例を示し、図4は、特開昭63−157103号公報
に記載されているように、上記基材1が粗い非球面を有
するの場合の構成である。
ラスまたはプラスチック基材1上に薄い(5〜100μ
m)樹脂層2を積層した構成を有する。両者はいずれも
安価な製造コストで入手出来る。このような非球面レン
ズの製造方法としては、紫外線硬化型樹脂を用いて樹脂
層2を成形する方法が一般的である。
脂液を用いて光学面を形成するため、所望形状の光学面
を有する非球面レンズを比較的容易に得ることができ、
量産性に優れた方法である。従来より知られている樹脂
接合型非球面レンズの製造方法を、ガラス基材1が球面
を有する場合を例に、図5に示す。
ズを作製する。すなわち、溶解状態のガラスをプレス成
形し、得られたガラスブロックを、機械加工により所望
の球面を有するレンズに調製する(基材製造工程:図5
(a))。つぎに、基材製造工程により製造されたレン
ズの一方の面に反射防止膜4をコーティングする(裏面
反射防止膜成形工程:図5(b))。さらに、レンズ
の、上記基材上反射防止膜形成工程で反射防止膜4を形
成しなかった面に、紫外線硬化型樹脂液を塗布し、樹脂
層2を成形する(樹脂層形成工程:図5(c))。ここ
では、樹脂層2の形成された面を、該レンズの表面と呼
ぶ。樹脂層2成形後、樹脂層2成形面(表面)に反射防
止膜5をコーティングする(表面反射防止膜形成工程:
図5(d))。最後に、反射防止膜5の最外周部とレン
ズの外周部(縁のアラズリ部)とを覆うように遮光用塗
料を塗布し、塗料を焼きかため、遮光膜3を形成する。
なお、遮光用塗料として墨を用いる場合は、加熱せず、
自然乾燥させる(遮光膜形成工程:図5(e))。
を図2に示す。従来の製法では、樹脂層2成形後、樹脂
層2表面に反射防止膜5をコーティングし、その後、反
射防止膜5の最外周部およびレンズの外周部(アラズリ
部)に遮光膜3を形成していた。このため、樹脂層2の
端部は、反射防止膜5に覆われるようになっていた。
製造された樹脂接合型非球面レンズは、レンズの裏面
(樹脂層2が形成されていない面)からみると、樹脂層
2の最外周端面部6が輪帯状に光ってしまう。この様子
を図8の(a)〜(c)に示す。図8の(a)〜(c)
は、いずれも従来技術により製造されたレンズの外周付
近を、裏面から観察した場合を示す外観斜視図である。
また、図9は、従来技術により製造されたレンズの外周
付近を、裏面から撮影した写真である。なお、図8にお
いて、(a)は10倍、(b)は20倍、(c)は40
倍の拡大図である。図9において、(a)は10倍、
(b)は20倍、(c)は40倍の拡大写真である。図
8の(a)〜(c)および図9において、Eはレンズの
外周部を示し、樹脂層の最外周端面部分が反射し、輪帯
状の光rが観察される。なお、輪帯状の光rには、反射
が不均一で、輪帯が節状になっている箇所wが見られ
る。このような、輪帯状の反射rや、反射の不均一w
は、外観的に見劣りし、場合によっては不良となる。レ
ンズを透過して見た場合、樹脂層2の最外周部端面6の
反射は、全反射の条件に近く、非常に明るい輝線として
見え、さらに、この部位は、透過光の反射が目立ち易い
場所だからである。
となく、上記の樹脂層最外周端面部6の反射を軽減さ
せ、外観品質を向上させるレンズの製造方法、および、
上記の樹脂層最外周端面部6の反射が少ないレンズを提
供することを目的とする。
め、本発明では、基材レンズの少なくとも一方の面に樹
脂層を有する樹脂接合型レンズにおいて、遮光膜を有
し、上記樹脂層の最外周端面は、上記遮光膜により覆わ
れていることを特徴とする樹脂接合型レンズが提供され
る。レンズの少なくとも一方が非球面であってもよい。
樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、レンズの外周部の
アラズリ部および樹脂層の外周部分に遮光塗料を塗布し
て遮光膜を形成させる遮光膜形成工程と、少なくとも樹
脂層の表面に、反射防止膜形成する反射防止膜形成工程
とを、上記の順番で有することを特徴とする樹脂接合型
レンズの製造方法が提供される。なお、前記遮光塗料
は、シラン・カップリング剤を混ぜたアクリルウレタン
樹脂塗料を用いることができる。
発明によれば、樹脂層2成形後、まず、遮光膜3が樹脂
層2最外周端面6上に形成され、つぎに、反射防止膜5
が形成される。このようにすれば、樹脂層2最外周端面
6の反射を減少させることができることを本発明者等は
見出した。
材1の凹面側に樹脂層2を有するレンズであっても、図
4に示したような、凸面側に樹脂層2を有するレンズで
あっても、適用することができる。また、本発明は、基
材レンズ1の凹面側及び凸面側のいずれか一方に樹脂層
2を有する非球面レンズにのみ限定されるものではな
く、例えば、図6に示すように、基材レンズ1の凸面側
及び凹面側の双方に樹脂層2をそれぞれ有するレンズに
も適用することができる。
明する。本実施例では、製造されたレンズは、球面のガ
ラス製基材レンズ1の表面に形成された樹脂層2の最外
周端面6は、遮光膜3に覆われている。樹脂層2の厚さ
は、例えば、中心で5〜100μmとすることができる
が、本発明は樹脂層2の厚さには依存しない。また、ガ
ラス製基材レンズ1としては、例えば、外径が15〜4
0mmで、中心厚が1〜10mmの大きさのものを用い
ることができるが、上記以外の大きさのレンズを基材と
して用いることもできる。また、両面とも球面に研磨加
工されているレンズを用いることもできるが、一方の面
又は両面が非球面のレンズを用いてもよい。さらに、基
材として用いられるレンズは、ガラス製に限らない。プ
ラスチック製のレンズを基材レンズとして用いることも
できる。 本実施例では、以下に述べる方法により樹脂
接合型非球面レンズを作製した。製造の各段階を図7に
示す。
R1の曲率半径89.50mmR、凹面R2の曲率半径1
9.0mm、中心厚み1.6mmのガラス製基材レンズ
1を用いる。なお、このガラス製基材レンズ1は、両面
とも球面に研磨加工されている。このガラス製基材レン
ズ1の、樹脂層2を接合する面とは反対側の面(凹面
側)には、既に、内面反射防止塗料を塗布することによ
り、内面反射防止膜4が形成されている。内面反射防止
塗料としては、アクリル樹脂に対して害を与えることの
ない塗料を選定しなければならない。また、ガラス製基
材レンズ1は、樹脂層2との密着力を向上させるため
に、表面に予めシランカップリング処理を施してある。
シランカップリング処理のためのシランカップリング剤
として、本実施例では、商品名KBM503(信越化学
(株)製)を2WT%の濃度でエタノールで希釈して使
用した。
樹脂層2を形成する。樹脂層2の表面形状として所望す
る非球面とは反転した非球面(樹脂表面の曲率が18.
5mmの非球面)を持つ金型7を用意した。最初に、紫
外線硬化型樹脂60mgを金型7に滴下する(図7
(a))。本実施例では、樹脂層2を形成するための紫
外線硬化型樹脂として、ウレタンアクリレート系樹脂を
使用した。この樹脂の収縮率は約7%である。
ズ1を押しつけ、金型7と基材レンズ1との間隙に樹脂
が充填されるようにした。なお、金型7と基材レンズ1
との間隔は、樹脂層2の中心厚が70μmになるように
設定した。つぎに、基材レンズ1の凹面側より、出力1
50Wのキセノンランプを用いて、樹脂層2に紫外線8
を60秒間照射した(図7(b))。
を、金型7から剥離することにより(図7(c))、図
4に示したものと同様の非球面レンズを得た。
部のアラズリ部と、樹脂層2の外周部分とに遮光塗料を
塗布し、遮光膜3を形成させた(図7(d))。その
後、塗料を焼き固めるため70℃で1時間ベーキングを
行った。なお、遮光塗料は、アクリル樹脂に害を与えな
い塗料として、シラン・カップリング剤を混ぜたアクリ
ルウレタン樹脂塗料を使用した。
からなる多層膜の反射防止膜5をコーティングした(図
7(e))。
ズの外周付近の様子を、図8の(d)〜(f)に示す。
また、図10は、従来技術により製造されたレンズの外
周付近を、裏面から撮影した写真である。図8の(d)
〜(f)は、いずれも従来技術により製造されたレンズ
の外周付近を、裏面から観察した場合を示す外観斜視図
である。なお、図8において、(d)は10倍、(e)
は20倍、(f)は40倍の拡大図である。また、図1
0において、(d)は10倍、(e)は20倍、(f)
は40倍の拡大写真である。図8の(d)〜(f)およ
び図10において、Eはレンズの外周部を示す。(d)
〜(f)のいずれの倍率でも、輪帯状の光rは、ほんの
僅かに観察されるのみであった。本発明の樹脂接合型レ
ンズでは、最外周端面部分6の反射は肉眼では観察され
ず、外観品質に、該反射が影響を与えることはなかっ
た。
となく、樹脂部の最外周端面部分の反射(外観不良)を
防止する事が出来る。
る。
断面図である。
略垂直断面図である。
ズの概略垂直断面図である。
等の垂直断面を示す概念図である。
断面図である。
る。
面の反射と、本実施例により製造されたレンズの樹脂膜
端面の反射とを示す説明図。
面の反射を示す拡大写真。
端面の反射とを示す拡大写真。
液、 3:遮光膜、 4:裏面反射防止膜、 5:表面
反射防止膜、 6:樹脂層の最外周端面部分、7:金
型、 8:紫外線、 r:樹脂膜端面の反射、 w:樹
脂膜端面の不均一な反射箇所、 E:レンズ外周部。
Claims (5)
- 【請求項1】光学素子基材の少なくとも一方の面に樹脂
層を有する樹脂接合型光学素子において、 上記樹脂層の最外周端面を覆う遮光膜を有することを特
徴とする樹脂接合型光学素子。 - 【請求項2】請求項1において、 光学素子の少なくとも一面が非球面であることを特徴と
する樹脂接合型光学素子。 - 【請求項3】光学素子基材の少なくとも一面に樹脂層を
形成する樹脂層形成工程と、 樹脂層の最外周端面に遮光塗料を塗布して遮光膜を形成
させる遮光膜形成工程と、 少なくとも樹脂層の表面に、反射防止膜形成する反射防
止膜形成工程とを、 上記の順番で有することを特徴とする樹脂接合型光学素
子の製造方法。 - 【請求項4】請求項3において、 前記光学素子はレンズであり、 前記遮光膜形成工程は、遮光塗料をレンズ外周部のアラ
ズリ部へも塗布することを特徴とする樹脂接合型光学素
子の製造方法。 - 【請求項5】請求項3において、 前記遮光塗料は、シラン・カップリング剤を混ぜたアク
リルウレタン樹脂塗料であることを特徴とする樹脂接合
型光学素子の製造方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP24074093A JP3670027B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 樹脂接合型光学素子、およびその製造方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24074093A JP3670027B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 樹脂接合型光学素子、およびその製造方法 |
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|---|---|---|---|
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Country Status (2)
| Country | Link |
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-
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1994
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