JPH0772465A - スーパーインポーズ表示装置 - Google Patents

スーパーインポーズ表示装置

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JPH0772465A
JPH0772465A JP24217893A JP24217893A JPH0772465A JP H0772465 A JPH0772465 A JP H0772465A JP 24217893 A JP24217893 A JP 24217893A JP 24217893 A JP24217893 A JP 24217893A JP H0772465 A JPH0772465 A JP H0772465A
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JP
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transparent
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dispersed liquid
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JP24217893A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Aihara
義彦 相原
Akira Ishizaki
明 石崎
Terutake Kadohara
輝岳 門原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 めりはりのあるスーパーインポーズ表示を可
能とすると共に、不要な部分の表示を無くす。 【構成】 第1と第2の透明電極42,48間に挟持さ
れる高分子分散液晶43,44と、該高分子分散液晶と
第1の透明電極間に挟持され、表示パターンそれぞれと
同形状にくりぬかれた部分を持つ第3の透明電極45
と、該第3の透明電極と前記第1の透明電極間に挟持さ
れ、これらの間を絶縁する透明絶縁層46とを備え、液
晶材料として、その特性である高いコントラスト比率と
高い光の透過率を持つ高分子分散液晶を用いると共に、
前記第1と第2の透明電極の間に、第1の透明電極より
の外周部へのひきまわし配線パターンを視認させないよ
うにする為の働きを持つ第3の透明電極を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスチルカメラ等
のファインダ画像の上に、絵,文字などをスーパーイン
ポーズ表示する為の表示装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スーパーインポーズ表示をするための液
晶デバイスとしては、ゲストホストタイプの液晶材料を
用いたもの、また、ツイステッドネマティックタイプの
液晶材料と偏光板を用いて構成されたものなどが種々提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゲストホストタイプの
液晶材料を用いたスーパーインポーズ表示の問題点とし
ては、光の透過状態と不透過状態との透過光量の比率、
すなわちコントラスト比率が小さいことである。
【0004】この結果、透過状態での光の透過率をある
程度以上必要とする場合には、不透過状態でもかなりの
光量が透過してしまうことになり、両者の状態でのめり
はりがなくなってしまう。逆に、不透過状態ではっきり
とした遮光状態を作るためには、相対的に透過状態での
光の透過率も落ち、スーパーインポーズを必要としない
部分についても薄暗い状態にしかならなくなる。
【0005】ツイステッドマネティックタイプの液晶材
料を用いたスーパーインポーズ表示の問題点としては、
液晶材料の両端面に偏光板を必要とする関係で、光の透
過率は理論上50%以下になってしまうことである。コ
ントラスト比率が大きいという利点がある故に不透過状
態での光の遮光性はよいが、透過状態での明るさを一定
量以上は上げられないという問題点を持っている。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、めりはり
のあるスーパーインポーズ表示を可能とすると共に、不
要な部分の表示を無くすことのできるスーパーインポー
ズ表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1と第2の
透明電極間に挟持される高分子分散液晶と、該高分子分
散液晶と第1の透明電極間に挟持され、表示パターンそ
れぞれと同形状にくりぬかれた部分を持つ第3の透明電
極と、該第3の透明電極と前記第1の透明電極間に挟持
され、これらの間を絶縁する透明絶縁層とを備え、ま
た、第1と第2の透明電極間に挟持される高分子分散液
晶とを備え、前記第1の透明電極には外周部へのひきま
わし配線パターンを有しており、この配線パターンは高
分子分散液晶の厚みに対して充分に細い形状にし、液晶
材料として、その特性である高いコントラスト比率と高
い光の透過率を生かしためりはりのある明るいスーパー
インポーズ表示を実現可能な高分子分散液晶を用いると
共に、前記第1と第2の透明電極の間に、第1の透明電
極よりの外周部へのひきまわし配線パターンを視認させ
ないようにする為の働きを持つ第3の透明電極を設け、
あるいは、第1の透明電極よりの外周部へのひきまわし
配線パターンを高分子分散液晶の厚みに対して充分に細
い形状にするようにしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例における高分
子分散液晶材料を用いたスーパーインポーズ表示装置を
一眼レフレックスカメラのファインダに用いた場合の断
面図である。
【0010】図1において、1は撮影レンズ、2は主ミ
ラー、3はピント板、4はスーパーインポーズを行うた
めの高分子分散液晶材料により作られた液晶板、5は視
野マスク、6はペンタプリズム、7はアイピースレン
ズ、8は液晶板4を駆動するための駆動回路である。
【0011】撮影レンズ1を通過した撮影光束は、フィ
ルム面と等価な位置にあるピント板3の上面側にあるマ
ット面に結像する。撮影者はこのマット面に結像した被
写体像をアイピースレンズ7を通して確認する。
【0012】この時、撮影者の見る像はマット面近傍に
配設された液晶板4を通して見ることになるため、液晶
板4で透過状態になっている部分については被写体像が
確認できるが、液晶板4により光が散乱されてしまい光
が不透過状態になっている部分については、被写体像を
撮影者が見ることができず、黒く遮光された状態として
認識される。液晶板4の両面に配設された透明電極を適
切に配線し、ひきまわすことにより、電圧を印加しない
部分で絵,文字などを形成する様にすれば、撮影者の観
察するファインダ画像には黒く絵,文字が浮上りスーパ
ーインポーズが実現できる。
【0013】図2は一眼レフレックスカメラ用のファイ
ンダのスーパーインポーズ表示の一例を示す図である。
【0014】図2において、例えばガラス面上に酸化イ
ンジウムで透明状の同形状の電極を生成し、対面にやは
りガラス面に全面に酸化インジウムで全面に透明状の電
極を生成し、このガラス面の狭間に高分子分散液晶をサ
ンドイッチ状にはさみ込み封入することにより、スーパ
ーインポーズ用の液晶板4が構成される。
【0015】図3は液晶板4の構造を示す断面図であ
る。
【0016】図3において、31及び36は液晶材料を
封入するためのガラス等により構成される透明基板、3
2は透明基板31上に形成された酸化インジウム等によ
る透明電極であり、図2に示される様なseg1〜se
g15の15個のセグメントに分割されている。各セグ
メントは互いに電気的に絶縁され、また、外から電圧を
印加する必要性から、どのセグメントも図2に示す様に
外周部にまでひきまわして配線されている。
【0017】35は透明基板36上に形成された酸化イ
ンジウム等による透明電極であり、ここには特別なパタ
ーンを持たず、透明基板36全面に形成されている。3
3,34は高分子分散液晶材料の構成要素であり、34
は高分子物質、33は高分子物質34にとじ込められた
液晶粒である。37は駆動回路である。
【0018】なお、図3では駆動回路37は1セグメン
ト分の1回路しか描かれてないが、透明電極32は実際
には15個のセグメントに分割されており、図4に示す
様にスイッチSW1〜SW15を介してそれぞれに必要
に応じて電圧を印加したり、非印加状態に出来るように
なっている。
【0019】次に、実際のカメラの動作状態に応じてス
ーパーインポーズの動作と電圧の印加状態について説明
する。
【0020】〈カメラのストロボが充電中の場合〉図2
におけるセグメントseg5を残し、他の全てのセグメ
ントに交流電界を印加する。つまり、図4に示す様に、
スイッチSW5のみOFFし、他のスイッチSW1〜
4,6〜15はONにする。この結果、セグメントse
g5の部分のパターンのみが液晶板4により光が散乱さ
れて不透過状態となり、黒く浮び上がる。
【0021】〈カメラの赤目緩和ランプが点灯中の場
合〉図2におけるセグメントseg6を残し、他の全て
のセグメントに交流電界を印加する。つまり、図5に示
す様に、スイッチSW6のみOFFし、他のスイッチS
W1〜5,7〜15はONにする。この結果、セグメン
トseg6の部分のパターンのみが液晶板4により光が
散乱されて不透過状態となり、黒く浮び上がる。
【0022】〈カメラがパノラマ撮影を行う場合〉図2
におけるセグメントseg8,seg9,seg10,
seg11,seg12,seg3,seg14の7セ
グメントに交流電界を印加し、他の8セグメントは交流
電界を印加しない。つまり、図6に示す様に、スイッチ
SW1,SW2,SW4〜SW6,SW13をOFFに
し、スイッチSW8〜12,SW3,SW15をONに
する。この結果、パノラマ画面の撮影画面のみ視認可能
なファインダ像が得られる。
【0023】〈カメラがパノラマ撮影を行い、しかもス
トロボ充電中の場合〉図2におけるセグメントseg
8,seg9,seg10,seg11,seg12,
seg3,seg14,seg5の8セグメントに交流
電界を印加し、他の7セグメントは交流電界を印加しな
い。つまり、図7に示す様に、スイッチSW1,SW
2,SW4,SW6,SW13,SW15をOFFに
し、スイッチSW8〜12,SW3,SW14,SW5
をONにする。この結果、パノラマ画面の撮影画面とす
るために上・下を遮光している部分のうち、左上の充電
中表示が視認可能な様に抜ける。
【0024】図4,図7を比較すると、ストロボ充電中
の表示が白・黒反転しているが、撮影者がストロボ充電
中の表示を認識できる点において、使用上の問題は発生
しない。
【0025】〈部分測光の測光領域を表示する場合〉図
2におけるセグメントseg10を残し、他の全てのセ
グメントに交流電界を印加する。つまり、図8に示す様
に、スイッチSW10のみOFFし、他のスイッチSW
1〜9,SW11〜15はONにする。この結果、セグ
メントseg10の部分のみが液晶板4により光が散乱
されて不透過状態となり、黒く浮び上がる。但し、この
場合、部分測光を表示する領域は画面中央に存在するが
(セグメントseg10a)、前述した様に外部から電
圧を印加する必要上、不要なひきまわしの配線による部
分(セグメントseg10b)も同時に見えることにな
る。
【0026】〈多点測距の合焦位置を表示する場合〉例
えば5点測距の最も左側の測距領域にピントがあった場
合には、図2におけるセグメントseg8を残し、他の
全てのセグメントに交流電界を印加する。つまり、スイ
ッチSW8のみOFFし、他のスイッチSW1〜7,9
〜15はONにする。この結果、図9に示す様に、セグ
メントseg8の部分のみが液晶板により光が散乱され
て不透過状態となり、黒く浮び上がる。但し、この場合
も、外部から電圧を印加する必要上、セグメントseg
8aのみならず、不要なひきまわしの配線部分(セグメ
ントseg8b)も同時に見えてしまう。
【0027】以上説明した様に他のセグメントについて
も、同様な方法で電圧の印加状態を適当に変えてやれ
ば、黒・白いずれかの状態において撮影者が認識可能と
することができる。
【0028】因に、図2においてその他のセグメントに
ついて述べると、セグメントseg4は露出オーバーの
警告表示、セグメントseg7は露出アンダーの警告表
示、セグメントseg9は多点測距の合焦位置で左やや
なかよりの合焦位置マーク、セグメントseg11は多
点測距の合焦位置で右やや中よりの合焦位置マーク、セ
グメントseg12は多点測距の合焦位置で最も右側の
合焦位置マーク、セグメントseg13は日付写し込み
位置の確認マーク、セグメントseg14は日付写し込
み位置の確認マーク(パノラマ撮影の場合)、セグメン
トseg15はカメラ異常状態,レリーズ不能の際の警
告表示をそれぞれ意味する。
【0029】また、上記セグメントseg4〜seg7
の表示パターンに関しても、図10に示す様に各セグメ
ントから配線を外周部へひきまわす為の配線が必要とな
るが、これでは見栄えが良くない為、図2等に示す様に
表示パターンをデザイン上の工夫(パタン形状を変えた
り、外周部へくっつける等)により、外周部へのひきま
わし配線を意識させないようにしている。
【0030】交流電圧を印加する場合には、交流電圧の
他端は対面に位置する透明電極、すなわち、図3におけ
る透明基板36上に形成された透明電極35に印加され
ることになる。
【0031】この実施例では、不透過状態とするために
は電極両端に電圧をかけない様にするために、パターン
を持つ電極側をスイッチを用いて開閉するように構成し
ているが、これは機械的なスイッチではなく、半導体ス
イッチに置き換えて動作を行う様にすることも可能であ
り、また、不透過状態を実現するために両電極間に積極
的に同電圧を印加する様にして実現することも可能であ
る。
【0032】この実施例では上述した様に画面中央に存
在する表示領域を駆動するために、外部から電圧を印加
するための配線が見えている欠点があるが、ひきまわし
の配線(の幅)を十分に細くすることにより、配線を見
えなくすることが可能である。配線(の幅)が液晶の厚
みに対して充分に細ければ、配線下面の液晶はひきまわ
しのための配線に隣接する電極の影響を受けるようにな
るため、この電極に交流電界が印加されていれば、ひき
まわしのための配線のパターンが視認されることはな
い。
【0033】この様子を図11に示す。
【0034】図11において、31及び36は液晶材料
を封入するためのガラス等により構成される透明基板、
32は透明基板31上に形成された透明電極であり、3
2bがひきまわしのための配線、32a,32cが配線
32bに隣接する電極である。35は透明基板36上に
形成された透明電極である。33,34は高分子分散液
晶材料の構成要素であり、34は高分子物質、33は高
分子物質34にとじこめられた液晶粒である。以上、図
3と同じ構成物については同一番号を付している。
【0035】図11に示される様に、電極32a,32
cに印加された電界がまわりこみにより配線を成す電極
32bの下面部分の液晶にも影響を及ぼすため、結果的
に液晶全体に電界が印加されることになり、ひきまわし
の配線パターンが視認されるということが回避できるこ
とになる。
【0036】(第2の実施例)次に、更に積極的にひき
まわしの配線パターンを見せなくするための構造につい
て、本発明の第2の実施例として以下に説明する。
【0037】図12は本発明の第2の実施例による高分
子分散液晶材料を用いたスーパーインポーズ表示の液晶
板の構造を示す斜視図である。
【0038】図12において、41及び47は液晶材料
を封入するためのガラス等により構成される透明基板、
42は透明基板41上に形成された酸化インジウム等に
よる透明電極であり、該透明電極42は特別なパターン
を持たず透明基板41全面に形成されている。43,4
4は高分子分散液晶材料の構成要素であり、44は高分
子物質、43は高分子物質44にとじこめられた液晶粒
である。48は透明基板47上に形成された酸化インジ
ウム等による透明電極であり、表示したいパターンに基
づいて分割されている。46は酸化シリコン等による透
明絶縁層である。45は透明絶縁層46上に形成された
酸化インジウム等による透明電極であり、やはり表示し
たいパターンに基づいて分割されている。
【0039】以上の様に構成された41〜47の構成部
材をサンドイッチ状に積層することにより、スーパーイ
ンポーズ用の液晶板を構成する。
【0040】図13は一眼レフレックスカメラ用のファ
インダのスパーインポーズ表示の一例を示す図であり、
ここでは便宜上、全点灯状態を示している図13におい
て、50は多点測距の合焦位置で最も左側の合焦位置マ
ーク、51は多点測距の合焦位置で左やや中よりの合焦
位置マーク、52は多点測距中央位置マーク兼部分測領
域マーク、53は多点測距の合焦位置で右やや中よりの
合焦位置マーク、54は多点測距の合焦位置で最も右側
の合焦位置マークをそれぞれ意味する。
【0041】図13を実現するために、まず透明電極4
5は図14に示す形状に形成する。図13において、ク
ロスハッチングで示した部分を透明電極として形成し、
位置マーク50,51,52,53,54にそれぞれ対
応する部分には電極を形成せず、穴状に抜けている。穴
状に抜けた部分はそれぞれ、55が位置マーク50に対
応し、56が位置マーク51に対応し、57が位置マー
ク52に対応し、58が位置マーク53に対応し、59
が位置マーク54に対応する。
【0042】また、図13のパターンを実現するため
に、透明電極48は図15に示す形状に形成する。つま
り、位置マーク50,51,52,53,54にそれぞ
れに対応する部分にそれぞれ電極60,61,62,6
3,64を形成する。それぞれの電極は外部から電圧を
印加する都合で、どの電極も図15に示す様に外周部に
までひきまわし配線された形状をとっている。
【0043】次に、実際のカメラの動作状態に応じてス
ーパーインポーズの動作と電圧の印加状態について説明
する。
【0044】〈部分測光の領域を表示する場合〉図12
における透明電極42と透明電極45との間に交流電界
を印加する。また、透明基板47上に形成されている透
明電極48については図15に示す電極62を残し、図
15に示す電極60,61,63,64のそれぞれの電
極と図12に示す透明電極42との間に交流電界を印加
する。また、図15に示す電極62は図12に示す透明
電極42と同電位とする。以上の様子を図16に示す。
【0045】この結果、図17に示す様に、ファインダ
内の中央部に円形に部分測光の領域が液晶板により光が
散乱されて不透過状態となり、黒く浮び上がる。
【0046】図17では、前述の実施例で部分測光領域
の表示を行った場合の図8に見られる様な外周部への引
出しのための配線による不要な部分であるセグメントs
eg10bが視認されない利点がある。引出しの部分が
視認されない理由は、前述の実施例で見えていた引出し
の配線上に、この第2実施例では更に図16に示す透明
電極45が存在し、この透明電極45と反対側の透明電
極42との間に交流電界が印加されるため、その下の図
12等に示す透明電極48にかかっている電圧のいかん
によらずこの間は常時電圧がかかり、この部分の光は透
過するためである。図14において唯一穴状に抜けた部
分55,56,57,58,59の部分のみが下の透明
電極の電圧印加状態により不透過状態となったり、透過
状態となったり、と撮影者の見る状態を変えられること
が可能となる。今、図16に示す電極62は透明電極4
2と同電位のため、図14に示す穴状部分57の形がそ
のまま交流電界のかからない部分となり、撮影者に黒く
抜けた部分として視認されることになる。
【0047】〈多点測距の合焦位置を表示する場合〉5
点測距の最も左側の測距領域にピントがあった場合、ま
ず部分測光の領域を表示する場合と同様、図12に示す
透明電極42と透明電極45との間に交流電界を印加す
る。また、透明基板47上に形成されている透明電極4
8については図15に示す電極60を残し、図15に示
す電極61,62,63,64のそれぞれの電極と図1
2に示す透明電極42との間に交流電界を印加する。ま
た、図15に示す電極60は図12に示す透明電極42
と同電位とする。以上の様子を図18に示す。
【0048】この結果、図19に示す様に、ファインダ
内の測距点のうち最も左側の測距点の領域が、液晶板に
より光が散乱されて不透過状態となり、黒く浮び上が
る。この場合も図18の透明電極45と反対側の透明電
極42との間に交流電界が印加されるため、外周部への
引出しのための配線による不要な部分は視認されること
なく、すっきりしたスーパーインポーズ表示を実現でき
る。
【0049】以上説明した方法で他の表示部位について
も同様な方法で電圧の印加状態を変えてやれば、外周部
への引出し線の部分を撮影者に視認させることなく、表
示することが可能である。
【0050】この実施例についても電圧印加の状態を変
えるため、機械的なスイッチを用いて行ったが、半導体
スイッチに置換えて動作を行う様にすることは当然可能
であることは言うまでもない。
【0051】以上の各実施例によれば、スーパーインポ
ーズ表示をするための液晶材料として高分子分散液晶材
料を用いるようにしている為、その特性である高いコン
トラスト比率と、高い光の透過率を生かした明るいスー
パーインポーズ表示が可能である。
【0052】また、電圧を印加した状態で透過状態とな
り、電圧を印加しない状態では光を分散させて不透過状
態とする特異性から中央部の表示パターン(デザインの
工夫によっても配線を見えなくすることが出来ない表示
パターン)については外周部へのひきまわし配線のパタ
ーンが見えるという短所があるものの、配線のパターン
を充分細かくするか、もしくは第2の実施例で説明した
様に、片側の透明電極を透明電極と透明絶縁材料と透明
電極との3層構造とすることで、撮影者に不要な部分を
視認させない様な方法も可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1と第2の透明電極間に挟持される高分子分散液晶
と、該高分子分散液晶と第1の透明電極間に挟持され、
表示パターンそれぞれと同形状にくりぬかれた部分を持
つ第3の透明電極と、該第3の透明電極と前記第1の透
明電極間に挟持され、これらの間を絶縁する透明絶縁層
とを備え、また、第1と第2の透明電極間に挟持される
高分子分散液晶とを備え、前記第1の透明電極には外周
部へのひきまわし配線パターンを有しており、この配線
パターンは高分子分散液晶の厚みに対して充分に細い形
状にし、液晶材料として、その特性である高いコントラ
スト比率と高い光の透過率を生かしためりはりのある明
るいスーパーインポーズ表示を実現可能な高分子分散液
晶を用いると共に、前記第1と第2の透明電極の間に、
第1の透明電極よりの外周部へのひきまわし配線パター
ンを視認させないようにする為の働きを持つ第3の透明
電極を設け、あるいは、第1の透明電極よりの外周部へ
のひきまわし配線パターンを高分子分散液晶の厚みに対
して充分に細い形状にするようにしている。
【0054】よって、めりはりのあるスーパーインポー
ズ表示を可能とすると共に、不要な部分の表示を無くす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における高分子分散液晶
材料を用いたスーパーインポーズ表示装置を一眼レフレ
ックスカメラのファインダに用いた場合の断面図であ
る。
【図2】図1の液晶板でのスーパーインポーズ表示の一
例を示す図である。
【図3】図1の液晶板の構造を示す断面図である。
【図4】図1の液晶板においてストロボ充電中を示す図
である。
【図5】図1の液晶板において赤目緩和ランプの点灯中
を示す図である。
【図6】図1の液晶板においてパノラマ撮影時を示す図
である。
【図7】図1の液晶板においてパノラマ撮影時における
ストロボ充電中を示す図である。
【図8】図1の液晶板において部分測光領域を示す図で
ある。
【図9】図1の液晶板において合焦位置を示す図であ
る。
【図10】図2の様に各表示パターンのデザインに工夫
をする前の様子を示す図である。
【図11】各セグメントから外周部へのひきまわし配線
パターンの見え方について説明するための断面図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施例における液晶板の構造
を示す斜視図である。
【図13】図12の液晶板を一眼レフレックスカメラの
ファインダに用いた場合の全点灯状態を示す図である。
【図14】図12の透明電極45の形状を示す図であ
る。
【図15】図12の透明電極48の形状を示す図であ
る。
【図16】本発明の第2の実施例における電圧印加の一
例を示す斜視図である。
【図17】図16の印加状態時におけるファインダでの
表示例を示す図である。
【図18】本発明の第2の実施例における電圧印加の他
の例を示す斜視図である。
【図19】図18の印加状態時におけるファインダでの
表示例を示す図である。
【符号の説明】
4 高分子分散液晶材料より成
るスーパーインポーズ用の液晶板 8 駆動回路 31,36,41,47 透明基板 32,35,42,45 透明電極 33,43 液晶粒 34,44 高分子物質 46 絶縁層 48 透明電極 seg1〜seg15 セグメント SW1〜SW15 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の透明基板と、この一方の透明基板
    上に、選択表示を可能とする表示パターンそれぞれと同
    形状に形成される第1の透明電極と、他方の透明基板上
    の全面に形成される第2の透明電極と、前記第1と第2
    の透明電極間に挟持される高分子分散液晶と、該高分子
    分散液晶と前記第1の透明電極間に挟持され、前記表示
    パターンそれぞれと同形状にくりぬかれた部分を持つ第
    3の透明電極と、該第3の透明電極と前記第1の透明電
    極間に挟持され、これらの間を絶縁する透明絶縁層とを
    備えたスーパーインポーズ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の透明電極と第3の透明電極に
    対しては常に異電位を印加し、前記第2の透明電極と選
    択するべく表示パターン形状をした第1の透明電極に対
    しては同電位を、前記第2の透明電極と非選択の表示パ
    ターン形状をした第1の透明電極に対しては異電位を、
    それぞれ印加する駆動電圧制御手段を具備したことを特
    徴とする請求項1記載のスーパーインポーズ表示装置。
  3. 【請求項3】 一対の透明基板と、この一方の透明基板
    上に、選択表示を可能とする表示パターンそれぞれと同
    形状に形成される第1の透明電極と、他方の透明基板上
    の全面に形成される第2の透明電極と、前記第1と第2
    の透明電極間に挟持される高分子分散液晶とを備え、前
    記第1の透明電極には外周部へのひきまわし配線パター
    ンを有しており、この配線パターンは高分子分散液晶の
    厚みに対して充分に細い形状を成していることを特徴と
    するスーパーインポーズ表示装置。
JP24217893A 1993-09-03 1993-09-03 スーパーインポーズ表示装置 Pending JPH0772465A (ja)

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KR1019940022049A KR950009318A (ko) 1993-09-03 1994-09-02 표시장치
US08/786,049 US5754268A (en) 1993-09-03 1997-01-21 Display device

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1103841A4 (en) * 1999-05-21 2001-11-28 Citizen Watch Co Ltd LIQUID CRYSTAL DISPLAY
EP1231501A3 (en) * 1995-12-05 2004-01-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal display device
JP2007133088A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Nikon Corp 表示装置およびカメラ

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