JPH0772504A - 液晶ライトバルブ - Google Patents

液晶ライトバルブ

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Publication number
JPH0772504A
JPH0772504A JP33847393A JP33847393A JPH0772504A JP H0772504 A JPH0772504 A JP H0772504A JP 33847393 A JP33847393 A JP 33847393A JP 33847393 A JP33847393 A JP 33847393A JP H0772504 A JPH0772504 A JP H0772504A
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JP
Japan
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liquid crystal
layer
light valve
crystal light
photoconductor
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Application number
JP33847393A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Tsunoda
行広 角田
Kunihiko Yamamoto
邦彦 山本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 素子の作成が容易で、しかも高コントラスト
な液晶ライトバルブを提供する。 【構成】 ガラス基板100(b)上に透明電極101
(b)、101(c)を形成し、この上に島状にパター
ニングして光導電体層106を形成する。次に誘電体層
を成膜し、ホトリソ技術を用いて該誘電体層をエッチン
グし、非晶質シリコン部が表面に露出(開口)させ、そ
の上に画素電極104を形成する。更にその上に、配向
膜102(b)が塗布される。更に、透明電極101
(a)、配向膜102(a)が設けられた対向基板10
0(a)と液晶層103を介して約5ミクロンの厚さで
貼り合わされる事により、液晶ライトバルブが形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投射型画像表示装置、
空間光変調素子、二次元光演算素子等に用いられる液晶
ライトバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ライトバルブは、投射型画像表示装
置や光情報処理等に用いられる光変調器であり、液晶ラ
イトバルブには、図9aに示す光書込み型のデバイスが
使用されている。液晶ライトバルブは図9aに示すよう
に、透明電極901(a)、配向膜902(a)を設け
たガラス基板900(a)と、透明電極901(b)、
非晶質水素化ケイ素(a−Si:H)からなる光導電体
層906、遮光層905、誘電体ミラー904、配向膜
902(b)を積層した基板900(b)との間に液晶
層903を挟持した構造となっている。
【0003】なお、図9aにおいて、書き込み光90
8、読み出し光909がそれぞれ示されている。
【0004】図9bに示す液晶ライトバルブの等価回路
を参照しながら、次に液晶ライトバルブの動作原理につ
いて説明する。910、911、912はそれぞれ液晶
層1903、中間層(配向膜902(b)、誘電体ミラ
ー904、遮光層905)、光導電体層906の等価抵
抗を示す。
【0005】913、914、915はそれぞれ液晶層
903、中間層(902(b)、904、905)及び
光導電体層906の等価容量を示す。
【0006】また、液晶層の合成インピーダンスはZ
1、中間層の合成インピーダンスはZ2、光導電体層の
合成インピーダンスはZ3で示す。液晶ライトバルブに
は、矩形波状又は正弦波状の駆動電圧916が印加され
る。
【0007】ここで、液晶層に分圧される電圧Vlcは
印加電圧VとしてVlc={Z1/(Z1+Z2+Z
3)}×Vで示される。
【0008】光導電体層906に書き込み光908によ
る光が照射されない時(暗状態)には、光導電体層の抵
抗912は高抵抗状態となり、光導電体層の合成インピ
ーダンスZ3は高インピーダンスとなる。
【0009】また、光導電体層906に書き込み光90
8による光が照射された時(明状態)には、光導電体層
の抵抗912は低抵抗状態となり、光導電体層の合成イ
ンピーダンスZ3は低インピーダンスとなる。
【0010】上記した様に、書き込み光の入力強度に応
じて合成インピーダンスZ3が変化することで液晶層に
分圧される電圧Vlcが変化する。従って、光導電体層
に書き込み光が照射された場合とされない場合で液晶層
に分圧される電圧が変化するので液晶層の配向状態が変
化する。この配向状態の変化を偏光板を用いることで読
み出し光909の強度変調として取り出すことができ
る。
【0011】このようにして、図9aに示す液晶ライト
バルブは、投射型画像表示装置や光情報処理等に用いら
れる光変調器として用いることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶ライトバルブは、次に示す問題点を有している。
【0013】従来の液晶ライトバルブの表示性能で高コ
ントラストを実現するためには、液晶層に印加される電
圧幅(暗状態と明状態における液晶の閾値電圧の差)を
広くする必要があり、そのためには光導電体層に書き込
み光の入力が無い状態(暗状態)において、液晶層に印
加される電圧Vlcを液晶の閾値電圧以下にすることが
必要である。
【0014】このため図9bに示す等価回路からわかる
ように、暗状態では液晶層の合成インピーダンスZ1に
対して光導電体層の合成インピーダンスZ3はZ3≫Z
1を満たす必要があり、光導電体層906の等価容量9
14は液晶層903の等価容量912に対して十分小さ
くする必要がある。
【0015】そのためには液晶層903のセル厚を薄く
するか、あるいは光導電体層906の膜厚を十分厚くし
なければならず、例えば、パイオニア技報『a−Si:
Hを用いた光導電型液晶ライトバルブ素子の開発』に
は、液晶層903を2.2μm、光導電体層906を6
μmの膜厚で作成していることが記載されている。
【0016】しかしながら、液晶層を薄く均一に作成す
る事は生産工程上容易ではなく、また光導電体層の膜厚
を厚く成膜することは量産性に乏しく、膜の剥離や膜厚
の均一性が悪くなると言う問題を生じ、素子特性の均一
性が低下するという問題を生じている。
【0017】また、従来の構成の液晶ライトバルブでは
光導電体層を厚くしているため、印加電圧による電界に
滲みを生じ、素子の解像度が低下するという問題を有し
ている。
【0018】本発明は、素子の作成が容易で、しかも高
コントラストな液晶ライトバルブを提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶ライトバル
ブは、一対の電極と、前記電極間に配列された液晶層、
光導電体層及び誘電体層とを備えており、前記光導電体
層が液晶層に対して電気的に並列に接続されているとと
もに、前記光導電体層と前記液晶層に対して、前記誘電
体層が電気的に直列に接続されたことを特徴としてい
る。
【0020】また、好ましくは前記誘電体層が遮光性能
を有していることを特徴としている。
【0021】また、好ましくは前記誘電体層が光導電体
層と同じ材料で構成されていることを特徴としている。
【0022】また、好ましくは前記液晶層がポリマー分
散型液晶で構成されていることを特徴としている。
【0023】また、本発明の液晶ライトバルブは、一対
の電極と、前記電極間に配列された液晶層、光導電体層
及び誘電体層とを備えており、前記誘電体層が前記液晶
層に対して補助容量を形成するとともに、前記光導電体
層が前記液晶層と前記誘電体層に対して電気的に直列に
接続されたことを特徴としている。
【0024】また、好ましくは前記誘電体層が遮光性能
を有していることを特徴としている。
【0025】また、好ましくは前記補助容量である誘電
体層が光導電体層と同じ材料で構成されていることを特
徴としている。
【0026】また、好ましくは前記液晶層がポリマー分
散型液晶で構成されていることを特徴としている。
【0027】
【作用】本発明の液晶ライトバルブによれば、光導電体
層が液晶層に対して電気的に並列に接続されているとと
もに、前記光導電体層と前記液晶層に対して、前記誘電
体層が電気的に直列に接続されたことにより、光導電体
層の合成インピーダンスZpcと誘電体層の合成インピ
ーダンスZsが液晶層の合成インピーダンスZlcに対
して十分小さく設計できるため、液晶層に分圧される電
圧は、光導電体層の合成インピーダンスZpcと誘電体
層の合成インピーダンスZsの比で決定される。
【0028】このため、液晶層に分圧される電圧比を大
きく変化させることができ、表示性能として高コントラ
ストを実現することができる。
【0029】また、本発明の液晶ライトバルブにおいて
は、光導電体層と誘電体層は薄膜化を図れるので、素子
の作成が容易となる。
【0030】また、本発明による液晶ライトバルブにお
いては、液晶層は絵素が分離されているので、光導電体
層での電界の滲みによる解像度の低下を生じない。
【0031】また、本発明によれば、誘電体層が光導電
体層と同じ材料で構成されることにより、光導電体層を
作成するときの膜の不均一性から生じる素子特性のバラ
ツキを低減することができる。
【0032】また、本発明の液晶ライトバルブによれ
ば、液晶層に対して誘電体層により形成された補助容量
が設けられ、前記液晶層と誘電体層に対して、光導電体
層が電気的に直列に接続されたことにより、暗状態時で
は誘電体層の合成インピーダンスZsと液晶層の合成イ
ンピーダンスZ1cの和Z=Zs+Z1cは、光導電体
層の合成インピーダンスZpcに対してほぼ等しく設計
できるため、暗状態時に液晶に印加される電圧を電源電
圧の約1/2倍にでき、液晶材料の閾値特性と整合させ
ることで十分なoff状態をえることができる。
【0033】また、明状態時には、光導電体層の合成イ
ンピーダンスZpcは、誘電体層の合成インピーダンス
Zsと液晶層の合成インピーダンスZlcの和Z=Zs
+Z1cに対して十分小さく設計できるため、液晶層へ
印加される電圧は大きくでき、十分なon状態を得るこ
とができる。
【0034】このため、液晶層に分圧される電圧比を大
きく変化させることができ、表示性能として高コントラ
ストを実現することができる。
【0035】また、本発明の液晶ライトバルブにおいて
は光導電体層と誘電体層は薄膜化を図れるので、素子の
作成が容易となる。
【0036】また、本発明の液晶ライトバルブにおいて
は、液晶層は絵素が分離されているので、光導電体層で
の電界の滲みによる解像度の低下を生じない。
【0037】また、本発明によれば、補助容量である誘
電体層が光導電体層と同じ材料で構成されることによ
り、光導電体層を作成するときの膜の不均一性から生じ
る素子特性のばらつきを低減することができる。
【0038】本発明による液晶ライトバルブにおいて
は、前記誘電体層が遮光性能を有するのがよい。
【0039】前記液晶層がポリマー分散型液晶で構成さ
れているのがよい。
【0040】
【実施例】以下、本発明による液晶ライトバルブの好適
な実施例を、図面に基づき詳述する。
【0041】実施例1 図1a、図1bは本発明の液晶ライトバルブの実施例1
の断面図及び、平面図である。
【0042】本実施例1の液晶ライトバルブの構造を、
その製造プロセスと共に説明する。まず、透明絶縁性基
板であるガラス基板100(b)上にITO(Indi
umTin Oxide)等の透明導電性膜を形成し、
例えば図1(b)に示すように一対の櫛歯が隣接するよ
うに櫛形状にパターニングして、透明電極101
(b)、101(c)を形成する。この上に光導電体層
である非晶質水素化シリコンをプラズマ−CVD法で成
膜し、ドライエッチング法で透明電極101(c)と後
述する画素電極104の下に位置する部分だけに残るよ
うに島状にパターニングして光導電体層106を形成す
る。光導電体層としては、非晶質水素化シリコンの他に
非晶質水素化シリコンカーバイドや、硫化カドミウム等
も使用することができる。
【0043】次に誘電体層である非晶質窒化シリコン1
05をプラズマ−CVD法で成膜し、ホトリソ技術を用
いて該誘電体層をエッチングし、非晶質シリコン部が表
面に露出(開口)するようにする。
【0044】次に2000オングストロームのMoをス
パッタ法で形成し、画素電極104を形成する。この
時、画素電極104の幅は透明電極101(b)、10
1(c)の隣接する一対の櫛歯の幅の和より大きくして
おく事が望ましい。なお画素電極材料としては、Moの
他にAl、Cr、Ti、Ni等の金属材料を用いること
ができる。本実施例1においては、画素電極104は6
0ミクロン角で形成されている。その上に、ポリイミド
等の有機絶縁性材料により配向膜102(b)がスピン
コート法等で塗布される。
【0045】更に、透明電極101(a)、配向膜10
2(a)が設けられた対向基板100(a)と液晶層1
03を介して約5ミクロンの厚さで貼り合わされる事に
より、本実施例1の液晶ライトバルブが形成される。
【0046】尚、本実施例1において、光導電体層10
6は1000オングストロームであり、誘電体層105
は2000オングストロームの厚さで形成されている。
光導電体層、誘電体層、液晶層の膜厚および素子サイズ
に関しては、本実施例1の値の限りでなく、各々の層の
合成インピーダンスとの整合が許す限り可変である。
【0047】図1cは本実施例1における液晶ライトバ
ルブの等価回路を示す。以下、この等価回路を用いて、
本実施例1の動作を説明する。
【0048】図1cにおいて、誘電体層の等価容量はC
s、液晶層の等価容量はClc、光導電体層の等価容量
はCpc、等価抵抗はRpcでそれぞれ示される。なお
本実施例において電源109は交流正弦波で示されてい
るが、交流矩形波でも良い。
【0049】本実施例1の液晶ライトバルブの光導電体
層106に書き込み光108による光が照射されない場
合(暗状態)には、光導電体層106の抵抗Rpcは高
抵抗となり、電源電圧は誘電体層の等価容量Csと光導
電体層と液晶層の等価容量の和C=Cpc+Clcに分
圧される。ところで光導電体層の等価容量Cpcに対し
て液晶層の等価容量Clcは本実施例において、Cpc
≫Clcとなる様設計されているので、C≒Cpcとな
る。また、光導電体層の等価容量Cpcと誘電体層の等
価容量Csは本実施例1においてはほぼ等しくCpc≒
Csとなる。このため液晶層には、光導体層の等価容量
Cpcと誘電体層の等価容量Csに分圧された電圧が印
加されることになり、液晶層には電源電圧の約1/2倍
の電圧が印加される。この電圧を液晶材料の閾値と整合
させることにより、十分なON状態を得ることができ
る。
【0050】次に、光導電体層106に書き込み光10
8による光が照射された場合、光強度に応じて光導電体
層106の抵抗Rpcが低抵抗となり、光導電体層に分
圧される電圧が減少する。
【0051】このため液晶層103の等価容量Clcに
印加される電圧が減少する。書き込み光強度が十分強い
ときは抵抗Rpcは十分低抵抗となり、電源電圧は誘電
体層の等価容量Csにだけ印加され、液晶層103には
電圧は印加されない。このため液晶層はOFF状態とな
る。
【0052】以上のように、光導電体層106に書き込
み光による画像信号を入力したとき、読み出し光によ
り、入力画像信号を反転させた出力を得ることができ
る。なお書き込み光による入力画像信号を反転させて書
き込んでやれば、出力画像信号は従来と同じように読み
出すこともできる。
【0053】本実施例1で使用した液晶層の動作モード
はネマチック液晶を用いたハイブリッド電界効果モード
であるが、他にポリマー分散型液晶やツイステッドネマ
チックモード、電界誘起複屈折モードが使用出来る。ま
たこのほかに強誘電性液晶、反強誘電性液晶、エレクト
ロクリニック効果を有するスメクティック液晶も使用出
来る。
【0054】更にネマチック液晶を用いた相転移モー
ド、動的散乱モード、ゲストホストモード、液晶複合
膜、スメクティック液晶を用いたゲストホストモードを
使用することも可能である。
【0055】実施例2 図2a、図2b、図2cに示される本発明の液晶ライト
バルブの実施例2を参照しながら、本実施例2の液晶ラ
イトバルブの構造を、その製造プロセスと共に説明す
る。
【0056】透明絶縁性基板であるガラス基板200
(b)上にITO(Indium Tin Oxid
e)等の透明導電性膜を形成し、例えば図2bに示すよ
うに一対の櫛歯が隣接するように櫛形状にパターニング
して、透明電極201(b)、201(c)を形成す
る。この上に光導電体層である非晶質水素化シリコンを
プラズマ−CVD法で成膜し、ドライエッチング法で後
述する画素電極204の下に位置する部分だけに残るよ
うに島状にパターニングして光導電体層206を形成す
る。光導電体層としては、非晶質水素化シリコンの他に
非晶質水素化シリコンカーバイドや、硫化カドミウム等
も使用することができる。
【0057】次に、誘電体層である非晶質窒化シリコン
205をプラズマ−CVD法で成膜し、ホトリソ技術を
用いて該誘電体層をエッチングし、非晶質水素化シリコ
ン部が表面に露出(開口)するようにする。
【0058】次に、1000オングストロームのMoを
スパッタ法で形成し、画素電極204を形成する。この
時、画素電極204の幅は透明電極201(b)、20
1(c)の隣接する一対の櫛歯の幅の和より大きくして
おくことが望ましい。
【0059】なお、画素電極材料としては、Moの他に
Al、Cr、Ti、Ni等の金属材料を用いることがで
きる。本実施例2においては、画素電極204は60ミ
クロン角で形成されている。その上に、ポリイミド等の
有機絶縁性材料により配向膜202(b)がスピンコー
ト法等で塗布される。
【0060】更に、透明電極201(a)、配向膜20
2(a)が設けられた対向基板200(a)と液晶層2
03を介して約5ミクロンの厚さで貼り合わされること
により、本実施例2の液晶ライトバルブが形成される。
【0061】尚、本実施例2において、光導電体層20
6は素子サイズ20×60ミクロン、厚さ1000オン
グストロームであり、誘電体層205は素子サイズ20
×60ミクロン、厚さ2000オングストロームで形成
されている。なお、光導電体層、誘電体層、液晶層の膜
厚及び素子サイズに関しては、本実施例2の値の限りで
なく、各々の層の合成インピーダンスとの整合が許す限
り可変である。
【0062】次に、図2b、図2cを参照しながら、電
源回路接続について説明する。図2bに示す様に櫛型状
にパターニングされた透明電極201(b)と201
(c)に電源207が接続され、光導電体層206が形
成された透明電極201(c)が接地される。更に、図
2cに示されるように透明電極201(a)は透明電極
201(b)に接続されることにより本実施例2の液晶
ライトバルブが構成される。
【0063】図2dに示される本実施例2における液晶
ライトバルブの等価回路を参照しながら、本実施例2の
動作を説明する。
【0064】図2dにおいて、誘電体層の等価容量25
1はCs、液晶層の等価容量252はClc、光導電体
層の等価容量253はCpc、等価抵抗254はRpc
でそれぞれ示される。なお、図2dの等価回路では液晶
層の等価抵抗R1cは、等価容量C1cに対して、1/
ωC1c≪R1c(ω=2πf)をみたすので無視され
ている。なお本実施例2において、電源250は交流正
弦波で示されているが、交流矩形波でも良い。
【0065】本実施例2の液晶ライトバルブの光導電体
層206に書き込み光209による光が照射されない場
合、光導電体層206の抵抗Rpcは高抵抗となり、電
源電圧は、光導電体層の等価容量Cpc、誘電体層の等
価容量Csと液晶層の等価容量C1cの和C=Cs+C
1cに分圧される。Cs≫C1cとなるため、C≒Cs
となる。また、光導電体層の等価容量Cpcと誘電体層
の等価容量Csは本実施例2においてほぼ等しく、Cp
c≒Csとなるように設計されている。このため液晶層
には、光導電体層の等価容量Cpcと誘電体層の等価容
量Csに分圧された電圧が印加されることになり、液晶
層には電源電圧の約1/2倍の電圧が印加されることに
なる。ここで、液晶層に印加される電圧を液晶の閾値以
下に選択することで十分なOff状態を得ることができ
る。本実施例2では電源電圧を5Vとし、液晶の閾値は
2.5Vを選択している。なお、電源電圧はこの値の限
りでなく液晶材料の閾値に整合させて選択できる。
【0066】液晶ライトバルブの光導電体層206に書
き込み光209による光が照射される場合(明状態)に
は、光導電体層206の等価抵抗Rpcが低抵抗とな
り、光導電体層206の合成インピーダンスZpcが小
さくなる。また、光導電体層106の一端は電気的に接
地されているため、液晶層203には電源回路の駆動電
圧がほぼ印加されることになり、液晶層203は十分な
On状態を得ることができる。
【0067】以上のように光導電体層206に書き込み
光209による画像信号を入力した時としない時で、読
み出し光により増幅された出力を得ることが出来る。
【0068】このように、本発明によれば、液晶層に分
圧される電圧幅を大きくすることができ、表示性能とし
て高コントラストを実現することができる。
【0069】本実施例2で使用した液晶層の動作モード
はネマチック液晶を用いたハイブリッド電界効果モード
であるが、他にポリマー分散型液晶やツイステッドネマ
チックモード、電界誘起複屈折モードが使用出来る。ま
たこのほかに強誘電性液晶、反強誘電性液晶、エレクト
ロクリニック効果を有するスメクティック液晶も使用出
来る。
【0070】更にネマチック液晶を用いた相転移モー
ド、動的散乱モード、ゲストホストモード、液晶複合
膜、スメクティック液晶を用いたゲストホストモードを
使用することも可能である。
【0071】実施例3 図3a、図3b、図3cに示される本発明の液晶ライト
バルブの実施例3を参照しながら、実施例3の液晶ライ
トバルブの構造を説明する。
【0072】ここで、基本的な構成は実施例2に示した
液晶ライトバルブと同じである。
【0073】図3dにおいて、誘電体層の等価容量35
1はCs、液晶層の等価容量352はClc、光導電体
層の等価容量353はCpc、等価抵抗354はRpc
でそれぞれ示される。なお、図3dの等価回路では液晶
層の等価抵抗R1cは、等価容量C1cに対して、1/
ωC1c≪R1c(ω=2πf)を満たすので無視でき
る。なお本実施例において、電源350は交流正弦波で
示されているが、交流矩形波でもよい。
【0074】本実施例3では、透明電極にはSnO2
使用している。SnO2はEB蒸着法で成膜し、櫛形状
にパターニングを行う。誘電体層305は遮光性を有し
た誘電体膜で形成されている。本実施例3では誘電体層
にカーボン分散型アクリル樹脂をスピンコート法で成膜
しフォトリソプロセスにより島状にパターニングを行
い、素子サイズ20×50ミクロン、厚さ2000オン
グストロームで形成されている。なお、本実施例3では
画素電極304は、Taをスパッタ法で形成し、パター
ニングを行うことにより、素子サイズは50ミクロン
角、厚さ1000オングストロームで形成されている。
光導電体層306は素子サイズ20×50ミクロン、厚
さ1000オングストロームの非晶質水素化シリコンで
形成されている。
【0075】本実施例3における液晶ライトバルブで
は、誘電体層に遮光性能を持たせたことにより、書き込
み光309が、読み出し光308側に透過することを防
ぎ、高品位の表示を実現できる。
【0076】実施例4 図4a、図4bは本発明の液晶ライトバルブの実施例4
の断面図及び、平面図を示す。基本的な構成は実施例1
に示した液晶ライトバルブと同じである。
【0077】即ち、ガラス基板400(b)上には、櫛
形状の透明電極401(b)、401(c)が形成され
ているとともに、透明電極401(c)の上には(画素
電極404の下に位置する部分に)島状に光導電体層4
06が形成されている。そして、これらを覆う様に、誘
電体層405が形成されており、その上に複数の画素電
極404が島状に配置され、更にその上から、画素電極
及び誘電体層405を覆うように配向膜402(b)が
形成されている。
【0078】一方、ガラス基板400(a)上には、一
面を覆うように透明電極401(a)が形成されてお
り、更にその上から配向膜402(a)が形成されてい
る。
【0079】そして、このようにして形成された一対の
基板間には液晶層403が配置されている。
【0080】本実施例4では、透明電極にはSnO2
使用している。SnO2 はEB蒸着法で成膜し櫛形状に
パターニングを行った。誘電体層405は遮光性を有し
た誘電体膜で形成されている。本実施例4では誘電体層
にカーボン分散型アクリル樹脂をスピンコート法で成膜
しフォトリソプロセスにより島状にパターニングした。
【0081】本実施例4における液晶ライトバルブで
は、誘電体層に遮光性能を持たせた事により、書き込み
光408が読み出し光407側に透過することを防ぎ、
高品位の表示を実現できる。
【0082】実施例5 図5a、図5b、図5cに示される本発明の液晶ライト
バルブの実施例5を参照しながら、実施例5の液晶ライ
トバルブの構造を説明する。
【0083】ここで、基本的な構成は実施例2に示した
液晶ライトバルブと同じである。
【0084】本実施例5の液晶ライトバルブの構造をそ
の製造プロセスとともに説明する。
【0085】透明絶縁性基板であるガラス基板500
(b)上にスパッタ法で透明導電性膜を形成し、ストラ
イプ状にパターニングすることで透明電極501(c)
を形成する。
【0086】次に、Alをスパッタ法により基板全面に
形成し、ストライプ状にパターニングを行い、金属電極
501(b)を透明電極501(c)の間に形成し、例
えば図5bに示す様に櫛型状に透明電極501(c)と
金属電極501(b)を配置する。この上に光導電体層
である非晶質水素化シリコンをプラズマ−CVD法で成
膜し、ドライエッチング法で島状にパターニングして光
導電体層505、506を形成する。ここで、金属電極
501(b)上に設けられた光導電体層505は、金属
電極501(b)により遮光されているため光導電性を
示さない誘電体となる。以下光導電体層505は誘電体
層505と記す。次に、遮光性を有した誘電体膜である
非晶質水素化シリコンゲルマニウムをプラズマ−CVD
法で成膜し、フォトリソプロセスにより島状にパターニ
ングして遮光膜510を形成する。次に、Al等の金属
をスパッタ法で形成し、パターニングすることで画素電
極504を形成する。その上に、ポリイミド等の有機絶
縁性材料により配向膜502(b)がスピンコート法等
で塗布される。
【0087】更に、透明電極501(a)、配向膜50
2(b)が設けられた対向基板500(a)と液晶層5
03を介して約5ミクロンの厚さで貼り合わされること
により、本実施例5の液晶ライトバルブが形成される。
【0088】図5dに示す本実施例5の液晶ライトバル
ブの等価回路を参照しながら、本実施例5の動作を説明
する。基本的な動作原理は実施例2に示した液晶ライト
バルブと同じである。
【0089】誘電体層の等価容量651はCsで、液晶
層の等価容量652はClcで、光導電体層の等価容量
653はCpcで、光導電体層の等価抵抗654はRp
cででそれぞれ示される。
【0090】本実施例の液晶ライトバルブの光導電体層
506に書き込み光509による光が照射されない場
合、光導電体層506の抵抗Rpcは高抵抗となり、電
源電圧は、光導電体層の等価容量Cpc、誘電体層の等
価容量Csと液晶層の等価容量C1cの和C=Cs+C
1cに分圧される。ここで、誘電体の等価容量Csに対
して液晶層の等価容量ClcはCs≫C1cとなるた
め、C≒Csとなる。また、光導電体層の等価容量Cp
cと誘電体層の等価容量Csは本実施例5においては等
しく、Cpc=Csとなる。このため液晶層には、電源
電圧の1/2倍の電圧が印加されることになる。ここ
で、液晶層に印加される電圧を液晶の閾値以下に選択す
ることで十分なOff状態を得ることができる。
【0091】液晶ライトバルブの光導電体層506に書
き込み光509による光が照射される場合(明状態)に
は、光導電体層506の等価抵抗Rpcが低抵抗とな
り、光導電体層506の合成インピーダンスZpcが小
さくなる。また、光導電体層506の一端は電気的に接
地されているため、液晶層503には電源回路の駆動電
圧がほぼ印加されることになり、液晶層503は十分な
On状態を得ることができる。
【0092】以上の様に、光導電体層506に書き込み
光509による画像信号を入力した時としない時で、読
み出し光により光増幅された出力を得ることができる。
【0093】また、本実施例5によれば光導電体層50
6と誘電体層505は同じプロセス中で成膜されるた
め、成膜面中で発生する膜厚分布は緩和される。
【0094】また、光導電体層506及び誘電体層50
5は同じ材料で構成されるため、素子特性のバラツキを
低減することができる。
【0095】実施例6 図6a、図6bは実施例6の液晶ライトバルブの断面図
及び、平面図を示す。
【0096】本実施例6の液晶ライトバルブの構造を、
その製造プロセスとともに説明する。
【0097】透明絶縁性基板であるガラス基板600
(b)上にAlをスパッタ法で形成し、フォトリソプロ
セスによりパターニングを行うことにより遮光膜607
が2000オングストロームの厚さで形成される。この
上にTiO2 等の透明絶縁膜をスパッタ法により300
0オングストローム形成し透明絶縁膜606とする。こ
の上にSnO2 等の透明導電性膜を形成し、例えば図7
に示すように櫛形状にパターニングして、透明電極60
1(b)、601(c)を形成する。この上に光導電体
層である非晶質水素化シリコンがプラズマ−CVD法で
成膜され光導電体層605が形成される。
【0098】次に2000オングストロームのAlをス
パッタ法で形成し、画素電極604を形成し、その上
に、ポリイミド等の有機絶縁性材料により配向膜602
(b)がスピンコート法等で塗布される。
【0099】更に、透明電極601(a)、配向膜60
2(b)が設けられた対向基板600(a)と液晶層6
03を介して約5ミクロンの厚さで貼り合わされる事に
より、本実施例6の液晶ライトバルブが形成される。
【0100】図6cに実施例6による液晶ライトバルブ
の等価回路を示す。
【0101】実施例6の等価回路は、CsがCpcと等
しくなることを除けば、図1cに示した実施例1の等価
回路と同一な回路となる。本実施例6の液晶ライトバル
ブは、その等価回路から分かるように、実施例1として
示した液晶ライトバルブと同様に動作する。
【0102】本実施例6においては、遮光膜607上に
形成された光導電体層605は、光導電性を示さないの
で実施例1、4で示した誘電体層105、405と同様
な容量Csとなるので、光導電体層と誘電体層を同じ材
料で形成でき、製造プロセスが容易になる。
【0103】また、光導電体層と誘電体層は同じプロセ
スで成膜できるため、面内で発生する膜厚分布は緩和で
き、素子特性のバラツキを低減することができる。
【0104】実施例7 図7a、図7b、図7cに示される本発明の液晶ライト
バルブの実施例7を参照しながら、本実施例7の液晶ラ
イトバルブの構造を、その製造プロセスとともに説明す
る。
【0105】ここで、基本的な構成は、実施例2に示し
た液晶ライトバルブと同じである。
【0106】本実施例7では、実施例5と同様に透明絶
縁性基板であるガラス基板700(b)上に透明電極7
01(c)と金属電極701(b)を図7(b)に示す
ように櫛形状に配置し、この上に光導電体層である非晶
質水素化シリコンをスパッタ法で成膜し、ドライエッチ
ング法で島状にパターニングして光導電体層706と7
05を形成する。
【0107】ここで、金属電極701(b)上に設けら
れた光導電体層705は、金属電極701(b)により
遮光されているため光導電性を示さない誘電体となる。
以下光導電体層705は誘電体層705と記す。
【0108】次に遮光性を有した誘電体膜である感光性
カーボン分散型アクリル樹脂をスピンコート法で成膜
し、光導電体層706と誘電体層705をフォトマスク
として、透明絶縁性基板700(b)側より紫外線を照
射し、島状にパターニングを行い遮光膜710を形成す
る。
【0109】次にTaにより画素電極704を形成し、
その上にポリイミド等の有機絶縁性材料により配向膜7
02(b)がスピンコート法等で塗布される。
【0110】更に、透明電極701(a)、配向膜70
2(a)が設けられた対向基板700(a)と液晶層7
03とを介して約5ミクロンの厚さで貼り合わされる事
により、本実施例7の液晶ライトバルブが形成される。
【0111】なお、本実施例7では、金属電極704は
30ミクロン角、厚さ2000オングストロームであ
り、光導電体層706は30×5ミクロン、厚さ100
0オングストロームであり、誘電体層705を30×1
0ミクロン、厚さ1000オングストロームである。
【0112】図7dに示される本実施例7の液晶ライト
バルブの等価回路を参照しながら、本実施例7の動作を
説明する。
【0113】基本的な動作原理は実施例2に示した液晶
ライトバルブと同じである。
【0114】本実施例7では、Cpc/Cs≒2となる
ため暗状態時には液晶層に電源電圧の約1/3の電圧が
印加される。このため、液晶層の閾値特性を整合するこ
とで十分なON/OFF比を得ることができる。
【0115】実施例8 図8に示される本発明の液晶ライトバルブの実施例8を
参照しながら、実施例8の液晶ライトバルブの構造をそ
の製造プロセスと共に説明する。
【0116】図8は、本実施例8による液晶ライトバル
ブの断面図である。本実施例8では、透明絶縁性基板9
00(b)上に実施例5と同様のプロセスを通じ画素電
極904まで形成する。次にBDH社製液晶(E8)4
グラム、ウレタンアクリレートオリゴマーとn−ブチル
アクリレートの混合物1グラム、チバガイギー製UV硬
化剤(Irgacure184)0.15グラムを80
℃で均一に混合した後、透明絶縁性基板900(b)と
透明電極901(a)が設けられた対向基板900
(a)をスペーサ911を介して約7ミクロンの厚さで
張り合わせ、その間隙に前記のポリマーと液晶の混合物
を注入する。そして、対向基板900(a)側より30
mW/cm2 になるように高圧水銀灯でUV照射し、前
記混合物を重合しポリマー中から液晶滴を相分離により
析出させ、ポリマー分散型液晶903を形成する。これ
により、液晶相にポリマー分散型液晶を用いた本実施例
8の液晶ライトバルブが形成される。
【0117】なお、本実施例8に示す液晶ライトバルブ
の基本的な動作原理は実施例5に示した液晶ライトバル
ブと同じである。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶ライト
バルブは一対の電極の間に光導電体層と液晶層を有し、
光学的に画像の形成を行う光アドレス型の液晶ライトバ
ルブにおいて、前記光導電体層と液晶層が電気的に並列
に接続されており、前記電気的に並列に接続された光導
電体層と液晶層に対して、誘電体層が電気的に直列に接
続されたことを特徴とし、また好ましくは前記誘電体層
に遮光性能を持たせたことを特徴としており、また好ま
しくは前記誘電体層を光導電体層で構成する事を特徴と
しているため、液晶層の合成インピーダンスZlcは、
光導電体層の合成インピーダンスZpcと誘電体層の合
成インピーダンスZsに対して十分大きく設計でき、こ
のことから液晶層に分圧される電圧は、液晶層の合成イ
ンピーダンスZlcとは無関係に、光導電体層の合成イ
ンピーダンスZpcと誘電体層の合成インピーダンスZ
sの比で決定される。このため、液晶層に分圧される電
圧比を大きく変化させることができ、表示性能として高
コントラストを実現することができる。
【0119】また、以上説明したように、本発明の液晶
ライトバルブは、一対の電極の間に光導電体層と液晶層
を有し、光学的に画像の形成を行う光アドレス型の液晶
ライトバルブにおいて、前記液晶層に対して誘電体層に
より形成された補助容量が設けられ、前記液晶層と誘電
体層に対して光導電体層が電気的に直列に接続されたこ
とを特徴とし、好ましくは前記補助容量である誘電体層
が遮光性能を有していることを特徴としており、好まし
くは補助容量である誘電体層が光導電体層と同じ材料で
構成されることにより、暗状態時では誘電体層の合成イ
ンピーダンスZsと液晶層の合成インピーダンスZlc
の和Z=Zs+Zlcは、光導電体層の合成インピーダ
ンスZpcに対してほぼ等しく設計出来るため、液晶層
へ印加される電圧を電源電圧の約1/2倍以下にでき、
液晶材料の閾値特性と整合指せることで十分なoff状
態を得ることができる。また、明状態時には、光導電体
層の合成インピーダンスZpcは、誘電体層の合成イン
ピーダンスZsと液晶層の合成インピーダンスZlcの
和Z=Zs+Zlcに対して十分小さく設計できるた
め、液晶層へ印加される電圧はほぼ電源電圧の値に等し
い電圧を印加でき十分なon状態を得ることが出来る。
【0120】上記の様に、液晶層に分圧される電圧は、
Von/Voff≧2以上となり、このため液晶層に分
圧される電圧幅を大きくすることができ、表示性能とし
て高コントラストを実現することができる。
【0121】本発明の液晶ライトバルブにおいては、光
導電体層と誘電体層は薄膜化を図れるので、素子の作成
が容易となる。
【0122】本発明の液晶ライトバルブにおいては、液
晶層は絵素が分離されているので、光導電体層での電界
の滲みによる解像度の低下を生じない。
【0123】本発明によれば、補助容量である誘電体層
が光導電体層と同じ材料で構成されることにより、光導
電体層を作成するときに生じる膜の不均一性から生じる
素子特性のバラツキを低減することができる。
【0124】このような特徴を持つ液晶ライトバルブを
用いることにより、高コントラストの投射型画像装置や
二次元光演算素子等を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の実施例1に示す液晶ライトバルブの
断面図である。
【図1b】本発明の実施例1に示す液晶ライトバルブの
平面概略図である。
【図1c】本発明の実施例1に示す液晶ライトバルブの
等価回路図である。
【図2a】本発明の液晶ライトバルブの実施例2の断面
図である。
【図2b】本発明の液晶ライトバルブの実施例2の平面
概略図である。
【図2c】本発明の液晶ライトバルブの実施例2の絵素
の拡大断面図である。
【図2d】本発明の液晶ライトバルブの実施例2の等価
回路である。
【図3a】本発明の液晶ライトバルブの実施例3の断面
図である。
【図3b】本発明の液晶ライトバルブの実施例3の平面
概略図である。
【図3c】本発明の液晶ライトバルブの実施例3の絵素
の拡大断面図である。
【図3d】本発明の液晶ライトバルブの実施例3の等価
回路である。
【図4a】本発明の実施例4に示す液晶ライトバルブの
断面図である
【図4b】本発明の実施例4に示す液晶ライトバルブの
平面概略図である。
【図5a】本発明の実施例5に示す液晶ライトバルブの
断面図である。
【図5b】本発明の液晶ライトバルブの実施例5の平面
概略図である。
【図5c】本発明の液晶ライトバルブの実施例5の絵素
の拡大断面図である。
【図5d】本発明の液晶ライトバルブの実施例5の等価
回路である。
【図6a】本発明の実施例6に示す液晶ライトバルブの
断面図である。
【図6b】本発明の実施例6に示す液晶ライトバルブの
平面概略図である。
【図6c】本発明の実施例6に示す液晶ライトバルブの
等価回路である。
【図7a】本発明の液晶ライトバルブの実施例7の断面
図である。
【図7b】本発明の液晶ライトバルブの実施例7の平面
概略図である。
【図7c】本発明の液晶ライトバルブの実施例7の絵素
の拡大断面図である。
【図7d】本発明の液晶ライトバルブの実施例7の等価
回路図である。
【図8】本発明の液晶ライトバルブの実施例8の断面図
である。
【図9a】従来の液晶ライトバルブの断面図である。
【図9b】従来の液晶ライトバルブの等価回路である。
【符号の説明】
100(a)、100(b) ガラス基板 101(a)、101(b)、101(c) 透明電極 102(a)、102(b) 配向膜 103 液晶層 104 画素電極 105 誘電体層 106 光導電体層 108 書き込み光 107 読み出し光 109 電源 904 誘電体ミラー 607 遮光層 606 透明絶縁膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極と、前記電極間に配列された
    液晶層と光導電体層とを備えており、前記光導電体層と
    液晶層が電気的に並列に接続されるとともに、前記電気
    的に並列に接続された光導電体層と液晶層に対して誘電
    体層が電気的に直列に接続されたことを特徴とする光書
    き込み型の液晶ライトバルブ。
  2. 【請求項2】 前記誘電体層が遮光性を有していること
    を特徴とする請求項1に記載の液晶ライトバルブ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体層が光導電体層と同じ材料で
    構成される事を特徴とする請求項1に記載の液晶ライト
    バルブ。
  4. 【請求項4】 一対の電極と、前記電極間に配列された
    液晶層、光導電体層及び誘電体とを備えており、前記誘
    電体層が前記液晶層に対して補助容量を形成するととも
    に、前記光導電体層が前記液晶層と誘電体層に対して電
    気的に直列に接続されていることを特徴とする光学的に
    画像の形成を行う光アドレス型の液晶ライトバルブ。
  5. 【請求項5】 前記誘電体層が遮光性を有している請求
    項4に記載の液晶ライトバルブ。
  6. 【請求項6】 前記誘電体層と光導電体層とは材料が同
    じである請求項4に記載の液晶ライトバルブ。
  7. 【請求項7】 前記液晶層がポリマー分散型液晶で構成
    されている請求項4に記載の液晶ライトバルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014016424A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示媒体及び画像表示装置

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