JPH0772615B2 - 燃焼器具用炎色反応部材 - Google Patents
燃焼器具用炎色反応部材Info
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- JPH0772615B2 JPH0772615B2 JP1212779A JP21277989A JPH0772615B2 JP H0772615 B2 JPH0772615 B2 JP H0772615B2 JP 1212779 A JP1212779 A JP 1212779A JP 21277989 A JP21277989 A JP 21277989A JP H0772615 B2 JPH0772615 B2 JP H0772615B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、燃焼器具用炎色反応部材に関し、特に、煙草
ライター用炎色反応部材に関する。
ライター用炎色反応部材に関する。
(従来の技術) 従来から、炎色反応物質を火炎に接触させると発色する
ことはよく知られている。そして、特定の炎色反応物質
を火炎に接触させるとその特定の炎色反応物質固有の特
定の色に発色することはよく知られている。そこで、そ
のような特定の炎色反応物質を火炎に接触させるとその
特定の炎色反応物質固有の特定の色に発色する性質を利
用して特定の物質の有無などを確かめることが行なわれ
てきた。
ことはよく知られている。そして、特定の炎色反応物質
を火炎に接触させるとその特定の炎色反応物質固有の特
定の色に発色することはよく知られている。そこで、そ
のような特定の炎色反応物質を火炎に接触させるとその
特定の炎色反応物質固有の特定の色に発色する性質を利
用して特定の物質の有無などを確かめることが行なわれ
てきた。
また、例えば、炎色反応部材に係る技術として、金属塩
などの炎色反応物を細線上にコーティングしてなる炎発
色手段は、実開昭60-86761号で公開されており、白金線
を用いてリング状に成形した炎着色用部材に炎色反応を
起こすアルカリまたはアルカリ土類などの塩類を微量付
着したものは、実開昭50-16779号で公開されており、炎
色反応を起す物質を二本の棒に付着したものは、実開昭
60-8761号で公開されている。
などの炎色反応物を細線上にコーティングしてなる炎発
色手段は、実開昭60-86761号で公開されており、白金線
を用いてリング状に成形した炎着色用部材に炎色反応を
起こすアルカリまたはアルカリ土類などの塩類を微量付
着したものは、実開昭50-16779号で公開されており、炎
色反応を起す物質を二本の棒に付着したものは、実開昭
60-8761号で公開されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来から使用されてきた炎色反応部材にあって
は、炎色反応を呈する炎色反応物の支持材となる細線製
芯材の表面に、単に、炎色反応物を微量塗布したに過ぎ
ないため、炎色反応物の量が少な過ぎて、発色持続時間
が少なくて、長期間の使用に耐え得ない点が問題であっ
た。また、従来から使用されてきた炎色反応部材にあっ
ては、衝撃を受けた場合に、炎色反応物の支持材に塗布
している炎色反応物が、炎色反応物の支持材となる細線
製芯材の表面から離脱し、脱落し易いので、炎色反応の
性能が劣化することが問題であった。また、燃焼器具用
炎色反応部材の主要構成部材の炎色反応物支持体を形成
する線材の線径を大きくしていくと、機械的強度を高め
得るし、炎色反応物の被着量を大きくしていくことが出
来て、結果的に、発色持続時間も長くなり、好都合であ
るが、炎色反応部材としての熱容量が大となるため、温
度上昇が遅くなり、それ故に、発色開始時間が遅くなる
という不都合が生じることになる。そこで、発色持続時
間を長くすることができても、発色開始時間が遅くなる
ことは、実用に適しないことなる。また、それとは逆
に、炎色反応物支持体を形成する線材の線径を小さくし
ていくと、熱容量が小さくなり、機械的強度を低めるこ
ととなって、炎色反応物の被着量を少なくすることとな
って、不都合が大きくなる。そのようなことに鑑み、特
に、上述の耐衝撃性、発色開始時間、発色持続時間の調
和を図ることを本発明が解決しようとする課題とする。
は、炎色反応を呈する炎色反応物の支持材となる細線製
芯材の表面に、単に、炎色反応物を微量塗布したに過ぎ
ないため、炎色反応物の量が少な過ぎて、発色持続時間
が少なくて、長期間の使用に耐え得ない点が問題であっ
た。また、従来から使用されてきた炎色反応部材にあっ
ては、衝撃を受けた場合に、炎色反応物の支持材に塗布
している炎色反応物が、炎色反応物の支持材となる細線
製芯材の表面から離脱し、脱落し易いので、炎色反応の
性能が劣化することが問題であった。また、燃焼器具用
炎色反応部材の主要構成部材の炎色反応物支持体を形成
する線材の線径を大きくしていくと、機械的強度を高め
得るし、炎色反応物の被着量を大きくしていくことが出
来て、結果的に、発色持続時間も長くなり、好都合であ
るが、炎色反応部材としての熱容量が大となるため、温
度上昇が遅くなり、それ故に、発色開始時間が遅くなる
という不都合が生じることになる。そこで、発色持続時
間を長くすることができても、発色開始時間が遅くなる
ことは、実用に適しないことなる。また、それとは逆
に、炎色反応物支持体を形成する線材の線径を小さくし
ていくと、熱容量が小さくなり、機械的強度を低めるこ
ととなって、炎色反応物の被着量を少なくすることとな
って、不都合が大きくなる。そのようなことに鑑み、特
に、上述の耐衝撃性、発色開始時間、発色持続時間の調
和を図ることを本発明が解決しようとする課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、燃焼器具の可燃ガス噴出部近傍にコイル状巻
回部1Aが配設される炎色反応物支持体1と、前記コイル
状巻回部1Aの内部1Bに充満されて該コイル状巻回部1Aに
被着された炎色反応物2と、前記炎色反応物支持体1の
両端を挟持する一対のリング片5A.5Aとから構成され、
前記燃焼器具の可燃ガス噴出部に生じる火炎に前記炎色
反応物2を接触させて炎色反応を生じさせるようにして
なる燃焼器具用炎色反応部材3であって、前記炎色反応
物支持体1を形成する線材の直径を0.1mm乃至0.3mmの範
囲とし、前記コイル状巻回部1Aの巻回ピッチとして、0.
2mm乃至0.8mmの範囲とした燃焼器具用炎色反応部材であ
る。
回部1Aが配設される炎色反応物支持体1と、前記コイル
状巻回部1Aの内部1Bに充満されて該コイル状巻回部1Aに
被着された炎色反応物2と、前記炎色反応物支持体1の
両端を挟持する一対のリング片5A.5Aとから構成され、
前記燃焼器具の可燃ガス噴出部に生じる火炎に前記炎色
反応物2を接触させて炎色反応を生じさせるようにして
なる燃焼器具用炎色反応部材3であって、前記炎色反応
物支持体1を形成する線材の直径を0.1mm乃至0.3mmの範
囲とし、前記コイル状巻回部1Aの巻回ピッチとして、0.
2mm乃至0.8mmの範囲とした燃焼器具用炎色反応部材であ
る。
(作用) 本発明は、炎色反応物支持体1のコイル状巻回部1Aに炎
色反応物2を被着させ、さらに、その炎色反応物2を前
記コイル状巻回部1Aの内部1Bに充満させたので、単に、
支持体を形成する線材外周に炎色反応物を微量付着させ
た従来例に比べて炎色反応物を多量に保持できる。そこ
で、発色持続時間を長くすることができる。そして、炎
色反応物支持体1の両端を一対のリング片5A.5Aで挟持
して炎色反応部材を燃焼器具に取り付けるようにしたの
で炎色反応部材3を確実に保持して長期使用を可能にし
得る。また、炎色反応物は、この炎色反応物をからみつ
かせるコイル状巻回部1Aの存在によって炎色反応物支持
体1から脱落しにくい。さらに、本発明の燃焼器具用炎
色反応部材は、炎色反応物支持体1と炎色反応物2との
トータルの熱容量に対する炎色反応物2の熱容量の比率
を従来のものに比し高くし得るため、発色持続時間は十
分に維持しながら、発色開始時間を短縮し得る。また、
本発明は、前記炎色反応物支持体1を形成する線材の直
径を0.1mm乃至0.3mmの範囲にし、前記コイル状巻回部1A
の巻回ピッチを0.2mm乃至0.8mmの範囲にしたので、比較
的多い炎色反応物2の被着量を長期間確保させるととも
に外部からの衝撃に耐え得るものであり、耐衝撃性、発
色開始時間、発色持続時間の調和を図り得て、長期間の
間、燃焼器具用炎色反応部材としての機能を確実に果た
し得る。
色反応物2を被着させ、さらに、その炎色反応物2を前
記コイル状巻回部1Aの内部1Bに充満させたので、単に、
支持体を形成する線材外周に炎色反応物を微量付着させ
た従来例に比べて炎色反応物を多量に保持できる。そこ
で、発色持続時間を長くすることができる。そして、炎
色反応物支持体1の両端を一対のリング片5A.5Aで挟持
して炎色反応部材を燃焼器具に取り付けるようにしたの
で炎色反応部材3を確実に保持して長期使用を可能にし
得る。また、炎色反応物は、この炎色反応物をからみつ
かせるコイル状巻回部1Aの存在によって炎色反応物支持
体1から脱落しにくい。さらに、本発明の燃焼器具用炎
色反応部材は、炎色反応物支持体1と炎色反応物2との
トータルの熱容量に対する炎色反応物2の熱容量の比率
を従来のものに比し高くし得るため、発色持続時間は十
分に維持しながら、発色開始時間を短縮し得る。また、
本発明は、前記炎色反応物支持体1を形成する線材の直
径を0.1mm乃至0.3mmの範囲にし、前記コイル状巻回部1A
の巻回ピッチを0.2mm乃至0.8mmの範囲にしたので、比較
的多い炎色反応物2の被着量を長期間確保させるととも
に外部からの衝撃に耐え得るものであり、耐衝撃性、発
色開始時間、発色持続時間の調和を図り得て、長期間の
間、燃焼器具用炎色反応部材としての機能を確実に果た
し得る。
(実施例) 第1図は、炎色反応物支持体1のコイル状巻回部に炎色
反応物2を被着した燃焼器具用炎色反応部材3を示す。
その燃焼器具用炎色反応部材3の主要構成部材である前
記炎色反応物支持体1は、耐熱性と機械的強度を必要と
するので、ニッケル・クロム(Ni-Cr)合金、鉄・クロ
ム(Fe-Cr)合金などで形成されており、第2図で示す
ように、コイル状巻回部1Aを有している。そして、第3
図で示すように、前記炎色反応物支持体1のコイル状巻
回部1Aの内部1Bまで充満させて、炎色反応物2を前記炎
色反応物支持体1に被着支持させる。炎色反応物2の支
持体1による支持は、炎色反応物2に対し、エチルアル
コールなどの適宜の溶剤または水を、容積比で1対4乃
至1対8の割合で混合させたものに、支持体1を浸漬
し、引上げて後、加熱して、支持体1に炎色反応物2を
焼付けて行う。その支持体1のコイル状巻回部1Aの存在
により、炎色反応物2がコイル状巻回部1Aに十分にから
み着き、このコイル状巻回部1Aを中心にして、炎色反応
物2を多量に保持し得る。また、第1図で示すように、
炎色反応物2の輪郭は、炎色反応物支持体1のコイル状
巻回部1Aの外形輪郭に、ほぼ等しい。そして、炎色反応
物2の被着量が、一回の焼付けで不十分の時は、その焼
付けを数回繰り返して、所定の被着量を確保する。そし
て、具体的な炎色反応物2としては、例えば、Cu2O、B2
O3、In2O3などが採用でき、所望の炎の色によって、最
低の炎色反応物2を選択し得る。そして、その燃焼器具
用炎色反応部材のコイル状巻回部1Aの長手方向に垂直の
切断面の形状は、真円に限ることなく、扁平な形状の楕
円でもよくて、適切な形状のコイル状巻回部1Aの切断面
の形状を選択し得る。そいて、第4図は、炎色反応部材
を、煙草ライターの部品として使用した実施例を示して
おり、その煙草ライターの燃料噴出部の上部位置に炎色
反応部材を配設して、煙草ライターの使用の度に、興趣
をそそる色彩の炎を楽しみ得る煙草ライターを構成す
る。第5図と第6図で拡大して図示するように、炎色反
応部材3の二本の炎色反応物支持体1の両端を、一対の
リング片5A・5Aにより挟持して支持している。ところ
で、コイル状の支持体1を形成する線材の線径を大とす
れば機械的強度も大となり、炎色反応物の被着量も大と
なり、結果的に、発色持続時間も長くなり好都合である
が、炎色反応部材3としての熱容量が大となるため、温
度上昇が遅く、従って、発色開始時間が遅くなるという
不都合を生じる。一方、線径を小とすれば、熱容量が小
となるも、機械的強度も小となり、炎色反応物の被着量
も小となる不都合を生じる。そこで、本発明者は、上述
した耐衝撃性、発色開始時間、発色持続時間の調和を図
るべく種々の実験をした結果、ライターにおいては線材
の直径は大略0.1mm乃至0.3mmが好適であることを確認し
た。また、支持体1が保持することになる炎色反応物2
の量は、主として、コイル状支持体1の巻回部内径によ
って決まる。というのは本発明にあっては、巻回部内部
1Bを炎色反応物2で満たすからである。従って発色持続
時間を十分に長く確保する上からは極力内径を大きくす
る方がよいわけであるが他方内径を大ならしめ、炎色反
応物2の被着量を多くすることは熱容量の増大をもたら
し、限られた燃焼熱の供与の下では発色開始時間が著し
く遅延することを意味する。またこのことは支持体1の
巻回部の内径には上限があることを意味する。そこで、
本発明者は、内径が1mm(楕円形にあっては短軸方向)
を越えると発色開始時間の点で実用性を欠くものである
ことを実験によって確認した。即ち、ライターにおいて
巻回部の内径が1mm以下であることが必要である。尚、
支持体1の線径を0.15mm,巻回部の内径を0.6mm,巻回長
を3.0mm(6ターン)の場合の発色開始時間は、加熱開
始から4秒もかかったのに対し、条件を同じくして巻回
部の内径を0.5mmとした場合には、2秒と短くなった。
さらに、支持体1のコイル状巻回部1Aの巻回ピッチは、
0.2mmより小さい場合には、炎色反応物2の巻回部内部1
Bの充満を困難にし、従って、十分な被着量を確保し得
ない。逆に、0.8mmを越えた場合には、十分な炎色反応
物2の被着量は確保し得るが、炎色反応物2の支持体1
への被着強度が強固でなく、外部からの衝撃付加により
脱落し易いといった難点を生じる。そこで、本発明者ら
は、実験の結果、炎色反応物2の被着量を十分に確保し
ながら、外部からの衝撃付加によっても炎色反応物2が
脱落しないコイル状巻回部1Aとの関連があるが0.2mm乃
至0.8mmの範囲が適当であることを確認した。
反応物2を被着した燃焼器具用炎色反応部材3を示す。
その燃焼器具用炎色反応部材3の主要構成部材である前
記炎色反応物支持体1は、耐熱性と機械的強度を必要と
するので、ニッケル・クロム(Ni-Cr)合金、鉄・クロ
ム(Fe-Cr)合金などで形成されており、第2図で示す
ように、コイル状巻回部1Aを有している。そして、第3
図で示すように、前記炎色反応物支持体1のコイル状巻
回部1Aの内部1Bまで充満させて、炎色反応物2を前記炎
色反応物支持体1に被着支持させる。炎色反応物2の支
持体1による支持は、炎色反応物2に対し、エチルアル
コールなどの適宜の溶剤または水を、容積比で1対4乃
至1対8の割合で混合させたものに、支持体1を浸漬
し、引上げて後、加熱して、支持体1に炎色反応物2を
焼付けて行う。その支持体1のコイル状巻回部1Aの存在
により、炎色反応物2がコイル状巻回部1Aに十分にから
み着き、このコイル状巻回部1Aを中心にして、炎色反応
物2を多量に保持し得る。また、第1図で示すように、
炎色反応物2の輪郭は、炎色反応物支持体1のコイル状
巻回部1Aの外形輪郭に、ほぼ等しい。そして、炎色反応
物2の被着量が、一回の焼付けで不十分の時は、その焼
付けを数回繰り返して、所定の被着量を確保する。そし
て、具体的な炎色反応物2としては、例えば、Cu2O、B2
O3、In2O3などが採用でき、所望の炎の色によって、最
低の炎色反応物2を選択し得る。そして、その燃焼器具
用炎色反応部材のコイル状巻回部1Aの長手方向に垂直の
切断面の形状は、真円に限ることなく、扁平な形状の楕
円でもよくて、適切な形状のコイル状巻回部1Aの切断面
の形状を選択し得る。そいて、第4図は、炎色反応部材
を、煙草ライターの部品として使用した実施例を示して
おり、その煙草ライターの燃料噴出部の上部位置に炎色
反応部材を配設して、煙草ライターの使用の度に、興趣
をそそる色彩の炎を楽しみ得る煙草ライターを構成す
る。第5図と第6図で拡大して図示するように、炎色反
応部材3の二本の炎色反応物支持体1の両端を、一対の
リング片5A・5Aにより挟持して支持している。ところ
で、コイル状の支持体1を形成する線材の線径を大とす
れば機械的強度も大となり、炎色反応物の被着量も大と
なり、結果的に、発色持続時間も長くなり好都合である
が、炎色反応部材3としての熱容量が大となるため、温
度上昇が遅く、従って、発色開始時間が遅くなるという
不都合を生じる。一方、線径を小とすれば、熱容量が小
となるも、機械的強度も小となり、炎色反応物の被着量
も小となる不都合を生じる。そこで、本発明者は、上述
した耐衝撃性、発色開始時間、発色持続時間の調和を図
るべく種々の実験をした結果、ライターにおいては線材
の直径は大略0.1mm乃至0.3mmが好適であることを確認し
た。また、支持体1が保持することになる炎色反応物2
の量は、主として、コイル状支持体1の巻回部内径によ
って決まる。というのは本発明にあっては、巻回部内部
1Bを炎色反応物2で満たすからである。従って発色持続
時間を十分に長く確保する上からは極力内径を大きくす
る方がよいわけであるが他方内径を大ならしめ、炎色反
応物2の被着量を多くすることは熱容量の増大をもたら
し、限られた燃焼熱の供与の下では発色開始時間が著し
く遅延することを意味する。またこのことは支持体1の
巻回部の内径には上限があることを意味する。そこで、
本発明者は、内径が1mm(楕円形にあっては短軸方向)
を越えると発色開始時間の点で実用性を欠くものである
ことを実験によって確認した。即ち、ライターにおいて
巻回部の内径が1mm以下であることが必要である。尚、
支持体1の線径を0.15mm,巻回部の内径を0.6mm,巻回長
を3.0mm(6ターン)の場合の発色開始時間は、加熱開
始から4秒もかかったのに対し、条件を同じくして巻回
部の内径を0.5mmとした場合には、2秒と短くなった。
さらに、支持体1のコイル状巻回部1Aの巻回ピッチは、
0.2mmより小さい場合には、炎色反応物2の巻回部内部1
Bの充満を困難にし、従って、十分な被着量を確保し得
ない。逆に、0.8mmを越えた場合には、十分な炎色反応
物2の被着量は確保し得るが、炎色反応物2の支持体1
への被着強度が強固でなく、外部からの衝撃付加により
脱落し易いといった難点を生じる。そこで、本発明者ら
は、実験の結果、炎色反応物2の被着量を十分に確保し
ながら、外部からの衝撃付加によっても炎色反応物2が
脱落しないコイル状巻回部1Aとの関連があるが0.2mm乃
至0.8mmの範囲が適当であることを確認した。
(効果) 本発明は、炎色反応物を前記コイル状巻回部1Aの内部1B
に充満させて被着したので、単に、支持体を形成する線
材外周に炎色反応物を微量付着させた従来例に比べて、
炎色反応物を多量に保持できる効果がある。そこで、当
然のことながら、発色持続時間を長くすることができる
効果がある。そして、炎色反応物支持体1の両端を一対
のリング片5A.5Aで挟持したので、炎色反応物支持体1
を確実に保持して長期使用を可能にし得る効果がある。
また、炎色反応物支持体1に支持される炎色反応物は、
この炎色反応物をからみつかせるコイル状巻回部1Aの存
在によって、炎色反応物支持体1から脱落しにくい効果
がある。さらに、本発明の構成によって、炎色反応物支
持体1と炎色反応物2とのトータルの熱容量に対する炎
色反応物の熱容量の比率が従来のものに比し、高くし得
るため、発色持続時間を十分に維持しながら、発色開始
時間を短縮し得る効果がある。また、本発明は、前記コ
イル状巻回部1Aを有する前記炎色反応物支持体1を形成
する線材の直径を0.1mm乃至0.3mmの範囲にし、また、本
発明は、前記コイル状巻回部1Aの巻回ピッチを0.2mm乃
至0.8mmの範囲にしたので、比較的多い炎色反応物2の
被着量を長期間確保させるとともに外部からの衝撃に耐
え得るのであり、耐衝撃性、発色開始時間、発色持続時
間の調和を図り得る効果がある。そこで、長期間の間、
燃焼器具用炎色反応部材としての機能を確実に果たし得
る効果がある。
に充満させて被着したので、単に、支持体を形成する線
材外周に炎色反応物を微量付着させた従来例に比べて、
炎色反応物を多量に保持できる効果がある。そこで、当
然のことながら、発色持続時間を長くすることができる
効果がある。そして、炎色反応物支持体1の両端を一対
のリング片5A.5Aで挟持したので、炎色反応物支持体1
を確実に保持して長期使用を可能にし得る効果がある。
また、炎色反応物支持体1に支持される炎色反応物は、
この炎色反応物をからみつかせるコイル状巻回部1Aの存
在によって、炎色反応物支持体1から脱落しにくい効果
がある。さらに、本発明の構成によって、炎色反応物支
持体1と炎色反応物2とのトータルの熱容量に対する炎
色反応物の熱容量の比率が従来のものに比し、高くし得
るため、発色持続時間を十分に維持しながら、発色開始
時間を短縮し得る効果がある。また、本発明は、前記コ
イル状巻回部1Aを有する前記炎色反応物支持体1を形成
する線材の直径を0.1mm乃至0.3mmの範囲にし、また、本
発明は、前記コイル状巻回部1Aの巻回ピッチを0.2mm乃
至0.8mmの範囲にしたので、比較的多い炎色反応物2の
被着量を長期間確保させるとともに外部からの衝撃に耐
え得るのであり、耐衝撃性、発色開始時間、発色持続時
間の調和を図り得る効果がある。そこで、長期間の間、
燃焼器具用炎色反応部材としての機能を確実に果たし得
る効果がある。
第1図は、本発明の1実施例の燃焼器具用炎色反応部材
の外観図であり、第2図は、本発明の1実施例の燃焼器
具用炎色反応部材のコイル状の炎色反応物支持体の側面
図であり、第3図は、第1図のA−A線の部分の断面図
であり、第4図は、本発明の1実施例の燃焼器具用炎色
反応部材を適用した煙草用ライタの斜視図であり、第5
図は、本発明の1実施例の燃焼器具用炎色反応部材を適
用した煙草用ライタの支持リングの平面図であり、第6
図は、本発明の1実施例の燃焼器具用炎色反応部材を適
用した煙草用ライタの支持リングの側面図である。 1……炎色反応物支持体 1A……炎色反応物支持体のコイル状巻回部 1B……炎色反応物支持体のコイル状巻回部の内部 2……炎色反応物 3……炎色反応物支持体と炎色反応物とで構成された燃
焼器具用炎色反応部材 4……煙草用ライタ 5……煙草用ライタ用炎色反応部材支持リング 5A……上下一対の煙草用ライタ用炎色反応部材支持リン
グ片
の外観図であり、第2図は、本発明の1実施例の燃焼器
具用炎色反応部材のコイル状の炎色反応物支持体の側面
図であり、第3図は、第1図のA−A線の部分の断面図
であり、第4図は、本発明の1実施例の燃焼器具用炎色
反応部材を適用した煙草用ライタの斜視図であり、第5
図は、本発明の1実施例の燃焼器具用炎色反応部材を適
用した煙草用ライタの支持リングの平面図であり、第6
図は、本発明の1実施例の燃焼器具用炎色反応部材を適
用した煙草用ライタの支持リングの側面図である。 1……炎色反応物支持体 1A……炎色反応物支持体のコイル状巻回部 1B……炎色反応物支持体のコイル状巻回部の内部 2……炎色反応物 3……炎色反応物支持体と炎色反応物とで構成された燃
焼器具用炎色反応部材 4……煙草用ライタ 5……煙草用ライタ用炎色反応部材支持リング 5A……上下一対の煙草用ライタ用炎色反応部材支持リン
グ片
Claims (1)
- 【請求項1】燃焼器具の可燃ガス噴出部近傍にコイル状
巻回部1Aが配設される炎色反応物支持体1と、前記コイ
ル状巻回部1Aの内部1Bに充満されて該コイル状巻回部1A
に被着された炎色反応物2と、前記炎色反応物支持体1
の両端を挟持する一対のリング片5A.5Aとから構成さ
れ、前記燃焼器具の可燃ガス噴出部に生じる火炎に前記
炎色反応物2を接触させて炎色反応を生じさせるように
してなる燃焼器具用炎色反応部材3であって、前記炎色
反応物支持体1を形成する線材の直径を0.1mm乃至0.3mm
の範囲とし、前記コイル状巻回部1Aの巻回ピッチとし
て、0.2mm乃至0.8mmの範囲とした燃焼器具用炎色反応部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212779A JPH0772615B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 燃焼器具用炎色反応部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212779A JPH0772615B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 燃焼器具用炎色反応部材 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13976193A Division JPH06213436A (ja) | 1993-05-01 | 1993-04-21 | 燃焼器具用炎色反応部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375413A JPH0375413A (ja) | 1991-03-29 |
| JPH0772615B2 true JPH0772615B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=16628253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1212779A Expired - Lifetime JPH0772615B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 燃焼器具用炎色反応部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772615B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2162972C (en) * | 1994-11-16 | 2000-02-01 | Hideo Mifune | Flame reaction member for gas combustion appliances and a process for producing the same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6086761U (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-14 | ローム株式会社 | ライタ− |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP1212779A patent/JPH0772615B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0375413A (ja) | 1991-03-29 |
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