JPH0772753A - 定着方法 - Google Patents
定着方法Info
- Publication number
- JPH0772753A JPH0772753A JP5219829A JP21982993A JPH0772753A JP H0772753 A JPH0772753 A JP H0772753A JP 5219829 A JP5219829 A JP 5219829A JP 21982993 A JP21982993 A JP 21982993A JP H0772753 A JPH0772753 A JP H0772753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- roll
- fixing
- surface resistance
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- Prior art date
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- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本願発明は、カーボンブラックグラフト重合
体を用いたトナ−における定着時のトナ−の飛び散りに
よる定着画像の劣化の問題を解消することを目的とする
ものである。 【構成】 本願発明は、結着樹脂中にカーボンブラック
グラフト重合体を含有してなるトナ−からなる未定着ト
ナ−像を支持した転写材を、表面抵抗が103〜1010Ω・
cmである定着上ロ−ルと定着下ロールとの圧接部を通
過させることにより、前記トナ−像を前記転写材に定着
する定着方法に関する。
体を用いたトナ−における定着時のトナ−の飛び散りに
よる定着画像の劣化の問題を解消することを目的とする
ものである。 【構成】 本願発明は、結着樹脂中にカーボンブラック
グラフト重合体を含有してなるトナ−からなる未定着ト
ナ−像を支持した転写材を、表面抵抗が103〜1010Ω・
cmである定着上ロ−ルと定着下ロールとの圧接部を通
過させることにより、前記トナ−像を前記転写材に定着
する定着方法に関する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、複写機やプリンタ等
の画像形成装置において、記録紙等の転写材上に形成さ
れたトナ−像を定着ロ−ル対の圧接部を通過させること
により定着する定着方法に関する。
の画像形成装置において、記録紙等の転写材上に形成さ
れたトナ−像を定着ロ−ル対の圧接部を通過させること
により定着する定着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタ等の画像形
成装置においては、感光体等の静電潜像担持体上に静電
潜像を形成し、この静電潜像をトナ−で現像したトナ−
像を記録紙等の転写材上に転写し、次いでこのトナ−像
を転写材上に定着させるが、従来、このような定着に
は、熱、圧力またはその両者を利用する定着方法が採用
されていた。このような定着方法としては、例えば、加
熱手段を内蔵した金属芯の表面に、シリコンゴム等の耐
熱弾性体層あるいはポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)等の耐熱離型性層を被覆してなる加熱ロールと、
表面に耐熱弾性体層を形成した加圧ロ−ルとを圧接して
配置し、表面にトナ−像を担持した転写材を通過させる
ことによりトナ−像の定着を行う熱ロ−ル定着方法が知
られている。一方、従来より上記画像形成装置に使用さ
れるトナ−としては、平均粒径10〜20μm程度のも
のが使用されていたが、近年の高画質化の要求から平均
粒径3〜8μmの小粒径トナ−の使用が要望されてい
る。
成装置においては、感光体等の静電潜像担持体上に静電
潜像を形成し、この静電潜像をトナ−で現像したトナ−
像を記録紙等の転写材上に転写し、次いでこのトナ−像
を転写材上に定着させるが、従来、このような定着に
は、熱、圧力またはその両者を利用する定着方法が採用
されていた。このような定着方法としては、例えば、加
熱手段を内蔵した金属芯の表面に、シリコンゴム等の耐
熱弾性体層あるいはポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)等の耐熱離型性層を被覆してなる加熱ロールと、
表面に耐熱弾性体層を形成した加圧ロ−ルとを圧接して
配置し、表面にトナ−像を担持した転写材を通過させる
ことによりトナ−像の定着を行う熱ロ−ル定着方法が知
られている。一方、従来より上記画像形成装置に使用さ
れるトナ−としては、平均粒径10〜20μm程度のも
のが使用されていたが、近年の高画質化の要求から平均
粒径3〜8μmの小粒径トナ−の使用が要望されてい
る。
【0003】このような小粒径トナ−においては、通常
の粒径(平均粒径11〜15μm)を有するトナ−に比
べて着色剤の均一な分散が困難であり、着色剤の分散が
不均一であるとトナ−の荷電性が不均一になるという問
題が生じてしまう。
の粒径(平均粒径11〜15μm)を有するトナ−に比
べて着色剤の均一な分散が困難であり、着色剤の分散が
不均一であるとトナ−の荷電性が不均一になるという問
題が生じてしまう。
【0004】このような着色剤の結着樹脂への分散性を
改善する手法として、例えば、着色剤であるカーボンブ
ラックと樹脂とをグラフト重合させたものを結着樹脂中
に添加することにより、結着樹脂に対するカーボンブラ
ックの分散性を改善することが知られている。
改善する手法として、例えば、着色剤であるカーボンブ
ラックと樹脂とをグラフト重合させたものを結着樹脂中
に添加することにより、結着樹脂に対するカーボンブラ
ックの分散性を改善することが知られている。
【0005】しかしながら、このようなトナ−を用いた
トナ−像を、上述した熱ロール定着方法のように定着上
ロールと定着下ロールとの圧接部を通過させて定着を行
う定着方法により、転写材上に定着を行うと、トナ−像
を保持した転写材が定着ロール対に突入する際に、トナ
−が飛び散って定着画像が劣化するという問題が生じて
しまう。
トナ−像を、上述した熱ロール定着方法のように定着上
ロールと定着下ロールとの圧接部を通過させて定着を行
う定着方法により、転写材上に定着を行うと、トナ−像
を保持した転写材が定着ロール対に突入する際に、トナ
−が飛び散って定着画像が劣化するという問題が生じて
しまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上述した
問題を解決することを目的とするものであり、カーボン
ブラックグラフト重合体を用いたトナ−における定着時
のトナ−の飛び散りによる定着画像の劣化の問題を解消
することを目的とするものである。
問題を解決することを目的とするものであり、カーボン
ブラックグラフト重合体を用いたトナ−における定着時
のトナ−の飛び散りによる定着画像の劣化の問題を解消
することを目的とするものである。
【0007】また、本願発明は、平均粒径2〜8μmの
小粒径トナ−を使用した場合にも、画像劣化のない高精
細画像を得ることを目的とするものである。
小粒径トナ−を使用した場合にも、画像劣化のない高精
細画像を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、結着樹脂中
にカーボンブラックグラフト重合体を含有してなるトナ
−からなる未定着トナ−像を支持した転写材を、表面抵
抗が103〜1010Ω・cmである定着上ロ−ルと定着下ロ
ールとの圧接部を通過させることにより、前記トナ−像
を前記転写材に定着する定着方法に関する。
にカーボンブラックグラフト重合体を含有してなるトナ
−からなる未定着トナ−像を支持した転写材を、表面抵
抗が103〜1010Ω・cmである定着上ロ−ルと定着下ロ
ールとの圧接部を通過させることにより、前記トナ−像
を前記転写材に定着する定着方法に関する。
【0009】本願発明者等は、カ−ボンブラックグラフ
ト重合体を含有してなるトナ−を用いた定着プロセスに
ついて鋭意研究をおこなったところ、定着時のトナ−飛
散の問題が、カーボンブラックグラフト重合体を含有し
てなるトナ−は通常のカーボンブラックを含有したトナ
−に比べて表面抵抗が高く、そのためにトナ−像を保持
した転写材が定着ロール対に突入する際に、定着ロール
とトナ−像との静電気力によりトナ−が飛散し画像劣化
をもたらすことを見出した。そして、カーボンブラック
グラフト重合体を含有してなるトナ−からなるトナ−像
を特定の表面抵抗を有する定着上ロールを用いることに
より、上記トナ−飛散の問題が解消できることを見出し
たものである。
ト重合体を含有してなるトナ−を用いた定着プロセスに
ついて鋭意研究をおこなったところ、定着時のトナ−飛
散の問題が、カーボンブラックグラフト重合体を含有し
てなるトナ−は通常のカーボンブラックを含有したトナ
−に比べて表面抵抗が高く、そのためにトナ−像を保持
した転写材が定着ロール対に突入する際に、定着ロール
とトナ−像との静電気力によりトナ−が飛散し画像劣化
をもたらすことを見出した。そして、カーボンブラック
グラフト重合体を含有してなるトナ−からなるトナ−像
を特定の表面抵抗を有する定着上ロールを用いることに
より、上記トナ−飛散の問題が解消できることを見出し
たものである。
【0010】
【作用】本願発明の定着方法によれば、カーボンブラッ
クグラフト重合体を含有してなるトナ−からなるトナ−
像を、表面抵抗が103〜1010Ω・cmである定着上ロ−
ルを用いて定着するので、静電気力に基づくトナーの飛
び散り等のトナー像の乱れを防止することができる。
クグラフト重合体を含有してなるトナ−からなるトナ−
像を、表面抵抗が103〜1010Ω・cmである定着上ロ−
ルを用いて定着するので、静電気力に基づくトナーの飛
び散り等のトナー像の乱れを防止することができる。
【0011】
【実施例】本願発明の定着方法は、例えば図1に示され
る定着装置により実施することができる。図1のにおい
て、1は定着ロール、2は加圧ロール、3は記録紙、4
は記録紙上に支持されたトナ−、5および6はそれぞれ
記録紙3を支持案内するためのガイドである。定着ロ−
ル1は、内部にヒ−タ−9を有する金属製中空芯7の外
周面を耐熱性離型性層8で被覆して形成されている。加
圧ロール2は、金属製中空芯10の外周面を耐熱弾性層
11で被覆して形成されている。また、定着ロ−ル1と
加圧ロ−ル2は図示しない加圧機構により、互いに圧接
しておりその圧接部に所定の接触幅を有している。
る定着装置により実施することができる。図1のにおい
て、1は定着ロール、2は加圧ロール、3は記録紙、4
は記録紙上に支持されたトナ−、5および6はそれぞれ
記録紙3を支持案内するためのガイドである。定着ロ−
ル1は、内部にヒ−タ−9を有する金属製中空芯7の外
周面を耐熱性離型性層8で被覆して形成されている。加
圧ロール2は、金属製中空芯10の外周面を耐熱弾性層
11で被覆して形成されている。また、定着ロ−ル1と
加圧ロ−ル2は図示しない加圧機構により、互いに圧接
しておりその圧接部に所定の接触幅を有している。
【0012】定着ロ−ル1の表面抵抗は、103〜1010Ω
・cm、好ましくは104〜108Ω・cmに調整されてい
る。表面抵抗が1010Ω・cmより大きいと定着ロール表
面に静電気が溜りやすくなり定着時のトナ−像の乱れが
生じてしまう。表面抵抗が103Ω・cmより小さいとト
ナ−の電荷がリ−クして記録紙との静電吸着力が弱くな
って定着ロールにトナ−が移行しやすくなりオフセット
が発生しやすくなる。
・cm、好ましくは104〜108Ω・cmに調整されてい
る。表面抵抗が1010Ω・cmより大きいと定着ロール表
面に静電気が溜りやすくなり定着時のトナ−像の乱れが
生じてしまう。表面抵抗が103Ω・cmより小さいとト
ナ−の電荷がリ−クして記録紙との静電吸着力が弱くな
って定着ロールにトナ−が移行しやすくなりオフセット
が発生しやすくなる。
【0013】このように特定の表面抵抗を有する定着ロ
ールを使用することにより、カーボンブラックグラフト
重合体を着色剤として用いたトナーからなるトナー像
が、定着時に静電気力等によって乱れたり飛散したりす
ることを有効に防止することができる。
ールを使用することにより、カーボンブラックグラフト
重合体を着色剤として用いたトナーからなるトナー像
が、定着時に静電気力等によって乱れたり飛散したりす
ることを有効に防止することができる。
【0014】定着ロール1の表面抵抗の調整は、例え
ば、カーボンブラック、酸化チタン、アルミナ等の導電
性微粒子を分散させた樹脂を定着ロール表面に塗布す
る、耐熱性離型性層8中に導電性微粒子(カーボンブラ
ック、酸化チタン、アルミナ等)を分散させる、定着ロ
ール表面に導電性微粒子を付着させた後焼成する、定着
オール表面に金属蒸着膜を形成する等の手法により行う
ことができる。
ば、カーボンブラック、酸化チタン、アルミナ等の導電
性微粒子を分散させた樹脂を定着ロール表面に塗布す
る、耐熱性離型性層8中に導電性微粒子(カーボンブラ
ック、酸化チタン、アルミナ等)を分散させる、定着ロ
ール表面に導電性微粒子を付着させた後焼成する、定着
オール表面に金属蒸着膜を形成する等の手法により行う
ことができる。
【0015】また、図1の装置のように熱ロール定着方
式を採用する場合には、加熱ロール1の表面温度を15
0〜200℃、好ましくは160〜180℃に設定する
ことが望ましい。また、加熱ロール1と加圧ロール2と
の圧接力は20〜80kg/cm、好ましくは30〜5
0kg/cmに設定することが望ましい。
式を採用する場合には、加熱ロール1の表面温度を15
0〜200℃、好ましくは160〜180℃に設定する
ことが望ましい。また、加熱ロール1と加圧ロール2と
の圧接力は20〜80kg/cm、好ましくは30〜5
0kg/cmに設定することが望ましい。
【0016】本発明に係るトナ−に使用する着色剤とし
てはカーボンブラックグラフト重合体を使用する。
てはカーボンブラックグラフト重合体を使用する。
【0017】本発明に係るカーボンブラックグラフト重
合体を着色剤として含有するトナ−の表面抵抗は、1013
〜1018Ω・cmに調整することが望ましい。トナーの表
面抵抗が1013Ω・cmより小さいとトナーの帯電性に悪
影響を及ぼしやすくなる。さらに、トナーの表面抵抗
(R1)と定着ロール1の表面抵抗(R2)とがR1×R2
≦1025(Ω・cm)2を満足することが望ましい。R1×
R2が1025(Ω・cm)2より大きいと静電気力による定
着時のトナーの飛び散りが生じやすくなる。
合体を着色剤として含有するトナ−の表面抵抗は、1013
〜1018Ω・cmに調整することが望ましい。トナーの表
面抵抗が1013Ω・cmより小さいとトナーの帯電性に悪
影響を及ぼしやすくなる。さらに、トナーの表面抵抗
(R1)と定着ロール1の表面抵抗(R2)とがR1×R2
≦1025(Ω・cm)2を満足することが望ましい。R1×
R2が1025(Ω・cm)2より大きいと静電気力による定
着時のトナーの飛び散りが生じやすくなる。
【0018】上記カーボンブラックグラフト重合体を得
るためには、カーボンブラック表面の官能基(例えば−
OH、−COOH、>C=O等)の反応性を利用する。
カーボンブラックと反応し得る重合体としては、カーボ
ンブラック表面に存在する官能基と容易に反応し得る反
応性基を有する重合体であれば、特に制限されることな
く使用できる。カーボンブラックの表面に存在する官能
基と容易に反応し得る反応性基としては、例えばアジリ
ジン基、オキサゾリン基、N−ヒドロキシアルキルアミ
ド基、エポキシ基、チオエポキシ基、イソシアネ−ト
基、ビニル基、ケイ素系加水分解性基、アミノ基等を挙
げることができ、これらの基から選ばれた少なくとも1
種の基である。
るためには、カーボンブラック表面の官能基(例えば−
OH、−COOH、>C=O等)の反応性を利用する。
カーボンブラックと反応し得る重合体としては、カーボ
ンブラック表面に存在する官能基と容易に反応し得る反
応性基を有する重合体であれば、特に制限されることな
く使用できる。カーボンブラックの表面に存在する官能
基と容易に反応し得る反応性基としては、例えばアジリ
ジン基、オキサゾリン基、N−ヒドロキシアルキルアミ
ド基、エポキシ基、チオエポキシ基、イソシアネ−ト
基、ビニル基、ケイ素系加水分解性基、アミノ基等を挙
げることができ、これらの基から選ばれた少なくとも1
種の基である。
【0019】カーボンブラックとの反応性を有する重合
体としては、反応性基を分子内に少なくとも1個有する
ビニル重合体、ポリエステル、ポリエ−テル等を挙げる
ことができる。反応性を有する重合体の分子量について
は特に制限はないが、カーボンブラックに対する顕著な
処理効果やカーボンブラックとの反応時の作業性の面で
数平均分子量が500〜1000000、好ましくは1000〜50000
0、より好ましくは2000〜100000の範囲とすることが望
ましい。反応性基は平均して1分子中に少なくとも1個
有していなければならないが、反応性基の量が多量とな
るほどカーボンブラックグラフト重合体の他の物質への
分散性が悪くなるので、平均して1分子中に1〜5個、
好ましくは1〜2個、より好ましくは1個とすることが
望ましい。
体としては、反応性基を分子内に少なくとも1個有する
ビニル重合体、ポリエステル、ポリエ−テル等を挙げる
ことができる。反応性を有する重合体の分子量について
は特に制限はないが、カーボンブラックに対する顕著な
処理効果やカーボンブラックとの反応時の作業性の面で
数平均分子量が500〜1000000、好ましくは1000〜50000
0、より好ましくは2000〜100000の範囲とすることが望
ましい。反応性基は平均して1分子中に少なくとも1個
有していなければならないが、反応性基の量が多量とな
るほどカーボンブラックグラフト重合体の他の物質への
分散性が悪くなるので、平均して1分子中に1〜5個、
好ましくは1〜2個、より好ましくは1個とすることが
望ましい。
【0020】このようなカーボンブラックとの反応性を
有する重合体を得るには、例えば反応性基を分子内に有
する重合性単量体を必要によりその他の重合性単量体と
公知の手順に従って重合する方法や反応性基を分子内に
有する化合物とこの化合物と反応し得る基を有する重合
体とを反応する方法等を適宜採用することができる。
有する重合体を得るには、例えば反応性基を分子内に有
する重合性単量体を必要によりその他の重合性単量体と
公知の手順に従って重合する方法や反応性基を分子内に
有する化合物とこの化合物と反応し得る基を有する重合
体とを反応する方法等を適宜採用することができる。
【0021】特にカーボンブラックの表面に存在する官
能基との反応性の面で、アジリジン基、オキサゾリン
基、N−ヒドロキシアルキルアミド基、エポキシ基、チ
オエポキシ基、イソシアネ−ト基から選ばれる1種また
は2種以上を反応性基として有する重合体を用いること
が好ましく、より好ましくはアジリジン基、オキサゾリ
ン基およびエポキシ基から選ばれる1種または2種以上
を反応性基として有する重合体であり、最も好ましくは
アジリジン基およびオキサゾリン基よりなる群カラ選ば
れた少なくとも1種の反応性基を有する重合体である。
能基との反応性の面で、アジリジン基、オキサゾリン
基、N−ヒドロキシアルキルアミド基、エポキシ基、チ
オエポキシ基、イソシアネ−ト基から選ばれる1種また
は2種以上を反応性基として有する重合体を用いること
が好ましく、より好ましくはアジリジン基、オキサゾリ
ン基およびエポキシ基から選ばれる1種または2種以上
を反応性基として有する重合体であり、最も好ましくは
アジリジン基およびオキサゾリン基よりなる群カラ選ば
れた少なくとも1種の反応性基を有する重合体である。
【0022】カーボンブラックグラフト重合体の添加量
としては、トナーの結着樹脂100重量部に対して、カ
ーボンブラックの添加量が2〜15重量部、好ましくは
5〜10重量部になるように添加することが望ましい。
としては、トナーの結着樹脂100重量部に対して、カ
ーボンブラックの添加量が2〜15重量部、好ましくは
5〜10重量部になるように添加することが望ましい。
【0023】本発明の定着方式に使用するトナ−は、平
均粒径2〜8μmのトナ−を使用することが望ましい。
このような小粒径トナ−を使用し、且つ上述した本発明
の定着方法を実施することによって、高精細画像の再現
が可能となる。
均粒径2〜8μmのトナ−を使用することが望ましい。
このような小粒径トナ−を使用し、且つ上述した本発明
の定着方法を実施することによって、高精細画像の再現
が可能となる。
【0024】本発明に係るトナ−としては、公知の方法
によって製造されたトナ−を使用することが可能であ
り、例えば、バインダ樹脂および着色剤等の成分を加熱
溶融し、冷却後粉砕・分級することにより製造された粉
砕法トナ−、懸濁重合法、非水分散重合法等の各種重合
法により製造された重合トナ−、バインダ樹脂および着
色剤等の成分を溶剤に溶解したものを分散媒に分散し造
粒して得られた造粒トナ−等を使用することができる。
によって製造されたトナ−を使用することが可能であ
り、例えば、バインダ樹脂および着色剤等の成分を加熱
溶融し、冷却後粉砕・分級することにより製造された粉
砕法トナ−、懸濁重合法、非水分散重合法等の各種重合
法により製造された重合トナ−、バインダ樹脂および着
色剤等の成分を溶剤に溶解したものを分散媒に分散し造
粒して得られた造粒トナ−等を使用することができる。
【0025】トナ−に使用される結着樹脂としては、公
知の樹脂を使用することができ、例えば、スチレン系樹
脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、スチレン−ア
クリル系共重合樹脂、スチレン−ブタジエン系共重合樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂等の熱可塑性
樹脂や熱硬化性樹脂が挙げられる。あるいはこれら樹脂
の2種以上からなる共重合体、ブロック重合体、グラフ
ト重合体を用いても、これらの樹脂の混合物であっても
よい。
知の樹脂を使用することができ、例えば、スチレン系樹
脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、スチレン−ア
クリル系共重合樹脂、スチレン−ブタジエン系共重合樹
脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂等の熱可塑性
樹脂や熱硬化性樹脂が挙げられる。あるいはこれら樹脂
の2種以上からなる共重合体、ブロック重合体、グラフ
ト重合体を用いても、これらの樹脂の混合物であっても
よい。
【0026】そして、このような樹脂において、その数
平均分子量Mnが、1000≦Mn≦20000、好ま
しくは2000≦Mn≦15000であり、数平均分子
量Mnと重量平均分子量Mwとの比が2≦Mw/Mn≦
80であるものを用いることが望ましい。また、樹脂の
ガラス転移点が55乃至70℃、軟化点が80乃至14
0℃であるものを用いることが好ましい。
平均分子量Mnが、1000≦Mn≦20000、好ま
しくは2000≦Mn≦15000であり、数平均分子
量Mnと重量平均分子量Mwとの比が2≦Mw/Mn≦
80であるものを用いることが望ましい。また、樹脂の
ガラス転移点が55乃至70℃、軟化点が80乃至14
0℃であるものを用いることが好ましい。
【0027】また、着色剤としては公知の各種顔料、染
料が使用できる。
料が使用できる。
【0028】本発明に係るトナーは荷電制御剤を含んで
もよい。トナ−を正極性に荷電する正荷電性制御剤とし
てはニグロシンベースEX、第4級アンモニウム塩、ポ
リアミン化合物、イミダゾール化合物等を使用できる。
もよい。トナ−を正極性に荷電する正荷電性制御剤とし
てはニグロシンベースEX、第4級アンモニウム塩、ポ
リアミン化合物、イミダゾール化合物等を使用できる。
【0029】また、トナ−を負極性に荷電する負荷電性
制御剤としてはカリックスアレン化合物、クロム錯塩型
アゾ染料、銅フタロシアニン系染料、クロム錯塩、亜鉛
錯塩、アルミニウム錯塩等を使用できる。
制御剤としてはカリックスアレン化合物、クロム錯塩型
アゾ染料、銅フタロシアニン系染料、クロム錯塩、亜鉛
錯塩、アルミニウム錯塩等を使用できる。
【0030】これらの荷電制御剤はトナー中における結
着樹脂100重量部に対して0.1乃至10重量部、好
ましくは0.5乃至5重量部添加することが望ましい。
着樹脂100重量部に対して0.1乃至10重量部、好
ましくは0.5乃至5重量部添加することが望ましい。
【0031】また、本発明に係るトナーはオフセット防
止剤を含んでいてもよい。オフセット防止剤としては低
分子量ポリエチレンワックス、低分子量酸化型ポリエチ
レンワックス、低分子量ポリプロピレンワックス、低分
子量酸化型ポリプロピレンワックス、高級脂肪酸ワック
ス、高級脂肪酸エステルワックス、サゾールワックス等
を単独、あるいは2種以上の混合物として使用できる。
止剤を含んでいてもよい。オフセット防止剤としては低
分子量ポリエチレンワックス、低分子量酸化型ポリエチ
レンワックス、低分子量ポリプロピレンワックス、低分
子量酸化型ポリプロピレンワックス、高級脂肪酸ワック
ス、高級脂肪酸エステルワックス、サゾールワックス等
を単独、あるいは2種以上の混合物として使用できる。
【0032】これらのオフセット防止剤はトナー中にお
ける結着樹脂100重量部に対して1乃至15重量部、
好ましくは2乃至8重量部添加することが望ましい。
ける結着樹脂100重量部に対して1乃至15重量部、
好ましくは2乃至8重量部添加することが望ましい。
【0033】また、本発明に係るトナーは磁性トナ−と
して構成されてもよい。磁性トナーは、樹脂成分中にコ
バルト、鉄、ニッケル、アルミニウム、鉛、マグネシウ
ム、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミ
ウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タング
ステン、バナジウム等の磁性を示す金属、これら金属の
酸化物及び焼結体、これら金属の2種以上からなる合
金、あるいはこれら金属、酸化物、焼結体、合金等から
なる混合物を添加することによって構成される。
して構成されてもよい。磁性トナーは、樹脂成分中にコ
バルト、鉄、ニッケル、アルミニウム、鉛、マグネシウ
ム、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミ
ウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タング
ステン、バナジウム等の磁性を示す金属、これら金属の
酸化物及び焼結体、これら金属の2種以上からなる合
金、あるいはこれら金属、酸化物、焼結体、合金等から
なる混合物を添加することによって構成される。
【0034】これらの磁性体はトナー中における結着樹
脂100重量部に対して1乃至80重量部、好ましくは5
乃至60重量部添加することが望ましい。
脂100重量部に対して1乃至80重量部、好ましくは5
乃至60重量部添加することが望ましい。
【0035】また、本発明に係るトナーは後処理剤とし
て流動化剤が混合処理されていてもよい。流動化剤とし
てはシリカ微粒子、酸化チタン微粒子、アルミナ微粒
子、フッ化マグネシウム微粒子、炭化ケイ素微粒子、炭
化ホウ素微粒子、炭化チタン微粒子、炭化ジルコニウム
微粒子、窒化チタン微粒子、窒化ジルコニウム微粒子、
マグネタイト微粒子、二硫化モリブデン微粒子、ステア
リン酸アルミニウム微粒子、ステアリン酸マグネシウム
微粒子、ステアスリン酸亜鉛微粒子等の各種無機材料微
粒子を使用できる。
て流動化剤が混合処理されていてもよい。流動化剤とし
てはシリカ微粒子、酸化チタン微粒子、アルミナ微粒
子、フッ化マグネシウム微粒子、炭化ケイ素微粒子、炭
化ホウ素微粒子、炭化チタン微粒子、炭化ジルコニウム
微粒子、窒化チタン微粒子、窒化ジルコニウム微粒子、
マグネタイト微粒子、二硫化モリブデン微粒子、ステア
リン酸アルミニウム微粒子、ステアリン酸マグネシウム
微粒子、ステアスリン酸亜鉛微粒子等の各種無機材料微
粒子を使用できる。
【0036】尚、これらの無機材料微粒子は、シランカ
ップリング剤、チタンカップリング剤、高級脂肪酸、シ
リコンオイル等で疎水化処理して用いることが好まし
い。
ップリング剤、チタンカップリング剤、高級脂肪酸、シ
リコンオイル等で疎水化処理して用いることが好まし
い。
【0037】また、乳化重合、ソープフリー乳化重合、
非水分散重合等の湿式重合法または気相法等によって造
粒したスチレン系、アクリル系、メタクリル系、ベンゾ
グアナミン、シリコーン、テフロン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の各種有機微粒子を使用できる。そし
て、上述の無機材料微粒子と組み合わせて用いることも
できる。
非水分散重合等の湿式重合法または気相法等によって造
粒したスチレン系、アクリル系、メタクリル系、ベンゾ
グアナミン、シリコーン、テフロン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の各種有機微粒子を使用できる。そし
て、上述の無機材料微粒子と組み合わせて用いることも
できる。
【0038】これらの流動化剤はトナーの結着樹脂10
0重量部に対して0.05乃至5重量部、好ましくは
0.1乃至3重量部添加することが望ましい。
0重量部に対して0.05乃至5重量部、好ましくは
0.1乃至3重量部添加することが望ましい。
【0039】以下、本願発明を実験例を用いて詳細に説
明するが、これに限定されるものではない。
明するが、これに限定されるものではない。
【0040】(カーボンブラックグラフト重合体の製造
例)フラスコにポリビニルアルコ−ル(PVA−20
5;クラレ社製)0.1重量部を溶解した脱イオン水2
00重量部を入れ、そこへ予め調整しておいたスチレン
97.5重量部およびグリシジルメタクリレ−ト2.5
重量部からなる重合性単量体にベンゾイルパ−オキサイ
ド8重量部を溶解した混合物を仕込み、高速撹拌して懸
濁液を得た。
例)フラスコにポリビニルアルコ−ル(PVA−20
5;クラレ社製)0.1重量部を溶解した脱イオン水2
00重量部を入れ、そこへ予め調整しておいたスチレン
97.5重量部およびグリシジルメタクリレ−ト2.5
重量部からなる重合性単量体にベンゾイルパ−オキサイ
ド8重量部を溶解した混合物を仕込み、高速撹拌して懸
濁液を得た。
【0041】次に、窒素ガスを吹き込みながら80℃に
加熱し、この温度で5時間撹拌を続けて重合反応を行っ
た後、水を除去して反応性基としてエポキシ基を有する
重合体を得た。
加熱し、この温度で5時間撹拌を続けて重合反応を行っ
た後、水を除去して反応性基としてエポキシ基を有する
重合体を得た。
【0042】この重合体40重量部とカーボンブラック
(MA#8;三菱化成工業社製)20重量部とを、2軸
押し出し混練機PCM−30を用いて160℃で混練し
反応させた後、冷却、粉砕してカ−ボンブラックグラフ
ト重合体を得た。
(MA#8;三菱化成工業社製)20重量部とを、2軸
押し出し混練機PCM−30を用いて160℃で混練し
反応させた後、冷却、粉砕してカ−ボンブラックグラフ
ト重合体を得た。
【0043】(トナーの製造例1) 成 分 重量部 スチレン 70 n−ブチルメタクリレート 28 メタクリル酸 2 2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル) 0.5 (和光純薬工業社製 1級) 上記カーボンブラックグラフト重合体 30 クロム錯塩染料(E−81;オリエント化学工業社製) 3 上記材料をサンドスターラーにより充分混合して、重合
性組成物を調整した。
性組成物を調整した。
【0044】この重合性組成物を濃度3重量%のアラビ
アゴム水溶液中に撹拌器T.K.オートホモミキサー
(特殊機化工業社製)により、回転数4000rpmで
撹拌しながら、温度60℃で6時間重合反応させ、さら
に温度90℃に昇温して重合反応させた。重合反応終了
後、反応系を冷却して5回水洗後ろ過し乾燥して球状粒
子を得た。得られた球状粒子をさらに風力分級し、平均
粒径6.5μm、表面抵抗1016Ω・cmのトナーaを得
た。なお、トナ−の表面抵抗は下記の測定方法により求
めた。
アゴム水溶液中に撹拌器T.K.オートホモミキサー
(特殊機化工業社製)により、回転数4000rpmで
撹拌しながら、温度60℃で6時間重合反応させ、さら
に温度90℃に昇温して重合反応させた。重合反応終了
後、反応系を冷却して5回水洗後ろ過し乾燥して球状粒
子を得た。得られた球状粒子をさらに風力分級し、平均
粒径6.5μm、表面抵抗1016Ω・cmのトナーaを得
た。なお、トナ−の表面抵抗は下記の測定方法により求
めた。
【0045】(トナ−の表面抵抗測定方法)トナー層に
おいて、トナ−粒子の内部抵抗を(RS)、トナー粒子
の接触点の抵抗を(RC)およびトナー表面抵抗を(R
L)とすると、全抵抗Rは下記(1)式で表される。
おいて、トナ−粒子の内部抵抗を(RS)、トナー粒子
の接触点の抵抗を(RC)およびトナー表面抵抗を(R
L)とすると、全抵抗Rは下記(1)式で表される。
【0046】 1/R=1/(RS+RC)+1/RL・・・(1) 次に、図2の装置を用いてRを求める。
【0047】トナ−を下部電極上に厚さ5mm以上にな
るように盛り上げ、トナ−層全体に単位面積(cm2)
当り質量10gに相当する荷重をかける。トナ−層が沈
下して安定した後、荷重を取り除き、表面をすり切るこ
とによってトナ−層の厚さを5mmとし、上部電極を所
定の位置に載せる。トナ−層のかさ密度は、トナ−の見
掛け電気抵抗率(R)測定前または後にトナ−層の質量
および体積を測定して求める。トナ−の見掛け電気抵抗
率(R)は下記式(2)により計算する。
るように盛り上げ、トナ−層全体に単位面積(cm2)
当り質量10gに相当する荷重をかける。トナ−層が沈
下して安定した後、荷重を取り除き、表面をすり切るこ
とによってトナ−層の厚さを5mmとし、上部電極を所
定の位置に載せる。トナ−層のかさ密度は、トナ−の見
掛け電気抵抗率(R)測定前または後にトナ−層の質量
および体積を測定して求める。トナ−の見掛け電気抵抗
率(R)は下記式(2)により計算する。
【0048】 R=E/J=(V/t×S/I)・・・(2) R:[Ω・cm] E:電界強度[V/cm]=(V/t) J:電流密度[Λ/cm2]=(I/S) V:印加電圧[V] t:ダスト層厚[cm] I:電流[Λ] S:主電極面積[cm2] 次に、(RS+RC)を求める。
【0049】トナ−を円柱状の容器で加圧することによ
りバルク状の形成物を作成し、上記Rと同じ原理により
(RS+RC)を求める。
りバルク状の形成物を作成し、上記Rと同じ原理により
(RS+RC)を求める。
【0050】ここで(1)式よりトナ−の表面抵抗RL
を下記式(3)より求める。
を下記式(3)より求める。
【0051】 RL={R(RS+RC)}/(RS+RC−RL)・・・(3) (トナーの製造例2) 成 分 重量部 ポリエステル樹脂(NE−1110;花王社製) 100 上記カーボンブラックグラフト重合体 20 低分子量ポリプロピレン 3 (ビスコール 605P;三洋化成工業社製) クロム錯塩型アゾ染料(S−34;オリエント化学工業社製) 3 上記材料をボ−ルミルにより充分混合した後、140℃
に加熱した3本ロールで混練した。得られた混練物を放
置冷却後、フェザ−ミルを用いて粗粉砕し、さらにジェ
ットミルで微粉砕した。次に、風力分級機を用いて分級
し、平均粒径7μm、表面抵抗1015Ω・cmのトナ−b
を得た。
に加熱した3本ロールで混練した。得られた混練物を放
置冷却後、フェザ−ミルを用いて粗粉砕し、さらにジェ
ットミルで微粉砕した。次に、風力分級機を用いて分級
し、平均粒径7μm、表面抵抗1015Ω・cmのトナ−b
を得た。
【0052】(トナーの製造例3) 成 分 重量部 スチレン 60 n−ブチルメタクリレート 35 メタクリル酸 5 2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル) 0.5 低分子量ポリプロピレン 3 (ビスコール 605P;三洋化成工業社製) 上記カーボンブラックグラフト重合体 30 上記の材料をサンドスターラにより混合して重合組成物
を調整した。この重合組成物を濃度3%のアラビアゴム
水溶液中で撹拌機TKオートホモミクサー(特殊機化工
業社製)を用いて回転数4000rpmで撹拌しなが
ら、温度60℃で6時間重合反応させ、平均粒径6μm
の球状粒子を得た。これとは別にサリチル酸金属錯体
(E−84;オリエント化学工業社製)並びに疎水性酸
化チタン(T−805;日本アエロジル社製)を1:1
の重量比で水媒体中にてサンドミル(ペイントコンディ
ショナー;レッドデビル社製)を用い予め粉砕してお
く。ここで得られたサリチル酸金属錯体/酸化チタンの
混合物を上記トナー分散系にトナー固形分100重量部
に対し1.5重量部添加後、さらに撹拌を続けトナー粒
子表面にサリチル酸金属錯体/酸化チタンを処理した。
この後爐過/水洗を繰り返し行った後、この時得られた
ケーキ状の粒子を熱風乾燥機を用い80℃5時間乾燥す
ることにより、粒子同士を凝集、特に1μm以下の超微
粒子を3μm以上の粒子表面に固着、溶融させ、50μ
m〜1mm程度とし、100μm〜2mm程度のトナー
の凝集体を得た。これをクリプトロンシステム(川崎重
工業社製KTM−X型)10000rpmにて解砕/表
面改質処理を行い、平均粒径6μm、表面抵抗1015Ω・
cmのトナ−cを得た。
を調整した。この重合組成物を濃度3%のアラビアゴム
水溶液中で撹拌機TKオートホモミクサー(特殊機化工
業社製)を用いて回転数4000rpmで撹拌しなが
ら、温度60℃で6時間重合反応させ、平均粒径6μm
の球状粒子を得た。これとは別にサリチル酸金属錯体
(E−84;オリエント化学工業社製)並びに疎水性酸
化チタン(T−805;日本アエロジル社製)を1:1
の重量比で水媒体中にてサンドミル(ペイントコンディ
ショナー;レッドデビル社製)を用い予め粉砕してお
く。ここで得られたサリチル酸金属錯体/酸化チタンの
混合物を上記トナー分散系にトナー固形分100重量部
に対し1.5重量部添加後、さらに撹拌を続けトナー粒
子表面にサリチル酸金属錯体/酸化チタンを処理した。
この後爐過/水洗を繰り返し行った後、この時得られた
ケーキ状の粒子を熱風乾燥機を用い80℃5時間乾燥す
ることにより、粒子同士を凝集、特に1μm以下の超微
粒子を3μm以上の粒子表面に固着、溶融させ、50μ
m〜1mm程度とし、100μm〜2mm程度のトナー
の凝集体を得た。これをクリプトロンシステム(川崎重
工業社製KTM−X型)10000rpmにて解砕/表
面改質処理を行い、平均粒径6μm、表面抵抗1015Ω・
cmのトナ−cを得た。
【0053】(トナーの製造例4)ジクロルメタン50
0ml(663重量部)中に結着樹脂(ポリエステル樹
脂、NE−382、ガラス転移点58℃、花王社製)1
00重量部と、ビニル系単量体(スチレンとブチルメタ
クリレ−トの混合物;重量比7:3)50重量部と、上
記カーボンブラックグラフト重合体30重量部と、重合
開始剤(アゾビスイソブチルニトリル)3重量部と、顔
料(Lionol Red FG 4213)3重量部
と、荷電制御剤(E−81;オリエント化学工業社製)
4重量部とを加えた溶液を調整した。
0ml(663重量部)中に結着樹脂(ポリエステル樹
脂、NE−382、ガラス転移点58℃、花王社製)1
00重量部と、ビニル系単量体(スチレンとブチルメタ
クリレ−トの混合物;重量比7:3)50重量部と、上
記カーボンブラックグラフト重合体30重量部と、重合
開始剤(アゾビスイソブチルニトリル)3重量部と、顔
料(Lionol Red FG 4213)3重量部
と、荷電制御剤(E−81;オリエント化学工業社製)
4重量部とを加えた溶液を調整した。
【0054】一方、分散媒体液としては、蒸留水を用い
た5%アラビアゴム水溶液を使用するようにした。そし
て、上記の溶液をこの5%アラビアゴム水溶液中に投入
し、これをT.K AUTO HOMO MIXER
(特殊機化工業社製)によって10000rpmで30
分間撹拌させて分散液を調整した。次いで、この分散液
を50℃に昇温させ、これを撹拌しながら8時間で有機
溶媒のジクロルメタンを蒸発させるとともに、造粒され
た粒子中における上記のビニル系単量体を重合させた。
その後は、上記の分散液を濾過し、得られた粒子を蒸留
水5lで水洗した後、この粒子を乾燥させた。
た5%アラビアゴム水溶液を使用するようにした。そし
て、上記の溶液をこの5%アラビアゴム水溶液中に投入
し、これをT.K AUTO HOMO MIXER
(特殊機化工業社製)によって10000rpmで30
分間撹拌させて分散液を調整した。次いで、この分散液
を50℃に昇温させ、これを撹拌しながら8時間で有機
溶媒のジクロルメタンを蒸発させるとともに、造粒され
た粒子中における上記のビニル系単量体を重合させた。
その後は、上記の分散液を濾過し、得られた粒子を蒸留
水5lで水洗した後、この粒子を乾燥させた。
【0055】そして、このように乾燥された粒子を風力
分級機によって分級し、平均粒径2.5μm、表面抵抗
1014Ω・cmのトナ−dを得た。
分級機によって分級し、平均粒径2.5μm、表面抵抗
1014Ω・cmのトナ−dを得た。
【0056】(キャリアの製造例) 成 分 重量部 ポリエステル樹脂(NE−1110;花王社製) 100 磁性微粒子(EPT−1000;戸田工業社製) 500 カーボンブラック(MA#8;三菱化成工業社製) 2 上記材料をヘンシェルミキサーにより、充分混合、粉砕
した後、シリンダ部180℃、シリンダヘッド部170
℃に設定した押し出し混練機を用いて溶融混練した。得
られた混練物を冷却後、フェザ−ミルで粗粉砕し、ジェ
ットミルで微粉砕した後、さらに風力分級機を用いて分
級し、平均粒径55μmのキャリアを得た。
した後、シリンダ部180℃、シリンダヘッド部170
℃に設定した押し出し混練機を用いて溶融混練した。得
られた混練物を冷却後、フェザ−ミルで粗粉砕し、ジェ
ットミルで微粉砕した後、さらに風力分級機を用いて分
級し、平均粒径55μmのキャリアを得た。
【0057】(実施例1)トナ−a100重量部に対し
て疎水性シリカ(H2000;ワッカ−社製)0.2重
量部を添加混合し、後処理を行った。次にこのトナ−と
上記キャリアとをトナ−混合比5重量%になるように調
整し現像剤とした。
て疎水性シリカ(H2000;ワッカ−社製)0.2重
量部を添加混合し、後処理を行った。次にこのトナ−と
上記キャリアとをトナ−混合比5重量%になるように調
整し現像剤とした。
【0058】この現像剤を複写機(EP570Z;ミノ
ルタカメラ社製)の定着器を図1の定着器において下記
構成とした定着器に改造したものを用いて定着画像を得
た。
ルタカメラ社製)の定着器を図1の定着器において下記
構成とした定着器に改造したものを用いて定着画像を得
た。
【0059】定着ロール1:アルミニウム芯金の表面に
導電性カーボンブラックを分散したポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)層を被覆した(表面抵抗106Ω・
cm)。
導電性カーボンブラックを分散したポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)層を被覆した(表面抵抗106Ω・
cm)。
【0060】(実施例2)実施例1においてトナ−bを
使用する以外は同様にして定着画像を得た。
使用する以外は同様にして定着画像を得た。
【0061】(比較例1)実施例1において定着器とし
て下記構成のものを使用する以外は同様にして定着画像
を得た。
て下記構成のものを使用する以外は同様にして定着画像
を得た。
【0062】定着ロール1:アルミニウム芯金の表面に
シリコン樹脂層を被覆した(表面抵抗1013Ω・cm)。
シリコン樹脂層を被覆した(表面抵抗1013Ω・cm)。
【0063】実施例3 実施例1においてトナ−cを使用し、定着器として下記
構成のものを使用する以外は同様にして定着画像を得
た。
構成のものを使用する以外は同様にして定着画像を得
た。
【0064】定着ロール1:アルミニウム芯金の表面に
PTFE層を被覆した後、チタン微粉末を塗布・焼成し
た(表面抵抗108Ω・cm)。
PTFE層を被覆した後、チタン微粉末を塗布・焼成し
た(表面抵抗108Ω・cm)。
【0065】実施例4 実施例3においてトナ−dを使用する以外は同様にして
定着画像を得た。
定着画像を得た。
【0066】評価 (トナーの飛び散り)実施例1〜4および比較例1で得
られた定着画像を定着前のトナー像と比較し、定着前後
のトナーの飛び散りを光学顕微鏡で観察することにより
評価した。
られた定着画像を定着前のトナー像と比較し、定着前後
のトナーの飛び散りを光学顕微鏡で観察することにより
評価した。
【0067】顕微鏡観察において、定着前後でトナーの
飛び散り量にほとんど差がなく、画像劣化がほとんどな
いものを○、定着後にトナーの飛び散りが増加し、画像
劣化が大きいものを×とした。結果を表1に示す。
飛び散り量にほとんど差がなく、画像劣化がほとんどな
いものを○、定着後にトナーの飛び散りが増加し、画像
劣化が大きいものを×とした。結果を表1に示す。
【0068】(オフセット性)トナーのオフセット性を
評価するにあたって、定着後のオフセットの有無を目視
で確認し、ランク付けを行った。定着ロール上にも、画
像上にもオフセットがない場合を○、画像上にはないが
定着ロール上にある場合を△、画像上にも定着ロール上
にもある場合を×とした。
評価するにあたって、定着後のオフセットの有無を目視
で確認し、ランク付けを行った。定着ロール上にも、画
像上にもオフセットがない場合を○、画像上にはないが
定着ロール上にある場合を△、画像上にも定着ロール上
にもある場合を×とした。
【0069】
【表1】
【0070】
【発明の効果】本願発明の定着方法によれば、カーボン
ブラックグラフト重合体を含有するトナーのトナー像
を、飛び散り等による画像劣化を招くことなく定着する
ことができる。
ブラックグラフト重合体を含有するトナーのトナー像
を、飛び散り等による画像劣化を招くことなく定着する
ことができる。
【図1】 本発明の定着方法に係る定着装置の概略図を
示す。
示す。
【図2】 トナーの見掛け電気抵抗率を測定する装置の
概略図を示す。
概略図を示す。
1:定着ロール、2:加圧ロール、3:記録紙、4:ト
ナー、5:ガイド 6:ガイド、7:芯金、8:耐熱性離型性層、9:ヒ−
ター、10:芯金 11:耐熱弾性層、20:トナー、21:ガード電極、
22:主電極 23:上部電極、24:電流計、25:電圧計、26:
直流電源
ナー、5:ガイド 6:ガイド、7:芯金、8:耐熱性離型性層、9:ヒ−
ター、10:芯金 11:耐熱弾性層、20:トナー、21:ガード電極、
22:主電極 23:上部電極、24:電流計、25:電圧計、26:
直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白本 重幸 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 結着樹脂中にカーボンブラックグラフト
重合体を含有してなるトナ−からなる未定着トナ−像を
支持した転写材を、表面抵抗が103〜1010Ω・cmであ
る定着上ロ−ルと定着下ロールとの圧接部を通過させる
ことにより、前記トナ−像を前記転写材に定着すること
を特徴とする定着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219829A JPH0772753A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 定着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5219829A JPH0772753A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 定着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0772753A true JPH0772753A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16741700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5219829A Pending JPH0772753A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 定着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772753A (ja) |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5219829A patent/JPH0772753A/ja active Pending
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