JPH0772900B2 - 着物の型染め用の型の作成装置 - Google Patents
着物の型染め用の型の作成装置Info
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- JPH0772900B2 JPH0772900B2 JP5160788A JP16078893A JPH0772900B2 JP H0772900 B2 JPH0772900 B2 JP H0772900B2 JP 5160788 A JP5160788 A JP 5160788A JP 16078893 A JP16078893 A JP 16078893A JP H0772900 B2 JPH0772900 B2 JP H0772900B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着物の型染め用の型の作
成装置に関する。
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】黒色も色の一種に含めるならば、全ての
図案は様々な形を持つ単一色領域の集まりとみることが
出来る。友禅着物の型染めに用いられる従来の型紙に切
抜かれる型穴は、図案中の様々な形と色の単一色領域群
のうち、同一色の単一色領域の形をまとめて一枚の型紙
に彫り、その型紙を使用して反物を染めるときには、そ
の型紙の型穴から覗いている反物の生地に単一の染料を
塗布するのが普通である。
図案は様々な形を持つ単一色領域の集まりとみることが
出来る。友禅着物の型染めに用いられる従来の型紙に切
抜かれる型穴は、図案中の様々な形と色の単一色領域群
のうち、同一色の単一色領域の形をまとめて一枚の型紙
に彫り、その型紙を使用して反物を染めるときには、そ
の型紙の型穴から覗いている反物の生地に単一の染料を
塗布するのが普通である。
【0003】着物表面上の図案を伝統的な区分法で区分
した領域を以下ポジションと言う。従来の技術において
は、友禅着物に染め付けるべき図案の原図は、人が和紙
等の白紙または白布に絵具と筆を用いて、着物の表面の
極く一部の目立つポジションの為の図だけを描き、その
後に該図案が着物に染める柄として採用が決まった時点
で、さらに、着物表面の他のポジションについての原図
も、人が該原図を見ながらあるいはうつし絵の技法等に
より、墨筆で転記して白黒細密糸目トレース図を作成
し、12〜16ある着物表面のポジションの1箇所当り
1枚の糸目トレース図を手描きする。その糸目トレース
図を見ながら、あるいは、その糸目トレース図を台紙と
して型紙用紙の裏に当て、そのさらに裏から光を当て
て、糸目トレース図に描かれた図案の形が型紙用紙を通
して透けて見えるのを参考にして該型紙用紙に人が小刀
で切り付けることによって所定の型穴をあける。従来、
振袖着物一着当たり300〜500枚の型紙を作る必要
がある。
した領域を以下ポジションと言う。従来の技術において
は、友禅着物に染め付けるべき図案の原図は、人が和紙
等の白紙または白布に絵具と筆を用いて、着物の表面の
極く一部の目立つポジションの為の図だけを描き、その
後に該図案が着物に染める柄として採用が決まった時点
で、さらに、着物表面の他のポジションについての原図
も、人が該原図を見ながらあるいはうつし絵の技法等に
より、墨筆で転記して白黒細密糸目トレース図を作成
し、12〜16ある着物表面のポジションの1箇所当り
1枚の糸目トレース図を手描きする。その糸目トレース
図を見ながら、あるいは、その糸目トレース図を台紙と
して型紙用紙の裏に当て、そのさらに裏から光を当て
て、糸目トレース図に描かれた図案の形が型紙用紙を通
して透けて見えるのを参考にして該型紙用紙に人が小刀
で切り付けることによって所定の型穴をあける。従来、
振袖着物一着当たり300〜500枚の型紙を作る必要
がある。
【0004】従来の着物の製作過程においては、デザイ
ナー(人)が、まず着物の12〜16ポジションのうち
の最も目立つ場所、即ち、前身頃を含む数ポジションの
範囲に染め付けるべき絵柄を描いた彩色図案を制作す
る。従来、着物の制作過程においては、その彩色図案だ
けが出来上がった段階では、その図案を実際に着物に染
め付け、モデルに着せたらどのような姿にみえるかを、
正確に想像することはほとんど不可能であった。その図
案が染め付けられた着物の商品価値を慎重に評価検討す
るために、従来、実際に試作の型を彫り、その型で試作
の着物を実際に型染めし、仮縫いして、試着してみるの
が普通である。
ナー(人)が、まず着物の12〜16ポジションのうち
の最も目立つ場所、即ち、前身頃を含む数ポジションの
範囲に染め付けるべき絵柄を描いた彩色図案を制作す
る。従来、着物の制作過程においては、その彩色図案だ
けが出来上がった段階では、その図案を実際に着物に染
め付け、モデルに着せたらどのような姿にみえるかを、
正確に想像することはほとんど不可能であった。その図
案が染め付けられた着物の商品価値を慎重に評価検討す
るために、従来、実際に試作の型を彫り、その型で試作
の着物を実際に型染めし、仮縫いして、試着してみるの
が普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の人手による型彫
りの作業は、正確に緻密な線に沿って小刀を型紙につき
刺しながら厚手の型紙に型穴を彫り明けていくため、高
度な技能を持った人でないとやれない仕事である。作業
の姿勢は、一方の手に小刀を持ち、もう一方の手で型紙
を保持し、比較的厚手の型紙に正しい角度で切れ目をい
れていくわけであり、図案の単色領域の形の通りの形状
の型穴を正確に切り抜くのはすべて作業者の小手先の技
量と型紙に小刀を突き刺すときの体力とその姿勢に対す
る肉体的な忍耐力に依存しており、例えば、一枚の型紙
の表面にぎっしりと型穴を彫り進んだ途中の段階で、手
元が狂ってわずかに切り損じをしたとしてもそれは容認
せざるを得なず、従来は必ずしも、品質のよい彫り具合
の型ばかりではなかった。特に、全く同じ形の型穴を二
つ彫る場合に、高い精度での再現性を期待することは出
来なかった。
りの作業は、正確に緻密な線に沿って小刀を型紙につき
刺しながら厚手の型紙に型穴を彫り明けていくため、高
度な技能を持った人でないとやれない仕事である。作業
の姿勢は、一方の手に小刀を持ち、もう一方の手で型紙
を保持し、比較的厚手の型紙に正しい角度で切れ目をい
れていくわけであり、図案の単色領域の形の通りの形状
の型穴を正確に切り抜くのはすべて作業者の小手先の技
量と型紙に小刀を突き刺すときの体力とその姿勢に対す
る肉体的な忍耐力に依存しており、例えば、一枚の型紙
の表面にぎっしりと型穴を彫り進んだ途中の段階で、手
元が狂ってわずかに切り損じをしたとしてもそれは容認
せざるを得なず、従来は必ずしも、品質のよい彫り具合
の型ばかりではなかった。特に、全く同じ形の型穴を二
つ彫る場合に、高い精度での再現性を期待することは出
来なかった。
【0006】友禅着物1種類の図案の染め型を、300
〜500枚を製作するのに、従来は、熟練した人が二人
がかりで約40〜2カ月を要している。また、該型紙を
実際に使用する型染め作業においては、型紙を一回使用
する度にその使用済みの型紙を水洗してから乾かす作業
を行なうわけであるが、型紙自体の耐久性は、厚手の型
紙に荒い形状の型穴が彫られてある型紙の場合は例えば
数百着程度の型染めの繰り返し使用が限度であり、薄手
の型紙に繊細な形状の型穴が彫られた型紙の場合はそれ
よりもはるかに少ない使用回数が限度である。
〜500枚を製作するのに、従来は、熟練した人が二人
がかりで約40〜2カ月を要している。また、該型紙を
実際に使用する型染め作業においては、型紙を一回使用
する度にその使用済みの型紙を水洗してから乾かす作業
を行なうわけであるが、型紙自体の耐久性は、厚手の型
紙に荒い形状の型穴が彫られてある型紙の場合は例えば
数百着程度の型染めの繰り返し使用が限度であり、薄手
の型紙に繊細な形状の型穴が彫られた型紙の場合はそれ
よりもはるかに少ない使用回数が限度である。
【0007】友禅着物の図柄を染める位置は、上おく
み、左前身頃、左後身頃、右後身頃、右前身頃、下おく
み、右前袖、左前袖、左後袖、右後袖、共衿、左胸等全
部で12〜16ポジションに分類されており、型紙は必
ずポジション毎に別々に製作されるので、たとえ極めて
類似した図柄が複数のポジションにわたって散在してい
るときでも、ポジションが異なる限り酷似している図柄
を別々の型紙に小刀で彫らなければならないので、同じ
ような図柄を繰り返し別々の型紙に彫る作業が強いられ
る。
み、左前身頃、左後身頃、右後身頃、右前身頃、下おく
み、右前袖、左前袖、左後袖、右後袖、共衿、左胸等全
部で12〜16ポジションに分類されており、型紙は必
ずポジション毎に別々に製作されるので、たとえ極めて
類似した図柄が複数のポジションにわたって散在してい
るときでも、ポジションが異なる限り酷似している図柄
を別々の型紙に小刀で彫らなければならないので、同じ
ような図柄を繰り返し別々の型紙に彫る作業が強いられ
る。
【0008】友禅着物1種類分の型紙約300〜500
枚の保管に際しては、一まとめに束ねて保管されるのが
普通であるが、一束の容量は0.1立方メートル、重量
は数十キログラムあり、保管の期間は、その図案が明ら
かに二度と使用されることがないという見込みが立つま
で保管される。
枚の保管に際しては、一まとめに束ねて保管されるのが
普通であるが、一束の容量は0.1立方メートル、重量
は数十キログラムあり、保管の期間は、その図案が明ら
かに二度と使用されることがないという見込みが立つま
で保管される。
【0009】型を人手によって制作した後、必要な型が
本当に全部彫り終わっているかどうかを確認する為に、
必ず絵刷りが作成されるのが普通である。例えば、着物
表面の上前(うわまえ)のポジションの図案を染めるた
めの型を全部使って、各型毎に指定されている色(キセ
の色、ぼかしの色)の水彩絵具を使用して、刷毛を使っ
て、実物大の白紙に、図案を試し刷りするのである。
本当に全部彫り終わっているかどうかを確認する為に、
必ず絵刷りが作成されるのが普通である。例えば、着物
表面の上前(うわまえ)のポジションの図案を染めるた
めの型を全部使って、各型毎に指定されている色(キセ
の色、ぼかしの色)の水彩絵具を使用して、刷毛を使っ
て、実物大の白紙に、図案を試し刷りするのである。
【0010】絵刷りは型作成者自身の確認のためだけで
なく、これから型を使用して反物を染めようとする人に
とっての重要な染めのサンプル図であり、実際に使用す
る染料を決定するとき必須の情報である。
なく、これから型を使用して反物を染めようとする人に
とっての重要な染めのサンプル図であり、実際に使用す
る染料を決定するとき必須の情報である。
【0011】本発明は、コンピュータ画面に向かって図
案の作画作業が出来るようにし、型紙に切刃で正確に緻
密な切れ目で型穴を切抜く作業を熟練者によらずに、自
動的に行なえるようにし、着物表面の全ポジションのた
めの300〜500枚の生産に要する日数を従来の10
分の1乃至20分の1に短縮することを可能とし、製造
した型の情報をコンピュータ・システムのデータ・ベー
スに記憶保存することを容易にし、一度彫った型紙をい
つでも幾度でも彫り直しが出来るようにし、従って、耐
久性を持たせるためにあえて型彫りに骨の折れる厚手の
型紙用紙を使用する必要がなくなり、より繊細な図柄模
様を切ることが出来る薄手の型紙用紙をもっと自由に採
用することを可能にし、さらに、一旦データ・ベースに
型紙情報が収録されれば、型紙はいつでも短時間で切り
直しが出来るので、いつ再び需要があるか知れない古い
図案の型紙を、その重量と嵩みとにかかわらず、万が
一、需要があったときのために長期にわたって保管を強
いられる状況から開放することを課題としている。
案の作画作業が出来るようにし、型紙に切刃で正確に緻
密な切れ目で型穴を切抜く作業を熟練者によらずに、自
動的に行なえるようにし、着物表面の全ポジションのた
めの300〜500枚の生産に要する日数を従来の10
分の1乃至20分の1に短縮することを可能とし、製造
した型の情報をコンピュータ・システムのデータ・ベー
スに記憶保存することを容易にし、一度彫った型紙をい
つでも幾度でも彫り直しが出来るようにし、従って、耐
久性を持たせるためにあえて型彫りに骨の折れる厚手の
型紙用紙を使用する必要がなくなり、より繊細な図柄模
様を切ることが出来る薄手の型紙用紙をもっと自由に採
用することを可能にし、さらに、一旦データ・ベースに
型紙情報が収録されれば、型紙はいつでも短時間で切り
直しが出来るので、いつ再び需要があるか知れない古い
図案の型紙を、その重量と嵩みとにかかわらず、万が
一、需要があったときのために長期にわたって保管を強
いられる状況から開放することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、モニタ
ー装置と;該モニター装置に接続され、図案を着色され
た状態で取り込み、前記モニター装置の画面に前記図案
を着色された状態で表示し、表示された図案中に有る着
色領域を、概念的に単一色とみなす領域毎に任意の一色
を指定し、該単一色とみなす領域内を該指定色で均一に
塗り潰し、該単一指定色によって塗り潰された領域の形
の輪郭線のデータを抽出し、該輪郭線データをベクトル
化して、輪郭線ベクトルデータとして出力する中央処理
装置と;該中央処理装置に接続され、前記輪郭線ベクト
ルデータに応答して、その切刃によって、前記図案中の
単一色とみなした領域の形の型穴を型紙から切り抜いて
着物の型染め用の型とする型カッティング・プロッター
と;を備えたことを特徴とする着物の型染め用の型の作
成装置が得られる。
ー装置と;該モニター装置に接続され、図案を着色され
た状態で取り込み、前記モニター装置の画面に前記図案
を着色された状態で表示し、表示された図案中に有る着
色領域を、概念的に単一色とみなす領域毎に任意の一色
を指定し、該単一色とみなす領域内を該指定色で均一に
塗り潰し、該単一指定色によって塗り潰された領域の形
の輪郭線のデータを抽出し、該輪郭線データをベクトル
化して、輪郭線ベクトルデータとして出力する中央処理
装置と;該中央処理装置に接続され、前記輪郭線ベクト
ルデータに応答して、その切刃によって、前記図案中の
単一色とみなした領域の形の型穴を型紙から切り抜いて
着物の型染め用の型とする型カッティング・プロッター
と;を備えたことを特徴とする着物の型染め用の型の作
成装置が得られる。
【0013】更に本発明によれば、前記中央処理装置に
接続され、前記図案を着色された状態で前記中央処理装
置に入力する入力手段を、更に含むことを特徴とする前
記着物の型染め用の型の作成装置が得られる。
接続され、前記図案を着色された状態で前記中央処理装
置に入力する入力手段を、更に含むことを特徴とする前
記着物の型染め用の型の作成装置が得られる。
【0014】又、本発明によれば、前記入力手段は、ス
キャナ、ディジタイザー、マウス、及びキーボードを含
むことを特徴とする前記着物の型染め用の型の作成装置
が得られる。
キャナ、ディジタイザー、マウス、及びキーボードを含
むことを特徴とする前記着物の型染め用の型の作成装置
が得られる。
【0015】更に本発明によれば、前記中央処理装置
は、前記モニター装置の画面に、前記図案を染め付けた
着物をモデルが着た姿を表示し、且つ、その着た姿をモ
デルの前後左右斜めの視点から見た様子を表示し、着物
表面を伝統的に主要な12〜16の区分に分けた各区分
毎に、各区分の図案中に描かれた着色領域の形の輪郭線
のデータを抽出し、この輪郭線データをベクトル化し
て、前記輪郭線ベクトルデータとして出力することを特
徴とする前記着物の型染め用の型の作成装置が得られ
る。
は、前記モニター装置の画面に、前記図案を染め付けた
着物をモデルが着た姿を表示し、且つ、その着た姿をモ
デルの前後左右斜めの視点から見た様子を表示し、着物
表面を伝統的に主要な12〜16の区分に分けた各区分
毎に、各区分の図案中に描かれた着色領域の形の輪郭線
のデータを抽出し、この輪郭線データをベクトル化し
て、前記輪郭線ベクトルデータとして出力することを特
徴とする前記着物の型染め用の型の作成装置が得られ
る。
【0016】又、本発明によれば、前記中央処理装置
は、前記輪郭線ベクトルデータが表現する一本の閉じた
輪郭線によって囲まれた領域毎に、任意の一色を指定
し、該一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領域内を該
指定色で均一に塗り潰し、該単一指定色によって均一に
塗り潰された領域をラスターデータ形式で、前記モニタ
ー装置に表示することを特徴とする前記着物の型染め用
の型の作成装置が得られる。
は、前記輪郭線ベクトルデータが表現する一本の閉じた
輪郭線によって囲まれた領域毎に、任意の一色を指定
し、該一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領域内を該
指定色で均一に塗り潰し、該単一指定色によって均一に
塗り潰された領域をラスターデータ形式で、前記モニタ
ー装置に表示することを特徴とする前記着物の型染め用
の型の作成装置が得られる。
【0017】更に本発明によれば、前記中央処理装置
は、前記輪郭線ベクトルデータが表現する一本の閉じた
輪郭線によって囲まれた領域毎に、任意の一色を指定
し、該一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領域内を該
指定色で均一に塗り潰し、該単一指定色によって均一に
塗り潰された領域をラスターデータ形式で出力し、前記
作成装置は、更に、前記中央処理装置に接続され、前記
単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラスター
データ形式で保存する保存手段を含むことを特徴とする
前記着物の型染め用の型の作成装置が得られる。
は、前記輪郭線ベクトルデータが表現する一本の閉じた
輪郭線によって囲まれた領域毎に、任意の一色を指定
し、該一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領域内を該
指定色で均一に塗り潰し、該単一指定色によって均一に
塗り潰された領域をラスターデータ形式で出力し、前記
作成装置は、更に、前記中央処理装置に接続され、前記
単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラスター
データ形式で保存する保存手段を含むことを特徴とする
前記着物の型染め用の型の作成装置が得られる。
【0018】又、本発明によれば、前記中央処理装置
は、前記モニター装置の画面上に、着物の型染め工場で
反物を型染めするときに反物白生地を貼り付ける長尺の
画像を表示し、それら表示された長尺上の反物上の位置
と着物表面のポジションの位置とを厳密に一対一で対応
させ、着物1着分の反物の白生地を該当のポジション別
に裁断したものを該長尺上の該当ポジションに張付けた
状態を表示し、次に、該図案を染付けた着物をモデルが
着た姿において確定された位置に該当する該長尺上の反
物上の該当ポジションに該図案を投影し、その結果、着
物の型染め工場で使用されている長尺上の着物表面ポジ
ションに対応した位置に、該図案が型染め付けられた状
態を前記モニター装置の画面に表示することを特徴とす
る前記着物の型染め用の型の作成装置が得られる。
は、前記モニター装置の画面上に、着物の型染め工場で
反物を型染めするときに反物白生地を貼り付ける長尺の
画像を表示し、それら表示された長尺上の反物上の位置
と着物表面のポジションの位置とを厳密に一対一で対応
させ、着物1着分の反物の白生地を該当のポジション別
に裁断したものを該長尺上の該当ポジションに張付けた
状態を表示し、次に、該図案を染付けた着物をモデルが
着た姿において確定された位置に該当する該長尺上の反
物上の該当ポジションに該図案を投影し、その結果、着
物の型染め工場で使用されている長尺上の着物表面ポジ
ションに対応した位置に、該図案が型染め付けられた状
態を前記モニター装置の画面に表示することを特徴とす
る前記着物の型染め用の型の作成装置が得られる。
【0019】更に本発明によれば、前記中央処理装置
は、単一指定色によって均一に塗り潰された領域の形の
輪郭線のベクトルデータを該着色領域の色毎に一つの色
別レイヤーに収納し、得られた全ての別レイヤーを前記
モニター装置の画面に同時に表示することによって、図
案の色分解を結果として、且つ、出来上がるであろう型
の種類の確認として、絵ずりのイメージを表示すること
を特徴とする前記着物の型染め用の型の作成装置が得ら
れる。
は、単一指定色によって均一に塗り潰された領域の形の
輪郭線のベクトルデータを該着色領域の色毎に一つの色
別レイヤーに収納し、得られた全ての別レイヤーを前記
モニター装置の画面に同時に表示することによって、図
案の色分解を結果として、且つ、出来上がるであろう型
の種類の確認として、絵ずりのイメージを表示すること
を特徴とする前記着物の型染め用の型の作成装置が得ら
れる。
【0020】
【作用】本発明者らは、図案原図上に在る色の全てを、
友禅着物の型染め業界において実用上可能な範囲の色数
にグループ分けし、そのグループ毎にグループの代表色
を一色だけ指定し、これを単一指定色と呼び、図案原図
に描かれてある多数の単一色領域内の色むらや色の滲み
や濁りなどデザイナーが概念的には単一の色であるとみ
なすにも拘らず存在しているあいまいな色表現をまず排
除するために、図案中の各単一色みなし領域をそれぞれ
単一指定色で塗り潰し、各単一指定色塗り潰し領域を得
て、次に、該塗り潰し領域の輪郭線データを抽出し、ベ
クトル化し、該輪郭線のベクトルデータを型カッティン
グ・プロッターに送信することを考えた。
友禅着物の型染め業界において実用上可能な範囲の色数
にグループ分けし、そのグループ毎にグループの代表色
を一色だけ指定し、これを単一指定色と呼び、図案原図
に描かれてある多数の単一色領域内の色むらや色の滲み
や濁りなどデザイナーが概念的には単一の色であるとみ
なすにも拘らず存在しているあいまいな色表現をまず排
除するために、図案中の各単一色みなし領域をそれぞれ
単一指定色で塗り潰し、各単一指定色塗り潰し領域を得
て、次に、該塗り潰し領域の輪郭線データを抽出し、ベ
クトル化し、該輪郭線のベクトルデータを型カッティン
グ・プロッターに送信することを考えた。
【0021】こうすることによって、図案にある各色の
領域の形を、領域の色別に型紙を分けて彫り分ける。具
体的には、例えば、複数の花びらからなる一輪の花の型
染めに必要な型紙は、一輪の花の複数の花びらの形に一
色のキセ染料を一度に塗布するためのキセ型1枚、ぼか
しのある花びらを3グループに分けた(3枚消しとい
う)うちの第1のグループの花びらの形に一色のぼかし
染料を塗布するためのぼかし型1枚、第2のグループの
花びらに一色のぼかし染料を塗布するためのぼかし型1
枚、第2グループの花びらに一色のぼかし染料を塗布す
るためのぼかし型1枚、さらに、これらの型染めの領域
を後工程の引染め作業から保護するための伏せ型1枚の
合計5枚の型が必要である。この例でも、型に彫られる
形はすべて単一指定色塗り潰し領域の輪郭線の形であ
る。
領域の形を、領域の色別に型紙を分けて彫り分ける。具
体的には、例えば、複数の花びらからなる一輪の花の型
染めに必要な型紙は、一輪の花の複数の花びらの形に一
色のキセ染料を一度に塗布するためのキセ型1枚、ぼか
しのある花びらを3グループに分けた(3枚消しとい
う)うちの第1のグループの花びらの形に一色のぼかし
染料を塗布するためのぼかし型1枚、第2のグループの
花びらに一色のぼかし染料を塗布するためのぼかし型1
枚、第2グループの花びらに一色のぼかし染料を塗布す
るためのぼかし型1枚、さらに、これらの型染めの領域
を後工程の引染め作業から保護するための伏せ型1枚の
合計5枚の型が必要である。この例でも、型に彫られる
形はすべて単一指定色塗り潰し領域の輪郭線の形であ
る。
【0022】本発明は、友禅着物等を型で染め付けるべ
き図案が描かれた原図をコンピュータ・システムに入力
し、あるいは、該原図に相当する図案を該コンピュータ
・システムで制作し、該コンピュータ・システムのモニ
ター画面に、モデル像が該図案を染め付けた着物をモデ
ルが着た姿を表示し、且つ、その着た姿をモデルの前後
左右斜めの視点から見た様子を表示し、着物表面上の図
案を伝統的な区分法で区分した領域(ポジション)毎
に、図案中に描かれた図柄の色分解をして、図柄を色別
に分類して、キセ型のラスターファイルに収納し、ぼか
しのある図柄についてもルールに従って色別に分類し
て、ぼかし型ラスターファイルに収納し、次に、ラスタ
ーファイル中の図柄の画像データから各図柄の輪郭線を
抽出してその輪郭線をベクトルデータに変換して、キセ
型の形状のベクトル線データとぼかし型の形状のベクト
ル線データを得て、それらをベクターファイルに収納
し、次に、一つの型の形状のベクトル線データを、例え
ばHPGL形式表示の信号にして、型カッティングプロ
ッターに送信し、該型カッティングプロッターの切刃が
自動的に一枚の型紙に正確に図案の形状通りに、型穴を
切り抜くことによって、着物の型染め用の型を作成す
る。
き図案が描かれた原図をコンピュータ・システムに入力
し、あるいは、該原図に相当する図案を該コンピュータ
・システムで制作し、該コンピュータ・システムのモニ
ター画面に、モデル像が該図案を染め付けた着物をモデ
ルが着た姿を表示し、且つ、その着た姿をモデルの前後
左右斜めの視点から見た様子を表示し、着物表面上の図
案を伝統的な区分法で区分した領域(ポジション)毎
に、図案中に描かれた図柄の色分解をして、図柄を色別
に分類して、キセ型のラスターファイルに収納し、ぼか
しのある図柄についてもルールに従って色別に分類し
て、ぼかし型ラスターファイルに収納し、次に、ラスタ
ーファイル中の図柄の画像データから各図柄の輪郭線を
抽出してその輪郭線をベクトルデータに変換して、キセ
型の形状のベクトル線データとぼかし型の形状のベクト
ル線データを得て、それらをベクターファイルに収納
し、次に、一つの型の形状のベクトル線データを、例え
ばHPGL形式表示の信号にして、型カッティングプロ
ッターに送信し、該型カッティングプロッターの切刃が
自動的に一枚の型紙に正確に図案の形状通りに、型穴を
切り抜くことによって、着物の型染め用の型を作成す
る。
【0023】本発明においては、本発明による着物の製
作工程の一部として、図案を染め付けた着物をモデルが
着た姿の画像を、そのモデルの前後左右の角度から見る
ことおよび正確にその着た姿のイメージを他の人々に伝
達することを、型紙を作成する前に実現することができ
る。しかも、該着た姿の画像を分析して得られる諸デー
タは、コンピュータシステムの中のデータベースに保管
され、型紙に彫りわけるべき着色領域データ及びとその
着色領域毎の指定色データのデータ源として、後工程で
利用される。
作工程の一部として、図案を染め付けた着物をモデルが
着た姿の画像を、そのモデルの前後左右の角度から見る
ことおよび正確にその着た姿のイメージを他の人々に伝
達することを、型紙を作成する前に実現することができ
る。しかも、該着た姿の画像を分析して得られる諸デー
タは、コンピュータシステムの中のデータベースに保管
され、型紙に彫りわけるべき着色領域データ及びとその
着色領域毎の指定色データのデータ源として、後工程で
利用される。
【0024】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0025】本発明においては、着物等を型で染め付け
るべき図案が描かれた原図をコンピュータ・システムに
入力し、あるいは、該原図に相当する画像を該コンピュ
ータ・システムの画面上で作成し、該画像を該コンピュ
ータ・システムのモニター画面に映し出し、該図案中に
描かれた色の領域をその色別に分類し、各色の領域の形
の輪郭線を抽出し、該輪郭線のデータをベクトル表示形
式のデータ信号に変換して型カッティング・プロッター
の切刃が該信号の通りの軌跡で型紙表面を切り進むこと
によって該図案中の任意の色の領域の形の型穴を型紙に
切り抜くことによって、型染め用型を作成する。
るべき図案が描かれた原図をコンピュータ・システムに
入力し、あるいは、該原図に相当する画像を該コンピュ
ータ・システムの画面上で作成し、該画像を該コンピュ
ータ・システムのモニター画面に映し出し、該図案中に
描かれた色の領域をその色別に分類し、各色の領域の形
の輪郭線を抽出し、該輪郭線のデータをベクトル表示形
式のデータ信号に変換して型カッティング・プロッター
の切刃が該信号の通りの軌跡で型紙表面を切り進むこと
によって該図案中の任意の色の領域の形の型穴を型紙に
切り抜くことによって、型染め用型を作成する。
【0026】詳しくは、図案をコンピュータ・システム
中で生成させ、又は、コンピュータ・システム外であら
じめ作成された図案をスキャナー等の入力メディアを経
由してコンピュータ・システム中へ入力し、該コンピュ
ータ・システムに接続されたモニター画面に表示された
白衣を着たモデル像の該白衣の表面上に、該図案を投影
し、該モデル像が該図案を染め付けた着物を着た姿を該
モニター画面に表示し、そのモデルが着た姿をモデルの
前後左右斜めの方向から見た様子をモニター画面上に表
示することによって現実感ある着た姿の画像を見ること
によって該図案を確認し、必要に応じて修正し、次に、
該モニター画面上に、白衣が掛けられた衣桁の画像を表
示し、その白衣の表面上に該図案を投影し、該図案が染
め付けられた着物が衣桁に掛けられた状態の画像を該モ
ニター画面に表示し、さらに、該モニター画面上に、着
物の型染め工場で反物を型染めするときに反物白生地を
貼り付ける長尺の画像を表示し、それら表示されたの長
尺上の反物上の位置と着物表面の12〜16ポジション
の位置とを厳密に一対一で対応させ、着物1着分の反物
の白生地を該当のポジション別に裁断したものを該長尺
上の該当ポジションに張付けた姿を表示し、次に、コン
ピュータ・システムのソフトウエアを用いて、該モデル
像が該図案を染付けた着物を着た姿において確定された
位置に該当する該長尺上の位置に該当図案が投影され、
その結果、着物の型染め工場で使用されている長尺上の
着物表面ポジションに対応した位置に、該図案が型染め
付けられた状態をモニター画面に表示し、それを見るこ
とによって、着物表面の各ポジションに配置された図案
の様子を目視確認し、次に、着物表面の各ポジション毎
の図案を、ポジション別画像保存ファイルに収納し、次
に、該画像保存ファイル中の画像データを検索し、各ポ
ジション毎に、該図案に使用されている着色領域の形
状、色、色のぼかし状態を分析し、該着色領域の形状、
基調色、ぼかし色、ぼかしの方向の種類によって、すべ
ての着色領域を抽出し、それら抽出された着色領域のう
ち同じ基調色の着色領域同志をまとめて一つの画像記憶
ファイルに収納するようにして、また、同じぼかし色の
着色領域同志をまとめて別の一つの画像保存ファイルに
収納するようにして、かつ、ふたつのぼかし色の着色領
域であっても型紙上での両着色領域間の型穴の物理的な
距離が2センチメートルよりも至近であるときは別々の
画像保存ファイルに収納するようにして、すべての着色
領域を画像保存ファイルに収納し、次に、該画像保存フ
ァイル中の単一色の着色領域の形状の輪郭線をベクトル
形式表示のデータに変換し、該データの信号を型紙カッ
ティング・プロッターに送信し、該型紙カッティング・
プロッターを使用して該輪郭線通りの型穴を型紙に切り
あけることにより、着物の型染め用の型を作成する。
中で生成させ、又は、コンピュータ・システム外であら
じめ作成された図案をスキャナー等の入力メディアを経
由してコンピュータ・システム中へ入力し、該コンピュ
ータ・システムに接続されたモニター画面に表示された
白衣を着たモデル像の該白衣の表面上に、該図案を投影
し、該モデル像が該図案を染め付けた着物を着た姿を該
モニター画面に表示し、そのモデルが着た姿をモデルの
前後左右斜めの方向から見た様子をモニター画面上に表
示することによって現実感ある着た姿の画像を見ること
によって該図案を確認し、必要に応じて修正し、次に、
該モニター画面上に、白衣が掛けられた衣桁の画像を表
示し、その白衣の表面上に該図案を投影し、該図案が染
め付けられた着物が衣桁に掛けられた状態の画像を該モ
ニター画面に表示し、さらに、該モニター画面上に、着
物の型染め工場で反物を型染めするときに反物白生地を
貼り付ける長尺の画像を表示し、それら表示されたの長
尺上の反物上の位置と着物表面の12〜16ポジション
の位置とを厳密に一対一で対応させ、着物1着分の反物
の白生地を該当のポジション別に裁断したものを該長尺
上の該当ポジションに張付けた姿を表示し、次に、コン
ピュータ・システムのソフトウエアを用いて、該モデル
像が該図案を染付けた着物を着た姿において確定された
位置に該当する該長尺上の位置に該当図案が投影され、
その結果、着物の型染め工場で使用されている長尺上の
着物表面ポジションに対応した位置に、該図案が型染め
付けられた状態をモニター画面に表示し、それを見るこ
とによって、着物表面の各ポジションに配置された図案
の様子を目視確認し、次に、着物表面の各ポジション毎
の図案を、ポジション別画像保存ファイルに収納し、次
に、該画像保存ファイル中の画像データを検索し、各ポ
ジション毎に、該図案に使用されている着色領域の形
状、色、色のぼかし状態を分析し、該着色領域の形状、
基調色、ぼかし色、ぼかしの方向の種類によって、すべ
ての着色領域を抽出し、それら抽出された着色領域のう
ち同じ基調色の着色領域同志をまとめて一つの画像記憶
ファイルに収納するようにして、また、同じぼかし色の
着色領域同志をまとめて別の一つの画像保存ファイルに
収納するようにして、かつ、ふたつのぼかし色の着色領
域であっても型紙上での両着色領域間の型穴の物理的な
距離が2センチメートルよりも至近であるときは別々の
画像保存ファイルに収納するようにして、すべての着色
領域を画像保存ファイルに収納し、次に、該画像保存フ
ァイル中の単一色の着色領域の形状の輪郭線をベクトル
形式表示のデータに変換し、該データの信号を型紙カッ
ティング・プロッターに送信し、該型紙カッティング・
プロッターを使用して該輪郭線通りの型穴を型紙に切り
あけることにより、着物の型染め用の型を作成する。
【0027】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
る着物の型染め用の型の作成装置は、モニタテレビ1及
び2K×2Kグラフィックモニターテレビ(フレームバ
ッファ付き)2等からなるモニター装置を含む。中央処
理装置(CPU)3は、モニター装置(1及び2)に接
続され、図案を着色された状態で取り込み、モニター装
置(1及び2)の画面に前記図案を着色された状態で表
示し、表示された図案中に有る着色領域を、概念的に単
一色とみなす領域毎に任意の一色を指定し、該単一色と
みなす領域内を該指定色で均一に塗り潰し、該単一指定
色によって塗り潰された領域の形の輪郭線のデータを抽
出し、該輪郭線データをベクトル化して、輪郭線ベクト
ルデータとして出力する。型カッティング・プロッター
4は、中央処理装置3に接続され、前記輪郭線ベクトル
データに応答して、その切刃によって、前記図案中の単
一色とみなした領域の形の型穴を型紙から切り抜いて着
物の型染め用の型とする。
る着物の型染め用の型の作成装置は、モニタテレビ1及
び2K×2Kグラフィックモニターテレビ(フレームバ
ッファ付き)2等からなるモニター装置を含む。中央処
理装置(CPU)3は、モニター装置(1及び2)に接
続され、図案を着色された状態で取り込み、モニター装
置(1及び2)の画面に前記図案を着色された状態で表
示し、表示された図案中に有る着色領域を、概念的に単
一色とみなす領域毎に任意の一色を指定し、該単一色と
みなす領域内を該指定色で均一に塗り潰し、該単一指定
色によって塗り潰された領域の形の輪郭線のデータを抽
出し、該輪郭線データをベクトル化して、輪郭線ベクト
ルデータとして出力する。型カッティング・プロッター
4は、中央処理装置3に接続され、前記輪郭線ベクトル
データに応答して、その切刃によって、前記図案中の単
一色とみなした領域の形の型穴を型紙から切り抜いて着
物の型染め用の型とする。
【0028】スキャナ5、二次元描画タブレット又はデ
ィジタイザー6、マウス7、及びキーボード8等を含む
入力装置は、中央処理装置3に接続され、前記図案を着
色された状態で中央処理装置3に入力する。
ィジタイザー6、マウス7、及びキーボード8等を含む
入力装置は、中央処理装置3に接続され、前記図案を着
色された状態で中央処理装置3に入力する。
【0029】中央処理装置3は、モニター装置(1及び
2)の画面に、前記図案を染め付けた着物をモデルが着
た姿を表示し、且つ、その着た姿をモデルの前後左右斜
めの視点から見た様子を表示し、着物表面を伝統的に主
要な12〜16の区分に分けた各区分毎に、各区分の図
案中に描かれた着色領域の形の輪郭線のデータを抽出
し、この輪郭線データをベクトル化して、前記輪郭線ベ
クトルデータとして出力する。
2)の画面に、前記図案を染め付けた着物をモデルが着
た姿を表示し、且つ、その着た姿をモデルの前後左右斜
めの視点から見た様子を表示し、着物表面を伝統的に主
要な12〜16の区分に分けた各区分毎に、各区分の図
案中に描かれた着色領域の形の輪郭線のデータを抽出
し、この輪郭線データをベクトル化して、前記輪郭線ベ
クトルデータとして出力する。
【0030】中央処理装置3は、前記輪郭線ベクトルデ
ータが表現する一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領
域毎に、任意の一色を指定し、該一本の閉じた輪郭線に
よって囲まれた領域内を該指定色で均一に塗り潰し、該
単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラスター
データ形式で、モニター装置(1及び2)に表示する。
ータが表現する一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領
域毎に、任意の一色を指定し、該一本の閉じた輪郭線に
よって囲まれた領域内を該指定色で均一に塗り潰し、該
単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラスター
データ形式で、モニター装置(1及び2)に表示する。
【0031】中央処理装置3は、前記輪郭線ベクトルデ
ータが表現する一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領
域毎に、任意の一色を指定し、該一本の閉じた輪郭線に
よって囲まれた領域内を該指定色で均一に塗り潰し、該
単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラスター
データ形式で出力する。光磁気ディスク又はハード・デ
ィスク10からなる保存装置は、中央処理装置3に接続
され、前記単一指定色によって均一に塗り潰された領域
をラスターデータ形式で保存する。
ータが表現する一本の閉じた輪郭線によって囲まれた領
域毎に、任意の一色を指定し、該一本の閉じた輪郭線に
よって囲まれた領域内を該指定色で均一に塗り潰し、該
単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラスター
データ形式で出力する。光磁気ディスク又はハード・デ
ィスク10からなる保存装置は、中央処理装置3に接続
され、前記単一指定色によって均一に塗り潰された領域
をラスターデータ形式で保存する。
【0032】中央処理装置3は、モニター装置(1及び
2)の画面上に、着物の型染め工場で反物を型染めする
ときに反物白生地を貼り付ける長尺の画像を表示し、そ
れら表示された長尺上の反物上の位置と着物表面のポジ
ションの位置とを厳密に一対一で対応させ、着物1着分
の反物の白生地を該当のポジション別に裁断したものを
該長尺上の該当ポジションに張付けた状態を表示し、次
に、該図案を染付けた着物をモデルが着た姿において確
定された位置に該当する該長尺上の反物上の該当ポジシ
ョンに該図案を投影し、その結果、着物の型染め工場で
使用されている長尺上の着物表面ポジションに対応した
位置に、該図案が型染め付けられた状態を前記モニター
装置の画面に表示する。
2)の画面上に、着物の型染め工場で反物を型染めする
ときに反物白生地を貼り付ける長尺の画像を表示し、そ
れら表示された長尺上の反物上の位置と着物表面のポジ
ションの位置とを厳密に一対一で対応させ、着物1着分
の反物の白生地を該当のポジション別に裁断したものを
該長尺上の該当ポジションに張付けた状態を表示し、次
に、該図案を染付けた着物をモデルが着た姿において確
定された位置に該当する該長尺上の反物上の該当ポジシ
ョンに該図案を投影し、その結果、着物の型染め工場で
使用されている長尺上の着物表面ポジションに対応した
位置に、該図案が型染め付けられた状態を前記モニター
装置の画面に表示する。
【0033】中央処理装置3は、単一指定色によって均
一に塗り潰された領域の形の輪郭線のベクトルデータを
該着色領域の色毎に一つの色別レイヤーに収納し、得ら
れた全ての別レイヤーをモニター装置(1及び2)の画
面に同時に表示することによって、図案の色分解を結果
として、且つ、出来上がるであろう型の種類の確認とし
て、絵ずりのイメージを表示する。
一に塗り潰された領域の形の輪郭線のベクトルデータを
該着色領域の色毎に一つの色別レイヤーに収納し、得ら
れた全ての別レイヤーをモニター装置(1及び2)の画
面に同時に表示することによって、図案の色分解を結果
として、且つ、出来上がるであろう型の種類の確認とし
て、絵ずりのイメージを表示する。
【0034】なお、図1において、11はフィルム・レ
コーダー、12はプリンターである。
コーダー、12はプリンターである。
【0035】次に、図1の着物の型染め用の型の作成装
置の動作を図2乃至図6をも参照して詳細に説明する。
置の動作を図2乃至図6をも参照して詳細に説明する。
【0036】まず人がトレース図を描く。ここでのトレ
ース図というのは、人が白紙または白布上に黒鉛筆また
は、墨筆を用いて絵柄を描いたものである。(この図を
以後、「白黒細密糸目トレース図」と呼ぶ。)着物の絵
柄としては、例えば、花、鳥、山、雲等のように隣接し
合う柄の色の境界線が自由曲線であることが非常に多
く。絵柄の内容がどのようなものであれ、ここで描かれ
た絵柄は、白地に黒色の線または黒色に塗られ領域が入
り混じった模様となる。
ース図というのは、人が白紙または白布上に黒鉛筆また
は、墨筆を用いて絵柄を描いたものである。(この図を
以後、「白黒細密糸目トレース図」と呼ぶ。)着物の絵
柄としては、例えば、花、鳥、山、雲等のように隣接し
合う柄の色の境界線が自由曲線であることが非常に多
く。絵柄の内容がどのようなものであれ、ここで描かれ
た絵柄は、白地に黒色の線または黒色に塗られ領域が入
り混じった模様となる。
【0037】上記において、着物の絵柄として、例え
ば、一輪の桜の花を描いたときは、普通、花びらの形状
を示す糸目と呼ばれる黒線が描かれ、「しべ」と呼ばれ
る雌しべまたは雄しべの部分が描かれ、葉脈を示す黒線
が描かれる。糸目の描線の幅は、実寸大において0.3
から1.0ミリメートル程度である。自由曲線で描かれ
た、幅を持つ糸目はそれ自体が絵柄の中で流麗さを醸し
出す美的要素の一つであるが、糸目は、従来の着物の染
めの工程において、特に手描き友禅においては、染料を
濡れた布の糸目で囲まれた領域(以後、これを糸目包囲
内領域と呼ぶ。)に付けたときに色が周囲に滲み広がる
のを食止める為の、いわば“染め広がりの防波堤”とい
うべき、防染環境領域としての物理的な役割をも果たし
てきた。
ば、一輪の桜の花を描いたときは、普通、花びらの形状
を示す糸目と呼ばれる黒線が描かれ、「しべ」と呼ばれ
る雌しべまたは雄しべの部分が描かれ、葉脈を示す黒線
が描かれる。糸目の描線の幅は、実寸大において0.3
から1.0ミリメートル程度である。自由曲線で描かれ
た、幅を持つ糸目はそれ自体が絵柄の中で流麗さを醸し
出す美的要素の一つであるが、糸目は、従来の着物の染
めの工程において、特に手描き友禅においては、染料を
濡れた布の糸目で囲まれた領域(以後、これを糸目包囲
内領域と呼ぶ。)に付けたときに色が周囲に滲み広がる
のを食止める為の、いわば“染め広がりの防波堤”とい
うべき、防染環境領域としての物理的な役割をも果たし
てきた。
【0038】この糸目の役目が効率良く果たされるため
には、人(以後、デザイナーと呼ぶ)によって、精密な
トレースが描かれなければならない。
には、人(以後、デザイナーと呼ぶ)によって、精密な
トレースが描かれなければならない。
【0039】次に、スキャナ5によって、糸目トレース
図を読み込み、ハードディスク10に保存する。
図を読み込み、ハードディスク10に保存する。
【0040】このとき、スキャナ5の実際に使用した解
像度は、600〜300dpiである。このデータはラ
スタデータ形式である。
像度は、600〜300dpiである。このデータはラ
スタデータ形式である。
【0041】(ラスターデータを加工する場合)スキャ
ナ5で読み込み終わったデータを、EWS4800など
のコンピュータの中央処理装置3に取込み、その中央処
理装置3に接続されているカラーモニターテレビ1又は
2の画面に表示し、デザイナーがそのモニター1又は2
を見ながら中央処理装置3に接続されているキーボード
8、マウス7、ライトペン9等の入力装置を操作するこ
とによって、そのモニター1又は2の画面に表示されて
いる糸目トレース図の画像(以後、トレース画像と呼
ぶ。)を色づけする。色づけとは、画面表示の糸目を
「色の境界線として参照しながら、糸目の内外に色を付
けていく作業のことであり、トレース画像の中の色の境
界線の内と外に色を付けるために、中央処理装置3の機
能であるペイントシステムを用いる。
ナ5で読み込み終わったデータを、EWS4800など
のコンピュータの中央処理装置3に取込み、その中央処
理装置3に接続されているカラーモニターテレビ1又は
2の画面に表示し、デザイナーがそのモニター1又は2
を見ながら中央処理装置3に接続されているキーボード
8、マウス7、ライトペン9等の入力装置を操作するこ
とによって、そのモニター1又は2の画面に表示されて
いる糸目トレース図の画像(以後、トレース画像と呼
ぶ。)を色づけする。色づけとは、画面表示の糸目を
「色の境界線として参照しながら、糸目の内外に色を付
けていく作業のことであり、トレース画像の中の色の境
界線の内と外に色を付けるために、中央処理装置3の機
能であるペイントシステムを用いる。
【0042】ペイントシステムは、モニター1又は2の
画面上に表示された白黒糸目トレース図の色境界線内の
領域に色を付けたり、一旦付けた色を変更したり、消し
たり、画像の他の位置に複写したり、表示されている色
をサンプリングし、そのRGB値を調べて表示したり、
色を混ぜたり、ぼかしたり、RGB値の値を自由に変更
して色合いを変えたりすることが出来る。ここでは、例
として、ラスターデータの状態なので、表示されている
画像を彩色糸目トレース・ラスター画像と呼ぶことに
し、該彩色糸目トレース・ラスター画像は、着物表面の
各ポジションについてそれぞれ作成する。
画面上に表示された白黒糸目トレース図の色境界線内の
領域に色を付けたり、一旦付けた色を変更したり、消し
たり、画像の他の位置に複写したり、表示されている色
をサンプリングし、そのRGB値を調べて表示したり、
色を混ぜたり、ぼかしたり、RGB値の値を自由に変更
して色合いを変えたりすることが出来る。ここでは、例
として、ラスターデータの状態なので、表示されている
画像を彩色糸目トレース・ラスター画像と呼ぶことに
し、該彩色糸目トレース・ラスター画像は、着物表面の
各ポジションについてそれぞれ作成する。
【0043】彩色糸目カラー・ラスター画像を中央処理
装置3によって、カラープリンター12等に出力したも
のを彩色糸目トレース出力図と呼ぶ。また、中央処理装
置3のペイントシステムではモニター1又は2に表示さ
れた画像のハードコピーをフィルム・レコーダー11に
より必要なときに出力できる。
装置3によって、カラープリンター12等に出力したも
のを彩色糸目トレース出力図と呼ぶ。また、中央処理装
置3のペイントシステムではモニター1又は2に表示さ
れた画像のハードコピーをフィルム・レコーダー11に
より必要なときに出力できる。
【0044】彩色糸目トレース・ラスター画像が得られ
た時点で、レンダリングをして、表示する。モニター1
又は2の画面に表示された白衣を着たモデル像の該白衣
の表面上に、該図案を投影し、あたかも該モデル像が該
図案を染付けた着物を着ている姿をモニター1又は2の
画面に表示し、さらに、モニター1又は2の画面上で、
その着ている姿のモデル像を回転させてみることによっ
てモデル像の前後左右斜めの方向から着ている姿を見る
ことによって該図柄を閲覧し修正し確認し、次に、モニ
ター1又は2に画面上に白衣のかかった衣桁を表示し、
その白衣の表面上に該図案を投影し、あたかも該衣桁に
該図案が染め付けられた着物が掛かっている姿をモニタ
ー1又は2の画面に表示し、さらに、モニター1又は2
の画面上に、着物の型染め工場で使用されている形状の
長尺を表示し、それらの長尺上の位置と着物表面の全ポ
ジションの位置とを厳密に一対一で対応させ、かつ長尺
上に着物1着分の白生地をポジション別に裁断して、該
白生地裁断片を該長板上の該当ポジションの位置に張付
けた姿を表示した上で、次に、該図案が該着ている姿に
おいて確定された位置にしたがって、中央処理装置3の
ソフトウエアによって、自動的に該長尺の該当位置に該
当図案断片が投影され、その結果、あたかも着物の型染
め工場で使用されている長尺の表面に、着物表面14ポ
ジションに対応した位置に、糊付けされてあった白生地
裁断片に、該図案が型染めされた状態を該モニター1又
は2の画面に表示し、それを見て、着物の表面の14ポ
ジションに散在する図案の様子を目視確認し、型染め工
場における長尺上での、型の使用位置を確認し、次に、
着物表面の各ポジション毎の図案を、光磁気ディスク又
はハード・ディスク10にポジション毎に別々の型作成
用データ・ファイルに収納する。
た時点で、レンダリングをして、表示する。モニター1
又は2の画面に表示された白衣を着たモデル像の該白衣
の表面上に、該図案を投影し、あたかも該モデル像が該
図案を染付けた着物を着ている姿をモニター1又は2の
画面に表示し、さらに、モニター1又は2の画面上で、
その着ている姿のモデル像を回転させてみることによっ
てモデル像の前後左右斜めの方向から着ている姿を見る
ことによって該図柄を閲覧し修正し確認し、次に、モニ
ター1又は2に画面上に白衣のかかった衣桁を表示し、
その白衣の表面上に該図案を投影し、あたかも該衣桁に
該図案が染め付けられた着物が掛かっている姿をモニタ
ー1又は2の画面に表示し、さらに、モニター1又は2
の画面上に、着物の型染め工場で使用されている形状の
長尺を表示し、それらの長尺上の位置と着物表面の全ポ
ジションの位置とを厳密に一対一で対応させ、かつ長尺
上に着物1着分の白生地をポジション別に裁断して、該
白生地裁断片を該長板上の該当ポジションの位置に張付
けた姿を表示した上で、次に、該図案が該着ている姿に
おいて確定された位置にしたがって、中央処理装置3の
ソフトウエアによって、自動的に該長尺の該当位置に該
当図案断片が投影され、その結果、あたかも着物の型染
め工場で使用されている長尺の表面に、着物表面14ポ
ジションに対応した位置に、糊付けされてあった白生地
裁断片に、該図案が型染めされた状態を該モニター1又
は2の画面に表示し、それを見て、着物の表面の14ポ
ジションに散在する図案の様子を目視確認し、型染め工
場における長尺上での、型の使用位置を確認し、次に、
着物表面の各ポジション毎の図案を、光磁気ディスク又
はハード・ディスク10にポジション毎に別々の型作成
用データ・ファイルに収納する。
【0045】(色分解:ラスターの固有代表色に置換)
色の単純化とラスターデータ・レイヤーのレイヤー分け
の作業を開始する。この作業を色分解と呼ぶ。色分解の
作業は、デザイナーがモニター1又は2の画面に表示さ
れている彩色糸目トレース・ラスター画像の中の既に着
色されてある色の境界線内領域の全部に対して、同一の
型紙に彫り分けるべきと考える着色領域の色を比較的単
純な一色に置換し、後の工程の準備をしておく。色分解
における色と着物に染め付けるときに使用する染料の色
とは異なる。置換された単純色は、コンピュータ・シス
テムの中央処理装置3が型紙に着色領域を彫り分ける際
の識別色として利用される色である。単純な指定代表色
で置換された着色領域は光磁気ディスク又はハード・デ
ィスク10のラスターデータ・レイヤーに収納される。
色の単純化とラスターデータ・レイヤーのレイヤー分け
の作業を開始する。この作業を色分解と呼ぶ。色分解の
作業は、デザイナーがモニター1又は2の画面に表示さ
れている彩色糸目トレース・ラスター画像の中の既に着
色されてある色の境界線内領域の全部に対して、同一の
型紙に彫り分けるべきと考える着色領域の色を比較的単
純な一色に置換し、後の工程の準備をしておく。色分解
における色と着物に染め付けるときに使用する染料の色
とは異なる。置換された単純色は、コンピュータ・シス
テムの中央処理装置3が型紙に着色領域を彫り分ける際
の識別色として利用される色である。単純な指定代表色
で置換された着色領域は光磁気ディスク又はハード・デ
ィスク10のラスターデータ・レイヤーに収納される。
【0046】一般に着物表面の領域は12〜16に区分
されるが、その一つの区分をポジションと呼ぶ。各ポジ
ションの図案には様々な絵柄が描かれてあるが、その個
々の絵柄は人が見ると概念的に意味のある形であって、
概念的にはこれ以上細分化できない柄の最小の単位(例
えば、花びら、枝、一枚の葉、雄しべ等)の集まりで構
成されている。
されるが、その一つの区分をポジションと呼ぶ。各ポジ
ションの図案には様々な絵柄が描かれてあるが、その個
々の絵柄は人が見ると概念的に意味のある形であって、
概念的にはこれ以上細分化できない柄の最小の単位(例
えば、花びら、枝、一枚の葉、雄しべ等)の集まりで構
成されている。
【0047】色分解の作業は、図案の中に描かれている
最小単位の柄を色別に分類する作業であるという点で、
後の工程である型カッティング・プロッター4による型
カッティングの際、型の彫りわけの作業と同じ意味を持
っている。彫り分けとは、一つのポジションの為の絵柄
の中の概念的着色領域、例えば、花びら、雄しべ、茎、
枝、一枚の葉等)を色別に仕分けをして、同一ポジショ
ンの同一色の着色領域の集合を同一の型紙の彫るという
ルール;同一ポジション内の異なる色同志の着色領域は
別々の型紙に彫るというルール;同一ポジションの同一
のぼかし色の着色領域の二つ以上が至近距離で隣接して
いるとき、それらのうちの一つの着色領域のぼかしの刷
毛操作をしようとしたときに、それに至近で隣接してい
る着色領域の型穴に対しても、望まないやり方でぼかし
色を付けてしまう恐れがあるとき、例えば2センチメー
トルよりも近いときは、別々の型紙に彫るというルール
等のルールに従って、着色領域を、型紙に割り振る作業
が含まれる。
最小単位の柄を色別に分類する作業であるという点で、
後の工程である型カッティング・プロッター4による型
カッティングの際、型の彫りわけの作業と同じ意味を持
っている。彫り分けとは、一つのポジションの為の絵柄
の中の概念的着色領域、例えば、花びら、雄しべ、茎、
枝、一枚の葉等)を色別に仕分けをして、同一ポジショ
ンの同一色の着色領域の集合を同一の型紙の彫るという
ルール;同一ポジション内の異なる色同志の着色領域は
別々の型紙に彫るというルール;同一ポジションの同一
のぼかし色の着色領域の二つ以上が至近距離で隣接して
いるとき、それらのうちの一つの着色領域のぼかしの刷
毛操作をしようとしたときに、それに至近で隣接してい
る着色領域の型穴に対しても、望まないやり方でぼかし
色を付けてしまう恐れがあるとき、例えば2センチメー
トルよりも近いときは、別々の型紙に彫るというルール
等のルールに従って、着色領域を、型紙に割り振る作業
が含まれる。
【0048】色分解を完了すると、モニター1又は2の
画面上には、着物に染めるべき絵柄の、全部又は一部が
着色されて、彩色糸目トレース・ラスター画像が表示さ
れている状態が得られて、かつ、同じ色の着物領域同志
は光磁気ディスク又はハード・ディスク10の同一のラ
スターデータ・レイヤーにひとまとめにして、且つ、ポ
ジション名、型紙名、色名等の意味を含むレイヤー名を
付して収納する。ここで、色分解の作業をするデザイナ
ーは、型の彫り分けのルールを知っている必要がある。
例えば、人が見て、明らかに概念的にひとまとまりの絵
として意味を持つ一輪のばらの花を構成する複数個の花
びらの色が2色以上であるときは、色別に分けた型紙に
彫り分けることや、同じ色の2つの着色領域が、概念的
には全く別々の絵柄の一部であっても、同一の着物表面
の同一のポジションの図柄ならば、着色領域の塗りつぶ
しの単純色が同じならば、その着色領域を同一の型に彫
るべきであるというルール等を知っている必要がある。
表示されタイルがら単位の形状、色、色のぼかし具合
(ぼかしの方向性、他のぼかし着色領域との距離等)を
観察し、該着色領域の形状、基調色、ぼかし色、ぼかし
の方向、隣接するぼかしとの距離、等によって、全ての
着色領域を取りこぼしなく抽出し、それら抽出された着
色領域のうち同一の基調色の着色領域同志をまとめて一
つのレイヤーに収納する。
画面上には、着物に染めるべき絵柄の、全部又は一部が
着色されて、彩色糸目トレース・ラスター画像が表示さ
れている状態が得られて、かつ、同じ色の着物領域同志
は光磁気ディスク又はハード・ディスク10の同一のラ
スターデータ・レイヤーにひとまとめにして、且つ、ポ
ジション名、型紙名、色名等の意味を含むレイヤー名を
付して収納する。ここで、色分解の作業をするデザイナ
ーは、型の彫り分けのルールを知っている必要がある。
例えば、人が見て、明らかに概念的にひとまとまりの絵
として意味を持つ一輪のばらの花を構成する複数個の花
びらの色が2色以上であるときは、色別に分けた型紙に
彫り分けることや、同じ色の2つの着色領域が、概念的
には全く別々の絵柄の一部であっても、同一の着物表面
の同一のポジションの図柄ならば、着色領域の塗りつぶ
しの単純色が同じならば、その着色領域を同一の型に彫
るべきであるというルール等を知っている必要がある。
表示されタイルがら単位の形状、色、色のぼかし具合
(ぼかしの方向性、他のぼかし着色領域との距離等)を
観察し、該着色領域の形状、基調色、ぼかし色、ぼかし
の方向、隣接するぼかしとの距離、等によって、全ての
着色領域を取りこぼしなく抽出し、それら抽出された着
色領域のうち同一の基調色の着色領域同志をまとめて一
つのレイヤーに収納する。
【0049】本発明においては、基調色の色分解による
キセ型のデータの抽出作業を必ずこの時点で行なう必要
がある。ぼかし型のデータを抽出する作業は必ずしもこ
こで行なわなくてもよく。後の工程で作業する機会があ
るが、ここでぼかし型のデータの抽出の仕方を説明して
おく。
キセ型のデータの抽出作業を必ずこの時点で行なう必要
がある。ぼかし型のデータを抽出する作業は必ずしもこ
こで行なわなくてもよく。後の工程で作業する機会があ
るが、ここでぼかし型のデータの抽出の仕方を説明して
おく。
【0050】一つのポジションの彩色糸目トレース・ラ
スター画像をモニター1又は2の画面に表示し、既出の
彩色糸目トレース出力図(プリント)や手描きの彩色図
案がある時はそれらを参照しながら、ぼかし色が同じで
ある着色領域同志をまとめて一つの新たなぼかし型のラ
スターデータ・レイヤー(光磁気ディスク又はハード・
ディスク10)に収納する。
スター画像をモニター1又は2の画面に表示し、既出の
彩色糸目トレース出力図(プリント)や手描きの彩色図
案がある時はそれらを参照しながら、ぼかし色が同じで
ある着色領域同志をまとめて一つの新たなぼかし型のラ
スターデータ・レイヤー(光磁気ディスク又はハード・
ディスク10)に収納する。
【0051】本発明による着物の製作工程の一部とし
て、試着した姿の画像を、そのモデルの前後左右の角度
から見ることおよび正確にその着た姿のイメージを他の
人々に伝達することを、型紙を作成する前に実現するこ
とができる。しかも、その試着した姿を分析して得られ
る諸データは、コンピュータシステムの中のデータベー
スに保管し、型紙に彫りわけるべき着色領域データとそ
の着色領域毎の指定色データのデータ源として、後工程
で利用される。
て、試着した姿の画像を、そのモデルの前後左右の角度
から見ることおよび正確にその着た姿のイメージを他の
人々に伝達することを、型紙を作成する前に実現するこ
とができる。しかも、その試着した姿を分析して得られ
る諸データは、コンピュータシステムの中のデータベー
スに保管し、型紙に彫りわけるべき着色領域データとそ
の着色領域毎の指定色データのデータ源として、後工程
で利用される。
【0052】モニター1又は2の画面上に、着物の型染
め工場で使用されている長尺と呼ばれている長い板のイ
メージを表示し、これらの長板面に反物の白生地が貼り
付けられていると想定し、その反物の白生地の表面を1
2〜16区分し、一着の表面を伝統的区分方法にしたが
って12〜16の領域に区分したときの領域を長尺上の
反物の白生地の表面にも一対一に厳密に対応付ける。
め工場で使用されている長尺と呼ばれている長い板のイ
メージを表示し、これらの長板面に反物の白生地が貼り
付けられていると想定し、その反物の白生地の表面を1
2〜16区分し、一着の表面を伝統的区分方法にしたが
って12〜16の領域に区分したときの領域を長尺上の
反物の白生地の表面にも一対一に厳密に対応付ける。
【0053】反物の区分された領域に、着物表面の領域
の呼称と同じく、上おくみ、左前身頃(上前とも言
う)、左後身頃、右後身頃、右前身頃(下前とも言
う)、下おくみ、右前袖、左前袖、左後袖、右後袖、共
衿、左胸、さらに左背、右胸、右背、衿の領域名を割り
ふることによって、長尺上の着物一着分の反物のどの位
置の布片が、着物の表面のどの位置に来るかの位置関係
を確定する。
の呼称と同じく、上おくみ、左前身頃(上前とも言
う)、左後身頃、右後身頃、右前身頃(下前とも言
う)、下おくみ、右前袖、左前袖、左後袖、右後袖、共
衿、左胸、さらに左背、右胸、右背、衿の領域名を割り
ふることによって、長尺上の着物一着分の反物のどの位
置の布片が、着物の表面のどの位置に来るかの位置関係
を確定する。
【0054】モニター1又は2の画面上にこの長尺に貼
り付けられた反物を表示し、既出の彩色図案を染め付け
た着物をモデルが着た姿における図案の位置関係を厳密
に守って、該着た姿において確定した着物表面上におけ
る、図案の位置にしたがって、中央処理装置3のペイン
トシステムによって、自動的に長尺上の反物表面上の対
応する位置に、彩色図案が投影される。そして、得られ
た、長尺上に貼られた反物に彩色図案を染め付けたイメ
ージを表示し、保存する。そのようにして、着物表面の
領域別に彩色糸目トレース・ラスター画像を、光磁気デ
ィスク又はハード・ディスク10のラスター画像保存フ
ァイルに収納する。
り付けられた反物を表示し、既出の彩色図案を染め付け
た着物をモデルが着た姿における図案の位置関係を厳密
に守って、該着た姿において確定した着物表面上におけ
る、図案の位置にしたがって、中央処理装置3のペイン
トシステムによって、自動的に長尺上の反物表面上の対
応する位置に、彩色図案が投影される。そして、得られ
た、長尺上に貼られた反物に彩色図案を染め付けたイメ
ージを表示し、保存する。そのようにして、着物表面の
領域別に彩色糸目トレース・ラスター画像を、光磁気デ
ィスク又はハード・ディスク10のラスター画像保存フ
ァイルに収納する。
【0055】次に、中央処理装置3にて型の彫り分けを
ポジション毎に行う。型の彫り分けに使用するデータ
は、ラスターファイル中のレイヤーにある着色領域のデ
ータであり、着色領域が比較的単純な固有の代表色によ
って塗りつぶされた画像のデータである。型染めのため
の型紙の種類はキセ型、ぼかし型、糸目型、伏せ型の四
種類に大別できるが、ここで、既存のラスターデータ・
レイヤーにある一色の固有代表色に置換された着色領域
のラスター画像一枚を取り出して、その着色領域の塗り
潰し部分の形の輪郭線をベクトル化して得られる、同一
の固有代表色の着色領域の形状のベクトル線データは、
キセ型の型紙一枚のデータに対応できる。これらのデー
タは光磁気ディスク又はハード・ディスク10に保存さ
れる。
ポジション毎に行う。型の彫り分けに使用するデータ
は、ラスターファイル中のレイヤーにある着色領域のデ
ータであり、着色領域が比較的単純な固有の代表色によ
って塗りつぶされた画像のデータである。型染めのため
の型紙の種類はキセ型、ぼかし型、糸目型、伏せ型の四
種類に大別できるが、ここで、既存のラスターデータ・
レイヤーにある一色の固有代表色に置換された着色領域
のラスター画像一枚を取り出して、その着色領域の塗り
潰し部分の形の輪郭線をベクトル化して得られる、同一
の固有代表色の着色領域の形状のベクトル線データは、
キセ型の型紙一枚のデータに対応できる。これらのデー
タは光磁気ディスク又はハード・ディスク10に保存さ
れる。
【0056】一般に、一つの着色領域を反物に染め付け
るとき、その着色領域の形状に明けられた型穴から覗い
ている反物表面に塗布される染料は、ぼかし色と、均等
塗りの色(基調色と呼ぶ。均等塗り用の型をキセ型と呼
ぶことがある。)の2色であることが多いので、ここで
の型のデータの作成順序は、まず、キセ型のデータを作
り、次に、そのキセ型のデータを利用して、その着色領
域のぼかし型のデータを作成するのが効率のよいやり方
である。
るとき、その着色領域の形状に明けられた型穴から覗い
ている反物表面に塗布される染料は、ぼかし色と、均等
塗りの色(基調色と呼ぶ。均等塗り用の型をキセ型と呼
ぶことがある。)の2色であることが多いので、ここで
の型のデータの作成順序は、まず、キセ型のデータを作
り、次に、そのキセ型のデータを利用して、その着色領
域のぼかし型のデータを作成するのが効率のよいやり方
である。
【0057】例えば、反物に一つの着色領域の為の染料
が塗られる時は、反物にその着色領域のぼかし、型が当
てられてその型の型穴にぼかし色の染料が塗られ、次に
反物の同じ場所に基調色(キセ)型が当てられてその型
紙の型穴に基調色の染料を上塗りすることが行なわれ
る。また、ぼかし色を付けない着色領域もある。
が塗られる時は、反物にその着色領域のぼかし、型が当
てられてその型の型穴にぼかし色の染料が塗られ、次に
反物の同じ場所に基調色(キセ)型が当てられてその型
紙の型穴に基調色の染料を上塗りすることが行なわれ
る。また、ぼかし色を付けない着色領域もある。
【0058】(ラスター・ベクター変換)次に、中央処
理装置3のラスター・ベクター変換機能を使用して、全
てのラスターデータ・レイヤーの着色領域の塗りつぶし
部分の形状の輪郭線をベクトルデータに変換し、ベクト
ルデータ・レイヤーとして収納する。このとき、ベクト
ルデータ・レイヤーの番号はラスターデータ・レイヤー
のレイヤー番号と1対1で対応している。
理装置3のラスター・ベクター変換機能を使用して、全
てのラスターデータ・レイヤーの着色領域の塗りつぶし
部分の形状の輪郭線をベクトルデータに変換し、ベクト
ルデータ・レイヤーとして収納する。このとき、ベクト
ルデータ・レイヤーの番号はラスターデータ・レイヤー
のレイヤー番号と1対1で対応している。
【0059】ラスターデータ・レイヤーに収納済みのデ
ータは全キセ型、ふせ型と、場合によりぼかし型、糸目
型のラスターデータを含む。
ータは全キセ型、ふせ型と、場合によりぼかし型、糸目
型のラスターデータを含む。
【0060】(キセ型群の絵ずりの表示)まず、すべて
のベクトル・データレイヤーに対応するベクトル化され
た輪郭線とその代表色で塗りつぶされた画像が重ね合わ
されて同時にモニター1又は2に中央処理装置3により
表示される。この画像は、従来、型作成者が型の出来具
合いをチェックし、且つ、型の作り残しがないかどうか
をチェックし、さらには、型染めの作業をする人が最終
的に染料を決めるときに参照する資料として、絵ずりを
作成するが、該画像は絵ずりの情報を提供している。即
ち、この画像を、高解像度のプリンター12に出力すれ
ば、従来からの絵ずりの役目を完全に果たすプリンター
出力図が得られる。
のベクトル・データレイヤーに対応するベクトル化され
た輪郭線とその代表色で塗りつぶされた画像が重ね合わ
されて同時にモニター1又は2に中央処理装置3により
表示される。この画像は、従来、型作成者が型の出来具
合いをチェックし、且つ、型の作り残しがないかどうか
をチェックし、さらには、型染めの作業をする人が最終
的に染料を決めるときに参照する資料として、絵ずりを
作成するが、該画像は絵ずりの情報を提供している。即
ち、この画像を、高解像度のプリンター12に出力すれ
ば、従来からの絵ずりの役目を完全に果たすプリンター
出力図が得られる。
【0061】(ぼかし型のデータの作成)ぼかし型につ
いての色分解をまだ行なっていないために、これまでに
ラスターファイル中にぼかし型に関するラスターデータ
・レイヤーが作成されていない時、或いは、ベクターフ
ァイル中にぼかし型に関するベクターデータ・レイヤー
が作成されていない時は、ここで、キセ型データが収納
された既存の、単一の又は複数の、ベクターデータ・レ
イヤーをモニター画面に表示し、同一ポジション内の、
同一ぼかし色を持つべきと判断した着色領域を、複数の
レイヤーから抽出しても構わないから、抽出し、ぼかし
色が同じ着色領域同志を新たな一つのベクターデータ・
レイヤーに収納する。但し、このときのぼかし色が同じ
である着色領域が複数個あってそれら同一ポジションの
同一のぼかし色の着色領域の二つ以上が型紙上で2セン
チメートルよりも近い至近距離で隣接しているとき、型
染め時に型紙を使ってそれらのうちの一つの着色領域の
型穴にぼかしの刷毛操作を行なうときに、それに至近距
離で隣接している着色領域の型穴に対し望まないやり方
で色を付けてしまう恐れがあるときはそれらの着色領域
は別々のベクターデータ・レイヤーに収納する。
いての色分解をまだ行なっていないために、これまでに
ラスターファイル中にぼかし型に関するラスターデータ
・レイヤーが作成されていない時、或いは、ベクターフ
ァイル中にぼかし型に関するベクターデータ・レイヤー
が作成されていない時は、ここで、キセ型データが収納
された既存の、単一の又は複数の、ベクターデータ・レ
イヤーをモニター画面に表示し、同一ポジション内の、
同一ぼかし色を持つべきと判断した着色領域を、複数の
レイヤーから抽出しても構わないから、抽出し、ぼかし
色が同じ着色領域同志を新たな一つのベクターデータ・
レイヤーに収納する。但し、このときのぼかし色が同じ
である着色領域が複数個あってそれら同一ポジションの
同一のぼかし色の着色領域の二つ以上が型紙上で2セン
チメートルよりも近い至近距離で隣接しているとき、型
染め時に型紙を使ってそれらのうちの一つの着色領域の
型穴にぼかしの刷毛操作を行なうときに、それに至近距
離で隣接している着色領域の型穴に対し望まないやり方
で色を付けてしまう恐れがあるときはそれらの着色領域
は別々のベクターデータ・レイヤーに収納する。
【0062】デザイナーがコンピュータ・システムに向
かってぼかし型のデータを作成する為の具体的な作業は
次の通りである。
かってぼかし型のデータを作成する為の具体的な作業は
次の通りである。
【0063】即ち、全レイヤー分が同時に表示された
ら、表示されたある着色領域のうちで同一色のぼかし色
を付けるものだけにマウス7のカーソルを移動してマウ
ス7をクリックし、或いはリターンキーを押すことによ
ってその着色領域にマークを付け、マークを付けた着色
領域のみをモニター1又は2の画像に表示させたままに
し、マークを付けなかった着色領域はモニター1又は2
の画面から消して、その結果、モニター1又は2の画面
上に同一色のぼかし色の着色領域の形状のベクトル線デ
ータを表示したままで残す。
ら、表示されたある着色領域のうちで同一色のぼかし色
を付けるものだけにマウス7のカーソルを移動してマウ
ス7をクリックし、或いはリターンキーを押すことによ
ってその着色領域にマークを付け、マークを付けた着色
領域のみをモニター1又は2の画像に表示させたままに
し、マークを付けなかった着色領域はモニター1又は2
の画面から消して、その結果、モニター1又は2の画面
上に同一色のぼかし色の着色領域の形状のベクトル線デ
ータを表示したままで残す。
【0064】ベクトルデータ・レイヤーから着色領域の
形状の輪郭線のベクトルデータを読み出して、そのベク
トルデータをHPGLデータ形式の信号に変換し、その
信号を型紙カッティングプロッター4に送信しする。こ
のとき、型カッティング・プロッター4には、予め新し
い型紙がカッティングテーブル上にセットされてあり、
且、プロッティング・ヘッドには切刃がセットされてあ
り、該信号を受信すると切刃が、信号に含まれるベクト
ル線の軌跡通りに型紙を自動的に切り進む。このとき、
切刃が型紙を切進む途中で、方向転換のたびに自動的に
上下動作をする。さらに、このとき、使用する型紙の裏
にはあらかじめ糊で、但し後で簡単に剥離できる程度の
接着度で、台紙を張り付けておく。これは、後で型穴の
型紙片をはぎ取るときの作業を容易にするためである。
形状の輪郭線のベクトルデータを読み出して、そのベク
トルデータをHPGLデータ形式の信号に変換し、その
信号を型紙カッティングプロッター4に送信しする。こ
のとき、型カッティング・プロッター4には、予め新し
い型紙がカッティングテーブル上にセットされてあり、
且、プロッティング・ヘッドには切刃がセットされてあ
り、該信号を受信すると切刃が、信号に含まれるベクト
ル線の軌跡通りに型紙を自動的に切り進む。このとき、
切刃が型紙を切進む途中で、方向転換のたびに自動的に
上下動作をする。さらに、このとき、使用する型紙の裏
にはあらかじめ糊で、但し後で簡単に剥離できる程度の
接着度で、台紙を張り付けておく。これは、後で型穴の
型紙片をはぎ取るときの作業を容易にするためである。
【0065】一枚のベクトルデータ・レイヤーは一枚の
型データを提供するから、全部のベクトルデータ・レイ
ヤーについて、型カッティングプロッター4による型彫
りを行なえばキセ型とぼかし型の全ての型が得られる。
ここで、もしも伏せ型や糸目型のデータのベクトルデー
タ・レイヤーも作成済みであれば、上記と同じ操作によ
って、伏せ型や糸目型の型を彫ることが出来る。
型データを提供するから、全部のベクトルデータ・レイ
ヤーについて、型カッティングプロッター4による型彫
りを行なえばキセ型とぼかし型の全ての型が得られる。
ここで、もしも伏せ型や糸目型のデータのベクトルデー
タ・レイヤーも作成済みであれば、上記と同じ操作によ
って、伏せ型や糸目型の型を彫ることが出来る。
【0066】本実施例によれば、スキャナ5による図案
の取り込み、中央処理装置3での図案の着色または加
工、実際に図案を染め付けた着物をモデルが着たらどの
ように見えるか、現実感のある画像での表示、図案中で
単一色と見なす領域を任意の単一の指定色で均一に塗り
潰す作業、その単一指定色で均一に塗り潰された着色領
域の輪郭線の抽出とベクトル化、そのベクトルデータの
信号で型カッティング・プロッター4に型を切らせる作
業等の総合作用によって大きな効果を発揮する。
の取り込み、中央処理装置3での図案の着色または加
工、実際に図案を染め付けた着物をモデルが着たらどの
ように見えるか、現実感のある画像での表示、図案中で
単一色と見なす領域を任意の単一の指定色で均一に塗り
潰す作業、その単一指定色で均一に塗り潰された着色領
域の輪郭線の抽出とベクトル化、そのベクトルデータの
信号で型カッティング・プロッター4に型を切らせる作
業等の総合作用によって大きな効果を発揮する。
【0067】スキャナ5経由で中央処理装置3に取り込
まれた図案をラスター形式のファイルに収納し、次に、
ベクトル形式に変換されたものがベクトル形式のファイ
ルのベクトルレイヤーに収納される。このとき、ラスタ
ーからベクトルへの変換は、単一とみなす着色領域のデ
ータからその領域の輪郭線のデータを生成する働きをす
る。
まれた図案をラスター形式のファイルに収納し、次に、
ベクトル形式に変換されたものがベクトル形式のファイ
ルのベクトルレイヤーに収納される。このとき、ラスタ
ーからベクトルへの変換は、単一とみなす着色領域のデ
ータからその領域の輪郭線のデータを生成する働きをす
る。
【0068】本実施例においては、この逆方向の変換、
即ち、ベクトルからラスターへの変換機能も採用してい
るので、写真型作成に必要なラスターデータを、紗型や
ぼかし型のためベクトルデータから作成することも出来
る。
即ち、ベクトルからラスターへの変換機能も採用してい
るので、写真型作成に必要なラスターデータを、紗型や
ぼかし型のためベクトルデータから作成することも出来
る。
【0069】
【発明の効果】従来、友禅きものの型染めは、同一の図
案のきものを複数、生産するための方法として広く実用
されてきた。しかし、その制作工程には、熟練者でない
と出来ない高度な作用や難しい作業を随所に含んでい
る。その代表的な作業は、図案の評価と、型彫りの決断
と、型を彫る作業と型の絵ずりの作成である。今日ま
で、友禅きものの型の作成用と明示して市販されている
カッティング・マシンはない。又、コンピュータ・シス
テムや自動カッティング・マシンを主要機器として組み
込んだ本格的な型の生産システムは実用化されていな
い。
案のきものを複数、生産するための方法として広く実用
されてきた。しかし、その制作工程には、熟練者でない
と出来ない高度な作用や難しい作業を随所に含んでい
る。その代表的な作業は、図案の評価と、型彫りの決断
と、型を彫る作業と型の絵ずりの作成である。今日ま
で、友禅きものの型の作成用と明示して市販されている
カッティング・マシンはない。又、コンピュータ・シス
テムや自動カッティング・マシンを主要機器として組み
込んだ本格的な型の生産システムは実用化されていな
い。
【0070】本発明においてはコンピュータ・システム
と型カッティング・プロッターを一体化し、全生産工程
を統合することによって、最初の主要な工程である着物
の図案の検討・選択から、最後の主要な工程である型染
め用型を自動的に彫る作業までのスピードを従来の人手
による製造方法の10分の1乃至20分の1に短縮する
という非常に大きな効果を発揮する。例えば、友禅きも
のの一種である振袖の反物を型染めするために彫られる
型の枚数は普通300〜500枚ぐらいであるが、これ
を彫るために要する日数は、図案の複雑さと熟練者の技
量の程度によって左右されるが、熟練者が二人がかりで
40日〜2カ月程度である。それが、本発明によれば、
4〜7日程度である。
と型カッティング・プロッターを一体化し、全生産工程
を統合することによって、最初の主要な工程である着物
の図案の検討・選択から、最後の主要な工程である型染
め用型を自動的に彫る作業までのスピードを従来の人手
による製造方法の10分の1乃至20分の1に短縮する
という非常に大きな効果を発揮する。例えば、友禅きも
のの一種である振袖の反物を型染めするために彫られる
型の枚数は普通300〜500枚ぐらいであるが、これ
を彫るために要する日数は、図案の複雑さと熟練者の技
量の程度によって左右されるが、熟練者が二人がかりで
40日〜2カ月程度である。それが、本発明によれば、
4〜7日程度である。
【0071】本発明によれば、加えて、副次的な効果と
して、熟練者を不要にし、型の品質を均一にかつ高度に
維持でき、実際に型を彫り・型染め・仮縫い・試着をす
ることなしに単にモニター画面に試着した姿の現実感の
ある画像を表示するだけで図案評価を遂行でき、さら
に、実際に型を彫らないでも型の絵ずりのイメージをモ
ニター画面に表示してこれから作成する型穴の種類と型
紙の数量と型彫りの作業規模を把握することが出来る様
になるという効果を発揮する。また、本発明のさらに大
きな副次的効果として、型彫りの専門の熟練者を必要と
しない業界の実現に寄与すること、および、型染めの着
物の流通業界における、着物の受注生産方式を可能にす
るので、従来の売れ残りのリスクを伴う見込み生産方式
から脱皮する道を拓く。
して、熟練者を不要にし、型の品質を均一にかつ高度に
維持でき、実際に型を彫り・型染め・仮縫い・試着をす
ることなしに単にモニター画面に試着した姿の現実感の
ある画像を表示するだけで図案評価を遂行でき、さら
に、実際に型を彫らないでも型の絵ずりのイメージをモ
ニター画面に表示してこれから作成する型穴の種類と型
紙の数量と型彫りの作業規模を把握することが出来る様
になるという効果を発揮する。また、本発明のさらに大
きな副次的効果として、型彫りの専門の熟練者を必要と
しない業界の実現に寄与すること、および、型染めの着
物の流通業界における、着物の受注生産方式を可能にす
るので、従来の売れ残りのリスクを伴う見込み生産方式
から脱皮する道を拓く。
【0072】即ち、残りの着物の在庫数の大幅削減、使
う見通しが明確でない型の保存の期間と保管スペースの
大幅削減、型の廃棄後もその型の情報をデータベースに
保管、以前に生産したことのある型の繰り返し生産の容
易化等の効果を発揮する。
う見通しが明確でない型の保存の期間と保管スペースの
大幅削減、型の廃棄後もその型の情報をデータベースに
保管、以前に生産したことのある型の繰り返し生産の容
易化等の効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施例による着物の型染め用の型の
作成装置のブロック図。
作成装置のブロック図。
【図2】図1の着物の型染め用の型の作成装置の動作を
説明するための図。
説明するための図。
【図3】図1の着物の型染め用の型の作成装置の動作を
説明するための図。
説明するための図。
【図4】図1の着物の型染め用の型の作成装置の動作を
説明するための図。
説明するための図。
【図5】図1の着物の型染め用の型の作成装置の動作を
説明するための図。
説明するための図。
【図6】図1の着物の型染め用の型の作成装置の動作を
説明するための図。
説明するための図。
1 モニターテレビ 2 2K×2Kグラフィックンモニターテレビ(フレー
ムバッファ付) 3 中央処理装置 4 型カッティング・プロッター 5 スキャナー 6 二次元描画タブレット又はデジタイザ 7 マウス 8 キーボード 9 ライトペン 10 光磁気ディスク又はハード・ディスク 11 フィルム・レコーダー 12 プリンター
ムバッファ付) 3 中央処理装置 4 型カッティング・プロッター 5 スキャナー 6 二次元描画タブレット又はデジタイザ 7 マウス 8 キーボード 9 ライトペン 10 光磁気ディスク又はハード・ディスク 11 フィルム・レコーダー 12 プリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 5/00 108 G06T 9/20 7459−5L G06F 15/70 335 Z (72)発明者 桂島 直人 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−90284(JP,A) 特開 平2−218594(JP,A) NATIONAL TECHNICAL REPORT VOL.22 NO.5 PP.559−566(1976) 情報処理学会研究報告 VOL.90 N O.84(CG−47)PP.47.7.1− 47.7.4(1990.10.19)
Claims (8)
- 【請求項1】 モニター装置と;該モニター装置に接続
され、図案を着色された状態で取り込み、前記モニター
装置の画面に前記図案を着色された状態で表示し、表示
された図案中に有る着色領域を、概念的に単一色とみな
す領域毎に任意の一色を指定し、該単一色とみなす領域
内を該指定色で均一に塗り潰し、該単一指定色によって
塗り潰された領域の形の輪郭線のデータを抽出し、該輪
郭線データをベクトル化して、輪郭線ベクトルデータと
して出力する中央処理装置と;該中央処理装置に接続さ
れ、前記輪郭線ベクトルデータに応答して、その切刃に
よって、前記図案中の単一色とみなした領域の形の型穴
を型紙から切り抜いて着物の型染め用の型とする型カッ
ティング・プロッターと;を備えたことを特徴とする着
物の型染め用の型の作成装置。 - 【請求項2】 前記中央処理装置に接続され、前記図案
を着色された状態で前記中央処理装置に入力する入力手
段を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の着物
の型染め用の型の作成装置。 - 【請求項3】 前記入力手段は、スキャナ、ディジタイ
ザー、マウス、及びキーボードを含むことを特徴とする
請求項2に記載の着物の型染め用の型の作成装置。 - 【請求項4】 前記中央処理装置は、前記モニター装置
の画面に、前記図案を染め付けた着物をモデルが着た姿
を表示し、且つ、その着た姿をモデルの前後左右斜めの
視点から見た様子を表示し、着物表面を伝統的に主要な
12〜16の区分に分けた各区分毎に、各区分の図案中
に描かれた着色領域の形の輪郭線のデータを抽出し、こ
の輪郭線データをベクトル化して、前記輪郭線ベクトル
データとして出力することを特徴とする請求項1に記載
の着物の型染め用の型の作成装置。 - 【請求項5】 前記中央処理装置は、前記輪郭線ベクト
ルデータが表現する一本の閉じた輪郭線によって囲まれ
た領域毎に、任意の一色を指定し、該一本の閉じた輪郭
線によって囲まれた領域内を該指定色で均一に塗り潰
し、該単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラ
スターデータ形式で、前記モニター装置に表示すること
を特徴とする請求項1に記載の着物の型染め用の型の作
成装置。 - 【請求項6】 前記中央処理装置は、前記輪郭線ベクト
ルデータが表現する一本の閉じた輪郭線によって囲まれ
た領域毎に、任意の一色を指定し、該一本の閉じた輪郭
線によって囲まれた領域内を該指定色で均一に塗り潰
し、該単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラ
スターデータ形式で出力し、 前記作成装置は、更に、前記中央処理装置に接続され、
前記単一指定色によって均一に塗り潰された領域をラス
ターデータ形式で保存する保存手段を含むことを特徴と
する請求項1に記載の着物の型染め用の型の作成装置。 - 【請求項7】 前記中央処理装置は、前記モニター装置
の画面上に、着物の型染め工場で反物を型染めするとき
に反物白生地を貼り付ける長尺の画像を表示し、それら
表示された長尺上の反物上の位置と着物表面のポジショ
ンの位置とを厳密に一対一で対応させ、着物1着分の反
物の白生地を該当のポジション別に裁断したものを該長
尺上の該当ポジションに張付けた状態を表示し、次に、
該図案を染付けた着物をモデルが着た姿において確定さ
れた位置に該当する該長尺上の反物上の該当ポジション
に該図案を投影し、その結果、着物の型染め工場で使用
されている長尺上の着物表面ポジションに対応した位置
に、該図案が型染め付けられた状態を前記モニター装置
の画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の着
物の型染め用の型の作成装置。 - 【請求項8】 前記中央処理装置は、単一指定色によっ
て均一に塗り潰された領域の形の輪郭線のベクトルデー
タを該着色領域の色毎に一つの色別レイヤーに収納し、
得られた全ての別レイヤーを前記モニター装置の画面に
同時に表示することによって、図案の色分解を結果とし
て、且つ、出来上がるであろう型の種類の確認として、
絵ずりのイメージを表示することを特徴とする請求項1
に記載の着物の型染め用の型の作成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5160788A JPH0772900B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 着物の型染め用の型の作成装置 |
| KR1019940015883A KR950001006A (ko) | 1993-06-30 | 1994-06-30 | 옷의 틀염색용 틀의 작성 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5160788A JPH0772900B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 着物の型染め用の型の作成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0778194A JPH0778194A (ja) | 1995-03-20 |
| JPH0772900B2 true JPH0772900B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15722472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5160788A Expired - Fee Related JPH0772900B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 着物の型染め用の型の作成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772900B2 (ja) |
| KR (1) | KR950001006A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12475881B2 (en) | 2021-08-25 | 2025-11-18 | Hyperconnect LLC | Method of generating conversation information using examplar-based generation model and apparatus for the same |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005212078A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Graphtec Corp | カッティングプロッタのカットデータ作成方法 |
| US8156852B2 (en) | 2004-01-22 | 2012-04-17 | Graphtec Kabushiki Kaisha | Cutting plotter, cutting plotter driving control device, cut target medium supporting sheet, cut target medium, cutting pen, method of manufacturing paper product, and method of generating cut data |
| JP4672265B2 (ja) * | 2004-02-02 | 2011-04-20 | グラフテック株式会社 | カッティングプロッタ |
| JP6910932B2 (ja) * | 2017-11-21 | 2021-07-28 | Dgshape株式会社 | 熱転写装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5160788A patent/JPH0772900B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-30 KR KR1019940015883A patent/KR950001006A/ko not_active Abandoned
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| NATIONALTECHNICALREPORTVOL.22NO.5PP.559−566(1976) |
| 情報処理学会研究報告VOL.90NO.84(CG−47)PP.47.7.1−47.7.4(1990.10.19) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12475881B2 (en) | 2021-08-25 | 2025-11-18 | Hyperconnect LLC | Method of generating conversation information using examplar-based generation model and apparatus for the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950001006A (ko) | 1995-01-03 |
| JPH0778194A (ja) | 1995-03-20 |
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Legal Events
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