JPH077294A - Icチップ部品供給装置とこれに用いる離隔、部分剥離装置 - Google Patents

Icチップ部品供給装置とこれに用いる離隔、部分剥離装置

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JPH077294A
JPH077294A JP5146447A JP14644793A JPH077294A JP H077294 A JPH077294 A JP H077294A JP 5146447 A JP5146447 A JP 5146447A JP 14644793 A JP14644793 A JP 14644793A JP H077294 A JPH077294 A JP H077294A
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JP
Japan
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chip component
wafer
adhesive sheet
component supply
chip
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Application number
JP5146447A
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Inventor
Kenji Takahashi
健治 高橋
Akira Kabeshita
朗 壁下
Kouhei Enchi
浩平 圓地
Satoshi Shida
智 仕田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICチップ部品を簡単かつ小型で安価な装置
により安定して供給できるようにする。 【構成】 ウエハ11を貼り付けた粘着シート1を多段
に個別に出し入れできるように収納保持したウエハマガ
ジン2を着脱自在に支持してこれを昇降させる昇降手段
4と、ウエハマガジン2に収納保持されている粘着シー
ト1を所定高さ位置にて取出してICチップ部品供給位
置にまで移送しICチップ部品11aのピックアップに
供し、またこのICチップ部品供給位置にある粘着シー
ト1をウエハマガジン側に移送してウエハマガジン2内
に収納する移送手段10とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICチップ部品供給装置
これに用いる離隔、部分剥離装置に関し、詳しくは粘着
シートに貼り付けたウエハを取り扱い、このウエハが分
割された各ICチップ部品を自動的に供給するICチッ
プ部品供給装置と、各種のICチップ部品供給装置に用
いて粘着シート上の各ICチップ部品をピックアップ容
易なように離隔させる離隔装置および各ICチップ部品
を粘着シートから部分的に剥離してICチップ部品をピ
ックアップし易くする部分剥離装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ICチップ部品は通常、微細チップを吸
引により引き付けて外周部を掴持型面の爪部に当接さ
せ、密着しない状態に保持するようにしたいわゆるコレ
ットノズル等によって1つずつピックアップされるよう
に自動的に供給する。これを行うのに従来、図6に示す
ように粘着シートa上にウエハbを貼り付け、このウエ
ハbを所定の大きさのICチップ部品cに分割した状態
のものを取り扱ってICチップ部品供給位置に位置させ
供給する方法や、図7に示すように各ICチップ部品c
をトレーd上にスペーサeによりそれぞれの間に所定の
隙間mができるように保持した状態で取扱い、これをI
Cチップ部品供給位置に位置させて供給する方法、ある
いは図8に示すように各ICチップ部品cをテープfに
エンボス加工により形成された凹部e内に収容してこの
凹部eとの間に適当な隙間mがあるようにした状態のも
のを取扱い、凹部e内の各ICチップ部品cを順次にI
Cチップ部品供給位置に位置させて供給する方法が採ら
れている。
【0003】図6に示す方式の場合、ウエハbを貼り付
けた粘着シートaを順次にICチップ部品供給位置に位
置させてICチップ部品の供給を行うのに、図6(a)
に示すようなターンテーブルgが用いられ、定位置にて
ターンテーブルg上に新たなウエハbを送り込みながら
前記ICチップ部品供給位置に移送し、このICチップ
部品供給位置を経た後のICチップ部品供給済みの粘着
シートaを所定の位置にて取出すことにより、ICチッ
プ部品の供給を自動的に連続して行える。
【0004】また粘着シートaに貼り付けたウエハbが
分割されただけの各ICチップ部品cは互いに近接して
いてコレットノズルjによって1つずつピックアップす
ることはできない。このため、図6に示すように、粘着
シートaに貼り付けられた各ICチップ部品cを、IC
チップ部品供給位置にて1つずつ突き上げる突き上げ部
材hを設けてある。この持ち上げ部材hは自身の突き上
げピンiを粘着シートaの下方から上方に突き通して、
1つのICチップ部品cを突き上げて粘着シートaから
剥離させ、まわりのICチップ部品cに邪魔されること
なくコレットノズルjによりピックアップされるように
する。
【0005】図7に示す方式の場合は、トレーdに保持
される各ICチップ部品cのそれぞれの間に隙間mがあ
るので、そのままの状態にてコレットノズルによりピッ
クアップされることができ、トレーdをICチップ部品
供給位置に順次位置させればICチップ部品cを連続的
に自動供給することができる。
【0006】図8に示すテープfの凹部kに収容された
ICチップ部品cの場合も、それぞれが独立しておりし
かも凹部k内で適当な隙間mを持っていて、そのままで
コレットノズルによりピックアップされることができる
ので、テープfをICチップ部品供給位置を順次に通過
させさえすればICチップ部品cを連続的に自動供給す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示すも
ののようにターンテーブルgを用いるのではこれへの粘
着テープ供給手段および取出し手段を含めて装置が平面
的に大きくなり、床面積の占有率が増大するし、構造が
複雑でコストの高いものとなる。
【0008】また、図6に示すものの場合、粘着シート
aに貼り付けられた小さなICチップ部品cを、突き上
げピンiにより粘着シートaから剥離しながら突き上げ
るので、突き上げが不安定でICチップ部品cを正しく
供給できなかったり、突き上げの際にICチップ部品c
に割れや欠けが生じることがある。しかも、各ICチッ
プ部品cはコレットノズルjによるピックアップに供す
る都度1つずつ押し上げて剥離させなければならないの
で、各ICチップ部品供給の時間間隔が長くなるので作
業能率が低下する。
【0009】図7、図8に示すものの場合、1つずつの
ICチップ部品cをトレーdやテープfにいちいち収納
し、また詰め替えなければならないので作業能率が悪い
し、手間がかかる分だけコスト高になる。またトレーd
やテープfに特別な形状のスペーサeや凹部eを形成し
たものを用いなければならないこともコスト高の原因に
なる。
【0010】そこで本発明は、簡単かつ小型で低コスト
なものにてICチップ部品を安定して供給することがで
きるICチップ部品供給装置と、各種ICチップ部品供
給装置に用いて有効なICチップ部品の分離、部分剥離
装置を提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のICチップ部品
供給装置は上記のような課題を達成するため、ウエハを
貼り付けた粘着シートを多段に個別に出し入れできるよ
うに収納保持したウエハマガジンを着脱自在に支持して
これを昇降させる昇降手段と、ウエハマガジンに収納保
持されている粘着シートを所定高さ位置にて取出してI
Cチップ部品供給位置にまで移送しICチップ部品のピ
ックアップに供し、またこのICチップ部品供給位置に
ある粘着シートをウエハマガジン側に移送してウエハマ
ガジン内に収納する移送手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】本発明のICチップ部品供給装置に用いる
離隔装置は、ウエハの各ICチップ部品をピックアップ
に供するICチップ部品供給位置にて、ウエハが貼り付
けられた粘着シートを、この貼り付けられたウエハの外
まわりにて挟持する挟持手段と、粘着シートのウエハ貼
り付け部を前記挟持状態にて下方から押し上げて引き延
ばして、ウエハが分割されたICチップ部品どうしを引
き離し離隔させる押し上げ手段とを備えたことを特徴と
する。
【0013】本発明のICチップ部品部供給装置に用い
る部分剥離装置は、ウエハの各ICチップ部品をピック
アップに供するICチップ部品供給位置にて、ウエハが
貼り付けられている粘着シートの裏面にあてがわれる凹
凸面を有した凹凸面部材と、この凹凸面部材の凹凸面に
これが当てがわれた粘着シートを吸着させる吸引手段と
を備え、凹部に吸着した粘着シート部分が粘着シート表
面に貼り付けられているウエハの各ICチップ部品から
部分的に剥離するようにしたことを特徴とする。
【0014】前記ICチップ部品供給装置は、これら離
隔装置および部分剥離装置の一方または双方を、前記I
Cチップ部品供給位置に備えるのが好適である。
【0015】
【作用】本発明のICチップ部品の供給装置の上記構成
によれば、ウエハを貼り付けた粘着シートを多段に個別
に出し入れできるように収納保持したウエハマガジンを
用いるので、多数のICチップ部品をコンパクトにして
一挙に取り扱えるし、これのウエハマガジンへの入替え
もウエハ単位にて行える。しかも昇降手段と、移送手段
との協働により、ウエハマガジン内の粘着シートに貼り
付けられたウエハを所定の高さにて取り出してICチッ
プ部品供給位置に移送するだけで、ウエハ単位に取り扱
われる各ICチップ部品がピックアップされるように供
給し、これによるICチップ部品供給済みの粘着シート
をウエハマガジン内の元の位置に戻し、この戻した都度
ウエハマガジンの高さを変えて別のウエハを取り出し、
ウエハマガジン内の全てのICチップ部品の供給を行う
ようにするので、移送経路がウエハマガジンの昇降位置
とICチップ部品供給位置との間で往復移送するだけの
単純かつ小型なものになるし、各ICチップ部品を供給
するための移送も粘着シートによるウエハ単位の単純な
取扱いとなるので移送手段も簡略化するとともにミスな
く供給できるようにすることができる。
【0016】本発明のICチップ部品供給装置に用いる
分離装置の上記構成によれば、挟持手段によって、IC
チップ部品供給位置にあるウエハが貼り付けられた粘着
シートを、貼り付けられているウエハの外まわりにて挟
持し、かつ押し上げ手段の働きによって粘着シートのウ
エハを貼り付けた部分を押し上げると、この押し上げる
ウエハ貼り付け部分をこれの外まわりが前記挟持のため
に押し上げに追従しないことにより延ばすことになり、
この粘着シートの引き延ばしによってこの部分に貼り付
けられているウエハの各ICチップ部品どうしを引き離
し互いに離隔させ、他の邪魔なくピックアップされるよ
うにすることがウエハ単位で一括してできる。
【0017】本発明のICチップ部品供給装置に用いる
部分剥離装置の上記構成によれば、ウエハを貼り付けた
粘着シートの裏面に凹凸面部材の凹凸面を当てがうとと
もに吸引手段を働かせると、粘着シートを前記凹凸面に
吸着させて、凹凸面の凹部に吸着させる粘着シート部分
を粘着シート表面に貼り付けられているウエハの各IC
チップ部品から部分的に強制的に剥離させるので、各I
Cチップ部品がピックアップされるときの粘着抵抗を軽
減することがウエハ単位で一括してできる。
【0018】本発明の分離装置および部分剥離装置が前
記ICチップ部品供給装置のICチップ部品供給装置に
用いられても、前記と同様の作用を、前記ICチップ部
品供給装置の作用に加えて発揮することができる。
【0019】
【実施例】以下図1〜図3に示す本発明の第1の実施例
としてのICチップ部品供給装置について説明する。
【0020】図1に全体の概略構成を示しているよう
に、本実施例のICチップ部品供給装置Aは、ウエハ1
1を貼り付けた粘着シート1を多段に個別に出し入れで
きるように収納保持したウエハマガジン2を用いる。I
Cチップ部品供給装置Aはこのウエハマガジン2を取り
扱うため、直線的な搬送面3の一端側に昇降機構4を有
し、この昇降機構4の昇降板5の上にウエハマガジン2
を支持して昇降させることにより、各段に収納した粘着
シート1を順次に前記搬送面3の高さに対応させられる
ようになっている。
【0021】ウエハマガジン2の昇降部の背部には、搬
送面3に対応する高さとされた粘着シート1を搬送面3
の一端部上に送り出すプッシャー6が設けられている。
6aはプッシャー6を進退させるシリンダである。搬送
面3の他端部はICチップ部品供給位置とされ、このI
Cチップ部品供給位置に前記搬送面3の一端部上に送り
出された粘着シート1が送り付けられることにより、粘
着シート1に貼り付けられているウエハ11が分割され
た各ICチップ部品11aをコレットノズル21による
ピックアップに供するようにしてある。
【0022】ICチップ部品供給位置には、粘着シート
1の送り付け位置を規制するストッパ7が設けられ、搬
送面3の一側には粘着シート1をストッパ7に押し付
け、またこの押動位置からウエハマガジン2側に押し戻
すプッシャー8が設けられている。このプッシャー8は
前記押し付けおよび押し戻しのためにシリンダ8aによ
って進退されるが、押し付けおよび押し戻しの切換時に
粘着シート1を乗り越える必要があり、これが粘着シー
ト1と引っ掛からないで行えるようにするため、プッシ
ャー8を一時的に上方へ退避させる退避シリンダ8bを
有している。
【0023】本実施例のICチップ部品供給装置Aは、
チップ部品11aを供給するのに、ウエハ11を貼り付
けた粘着シート1を多段に個別に出し入れできるように
収納保持したウエハマガジン2を用いるので、多数のI
Cチップ部品11aをコンパクトにして一挙に取り扱え
るし、これのウエハマガジン2への入替えもウエハ11
単位にて粘着シート1とともに作業能率よく行える。
【0024】そして、前記プッシャー6、8はウエハマ
ガジン2内に収容されたICチップ部品11aを粘着シ
ート1によりウエハ11単位で取り扱って供給する移送
手段10をなし、前記ウエハマガジン2を昇降させる昇
降機構4との協働により、ウエハマガジン2内の粘着シ
ート1に貼り付けられたウエハ11を搬送面3に対応す
る高さにて取り出しICチップ部品供給位置に移送する
だけで、ウエハ11単位で取り扱われる全ICチップ部
品11aをコレットノズル21によるピックアップに供
することができるし、ICチップ部品11aを供給し終
えた粘着シート1をウエハマガジン2内の元の位置に戻
し、この戻した都度ウエハマガジン2の高さを変えて別
のウエハ11を取り出すことにより、ウエハマガジン2
内の全てのICチップ部品11aを供給することができ
る。
【0025】したがって、移送経路がウエハマガジン2
の昇降位置とICチップ部品供給位置との間で往復移送
するだけの単純かつ小型な、占有スペースの小さなもの
となるし、各ICチップ部品11の取扱いも粘着シート
1によるウエハ単位の簡易なものとなるので移送手段1
0も簡略化して装置のコストが大幅に低減するととも
に、ICチップ部品11の供給をミスなく安定して行う
ことができる。
【0026】なお、昇降機構4と移送手段10との前記
適時な協働のために、これらを制御手段22によって関
連制御するようにしてある。またコレットノズル21
は、図1に矢印で示す互いに直角なXY2方向に移動さ
れて、ICチップ部品供給位置に位置決めされる粘着シ
ート1に貼り付けられたウエハ11の各ICチップ部品
11aを順次にピックアップして持ち運ぶようになって
いる。
【0027】搬送面3のICチップ部品供給位置には図
2、図3に示すような開口23が設けられ、これの開口
縁23aによって粘着シート1のウエハ11を貼り付け
た部分の回りを下方より受けるようにしている。そして
この開口縁23aに上方から対向する挟持リング24が
シリンダ25によって上下動されるようになっている。
【0028】挟持リング24は図1の位置から下動され
ることにより、ICチップ部品供給位置に送り付けられ
た粘着シート1のウエハ貼り付け部の回りを、前記開口
縁23aとの間で図2に示すように上下から挟み付けて
挟持する。また挟持リング24が図1の位置に上動され
ることにより前記の挟持を解く。
【0029】開口23の下には、図2、図3に示すよう
な押し上げリング27が設けられ、シリンダ27aによ
って昇降される。粘着シート1の図2に示す挟持状態に
て、押し上げリング27が上動させられると粘着シート
1のウエハ11を貼り付けた部分を押し上げる。
【0030】そして粘着シート1のこの押し上げられる
ウエハ貼り付け部分は、これの外まわりが前記支持のた
めに押し上げに追従してこないので引き延ばされること
になり、粘着シート1のこの引き延ばしによってこの部
分に貼り付けられているウエハ11の各ICチップ部品
11aどうしを図3に示すように引き離し互いに離隔さ
せることになる。
【0031】したがって、粘着シート1上に貼り付けら
れたウエハ11を分割しただけの互いに近接した状態で
あった各ICチップ部品11aどうしの間に十分な隙間
20ができるので、この隙間20を利用して各ICチッ
プ部品11aをコレットノズル21によって他の邪魔な
しに無理なく確実にピックアップできるようになり、I
Cチップ部品11aの安定供給を簡易な手段によって達
成することができる。
【0032】しかも、前記各ICチップ部品11aの離
隔はウエハ11単位に一括して行えるので、ICチップ
部品11a1つ1つをピックアップする動作の間に前記
離隔処理のための特別な時間が不要となり、作業能率が
低下することはない。
【0033】この押し上げリング27の動作も前記制御
手段22によって、昇降機構4や移送手段10等ととも
に関連制御される。
【0034】なお、本実施例は上記のような構成に限定
されるものではなく、例えば移送手段10はベルトコン
ベアとプッシャーとを併用したものとしてもよい。要す
るに本明細書の課題を解決するための手段およびこれの
作用の各記載を逸脱しない範囲において既に知られた種
々の動作形式のものを採用することができる。
【0035】図4、図5は本発明の第2の実施例を示し
ている。本実施例は第1の実施例の押し上げリング27
内に、上面が凹凸面31aとされた凹凸面部材31を設
け、この凹凸面部材31にこれと押し上げリング27と
粘着シート1との間の空間28内の空気を吸引し排気す
る吸引路32を設けた点で、第1の実施例と異なってい
る。
【0036】本実施例では、凹凸面部材31を図4の粘
着シート1の下方にある位置から上動させて、ウエハ1
1を貼り付けた粘着シート1の裏面に凹凸面31aを図
5に示すように当てがい、この状態で前記吸引路32に
接続される図示しない吸引ポンプ等を働かせて、前記空
間28内の空気を吸引し排気することにより、粘着シー
ト1を前記凹凸面31aに吸着させる。このとき凹凸面
31aの凹部31bに吸着される粘着シート部分1aが
粘着シート1の表面に貼り付けられているウエハ11の
各ICチップ部品11aから部分的に強制的に剥離させ
られて、各ICチップ部品11aの粘着シート1への貼
り付け部分を少なくするので、各ICチップ部品11a
をピックアップするときの粘着抵抗を軽減しピックアッ
プさせ易くなり、さらに失敗なく簡易にICチップ部品
11aをピックアップさせることができる。しかもこの
部分剥離はウエハ11単位にて一括して行えるので、I
Cチップ部品11aを1つ1つピックアップする動作の
間に前記部分剥離のための特別な時間が不要で、作業能
率が低下するようなことはない。
【0037】なお、本実施例での凹凸面31aは、山形
の突起31bを縦横に配設したものとしてあって、粘着
シート1の凹部31bへの吸着によるICチップ部品1
1aからの部分剥離の面積率が格段に高くなる。しかし
これに限らず台形の突起や溝状の凹凸面等各種のもので
も同様な作用効果を発揮することができる。
【0038】第1の実施例aのICチップ部品供給装置
に採用したICチップ部品11aを離隔させる離隔装
置、および第2実施例の各ICチップ部品11aから粘
着シート1を部分的に剥離する装置は、第1の実施例の
ICチップ部品供給装置に限らず従来から用いられてい
るICチップ部品供給装置採用しても有効である。
【0039】
【発明の効果】本発明のICチップ部品供給装置によれ
ば、ウエハを粘着シートに貼り付けて多段に収納するウ
エハマガジンを用いることにより、多数のICチップ部
品をコンパクトにして一挙に取り扱い、またウエハマガ
ジンへの入替えもウエハ単位に行えるようにするので、
取扱いやすいし、ICチップ部品を個別に収容する特別
なトレーやテープが不要となるし、これらへのICチッ
プ部品1つずつの詰め替えと云ったことがなく、作業能
率が向上するとともにICチップ部品を低コストな状態
で取り扱える利点がある。
【0040】しかも、装置はウエハマガジンの昇降を伴
いながら、ウエハマガジン内の各段にあるウエハを貼り
付けた粘着シートを順次に出し入れし、これをウエハマ
ガジンとICチップ部品供給位置との間で往復移送する
だけのもので、ウエハマガジン内の全てのICチップ部
品を供給することができ、小型で占有スペースの小さな
ものとなるし、コストも低減する。また各ICチップ部
品をウエハ単位で、しかも粘着シートを介して簡易に確
実に取り扱い、ICチップ部品を構造が簡単で安価な移
送手段によってミスなく自動的に安定して供給すること
ができる。
【0041】本発明のICチップ部品供給装置に用いる
離隔装置によれば、粘着シートのウエハを貼り付けた部
分を引き延ばしてこの部分に貼り付けられているウエハ
の各ICチップ部品どうしを引き離し互いに離隔させる
ので、粘着シート上に貼り付けられウエハ単位に取り扱
われる状態の各ICチップ部品を、これに損傷を与える
ようなことなくコレットノズル等にて確実にピックアッ
プされるようにして、ICチップ部品の供給を安定化す
ることができる。また、前記各ICチップ部品の離隔が
ウエハ単位で一括して行え、ICチップ部品1つ1つが
ピックアップされる動作の間に前記離隔のための特別な
時間が不要であるので、作業能率が低下することはな
い。
【0042】本発明のICチップ部品供給装置に用いる
部分剥離装置によれば、ウエハを貼り付けた粘着シート
を凹凸面に吸着させて、凹凸面の凹部に吸着される粘着
シート部分の各ICチップ部品からの部分的な強制的剥
離を図り、各ICチップ部品の粘着シートへの貼り付け
部分を少なくなる分だけ各ICチップ部品をピックアッ
プするときの粘着抵抗を軽減するので、ICチップ部品
が容易にピックアップされるようにして、ICチップ部
品の供給を安定化することができる。また、前記各IC
チップ部品からの粘着シートの部分剥離がウエハ単位で
一括して行え、ICチップ部品1つ1つがピックアップ
される動作の間に前記部分剥離のための特別な時間が不
要であるので、作業能率が低下することはない。
【0043】本発明の分離装置および部分剥離装置を前
記ICチップ部品供給装置のICチップ部品供給位置に
用いることにより、前記と同様の効果を、前記ICチッ
プ部品供給装置の効果に加えて発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのICチップ部品
供給装置の全体の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の装置のICチップ部品供給位置における
ICチップ部品離隔処理前の状態を示す断面図である。
【図3】図1の装置のICチップ部品供給位置における
ICチップ部品離隔処理後の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例としてのICチップ部品
供給位置における部分剥離処理前の状態を示す断面図で
ある。
【図5】図4のICチップ部品供給位置における部分剥
離処理後の状態を示す断面図である。
【図6】第1の従来例を示すICチップ部品供給用のタ
ーンテーブルの斜視図およびICチップ部品供給位置の
断面図である。
【図7】第2の従来例を示すICチップ部品供給用のト
レーの斜視図である。
【図8】第3の従来例を示すICチップ部品供給用のテ
ープの斜視図である。
【符号の説明】
A ICチップ部品供給装置 1 粘着シート 2 ウエハマガジン 3 搬送面 4 昇降手段 10 移送手段 11 ウエハ 11a ICチップ部品 23a 開口縁 24 挟持手段 31 凹凸面部材 31a 凹凸面 31b 凹部 32 吸引手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仕田 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを貼り付けた粘着シートを多段に
    個別に出し入れできるように収納保持したウエハマガジ
    ンを着脱自在に支持してこれを昇降させる昇降手段と、
    ウエハマガジンに収納保持されている粘着シートを所定
    高さ位置にて取出してICチップ部品供給位置にまで移
    送しICチップ部品のピックアップに供し、またこのI
    Cチップ部品供給位置にある粘着シートをウエハマガジ
    ン側に移送してウエハマガジン内に収納する移送手段と
    を備えたことを特徴とするICチップ部品供給装置。
  2. 【請求項2】 ウエハの各ICチップ部品をピックアッ
    プに供するICチップ部品供給位置にて、ウエハが貼り
    付けられた粘着シートを、この貼り付けられたウエハの
    外まわりにて挟持する挟持手段と、粘着シートのウエハ
    貼り付け部を前記挟持状態にて下方から押し上げて引き
    延ばして、ウエハが分割されたICチップ部品どうしを
    引き離し離隔させる押し上げ手段とを備えたことを特徴
    とするICチップ部品供給装置に用いる離隔装置。
  3. 【請求項3】 ウエハの各ICチップ部品をピックアッ
    プに供するICチップ部品供給位置にて、ウエハが貼り
    付けられている粘着シートの裏面に当てがわれる凹凸面
    を有した凹凸面部材と、この凹凸面部材の凹凸面に粘着
    シートを吸着させる吸引手段とを備え、凹部に吸着した
    粘着シート部分が粘着シート表面に貼り付けられている
    ウエハの各ICチップ部品から部分的に剥離するように
    したことを特徴とするICチップ部品供給装置に用いる
    部分剥離装置。
  4. 【請求項4】 ICチップ部品供給位置に請求項2に記
    載の離隔装置を備えた請求項1に記載のICチップ部品
    供給装置。
  5. 【請求項5】 ICチップ部品供給位置に請求項3に記
    載の部分剥離装置を備えたことを特徴とする請求項1、
    4のいずれかに記載のICチップ部品供給装置。
JP5146447A 1993-06-17 1993-06-17 Icチップ部品供給装置とこれに用いる離隔、部分剥離装置 Pending JPH077294A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004051730A1 (ja) * 2002-12-02 2004-06-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 部品供給装置
JP2007116199A (ja) * 2002-12-02 2007-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品供給装置
JP2023167153A (ja) * 2022-05-11 2023-11-24 株式会社Fuji 作業機、および複数の把持爪がキャビティに位置決めされた部品を把持するのか否かを決定する方法

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