JPH0773247B2 - アンテナ給電用光伝送システム - Google Patents
アンテナ給電用光伝送システムInfo
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- JPH0773247B2 JPH0773247B2 JP3043489A JP4348991A JPH0773247B2 JP H0773247 B2 JPH0773247 B2 JP H0773247B2 JP 3043489 A JP3043489 A JP 3043489A JP 4348991 A JP4348991 A JP 4348991A JP H0773247 B2 JPH0773247 B2 JP H0773247B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースバンド信号の変
復調を行なう送受信端局装置と送受信アンテナとが離れ
ているときに、無線回線を介して送受信するための信号
(以下、アンテナ給電用信号という。)を光ファイバケ
ーブルを用いて伝送するためのアンテナ給電用光伝送シ
ステムに関する。
復調を行なう送受信端局装置と送受信アンテナとが離れ
ているときに、無線回線を介して送受信するための信号
(以下、アンテナ給電用信号という。)を光ファイバケ
ーブルを用いて伝送するためのアンテナ給電用光伝送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブル内を伝送する光信号
の強弱によりマイクロ波帯又はミリ波帯のアンテナ給電
用信号を伝送するための光伝送システムは、光ファイバ
ケーブルによる低損失伝送という特徴を生かして、従来
の同軸線路を用いた電気信号伝送に変わる伝送手段とし
て注目されており、その適用周波数の高周波化が検討さ
れている。このアンテナ給電用光伝送システムにおいて
は、レーザダイオードモジュールなどの電気・光変換素
子、光ファイバケーブル及びフォトダイオードモジュー
ルなどの光・電気変換素子を用いた直接変調及び直接検
波方式を用いている。これらの構成部品のなかでは、一
般に、レーザダイオードモジュール内のレーザダイオー
ドを駆動可能な周波数の上限(以下、最高駆動周波数と
いう。)が比較的低いため、この光伝送システムに適用
可能なアンテナ給電用信号の周波数の上限はこのレーザ
ダイオードの最高駆動周波数によって制限されている。
の強弱によりマイクロ波帯又はミリ波帯のアンテナ給電
用信号を伝送するための光伝送システムは、光ファイバ
ケーブルによる低損失伝送という特徴を生かして、従来
の同軸線路を用いた電気信号伝送に変わる伝送手段とし
て注目されており、その適用周波数の高周波化が検討さ
れている。このアンテナ給電用光伝送システムにおいて
は、レーザダイオードモジュールなどの電気・光変換素
子、光ファイバケーブル及びフォトダイオードモジュー
ルなどの光・電気変換素子を用いた直接変調及び直接検
波方式を用いている。これらの構成部品のなかでは、一
般に、レーザダイオードモジュール内のレーザダイオー
ドを駆動可能な周波数の上限(以下、最高駆動周波数と
いう。)が比較的低いため、この光伝送システムに適用
可能なアンテナ給電用信号の周波数の上限はこのレーザ
ダイオードの最高駆動周波数によって制限されている。
【0003】図3に従来例のアンテナ給電用光伝送シス
テムを示す(例えば、アール・アール・クナス(R.
R.Kunath)ほか「MMICフェーズド・アレイ
・アンテナのための光高周波分配リンク(Optica
l RF Distribution Links f
or MMIC Phased ArrayAnten
nas)」IEEE,アンテナ・アンド・プロパゲーシ
ョン・ソサエティ(Antennas and Pro
pagation Society),87CH243
5−6,Vol.1,AP11−2,pp426−43
0,1987年6月15日−19日、又はエイ・エス・
ダリヨシュ(A.S.Daryoush)ほか「衛星通
信用高速アナログファイバ光リンク(High−Spe
ed Analog Fiber Optic Lin
ks for Satellite Communic
ation)」SPIE’88,ボストン,1988年
9月参照)。
テムを示す(例えば、アール・アール・クナス(R.
R.Kunath)ほか「MMICフェーズド・アレイ
・アンテナのための光高周波分配リンク(Optica
l RF Distribution Links f
or MMIC Phased ArrayAnten
nas)」IEEE,アンテナ・アンド・プロパゲーシ
ョン・ソサエティ(Antennas and Pro
pagation Society),87CH243
5−6,Vol.1,AP11−2,pp426−43
0,1987年6月15日−19日、又はエイ・エス・
ダリヨシュ(A.S.Daryoush)ほか「衛星通
信用高速アナログファイバ光リンク(High−Spe
ed Analog Fiber Optic Lin
ks for Satellite Communic
ation)」SPIE’88,ボストン,1988年
9月参照)。
【0004】図3に示すように、送信端局装置100に
おいて、搬送波信号発生器51と、中間周波信号発生器
61と、FM変調器62と、ベースバンド信号発生器6
3と、レーザダイオード52,64とが備えられる。一
方、送信端局装置100から所定の距離だけ離れた送信
アンテナ70の近傍に設けられる送信装置200におい
て、フォトダイオード53,65と、増幅器54,66
と、帯域通過フィルタ(BPF)55,68と、混合器
67と、電力増幅器69とが備えられる。ここで、送信
端局装置100と送信装置200とが2本の光ファイバ
ケーブル71,72を介して接続されている。
おいて、搬送波信号発生器51と、中間周波信号発生器
61と、FM変調器62と、ベースバンド信号発生器6
3と、レーザダイオード52,64とが備えられる。一
方、送信端局装置100から所定の距離だけ離れた送信
アンテナ70の近傍に設けられる送信装置200におい
て、フォトダイオード53,65と、増幅器54,66
と、帯域通過フィルタ(BPF)55,68と、混合器
67と、電力増幅器69とが備えられる。ここで、送信
端局装置100と送信装置200とが2本の光ファイバ
ケーブル71,72を介して接続されている。
【0005】送信端局装置100の搬送波信号発生器5
1は、レーザダイオード52の最高駆動周波数よりも高
い、例えば2GHzの周波数fcの搬送波信号を発生し
てレーザダイオード52に出力し、この搬送波信号によ
ってレーザダイオード52の非線形の電気・光変換特性
を用いて高調波成分が生じるように強度変調を行なう。
従って、レーザダイオード52において強度変調された
光信号には、搬送波信号の周波数fcの基本波成分のほ
か、周波数2fc,3fc,…,nfc,…などの高調
波成分が含まれる。ここで、nは自然数である。当該光
信号は光ファイバケーブル71を介して送信装置200
のフォトダイオード53に送信される。
1は、レーザダイオード52の最高駆動周波数よりも高
い、例えば2GHzの周波数fcの搬送波信号を発生し
てレーザダイオード52に出力し、この搬送波信号によ
ってレーザダイオード52の非線形の電気・光変換特性
を用いて高調波成分が生じるように強度変調を行なう。
従って、レーザダイオード52において強度変調された
光信号には、搬送波信号の周波数fcの基本波成分のほ
か、周波数2fc,3fc,…,nfc,…などの高調
波成分が含まれる。ここで、nは自然数である。当該光
信号は光ファイバケーブル71を介して送信装置200
のフォトダイオード53に送信される。
【0006】また、中間周波信号発生器61は、レーザ
ダイオード64の最高駆動周波数よりも低い、例えば1
GHzの周波数fiの中間周波信号を発生してFM変調
器62に出力する。FM変調器62は上記中間周波信号
をベースバンド信号発生器63から出力される情報信号
を含むベースバンド信号でFM変調して、例えばfi±
Δfsの範囲で周波数偏移するFM信号をレーザダイオ
ード64に出力し、このFM信号によってレーザダイオ
ード64の線形の電気・光変換特性の領域で強度変調を
行なう。従って、レーザダイオード64において強度変
調された光信号には、上記fi±Δfsの範囲で周波数
偏移するFM信号のみが含まれる。当該光信号は光ファ
イバケーブル72を介して送信装置200のフォトダイ
オード65に送信される。
ダイオード64の最高駆動周波数よりも低い、例えば1
GHzの周波数fiの中間周波信号を発生してFM変調
器62に出力する。FM変調器62は上記中間周波信号
をベースバンド信号発生器63から出力される情報信号
を含むベースバンド信号でFM変調して、例えばfi±
Δfsの範囲で周波数偏移するFM信号をレーザダイオ
ード64に出力し、このFM信号によってレーザダイオ
ード64の線形の電気・光変換特性の領域で強度変調を
行なう。従って、レーザダイオード64において強度変
調された光信号には、上記fi±Δfsの範囲で周波数
偏移するFM信号のみが含まれる。当該光信号は光ファ
イバケーブル72を介して送信装置200のフォトダイ
オード65に送信される。
【0007】送信装置200のフォトダイオード53
は、受信された光信号を、搬送波信号の周波数fcの基
本波成分及び周波数2fc,3fc,…,nfc,…な
どの高調波成分を含む電気信号に光電変換した後、増幅
器54を介して帯域通過フィルタ55に出力する。帯域
通過フィルタ55は周波数nfcの高調波成分の信号の
みをろ波した後、当該ろ波された信号を混合器67の主
信号入力端子に出力する。一方、フォトダイオード65
は受信された光信号を上記FM信号に光電変換した後、
増幅器66を介して混合器67の局部発振信号入力端子
に出力する。混合器67は入力された各信号を混合して
乗算し、乗算結果の信号を中心周波数nfc+fi及び
その近傍の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィル
タ68を介して電力増幅器69に出力する。電力増幅器
69は入力された(nfc+fi)±Δfsの範囲で周
波数偏移するFM信号を増幅した後、増幅したFM信号
を送信信号として送信アンテナ70に出力して受信局の
受信アンテナ(図示せず。)に向けて送信する。ここ
で、送信信号の搬送波周波数はnfi+fiであり、送
信信号の最大周波数偏移は2Δfsとなる。
は、受信された光信号を、搬送波信号の周波数fcの基
本波成分及び周波数2fc,3fc,…,nfc,…な
どの高調波成分を含む電気信号に光電変換した後、増幅
器54を介して帯域通過フィルタ55に出力する。帯域
通過フィルタ55は周波数nfcの高調波成分の信号の
みをろ波した後、当該ろ波された信号を混合器67の主
信号入力端子に出力する。一方、フォトダイオード65
は受信された光信号を上記FM信号に光電変換した後、
増幅器66を介して混合器67の局部発振信号入力端子
に出力する。混合器67は入力された各信号を混合して
乗算し、乗算結果の信号を中心周波数nfc+fi及び
その近傍の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィル
タ68を介して電力増幅器69に出力する。電力増幅器
69は入力された(nfc+fi)±Δfsの範囲で周
波数偏移するFM信号を増幅した後、増幅したFM信号
を送信信号として送信アンテナ70に出力して受信局の
受信アンテナ(図示せず。)に向けて送信する。ここ
で、送信信号の搬送波周波数はnfi+fiであり、送
信信号の最大周波数偏移は2Δfsとなる。
【0008】以上のように構成されたアンテナ給電用光
伝送システムにおいては、搬送波信号の高調波成分をレ
ーザダイオード52の非線形の電気・光変換特性を用い
て発生させ、当該高調波成分を光ファイバケーブル71
を介して送信装置200に伝送するとともに、中間周波
信号をベースバンド信号でFM変調したFM信号を光フ
ァイバケーブル72を介して送信装置200に伝送し、
送信装置200では、上記伝送したFM信号を局部発振
信号として用いて上記高調波成分の1つの周波をより高
い周波数に周波数変換し、上記周波数変換された信号を
送信信号として用いている。
伝送システムにおいては、搬送波信号の高調波成分をレ
ーザダイオード52の非線形の電気・光変換特性を用い
て発生させ、当該高調波成分を光ファイバケーブル71
を介して送信装置200に伝送するとともに、中間周波
信号をベースバンド信号でFM変調したFM信号を光フ
ァイバケーブル72を介して送信装置200に伝送し、
送信装置200では、上記伝送したFM信号を局部発振
信号として用いて上記高調波成分の1つの周波をより高
い周波数に周波数変換し、上記周波数変換された信号を
送信信号として用いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のアンテナ給電用光伝送システムにおいては、1
つの送信アンテナへの送信信号の伝送のために、光ファ
イバケーブルを介して接続される1対のレーザダイオー
ドとフォトダイオードの組を2組設ける必要があるとと
もに、搬送波信号発生器51、混合器67及び帯域通過
フィルタ55,68を設ける必要があり、当該システム
を構成する部品数が多くなり、システム構成が複雑にな
るという問題点があった。
従来例のアンテナ給電用光伝送システムにおいては、1
つの送信アンテナへの送信信号の伝送のために、光ファ
イバケーブルを介して接続される1対のレーザダイオー
ドとフォトダイオードの組を2組設ける必要があるとと
もに、搬送波信号発生器51、混合器67及び帯域通過
フィルタ55,68を設ける必要があり、当該システム
を構成する部品数が多くなり、システム構成が複雑にな
るという問題点があった。
【0010】本発明の目的は以上の問題点を解決し、従
来例に比較し構成部品の数が少なく構成が簡単であり、
製造コストが安価なアンテナ給電用光伝送システムを提
供することにある。
来例に比較し構成部品の数が少なく構成が簡単であり、
製造コストが安価なアンテナ給電用光伝送システムを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のアンテナ給電用光伝送システムは、送信端局装置
と、上記送信端局装置から所定の距離だけ離れて設けら
れた送信装置と、上記送信端局装置と上記送信装置とを
接続する光伝送線路とを備えたアンテナ給電用光伝送シ
ステムであって、上記送信端局装置は、搬送波信号を情
報信号で変調して変調信号を出力する変調手段と、非線
形の電気・光変換特性を有し、上記変調手段から出力さ
れる変調信号を上記非線形の電気・光変換特性を用いて
上記変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波
成分が生じるように電気・光変換して上記変調信号を含
む光信号を上記光伝送線路に出力する電気・光変換手段
とを備え、上記送信装置は、上記電気・光変換手段から
上記光伝送線路を介して伝送された光信号を光・電気変
換して上記変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの
高調波成分を出力する光・電気変換手段と、上記光・電
気変換手段から出力される上記変調信号の基本波成分及
び少なくとも1つの高調波成分のうち予め決められた1
つの高調波成分をろ波するろ波手段と、上記ろ波手段に
よってろ波された上記変調信号の予め決められた1つの
高調波成分を無線送信する送信手段とを備えたことを特
徴とする。
載のアンテナ給電用光伝送システムは、送信端局装置
と、上記送信端局装置から所定の距離だけ離れて設けら
れた送信装置と、上記送信端局装置と上記送信装置とを
接続する光伝送線路とを備えたアンテナ給電用光伝送シ
ステムであって、上記送信端局装置は、搬送波信号を情
報信号で変調して変調信号を出力する変調手段と、非線
形の電気・光変換特性を有し、上記変調手段から出力さ
れる変調信号を上記非線形の電気・光変換特性を用いて
上記変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波
成分が生じるように電気・光変換して上記変調信号を含
む光信号を上記光伝送線路に出力する電気・光変換手段
とを備え、上記送信装置は、上記電気・光変換手段から
上記光伝送線路を介して伝送された光信号を光・電気変
換して上記変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの
高調波成分を出力する光・電気変換手段と、上記光・電
気変換手段から出力される上記変調信号の基本波成分及
び少なくとも1つの高調波成分のうち予め決められた1
つの高調波成分をろ波するろ波手段と、上記ろ波手段に
よってろ波された上記変調信号の予め決められた1つの
高調波成分を無線送信する送信手段とを備えたことを特
徴とする。
【0012】また、本発明に係る請求項2記載のアンテ
ナ給電用光伝送システムは、送受信端局装置と、上記送
受信端局装置から所定の距離だけ離れて設けられた送受
信装置と、上記送受信端局装置と上記送受信装置とを接
続する第1と第2の光伝送線路とを備えたアンテナ給電
用光伝送システムであって、上記送受信端局装置は、搬
送波信号を第1の情報信号で変調して第1の変調信号を
出力する変調手段と、非線形の電気・光変換特性を有
し、上記変調手段から出力される第1の変調信号を上記
非線形の電気・光変換特性を用いて上記第1の変調信号
の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成分が生じる
ように電気・光変換して上記第1の変調信号を含む光信
号を第1の光伝送線路に出力する第1の電気・光変換手
段とを備え、上記送受信装置は、上記第1の電気・光変
換手段から上記第1の光伝送線路を介して伝送された光
信号を光・電気変換して上記第1の変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分を出力する第1の光
・電気変換手段と、上記第1の光・電気変換手段から出
力される上記第1の変調信号の基本波成分及び少なくと
も1つの高調波成分のうち、予め決められた同一の周波
数成分である高調波成分又は予め決められた互いに異な
る周波数成分である2つの高調波成分をろ波するろ波手
段と、上記ろ波手段によってろ波された上記第1の変調
信号の上記予め決められた同一の周波数成分である高調
波成分又は上記予め決められた互いに異なる周波数成分
である2つの高調波成分の一方の高調波成分を無線送信
する送信手段と、相手局において第2の情報信号で変調
されて無線送信された送信信号を無線受信して受信信号
を出力する受信手段と、上記ろ波手段によってろ波され
た上記第1の変調信号の上記予め決められた同一の周波
数成分である高調波成分又は上記予め決められた互いに
異なる周波数成分である2つの高調波成分の他方の高調
波成分に応答して上記高調波成分の搬送波信号を再生す
る再生手段と、上記再生手段によって再生された搬送波
信号を局部発振信号として用いて、上記受信手段によっ
て受信された受信信号を所定の中間周波信号に変換する
周波数変換手段と、上記周波数変換手段から出力される
中間周波信号を電気・光変換して上記中間周波信号を含
む光信号を上記第2の光伝送線路に出力する第2の電気
・光変換手段とを備え、上記送受信端局装置はさらに、
上記第2の電気・光変換手段から上記第2の光伝送線路
を介して伝送された光信号を光・電気変換して上記中間
周波信号を出力する第2の光・電気変換手段と、上記第
2の光・電気変換手段から出力される上記中間周波信号
を復調して上記第2の情報信号を出力する復調手段とを
備えたことを特徴とする。
ナ給電用光伝送システムは、送受信端局装置と、上記送
受信端局装置から所定の距離だけ離れて設けられた送受
信装置と、上記送受信端局装置と上記送受信装置とを接
続する第1と第2の光伝送線路とを備えたアンテナ給電
用光伝送システムであって、上記送受信端局装置は、搬
送波信号を第1の情報信号で変調して第1の変調信号を
出力する変調手段と、非線形の電気・光変換特性を有
し、上記変調手段から出力される第1の変調信号を上記
非線形の電気・光変換特性を用いて上記第1の変調信号
の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成分が生じる
ように電気・光変換して上記第1の変調信号を含む光信
号を第1の光伝送線路に出力する第1の電気・光変換手
段とを備え、上記送受信装置は、上記第1の電気・光変
換手段から上記第1の光伝送線路を介して伝送された光
信号を光・電気変換して上記第1の変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分を出力する第1の光
・電気変換手段と、上記第1の光・電気変換手段から出
力される上記第1の変調信号の基本波成分及び少なくと
も1つの高調波成分のうち、予め決められた同一の周波
数成分である高調波成分又は予め決められた互いに異な
る周波数成分である2つの高調波成分をろ波するろ波手
段と、上記ろ波手段によってろ波された上記第1の変調
信号の上記予め決められた同一の周波数成分である高調
波成分又は上記予め決められた互いに異なる周波数成分
である2つの高調波成分の一方の高調波成分を無線送信
する送信手段と、相手局において第2の情報信号で変調
されて無線送信された送信信号を無線受信して受信信号
を出力する受信手段と、上記ろ波手段によってろ波され
た上記第1の変調信号の上記予め決められた同一の周波
数成分である高調波成分又は上記予め決められた互いに
異なる周波数成分である2つの高調波成分の他方の高調
波成分に応答して上記高調波成分の搬送波信号を再生す
る再生手段と、上記再生手段によって再生された搬送波
信号を局部発振信号として用いて、上記受信手段によっ
て受信された受信信号を所定の中間周波信号に変換する
周波数変換手段と、上記周波数変換手段から出力される
中間周波信号を電気・光変換して上記中間周波信号を含
む光信号を上記第2の光伝送線路に出力する第2の電気
・光変換手段とを備え、上記送受信端局装置はさらに、
上記第2の電気・光変換手段から上記第2の光伝送線路
を介して伝送された光信号を光・電気変換して上記中間
周波信号を出力する第2の光・電気変換手段と、上記第
2の光・電気変換手段から出力される上記中間周波信号
を復調して上記第2の情報信号を出力する復調手段とを
備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載のアンテナ給電用光伝送システム
においては、上記送信端局装置の変調手段は、搬送波信
号を情報信号で変調して変調信号を出力した後、上記電
気・光変換手段は、非線形の電気・光変換特性を有し、
上記変調手段から出力される変調信号を上記非線形の電
気・光変換特性を用いて上記変調信号の基本波成分及び
少なくとも1つの高調波成分が生じるように電気・光変
換して上記変調信号を含む光信号を上記光伝送線路に出
力する。一方、上記送信装置の光・電気変換手段は、上
記電気・光変換手段から上記光伝送線路を介して伝送さ
れた光信号を光・電気変換して上記変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分を出力した後、上記
ろ波手段は、上記光・電気変換手段から出力される上記
変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成分
のうち予め決められた1つの高調波成分をろ波する。次
いで、上記送信手段は、上記ろ波手段によってろ波され
た上記変調信号の予め決められた1つの高調波成分を無
線送信する。以上のように構成された請求項1記載のア
ンテナ給電用光伝送システムは、図3に図示した従来例
のシステムの構成に比較し簡単な構成で実現されている
ので、製造コストを大幅に削減することができる。
においては、上記送信端局装置の変調手段は、搬送波信
号を情報信号で変調して変調信号を出力した後、上記電
気・光変換手段は、非線形の電気・光変換特性を有し、
上記変調手段から出力される変調信号を上記非線形の電
気・光変換特性を用いて上記変調信号の基本波成分及び
少なくとも1つの高調波成分が生じるように電気・光変
換して上記変調信号を含む光信号を上記光伝送線路に出
力する。一方、上記送信装置の光・電気変換手段は、上
記電気・光変換手段から上記光伝送線路を介して伝送さ
れた光信号を光・電気変換して上記変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分を出力した後、上記
ろ波手段は、上記光・電気変換手段から出力される上記
変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成分
のうち予め決められた1つの高調波成分をろ波する。次
いで、上記送信手段は、上記ろ波手段によってろ波され
た上記変調信号の予め決められた1つの高調波成分を無
線送信する。以上のように構成された請求項1記載のア
ンテナ給電用光伝送システムは、図3に図示した従来例
のシステムの構成に比較し簡単な構成で実現されている
ので、製造コストを大幅に削減することができる。
【0014】また、請求項2記載のアンテナ給電用光伝
送システムにおいては、上記送受信端局装置の変調手段
は、搬送波信号を第1の情報信号で変調して第1の変調
信号を出力した後、上記第1の電気・光変換手段は、上
記変調手段から出力される第1の変調信号を上記非線形
の電気・光変換特性を用いて上記第1の変調信号の基本
波成分及び少なくとも1つの高調波成分が生じるように
電気・光変換して上記第1の変調信号を含む光信号を第
1の光伝送線路に出力する。一方、上記送受信装置の第
1の電気・光変換手段は、上記第1の電気・光変換手段
から上記第1の光伝送線路を介して伝送された光信号を
光・電気変換して上記第1の変調信号の基本波成分及び
少なくとも1つの高調波成分を出力した後、上記ろ波手
段は、上記第1の光・電気変換手段から出力される上記
第1の変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調
波成分のうち、予め決められた同一の周波数成分である
高調波成分又は予め決められた互いに異なる周波数成分
である2つの高調波成分をろ波する。次いで、上記送信
手段は、上記ろ波手段によってろ波された上記第1の変
調信号の上記予め決められた同一の周波数成分である高
調波成分又は上記予め決められた互いに異なる周波数成
分である2つの高調波成分の一方の高調波成分を無線送
信する。さらに、上記受信手段は、相手局において第2
の情報信号で変調されて無線送信された送信信号を無線
受信して受信信号を出力し、一方、上記再生手段は、上
記ろ波手段によってろ波された上記第1の変調信号の上
記予め決められた同一の周波数成分である高調波成分又
は上記予め決められた互いに異なる周波数成分である2
つの高調波成分の他方の高調波成分に応答して上記高調
波成分の搬送波信号を再生する。次いで、上記周波数変
換手段は、上記再生手段によって再生された搬送波信号
を局部発振信号として用いて、上記受信手段によって受
信された受信信号を所定の中間周波信号に変換した後、
上記第2の電気・光変換手段は、上記周波数変換手段か
ら出力される中間周波信号を電気・光変換して上記中間
周波信号を含む光信号を上記第2の光伝送線路に出力す
る。一方、上記送受信端局装置の第2の光・電気変換手
段は、上記第2の電気・光変換手段から上記第2の光伝
送線路を介して伝送された光信号を光・電気変換して上
記中間周波信号を出力した後、上記復調手段は、上記第
2の光・電気変換手段から出力される上記中間周波信号
を復調して上記第2の情報信号を出力する。以上のよう
に構成された請求項2記載のアンテナ給電用光伝送シス
テムにおいては、送信信号用のアンテナ給電用光伝送シ
ステムを、図3に図示した従来例のシステムの構成に比
較し簡単な構成で実現するとともに、受信信号用のアン
テナ給電用光伝送システムを簡単な構成で実現できる。
送システムにおいては、上記送受信端局装置の変調手段
は、搬送波信号を第1の情報信号で変調して第1の変調
信号を出力した後、上記第1の電気・光変換手段は、上
記変調手段から出力される第1の変調信号を上記非線形
の電気・光変換特性を用いて上記第1の変調信号の基本
波成分及び少なくとも1つの高調波成分が生じるように
電気・光変換して上記第1の変調信号を含む光信号を第
1の光伝送線路に出力する。一方、上記送受信装置の第
1の電気・光変換手段は、上記第1の電気・光変換手段
から上記第1の光伝送線路を介して伝送された光信号を
光・電気変換して上記第1の変調信号の基本波成分及び
少なくとも1つの高調波成分を出力した後、上記ろ波手
段は、上記第1の光・電気変換手段から出力される上記
第1の変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調
波成分のうち、予め決められた同一の周波数成分である
高調波成分又は予め決められた互いに異なる周波数成分
である2つの高調波成分をろ波する。次いで、上記送信
手段は、上記ろ波手段によってろ波された上記第1の変
調信号の上記予め決められた同一の周波数成分である高
調波成分又は上記予め決められた互いに異なる周波数成
分である2つの高調波成分の一方の高調波成分を無線送
信する。さらに、上記受信手段は、相手局において第2
の情報信号で変調されて無線送信された送信信号を無線
受信して受信信号を出力し、一方、上記再生手段は、上
記ろ波手段によってろ波された上記第1の変調信号の上
記予め決められた同一の周波数成分である高調波成分又
は上記予め決められた互いに異なる周波数成分である2
つの高調波成分の他方の高調波成分に応答して上記高調
波成分の搬送波信号を再生する。次いで、上記周波数変
換手段は、上記再生手段によって再生された搬送波信号
を局部発振信号として用いて、上記受信手段によって受
信された受信信号を所定の中間周波信号に変換した後、
上記第2の電気・光変換手段は、上記周波数変換手段か
ら出力される中間周波信号を電気・光変換して上記中間
周波信号を含む光信号を上記第2の光伝送線路に出力す
る。一方、上記送受信端局装置の第2の光・電気変換手
段は、上記第2の電気・光変換手段から上記第2の光伝
送線路を介して伝送された光信号を光・電気変換して上
記中間周波信号を出力した後、上記復調手段は、上記第
2の光・電気変換手段から出力される上記中間周波信号
を復調して上記第2の情報信号を出力する。以上のよう
に構成された請求項2記載のアンテナ給電用光伝送シス
テムにおいては、送信信号用のアンテナ給電用光伝送シ
ステムを、図3に図示した従来例のシステムの構成に比
較し簡単な構成で実現するとともに、受信信号用のアン
テナ給電用光伝送システムを簡単な構成で実現できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
について説明する。
について説明する。
【0016】<第1の実施例>図1は、本発明に係る第
1の実施例であるアンテナ給電用光伝送システムのブロ
ック図である。
1の実施例であるアンテナ給電用光伝送システムのブロ
ック図である。
【0017】この第1の実施例のアンテナ給電用光伝送
システムは、送信端局装置101と、送信端局装置10
1から所定の距離だけ離れて設けられた送信アンテナ9
の近傍に設けられる送信装置201と、送信端局装置1
01と送信装置201とを接続する1本の光ファイバケ
ーブル10とから構成され、搬送波信号をベースバンド
信号でFM変調したFM信号の高調波成分をレーザダイ
オード4の非線形の電気・光変換特性を用いて発生さ
せ、当該高調波成分を光ファイバケーブル10を介して
送信装置201に伝送し、上記高周波成分の1つのFM
信号を送信信号として送信アンテナ9から送信すること
を特徴としている。
システムは、送信端局装置101と、送信端局装置10
1から所定の距離だけ離れて設けられた送信アンテナ9
の近傍に設けられる送信装置201と、送信端局装置1
01と送信装置201とを接続する1本の光ファイバケ
ーブル10とから構成され、搬送波信号をベースバンド
信号でFM変調したFM信号の高調波成分をレーザダイ
オード4の非線形の電気・光変換特性を用いて発生さ
せ、当該高調波成分を光ファイバケーブル10を介して
送信装置201に伝送し、上記高周波成分の1つのFM
信号を送信信号として送信アンテナ9から送信すること
を特徴としている。
【0018】図1に示すように、送信端局装置101に
おいて、搬送波信号発生器1と、FM変調器2と、ベー
スバンド信号発生器3と、レーザダイオード4とが備え
られる。一方、送信アンテナ9の近傍に設けられる送信
装置201において、フォトダイオード5と、増幅器6
と、帯域通過フィルタ(BPF)7と、電力増幅器8と
が備えられる。ここで、送信端局装置101と送信装置
201とが1本の光ファイバケーブル10を介して接続
されている。
おいて、搬送波信号発生器1と、FM変調器2と、ベー
スバンド信号発生器3と、レーザダイオード4とが備え
られる。一方、送信アンテナ9の近傍に設けられる送信
装置201において、フォトダイオード5と、増幅器6
と、帯域通過フィルタ(BPF)7と、電力増幅器8と
が備えられる。ここで、送信端局装置101と送信装置
201とが1本の光ファイバケーブル10を介して接続
されている。
【0019】送信端局装置101の搬送波信号発生器1
は、レーザダイオード4の最高駆動周波数よりも高い、
例えば15GHzの周波数fcの搬送波信号を発生して
FM変調器2に出力する。FM変調器2は上記搬送波信
号をベースバンド信号発生器3から出力される情報信号
を含むベースバンド信号でFM変調して、例えばfc±
Δfsの範囲で周波数偏移するFM信号をレーザダイオ
ード4に出力し、この搬送波信号によってレーザダイオ
ード4の非線形の電気・光変換特性を用いて高調波成分
が生じるように強度変調を行なわれ、レーザダイオード
4は上記強度変調された光信号を出力する。この光信号
には、周波数fc±Δfsの範囲で周波数偏移するFM
信号の基本波成分のほか、周波数2(fc±Δfs),
3(fc±Δfs),…,n(fc±Δfs),…など
の範囲で周波数偏移するFM信号の高調波成分が含まれ
る。ここで、nは自然数である。当該光信号は光ファイ
バケーブル10を介して送信装置201のフォトダイオ
ード5に送信される。
は、レーザダイオード4の最高駆動周波数よりも高い、
例えば15GHzの周波数fcの搬送波信号を発生して
FM変調器2に出力する。FM変調器2は上記搬送波信
号をベースバンド信号発生器3から出力される情報信号
を含むベースバンド信号でFM変調して、例えばfc±
Δfsの範囲で周波数偏移するFM信号をレーザダイオ
ード4に出力し、この搬送波信号によってレーザダイオ
ード4の非線形の電気・光変換特性を用いて高調波成分
が生じるように強度変調を行なわれ、レーザダイオード
4は上記強度変調された光信号を出力する。この光信号
には、周波数fc±Δfsの範囲で周波数偏移するFM
信号の基本波成分のほか、周波数2(fc±Δfs),
3(fc±Δfs),…,n(fc±Δfs),…など
の範囲で周波数偏移するFM信号の高調波成分が含まれ
る。ここで、nは自然数である。当該光信号は光ファイ
バケーブル10を介して送信装置201のフォトダイオ
ード5に送信される。
【0020】一方、送信装置201のフォトダイオード
5は受信された光信号を、上記FM信号の基本波成分及
び高調波成分を含む電気信号に光電変換した後、増幅器
6を介して、中心周波数がnfcであり上記中心周波数
nfc及びその近傍の周波数成分を通過させる帯域通過
フィルタ7に出力する。帯域通過フィルタ7は周波数n
(fc±Δfs)の範囲で周波数偏移するFM信号の成
分のみをろ波した後、電力増幅器8に出力する。電力増
幅器8は上記ろ波されたFM信号を増幅した後、増幅し
たFM信号を送信信号として送信アンテナ9に出力して
受信局の受信アンテナ(図示せず。)に向けて送信す
る。
5は受信された光信号を、上記FM信号の基本波成分及
び高調波成分を含む電気信号に光電変換した後、増幅器
6を介して、中心周波数がnfcであり上記中心周波数
nfc及びその近傍の周波数成分を通過させる帯域通過
フィルタ7に出力する。帯域通過フィルタ7は周波数n
(fc±Δfs)の範囲で周波数偏移するFM信号の成
分のみをろ波した後、電力増幅器8に出力する。電力増
幅器8は上記ろ波されたFM信号を増幅した後、増幅し
たFM信号を送信信号として送信アンテナ9に出力して
受信局の受信アンテナ(図示せず。)に向けて送信す
る。
【0021】ここで、もしnが3であるときは、送信ア
ンテナ9から送信される送信信号の搬送波周波数は45
GHzであり、送信信号の最大周波数偏移は6Δfsと
なる。この場合、送信信号の最大周波数偏移を従来例の
最大周波数偏移にするためには、FM変調器2の変調指
数を従来例のそれの1/3にする必要がある。従って、
この第1の実施例のアンテナ給電用光伝送システムにお
いては、上述のように高調波成分を送信信号として用い
ているので、FM変調器2の変調指数が小さい場合であ
っても大きな周波数偏移を得ることができるという利点
がある。
ンテナ9から送信される送信信号の搬送波周波数は45
GHzであり、送信信号の最大周波数偏移は6Δfsと
なる。この場合、送信信号の最大周波数偏移を従来例の
最大周波数偏移にするためには、FM変調器2の変調指
数を従来例のそれの1/3にする必要がある。従って、
この第1の実施例のアンテナ給電用光伝送システムにお
いては、上述のように高調波成分を送信信号として用い
ているので、FM変調器2の変調指数が小さい場合であ
っても大きな周波数偏移を得ることができるという利点
がある。
【0022】以上のように構成された第1の実施例のア
ンテナ給電用光伝送システムにおいては、搬送波信号を
ベースバンド信号でFM変調したFM信号の高調波成分
をレーザダイオード4の非線形の電気・光変換特性を用
いて発生させ、当該高調波成分を光ファイバケーブル1
0を介して送信装置201に伝送し、上記高周波成分の
1つのFM信号を送信信号として送信アンテナ9から送
信している。従って、アンテナ給電用光伝送システム
を、図3に図示した従来例のシステムの構成に比較し簡
単な構成で実現し、製造コストを大幅に削減することが
できる。この第1の実施例のアンテナ給電用光伝送シス
テムは、多数の高周波信号を光伝送することが必要なア
レイアンテナなどのアンテナに特に有用である。
ンテナ給電用光伝送システムにおいては、搬送波信号を
ベースバンド信号でFM変調したFM信号の高調波成分
をレーザダイオード4の非線形の電気・光変換特性を用
いて発生させ、当該高調波成分を光ファイバケーブル1
0を介して送信装置201に伝送し、上記高周波成分の
1つのFM信号を送信信号として送信アンテナ9から送
信している。従って、アンテナ給電用光伝送システム
を、図3に図示した従来例のシステムの構成に比較し簡
単な構成で実現し、製造コストを大幅に削減することが
できる。この第1の実施例のアンテナ給電用光伝送シス
テムは、多数の高周波信号を光伝送することが必要なア
レイアンテナなどのアンテナに特に有用である。
【0023】<第2の実施例>図2は、本発明に係る第
2の実施例であるアンテナ給電用光伝送システムのブロ
ック図である。
2の実施例であるアンテナ給電用光伝送システムのブロ
ック図である。
【0024】この第2の実施例のアンテナ給電用光伝送
システムは、送信端局装置101と受信端局装置の機能
を有する送受信端局装置102と、送受信端局装置10
2から所定の距離だけ離れて設けられた送信アンテナ9
と受信アンテナ30の近傍に設けられ、送信装置200
と受信装置の機能を有する送受信装置202と、送受信
端局装置102と送受信装置202とを接続する2本の
光ファイバケーブル10,11とから構成され、図1に
図示した第1の実施例に比較し、受信アンテナ30で受
信した受信信号の情報信号を伝送するための各回路2
0,22,23,31乃至37及び光ファイバケーブル
11をさらに備えたことを特徴としている。なお、図2
において、図1と同様のものについては同様の符号を付
している。
システムは、送信端局装置101と受信端局装置の機能
を有する送受信端局装置102と、送受信端局装置10
2から所定の距離だけ離れて設けられた送信アンテナ9
と受信アンテナ30の近傍に設けられ、送信装置200
と受信装置の機能を有する送受信装置202と、送受信
端局装置102と送受信装置202とを接続する2本の
光ファイバケーブル10,11とから構成され、図1に
図示した第1の実施例に比較し、受信アンテナ30で受
信した受信信号の情報信号を伝送するための各回路2
0,22,23,31乃至37及び光ファイバケーブル
11をさらに備えたことを特徴としている。なお、図2
において、図1と同様のものについては同様の符号を付
している。
【0025】図2に示すように、送受信端局装置102
において、搬送波信号発生器1と、FM変調器2と、ベ
ースバンド信号発生器3と、レーザダイオード4と、フ
ォトダイオード36と、FM復調器37とが備えられ
る。一方、送信アンテナ9及び受信アンテナ30の近傍
に設けられる送受信装置202において、フォトダイオ
ード5と、増幅器6,32と、分配器20と、帯域通過
フィルタ(BPF)21,22,31,34と、電力増
幅器8と、搬送波再生回路23と、混合器33と、レー
ザダイオード35とが備えられる。ここで、送受信端局
装置102と送受信装置202が2本の光ファイバケー
ブル10,11を介して接続されている。
において、搬送波信号発生器1と、FM変調器2と、ベ
ースバンド信号発生器3と、レーザダイオード4と、フ
ォトダイオード36と、FM復調器37とが備えられ
る。一方、送信アンテナ9及び受信アンテナ30の近傍
に設けられる送受信装置202において、フォトダイオ
ード5と、増幅器6,32と、分配器20と、帯域通過
フィルタ(BPF)21,22,31,34と、電力増
幅器8と、搬送波再生回路23と、混合器33と、レー
ザダイオード35とが備えられる。ここで、送受信端局
装置102と送受信装置202が2本の光ファイバケー
ブル10,11を介して接続されている。
【0026】送受信端局装置102の搬送波信号発生器
1は、レーザダイオード4の最高駆動周波数よりも高
い、例えば5GHzの周波数fcの搬送波信号を発生し
てFM変調器2に出力する。FM変調器2は上記搬送波
信号をベースバンド信号発生器3から出力される情報信
号を含むベースバンド信号でFM変調して、例えばfc
±Δfsの範囲で周波数偏移するFM信号をレーザダイ
オード4に出力し、この搬送波信号によってレーザダイ
オード4の非線形の電気・光変換特性を用いて高調波成
分が生じるように強度変調を行なわれ、レーザダイオー
ド4は上記強度変調された光信号を出力する。この光信
号には、第1の実施例と同様に、周波数fc±Δfsの
範囲で周波数偏移するFM信号の基本波成分のほか、周
波数2(fc±Δfs),3(fc±Δfs),…,n
(fc±Δfs),(n+1)(fc±Δfs),…な
どの範囲で周波数偏移するFM信号の高調波成分が含ま
れる。ここで、nは自然数である。当該光信号は光ファ
イバケーブル10を介して送受信装置202のフォトダ
イオード5に送信される。
1は、レーザダイオード4の最高駆動周波数よりも高
い、例えば5GHzの周波数fcの搬送波信号を発生し
てFM変調器2に出力する。FM変調器2は上記搬送波
信号をベースバンド信号発生器3から出力される情報信
号を含むベースバンド信号でFM変調して、例えばfc
±Δfsの範囲で周波数偏移するFM信号をレーザダイ
オード4に出力し、この搬送波信号によってレーザダイ
オード4の非線形の電気・光変換特性を用いて高調波成
分が生じるように強度変調を行なわれ、レーザダイオー
ド4は上記強度変調された光信号を出力する。この光信
号には、第1の実施例と同様に、周波数fc±Δfsの
範囲で周波数偏移するFM信号の基本波成分のほか、周
波数2(fc±Δfs),3(fc±Δfs),…,n
(fc±Δfs),(n+1)(fc±Δfs),…な
どの範囲で周波数偏移するFM信号の高調波成分が含ま
れる。ここで、nは自然数である。当該光信号は光ファ
イバケーブル10を介して送受信装置202のフォトダ
イオード5に送信される。
【0027】一方、送信装置201のフォトダイオード
5は受信された光信号を、上記FM信号の基本波成分及
び高調波成分を含む電気信号に光電変換した後、増幅器
6を介して分配器20に出力する。分配器20は入力さ
れたFM信号を2分配し、分配後の一方のFM信号を、
中心周波数が(n+1)fcであり上記中心周波数(n
+1)fc及びその近傍の周波数成分を通過させる帯域
通過フィルタ21に出力するとともに、分配後の他方の
FM信号を、中心周波数がnfcであり上記中心周波数
nfc及びその近傍の周波数成分を通過させる帯域通過
フィルタ22に出力する。帯域通過フィルタ21は周波
数(n+1)(fc±Δfs)の範囲で周波数偏移する
FM信号の成分のみをろ波した後、電力増幅器8に出力
する。電力増幅器8は上記ろ波されたFM信号を増幅し
た後、増幅したFM信号を送信信号として送信アンテナ
9に出力して相手局の受信アンテナ(図示せず。)に向
けて送信する。また、帯域通過フィルタ22は周波数n
(fc±Δfs)の範囲で周波数偏移するFM信号の成
分のみをろ波した後、例えばPLL回路で構成される搬
送波再生回路23に出力する。搬送波再生回路23は、
入力されたFM信号の搬送波成分を再生し、周波数nf
cの無変調の搬送波を局部発振信号として混合器33の
局部発振信号入力端子に出力する。
5は受信された光信号を、上記FM信号の基本波成分及
び高調波成分を含む電気信号に光電変換した後、増幅器
6を介して分配器20に出力する。分配器20は入力さ
れたFM信号を2分配し、分配後の一方のFM信号を、
中心周波数が(n+1)fcであり上記中心周波数(n
+1)fc及びその近傍の周波数成分を通過させる帯域
通過フィルタ21に出力するとともに、分配後の他方の
FM信号を、中心周波数がnfcであり上記中心周波数
nfc及びその近傍の周波数成分を通過させる帯域通過
フィルタ22に出力する。帯域通過フィルタ21は周波
数(n+1)(fc±Δfs)の範囲で周波数偏移する
FM信号の成分のみをろ波した後、電力増幅器8に出力
する。電力増幅器8は上記ろ波されたFM信号を増幅し
た後、増幅したFM信号を送信信号として送信アンテナ
9に出力して相手局の受信アンテナ(図示せず。)に向
けて送信する。また、帯域通過フィルタ22は周波数n
(fc±Δfs)の範囲で周波数偏移するFM信号の成
分のみをろ波した後、例えばPLL回路で構成される搬
送波再生回路23に出力する。搬送波再生回路23は、
入力されたFM信号の搬送波成分を再生し、周波数nf
cの無変調の搬送波を局部発振信号として混合器33の
局部発振信号入力端子に出力する。
【0028】ここで、もしnが2であるときは、送信ア
ンテナ9から送信される送信信号の搬送波周波数は15
GHzであり、送信信号の最大周波数偏移は6Δfsと
なり、搬送波再生回路23で再生される搬送波周波数は
10GHzである。この場合、送信信号の最大周波数偏
移を従来例の最大周波数偏移にするためには、FM変調
器2の変調指数を従来例のそれの1/3にする必要があ
る。従って、この第2の実施例のアンテナ給電用光伝送
システムにおいては、上述のように高調波成分を送信信
号として用いているので、FM変調器2の変調指数が小
さい場合であっても大きな周波数偏移を得ることができ
るという利点がある。
ンテナ9から送信される送信信号の搬送波周波数は15
GHzであり、送信信号の最大周波数偏移は6Δfsと
なり、搬送波再生回路23で再生される搬送波周波数は
10GHzである。この場合、送信信号の最大周波数偏
移を従来例の最大周波数偏移にするためには、FM変調
器2の変調指数を従来例のそれの1/3にする必要があ
る。従って、この第2の実施例のアンテナ給電用光伝送
システムにおいては、上述のように高調波成分を送信信
号として用いているので、FM変調器2の変調指数が小
さい場合であっても大きな周波数偏移を得ることができ
るという利点がある。
【0029】受信アンテナ30は、相手局の送信アンテ
ナ(図示せず。)から送信される送信信号を受信し、受
信された送信信号(以下、受信信号という。)を、中心
周波数がnfc’であり上記中心周波数nfc’及びそ
の近傍の周波数成分を通過させる帯域通過フィルタ31
及び増幅器32を介して主信号として混合器33に出力
する。ここで、上記送信信号は、上記相手局において所
定の搬送波信号を情報信号を含むベースバンド信号によ
ってFM変調された後送信アンテナから送信された信号
である。上記帯域通過フィルタ31は周波数n(fc’
±Δfs’)の範囲で周波数偏移するFM信号の成分の
みをろ波した後、増幅器32を介して混合器33の主信
号入力端子に出力する。
ナ(図示せず。)から送信される送信信号を受信し、受
信された送信信号(以下、受信信号という。)を、中心
周波数がnfc’であり上記中心周波数nfc’及びそ
の近傍の周波数成分を通過させる帯域通過フィルタ31
及び増幅器32を介して主信号として混合器33に出力
する。ここで、上記送信信号は、上記相手局において所
定の搬送波信号を情報信号を含むベースバンド信号によ
ってFM変調された後送信アンテナから送信された信号
である。上記帯域通過フィルタ31は周波数n(fc’
±Δfs’)の範囲で周波数偏移するFM信号の成分の
みをろ波した後、増幅器32を介して混合器33の主信
号入力端子に出力する。
【0030】混合器33は入力された各信号を混合して
乗算し、乗算結果の信号を、中心周波数fi及びその近
傍の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタ34
を介してレーザダイオード35に出力し、すなわち帯域
通過フィルタ31でろ波された受信信号が混合器33と
帯域通過フィルタ34とからなる周波数変換器によって
中間周波数fiの周波数帯に周波数変換される。ここ
で、帯域通過フィルタ34は、周波数fi±Δfsの範
囲で周波数偏移するFM信号のみをろ波しレーザダイオ
ード35に出力し、中間周波信号の中間周波数fiはレ
ーザダイオード35の最高駆動周波数よりも低く設定さ
れる。また、本実施例の帯域通過フィルタ34は混合器
33に入力される各信号の差の周波数成分のみをろ波す
るように構成されているので、混合器33と帯域通過フ
ィルタ34の各入出力信号の周波数の関係は次の「数
1」で表される。
乗算し、乗算結果の信号を、中心周波数fi及びその近
傍の周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタ34
を介してレーザダイオード35に出力し、すなわち帯域
通過フィルタ31でろ波された受信信号が混合器33と
帯域通過フィルタ34とからなる周波数変換器によって
中間周波数fiの周波数帯に周波数変換される。ここ
で、帯域通過フィルタ34は、周波数fi±Δfsの範
囲で周波数偏移するFM信号のみをろ波しレーザダイオ
ード35に出力し、中間周波信号の中間周波数fiはレ
ーザダイオード35の最高駆動周波数よりも低く設定さ
れる。また、本実施例の帯域通過フィルタ34は混合器
33に入力される各信号の差の周波数成分のみをろ波す
るように構成されているので、混合器33と帯域通過フ
ィルタ34の各入出力信号の周波数の関係は次の「数
1」で表される。
【0031】
【数1】
【0032】従って、中間周波信号の中間周波数fiと
その周波数偏移Δfs’’はそれぞれ次の「数2」及び
「数3」で表される。
その周波数偏移Δfs’’はそれぞれ次の「数2」及び
「数3」で表される。
【0033】
【数2】
【0034】
【数3】
【0035】次いで、レーザダイオード35において、
上記周波数fi±Δfs’’の範囲で周波数偏移された
受信信号のFM信号によってレーザダイオード35の線
形の電気・光変換特性の範囲で強度変調を行なわれ、レ
ーザダイオード35は上記強度変調された光信号を出力
する。この光信号には、周波数fi±Δfs’’の範囲
で周波数偏移するFM信号の基本波成分のみが含まれ
る。当該光信号は光ファイバケーブル11を介して送受
信端局装置102のフォトダイオード36に送信され
る。
上記周波数fi±Δfs’’の範囲で周波数偏移された
受信信号のFM信号によってレーザダイオード35の線
形の電気・光変換特性の範囲で強度変調を行なわれ、レ
ーザダイオード35は上記強度変調された光信号を出力
する。この光信号には、周波数fi±Δfs’’の範囲
で周波数偏移するFM信号の基本波成分のみが含まれ
る。当該光信号は光ファイバケーブル11を介して送受
信端局装置102のフォトダイオード36に送信され
る。
【0036】一方、送受信端局装置102のフォトダイ
オード36は受信された光信号を、上記FM信号の基本
波成分を含む電気信号に光電変換した後、FM復調器3
7に出力する。FM復調器37は入力された電気信号か
らベースバンド信号をFM復調して出力する。
オード36は受信された光信号を、上記FM信号の基本
波成分を含む電気信号に光電変換した後、FM復調器3
7に出力する。FM復調器37は入力された電気信号か
らベースバンド信号をFM復調して出力する。
【0037】以上のように構成された第2の実施例のア
ンテナ給電用光伝送システムにおいては、搬送波信号を
ベースバンド信号でFM変調したFM信号の高調波成分
をレーザダイオード4の非線形特性を用いて発生させ、
当該高調波成分を光ファイバケーブル10を介して送受
信装置202に伝送し、上記高周波成分の1つのFM信
号を送信信号として送信アンテナ9から送信するととも
に、上記高周波成分の別の1つのFM信号から搬送波を
再生し、受信アンテナ30で受信した受信信号を、上記
再生された搬送波を局部発振信号として用いて周波数変
換した後、受信信号の情報信号を含む中間周波信号を、
レーザダイオード35と光ファイバケーブル11とフォ
トダイオード36とからなる光伝送システムによって送
受信端局装置102に伝送し、伝送された中間周波信号
をFM復調器37によってFM復調することによってベ
ースバンド信号が復調される。従って、送信信号用のア
ンテナ給電用光伝送システムを、図3に図示した従来例
のシステムの構成に比較し簡単な構成で実現するととも
に、受信信号用のアンテナ給電用光伝送システムを簡単
な構成で実現できるという利点がある。この第2の実施
例のアンテナ給電用光伝送システムは、多数の高周波信
号を光伝送することが必要なアレイアンテナなどのアン
テナに特に有用である。
ンテナ給電用光伝送システムにおいては、搬送波信号を
ベースバンド信号でFM変調したFM信号の高調波成分
をレーザダイオード4の非線形特性を用いて発生させ、
当該高調波成分を光ファイバケーブル10を介して送受
信装置202に伝送し、上記高周波成分の1つのFM信
号を送信信号として送信アンテナ9から送信するととも
に、上記高周波成分の別の1つのFM信号から搬送波を
再生し、受信アンテナ30で受信した受信信号を、上記
再生された搬送波を局部発振信号として用いて周波数変
換した後、受信信号の情報信号を含む中間周波信号を、
レーザダイオード35と光ファイバケーブル11とフォ
トダイオード36とからなる光伝送システムによって送
受信端局装置102に伝送し、伝送された中間周波信号
をFM復調器37によってFM復調することによってベ
ースバンド信号が復調される。従って、送信信号用のア
ンテナ給電用光伝送システムを、図3に図示した従来例
のシステムの構成に比較し簡単な構成で実現するととも
に、受信信号用のアンテナ給電用光伝送システムを簡単
な構成で実現できるという利点がある。この第2の実施
例のアンテナ給電用光伝送システムは、多数の高周波信
号を光伝送することが必要なアレイアンテナなどのアン
テナに特に有用である。
【0038】<他の実施例>以上の実施例において、F
M変調器2を用いているが、本発明はこれに限らず、F
SK変調器などの他の変調方式の変調器を用いてもよ
い。
M変調器2を用いているが、本発明はこれに限らず、F
SK変調器などの他の変調方式の変調器を用いてもよ
い。
【0039】以上の第2の実施例において、帯域通過フ
ィルタ21によってろ波されるFM信号の高調波成分
と、帯域通過フィルタ22によってろ波されるFM信号
の高調波成分とは互いに異なるが、本発明はこれに限ら
ず、同一の高調波成分であってもよい。この場合、例え
ば、帯域通過フィルタ21又は22の後段に分配器20
を設け、帯域通過フィルタ21又は22から出力される
FM信号を2分配して、分配後の一方のFM信号を電力
増幅器8に出力し、分配後の他方のFM信号を搬送波再
生回路23に出力するようにしてもよい。
ィルタ21によってろ波されるFM信号の高調波成分
と、帯域通過フィルタ22によってろ波されるFM信号
の高調波成分とは互いに異なるが、本発明はこれに限ら
ず、同一の高調波成分であってもよい。この場合、例え
ば、帯域通過フィルタ21又は22の後段に分配器20
を設け、帯域通過フィルタ21又は22から出力される
FM信号を2分配して、分配後の一方のFM信号を電力
増幅器8に出力し、分配後の他方のFM信号を搬送波再
生回路23に出力するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る請求
項1記載のアンテナ給電用光伝送システムにおいては、
送信端局装置において、搬送波信号を情報信号で変調し
て変調信号を出力し、上記変調信号を非線形の電気・光
変換特性を用いて上記変調信号の基本波成分及び少なく
とも1つの高調波成分が生じるように電気・光変換して
上記変調信号を含む光信号を光伝送線路に出力し、一
方、送信装置において、上記光伝送線路を介して伝送さ
れた光信号を光・電気変換して上記変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分を出力し、上記出力
される上記変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの
高調波成分のうち予め決められた1つの高調波成分をろ
波し、上記ろ波された上記変調信号の予め決められた1
つの高調波成分を無線送信する。従って、送信信号用光
伝送システムを、図3に図示した従来例のシステムの構
成に比較し簡単な構成で実現されているので、製造コス
トを大幅に削減することができるという利点がある。
項1記載のアンテナ給電用光伝送システムにおいては、
送信端局装置において、搬送波信号を情報信号で変調し
て変調信号を出力し、上記変調信号を非線形の電気・光
変換特性を用いて上記変調信号の基本波成分及び少なく
とも1つの高調波成分が生じるように電気・光変換して
上記変調信号を含む光信号を光伝送線路に出力し、一
方、送信装置において、上記光伝送線路を介して伝送さ
れた光信号を光・電気変換して上記変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分を出力し、上記出力
される上記変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの
高調波成分のうち予め決められた1つの高調波成分をろ
波し、上記ろ波された上記変調信号の予め決められた1
つの高調波成分を無線送信する。従って、送信信号用光
伝送システムを、図3に図示した従来例のシステムの構
成に比較し簡単な構成で実現されているので、製造コス
トを大幅に削減することができるという利点がある。
【0041】また、本発明に係る請求項2記載のアンテ
ナ給電用光伝送システムにおいては、送受信端局装置に
おいては、搬送波信号を第1の情報信号で変調して第1
の変調信号を出力し、上記第1の変調信号を非線形の電
気・光変換特性を用いて上記第1の変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分が生じるように電気
・光変換して上記第1の変調信号を含む光信号を第1の
光伝送線路に出力し、一方、送受信装置において、上記
第1の光伝送線路を介して伝送された光信号を光・電気
変換して上記第1の変調信号の基本波成分及び少なくと
も1つの高調波成分を出力し、上記出力される上記第1
の変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成
分のうち、予め決められた同一の周波数成分の高調波成
分又は予め決められた互いに異なる周波数成分である2
つの高調波成分をろ波し、上記ろ波された上記第1の変
調信号の上記予め決められた同一の周波数成分の高調波
成分又は上記予め決められた互いに異なる周波数成分で
ある2つの高調波成分の一方の高調波成分を無線送信
し、また、相手局において第2の情報信号で変調されて
無線送信された送信信号を無線受信して受信信号を出力
し、上記ろ波された上記第1の変調信号の上記予め決め
られた同一の周波数成分の高調波成分又は上記予め決め
られた互いに異なる周波数成分である2つの高調波成分
の他方の高調波成分に応答して上記高調波成分の搬送波
信号を再生し、上記再生された搬送波信号を局部発振信
号として用いて、上記受信手段によって受信された受信
信号を所定の中間周波信号に変換し、上記出力される中
間周波信号を電気・光変換して上記中間周波信号を含む
光信号を上記第2の光伝送線路に出力し、さらに、上記
送受信端局装置において、上記第2の光伝送線路を介し
て伝送された光信号を光・電気変換して上記中間周波信
号を出力し、上記出力される上記中間周波信号を復調し
て上記第2の情報信号を出力する。従って、送信信号用
のアンテナ給電用光伝送システムを、図3に図示した従
来例のシステムの構成に比較し簡単な構成で実現すると
ともに、受信信号用のアンテナ給電用光伝送システムを
簡単な構成で実現できるという利点がある。
ナ給電用光伝送システムにおいては、送受信端局装置に
おいては、搬送波信号を第1の情報信号で変調して第1
の変調信号を出力し、上記第1の変調信号を非線形の電
気・光変換特性を用いて上記第1の変調信号の基本波成
分及び少なくとも1つの高調波成分が生じるように電気
・光変換して上記第1の変調信号を含む光信号を第1の
光伝送線路に出力し、一方、送受信装置において、上記
第1の光伝送線路を介して伝送された光信号を光・電気
変換して上記第1の変調信号の基本波成分及び少なくと
も1つの高調波成分を出力し、上記出力される上記第1
の変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成
分のうち、予め決められた同一の周波数成分の高調波成
分又は予め決められた互いに異なる周波数成分である2
つの高調波成分をろ波し、上記ろ波された上記第1の変
調信号の上記予め決められた同一の周波数成分の高調波
成分又は上記予め決められた互いに異なる周波数成分で
ある2つの高調波成分の一方の高調波成分を無線送信
し、また、相手局において第2の情報信号で変調されて
無線送信された送信信号を無線受信して受信信号を出力
し、上記ろ波された上記第1の変調信号の上記予め決め
られた同一の周波数成分の高調波成分又は上記予め決め
られた互いに異なる周波数成分である2つの高調波成分
の他方の高調波成分に応答して上記高調波成分の搬送波
信号を再生し、上記再生された搬送波信号を局部発振信
号として用いて、上記受信手段によって受信された受信
信号を所定の中間周波信号に変換し、上記出力される中
間周波信号を電気・光変換して上記中間周波信号を含む
光信号を上記第2の光伝送線路に出力し、さらに、上記
送受信端局装置において、上記第2の光伝送線路を介し
て伝送された光信号を光・電気変換して上記中間周波信
号を出力し、上記出力される上記中間周波信号を復調し
て上記第2の情報信号を出力する。従って、送信信号用
のアンテナ給電用光伝送システムを、図3に図示した従
来例のシステムの構成に比較し簡単な構成で実現すると
ともに、受信信号用のアンテナ給電用光伝送システムを
簡単な構成で実現できるという利点がある。
【図1】 本発明に係る第1の実施例であるアンテナ給
電用光伝送システムのブロック図である。
電用光伝送システムのブロック図である。
【図2】 本発明に係る第2の実施例であるアンテナ給
電用光伝送システムのブロック図である。
電用光伝送システムのブロック図である。
【図3】 従来例のアンテナ給電用光伝送システムのブ
ロック図である。
ロック図である。
1…搬送波信号発生器、 2…FM変調器、 3…ベースバンド信号発生器、 4,35…レーザダイオード、 5,36…フォトダイオード、 6,32…増幅器、 7,21,22,31,34…帯域通過フィルタ(BP
F)、 8…電力増幅器、 9…送信アンテナ、 10,11…光ファイバケーブル、 20…分配器、 23…搬送波再生回路、 30…受信アンテナ、 33…混合器、 37…FM復調器、 101…送信端局装置、 201…送信装置、 102…送受信端局装置、 202…送受信装置。
F)、 8…電力増幅器、 9…送信アンテナ、 10,11…光ファイバケーブル、 20…分配器、 23…搬送波再生回路、 30…受信アンテナ、 33…混合器、 37…FM復調器、 101…送信端局装置、 201…送信装置、 102…送受信端局装置、 202…送受信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−181504(JP,A) 特開 昭55−8197(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 送信端局装置と、上記送信端局装置から
所定の距離だけ離れて設けられた送信装置と、上記送信
端局装置と上記送信装置とを接続する光伝送線路とを備
えたアンテナ給電用光伝送システムであって、 上記送信端局装置は、 搬送波信号を情報信号で変調して変調信号を出力する変
調手段と、 非線形の電気・光変換特性を有し、上記変調手段から出
力される変調信号を上記非線形の電気・光変換特性を用
いて上記変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高
調波成分が生じるように電気・光変換して上記変調信号
を含む光信号を上記光伝送線路に出力する電気・光変換
手段とを備え、 上記送信装置は、 上記電気・光変換手段から上記光伝送線路を介して伝送
された光信号を光・電気変換して上記変調信号の基本波
成分及び少なくとも1つの高調波成分を出力する光・電
気変換手段と、 上記光・電気変換手段から出力される上記変調信号の基
本波成分及び少なくとも1つの高調波成分のうち予め決
められた1つの高調波成分をろ波するろ波手段と、 上記ろ波手段によってろ波された上記変調信号の予め決
められた1つの高調波成分を無線送信する送信手段とを
備えたことを特徴とするアンテナ給電用光伝送システ
ム。 - 【請求項2】 送受信端局装置と、上記送受信端局装置
から所定の距離だけ離れて設けられた送受信装置と、上
記送受信端局装置と上記送受信装置とを接続する第1と
第2の光伝送線路とを備えたアンテナ給電用光伝送シス
テムであって、 上記送受信端局装置は、 搬送波信号を第1の情報信号で変調して第1の変調信号
を出力する変調手段と、 非線形の電気・光変換特性を有し、上記変調手段から出
力される第1の変調信号を上記非線形の電気・光変換特
性を用いて上記第1の変調信号の基本波成分及び少なく
とも1つの高調波成分が生じるように電気・光変換して
上記第1の変調信号を含む光信号を第1の光伝送線路に
出力する第1の電気・光変換手段とを備え、 上記送受信装置は、 上記第1の電気・光変換手段から上記第1の光伝送線路
を介して伝送された光信号を光・電気変換して上記第1
の変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成
分を出力する第1の光・電気変換手段と、 上記第1の光・電気変換手段から出力される上記第1の
変調信号の基本波成分及び少なくとも1つの高調波成分
のうち、予め決められた同一の周波数成分である高調波
成分又は予め決められた互いに異なる周波数成分である
2つの高調波成分をろ波するろ波手段と、 上記ろ波手段によってろ波された上記第1の変調信号の
上記予め決められた同一の周波数成分である高調波成分
又は上記予め決められた互いに異なる周波数成分である
2つの高調波成分の一方の高調波成分を無線送信する送
信手段と、 相手局において第2の情報信号で変調されて無線送信さ
れた送信信号を無線受信して受信信号を出力する受信手
段と、 上記ろ波手段によってろ波された上記第1の変調信号の
上記予め決められた同一の周波数成分である高調波成分
又は上記予め決められた互いに異なる周波数成分である
2つの高調波成分の他方の高調波成分に応答して上記高
調波成分の搬送波信号を再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された搬送波信号を局部発振
信号として用いて、上記受信手段によって受信された受
信信号を所定の中間周波信号に変換する周波数変換手段
と、 上記周波数変換手段から出力される中間周波信号を電気
・光変換して上記中間周波信号を含む光信号を上記第2
の光伝送線路に出力する第2の電気・光変換手段とを備
え、 上記送受信端局装置はさらに、 上記第2の電気・光変換手段から上記第2の光伝送線路
を介して伝送された光信号を光・電気変換して上記中間
周波信号を出力する第2の光・電気変換手段と、 上記第2の光・電気変換手段から出力される上記中間周
波信号を復調して上記第2の情報信号を出力する復調手
段とを備えたことを特徴とするアンテナ給電用光伝送シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043489A JPH0773247B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | アンテナ給電用光伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3043489A JPH0773247B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | アンテナ給電用光伝送システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522228A JPH0522228A (ja) | 1993-01-29 |
| JPH0773247B2 true JPH0773247B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12665132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3043489A Expired - Fee Related JPH0773247B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | アンテナ給電用光伝送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773247B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09162810A (ja) * | 1995-12-12 | 1997-06-20 | Tokin Corp | 光送受信アンテナ装置 |
| CN1839511B (zh) * | 2003-07-14 | 2012-07-18 | 光子学系统股份有限公司 | 双向信号接口 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3043489A patent/JPH0773247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0522228A (ja) | 1993-01-29 |
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