JPH0773468B2 - 植物への害虫忌避方法 - Google Patents

植物への害虫忌避方法

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JPH0773468B2
JPH0773468B2 JP4341305A JP34130592A JPH0773468B2 JP H0773468 B2 JPH0773468 B2 JP H0773468B2 JP 4341305 A JP4341305 A JP 4341305A JP 34130592 A JP34130592 A JP 34130592A JP H0773468 B2 JPH0773468 B2 JP H0773468B2
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pest
plant
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plants
pesticide
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藤 末 雄 佐
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ジークライト株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、植物への害虫の接近あるい
は飛来を防止する新規な方法であって、人体に無公害な
無農薬栽培、あるいは薬剤との併用であっても極めて少
なくて済ませる低農薬栽培を可能とする植物への害虫忌
避方法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来技術】経済的に豊かな生活が保障されるに連れ
て、人々の関心事は自らの健康管理の方へと移ってきて
いる。健康管理としては、住環境絡みの問題やエステテ
ィク等の体力増強策、精神安穏化といった方面からのア
プローチの他に、毎日の食文化に係わる問題として極め
て神経質に取り上げられる部分がある。その単的な現れ
方の一つが、無農薬作物あるいは有機栽培作物への高い
関心度を上げることができる。
【0003】このような消費者側の推移に合わせ、意欲
ある農家では果敢に無農薬栽培や有機肥料栽培に取り組
んできているが、労働力不足やら単価面でメリット不足
等に災いされ、必ずしも広がりが大きいとはいえず、未
だ未だ農薬に頼る農家が多数を占めている。そのため、
農薬基準の面で改善が図られ、メーカーでは低公害農薬
の開発を余儀無くされ、ある種の従前まで繁用されてき
た農薬が、その販売を禁止されているものも出始めてい
る程である。
【0004】しかし、薬効を考えればそれにも限界があ
り、化学系農薬に頼る限り、健康管理の面で十分安心で
きる農薬の実現化は殆ど不可能に近いといわざるを得な
いのが実情である。この発明では、以上のような状況に
対処すべくして、化学系でない素材による害虫被害の回
避策を探求してきたところ、遂に茲に来て極めて有効且
つ安全な害虫忌避方法の実現化に成功したものであり、
以下では、それを詳細に開示するものである。
【0005】
【発明の構成】この発明の植物への害虫忌避方法は、基
本的に次のような構成からなるものである。即ち、粒度
15mm以下とした天然ゼオライトの砕粒体を摂氏約6
00度前後に加熱、乾燥した後、5〜7ミクロンにまで
粉砕した超微粉末天然ゼオライトを、水または各種薬剤
溶液で300倍以上に希釈した液体と成し、適宜手段で
直接植物に散布して植物の表面全面に超微粉末天然ゼオ
ライトの付着層を形成することにより、害虫が植物に近
づくのを防止すると共に、飛来した害虫に付着させて害
虫の生理コントロールに障害を起こさせるようにして害
虫対策をする植物への害虫忌避方法である。
【0006】天然ゼオライトは、例えば商品名で「イタ
ヤゼオライト」と称されて福島県と山形県との県境当た
りから産出する天然のゼオライト原石等が最適であっ
て、純度約80%程度のものを、先ず15mm以下の大
きさに粉砕した砕粒体としてしまう。そして、それを摂
氏約600度程度に加熱して完全に乾燥した後、これま
で植物栽培用には用いられたことがない5〜7ミクロン
といった超微粉末へと粉砕してしまう。
【0007】このようにして得られた超微粉末天然ゼオ
ライトを、少なくとも300倍以上、最適には700倍
前後の濃度となるよう、水または希釈化された農薬液で
溶かし込み、超微粉末天然ゼオライト溶液を作り上げ
る。その超微粉末天然ゼオライト溶液を、スプレーその
他の噴霧器によって必要な植物の葉、茎に直接、また地
下部分には地表から浸透させることにより夫々全面に満
遍なく付着するように散布してしまう。すると、植物の
全表面にこの超微粉末天然ゼオライトが付着し、一旦乾
燥してしまうと、多少の雨では流れ落ちることがない程
に極めて安定的に定着してしまう。
【0008】この状態が実現された植物に対しては、実
験結果によれば、害虫が近寄り難く、仮令飛来しても長
くは止どまっておれず、直ぐさま飛散してしまうことが
確認されている。また、一旦止まってしまった害虫には
この超微粉末天然ゼオライトが付着し、そのまま観察を
続けると害虫が弱り始め、最終的にはかなり早い段階で
死に追いやられてしまうことも確認されている。これ
は、天然ゼオライトの有する性状で、付着した害虫の生
理コントロールに影響を受けての結果ではないのかと予
想される。
【0009】
【作用効果】以上のような構成からなるこの発明の害虫
忌避方法は、取り扱いが水溶液かあるいは農薬液として
取り扱うものであり、従前までの農薬散布方法と何等変
わるところのない極めて作業性の良いものとなり、特に
水溶液で使用する場合には全く人体への影響を受けるこ
とがない安全な作業を実施でき、栽培される植物は、完
全に無農薬栽培によるものとすることができる。
【0010】また、ある種の農薬液に混合使用する場合
にも、水溶液で用いても十分害虫忌避効果がある程に、
それ自体が有効なものであるため、害虫駆除用に必要な
農薬濃度は極めて稀薄なもので済ますことが可能となっ
て農薬の節約に繋がり、しかも、一旦農薬混合液として
植物へ散布、付着させてしまうと、その稀薄な農薬も天
然ゼオライトに吸着されたままで長期間に亘って植物表
面に止どまることになって、その薬効を十分に発揮し得
ることから、それまでの低農薬栽培で期待できなかった
極めて栽培効率の高い低農薬栽培が実施可能となるもの
である。
【0011】こうして十分に害虫忌避効果を発揮しなが
ら、風雨に晒されて徐々に地上に流れ落ちていった超微
粉末天然ゼオライトは、その性状故に極めてスムーズに
地下へと浸透して、既に知られているゼオライト効果の
土壌の液相、固相、気相の浄化として機能し、窒素過多
現象を解消すると共に生理コントロールを司どり、発根
を促し、根勢を維持する作用を促す結果、植物の健全な
樹勢(草勢)を維持し、生育層の確保に役立つという副
次的な特徴をも発揮することとなるから、無農薬栽培も
しくは低農薬栽培の可能性が更に一段と確実なものとな
る。
【0012】叙上の如く、この発明の植物への害虫忌避
方法は、天然ゼオライトを超微粉末として植物へ散布す
るという全く新しい用途を見出だした結果から得られた
ものであり、単にこれまで植物栽培に関しては、土壌の
液相、固相、気相の浄化剤としてしか省みられていなか
った天然ゼオライトの極めて有用な使用方法として高く
評価されて然るべきである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒度15mm以下とした天然ゼオライト
    の砕粒体を摂氏約600度前後に加熱、乾燥した後、5
    〜7ミクロンにまで粉砕した超微粉末天然ゼオライト
    を、水または各種薬剤溶液で300倍以上に希釈した液
    体と成し、適宜手段で直接植物に散布して植物の表面全
    面に超微粉末天然ゼオライトの付着層を形成することに
    より、害虫が植物に近づくのを防止すると共に、飛来し
    た害虫に付着させて害虫の生理コントロールに障害を起
    こさせるようにして害虫対策をする植物への害虫忌避方
    法。
JP4341305A 1992-11-27 1992-11-27 植物への害虫忌避方法 Expired - Fee Related JPH0773468B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6419011A (en) * 1987-07-13 1989-01-23 Mitsuo Matsui Vermin repellent
JPH03139220A (ja) * 1989-10-23 1991-06-13 San Zeoraito Kogyo Kk ゼオライトによる水稲の生育調節法
JP3259853B2 (ja) * 1991-10-21 2002-02-25 尚明 山本 害虫駆除材

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