JPH07734Y2 - 軸受支持構造 - Google Patents
軸受支持構造Info
- Publication number
- JPH07734Y2 JPH07734Y2 JP1989062703U JP6270389U JPH07734Y2 JP H07734 Y2 JPH07734 Y2 JP H07734Y2 JP 1989062703 U JP1989062703 U JP 1989062703U JP 6270389 U JP6270389 U JP 6270389U JP H07734 Y2 JPH07734 Y2 JP H07734Y2
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- JP
- Japan
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- bearing
- housing
- opening
- spherical surface
- hole
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、球面を有する軸受(スフェリカル形軸受)を
自動調芯自在に保持する軸受の支持構造に関する。
自動調芯自在に保持する軸受の支持構造に関する。
例えばジューサやミキサなどに使用されているモータ
は、第8図に示す通り、鉄心51およびこの鉄心51に巻回
された巻線52からなるステータ50に、モータフレーム60
を連結してある。上記ステータ50にはロータ54が収容さ
れており、このロータ54にはモータ軸55が連結されてい
る。このモータ軸55には整流子57が取り付けられてお
り、この整流子57にはブラシ58、58が摺接されている。
これらブラシ58はそれぞれブラシホルダ59に取り付けら
れており、このブラシホルダ59はモータフレーム60に固
定されている。
は、第8図に示す通り、鉄心51およびこの鉄心51に巻回
された巻線52からなるステータ50に、モータフレーム60
を連結してある。上記ステータ50にはロータ54が収容さ
れており、このロータ54にはモータ軸55が連結されてい
る。このモータ軸55には整流子57が取り付けられてお
り、この整流子57にはブラシ58、58が摺接されている。
これらブラシ58はそれぞれブラシホルダ59に取り付けら
れており、このブラシホルダ59はモータフレーム60に固
定されている。
上記モータ軸55は、上記モータフレーム60に取り付けら
れた軸受56により支持されている。この軸受56は、モー
タ軸55が貫通される孔を有するとともに外面が球面をな
しており、軸受支持部材としてのモータフレーム60に対
して自動調芯可能に保持されている。
れた軸受56により支持されている。この軸受56は、モー
タ軸55が貫通される孔を有するとともに外面が球面をな
しており、軸受支持部材としてのモータフレーム60に対
して自動調芯可能に保持されている。
従来における上記軸受の支持構造を説明する。
第9図に示す例は、軸受支持部材70が金属プレートにて
形成されているとともに、この軸受支持部材70には皿形
のハウジング71が形成されている。このハウジング71に
対向して軸受支持部材70には逆皿形の押えばね72がねじ
73により締結されている。これらハウジング71と押えば
ね72との間で軸受56を、この軸受56が転動自在に、すな
わち自動調芯可能に保持している。このような軸受56に
上記軸55が貫通されている。
形成されているとともに、この軸受支持部材70には皿形
のハウジング71が形成されている。このハウジング71に
対向して軸受支持部材70には逆皿形の押えばね72がねじ
73により締結されている。これらハウジング71と押えば
ね72との間で軸受56を、この軸受56が転動自在に、すな
わち自動調芯可能に保持している。このような軸受56に
上記軸55が貫通されている。
また、第10図および第11図に示す他の従来の場合、軸受
支持部材80が合成樹脂またはアルミニウム(アルミ合金
も含む)などのような比較的柔らかい弾性材料により形
成されており、この軸受支持部材80には深皿形のハウジ
ング81が形成されている。このハウジング81には上記軸
受56が収容される。このハウジング81は両端に開口部を
有し、一方の開口部は上記軸受56の外径より大きな開口
を有し、軸受56が挿入可能であり、他方の開口部は上記
軸受56の外径より小さな開口を有し、軸受56が抜出不能
な大きさをなしている。そして、このハウジング81の内
面には、周方向に間隔を存して複数のリブ82…が突出さ
れており、これらリブ82…はハウジング81の上記両開口
部を結ぶ軸線方向に沿って伸びている。
支持部材80が合成樹脂またはアルミニウム(アルミ合金
も含む)などのような比較的柔らかい弾性材料により形
成されており、この軸受支持部材80には深皿形のハウジ
ング81が形成されている。このハウジング81には上記軸
受56が収容される。このハウジング81は両端に開口部を
有し、一方の開口部は上記軸受56の外径より大きな開口
を有し、軸受56が挿入可能であり、他方の開口部は上記
軸受56の外径より小さな開口を有し、軸受56が抜出不能
な大きさをなしている。そして、このハウジング81の内
面には、周方向に間隔を存して複数のリブ82…が突出さ
れており、これらリブ82…はハウジング81の上記両開口
部を結ぶ軸線方向に沿って伸びている。
このような軸受支持部材80のハウジング81には、前記軸
受56が圧入されている。この軸受56はその球面部の外面
がリブ82…に当接し、このリブ82…の弾圧力によりこれ
らリブ82…との摩擦力でハウジング81内に保持されてい
る。
受56が圧入されている。この軸受56はその球面部の外面
がリブ82…に当接し、このリブ82…の弾圧力によりこれ
らリブ82…との摩擦力でハウジング81内に保持されてい
る。
しかしながら、第9図に示した従来の場合、押えばね72
やねじ73などの部品を必要とするから部品点数が多くな
り、組み立てに手間を要し、コスト高になる不具合があ
る。
やねじ73などの部品を必要とするから部品点数が多くな
り、組み立てに手間を要し、コスト高になる不具合があ
る。
また、第10図および第11図に示す構造の場合は、成形ば
らつきによりリブ82…の突出量に誤差が生じ易く、軸受
56を保持する弾圧力が一定しない場合がある。すなわ
ち、リブ82…の突出量に誤差が生じると、圧入力がばら
つき、軸受56を挿入する時、大きな圧入力が必要となっ
たり、収容された軸受56が大きな摩擦抵抗のために転動
できず自動調芯機能が損なわれることがあり、逆に圧入
力が小さな場合は容易に抜け出す心配がある。また、使
用中にリブ82…が摩耗したり熱変形するため突出量が小
さくなり、軸受56が抜け出すなどの不具合もある。
らつきによりリブ82…の突出量に誤差が生じ易く、軸受
56を保持する弾圧力が一定しない場合がある。すなわ
ち、リブ82…の突出量に誤差が生じると、圧入力がばら
つき、軸受56を挿入する時、大きな圧入力が必要となっ
たり、収容された軸受56が大きな摩擦抵抗のために転動
できず自動調芯機能が損なわれることがあり、逆に圧入
力が小さな場合は容易に抜け出す心配がある。また、使
用中にリブ82…が摩耗したり熱変形するため突出量が小
さくなり、軸受56が抜け出すなどの不具合もある。
このようなことから、従来、実開昭52-71645号公報に記
載されたような軸受の自動調芯支持構造が提案されてい
る。このものは、軸受を軸受支持部材に形成したハウジ
ングに挿入する時に、その貫通孔の軸線方向がハウジン
グの軸線方向と略直交する方向に立てた姿勢でこのハウ
ジングに挿入し、この挿入後にこの軸受をハウジング内
で回転させて水平の姿勢に直し、この場合にハウジング
の一方の開口部に形成した複数の突起により軸受の抜け
出しが防止されるようにしたものである。
載されたような軸受の自動調芯支持構造が提案されてい
る。このものは、軸受を軸受支持部材に形成したハウジ
ングに挿入する時に、その貫通孔の軸線方向がハウジン
グの軸線方向と略直交する方向に立てた姿勢でこのハウ
ジングに挿入し、この挿入後にこの軸受をハウジング内
で回転させて水平の姿勢に直し、この場合にハウジング
の一方の開口部に形成した複数の突起により軸受の抜け
出しが防止されるようにしたものである。
したがって、上記公報に記載の構造によれば、軸受を支
持するための部品点数が少なくてすみ、また、部品点数
が少ない点から組付けに手間を要せず、かつハウジング
内に収容された軸受の抜け出しが確実に防止される、な
どの利点がある。
持するための部品点数が少なくてすみ、また、部品点数
が少ない点から組付けに手間を要せず、かつハウジング
内に収容された軸受の抜け出しが確実に防止される、な
どの利点がある。
ところで、上記公報に記載された軸受の支持構造は、軸
受をハウジングに挿入する時に、軸受をその貫通孔の軸
線方向がハウジングの軸線方向と略直交する方向に立て
た姿勢でこのハウジングに挿入し、この挿入後にこの軸
受をハウジング内で回転させて水平姿勢に直す必要があ
り、つまり、軸受をハウジング内で回動させる必要があ
る。
受をハウジングに挿入する時に、軸受をその貫通孔の軸
線方向がハウジングの軸線方向と略直交する方向に立て
た姿勢でこのハウジングに挿入し、この挿入後にこの軸
受をハウジング内で回転させて水平姿勢に直す必要があ
り、つまり、軸受をハウジング内で回動させる必要があ
る。
しかし、ハウジングは狭い空間であるから軸受をハウジ
ング内で回動させるのは容易でない。いずれかの一方の
開口部から手指を差し込んで軸受を回動させようとして
も手指を差し込む余裕がなく、また、ドライバなどの工
具を差し込んで軸受を回動させようとしても、ドライバ
を回動操作するのに必要なスペースがない。このため、
工具で無理やり軸受を回動させようとして、工具の先端
で軸受をこじることがあり、このため軸受やハウジング
を傷付ける心配があり、かつ軸受が円滑に回動してくれ
ないから、作業に手間がかかる不具合もある。
ング内で回動させるのは容易でない。いずれかの一方の
開口部から手指を差し込んで軸受を回動させようとして
も手指を差し込む余裕がなく、また、ドライバなどの工
具を差し込んで軸受を回動させようとしても、ドライバ
を回動操作するのに必要なスペースがない。このため、
工具で無理やり軸受を回動させようとして、工具の先端
で軸受をこじることがあり、このため軸受やハウジング
を傷付ける心配があり、かつ軸受が円滑に回動してくれ
ないから、作業に手間がかかる不具合もある。
したがって、本考案の目的は、立てた姿勢でハウジング
に収容した軸受を簡単に回動させて水平に直すことがで
き、作業性に優れた軸受支持構造を提供しようとするも
のである。
に収容した軸受を簡単に回動させて水平に直すことがで
き、作業性に優れた軸受支持構造を提供しようとするも
のである。
上記目的を達成するため、本考案の1番目は、軸が貫通
される貫通孔を有するとともに、外面が球面をなした軸
受と、この軸受が回動可能に収容されるハウジングを有
し、このハウジング内で上記軸受が自動調芯可能に支持
される軸受支持部材と、を備え、 上記軸受は、貫通孔の軸線方向に沿う厚みが球面部の最
大外径より小さく形成されており、 上記軸受支持部材のハウジングは、上記軸受が滑り自在
に収容されるとともに、両端に前記軸受に貫通された軸
が貫通される開口部を有し、一方の開口部は上記軸受の
球面部の最大外径より大きくてこの軸受が挿入可能な大
きさを有するとともに、他方の開口部は上記軸受の球面
部の最大外径より小さくて軸受が抜出不能な大きさを有
し、 上記ハウジングの一方の開口部には、上記軸受の抜け出
しを規制する周方向に離間した複数の突起を設け、これ
ら複数の突起は、上記軸受を貫通孔の軸線方向が上記ハ
ウジングの軸線方向と略直交する方向の姿勢に立てた状
態で通過可能な離間寸法を有し、かつこれら複数の突起
の先端を結ぶ円弧は、上記軸受を上記立てた姿勢から傾
けた状態でこの軸受の抜け出しが阻止されるように上記
球面部の最大外径より小さな径となるように形成されて
なる軸受支持構造において、 上記ハウジングの一方または他方の開口部に、上記ハウ
ジング内に収容された軸受の貫通孔に差し込まれてこの
軸受を回動するための治具が挿入可能な切欠部を設け、
この切欠部は、上記開口部の周方向の一部に位置して径
方向へ延び、上記開口部の開口方向と同方向へ開放され
た溝形状をなしていることを特徴とする。
される貫通孔を有するとともに、外面が球面をなした軸
受と、この軸受が回動可能に収容されるハウジングを有
し、このハウジング内で上記軸受が自動調芯可能に支持
される軸受支持部材と、を備え、 上記軸受は、貫通孔の軸線方向に沿う厚みが球面部の最
大外径より小さく形成されており、 上記軸受支持部材のハウジングは、上記軸受が滑り自在
に収容されるとともに、両端に前記軸受に貫通された軸
が貫通される開口部を有し、一方の開口部は上記軸受の
球面部の最大外径より大きくてこの軸受が挿入可能な大
きさを有するとともに、他方の開口部は上記軸受の球面
部の最大外径より小さくて軸受が抜出不能な大きさを有
し、 上記ハウジングの一方の開口部には、上記軸受の抜け出
しを規制する周方向に離間した複数の突起を設け、これ
ら複数の突起は、上記軸受を貫通孔の軸線方向が上記ハ
ウジングの軸線方向と略直交する方向の姿勢に立てた状
態で通過可能な離間寸法を有し、かつこれら複数の突起
の先端を結ぶ円弧は、上記軸受を上記立てた姿勢から傾
けた状態でこの軸受の抜け出しが阻止されるように上記
球面部の最大外径より小さな径となるように形成されて
なる軸受支持構造において、 上記ハウジングの一方または他方の開口部に、上記ハウ
ジング内に収容された軸受の貫通孔に差し込まれてこの
軸受を回動するための治具が挿入可能な切欠部を設け、
この切欠部は、上記開口部の周方向の一部に位置して径
方向へ延び、上記開口部の開口方向と同方向へ開放され
た溝形状をなしていることを特徴とする。
本考案によれば、ハウジング内に立方向の姿勢で挿入さ
れた軸受は、一方の開口部に形成した切欠部より挿入さ
れた治具により、正規な水平姿勢に回転して直すことが
できる。したがって、ハウジング内で軸受の姿勢を容易
に変更することができ、この変更作業が簡単になり、軸
受やハウジングを傷付けるなどの不具合が防止される。
れた軸受は、一方の開口部に形成した切欠部より挿入さ
れた治具により、正規な水平姿勢に回転して直すことが
できる。したがって、ハウジング内で軸受の姿勢を容易
に変更することができ、この変更作業が簡単になり、軸
受やハウジングを傷付けるなどの不具合が防止される。
以下、本考案について、第1図ないし第6図に示す第1
の実施例にもとづき説明する。
の実施例にもとづき説明する。
図において1は含油メタルなどからなる軸受であり、こ
の軸受1は支持しようとする軸2が貫通される貫通孔3
を有している。この軸受1の外面は略球面をなしている
とともに、貫通孔3の軸方向両端に該当する上下端面は
裁断されていて平坦面とされており、したがってこの軸
受1は太鼓形をなしている。この軸受1の球面部の最大
外径D1は貫通孔3の軸方向に沿う厚みtよりも大きく形
成されている(D1>t)。
の軸受1は支持しようとする軸2が貫通される貫通孔3
を有している。この軸受1の外面は略球面をなしている
とともに、貫通孔3の軸方向両端に該当する上下端面は
裁断されていて平坦面とされており、したがってこの軸
受1は太鼓形をなしている。この軸受1の球面部の最大
外径D1は貫通孔3の軸方向に沿う厚みtよりも大きく形
成されている(D1>t)。
5は、合成樹脂やアルミニウムなどの比較的柔らかい弾
性材料により形成された軸受支持部材であり、第8図の
モータフレーム60に相当する。
性材料により形成された軸受支持部材であり、第8図の
モータフレーム60に相当する。
この軸受支持部材5は深皿形のハウジング6を有してい
る。このハウジング6は上端および下端がそれぞれ開口
されており、上端開口部は上記軸受1の外径D1よりも大
きな開口径D2を有し、この上端開口部から軸受1を挿入
できるようになっている。
る。このハウジング6は上端および下端がそれぞれ開口
されており、上端開口部は上記軸受1の外径D1よりも大
きな開口径D2を有し、この上端開口部から軸受1を挿入
できるようになっている。
そして、ハウジング6の下端開口部は上記軸受1の最大
外径D1よりも小さな開口径を有し、この下端開口部から
軸受1が抜け出さないようになっている。ハウジング6
の内面には下端開口部に面なる傾斜面7が形成されてお
り、この傾斜面7には軸受1の球面が滑り自在に当接さ
れて自動調芯が可能になっている。
外径D1よりも小さな開口径を有し、この下端開口部から
軸受1が抜け出さないようになっている。ハウジング6
の内面には下端開口部に面なる傾斜面7が形成されてお
り、この傾斜面7には軸受1の球面が滑り自在に当接さ
れて自動調芯が可能になっている。
上記ハウジング6の内面には周方向に離間して複数個、
本実施例では周方向に等間隔をなして3本のリブ8…が
突設されている。これらリブ8…はハウジング6の軸方
向に沿って伸びており、前記傾斜面7を避けて真っ直ぐ
に形成されている。
本実施例では周方向に等間隔をなして3本のリブ8…が
突設されている。これらリブ8…はハウジング6の軸方
向に沿って伸びており、前記傾斜面7を避けて真っ直ぐ
に形成されている。
これらリブ8…の内面側先端には、このハウジング6に
収容された軸受1の球面が接触、また弾接される。した
がって、これらリブ8…の内面側先端を結ぶ円の径は、
上記軸受1の球面の最大外径D1と等しく、または若干の
摺動摩擦が生じても摺接可能となる程度に小さく形成さ
れている。
収容された軸受1の球面が接触、また弾接される。した
がって、これらリブ8…の内面側先端を結ぶ円の径は、
上記軸受1の球面の最大外径D1と等しく、または若干の
摺動摩擦が生じても摺接可能となる程度に小さく形成さ
れている。
これらリブ8…の上端開口部側に位置する端部には、こ
れらリブ8…よりさらに中心側に向かって突出する突起
9…が設けられている。
れらリブ8…よりさらに中心側に向かって突出する突起
9…が設けられている。
これら複数の突起9…の間は、上記軸受1を第2図の想
像線で示すように、その貫通孔3が上記ハウジング6の
軸線方向と略直交する方向に立てた姿勢にしてこのハウ
ジング6に挿入、圧入しようとした場合に軸受1の挿入
が可能となるような離間距離を有している。
像線で示すように、その貫通孔3が上記ハウジング6の
軸線方向と略直交する方向に立てた姿勢にしてこのハウ
ジング6に挿入、圧入しようとした場合に軸受1の挿入
が可能となるような離間距離を有している。
なお、突起9…が等間隔に3個ある場合、立てた姿勢の
軸受1をハウジング6に挿入または圧入しようとする際
には、第3図に示す通り、軸受1はハウジング6の中心
点0から偏心した位置を通過可能であり、上記複数の突
起9…間の間隔は、このような通過を許容する関係にあ
る。
軸受1をハウジング6に挿入または圧入しようとする際
には、第3図に示す通り、軸受1はハウジング6の中心
点0から偏心した位置を通過可能であり、上記複数の突
起9…間の間隔は、このような通過を許容する関係にあ
る。
しかしながら、これら複数の突起9…は、これらの内面
側先端を結ぶ円弧が上記軸受1を上記立てた姿勢から第
1図に示すように寝かせた場合に軸受1が抜け出すのを
防止すべく、上記先端を結ぶ円の径D3が上記軸受1の球
面の最大外径D1より小さくなるように(D3<D1)形成さ
れている。
側先端を結ぶ円弧が上記軸受1を上記立てた姿勢から第
1図に示すように寝かせた場合に軸受1が抜け出すのを
防止すべく、上記先端を結ぶ円の径D3が上記軸受1の球
面の最大外径D1より小さくなるように(D3<D1)形成さ
れている。
このような構成の軸受支持部材5には、ハウジング6の
上端開口部または下端開口部のいずれか一方に切欠部20
が形成されている。本実施例では、第4図および第5図
に示す通り、ハウジング6の下端開口部に切欠部20が形
成されており、この切欠部20は下端開口部の周方向の一
部に位置して、径方向に延び、かつ上記下端開口部の開
口方向と同方向に開放された溝形状に形成されている。
この切欠部20には、第6図に示すように、ロッドなどの
ような治具21が挿入可能となっており、この治具21の先
端は軸受1の貫通孔3に挿脱可能に挿入されるようにな
っている。そして、切欠部20に挿通された治具21は、第
6図に示す挿通状態から反時計回りに回動されて、ハウ
ジング6内の軸受1を水平姿勢となるように回動できる
ようになっている。
上端開口部または下端開口部のいずれか一方に切欠部20
が形成されている。本実施例では、第4図および第5図
に示す通り、ハウジング6の下端開口部に切欠部20が形
成されており、この切欠部20は下端開口部の周方向の一
部に位置して、径方向に延び、かつ上記下端開口部の開
口方向と同方向に開放された溝形状に形成されている。
この切欠部20には、第6図に示すように、ロッドなどの
ような治具21が挿入可能となっており、この治具21の先
端は軸受1の貫通孔3に挿脱可能に挿入されるようにな
っている。そして、切欠部20に挿通された治具21は、第
6図に示す挿通状態から反時計回りに回動されて、ハウ
ジング6内の軸受1を水平姿勢となるように回動できる
ようになっている。
このような構成による第1の実施例の作用を説明する。
まず、軸受1を軸受支持部材5のハウジング6に取り付
ける手順を説明する。
ける手順を説明する。
軸受1を第2図の想像線で示すように、その貫通孔3が
ハウジング6の軸線方向と略直交する方向となるように
立てた姿勢とし、この姿勢でハウジング6の上端開口部
から挿入する。
ハウジング6の軸線方向と略直交する方向となるように
立てた姿勢とし、この姿勢でハウジング6の上端開口部
から挿入する。
この場合、上端開口部に形成した突起9…の等間隔は、
第3図に示すように、上記立てた姿勢の軸受1を通過さ
せることが可能となるように設定してあるから、軸受1
を挿入または圧入によりハウジング6内に挿入すること
ができる。
第3図に示すように、上記立てた姿勢の軸受1を通過さ
せることが可能となるように設定してあるから、軸受1
を挿入または圧入によりハウジング6内に挿入すること
ができる。
そして、ハウジング6内に収容された軸受1は、第1図
および第2図に示すように、このハウジング6内でその
貫通孔3がハウジング6の軸線方向と略一致する方向に
姿勢を変えることにより寝かせる。すると、軸受1の球
面がハウジング6内面に形成した傾斜面7および複数個
のリブ8…に当り、これにより軸受1はハウジング6内
に保持される。
および第2図に示すように、このハウジング6内でその
貫通孔3がハウジング6の軸線方向と略一致する方向に
姿勢を変えることにより寝かせる。すると、軸受1の球
面がハウジング6内面に形成した傾斜面7および複数個
のリブ8…に当り、これにより軸受1はハウジング6内
に保持される。
このような状態では、軸受1の球面がハウジング6内面
の傾斜面7および複数個のリブ8…に当っているから、
軸受1が転動可能であり、貫通孔3に挿通した軸2の調
芯が可能である。
の傾斜面7および複数個のリブ8…に当っているから、
軸受1が転動可能であり、貫通孔3に挿通した軸2の調
芯が可能である。
また、軸受1がハウジング6内で下向きに抜け出そうと
すると傾斜面7により阻止されるとともに、下端開口部
の大きさが軸受1の球面の外径D1より小さいから、抜け
出すことはない。
すると傾斜面7により阻止されるとともに、下端開口部
の大きさが軸受1の球面の外径D1より小さいから、抜け
出すことはない。
また、軸受1がハウジング6内で上向きに抜け出そうと
すると、上端開口部に形成した複数の突起9…の先端を
結ぶ円の径D3が上記軸受1の球面の最大外径D1より小さ
くなるように(D3<D1)形成されているため、これら複
数の突起9…により上方へ抜け出すのが阻止される。
すると、上端開口部に形成した複数の突起9…の先端を
結ぶ円の径D3が上記軸受1の球面の最大外径D1より小さ
くなるように(D3<D1)形成されているため、これら複
数の突起9…により上方へ抜け出すのが阻止される。
なお、軸受1がハウジング6内で立った姿勢となった場
合に抜け出す可能性があるが、軸受1の貫通孔3に軸2
が挿通された状態では軸受1が立つ姿勢になることはあ
り得ないから、軸を支持した状態で軸受2がハウジング
6から抜ける心配はない。
合に抜け出す可能性があるが、軸受1の貫通孔3に軸2
が挿通された状態では軸受1が立つ姿勢になることはあ
り得ないから、軸を支持した状態で軸受2がハウジング
6から抜ける心配はない。
ところで、軸受1を立てた姿勢でハウジング6に収容し
たときにこれを回動して水平に直す場合、下端開口部に
形成した切欠部20にロッドのような治具21を挿入して回
動させることができる。すなわち、ハウジング6で立っ
た姿勢に軸受1に対し、第4図に示すように、切欠部20
を通じて挿入した治具21の先端を貫通孔3に差し込み、
この状態で治具21を反時計回りに回動させる。すると、
軸受1はハウジング6内で、立った姿勢から寝た姿勢に
向きが変えられる。
たときにこれを回動して水平に直す場合、下端開口部に
形成した切欠部20にロッドのような治具21を挿入して回
動させることができる。すなわち、ハウジング6で立っ
た姿勢に軸受1に対し、第4図に示すように、切欠部20
を通じて挿入した治具21の先端を貫通孔3に差し込み、
この状態で治具21を反時計回りに回動させる。すると、
軸受1はハウジング6内で、立った姿勢から寝た姿勢に
向きが変えられる。
したがって、ハウジング6内に挿入した軸受1の姿勢を
容易に変更させることができる。
容易に変更させることができる。
この場合、治具21を軸受1の貫通孔3に差し込むから、
治具21で軸受1やハウジング6を傷付ける心配がなく、
その回動操作もきわめて容易であり、軸受1の姿勢変更
作業が能率よく行える。
治具21で軸受1やハウジング6を傷付ける心配がなく、
その回動操作もきわめて容易であり、軸受1の姿勢変更
作業が能率よく行える。
なお、本実施例の場合、軸受1の球面がハウジング6内
面に形成した傾斜面7および複数個のリブ8…に当って
保持されているから、接触面積が小さく、軸受1の転動
抵抗が小さくてすむ。
面に形成した傾斜面7および複数個のリブ8…に当って
保持されているから、接触面積が小さく、軸受1の転動
抵抗が小さくてすむ。
また、軸受1の球面がリブ8…に当たることにより軸受
1が保持されるので、リブ8…への押圧力を適宜に選択
すれば所定の摩擦抵抗を得ることができ、径方向のがた
つきを防止することができる。そして、このような圧接
状態において、リブ8…が摩耗したり、熱変形してリブ
8…の先端を結ぶ円の径が大きくなって押圧力が低下す
ることがあっても、軸受1は突起9…により抜け出しが
防止されるから、軸受機能を損なう心配はない。
1が保持されるので、リブ8…への押圧力を適宜に選択
すれば所定の摩擦抵抗を得ることができ、径方向のがた
つきを防止することができる。そして、このような圧接
状態において、リブ8…が摩耗したり、熱変形してリブ
8…の先端を結ぶ円の径が大きくなって押圧力が低下す
ることがあっても、軸受1は突起9…により抜け出しが
防止されるから、軸受機能を損なう心配はない。
なお、本考案は上記第1の実施例に制約されるものでは
ない。
ない。
すなわち、上記第1の実施例では、ハウジング6に収容
された軸受1が水平に寝ている姿勢の場合、ハウジング
6の上端開口部に形成した複数の突起9…と軸受1との
間で隙間が形成されるようになっているが、第7図に示
す第2の実施例のように、突起19と軸受1との間に隙間
が形成されないようにしてもよい。
された軸受1が水平に寝ている姿勢の場合、ハウジング
6の上端開口部に形成した複数の突起9…と軸受1との
間で隙間が形成されるようになっているが、第7図に示
す第2の実施例のように、突起19と軸受1との間に隙間
が形成されないようにしてもよい。
このようにすれば、スラスト方向のがたつきもなくな
り、軸2を確実に支持することができる。
り、軸2を確実に支持することができる。
なお、本考案は、突起9…があれば、リブ8…の存在に
は制約されない。
は制約されない。
また、本考案は第9図に示すジューサ、ミキサ等のモー
タ軸に適用されることにも制約されるものではない。
タ軸に適用されることにも制約されるものではない。
さらにまた、本考案は、その他実用新案登録請求の範囲
に記載された要旨の範囲で種々の変更が可能である。
に記載された要旨の範囲で種々の変更が可能である。
以上説明したように本考案によれば、ハウジングの開口
部に治具が挿入可能な切欠部を設けたので、ハウジング
内に収容された立ち姿勢の軸受の貫通孔に治具を差し込
んで回動することにより、軸受を正規な水平姿勢に回転
させることができる。したがって、ハウジング内で軸受
の姿勢を容易に変更することができ、この変更作業が簡
単になり、軸受やハウジングを傷付けるなどの不具合が
防止される。
部に治具が挿入可能な切欠部を設けたので、ハウジング
内に収容された立ち姿勢の軸受の貫通孔に治具を差し込
んで回動することにより、軸受を正規な水平姿勢に回転
させることができる。したがって、ハウジング内で軸受
の姿勢を容易に変更することができ、この変更作業が簡
単になり、軸受やハウジングを傷付けるなどの不具合が
防止される。
第1図ないし第6図は本考案の第1の実施例を示し、第
1図は軸受を取り付けた状態の平面図、第2図は断面
図、第3図は軸受を立てた姿勢でハウジングに挿入した
状態の平面図、第4図は下面図、第5図は側面図、第6
図はハウジング内の軸受を回動する場合に断面図、第7
図は本考案の第2の実施例を示す軸受を取り付けた状態
の断面図、第8図は本考案の背景技術を説明するための
モータの正面図、第9図は従来の軸受支持構造を示す断
面図、第10図および第11図は他の従来の軸受支持構造を
示し、第10図は断面図、第11図は平面図である。 1……軸受、2……軸、3……貫通孔、5……軸受支持
部材、6……ハウジング、7……傾斜面、8……リブ、
9、19……突起、20……切欠部、21……治具
1図は軸受を取り付けた状態の平面図、第2図は断面
図、第3図は軸受を立てた姿勢でハウジングに挿入した
状態の平面図、第4図は下面図、第5図は側面図、第6
図はハウジング内の軸受を回動する場合に断面図、第7
図は本考案の第2の実施例を示す軸受を取り付けた状態
の断面図、第8図は本考案の背景技術を説明するための
モータの正面図、第9図は従来の軸受支持構造を示す断
面図、第10図および第11図は他の従来の軸受支持構造を
示し、第10図は断面図、第11図は平面図である。 1……軸受、2……軸、3……貫通孔、5……軸受支持
部材、6……ハウジング、7……傾斜面、8……リブ、
9、19……突起、20……切欠部、21……治具
Claims (1)
- 【請求項1】軸が貫通される貫通孔を有するとともに、
外面が球面をなした軸受と、この軸受が回動可能に収容
されるハウジングを有し、このハウジング内で上記軸受
が自動調芯可能に支持される軸受支持部材と、を備え、 上記軸受は、貫通孔の軸線方向に沿う厚みが球面部の最
大外径より小さく形成されており、 上記軸受支持部材のハウジングは、上記軸受が滑り自在
に収容されるとともに、両端に前記軸受に貫通された軸
が貫通される開口部を有し、一方の開口部は上記軸受の
球面部の最大外径より大きくてこの軸受が挿入可能な大
きさを有するとともに、他方の開口部は上記軸受の球面
部の最大外径より小さくて軸受が抜出不能な大きさを有
し、 上記ハウジングの一方の開口部には、上記軸受の抜け出
しを規制する周方向に離間した複数の突起を設け、これ
ら複数の突起は、上記軸受を貫通孔の軸線方向が上記ハ
ウジングの軸線方向と略直交する方向の姿勢に立てた状
態で通過可能な離間寸法を有し、かつこれら複数の突起
の先端を結ぶ円弧は、上記軸受を上記立てた姿勢から傾
けた状態でこの軸受の抜け出しが阻止されるように上記
球面部の最大外径より小さな径となるように形成されて
なる軸受支持構造において、 上記ハウジングの一方または他方の開口部に、上記ハウ
ジング内に収容された軸受の貫通孔に差し込まれてこの
軸受を回動するための治具が挿入可能な切欠部を設け、
この切欠部は、上記開口部の周方向の一部に位置して径
方向へ延び、上記開口部の開口方向と同方向へ開放され
た溝形状をなしていることを特徴とする軸受支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989062703U JPH07734Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 軸受支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989062703U JPH07734Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 軸受支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH031316U JPH031316U (ja) | 1991-01-09 |
| JPH07734Y2 true JPH07734Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31592094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989062703U Expired - Lifetime JPH07734Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 軸受支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07734Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5271645U (ja) * | 1975-11-26 | 1977-05-28 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1989062703U patent/JPH07734Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH031316U (ja) | 1991-01-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |