JPH0774043B2 - 円筒体の送り込み装置 - Google Patents

円筒体の送り込み装置

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JPH0774043B2
JPH0774043B2 JP62232457A JP23245787A JPH0774043B2 JP H0774043 B2 JPH0774043 B2 JP H0774043B2 JP 62232457 A JP62232457 A JP 62232457A JP 23245787 A JP23245787 A JP 23245787A JP H0774043 B2 JPH0774043 B2 JP H0774043B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、密接状態で高速流下してくる空缶等の円筒体
を、所定ピッチ間隔に拡げて高速で送り込むための送り
込み装置に関する。
従来の技術 例えば、製罐ラインにおいて、円筒状に成形加工された
缶胴は密接状態で印刷工程等の加工ステーションに搬送
されてくるが、加工ステーションでは缶胴を定間隔に保
持した状態で印刷等の加工が行われる。従来、連続的に
搬送されてくる缶を定間隔に広げる手段として、スター
ホイール等定ピッチの保持ポケットを有する回転搬送車
が広く採用されている。
密接状態で連続的に搬送されてくる缶等の円筒体を連続
回転搬送車に送り込む手段として、大別して次の2通り
の方式が広く採用されている。
その1つの方式は、円筒体送りシュート又はコンベヤと
係合する送りスパイラルを備え、連続密接状態で搬送さ
れてくる円筒体をスパイラルを通過する間に増速し一定
間隔に整列させ、同期回転している回転搬送車のポケッ
トに送り込む方式である。この方式の特徴は、構造が簡
単であり、確実な搬送が出来ることで、広く用いられて
いる。しかしながら、高速度になると、被搬送体に対す
るスパイラルの接触圧力が高くなり、被搬送体に疵や凹
み等の欠陥を生じやすい欠点がある。例えば、缶詰用の
金属缶の搬送例では、この方式では、毎分800缶程度が
限界であり、それ以上の高速では衝撃が大きくなり種々
の問題が生じていた。
他の方式は、スパイラルを用いず、円筒体供給シュート
またはコンベヤを直接回転搬送車と係合させ、回転搬送
車のポケット間を結ぶ背面曲線の形状と、円筒体送り込
み角度を適切に選定することにより、円筒体を直接回転
搬送車のポケットに受け渡すものである。このうち、円
筒体供給シュート内の円筒体が重力で落下するように構
成されたものを、一般にグラビティフィード機構と称
し、例えば、特公昭59−9444号公報のものが知られてい
る。
発明が解決しようとする問題点 グラビティフィード機構は、スパイラルを用いたものと
比較して、高速化が可能である点で利点を有するもので
あるが、シュートから回転搬送車のポケットに受け渡し
時に、円筒体に衝撃を与え、最悪の場合は回転搬送車の
ポケットとシュート間に噛み込んで詰まりを生じる等、
円筒体に疵や凹みが付き易い欠点があった。上記欠点を
解消するために、上記提案のように、回転搬送車のポケ
ットと背面曲線の形状と円筒体体送り込み角度を改良す
ることが種々提案されいるが、高速搬送時の円筒体の衝
撃を完全に解消するようにしたグラビティーフィード機
構は未だ得られていない。
本発明は、上記実情に鑑み創案なされたものであって、
回転搬送車のポケットへの受け渡し時の円筒体への衝撃
を緩和して、円筒体への疵や凹みの発生を防止し、極め
て高速でも安定して送りこむ事が出来る円筒体送り込み
装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明者は種々検討した
結果、衝撃の原因として、従来のものはは何れも供給シ
ュート下端における円筒体の回転搬送車のポケットへの
流下速度が均一でなく、円筒体が脈動する構造になって
いることに起因していることを知見した。本発明は、該
知見に基づき、シュートから円筒体を等速度で流下さて
ポケットに着座させる回転搬送車の内面曲線構造の開発
に成功し、脈動の原因を解消することができたものであ
る。
上記問題点を解決するための本発明の原理を第1図に基
づき説明する。
回転搬送車が等速回転するとき、供給シュートから円筒
体が一定速度で流下するための回転搬送車のポケット間
の背面曲線は、次のようにして求めることが出来る。
回転搬送車の中心を曲座標の極(0,0)とする座標系に
おいて、回転搬送車の着座点におけるポケット1の中心
2と、回転搬送車の軸芯3を結ぶ直線4を偏角零の軸と
し、 d=ポケットの直径(円筒体の直径に等しい) a=回転搬送車のポケットのピッチ円半径 τ=ポケットのピッチ角(360゜/ポケット数) θ=直線4に対して反時計回り0℃からτ゜までの任意
角度 とするとき、円筒体6の中心W1から直線4に立てた の長さA、及び の長さBは、 A=d・sinψ B=d・cosψ となり、点W1の極座標は、 偏角α=tan-1{A/a+B)} 動径Rw1={(a+B)+A21/2 となる。また、 の長さC、 の長さH、及び角βは、 C=a・sinα H=(d2−C21/2 β=tan-1(C/H) なる関係にある。
そこで、回転搬送車が等速で回転するとき円筒体もまた
等速度で流下し、その速度は回転搬送車のピッチの回転
に対して回転搬送車は直径dに等しい距離だけ進むべき
であるから、回転搬送車がθ回転したとき、円筒体の流
下距離xは、回転搬送車の回転角に比例し、 x=d(θ/τ) となる。
そこで、第1図における線分D及び線分Eは、 D=x・sinβ E=x・consβ となるから、 δ=tan-1{D/Rw1−E)} 従って、点Wxの極座標は 偏角 θwx=θ+α−δ 動径 Rwx={(Rw1−E)+D21/2 となる。
今、シュートから回転搬送車のポケットに着座する直径
dの円筒体は、回転搬送車の背面曲線に接しながらポケ
ットに流下するので、該条件を満たすためには、角度θ
が0からτまで変化するときの点Wxを中心とする直径d
の円弧の回転搬送車側の包絡線が、回転搬送車の着座ポ
ケット間の背面曲線とならなければならない。即ち、該
背面曲線は、直径dのカッターの中心を極座標Wxにコン
トロールして回転搬送車の外形を切削したときに出来る
曲線に等しい。
以上の原理に基づいて構成した本発明の送り込み装置
は、周囲に等間隔に複数のポケットを有する回転搬送車
と、円筒体を前記ポケットに送り込む供給シュートとを
備えた円筒体の等速送りこみ装置において、前記供給シ
ュートは、円筒体を前記回転搬送車の軸心に対して平行
状態で互いに隣接して前記回転搬送車に向かって流下案
内するようにその下端部が該回転搬送車の外周部に近接
して任意の送り込み角度ψで傾斜配置され、前記回転搬
送車の各ポケットは、搬送される円筒体の直径に実質的
に等しい直径dをもつ着座円弧を有し、該円弧の中心が
回転搬送車のピッチ円上に等間隔に配置され、各着座円
弧は、該着座円弧に前記ピッチ円の外側で接続し、か
つ、回転したときに後続となる相隣るポケットの着座円
弧に前記ピッチ円の内側で接続する背面曲線で接続され
ており、該背面曲線は、前記ポケットに着座した円筒体
の外周面で接する前記供給シュート下端に位置する円筒
体の軸心の点W1と、前記着座円弧の中心点Pを結ぶ直線
上を、前記回転搬送車が1ピッチ(360℃をポケット数
nで割った角度)回転する間に、前記点W1から前記着座
円弧の中心点P1までを等速で移動する点Wxを中心とする
直径dの円の包絡線であることを特徴とするものであ
る。
作用 回転搬送車の隣接するポケットを結ぶ背面曲線は、ポケ
ットに着座した円筒体の外周面で接する任意の送り込み
角度ψで配置されたシュート下端に位置する円筒体の軸
心の点W1と、前記着座円弧の中心点を結ぶ直線上を、回
転搬送車が1ピッチ回転する間に、前記円筒体の点W1
ら円筒体の直径と等しい距離dを等速で前記点P方向に
移動する点Wxを中心とする直径dの円の包絡線に形成さ
れているから、回転円筒体が等速で回転する限り、円筒
体はシュート上を等速で流下して、ポケットに着座す
る。従って、回転搬送体が高速で回転しても、円筒体は
脈動することなくポケットに着座し、円筒体が衝撃を受
けることがなくなり、アルミ缶等の凹み易い缶であって
も、凹みゃ疵を付けることなく、円滑に送り込まれる。
また、ポケットに対する送り込みシュートの角度を広い
範囲で任意に選定することができ、設置スペースに柔軟
に対応することが出来る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は、上記原理に基づき作成された本発明の送り込
み装置の実施例を示す。同図で示す送り込み装置は、回
転搬送車10のポケット11に対するシュート12の角度、即
ち、送り込み角度ψを22.5゜とし、ポケット11の数nを
6個、ピッチ円の半径aを100mm、ポケット円弧の半径d
/2を24mmの条件で、上記原理に基づき背面曲線4を求め
作成したものである。
また、該実施例では、回転搬送車10のポケット11の着座
円弧13と背面曲線14とがピッチ円の外側で接続する部分
15は、先端を円弧状に丸めて形成されている。該部分15
の半径は、シュート12内の円筒体に脈動を与えることな
く円筒体を受け取り、且つ回転体が回転中、円筒体をポ
ケット内に確実に保持するためには、着座円弧13の半径
の5分の1以下が望ましい。以上のように構成された回
転搬送車は、軸線方向に厚く形成して1個のみで円筒体
を送り込むことも可能であるが、薄板で複数個形成し、
軸方向に間隔をおいてポケットのピッチ位相を合わせて
回転軸16に固定してもよい。なお、17はガイドである。
上記の背面曲線14は、作図的には第3図に示すようにし
て求めることができる。
半径aのピッチ円20を描き、該ピッチ円20をポケット数
nで等分したピッチ円上の点がポケット11の着座円弧の
中心点21となる。該中心点21を中心として円筒体の直径
dと同径の円22を描くと共に、該中心点21とピッチ円中
心点23と結ぶ直線24に対して、送り込み角度ψのシュー
ト軸線25を着座円弧中心点21から外方に引く。そして、
該シュート軸線25上に直径dの円22と接する円26を描く
と、該円26がシュート内を密接状態で連続的に流下する
最下端の円筒体を表し、円22がポケット内に完全に着座
した瞬間の円筒体を表すことになる。
今、この状態からピッチ円径aの回転南搬送体が時計方
向に等速で回転したとき、シユート内の回転体が等速で
シュートを流下するためには、回転搬送体が360℃/n回
転、即ちポケットのピッチ角τ度回転して上流部のポケ
ットがシュート軸線上に位置するまでに、シュート最下
端の回転体は、その中心点27が点21までの距離dを等速
で移動しなければならない。即ち、回転搬送体がτn/m
角度回転するとき、シュート内の円筒体はその中心が点
27から点21に向けて、d/mだけ流下しなければならな
い。
従って、ピッチ角τをm等分した直線とピッチ円との交
点P1、P2、P3・・・から角度ψで引いた各直線と、前記
直線25の点27と点21間を結ぶ直線をm等分した点S1
S2、S3・・・を通るピッチ円中心23を中心とする各円弧
が、それぞれ交わる点W1、W2、W3・・・を中心とする直
径dの円を描き、該円のピッチ円と交叉する側の包絡線
が回転搬送体の背面曲線14となる。
第4図は、回転搬送体の他の実施例を示している。該実
施例では、円筒体の送り込み角度、即ち、シュート角度
ψを60度とし、前記実施例と同様にポケット数を6個に
したものである。
以上のように、本発明によれば、送り込みシュートの角
度は非常に広範囲に任意に設定することができる。しか
し、角度があまり小さいと、送り込み済の円筒体と、流
下する円筒体との干渉が生じるので、該しシュートの角
度は、上記干渉を生じない限界以上に設定することが必
要である。
効果 本発明の円筒体等速度送り込み装置は、以上のような構
成からなり、円筒体はシュート内を等速で流下して回転
搬送体のポケットに着座するので、回転搬送体が高速で
回転しても、円筒体の脈動が防止される。そのため、円
筒体は、衝撃を受けることがなくなり、アルミ缶等の柔
軟缶であっても、凹みや疵を付けることなく、円滑に送
り込むことができる。その結果、アルミ缶を例えば胴部
への印刷ステーションへ毎分1400缶以上の高速で送り込
むことを可能にし、製缶ラインの飛躍的高速化に寄与す
るところ大である。また、ポケットに対する送り込みシ
ュートの角度を広い範囲で任意に設定することができる
ので、設置スペースに柔軟に対応することが出来る等、
多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理を示す概略説明図、第2図は本
発明に係る円筒体の等速送りこみ装置の実施例の概略側
面図、第3図は第2図の回転搬送車の作図法説明図、第
4図は他の実施例の概略側面図を示す 1,11:ポケット、6:円筒体、10:回転搬送車、12:供給シ
ュート、13:着座円弧、14:背面曲線、20:ピッチ円

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲に等間隔に複数のポケットを有する回
    転搬送車と、円筒体を前記ポケットに送り込む供給シュ
    ートとを備えた円筒体の等速送りこみ装置において、前
    記供給シュートは、円筒体を前記回転搬送車の軸心に対
    して平行状態で互いに隣接して前記回転搬送車に向かっ
    て流下案内するようにその下端部が該回転搬送車の外周
    部に近接して任意の送り込み角度ψで傾斜配置され、前
    記回転搬送車の各ポケットは、搬送される円筒体の直径
    に実質的に等しい直径dをもつ着座円弧を有し、該円弧
    の中心が回転搬送車のピッチ円上に等間隔に配置され、
    各着座円弧は、該着座円弧に前記ピッチ円の外側で接続
    し、かつ、回転したときに後続となる相隣るポケットの
    着座円弧に前記ピッチ円の内側で接続する背面曲線で接
    続されており、該背面曲線は、前記ポケットに着座した
    円筒体の外周面で接する前記供給シュート下端に位置す
    る円筒体の軸心の点W1と、前記着座円弧の中心点Pを結
    ぶ直線上を、前記回転搬送車が1ピッチ(360℃をポケ
    ット数nで割った角度)回転する間に、前記点W1から前
    記着座円弧の中心点P1までを等速で移動する点Wxを中心
    とする直径dの円の包絡線であることを特徴とする円筒
    体送り込み装置。
  2. 【請求項2】前記回転搬送車の前記着座円弧と前記背面
    曲線とが前記ピッチ円の外側で接続する部分は、前記着
    座円弧の半径の5分の1以下の半径を持つ円弧で丸く形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の円筒体送り込み装置。
JP62232457A 1987-09-18 1987-09-18 円筒体の送り込み装置 Expired - Fee Related JPH0774043B2 (ja)

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JPS6475322A JPS6475322A (en) 1989-03-22
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EP1285865B1 (en) * 2000-03-28 2013-07-03 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Injection drug feeding device
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599444A (ja) * 1982-07-08 1984-01-18 Takenaka Komuten Co Ltd クリーンルームの空気供給制御装置

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JPS6475322A (en) 1989-03-22

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