JPH0774078B2 - 車椅子兼用エスカレーター - Google Patents

車椅子兼用エスカレーター

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JPH0774078B2
JPH0774078B2 JP60140350A JP14035085A JPH0774078B2 JP H0774078 B2 JPH0774078 B2 JP H0774078B2 JP 60140350 A JP60140350 A JP 60140350A JP 14035085 A JP14035085 A JP 14035085A JP H0774078 B2 JPH0774078 B2 JP H0774078B2
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wheelchair
tread
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power
escalator
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和平 小嶋
勝也 寺西
忠一 斉藤
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般の歩行者だけではなく車椅子利用者に対す
るサービスも可能にした車椅子兼用エスカレーターに係
り、特に、車椅子による昇降が安全に行えるようにした
車椅子兼用エスカレーターに関する。
〔従来の技術〕
エスカレーターは、従来から一般の歩行者を対象とした
サービス設備として普及してきているが、最近は車椅子
利用者の行動範囲を広げるために、車椅子を運搬できる
エスカレーターの要求が出ている。
従来の車椅子を運搬できるエスカレーターを第5〜7図
について説明する。
普通、第5図に示すように、下階床F1から上階床F2にか
けて設けられてエスカレーター1に車椅子2を利用した
人M1が付添者M2の保護のもとで乗る場合、通常ステップ
3のほかに特定ステップ300が必要となる。この特定ス
テップ300は無端状に連結された通常ステップ3の列中
に連結されており、本体枠4に支持されたレール6に沿
って走行する。この本体枠4には、ハンドレール5を支
持案内する欄干7や乗降口の乗場床8,9が支持されてい
る。
また、上記特定ステップ300は、第6,7に示すように、昇
降リンク式の踏面拡張機構301を内蔵し、踏面302を矢印
C方向に上昇(下降も可能)させるようにしている。こ
の踏面拡張機構301に電力を供給するために、本体枠4
側にバー状のトロリ線303が布設され、特定ステップ300
側にトロリ線303に摺動する集電子304からなる受電装置
305が設けられている。そして特定ステップ300の踏面30
2を高さhhだけ上昇させることによって上側に隣接する
ステップの踏面に一致させ、実質的に奥行LLの2つのス
テップに車椅子を乗せるようにしたものである。(特開
昭59−203085号公報) 〔発明が解決しようとする課題〕 上記構成の車椅子兼用エスカレーターは、給電構成がト
ロリ線303とそれに常時接触摺動する集電子304であるの
で、、給電部の摩耗劣化とそれに伴う機器の異常動作が
懸念される。さらに最も重要なことは、特定ステップ30
0を移動させながらトロリ線303と集電子304とを接触さ
せて電力の授受を行っていることである。このような移
動中の電力の授受は、上述のような給電部の摩耗劣化、
あるいはトロリ線303上への塵埃の堆積付着などのよ
り、集電子304との接触不良が生じ易い。仮に、トロリ
線303と集電子304との接触不良が生じた場合、踏面302
の上昇が中断されたり、踏面302が上昇力を失って下降
したり、既に車椅子を乗せている場合には、車椅子が傾
き、あるいは転倒させることになり、極めて危険であ
る。
また、上記トロリ線303を布設するために、その布設位
置を確保したり、さらに上記トロリ線303と他機器との
絶縁を確保しなければならず、一般エスカレーターの構
成と比べて多くの特種構造を取入れなければならず、複
雑な構造となる問題がある。
本発明の目的は、構造を複雑化することなく、車椅子搭
載時の安全性を高めることができる車椅子兼用エスカレ
ーターを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、無端状に連結した
複数のステップ間に、車椅子搭載時に車椅子踏面を形成
する特定ステップを少なくとも一つ連結し、この特定ス
テップに前記車椅子踏面を形成するための踏面変位機構
と、それを駆動する駆動機と、この駆動機に供給する電
力を受ける受電装置とを設けると共に、前記受電装置に
電力の供給を行なう給電装置を本体枠側に設けた車椅子
兼用エスカレーターにおいて、車椅子搭載時に前記特定
ステップが所定位置に停止した時、前記特定ステップの
受電装置と対向する前記本体枠側に前記給電装置を配置
し、前記特定ステップの前記停止位置での停止時にのみ
前記給電装置を前記受電装置に対して電気的に接触及び
解離させる接触解離手段を設けたのである。
〔作用〕
上記構成によれば、特定ステップの停止中に接触解離手
段によって受電装置と給電装置とを電気的に接触させて
踏面変位機構を駆動して車椅子踏面を形成し、その後エ
スカレーター起動前に受電装置と給電装置とを解離させ
ることができるので、車椅子踏面形成後は受電装置と給
電装置間の電気的接触を断つことができる。その結果、
踏面変位機構に誤給電や異常電流により電力が供給され
ることはなく、そのために不意に車椅子踏面が変位する
ようなことは皆無となり、安全性を高めることができ
る。
また、車椅子踏面を形成する機構のほとんどが特定ステ
ップ内に組み込まれ、本体枠側には給電装置とこれを受
電装置側に移動させる簡単な接触解離手段を設置すれば
よいので、高精度の取付け作業は要求されず、本体枠の
構成も複雑にすることはない。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1〜4図に示す上昇専用の車
椅子兼用エスカレーターについて説明する。
車椅子兼用エスカレーター10は、下階床F1と上階床F2に
跨って設置された本体枠11と、この本体枠11に立設され
た欄干12と、前記本体枠11に支持され無端状に連結され
て回動する一般乗客用の複数のステップ13と、これら複
数のステップ13の中に連結された特定ステップ14とを備
えている。そして特定ステップ14は踏面変位装置14Aを
内蔵している。
下部乗降口には車椅子利用者の専用停止スイッチS1が設
けられ、車椅子で上階に行きたい場合にこの専用停止ス
イッチS1を押せばよい。K1は車椅子が乗り込んだ後、車
椅子兼用エスカレーター10を起動させる車椅子専用の起
動スイッチで、S1,S2,S3は、特定ステップ14を乗場床8,
9側の定位置に停止させる停止スイッチ、14aは特定ステ
ップ14に設けた受電装置、14bは本体枠11側に設けた給
電装置で、前記特定ステップ14が定位置に停止した時、
前記受電装置14aと対向するように設けられている。
特定ステップ14は、第2図に示すように、踏面変位装置
14Aを内蔵しており、この踏面変位装置14Aは電動機から
なる駆動機14AAとリンク機構からなる踏面変位機構14B
とからなり、駆動機14AAがもたらす矢印D方向への引込
力を踏面変位機構14Bによって矢印E方向に踏面を上昇
させて変位させる構造となっている。尚、前記踏面変位
装置14Aの駆動機14AAとリード線14cで接続された受電装
置14aが特定ステップ14の下部に、前記給電装置14bと間
隔mをおいて対向するように下向きに固定されている。
次に、特定ステップ14の踏面の拡張動作を第4図につい
て説明する。この第4図は特定ステップ14の特殊性を概
念的に示したもので、踏面14Fが上方にレベルLからレ
ベルHまで高さhだけ持ち上げられるものである。この
踏面14Fの持ち上げは、特定ステップ14に内蔵された踏
面変位装置14Aが矢印A方向に上昇し、しかる後に矢印
Bのように踏面14Fを反転させるものであり、この上に
車椅子2の前車輪2aと後車輪2bを乗せて運搬する仕組み
となっている。
この機構は、踏面変位装置14Aの機械的な特徴から後車
輪2bを乗せるところから足台2cの突出部分までが合計3
つのステップに跨るまで拡大されたユニークなものであ
る。
さらに、特定ステップ14の側方には、第2図に示すよう
に、突片14Cが設けられ、この突片14Cの接触によって特
定ステップ14を定位置に停止させる前記停止スイッチS2
が配置されている。
給電装置14bは、第3図に示すように、受電装置14aを内
側に接触させるために略U字形に形成された接触子14b1
を有し、この接触子14b1を電気的な指令を受けたとき高
さmmだけ上昇させ、一定時間後に下降させるように構成
されている。前記接触子14b1にはラック14b4の一端部が
垂直方向に連結されており、このラック14b4に噛合うピ
ニオン14b3が電動機14b2で駆動されるように構成されて
接触解離手段を構成しており、この接触解離手段が下階
床F1と上階床F2の乗場床8,9側に夫々接近して分割配置
されている。この場合、特定ステップ14が停止スイッチ
S2を動作させて所定位置に止められると、電動機14b2が
回転して受電装置14aに接触子14b1を接触させ(第3図
のP)、電源線15から来る電力を踏面変位装置14Aに供
給して車椅子の搭載に必要な踏面を形成し、その後解離
させるものである。
ここまでの各機器の動作の順序は、停止スイッチS1を押
す→停止スチッチS2動作→特定ステップ14が所定の位置
に停止→給電装置14b上昇→受電装置14aと接触→踏面変
位装置14A動作→踏面拡張→給電装置14b下降→車椅子乗
込み→起動スイッチK1操作→特定ステップ14移動という
一連の動作を行う。また、この特定ステップ14が上階床
F2の乗場床9の手前に達すると、停止スイッチS3が動作
して、特定ステップ14の移動を停止させるものであり、
この停止スイッチS3で特定ステップ14が停止したときに
車椅子を降ろし、次に給電装置14b上昇→受電装置14aと
接触→踏面変位装置14A動作→踏面縮小→給電装置14b下
降→通常の運転状態に復帰という動作を行うものであ
る。
以上説明したように、車椅子の搭載準備が終了すると、
給電装置14bが下降するので、踏面は拡張されたままで
その姿勢を維持する。したがって、車椅子運搬中に踏面
変位装置14Aが誤動作して下降するようなことはなく、
安全に車椅子を運搬することができる。具体的には、特
定ステップ14が所定位置で停止してから起動される間、
言い代えれば特定ステップ14が停止しているときに車椅
子踏面を形成するようにしたので、仮に受電装置14aと
給電装置14b間に接触不良が生じて踏板が正常位置に形
成されない場合には、車椅子を正しく搭載することがで
きないので、エスカレーターを起動するようなことはな
い。また、踏板が正常位置に形成された場合には、既に
受電装置14aと給電装置14b間の接触が解離されているの
で、車椅子を搭載して移動させても移動中に誤給電など
による踏面の下降などはなく、安定して車椅子を載せる
ことができる。
また、車椅子踏面を形成する機構のほとんどが特定ステ
ップ14内に組込まれ、本体枠11側には給電装置14bと接
触解離手段のみを設置すればよく、また給電装置14bは
受電装置14aを内側に接触させるようにU字形に形成さ
れているので給電装置14bの単純な昇降動作のみで受電
装置14aとの接触解離を行うことができ、したがって、
本体枠11の構成を複雑にすることはなく、給電装置14b
の設置作業にも困難性はない。
ここで、上記一連の動作は、電気回路によって制御され
るものであり、詳細は省略するも様々な保護装置を備え
ていることは言うまでもなく、特に、欄干12の要所には
非常時のエスカレーターの急停止を行うスイッチK2,K3,
K4などが配置されている。
以上の構成は、エスカレーターの上昇運転について説明
したが、下降運転についても適用できるものであり、特
定ステップ14の踏面を変位させる電力は下階床F1側と上
階床F2側のみで授受されるので、電気系統のトラブルが
少なく、かつ配線も最小限にとどめ得る利点がある。
尚、上記実施例では特定ステップに車椅子を搭載する点
についてのみ説明したが、車椅子に限らず重量物の運搬
にもそのまま応用できる。
ところで上記実施例は、踏面を拡張させるものとして1
つのステップの踏面を拡張する例を示したが、第6図に
示すように、前後に隣接するステップの踏面を面一にし
て車椅子踏面を形成する特定ステップについても適用で
きるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、特定ステップが所
定位置で停止しているときに給電して車椅子踏面を形成
し、車椅子踏面形成後は給電を断つようにしたので、特
定ステップ移動中に車椅子踏面が異常動作を行うことが
なく、また特定ステップの受電装置に対向して本体枠側
には給電装置と単純な接触解離手段を設置するだけなの
で、本体枠側の構造を複雑化することなく、車椅子を搭
載して運搬する場合の安全性を高めることができる車椅
子兼用エスカレーターを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車椅子兼用エスカレーターの一実
施例を示す全体側面図、第2図は第1図の要部を示した
断面図、第3図は第2図の要部拡大断面図、第4図は第
2図の動作を示す概略図、第5図は車椅子兼用エスカレ
ーターの全体側面図、第6図は従来の技術を示す側面
図、第7図は第6図のI線から見た断面図である。 2……車椅子、13……ステップ、14……特定ステップ、
14B……踏面変位機構、14a……受電装置、14b……給電
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に連結した複数のステップ間に、車
    椅子搭載時に車椅子踏面を形成する特定ステップを少な
    くとも一つ連結し、この特定ステップに前記車椅子踏面
    を形成するための踏面変位機構と、それを駆動する駆動
    機と、この駆動機に供給する電力を受ける受電装置とを
    設けると共に、前記受電装置に電力の供給を行なう給電
    装置を本体枠側に設けた車椅子兼用エスカレーターにお
    いて、車椅子搭載時に前記特定ステップが所定位置に停
    止した時、前記特定ステップの受電装置と対向する前記
    本体枠側に前記給電装置を配置し、前記特定ステップの
    前記所定位置での停止時にのみ前記給電装置を前記受電
    装置に対して電気的に接触及び解離させる接触解離手段
    を設けたことを特徴とする車椅子兼用エスカレーター。
JP60140350A 1985-03-27 1985-06-28 車椅子兼用エスカレーター Expired - Lifetime JPH0774078B2 (ja)

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GB08607463A GB2174967B (en) 1985-03-27 1986-03-26 Escalator
SG47689A SG47689G (en) 1985-03-27 1989-08-05 Escalator
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JPS624187A JPS624187A (ja) 1987-01-10
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