JPH0774145A - 表面処理方法および表面処理装置 - Google Patents
表面処理方法および表面処理装置Info
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- JPH0774145A JPH0774145A JP6144862A JP14486294A JPH0774145A JP H0774145 A JPH0774145 A JP H0774145A JP 6144862 A JP6144862 A JP 6144862A JP 14486294 A JP14486294 A JP 14486294A JP H0774145 A JPH0774145 A JP H0774145A
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Abstract
スにおけるエッチングの選択性を向上する。 【構成】 本発明の特徴は、基板に入射するエネルギー
を、窒化シリコン膜上でエッチングから堆積に移行する
エネルギー値に制御し、(CF2 )n + を主成分とする
イオンを基板上に導くことによって、窒化シリコン膜に
対して選択的に酸化シリコン膜をエッチングすることに
ある。
Description
面処理装置に係り、特にシリコン酸化膜をシリコン窒化
膜に対して選択的にエッチングするための方法および装
置に関する。
は、高精度のパターン形成が可能であることから、反応
性イオンエッチング法が用いられている。反応性イオン
エッチング法は、一対の平行平板電極を備えた真空容器
内に被処理基板(例えば、被エッチング薄膜が形成され
た基板)を設置し、反応性ガスを導入した後、高周波電
力の印加により前記ガスを放電せしめ、この放電により
発生したガスプラズマを用いて被処理基板をエッチング
する方法である。
プラズマエッチング、ECR型ドライエッチング法、イ
オンビ―ムエッチング法、光励起エッチング法等がある
が、これらのエッチングも真空容器内の被処理基板に活
性化した反応性ガスのイオンを化学的或いは物理的に作
用させてエッチングを行なうものであり、この点におい
て、前記反応性イオンエッチング法と同様と考えられ
る。
説明する。
シリコン酸化膜をエッチングしようとする場合、フロロ
カーボン系のガスとH2 あるいはCOの混合ガスの放電
による反応性イオンエッチングが用いられているが、プ
ラズマ中で生成される種々のイオン種が基板に作用する
ために、エッチングに寄与するイオン種と堆積に寄与す
るイオン種とが同時に基板上に存在することになり、エ
ッチングの効率を落とすと同時に、シリコン窒化膜に対
するシリコン酸化膜の選択比を上げるイオン種がはっき
りと知られておらずまた、それ以外のイオン種も基板上
に存在するために選択比を落とす結果になっている。し
かしながら半導体集積回路の集積度が上がるにつれ、コ
ンタクトホールの形成等に際して、シリコン窒化膜上の
シリコン酸化膜をエッチングする場合、下地の窒化シリ
コンに対して高い選択比が要求される。例えば、図20
に示すようなSAC(self aligned contact hole )エ
ッチングプロセスを用いてDRAMにおけるストレージ
ノードコンタクトあるいはビット線コンタクトなどのコ
ンタクトホールを実現する場合を考えてみる。シリコン
基板31表面に、ゲート絶縁膜32を介して形成された
多結晶シリコン膜からなるゲート電極33の表面および
側壁に窒化シリコン膜34を形成しこの上層に層間絶縁
膜として膜厚700μm 程度の酸化シリコン膜35を形
成した後、ゲート電極33に自己整合的にコンタクトホ
ールHを形成する場合、レジストパターンRは大きめに
形成し、シリコン窒化膜34をエッチング停止層として
用いてエッチングを行う。このとき層間絶縁膜の膜厚は
配線間容量の低減のため薄くすることはできず、400
nm程度は必要である。またゲート電極も金属膜との多層
構造となっており、300nm程度の厚さが必要である。
さらにシリコン窒化膜34の厚みはSACエッチング工
程後コンタクトホール内に配線材料を埋め込むため、で
きるだけ薄いことが要求され、このような例の場合50
nm程度である。
ン酸化膜の一番厚い部分は700nmとなる。シリコン酸
化膜のエッチング速度のウェハ面内の不均一、および層
間絶縁膜の膜厚のウェハ面内の不均一により、30%程
度のオーバーエッチングが必要となる。すなわち700
nm×1.3=910nm程度のエッチングを行う時間が必
要となる。
らされているのは910nm−400nm=510nm相当の
シリコン酸化膜をエッチングする時間である。
の半分である25nm程度は残っている必要がある。
対するエッチング選択比は510/25=20.5必要
とされる。
膜に対するエッチング選択比は、20程度が要求され、
これを満たすように条件設定を行うことにより、セルサ
イズを大幅に低減することができる。しかしながらもは
やこのような要求には、従来のエッチング方法では対応
できなくなってきており、選択比の向上をはかるために
種々の研究がなされている。
ロカーボン系のガスを用いた、シリコン窒化膜に対する
シリコン酸化膜の選択エッチングでは、種々のイオン種
が表面反応に寄与しているものの、実際に表面反応に寄
与しているイオン種が不明であるため、効率が悪く、十
分な選択性が得られず、実用性に乏しいという問題があ
った。
で、フロロカーボン系ガスを用いた半導体プロセスにお
けるエッチングの選択性を向上させることのできる方法
および装置を提供することを目的とする。
徴は、フロロカーボン系ガスを含むガスを供給するガス
供給工程と、前記フロロカーボン系ガスの励起によりイ
オンを生成し、前記イオンのうち(CF2 )n + (n=
1,2,3……)を主成分とするイオンを、前記半導体
基板上に導くように制御し、シリコン窒化膜に対して選
択的にシリコン酸化膜をエッチングすることにある。こ
こで、ガスとしては、フロロカーボン系ガスにAr,N
e,He,Kr,Xeなどを含有せしめても良い。ま
た、主成分とは、フロロカーボン系イオンの中で(CF
2 )n + が主成分となることを指すものとする。
るイオンによってシリコン窒化膜上で誘起せしめられる
反応がエッチングから堆積に移行するエネルギー値をと
るように、基板に入射するエネルギーを制御し、(CF
2 )n + を主成分とするイオンを基板上に導くことによ
って、シリコン窒化膜に対して選択的にシリコン酸化膜
をエッチングすることにある。
するイオンによってシリコン窒化膜上で誘起せしめられ
る反応がエッチングから堆積に移行するエネルギー値を
とるように、前記半導体基板に入射するエネルギーを制
御する。例えば、CF2 + イオンを用いる場合、基板へ
の入射エネルギーを200eVとする。またC2 F4 +
イオンを用いる場合、基板への入射エネルギーを150
eVとする。さらにC3 F6 + イオン、C4 F8 + イオ
ンなどさらにnの大きいイオンを用いる場合、エネルギ
ーを下げることにより選択性の高いエッチングを行うこ
とができる。
イオン解離により得られたイオンのうち、CF3 + 濃度
の(C2 F4 + +CF3 + )濃度に対する割合をx
(x:CF3 + /(C2 F4 + +CF3 + ))とすると
き、前記半導体基板に入射するエネルギーEが、次式 152eV<E≦223eV x<−0.744+19768.7/(214.8E−21240) x:CF3 + /(C2 F4 + +CF3 + ) E:イオンの入射エネルギー を満たすように制御して前記イオンを前記半導体基板上
に導き、シリコン窒化膜に対して選択的にシリコン酸化
膜をエッチングする工程を含む。
のイオン数をいう。
前記イオン解離により得られたイオンを、前記半導体基
板に入射するエネルギーが、152eV以下になるよう
に制御して前記半導体基板上に導き、シリコン窒化膜に
対して選択的にシリコン酸化膜をエッチングする工程を
含む。
式を満たすようにイオンビームを制御して前記半導体基
板上に導く工程である。
フロロカーボン系ガスとしてc−C4 F8 ガスを供給す
る工程であり、前記イオンは、前記c−C4 F8 ガスを
プラズマ化することにより生成されることを特徴とす
る。ここでc−C4 F8 ガスは4員環構造のフロロカー
ボン系ガスのうちの1つのガスである(以下同様)。
フロロカーボン系ガスとして、半導体基板を収容する気
密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを供給する工
程を含み、前記エッチング工程は、前記c−C4 F8 ガ
スをプラズマ化することにより、イオンを生成し、前記
基板上に導かれる前記イオンのうち、(CF2 )n +の
全濃度に対するCF3 + イオンの濃度の比率が8%以下
となるように制御して前記半導体基板上に導き、シリコ
ン窒化膜に対して選択的にシリコン酸化膜をエッチング
する工程である。
導体基板を収容する気密反応容器内に減圧下でc−C4
F8 ガスと、KrあるいはXeガスのうち少なくとも1
種類以上のガスとを導入する工程を含み、前記イオン
は、c−C4 F8 ガスと、KrあるいはXeガスのうち
少なくとも1種類以上のガスとの混合ガスのプラズマを
形成することによって生成される。
基板を収容する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8
ガスを導入する工程を含み、前記イオンは、電子エネル
ギーが33eV未満となるように制御された電子ビーム
で該ガスを励起し、プラズマを形成することによって生
成される。
体基板を収容する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F
8 ガスを導入する工程を含み、前記イオンは、該ガスを
波長70.9nm以上102.5nm以下の光を用いてプラ
ズマ化することによって生成されることを特徴とする。
体基板を収容する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F
8 ガスを導入する工程を含み、該ガスをプラズマ化する
ことによって達成されかつ該プラズマ中に存在するc−
C4 F8 分子の該プラズマ中に存在する電子との衝突指
数N、該プラズマ中の電子密度ne および該プラズマ中
のc−C4 F8 分子の該気密反応容器内での滞在時間τ
が次式 N=ne ×τ≦7.2×109 τ =P×V×Q-1 P :c−C4 F8 分圧 V :前記反応容器の体積 Q :c−C4 F8 流量 を制御することによって前記イオンは生成されることを
特徴とする。
ガスのプラズマによって得られたイオンの前記半導体基
板への入射エネルギーを500eV以下に制御する工程
を含む。
生成し、プラズマ中に存在するc−C4 F8 分子の滞在
時間τ=P×V/Qが24msec以下となるように制
御することによって、前記イオンは生成されることを特
徴とする。
成装置を用いてプラズマを生成し、プラズマ中に存在す
るc−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qが720
msec以下となるように制御して前記イオンは生成さ
れることを特徴とする。
スを励起し、プラズマ中に存在するc−C4 F8 分子の
滞在時間τ=P×V/Qが7.2msec以下となるよ
うに制御することにより前記イオンは生成されることを
特徴とする。
生成装置を用いてプラズマを生成し、プラズマ中に存在
するc−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qが7.
2msec以下となるように制御することにより前記イ
オンは生成されることを特徴とする。
装置を用いてプラズマを生成し、プラズマ中に存在する
c−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qが0.72
msec以下となるように制御することにより前記イオ
ンは生成されることを特徴とする。
置を用いてプラズマを生成し、プラズマ中に存在する、
c−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qが0.07
2msec以下となるように制御することにより前記イ
オンは生成される。
板を収容する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガ
スを導入する工程を含み、該ガスを、数msecから数
百msecのパルスにて変調した高周波にてプラズマ化
することにより前記イオンは生成されることを特徴とす
る。
トロン励起プラズマ生成装置で生成されたプラズマであ
る。
板を収容する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガ
スを導入する工程を含み、該ガスを、数msecから数
十msecのパルスにて変調した電子ビームによりプラ
ズマ化することにより前記イオンは生成される。
設置された半導体基板上にフロロカーボン系ガスを供給
するガス供給手段と、反応容器内のガスを排気するガス
排気手段と、前記フロロカーボン系ガスをプラズマ化し
て、得られたイオンのうち(CF2 )n + を主成分とす
るイオンを、前記半導体基板上に導くように制御するイ
オン種制御手段とを具備したことを特徴とする。
C4 F8 分子の該プラズマ中に存在する電子との衝突指
数Nが7.2×108 以下であるように、該プラズマ中
の電子の密度、および該プラズマ中のc−C4 F8 分子
の該反応容器内での滞在時間を制御するように、前記ガ
ス供給手段および前記ガス排気手段の少なくとも一方を
制御することにより、ガス流量Qまたはc−C4 F8 分
圧を制御する手段を含む。N:ne ×τ τ :反応容器内での滞在時間(=P×V×Q-1) ne :プラズマ中の電子密度 P :c−C4 F8 分圧 V :反応容器の体積 Q :c−C4 F8 流量 また望ましくは、前記イオン種制御手段は、前記ガス
を、数msecから数十msecのパルスにて変調した
電子ビームによりプラズマ化する手段を含むことを特徴
とする。
よりイオンを生成する場合、一般にイオンの入射エネル
ギー(E)は、ある分布を持つ。すなわち、そのエネル
ギーの分布幅ΔEは、次式 ΔE=(8/3ωd){(eVth)1.5 /(2M)1/2 } ω:周波数(rad/sec)=2πf f:印加電界の周波数 d:シース幅(m) M:イオンの質量(kg) Vth:Vdc(陰極降下電圧)+Vp (プラズマポテンシ
ャル) e:電気素量 で与えられ、エネルギー分布f(E)は、次式 f(E)=(4N0 /ωΔE)[1−{2(E−eVth)/ΔE}2 ]0.5 N0 :粒子数(m-3)(1m3 あたりのイオンの数) で与えられる。
エネルギーとは、エネルギー分布の平均値となるエネル
ギー値のことをさす。
EC2F4=81.14となり、CF3 + は、ΔECF3 =9
7.6となる。
は、ボロン、リン、砒素等の不純物を含む酸化膜例えば
BPSG(ボロン添加シリケートガラス)、ASSG
(砒素添加シリケートガラス)などを含む。この場合不
純物を含まないシリコン酸化膜のエッチングと同様の条
件下で、より高選択比の選択エッチングを行うことがで
きる。
中で生成される化学種のうち(CF2 )n + を優先的
に、エネルギー制御して基板表面に入射させることによ
って、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜を選択性
よくエッチングすることができる。これにより、例えば
シリコン窒化膜上に堆積させたシリコン酸化膜をエッチ
ングする場合、エッチングをシリコン窒化膜表面で止め
ることが可能となる。
ーボン系ガスのうち(CF2 )n +を用いた場合に、選
択性が向上し、またシリコン窒化膜上でエッチングから
堆積に移行するエネルギー値が、このnの値に応じて決
まるということを発見した。この現象は、以下のメカニ
ズムにより生ずるものと思われる。すなわち、(C
F2 )n + の基板表面への入射エネルギーが低下するに
従って、エッチング生成物が変化するため、エッチング
率は低下していく。入射エネルギーがある値以下になる
と表面にCが残留するようになり、基板表面にSi−C
結合を含む物質が形成される。この物質並びにこの物質
上に形成されるフロロカーボンの重合膜はエッチングの
保護膜として機能するのでそのエネルギーでイオンが入
射し続けると、表面はこれらの物質で覆い尽くされエッ
チングは途中で停止し、堆積が生じる。さらにエネルギ
ーが下がると、Cの残留確率が増加していき、あるエネ
ルギー以下でエッチングは起こらなくなり堆積のみ生ず
るようになる。このエッチングから堆積に移行するエネ
ルギーがシリコン酸化膜上とシリコン窒化膜上とで異な
る。このことを利用してエネルギー値を設定することに
より、選択エッチングを行うことが可能となる。本発明
はこの点に着目してなされたものである。
において、エッチングが途中で止まり堆積が生じるエネ
ルギー領域が存在するため、シリコン窒化膜の膜厚との
兼ね合で制御する入射エネルギー値には余裕が生じる。
実現するために、フロロカーボン系ガスをプラズマ解離
して基板上に導く際に、制御する因子として、電子との
衝突回数を制御することにより、選択性を高めることが
できることを発見した。
ッチング選択比20を得ることを目的とし、イオン種に
よるエッチング特性の差を検知するため、質量分離器を
用いてCF+ 、CF2 + 、CF3 + を分離生成し、エッ
チングを行い、エッチング量を測定した。ここで、C4
F8 ガスプラズマ中において存在するC2 F4 + 、CF
2 + 、CF3 + イオンに着目してみると、前述したよう
に実際のデバイス作成に際して実用可能な選択比20を
とることのできる入射イオンエネルギーは、それぞれ、
223eV、215eV、152eVである(図5参
照)。
は、図5から、シリコン窒化膜のエッチングが問題とな
るほど大きいのは、実質上C2 F4 + とCF3 + のみで
あり、他は無視することができる。したがって、この領
域では、これらのイオンの混合比のみをエッチング選択
比20以上もつように選択すればよいことがわかる。そ
こでこの図5で求めたエッチング速度に基づいて算出し
た、入射イオンエネルギーに対する混合比xの上限を示
す曲線Qを求め(図6参照)、この曲線Qよりも下の領
域が152eV〜223eVの入射エネルギー領域にお
ける安全領域すなわちエッチング選択比20以上を得る
ことのできる領域である。すなわち、実験の結果、選択
性を低下する原因となるCF3 + の混合比と基板への入
射エネルギーとの関係を求め、前記フロロカーボン系ガ
スの解離によって得られたイオンについて、CF3 + の
(C2 F4 + +CF3 + )に対する割合をx(x:CF
3 + /(C2 F4 + +CF3 + ))とするとき、前記半
導体基板に入射するエネルギーEが、次式を満たすよう
に制御することにより、良好な選択性を得ることができ
ることがわかった。
て得られたC2 F4 +,CF2 + ,CF3 + イオンを、
前記半導体基板に入射するエネルギーが、152eV以
下になるように制御して前記半導体基板上に導くことに
より、エッチング速度が低下するがシリコン窒化膜のエ
ッチング速度は小さいため、良好な選択性を得ることが
できる。
験結果から、前記基板上に導かれるイオンのうち、(C
F2 )n + の全濃度に対するCF3 + イオンの濃度の比
率が8%以下となるように制御することにより良好な選
択性を得ることができることがわかった。
する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスと、K
rあるいはXeガスのうち少なくとも1種類以上のガス
とを導入し、該ガスをプラズマ化することにより、良好
な選択性を得ることができることがわかった。これはK
rあるいはXeガスプラズマは電子温度が低いため、こ
れらのガスと混合することにより、c−C4 F8 ガスの
解離により生成されるC2 F4 + ののさらなる解離が抑
制され、プラズマ中でC2 F4 + がCF3 + に対して選
択的に生成できたためと考えられる。
入し、電子エネルギーが33eV未満となるように制御
された電子ビームで該ガスを励起し、イオン化すること
により、良好な選択性を得ることができることがわかっ
た。
スを導入し、該ガスを波長70.9nm〜102.5nm以
上の光を用いてプラズマ化することにより、良好な選択
性を得ることができた。この波長領域では、C2 F4 +
がCF3 + に対して選択的に生成されるため、良好な選
択性を得ることができるものと考えられる。
する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを導入
し、該ガスをプラズマ化し、該プラズマ中に存在するc
−C4 F8 分子の該プラズマ中に存在する電子との衝突
指数Nが7.2×108 以下であるように、該プラズマ
中の電子の密度、および該プラズマ中のc−C4 F8分
子の該気密反応容器内での滞在時間を制御することによ
り、良好な選択性を得ることができることがわかった。
ンの前記半導体基板への入射エネルギーを500eV以
下に制御する。ここで入射エネルギーが500eVを越
えると基板表面が受けるダメージが顕著となる。
プラズマを生成するのが望ましい、この場合、プラズマ
中に存在するc−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/
Qを24sec以下に制御することにより、良好な選択
性を得ることができることがわかった。
ズマを生成する場合には、プラズマ中に存在する、c−
C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qを720mse
c以下に制御することにより、良好な選択性を得ること
ができることがわかった。
起する場合には、プラズマ中に存在する、c−C4 F8
分子の滞在時間τ=P×V/Qを7.2msec以下に
制御することにより、良好な選択性を得ることができる
ことがわかった。
成装置でプラズマを生成する場合には、プラズマ中に存
在する、c−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qを
7.2msec以下に制御することにより、良好な選択
性を得ることができることがわかった。
生成装置でプラズマを生成する場合には、プラズマ中存
在する、c−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qを
0.72msec以下に制御することにより、良好な選
択性を得ることができることがわかった。
マ生成装置でプラズマを生成する場合には、プラズマ中
に存在する、c−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×V/
Qを0.072msec以下に制御することにより、良
好な選択性を得ることができることがわかった。
導入し、該ガスを、数msecから数十msecのパル
スにて変調した高周波によってプラズマ化することによ
り、良好な選択性を得ることができることがわかった。
グネトロンプラズマであることを特徴とする。
応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを導入し、該ガス
を、数mから数十m秒のパルスにて変調した電子ビーム
によりプラズマ化することにより、良好な選択性を得る
ことができることがわかった。 また、本発明の第2で
は、反応容器内に設置された半導体基板上にフロロカー
ボン系ガスを供給するガス供給手段と、前記フロロカー
ボン系ガスを解離せしめてプラズマ化し、前記イオンの
生成によって得られたイオンのうち(CF2 )n + を主
成分とするイオンを、前記半導体基板上に導くように制
御するイオン種制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
ズマ中に存在するc−C4 F8 分子の該プラズマ中に存
在する電子との衝突指数N、該プラズマ中の電子密度n
e および該プラズマ中のc−C4 F8 分子の該気密反応
容器内での滞在時間τが次式 N=ne ×τ≦7.2×108 τ =P×V×Q-1 P :c−C4 F8 分圧 V :前記反応容器の体積 Q :c−C4 F8 流量 を満足するように、c−C4 F8 ガス流量Qまたはc−
C4 F8 分圧を制御する手段を含むことを特徴とする。
は、前記ガスを、数msecから数十msecのパルス
にて変調した電子ビームによりプラズマ化する手段を含
むことにより選択性を大幅に、向上することが可能とな
る。
つつ詳細に説明する。
面処理装置を示す概略構成図である。 この装置は、ガ
ス供給源100と、このガス供給源100からソ−スガ
スとしてのC4 F8 ガスを供給せしめられ、解離により
イオンビーム102を生起するイオン源101と、この
イオンビーム102を化学種毎に分離する質量分離器1
03と、この分離されたイオンビームを減速制御する減
速系104と、真空容器105内にウェハ106を設置
してエッチングまたは薄膜堆積を行う表面処理室107
とから構成されている。ここでウェハは、−50℃〜8
00℃まで温度制御可能な温度制御機構を備えたサセプ
タ108上に載置されており、真空容器105にはガス
排気系109が接続されている。
について説明する。
となるように、質量分離器を制御する。まず、図2(a)
に示すように、SAC(self aligned contact hole )
エッチングプロセスを用いてDRAMにおけるビット線
コンタクトを形成する工程について説明する。シリコン
基板1表面に、ゲート絶縁膜2を介して多結晶シリコン
膜からなるゲート電極3を形成し、この表面および側壁
を膜厚50nmの窒化シリコン膜4で被覆したのち、ゲー
ト電極3をマスクとして拡散を行いソース・ドレイン領
域となる拡散層7を形成してスイッチングトランジスタ
としてのMOSFETを形成する。そして、この上層に
層間絶縁膜として膜厚700μm 程度の酸化シリコン膜
5を形成し、レジストパターンRをマスクとしてエッチ
ングを行い、ゲート電極3に自己整合的にコンタクトホ
ールHを形成するものである。ここでは、レジストパタ
ーンRは大きめに形成し、シリコン窒化膜4をエッチン
グ停止層として用いてエッチングを行う。
ハとして使用する。そして、レジストパターンRをマス
クとして、(CF2 )+ イオンを入射エネルギー200
eVで照射し、室温下でエッチングする。
択性よく酸化シリコン膜3がパターニングされ、ビット
線コンタクトHがゲート電極5に対して自己整合的に形
成される。
ス・ドレイン領域)7にコンタクトするように、CVD
法等により多結晶シリコン膜を堆積し、パターニングし
てビット線6を形成する。
ット線に接続され、図示しないが他の一方にはストレー
ジノード電極を介してキャパシタが形成されており、セ
ルを構成する。本発明の方法によれば、ビット線コンタ
クトを自己整合的に形成することができるためセルサイ
ズを大幅に低減し、小型で信頼性の高いDRAMを得る
ことができる。
を検知するため、質量分離器を用いてCF+ 、C
F2 + 、CF3 + を分離生成し、エッチングを行い、エ
ッチング量を測定した。ここで、試料としては、シリコ
ン酸化膜とシリコン窒化膜を形成した基板を用意し、照
射エネルギーはいずれも400eVとし、基板温度は室
温とした。その結果を図3に示す。この結果から明らか
なように、CF+ 、CF2 +、CF3 + の順にSi
O2 、Si3 N4 それぞれのエッチング速度が上昇す
る。SiO2 /Si3 N4 エッチング速度の比(選択
比)からみると、CF3 + が最も悪く、CF+ が最も良
い。しかし、CF+ の場合、エッチング速度が小さいた
め、SiO2 のエッチングが途中で停止する。従って、
この3種類のイオンのなかではCF2 + が好ましい。
し、入射エネルギーを変化させてシリコン酸化膜、シリ
コン窒化膜の基板に照射した。その結果を図4に示す。
入射エネルギー400eVにおいては、C2 F4 + はC
F2 + に比べ、シリコン酸化膜上及びシリコン窒化膜上
においてエッチング速度が2倍で、選択比は同じであっ
た。そして入射エネルギーを200eVに下げると、C
F2 + のエッチングはSiO2 幕およびSi3 N4 膜上
で途中で停止した。一方、C2 F4 + の場合、Si3 N
4 膜上ではエッチングが停止したが、SiO2 膜上では
エッチングは進行し続け、結果として50以上という高
い選択比が得られた。
る(CF2 )n + 及びCF3 + を入射エネルギーを変化
させて、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜の基板に照射
した。そのエッチング特性を測定した結果を図5に示
す。入射エネルギー300eVにおいて、CF2 + の場
合、シリコン酸化膜上ではエッチングが起こるが、シリ
コン窒化膜上ではフロロカーボンの重合膜の堆積により
エッチングは飽和している。また200eVにおいては
CF2 + によるシリコン酸化膜のエッチングも飽和して
しまうが、C2 F4 + ではシリコン酸化膜のエッチング
は進行し、一方シリコン窒化膜上ではエッチングが飽和
する。この結果から、CF2 + によっては300eV
で、C2 F4 + では200eVで、シリコン窒化膜に対
してシリコン酸化膜を高い選択比で選択エッチングでき
ることがわかる。さらにC3 F6 + 、C4 F8 + の場合
も、それぞれ150eV、75eVとしたとき窒化シリ
コン膜に対して酸化シリコン膜を高い選択比で選択エッ
チングすることができる。なお、エッチングから堆積に
移行する過程において、エッチングが途中で止まり堆積
が生じるある幅をもったエネルギー領域が存在するた
め、窒化シリコンの膜厚との兼ね合いで入射エネルギー
値の制御範囲には余裕が生じる。
4)によっても、エネルギーを制御することによって、
シリコン窒化膜に対するシリコン酸化膜の選択エッチン
グを達成できることが予想できる。又、CF3 + の場合
もエネルギーを下げるに従い、シリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜のエッチング速度が低下する。入射エネルギー
125eVにてシリコン窒化膜上でエッチングから堆積
に移行する。
て存在するC2 F4 + 、CF2 + 、CF3 + イオンに着
目してみると、前述したように実際のデバイス作成に際
して実用可能な選択比20をとることのできる入射イオ
ンエネルギーは、図5よりそれぞれ、223eV、21
5eV、152eVである。
図5から、シリコン窒化膜のエッチングが問題となるほ
ど大きいのは、実質上、C2 F4 + とCF3 + のみであ
り、他は無視することができる。したがって、この領域
では、これらの混合比のみをエッチング選択比20以上
をもつように選択すればよいことがわかる。そこでこの
図5で求めたエッチング速度に基づいて算出した、入射
イオンエネルギーに対する混合比xの上限を示す曲線Q
を図6に示す。この曲線Qよりも下の領域が152eV
〜223eVの入射エネルギー領域における安全領域す
なわちエッチング選択比20以上を得ることのできる領
域である。すなわち、152eV〜223eVの領域で
エッチングに寄与するのはC2 F4 + とCF3 + であ
り、これに着目して、シリコン窒化膜と、シリコン酸化
膜のエッチング速度と入射エネルギー強度Eとの関係を
算出した結果、CF3 + の(C2 F4 + +CF3 + )に
対する割合をx(x:CF3 + /(C2 F4 + +CF3
+ ))とするとき、前記半導体基板に入射するエネルギ
ーEが、次式を満たすように制御することにより良好な
エッチング選択性を得ることができる。
るがシリコン窒化膜のエッチング速度は小さいため、適
宜使用可能である。
ネルギー依存性を検知すべく、質量分析計を用いて電子
エネルギーと解離によるCF3 + イオンとC2 F4 + イ
オンとの存在個数を測定した結果を図7(a) に示す。こ
こで横軸は電子エネルギー、縦軸は存在個数に対応する
マスシグナル強度である。図7(a) から求めたCF3 +
イオンのC2 F4 + イオンに対する存在確率と電子エネ
ルギーとの関係を図7(b) に示す。入射エネルギーを2
00V以下で用いるとしたとき、シリコン窒化膜のエッ
チングに着目すると、図5からCF3 + イオンとC2 F
4 + イオン以外は無視することができることがわかる。
したがってエッチング選択比20を得るためにはCF3
+ イオンのC2 F4 + イオンに対する割合を20%以下
にするとよいことがわかる。ここでは図7(b) から、電
子エネルギーを33eV以下に抑えることでCF3 + イ
オンのC2 F4 + イオンに対する割合を20%以下にす
ることができることがわかる。
プラズマ中の電子の運動エネルギーが33eV以下であ
れば、プラズマ中で生成されるC2 F4 + の割合が多く
なり、選択比20以上のSiO2 /SiN選択エッチン
グが可能となる。しかしマグネトロンプラズマや誘導結
合型プラズマでは、プラズマ中のE/P(ここでEは電
界強度、Pは容器内圧力)が1000(V/cm・Tor
r)以上と大きく、そのため図8に示すようにC2 F4
プラズマ中の平均電子温度は15eVと大きく、エネル
ギーが33eV以下の割合も少ない状態である。一方H
e、Kr、Xeの各希ガスのプラズマではE/Pが10
00(V/cm・Torr)以上でも電子温度は低い値を示
す。そこで本発明者らは、マグネトロンにおいてこれら
希ガスとc−C4 F8 ガスの混合ガスを用いることによ
りプラズマ中の電子温度が下がり、C2 F4 の割合が増
加し、SiO2 /SiN選択エッチングの選択比が増加
することを期待し実験を試みた。その結果KrおよびX
eガスを使用したときのみ、c−C4 F8 に適度の混合
比で混合することによって、SiO2 /SiNの選択比
20以上が達成された。また、希ガス/C4 F8 の混合
比はKr、Xeの順に小さくすることができ、Xeでは
小量の添加で選択比20以上が達成できるため、効果が
大きい。これは、図9に示されるように、E/P>10
00(V/cm・Torr)での各希ガスの電子温度がK
r、Xeの順に低くなっていることにより、Xe、Kr
の順に電子の冷却効果が大きいためである。一方He、
Ne、Arではその電子温度はC4 F8 に比べて低い
が、その分布関数を調べると図に示すように33eV以
上を占める割合が比較的多い。このために、十分な冷却
効果が得られず高選択比が得られないと考えられる。こ
のようにKrあるいはXeの添加によって、C2 F4 の
生成に適した、低い一定のエネルギーで、効率よくイオ
ン化することができる。
を示す概略構成図である。
もので、印加電力すなわち基板への入射エネルギー、あ
るいはガス圧、流速、密度を制御することによって、プ
ラズマ中のc−C4 F8 分子の滞在時間を制御し、これ
により、プラズマ中の化学種の成分比を制御するもので
ある。この装置は、反応室を形成する接地された真空容
器201と、この真空容器201の上壁で構成される上
部電極201aと、この真空容器201内に上部電極2
01aに対向するように設置され、冷却管等の温度制御
機構を具備すると共に、試料支持台を兼ねた下部電極2
03と、真空容器201内を真空排気する排気系206
と、ガス供給源205とを具備し、下部電極203上に
載置された基板207の表面処理を行うものである。こ
の下部電極203は、ブロッキングコンデンサCを介し
て高周波電源204に接続されており、また一方上部電
極201aは接地されている。これらの電極間には、1
3、56MHzの高周波電力が印加され、真空容器20
1内にプラズマ202が形成されるようになっている。
また下部電極203上には、ポリイミド薄膜に挾まれた
銅板が張り付けられており、銅板に電源(図示せず)か
ら4kVの電圧を印加することにより被処理基板207
が下部電極上に静電的に吸着されるようになっている。
さらに上部電極201aの上方には、複数の永久磁石お
よびその駆動機構からなる磁場発生器208が設置さ
れ、下部電極203と上部電極201aの対向空間に磁
界を印加するようになっている。
ズマを形成する。そしてガスの流量、圧力、印加電力を
次のように調整しエッチングを行った。
体積V=2.7リットル、C4 F8ガス流量Q=4.5T
orr・リットル/sec、プロセス圧力P=40mTorr
、N=ne ×P×V×Q-1=7.2E8(=7.2×
108 )ここでEnは×10nを意味する。電子密度n
e =1E9cm-3としたとき、エッチング選択比20を
得ることができた。このとき質量分析計を用いてイオン
種を分析した結果、CF3 + 、CF2 + 、C2 F4 + 等
が検出され、CF3 + /(CF2 + +C2 F4 +)が6
%であった。
みを変化させると、流量Qをより大きくしたときには、
十分な選択性を得ることができたが、流量Qを小さくす
ると、十分な選択性を得ることができなかった。これは
滞在時間が増え、CF3 + が増大したためと考えられ
る。さらに、圧力を上げたり、容器の容積を増大させた
りすると選択性が低下した。
く、C5 F10 + など、(CF2 )n +の、nの大きいガ
スを導入しプラズマを形成することができる。そしてガ
スの流量、圧力、印加電力、磁界強度を調整し、(CF
2 )n + のnが特定の値をもつものが主成分となるプラ
ズマを生成する。そして基板に印加するバイアス電位を
調整しイオンの入射エネルギーを制御することによっ
て、窒化シリコン膜に対して酸化シリコン膜を極めて選
択性良くエッチングすることができる。
ロンプラズマ中のイオン種を分析した、その分析結果を
図11に示す。図11(b) は図11(a) よりも流量を増
大したときの例である。図11(a) の場合はCF3 + /
(CF2 + +C2 F4 + )が35%でありシリコン窒化
膜に対するシリコン酸化膜のエッチング選択比が2であ
ったものが、ガス流量を増やすことにより図11(b) の
場合CF3 + /(CF2 + +C2 F4 + )が8%に低下
し選択比が20に上がった。
+ )に対する衝突指数Nの関係を測定した。その結果を
図12に示す。ここで縦軸はCF3 + /(CF2 + +C
2 F4 + )、横軸は次に示すように表される衝突指数N
である。
+ /(CF2 + +C4 F8 + )が8%以下になり、選択
比が20以上となった。
望ましいことがわかる。
板型の表面処理装置を示す概略構成図である。
を用い、電極間での放電を利用したもので印加電力また
はガス圧を制御することによってプラズマ中の化学種の
成分比を制御するもので、反応室を形成する真空容器3
01と、この真空容器301の内部に設置された上部電
極301aと、この真空容器301内に上部電極301
aに対向するように設置され、冷却管等の温度制御機構
を具備すると共に、試料支持台を兼ねた下部電極303
と、真空容器301内を真空排気する排気系306と、
ガス供給系305とを具備し、下部電極303上に載置
された基板307の表面を処理する。この下部電極30
3は、マッチング回路(図示せず)を介して高周波電源
304に接続され、一方上部電極301aは接地されて
いる。これらの電極間には13、56MHzの高周波電
力が印加され、真空容器301内にプラズマ302が形
成されるようになっている。
ラズマを形成する。そしてガスの流量、圧力、印加電力
を次のように調整しエッチングを行った。
F8 ガス流量Q=2Torr・リットル/sec 、プロセス圧
力P=1Torr、N=ne ×P×V×Q-1=1E9とした
とき、エッチング選択比20を得ることができた。さら
に質量分析計を用いてイオン種を分析した結果CF3 +
/(CF2 + +C4 F8 + )が8%以下になっていた。
このときも、他の条件をそのままにして流量Qのみを変
化させると、流量Qをより大きくしたときには、十分な
選択性を得ることができたが、流量Qを小さくすると、
十分な選択性を得ることができなかった。これは、c−
C4 F8 滞在時間が増え、CF3 + が増大したためと考
えられる。さらに、圧力を上げたり、容器の容積を増大
させたりすると選択性が低下した。
電および平行平板型を用いた装置について述べたが、E
CR共鳴を用いたもの、ヘリコン波を用いたヘリコン型
RIE装置等他のプラズマ処理装置を用いるようにして
も良い。
合について説明する。この装置は、図14および図15
に示すように、反応室401内に、石英放電管402と
真空ポンプ403とを具備し、石英放電管402内に二
重ループ型の放電アンテナ407が配設され、この一端
が高周波電源408に接続されると共に他端がアースに
接続されている。また、放電管402内に400ガウス
の均一磁場を生起せしめる電磁コイル409が配設さ
れ、この電磁コイル409は反応室401内でこの電磁
コイル409から離れるにしたがって磁場強度が小さく
なるようになっている。406はバルブ、410は基板
支持プレートである。
cm-3、反応容器体積V=2.4リットル、C4 F8 ガ
ス流量Q=0.88Torr・リットル/sec 、プロセス圧
力P=1.7mTorr、N=ne ×P×V×Q-1=4.6
E10でエッチング選択比20を得ることができ、Nを
さらに小さくしていくときエッチング選択比は向上し
た。さらに質量分析計を用いてイオン種を分析した結
果、CF3 + /(CF2 + +C4 F8 + )が8%以下に
なっていた。このときも、他の条件をそのままにして流
量Qのみを変化させると、流量Qをより大きくしたとき
には、十分な選択性を得ることができたが、流量Qを小
さくすると、十分な選択性を得ることができなかった。
これは滞在時間が増え、CF3 + が増大したためと考え
られる。さらに、圧力を上げたり、容器の容積を増大さ
せたりすると選択性が低下した。
励起型RIE装置(EBEP)を用いた場合について説
明する。この装置は、放電を行う放電室606と、放電
で形成された電子を励起して反応室601に送出する励
起室605と、励起された電子によってガス導入口62
0から導入される反応性ガスを解離せしめて、被処理基
板610上に導き、正しいエッチングを行うようにした
ことを特徴とする。そして、放電室606の後端には電
極616がもうけられ、放電用のガス614がガス導入
口613から放電室606に導入される。そして61
2、616、615は電極である。
1cm-3、反応容器体積=35リットル、C4 F8 ガス
流量=0.25Torr・リットル/sec 、プロセス圧力=
0.5mTorr、としたとき、N=ne ×P×V×Q-1=
7E9となった。
とができ、Nをさらに小さくしていくときエッチング選
択比は向上した。このとき質量分析計を用いてイオン種
を分析した結果、CF3 + /(CF2 + +C4 F8 + )
が8%以下になっていた。
マエッチング装置(ECR)を用いた場合について説明
する。この装置は磁場コイル707により磁場の印加さ
れた反応容器701に、マグネトロン704により発生
した2.45GHzのマイクロ波を導波管705および
石英窓706を介して導入し、反応性ガスをECR放電
励起するものである。試料台703には13.56MH
zのRF電力を印加してウェハ702上でのイオン照射
エネルギーを制御する。この装置を用いて、電子密度
ne =1E11cm-3、反応容器体積=25リットル、
C4 F8 ガス流量=0.38Torr・リットル/sec 、プ
ロセス圧力=0.5mTorrとしたとき、N=ne ×P×
V×Q-1=3.3E9となり、シリコン窒化膜に対する
シリコン酸化膜のエッチング選択比20を得ることがで
き、Nをさらに小さくしていくときエッチング選択比は
向上した。このとき質量分析計を用いてイオン種を分析
した結果CF3 + /(CF2 + +C4 F8 + )が8%以
下であった。
合、電子密度 ne =1E12cm-3、反応容器体積V
=7リットル、C4 F8 ガス流量Q=0.5Torr・リッ
トル/sec 、プロセス圧力P=3mTorr、N=ne ×P
×V×Q-1=4.2E10でエッチング選択比20を得
ることができ、Nをさらに小さくしていくときエッチン
グ選択比は向上した。このとき質量分析計を用いてイオ
ン種を分析した結果CF3 + /(CF2 + +C
4 F8 + )が8%以下であった。
調した際のシリコン酸化膜とシリコン窒化膜のエッチン
グ速度の変化を測定した結果を図18に示す。この図か
らあきらかなように、100msecのパルス変調にて
選択比14から22まで上昇した。
際し、励起波長を対応する電子エネルギーとCF3 + イ
オンおよびC2 F4 + イオンの存在個数との関係を測定
した結果を図19に示す。この結果から明らかなように
励起波長70.9〜102.5nmすなわち電子エネルギ
ー12.1〜17.5の領域ではCF3 + イオンは存在
しない。従って良好なエッチング選択性を得ることがで
きる。
らず、BPSG,ASSGなどの不純物を含む酸化シリ
コン膜に対しても同様の条件で、シリコン窒化膜に対す
るエッチング選択比を得ることができるため、エッチン
グされやすいこれら不純物を含む酸化シリコン膜につい
ては特に有効である。
スを用いた表面処理において、(CF2)n + イオンを
主成分とするイオンを基板に作用させることによって、
シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜を選択的にエッ
チングすることが可能となる。
の概略構成図
す図
グ速度との関係を示す図
F3 + )の関係を示す図
存性を示す図
概要図
ン種を示す図
図
概要図
概要図
概要図
概要図
図
の存在個数を示す図
Claims (24)
- 【請求項1】 フロロカーボン系ガスを用いて、半導体
基板表面の加工処理を行う表面処理方法において、 前記フロロカーボン系ガスを含むガスを供給するガス供
給工程と、 前記フロロカーボン系ガスの励起によりイオンを生成
し、 前記イオンのうち(CF2 )n + (n=1,2,3…
…)を主成分とするイオンを、前記半導体基板上に導く
ように制御し、シリコン窒化膜に対して選択的にシリコ
ン酸化膜をエッチングするエッチング工程とを含むこと
を特徴とする表面処理方法。 - 【請求項2】 前記エッチング工程は、前記(CF2 )
n + を主成分とするイオンによってシリコン窒化膜上で
誘起せしめられる反応がエッチングから堆積に移行する
エネルギー値をとるように、前記半導体基板に入射する
エネルギーを、制御する工程を含むことを特徴とする請
求項1記載の表面処理方法。 - 【請求項3】 前記エッチング工程は、前記イオンのう
ち、CF3 + 濃度の(C2 F4 + +CF3 + )濃度に対
する割合をx(x:CF3 + /(C2 F4 ++C
F3 + ))とするとき、前記半導体基板に入射するエネ
ルギーEが、次式 152eV<E≦223eV x<−0.744+19768.7/(214.8E−21240) x:CF3 + /(C2 F4 + +CF3 + ) E:イオンの入射エネルギー を満たすように制御して前記イオンを前記半導体基板上
に導き、シリコン窒化膜に対して選択的にシリコン酸化
膜をエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項
1記載の表面処理方法。 - 【請求項4】 前記エッチング工程は、前記イオンを、
前記半導体基板に入射するエネルギーが、152eV以
下になるように制御して前記半導体基板上に導き、シリ
コン窒化膜に対して選択的にシリコン酸化膜をエッチン
グする工程を含むことを特徴とする請求項1記載の表面
処理方法。 - 【請求項5】 前記エッチング工程は、前記式を満たす
ようにイオンビームを制御して前記半導体基板上に導く
工程を含むことを特徴とする請求項3または4記載の表
面処理方法。 - 【請求項6】 前記ガス供給工程は、フロロカーボン系
ガスとしてc−C4 F8 ガスを供給する工程を含み、 前記c−C4 F8 ガスのプラズマ化により前記イオンを
生成することを特徴とする請求項1記載の表面処理方
法。 - 【請求項7】 前記ガス供給工程は、前記フロロカーボ
ン系ガスとして、半導体基板を収容する気密反応容器内
に減圧下でc−C4 F8 ガスを供給する工程を含み、 前記エッチング工程は、前記c−C4 F8 ガスをプラズ
マ化することにより、イオンを生成し、前記基板上に導
かれる前記イオンのうち、(CF2 )n + の全濃度に対
するCF3 + イオンの濃度の比率が8%以下となるよう
に制御して前記半導体基板上に導き、シリコン窒化膜に
対して選択的にシリコン酸化膜をエッチングする工程で
あることを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 - 【請求項8】 前記ガス供給工程は、半導体基板を収容
する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスと、K
rあるいはXeガスのうち少なくとも1種類以上のガス
とを導入する工程を含み、 前記イオン解離は、c−C4 F8 ガスと、Krあるいは
Xeガスのうち少なくとも1種類以上のガスとの混合ガ
スのプラズマを形成することによって達成されることを
特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 - 【請求項9】 前記ガス供給工程は、半導体基板を収容
する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを導入
する工程を含み、 前記イオン解離は、電子エネルギーが33eV未満とな
るように制御された電子ビームで該ガスを励起し、プラ
ズマを形成することによって達成されることを特徴とす
る請求項1記載の表面処理方法。 - 【請求項10】 前記ガス供給工程は、半導体基板を収
容する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを導
入する工程を含み、 前記イオンは、該ガスを波長70.9nm以上102.5
nm以下の光を用いてプラズマ化することによって生成さ
れることを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 - 【請求項11】 前記ガス供給工程は、半導体基板を収
容する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを導
入する工程を含み、 前記イオン解離は、該ガスをプラズマ化することによっ
て達成されかつ該プラズマ中に存在するc−C4 F8 分
子の該プラズマ中に存在する電子との衝突指数N、該プ
ラズマ中の電子密度ne および該プラズマ中のc−C4
F8 分子の該気密反応容器内での滞在時間τが次式 N=ne ×τ≦7.2×108 τ =P×V×Q-1 P :c−C4 F8 分圧 V :前記反応容器の体積 Q :c−C4 F8 流量 を制御することによって達成されることを特徴とする請
求項1記載の表面処理方法。 - 【請求項12】 前記エッチング工程は、前記ガスのプ
ラズマによって得られたイオンの前記半導体基板への入
射エネルギーを500eV以下に制御する工程を含むこ
とを特徴とする請求項1記載の表面処理方法。 - 【請求項13】 マグネトロンプラズマを生成し、プラ
ズマ中に存在するc−C4 F8 分子の滞在時間τ=P×
V/Qが24msec以下となるように制御することに
よって、前記イオンを生成することを特徴とする請求項
11記載の表面処理方法。 - 【請求項14】 平行平板形プラズマ生成装置を用いて
プラズマを生成し、プラズマ中に存在するc−C4 F8
分子の滞在時間τ=P×V/Qが720msec以下と
なるように制御することによって、前記イオンを生成す
ることを特徴とする請求項11記載の表面処理方法。 - 【請求項15】 制御した電子ビームで前記ガスを励起
し、プラズマ中に存在するc−C4 F8 分子の滞在時間
τ=P×V/Qが7.2msec以下となるように制御
することによって前記イオンを生成することを特徴とす
る請求項11記載の表面処理方法。 - 【請求項16】 マイクロ波励起プラズマ生成装置を用
いてプラズマを生成し、プラズマ中に存在するc−C4
F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qが7.2msec以
下となるように制御することによって、前記イオンを生
成することを特徴とする請求項11記載の表面処理方
法。 - 【請求項17】 誘導結合形プラズマ生成装置を用いて
プラズマを生成し、プラズマ中に存在するc−C4 F8
分子の滞在時間τ=P×V/Qが0.72msec以下
となるように制御することによって、前記イオンを生成
することを特徴とする請求項11記載の表面処理方法。 - 【請求項18】 ヘリコン励起プラズマ生成装置を用い
てプラズマを生成し、プラズマ中に存在する、c−C4
F8 分子の滞在時間τ=P×V/Qが0.072mse
c以下となるように制御することによって前記イオンを
生成することを特徴とする請求項11記載の表面処理方
法。 - 【請求項19】 前記ガス供給工程は半導体基板を収容
する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを導入
する工程を含み、 該ガスを、数msecから数百msecのパルスにて変
調した高周波にてプラズマ化することによって前記イオ
ンを生成することを特徴とする請求項3または4記載の
表面処理方法。 - 【請求項20】 前記ガスのプラズマはマグネトロン励
起プラズマ生成装置で生成されたプラズマであることを
特徴とする請求項19記載の表面処理方法。 - 【請求項21】 前記ガス供給工程は半導体基板を収容
する気密反応容器内に減圧下でc−C4 F8 ガスを導入
する工程を含み、 該ガスを、数msecから数十msecのパルスにて変
調した電子ビームによりプラズマ化することにより、前
記イオンを生成することを特徴とする請求項1記載の表
面処理方法。 - 【請求項22】 反応容器内に設置された半導体基板上
にフロロカーボン系ガスを供給するガス供給手段と、 反応容器内のガスを排気するガス排気手段と、 前記フロロカーボン系ガスをプラズマ化して、得られた
イオンのうち(CF2)n + を主成分とするイオンを、
前記半導体基板上に導くように制御するイオン種制御手
段とを具備したことを特徴とする表面処理装置。 - 【請求項23】 さらに、前記プラズマ中に存在するc
−C4 F8 分子の該プラズマ中に存在する電子との衝突
指数N、該プラズマ中の電子密度ne および該プラズマ
中のc−C4 F8 分子の該気密反応容器内での滞在時間
τが次式 N=ne ×τ≦7.2×108 τ =P×V×Q-1 P :c−C4 F8 分圧 V :前記反応容器の体積 Q :c−C4 F8 流量 を満足するように、前記ガス供給手段および前記ガス排
出手段のうちの少なくとも1つを制御し、c−C4 F8
ガス流量Qまたはc−C4 F8 分圧を制御する手段を含
むことを特徴とする請求項22記載の表面処理装置。 - 【請求項24】 前記イオン種制御手段は、前記ガス
を、数msecから数十msecのパルスにて変調した
電子ビームによりプラズマ化する手段を含むことを特徴
とする請求項22記載の表面処理装置。
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