JPH0774262A - 半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置 - Google Patents

半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置

Info

Publication number
JPH0774262A
JPH0774262A JP5220196A JP22019693A JPH0774262A JP H0774262 A JPH0774262 A JP H0774262A JP 5220196 A JP5220196 A JP 5220196A JP 22019693 A JP22019693 A JP 22019693A JP H0774262 A JPH0774262 A JP H0774262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current value
terminal
data
wiring
layout pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5220196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Takao
真人 高尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5220196A priority Critical patent/JPH0774262A/ja
Publication of JPH0774262A publication Critical patent/JPH0774262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線およびトランジスタのエミッタ面積に対
する許容電流値が設計仕様を満足しているか否かを自動
的に検証する。 【構成】 レイアウトパターンデータを記憶するレイア
ウトデータベース10と、素子名、端子接続情報などの
データを記憶する回路図データベース11とに基づい
て、回路図データとレイアウトパターンデータにおける
素子および配線の接続関係が一致するかどうかを検証す
る。その結果は接続検証結果部13へ出力される。回路
解析部14は、回路図データに基づいて回路シミュレー
ションを行い、各端子間に流れる電流などのデータを得
て、そのデータを解析結果部15へ出力する。検証図形
抽出部16は、検証の対象となる図形を抽出し、抽出し
た図形が電流値検証ルールファイル18に記憶されてい
る仕様を満足しているか否かを検証して、検証結果デー
タを電流値検証結果部19へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路のレイ
アウトパターン設計時における配線などの許容電流値を
検証する半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路のレイアウトパターン検
証装置(以下単に「検証装置」と略称する。)は、設計
した半導体集積回路のレイアウトパターン(以下、「レ
イアウトパターン」と略称する。)が、予め定められた
仕様を満たすか否かを検証する装置である。
【0003】従来の検証装置は、一般には、レイアウト
パターンデータを記憶するレイアウトデータベースと、
半導体集積回路に含まれる各素子の素子名、素子の種
類、シミュレーションパラメータ、端子接続情報などの
データを記憶する回路図データベースとを含む。
【0004】まず、検証装置は、レイアウトデータベー
スと回路図データベースとに基づいて、検証対象の設計
レイアウトパターンと設計回路図とを比較し、対応する
素子およびその接続関係が一致しているか否かの検証を
行う。
【0005】次に、検証装置は、回路図データベースに
基づいて、回路シミュレーションを行い、回路の動作特
性などのデータを得て、そのデータに基づいて動作状態
におけるレイアウトパターンの適性をチェックする。
【0006】たとえば、特開平4−283942(以
下、「第1従来技術」と称する。)に開示されている検
証装置では、回路シミュレーション結果から得られた各
配線の電圧値に基づいて、その配線に接続された素子の
端子間の電圧値を求め、その電圧値が所定の耐圧および
ピンチオフ電圧を超えていないかどうかを検証する。ピ
ンチオフ電圧とは、電界効果トランジスタにおいてチャ
ネル層を空乏化するのに必要なゲート−ソース間電圧、
すなわち遮断電圧である。
【0007】また、特開平4−107953(以下、
「第2従来技術」と称する。)に開示されている検証装
置では、回路シミュレーション結果から得られた各配線
の電流値に基づいて、配線のエレクトロマイグレーショ
ン、局部的過熱などの検証を行う。エレクトロマイグレ
ーションとは、配線パターンなどを形成する金属材料が
時間の経過とともに絶縁物の表面上を移動する現象であ
り、絶縁劣化の原因となる。過電流による過熱により、
この現象が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来技術の場合、接続関係にある素子の端子間の電圧が、
耐圧およびピンチオフ電圧を超えていないかを自動的に
検証することを特徴としているけれども、レイアウトパ
ターンの検証が充分に行われているとはいえず、配線、
トランジスタのエミッタに流れる電流値などを検証する
必要がある。この場合、検証者はレイアウトパターンの
検証を目視で行うため、検証の見落としの発生、また多
大な検証時間を必要とするという課題がある。
【0009】また第2の従来技術の場合、レイアウトパ
ターンの段階でエレクトロマイグレーション、局所的過
熱などの検証を行っているけれども、その検証後、検証
結果に問題があると判断された配線を手作業で修正する
ことが考えられる。そのため、レイアウトパターンの作
成の完了時点では誤った設計によるレイアウトパターン
になってしまうという課題がある。
【0010】本発明の目的は、配線、トランジスタのエ
ミッタ端子の許容電流値が、設計仕様を満足しているか
否かを自動的に検証することができる半導体集積回路の
レイアウトパターン検証装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体集積回
路のレイアウトパターンデータを記憶する第1記憶手段
と、前記半導体集積回路の各素子の情報、端子接続情報
を含む回路図データを記憶する第2記憶手段と、前記第
1および第2記憶手段に記憶されているデータに基づい
て、前記半導体集積回路のレイアウトパターンデータと
回路図データとにおける対応する各素子およびその接続
関係が一致するか否かの検証を行い、回路図データの各
素子の情報および端子接続情報をレイアウトパターンデ
ータに付加する接続検証手段と、前記回路図データに基
づいて、前記半導体集積回路のシミュレーションを行
い、前記各素子の各端子における電流値およびその極性
を求める回路解析手段と、前記接続検証手段で得られた
レイアウトパターンデータから検証対象の接続関係にあ
る素子の端子間の配線図形を抽出し、その素子の端子の
電流値およびその極性を前記回路解析手段から検索し、
その検索した電流値およびその極性から抽出した配線図
形に流れる電流値を求め、かつその配線図形の最小幅を
求める抽出手段と、半導体集積回路のレイアウトパター
ンの配線幅に対応する許容電流値を記憶する第3記憶手
段と、前記抽出手段で抽出した配線図形の配線幅に基づ
いて、その配線図形の配線幅に対応する許容電流値を第
3記憶手段から検索し、前記配線図形に流れる電流値と
許容電流値とを比較し、その比較結果を出力する比較手
段とを含むことを特徴とする半導体集積回路のレイアウ
トパターン検証装置である。
【0012】また本発明は、半導体集積回路のレイアウ
トパターンデータを記憶する第1記憶手段と、前記半導
体集積回路の各素子の情報、端子接続情報を含む回路図
データを記憶する第2記憶手段と、前記第1および第2
記憶手段に記憶されているデータに基づいて、前記半導
体集積回路のレイアウトパターンデータと回路図データ
とにおける対応する各素子およびその接続関係が一致す
るか否かの検証を行い、回路図データの各素子の情報お
よび端子接続情報レイアウトパターンデータに付加する
接続検証手段と、前記回路図データに基づいて前記半導
体集積回路のシミュレーションを行い、各トランジスタ
のエミッタ端子における電流値およびその極性を求める
回路解析手段と、前記接続検証手段で得られたレイアウ
トパターンデータから検証対象における接続関係にある
トランジスタのエミッタ端子を含む配線図形を抽出し、
そのトランジスタのエミッタ端子の電流値およびその極
性を前記回路解析手段から検索し、その検索した電流値
およびその極性から抽出した配線図形に含まれるトラン
ジスタのエミッタ端子に流れる電流値を求め、かつその
トランジスタのエミッタ端子面積を求める抽出手段と、
半導体集積回路のレイアウトパターンのエミッタ端子面
積と対応する許容電流値とを記憶する第3記憶手段と、
前記抽出手段で抽出した前記配線図形のエミッタ端子面
積に基づいて、そのエミッタ端子面積に対応する許容電
流値の値を前記第3記憶手段から検索し、前記配線図形
のエミッタ端子に流れる電流と前記第3記憶手段に記憶
されている許容電流値とを比較し、その比較結果を出力
する比較手段とを含むことを特徴とする半導体集積回路
のレイアウトパターン検証装置である。
【0013】
【作用】以上のように本発明に従えば、半導体集積回路
のレイアウトパターンデータを記憶する第1記憶手段
と、前記半導体集積回路の各素子の情報、端子接続情報
を含む回路図データを記憶する第2記憶手段とに記憶さ
れているデータに基づいて、接続検証手段は、半導体集
積回路のレイアウトパターンデータと回路図データとに
おける対応する各素子およびその接続関係が一致するか
否かの検証を行い、回路図データの各素子の情報および
端子接続情報をレイアウトパターンデータに付加する。
【0014】回路解析手段は、前記回路図データに基づ
いて、前記半導体集積回路のシミュレーションを行い、
前記各素子の電流値およびその極性を求める。
【0015】抽出手段は、前記接続検証手段で得られた
レイアウトパターンデータから検証対象の接続関係にあ
る素子の端子間の配線図形を抽出し、その素子の端子の
電流値およびその極性を前記回路解析手段から検索し、
その検索した電流値およびその極性から抽出した配線図
形に流れる電流値を求め、かつその配線図形の最小幅を
求める。
【0016】比較手段は、前記抽出手段で抽出した配線
図形の配線幅に基づいて、その配線図形の配線幅に対応
する許容電流値を、レイアウトパターンの配線幅に対応
する許容電流値を記憶する第3記憶手段から検索し、前
記配線図形に流れる電流値と許容電流値とを比較し、そ
の比較結果を出力する。
【0017】したがって、抽出手段で抽出した配線図形
の配線幅の許容電流値が、仕様を満足しているか否かの
検証を自動的に行うことができる。
【0018】また本発明に従えば、半導体集積回路のレ
イアウトパターンデータを記憶する第1記憶手段と、前
記半導体集積回路の各素子の情報、端子接続情報を含む
回路図データを記憶する第2記憶手段とに記憶されてい
るデータに基づいて、接続検証手段は、前記半導体集積
回路のレイアウトパターンデータと回路図データとにお
ける対応する各素子およびその接続関係が一致するか否
かの検証を行い、回路図データの各素子の情報および端
子接続情報をレイアウトパターンデータに付加する。
【0019】回路解析手段は、前記回路図データに基づ
いて前記半導体集積回路のシミュレーションを行い、各
トランジスタのエミッタ端子における電流値およびその
極性を求める。
【0020】抽出手段は、前記接続検証手段で得られた
レイアウトパターンデータから検証対象における接続関
係にあるトランジスタのエミッタ端子を含む配線図形を
抽出し、そのトランジスタのエミッタ端子の電流値およ
びその極性を前記回路解析手段から検索し、その検索し
た電流値およびその極性から抽出した配線図形に含まれ
るトランジスタのエミッタ端子に流れる電流値を求め、
かつそのトランジスタのエミッタ端子面積を求める。
【0021】比較手段は、前記抽出手段で抽出した前記
配線図形のエミッタ端子面積に基づいて、そのエミッタ
端子面積に対応する許容電流値の値をレイアウトパター
ンのエミッタ面積に対応する許容電流値を記憶する前記
第3記憶手段から検索し、前記配線図形のエミッタ端子
に流れる電流と前記第3記憶手段に記憶されている許容
電流値とを比較し、その比較結果を出力する。
【0022】したがって、抽出手段で抽出した配線図形
のトランジスタのエミッタ面積の許容電流値が仕様を満
足しているか否かの検証を自動的に行うことができる。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるレイアウト
パターン検証装置の概略的な電気的構成を示すブロック
図である。レイアウトデータベース(略称「レイアウト
D/B」)10は、半導体集積回路のレイアウトパター
ンのデータを記憶している。回路図データベース(略称
「回路図D/B」)11は、シミュレーション用のパラ
メータ、素子名、素子の種類、端子接続情報などのデー
タを記憶する回路図データベースである。素子の種類と
は、たとえばトランジスタ、抵抗などの素子の種類を区
別するものであり、端子接続情報とは、たとえば素子の
端子が電源および入力端子などに接続されているという
接続関係を示す情報である。
【0024】回路接続検証部12は、レイアウトデータ
ベース10と回路図データベース11とに基づいて、レ
イアウトデータと回路図データとを比較し、素子および
配線接続関係が一致しているか否かを検証し、その接続
検証結果を接続検証結果部13に出力する。回路解析部
14は、回路図データベース11に基づいて、回路シミ
ュレーションを行い、各素子の端子間に流れる電流値、
トランジスタのエミッタ電流のデータを得て、その解析
結果を解析結果部15に出力する。
【0025】検証図形抽出部16は、接続検証結果部1
3から各素子名と端子接続情報を得て、検証対象である
回路図データの端子接続情報を含む図形を抽出する。
【0026】電流値検証部17は、検証図形検出部16
で抽出した図形に含まれる各素子名、端子接続情報と、
解析結果部15の解析結果とから、前記端子接続情報に
対応する電流値を得る。さらに電流値検証部17は、端
子接続情報に対応する電流値が電流値検証ルールファイ
ル18に記憶されている仕様を満足しているか否かを検
証し、その検証結果を電流値検証結果部19へ出力す
る。
【0027】以上のように構成された検証装置の動作を
図2で示されるフローチャートに基づいて以下に説明す
る。
【0028】ステップa1で処理をスタートさせる。ス
テップa2では、レイアウトデータベース10から読み
出されたレイアウトパターンデータと、回路図データベ
ース11から読み出された回路図データとに基づいて、
素子および接続関係が一致しているか否かの接続検証が
行われる。回路図データは、図3で示されるように、素
子名の情報として素子R1、素子Q1のように全素子名
の情報を記憶している。さらに端子名の情報として、た
とえば端子N#1、端子N#2のように全端子名の情報
を記憶している。
【0029】図3で示される回路図データの全ての素子
名および端子名、素子の種類、端子接続情報は、前述の
接続検証の際に、図4で示されるようにレイアウトパタ
ーンデータに付加される。たとえば、図3では参照符3
1で示される素子R1に対応する参照符34に示される
素子R1、図3では参照符32で示される素子Q1に対
応する参照符35で示される素子Q1、図3では参照符
33で示される端子N#1に対応する参照符36で示さ
れる端子N#1というように、全ての素子および端子に
ついて付加される。
【0030】また、ステップa2における接続検証の結
果、不一致が生じた場合は、その内容を装置外部に出力
し、ステップa6に移り、処理を終了する。
【0031】ステップa2における接続検証に問題がな
い場合、ステップa3において、回路解析として回路図
データベース11に記憶されている回路図データに基づ
いて回路シミュレーションが実行される。この検証によ
って得られる情報は、図5で示されるように、素子名
と、その素子名の持つ端子名およびその端子に流れ込む
または流れ出す電流値(端子接続情報)とを含む。ここ
では、流れ込む電流の表現を「+」、流れ出す電流の表
現を「−」と定義する。
【0032】たとえば図5で示されるように抵抗である
素子R1の情報については、素子R1は、端子VCCお
よび端子N#1に関する端子接続情報を持ち、端子VC
Cには10μAの電流が流れ込み、端子N#1からは1
0μAの電流が流れ出しているという情報を得ることが
できる。
【0033】またトランジスタである素子Q1の情報に
ついては、端子N#1,IN1,N#3に関する端子接
続情報を持ち、端子N#1には10μAの電流が流れ込
み、端子IN1には1μAの電流が流れ込み、端子N#
3からは11μAの電流が流れ出すことを示している。
また、エミッタ電流値が情報として付加されており、エ
ミッタ端子からは11μAの電流が流れ出すことを示し
ている。
【0034】ステップa3において、回路解析エラーが
発生した場合はその内容を装置外部へ出力し、ステップ
a6に移り、処理を終了する。
【0035】ステップa3における回路解析に問題がな
い場合、ステップa4において、検証の対象となる素子
名および端子名を選択し、それに対応するレイアウトパ
ターンデータの図形の抽出を行う。
【0036】たとえば図6で示される例では、図4で示
される素子Q1,Q2,R3と端子N#3とを選択し、
それに対応するレイアウトパターンデータの図形の抽出
を行っている。また抽出した図形において、回路図デー
タにおける端子N#3が同じでも、図6(a),
(b),(c)でそれぞれ示されるように、異なる配線
方法が考えられ、端子N#3に流れる電流値がそれぞれ
異なるため、それぞれについて以下に説明する。この場
合、ステップa3における回路解析における端子情報か
ら得られた電流の条件は、素子Q1の端子N#3に流れ
る電流を−10μA、素子Q2の端子N#3に流れる電
流を−10μA、素子R3の端子N#3に流れる電流を
+20μAとする。
【0037】図6(a)で示される端子N#3につい
て、接続関係にある配線を拡大し、模式化したものが図
7(a)である。図7(a)で示されるように、同じ端
子N#3においても、分岐点と素子の端子とで分割され
た配線は、それぞれ違う電流値となるため、新たな端子
N#3−1〜N#3−4を設け、素子Q1の端子を端子
N#3−1、分岐点の端子を端子N#3−2、素子Q2
の端子を端子N#3−3、素子R3の端子を端子N#3
−4として配線を分割して図形を抽出する。この場合抽
出する図形は、端子N#3−1と端子N#3−2とを接
続する図形A1と、端子N#3−2と端子N#3−3と
を接続する図形B1と、端子N#3−2と端子N#3−
4とを接続する図形C1の3つの図形となる。
【0038】次に各図形に流れる電流値を求める。ま
ず、図形A1に流れる電流値を求めると、端子N#3−
1には、素子Q1から10μAの電流が流れ出し、端子
N#3−2は分岐点であるため電流値が増減される要素
がないため、図形A1には10μAの電流が端子N#3
−1から端子N#3−2に流れる。
【0039】次に図形B1に流れる電流値を求めると、
図形A1の場合と同様であるので、10μAの電流が端
子N#3−3から端子N#3−2に流れる。
【0040】図形C1に流れる電流値を求めると、端子
N#3−4では、素子R3に20μAの電流が流れ込
み、端子N#3−2は分岐点であるため電流値は増減さ
れる要素がない。よって20μAの電流が端子N#3−
2から端子N#3−4に流れる。
【0041】これをキルヒホッフの法則に従って説明す
ると、図形A1の電流(端子N#3−2から見た電流)
は10μAであり、図形B1の電流(端子N#3−2か
ら見た電流)は10μAであり、したがって、図形C1
の電流(端子N#3−4から見た電流)は下記の数式
(1)より20μAとなる。
【0042】 10μA + 10μA = 20μA …(1) 以上の結果より、図形A1には−10μAの電流、図形
B1には−10μAの電流、図形C1には+20μAの
電流がそれぞれ流れていることになり、それらの情報を
記憶する。
【0043】図6(b)で示される端子N#3につい
て、接続関係にある配線を拡大し、模式化したものが図
7(b)である。図7(b)で示されるように、同じ端
子N#3においても、素子の端子で分割された配線は、
それぞれ違う電流値となるため、新たな端子として素子
Q1の端子を端子N#3−1、素子Q2の端子を端子N
#3−2、素子R3の端子を端子N#3−3として設定
し、配線を分割し、図形を抽出する。この場合抽出する
図形は、端子N#3−1と端子N#3−2を接続する図
形A2と、端子N#3−1と端子N#3−3とを接続す
る図形B2との2つの図形となる。
【0044】次に各図形に流れる電流値を求める。まず
図形A2に流れる電流値を求めると、端子N#3−1に
は素子Q1から10μAの電流が流れ出し、端子N#3
−2には素子Q2から10μAの電流が流れ出る。端子
N#3−2は、端子N#3−1との接続関係があるだけ
であり、電流値が増減される要素がない。したがって、
10μAの電流が端子N#3−2から端子N#3−1に
流れる。
【0045】図形B2では、端子N#3−1の電流値の
極性がマイナス、端子N#3−3の電流値の極性がプラ
スであるため、電流は端子N#3−1から端子N#3−
3に流れる。この時の電流値は、端子N#3−3は端子
N#3−1以外の端子との接続関係がないため、端子N
#3−3に流れ込む電流値である。したがって図形B2
に流れる電流値は20μAである。すなわち以下の数式
(2)で示されるように、図形B2の電流は図形A2の
電流に端子N#3−1から流れ出す電流を加えたもので
ある。
【0046】 10μA + 10μA = 20μA …(2) 以上の結果より図形A2には−10μAの電流、図形B
2には+20μAの電流がそれぞれ流れていることにな
り、その情報を記憶する。
【0047】図6(c)で示される端子N#3につい
て、接続関係にある配線を拡大し、模式化したものが図
7(c)である。図7(c)に示されるように同じ端子
N#3においても、素子の端子で分割された配線は、そ
れぞれ違う電流値となるため、新たな端子として、素子
Q1の端子を端子N#3−1、素子Q2の端子を端子N
#3−2、素子R3の端子を端子N#3−3として設定
し、配線を分割し、図形を抽出する。この場合抽出する
図形は、端子N#3−1と端子N#3−3とを接続する
図形A3と端子N#3−2と端子N#3−3とを接続す
る図形B3との2つの図形となる。
【0048】次に各図形に流れる電流値を求める。まず
図形A3に流れる電流値を求めると、端子N#3−1の
電流値の極性がマイナス、端子N#3−3の電流値の極
性がプラスであるので、電流は端子N#3−1から端子
N#3−3に流れる。この時の電流値は、端子N#3−
1は、端子N#3−3以外の端子との接続情報がないた
め、電流値が増減される要素がない。したがって端子N
#3−1から流れ出す電流値は10μAであり、すなわ
ち図形A3に流れる電流値である。図形B3に流れる電
流値も図形A3の場合と同様にして求められ、10μA
となる。
【0049】端子N#3−3に流れ込む電流値は20μ
Aであり、これは下記の数式(3)で示されるように、
図形A3の電流に図形B3の電流を加えたものである。
【0050】 10μA + 10μA = 20μA …(3) 以上の結果により図形A3には−10μAの電流、図形
B3には−10μAの電流がそれぞれ流れていることに
なり、それらの情報を記憶する。
【0051】上記以外の配線データについても同様にし
て、各素子の端子、配線の分岐点に新たな端子を設け
て、前述のように配線を分割し、キルヒホッフの法則に
基づいて電流値を求め、その情報を記憶するものとす
る。
【0052】以上の抽出方法によって得られた情報に、
抽出されたそれぞれの配線図形における最小幅の値を付
加し、配線図形抽出の情報とする。
【0053】次にトランジスタのエミッタ端子の図形抽
出について説明する。この場合前述のステップa2で説
明したように、素子の種類を示す情報がレイアウトパタ
ーンデータに付加されていることに基づいて容易に抽出
することができ、その素子名とエミッタ面積とを情報と
して記憶する。さらにステップa3の回路解析処理で説
明したように、その情報にトランジスタのデータとして
保持されているエミッタ電流値のデータを付加する。こ
の付加されたデータを、トランジスタのエミッタ端子に
関する図形抽出の情報とする。
【0054】再び図2のフローチャートに戻り、ステッ
プa5ではステップa4の図形抽出の処理で得た情報と
予め用意されている許容電流値ルールファイル18のデ
ータとを比較し、許容電流値の検証を行う。この許容電
流値検証ルールファイル18は、図8で示されるよう
に、電流値、配線幅およびエミッタ面積の3つのデータ
で構成される。電流値は、検証者が使用する半導体集積
回路の設計に基づいて、電流の範囲をファイルの行を変
えてそれぞれ設定する。また設定された前述の電流値を
許容する配線幅の範囲を予め算出し、対象となる電流値
と同じ行に記述する。さらに設定された前述の電流値を
許容する面積の範囲であるエミッタ面積も同様に対象と
なる電流値と同じ行に記述する。
【0055】次に配線の検証方法について以下に説明す
る。ステップa4の図形抽出の処理によって抽出された
配線図形データは、ステップa4で説明したように図形
名称、流れる電流値および配線の最小幅のデータと記憶
している。したがってこの配線図形データと許容電流値
検証ルールファイル18とを比較し、検証する。このと
き、配線に流れる電流の方向は許容電流値の検証に関係
ないため、配線に流れる電流のデータは絶対値を用い
る。
【0056】たとえば、流れる電流が6.5μA、配線
の最小幅が8μmの場合の配線図形について検証を行う
場合を以下に説明する。まず、図8で示される許容電流
値検証ルールファイル18に設定した電流値のデータに
当てはまる行を抽出する。この場合は3行目のデータを
抽出することになり、その行の配線幅の列に記述された
値と比較する。3行目の配線幅は、M≧8であり、この
図形の場合8μmであるので、仕様を満足している問題
のない配線パターンである。この場合はステップa6に
移り、処理を終了する。
【0057】次にエミッタ面積の検証方法について説明
する。ステップa4の図形抽出の処理によって抽出され
たエミッタ面積データは、前述のようにそのエミッタに
流れる電流値のデータを付加して記憶している。したが
って、このデータを用いて許容電流値検証ルールファイ
ル18のデータと比較し、検証する。このとき、エミッ
タに流れる電流の方向は許容電流値の検証に関係ないた
め、記憶しているデータは絶対値を使用する。
【0058】たとえばエミッタに流れる電流は6.5μ
A、そのエミッタ面積が6μm2のトランジスタについ
て検証を行う場合を以下に説明する。まず、図8で示さ
れる許容電流値検証ルールファイル18に設定した電流
値のデータに当てはまる行を抽出する。この場合は3行
目を抽出することになり、その行のエミッタ面積の列に
記述された値と比較する。3行目のエミッタ面積は、E
≧8であり、この図形の場合6μm2であるから、エラ
ーパターンとなる。この場合、エラーパターンの内容を
装置外部に出力して、ステップa6で処理を終了する。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体集
積回路の各素子の端子の電流値および極性を回路解析手
段で求め、抽出手段によって検証対象における接続関係
にある素子の端子間の配線図形を抽出し、その素子の端
子の電流値および極性を回路解析手段から検索し、その
配線図形に流れる電流値およびその配線図形の配線幅を
求める。次に、予め配線幅に対する許容電流値を第3記
憶手段に記憶させ、前記抽出手段に抽出した配線図形の
配線幅に基づいて、その配線幅に対する許容電流値を第
3記憶手段から検索し、前記配線図形に流れる電流と前
記許容電流値とを比較手段によって比較し、その比較結
果が自動的に出力される。したがって、レイアウトパタ
ーンの配線の許容電流値が仕様を満足しているか否かを
自動的に検証することができる。
【0060】また、本発明によれば、半導体集積回路の
トランジスタのエミッタ端子の電流値および極性を回路
解析手段で求め、抽出手段によって検証対象における接
続関係にあるトランジスタのエミッタ端子を含む配線図
形を抽出し、そのトランジスタのエミッタ端子の電流値
および極性を回路解析手段から検索し、その配線図形に
含まれるトランジスタのエミッタ端子に流れる電流値お
よびそのトランジスタのエミッタ端子面積を求める。次
に、予めエミッタ端子面積に対する許容電流値を第3記
憶手段に記憶させ、前記抽出手段に抽出した配線図形に
含まれるトランジスタのエミッタ面積に基づいて、その
エミッタ面積に対する許容電流値を第3記憶手段から検
索し、前記配線図形に含まれるトランジスタのエミッタ
面積に流れる電流と前記許容電流値とを比較手段によっ
て比較し、その比較結果が自動的に出力される。したが
って、レイアウトパターンのトランジスタのエミッタ面
積の許容電流値が仕様を満足しているか否かを自動的に
検証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路のレイ
アウトパターン検証装置の概略的な電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1で示されるレイアウトパターン検証装置の
処理内容を示すフローチャートである。
【図3】回路図データの一例を示す図である。
【図4】レイアウトパターンデータの一例を示す図であ
る。
【図5】回路解析処理で得られる解析結果の一例を示す
図である。
【図6】レイアウトパターンデータから素子Q1,Q
2,R3および端子N#3を抽出した図形データの一例
を示す図である。
【図7】図6で示されるレイアウトパターンデータから
端子N#3を抽出した図形データの一例を模式化して示
す図である。
【図8】電流値検証ルールファイル18の記憶内容の一
例を示す図である。
【符号の説明】
10 レイアウトデータベース 11 回路図データベース 12 回路接続検証部 13 接続検証結果部 14 回路解析部 15 解析結果部 16 検証図形抽出部 17 電流値検証部 18 電流値検証ルールファイル 19 電流値検証結果部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路のレイアウトパターンデ
    ータを記憶する第1記憶手段と、 前記半導体集積回路の各素子の情報、端子接続情報を含
    む回路図データを記憶する第2記憶手段と、 前記第1および第2記憶手段に記憶されているデータに
    基づいて、前記半導体集積回路のレイアウトパターンデ
    ータと回路図データとにおける対応する各素子およびそ
    の接続関係が一致するか否かの検証を行い、回路図デー
    タの各素子の情報および端子接続情報をレイアウトパタ
    ーンデータに付加する接続検証手段と、 前記回路図データに基づいて、前記半導体集積回路のシ
    ミュレーションを行い、前記各素子の各端子における電
    流値およびその極性を求める回路解析手段と、 前記接続検証手段で得られたレイアウトパターンデータ
    から検証対象の接続関係にある素子の端子間の配線図形
    を抽出し、その素子の端子の電流値およびその極性を前
    記回路解析手段から検索し、その検索した電流値および
    その極性から抽出した配線図形に流れる電流値を求め、
    かつその配線図形の最小幅を求める抽出手段と、 半導体集積回路のレイアウトパターンの配線幅に対応す
    る許容電流値を記憶する第3記憶手段と、 前記抽出手段で抽出した配線図形の配線幅に基づいて、
    その配線図形の配線幅に対応する許容電流値を第3記憶
    手段から検索し、前記配線図形に流れる電流値と許容電
    流値とを比較し、その比較結果を出力する比較手段とを
    含むことを特徴とする半導体集積回路のレイアウトパタ
    ーン検証装置。
  2. 【請求項2】 半導体集積回路のレイアウトパターンデ
    ータを記憶する第1記憶手段と、 前記半導体集積回路の各素子の情報、端子接続情報を含
    む回路図データを記憶する第2記憶手段と、 前記第1および第2記憶手段に記憶されているデータに
    基づいて、前記半導体集積回路のレイアウトパターンデ
    ータと回路図データとにおける対応する各素子およびそ
    の接続関係が一致するか否かの検証を行い、回路図デー
    タの各素子の情報および端子接続情報レイアウトパター
    ンデータに付加する接続検証手段と、 前記回路図データに基づいて前記半導体集積回路のシミ
    ュレーションを行い、各トランジスタのエミッタ端子に
    おける電流値およびその極性を求める回路解析手段と、 前記接続検証手段で得られたレイアウトパターンデータ
    から検証対象における接続関係にあるトランジスタのエ
    ミッタ端子を含む配線図形を抽出し、そのトランジスタ
    のエミッタ端子の電流値およびその極性を前記回路解析
    手段から検索し、その検索した電流値およびその極性か
    ら抽出した配線図形に含まれるトランジスタのエミッタ
    端子に流れる電流値を求め、かつそのトランジスタのエ
    ミッタ端子面積を求める抽出手段と、 半導体集積回路のレイアウトパターンのエミッタ端子面
    積と対応する許容電流値とを記憶する第3記憶手段と、 前記抽出手段で抽出した前記配線図形のエミッタ端子面
    積に基づいて、そのエミッタ端子面積に対応する許容電
    流値の値を前記第3記憶手段から検索し、前記配線図形
    のエミッタ端子に流れる電流と前記第3記憶手段に記憶
    されている許容電流値とを比較し、その比較結果を出力
    する比較手段とを含むことを特徴とする半導体集積回路
    のレイアウトパターン検証装置。
JP5220196A 1993-09-03 1993-09-03 半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置 Pending JPH0774262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5220196A JPH0774262A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5220196A JPH0774262A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0774262A true JPH0774262A (ja) 1995-03-17

Family

ID=16747398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5220196A Pending JPH0774262A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0774262A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276905A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Nec Electronics Corp レイアウト検証装置、レイアウト検証方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276905A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Nec Electronics Corp レイアウト検証装置、レイアウト検証方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8478553B2 (en) System for calculating resistive values for microelectronics CAD
Tarraf et al. Behavioral modeling of transistor-level circuits using automatic abstraction to hybrid automata
US6671663B1 (en) Time domain noise analysis
US20080034336A1 (en) Electro-migration verifying apparatus, electro-migration verifying method, data structure and netlist used in the same
US7257787B2 (en) Method for reducing an equivalent resistance in an IC layout
TW202232359A (zh) 在電子設計自動化平台上進行電壓規則檢查的電腦實施方法
US5995732A (en) Method and apparatus of verifying reliability of an integrated circuit against electromigration
JP2996214B2 (ja) 半導体集積回路の信頼性検証装置及び検証方法並びに検証プログラムを格納した記憶媒体
JPH0774262A (ja) 半導体集積回路のレイアウトパターン検証装置
WO1993015471A1 (en) Method for verifying circuit layout design
JPH06295324A (ja) 論理回路の遅延時間検証装置
US20030088393A1 (en) Automatic generation of reduced-size circuit models including inductive interaction
JP4080464B2 (ja) 検証ベクタ生成方法およびこれを用いた電子回路の検証方法
US20090144035A1 (en) Black box model for large signal transient integrated circuit simulation
JPH0817881A (ja) レイアウトパターン検証装置
US7043707B2 (en) Simulation result verification method and simulation result verification device
US6536021B2 (en) Method and system for representing hierarchical extracted resistance-capacitance files of a circuit model
JP3296320B2 (ja) ゲート遅延計算装置、及びゲート遅延計算プログラムを記録した記録媒体
US20120072149A1 (en) Esd verification apparatus, esd verification method and esd verification program
JPH06348780A (ja) レイアウトエディタ装置
JP2002175345A (ja) 回路動作検証方法及び検証装置
JP3219066B2 (ja) アナログ部品削除情報付与システム
JP2000035982A (ja) Lsi設計用検証装置
JPH07160754A (ja) レイアウト検証装置及びレイアウト自動生成装置並びにレイアウト検証方法及びレイアウト自動生成方法
JP3042446B2 (ja) 静電破壊検証ツール