JPH0774379A - pーn接合フォトセル - Google Patents
pーn接合フォトセルInfo
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- JPH0774379A JPH0774379A JP5220814A JP22081493A JPH0774379A JP H0774379 A JPH0774379 A JP H0774379A JP 5220814 A JP5220814 A JP 5220814A JP 22081493 A JP22081493 A JP 22081493A JP H0774379 A JPH0774379 A JP H0774379A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/52—PV systems with concentrators
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- Photovoltaic Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバにも有効に結合し、pーn接合の
空乏層内で入射光がほとんど吸収されるような超小型の
受光部を持つpーn接合フォトセルを提供する。 【構成】 n形の半導体基板表面に微小面積で深さが入
射光の実効吸収長程度となるような凹凸を基板表面にほ
ぼ垂直に形成し、そこにpーn接合を形成して、入射光
のほとんどがpーn接合面に沿って進入するようにし、
その空乏層内でほとんど吸収されるようにする。
空乏層内で入射光がほとんど吸収されるような超小型の
受光部を持つpーn接合フォトセルを提供する。 【構成】 n形の半導体基板表面に微小面積で深さが入
射光の実効吸収長程度となるような凹凸を基板表面にほ
ぼ垂直に形成し、そこにpーn接合を形成して、入射光
のほとんどがpーn接合面に沿って進入するようにし、
その空乏層内でほとんど吸収されるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバなど狭い光
源からの入射光を小さな受光面積の太陽電池のようなp
ーn接合フォトセルに入射させたとき、効率よく電気変
換させるためのpーn接合フォトセルに関する。
源からの入射光を小さな受光面積の太陽電池のようなp
ーn接合フォトセルに入射させたとき、効率よく電気変
換させるためのpーn接合フォトセルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Si太陽電池として、電気変換効
率を高めるため(100)面を持つSi基板の表面を異
方性エッチングして、沢山の4角錐の(111)結晶面
を露出形成し、ここにpーn接合を形成して受光部とし
た例がある。この場合、基板に対して垂直に入射した光
は、受光部の(111)面に対しては斜め入射すること
になるが、一般に電気変換に有効なpーn接合の空乏層
厚みは高々数μmであり、例えば、波長0.83μmの
近赤外線の吸収実効長は大体15μmであるので、入射
光が斜め入射しても大部分の入射光は、受光部のpーn
接合の空乏層を通り越してしまうため、pーn接合の空
乏層で有効に吸収されないという問題があった。このよ
うな4角錐の(111)結晶面を露出させた受光部を持
つ太陽電池では、吸収効率を高めるため、一つの受光
(111)面に斜め入射した光が反射し、向かい合う他
の受光(111)面にやはり斜め入射する性質を利用す
る、いわゆる多重反射を用いていた。しかし、このよう
な形状の受光部では、受光部面積を大きくしなければな
らないため、光ファイバに結合する超小型の受光部を持
つpーn接合フォトセルには、不向きであった。
率を高めるため(100)面を持つSi基板の表面を異
方性エッチングして、沢山の4角錐の(111)結晶面
を露出形成し、ここにpーn接合を形成して受光部とし
た例がある。この場合、基板に対して垂直に入射した光
は、受光部の(111)面に対しては斜め入射すること
になるが、一般に電気変換に有効なpーn接合の空乏層
厚みは高々数μmであり、例えば、波長0.83μmの
近赤外線の吸収実効長は大体15μmであるので、入射
光が斜め入射しても大部分の入射光は、受光部のpーn
接合の空乏層を通り越してしまうため、pーn接合の空
乏層で有効に吸収されないという問題があった。このよ
うな4角錐の(111)結晶面を露出させた受光部を持
つ太陽電池では、吸収効率を高めるため、一つの受光
(111)面に斜め入射した光が反射し、向かい合う他
の受光(111)面にやはり斜め入射する性質を利用す
る、いわゆる多重反射を用いていた。しかし、このよう
な形状の受光部では、受光部面積を大きくしなければな
らないため、光ファイバに結合する超小型の受光部を持
つpーn接合フォトセルには、不向きであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、光ファイ
バにも非常に有効に結合し、しかも電気変換に最も重要
なpーn接合の空乏層内で入射光がほとんど吸収される
ような超小型の受光部を持つpーn接合フォトセルを提
供することが目的である。
バにも非常に有効に結合し、しかも電気変換に最も重要
なpーn接合の空乏層内で入射光がほとんど吸収される
ような超小型の受光部を持つpーn接合フォトセルを提
供することが目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、光ファイバ
に結合してその入射光を有効にpーn接合の空乏層内で
吸収されるような超小型の受光部を形成するために、例
えば、n形の半導体基板表面で、かつ、この面にほぼ垂
直に微小上部面積で深さが入射光の実効吸収長程度とな
るような凹凸を形成し、その後、凹部、凸部または凹凸
部の全表面にp形半導体層(p形層)を不純物の拡散な
ど形成し、凹部、凸部または凹凸部の内部に取り残され
たn形半導体領域のp形層に近い領域の大部分が空乏層
になるようにしており、凹凸部の上部から入射した光は
pーn接合面に沿って進入するので、結局、pーn接合
の空乏層に沿って進入することになり、入射光が空乏層
内でほとんど吸収されることになる。
に結合してその入射光を有効にpーn接合の空乏層内で
吸収されるような超小型の受光部を形成するために、例
えば、n形の半導体基板表面で、かつ、この面にほぼ垂
直に微小上部面積で深さが入射光の実効吸収長程度とな
るような凹凸を形成し、その後、凹部、凸部または凹凸
部の全表面にp形半導体層(p形層)を不純物の拡散な
ど形成し、凹部、凸部または凹凸部の内部に取り残され
たn形半導体領域のp形層に近い領域の大部分が空乏層
になるようにしており、凹凸部の上部から入射した光は
pーn接合面に沿って進入するので、結局、pーn接合
の空乏層に沿って進入することになり、入射光が空乏層
内でほとんど吸収されることになる。
【0005】また、pーn接合は、凹部、凸部または凹
凸部の表面近くに形成されるため、機械的強度や光ファ
イバとの接続、さらには、凹凸部内に取り残されたn形
領域の電気抵抗の問題などのために凹凸部を太くせざる
を得ない場合がある。このような場合には、凹凸部の上
部から一様に入射光を照射したのでは、入射光の大部分
が凹凸部内に取り残されたn形領域内で吸収されるの
で、このn形領域で生成した電子と正孔対のうち、正孔
が空乏層に達して、遂にはp形領域に到達して欲しい
が、そうはならずにn形領域内で電子と再結合してしま
い電力に変換されないこととなる。このためpーn接合
を形成する凹凸部のうち凸部上面の光の入射端に光学レ
ンズを形成して光ファイバなどからの入射光が有効にp
ーn接合の空乏層に集光するようにするとよい。
凸部の表面近くに形成されるため、機械的強度や光ファ
イバとの接続、さらには、凹凸部内に取り残されたn形
領域の電気抵抗の問題などのために凹凸部を太くせざる
を得ない場合がある。このような場合には、凹凸部の上
部から一様に入射光を照射したのでは、入射光の大部分
が凹凸部内に取り残されたn形領域内で吸収されるの
で、このn形領域で生成した電子と正孔対のうち、正孔
が空乏層に達して、遂にはp形領域に到達して欲しい
が、そうはならずにn形領域内で電子と再結合してしま
い電力に変換されないこととなる。このためpーn接合
を形成する凹凸部のうち凸部上面の光の入射端に光学レ
ンズを形成して光ファイバなどからの入射光が有効にp
ーn接合の空乏層に集光するようにするとよい。
【0006】
【作用】上記のように構成されたpーn接合フォトセル
では、微小受光部となり、光ファイバとの結合も容易
で、入射光も基板表面にほぼ垂直な凹凸部に形成された
pーn接合面に沿って進入するので、そこに形成される
空乏層で有効に吸収されることになる。したがって、光
電変換効率も非常に大きくできる。また、凹凸部先端部
に光学レンズを形成することにより、凹凸部の入射光が
進入する領域の径が大きいため形成されたpーn接合領
域の間隔が広い場合でも、入射光を有効にpーn接合面
に沿って進入させることができる。したがって、光電変
換効率も非常に大きくできる。
では、微小受光部となり、光ファイバとの結合も容易
で、入射光も基板表面にほぼ垂直な凹凸部に形成された
pーn接合面に沿って進入するので、そこに形成される
空乏層で有効に吸収されることになる。したがって、光
電変換効率も非常に大きくできる。また、凹凸部先端部
に光学レンズを形成することにより、凹凸部の入射光が
進入する領域の径が大きいため形成されたpーn接合領
域の間隔が広い場合でも、入射光を有効にpーn接合面
に沿って進入させることができる。したがって、光電変
換効率も非常に大きくできる。
【0007】
【実施例1】図1は、本発明のpーn接合フォトセルの
一実施例の断面図で示したもので、例えば、Siのn形
基板を用いて形成したときのものである。作成方法の概
要およびそれぞれの作用・効果を述べると次のようであ
る。先ず、Siのn形基板(1)で0.01Ω・cm程
度の低抵抗基板(1a)上に10Ω・cm程度で20μ
m厚程度の中抵抗のn形エピ層(1b)を成長させた基
板を用い、n形エピ層(1b)表面にフォトリソグラフ
ィにより、直径30μmの円柱状の凸部(2)を残し、
外形90μmのドーナツ状の凹部(3)を基板表面にほ
ぼ垂直に深さ15μm程度に形成する。これは、化学的
エッチングや反応性イオンエッチングで形成することが
できる。その後、ホウ素Bを凹凸部の表面から不純物熱
拡散して2μm程度の深さまでp形層(4)を形成す
る。このとき、n形エピ層(1b)とp形層(4)との
間にpーn接合(6)が形成され、空乏層(7)がn形
エピ層(1b)側とp形層(4)側の両側に広がる。実
際には、p形層(4)が拡散層なので、不純物濃度勾配
がが大きく、空乏層(7)は、n形エピ層(1b)側に
大きく広がる。しかし、n形エピ層(1b)側に広がっ
た空乏層(7)もせいぜい5μm厚程度であり、受光部
となる直径30μmの円柱状の凸部(2)の内部には、
この工程後では空乏層(7)になっていない直径約16
μm程度のn形領域(5)が取り残された状態となる。
取り残されたn形領域(5)に進入してきた入射光は、
この領域で吸収され電子・正孔対を生成するが、この領
域で生成された正孔の一部は拡散により空乏層(7)に
入り、p形層(4)に流れ、p形層(4)に形成したオ
ーム性の電極(11)を正の電位にさせる。n形領域
(5)で生成した電子は、この領域に接触している低抵
抗基板(1a)を経由して、結局、n形エピ層(1b)
に形成したオーム性の電極(10)を負の電位にさせ
る。しかし、取り残されたn形領域(5)の直径が大き
過ぎると生成した電子・正孔対がこの領域で再結合して
しまい、フォトセルとしての機能(電圧の発生)を低下
させるので光電変換効率が悪くなる。叉、n形領域
(5)の直径が小さ過ぎると、n形領域(5)の抵抗が
大きくなり、電極(10、11)から電力を取り出すと
きに、この領域での損失が大きくなるという問題があ
る。したがって、取り残されたn形領域(5)の直径
は、この領域での少数キャリアの拡散長のほぼ2倍以内
にすることが望ましい。次に、熱酸化したSiO2膜
(8)を0.15μm厚程度に形成する。この熱酸化S
iO2膜の厚みは、光ファイバ(30)から入射する領
域となる凸部(2)の頂上の領域では、入射光の波長に
対して無反射膜となるように選択するとよい。
一実施例の断面図で示したもので、例えば、Siのn形
基板を用いて形成したときのものである。作成方法の概
要およびそれぞれの作用・効果を述べると次のようであ
る。先ず、Siのn形基板(1)で0.01Ω・cm程
度の低抵抗基板(1a)上に10Ω・cm程度で20μ
m厚程度の中抵抗のn形エピ層(1b)を成長させた基
板を用い、n形エピ層(1b)表面にフォトリソグラフ
ィにより、直径30μmの円柱状の凸部(2)を残し、
外形90μmのドーナツ状の凹部(3)を基板表面にほ
ぼ垂直に深さ15μm程度に形成する。これは、化学的
エッチングや反応性イオンエッチングで形成することが
できる。その後、ホウ素Bを凹凸部の表面から不純物熱
拡散して2μm程度の深さまでp形層(4)を形成す
る。このとき、n形エピ層(1b)とp形層(4)との
間にpーn接合(6)が形成され、空乏層(7)がn形
エピ層(1b)側とp形層(4)側の両側に広がる。実
際には、p形層(4)が拡散層なので、不純物濃度勾配
がが大きく、空乏層(7)は、n形エピ層(1b)側に
大きく広がる。しかし、n形エピ層(1b)側に広がっ
た空乏層(7)もせいぜい5μm厚程度であり、受光部
となる直径30μmの円柱状の凸部(2)の内部には、
この工程後では空乏層(7)になっていない直径約16
μm程度のn形領域(5)が取り残された状態となる。
取り残されたn形領域(5)に進入してきた入射光は、
この領域で吸収され電子・正孔対を生成するが、この領
域で生成された正孔の一部は拡散により空乏層(7)に
入り、p形層(4)に流れ、p形層(4)に形成したオ
ーム性の電極(11)を正の電位にさせる。n形領域
(5)で生成した電子は、この領域に接触している低抵
抗基板(1a)を経由して、結局、n形エピ層(1b)
に形成したオーム性の電極(10)を負の電位にさせ
る。しかし、取り残されたn形領域(5)の直径が大き
過ぎると生成した電子・正孔対がこの領域で再結合して
しまい、フォトセルとしての機能(電圧の発生)を低下
させるので光電変換効率が悪くなる。叉、n形領域
(5)の直径が小さ過ぎると、n形領域(5)の抵抗が
大きくなり、電極(10、11)から電力を取り出すと
きに、この領域での損失が大きくなるという問題があ
る。したがって、取り残されたn形領域(5)の直径
は、この領域での少数キャリアの拡散長のほぼ2倍以内
にすることが望ましい。次に、熱酸化したSiO2膜
(8)を0.15μm厚程度に形成する。この熱酸化S
iO2膜の厚みは、光ファイバ(30)から入射する領
域となる凸部(2)の頂上の領域では、入射光の波長に
対して無反射膜となるように選択するとよい。
【0008】このようにして形成したpーn接合フォト
セルにpーn接合フォトセルの入射する領域となる凸部
(2)の直径とほぼ同一寸法のコア径をもつ近接または
接触配置した光ファイバ(30)から光、例えば、83
0nm波長光を入射させた場合、入射光の大部分は、円
柱形の凸部(2)の側面に形成されたpーn接合部
(6)に沿って進入し、この領域に形成される空乏層
(7)と取り残されたn形領域(5)で吸収され、電子
・正孔対を生成して、電子は電極(10)を負に、正孔
は電極(11)を正に帯電させ、フォトセルとして機能
する。
セルにpーn接合フォトセルの入射する領域となる凸部
(2)の直径とほぼ同一寸法のコア径をもつ近接または
接触配置した光ファイバ(30)から光、例えば、83
0nm波長光を入射させた場合、入射光の大部分は、円
柱形の凸部(2)の側面に形成されたpーn接合部
(6)に沿って進入し、この領域に形成される空乏層
(7)と取り残されたn形領域(5)で吸収され、電子
・正孔対を生成して、電子は電極(10)を負に、正孔
は電極(11)を正に帯電させ、フォトセルとして機能
する。
【0009】上述では、n形基板(1)を用いた例であ
ったが、光ファイバ(30)のコアの直径が50μm以
上のように大きい場合は、少数キャリアの拡散長が正孔
よりも電子の方が大きいので、取り残されたn形領域
(5)の代わりに、取り残されたp形領域が形成される
ように、p形基板を用い、p形層(4)の代わりにn形
拡散層を形成した方がよい。
ったが、光ファイバ(30)のコアの直径が50μm以
上のように大きい場合は、少数キャリアの拡散長が正孔
よりも電子の方が大きいので、取り残されたn形領域
(5)の代わりに、取り残されたp形領域が形成される
ように、p形基板を用い、p形層(4)の代わりにn形
拡散層を形成した方がよい。
【0010】上述では、円柱形の凸部(2)を受光部と
しているが、必ずしも円柱形である必要はなく、四角柱
でもよく、また、円柱形や四角柱の側面を波形に入り組
ませ、pーn接合部(6)の面積を大きくさせることも
よいことである。
しているが、必ずしも円柱形である必要はなく、四角柱
でもよく、また、円柱形や四角柱の側面を波形に入り組
ませ、pーn接合部(6)の面積を大きくさせることも
よいことである。
【0011】
【実施例2】図2には、図1の実施例と同様にして形成
されるpーn接合フォトセルの断面図を示してある。図
1の実施例の場合との相違点は、図1の実施例の場合に
於ける円柱形の凸部(2)をもつ受光部であったのに対
して、図2の実施例では、円柱形の凸部(2)の中に、
更に微小直径の凹部(3a)を形成して、この微小直径
の凹部(3a)からp形の不純物、例えば、ホウ素Bを
拡散してpーn接合部(6)を形成した例であり、さら
に、図2の実施例では、同心円状の凹部(3a、3b)
を入射光に対して透明でSiよりも屈折率が小さい材
質、例えば、リンシリカガラス(PSG)(9)などで
充填した場合の実施例である。図2の実施例のような構
造にすることにより、円柱形で凸部(2)の外側ばかり
ではなく内側にもpーn接合部(6)が形成されるの
で、入射光を吸収するpーn接合部(6)の面積を増や
すことができ、光ファイバのコア径が大きい場合でも、
内部に凹部(3a)をもつため、円柱形の凸部(2)を
大きくさせてもよく、効率よく光電変換できる。また、
凹部(3a、3b)がリンシリカガラス(PSG)
(9)などで充填されているので、凸部(2)が機械的
に破壊され難く、かつ、光ファイバとの接続が容易であ
る。
されるpーn接合フォトセルの断面図を示してある。図
1の実施例の場合との相違点は、図1の実施例の場合に
於ける円柱形の凸部(2)をもつ受光部であったのに対
して、図2の実施例では、円柱形の凸部(2)の中に、
更に微小直径の凹部(3a)を形成して、この微小直径
の凹部(3a)からp形の不純物、例えば、ホウ素Bを
拡散してpーn接合部(6)を形成した例であり、さら
に、図2の実施例では、同心円状の凹部(3a、3b)
を入射光に対して透明でSiよりも屈折率が小さい材
質、例えば、リンシリカガラス(PSG)(9)などで
充填した場合の実施例である。図2の実施例のような構
造にすることにより、円柱形で凸部(2)の外側ばかり
ではなく内側にもpーn接合部(6)が形成されるの
で、入射光を吸収するpーn接合部(6)の面積を増や
すことができ、光ファイバのコア径が大きい場合でも、
内部に凹部(3a)をもつため、円柱形の凸部(2)を
大きくさせてもよく、効率よく光電変換できる。また、
凹部(3a、3b)がリンシリカガラス(PSG)
(9)などで充填されているので、凸部(2)が機械的
に破壊され難く、かつ、光ファイバとの接続が容易であ
る。
【0012】このような内部に凹部(3a)をもつ凸部
(2)の受光部の構造は、必ずしも、円柱形や円筒形で
ある必要はなく、たとえば、二枚以上の板状の構造で、
その側面にpーn接合部(6)を形成してもよい。
(2)の受光部の構造は、必ずしも、円柱形や円筒形で
ある必要はなく、たとえば、二枚以上の板状の構造で、
その側面にpーn接合部(6)を形成してもよい。
【0013】
【実施例3】図3には、実施例1の図1に示した構造の
pーn接合フォトセルで、凸部(2)の受光部に光ファ
イバからの入射光をpーn接合部(6)、特に空乏層
(7)に集光するように光学レンズとしてドーナツ状の
凸レンズを設けた場合の一実施例の断面図で、凸部
(2)の受光部付近のみ拡大したものである。この実施
例では、凸部(2)の受光部表面に形成してある熱酸化
したSiO2膜(8)を2μm程度と厚く形成してお
き、この中央部をなだらかに化学的エッチングして、凹
部を形成しドーナツ状の凸レンズを形成したものであ
る。
pーn接合フォトセルで、凸部(2)の受光部に光ファ
イバからの入射光をpーn接合部(6)、特に空乏層
(7)に集光するように光学レンズとしてドーナツ状の
凸レンズを設けた場合の一実施例の断面図で、凸部
(2)の受光部付近のみ拡大したものである。この実施
例では、凸部(2)の受光部表面に形成してある熱酸化
したSiO2膜(8)を2μm程度と厚く形成してお
き、この中央部をなだらかに化学的エッチングして、凹
部を形成しドーナツ状の凸レンズを形成したものであ
る。
【0014】ドーナツ状の凸レンズを形成するには、例
えば、薄い熱酸化したSiO2膜の上にリンシリカガラ
ス(PSG)を形成し、このような複合SiO2膜
(8)をエッチング形成してもよく、また、ここには、
図示しないがp形層(4)を形成する前のSiだけの凸
部(2)の中央付近に凹部を化学的エッチングして形成
し、その周囲になだらかなリング状の凸部が残るように
しておき、その上に一様な厚みのSiO2膜を形成し
て、Siとその上のSiO2膜からなるリング状の凸レ
ンズを形成してもよい。この場合、SiO2膜を無反射
膜となるようにしてもよい。
えば、薄い熱酸化したSiO2膜の上にリンシリカガラ
ス(PSG)を形成し、このような複合SiO2膜
(8)をエッチング形成してもよく、また、ここには、
図示しないがp形層(4)を形成する前のSiだけの凸
部(2)の中央付近に凹部を化学的エッチングして形成
し、その周囲になだらかなリング状の凸部が残るように
しておき、その上に一様な厚みのSiO2膜を形成し
て、Siとその上のSiO2膜からなるリング状の凸レ
ンズを形成してもよい。この場合、SiO2膜を無反射
膜となるようにしてもよい。
【0015】ここでは図示しないが、図2の実施例のよ
うな構造にも、それぞれのpーn接合部(6)付近に集
光するように、実施例3に記述しているようなやり方
で、凸レンズを形成することができる。本発明のpーn
接合フォトセルは、p形とn形とを交換したり、pーn
接合フォトセルと表現はしているが、p形の代わりにネ
サ膜などの透明電極を使用したショットキ障壁形接合に
しても同様な効果があり、本実施例に限定されることは
なく、本発明の主旨および作用・効果が合うならば如何
様にも変形してもよい事は、もちろんのことである。
うな構造にも、それぞれのpーn接合部(6)付近に集
光するように、実施例3に記述しているようなやり方
で、凸レンズを形成することができる。本発明のpーn
接合フォトセルは、p形とn形とを交換したり、pーn
接合フォトセルと表現はしているが、p形の代わりにネ
サ膜などの透明電極を使用したショットキ障壁形接合に
しても同様な効果があり、本実施例に限定されることは
なく、本発明の主旨および作用・効果が合うならば如何
様にも変形してもよい事は、もちろんのことである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光ファ
イバ等からの入射光が、主にpーn接合の空乏層内で吸
収されるように、pーn接合面に沿って進入させるよう
にした超小型の受光部をもつpーn接合フォトセルに関
するもので、入射光が有効に、電子・正孔対を生成し、
空乏層で分離するので、光電変換効率が非常に大きくな
ると共に光ファイバとの有効な結合ができ、超小型のフ
ォトセルができるので、ファイバセンサの電源、ファイ
バと組み合わせたアクチュエータやICの電源、信号受
信や処理等に応用できる。
イバ等からの入射光が、主にpーn接合の空乏層内で吸
収されるように、pーn接合面に沿って進入させるよう
にした超小型の受光部をもつpーn接合フォトセルに関
するもので、入射光が有効に、電子・正孔対を生成し、
空乏層で分離するので、光電変換効率が非常に大きくな
ると共に光ファイバとの有効な結合ができ、超小型のフ
ォトセルができるので、ファイバセンサの電源、ファイ
バと組み合わせたアクチュエータやICの電源、信号受
信や処理等に応用できる。
【図1】本発明のpーn接合フォトセルの一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明のpーn接合フォトセルの第2の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】本発明のpーn接合フォトセルのうち、光学レ
ンズとしての凸レンズ(20)を備えた一実施例を示す
断面図で、受光部付近の拡大図ある。
ンズとしての凸レンズ(20)を備えた一実施例を示す
断面図で、受光部付近の拡大図ある。
1 基板 1a 低抵抗基板 1b n形エピ層 2 凸部 3、3a、3b 凹部 4 p形層 5 n形領域 6 pーn接合部 7 空乏層 8 SiO2膜 9 リンシリカガラス(PSG) 10、11 電極 20 凸レンズ 30 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/10 A
Claims (2)
- 【請求項1】半導体基板に凹凸を有し、この凹凸にpー
n接合が形成されているpーn接合フォトセルにおい
て、前記pーn接合のpーn接合部の大部分が、入射光
に対して、ほぼ平行になるように形成され、前記入射光
が前記pーn接合部に沿って進入すると共に、その大部
分が前記pーn接合部付近で吸収されるようにしたこと
を特徴とするpーn接合フォトセル。 - 【請求項2】pーn接合フォトセルに光学レンズを形成
して、入射光の大部分がpーn接合部付近に入射するよ
うにした請求項1記載のpーn接合フォトセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220814A JPH0774379A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | pーn接合フォトセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220814A JPH0774379A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | pーn接合フォトセル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0774379A true JPH0774379A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16756982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5220814A Pending JPH0774379A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | pーn接合フォトセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0774379A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000150926A (ja) * | 1998-11-03 | 2000-05-30 | Lockheed Martin Corp | 光学空洞改善赤外光検出器 |
| JP2008135564A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Hamamatsu Photonics Kk | フォトダイオード |
| JPWO2022138050A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP5220814A patent/JPH0774379A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000150926A (ja) * | 1998-11-03 | 2000-05-30 | Lockheed Martin Corp | 光学空洞改善赤外光検出器 |
| JP2008135564A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Hamamatsu Photonics Kk | フォトダイオード |
| JPWO2022138050A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 |
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