JPH077438Y2 - 掘削穴の覆工用筒状壁体 - Google Patents
掘削穴の覆工用筒状壁体Info
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- JPH077438Y2 JPH077438Y2 JP1989068838U JP6883889U JPH077438Y2 JP H077438 Y2 JPH077438 Y2 JP H077438Y2 JP 1989068838 U JP1989068838 U JP 1989068838U JP 6883889 U JP6883889 U JP 6883889U JP H077438 Y2 JPH077438 Y2 JP H077438Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、多連形の掘削穴の覆工に用いられる筒状壁体
に関するものである。
に関するものである。
「従来の技術」 近年、鉄道用トンネルなどの大断面トンネル構造物を構
築するための大断面シールド工法として、複円形特殊断
面シールド工法とよばれるものが行なわれるようになっ
た。
築するための大断面シールド工法として、複円形特殊断
面シールド工法とよばれるものが行なわれるようになっ
た。
この工法は、円筒状のシールド掘削機を複数基連結した
構造のシールド掘削機を用いて、円が複数その一部が重
なった状態で連なる形の断面形状に、地山あるいは地盤
を掘削し、この掘削された穴の内面に、RCセグメント等
のセグメントを組み立てて筒状壁体を形成してこの筒状
壁体を穴に沿って複数連結し(一次覆工)、この一次覆
工のセグメントの背面、すなわちセグメントと地山との
間に、空隙を埋める注入材を充填した後、一次覆工の内
面にコンクリートを巻き立て(二次覆工)、それらによ
って地山を支持して、所定の内空を構成するというもの
である。従来、この種の筒状壁体としては、第8図ない
し第10図に示すものが提案されていた。
構造のシールド掘削機を用いて、円が複数その一部が重
なった状態で連なる形の断面形状に、地山あるいは地盤
を掘削し、この掘削された穴の内面に、RCセグメント等
のセグメントを組み立てて筒状壁体を形成してこの筒状
壁体を穴に沿って複数連結し(一次覆工)、この一次覆
工のセグメントの背面、すなわちセグメントと地山との
間に、空隙を埋める注入材を充填した後、一次覆工の内
面にコンクリートを巻き立て(二次覆工)、それらによ
って地山を支持して、所定の内空を構成するというもの
である。従来、この種の筒状壁体としては、第8図ない
し第10図に示すものが提案されていた。
第8図において、符号1、1は主壁部であって、円弧版
状のRCセグメント(セグメント)2、2、…が長さ方向
にボルト結合されて形成されてなり、各主壁部1、1
は、軸線方向に沿った開口1a、1aが対向配置されてい
る。3、3は、その開口1a、1aの一端同士および他端同
士を連結する断面形状略Y形の分岐部RCセグメント(分
岐部セグメント)であり、これら分岐部RCセグメント
3、3の間には、筒状壁体の自重や周囲の地盤からの圧
力による崩壊や変形を防止するために、コンクリート製
の中柱4がボルト結合により建て込まれている。
状のRCセグメント(セグメント)2、2、…が長さ方向
にボルト結合されて形成されてなり、各主壁部1、1
は、軸線方向に沿った開口1a、1aが対向配置されてい
る。3、3は、その開口1a、1aの一端同士および他端同
士を連結する断面形状略Y形の分岐部RCセグメント(分
岐部セグメント)であり、これら分岐部RCセグメント
3、3の間には、筒状壁体の自重や周囲の地盤からの圧
力による崩壊や変形を防止するために、コンクリート製
の中柱4がボルト結合により建て込まれている。
そして、このようにリング状に組み立てられたものが、
軸方向にボルト結合されて筒状壁体が構築されている。
軸方向にボルト結合されて筒状壁体が構築されている。
なお、図示例では、左右に2つの主壁部1、1が形成さ
れているが、上下に2つの主壁部1、1が形成された筒
状壁体もあり、前者は横型2連形、後者は縦型2連形と
呼ばれている。また、円がさらに多く連なった形状の3
連形、4連形なども考えられている。以下の説明では便
宜上、横型2連形を主に取り上げるものとする。
れているが、上下に2つの主壁部1、1が形成された筒
状壁体もあり、前者は横型2連形、後者は縦型2連形と
呼ばれている。また、円がさらに多く連なった形状の3
連形、4連形なども考えられている。以下の説明では便
宜上、横型2連形を主に取り上げるものとする。
次いで、一方の分岐部RCセグメント3と中柱4の連結状
態を第9図および第10図に示す。他方の分岐部RCセグメ
ント3と中柱4の連結状態も倒立すればこれらの図と同
様である。第9図は掘削作業の進行方向側から見た正面
図で、第10図は側面図である。これらの図に示すよう
に、中柱4は四角柱状のものである。
態を第9図および第10図に示す。他方の分岐部RCセグメ
ント3と中柱4の連結状態も倒立すればこれらの図と同
様である。第9図は掘削作業の進行方向側から見た正面
図で、第10図は側面図である。これらの図に示すよう
に、中柱4は四角柱状のものである。
また、中柱4および分岐部RCセグメント3の接合面4a、
3aには、継手金具4b、3bが埋設されている。継手金具4
b、3bにはボルト挿通孔が形成されており、これら継手
金具4b、3bをボルト結合することによって、中柱4は分
岐部RCセグメント3に連結されている。
3aには、継手金具4b、3bが埋設されている。継手金具4
b、3bにはボルト挿通孔が形成されており、これら継手
金具4b、3bをボルト結合することによって、中柱4は分
岐部RCセグメント3に連結されている。
また、図示例では、換気あるいは人員の移動に使用する
移動筒状壁体の左右(縦型では上下)を連絡する通路を
設けるため、中柱4はくびれて形成されている。
移動筒状壁体の左右(縦型では上下)を連絡する通路を
設けるため、中柱4はくびれて形成されている。
「考案が解決しようとする課題」 ところで上記のような筒状壁体には、以下のような問題
があった。
があった。
分岐部セグメント間を連結する中柱がくびれて形成さ
れていても、換気や人員の移動に使用するための筒状壁
体の左右(縦型では上下)を連絡する通路を広く設ける
ことができないこと。
れていても、換気や人員の移動に使用するための筒状壁
体の左右(縦型では上下)を連絡する通路を広く設ける
ことができないこと。
中柱の重量のため、筒状壁体の構築や中柱の移送に際
して労力の損失が大きいこと。
して労力の損失が大きいこと。
分岐部セグメントと中柱の連結は、継手金具をボルト
結合することにより行われるため、分岐部セグメントと
中柱はそれぞれ接合面に継手金具を埋設する必要があ
り、コストがかかること。
結合することにより行われるため、分岐部セグメントと
中柱はそれぞれ接合面に継手金具を埋設する必要があ
り、コストがかかること。
分岐部セグメントと中柱の連結は、継手金具をボルト
結合することにより行われるため、これら継手金具に二
次巻きを施す必要があり、コストがかかること。
結合することにより行われるため、これら継手金具に二
次巻きを施す必要があり、コストがかかること。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、対向する分岐部セグメント同士の間に連
絡通路を広く設けることが可能で、中柱が軽量であり、
かつ、分岐部セグメントと中柱の連結に特別の継手金具
を使用しない掘削穴の覆工用筒状壁体を実現することで
ある。
するところは、対向する分岐部セグメント同士の間に連
絡通路を広く設けることが可能で、中柱が軽量であり、
かつ、分岐部セグメントと中柱の連結に特別の継手金具
を使用しない掘削穴の覆工用筒状壁体を実現することで
ある。
「課題を解決するための手段」 本考案は上記課題を解決するためになされたものであっ
て、請求項1では、円弧版状のセグメントが周方向に組
み立てられて軸線方向に沿う開口を有する円筒状の主壁
部が複数形成され、これら主壁部が、前記開口を対向し
て配置された状態で開口の一端同士および他端同士がそ
れぞれ分岐部セグメントを介して連結されるとともに、
これら対向する分岐部セグメント同士の間に中柱が建て
込まれ、さらにこれらが軸線方向に連結されてなる掘削
穴の覆工用筒状壁体において、前記中柱の幅方向中央部
には、筒状壁体を横断する方向に、かつ自身の長手方向
に沿って延びる開口部が両端部の間にわたって形成さ
れ、前記分岐部セグメントにおける中柱への連結端部に
は、やはり筒状壁体を横断する方向に開口部がそれぞれ
形成され、双方の開口部の間を貫通するボルト挿通孔が
中柱および分岐部セグメントにそれぞれ形成され、この
ボルト挿通孔に挿通したボルトがナットで締結されるこ
とにより、中柱および分岐部セグメントが結合されてな
ることを特徴としている。
て、請求項1では、円弧版状のセグメントが周方向に組
み立てられて軸線方向に沿う開口を有する円筒状の主壁
部が複数形成され、これら主壁部が、前記開口を対向し
て配置された状態で開口の一端同士および他端同士がそ
れぞれ分岐部セグメントを介して連結されるとともに、
これら対向する分岐部セグメント同士の間に中柱が建て
込まれ、さらにこれらが軸線方向に連結されてなる掘削
穴の覆工用筒状壁体において、前記中柱の幅方向中央部
には、筒状壁体を横断する方向に、かつ自身の長手方向
に沿って延びる開口部が両端部の間にわたって形成さ
れ、前記分岐部セグメントにおける中柱への連結端部に
は、やはり筒状壁体を横断する方向に開口部がそれぞれ
形成され、双方の開口部の間を貫通するボルト挿通孔が
中柱および分岐部セグメントにそれぞれ形成され、この
ボルト挿通孔に挿通したボルトがナットで締結されるこ
とにより、中柱および分岐部セグメントが結合されてな
ることを特徴としている。
また、請求項2では、前記分岐部セグメントがスチール
セグメントであるとともに中柱もスチール製からなり、
スチール製中柱の幅方向中央部には、筒状壁体を横断す
る方向に、かつ自身の長手方向に沿って延びる開口部が
両端部の間にわたって形成され、前記分岐部スチールセ
グメントにおける中柱への連結端部には、やはり筒状壁
体を横断する方向に開口部がそれぞれ形成され、双方の
互いの連結端部には、相互に連結されるための継手板が
それぞれ設けられるとともに、これら継手板に、双方の
開口部に連通するボルト挿通孔が形成され、このボルト
挿通孔に挿通したボルトがナットで締結されることによ
り、スチール製中柱および分岐部スチールセグメントが
結合されてなることを特徴としている。
セグメントであるとともに中柱もスチール製からなり、
スチール製中柱の幅方向中央部には、筒状壁体を横断す
る方向に、かつ自身の長手方向に沿って延びる開口部が
両端部の間にわたって形成され、前記分岐部スチールセ
グメントにおける中柱への連結端部には、やはり筒状壁
体を横断する方向に開口部がそれぞれ形成され、双方の
互いの連結端部には、相互に連結されるための継手板が
それぞれ設けられるとともに、これら継手板に、双方の
開口部に連通するボルト挿通孔が形成され、このボルト
挿通孔に挿通したボルトがナットで締結されることによ
り、スチール製中柱および分岐部スチールセグメントが
結合されてなることを特徴としている。
「作用」 本考案の掘削穴の覆工用筒状壁体によれば、中柱に開口
部が形成されているため、この開口部を、横型では筒状
壁体の左右を、縦型では上下を連絡する広い通路として
利用することが可能であるとともに、中柱の幅を分岐部
セグメントと同等に大きくして幅方向中央に開口部を形
成しても、充分な強度を保持できながら中柱の重量が軽
くなり、筒状壁体の構築や中柱の移送に際しての労力が
軽減される。
部が形成されているため、この開口部を、横型では筒状
壁体の左右を、縦型では上下を連絡する広い通路として
利用することが可能であるとともに、中柱の幅を分岐部
セグメントと同等に大きくして幅方向中央に開口部を形
成しても、充分な強度を保持できながら中柱の重量が軽
くなり、筒状壁体の構築や中柱の移送に際しての労力が
軽減される。
また、分岐部セグメントおよび中柱の互いの接合面に継
手金具を埋設する必要がなく、埋設に伴うコスト、なら
びに二次巻きに伴うコストが削減される。
手金具を埋設する必要がなく、埋設に伴うコスト、なら
びに二次巻きに伴うコストが削減される。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。第1図および第2図は、前記第8図で示し
たような、2連形の筒状壁体における対向した分岐部RC
セグメントの一方の付近の状態を示すものであり、他方
の分岐部セグメントの付近の状態の図示は省略する。
て説明する。第1図および第2図は、前記第8図で示し
たような、2連形の筒状壁体における対向した分岐部RC
セグメントの一方の付近の状態を示すものであり、他方
の分岐部セグメントの付近の状態の図示は省略する。
これらの図において符号5は分岐部RCセグメントを、6
は中柱を示す。
は中柱を示す。
中柱6には筒状壁体を横断する方向に上下にわたって長
方形の開口部7が形成されている。この開口部7は中柱
6の幅方向中央部に、長手方向に延びる状態で両端部の
間にわたって形成されている。また、分岐部RCセグメン
ト5の中柱6への連結端部にも、筒状壁体を横断する方
向に穴(開口部)8が形成されている。なお、これら開
口部7および穴8は、それぞれ中柱6および分岐部RCセ
グメント5の強度を損ねない程度の大きさに設定されて
いる。
方形の開口部7が形成されている。この開口部7は中柱
6の幅方向中央部に、長手方向に延びる状態で両端部の
間にわたって形成されている。また、分岐部RCセグメン
ト5の中柱6への連結端部にも、筒状壁体を横断する方
向に穴(開口部)8が形成されている。なお、これら開
口部7および穴8は、それぞれ中柱6および分岐部RCセ
グメント5の強度を損ねない程度の大きさに設定されて
いる。
また、分岐部RCセグメント5および中柱6には、開口部
7から穴8まで貫通するボルト挿通孔9、10がそれぞれ
形成されている。
7から穴8まで貫通するボルト挿通孔9、10がそれぞれ
形成されている。
そして、これらボルト挿通孔9、10にはボルト11、11が
それぞれ挿通され、穴8に位置するナット12、12がボル
ト11、11に締結されることにより、中柱6および分岐部
RCセグメント5が連結されている。
それぞれ挿通され、穴8に位置するナット12、12がボル
ト11、11に締結されることにより、中柱6および分岐部
RCセグメント5が連結されている。
また、この実施例では、分岐部RCセグメント5および図
示しないこれと隣接する分岐部セグメント5に、互いの
穴8まで貫通するボルト挿通孔13、13が形成され、これ
らボルト挿通孔13、13を利用して、隣接する分岐部セグ
メント5、5…同士のボルト結合が行われる。
示しないこれと隣接する分岐部セグメント5に、互いの
穴8まで貫通するボルト挿通孔13、13が形成され、これ
らボルト挿通孔13、13を利用して、隣接する分岐部セグ
メント5、5…同士のボルト結合が行われる。
次いで、上記のように構成された筒状壁体の効果につい
て説明する。
て説明する。
上記の筒状壁体では、中柱6に開口部7が形成されてい
るため、この開口部7を筒状壁体の左右を連結する通路
として利用することが可能であり、従来の中柱にくびれ
を形成した筒状壁体よりも広い通路を設けることができ
る。
るため、この開口部7を筒状壁体の左右を連結する通路
として利用することが可能であり、従来の中柱にくびれ
を形成した筒状壁体よりも広い通路を設けることができ
る。
また、本実施例のように中柱6の幅を分岐部RCセグメン
ト5と同等に大きくして幅方向中央に開口部7を形成し
ても、充分な強度を保持できながら中柱6の重量が軽く
なり、筒状壁体の構築や中柱6の移送に際しての労力の
損失が軽減される。
ト5と同等に大きくして幅方向中央に開口部7を形成し
ても、充分な強度を保持できながら中柱6の重量が軽く
なり、筒状壁体の構築や中柱6の移送に際しての労力の
損失が軽減される。
さらに、分岐部RCセグメント5と中柱6の連結には、孔
9、10に挿通されるボルト11およびナット12が使用され
るため、分岐部RCセグメント5および中柱6の互いの接
合面には継手金具を埋設する必要がなく、これら継手金
具に二次巻きを施す必要もなく、埋設、二次巻きに伴う
コストが削減される。
9、10に挿通されるボルト11およびナット12が使用され
るため、分岐部RCセグメント5および中柱6の互いの接
合面には継手金具を埋設する必要がなく、これら継手金
具に二次巻きを施す必要もなく、埋設、二次巻きに伴う
コストが削減される。
なお上記の筒状壁体では、隣接する分岐部RCセグメント
5同士も孔11、11を利用してボルト結合されるため、こ
れら分岐部RCセグメント5同士の互いの接合面にも継手
金具を埋設する必要がなく、これら継手金具に二次巻き
を施す必要もなく、埋設、二次巻きに伴うコストが削減
される。
5同士も孔11、11を利用してボルト結合されるため、こ
れら分岐部RCセグメント5同士の互いの接合面にも継手
金具を埋設する必要がなく、これら継手金具に二次巻き
を施す必要もなく、埋設、二次巻きに伴うコストが削減
される。
続いて、本考案の他の実施例を第4図ないし第7図を参
照して説明する。
照して説明する。
第4図で示す本実施例の筒状壁体においては、主壁部2
0、20の開口20aの一端同士および他端同士を連結する分
岐部セグメント21と、これら分岐部セグメント21の間に
建て込まれる中柱22は、双方ともスチール製である。な
お、主壁部10を構成するセグメントは、同様にスチール
製であるか、またはRC製のどちらも適用可能とされる。
0、20の開口20aの一端同士および他端同士を連結する分
岐部セグメント21と、これら分岐部セグメント21の間に
建て込まれる中柱22は、双方ともスチール製である。な
お、主壁部10を構成するセグメントは、同様にスチール
製であるか、またはRC製のどちらも適用可能とされる。
分岐部セグメント21すなわち分岐部スチールセグメント
21は、第4図ないし第6図に示すように、互いに対向配
置された一対の略Y字状をなす主桁23、23と、主桁23、
23の両端部に溶接された端板24、24と、これら主桁23、
23、端板24、24により形成された略Y字状体の外側に溶
接されたスキンプレート25と、主桁23、23間に架け渡さ
れた複数(この場合2本)のリブ26と、主桁23、23の先
端部に溶接された継手板27とからなるもので、スキンプ
レート25と継手板26との間には、筒状壁体を横断する方
向に開口部28があいている。また、主桁23、23および継
手板27には、それぞれボルト挿通孔29、29、30、30が形
成されている。
21は、第4図ないし第6図に示すように、互いに対向配
置された一対の略Y字状をなす主桁23、23と、主桁23、
23の両端部に溶接された端板24、24と、これら主桁23、
23、端板24、24により形成された略Y字状体の外側に溶
接されたスキンプレート25と、主桁23、23間に架け渡さ
れた複数(この場合2本)のリブ26と、主桁23、23の先
端部に溶接された継手板27とからなるもので、スキンプ
レート25と継手板26との間には、筒状壁体を横断する方
向に開口部28があいている。また、主桁23、23および継
手板27には、それぞれボルト挿通孔29、29、30、30が形
成されている。
一方、スチール製中柱22(以下中柱22と略す)は、第7
図に示すように、断面長方形状の柱本体31と、柱本体31
の上下の開口を塞いで溶接された前記継手板27と同じ形
状ならびに大きさの継手板32と、柱本体31の内面に溶接
されて柱本体31の高さ方向に延びる複数の(この場合2
本)のリブ33とからなるもので、柱本体31における筒状
壁体の奥行き方向に沿った2枚の板部31aには、筒状壁
体の横断する方向に開口部34が形成されている。この開
口部34は、前記両リブ33の間および柱本体31の上下にわ
たって形成されているが、その大きさは、中柱22の強度
を損ねない程度に設定されている。
図に示すように、断面長方形状の柱本体31と、柱本体31
の上下の開口を塞いで溶接された前記継手板27と同じ形
状ならびに大きさの継手板32と、柱本体31の内面に溶接
されて柱本体31の高さ方向に延びる複数の(この場合2
本)のリブ33とからなるもので、柱本体31における筒状
壁体の奥行き方向に沿った2枚の板部31aには、筒状壁
体の横断する方向に開口部34が形成されている。この開
口部34は、前記両リブ33の間および柱本体31の上下にわ
たって形成されているが、その大きさは、中柱22の強度
を損ねない程度に設定されている。
また、継手板32には、この継手板32を前記分岐部スチー
ルセグメンント21側の継手板27に重ね合わせた際にボル
ト挿通孔30と一致するボルト挿通孔35が形成されてい
る。
ルセグメンント21側の継手板27に重ね合わせた際にボル
ト挿通孔30と一致するボルト挿通孔35が形成されてい
る。
そして、この中柱22の継手板32を、分岐部スチールセグ
メンント21側の継手板27に重ね合わせて双方のボルト挿
通孔30、35を一致させ、この連続したボルト挿通孔30、
35に中柱22の開口部34を利用してボルト36、36をそれぞ
れ挿通し、分岐部スチールセグメンント21側の開口部28
側からボルト36、36をナット37、37で締結することによ
り、中柱22および分岐部スチールセグメンント21が連結
されている。
メンント21側の継手板27に重ね合わせて双方のボルト挿
通孔30、35を一致させ、この連続したボルト挿通孔30、
35に中柱22の開口部34を利用してボルト36、36をそれぞ
れ挿通し、分岐部スチールセグメンント21側の開口部28
側からボルト36、36をナット37、37で締結することによ
り、中柱22および分岐部スチールセグメンント21が連結
されている。
また、この実施例では、分岐部スチールセグメンント21
および図示しないこれと隣接する分岐部スチールセグメ
ンントが、主桁23のボルト挿通孔29、29を利用して相互
にボルト結合が行われる。
および図示しないこれと隣接する分岐部スチールセグメ
ンントが、主桁23のボルト挿通孔29、29を利用して相互
にボルト結合が行われる。
本実施例においても、中柱22に開口部34が形成されてい
るため、この開口部34を広い通路として利用することが
可能であること、ならびに中柱22の重量が軽くなり、筒
状壁体の構築や中柱22の移送に際しての労力の損失が軽
減されることといった効果を奏する。
るため、この開口部34を広い通路として利用することが
可能であること、ならびに中柱22の重量が軽くなり、筒
状壁体の構築や中柱22の移送に際しての労力の損失が軽
減されることといった効果を奏する。
「考案の効果」 本考案の掘削穴の覆工用筒状壁体は、以下のような優れ
た効果を奏する。
た効果を奏する。
中柱に開口部が形成されているため、この開口部を、
横型では筒状壁体の左右を、縦型では上下を連絡する通
路として利用することが可能であり、従来の中柱にくび
れを形成した筒状壁体よりも広い通路を設けることがで
きる。
横型では筒状壁体の左右を、縦型では上下を連絡する通
路として利用することが可能であり、従来の中柱にくび
れを形成した筒状壁体よりも広い通路を設けることがで
きる。
中柱に開口部が形成されているため中柱の重量が軽く
なり、筒状壁体の構築や中柱の移送に際しての労力が軽
減され、しかも開口部は中柱の幅方向中央部に形成され
ているので、中柱の強度を充分なものとすることができ
る。
なり、筒状壁体の構築や中柱の移送に際しての労力が軽
減され、しかも開口部は中柱の幅方向中央部に形成され
ているので、中柱の強度を充分なものとすることができ
る。
分岐部セグメントおよび中柱の互いの接合面に継手金
具を埋設する必要がなく、埋設に伴うコストが削減され
る。
具を埋設する必要がなく、埋設に伴うコストが削減され
る。
分岐部セグメントおよび中柱の互いの接合面に継手金
具が埋設されていないので、この部分に二次巻きを施す
必要がなく、二次巻きに伴うコストが削減される。
具が埋設されていないので、この部分に二次巻きを施す
必要がなく、二次巻きに伴うコストが削減される。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す図であっ
て、第1図は分岐部RCセグメントと中柱の連結部の拡大
正面図、第2図はその側面図、第3図は中柱の斜視図、
第4図ないし第7図は本考案の他の実施例を示す図であ
って、第4図は筒状壁体全体の斜視図、第5図は分岐部
スチールセグメンントとスチール製中柱の連結部の拡大
正面図、第6図はその側面図、第7図はスチール製中柱
の斜視図、第8図ないし第10図は従来例を示す図であっ
て、第8図は筒状壁体の全体正面図、第9図は分岐部RC
セグメントと中柱の連結部の拡大正面図、第10図はその
側面図である。 1、20……主壁部、1a、20a……開口、2……RCセグメ
ント(セグメント)、5……分岐部RCセグメント(分岐
部セグメント)、6、22……中柱、7、28、34……開口
部、8……穴(開口部)、9、10、30、35……ボルト挿
通孔、11、36……ボルト、12、37……ナット、21……分
岐部スチールセグメンント。
て、第1図は分岐部RCセグメントと中柱の連結部の拡大
正面図、第2図はその側面図、第3図は中柱の斜視図、
第4図ないし第7図は本考案の他の実施例を示す図であ
って、第4図は筒状壁体全体の斜視図、第5図は分岐部
スチールセグメンントとスチール製中柱の連結部の拡大
正面図、第6図はその側面図、第7図はスチール製中柱
の斜視図、第8図ないし第10図は従来例を示す図であっ
て、第8図は筒状壁体の全体正面図、第9図は分岐部RC
セグメントと中柱の連結部の拡大正面図、第10図はその
側面図である。 1、20……主壁部、1a、20a……開口、2……RCセグメ
ント(セグメント)、5……分岐部RCセグメント(分岐
部セグメント)、6、22……中柱、7、28、34……開口
部、8……穴(開口部)、9、10、30、35……ボルト挿
通孔、11、36……ボルト、12、37……ナット、21……分
岐部スチールセグメンント。
フロントページの続き (72)考案者 橋本 博英 東京都中央区八重洲2丁目6番21号 ロー ズベイ八重洲ビル 石川島建材工業株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭64−33398(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】多連形の掘削穴に配置されてこの掘削穴の
覆工に用いられる掘削穴の覆工用筒状壁体であって、円
弧版状のセグメントが周方向に組み立てられて軸線方向
に沿う開口を有する円筒状の主壁部が複数形成され、こ
れら主壁部が、前記開口を対向して配置された状態で開
口の一端同士および他端同士がそれぞれ分岐部セグメン
トを介して連結されるとともに、これら対向する分岐部
セグメント同士の間に中柱が建て込まれ、さらにこれら
が軸線方向に連結されてなる掘削穴の覆工用筒状壁体に
おいて、 前記中柱の幅方向中央部には、筒状壁体を横断する方向
に、かつ自身の長手方向に沿って延びる開口部が両端部
の間にわたって形成され、前記分岐部セグメントにおけ
る中柱への連結端部には、やはり筒状壁体を横断する方
向に開口部がそれぞれ形成され、 双方の開口部の間を貫通するボルト挿通孔が中柱および
分岐部セグメントにそれぞれ形成され、このボルト挿通
孔に挿通したボルトがナットで締結されることにより、
中柱および分岐部セグメントが結合されてなることを特
徴とする掘削穴の覆工用筒状壁体 - 【請求項2】前記分岐部セグメントがスチールセグメン
トであるとともに中柱もスチール製からなり、スチール
製中柱の幅方向中央部には、筒状壁体を横断する方向
に、かつ自身の長手方向に沿って延びる開口部が両端部
の間にわたって形成され、前記分岐部スチールセグメン
トにおける中柱への連結端部には、やはり筒状壁体を横
断する方向に開口部がそれぞれ形成され、 双方の互いの連結端部には、相互に連結されるための継
手板がそれぞれ設けられるとともに、これら継手板に、
双方の開口部に連通するボルト挿通孔が形成され、この
ボルト挿通孔に挿通したボルトがナットで締結されるこ
とにより、スチール製中柱および分岐部スチールセグメ
ントが結合されてなることを特徴とする請求項1記載の
掘削穴の覆工用筒状壁体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989068838U JPH077438Y2 (ja) | 1988-06-14 | 1989-06-13 | 掘削穴の覆工用筒状壁体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-78789 | 1988-03-31 | ||
| JP7878988 | 1988-06-14 | ||
| JP1989068838U JPH077438Y2 (ja) | 1988-06-14 | 1989-06-13 | 掘削穴の覆工用筒状壁体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0318297U JPH0318297U (ja) | 1991-02-22 |
| JPH077438Y2 true JPH077438Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31718378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989068838U Expired - Lifetime JPH077438Y2 (ja) | 1988-06-14 | 1989-06-13 | 掘削穴の覆工用筒状壁体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077438Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4829987B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2011-12-07 | 株式会社ホクコン | 漏水防止用シール材およびその施工方法 |
| JP6605943B2 (ja) * | 2015-12-21 | 2019-11-13 | 鹿島建設株式会社 | トンネル内部構造及びその構築方法 |
| JP6401833B2 (ja) * | 2017-08-04 | 2018-10-10 | 本清鋼材株式会社 | Pca中壁 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6433398A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | Yoshiji Matsumoto | Vertical composite type shield tunnel |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP1989068838U patent/JPH077438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0318297U (ja) | 1991-02-22 |
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