JPH0774607A - アンテナスイッチ共用器 - Google Patents

アンテナスイッチ共用器

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JPH0774607A
JPH0774607A JP5215523A JP21552393A JPH0774607A JP H0774607 A JPH0774607 A JP H0774607A JP 5215523 A JP5215523 A JP 5215523A JP 21552393 A JP21552393 A JP 21552393A JP H0774607 A JPH0774607 A JP H0774607A
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switch device
antenna
switch
inductor
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厚 佐々木
Toshio Ishizaki
俊雄 石崎
Hiroshi Takahashi
広志 高橋
Toru Sakuragawa
徹 櫻川
Hideaki Nakakubo
英明 中久保
Kuniaki Oota
都朗 太田
Tsutomu Matsumura
勉 松村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナ切り替えダイバーシチに対応し、且
つ小型高性能なアンテナスイッチ共用器を実現する。 【構成】 送信端子101と第1のアンテナ端子102
の間に低域通過フィルタ145と第1のスイッチ装置1
47を電気的に接続し、第1のアンテナ端子102と第
2のアンテナ端子103の間に第2のスイッチ装置14
8と第3のスイッチ装置149を第2のスイッチ装置1
48が第1のアンテナ端子102の側にくるように電気
的に接続し、第2のスイッチ装置148と第3のスイッ
チ装置149の接続点と受信端子104の間に帯域通過
フィルタ146を電気的に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてデジタル携帯
電話等の通信機器分野に使用するアンテナスイッチ共用
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル方式移動体通信機器の
普及にともなって、アンテナスイッチ共用器はその重要
性を増しつつある。それに伴い、小型高性能のみなら
ず、アンテナ切り替えダイバーシチ受信方式対応など多
機能化が求められている。
【0003】以下に図面を参照しながら、上記した従来
のアンテナスイッチ共用器の一例について説明する。
【0004】図5は従来のアンテナスイッチ共用器の構
成を示すものである。図5において、401は送信端
子、402はアンテナ端子、403受信端子、404は
制御端子、405、406はPINダイオード、407
は送信周波数において4分の1波長となるストリップ線
路、408は抵抗、409はインダクタ、410、41
1、412、413はキャパシタである。ここで、抵抗
408、インダクタンス409、キャパシタ411は制
御回路を構成し、キャパシタ411はインダクタ409
の一端を高周波的に接地している。また、キャパシタ4
10、412、413は直流阻止の機能を果たしてい
る。
【0005】以上のように構成されたアンテナスイッチ
共用器について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、送信時には制御端子404に正電圧
が印加される。制御電流は制御端子404、抵抗40
8、インダクタ409、PINダイオード405、スト
リップ線路407、PINダイオード406を記載の順
に流れる。それに伴い、PINダイオード405及びP
INダイオード406のアノード−カソード間は低イン
ピーダンス状態になる。PINダイオード406のアノ
ード−カソード間が低インピーダンス状態になることに
より、PINダイオード406のアノードと接続された
ストリップ線路407の一端は、ほぼ大地電位点に接続
されるため、送信端子401側から見たストリップ線路
407の他端におけるインピーダンスは極めて高くな
る。その結果、送信端子401より入力された送信信号
はアンテナ端子402より出力され、受信端子403に
は出力されない。
【0007】受信時には、制御端子404に電圧は印加
されない。従って、制御電流は流れず、PINダイオー
ド405及びPINダイオード406のアノード−カソ
ード間は高インピーダンス状態になる。その結果、アン
テナ端子402より入力された受信信号は受信端子40
3より出力され、送信端子401には出力されない。
【0008】以上のように、従来のアンテナスイッチ共
用器により、アンテナ端子と送信端子を接続、あるい
は、アンテナ端子と受信端子を接続という2つの接続モ
ードを切り替えることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、アンテナ切り替えダイバーシチ受信方式
を実現するには、複数のアンテナスイッチ共用器を組み
合わせて用いる必要があり回路構成が複雑になるという
問題点を有していた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、アンテナ切り
替えダイバーシチを実現でき、且つ小型高性能なアンテ
ナスイッチ共用器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のアンテナスイッチ共用器は、送信端子と第
1のアンテナ端子の間に第1のスイッチ装置を電気的に
接続し、第1のアンテナ端子と受信端子の間に第2のス
イッチ装置を電気的に接続し、受信端子と第2のアンテ
ナ端子の間に第3のスイッチ装置を電気的に接続した構
成を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、アンテナ切り
替えダイバーシチを実現でき、且つ小型高性能なアンテ
ナスイッチ共用器を提供することとなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例のアンテナスイッチ共用
器について、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例におけるアン
テナスイッチ共用器の回路構成を示すものであり、図2
は本発明の第1の実施例におけるアンテナスイッチ共用
器の基板外観を示すものである。図1及び図2におい
て、101は送信端子、102は第1のアンテナ端子、
103は第2のアンテナ端子、104は受信端子、10
5は第1の制御端子、106は第2の制御端子、10
8、109、110はPINダイオード、114、11
5は先端短絡誘電体同軸共振器、116、117、11
8、119、120、121、122、123、124
はインダクタ、126、127は抵抗、129、13
0、131、132、133、134、135、13
6、137、138、139、140、141、14
2、143、144はキャパシタ、150、151、1
52、153、154、155は接地端子、156は接
地電極パターンである。
【0015】インダクタ116、117、キャパシタ1
29、130、131は送信周波数帯域内及びこれより
低い周波数の信号を通過させ、送信信号の高調波に対し
ては高インピーダンスとなる低域通過フィルタ145を
構成している。また、先端短絡誘電体同軸共振器11
4、115、インダクタ124、キャパシタ142、1
43、144は受信周波数帯域内を通過域とし、他の周
波数に対しては高インピーダンスとなる帯域通過フィル
タ146を構成している。PINダイオード108、イ
ンダクタ119、キャパシタ134は第1のスイッチ装
置147を構成する。PINダイオード109、インダ
クタ120、121、キャパシタ136、137、14
1は第2のスイッチ装置148を構成する。第2のスイ
ッチ装置148はPINダイオード109が順方向に電
圧を印加されてアノード−カソード間が低インピーダン
ス状態になり、インダクタ120とインダクタ121の
接合点がほぼ大地電位点に接続された場合に、インダク
タ120とキャパシタ136及びインダクタ121とキ
ャパシタ141がそれぞれ並列共振し、入出力端子間の
インピーダンスが極めて高くなる。PINダイオード1
10、インダクタ122、キャパシタ140は第3のス
イッチ装置149を構成する。
【0016】また、インダクタ118、抵抗126、キ
ャパシタ132、133によって構成される回路は、第
1のスイッチ装置147の入力整合回路及び制御回路を
兼ねており、インダクタ123、抵抗127、キャパシ
タ138、139によって構成される回路は、第3のス
イッチ装置149の入力整合回路及び制御回路を兼ねて
いる。
【0017】なお、キャパシタ137は、その容量値を
適切に選ぶことにより、第1のアンテナ端子102より
受信を行う時に、第1のアンテナ端子102及び受信端
子104におけるインピーダンス整合の向上に寄与す
る。
【0018】なお、帯域通過フィルタ146の入力結合
素子をキャパシタ142とすることにより、帯域通過フ
ィルタ146と第3のスイッチ装置149の接続部に必
要とされる直流阻止キャパシタが不要となる。
【0019】なお、図2に示したように、送信端子10
1と受信端子104との間に接地端子155に接続され
た接地電極パターン156及び先端短絡誘電体同軸共振
器114、115を実装することにより、低域通過フィ
ルタ145と帯域通過フィルタ146の電磁結合による
送信端子101−受信端子104間のアイソレーション
の劣化を防止する事ができる。
【0020】以上のように構成されたアンテナスイッチ
共用器について、以下図1、図2を用いてその動作を説
明する。
【0021】送信時には第1の制御端子105に正電圧
が印加され、第2の制御端子106には電圧は印加され
ない。制御電流は第1の制御端子105、抵抗126、
インダクタ118、第1のスイッチ装置147、インダ
クタ120、PINダイオード109を記載の順に流れ
る。それに伴い、第1のスイッチ装置147の入出力端
子間及びPINダイオード109のアノード−カソード
間は低インピーダンス状態になる。PINダイオード1
09のアノード−カソード間が低インピーダンス状態に
なることにより、インダクタ120とインダクタ121
の接合点がほぼ大地電位点に接続されるため、インダク
タ120とキャパシタ136及びインダクタ121とキ
ャパシタ141が並列共振し、第2のスイッチ装置14
8の入出力端子間のインピーダンスは極めて高くなる。
その結果、送信端子101より入力された送信信号は第
1のアンテナ端子102より出力され、他の端子には出
力されない。
【0022】本発明のアンテナスイッチ共用器は2つの
受信モードをもつ。すなわち、第1のアンテナ端子より
受信を行うモードと、第2のアンテナ端子より受信を行
うモードである。
【0023】まず、第1のアンテナ端子102より受信
を行うモードでの動作について記述する。第1のアンテ
ナ端子102より受信を行う時には第1の制御端子10
5及び第2の制御端子106共に電圧は印加されない。
従って、制御電流は流れず、第1のスイッチ装置147
の入出力端子間、第3のスイッチ装置149の入出力端
子間及びPINダイオード109のアノード−カソード
間共に高インピーダンス状態になる。その結果、第1の
アンテナ端子102より入力された受信信号は受信端子
104より出力され、他の端子には出力されない。
【0024】続いて、第2のアンテナ端子103より受
信を行うモードでの動作について記述する。第2のアン
テナ端子103より受信を行う時には第1の制御端子1
05には電圧は印加されない。第2の制御端子106に
は正電圧が印加される。制御電流は第2の制御端子10
6、抵抗127、インダクタ123、第3のスイッチ装
置149、インダクタ121、PINダイオード109
を記載の順に流れる。それに伴い、第1のスイッチ装置
147の入出力端子間は高インピーダンス状態になり、
第3のスイッチ装置149の入出力端子間及びPINダ
イオード109のアノード−カソード間は低インピーダ
ンス状態になる。PINダイオード109のアノード−
カソード間が低インピーダンス状態になることにより、
インダクタ120とインダクタ121の接合点がほぼ大
地電位点に結合されるため、インダクタ120とキャパ
シタ136及びインダクタ121とキャパシタ141が
並列共振し、第2のスイッチ装置148の入出力端子間
のインピーダンスは極めて高くなる。その結果、第2の
アンテナ端子103より入力された受信信号は受信端子
104より出力され、他の端子には出力されない。
【0025】以上のように、本発明の第1の実施例にお
けるアンテナスイッチ共用器により、従来のアンテナス
イッチ共用器を2つ用いて構成した場合よりも少ない部
品点数でアンテナ切り替えダイバーシチ方式のアンテナ
スイッチ共用器を実現することができる。
【0026】図3は本発明の第2の実施例におけるアン
テナスイッチ共用器の回路構成を示すものである。図3
において、201は送信端子、202は第1のアンテナ
端子、203は第2のアンテナ端子、204は受信端
子、205は第1の制御端子、206は第2の制御端
子、208、209、210はPINダイオード、21
4、215は先端短絡誘電体同軸共振器、216、21
7、218、219、220、221、222、22
3、224はインダクタ、226、227は抵抗、22
9、230、231、232、233、234、23
5、236、237、238、239、240、24
1、242はキャパシタである。
【0027】インダクタ216、217、キャパシタ2
29、230、231は送信周波数帯域内及びこれより
低い周波数の信号を通過させ、送信信号の高調波に対し
ては高インピーダンスとなる低域通過フィルタ245を
構成している。また、先端短絡誘電体同軸共振器21
4、215、インダクタ224、キャパシタ240、2
41、242は、受信周波数帯域内を通過域とし、他の
周波数に対しては高インピーダンスとなる帯域通過フィ
ルタ246を構成している。PINダイオード208、
インダクタ219、キャパシタ234は第1のスイッチ
装置247を構成する。PINダイオード209、イン
ダクタ220、キャパシタ236は第2のスイッチ装置
248を構成する。第2のスイッチ装置248は2つの
入出力端子を持ち、PINダイオード209が順方向に
電圧を印加されてアノード−カソード間が低インピーダ
ンス状態になった場合にインダクタ220とキャパシタ
236が並列共振し入出力端子間が極めて高いインピー
ダンスになり、電圧が印加されずPINダイオード20
9のアノード−カソード間が高インピーダンス状態にな
った場合には、インダクタ220とキャパシタ236は
並列共振せず入出力端子間は低インピーダンスとなる。
PINダイオード210、インダクタ221、キャパシ
タ239は第3のスイッチ装置249を構成する。
【0028】また、インダクタ218、抵抗226、キ
ャパシタ232、233によって構成される回路は、第
1のスイッチ装置247の入力整合回路及び制御回路を
兼ねており、インダクタ222、抵抗227、キャパシ
タ237、238によって構成される回路は、第3のス
イッチ装置249の入力整合回路及び制御回路を兼ねて
いる。
【0029】なお、帯域通過フィルタ246の入力結合
素子をキャパシタ240とすることにより、帯域通過フ
ィルタ246と第3のスイッチ装置249の接続部に必
要とされる直流阻止キャパシタが不要となる。
【0030】以上のように構成されたアンテナスイッチ
共用器について、以下図3を用いてその動作を説明す
る。
【0031】送信時には第1の制御端子205には正電
圧が印加され、第2の制御端子206には電圧は印加さ
れない。制御電流は第1の制御端子205、抵抗22
6、インダクタ218、第1のスイッチ装置247、第
2のスイッチ装置248、インダクタ223を記載の順
に流れる。それに伴い、第1のスイッチ装置247の入
出力端子間は低インピーダンス状態になり、第2のスイ
ッチ装置248の入出力端子間は高インピーダンス状態
になる。その結果、送信端子201より入力された送信
信号は第1のアンテナ端子202より出力され、他の端
子には出力されない。
【0032】本発明のアンテナスイッチ共用器は2つの
受信モードをもつ。すなわち、第1のアンテナ端子20
2より受信を行うモードと、第2のアンテナ端子203
より受信を行うモードである。
【0033】まず、第1のアンテナ端子202より受信
を行うモードでの動作について記述する。第1のアンテ
ナ端子202より受信を行う時には第1の制御端子20
5及び第2の制御端子206共に電圧は印可されない。
従って、制御電流は流れず、第1のスイッチ装置247
の入出力端子間、第3のスイッチ装置249の入出力端
子間は共に高インピーダンス状態になるとともに、第2
のスイッチ装置248の入出力端子間は低インピーダン
ス状態になる。その結果、第1のアンテナ端子202よ
り入力された受信信号は受信端子204より出力され、
他の端子には出力されない。
【0034】続いて、第2のアンテナ端子203より受
信を行うモードでの動作について記述する。第2のアン
テナ端子203より受信を行う時には第1の制御端子2
05、第2の制御端子206共に正電圧が印加される。
制御電流は第1の制御端子205、抵抗226、インダ
クタ218、第1のスイッチ装置247、第2のスイッ
チ装置248、インダクタ223を記載の順に流れると
ともに、第2の制御端子206、抵抗227、インダク
タ222、第3のスイッチ装置249、インダクタ22
3を記載の順に流れる。それに伴い、第1のスイッチ装
置247の入出力端子間及び第3のスイッチ装置249
の入出力端子間は低インピーダンス状態になり、第2の
スイッチ装置248の入出力端子間は高インピーダンス
状態になる。その結果、第2のアンテナ端子203より
入力された受信信号は受信端子204より出力され、他
の端子には出力されない。
【0035】以上のように、本発明の第2の実施例にお
けるアンテナスイッチ共用器により、従来のアンテナス
イッチ共用器を2つ用いて構成した場合よりも第1のア
ンテナ端子−受信端子間の挿入損失の少ないアンテナ切
り替えダイバーシチ方式のアンテナスイッチ共用器を実
現することができる。
【0036】図4は本発明の第3の実施例におけるアン
テナスイッチ共用器の回路構成を示すものである。図4
において、301は送信端子、302は第1のアンテナ
端子、303は第2のアンテナ端子、304は受信端
子、305は第1の制御端子、306は第2の制御端
子、307は第3の制御端子、311はPINダイオー
ド、312、313は電界効果トランジスタ、314、
315は先端短絡誘電体同軸共振器、316、317、
318、319、320、321、322はインダク
タ、323、324はストリップ線路、326、32
7、328は抵抗、329、330、331、332、
333、334、335、336、337、338、3
39、340はキャパシタである。
【0037】ここで、ストリップ線路323は、特性イ
ンピーダンスが50Ωであり、送信周波数において4分
の1波長の長さをもつ。
【0038】ここで、ストリップ線路324は、特性イ
ンピーダンスが50Ωであり、受信周波数において4分
の1波長の長さをもつ。
【0039】インダクタ316、317、キャパシタ3
29、330、331は送信周波数帯域内及びこれより
低い周波数の信号を通過させ、送信信号の高調波に対し
ては高インピーダンスとなる低域通過フィルタ345を
構成している。また、先端短絡誘電体同軸共振器31
4、315、インダクタ322、キャパシタ338、3
39、340は受信周波数帯域内を通過域とし、他の周
波数に対しては高インピーダンスとなる帯域通過フィル
タ346を構成している。PINダイオード311、イ
ンダクタ319、キャパシタ334は第1のスイッチ装
置347を構成する。電界効果トランジスタ312、ス
トリップ線路323、324、制御端子306、インダ
クタ320、抵抗327、キャパシタ336は第2のス
イッチ装置348を構成する。第2のスイッチ装置34
8は制御端子306に電圧が印加されず、電界効果トラ
ンジスタ312のドレイン−ソース間が低インピーダン
ス状態になり、ストリップ線路323の一端とストリッ
プ線路324の一端が、ほぼ大地電位点に接続された場
合に、入出力端子間のインピーダンスが極めて高くな
る。電界効果トランジスタ313、制御端子307、イ
ンダクタ321、抵抗328は第3のスイッチ装置34
9を構成する。
【0040】また、インダクタ318、抵抗326、キ
ャパシタ332、333によって構成される回路は、第
1のスイッチ装置347の入力整合回路及び制御回路を
兼ねており、第2のスイッチ装置348の一部をなすイ
ンダクタ320は第1のスイッチ装置347の制御回路
の一部を兼ねている。
【0041】また、第2のスイッチ装置348及び第3
のスイッチ装置349を電界効果トランジスタを用いて
構成する事により受信時の消費電力がほとんど零になる
という効果が生じる。
【0042】なお、第1のスイッチ装置347において
PINダイオードを用いたのは、一般に電界効果トラン
ジスタよりも大信号通過時の信号の歪が少ないからであ
る。
【0043】なお、キャパシタ336は、その容量値を
適切に選ぶことにより、第1のアンテナ端子302より
受信を行う時に、第1のアンテナ端子302及び受信端
子304におけるインピーダンス整合の向上に寄与す
る。
【0044】なお、帯域通過フィルタ346の入力結合
素子をキャパシタ338とすることにより、帯域通過フ
ィルタ346と第3のスイッチ装置349の接続部に必
要とされる直流阻止キャパシタが不要となる。
【0045】以上のように構成されたアンテナスイッチ
共用器について、以下図3を用いてその動作を説明す
る。
【0046】送信時には第1の制御端子305に正電
圧、第3の制御端子307にピンチオフ電圧以下の負電
圧が印加され、第2の制御端子306には電圧は印加さ
れない。制御電流は第1の制御端子305、抵抗32
6、インダクタ318、第1のスイッチ装置347、ス
トリップ線路323、インダクタ320を記載の順に流
れる。前記の制御電圧がそれぞれ印加されることによ
り、第1のスイッチ装置347の入出力端子間及び電界
効果トランジスタ312のドレインソース間が低インピ
ーダンス状態になると共に、第3のスイッチ装置349
の入出力端子間が高インピーダンス状態になる。電界効
果トランジスタ312のドレイン−ソース間が低インピ
ーダンス状態になることにより、ストリップ線路323
の一端及びストリップ線路324の一端がほぼ大地電位
に近くなるため、第2のスイッチ装置348の入出力端
子間のインピーダンスが極めて高くなる。
【0047】その結果、送信端子301より入力された
送信信号は第1のアンテナ端子302より出力され、他
の端子には出力されない。
【0048】本発明のアンテナスイッチ共用器は2つの
受信モードをもつ。すなわち、第1のアンテナ端子より
受信を行うモードと、第2のアンテナ端子より受信を行
うモードである。
【0049】まず、第1のアンテナ端子302より受信
を行うモードでの動作について記述する。第1のアンテ
ナ端子302より受信を行う時には、第2の制御端子3
06及び第3の制御端子307にピンチオフ電圧以下の
負電圧が印加され、第1の制御端子305には電圧は印
可されない。前記の制御電圧がそれぞれ印加されること
により、第1のスイッチ装置347の入出力端子間、電
界効果トランジスタ312のドレイン−ソース間及び第
3のスイッチ装置349の入出力端子間はすべて高イン
ピーダンス状態になる。その結果、第1のアンテナ端子
302より入力された受信信号は受信端子304より出
力され、他の端子には出力されない。
【0050】続いて、第2のアンテナ端子303より受
信を行うモードでの動作について記述する。第2のアン
テナ端子303より受信を行う時には第1の制御端子3
05、第2の制御端子306、第3の制御端子307の
いずれにも電圧は印加されない。それに伴い、第1のス
イッチ装置347の入出力端子間は高インピーダンス状
態になり、電界効果トランジスタ312のドレイン−ソ
ース間及び第3のスイッチ装置349の入出力端子間は
低インピーダンス状態になる。電界効果トランジスタ3
12のドレイン−ソース間が低インピーダンス状態にな
ることにより、ストリップ線路323の一端及びストリ
ップ線路324の一端がほぼ大地電位に近くなるため、
第2のスイッチ装置348の入出力端子間が極めて高い
インピーダンスになる。
【0051】その結果、第2のアンテナ端子303より
入力された受信信号は受信端子304より出力され、他
の端子には出力されない。
【0052】以上のように、本発明の第3の実施例にお
けるアンテナスイッチ共用器により、受信時の消費電力
がほぼ零であるアンテナ切り替えダイバーシチ方式のア
ンテナスイッチ共用器を実現することができる。
【0053】なお、上記の実施例において送信フィルタ
を低域通過フィルタとし、受信フィルタを帯域通過フィ
ルタとすることにより、スプリアス放射及び不要信号の
受信を防止することができる。
【0054】なお、上記の実施例において受信フィルタ
を有極型帯域通過フィルタとすることにより、送信フィ
ルタに用いる共振器の数を有極型でない場合よりも減ら
すことができる。
【0055】なお、上記の実施例において、第1のスイ
ッチ装置147はインダクタ119とキャパシタ134
の直列接続とダイオード108を並列接続して構成され
ているが、これは、第1のスイッチ装置147の遮断時
に第1のスイッチ装置147の入出力端子間のインピー
ダンスを高めることを目的としてしており、インダクタ
119とキャパシタ134を取り除いても入出力端子間
のインピーダンスの低下は生じるが同様の機能を実現で
きる。これは、第1のスイッチ装置247、347、第
3のスイッチ装置149、249についても同様であ
る。
【0056】なお、第3のスイッチ装置349において
電界効果トランジスタ313のドレイン端子にインダク
タ321の一端を接続しインダクタ321の他端をソー
ス端子に接続する構成を取っているが、これは、第3の
スイッチ装置349の遮断時に第3のスイッチ装置34
9の入出力端子間のインピーダンスを高めることを目的
としてしており、インダクタ321を取り除いても入出
力端子間のインピーダンスの低下は生じるが同様の機能
を実現できる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明は、アンテナ切り替
えダイバーシチに対応し、且つ小型高性能なアンテナス
イッチ共用器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアンテナスイッ
チ共用器の回路図
【図2】本発明の第1の実施例におけるアンテナスイッ
チ共用器の基板外観図
【図3】本発明の第2の実施例におけるアンテナスイッ
チ共用器の回路図
【図4】本発明の第3の実施例におけるアンテナスイッ
チ共用器の回路図
【図5】従来のアンテナスイッチ共用器の回路図
【符号の説明】
101 送信端子 102 第1のアンテナ端子 103 第2のアンテナ端子 104 受信端子 105 第1の制御端子 106 第2の制御端子 114、115 先端短絡誘電体同軸共振器 145 低域通過フィルタ 146 帯域通過フィルタ 147 第1のスイッチ装置 148 第2のスイッチ装置 149 第3のスイッチ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻川 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中久保 英明 京都府綴喜郡田辺町大字大住小字浜55番12 号 松下日東電器株式会社内 (72)発明者 太田 都朗 京都府綴喜郡田辺町大字大住小字浜55番12 号 松下日東電器株式会社内 (72)発明者 松村 勉 京都府綴喜郡田辺町大字大住小字浜55番12 号 松下日東電器株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信端子と、受信端子と、第1のアンテナ
    端子と、第2のアンテナ端子と、第1のスイッチ装置
    と、第2のスイッチ装置と、第3のスイッチ装置を具備
    し、前記送信端子と前記第1のアンテナ端子の間に前記
    第1のスイッチ装置を電気的に接続し、前記第1のアン
    テナ端子と前記受信端子の間に前記第2のスイッチ装置
    を電気的に接続し、前記受信端子と前記第2のアンテナ
    端子の間に前記第3のスイッチ装置を電気的に接続した
    ことを特徴とするアンテナスイッチ共用器。
  2. 【請求項2】送信端子と、受信端子と、第1のアンテナ
    端子と、第2のアンテナ端子と、送信フィルタと、受信
    フィルタと、第1のスイッチ装置と、第2のスイッチ装
    置と、第3のスイッチ装置を具備し、前記送信端子と前
    記第1のアンテナ端子の間に前記送信フィルタと前記第
    1のスイッチ装置を電気的に接続し、前記第1のアンテ
    ナ端子と前記第2のアンテナ端子の間に前記第2のスイ
    ッチ装置と前記第3のスイッチ装置を前記第2のスイッ
    チ装置が前記第1のアンテナ端子の側にくるように電気
    的に接続し、前記第2のスイッチ装置と前記第3のスイ
    ッチ装置の接続点と前記受信端子の間に前記受信フィル
    タを電気的に接続したことを特徴とするアンテナスイッ
    チ共用器。
  3. 【請求項3】PINダイオードを入出力端子間に直列接
    続したスイッチ装置を、第1のスイッチ装置もしくは第
    3のスイッチ装置に用いたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のアンテナスイッチ共用器。
  4. 【請求項4】PINダイオードと、インダクタと、キャ
    パシタを具備し、前記インダクタと前記キャパシタの直
    列接続と前記PINダイオードを並列接続した回路を入
    出力端子間に電気的に接続して構成されるスイッチ装置
    を、第1のスイッチ装置もしくは第3のスイッチ装置に
    用いたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    アンテナスイッチ共用器。
  5. 【請求項5】電界効果トランジスタのドレイン端子とソ
    ース端子を入出力端子間に電気的に接続し、ゲート端子
    を制御端子としたスイッチ装置を、第1のスイッチ装置
    もしくは第2のスイッチ装置もしくは第3のスイッチ装
    置に用いたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のアンテナスイッチ共用器。
  6. 【請求項6】電界効果トランジスタのドレイン端子とソ
    ース端子を入出力端子間に電気的に接続し、前記電界効
    果トランジスタの前記ドレイン端子にインダクタの一端
    を接続し前記インダクタの他端を前記ソース端子に接続
    し、ゲート端子を制御端子としたスイッチ装置を、第1
    のスイッチ装置もしくは第2のスイッチ装置もしくは第
    3のスイッチ装置に用いたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のアンテナスイッチ共用器。
  7. 【請求項7】第1の入出力端子と、第2の入出力端子
    と、第1のインダクタと、第2のインダクタと、第1の
    キャパシタと、第2のキャパシタと、PINダイオード
    を具備し、前記第1の入出力端子に前記第1のインダク
    タと前記第1のキャパシタの一端を電気的に接続し、前
    記第1のキャパシタの他端は接地し、前記第1のインダ
    クタの他端に前記PINダイオードと前記第2のインダ
    クタの一端を電気的に接続し、前記PINダイオードの
    他端を接地し、前記第2の入出力端子に前記第2のイン
    ダクタの他端と前記第2のキャパシタの一端を電気的に
    接続し、前記第2のキャパシタの他端を接地して構成さ
    れたスイッチ装置を、第2のスイッチ装置として用いた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアンテ
    ナスイッチ共用器。
  8. 【請求項8】第1の入出力端子と、第2の入出力端子
    と、第1の4分の1波長伝送線路と、第2の4分の1波
    長伝送線路と、PINダイオードを具備し、前記第1の
    入出力端子に前記第1の4分の1波長伝送線路の一端を
    電気的に接続し、前記第1の4分の1波長伝送線路の他
    端に前記PINダイオードと前記第2の4分の1波長伝
    送線路の一端を電気的に接続し、前記PINダイオード
    の他端を接地し、前記第2の入出力端子に前記第2の4
    分の1波長伝送線路の他端を電気的に接続して構成され
    たスイッチ装置を、第2のスイッチ装置として用いたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のアンテナ
    スイッチ共用器。
  9. 【請求項9】PINダイオードと、インダクタと、キャ
    パシタを具備し、前記インダクタと前記PINダイオー
    ドの直列接続と前記キャパシタを並列接続した回路を入
    出力端子間に電気的に接続して構成されるスイッチ装置
    を、第2のスイッチ装置に用いたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のアンテナスイッチ共用器。
  10. 【請求項10】第1のスイッチ装置にPINダイオード
    を用い、第2のスイッチ装置および第3のスイッチ装置
    に電界効果トランジスタを用いたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のアンテナスイッチ共用器。
  11. 【請求項11】送信フィルタを低域通過フィルタとし、
    受信フィルタを帯域通過フィルタとしたことを特徴とす
    る請求項2記載のアンテナスイッチ共用器。
  12. 【請求項12】受信フィルタが、誘電体セラミックで構
    成される共振器と、少なくとも1個以上のインダクタと
    少なくとも1個以上のキャパシタで構成される結合回路
    とを具備する有極型帯域通過フィルタであることを特徴
    とする請求項2記載のアンテナスイッチ共用器。
  13. 【請求項13】誘電体セラミックと結合回路で構成され
    た受信フィルタと、送信フィルタと、スイッチ装置を具
    備し、前記送信フィルタと前記結合回路を結ぶ線上に前
    記誘電体セラミックを配置して実装したことを特徴とす
    るアンテナスイッチ共用器。
JP21552393A 1993-08-31 1993-08-31 アンテナスイッチ共用器 Expired - Lifetime JP3175421B2 (ja)

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US08/298,461 US5594394A (en) 1993-08-31 1994-08-30 Antenna diversity switching device with switching circuits between the receiver terminal and each antenna
DE69431547T DE69431547T2 (de) 1993-08-31 1994-08-31 Antennenschalter
DE69434419T DE69434419T2 (de) 1993-08-31 1994-08-31 Antennenschalter
EP01113674A EP1146656B1 (en) 1993-08-31 1994-08-31 Antenna switching device
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012175591A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Kyocera Corp 通信モジュールおよび車載機器

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