JPH0775355A - 形状記憶アクチュエータ - Google Patents

形状記憶アクチュエータ

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JPH0775355A
JPH0775355A JP21978093A JP21978093A JPH0775355A JP H0775355 A JPH0775355 A JP H0775355A JP 21978093 A JP21978093 A JP 21978093A JP 21978093 A JP21978093 A JP 21978093A JP H0775355 A JPH0775355 A JP H0775355A
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JP
Japan
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shape memory
memory alloy
resistor heater
piezoelectric element
heat
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JP21978093A
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Kazuhiko Arai
和彦 荒井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明にあっては、形状記憶合金との相対的
な位置を可変する部材により相対的位置を可変すること
を特徴とする。 【構成】ベース部材11に、圧電素子12a及び12b
が固定されると共に、ベース部材11上に、圧電素子1
2a及び12bにより駆動される抵抗体ヒータ13が載
置されている。この抵抗体ヒータ13の変位方向に対し
て、屈曲形状が記憶された形状記憶合金14が、ベース
部材11により拘束されている。制御装置15は、圧電
素子駆動用制御入力信号発生装置16と、圧電素子駆動
用電圧増幅器17と、抵抗体ヒータ通電用制御入力信号
発生装置18と、抵抗体ヒータ通電用電流増幅器19を
有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は形状記憶合金の形状回
復動作を利用して、負荷を駆動する形状記憶アクチュエ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、形状記憶合金を用いたアクチュエ
ータの応答性を高めるために、加熱時に比べ応答性の低
い冷却操作に対して様々な工夫がなされてきた。例えば
特開昭61−22780号公報にも開示されているよう
に、ペルチェ素子を用いて形状記憶合金を冷却すること
が一般的に行われている。
【0003】図14を参照して、ペルチェ素子の説明を
行う。ペルチェ素子は、一般に自由電子の濃度や平均エ
ネルギーが異なる異種の金属を接触して構成されてい
る。例えば、n型半導体1と、導電性電極2及び3で構
成され、外部電源4が図中の極性で接続されているペル
チェ素子に於いて、電極3とn型半導体1との接触部で
は電子の移動が起こり電位差が生じる。この電位差に逆
らって電流を流すと、電子は低電位から高電位に移動す
るためエネルギーの不足が生じるが、このエネルギー不
足を図示矢印A1 で示されるように、周囲から熱の形で
奪うため、該接触部の温度が下がる。
【0004】また、電極2とn型半導体1との接触部で
も電子の移動が起こり電位差が生じるが、この電位差に
逆らって電流を流すと、電子は高電位から低電位に移動
するため過剰なエネルギーが生じ、このエネルギーを図
示矢印A2 で示されるように周囲へ熱の形で放出するた
め、該接触部の温度が上がる。ペルチェ素子は可逆素子
であるため、流す電流の向きを逆にすることによって発
熱と吸熱が逆になるので、加冷却を一つの素子で行える
という利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペルチ
ェ素子を冷却する空間と加熱する空間とが断熱材で遮断
されるように構成した冷蔵室等に用いる場合と異なっ
て、解放された空間内で形状記憶アクチュエータ等を駆
動するのに用いる場合には、放熱(図示矢印A2 )が伝
熱により、電極3とn型半導体1との接触部側に伝わっ
て冷却効率を低下させる。この影響は、発熱側と吸熱側
の距離が狭まるに従って増大するので、ペルチェ素子を
使用した形状記憶アクチュエータの微細化は困難であ
る。また、冷却効率はよくても、厚いペルチェ素子を形
状記憶合金に張付けると、形状記憶合金の駆動を阻害
し、十分な発生力を取り出せないという課題も有してい
る。
【0006】したがってこの発明は、これらの問題点を
克服し、熱交換を効果的に行うと共に、形状記憶合金の
駆動を阻害せずに微細化が可能な形状記憶アクチュエー
タを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、所
定方向に屈曲形状が記憶された形状記憶合金と、この形
状記憶合金の温度を変化させるもので、少なくとも上記
形状記憶合金に熱量を供給する場合にこの形状記憶合金
と接触する温度変化手段と、この温度変化手段による温
度の変化を制御して上記温度変化手段と上記形状記憶合
金との相対的な位置を変化させる制御手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の形状記憶アクチュエータにあって
は、形状記憶合金とこの形状記憶合金を温度変化させる
温度変化手段との相対変位は、変位手段をパルス的に駆
動することにより生じる。そして、形状記憶合金と温度
変化手段との接触時間、及び該温度変化手段への通電パ
ターンによって、単位時間当たりに形状記憶合金に与え
られる熱量が決定される。この熱により、形状記憶合金
全体が記憶された形状に変形し、外部負荷を駆動する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1はこの発明に係る形状記憶アクチュエータ
の第1の実施例の構成を示すもので、(a)は外観斜視
図、(b)は同図(a)の図示矢印B方向から見ると共
にその制御系を表した図である。
【0010】図1(a)及び(b)に於いて、ベース部
材11には、圧電素子12a及び12bが片持ち梁状に
固定されている。上記ベース部材11上には、圧電素子
12a及び12bにより駆動される抵抗体ヒータ13が
載置されている。そして、この抵抗体ヒータ13の図示
矢印Cで示される変位方向に対して、図示矢印D方向に
屈曲形状が記憶された形状記憶合金14が、ベース部材
11により11a及び11bの部分で拘束されている。
ここで、11bでの拘束は、図示矢印E1 方向の変位が
可能で、形状記憶合金の熱膨張及び形状記憶変化による
変形の逃げとなっている。
【0011】一方、制御装置15は、上記圧電素子12
a及び12bの駆動用制御入力信号発生装置16と、圧
電素子12a及び12bの駆動用電圧増幅器17と、抵
抗体ヒータ13の通電用制御入力信号発生装置18と、
抵抗体ヒータ13の通電用電流増幅器19を有して構成
される。そして、圧電素子12a及び12bは、圧電素
子駆動用電圧増幅器17を介して圧電素子駆動用制御入
力信号発生装置16に、抵抗体ヒータ13は、抵抗体ヒ
ータ通電用電流増幅器19を介して抵抗体ヒータ通電用
制御入力信号発生装置18に、それぞれ接続されてい
る。
【0012】上記圧電素子12a及び12bはバイモル
フ型の構成で、電圧増幅器17からの20V程度の印加
電圧で100μm程度変位可能である。そして、圧電素
子12aと抵抗体ヒータ13とは耐熱性を有するポリミ
ド系の接着剤で接着されているが、圧電素子12bと抵
抗体ヒータ13とは接しているだけで摺動可能である。
抵抗体ヒータ13と形状記憶合金14とは90μm程度
の空間を、そして圧電素子12a、12bとベース部材
11とは50μm程度の空間を有して配置されている。
【0013】次に、この第1の実施例の動作について説
明する。図2(a)に示されるように、制御入力信号発
生装置18から一定の電圧が発生され、電流増幅器19
により電流増幅が行われた結果、抵抗体ヒータ13は、
常に一定温度に保たれている。電流増幅器19による電
流増幅率は、抵抗体ヒータ13による形状記憶合金14
の加熱に、単位時間当たりに必要な熱量Qと、抵抗体ヒ
ータ13の抵抗値Rから、Q=I2 Rを満たす電流値I
を発生し得るように決定する。
【0014】圧電素子12a、12bには、図2(b)
に示されるように、制御入力信号発生装置16から発生
されたパルス状の電圧に電圧増幅器17によって増幅さ
れた電圧が加えられる。これにより、圧電効果による変
形で電圧がハイ状態で形状記憶合金14に抵抗体ヒータ
13が押付けられ、逆に電圧がローの状態で抵抗体ヒー
タ13が形状記憶合金14から離される。電圧増幅は、
上述した通り、圧電素子12a、12bへの入力が20
V程度になるように、入力信号から決定される。
【0015】形状記憶合金14の加熱量は、一定時間当
たりの抵抗体ヒータ13の接触時間と非接触時間の比で
決定されるもので、加熱量を増加させたければ接触時間
の割合を増加させればよい。このようにして接触領域か
ら加えられた熱は、形状記憶合金14の伝熱で、図示矢
印E2 方向へ伝わり、予め記憶させられた形状に形状記
憶合金14を変形させる。
【0016】したがって、この第1の実施例によれば、
次のような効果がある。上記構成の場合、形状記憶合金
14と抵抗体ヒータ13との接触で形状記憶合金14を
加熱し、冷却は抵抗体ヒータ13を形状記憶合金14か
ら離すことによって、形状記憶合金14と周囲の冷媒と
の接触面積を増やし、自然放熱により冷却する。また、
抵抗体ヒータ13と形状記憶合金14との接触が、これ
らを直接形状記憶合金に張付けた場合と異なって形状の
変形を妨げないので、効果的に発生力を外部への仕事と
して取出すことができる。
【0017】尚、上述した第1の実施例の各構成は、当
然、各種の変形、変更が可能である。例えば、図3は、
第1の実施例の制御装置15を変形した第2の実施例の
構成を示したものである。図1と同じ参照番号を付した
ものは、第1の実施例と同様のものを表しているので説
明は省略する。
【0018】制御装置15aに於いて、制御入力信号発
生装置20から発生されたパルス状入力は、圧電素子駆
動用電圧増幅器17、抵抗体ヒータ通電用電流増幅器1
9を介して、圧電素子12a、12b及び抵抗体ヒータ
13へ、それぞれ入力されるようになっている。そのた
め、圧電素子12a、12b及び抵抗体ヒータ13への
入力電圧は、それぞれ図4(a)及び(b)に示される
ようになる。すなわち、信号が同期しており、抵抗体ヒ
ータ13が形状記憶合金14から離れる時には、抵抗体
ヒータ13の加熱をやめているため、無駄な熱を発生し
ていない。
【0019】次に、図5(a)及び(b)を参照して、
この発明の第3の実施例を説明する。図5(a)は第3
の実施例による形状記憶アクチュエータの正面図、図5
(b)は同図(a)を上部から見た図であり、形状記憶
合金14及びベース部材11は説明の簡単化のため取り
除いてある。尚、上述した第1の実施例と同じ番号、記
号を付したものは、第1の実施例と同様のものを表して
いるので、ここでは説明を省略する。
【0020】この第3の実施例による形状記憶アクチュ
エータは、次のように構成されている。図5(a)及び
(b)に於いて、セラミックス等から成る支持台21で
ベース部材11に固定された板状の圧電素子22は、こ
れに固定されたセラミックス等から成るスペーサ23a
及び23bを介して、抵抗体ヒータ13に接続されてい
る。スペーサ23aと抵抗体ヒータ13は、耐熱性を有
するポリミド系の接着剤で接着されているが、スペーサ
23bと抵抗体ヒータ13とは接しているだけで摺動可
能となっている。
【0021】また、ベース部材11には通気孔24a及
び24bが設けられている。圧電素子22は3つの板か
ら構成され、圧電素子22のそれぞれの接地側信号線が
導電性電極25に取付けられている。圧電素子22の3
つの板のうち、両端の板の入力信号線は導線26によっ
て結線されており、電圧増幅器17からの入力を信号端
子27から受ける。圧電素子22の3つの板のうち、中
央の板には耐熱樹脂からなる扇28及び28bが取付け
られており、信号端子29と接続されている。
【0022】次に、第3の実施例の動作を説明する。抵
抗体ヒータ13は、上述した第2の実施例と同様に、一
定電圧で一定温度に加熱されている。また、圧電素子2
2にも第1の実施例と同様のパルス状の入力が信号端子
27から与えられ、圧電素子22が支持台21を基準に
弓状に変形する。これによって、抵抗体ヒータ13は図
示矢印C方向に変位する。そして、入力電圧がハイ状態
で形状記憶合金14に抵抗体ヒータ13が押付けられ、
逆に電圧がローの状態で抵抗体ヒータ13は形状記憶合
金14から離される。この際、信号端子29には、圧電
素子22への入力電圧増幅器と同等の制御系により発生
された、図6に示される100Hz程度の正弦波状の電
圧が与えられる。これにより、圧電ファンが形成され
る。
【0023】この結果、図示矢印F1 、F2 に示される
ような空気の流れが生じ、高い放熱性が得られる。図7
は、この発明の第4の実施例を示す構成図である。同図
に於いて、図1に示された構成要素と同じ参照番号、記
号を付したものは、上述した第1の実施例と同様のもの
を表しており、ここでの説明は省略する。
【0024】図7に於いて、ベース部材11には圧電素
子30が固定されている。この圧電素子30は、形状記
憶合金14に対して摺動可能で接しており、抵抗体ヒー
タ13は形状記憶合金14に対して90μm程度の間隔
を設けてベース部材11に固定されている。
【0025】次に、この第4の実施例の動作を説明す
る。第4の実施例は、圧電素子30及び抵抗体ヒータ1
3への通電方法は、上述した第1の実施例または第2の
実施例と同様である。すなわち、圧電素子30の圧電効
果により、図示矢印C方向に変形させた抵抗体ヒータ1
3に形状記憶合金14を接触させるようにしたものであ
る。第1の実施例では、形状記憶合金14の鋼性が低い
と、抵抗体ヒータ13を押付けようとしても、変位して
形状記憶合金14が逃げてしまい、効果的に形状記憶合
金14を加熱することができない場合も考えられる。し
かしながら、この第4の実施例の構成によれば、形状記
憶合金14の鋼性が低い場合でも、確実に抵抗体ヒータ
13に形状記憶合金13を接触させられるという利点を
有している。
【0026】次に、この発明の第5の実施例について説
明する。図8は、この発明の第5の実施例の構成を示す
もので、図8(a)は外観斜視図、図8(b)は同図
(a)の図示矢印B方向から見ると共にその制御系を表
した図である。尚、同図に於いて、図1に示された構成
要素と同じ参照番号、記号を付したものは、上述した第
1の実施例と同様のものを表しており、ここでの説明は
省略する。
【0027】ベース部材11に固定された抵抗体ヒータ
13は、形状記憶合金14に対して摺動可能に接してい
る。また、放熱板31は、形状記憶合金14との間に9
0μm程度の間隔を有して、圧電素子32によってベー
ス部材11に取付けられている。制御装置15bでは、
圧電素子駆動用電圧増幅器19への入力は、圧電素子駆
動用制御入力信号発生装置16と抵抗体ヒータ通電用制
御入力信号発生装置18の差で構成されている。
【0028】次に、図9(a)〜(d)を参照して、こ
の第5の実施例の動作を説明する。最大値が同じであ
る、図9(a)で示されるステップ状の信号と、同図
(b)で示されるパルス状の信号とが、それぞれ制御入
力信号発生装置18と制御入力信号発生装置16から出
力される。すると、抵抗体ヒータ13への入力電圧と、
圧電素子32への入力は、それぞれ図9(c)、(d)
に示されるようになる。圧電素子32は、圧電効果によ
る図示矢印C方向への変形で、電圧がハイ状態で形状記
憶合金14に放熱板31を押付け、逆に電圧がローの状
態で放熱板31を形状記憶合金14から離す。抵抗体ヒ
ータ13は放熱板31が形状記憶合金14に非接触状態
で通電され、逆に放熱板31が形状記憶合金14に接触
状態で非通電となる。
【0029】形状記憶合金14の加熱量は、制御入力信
号発生装置16からのパルス状の信号のデューティー比
で決定されるもので、加熱量を増加させたければパルス
状の信号の単位時間当たりのハイ状態の割合を増加させ
ればよい。このようにして接触領域から加えられた熱
は、形状記憶合金14の伝熱で図示矢印E2 方向へ伝わ
り、予め記憶させられた形状に形状記憶合金を変形させ
る。
【0030】したがって、第5の実施例によれば、次の
ような効果がある。図8に示される構成の場合、冷却効
率の高い放熱板31を接触させることによって形状記憶
合金14の冷却を加速させるので、応答性の高い形状記
憶アクチュエータを構成することができる。また、この
ような構成では、ペルチェ素子とは異なり、加熱部材は
加熱部材のみで設計され、加熱部材と冷却部材との構成
ではそれぞれが独立に設計できるので冷却効率の高い設
計を行うことができることになる。
【0031】尚、この第5の実施例の各構成も、各種の
変形、変更が可能なのは勿論である。そして、第6の実
施例として、例えば上述した第1の実施例の制御装置1
5のように、抵抗体ヒータ13への通電と圧電素子32
への通電は同期していなくても構わない。つまり、制御
装置15と同じ構成で、図10(a)に示されるよう
に、抵抗体ヒータ13への通電、非通電の割合を一定に
保ち、放熱板31を加熱量の調整として使用しても構わ
ない。尚、図10(a)及び(b)は、第6の実施例に
於ける抵抗体ヒータ10への入力電圧、及び圧電素子3
2への入力電圧のタイムチャートである。
【0032】次に、図11を参照して、この発明の第7
の実施例を説明する。図8と同じ参照番号、記号を付し
たものは、第3の実施例と同様のものを表すので、説明
は省略する。
【0033】図11は、図8(a)の縦断面図と等価で
あり、連結部材33によって放熱板31と抵抗体ヒータ
13とを結び付けている。圧電素子(図示せず)により
放熱板31が駆動されると、これに連動して抵抗体ヒー
タ13も図示矢印G方向に駆動される。
【0034】したがって、抵抗体ヒータ13には、常時
通電したままで、制御装置による信号同期処理により通
電切り替えを行わなくても、放熱板31が形状記憶合金
14に接触して冷却を加速しているときには、抵抗体ヒ
ータ13は形状記憶合金14から離れている。逆に、抵
抗体ヒータ13が形状記憶合金14に接触して加熱を行
っているときには、放熱板31は形状記憶合金14から
離れていることになる。故に、効果的に加冷却を行うこ
とができる。
【0035】次に、この発明の第8の実施例を、図12
を参照して説明する。この第8の実施例は、上述した第
1の実施例により構成された形状記憶アクチュエータの
適用例である。図中、図1(a)、(b)と同じ参照番
号、記号を付したものについては、第1の実施例と同様
のものを表すので、説明は省略する。
【0036】図12に於いて、34a、34bは図1の
ように構成された形状記憶アクチュエータを表わしてい
る。これらの形状記憶アクチュエータ34a、34bを
対向させ、リンクジョイント35で相対的に図示矢印D
1 、D2 方向に回動可能なように連結されたリンク37
a及び37bに、それぞれのベース部材の底部が固定さ
れた構成となっている。
【0037】そして、この第8の実施例に用いられる形
状記憶合金14′は、直線状態に対して前後に屈曲形状
を記憶した全方向性の形状記憶合金である。これによっ
て、2自由度を有する高速に駆動可能なリンクマニピュ
レータを構成することができる。
【0038】次に、この発明の第9の実施例を、図13
を参照して説明する。この第9の実施例は、上述した第
8の実施例の変形例であり、図1(a)及び(b)、図
12と同じ参照番号、記号を付したものは、上述した第
1及び第8の実施例と同様のものを表しているので、説
明は省略する。
【0039】図13に於いて、34は図1のように構成
された形状記憶アクチュエータを表わしている。そし
て、この形状記憶アクチュエータ34は、リンクジョイ
ント35で相対的に図示矢印D1 、D2 方向に回動可能
なように連結されたリンク36a′、36b′、及び全
方向性の形状記憶合金14″により、その端部37では
接着、端部38では摺動可能に固定されている。したが
って、2自由度を有する高速に駆動可能なリンクマニピ
ュレータを構成することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、熱交換
を効果的に行うと共に、形状記憶アクチュエータの駆動
を阻害することなく、形状記憶合金を効果的に加冷却
し、高応答で外部負荷を駆動することのできる形状記憶
アクチュエータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る形状記憶アクチュエータの第1
の実施例の構成を示すもので、(a)は外観斜視図、
(b)は同図(a)の図示矢印B方向から見ると共にそ
の制御系を表した図である。
【図2】(a)は第1の実施例に於いて抵抗体ヒータ1
3を駆動する際のタイムチャート、(b)は同様に圧電
素子12a、12bを駆動する際のタイムチャートであ
る。
【図3】この発明の第2の実施例の構成を示した図であ
る。
【図4】(a)は第2の実施例に於いて圧電素子12
a、12bを駆動する際のタイムチャート、(b)は同
様に抵抗体ヒータ13を駆動する際のタイムチャートで
ある。
【図5】(a)は第3の実施例による形状記憶アクチュ
エータの正面図、(b)は同図(a)図を部分的に上部
から見た図である。
【図6】圧電ファンに対する入力信号を示すタイムチャ
ートである。
【図7】この発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図8】この発明の第5の実施例の構成を示すもので、
(a)は外観斜視図、(b)は同図(a)の図示矢印B
方向から見ると共にその制御系を表した図である。
【図9】(a)は制御入力信号発生装置18からの出力
信号を示すタイムチャート、(b)は制御入力信号発生
装置16からの出力信号を示すタイムチャート、(c)
及び(d)はこの際の抵抗体ヒータ13と圧電素子32
への入力電圧のタイムチャートである。
【図10】(a)及び(b)はこの発明の第6の実施例
に於ける抵抗体ヒータ13への入力電圧及び圧電素子3
2への入力電圧のタイムチャートである。
【図11】この発明の第7の実施例の構成を示す縦断面
図である。
【図12】この発明の第8の実施例の構成を示した図で
ある。
【図13】この発明の第9の実施例の構成を示した図で
ある。
【図14】ペルチェ素子の原理を示す説明図である。
【符号の説明】
11…ベース部材、12a、12b…圧電素子、13…
抵抗体ヒータ、14…形状記憶合金、15…制御装置、
16…圧電素子駆動用制御入力信号発生装置、17…圧
電素子駆動用電圧増幅器、18…抵抗体ヒータ通電用制
御入力信号発生装置、19…抵抗体ヒータ通電用電流増
幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に屈曲形状が記憶された形状記
    憶合金と、 この形状記憶合金の温度を変化させるもので、少なくと
    も上記形状記憶合金に熱量を供給する場合にこの形状記
    憶合金と接触する温度変化手段と、 この温度変化手段による温度の変化を制御して上記温度
    変化手段と上記形状記憶合金との相対的な位置を変化さ
    せる制御手段とを具備することを特徴とする形状記憶ア
    クチュエータ。
JP21978093A 1993-09-03 1993-09-03 形状記憶アクチュエータ Withdrawn JPH0775355A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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