JPH0776199A - マーキングシート - Google Patents
マーキングシートInfo
- Publication number
- JPH0776199A JPH0776199A JP22442193A JP22442193A JPH0776199A JP H0776199 A JPH0776199 A JP H0776199A JP 22442193 A JP22442193 A JP 22442193A JP 22442193 A JP22442193 A JP 22442193A JP H0776199 A JPH0776199 A JP H0776199A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- marking sheet
- parts
- pattern
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】転写箔を用いて図柄を施してなる意匠性に優れ
たマーキングートを提供すること。 【構成】 熱接着性樹脂を含有するプラスチックシート
に、転写インキ層を支持体に設けてなる転写箔を用い、
所望の図柄が転写されていることを特徴とする塩化ビニ
ルマーキングシート。
たマーキングートを提供すること。 【構成】 熱接着性樹脂を含有するプラスチックシート
に、転写インキ層を支持体に設けてなる転写箔を用い、
所望の図柄が転写されていることを特徴とする塩化ビニ
ルマーキングシート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種装飾・表示用に用
いる装飾表示材料用粘着シートに関し、さらに詳しくは
転写箔を用いて図柄を施してなる意匠性に優れたマーキ
ングートに関する。
いる装飾表示材料用粘着シートに関し、さらに詳しくは
転写箔を用いて図柄を施してなる意匠性に優れたマーキ
ングートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、強靱性と美粧性に富むポリエス
テル樹脂やウレタン樹脂、並びに施工時に要求される適
度な腰の強さ、すなわち降伏応力1〜6Kg/mm2 、フィ
ルム膜厚約30〜 150μmであるようなポリ塩化ビニル樹
脂よりなるマーキングシートは、耐候性、寸法安定性等
の優れた特性を具備していることから、自動車のアクセ
ントストライプや各種エンブレム、オートバイのタンク
ストライプや各種エンブレム、トラック・商業車等の車
両用マーキング、屋内・屋外広告等の標示用部材、各種
案内板、ウインドーディスプレイ等の装飾用標示材料と
して一般によく用いられている。このようなマーキング
シートは通常、図柄を施す手段としてカッティングマシ
ーン等により直接マーキングシートを切り抜いて文字・
図柄として用いるか、もしくは文字・図柄をマーキング
シート上にシルクスクリーン印刷等の印刷方法で設ける
ことで標示物を作成していた。これらの加工手段のう
ち、カッティングマシーンによる図柄の切り抜き加工
は、対象とする文字・図柄を構成する最小切り抜き面積
がカッティングマシーンの精度で制限されるため微細あ
るいは複雑な文字・図柄の作成に限界があること、複数
の色相からなる大きな文字・図柄を被施工面に固定する
のには色相と同数のアプリケーションフィルムを使用す
るため不経済で効率が悪いこと、さらにはアプリケーシ
ョンフィルムへの切り抜き文字・図柄の移し替え作業は
煩雑で時間が掛かること、意匠性の低いものしか得られ
ない、等の欠点があった。
テル樹脂やウレタン樹脂、並びに施工時に要求される適
度な腰の強さ、すなわち降伏応力1〜6Kg/mm2 、フィ
ルム膜厚約30〜 150μmであるようなポリ塩化ビニル樹
脂よりなるマーキングシートは、耐候性、寸法安定性等
の優れた特性を具備していることから、自動車のアクセ
ントストライプや各種エンブレム、オートバイのタンク
ストライプや各種エンブレム、トラック・商業車等の車
両用マーキング、屋内・屋外広告等の標示用部材、各種
案内板、ウインドーディスプレイ等の装飾用標示材料と
して一般によく用いられている。このようなマーキング
シートは通常、図柄を施す手段としてカッティングマシ
ーン等により直接マーキングシートを切り抜いて文字・
図柄として用いるか、もしくは文字・図柄をマーキング
シート上にシルクスクリーン印刷等の印刷方法で設ける
ことで標示物を作成していた。これらの加工手段のう
ち、カッティングマシーンによる図柄の切り抜き加工
は、対象とする文字・図柄を構成する最小切り抜き面積
がカッティングマシーンの精度で制限されるため微細あ
るいは複雑な文字・図柄の作成に限界があること、複数
の色相からなる大きな文字・図柄を被施工面に固定する
のには色相と同数のアプリケーションフィルムを使用す
るため不経済で効率が悪いこと、さらにはアプリケーシ
ョンフィルムへの切り抜き文字・図柄の移し替え作業は
煩雑で時間が掛かること、意匠性の低いものしか得られ
ない、等の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】絵付け加工手段として
用いられるシルクスクリーン印刷は、複雑な文字・図柄
の作成は可能であるが、版下作成、校正、印刷過程を経
るために即時性が劣ると同時に、特に版下作成、校正の
過程がコストの大半を占めるため少量枚数み必要な場合
でも安価に生産することは出来なかった。近年、上記の
図柄を施す手段としてのカッティングとシルクスクリー
ン印刷における問題点である、安価で多色表現が可能で
あり且つ即時性と微細な文字・図柄を得るという要求へ
の対応をはかるためインキジェット記録方式によるマー
キングシートへの絵付け加工が施され実用に供されてき
た。しかしながら、インキジェット記録方式はドットに
より画像を形成することから中間調を有する図柄が得ら
れ、安価且つ即時性という点ではかなり改善された反
面、現状では解像度が低く小さな図柄や微小な文字表現
には不向きであり、インキノズルが詰まりやすいなどで
保守・点検が煩雑である等の欠点があった。また、一般
にはインキとして染料が使用されるが、耐候性、耐熱
性、耐水性が悪く長期の屋外での使用には不向きであっ
た。
用いられるシルクスクリーン印刷は、複雑な文字・図柄
の作成は可能であるが、版下作成、校正、印刷過程を経
るために即時性が劣ると同時に、特に版下作成、校正の
過程がコストの大半を占めるため少量枚数み必要な場合
でも安価に生産することは出来なかった。近年、上記の
図柄を施す手段としてのカッティングとシルクスクリー
ン印刷における問題点である、安価で多色表現が可能で
あり且つ即時性と微細な文字・図柄を得るという要求へ
の対応をはかるためインキジェット記録方式によるマー
キングシートへの絵付け加工が施され実用に供されてき
た。しかしながら、インキジェット記録方式はドットに
より画像を形成することから中間調を有する図柄が得ら
れ、安価且つ即時性という点ではかなり改善された反
面、現状では解像度が低く小さな図柄や微小な文字表現
には不向きであり、インキノズルが詰まりやすいなどで
保守・点検が煩雑である等の欠点があった。また、一般
にはインキとして染料が使用されるが、耐候性、耐熱
性、耐水性が悪く長期の屋外での使用には不向きであっ
た。
【0004】他方、多色印刷を連続的に施す方法として
一般にグラビア印刷が広く用いられているが、グラビア
印刷を施す場合、特にマーキングシートとして好ましい
ポリ塩化ビニル系樹脂からなるマーキングシートにおい
てはグラビア印刷適性が低く、印刷面の泳ぎ、ピンホー
ル、レベリング不良等が生じ、精密印刷が困難であり、
さらには残留溶剤によるブロッキング、印刷時のテンシ
ョンによる伸び等の問題があった。さらには、一般に各
種のプラスチック基材等への木目調、大理石調等の絵付
けには転写箔が用いられることがあるが、屋内・屋外広
告等の表示部材、各種案内板、ウインドーディスプレー
等の装飾用表示部材として一般に用いられるマーキング
シートへの転写箔による絵付けに熱転写方法を用いて任
意の図柄を施すことに関しては何ら示唆するものはな
く、また、上記に挙げたような従来の方法では装飾性の
高い銘板等に用いられる高級感のある非常に繊細緻密な
木目調、大理石調等の下地模様を含む図柄を形成できな
かった。
一般にグラビア印刷が広く用いられているが、グラビア
印刷を施す場合、特にマーキングシートとして好ましい
ポリ塩化ビニル系樹脂からなるマーキングシートにおい
てはグラビア印刷適性が低く、印刷面の泳ぎ、ピンホー
ル、レベリング不良等が生じ、精密印刷が困難であり、
さらには残留溶剤によるブロッキング、印刷時のテンシ
ョンによる伸び等の問題があった。さらには、一般に各
種のプラスチック基材等への木目調、大理石調等の絵付
けには転写箔が用いられることがあるが、屋内・屋外広
告等の表示部材、各種案内板、ウインドーディスプレー
等の装飾用表示部材として一般に用いられるマーキング
シートへの転写箔による絵付けに熱転写方法を用いて任
意の図柄を施すことに関しては何ら示唆するものはな
く、また、上記に挙げたような従来の方法では装飾性の
高い銘板等に用いられる高級感のある非常に繊細緻密な
木目調、大理石調等の下地模様を含む図柄を形成できな
かった。
【0005】そこで本発明者らは、マーキングシートへ
の文字・図柄を施すための加工方法として予め文字・図
柄を施した転写箔を準備しておくことで、必要に応じて
加工が可能となり、小ロット対応と即時生産性のあるこ
とを考慮し、転写箔を用いることを試みたが、高彩性の
模様の転写は可能であったもののマーキングシート表面
への密着性が劣り、転写箔の接着層のみでは限界がある
ことを確認した。原因としてはマーキングシートの熱溶
融接着性が低いためと考えれる。
の文字・図柄を施すための加工方法として予め文字・図
柄を施した転写箔を準備しておくことで、必要に応じて
加工が可能となり、小ロット対応と即時生産性のあるこ
とを考慮し、転写箔を用いることを試みたが、高彩性の
模様の転写は可能であったもののマーキングシート表面
への密着性が劣り、転写箔の接着層のみでは限界がある
ことを確認した。原因としてはマーキングシートの熱溶
融接着性が低いためと考えれる。
【0006】本発明者等は、上記現状に鑑み、鋭意検討
の結果、プラスチックシートに熱接着性樹脂を含有さ
せ、所望の図柄を印刷した転写箔を該プラスチックシー
トに転写することにより、意匠性、インキ密着性のよい
文字・図柄を簡便にかつ安価に即時性をもって施すこと
ができることを見出し、本発明を完成したものである。
の結果、プラスチックシートに熱接着性樹脂を含有さ
せ、所望の図柄を印刷した転写箔を該プラスチックシー
トに転写することにより、意匠性、インキ密着性のよい
文字・図柄を簡便にかつ安価に即時性をもって施すこと
ができることを見出し、本発明を完成したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱接着性樹脂
を含有するプラスチックシートに、転写インキ層を支持
体に設けてなる転写箔を用い、所望の図柄が施されてい
ることを特徴とするプラスチックシートである。熱接着
性樹脂を含有するプラスチックシートと転写インキ層を
設けた転写箔の転写インキ層面とを重ね合わせた状態
で、例えば熱ロールや熱プレート等を用いた加熱、圧着
手段で転写インキ層を溶融・転写することにより得られ
る図柄が施されたマーキングシートに関する。さらには
該熱接着性樹脂のガラス転移温度(以下、Tgという)
が−30℃〜80℃、あるいは軟化点または融点が10
℃〜180℃である、転写インキの転写性、密着性を具
備したマーキングシートに関する。すなわち、転写時に
与えられる熱量で容易に溶融し得る該熱接着性樹脂を含
有するプラスチックシートと転写箔との接触界面が転写
時の熱と圧力で容易に熱溶融接着し転写性と密着性に優
れた図柄を得ることができるものである。
を含有するプラスチックシートに、転写インキ層を支持
体に設けてなる転写箔を用い、所望の図柄が施されてい
ることを特徴とするプラスチックシートである。熱接着
性樹脂を含有するプラスチックシートと転写インキ層を
設けた転写箔の転写インキ層面とを重ね合わせた状態
で、例えば熱ロールや熱プレート等を用いた加熱、圧着
手段で転写インキ層を溶融・転写することにより得られ
る図柄が施されたマーキングシートに関する。さらには
該熱接着性樹脂のガラス転移温度(以下、Tgという)
が−30℃〜80℃、あるいは軟化点または融点が10
℃〜180℃である、転写インキの転写性、密着性を具
備したマーキングシートに関する。すなわち、転写時に
与えられる熱量で容易に溶融し得る該熱接着性樹脂を含
有するプラスチックシートと転写箔との接触界面が転写
時の熱と圧力で容易に熱溶融接着し転写性と密着性に優
れた図柄を得ることができるものである。
【0008】次に本発明に用いる構成部材について詳細
に説明する。本発明における熱接着性樹脂とは、Tgが
−30℃〜120℃、あるいは軟化点または融点が10
℃〜200℃にあり、好ましくはTgが−10℃〜80
℃、あるいは軟化点または融点が50℃〜150℃の樹
脂がよい。例えばポリ酢酸ビニル、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
セタール、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン
/アクリル酸共重合体、α−オレフィン/無水マレイン
酸系共重合体、α−オレフィン/無水マレイン酸系共重
合体のエステル化物、ポリスチレン、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリアミド、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、ケ
トン樹脂、石油樹脂、ロジンもしくはその誘導体、クマ
ロンインデン樹脂、テルペン樹脂、ポリウレタン樹脂、
スチレン/ブタジエンゴム、ポリビニルブチラール、ニ
トリルゴム、アクリルゴム、エチレン/プロピレンゴム
等の合成ゴム、ポリエステル樹脂、フッ素含有共重合樹
脂などを挙げることができるがこれらのみに限定される
ものではなく、必要に応じて上記熱特性範囲に該当しな
いその他の樹脂を塗工適性、コスト、耐候性、その他耐
久性を向上させる目的で併用することもできる。上記の
熱接着性樹脂は、例えば塩化ビニル系共重合樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂等のベ
ース樹脂100重量部に対して、1〜40重量部、さら
にはマーキングシートのカレンダー法等加熱成形加工時
のフィルムの貼り付きやマーキングシートの施工時に要
求される適度な柔軟性を保持するためには5〜20重量
部の範囲で使用されることが望ましい。常温で液体の場
合は転写インキの転写性や密着性が低下したり、マーキ
ングシートが経時で変化し重ねて保存したときにブロッ
キングを生じたり、屋外曝露試験により大気中の煤煙を
沈着し表面が汚れ易い等の不具合を生じるため、好まし
くは常温では固体である必要があり、さらに、これら耐
ブロッキング性、耐煤煙汚染性を向上させるために、フ
ッ素樹脂の幹鎖にアクリルの枝鎖を配したグラフトポリ
マーやポリフルオロ基含有ビニルモノマーと他のビニル
モノマーによる共重合樹脂等のフッ素含有共重合樹脂や
各種フッ素系界面活性剤、含フッ素ワックス等を併用す
ることが可能である。
に説明する。本発明における熱接着性樹脂とは、Tgが
−30℃〜120℃、あるいは軟化点または融点が10
℃〜200℃にあり、好ましくはTgが−10℃〜80
℃、あるいは軟化点または融点が50℃〜150℃の樹
脂がよい。例えばポリ酢酸ビニル、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
セタール、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン
/アクリル酸共重合体、α−オレフィン/無水マレイン
酸系共重合体、α−オレフィン/無水マレイン酸系共重
合体のエステル化物、ポリスチレン、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリアミド、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、ケ
トン樹脂、石油樹脂、ロジンもしくはその誘導体、クマ
ロンインデン樹脂、テルペン樹脂、ポリウレタン樹脂、
スチレン/ブタジエンゴム、ポリビニルブチラール、ニ
トリルゴム、アクリルゴム、エチレン/プロピレンゴム
等の合成ゴム、ポリエステル樹脂、フッ素含有共重合樹
脂などを挙げることができるがこれらのみに限定される
ものではなく、必要に応じて上記熱特性範囲に該当しな
いその他の樹脂を塗工適性、コスト、耐候性、その他耐
久性を向上させる目的で併用することもできる。上記の
熱接着性樹脂は、例えば塩化ビニル系共重合樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂等のベ
ース樹脂100重量部に対して、1〜40重量部、さら
にはマーキングシートのカレンダー法等加熱成形加工時
のフィルムの貼り付きやマーキングシートの施工時に要
求される適度な柔軟性を保持するためには5〜20重量
部の範囲で使用されることが望ましい。常温で液体の場
合は転写インキの転写性や密着性が低下したり、マーキ
ングシートが経時で変化し重ねて保存したときにブロッ
キングを生じたり、屋外曝露試験により大気中の煤煙を
沈着し表面が汚れ易い等の不具合を生じるため、好まし
くは常温では固体である必要があり、さらに、これら耐
ブロッキング性、耐煤煙汚染性を向上させるために、フ
ッ素樹脂の幹鎖にアクリルの枝鎖を配したグラフトポリ
マーやポリフルオロ基含有ビニルモノマーと他のビニル
モノマーによる共重合樹脂等のフッ素含有共重合樹脂や
各種フッ素系界面活性剤、含フッ素ワックス等を併用す
ることが可能である。
【0009】上述の好ましい熱接着性樹脂の中でも種々
検討を重ねた結果、高い結晶性あるいは部分結晶性を有
する樹脂が特に好ましく、エポキシ樹脂、ショ糖エステ
ル、ポリカプロラクトン結晶性ポリエステル樹脂が良好
であり、中でも、ショ糖エステル類、および、下記一般
式(1)で示されるポリカプロラクトン(融点約60
℃)が有効であることを見いだした。
検討を重ねた結果、高い結晶性あるいは部分結晶性を有
する樹脂が特に好ましく、エポキシ樹脂、ショ糖エステ
ル、ポリカプロラクトン結晶性ポリエステル樹脂が良好
であり、中でも、ショ糖エステル類、および、下記一般
式(1)で示されるポリカプロラクトン(融点約60
℃)が有効であることを見いだした。
【0010】一般式(1) −(CH2-CH2-CH2-CH2-CH2-COO)n −
【0011】特に、ショ糖オクタ安息香酸エステル(融
点78℃)およびショ糖オクタ酢酸エステル(融点72
℃)は、先に挙げた常温で硬質固体であり、粘着性を持
たないという条件を満たした上に、感熱転写で重要な特
性である熱感度を、シャープな融点とワックスに類似し
た低溶融粘度により満足させ、さらにショ糖オクタ安息
香酸エステルにおいては耐候性の向上にも効果があり、
非常に好適である。ショ糖オクタ安息香酸エステルは熱
接着樹脂層に用いる場合、単独で用いると成膜強度がや
や弱いため、他の成膜強度の高い樹脂と併用することで
より一層好適に用いることができる。この場合のショ糖
オクタ安息香酸エステルの比率は10〜90重量%が好
ましく、30〜90重量%がより好ましい。熱接着性樹
脂の軟化点または融点が10℃以上の場合にはシリカ等
のフィラーを入れることにより耐ブロッキング性を向上
させることができるため用いることができる。しかし、
軟化点または融点が10℃未満の場合ではシリカ等のフ
ィラーを入れても耐ブロッキング性の著しい向上は少な
く、さらに軟化点または融点が200℃を越えた場合で
は転写後のプラスチックシートと転写箔インキ層との密
着性が低下することが確認され、また、転写温度を上げ
過ぎた場合にはプラスチックシートの寸法安定性を低下
させたり、高解像度の図柄が転写できなかった。さらに
耐ブロッキング性、耐煤煙汚染性を向上させるために
は、上記熱接着性樹脂に、フッ素含有化合物あるいはシ
リコン変性樹脂を併用することが好ましい。フッ素含有
化合物としては、フッ素樹脂の主鎖にアクリルの側鎖を
配したグラフトポリマーやポリフルオロ基含有のビニル
モノマーと他のビニルモノマーとの共重合樹脂等のフッ
素含有共重合樹脂や各種フッ素系界面活性剤、含フッ素
ワックス等が用いられる。シリコン変性樹脂としては、
ベースポリマー主鎖中あるいは側鎖にポリオルガノシロ
キサンを導入したもので、中でも主鎖にポリオルガノシ
ロキサン鎖を有するシリコン変性ポリウレタン樹脂、ま
たは側鎖にポリオルガノシロキサン鎖を有するシリコン
変性アクリル樹脂が好ましい。また、熱接着性樹脂に
は、必要に応じてその他の樹脂を併用することもでき
る。
点78℃)およびショ糖オクタ酢酸エステル(融点72
℃)は、先に挙げた常温で硬質固体であり、粘着性を持
たないという条件を満たした上に、感熱転写で重要な特
性である熱感度を、シャープな融点とワックスに類似し
た低溶融粘度により満足させ、さらにショ糖オクタ安息
香酸エステルにおいては耐候性の向上にも効果があり、
非常に好適である。ショ糖オクタ安息香酸エステルは熱
接着樹脂層に用いる場合、単独で用いると成膜強度がや
や弱いため、他の成膜強度の高い樹脂と併用することで
より一層好適に用いることができる。この場合のショ糖
オクタ安息香酸エステルの比率は10〜90重量%が好
ましく、30〜90重量%がより好ましい。熱接着性樹
脂の軟化点または融点が10℃以上の場合にはシリカ等
のフィラーを入れることにより耐ブロッキング性を向上
させることができるため用いることができる。しかし、
軟化点または融点が10℃未満の場合ではシリカ等のフ
ィラーを入れても耐ブロッキング性の著しい向上は少な
く、さらに軟化点または融点が200℃を越えた場合で
は転写後のプラスチックシートと転写箔インキ層との密
着性が低下することが確認され、また、転写温度を上げ
過ぎた場合にはプラスチックシートの寸法安定性を低下
させたり、高解像度の図柄が転写できなかった。さらに
耐ブロッキング性、耐煤煙汚染性を向上させるために
は、上記熱接着性樹脂に、フッ素含有化合物あるいはシ
リコン変性樹脂を併用することが好ましい。フッ素含有
化合物としては、フッ素樹脂の主鎖にアクリルの側鎖を
配したグラフトポリマーやポリフルオロ基含有のビニル
モノマーと他のビニルモノマーとの共重合樹脂等のフッ
素含有共重合樹脂や各種フッ素系界面活性剤、含フッ素
ワックス等が用いられる。シリコン変性樹脂としては、
ベースポリマー主鎖中あるいは側鎖にポリオルガノシロ
キサンを導入したもので、中でも主鎖にポリオルガノシ
ロキサン鎖を有するシリコン変性ポリウレタン樹脂、ま
たは側鎖にポリオルガノシロキサン鎖を有するシリコン
変性アクリル樹脂が好ましい。また、熱接着性樹脂に
は、必要に応じてその他の樹脂を併用することもでき
る。
【0012】本発明のプラスチックシートとしては、例
えば塩化ビニル系共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、アク
リル樹脂等を挙げることができるが、好ましくは塩化ビ
ニル系共重合樹脂、ポリウレタン樹脂を挙げることがで
きる。特に、シートの柔軟性が高く曲面貼り付け適性に
優れる塩化ビニル系共重合樹脂は称揚される。
えば塩化ビニル系共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、アク
リル樹脂等を挙げることができるが、好ましくは塩化ビ
ニル系共重合樹脂、ポリウレタン樹脂を挙げることがで
きる。特に、シートの柔軟性が高く曲面貼り付け適性に
優れる塩化ビニル系共重合樹脂は称揚される。
【0013】塩化ビニル系共重合樹脂としては、重合度
が300〜2000、好ましくは600〜1500で、
塩化ビニル樹脂単体もしくは塩化ビニルの共重合成分と
して、オレフィン系単量体、ジエン系単量体、ハロゲン
化ビニル系単量体、アクリル酸エステル系単量体、ビニ
ルエステル系単量体、ビニルエーテル系単量体、スチレ
ン誘導体等を含む樹脂を挙げることができる。さらに具
体的には、塩化ビニル樹脂、エチレン−塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル−塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル−塩化ビニル樹脂、ウレタン−塩化ビニル樹脂等の共
重合樹脂もしくはグラフト共重合樹脂等が挙げられる。
該塩化ビニル系共重合樹脂は単独で用いることができる
が、二種もしくはそれ以上複数併用することもでき、一
般に、強靱性と美粧性に富み、施工時に要求される適度
な腰の強さ、すなわち降伏応力1〜6Kg/mm2 、フィル
ム膜厚約30〜 150μmであり、耐候性、寸法安定性等の
優れた特性を具備しているポリ塩化ビニル樹脂よりなる
基材が使用される。さらに本発明に用いられるプラスチ
ックシートは有色、無色、色透明、色半透明のいずれで
もよく、必要に応じて着色することが可能であるが、通
常有色の塩化ビニルマーキングシート基材が用いられる
が無色の場合は店舗等のショーウインド等に施工される
ことにより美粧性が高められる。
が300〜2000、好ましくは600〜1500で、
塩化ビニル樹脂単体もしくは塩化ビニルの共重合成分と
して、オレフィン系単量体、ジエン系単量体、ハロゲン
化ビニル系単量体、アクリル酸エステル系単量体、ビニ
ルエステル系単量体、ビニルエーテル系単量体、スチレ
ン誘導体等を含む樹脂を挙げることができる。さらに具
体的には、塩化ビニル樹脂、エチレン−塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル−塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル−塩化ビニル樹脂、ウレタン−塩化ビニル樹脂等の共
重合樹脂もしくはグラフト共重合樹脂等が挙げられる。
該塩化ビニル系共重合樹脂は単独で用いることができる
が、二種もしくはそれ以上複数併用することもでき、一
般に、強靱性と美粧性に富み、施工時に要求される適度
な腰の強さ、すなわち降伏応力1〜6Kg/mm2 、フィル
ム膜厚約30〜 150μmであり、耐候性、寸法安定性等の
優れた特性を具備しているポリ塩化ビニル樹脂よりなる
基材が使用される。さらに本発明に用いられるプラスチ
ックシートは有色、無色、色透明、色半透明のいずれで
もよく、必要に応じて着色することが可能であるが、通
常有色の塩化ビニルマーキングシート基材が用いられる
が無色の場合は店舗等のショーウインド等に施工される
ことにより美粧性が高められる。
【0014】本発明に用いられるプラスチックシートは
さらに公知の各種の添加剤、例えば可塑剤、着色用色
材、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤等を併
用することができる。上記可塑剤の例としては、フタル
酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、アジピン
酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、トリメリット
酸、オレイン酸、等の塩基性カルボン酸化合物と1価も
しくは多価のアルコール化合物との低分子量エステル系
可塑剤、液状ポリエステル系可塑剤、アルキッド型液状
可塑剤、オキシラン酸素含有エポキシ系可塑剤等で、自
由に選択することができるが、耐候性、柔軟性保持性の
点から、好ましくは液状ポリエスル系可塑剤、アルキッ
ド型液状可塑剤、オキシラン酸素含有エポキシ系可塑剤
がよい。上記着色用色材としては、従来印刷インキに用
いられてきた有色の有機顔料、無機顔料、さらには流動
性改良、転写インキの投錨効果等を付与させることを目
的として無色の体質顔料等を用いることができる。上記
熱安定剤としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸鉛、亜硫酸鉛、亜リン酸
鉛、ジブチルスズマレート、ジブチルスズラウレート、
ジブチルスズメルカプチド、ジオクチルスズマレート系
安定剤、ジオクチルスズラウレート系安定剤、ジオクチ
ルスズメルカプチド系安定剤、スズ・ジオール誘導体、
および、これらの複合体を挙げることができる。上記紫
外線吸収剤としては、290〜400nm波長の光を吸
収する化合物として、例えば、ベンゾフェノン系、ベン
ゾトリアゾール系、サリチル酸フェニルエステル系、ヒ
ンダードアミン系、シアノアクリレート系、桂皮酸系、
アミノブタジエン系化合物等を、該熱接着性樹脂100
重量部に対して、0.5〜40重量部、好ましくは、2
〜20重量部の範囲で、さらには紫外線遮断剤として、
例えば、酸化チタン、亜鉛華、タルク、カオリン、炭酸
カルシウム、酸化鉄等の微粒子を挙げることができ、該
熱接着性樹脂100重量部に対して、1〜80重量部、
好ましくは15〜40重量部の範囲で使用することで屋
外用途での熱接着性樹脂層と塩化ビニルマーキングシー
トに含有される有機顔料や蛍光色等の低褐色性顔料の紫
外線劣化を低減することが可能となる。上記帯電防止剤
としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオ
キシアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、グリセリン脂肪酸エルテル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、アルキルスルホネート、アルキルベンゼンスル
ホネート、アルキルサルフェートアルキルホスフェー
ト、第四級アンモニウムサルフェート等が挙げられ、特
に、転写不良の原因となる静電気による集塵の防止に効
果が認められる。また、上記滑剤としては、公知の材料
が利用でき例えば、ポリエチレンワックスなどの炭化水
素系滑剤、ステアリン酸、オキシ脂肪酸系等の脂肪酸系
滑剤、脂肪酸アミド系滑剤、天然もしくは合成ワック
ス、アルコール系滑剤、フッ素含有ワックス、フッ素樹
脂パウダーなどを挙げることができ、転写性に悪影響が
ない範囲でマーキングシート表面の耐磨耗性の向上、成
膜加工性の向上等の目的で使用される。
さらに公知の各種の添加剤、例えば可塑剤、着色用色
材、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤等を併
用することができる。上記可塑剤の例としては、フタル
酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、アジピン
酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、トリメリット
酸、オレイン酸、等の塩基性カルボン酸化合物と1価も
しくは多価のアルコール化合物との低分子量エステル系
可塑剤、液状ポリエステル系可塑剤、アルキッド型液状
可塑剤、オキシラン酸素含有エポキシ系可塑剤等で、自
由に選択することができるが、耐候性、柔軟性保持性の
点から、好ましくは液状ポリエスル系可塑剤、アルキッ
ド型液状可塑剤、オキシラン酸素含有エポキシ系可塑剤
がよい。上記着色用色材としては、従来印刷インキに用
いられてきた有色の有機顔料、無機顔料、さらには流動
性改良、転写インキの投錨効果等を付与させることを目
的として無色の体質顔料等を用いることができる。上記
熱安定剤としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸鉛、亜硫酸鉛、亜リン酸
鉛、ジブチルスズマレート、ジブチルスズラウレート、
ジブチルスズメルカプチド、ジオクチルスズマレート系
安定剤、ジオクチルスズラウレート系安定剤、ジオクチ
ルスズメルカプチド系安定剤、スズ・ジオール誘導体、
および、これらの複合体を挙げることができる。上記紫
外線吸収剤としては、290〜400nm波長の光を吸
収する化合物として、例えば、ベンゾフェノン系、ベン
ゾトリアゾール系、サリチル酸フェニルエステル系、ヒ
ンダードアミン系、シアノアクリレート系、桂皮酸系、
アミノブタジエン系化合物等を、該熱接着性樹脂100
重量部に対して、0.5〜40重量部、好ましくは、2
〜20重量部の範囲で、さらには紫外線遮断剤として、
例えば、酸化チタン、亜鉛華、タルク、カオリン、炭酸
カルシウム、酸化鉄等の微粒子を挙げることができ、該
熱接着性樹脂100重量部に対して、1〜80重量部、
好ましくは15〜40重量部の範囲で使用することで屋
外用途での熱接着性樹脂層と塩化ビニルマーキングシー
トに含有される有機顔料や蛍光色等の低褐色性顔料の紫
外線劣化を低減することが可能となる。上記帯電防止剤
としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオ
キシアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、グリセリン脂肪酸エルテル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、アルキルスルホネート、アルキルベンゼンスル
ホネート、アルキルサルフェートアルキルホスフェー
ト、第四級アンモニウムサルフェート等が挙げられ、特
に、転写不良の原因となる静電気による集塵の防止に効
果が認められる。また、上記滑剤としては、公知の材料
が利用でき例えば、ポリエチレンワックスなどの炭化水
素系滑剤、ステアリン酸、オキシ脂肪酸系等の脂肪酸系
滑剤、脂肪酸アミド系滑剤、天然もしくは合成ワック
ス、アルコール系滑剤、フッ素含有ワックス、フッ素樹
脂パウダーなどを挙げることができ、転写性に悪影響が
ない範囲でマーキングシート表面の耐磨耗性の向上、成
膜加工性の向上等の目的で使用される。
【0015】本発明のプラスチックシートは、それ自体
公知の押し出し法、カレンダー法、溶液キャスト法、ゾ
ルキャスト法、セミゾルキャスト法などでシート成形す
ることができるが、好ましくは本発明のプラスチックシ
ートは熱接着性樹脂を含有することからシート成形時に
熱ロール加工を伴わないゾルキャスト法もしくはセミゾ
ルキャスト法が適している。例えば、塩化ビニル系共重
合体フィルムにおいてキャスト法を利用するに際して
は、まず塩化ビニル系共重合体樹脂、熱接着性樹脂、可
塑剤さらに適当な溶媒、例えばブタノール、酢酸ブチ
ル、酢酸エチレングリコールモノメチルエーテル、ジイ
ソブチルケトン、キシロール、芳香族石油ナフサ、ソル
ベントナフサ、トリクレン等の溶媒を単独もしくは複数
種類混合したゾル用溶媒と、必要に応じて前記記載の各
種添加剤とを混合攪拌しペースト状のゾル状高粘度塗工
液を作成し、離型性を有する支持体、例えばシリコン含
有離型性工程紙や表面を離型処理したステンレス板等の
上に流延させた後、約160℃〜220℃、約1分〜1
0分の条件で加熱溶融させ目的とする厚さ30μm〜1
50μmのプラスチックシートを得ることができる。
公知の押し出し法、カレンダー法、溶液キャスト法、ゾ
ルキャスト法、セミゾルキャスト法などでシート成形す
ることができるが、好ましくは本発明のプラスチックシ
ートは熱接着性樹脂を含有することからシート成形時に
熱ロール加工を伴わないゾルキャスト法もしくはセミゾ
ルキャスト法が適している。例えば、塩化ビニル系共重
合体フィルムにおいてキャスト法を利用するに際して
は、まず塩化ビニル系共重合体樹脂、熱接着性樹脂、可
塑剤さらに適当な溶媒、例えばブタノール、酢酸ブチ
ル、酢酸エチレングリコールモノメチルエーテル、ジイ
ソブチルケトン、キシロール、芳香族石油ナフサ、ソル
ベントナフサ、トリクレン等の溶媒を単独もしくは複数
種類混合したゾル用溶媒と、必要に応じて前記記載の各
種添加剤とを混合攪拌しペースト状のゾル状高粘度塗工
液を作成し、離型性を有する支持体、例えばシリコン含
有離型性工程紙や表面を離型処理したステンレス板等の
上に流延させた後、約160℃〜220℃、約1分〜1
0分の条件で加熱溶融させ目的とする厚さ30μm〜1
50μmのプラスチックシートを得ることができる。
【0016】本発明のマーキングシートは図柄面、もし
くは図柄と反対面に粘着剤、例えばアクリル系粘着剤、
ウレタン系粘着剤、シリコン系粘着剤等の粘着剤を10
〜200μmの厚さで設け、さらに粘着剤離型基材を積
層させることができる。被着体の材質と表面状態に応じ
て、接着力が通常50〜5000gr/25mm幅(JIS-Z0
237 粘着テープ・粘着シート試験方法)の粘着剤を使用
するが、使用済みとなった貼り付けマーキングシートを
不要な粘着剤を被着体表面に残留させることなく、かつ
マーキングシートの破断強度を越えるような剥離力を必
要とせず容易に剥離可能な再剥離性を付与するには、特
に接着力を50〜1500gr/25mm幅にすることが好
ましく、より好ましくは500〜900gr/25mm幅に
すればよい。また、1500gr/25mm幅以上の接着力
では永久接着タイプとして、被着体に対し強固な接着特
性を付与することが出来る。
くは図柄と反対面に粘着剤、例えばアクリル系粘着剤、
ウレタン系粘着剤、シリコン系粘着剤等の粘着剤を10
〜200μmの厚さで設け、さらに粘着剤離型基材を積
層させることができる。被着体の材質と表面状態に応じ
て、接着力が通常50〜5000gr/25mm幅(JIS-Z0
237 粘着テープ・粘着シート試験方法)の粘着剤を使用
するが、使用済みとなった貼り付けマーキングシートを
不要な粘着剤を被着体表面に残留させることなく、かつ
マーキングシートの破断強度を越えるような剥離力を必
要とせず容易に剥離可能な再剥離性を付与するには、特
に接着力を50〜1500gr/25mm幅にすることが好
ましく、より好ましくは500〜900gr/25mm幅に
すればよい。また、1500gr/25mm幅以上の接着力
では永久接着タイプとして、被着体に対し強固な接着特
性を付与することが出来る。
【0017】本発明の転写箔は、基材シート上に、イン
キを用いて所望の図柄をグラビア印刷により設けたもの
である。基材シートとしては、紙、またはポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド等のプ
ラスチックフィルムや、アルミ等の金属箔が使用され、
好ましくは耐熱性、透明性、インキ密着性、コスト、塗
工性に優れるポリエステルがよく、塩化ビニル系共重合
シートにグラビア印刷を直接施した場合に見られる塗工
温度、塗工テンションのコントロールの困難さが少な
い。厚みとしては10μm〜250μmのものが好まし
く使用される。これらの基材シートに、必要に応じて予
めアクリル系、シリコン系、ポリアミド系、ポリエステ
ル系等の合成樹脂をコートする等の剥離処理を施したう
えで、従来公知のフッ素系、ビニル系、ウレタン系、セ
ルロース系、ポリエステル系樹脂等を単独、あるいは混
合したものをバインダーとし、顔料、染料等の着色剤、
その他必要な添加剤、溶剤等を加えて混練して調整した
印刷インキをグラビア印刷して転写箔とする。また一般
に転写箔のインキ中には熱可塑性樹脂が含有されている
が、マーキングシートに含有される熱接着性樹脂と同一
の樹脂を含有、あるいは転写箔印刷インキ層表面に積層
することによりさらに熱時相溶性がよくなり、転写性、
密着性を著しく向上させることができる。また、さらに
隠蔽層を一層設けるなど、通常に行われる構成は必要に
応じてとることができる。
キを用いて所望の図柄をグラビア印刷により設けたもの
である。基材シートとしては、紙、またはポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド等のプ
ラスチックフィルムや、アルミ等の金属箔が使用され、
好ましくは耐熱性、透明性、インキ密着性、コスト、塗
工性に優れるポリエステルがよく、塩化ビニル系共重合
シートにグラビア印刷を直接施した場合に見られる塗工
温度、塗工テンションのコントロールの困難さが少な
い。厚みとしては10μm〜250μmのものが好まし
く使用される。これらの基材シートに、必要に応じて予
めアクリル系、シリコン系、ポリアミド系、ポリエステ
ル系等の合成樹脂をコートする等の剥離処理を施したう
えで、従来公知のフッ素系、ビニル系、ウレタン系、セ
ルロース系、ポリエステル系樹脂等を単独、あるいは混
合したものをバインダーとし、顔料、染料等の着色剤、
その他必要な添加剤、溶剤等を加えて混練して調整した
印刷インキをグラビア印刷して転写箔とする。また一般
に転写箔のインキ中には熱可塑性樹脂が含有されている
が、マーキングシートに含有される熱接着性樹脂と同一
の樹脂を含有、あるいは転写箔印刷インキ層表面に積層
することによりさらに熱時相溶性がよくなり、転写性、
密着性を著しく向上させることができる。また、さらに
隠蔽層を一層設けるなど、通常に行われる構成は必要に
応じてとることができる。
【0018】本発明の転写方法は、マーキングシートに
転写箔の図柄面を向かい合わせにセッティングし、熱ロ
ールや熱プレス等により図柄を転写させる方法が用いら
れるが、マーキングシートを作成する際に必要とする熱
を利用し転写させてもよく、例えばカレンダー法で圧延
すると同時に転写させてもよく、またキャスト法で加熱
成膜させる際に必要とする熱を利用し同時に転写させて
もよく、その他熱や圧力を加えることのできる方法を用
いても構わない。
転写箔の図柄面を向かい合わせにセッティングし、熱ロ
ールや熱プレス等により図柄を転写させる方法が用いら
れるが、マーキングシートを作成する際に必要とする熱
を利用し転写させてもよく、例えばカレンダー法で圧延
すると同時に転写させてもよく、またキャスト法で加熱
成膜させる際に必要とする熱を利用し同時に転写させて
もよく、その他熱や圧力を加えることのできる方法を用
いても構わない。
【0019】前述までの構成材料、加工方法により図柄
を施されたマーキングシートはその用途に応じて通常行
われる後加工を行ってもよい。例えば、耐候性をさらに
向上させる目的で、該マーキングシート最表層にポリエ
ステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、フッ素含有樹
脂等の透明フィルムをラミネートすることや、フッ素含
有樹脂塗料をコーティングする等を行ってもよく、紫外
線吸収剤等の紫外線遮断効果のある添加剤を含有しても
よい。特にフッ素含有化合物をフィルムや塗膜の形態で
積層させることは耐候性のみならず、防汚性、耐磨耗性
が向上し好ましい。フッ素含有化合物としては、フッ素
樹脂の主鎖にアクリル系樹脂の側鎖を配したグラフトポ
リマー(低分子オリゴマーでも構わない)やポリフロオ
ロ基含有ビニルモノマーと他のビニルモノマーによる共
重合ポリマー(低分子オリゴマーでも構わない)等が好
ましい。また、上述により得られた図柄付きマーキング
シートはさらに意匠性を高める目的でカッティングやシ
ルクスクリーン印刷、また、必要に応じて機械エンボス
等による表面への凹凸加工により必要な形態に加工して
もよい。さらに該図柄付き塩化ビニルマーキングシート
最表面にもう一層の熱接着性樹脂層を設け、意匠性を高
めるために感熱転写記録方法等のパターニング手段によ
り文字・図柄を施しても差し支えない。
を施されたマーキングシートはその用途に応じて通常行
われる後加工を行ってもよい。例えば、耐候性をさらに
向上させる目的で、該マーキングシート最表層にポリエ
ステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、フッ素含有樹
脂等の透明フィルムをラミネートすることや、フッ素含
有樹脂塗料をコーティングする等を行ってもよく、紫外
線吸収剤等の紫外線遮断効果のある添加剤を含有しても
よい。特にフッ素含有化合物をフィルムや塗膜の形態で
積層させることは耐候性のみならず、防汚性、耐磨耗性
が向上し好ましい。フッ素含有化合物としては、フッ素
樹脂の主鎖にアクリル系樹脂の側鎖を配したグラフトポ
リマー(低分子オリゴマーでも構わない)やポリフロオ
ロ基含有ビニルモノマーと他のビニルモノマーによる共
重合ポリマー(低分子オリゴマーでも構わない)等が好
ましい。また、上述により得られた図柄付きマーキング
シートはさらに意匠性を高める目的でカッティングやシ
ルクスクリーン印刷、また、必要に応じて機械エンボス
等による表面への凹凸加工により必要な形態に加工して
もよい。さらに該図柄付き塩化ビニルマーキングシート
最表面にもう一層の熱接着性樹脂層を設け、意匠性を高
めるために感熱転写記録方法等のパターニング手段によ
り文字・図柄を施しても差し支えない。
【0020】
【実施例】以下、実施例により、本発明を更に詳細に説
明する。尚、実施例中の部数は重量部を表す。
明する。尚、実施例中の部数は重量部を表す。
【0021】実施例1 公知のキャスト法により下記シート原材料からなる樹脂
液を、クレーコート処理した上質紙にポリエステル系の
離型剤を施した160μm厚の工程紙の離型面に厚さが
50μmとなるよう成膜し、工程紙を除去してマーキン
グシートを得た。次いで一方の面に離型処理をした17
0μm厚の両面ポリエチレンラミネート紙の離型面に膜
厚が30μmとなるように設けた、初期接着力が150
0gr/25mm幅(JIS−Z0237粘着テープ・粘
着シート試験方法)で65℃、80%RH、168時間
後の経時接着力が2000gr/25mm幅となる下記粘
着剤原材料からなる粘着剤層を先の白色マーキングシー
トにラミネートし、これに25μm厚のポリエチレンテ
レフタレートフィルム基材にアクリル系樹脂からなる剥
離層、酢酸ビニル系樹脂を主成分とする着色インキを用
いて大理石模様をグラビア印刷してなる図柄層、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体樹脂からなる接着層を順に設
けた転写箔を用いて、加熱ロールにて150℃、4Kg圧
の条件でマーキングシート上に大理石模様を転写させマ
ーキングシートを得た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(ジョンソンポリマー製 ジョンクリル611 軟化点105 ℃) 20部 酸価チタン(石原産業製 タイペークCR80) 50部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 15部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 2部 キシレン 40部 ジイソブチルケトン 40部 −粘着剤− 2液硬化型アクリル系粘着剤 100部 硬化剤 0.87部
液を、クレーコート処理した上質紙にポリエステル系の
離型剤を施した160μm厚の工程紙の離型面に厚さが
50μmとなるよう成膜し、工程紙を除去してマーキン
グシートを得た。次いで一方の面に離型処理をした17
0μm厚の両面ポリエチレンラミネート紙の離型面に膜
厚が30μmとなるように設けた、初期接着力が150
0gr/25mm幅(JIS−Z0237粘着テープ・粘
着シート試験方法)で65℃、80%RH、168時間
後の経時接着力が2000gr/25mm幅となる下記粘
着剤原材料からなる粘着剤層を先の白色マーキングシー
トにラミネートし、これに25μm厚のポリエチレンテ
レフタレートフィルム基材にアクリル系樹脂からなる剥
離層、酢酸ビニル系樹脂を主成分とする着色インキを用
いて大理石模様をグラビア印刷してなる図柄層、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル共重合体樹脂からなる接着層を順に設
けた転写箔を用いて、加熱ロールにて150℃、4Kg圧
の条件でマーキングシート上に大理石模様を転写させマ
ーキングシートを得た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(ジョンソンポリマー製 ジョンクリル611 軟化点105 ℃) 20部 酸価チタン(石原産業製 タイペークCR80) 50部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 15部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 2部 キシレン 40部 ジイソブチルケトン 40部 −粘着剤− 2液硬化型アクリル系粘着剤 100部 硬化剤 0.87部
【0022】実施例2 実施例1と同様の方法で下記シート原材料からなる50
μm厚のマーキングシートを作成し、次に実施例1と同
様の転写箔を用いて、加熱ロールにより透明マーキング
シート上に大理石模様を転写させた。さらに、実施例1
と同様の粘着剤を用いて図柄面に粘着剤をラミネートし
大理石模様付きマーキングシートを得た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(東洋紡績製 バイロン103 軟化点155℃) 20部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 5部 液状エポキシ系可塑剤 5部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 3部 キシレン 30部 ジイソブチルケトン 30部
μm厚のマーキングシートを作成し、次に実施例1と同
様の転写箔を用いて、加熱ロールにより透明マーキング
シート上に大理石模様を転写させた。さらに、実施例1
と同様の粘着剤を用いて図柄面に粘着剤をラミネートし
大理石模様付きマーキングシートを得た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(東洋紡績製 バイロン103 軟化点155℃) 20部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 5部 液状エポキシ系可塑剤 5部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 3部 キシレン 30部 ジイソブチルケトン 30部
【0023】実施例3 実施例1と同様の方法で下記シート原材料からなる50
μm厚のマーキングシートを作成し、下記粘着剤原材料
からなる再剥離容易性を有する、初期接着力が500gr
/25mm幅(JIS−Z0237粘着テープ・粘着シ
ート試験方法)で65℃、80%RH、168時間後の
経時接着力が750gr/25mm幅となる粘着剤を用い
て実施例1と同様の加工を施した。これに25μm厚の
ポリエステルテレフタレートフィルム基材にアクリル系
樹脂からなる剥離層、スチレン−アクリル系樹脂を主成
分とする着色インキを用いて、木目模様をグラビア印刷
してなる図柄層、ポリエステル系樹脂からなる接着層を
順に設けた転写箔を用いて、実施例1と同様の方法で水
玉模様を転写し、木目模様付きマーキングシートを得
た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(東洋紡績製 バイロン103 軟化点155℃ ポリエステル 樹脂) 12部 熱接着性樹脂(第一工業製薬製 モノペットSB 融点78℃ ショ糖オクタ 安息香酸エステル) 8部 酸価チタン(石原産業製 タイペークCR80) 50部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 15部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 2部 キシレン 40部 ジイソブチルケトン 40部 −粘着剤− 2液硬化型再剥離容易性アクリル系粘着剤 100部 硬化剤 0.25部
μm厚のマーキングシートを作成し、下記粘着剤原材料
からなる再剥離容易性を有する、初期接着力が500gr
/25mm幅(JIS−Z0237粘着テープ・粘着シ
ート試験方法)で65℃、80%RH、168時間後の
経時接着力が750gr/25mm幅となる粘着剤を用い
て実施例1と同様の加工を施した。これに25μm厚の
ポリエステルテレフタレートフィルム基材にアクリル系
樹脂からなる剥離層、スチレン−アクリル系樹脂を主成
分とする着色インキを用いて、木目模様をグラビア印刷
してなる図柄層、ポリエステル系樹脂からなる接着層を
順に設けた転写箔を用いて、実施例1と同様の方法で水
玉模様を転写し、木目模様付きマーキングシートを得
た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(東洋紡績製 バイロン103 軟化点155℃ ポリエステル 樹脂) 12部 熱接着性樹脂(第一工業製薬製 モノペットSB 融点78℃ ショ糖オクタ 安息香酸エステル) 8部 酸価チタン(石原産業製 タイペークCR80) 50部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 15部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 2部 キシレン 40部 ジイソブチルケトン 40部 −粘着剤− 2液硬化型再剥離容易性アクリル系粘着剤 100部 硬化剤 0.25部
【0024】実施例4 実施例1と同様の方法で下記シート原材料からなる50
μm厚のマーキングシートを作成し、実施例3と同様の
粘着剤加工を施した。これに実施例3と同様の転写箔を
用い実施例1と同様の方法で加工を施し木目模様を転写
し、木目模様付きマーキングシートを得た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(ダイセル化学工業製 プラクセルH7 融点60℃ ポリカプ ロラクトン) 20部 酸価チタン(石原産業製 タイペークCR80) 50部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 15部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 2部 トルエン 5部 キシレン 35部 ジイソブチルケトン 40部
μm厚のマーキングシートを作成し、実施例3と同様の
粘着剤加工を施した。これに実施例3と同様の転写箔を
用い実施例1と同様の方法で加工を施し木目模様を転写
し、木目模様付きマーキングシートを得た。 −マーキングシート− 塩化ビニル樹脂(日本ゼオン製 ゼオン24 重合度1300)100部 熱接着性樹脂(ダイセル化学工業製 プラクセルH7 融点60℃ ポリカプ ロラクトン) 20部 酸価チタン(石原産業製 タイペークCR80) 50部 液状ポリエステル可塑剤(旭電化工業製 アデカサイザーPN260) 20部 液状フタル酸エステル可塑剤(チッソ製 DOP) 15部 熱安定剤(バリウム/亜鉛系) 3部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 2部 トルエン 5部 キシレン 35部 ジイソブチルケトン 40部
【0025】実施例5 実施例1と同様の方法で実施例3と同様のシート原材料
からなる50μm厚のマーキングシートを作成し、実施
例1と同様の粘着剤加工を施した。これに25μm厚の
ポリエチレンテレフタレートフィルム基材上にアクリル
系樹脂からなる剥離層、スチレン−アクリル系樹脂を主
成分とする着色インキを用いて御影石模様をグラビア印
刷してなる図柄層、ポリエステル系樹脂とショ糖オクタ
安息香酸エステルを6/4の比率で混合したものからな
る接着層を順に設けた転写箔を用いて、加熱ロールによ
り御影石模様を転写させ、御影石模様付きマーキングシ
ートを得た。
からなる50μm厚のマーキングシートを作成し、実施
例1と同様の粘着剤加工を施した。これに25μm厚の
ポリエチレンテレフタレートフィルム基材上にアクリル
系樹脂からなる剥離層、スチレン−アクリル系樹脂を主
成分とする着色インキを用いて御影石模様をグラビア印
刷してなる図柄層、ポリエステル系樹脂とショ糖オクタ
安息香酸エステルを6/4の比率で混合したものからな
る接着層を順に設けた転写箔を用いて、加熱ロールによ
り御影石模様を転写させ、御影石模様付きマーキングシ
ートを得た。
【0026】実施例6 実施例5で得られたマーキングシートEの図柄面上に、
さらに下記原材料からなるフッ素含有樹脂塗料を乾燥後
の膜厚が2.0μmとなるようにバーコーターにて塗布
したのち80℃、30秒間乾燥させることにより図柄保
護層を設け、御影石模様付きマーキングシートを得た。 −図柄保護層− フッ素系共重合樹脂(旭硝子製 FT−1030 ) 10部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 5部 溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) 85部
さらに下記原材料からなるフッ素含有樹脂塗料を乾燥後
の膜厚が2.0μmとなるようにバーコーターにて塗布
したのち80℃、30秒間乾燥させることにより図柄保
護層を設け、御影石模様付きマーキングシートを得た。 −図柄保護層− フッ素系共重合樹脂(旭硝子製 FT−1030 ) 10部 紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系) 5部 溶剤(トルエン/メチルエチルケトン=1/1) 85部
【0027】実施例7 実施例1のシート原材料を下記に変更した以外は実施例
1と全く同様にして大理石模様付きマーキングシートを
得た。 −マーキングシート− 酸化チタン(石原産業製 タイペークCR80) 30部 ポリウレタン樹脂(ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート/ポリヘキサメ チレンカーボネートジオール(Mw 1000) /プロピレングリコール/イソホロンジ アミン=4/1/1/1( モル比) ) 100部 熱接着性樹脂(東洋紡績製 バイロン103 軟化点158℃ 飽和ポリエス テル樹脂) 20部 紫外線吸収剤(チバガイギー製 チヌビン326) 2部 溶剤(シクロヘキサノン/ジイソブチルケトン=2/1) 400部 実施例の評価 上記の実施例で得られた図柄模様付きマーキングシート
について、転写箔の転写性、転写後の耐擦過性、耐引掻
性、密着性およびマーキングシートの再剥離性について
評価を行った。結果を表1に示す。
1と全く同様にして大理石模様付きマーキングシートを
得た。 −マーキングシート− 酸化チタン(石原産業製 タイペークCR80) 30部 ポリウレタン樹脂(ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート/ポリヘキサメ チレンカーボネートジオール(Mw 1000) /プロピレングリコール/イソホロンジ アミン=4/1/1/1( モル比) ) 100部 熱接着性樹脂(東洋紡績製 バイロン103 軟化点158℃ 飽和ポリエス テル樹脂) 20部 紫外線吸収剤(チバガイギー製 チヌビン326) 2部 溶剤(シクロヘキサノン/ジイソブチルケトン=2/1) 400部 実施例の評価 上記の実施例で得られた図柄模様付きマーキングシート
について、転写箔の転写性、転写後の耐擦過性、耐引掻
性、密着性およびマーキングシートの再剥離性について
評価を行った。結果を表1に示す。
【0028】
【発明の効果】本発明により複雑な加工処理工程を経る
ことなく、小ロット対応が可能で、安価で生産効率のよ
い精巧な図柄が施されたマーキングシートが得られた。
また、本発明により得られるマーキングシートはマーキ
ング施工で必要とされる柔軟性、寸法安定性、耐候性を
保持した上に、文字・図柄の密着性が優れているので、
充分実用に耐えうるものである。
ことなく、小ロット対応が可能で、安価で生産効率のよ
い精巧な図柄が施されたマーキングシートが得られた。
また、本発明により得られるマーキングシートはマーキ
ング施工で必要とされる柔軟性、寸法安定性、耐候性を
保持した上に、文字・図柄の密着性が優れているので、
充分実用に耐えうるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 緒方 敬三 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内 (72)発明者 木村 康典 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内 (72)発明者 柏岡 元彦 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 熱接着性樹脂を含有するプラスチックシ
ートに、転写インキ層を支持体に設けてなる転写箔を用
い、所望の図柄が転写されていることを特徴とする塩化
ビニルマーキングシート。 - 【請求項2】 図柄面、もしくは図柄と反対面に粘着剤
層と離型基材を設けることを特徴とする請求項1記載の
マーキングシート。 - 【請求項3】 熱接着性樹脂の一部または全部がショ糖
エステル、またはポリカプロラクトンであることを特徴
とする請求項1ないし2記載のマーキングシート。 - 【請求項4】 転写箔の転写インキ層がマーキングシー
トに含有される熱接着性樹脂層と同一の熱接着性樹脂を
含有することを特徴とする請求項1ないし3記載のマー
キングシート。 - 【請求項5】 図柄が転写された最表面にフッ素樹脂層
が設けてあることを特徴とする請求項1ないし4記載の
マーキングシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22442193A JPH0776199A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | マーキングシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22442193A JPH0776199A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | マーキングシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0776199A true JPH0776199A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16813522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22442193A Pending JPH0776199A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | マーキングシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776199A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1035195A (ja) * | 1996-07-18 | 1998-02-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 水圧転写用シート、該水圧転写用シートを使用する水圧転写方法、及び該水圧転写用シートによる転写層を有する成形体 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP22442193A patent/JPH0776199A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1035195A (ja) * | 1996-07-18 | 1998-02-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 水圧転写用シート、該水圧転写用シートを使用する水圧転写方法、及び該水圧転写用シートによる転写層を有する成形体 |
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