JPH0776277B2 - プリプレグ被覆方法及びプリプレグ被覆材料 - Google Patents
プリプレグ被覆方法及びプリプレグ被覆材料Info
- Publication number
- JPH0776277B2 JPH0776277B2 JP13392990A JP13392990A JPH0776277B2 JP H0776277 B2 JPH0776277 B2 JP H0776277B2 JP 13392990 A JP13392990 A JP 13392990A JP 13392990 A JP13392990 A JP 13392990A JP H0776277 B2 JPH0776277 B2 JP H0776277B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prepreg
- prepreg coating
- layer
- room temperature
- resin composition
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、海洋鋼構造物等の乾湿交番部に重防食被覆を
施すためのプリプレグ被覆方法及びそれに用いるプリプ
レグ被覆材に関するものである。
施すためのプリプレグ被覆方法及びそれに用いるプリプ
レグ被覆材に関するものである。
[従来技術と問題点] 従来、海洋鋼構造物の没水部、乾湿交番部、飛沫部など
の防食用被覆として、タールエポキシ樹脂塗料、厚膜ポ
リウレタン塗料、厚膜エポキシ樹脂塗料などが使用され
ている。
の防食用被覆として、タールエポキシ樹脂塗料、厚膜ポ
リウレタン塗料、厚膜エポキシ樹脂塗料などが使用され
ている。
しかしながら、タールエポキシ樹脂塗料は、防食性は比
較的よいが、耐衝撃性が極めて劣り、その結果塗膜が損
傷されやすく、且つ防食性の低下を招きやすい。また塗
膜の強度および硬度が低く、鋼構造物の運搬中や据付時
に破壊を起こしやすく、しかも組成面からタールは臭
気、発ガン性等衛生上の問題を有しているので好ましく
ない。
較的よいが、耐衝撃性が極めて劣り、その結果塗膜が損
傷されやすく、且つ防食性の低下を招きやすい。また塗
膜の強度および硬度が低く、鋼構造物の運搬中や据付時
に破壊を起こしやすく、しかも組成面からタールは臭
気、発ガン性等衛生上の問題を有しているので好ましく
ない。
また、厚膜ポリウレタン塗料は、防食性、塗装作業性の
面で劣り、その上付着性においても信頼性に欠けるとい
う問題を残している。
面で劣り、その上付着性においても信頼性に欠けるとい
う問題を残している。
さらに、厚膜エポキシ樹脂塗料は、塗装作業性、耐衝撃
性に劣り、しかも均一な厚膜を得にくいという作業性の
問題を有している。
性に劣り、しかも均一な厚膜を得にくいという作業性の
問題を有している。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、従来の海洋鋼構造物の防食被覆に見られ
る問題点を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、特定の
プリプレグ材を用いた新規な被覆方法を用いることによ
りこれらの問題点が解決できることを見出し、本発明を
完成するに至った。
る問題点を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、特定の
プリプレグ材を用いた新規な被覆方法を用いることによ
りこれらの問題点が解決できることを見出し、本発明を
完成するに至った。
かくして、本発明に従えば、 (i)鋼材表面に、常温で反応硬化性のエポキシ樹脂プ
ライマー組成物を塗布し、上層となる下記プリプレグ被
覆層との初期粘着力が0.5g/cm以上になるまで硬化させ
て接着性プライマー層を形成し、 (ii)該接着性プライマー層の上に、常温で反応硬化性
の液状樹脂組成物を繊維加工補強材に含浸させて、永久
変形可能な可塑性が発現する固体状になるまで硬化させ
たプリプレグ被覆層を貼り合せ、ついで (iii)該接着性プライマー層及び該プリプレグ被覆層
の両層を完全に密着硬化させることを特徴とするプリプ
レグ被覆方法及び二次元に広がりを有する繊維加工補強
材に、常温で反応硬化性の液状樹脂組成物を一定の厚さ
に含浸させて、永久変形可能な可塑性が発現する固体状
になるまで硬化させてなる重防食用プリプレグ被覆材料
が提供される。
ライマー組成物を塗布し、上層となる下記プリプレグ被
覆層との初期粘着力が0.5g/cm以上になるまで硬化させ
て接着性プライマー層を形成し、 (ii)該接着性プライマー層の上に、常温で反応硬化性
の液状樹脂組成物を繊維加工補強材に含浸させて、永久
変形可能な可塑性が発現する固体状になるまで硬化させ
たプリプレグ被覆層を貼り合せ、ついで (iii)該接着性プライマー層及び該プリプレグ被覆層
の両層を完全に密着硬化させることを特徴とするプリプ
レグ被覆方法及び二次元に広がりを有する繊維加工補強
材に、常温で反応硬化性の液状樹脂組成物を一定の厚さ
に含浸させて、永久変形可能な可塑性が発現する固体状
になるまで硬化させてなる重防食用プリプレグ被覆材料
が提供される。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明の方法における接着性プライマー層の形成に用い
る常温で反応硬化性のエポキシ樹脂系プライマー組成物
は、従来から公知の2液型エポキシ樹脂系組成物が用い
られる。エポキシ樹脂としては例えばビスフェノールA
型、ビスフェノールF型、ビスフェノールAD型、ノボラ
ック型などが、また硬化剤としては、たとえば変性脂肪
族アミン、変性芳香族アミンなどの変性アミン系硬化剤
またはチオール系硬化剤が用いられる。
る常温で反応硬化性のエポキシ樹脂系プライマー組成物
は、従来から公知の2液型エポキシ樹脂系組成物が用い
られる。エポキシ樹脂としては例えばビスフェノールA
型、ビスフェノールF型、ビスフェノールAD型、ノボラ
ック型などが、また硬化剤としては、たとえば変性脂肪
族アミン、変性芳香族アミンなどの変性アミン系硬化剤
またはチオール系硬化剤が用いられる。
上記接着性プライマー組成物は、鋼材表面に一般に乾燥
膜厚で10〜100μmの範囲で直接塗布され、上層として
貼り付けるプリプレグ被覆層との初期粘着力が、0.5g/c
m以上となるまで、常温で反応硬化させて接着性プライ
マー層とする。ここで、プライマー層の硬化状態が上記
の条件からはずれる場合、すなわちプライマー層の乾燥
・硬化が余り進まない、または進みすぎた状態の場合、
プリプレグ被覆層との初期密着力が不足し、貼りつけ作
業時のずれ、垂直面でのプリプレグ被覆層のずり落ち
や、曲面でのプリプレグ被覆層の跳ね返りによる剥れが
問題となる。該接着性プライマー組成物は塗布→乾燥→
硬化過程で粘着性発揮時間が長く、常温で反応硬化し、
鋼材素地および上層のプリプレグ被覆層との密着性、防
食性に優れるという特徴を有している。
膜厚で10〜100μmの範囲で直接塗布され、上層として
貼り付けるプリプレグ被覆層との初期粘着力が、0.5g/c
m以上となるまで、常温で反応硬化させて接着性プライ
マー層とする。ここで、プライマー層の硬化状態が上記
の条件からはずれる場合、すなわちプライマー層の乾燥
・硬化が余り進まない、または進みすぎた状態の場合、
プリプレグ被覆層との初期密着力が不足し、貼りつけ作
業時のずれ、垂直面でのプリプレグ被覆層のずり落ち
や、曲面でのプリプレグ被覆層の跳ね返りによる剥れが
問題となる。該接着性プライマー組成物は塗布→乾燥→
硬化過程で粘着性発揮時間が長く、常温で反応硬化し、
鋼材素地および上層のプリプレグ被覆層との密着性、防
食性に優れるという特徴を有している。
また、プライマー層の強度、防食性等の機能をさらに向
上させる必要がある場合には、プライマー組成物にフレ
ーク顔料、防錆顔料など各種公知のフィラーを分散する
ことによって達成できる。
上させる必要がある場合には、プライマー組成物にフレ
ーク顔料、防錆顔料など各種公知のフィラーを分散する
ことによって達成できる。
次に、前記した接着性プライマー層に貼り合わされてプ
リプレグ被覆層を形成する重防食用プリプレグ被覆材
は、二次元に広がりを有する繊維加工補強材(以下、
「面状補強材」という)に常温で反応硬化性の液状樹脂
組成物を0.5〜5mmの範囲で一定の厚さになるように含浸
させて、永久変形可能な可塑剤が発現する固体状になる
まで硬化させたものである。
リプレグ被覆層を形成する重防食用プリプレグ被覆材
は、二次元に広がりを有する繊維加工補強材(以下、
「面状補強材」という)に常温で反応硬化性の液状樹脂
組成物を0.5〜5mmの範囲で一定の厚さになるように含浸
させて、永久変形可能な可塑剤が発現する固体状になる
まで硬化させたものである。
前記面状補強材は、反応硬化性液状樹脂組成物の均一膜
厚成型性を助け、海洋における漂流物などの衝撃による
塗膜損傷の防止と被覆膜の補強、耐屈曲性を向上させる
役目をはたす。
厚成型性を助け、海洋における漂流物などの衝撃による
塗膜損傷の防止と被覆膜の補強、耐屈曲性を向上させる
役目をはたす。
面状補強材の材質としては、従来から公知の有機繊維及
び無機繊維が使用される。有機繊維としては、例えば木
綿・麻・羊毛・絹などの天然繊維、アセテート・アクリ
ル・ポリエテル・ポリウレタン・ポリオレフィン・ポリ
アミド・ポリイミドなどの合成繊維を挙げることがで
き、また無機繊維としては、例えばガラス・カーボン・
ボロン・アルミナ・炭化珪素・窒化珪素・ステンレスス
チールなどの繊維を挙げることができる。これらは長繊
維または短繊維から加工成型した織布・不織布・ペーパ
ー・マットなどのメッシュ状成型物や多孔質のフィルム
・シートなどの形状で使用される。
び無機繊維が使用される。有機繊維としては、例えば木
綿・麻・羊毛・絹などの天然繊維、アセテート・アクリ
ル・ポリエテル・ポリウレタン・ポリオレフィン・ポリ
アミド・ポリイミドなどの合成繊維を挙げることがで
き、また無機繊維としては、例えばガラス・カーボン・
ボロン・アルミナ・炭化珪素・窒化珪素・ステンレスス
チールなどの繊維を挙げることができる。これらは長繊
維または短繊維から加工成型した織布・不織布・ペーパ
ー・マットなどのメッシュ状成型物や多孔質のフィルム
・シートなどの形状で使用される。
面状補強材に含浸される反応硬化性液状樹脂組成物は、
常温で反応硬化する2液型エポキシ、ポリウレタン、不
飽和ポリステル系樹脂などを主成分とするものである。
常温で反応硬化する2液型エポキシ、ポリウレタン、不
飽和ポリステル系樹脂などを主成分とするものである。
2液型エポキシ系樹脂組成物としては、ビスフェノール
A型、ビスフェノールF型、ビスフェノールAD型、フェ
ノール、クレゾール等のノボラック型、アクリレート変
性、ウレタン変性、ポリブタジエンゴム変性などの変性
エポキシ樹脂が使用でき、これらは低粘度、素地との密
着性、防食性、耐衝撃性、可焼性などの性能に優れると
いう特徴を有する。
A型、ビスフェノールF型、ビスフェノールAD型、フェ
ノール、クレゾール等のノボラック型、アクリレート変
性、ウレタン変性、ポリブタジエンゴム変性などの変性
エポキシ樹脂が使用でき、これらは低粘度、素地との密
着性、防食性、耐衝撃性、可焼性などの性能に優れると
いう特徴を有する。
これらのエポキシ樹脂は、耐衝撃性、可焼性、耐水性な
どの特徴を有するアミン系硬化剤で反応硬化させるが、
たとえば変性脂肪族アミン、変性芳香族アミン、複素環
状ジアミン、ポリアミン・マンニッヒ誘導体、脂肪族ポ
リアミンマイケル付加物など各種公知のアミン系硬化剤
が使用される。
どの特徴を有するアミン系硬化剤で反応硬化させるが、
たとえば変性脂肪族アミン、変性芳香族アミン、複素環
状ジアミン、ポリアミン・マンニッヒ誘導体、脂肪族ポ
リアミンマイケル付加物など各種公知のアミン系硬化剤
が使用される。
ポリウレタン系樹脂組成物は、ポリオール成分として無
溶剤で耐衝撃性、応力緩和性、耐摩耗性、耐候性、耐水
性などに優れるたとえばアルコキシ化ビスフェノールA
ヒマシ油脂肪酸エステル、エポキシ変性ポリオールなど
を用い、これにイソシアネート系硬化剤成分として、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、メタキシレンジイソシアネートなどの単量体、
またはビウレット、アロファネート、イソシアヌレー
ト、ウレタンアダクトなどの多量体を配合してなるもの
である。
溶剤で耐衝撃性、応力緩和性、耐摩耗性、耐候性、耐水
性などに優れるたとえばアルコキシ化ビスフェノールA
ヒマシ油脂肪酸エステル、エポキシ変性ポリオールなど
を用い、これにイソシアネート系硬化剤成分として、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、メタキシレンジイソシアネートなどの単量体、
またはビウレット、アロファネート、イソシアヌレー
ト、ウレタンアダクトなどの多量体を配合してなるもの
である。
不飽和ポリエステル系樹脂組成物は、(無水)マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和二塩基性酸と、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリ
ン、プロピレングリコールなどの多価アルコールを主体
とし、これに無水フタル酸、イソフタル酸、アジピン酸
などの飽和多塩基酸を一部配合して合成されるポリエス
テル又はアクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸と、
エポキシ樹脂を反応させてなるビニルエステル樹脂を、
スチレン、ビニルトルエン、アクリルエステルなるビニ
ルモノマーに溶解したものである。
酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和二塩基性酸と、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリ
ン、プロピレングリコールなどの多価アルコールを主体
とし、これに無水フタル酸、イソフタル酸、アジピン酸
などの飽和多塩基酸を一部配合して合成されるポリエス
テル又はアクリル酸、メタクリル酸などの不飽和酸と、
エポキシ樹脂を反応させてなるビニルエステル樹脂を、
スチレン、ビニルトルエン、アクリルエステルなるビニ
ルモノマーに溶解したものである。
前記した反応硬化性液状樹脂組成物の耐衝撃性、耐摩耗
性、防食性、応力緩和性などをさらに向上させるために
は、各種公知のフィラーが必要に応じて配合される。
性、防食性、応力緩和性などをさらに向上させるために
は、各種公知のフィラーが必要に応じて配合される。
たとえば、微粉系フィラーとしては、変性ポリエチレン
系微粉、架橋フェノール樹脂系微粉、ポリフェニレンサ
ルファイド系微粉、フェノキシ樹脂系微粉などが、バル
ーン系フィラーとしては、ガラスバルーン、シラスバル
ーン、プラスチックバルーンなどが、フレーク系フィラ
ーとしては、チタンフレーク、アルミフレーク、ステン
レスフレーク、クロムフレーク、マイカフレークなどを
挙げることができる。また、体質顔料としては、タル
ク、マイカ、タンカル、バリタ、シリカなどを挙げるこ
とができる。
系微粉、架橋フェノール樹脂系微粉、ポリフェニレンサ
ルファイド系微粉、フェノキシ樹脂系微粉などが、バル
ーン系フィラーとしては、ガラスバルーン、シラスバル
ーン、プラスチックバルーンなどが、フレーク系フィラ
ーとしては、チタンフレーク、アルミフレーク、ステン
レスフレーク、クロムフレーク、マイカフレークなどを
挙げることができる。また、体質顔料としては、タル
ク、マイカ、タンカル、バリタ、シリカなどを挙げるこ
とができる。
前記の反応硬化性液状樹脂組成物は、面状補強材に含浸
されるが、含浸作業性のためには低粘度が望ましく、ま
た膜厚確保、安全衛生面などからは溶剤は少ない方が望
ましい。さらに、低温作業時等に必要に応じて低粘度の
反応性または非反応性希釈剤の使用も可能である。
されるが、含浸作業性のためには低粘度が望ましく、ま
た膜厚確保、安全衛生面などからは溶剤は少ない方が望
ましい。さらに、低温作業時等に必要に応じて低粘度の
反応性または非反応性希釈剤の使用も可能である。
含浸方法としては、たとえば下記のような方法がある。
(1)含浸樹脂組成物を一定の厚みに流延し、その上か
ら、面状補強材を沈み込ませる。
ら、面状補強材を沈み込ませる。
(2)含浸樹脂組成物で満たされた容器内に面状補強材
を浸漬して、過剰の樹脂組成物をかき取りながらひき上
げる。
を浸漬して、過剰の樹脂組成物をかき取りながらひき上
げる。
(3)面状補強材を、二枚の離型紙ではさんで、その間
に含浸樹脂組成物を充填し、一定のクリアランスを有す
る2本ロールをしごきながら通す。
に含浸樹脂組成物を充填し、一定のクリアランスを有す
る2本ロールをしごきながら通す。
前記のようにして、面状補強材に含浸樹脂組成物を含浸
させ、常温で反応硬化させて、これを永久変形可能な可
塑性が発現する固体状となるまで硬化させプリプレグ被
覆材を作成する。このプリプレグ被覆材は、接着性プラ
イマー層に貼り付けられるが、プリプレグ被覆材の硬化
状態は前記した状態にあることが必要である。もしそう
でない場合、例えば硬化が余り進んでいない液状の場合
には貼り付け作業が非常に困難であり、しかも貼り付け
後の溶剤の揮散や樹脂の硬化による歪の発生残存が大き
くなり、被覆系の耐久性が期待できなくなるし、逆に硬
化が進みすぎると、プリプレグの可塑性が失われて、平
面形状以外の鋼構造物への被覆が困難になる。
させ、常温で反応硬化させて、これを永久変形可能な可
塑性が発現する固体状となるまで硬化させプリプレグ被
覆材を作成する。このプリプレグ被覆材は、接着性プラ
イマー層に貼り付けられるが、プリプレグ被覆材の硬化
状態は前記した状態にあることが必要である。もしそう
でない場合、例えば硬化が余り進んでいない液状の場合
には貼り付け作業が非常に困難であり、しかも貼り付け
後の溶剤の揮散や樹脂の硬化による歪の発生残存が大き
くなり、被覆系の耐久性が期待できなくなるし、逆に硬
化が進みすぎると、プリプレグの可塑性が失われて、平
面形状以外の鋼構造物への被覆が困難になる。
[作用及び効果] 本発明において、接着性プライマー層上にプリプレグ被
覆材が貼り合せられ、完全に密着硬化させて得られる完
全硬化膜は、重防食被覆層として用いることができ、そ
の機能は、 (i)耐衝撃性、強靭性 (ii)鋼材腐食因子(O2、H2O、Clなど)の遮断性 (iii)下層(プライマー)との付着性 などに優れ、下層の防食層(プライマー層)の環境から
の保護作用をするとともに (iv)上記(i)〜(iii)の長期耐久性にも優れると
いう効果がある。
覆材が貼り合せられ、完全に密着硬化させて得られる完
全硬化膜は、重防食被覆層として用いることができ、そ
の機能は、 (i)耐衝撃性、強靭性 (ii)鋼材腐食因子(O2、H2O、Clなど)の遮断性 (iii)下層(プライマー)との付着性 などに優れ、下層の防食層(プライマー層)の環境から
の保護作用をするとともに (iv)上記(i)〜(iii)の長期耐久性にも優れると
いう効果がある。
[実施例] 以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。実
施例中の「部」は「重量部」を意味する。
施例中の「部」は「重量部」を意味する。
実施例1〜4 表−1に示す被覆プライマー組成物を鋼材表面に50μm
(乾燥膜厚)になるように塗装し、プリプレグ層との初
期粘着力が1g/cmになるまで常温乾燥させ、ついで、そ
の上に表−1に示す厚さ1.5mmのプリプレグ被覆材を貼
り合せて完全に硬化させた。かくして得られた完全硬化
膜を表−1に示す性能試験に供した。
(乾燥膜厚)になるように塗装し、プリプレグ層との初
期粘着力が1g/cmになるまで常温乾燥させ、ついで、そ
の上に表−1に示す厚さ1.5mmのプリプレグ被覆材を貼
り合せて完全に硬化させた。かくして得られた完全硬化
膜を表−1に示す性能試験に供した。
比較例1〜3 プリプレグ被覆の代わりに、表−1に示す関西ペイント
社製の塗料を使用した。
社製の塗料を使用した。
注)A:アラルダイトXPY−307(ノボラック型エポキシ樹
脂:日本チバガイギー社製) B:アラルダイトPY−302−2(ビスフェノールA/Fエポキ
シ樹脂:日本チバガイギー社製) C:エピクロン 803(ビスフェノールF型エポキシ樹脂:
大日本インキ化学) D:エピクロン 5300−70(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂:大日本インキ化学) E:URIC AC−003(アルコキシル化ビスフェノールAと
ヒマシ油脂肪エステル:伊藤製油) I:DSK NS−170(変性アミンMXDA−AN;ヘンケル白水) II:フジキュアー5405(ポリアミンマンニッヒ誘導体:
富士化成) III:パーマポールP−780(ポリエーテルウレタンチオ
ール:日本触媒化学) IV:タイトクラールSK−900 FCB(変性脂肪族ポリアミ
ン:大都産業) V:ハードナーXB−3149(変性ポリアミド:日本チバガイ
ギー) VI:アデカハードナーEH−235(変性脂肪族アミン:旭電
化) VII:MDI−CR 200(クルードMDI:三井東圧化学) a:Expance1DE#551(プラスチックバルーン:日本フィ
ライト) b:グラスバブルズC15/250(ガラスバルーン:住友スリ
ーエム) c:アルペーストRRA 050(クロムフレークペースト:東
洋アルミ) d:チョップストランドマットMC−300N(ガラス短繊維マ
ット:日東紡績) e:グラスクロスWF(ガラス長繊維クロス:日東紡績) f:KVP−A−2(アラミド繊維紙:大福製紙)
脂:日本チバガイギー社製) B:アラルダイトPY−302−2(ビスフェノールA/Fエポキ
シ樹脂:日本チバガイギー社製) C:エピクロン 803(ビスフェノールF型エポキシ樹脂:
大日本インキ化学) D:エピクロン 5300−70(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂:大日本インキ化学) E:URIC AC−003(アルコキシル化ビスフェノールAと
ヒマシ油脂肪エステル:伊藤製油) I:DSK NS−170(変性アミンMXDA−AN;ヘンケル白水) II:フジキュアー5405(ポリアミンマンニッヒ誘導体:
富士化成) III:パーマポールP−780(ポリエーテルウレタンチオ
ール:日本触媒化学) IV:タイトクラールSK−900 FCB(変性脂肪族ポリアミ
ン:大都産業) V:ハードナーXB−3149(変性ポリアミド:日本チバガイ
ギー) VI:アデカハードナーEH−235(変性脂肪族アミン:旭電
化) VII:MDI−CR 200(クルードMDI:三井東圧化学) a:Expance1DE#551(プラスチックバルーン:日本フィ
ライト) b:グラスバブルズC15/250(ガラスバルーン:住友スリ
ーエム) c:アルペーストRRA 050(クロムフレークペースト:東
洋アルミ) d:チョップストランドマットMC−300N(ガラス短繊維マ
ット:日東紡績) e:グラスクロスWF(ガラス長繊維クロス:日東紡績) f:KVP−A−2(アラミド繊維紙:大福製紙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C23F 11/00 G 8414−4K B29K 105:06 B29L 9:00 (72)発明者 上寺 孝明 東京都港区元赤坂1丁目5番26号 社団法 人日本塗料工業会内 (72)発明者 西村 田人 東京都港区元赤坂1丁目5番26号 社団法 人日本塗料工業会内 (72)発明者 佐野 俊一 東京都港区元赤坂1丁目5番26号 社団法 人日本塗料工業会内 (72)発明者 斎賀 徹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町603番2号221
Claims (2)
- 【請求項1】(i)鋼材表面に、常温で反応硬化性のエ
ポキシ樹脂プライマー組成物を塗布し、上層となる下記
プリプレグ被覆層との初期粘着力が0.5g/cm以上になる
まで硬化させて接着性プライマー層を形成し、 (ii)該接着性プライマー層の上に、常温で反応硬化性
の液状樹脂組成物を繊維加工補強材に含浸させて、永久
変形可能な可塑性が発現する固体状になるまで硬化させ
たプリプレグ被覆層を貼り合せ、ついで (iii)該接着性プライマー層及び該プリプレグ被覆層
の両層を完全に密着硬化させることを特徴とするプリプ
レグ被覆方法。 - 【請求項2】二次元に広がりを有する繊維加工補強材
に、常温で反応硬化性の液状樹脂組成物を一定の厚さに
含浸させて、永久変形可能な可塑性が発現する固体状に
なるまで硬化させてなる重防食用プリプレグ被覆材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13392990A JPH0776277B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | プリプレグ被覆方法及びプリプレグ被覆材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13392990A JPH0776277B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | プリプレグ被覆方法及びプリプレグ被覆材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0428530A JPH0428530A (ja) | 1992-01-31 |
| JPH0776277B2 true JPH0776277B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=15116380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13392990A Expired - Lifetime JPH0776277B2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | プリプレグ被覆方法及びプリプレグ被覆材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776277B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190068009A (ko) * | 2017-12-08 | 2019-06-18 | 도레이첨단소재 주식회사 | 프리프레그 및 이를 이용한 섬유강화플라스틱의 제조방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023071578A (ja) * | 2021-11-11 | 2023-05-23 | 積水化学工業株式会社 | レールの腐食防止方法、レールの補修構造 |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP13392990A patent/JPH0776277B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190068009A (ko) * | 2017-12-08 | 2019-06-18 | 도레이첨단소재 주식회사 | 프리프레그 및 이를 이용한 섬유강화플라스틱의 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0428530A (ja) | 1992-01-31 |
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