JPH0776517A - 医薬用組成物 - Google Patents
医薬用組成物Info
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- JPH0776517A JPH0776517A JP22194393A JP22194393A JPH0776517A JP H0776517 A JPH0776517 A JP H0776517A JP 22194393 A JP22194393 A JP 22194393A JP 22194393 A JP22194393 A JP 22194393A JP H0776517 A JPH0776517 A JP H0776517A
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Abstract
均一な粒子径を有する微小球形粒子に、疎水性物質及び
/又は水不溶性高分子からなる被膜を被覆してなる医薬
溶組成物である。 【効果】 水懸濁後数時間〜数日間の長時間・長期間に
わたる味のマスキング、消化管内における溶出性、バイ
オアベイラビリティに優れている。
Description
し、かつ用時水に懸濁した後も長時間薬物の不快な味の
漏出を抑制するとともに、消化管に移行した際の薬物の
溶出を速やかに達成することにより、薬物のバイオアベ
イラビリティ(生物学的利用率)を損なうことのない医
薬用組成物に関する。
合、患者が散剤、粒剤、ドライシロップ剤として服用す
ることは多大な苦痛となり、特に小児は吐き出したりし
てコンプライアンス上好ましいとは言えない。
ら小児用剤形として選択されるが、用時水に懸濁した
後、長時間薬物の不快な味の漏出を抑制するとともに、
消化管に移行した際の薬物の溶出を速やかに達成したも
のは、これまで開発されていないのが現状である。従
来、医薬品において、苦味を有する物質の苦味を軽減さ
せる方法として、硬化油およびマクロゴールまたはこれ
に界面活性剤を添加した組成物を溶融し、これに苦味を
有する物質を懸濁させ、噴霧、固化して得られる細粒
が、主薬の溶出性を低下させることなく苦味を抑制でき
る旨が特開昭54−95719号公報に掲載されてい
る。また、薬物を溶融したステアリン酸中に分散し、二
重ノズルを用いて噴霧、固化させる方法が、特開昭63
−303928号公報に掲載されている。
来技術においては、口中で1分程度のマスキングが可能
であり、散剤、粒剤として利用することは可能である
が、水易溶性で不快な味を有する薬物の散剤化、粒剤
化、ドライシロップ剤化に最適な技術とは言い難いもの
であった。特に、従来技術においては、噴霧、固化して
得られる造粒物は通常その大きさ、形状が不均一であ
り、また突起、窪み等がある(表面積が大きい)ため、
造粒物の表面を全て被覆するために多量のマスキング基
剤(被覆剤)が必要となり、高投与量の抗生物質のドラ
イシロップ剤化に適するものではなかった。また、マス
キングを十分に行うため多量の被覆剤により造粒物を被
覆すると、消化管での速やかな薬物の溶出が行われず、
バイオアベイラビリティの低下を招くという問題があっ
た。このように、従来においては、水懸濁後服用するド
ライシロップ剤において、水懸濁後長時間の苦味マスキ
ングおよび消化管内における薬物の速やかな溶出を考慮
した技術は開発されていなかった。
な味を軽減させ、用時水に懸濁して服用が可能であり、
かつ消化管での溶出性に優れた医薬用組成物を提供する
ことを目的とする。
め、本発明によれば、水易溶性で不快な味を有する薬物
を含有した均一な粒子径を有する微小球形粒子に、疎水
性物質及び/又は水不溶性高分子からなる被膜を被覆し
てなることを特徴とする医薬用組成物、が提供される。
間〜数日間薬物の不快な味を充分マスキングし、pH依
存型溶解性高分子の被覆により薬物のバイオアベイラビ
リティを損なうことなく、酸性あるいはアルカリ溶液中
で速やかに溶出するものである。本発明では、均一な粒
子径を有する微小球形粒子とすることにより、散剤、粒
剤、ドライシロップ剤等、剤形に最適な粒子径の医薬用
組成物を得ることが可能となる。更に、均一な粒子径を
有する微小球形粒子とすることにより、均一な厚みの被
膜層を被覆することが可能となり、被覆にムラがなく効
率よく一定の品質を有する医薬用組成物を得ることが可
能となる。また、本発明の医薬用組成物の製剤化工程
中、薬物は水または有機溶媒と触れることが抑制される
ため、水または有機溶媒により容易に分解したり変化す
る薬物に有用である。
に説明する。本発明において適用可能な、また好ましく
適用できる薬物としては、水に易溶性で不快な味を有す
るもの、あるいは水または有機溶媒により容易に分解し
たり変化するもの、さらにはこれら両方の短所を有する
もの、例えば、塩化ベルベリン、ジギトキシン、スルピ
リン、塩酸エチレフリン、塩酸ジルチアゼム、塩酸プロ
プラノロール、クロラムフェニコール、アミノフィリ
ン、エリスロマイシン、ジョサマイシン、クラリスロマ
イシン、フェノバルビタール、パントテン酸カルシウ
ム、塩酸インデロキサジン、塩酸アミノグアニジン、
3,4’−ジデオキシ−マイカミノシルタイロノライド
(特開平2−275894号を参照)等が挙げられる。
有するが、薬物と共に微小球形粒子を構成する基剤とし
てワックス状物質を用いることが好ましい。使用するワ
ックス状物質としては、通常医薬品添加物として使用さ
れている融点が40〜90℃のもので、薬物を溶融また
は分散後、微小球形粒子に形成され得るものであれば特
に制限されない。例えば、硬化ヒマシ油、硬化大豆油、
硬化ナタネ油等の各種硬化油;ステアリルアルコール、
セタノール等の高級アルコール;ステアリン酸、パルミ
チン酸等の高級脂肪酸;カルナウバロウ、牛脂、蜜ロ
ウ、さらし蜜ロウ等の植物性または動物性脂肪またはロ
ウ;マクロゴール2000、マクロゴール4000、マ
クロゴール6000、マクロゴール20000等のポリ
エチレングリコール類;ソルビタン脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノグリセライド、ポ
リオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレン、
ポリオキシプロピレングリコール、ラウリル硫酸ナトリ
ウム等の界面活性剤が挙げられる。
使用するワックス状物質の量としては、薬物を溶融また
は分散し得る量であれば特に制限されない。しかしワッ
クス状物質を多量に使用する場合、1回当たりの服用量
も増加するため多量の服用を必要とする薬物には不適で
ある。好ましくは薬物1重量部に対してワックス状物質
0.25〜10重量部、更には0.5〜2重量部が好適
である。ワックス状物質が0.25重量部未満では、薬
物を溶融または分散させるに十分量とは言い難い。また
ワックス状物質が10重量部を越える量では、前記理由
により好ましくない。
覆する被膜成分として使用する水不溶性高分子として
は、通常医薬品添加物として使用されている胃溶性又は
腸溶性のpH依存型溶解性高分子で、有機溶媒に可溶で
あれば特に制限されない。例えば、メタアクリル酸コポ
リマーE、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテ
ート等の胃溶性高分子;ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
スアセテートサクシネート、カルボキシメチルエチルセ
ルロース、メタアクリル酸コポリマーL、メタアクリル
酸コポリマーLD等の腸溶性高分子が挙げられる。
疎水性物質としては、通常医薬品添加物として使用され
ているもので、有機溶媒に可溶なものであれば特に制限
されない。例えば、硬化ヒマシ油、硬化大豆油、硬化ナ
タネ油等の各種硬化油;ステアリン酸、パルミチン酸等
の高級脂肪酸;ステアリルアルコール、セタノール等の
高級アルコール等が挙げられる。
性高分子および疎水性物質が溶解するものであれば特に
制限されないが、例えばジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロホルム、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、ブタノール、ジエチルエーテル、アセトン、
テトラヒドロフラン、酢酸エチル等が挙げられる。更
に、使用する水不溶性高分子、疎水性物質により溶解度
が異なるため、適宜有機溶媒を選択する必要があるが、
使用する有機溶媒の量は自然環境保護の観点から可能な
限り抑制する必要があるため、有機溶媒に対して5%以
上の溶解度を有するものが好ましい。
性剤を含有させることが好ましい。界面活性剤として
は、通常医薬品添加物として使用されているものであれ
ば特に制限されない。例えば、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノグリセライ
ド、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレングリコール、ラウリル硫酸ナ
トリウム等が挙げられる。これら界面活性剤の添加目的
としては、高濃度被覆成分液からの疎水性物質の析出防
止、微小球形粒子への被膜性改善(均一な膜厚による削
れ防止)、噴霧法による被覆工程におけるスプレーガン
の目詰まり防止等が挙げられる。
しては、上記目的を達成し得る量であれば特に制限され
ない。しかし、被膜性等を考慮したとき、疎水性物質及
び/または水不溶性高分子からなる被膜の量に対して界
面活性剤0.01〜10重量%が好ましい。更に0.1
〜1.0重量%が好適であり、0.25〜0.75重量
%が最適である。界面活性剤が0.01重要%未満ある
いは10重量%超の場合においては前記目的の被膜性に
問題がある。
膜量としては、最低量微小球形粒子を被覆する量であれ
ば特に制限されない。しかし、水懸濁後、薬物の不快な
味を抑制し、更に消化管において薬物の速やかな溶出を
達成し、かつ被膜の均一な被覆厚さを達成する量として
は、微小球形粒子に対して被膜成分10〜100重量%
が好ましく、更に20〜50重量%が好適である。
微小球形粒子を用いるものであるが、微小球形粒子とし
ては、均一な粒子径を有するものであれば特に制限され
ない。ここで、均一な粒子径とは実質的に均一であれば
よく、また後続の製剤化工程を考慮すると、粒子径及び
粒度分布としては50〜250μmの範囲が好ましく、
100〜200μmが更に好適である。この粒子径の場
合には、口中における違和感を回避することが可能であ
る。
微小球形粒子を用いることが極めて重要である。即ち、
微小球形粒子に、疎水性物質及び/又は水不溶性高分子
からなる被膜を造粒機、特に流動層造粒機を用いて被覆
する場合、微小球形粒子の粒子径が均一でないと、被膜
層の厚さが不均一になり易く、その結果苦みのマスキン
グ度合および溶出速度が粒子間で異なるという事態が生
じる。
り行なうことが可能である。まず、薬物を、溶融した融
点40〜90℃のワックス状物質中に溶融または分散さ
せる。次いで、この溶融液を適当な液送ポンプを用いて
高速で回転するディスク上に滴下する。滴下された液は
ディスクの遠心力により飛散し、落下途中に冷却固化し
微小球形粒子が得られる。次に、微小球形粒子を流動層
造粒機中で流動させながら、被膜成分を含む液をスプレ
ーガンから噴霧する。微小球形粒子に被膜成分を被覆し
た後、更に通常医薬品添加物として使用されている各種
添加剤を加えて造粒し、各種製剤を得る。
間〜数日間の長時間・長期間にわたる味のマスキング、
消化管内における溶出性、バイオアベイラビリティに優
れている。また、その他にも以下に述べる優れた効果を
奏する。 (1)薬物は水又は有機溶媒を使用せず、微小球形粒子に
含有されるため、これらの溶媒に不安定な薬物にも適用
可能である。 (2)微小球形粒子の粒子径を任意に調節可能であり、散
剤、粒剤、ドライシロップ剤等各種製剤に適用可能であ
る。 (3)均一の粒子径を有する微小球形粒子を用いるため、
被覆にムラがなく効率よく一定の品質を有する医薬用組
成物が得られる。 (4)微小球形粒子を被覆する成分の種類、比率および被
覆量を調節することにより、水懸濁後のマスキングの程
度(懸濁後何時間マスキングさせるか)及び消化管にお
ける溶出性を自由に調節可能である。従って、ドライシ
ロップ剤、散剤、粒剤等の各種製剤に対応して最適な粒
子径、被膜厚さ等を選択、制御することができる。 (5)微小球形粒子の粒子径は好ましくは250μm以下
であり、口中における違和感を回避することが可能であ
る。
実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
ライシロップ製剤の製造方法を追究するために、まず官
能試験により苦味の閾値を求めた。
ド(以下、薬物Xと略す。)単独での苦み閾値試験 精製水で充分に口をゆすいだ後、薬物Xの水溶液(25
〜200μg/ml)10mlを口に含んだ。約10秒
後に口内の内容物を吐き出し口をゆすいだ。この時の味
に対する官能評価を行った。評価は以下の段階に分けて
行った。結果を表1に示す。 1:水と同じ味。 2:水と差が認められる。 3:僅かに苦みを感じる。 4:苦みを感じる。 5:苦みを強く感じる。 閾値試験結果:表1の結果から、薬物X単独での苦み閾
値は50μg/ml程度と判断した。
に精製白糖2.5g、サッカリンナトリウム1mgを加
え、1)と同様の実験を行った。評価は以下の5段階に分
けて行った。結果を表2に示す。 1:極めて甘い。 2:甘い。 3:僅かに苦みを感じる。 4:苦みを感じるが我慢できる。 5:我慢できない。 閾値試験結果:矯味剤を加えた場合の苦み閾値は300
μg/ml程度と判断した。
gを約80℃で溶融させたステアリン酸(63ステアリ
ン、川研ファインケミカル製)500g中に添加し、ホ
モジナイザーを用いて分散した。この分散液を高速で回
転するディスク上に滴下、飛散させ微小球形粒子約95
0gを得た。この微小球形粒子に、63ステアリン 1
0%(以下、%はすべて重量%を示す。)、ショ糖脂肪
酸エステル(リョートーシュガーエステルS−370F
三菱化成製)0.5%の2成分を含有する塩化メチレ
ン溶液を噴霧して、25、40、50%コート品を得
た。
液として崩壊試験法第2液(pH6.8)を500ml
用いて、100回転で試験を行った。別にコート粒子を
薬物として300mg相当量とり、水10mlを加えて
振とう、分散した後冷蔵庫中で保存した。1〜3日後、
この分散液をミリポアフィルター(φ=0.45μm)
でろ過し、測定波長210nmで吸光度測定して、薬物
溶出量を求めた。同時に分散液を口に含み、味の官能試
験を行った。その結果を表3に示す。
ト品)について、日本薬局方溶出試験法第2法により試
験を行った。試験液として、崩壊試験法第1液(pH
1.2)、第2液(pH6.8)および精製水を500
ml用いて100回転で行った。 (結果・考察)溶出試験の結果、いずれの試験液におい
ても、約3分で薬物溶出量は100%を示した。この実
験結果から、水懸濁後数分で口中において不快な味を呈
することが予想された。しかしながら、微小球形粒子
(コート品)の味の官能試験の結果が示すとおり、本発
明では水懸濁後3日経過したものにおいても苦みは認め
られず、本発明は有用性が高いことが明白である。
した微小球形粒子に、硬化ナタネ油(ラブリーワックス
103 フロイント産業製)9%、ポリビニルアセター
ルジエチルアミノアセテート(AEA 三共)1%の2
成分を含む塩化メチレン溶液を噴霧して、100%コー
ト品を得た。日本薬局方溶出試験法第2法により、試験
液として崩壊試験法第1液(pH1.2)及び水500
mlを用いて、100回転で試験を行った。その結果を
図1に表す。
で溶融させた63ステアリン750g中に添加、ホモジ
ナイザーを用いて分散した。その後、実施例1と同様の
方法により50、55%コート粒子を得た。次いで、以
下の処方製造法により10%ドライシロップとした。
流動化剤である軽質無水ケイ酸(アドソリダー101
フロイント産業製)1.5g,賦形剤である精製白糖2
33.9g、造粘剤であるカルボキシメチルセルロース
のナトリウム塩(CMC−Na、第一工業製薬製)8g
を加え混合する。この混合粉末を流動層造粒機を用いて
造粒する。結合剤としてHPC−SL(日本曹達製)1
0g、界面活性剤であるSLS(日光ケミカルズ製)
0.6g、甘味剤であるアスパルテーム(味の素製)
1.6g、酸味剤である酒石酸1.2g、色素である黄
色5号アルミニウムレーキ(三栄化学工業製)0.4g
を水に溶解または分解させて100gとしたものを用い
る。乾燥後、軽質無水ケイ酸0.4g、香料であるオレ
ンジミクロン(高砂香料工業製)0.4gを混合し、全
量400gの10%ドライシロップとする。
軽質無水ケイ酸1.55g、精製白糖227.85g、
その他の添加剤は上記と同一量加えて全量400gの1
0%ドライシロップとする。日本薬局方溶出試験法第2
法により、試験液として崩壊試験法第2液(pH6.
8)を500ml用いて、100回転で試験を行った。
別に10%ドライシロップ1gをとり、水4mlを加え
て振とう、分散し、冷蔵庫中で保存した。1〜14日
後、この分散液をミリポアフィルター(φ=0.45μ
m)でろ過し、測定波長281nmで吸光度測定して、
薬物溶出量を求めた。同時に分散液を口に含み、味の官
能試験を行った。結果を表4に示す。
球形粒子を製造した後、63ステアリン10%、ショ糖
脂肪酸エステル0.5%、メタアクリル酸コポリマーL
(オイドラギットL,ローム・ファーマ社製)2%の3
成分を含有するメタノール溶液を噴霧して、40%コー
ト品を得た。次いで、実施例3と同様の方法で10%ド
ライシロップを製造した。日本薬局方溶出試験法第2法
により、試験液として崩壊試験法第2液(pH6.8)
を500ml用いて、100回転で試験を行った。別に
10%ドライシロップ1gをとり、水4mlを加えて振
とう、分散し、冷蔵庫中で保存した。1〜12時間後、
この分散液をミリポアフィルター(φ=0.45μm)
でろ過し、測定波長281nmで吸光度測定して、薬物
溶出量を求めた。同時に分散液を口に含み、味の官能試
験を行った。結果を表5に示す。
た後の薬物溶出量の測定結果から、本発明の製剤は、シ
ロップ剤として調製した場合、調製後12時間〜2週間
苦みを隠ぺいできることが明らかとなった。このこと
は、シロップの調製を服用毎に行う必要がなく、数日分
を一度に調製し保存することが可能であることを示す。
このことは実用性を考慮した場合、非常に有益である。
40%コート品140gに流動化剤である軽質無水ケイ
酸1.4g、賦形剤である乳糖238.8gを添加し、
次いでヒドロキシプロピルセルロースの10%水溶液1
00gで流動層造粒して全量400gの10%散剤とし
た。
40%コート品140gに流動化剤である軽質無水ケイ
酸1.4g、賦形剤である白糖228.8gを添加し、
次いでヒドロキシプロピルセルロースの10%水溶液2
00gで流動層造粒して全量400gの10%顆粒剤と
した。
40%コート品140gに賦形剤である乳糖250gを
添加し、バーチカル造粒機を用いて、ヒドロキシプロピ
ルセルロースの10%水溶液100gで造粒した。その
後、20メッシュ篩で篩過、乾燥し、10%顆粒剤とし
た。
Claims (10)
- 【請求項1】 水易溶性で不快な味を有する薬物を含有
した均一な粒子径を有する微小球形粒子に、疎水性物質
及び/又は水不溶性高分子からなる被膜を被覆してなる
ことを特徴とする医薬用組成物。 - 【請求項2】 水懸濁後長時間不快な味を隠蔽し消化管
において速やかに薬物を溶出させる請求項1記載の医薬
用組成物。 - 【請求項3】 微小球形粒子が薬物を含有したワックス
状物質から構成される請求項1記載の医薬用組成物。 - 【請求項4】 水不溶性高分子が胃溶性高分子あるいは
腸溶性高分子である請求項1記載の医薬用組成物。 - 【請求項5】 被膜の成分に界面活性剤を含有する請求
項1記載の医薬用組成物。 - 【請求項6】 微小球形粒子の重量に対し、被膜を10
〜100重量%均一に被覆させた請求項1記載の医薬用
組成物。 - 【請求項7】 微小球形粒子の粒子径が50〜250μ
mである請求項1記載の医薬用組成物。 - 【請求項8】 微小球形粒子の粒子径が100〜200
μmである請求項7記載の医薬用組成物。 - 【請求項9】 水易溶性で不快な味を有する薬物が抗生
物質、抗菌剤、解熱鎮痛消炎剤、鎮咳去痰剤及び抗ヒス
タミン剤からなる群から選ばれる請求項1記載の医薬用
組成物。 - 【請求項10】 ドライシロップ剤、散剤、細粒剤又は
顆粒剤として使用する請求項1記載の医薬用組成物。
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