JPH0776600B2 - 流体管の二重配管における消音構造及びそれに使用する介在材 - Google Patents
流体管の二重配管における消音構造及びそれに使用する介在材Info
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- JPH0776600B2 JPH0776600B2 JP3008450A JP845091A JPH0776600B2 JP H0776600 B2 JPH0776600 B2 JP H0776600B2 JP 3008450 A JP3008450 A JP 3008450A JP 845091 A JP845091 A JP 845091A JP H0776600 B2 JPH0776600 B2 JP H0776600B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物内の暖房や給
湯等の水まわりの施工に用いられる流体管の二重配管に
おける消音構造及びそれに使用する介在材に関するもの
である。
湯等の水まわりの施工に用いられる流体管の二重配管に
おける消音構造及びそれに使用する介在材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物内の暖房や給湯等の水まわ
りの施工には、給湯器等の供給部と給水栓等の使用部と
をフレキシブルな流体管により接続すると共に、その流
体管を可撓性のある鞘管内に挿通して壁裏等に配管する
という、いわゆる鞘管工法が普及してきている(例え
ば、実開昭61−32880号公報)。この鞘管工法
は、壁裏等で自由な配管を行うことができるため、従前
から行われていた金属管による配管工法に比較して、施
工に手間がかからないと共に、流体管の交換が容易でメ
ンテナンスを簡単に行うことができるというメリットを
有している。
りの施工には、給湯器等の供給部と給水栓等の使用部と
をフレキシブルな流体管により接続すると共に、その流
体管を可撓性のある鞘管内に挿通して壁裏等に配管する
という、いわゆる鞘管工法が普及してきている(例え
ば、実開昭61−32880号公報)。この鞘管工法
は、壁裏等で自由な配管を行うことができるため、従前
から行われていた金属管による配管工法に比較して、施
工に手間がかからないと共に、流体管の交換が容易でメ
ンテナンスを簡単に行うことができるというメリットを
有している。
【0003】又、前記の鞘管工法による流体管の消音構
造においては、給水栓が使用後に閉じられて水の流れが
急に止められたりすると、給水栓付近の流体管内で水圧
が急増し、その戻りにより水が流体管の内壁に衝突し
て、ウオーターハンマー現象を生じるが、このウオータ
ーハンマー現象により発生する音に対しては、流体管が
鞘管内に挿通保護されているため、鞘管の防音効果によ
りその音をある程度消すことができていた。
造においては、給水栓が使用後に閉じられて水の流れが
急に止められたりすると、給水栓付近の流体管内で水圧
が急増し、その戻りにより水が流体管の内壁に衝突し
て、ウオーターハンマー現象を生じるが、このウオータ
ーハンマー現象により発生する音に対しては、流体管が
鞘管内に挿通保護されているため、鞘管の防音効果によ
りその音をある程度消すことができていた。
【0004】しかしながら、前記の鞘管工法による流体
管の消音構造では、流体管がフレキシブルになっている
ため、管内の水が急に止められた場合、ウオーターハン
マー現象と共に流体管に波打ち現象が生じて、流体管が
鞘管の内面に衝突し、大きな衝突音を発生すると共に、
流体管の損傷を招くという問題があった。
管の消音構造では、流体管がフレキシブルになっている
ため、管内の水が急に止められた場合、ウオーターハン
マー現象と共に流体管に波打ち現象が生じて、流体管が
鞘管の内面に衝突し、大きな衝突音を発生すると共に、
流体管の損傷を招くという問題があった。
【0005】このような問題点を解消するために、この
発明の出願人は、先の特許出願(特願平2−92902
号)において、流体管と鞘管との間に形成される空間に
介在材を介在させ、この介在材によって、ウオーターハ
ンマー現象と共に発生する流体管と鞘管との衝突音を消
音できるようにした流体管の消音構造を提案した。
発明の出願人は、先の特許出願(特願平2−92902
号)において、流体管と鞘管との間に形成される空間に
介在材を介在させ、この介在材によって、ウオーターハ
ンマー現象と共に発生する流体管と鞘管との衝突音を消
音できるようにした流体管の消音構造を提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この先願の
消音構造においては、介在材が発泡樹脂等の滑りの悪い
材料で形成されているため、流体管の外周に介在材を巻
き付けながら、流体管を介在材と共に鞘管内へ挿入する
際に介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺動抵抗
が作用し、特に鞘管が長く配管されていたり、曲げ配管
されていたりする箇所では、挿入作業を円滑に行うこと
ができないという問題があった。
消音構造においては、介在材が発泡樹脂等の滑りの悪い
材料で形成されているため、流体管の外周に介在材を巻
き付けながら、流体管を介在材と共に鞘管内へ挿入する
際に介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺動抵抗
が作用し、特に鞘管が長く配管されていたり、曲げ配管
されていたりする箇所では、挿入作業を円滑に行うこと
ができないという問題があった。
【0007】又、古くなった流体管を新しいものと交換
するために、流体管を介在材と共に鞘管内から抜き取る
場合にも、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺
動抵抗が作用し、介在材が途中で破れたりちぎれたりし
て、抜き取り不能になるという問題があった。
するために、流体管を介在材と共に鞘管内から抜き取る
場合にも、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺
動抵抗が作用し、介在材が途中で破れたりちぎれたりし
て、抜き取り不能になるという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、流体管を介在材とともに鞘管内へ挿入
する際に、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺
動抵抗が作用することなく、その挿入作業を円滑かつ短
時間に行うことができると共に、古くなった流体管を新
しいものと交換するために、流体管を介在材と共に鞘管
内から抜き取る場合にも、介在材の外面と鞘管の内面と
の間に大きな摺動抵抗が作用することなく、その抜き取
り作業を容易に行うことができる流体管の二重配管にお
ける消音構造及びそれに使用する介在材を提供すること
にある。
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、流体管を介在材とともに鞘管内へ挿入
する際に、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺
動抵抗が作用することなく、その挿入作業を円滑かつ短
時間に行うことができると共に、古くなった流体管を新
しいものと交換するために、流体管を介在材と共に鞘管
内から抜き取る場合にも、介在材の外面と鞘管の内面と
の間に大きな摺動抵抗が作用することなく、その抜き取
り作業を容易に行うことができる流体管の二重配管にお
ける消音構造及びそれに使用する介在材を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、可撓性を有する鞘管
内に、湯、水等の流体を通すフレキシブルな流体管を挿
通して配管する流体管の二重配管においてウオーターハ
ンマー現象とともに発生する流体管と鞘管との衝突音を
消音するための消音構造であって、長尺シート状に形成
され、流体管の外面を長手方向に連続して巻包する介在
材を鞘管内に設け、前記介在材は、流体管の外面に接触
する側の緩衝効果を有する緩衝層と、鞘管の内面に接触
する側の滑りの良好なフィルム層とを備えたことを特徴
とするものである。
めに、請求項1に記載の発明では、可撓性を有する鞘管
内に、湯、水等の流体を通すフレキシブルな流体管を挿
通して配管する流体管の二重配管においてウオーターハ
ンマー現象とともに発生する流体管と鞘管との衝突音を
消音するための消音構造であって、長尺シート状に形成
され、流体管の外面を長手方向に連続して巻包する介在
材を鞘管内に設け、前記介在材は、流体管の外面に接触
する側の緩衝効果を有する緩衝層と、鞘管の内面に接触
する側の滑りの良好なフィルム層とを備えたことを特徴
とするものである。
【0010】又、請求項2に記載の発明では、可撓性を
有する鞘管内に、湯、水等の流体を通すフレキシブルな
流体管を挿通して配管する流体管の二重配管におけるウ
オーターハンマー現象とともに発生する流体管と鞘管と
の衝突音を消音するために、長尺シート状に形成され、
流体管の外面を長手方向に連続して巻包して鞘管内に設
けられる介在材であって、流体管の外面に接触する側の
緩衝効果を有する緩衝層と、鞘管の内面に接触する側の
滑りの良好なフィルム層とを備えたことを特徴とするも
のである。
有する鞘管内に、湯、水等の流体を通すフレキシブルな
流体管を挿通して配管する流体管の二重配管におけるウ
オーターハンマー現象とともに発生する流体管と鞘管と
の衝突音を消音するために、長尺シート状に形成され、
流体管の外面を長手方向に連続して巻包して鞘管内に設
けられる介在材であって、流体管の外面に接触する側の
緩衝効果を有する緩衝層と、鞘管の内面に接触する側の
滑りの良好なフィルム層とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0011】
【作用】上記のように構成された流体管に消音構造にお
いては、介在材が、流体管の外面に接触する側の緩衝効
果を有する緩衝層と、鞘管の内面に接触する側の滑りの
良好なフイルム層とを備えているため、流体管を介在材
とともに鞘管内へ挿入する際に、介在材の外面と鞘管の
内面との間に大きな摺動抵抗が作用することなく、その
挿入作業を円滑かつ短時間に行うことができる。特に鞘
管が長く配管されていたり、曲げ配管されていたりする
箇所では、挿入作業がきわめて容易になって、その効果
を顕著に発揮する。
いては、介在材が、流体管の外面に接触する側の緩衝効
果を有する緩衝層と、鞘管の内面に接触する側の滑りの
良好なフイルム層とを備えているため、流体管を介在材
とともに鞘管内へ挿入する際に、介在材の外面と鞘管の
内面との間に大きな摺動抵抗が作用することなく、その
挿入作業を円滑かつ短時間に行うことができる。特に鞘
管が長く配管されていたり、曲げ配管されていたりする
箇所では、挿入作業がきわめて容易になって、その効果
を顕著に発揮する。
【0012】又、古くなった流体管を新しいものと交換
するために、流体管を介在材と共に鞘管内から抜き取る
場合にも、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺
動抵抗が作用することなく、その抜き取り作業を容易に
行うことができる。そのため、介在材が途中で破れたり
ちぎれたりして、抜き取り不能になるおそれを確実に防
止することができる。
するために、流体管を介在材と共に鞘管内から抜き取る
場合にも、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺
動抵抗が作用することなく、その抜き取り作業を容易に
行うことができる。そのため、介在材が途中で破れたり
ちぎれたりして、抜き取り不能になるおそれを確実に防
止することができる。
【0013】又、介在材が長尺シート状に形成され、流
体管の外面を長手方向に連続して巻包し得るものである
から、曲げ配管されて偏平状態になっている鞘管の内形
状にも容易に対応できて、介在材が流体管と鞘管との空
間内に充填され、これにより流体管を鞘管内にきちんと
保持することができる。そして、介在材が流体管の外面
を長手方向に連続して巻包し得ることにより、ウオータ
ーハンマー現象により発生する音に対する消音効果も一
層高めることができる。
体管の外面を長手方向に連続して巻包し得るものである
から、曲げ配管されて偏平状態になっている鞘管の内形
状にも容易に対応できて、介在材が流体管と鞘管との空
間内に充填され、これにより流体管を鞘管内にきちんと
保持することができる。そして、介在材が流体管の外面
を長手方向に連続して巻包し得ることにより、ウオータ
ーハンマー現象により発生する音に対する消音効果も一
層高めることができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を具体化した消音構造の一実
施例を、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
施例を、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1図に示すように、流体管1はポリエチ
レン等の合成樹脂により作製され、いずれの方向にも撓
曲可能なフレキシブル特性を有している。鞘管2は合成
樹脂により波形管状に形成され、任意の方向へ湾曲可能
な可撓性を有している。そして、鞘管2が建築物内の壁
裏等に配管された状態で、流体管1がその鞘管2内に挿
入配管されて、この流体管1を介して給湯器等の供給部
と給水栓等の使用部とが接続される。
レン等の合成樹脂により作製され、いずれの方向にも撓
曲可能なフレキシブル特性を有している。鞘管2は合成
樹脂により波形管状に形成され、任意の方向へ湾曲可能
な可撓性を有している。そして、鞘管2が建築物内の壁
裏等に配管された状態で、流体管1がその鞘管2内に挿
入配管されて、この流体管1を介して給湯器等の供給部
と給水栓等の使用部とが接続される。
【0016】介在材3は所定幅の長尺シート状に形成さ
れ、緩衝効果を有する緩衝層4と、その緩衝層4の表面
に固定された滑りの良好なフィルム層5との二層構造に
なっている。又、前記緩衝層4は発泡ゴムや発泡樹脂等
の弾力性があって復元力に富む材料により形成され、フ
ィルム層5はポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テル等の合成樹脂により形成されている。
れ、緩衝効果を有する緩衝層4と、その緩衝層4の表面
に固定された滑りの良好なフィルム層5との二層構造に
なっている。又、前記緩衝層4は発泡ゴムや発泡樹脂等
の弾力性があって復元力に富む材料により形成され、フ
ィルム層5はポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テル等の合成樹脂により形成されている。
【0017】そして、この実施例においては、図1に示
すように、前記流体管1の外面に介在材3をその緩衝層
4が接触するように巻き付けながら、流体管1を介在材
3と共に鞘管2内に挿入することにより、図2に示すよ
うに、流体管1と鞘管2との間の空間に介在材3が介在
される。
すように、前記流体管1の外面に介在材3をその緩衝層
4が接触するように巻き付けながら、流体管1を介在材
3と共に鞘管2内に挿入することにより、図2に示すよ
うに、流体管1と鞘管2との間の空間に介在材3が介在
される。
【0018】次に、前記のように構成された消音構造に
ついて作用を説明する。さて、この流体管の消音構造に
おいて、介在材3が、流体管1の外面に接触する側の緩
衝効果を有する緩衝層4と、鞘管2の内面に接触する側
の滑りの良好なフィルム層5との二層構造になっている
ため、流体管1の外面に介在材3を巻き付けながら、流
体管1を介在材3とともに鞘管2内へ挿入する際には、
介在材3の外面と鞘管2の内面との間に大きな摺動抵抗
が作用することなく、滑りの良好なフィルム層5と鞘管
2の内面との接触により、流体管1の挿入作業を円滑か
つ短時間に行うことができる。特に、鞘管2が長く配管
されていたり、曲げ配管されていたりする箇所では、挿
入作業がきわめて容易になって、その効果を顕著に発揮
する。
ついて作用を説明する。さて、この流体管の消音構造に
おいて、介在材3が、流体管1の外面に接触する側の緩
衝効果を有する緩衝層4と、鞘管2の内面に接触する側
の滑りの良好なフィルム層5との二層構造になっている
ため、流体管1の外面に介在材3を巻き付けながら、流
体管1を介在材3とともに鞘管2内へ挿入する際には、
介在材3の外面と鞘管2の内面との間に大きな摺動抵抗
が作用することなく、滑りの良好なフィルム層5と鞘管
2の内面との接触により、流体管1の挿入作業を円滑か
つ短時間に行うことができる。特に、鞘管2が長く配管
されていたり、曲げ配管されていたりする箇所では、挿
入作業がきわめて容易になって、その効果を顕著に発揮
する。
【0019】又、この流体管の配管状態において、流体
管1内の水が急に止められると、管内で水圧が急増し
て、その戻りにより水が流体管1の内壁に衝突し、ウオ
ーターハンマー現象を生じるとともに、流体管1に波打
ち現象が生じて、流体管1と鞘管2との衝突により、衝
突音を発生するおそれがある。ところが、このウオータ
ーハンマー現象により発生する音については、流体管1
が鞘管2内に挿通保護されているため、鞘管2の防音効
果によりその音を消すことができる。そして、介在材3
が流体管1の外面を長手方向に連続して包皮し得ること
により、ウオーターハンマー現象により発生する音に対
する消音効果も一層高めることができる。又、流体管1
と鞘管2との衝突音については、流体管1と鞘管2との
間の空間に介在材3が介在されているため、この介在材
3の緩衝層4の緩衝効果により流体管1の波打ち現象が
防がれて、両管1,2の衝突音を消すことができる。
管1内の水が急に止められると、管内で水圧が急増し
て、その戻りにより水が流体管1の内壁に衝突し、ウオ
ーターハンマー現象を生じるとともに、流体管1に波打
ち現象が生じて、流体管1と鞘管2との衝突により、衝
突音を発生するおそれがある。ところが、このウオータ
ーハンマー現象により発生する音については、流体管1
が鞘管2内に挿通保護されているため、鞘管2の防音効
果によりその音を消すことができる。そして、介在材3
が流体管1の外面を長手方向に連続して包皮し得ること
により、ウオーターハンマー現象により発生する音に対
する消音効果も一層高めることができる。又、流体管1
と鞘管2との衝突音については、流体管1と鞘管2との
間の空間に介在材3が介在されているため、この介在材
3の緩衝層4の緩衝効果により流体管1の波打ち現象が
防がれて、両管1,2の衝突音を消すことができる。
【0020】従って、給水栓の開閉時等に発生するウオ
ーターハンマー現象に伴う音は勿論のこと、流体管1の
波打ち現象に伴う衝突音も消すことができて、使用者に
不快感を与えるのを防止することができると共に、流体
管1が鞘管2と衝突して損傷するおそれを防止すること
もできる。
ーターハンマー現象に伴う音は勿論のこと、流体管1の
波打ち現象に伴う衝突音も消すことができて、使用者に
不快感を与えるのを防止することができると共に、流体
管1が鞘管2と衝突して損傷するおそれを防止すること
もできる。
【0021】さらに、この流体管の消音構造において、
古くなった流体管1を新しいものと交換するために流体
管1を介在材3と共に鞘管2内から抜き取る場合には、
介在材3の外面と鞘管2の内面との間に大きな摺動抵抗
が作用することなく、滑りの良好なフィルム層5と鞘管
2の内面との接触により、流体管1の抜取り作業を容易
に行うことができる。そのため、介在材3が途中で破れ
たりちぎれたりして、抜き取り不能になるおそれを確実
に防止することができる。
古くなった流体管1を新しいものと交換するために流体
管1を介在材3と共に鞘管2内から抜き取る場合には、
介在材3の外面と鞘管2の内面との間に大きな摺動抵抗
が作用することなく、滑りの良好なフィルム層5と鞘管
2の内面との接触により、流体管1の抜取り作業を容易
に行うことができる。そのため、介在材3が途中で破れ
たりちぎれたりして、抜き取り不能になるおそれを確実
に防止することができる。
【0022】又、この流体管の消音構造においては、介
在材3が長尺シート状に形成され、流体管1の外面を長
手方向に連続して巻包し得るものであるから、図3に示
すように、曲げ配管されて偏平状態になっている鞘管2
の内形状にも容易に対応できて、介在材3が流体管1と
鞘管2との空間内に充填され、これにより、流体管1を
鞘管2内にきちんと保持することができる。
在材3が長尺シート状に形成され、流体管1の外面を長
手方向に連続して巻包し得るものであるから、図3に示
すように、曲げ配管されて偏平状態になっている鞘管2
の内形状にも容易に対応できて、介在材3が流体管1と
鞘管2との空間内に充填され、これにより、流体管1を
鞘管2内にきちんと保持することができる。
【0023】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、次のように変更して具体化するこ
とも可能である。 介在材3のフイルム層5をアルミニウム等の金属蒸着
により形成すること。 介在材3のフイルム層5を合成樹脂によりなる層と、
その表面にアルミニウム等の金属蒸着を施した層とによ
る複層構造とすること。 介在材3を多層構造とすること。 介在材3の層間に強度を高める補強材を設けること。 介在材3の先端をテープ等により流体管1に固定した
状態で、流体管1を介在物3と共に鞘管2内へ挿入して
いくこと。このようにすれば、鞘管2内へ流体管1及び
介在材3の送り込みをスムーズに行うことができる。 予め介在材3の内面の適宜位置に離型紙を張り付けた
接着面を設け、鞘管2への流体管1の挿入に際して、離
型紙を剥しながら介在材3を流体管1に張り付けるよう
にすること。
されるものではなく、次のように変更して具体化するこ
とも可能である。 介在材3のフイルム層5をアルミニウム等の金属蒸着
により形成すること。 介在材3のフイルム層5を合成樹脂によりなる層と、
その表面にアルミニウム等の金属蒸着を施した層とによ
る複層構造とすること。 介在材3を多層構造とすること。 介在材3の層間に強度を高める補強材を設けること。 介在材3の先端をテープ等により流体管1に固定した
状態で、流体管1を介在物3と共に鞘管2内へ挿入して
いくこと。このようにすれば、鞘管2内へ流体管1及び
介在材3の送り込みをスムーズに行うことができる。 予め介在材3の内面の適宜位置に離型紙を張り付けた
接着面を設け、鞘管2への流体管1の挿入に際して、離
型紙を剥しながら介在材3を流体管1に張り付けるよう
にすること。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、流体管を介在材と共に鞘管内へ挿入する
際に、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺動抵
抗が作用することなく、その挿入作業を円滑かつ短時間
に行うことができ、特に、鞘管が長く配管されていた
り、曲げ配管されたりする箇所では、その効果を顕著に
発揮する。又、古くなった流体管を新しいものと交換す
るために、流体管を介在材と共に鞘管内から抜き取る場
合にも、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺動
抵抗が作用することなく、その抜取り作業を容易に行う
ことができる。さらに、介在材が長尺シート状に形成さ
れ、流体管の外面を長手方向に連続して巻包し得るもの
であるから、曲げ配管されて偏平状態になっている鞘管
の内形状にも容易に対応できて、介在材が流体管と鞘管
との空間内に充填され、これにより流体管を鞘管内にき
ちんと保持することができる。そして、介在材が流体管
の外面を長手方向に連続して巻包し得ることにより、ウ
オーターハンマー現象により発生する音に対する消音効
果も一層高めることができる。
れているため、流体管を介在材と共に鞘管内へ挿入する
際に、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺動抵
抗が作用することなく、その挿入作業を円滑かつ短時間
に行うことができ、特に、鞘管が長く配管されていた
り、曲げ配管されたりする箇所では、その効果を顕著に
発揮する。又、古くなった流体管を新しいものと交換す
るために、流体管を介在材と共に鞘管内から抜き取る場
合にも、介在材の外面と鞘管の内面との間に大きな摺動
抵抗が作用することなく、その抜取り作業を容易に行う
ことができる。さらに、介在材が長尺シート状に形成さ
れ、流体管の外面を長手方向に連続して巻包し得るもの
であるから、曲げ配管されて偏平状態になっている鞘管
の内形状にも容易に対応できて、介在材が流体管と鞘管
との空間内に充填され、これにより流体管を鞘管内にき
ちんと保持することができる。そして、介在材が流体管
の外面を長手方向に連続して巻包し得ることにより、ウ
オーターハンマー現象により発生する音に対する消音効
果も一層高めることができる。
【図1】請求項1記載の発明を具体化した消音構造の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】消音構造の一部を拡大して示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】曲がり配管部分の消音構造の一部を拡大して示
す横断面図である。
す横断面図である。
1 流体管 2 鞘管 3 介在材 4 緩衝層 5 フィルム層
Claims (2)
- 【請求項1】 可撓性を有する鞘管内に、湯、水等の流
体を通すフレキシブルな流体管を挿通して配管する流体
管の二重配管においてウオーターハンマー現象とともに
発生する流体管と鞘管との衝突音を消音するための消音
構造であって、長尺シート状に形成され、流体管の外面
を長手方向に連続して巻包する介在材を鞘管内に設け、
前記介在材は、流体管の外面に接触する側の緩衝効果を
有する緩衝層と、鞘管の内面に接触する側の滑りの良好
なフィルム層とを備えたことを特徴とする流体管の消音
構造。 - 【請求項2】 可撓性を有する鞘管内に、湯、水等の流
体を通すフレキシブルな流体管を挿通して配管する流体
管の二重配管におけるウオーターハンマー現象とともに
発生する流体管と鞘管との衝突音を消音するために、長
尺シート状に形成され、流体管の外面を長手方向に連続
して巻包して鞘管内に設けられる介在材であって、流体
管の外面に接触する側の緩衝効果を有する緩衝層と、鞘
管の内面に接触する側の滑りの良好なフィルム層とを備
えたことを特徴とする流体管の二重配管における消音構
造に使用する介在材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008450A JPH0776600B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 流体管の二重配管における消音構造及びそれに使用する介在材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008450A JPH0776600B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 流体管の二重配管における消音構造及びそれに使用する介在材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04316786A JPH04316786A (ja) | 1992-11-09 |
| JPH0776600B2 true JPH0776600B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=11693464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3008450A Expired - Fee Related JPH0776600B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 流体管の二重配管における消音構造及びそれに使用する介在材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776600B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1849867A1 (en) | 2002-09-04 | 2007-10-31 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Preparation of antibody using mrl/lpr mouse |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3157645B2 (ja) * | 1993-04-19 | 2001-04-16 | 日本石油化学株式会社 | 配管被覆用複合シートおよび該シートを用いた樹脂配管の遮音方法 |
| JP2502260B2 (ja) * | 1993-04-19 | 1996-05-29 | 日本石油化学株式会社 | 配管被覆用複合シ―トおよび該シ―トを用いた樹脂配管の遮音方法 |
| JP4801531B2 (ja) * | 2006-08-24 | 2011-10-26 | 因幡電機産業株式会社 | 保護管又は鞘管 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3008450A patent/JPH0776600B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1849867A1 (en) | 2002-09-04 | 2007-10-31 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Preparation of antibody using mrl/lpr mouse |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04316786A (ja) | 1992-11-09 |
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