JPH077666U - ゴルフクラブ用グリップ - Google Patents
ゴルフクラブ用グリップInfo
- Publication number
- JPH077666U JPH077666U JP042936U JP4293693U JPH077666U JP H077666 U JPH077666 U JP H077666U JP 042936 U JP042936 U JP 042936U JP 4293693 U JP4293693 U JP 4293693U JP H077666 U JPH077666 U JP H077666U
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- grip
- golf club
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バランスを崩すことなく、ゴルフクラブのヘ
ッド重量を増加させることができ、外観および打撃時の
フィーリングが良好なゴルフクラブ用グリップを提供す
る。 【構成】 グリップのエンド部2の中心部に、1〜50
gの範囲内で重量を変えることができる錘3を、その終
端を除いてグリップ内に埋入させることによって取り付
け、かつその周囲をショアーD硬度で10〜70にす
る。
ッド重量を増加させることができ、外観および打撃時の
フィーリングが良好なゴルフクラブ用グリップを提供す
る。 【構成】 グリップのエンド部2の中心部に、1〜50
gの範囲内で重量を変えることができる錘3を、その終
端を除いてグリップ内に埋入させることによって取り付
け、かつその周囲をショアーD硬度で10〜70にす
る。
Description
【0001】
本考案は、ゴルフクラブ用グリップに関し、さらに詳しくは、バランスを崩す ことなく、ゴルフクラブのヘッド重量を増加させることができ、しかも外観およ び打撃時のフィーリングが良好なゴルフクラブ用グリップに関する。
【0002】
ゴルフクラブは、ヘッド重量の重い方が打撃時のエネルギーが大きくなるため 、飛距離の向上が期待できる。
【0003】 しかし、単にヘッド重量を重くしただけでは、クラブのバランスが崩れて、ヘ ッド側に重心がかたよるため、打撃時にヘッドスピードが遅くなり、結果的には 飛距離を向上させることができない。
【0004】 そのため、バランスを崩すことなくヘッド重量を増加させる方法として、たと えばグリップ先端のシャフト部に鉛などからなる錘(おもり)を取り付ける方法 が提案されている。しかし、この方法による場合は、重心からの位置が近いため 、ヘッド重量の増加に対応するには、かなりの重量の錘を取り付けなければバラ ンスを適正に保つことができず、また取り付けが両面テープなどで行わなければ ならないため、取り付け得る重量に制限がある。
【0005】 また、グリップエンドに錘を取り付ける方法も提案されているが、この方法に よる場合は外観を悪くする上に、クラブを握った時に左手(右利きの場合)に錘 が当たるため、ワッグルした時や打撃時のフィーリングが著しく悪くなる。
【0006】 さらに、グリップの内部に錘を完全に埋め込む方法も提案されているが、この 方法による場合は重量の変更ができないため、ヘッド重量の微調整が必要とされ るクラブには適さない。
【0007】
上記のように、従来の錘付きゴルフクラブ用グリップは、外観、フィーリング 、バランスのいずれかまたはそれ以上において何らかの欠点があり、満足すべき ものは得られていない。
【0008】 したがって、本考案は、バランスを変えることなく、クラブのヘッド重量を増 加させることができ、かつ外観およびフィーリングが良好なゴルフクラブ用グリ ップを提供することを目的とする。
【0009】
本考案は、ゴルフクラブ用クラブのエンド部の中心部に、1〜50gの範囲内 で重量を変えることができる錘を、その終端を除いてグリップ内に埋入させるこ とによって取り付け、かつその周囲をショアーD硬度で10〜70にすることに よって、上記目的を達成したものである。
【0010】 上記のようにグリップのエンド部に錘を取り付けるにあたっては、ネジ(螺子 )式にすることが好ましい。すなわち、錘の外周面にネジを切り、グリップのエ ンド部の中心部に孔を設け、その孔の内周面に上記錘のネジに螺合するネジを切 っておき、錘をグリップのエンド部にネジ込むようにすれば、錘の取付状態が安 定し、かつ簡単に錘の重量を変えることができる。
【0011】 たとえば、錘自身の重量は金属の種類を変えることや錘の長さを変えることに よって行うことができ、この錘の取り替えによって、グリップのエンド部に取り 付ける錘の重量を変えることができる。
【0012】 そして、その錘の周囲、現実的にはグリップのエンド部は、錘の取付安定性を 高めるために、グリップ本体部に比べて硬度の高い樹脂などで構成することが好 ましく、具体的には硬度をショアーD硬度で10〜70にすることが必要であり 、特にショアーD硬度で30〜50が好ましい。また、このような硬度の高い樹 脂を使用することにより、ネジ切りも容易になる。
【0013】
本考案のグリップにおいては、錘をグリップのエンド部に取り付けているので 、クラブのヘッド重量を増加させても、クラブのバランスを崩すことがない。し たがって、本考案のグリップを用いることによって、バランスを崩すことなく、 クラブのヘッド重量を増加させることができ、飛距離を向上させることができる 。
【0014】 本考案のゴルフクラブ用グリップにおいては、錘をエンド部の中心部に取り付 け、錘の終端以外はグリップ内に埋入させているので、クラブを握った時に錘が 手に触れることがなく、したがって、打撃時のフィーリングが良好であり、また 外観も良好である。
【0015】
つぎに、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。ただし、本考案はそれ らの実施例のみに限定されるものではない。
【0016】 図1は本考案のゴルフクラブ用グリップの一実施例を示す断面図であり、図中 、1はグリップ本体部で、2はエンド部、3は錘である。
【0017】 グリップ本体部1は通常のグリップ同様にゴム組成物の加硫成形物で構成され 、エンド部2はショアーD硬度が10〜70の樹脂成形品で構成されている。そ して、このエンド部2の中心部には図3の(b)に示すように孔2aが設けられ 、その孔2aの内周面には雌ネジが切られ、錘3の外周面には上記エンド部2の 雌ネジに螺合する雄ネジが切られていて、上記エンド部2の中心部に錘3がネジ 込まれている。
【0018】 上記錘3は取り替えることにより、1〜50gの範囲内で重量を変えることが でき、その錘3の重量を変えるにあたっては、錘3の材質を変えるとか、長さを 変えることによって行われる。また、必要があれば、錘3の径やエンド部2の孔 2aの径を変えることもできる。
【0019】 本考案において、錘3の重量を1〜50gとしているのは、錘が1gより軽い 場合はバランスを保ちながらヘッド重量を大きくすることができず、したがって 、飛距離の向上が期待できず、また錘3が50gより重くなると、ヘッド重量を 200g以上にする必要があり、その結果、グリップの総重量が250gを超え るため、かえってヘッドスピードが遅くなってしまうからである。
【0020】 この錘3の材質としては、比重が大きく体積を小さくすることができることか ら鉛を用いることが多いが、それに限られることなく、ステンレス鋼、タングス テンなども用いることができる。
【0021】 本考案において、エンド部2の錘3を取り付けた部分の周囲をショアーD硬度 で10〜70にするが、これは硬度がショアーD硬度で10より低い場合は軟ら かくなりすぎ、また硬度がショアーD硬度で70より高くなると打撃時に手に感 じる衝撃が大きくなり、フィーリングが悪くなるからである。なお、このショア ーD硬度とはASTM−D−2240にしたがって測定した硬度をいう。
【0022】 グリップ本体部1とエンド部2との接合は、接着剤により接着することによっ て行われるが、その接合強度を高めるために、グリップ本体部1の終端部に図2 に示すように凹部1aを形成しておき、エンド部2には図3に示すようにそのグ リップ本体部1との接合側に突起2bを設けておき、グリップ本体部1とエンド 部2との接合面に接着剤を塗付し、エンド部2の突起2bをグリップ本体部1の 凹部1aに差し込んでエンド部2をグリップ本体部1に接合するのが好ましい。
【0023】 本考案においては、錘3をグリップのエンド部2の中心部にその終端を除いて グリップ内に埋入させることによって取り付けるが、これは錘3の終端がエンド 部2の終端と同一面上にあることは必ずしも要求されず、錘3の終端が外部から 直接接触可能になっていれば、錘3の終端がエンド部2の終端より少し内側に入 っていてもよい。
【0024】 つぎに、本考案のグリップと他のグリップについて、外観およびフィーリング について試験した結果を表1および表2に示す。
【0025】 上記試験にあたって使用したグリップは、構造的には3種類であって、図1、 図4および図5に示す構造のものであり、グリップの種類分けにあたって、図1 に示す構造のものをグリップ1、図4に示す構造のものをグリップ2、図5に示 す構造のものをグリップ3とする。
【0026】 ここで、図4および図5に示すグリップについて説明すると、図4に示すグリ ップはエンド部10も含めて全体をゴム組成物で一体に加硫成形したものであり 、図5に示すグリップはゴム製のグリップのエンド部10に鉛製の錘11をネジ 12で止めたものである。なお、図4および図5において、1は図1の場合同様 にグリップ本体部である。
【0027】 いずれのグリップにおいても、錘は鉛製で、その重量を何種類かに変え、また クラブのヘッドの重量も何種類かに変え、クラブ全体としてのバランスがDo( 14インチバランス計で測定した値)になるようにしている。また、グリップの エンド部の硬度も何種類かに変えている。
【0028】 試験にあたっては、各グリップをウッド1番クラブに装着し、100人に外観 および打撃時のフィーリングを評価させた。評価基準は下記の通りであり、評価 結果は100人の評価点の合計で示す。
【0029】外観: 1 … 違和感がなく、良好である。 0 … かなり違和感がある。
【0030】フィーリング: 2 … 良好である。 1 … 多少違和感があるが、許容できる範囲内である。 0 … かなり違和感がある。
【0031】 上記外観およびフィーリングの評価結果を100人の評価点の合計で表1およ び表2に示す。表1には本考案に属する実施品1〜5の評価結果について示し、 表2には本考案外の比較品1〜3の評価結果について示す。また、実施品1〜5 および比較品2のグリップのエンド部の作製に使用した樹脂組成物の配合は表2 の後にまとめて示す。
【0032】 また、上記の各グリップを装着したウッド1番クラブをツルーテンパー社製ス イングロボットに取り付け、ヘッドスピード45m/secでゴルフボール〔住 友ゴム工業社製のDDH TOUR SPECIAL(商品名)、ツーピースソ リッドゴルフボール〕を打撃し、飛距離(キャリー)を測定した。その結果を表 1および表2に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】グリップのエンド部作製用の樹脂組成物 配合例1 ショアーD硬度25 ミラクトランE180 100重量部 二酸化チタン 1重量部 カーボン 3重量部
【0036】 配合例2 ショアーD硬度45 サーリン8265 100重量部 二酸化チタン 1重量部 カーボン 3重量部
【0037】 配合例3 ショアーD硬度60 サーリン8528 100重量部 二酸化チタン 1重量部 カーボン 3重量部
【0038】 配合例4 ショアーD硬度74 ミラクトランE574 100重量部 二酸化チタン 1重量部 カーボン 3重量部
【0039】 上記配合の樹脂組成物をインジェクション成形で図3に示すようなエンド部2 を作製し、それに接着剤を塗布し、図2に示すグリップ本体部1に接合した。な お、サーリンはデュポン社製のアイオノマー樹脂の商品名Surlynの日本語 表示であり、ミラクトランは日本ミラクトラン社製の熱可塑性ウレタン樹脂の商 品名である。
【0040】 表1および表2に示す結果から明らかなように、本考案の実施品1〜5は、バ ランスを崩すことなく、ヘッド重量を増加することができ、飛距離を増加させる ことができた。また、本考案の実施品1〜5は外観、フィーリングとも良好であ ったが、比較品1〜3は何らかの点で欠点を有していた。
【0041】 すなわち、比較品1は、錘を取り付けていない通常のグリップであり、比較の 基準とするボールであるが、外観、フィーリングなどは良好であるものの、錘を 取り付けていないので、ヘッドの重量を増加させることができず、したがって飛 距離の向上が得られない。比較品2は、構造そのものは本考案のものと同様であ るが、エンド部の硬度がショアーD硬度で74と高すぎるため、フィーリングに 違和感があり、好ましくない。そして、比較例3は、錘全体が外部に出ているの で、外観、フィーリングとも違和感があって、好ましくない。
【0042】 これに対し、本考案の実施品1〜5は、錘が外部に突出していないで外観が良 好であり、また、その錘の周囲のエンド部が適正な硬度につくられているので、 フィーリングに関しても良好であり、もとより、バランスを崩すことなく、グリ ップに取り付けた錘の重量に応じてクラブのヘッド重量を増加させることができ 、その結果、比較例1との対比から明らかなように飛距離を向上させることがで きた。
【0043】
以上説明したように、本考案のグリップによれば、バランスを崩すことなく、 ヘッド重量を増加させることができ、それによって飛距離を向上させることがで きる。また、本考案のグリップは、外観、フィーリングとも良好である。
【提出日】平成5年8月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【0019】 本考案において、錘3の重量を1〜50gとしているのは 、錘が1gより軽い場合はバランスを保ちながらヘッド重量を大きくすることが できず、したがって、飛距離の向上が期待できず、また錘3が50gより重くな ると、バランスを保つためにヘッド重量を20g以上付加する必要があり、その 結果、クラブの総重量が70g以上付加されるため、かえってヘッドスピードが 遅くなってしまうからである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【0034】
【表2】
【図1】本考案のゴルフクラブ用グリップの一実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本考案のゴルフクラブ用グリップのグリップ本
体部の一例を示す斜視図である。
体部の一例を示す斜視図である。
【図3】本考案のゴルフクラブ用グリップのエンド部の
一例を示す図で、(a)はその平面図であり、(b)は
その断面図である。
一例を示す図で、(a)はその平面図であり、(b)は
その断面図である。
【図4】従来のゴルフクラブ用グリップの一例を示す断
面図である。
面図である。
【図5】従来の錘付きゴルフクラブ用グリップの一例を
示す側面図である。
示す側面図である。
1 グリップ本体部 2 エンド部 2a 孔 3 錘
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴルフクラブ用グリップにおいて、その
エンド部の中心部に、1〜50gの範囲内で重量を変え
ることができる錘を、その終端を除いてグリップ内に埋
入させることによって取り付け、かつその周囲をショア
ーD硬度で10〜70にしたことを特徴とするゴルフク
ラブ用グリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP042936U JPH077666U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ゴルフクラブ用グリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP042936U JPH077666U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ゴルフクラブ用グリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077666U true JPH077666U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12649906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP042936U Pending JPH077666U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ゴルフクラブ用グリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077666U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006204893A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-08-10 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブ |
| JP2012135482A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフクラブ |
| JP2012139403A (ja) * | 2010-12-29 | 2012-07-26 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフクラブ |
| JP5110724B1 (ja) * | 2012-04-13 | 2012-12-26 | 央 軽部 | グリップ構造体 |
| JP2017140382A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | イートン コーポレーションEaton Corporation | 柔軟な器具用グリップ |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP042936U patent/JPH077666U/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006204893A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-08-10 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブ |
| JP2012135482A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフクラブ |
| US8870676B2 (en) | 2010-12-27 | 2014-10-28 | Sri Sports Limited | Golf club |
| JP2012139403A (ja) * | 2010-12-29 | 2012-07-26 | Dunlop Sports Co Ltd | ゴルフクラブ |
| JP5110724B1 (ja) * | 2012-04-13 | 2012-12-26 | 央 軽部 | グリップ構造体 |
| JP2017140382A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | イートン コーポレーションEaton Corporation | 柔軟な器具用グリップ |
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