JPH0776674A - 剥離ライナ及び粘着部材 - Google Patents
剥離ライナ及び粘着部材Info
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- JPH0776674A JPH0776674A JP24887093A JP24887093A JPH0776674A JP H0776674 A JPH0776674 A JP H0776674A JP 24887093 A JP24887093 A JP 24887093A JP 24887093 A JP24887093 A JP 24887093A JP H0776674 A JPH0776674 A JP H0776674A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸湿による寸法変化や剥離剤等の塗布時にピ
ンホールを生じにくく、粘着部材とした場合の手切れ性
も良好で、必要ならば紙の再生によるリサイクルも可能
な紙基材系の剥離ライナを得ること。 【構成】 塩化ビニリデン系共重合体膜(2)又はゴム
状高分子膜を内側とする塩化ビニリデン系共重合体膜と
の重畳膜で片面又は両面を表面処理した紙基材(1)の
上に剥離性付与層(3)を有する剥離ライナ、及びかか
る剥離ライナで粘着層を被覆してなる粘着部材。 【効果】 長期の寸法安定性に優れ、シワやギャッピン
グ、テレスコーピングやトンネリング、ブロッキングな
どを生じにくい粘着部材が得られる。
ンホールを生じにくく、粘着部材とした場合の手切れ性
も良好で、必要ならば紙の再生によるリサイクルも可能
な紙基材系の剥離ライナを得ること。 【構成】 塩化ビニリデン系共重合体膜(2)又はゴム
状高分子膜を内側とする塩化ビニリデン系共重合体膜と
の重畳膜で片面又は両面を表面処理した紙基材(1)の
上に剥離性付与層(3)を有する剥離ライナ、及びかか
る剥離ライナで粘着層を被覆してなる粘着部材。 【効果】 長期の寸法安定性に優れ、シワやギャッピン
グ、テレスコーピングやトンネリング、ブロッキングな
どを生じにくい粘着部材が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸湿による寸法変化が
生じにくく、再生リサイクルによる地球資源の有効活用
や環境保護に有用な紙基材系の剥離ライナ、及びそれを
用いた粘着部材に関する。
生じにくく、再生リサイクルによる地球資源の有効活用
や環境保護に有用な紙基材系の剥離ライナ、及びそれを
用いた粘着部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着部材における粘着層の支持基
材や被覆層としての紙基材系の剥離ライナとしては、上
質紙やグラシン紙、クラフト紙等からなる紙、あるいは
紙をメラミン系樹脂やエポキシ系樹脂でコーティングし
たもの、ポリエチレンやポリエステル等のプラスチック
のフィルムをラミネートしたものの表面を剥離剤で処理
したものが知られていた。
材や被覆層としての紙基材系の剥離ライナとしては、上
質紙やグラシン紙、クラフト紙等からなる紙、あるいは
紙をメラミン系樹脂やエポキシ系樹脂でコーティングし
たもの、ポリエチレンやポリエステル等のプラスチック
のフィルムをラミネートしたものの表面を剥離剤で処理
したものが知られていた。
【0003】かかる紙基材系の剥離ライナは、特にクラ
フトテープやマスキングテープのバッキング材、両面粘
着テープや粘着シート、粘着ラベルなどにおける粘着面
に対する保護用剥離紙などとして多用されているが、温
度や湿度等の外気条件により吸湿状態が変わりやすく、
それにより寸法が種々変化して粘着部品にシワやギャッ
ピング、テレスコーピングやトンネリング、ブロッキン
グなどの様々な問題を発生させる原因となる難点があっ
た。
フトテープやマスキングテープのバッキング材、両面粘
着テープや粘着シート、粘着ラベルなどにおける粘着面
に対する保護用剥離紙などとして多用されているが、温
度や湿度等の外気条件により吸湿状態が変わりやすく、
それにより寸法が種々変化して粘着部品にシワやギャッ
ピング、テレスコーピングやトンネリング、ブロッキン
グなどの様々な問題を発生させる原因となる難点があっ
た。
【0004】そのため紙基材の調湿やエージング等の対
策が施されているが充分な改善策とはなっていない実情
である。またポリエチレンフィルム等をラミネートした
紙系基材にあっても、剥離剤や粘着剤の塗布時にピンホ
ールを発生することや粘着部材の手切れ性を低下させる
こと、再生によるリサイクルが困難であることなどの問
題点を有しており、満足できる紙基材系の剥離ライナの
提供が久しい課題となっている。
策が施されているが充分な改善策とはなっていない実情
である。またポリエチレンフィルム等をラミネートした
紙系基材にあっても、剥離剤や粘着剤の塗布時にピンホ
ールを発生することや粘着部材の手切れ性を低下させる
こと、再生によるリサイクルが困難であることなどの問
題点を有しており、満足できる紙基材系の剥離ライナの
提供が久しい課題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、吸湿による
寸法変化や剥離剤等の塗布時にピンホールを生じにく
く、粘着部材とした場合の手切れ性も良好で、必要なら
ば紙の再生によるリサイクルも可能な紙基材系の剥離ラ
イナを得ることを課題とする。
寸法変化や剥離剤等の塗布時にピンホールを生じにく
く、粘着部材とした場合の手切れ性も良好で、必要なら
ば紙の再生によるリサイクルも可能な紙基材系の剥離ラ
イナを得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩化ビニリデ
ン系共重合体膜又はゴム状高分子膜を内側とする塩化ビ
ニリデン系共重合体膜との重畳膜で片面又は両面を表面
処理した紙基材の上に剥離性付与層を有することを特徴
とする剥離ライナ、及びかかる剥離ライナで粘着層を被
覆してなることを特徴とする粘着部材を提供するもので
ある。
ン系共重合体膜又はゴム状高分子膜を内側とする塩化ビ
ニリデン系共重合体膜との重畳膜で片面又は両面を表面
処理した紙基材の上に剥離性付与層を有することを特徴
とする剥離ライナ、及びかかる剥離ライナで粘着層を被
覆してなることを特徴とする粘着部材を提供するもので
ある。
【0007】
【作用】塩化ビニリデン系共重合体膜で紙基材を表面処
理することにより、吸湿による寸法変化や剥離剤等の塗
布時にピンホールを生じにくく手切れ性も良好な紙基材
系の剥離ライナを得ることができる。また、塩化ビニリ
デン系共重合体膜と紙基材の間にゴム状高分子膜を介在
させることで寸法安定性等の前記特性をより向上させる
ことができる。さらに前記の表面処理層を所定厚とする
ことで水中での高速撹拌という簡単な操作にても離解で
き紙を再生してリサイクルに供することもできる。従っ
てかかる紙基材系の剥離ライナの使用により、シワやギ
ャッピング、テレスコーピングやトンネリング、ブロッ
キングなどを生じにくい粘着部材を得ることができる。
理することにより、吸湿による寸法変化や剥離剤等の塗
布時にピンホールを生じにくく手切れ性も良好な紙基材
系の剥離ライナを得ることができる。また、塩化ビニリ
デン系共重合体膜と紙基材の間にゴム状高分子膜を介在
させることで寸法安定性等の前記特性をより向上させる
ことができる。さらに前記の表面処理層を所定厚とする
ことで水中での高速撹拌という簡単な操作にても離解で
き紙を再生してリサイクルに供することもできる。従っ
てかかる紙基材系の剥離ライナの使用により、シワやギ
ャッピング、テレスコーピングやトンネリング、ブロッ
キングなどを生じにくい粘着部材を得ることができる。
【0008】
【実施例】本発明の剥離ライナは、塩化ビニリデン系共
重合体膜又はゴム状高分子膜を内側とする塩化ビニリデ
ン系共重合体膜との重畳膜で片面又は両面を表面処理し
た紙基材の上に剥離性付与層を有するものからなる。図
1、図2にその例を示した。1が紙基材、2が塩化ビニ
リデン系共重合体膜、3が剥離性付与層、4がゴム状高
分子膜である。
重合体膜又はゴム状高分子膜を内側とする塩化ビニリデ
ン系共重合体膜との重畳膜で片面又は両面を表面処理し
た紙基材の上に剥離性付与層を有するものからなる。図
1、図2にその例を示した。1が紙基材、2が塩化ビニ
リデン系共重合体膜、3が剥離性付与層、4がゴム状高
分子膜である。
【0009】紙基材としては、上質紙、グラシン紙、ク
ラフト紙などの従来に準じた紙を用いることができる。
厚さは、使用目的等に応じて適宜に決定してよいが、一
般には1mm以下、就中5〜500μmである。
ラフト紙などの従来に準じた紙を用いることができる。
厚さは、使用目的等に応じて適宜に決定してよいが、一
般には1mm以下、就中5〜500μmである。
【0010】塩化ビニリデン系共重合体膜は、塩化ビニ
リデンを主成分とする種々の共重合体を用いて形成する
ことができ、その共重合体としては一般に市販されてい
るもののいずれも用いうる。従って塩化ビニリデン以外
の共重合成分は、例えば塩化ビニルやアクリロニトリル
などの種々のものであってよい。
リデンを主成分とする種々の共重合体を用いて形成する
ことができ、その共重合体としては一般に市販されてい
るもののいずれも用いうる。従って塩化ビニリデン以外
の共重合成分は、例えば塩化ビニルやアクリロニトリル
などの種々のものであってよい。
【0011】好ましく用いうる塩化ビニリデン系共重合
体は、塩化ビニリデン単位の含有量が80〜92重量%
で、重量平均分子量が10万〜40万のものである。か
かる共重合体は、サランラテックスL−502,同L−
508(商品名、旭化成社製)などとして市販されてい
る。
体は、塩化ビニリデン単位の含有量が80〜92重量%
で、重量平均分子量が10万〜40万のものである。か
かる共重合体は、サランラテックスL−502,同L−
508(商品名、旭化成社製)などとして市販されてい
る。
【0012】前記において、塩化ビニリデン単位の含有
量が80重量%未満、あるいは重量平均分子量が10万
未満では、形成する塩化ビニリデン系共重合体膜にピン
ホールが発生しやすく、防湿効果が不充分で剥離ライナ
が寸法安定性に乏しい場合がある。一方、塩化ビニリデ
ン単位の含有量が92重量%を超えると脆くてピンホー
ルの発生しやすい膜が形成される場合があり、また重量
平均分子量が40万を超えると塗液としたとき、特にラ
テックスとしたときに粒子の造膜性が低下して防湿効果
に乏しい膜が形成される場合がある。
量が80重量%未満、あるいは重量平均分子量が10万
未満では、形成する塩化ビニリデン系共重合体膜にピン
ホールが発生しやすく、防湿効果が不充分で剥離ライナ
が寸法安定性に乏しい場合がある。一方、塩化ビニリデ
ン単位の含有量が92重量%を超えると脆くてピンホー
ルの発生しやすい膜が形成される場合があり、また重量
平均分子量が40万を超えると塗液としたとき、特にラ
テックスとしたときに粒子の造膜性が低下して防湿効果
に乏しい膜が形成される場合がある。
【0013】塩化ビニリデン系共重合体膜の形成は、塩
化ビニリデン系共重合体を前記の如くラテックスや溶剤
による溶液等の適宜な塗液形態とし、それを紙基材表面
あるいは紙基材表面のゴム状高分子膜の上に塗布して塗
膜とすることにより行うことができる。なお前記の塗液
形態としては通例、作業性や剥離ライナの品質等の点よ
りラテックスないしエマルジョンが好ましい。
化ビニリデン系共重合体を前記の如くラテックスや溶剤
による溶液等の適宜な塗液形態とし、それを紙基材表面
あるいは紙基材表面のゴム状高分子膜の上に塗布して塗
膜とすることにより行うことができる。なお前記の塗液
形態としては通例、作業性や剥離ライナの品質等の点よ
りラテックスないしエマルジョンが好ましい。
【0014】形成する塩化ビニリデン系共重合体膜の厚
さは、1〜20μmが好ましい。またかかる共重合体膜
は、その伸び率が10〜100%であるものが好まし
い。その厚さが1μm未満、あるいは伸び率が10%未
満では当該共重合体膜にピンホールが発生しやすくて防
湿効果が不充分となり、剥離ライナが寸法安定性に乏し
い場合がある。一方、その厚さが20μmを超えると剥
離ライナの剛性が大きくなりすぎてカール等により粘着
面より不必要に剥がれる場合があり、また伸び率が10
0%を超えると紙に塗布してロール状に巻き取った状態
でブロッキングが発生する場合がある。
さは、1〜20μmが好ましい。またかかる共重合体膜
は、その伸び率が10〜100%であるものが好まし
い。その厚さが1μm未満、あるいは伸び率が10%未
満では当該共重合体膜にピンホールが発生しやすくて防
湿効果が不充分となり、剥離ライナが寸法安定性に乏し
い場合がある。一方、その厚さが20μmを超えると剥
離ライナの剛性が大きくなりすぎてカール等により粘着
面より不必要に剥がれる場合があり、また伸び率が10
0%を超えると紙に塗布してロール状に巻き取った状態
でブロッキングが発生する場合がある。
【0015】本発明においてゴム状高分子膜は、ピンホ
ールのない剥離ライナの形成を目的に必要に応じ紙基材
表面の目止め材として設けられ、紙基材表面の凹凸が大
きい場合、その付設は特に有効である。従ってゴム状高
分子膜は、図2に例示の如く紙基材1と塩化ビニリデン
系共重合体膜2の間に設けられる。
ールのない剥離ライナの形成を目的に必要に応じ紙基材
表面の目止め材として設けられ、紙基材表面の凹凸が大
きい場合、その付設は特に有効である。従ってゴム状高
分子膜は、図2に例示の如く紙基材1と塩化ビニリデン
系共重合体膜2の間に設けられる。
【0016】ゴム状高分子膜の形成も、ゴム状高分子を
ラテックスや溶剤による溶液等の適宜な塗液形態とし、
それを紙基材表面に塗布して塗膜とすることにより行う
ことができる。なお塗液形態としては通例、作業性や剥
離ライナの品質等の点よりラテックスないしエマルジョ
ンが好ましい。
ラテックスや溶剤による溶液等の適宜な塗液形態とし、
それを紙基材表面に塗布して塗膜とすることにより行う
ことができる。なお塗液形態としては通例、作業性や剥
離ライナの品質等の点よりラテックスないしエマルジョ
ンが好ましい。
【0017】形成するゴム状高分子膜の厚さは、1〜2
0μmが好ましい。その厚さが1μmより薄いとピンホー
ルや欠陥部分が発生しやすくて剥離ライナが寸法安定性
に乏しい場合があり、20μmを超えると剥離ライナの
剛性が大きくなりすぎてカール等により粘着面より不必
要に剥がれる場合がある。
0μmが好ましい。その厚さが1μmより薄いとピンホー
ルや欠陥部分が発生しやすくて剥離ライナが寸法安定性
に乏しい場合があり、20μmを超えると剥離ライナの
剛性が大きくなりすぎてカール等により粘着面より不必
要に剥がれる場合がある。
【0018】ゴム状高分子膜の形成には、例えばクロロ
プレンゴム、ウレタン系ポリマー、アクリル系ポリマ
ー、SB系ゴムなどを用いることができる。また不飽和
カルボン酸エステル、芳香族ビニル化合物、不飽和カル
ボン酸、ビニルシアン化合物、脂肪族ジエン、ハロゲン
置換ビニル化合物、カルボン酸ビニルエステルなどから
なる単量体を1種又は2種以上用いて合成したポリマー
なども用いうる。
プレンゴム、ウレタン系ポリマー、アクリル系ポリマ
ー、SB系ゴムなどを用いることができる。また不飽和
カルボン酸エステル、芳香族ビニル化合物、不飽和カル
ボン酸、ビニルシアン化合物、脂肪族ジエン、ハロゲン
置換ビニル化合物、カルボン酸ビニルエステルなどから
なる単量体を1種又は2種以上用いて合成したポリマー
なども用いうる。
【0019】前記した不飽和カルボン酸エステルの具体
例としては、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸グリシジ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2
−ヒドロキシエチル、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレートなどが
あげられる。
例としては、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸グリシジ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2
−ヒドロキシエチル、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレートなどが
あげられる。
【0020】また芳香族ビニル化合物の具体例として
は、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼンなど
が、不飽和カルボン酸の具体例としては、アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸など
が、ビニルシアン化合物の具体例としては、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリルなどがあげられる。
は、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼンなど
が、不飽和カルボン酸の具体例としては、アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸など
が、ビニルシアン化合物の具体例としては、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリルなどがあげられる。
【0021】さらに脂肪族ジエンの具体例としては、ブ
タジエン、イソプレンなどが、ハロゲン置換ビニル化合
物の具体例としては、塩化ビニルなどが、カルボン酸ビ
ニルエステルの具体例としては、酢酸ビニルなどが、ビ
ニルアミド化合物の具体例としては、アクリルアミド、
N−メチロールアクリルアミドなどがあげられる。
タジエン、イソプレンなどが、ハロゲン置換ビニル化合
物の具体例としては、塩化ビニルなどが、カルボン酸ビ
ニルエステルの具体例としては、酢酸ビニルなどが、ビ
ニルアミド化合物の具体例としては、アクリルアミド、
N−メチロールアクリルアミドなどがあげられる。
【0022】前記の単量体からなるポリマーのラテック
スは、例えば1種又は2種以上の単量体を重合開始剤や
乳化剤を用いて公知の方式により乳化重合させる方法な
どの適宜な方法で得ることができる。塩化ビニリデン系
共重合体膜との密着性等の点より好ましく用いうるゴム
状高分子は、SBR等のブタジエン系ポリマ、(メタ)
アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系ポリマな
どである。
スは、例えば1種又は2種以上の単量体を重合開始剤や
乳化剤を用いて公知の方式により乳化重合させる方法な
どの適宜な方法で得ることができる。塩化ビニリデン系
共重合体膜との密着性等の点より好ましく用いうるゴム
状高分子は、SBR等のブタジエン系ポリマ、(メタ)
アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系ポリマな
どである。
【0023】なお本発明においては、2種以上のラテッ
クスを混合するなどして2種以上のゴム状高分子が混在
した塗膜とすることもできるが、好ましいゴム状高分子
膜は、柔らかなものであり就中、伸び率が10%以上、
特に100%以上のものである。ゴム状高分子膜が固す
ぎると割れによるピンホールが発生しやすくて剥離ライ
ナが寸法安定性に乏しくなる場合があり、また剛性のア
ップで粘着面より不必要に剥離する場合がある。
クスを混合するなどして2種以上のゴム状高分子が混在
した塗膜とすることもできるが、好ましいゴム状高分子
膜は、柔らかなものであり就中、伸び率が10%以上、
特に100%以上のものである。ゴム状高分子膜が固す
ぎると割れによるピンホールが発生しやすくて剥離ライ
ナが寸法安定性に乏しくなる場合があり、また剛性のア
ップで粘着面より不必要に剥離する場合がある。
【0024】本発明において、水中での高速撹拌という
簡単な操作による良好な離解性の付与、従ってトラブル
のないスムーズな抄紙性をもたせる点よりは塩化ビニリ
デン系共重合体膜の厚さを1〜7μm、就中2〜5μmと
することが好ましい。また必要に応じて設けられるゴム
状高分子膜の厚さは、1〜10μm、就中1〜7μm、特
に2〜5μmが好ましい。
簡単な操作による良好な離解性の付与、従ってトラブル
のないスムーズな抄紙性をもたせる点よりは塩化ビニリ
デン系共重合体膜の厚さを1〜7μm、就中2〜5μmと
することが好ましい。また必要に応じて設けられるゴム
状高分子膜の厚さは、1〜10μm、就中1〜7μm、特
に2〜5μmが好ましい。
【0025】なお本発明においては、塩化ビニリデン系
共重合体膜、ゴム状高分子膜には、必要に応じて例えば
炭酸カルシウム、クレー、タルク、シリカの如き充填剤
やその分散剤、増粘剤、粘着付与剤、可塑剤などの適宜
な添加剤を混入させることができる。
共重合体膜、ゴム状高分子膜には、必要に応じて例えば
炭酸カルシウム、クレー、タルク、シリカの如き充填剤
やその分散剤、増粘剤、粘着付与剤、可塑剤などの適宜
な添加剤を混入させることができる。
【0026】塩化ビニリデン系共重合体膜の上に設ける
剥離性付与層の厚さは、従来に準じることができる。従
って10μm以下、就中0.05〜5μmが一般的であ
る。剥離性付与層の形成は、長鎖アルキル系剥離剤やフ
ッ素系剥離剤などの適宜な剥離剤を用いて形成してよ
く、就中シリコーン系剥離剤が好ましく用いられる。
剥離性付与層の厚さは、従来に準じることができる。従
って10μm以下、就中0.05〜5μmが一般的であ
る。剥離性付与層の形成は、長鎖アルキル系剥離剤やフ
ッ素系剥離剤などの適宜な剥離剤を用いて形成してよ
く、就中シリコーン系剥離剤が好ましく用いられる。
【0027】そのシリコーン系剥離剤についても、溶液
タイプやエマルジョンタイプ、無溶剤タイプなどの熱硬
化型のもの、紫外線や電子線等による放射線硬化型のも
のなどの適宜なものを用いうるが、就中、塩化ビニリデ
ン系共重合体膜との密着性やピンホールの発生防止等の
点より放射線硬化型シリコーン系剥離剤が好ましい。放
射線硬化型シリコーン系剥離剤については、RC−72
6、RC−705、RC−711、RC−704、UV
−9300、UV−2775(何れも商品名、コールド
シュミット社製又は東レシリコーン社製)などの市販品
がある。
タイプやエマルジョンタイプ、無溶剤タイプなどの熱硬
化型のもの、紫外線や電子線等による放射線硬化型のも
のなどの適宜なものを用いうるが、就中、塩化ビニリデ
ン系共重合体膜との密着性やピンホールの発生防止等の
点より放射線硬化型シリコーン系剥離剤が好ましい。放
射線硬化型シリコーン系剥離剤については、RC−72
6、RC−705、RC−711、RC−704、UV
−9300、UV−2775(何れも商品名、コールド
シュミット社製又は東レシリコーン社製)などの市販品
がある。
【0028】本発明の粘着部材は、その粘着層を上記し
た剥離ライナで被覆したものである。その例を図3、図
4に示した。5が剥離ライナ、6が粘着層である。図3
では剥離ライナ5を粘着層6の支持基材として用いてお
り、図4では支持基材7上に設けた粘着層6を被覆保護
するセパレータ5として用いている。なお剥離ライナは
その剥離性付与層を介して粘着面に適用される。適用対
象の粘着層については、特に限定はなく、アクリル系粘
着剤やゴム系粘着剤などの適宜な粘着性物質からなって
いてよい。
た剥離ライナで被覆したものである。その例を図3、図
4に示した。5が剥離ライナ、6が粘着層である。図3
では剥離ライナ5を粘着層6の支持基材として用いてお
り、図4では支持基材7上に設けた粘着層6を被覆保護
するセパレータ5として用いている。なお剥離ライナは
その剥離性付与層を介して粘着面に適用される。適用対
象の粘着層については、特に限定はなく、アクリル系粘
着剤やゴム系粘着剤などの適宜な粘着性物質からなって
いてよい。
【0029】実施例1 バーコータにてクラフト紙の片表面にSBRラテックス
を塗布して厚さ4μm、伸び率1200%のゴム状高分
子膜を形成したのち、その上に塩化ビニリデン系共重合
体ラテックスを塗布して厚さ1.5μm、伸び率23%
の塩化ビニリデン系共重合体膜を形成した。ついで、そ
の塩化ビニリデン系共重合体膜の上に放射線硬化型シリ
コーン系剥離剤を塗布し、3Mradの電子線で硬化させ
て厚さ1μmの剥離性付与層を形成して剥離ライナを得
た。なお前記の塩化ビニリデン系共重合体は、塩化ビニ
リデン単位を83重量%含有する重量平均分子量12万
のものである。
を塗布して厚さ4μm、伸び率1200%のゴム状高分
子膜を形成したのち、その上に塩化ビニリデン系共重合
体ラテックスを塗布して厚さ1.5μm、伸び率23%
の塩化ビニリデン系共重合体膜を形成した。ついで、そ
の塩化ビニリデン系共重合体膜の上に放射線硬化型シリ
コーン系剥離剤を塗布し、3Mradの電子線で硬化させ
て厚さ1μmの剥離性付与層を形成して剥離ライナを得
た。なお前記の塩化ビニリデン系共重合体は、塩化ビニ
リデン単位を83重量%含有する重量平均分子量12万
のものである。
【0030】次に、前記剥離ライナのクラフト紙面にS
IS系ホットメルト粘着剤を40g/m塗布し、それを
ロール状に巻回してクラフト粘着テープを得た。
IS系ホットメルト粘着剤を40g/m塗布し、それを
ロール状に巻回してクラフト粘着テープを得た。
【0031】実施例2 実施例1に準じて、厚さ3μmのゴム状高分子膜と厚さ
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
【0032】実施例3 実施例1に準じて、厚さ5μmのゴム状高分子膜と厚さ
5μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
5μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
【0033】実施例4 実施例1に準じて、厚さ2μmのゴム状高分子膜と厚さ
10μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ラ
イナとクラフト粘着テープを得た。
10μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ラ
イナとクラフト粘着テープを得た。
【0034】実施例5 実施例1に準じて、厚さ5μmのゴム状高分子膜と厚さ
15μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ラ
イナとクラフト粘着テープを得た。
15μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ラ
イナとクラフト粘着テープを得た。
【0035】実施例6 実施例1に準じて、厚さ6μmのゴム状高分子膜と厚さ
2μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
2μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
【0036】実施例7 実施例1に準じて、厚さ5μmのゴム状高分子膜と厚さ
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
【0037】実施例8 実施例1に準じて、厚さ15μmのゴム状高分子膜と厚
さ2μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ラ
イナとクラフト粘着テープを得た。
さ2μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ラ
イナとクラフト粘着テープを得た。
【0038】実施例9〜16 SBRラテックスに代えてアクリル系エマルジョンを用
いたほかは実施例1〜8に準じて剥離ライナとクラフト
粘着テープを得た。
いたほかは実施例1〜8に準じて剥離ライナとクラフト
粘着テープを得た。
【0039】実施例17 NBRラテックスを用いて厚さ3μm、伸び率1500
%のゴム状高分子膜を形成したほかは実施例2に準じて
剥離ライナとクラフト粘着テープを得た。
%のゴム状高分子膜を形成したほかは実施例2に準じて
剥離ライナとクラフト粘着テープを得た。
【0040】実施例18 ウレタン系エマルジョンを用いて厚さ3μm、伸び率2
50%のゴム状高分子膜を形成したほかは実施例2に準
じて剥離ライナとクラフト粘着テープを得た。
50%のゴム状高分子膜を形成したほかは実施例2に準
じて剥離ライナとクラフト粘着テープを得た。
【0041】実施例19 実施例2に準じて厚さ3μmのゴム状高分子膜と、厚さ
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を形成したのち、
その塩化ビニリデン系共重合体膜の表面をコロナ放電処
理し、その上に熱硬化型シリコーン系剥離剤を塗布して
130℃で30秒間加熱し硬化させて厚さ1μmの剥離
性付与層を形成し剥離ライナを得、それを用いて実施例
1に準じクラフト粘着テープを得た。
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を形成したのち、
その塩化ビニリデン系共重合体膜の表面をコロナ放電処
理し、その上に熱硬化型シリコーン系剥離剤を塗布して
130℃で30秒間加熱し硬化させて厚さ1μmの剥離
性付与層を形成し剥離ライナを得、それを用いて実施例
1に準じクラフト粘着テープを得た。
【0042】実施例20〜27 塩化ビニリデン単位を85重量%含有する重量平均分子
量12万の塩化ビニリデン系共重合体ラテックスを用い
て塩化ビニリデン系共重合体膜(伸び率18%)を形成
したほかは実施例1〜8に準じて、剥離ライナとクラフ
ト粘着テープを得た。
量12万の塩化ビニリデン系共重合体ラテックスを用い
て塩化ビニリデン系共重合体膜(伸び率18%)を形成
したほかは実施例1〜8に準じて、剥離ライナとクラフ
ト粘着テープを得た。
【0043】実施例28 実施例1と同じ塩化ビニリデン系共重合体ラテックスを
用いてグラシン紙の両面に厚さ3μm、伸び率29%の
塩化ビニリデン系共重合体膜を形成し、その上に紫外線
硬化型シリコーン系剥離剤を塗布し紫外線で硬化させて
厚さ1μmの剥離性付与層を両面に形成して剥離ライナ
を得、その片面にアクリル系粘着剤層を設けてロール状
に巻回して両面粘着テープを得た。
用いてグラシン紙の両面に厚さ3μm、伸び率29%の
塩化ビニリデン系共重合体膜を形成し、その上に紫外線
硬化型シリコーン系剥離剤を塗布し紫外線で硬化させて
厚さ1μmの剥離性付与層を両面に形成して剥離ライナ
を得、その片面にアクリル系粘着剤層を設けてロール状
に巻回して両面粘着テープを得た。
【0044】実施例29 晒クラフト紙の両面に、アクリル系エマルジョンを塗布
して厚さ7μm、伸び率980%のゴム状高分子膜を形
成し、その上に実施例20と同じ塩化ビニリデン系共重
合体ラテックスを用いて厚さ5μmの塩化ビニリデン系
共重合体膜を形成したのち、その上に放射線硬化型シリ
コーン系剥離剤を塗布し、2.5Mradの電子線で硬化
させて厚さ1μmの剥離性付与層を形成して両面剥離ラ
イナを得、その片面に実施例1に準じSIS系ホットメ
ルト粘着剤層を設けて両面粘着テープを得た。
して厚さ7μm、伸び率980%のゴム状高分子膜を形
成し、その上に実施例20と同じ塩化ビニリデン系共重
合体ラテックスを用いて厚さ5μmの塩化ビニリデン系
共重合体膜を形成したのち、その上に放射線硬化型シリ
コーン系剥離剤を塗布し、2.5Mradの電子線で硬化
させて厚さ1μmの剥離性付与層を形成して両面剥離ラ
イナを得、その片面に実施例1に準じSIS系ホットメ
ルト粘着剤層を設けて両面粘着テープを得た。
【0045】比較例1 塩化ビニリデン単位を90重量%含有する重量平均分子
量13万の塩化ビニリデン系共重合体ラテックスを用い
て厚さ1.5μm、伸び率3%の塩化ビニリデン系共重
合体膜を形成したほかは実施例1に準じて剥離ライナと
クラフト粘着テープを得た。
量13万の塩化ビニリデン系共重合体ラテックスを用い
て厚さ1.5μm、伸び率3%の塩化ビニリデン系共重
合体膜を形成したほかは実施例1に準じて剥離ライナと
クラフト粘着テープを得た。
【0046】比較例2 比較例1に準じて、厚さ3μmのゴム状高分子膜と厚さ
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
3μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
【0047】比較例3 比較例1に準じて、厚さ5μmのゴム状高分子膜と厚さ
5μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
5μmの塩化ビニリデン系共重合体膜を有する剥離ライ
ナとクラフト粘着テープを得た。
【0048】比較例4 ゴム状高分子膜を設けないほかは実施例29に準じて両
面剥離ライナと両面粘着テープを得た。
面剥離ライナと両面粘着テープを得た。
【0049】評価試験 実施例、比較例で得た剥離ライナ又は粘着テープにつき
下記の特性を調べた。 保存性 35℃、80RH%の雰囲気中に7日間放置後、それを
23℃、65RH%の雰囲気中に1日間保存した粘着テ
ープについて、剥離ライナのシワ、テープのギャッピン
グを観察し、全く異状が認められない場合を優、シワ、
ギャッピングの程度が大きくて商品価値のないものを不
可として、優、良、可、不可の4段階で評価した。
下記の特性を調べた。 保存性 35℃、80RH%の雰囲気中に7日間放置後、それを
23℃、65RH%の雰囲気中に1日間保存した粘着テ
ープについて、剥離ライナのシワ、テープのギャッピン
グを観察し、全く異状が認められない場合を優、シワ、
ギャッピングの程度が大きくて商品価値のないものを不
可として、優、良、可、不可の4段階で評価した。
【0050】離解性 剥離ライナをTAPPI式離解試験機で10分間撹拌し
た時点における、剥離ライナの離解状態を観察し、良好
に離解されている場合を優、大きな塊がある場合を不可
として、優、良、可、不可の4段階で評価した。
た時点における、剥離ライナの離解状態を観察し、良好
に離解されている場合を優、大きな塊がある場合を不可
として、優、良、可、不可の4段階で評価した。
【0051】トンネリング(TP)性 両面粘着テープ(400mm×400mm)を同じ大きさのアルミ
ニウム板に圧着し、これを35℃、80RH%の雰囲気
中に1日間放置してそのトンネリングの状態を観察し、
全く異状が認められない場合を優、トンネリングの程度
が大きくて商品価値のないものを不可として、優、良、
可、不可の4段階で評価した。
ニウム板に圧着し、これを35℃、80RH%の雰囲気
中に1日間放置してそのトンネリングの状態を観察し、
全く異状が認められない場合を優、トンネリングの程度
が大きくて商品価値のないものを不可として、優、良、
可、不可の4段階で評価した。
【0052】前記の結果を表1、表2、表3、表4に示
した。なお表中の×は不可を意味する。
した。なお表中の×は不可を意味する。
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】なお実施例28,29のものはトンネリン
グテストにも異状を示さなかったが、比較例4のものは
悪い結果であった。また比較例1,2,3では塩化ビニ
リデン系共重合体膜に多数のピンホールが発生し、粘着
テープにシワ、ギャッピングが発生した。
グテストにも異状を示さなかったが、比較例4のものは
悪い結果であった。また比較例1,2,3では塩化ビニ
リデン系共重合体膜に多数のピンホールが発生し、粘着
テープにシワ、ギャッピングが発生した。
【0057】
【発明の効果】本発明の剥離ライナは、塩化ビニリデン
系共重合体膜で表面処理したので、紙基材でありながら
吸湿による寸法変化が少なくて長期の寸法安定性に優れ
ると共に、良好な手切れ性を有している。さらに水中で
の高速撹拌という簡単な操作にても離解できて紙の再生
によるリサイクルが可能な特性ももたせることができ
る。従ってかかる紙基材系の剥離ライナにより、シワや
ギャッピング、テレスコーピングやトンネリング、ブロ
ッキングなどを生じにくい粘着部材を得ることができ
る。
系共重合体膜で表面処理したので、紙基材でありながら
吸湿による寸法変化が少なくて長期の寸法安定性に優れ
ると共に、良好な手切れ性を有している。さらに水中で
の高速撹拌という簡単な操作にても離解できて紙の再生
によるリサイクルが可能な特性ももたせることができ
る。従ってかかる紙基材系の剥離ライナにより、シワや
ギャッピング、テレスコーピングやトンネリング、ブロ
ッキングなどを生じにくい粘着部材を得ることができ
る。
【図1】剥離ライナを例示した断面図
【図2】他の剥離ライナを例示した断面図
【図3】粘着部材を例示した断面図
【図4】他の粘着部材を例示した断面図
1:紙基材 2:塩化ビニリデン系共重合体膜
3:剥離性付与層 4:ゴム状高分子膜 5:剥離ライナ 6:粘着層
7:支持基材
3:剥離性付与層 4:ゴム状高分子膜 5:剥離ライナ 6:粘着層
7:支持基材
Claims (6)
- 【請求項1】 塩化ビニリデン系共重合体膜で片面又は
両面を表面処理した紙基材の上に剥離性付与層を有する
ことを特徴とする剥離ライナ。 - 【請求項2】 ゴム状高分子膜を内側とする塩化ビニリ
デン系共重合体膜との重畳膜で片面又は両面を表面処理
した紙基材の上に剥離性付与層を有することを特徴とす
る剥離ライナ。 - 【請求項3】 ゴム状高分子膜がアクリル系又はSBR
系のラテックス塗膜からなり、その厚さが1〜20μm
である請求項2に記載の剥離ライナ。 - 【請求項4】 塩化ビニリデン系共重合体膜が塩化ビニ
リデン単位を80〜92重量%含有する重量平均分子量
10万〜40万の共重合体の、厚さが1〜20μmで伸
び率が10〜100%のラテックス塗膜からなり、剥離
性付与層が放射線硬化型シリコーン系剥離剤からなる請
求項1〜3に記載の剥離ライナ。 - 【請求項5】 塩化ビニリデン系共重合体膜の厚さが1
〜7μmであり、ゴム状高分子膜を有するときにはその
厚さが1〜10μmである紙再生性の請求項4に記載の
剥離ライナ。 - 【請求項6】 粘着層を請求項1〜5に記載の剥離ライ
ナで被覆してなることを特徴とする粘着部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24887093A JPH0776674A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 剥離ライナ及び粘着部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24887093A JPH0776674A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 剥離ライナ及び粘着部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0776674A true JPH0776674A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=17184652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24887093A Pending JPH0776674A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 剥離ライナ及び粘着部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0776674A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006328289A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Nitto Denko Corp | 両面粘着テープ又はシートの製造方法および両面粘着テープ又はシート |
| KR100980827B1 (ko) * | 2002-01-23 | 2010-09-10 | 지이 에너지 (유에스에이) 엘엘씨 | 내화제로 보호되고 교체가능한 가스화장치용 삽입물 |
| JP2011094057A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Nitto Denko Corp | 剥離ライナー付き粘着シート |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP24887093A patent/JPH0776674A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100980827B1 (ko) * | 2002-01-23 | 2010-09-10 | 지이 에너지 (유에스에이) 엘엘씨 | 내화제로 보호되고 교체가능한 가스화장치용 삽입물 |
| JP2006328289A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Nitto Denko Corp | 両面粘着テープ又はシートの製造方法および両面粘着テープ又はシート |
| JP2011094057A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Nitto Denko Corp | 剥離ライナー付き粘着シート |
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